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マンスリー前科者通信

1749ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:04:00
23 ■マッチポンプ

昨日よりコメ欄でも、橋下氏の慰安婦をめぐる発言が話題になっていますね。
私の意見は一昨日のコメ欄(#19〜21)に長文を書いてスルーされたところ(笑)なので繰り返しませんが、2ちゃんねるで面白い記事を見つけたので下記にまとめ記事の方をご紹介します。

【速報】 米国による橋下批判は朝日新聞による自作自演だった!!
http://fullbokko.2chblog.jp/archives/27125370.html

記者が代表して日本の正当性を訴えるわけではなく、逆に火をつけて回る様子は相変わらずで、本当に腹立たしい限りです。

>オランド仏大統領、ユーロ圏経済政府の創設を主張

ああ、本日エントリーに関連するまとめ記事も、ついでに下記にご紹介。

【フランス】「経済再建、日本に学べ」…金融緩和策にオランド大統領
http://pika2.livedoor.biz/archives/4467813.html

#21 tako1463 さん

>温度差がある。

温泉だけにかぁ(笑)

ポルシェ万次郎 2013-05-18 19:20:27

1750ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:04:18
19 ■「おれはいつも傍観者よ・・・ なにもできねえ なにもしてやれねえ」 1/2

>皆様は、今回のわたくしの結論をどのようにご評価いただけるでしょうか

参院選への出馬見送りは英断だと思います。
理由の一つ目は仰るようにリソースを振り分ける優先順位の問題、二つ目は今後もさらに地上波でのテレビ出演を重ね、自民党に追い風など吹かなくても余裕を持って当選できる環境を待った方がいいと思うからです。

当選した際のメリットは、秘書の数を増やすことで、編集が手間なビデオレター等々の映像の発信機会が増えることくらいでしょうか。

デフレとは|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11535868847.html

上記は三橋氏の著作やブログスタイルにに影響を受けたと思われる方の経済ブログで、最新のエントリーになります(近々初の著作を出されるとのこと)。
グラフ「先進国政府支出増加率比較(2000年→2012年)」などは特に秀逸で、財政問題があるから公共事業費や防衛費に支出できないのではなく、デフレギャップを抱えているのに公共事業費や防衛費への支出を増やさないでいるから、いつまで経っても財政問題が解決しないことがひと目で分かります。

三橋氏には政治家やコメンテーターはもちろんのこと、こうした在野の有為な人材に対し、情報の上流として影響力を行使することが国益に資すると私は考えます。

>わたくし以上に「日本国」のために真摯に活動されておられ、
>尊敬申し上げるある方を「全国比例」において全面的に
>支援させて頂くつもりでございます

その人物とは……、青山繁晴氏に13,000点!

ポルシェ万次郎 2013-05-27 09:45:09

1751ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:04:41
21 ■「おれはいつも傍観者よ・・・ なにもできねえ なにもしてやれねえ」 2/2

「週刊新潮」の最新号の名物コラムがいずれも秀逸だったので、私の記憶に残っている要約を下記に紹介します。

藤原正彦「国連では、人口が3万人足らずのモナコと12億人のインドが同等の権利、同じ一票が与えられている。モナコ人1人に対し、インド人4万人が同じ一票という計算になるが、これは単純な人口比ではなく、国ごとに一票を割り当てる考えで、日本に当てはめるなら都道府県ごとに一票を割り当てていることになる」

高山正之「古来より、戦場に美学を持っていた日本人は、略奪、強姦、奴隷を許さなかった。ヒラリーは自国の歴史が略奪、強姦、奴隷で成り立った事実を知っている。日本人の高いモラルに嫉妬しているだけだ」

前者は一票の格差について、後者はいわゆる「慰安婦」の問題について論じられています。

女性が無条件に男性の性欲の捌け口であることは決してないが、風俗嬢が男性の性欲の捌け口となることで相応の対価を得ているのは事実でしょう。
売春は当時合法であったという事実、現在は売春が違法であるもそれに準ずる風俗サービスは国内で認められているという事実、それらに関して違法行為が行われないよう行政が当時も今も『関与』しているという事実を踏まえ、必要であれば風俗産業の是非について国民的な議論を行えばいいけれど、今回はそういった問題提起ではないようですね。

ただまあ、他の国は当時どうであったか、現在どうであるかなど、相対化することも議論の上では重要となります。
アメリカ国務省の年次報告書でも、『韓国は強制売春や強制労働の被害に遭う男女らの供給地』になっていると認定してもいます。

これまでの人生で順調に、青春時代の恋愛で相思相愛、結婚、出産を経てきた者には分からない、「性的弱者」として誰からも承認されないことへの絶望、不満についてをきちんケアしてあげるべきです。
近頃は身体障害者専用のデリバリーヘルスなどもあるようですが、それらは本当に根絶すべき絶対悪なのか、原理主義的に自分の嫌いなものを道徳的高みに立って弾圧しようとしてはいまいか、善行を保持できるのはその人の人格や資質の他に、それまでの境遇や環境が恵まれていたからという、一連の慰安婦問題を一見変わった視点で私は考えています。

ポルシェ万次郎 2013-05-27 09:45:32

1752ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:05:00
13 ■「公共事業はカンフル剤」などと言われているが、金融緩和の方こそカンフル剤のように思う。 1/2

公共事業や社会資本整備といったものは、デフレ期の今はもちろん、インフレ期でも必要であればやり続けなければいけません。
今だと「カンフル剤」ではなく、「食事」「点滴」「輸血」と表現した方がいいでしょうね。

>【施 光恒】猪瀬都知事「標準時2時間前倒し」提案
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/05/31/se-14/

あの大前研一氏ですら、それは実現困難だろうとメルマガに書かれていました。
大前氏はその昔、北海道だけ2時間時計を早め、札幌をアジアの金融センターにしようとか言っていて感銘を受けた私ですが、今ではそういった「いちかばちか」「押して駄目なら引いてみよう」系の政策にすっかり興味を無くしてしまった次第です。
オーソドックスに政府支出をガンガン増やし、やることやってからにしろという話だと思います。

あの国連事務総長(韓国人)が横浜市で朝日新聞との単独会見に応じていたようです。

 来日中の潘基文(パンギムン)国連事務総長は2日、
 旧日本軍の慰安婦を「必要だった」などとした日本維新の会の
 橋下徹共同代表の発言や釈明について「国際社会は納得しない」と批判した。
 日本の政治家による靖国神社参拝にも懸念を表明。
 日中韓の共生のためにも「過去の歴史への正しい理解」を求めた。

朝日新聞デジタル:「国際社会は納得しない」 国連事務総長、橋下氏を批判
http://www.asahi.com/international/update/0603/TKY201306020254.html

そもそもの火付け役の朝日新聞に呼応し、国連の事務総長が直々に内政干渉を行っている事実は重いです。
わざわざ一新聞社の単独会見に応じるだなんて、事務総長の役職とはそれほど暇なのでしょうか?

歴代最悪の事務総長と言わざるを得ない……というか、事実としてそう評価されているわけですが、自国の利害が絡む問題ではなおさら発言を自制し、関係国に影響が及ばないよう慎むのが常識、日本側は発言を撤回するよう求めるべきかと思います。

ポルシェ万次郎 2013-06-04 12:45:06

1753ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:06:22
14 ■「公共事業はカンフル剤」などと言われているが、金融緩和の方こそカンフル剤のように思う。 2/2

倉山満氏の憲法観を参考に、私なりに「占領憲法改正(部分改正)と自主憲法制定(帝国憲法をベースとした全面改正)への道筋」を考え、まずは部分改正の選択肢を整理してみました。

1.憲法7条4号の改正(誤字の修正)
2.憲法7条4号と96条の改正(発議要件の緩和)
3.憲法7条4号と96条の改正、憲法9条2項の停止(現実との乖離を是正)
4.憲法7条4号と96条の改正、憲法9条2項と前文の停止(精神を蝕む悪文の抹殺)

上記4択のいずれを選ぶのか、或いは「1」から「4」を段階的に進めるのかを論点とします。

まずは国民投票の練習として「1」の発議を行うことに、原理主義的護憲論者(敗戦利得者)以外からの反発は少ないと思われます。
一気に「4」まで進めるのが理想ですが、これら占領憲法の部分改正を経たのちに、自主憲法の制定を実現させるのがベストではないでしょうか?

大学では教えられない歴史講義 憲法七条改正議連(笑) 憲政史研究者・倉山満の砦
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=841

※「公示」とは、日本国憲法第7条を根拠に内閣の助言と承認によって行なう天皇の国事行為の1つ。国会議員の総選挙に対して使う言葉であるが、衆議院の総選挙だけでなく、3年ごと半数改選の参議院通常選挙についても「公示」と言う。しかしながら、衆参同日選挙でも参議院に半数は国会議員が残るため、7条の4号に「総選挙」とあるのは誤り、「総」の一文字は明確な誤字と言える。

今、2013年6月の現段階において、4つの選択肢の中のいずれなら国民投票で過半数を取れると思いますか?
将来、国会で改正が発議されたとして、意外にも「2」の国民投票(および安倍案)で失敗する可能性まで考え、控えめに「1」からやってみるか、或いは「3」か「4」でやってみて、駄目だったなら少し譲歩した体裁で「2」をやり直す口実にするだとか、色々なバリエーションが考えられます。

皆さんはどう思われるでしょうか?

ザ・ワイズメン3(倉山氏、上念氏らがレスラーとして登場)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20997213

ギャグのクオリティが上がっています(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-06-04 12:45:32

1754ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:06:45
32 ■♪迷いなき 覚悟に喝采を! 1/3

>本日月曜日、21時からテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に
>出演します。テーマは「中国」

また中国人スパイの喧しい論客とか、堂々と出演するのでしょうかねぇ。
以下、青木直人氏のブログの秀逸なエントリーをご紹介しておきます。

●間われているのは「朝鮮人を殺せ!」という乱暴なスローガンに留まるものではない。日本国民のなかにある在特会への批判。これは理解できるものであり、言葉の暴力性は批判されていい。だが、同時にそこに、もうひとつ、マスコミ批判と不信が同居していることも承認すべきなのである。それでなければ、今回もまた表面的な綺麗ごとだけの話で終わり、問題の真の解決にはならないだろう。

●今のワイドショーや報道番組を見ればいい。 スタジオでのゲストたちの予定調和なコメントと番組最後の視聴者アンケートの落差は可哀想なほどである。彼ら「言論人」たちのコトバは浮いており、すでに賞味期限は切れている。メディアは日本人のナショナリズムを舐めていたのではないのか。11年前の北朝鮮の日本人拉致事件の発覚がターニング・ポイントだったのに。

●「朝生」は罪深い。かつては、ゲストに中国人民解放軍のインテリジェンスまでが登場していたからだ。スパイが出演していたのである。この中国人は横田基地で米軍の情報収集をし、その後本国に逃亡した人物だったが、ナント、番組では、日本人に向かって「歴史の反省が足りない!」と非難を加えたのであった。中国のスパイが日本のテレビで、画面の前にいる日本人視聴者をぼろくそにバッシングする光景。そればかりではない。なさけないのは、辛スゴの時と同じように、それを贖罪派「文化人」たちがうなずきながらひたすら聞き入っていたことだ。

「朝生」の古いビデオ - 青木直人BLOG 2013年06月02日08:21
http://aoki.trycomp.com/2013/06/post-509.html

ポルシェ万次郎 2013-06-10 15:26:24

1755ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:07:03
33 ■♪迷いなき 覚悟に喝采を! 2/3

>日本はデフレ問題だけで15年間、「戦後レジーム」という意味であれば
>70年近くも間違いを続けてきたのです。これを、半年やそこらで
>修正できるはずがありません。(青山さんは、四半世紀かかると仰っていました)

これを「革命的」に前進させるための、悲観的な中野ホサ官も納得の方法を私は知っています。
まずはエンターテイメント色の強い萌え系の政経アニメ(第一弾)を作り、そこで得た人気を足がかかりに、登場キャラに「正しい歴史認識」を語らせる歴史講座アニメ(第二弾)を制作、各国言語に翻訳して世界に発信することです。

「あんたはいつも、長文のアイデアを無責任に語るだけか」と言われるのも辛いので、今月中にいよいよ「ひとり是清プロジェクト(構想3年半の政経アニメ原案)」を発表したいと思います。
かつてチャンネル桜の討論の中で、「のらくろを作ればいい」と倉山満氏は言っていましたが、中韓による情報戦に勝利するための唯一の方法、それが深夜アニメだと私は思っています(地上波放送は無理だろうが、ニコニコ動画のアニメ放送枠で全然OK)。

あと青山繁晴氏、私が「全国比例(参院)出馬に13,000点!」と書いたにもかかわらず、マスコミがノーマークなのはどういうことや?

>「安倍は売国奴だ!」
>「安倍を支援している三橋やチャンネル桜も売国奴だ!」
>といった、レッテル貼り

以下、4月1日のコメ欄に投稿した私の見解の再掲となります。

 TPPを含む新自由主義的なものやグローバリズムには反対だ→そうだね
 安倍の本質は新自由主義の信奉者だ→前からそういうところあるよね
 安倍を倒して石破や林に期待しよう。橋下や小沢がいいか→それは違うだろう
 三橋と水島が主犯格だ→「安倍支持+TPP反対」より「安倍支持+TPP容認」と戦えよ
 
 安倍総理の掲げる政策や国家観が80点だとしたら、
 麻生大臣や西田議員といった一部を除き、
 他は30点以下の政治家ばかりの永田町……。
 私は別段、「敵の分断工作に乗るな。安倍批判の一切を許さない」などと
 言うつもりはありませんが、過度な安倍批判に対しては少しは
 バランスを考えろと言いたいです。

ポルシェ万次郎 2013-06-10 15:27:00

1756ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:07:22
34 ■♪迷いなき 覚悟に喝采を! 3/3

>安倍政権のおかしな政策を批判しまくること、これはやるべきです

新自由主義的な政策には多少は目を瞑るので、「異次元の財政出動(政治的に無理だろうが、理想は防衛費・公共事業費の3倍増)」だけは必ず秋に補正予算を組んで実行してもらいたいです。
軸足がまだまだ金融政策寄りな上念氏や倉山氏でも、下記の秀逸なエントリーを読めば考えを改めると思います。
ひょっとしたら池田信夫氏を改宗させられるくらい、この手の議論は下記で決着がついたでしょう(同じ趣旨のグラフ作成は廣宮孝信氏の方が早かったか)。

続 日本は世界一の緊縮財政国家|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11541471921.html
 政府支出の増加率(年平均ランキング) ※2000〜2010年
 http://hirohitorigoto.info/data/097_2_lb.jpg
 政府支出増加率と名目GDP成長率の関係 ※1990〜2012年
 http://hirohitorigoto.info/data/098_2_lb.jpg

※当方の勝手な要約:政府支出の増加率と名目GDP成長率の相関は高い。驚くなかれ、相関係数にしてなんと0.9にも上る。財政規律やプライマリーバランスといった概念はさほど重要でないどころか、そういった緊縮財政こそが日本の財政悪化の原因だったのだ。甘利、あんたの経済観は駄目だ。

秋に史上最大規模の大型補正予算が通り、TPPは結局瓦解し、消費税増税は半永久的に凍結および撤廃され、BRICsとEUの経済成長率は低迷し、現在10%に満たないシェアの日本勢の鉄道車両製造事業が世界市場を席巻し、日本にハイテク兵器や航空機の輸出産業が勃興し、それら大戦略や意思の力で日本のGDPをアメリカに並ぶ規模に拡大できたとしても、「歴史認識における謀略、情報戦」の課題は依然として残るわけですが……。

それは政経アニメの方で抜本的な解決を図るとして、とりあえず今の「財政危機(笑)」の誤謬を正さなければなりません。
これまで日本は世界一のケチケチ財政国家(緊縮財政国家)であった事実をきちんと認識し、今後は積極財政へと政策転換が求められます。
そして財政出動のための財源、国債発行という手段の余力(財政余裕度・国債発行余力)を、世界で一番有しているのが日本である事実も知ってほしいです。

ポルシェ万次郎 2013-06-10 15:27:24

1757ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:07:42
14 ■今こそ「進撃の財政出動」を! 「第三の矢、成長戦略がアベノミクスの柱」って、阿呆じゃないかと……。 1/2

倉山満 講演会「日本の中国研究者が書けないタブーを語る」&「マ」の時間
https://kurayama.cd-pf.net/pre/contents

上記は珍しく「お試し視聴OK」、いつも面白いなぁと感心させられます。

>産業競争力会議が主導している法人税減税や雇用の流動性強化などの
>新古典派経済学、あるいはトリクルダウン的な政策

これらはデフレの今、「グローバルな世界で競争力をつけるため、俺たち民間企業や投資家をもっと優遇しろ。失業した負け組は政府が面倒を見ろ(政府と家計が損をする)」ということですよね。
残念ながらそこには総需要の不足を埋め、チーム日本全体で付加価値を創出するという発想がありません。
これでは国民国家としての日本人の連帯感、国力の源泉、日本の強み(下記参照)が失われてしまいます。

※ダニー・ロドリックの「世界経済の政治的トリレンマ」とは、「国際経済統合」「国家主権」「民主主義」の3つを同時に達成することはできないとする仮説。この仮説のもとで考えられる選択肢は以下の3つとなる。

1.国家主権を二の次にして、「グローバルな連邦主義」の下で国際経済統合と民主主義を選択する。
→「国際経済統合」+「民主主義」=「アメリカ型」

2.民主主義を二の次にして、「黄金の拘束服」の下で国際経済統合と国家主権を両立させる。
→「国際経済統合」+「国家主権」=「EU型」

3.国際経済統合を二の次にして、国家主権と民主主義を維持する。
→「国家主権」+「民主主義」=「日本型」

>デフレ期に「成長戦略」を立てるならば、
>それは「政府がカネを使う」形でなければなりません

デフレギャップ(総需要の不足)という最大の問題を解決せずして、キャリアと年齢を重ねた「いい大人」がテレビや政府の会議で雁首を揃え、何をくだらない議論をしているのかと毎度ながら悲しくなってしまいます。

ポルシェ万次郎 2013-06-12 10:59:19

1758ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:08:01
15 ■今こそ「進撃の財政出動」を! 「第三の矢、成長戦略がアベノミクスの柱」って、阿呆じゃないかと……。 2/2

>成長戦略をどうしても立てたいならば、「国家にとって重要だが、
>民間企業にとってリスクが高すぎるため、政府がおカネを出すしかない」
>分野に絞るべきです。代表的な例は、資源開発です

ええ、政府がお金を出すべき分野ということで、定義や目的がはっきりしますよね。
「次世代の成長(金儲け)が見込める産業」というよりも、「政府による投資が早急に求められる産業」であり、それは防災、防衛、インフラ投資、資源開発が代表例だと思います。

しかし「企業脳」の彼らからすれば、これらは「儲からない(黒字を生まない)」から敬遠するのでしょうね。
国民経済や経世済民の発想がない人ばかりで困ります。

池田信夫 blog アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる 2013年06月08日
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51860566.html

上記エントリー、バーナンキ的な高橋洋一氏を批判しておいて、クルーグマンやスティグリッツ的な三橋氏をそれ以上に論外扱いする池田信夫氏の思考回路が理解できません。
高橋氏(リフレ派)と池田氏(新古典派)はどちらも核心部分を3分の1くらいずつ間違えていて、下記に紹介する青木泰樹氏らの理解、「総需要の不足は量的緩和だけで解決不可能(或いは解決まで時間がかかりすぎる)」「デフレ脱却には財政拡大が“主”、金融緩和が“従”」が正しいと私は思います。

●リフレ派の誤謬
1.貨幣数量理論に基づき、インフレを考えている。
2.ワラルス法則の現実経済への誤った適用。
3.不況対策を金融緩和だけに頼っている。

★「貨幣の中立性」を前提としながら、デフレ不況(デフレギャップが存在する=投資効率が市場利子率を下回る=儲からない)という「貨幣が非中立的な世界」の分析を目指している矛盾。

※上記は下記動画より抜粋、一部改変。

『リフレ派の論理と誤謬(後編)③』青木泰樹 AJER2013.6.11(1)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21089341

ポルシェ万次郎 2013-06-12 10:59:43

1759ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:08:19
16 ■「競争は正義!」は誤り。国民国家としての連帯を高め、「チーム日本の総合力(国力)」で勝負すべし。

>原発に対する態度は異なるにも関わらず、
>「グローバリズム」や「公共投資」に対する態度は同一になります。
>もちろん、両派ともにグローバリズム推進賛成で、公共投資拡大路線には反対です

彼らが誤った認識で誤った議論を進めるのを見て、いつも腹立たしく感じています。
憎悪にも似た傲慢な思想を主張してみたいだけで、国家や国民のことを考えているとは思えません。

■マスコミや地上波言論人の誤った認識
「日本の法人税率は高すぎる。下げなければ世界と競争できない」
「日本の消費税率は低すぎる。上げなければ財政再建できない」
「日本の公務員数や公共事業費は多すぎる。ばら撒きはやめよ」

■正しい認識
「日本は世界一の純債権国で、圧倒的な国債発行余力を誇る」
「日本はここ十数年、断トツで世界一の緊縮財政国家であった」
「日本は防衛費、防災費、公務員数を倍増させれば問題が解決」

上記の通りに誤った認識が正しい認識に改まらなければ、いつまで経っても正しい解決方法にたどり着けません。

>「ならば、若者も海外に出ていけばいい」

彼らには組織力、システム、ノウハウの継承といった、チーム全体の総合力で戦う発想が欠如していますよね。
社会人二年目くらいに、「○○さんは俺より仕事ができないのに、勤続年数だけで俺より高い給料を貰うのはおかしい」とか不平を言う勘違い野郎と同じ匂いがします。

そういった競争至上主義の思想を掲げる企業が少しくらいならあって構いませんが、国家は労働生産性の低い国民をリストラして追い出すことなどできないわけで、民間企業が個々に切磋琢磨して利潤を追求するのとは別に、政府は「経世済民」を追及する調整者の役割を求められることへの理解が必要だと思います。

>この手のことを言う人には、「まずは、お前が出ていけ」と返しましょう

「最低でも県外!」でしたっけね(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-06-17 13:54:46

1760ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:09:52
64 ■有効なフレーズを考えました。「国民みんなでカネを使おう。『節約は敵だ!』」とかどうでしょう? 1/4

>三橋貴明は赤池まさあき先生を支持します

青山繁晴氏じゃなかったのか……(賭けた13,000点は没収かw)。
支持や応援は当然なので赤池氏は除外していましたが、「支持する候補=投票する候補(単記制につき一人一票)」という意味だったのですね。

A(専門家・研究者):政策を提言、情報の上流、理論的支柱となり得るかが重要。
B(政治家):政治力、社交性、調整能力といった実務能力やセンスが求められる。

三橋氏には上記「A」の役割にリソースを割いていただき、衆参のいずれかで「選挙区」でも余裕で当選するくらい「お茶の間の顔」として認知されたなら、そのときは議席の1つでも取りに行くかくらいの心持ちでよろしいかと存じます。

>現在の日本に必要なのは、政府による需要創出です

>こんなことは、少しでも頭が動く人であれば、
>誰でも理解できると思うのですが、現実には理解していない政治家だらけです

問題1:世界一「財政余裕度(国債発行余力)」のある「緊縮財政国家」で需要を創出する(デフレギャップを埋める)効果的な方法を挙げよ。
 A:規制緩和 B:消費税増税 C:公務員給与の削減 D:政府支出の拡大

上記で「制約が何もないのであれば『政府支出の拡大』だろう」というところまでは納得させられる、合意が得られると思うので、続けて以下の質問をぶつけてみます。

ポルシェ万次郎 2013-06-22 23:10:49

1761ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:10:52
65 ■有効なフレーズを考えました。「国民みんなでカネを使おう。『節約は敵だ!』」とかどうでしょう? 2/4

問題2:世界一「財政余裕度(国債発行余力)」のある国とその理由を答えよ。
 A:韓国 B:フランス C:オランダ D:日本
 理由(回答例):低いインフレ率、経常収支黒字国、世界一の対外純資産国など

問題3:ここ10年、或いは20年で、世界で最も「緊縮財政」かつ「低成長」だった国を答えよ。
 A:中国 B:アメリカ C:ロシア D:日本

「需要」の意味さえ解説して理解させれば、小学生でもポンポン正解が飛んできそうなほど簡単な設問。
要は「日本は借金大国」「借金や赤字は悪」という誤った認識から解決策まで間違えているわけなので、前提となる認識を変えられれば、「これ以上借金を増やすのかー!」「儲けの出ない無駄な公共事業がー!」といった批判を抑えられるような気がします。

そもそも通貨発行権に対し「カネを刷って返すだなんてズルイ」などと言われても、政府という経済主体はそうした「調整」の性質を持つのだから仕方がないだろうと。
そんなことを言い出したら、国民から税金を集める徴税権も同じように「ズルイ」となってしまいます。

さて、具体的にどういった項目に政府が財政支出をするかについては、財政破綻論者・辛坊治郎氏への「当て付け」というわけではありませんが、海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」をアピールするまたとない好機ではないでしょうか?
小回りの利く10式戦車、静粛性の高い日本の潜水艦、アメリカから空母を買った際に必要となる艦載機や護衛艦など、防衛費2倍増と友好国への武器輸出拡大も求められます。

ポルシェ万次郎 2013-06-22 23:11:36

1762ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:11:30
66 ■有効なフレーズを考えました。「国民みんなでカネを使おう。『節約は敵だ!』」とかどうでしょう? 3/4

以下、簡潔にまとめてみましたので、どうぞご参照、ご活用ください。
(明日のエントリーで取り上げる予定だったなら済みません^^)

●US-2
海自の救難飛行艇。かつて帝国海軍の飛行艇として活躍した「二式大艇」(二式大型飛行艇十二型)を製造した川西航空機が、現在は新明和工業(兵庫県宝塚市)としてその技術を同機に継承。航続距離は4,700km、巡航速度は時速480km。

湖での離着水が中心のロシア(Be200)やカナダ(CL-215/CL-415)の飛行艇とは違い、波高3mの荒海でも着水できる世界唯一の飛行艇。もちろん、陸上の滑走路にも着陸が可能。「試すことはできませんが、上野の不忍池でも降りられると思います」とは関係者の弁。実際、びっくりするほどゆっくり飛べる極低速飛行能力、短距離離着陸(水)能力を誇る。

2013年現在、「US-1A」と「US-2」と合わせた7機しか日本国内に配備されておらず、1機当たり100億円と調達コストが高いのがネックであるが、小笠原諸島のような飛行場がない島嶼部でも救助や急患搬送に活躍でき、島嶼部の多い東南アジア諸国(インド、タイ、インドネシア、フィリピン、ブルネイ)や五大湖(アメリカ・カナダ)周辺の州においても垂涎の的、高い潜在需要があり、武器輸出条件緩和による大量生産が期待される。

つい先日、ヘリ空母「ひゅうが」に着艦して話題となった米軍輸送ヘリ「オスプレイ」に勝るとも劣らない、日本が世界に誇れるイノベーション(軍事的技術革新)の一つと個人的には思う。

ポルシェ万次郎 2013-06-22 23:12:24

1763ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:11:47
67 ■有効なフレーズを考えました。「国民みんなでカネを使おう。『節約は敵だ!』」とかどうでしょう? 4/4

●US-1A/US-2の救難活動実績(平成22年3月末時点)
-----------------------
出動内容 件数 救助人員
-----------------------
患者輸送 651件 701人
洋上救難 138件 113人
*その他 *64件 *20人
-----------------------
**合計 853件 834人
-----------------------

出典:救難飛行艇US-2の民間転用について 新明和工業株式会社(平成22年4月)
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/kaihatsukokuki/sonota/pdf/01/005-1.pdf

辛坊氏を救出した海自飛行艇のスゴさ 水陸両用の「US−2」 2013.6.22
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130622/dms1306221455007-n1.htm
日印がUS-2飛行艇の輸出を交渉、インド洋で中国の海上輸送路を監視か 2013.5.28
http://military38.com/archives/27671131.html
救難飛行艇 US-2 離水(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=mEs7u-RfcFU
世界が欲しがる救難飛行艇「US-2」 民間転用による輸出で日本経済が活気づく 2012.9.06 桜林美佐
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36025
誰も語らなかった防衛産業 [増補版] 桜林美佐
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489063293X/pp0c-22/

ポルシェ万次郎 2013-06-22 23:12:51

1764ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:12:04
10 ■デフレの今、政府に求められる経済政策は「一に財政(拡大)、二に財政(拡大)、三、四がなくて、五に金融(緩和)」だ! 1/2

>政府の目的は「経世済民」であり、財政黒字(利益)ではありません。
>財政黒字も財政赤字も、単なる手段

全く仰る通りで。
これを理解できた人は皆、毎週日曜日の午前中、或いは月一回の「朝ナマ」などで行われる、企業経営者らが雁首を揃えての経済討論を馬鹿らしく感じることでしょう。

そして国家の総付加価値の源泉、企業の利潤の源泉、高額所得者の所得の源泉、それらは全て国内の分厚い中間層にあると考えられるので、デフレであろうとなかろうと消費税増税は最大の悪手と理解し、法人税や所得税の上限(累進性)をかつての池田内閣の頃に戻した上で、「国民国家主義」と「機能的財政」の強化で「チーム日本」の総合力で戦うべきだと存じます。

「超法規的」という言葉がありますが、ユーロやTPPでやろうとしていること、奴らの推進するグローバリズムは「超国家的」とさえ言えるでしょう。

あと「リフレ派」の人たちについて、どうしても金融緩和だけでデフレを脱却したいのであれば、高橋洋一氏が言っていたように「国民(低所得者)にカネを刷ってばら撒く(社会保障費の還付や減税による支給)」とかにしてもらいたいのですが、それだと結局のところ財政政策(金融緩和+財政拡大)の範疇に入るわけだし、どうせお金を配るなら付加価値を創造してもらいたい、労働の対価として支出してもらいたいなぁとは思います。

しかしそうした「所得移転系」の経済政策であっても、近年はデフレ下のGDP崩壊をどうにか支えてきた「社会保障費の支出(政府最終消費支出)」としてGDP統計にカウントされるわけで、必要度が「何もしない>>金融緩和>>>>財政拡大(所得移転系)>>>>>>>>財政拡大(所得支出系)」であることを念頭に、「質の議論」は後回しにして「量の議論」を行い、とにもかくにも政府はカネを使え、支出を増やせと思わずにはいられません。

ポルシェ万次郎 2013-06-23 12:13:02

1765ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:12:20
11 ■デフレの今、政府に求められる経済政策は「一に財政(拡大)、二に財政(拡大)、三、四がなくて、五に金融(緩和)」だ! 2/2

ただまあ、「リフレ派」の中でも下記のお二人は別な角度から私も尊敬しており、中野剛志氏や東谷暁氏らとのピリピリムードの中での討論「楽屋裏バトル」を見てみたいと思っています(「敵」が得するだけなので、公開討論は行うべきでない)。

 上念司 @smith796000 12時間 #アグラノミクス
 1本目の矢 インフレカウゲット!目標年率13.3%! 
 2本目の矢 牧場強靭化 元本保証、ノーリスクで強靭な勧誘!
 3本目の矢 成長ホルモン剤 1頭が2頭に増える魔法の薬w

 日本国憲法前文
 要約すると、占領軍への詫び証文。
 
 私は犯罪者です。
 もう二度と悪いことはしません。
 永久に前科者として生きていきます。
 殺さないでください。
 
 【倉山満の砦】新憲法、前文を置くとすれば誰が書くべきなのか?[桜H25-6-21]
 http://www.nicovideo.jp/watch/1371788840

どうでもいいことですが、あれだけ超一級の政経ジョークや必殺ギャグが飛び交う中、「桜文化人」の中には下ネタを言う人が皆無ですよね。

「セックスにおける前戯を『金融緩和』とするならば、本番はやはり『財政拡大』にほかならない。『期待』だけ高めておいて挿入しないとなれば、女性(マーケット)の気持ちは一気に冷めてしまうだろう」みたいな下品なたとえが許される、リリー・フランキーの氏ような下ネタの似合う言論人を私は知りません。

ポルシェ万次郎 2013-06-23 12:13:53

1766ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:12:52
4 ■今の日銀の金融緩和は「蒸し焼くための蓋(財政拡大)」をしないでハンバーグを中まで焼こうとするもの。時間がかかる、焦げる。 1/2

>コアコアCPIが「プラス化」したとしても、デフレ脱却とは言えません。
>それは「瞬間的なデフレ脱却」ではありますが、
>インフレ率が2%程度で安定的に推移するようにならなければ、
>日本がデフレ脱却したとは断言できないのです

消費増税法案の「付則18条(消費税率の引上げに当たっての措置)」、あれの文言が「コアコアCPIが2四半期連続でプラス2.0%を超えた場合のみ施行できる」であればまだ良かったですね。
いやまあ、個人的にはそのときの環境がインフレであろうがデフレであろうが、消費税(付加価値税)のような筋の悪い税目は即時撤廃すべきだと考えていますが……。

ところで三橋さん、大阪府豊中市岡町駅東側すぐのところにある割烹「よし乃」がおススメです。
大阪での番組収録の帰りに是非どうぞ(要予約)。

よし乃 よしの - 岡町-割烹・小料理 [食べログ]
http://tabelog.com/osaka/A2706/A270601/27001147/

万が一お口に合わなかった場合、私が料金を立て替えてもいい(笑)。
普段はイタリアン好きな私が推すくらい、全ての料理が繊細で感動的に美味しいです。

あと、今朝に届いたばかりの「三橋経済塾」からの宿題、早速ログインして初投稿してみました(下記参照。みんなもやろうぜ!)。
私の長文投稿、いつも議論とはならずスルーされてしまうので、他のレスを沢山もらえている一部の人気投稿者に倣い、ここのブログコメ欄ではもう少し他人に悪態をつくくらいの方が構ってもらえるのかも。。。

ポルシェ万次郎 2013-06-28 10:50:33

1767ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:13:11
6 ■今の日銀の金融緩和は「蒸し焼くための蓋(財政拡大)」をしないでハンバーグを中まで焼こうとするもの。時間がかかる、焦げる。 2/2

お題:貴方は防衛大臣から秘密裏に「安全保障強化のために防衛費増額のプロモーションをしたい」と依頼された広告代理店の社員です。
日本国民の防衛費増額(特にGDP比1%枠突破)に対するアレルギーを払拭するための戦術を、三段階に分けてプランニングしてください。

・第一段階:「佐川男子」ならぬ「防衛男子」をプロモーション。イケメン自衛隊員の写真集やフィギュア展開までを視野に入れる。「韓流スター(笑)」に愛国心、徴兵の義務や必要性についてをテレビで積極的に語らせる。相関係数の高いだろう「防衛費の伸びとGDP成長率」をグラフ化し、「日本は防衛費(正確には政府支出全般)の伸びが世界最低だから経済成長しなかったのだ。常識を疑え! 節約は敵だ! 中国の数値を見てみろ」と、中野剛志氏がアシスタントにAKB48・大島優子クンを従え、オーロラビジョンを使った東京ドーム公演(講演)を行う。

・第二段階:「アベノミクス第三の矢」の規制緩和を「武器輸出三原則等の緩和」へと焦点をずらす、絞る。海難救助のためのUS-2型飛行艇、海賊対処のための巡視艇といった「兵器と連想し難いもの」の輸出からまずは始め、「首相のトップセールス(リーダーシップ)」「儲かる軍需産業(黒字化)」「調達コストの無駄の削減(合理化)」「大胆な発想の転換(構造改革)」「若者の雇用対策(福祉政策)」「デフレ脱却」といった、マスコミや新古典派(笑)的にもポジティブなイメージを全面に押し出す。

・第三段階:防衛費増額の必要性を描いた娯楽性の高い政経アニメを地上波深夜とニコニコ動画で放送。次の参院選でやはり1議席も取れなかったであろう「幸福の科学」に総制作費5億円の拠出を提案、費用対効果を説明。アニメの最終回の作中で「もはや敗戦国ではない」と主人公(アイドル出身の女性総理兼憲法担当大臣)に語らせる。年間を通じた全51話のOPでは毎回「北斗の拳」であったようなナレーション(下記参照)を入れる。EDでは目から鱗の「三橋グラフ各種」を毎回1枚ずつ挿入、紹介。これが本当のクール・ジャパン戦略。

〜北斗の拳 ナレーション(声:銀河万丈)〜
199X年、世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。
しかし、人類は死に絶えてはいなかった。

〜国民経済の原則(声:幸福の科学声優・銀河万丈)〜
◆国民経済において、最も重要なのは「需要を満たすために供給する能力」である。
◆国民経済において、お金は使っても消えない。
◆国民経済において、誰かの金融資産は必ず誰かの金融負債である。
◆現代世界において、国家が発行する通貨の裏づけは「供給能力」である。
◆国民経済の目的は、「国民を豊かに、安全に暮らす」を実現することである。

「国防の経済学(後編)」ケーススタディ
https://m-keizaijuku.com/event/data/51cc500c8e0d7a076e00076d

1768ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:13:27
83 ■原口 尖閣 グーグルる♪ 1/3

以下、安倍総理の出演された本日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会」における各人の発言の要約とその感想になります。

穀田「大企業は膨大な内部留保を抱えている。賃上げで労働者に還流すべき」

それはそうだが、日本は共産主義ではないので命令はできない。政府支出拡大等々による環境の変化か、法律によるインセンティブが必要。

原口「この前に出たGDP統計で企業の設備投資は増えていなかった。それは異次元緩和の結果、実質金利が増え、企業が投資を控えたからだ」

実質金利の方は下がっているだろう(他のパネラーからも指摘あり)。ただ、資産(株価)が上昇した効果と円安の効果は統計に概ね反映されていたが、その中で設備投資の回復が鈍かったのは事実。

中田「日本の法人税は高すぎる。4割も法人税を払わされたあとでは、企業は賃上げする気にもなれない」

人件費のあとに法人税の支払いとなる。結果、赤字(課税所得がマイナス)となって法人税を支払っていない企業も多い。中田氏の理屈であれば、企業が賃上げする気にならなくなるのは高い法人税の方ではなく、むしろ消費税増税の方であろう。

課税所得=益金−損金(人件費など)
税額=課税所得×法人税率−各種税額控除−法人税の中間納付分

竹田「鳩山は外国なら殺されている」

同意。

安倍「税率を上げて税収が下がっては意味がない。橋本内閣での経験は参考にしたい。だが、三党合意で決めた財政健全化について、日本の信認も守らなければいけない」

デフレ下で増税する方が信認を失う。そもそも日本の場合、外国から財政の信認とやらを失っても影響は少ない。

ポルシェ万次郎 2013-06-30 18:16:55

1769ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:13:47
84 ■原口 尖閣 グーグルる♪ 2/3

ここのコメント欄は「建設的な議論を行う場」と私は認識しています。
よって、三橋氏の主張に対する批判や挑戦は大いに認められますが、トピックと無関係な誹謗や中傷、コピペの連投や他所への誘導(宣伝)などは「議論を行う気がない」と判断され、これまで何人かにアクセス禁止の措置が取られています。

著名な言論人、芸能人(タレント)などは、ネガティブなコメント自体にメリットがない(商品価値に傷がつく)と感じ、事前承認制やコメントの頻繁な削除&アク禁が一般的であるため、「三橋はコメント欄で言論統制している」とか言う人に対しては「何を言っているのだろう?」と思ってしまいます。

仮に三橋氏にとって耳の痛い意見であったとしても、それが議論や問題提起を目的としたものであればアク禁にはならない(アク禁にできない。それこそ三橋氏の商品価値に傷がつく)ので、アンチの人はこの辺りを理解して挑めばいいのにと思います。

私は三橋氏の信者でも親友でも運命共同体でもないので、そりゃぁこれまでの情も少しはあるってもんですが、三橋氏の主張を上回るような、或いは真っ向から否定していてそれが正しいようなら大歓迎で、三橋氏が主張の誤りを認めるような場面をたまには見てみたいくらいに思っています。

ああ、ここでいう「主張」とは経世済民に関する論説や分析のことであって、「安部への批判が足りない」「安倍自身が新自由主義者だ。三橋に騙された」の類については、私は筋違いだと考えています。

ポルシェ万次郎 2013-06-30 18:17:24

1770ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:14:06
85 ■原口 尖閣 グーグルる♪ 3/3

>現在の「世界の問題」は、各種の歪んだ経済学、経済政策により、
>社会が「不安定な方向」に進んでしまっており、果たしてこれを是正できるか否か

既に手遅れな国と、日本のように政策という「意思の力」によってどうとでもなる国とがあるわけですね。

名目7%成長(インフレ率2%+実質5%成長)×20年で名目GDP2,000兆円を実現させるべく、消費税の撤廃、先進国の中で最低レベルの高速道路網の改善(ミッシングリンクの解消、混雑税の概念を導入、拡幅工事、首都圏の環状整備ほか)、新幹線網の大整備およびリニアの前倒し、防衛費2.5倍増などが求められます。

国家の大計というか大戦略というか、そういったものへの共通認識が国民や国会議員の間にあった上で、「新幹線は四国や山陰よりも、東京―長野―上越―富山―金沢―敦賀―京都―新大阪を繋ぐ方が先だろう」とか「強靭化予算は10年で200兆円でもまだヌルイ」とか「リニアの集積効果は大阪まで繋いでこそ。損益分岐点を歪めてでも大阪まで早く通せ」とかの優先順位を考えたいのに、テレビや国会でやってる議論が低次元すぎて眩暈のする思いです。

誰かに「日本のGDPを20年で世界一にする方法がある」と話しても最初は笑われてしまいますが、戦後の焼け野原から世界第2位の経済大国になるまで僅か22年であったし、戦後30倍差だった日米のGDP比を、1995年には1.4倍差(日本:アメリカ=500兆円:700兆円)にまで縮めた実績も忘れてはいけません。
日本は「やればできる子」です。

「正解」は分かっているのにどうにもならない、政治家の誰ならできるのか、西田先生が国会に10人いても肝心の世論がついてこない、政治的に無理、増税やTPP参加は避けられない、安倍が退任してもそれ以上の人材がいない、もう詰んでいる、それでも泥の中を掻き分けるように少しずつ前へ進まなければいけない?、そんな現実は辛すぎる……など、悲観的にならざるを得ない状況を劇的に好転させるべく、「スティグリッツ教授、エマニュエル・トッドが大絶賛! 世界よ、これがアニメだ」みたいな政経アニメ原案の仕上げを急ぎたいと思います。

ポルシェ万次郎 2013-06-30 18:17:51

1771ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:14:22
12 ■そう言えば昨日放送のフジテレビ「報道2001」、冒頭から海自の救難飛行艇「US-2」が特集されていましたね。 1/3

>わたくしは「進撃の巨人」の第十巻を読み終えたとき、
>「これを読まずに死なないで良かったっ!」などと口走ったほど、

藤井聡氏と上念司氏に続き、三橋氏までが支持を表明、仲間内で「進撃の巨人」が流行っているみたいですね。
私は「別冊少年マガジン」で1話から立ち読みしているアニメ未視聴の「原作組(単行本は一応持っている)」ですが、絵が下手、世界観がよく分からん、けれど『GANTZ』にも共通する「発想の勝利」といった評価をしています。

世界観がよく分からんというのは『NARUTO -ナルト-』にも言えることで、忍者とはそもそも隠密行動をするものなのに何でいつも総力戦をやっているのか、忍者の里の人以外の暮らしぶりが伝わってこない、本来なら侍とか正規の軍隊がいた上で忍者の活躍を描くべきだろうなど、世界観のリアリティのなさが気になって本編に感情移入できません。

>サービス価格を上昇させるのに必要なのは、
>サービス価格のほとんどを占める賃金の持続的な上昇だ

これも言われてみればそうですよね。
ここはワタミのあの人に頑張ってもらい、景気回復前からの賃上げ前倒しをお願いするのがいいかもしれません。

>内需依存の高さや経営者の努力、政府の対策により、
>失業率だけは最悪でも5%台で抑え込めていた

日本はデフレの大先輩、「デフレ先進国」ですから(笑えない)。

日本の労働生産性が悪いだなんてデータもありますが、製造業の比率が高い国(サービス業の比率が低い国)や、金融みたいなパフォーマンスの高い産業に特化した国は労働生産性が高くなる傾向にあるほか、デフレの日本は皆で少しずつ非効率なサービスを供給しつつ、少ない仕事(所得)を分け合っている工夫があるのだと思います。

規制緩和や構造改革で供給を伸ばす相談をするのをしばらくやめ、質ではなく量の議論に切り替え、単純に政府支出を拡大するだけで世界の覇権を狙える位置にいるのが日本ではないでしょうか。
莫大な過剰貯蓄(対外純資産)も、せめて「これから伸びんがために縮んでいたのだ」と思いたいです。

ポルシェ万次郎 2013-07-01 11:41:08

1772ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:14:36
13 ■そう言えば昨日放送のフジテレビ「報道2001」、冒頭から海自の救難飛行艇「US-2」が特集されていましたね。 2/3

『クエスト・コネクション』ミッション:ハイパーインフレ1(紹介編)
http://www.youtube.com/watch?v=_xFmYnIbbiQ

上記のようなマクロ経済のシミュレーションゲームが実際に作られていることを知り、私も触発されて下記にいくつか考えてみました。
政治家に勉強する時間がないのなら、国民の側から賢くなってもらうのが狙いです。

●富国裕民!(対応ハード:PSP、販売元:コナミ)
宍戸駿太郎氏のマクロ計量モデル「DEMIOS」を採用したマクロ経済の育成シミュレーションゲーム。往年の名作ゲーム「ときめきメモリアル」「卒業 Graduation」などと類似のシステムを採用。ゲーム開始年は1965年から2010年の間で任意に選ぶことができ、オイルショック、阪神淡路大震災、アジア通貨危機、9.11テロ、リーマンショックといった回避不可能なイベントから、北京政府承認(日中国交正常化)および対中ODA、プラザ合意、消費税増税といった回避可能なイベントに対策を講じつつ、2050年の期限までに日本の名目GDP6,000兆円の達成を目指す「イージーモード」、供給能力を破壊して同年までにインフレ率が年率13,000%(ハイパーインフレ)の達成を目論む「ハイパーモード」のいずれかを楽しむゲーム内容。議席の確保、法案の提出、法案の採決といったプロセスを除外した独裁を行えるため、各種コマンドの実行が各種パラメーターへリアルタイムに反映される様子、経済政策がGDP(民間消費、民間投資、政府支出、純輸出)、インフレ率、失業率、為替、株価、税収といった主要な統計に影響を与える様子を直に体験することができる。廣宮孝信、中野剛志の両氏が監修。

●高速道路で行こう!(対応ハード:Wii、販売元:任天堂)
日本全国の高速道路をドライブして楽しめる、新しいタイプのゲームソフト。開通予定の路線を走行したり、通信機能を使ってレースをすることも可能。エディット機能を活用すれば、最適と思われる高速道路網や料金設定のシミュレーションとしても利用でき、「法定路線名」を覚えられるほか、各路線の渋滞具合を体験できる学習教材としても注目される。清水草一、大石久和の両氏が監修。

ポルシェ万次郎 2013-07-01 11:41:38

1773ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:14:52
14 ■そう言えば昨日放送のフジテレビ「報道2001」、冒頭から海自の救難飛行艇「US-2」が特集されていましたね。 3/3

●是清無双(対応ハード:PS3、販売元:コーエーテクモゲームス)
「経世済民の誓いを胸に! 苛政は暴虎より猛し! 我は常世総ての悪政を絶つ者!」。それぞれの悲願を胸に、8組の国家元首と英霊(アダム・スミス、マルクス、ケインズ、ハイエク、コレキヨ・タカハシ、シャハト、エクルズ、ポランニー)が死闘を繰り広げるバトルアクションゲーム。Economist(エコノミスト)、Analyst(アナリスト)、Philosopher(思想家・哲学者)、Minister(大臣)、Banker(銀行家)、Trader(トレーダー)、Entrepreneur(企業家)、Investor(投資家)など、それらサーヴァントに振り分けられる8つのクラスにはそれぞれ独自のクラス特性が付与される。是清の必殺宝具『富国裕民』を駆使し、アダム・スミスの必殺宝具『神の見えざる手』を打ち破れ! 万物の望みを叶えるという聖杯の奇跡は果たして誰の手に……。上念司、倉山満の両氏が監修。

第1の矢:大胆な金融政策
第2の矢:機動的な財政政策
第3の矢:民間投資を喚起する成長戦略
第4の矢:異次元の財政政策

「機動的な財政出動(補正予算)は終わった。次は国土計画に基づく長期的かつ異次元の財政出動(国土強靭化)」とは、昨日コメ欄でのべてらんず氏の書き込み。

参院選圧勝後、安倍総理が上記「第四の矢」を打ち出し、「実は我が国の財政余裕度(国債発行余力)は世界一なのであります。これまで日本は世界一のケチケチ緊縮財政で死んだフリをしておりました。あえて言おう、節約は敵であると。国土の強靭化、防衛力の強化、首都圏のインフラ整備(東京オリンピック)といった旺盛な潜在需要(伸びしろ)に応えるときです。日本は借金大国? 本当にそうでしょうか? 他の三本の矢はただの選挙対策にして露払い、それら試射が終わった今、四本目の『火の矢』によって、日本経済の溶鉱炉を再点火させます」とか言い出したら、そのときは私も全力で応援したいと思います。

ポルシェ万次郎 2013-07-01 11:42:02

1774ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:15:12
10 ■「競争力のある産業は強靭な国土(インフラ)に宿る」

各種経済統計では続々と良い結果となって現れていますね。
第1四半期のGDP速報も、「企業設備投資」以外は期待が持てそうです。

フィナンシャルインデックス(解説:カブドットコム証券・山田勉) 2013.07.01
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21248870

日銀短観業況判断DI(日銀)、新設住宅着工戸数(国交省)、ゼネコン50社建設工事受注(国交省)、就業者数前年比(総務省)、有効求人倍率(厚労省)など、上記動画のグラフを見れば改善されているのが一目瞭然で、思うに、テレビの情報番組では識者による主観や印象ではなく、こうした公的データを可能な限り紹介すべきでしょうね。
そして提示されたデータについても、出典の書かれていないものには価値を感じなくなってしまいました。

>安全保障の確保は、インフレ率抑制よりも優先順位が高い

素人の私が言うような、「とりあえずプラス40兆円(防衛費+6兆円、公共事業費+30兆円、海保や医師や看護師への支出+4兆円)の大型補正予算で行っときましょうや♪」みたいな“ノリ”では実際の物事は進まないので、藤井聡氏などの専門家が毎日必死になって考え、誰からも「無駄遣いがー」「国の借金がー」と批判されないような強靭化計画を練ってくれているものと期待しています。

「過剰な期待はしない方がいい。何故なら〜」といった分析であれば傾聴に値しますが、「強靭化は諦めてください」と言われて諦められるものではありません。
もちろん、強靭化のための予算案が首尾よくいかなかったとしても、日本を諦めるつもりはありません。

Restaurants in Japan! | 日本のレストランシステム
http://www.youtube.com/watch?v=xXUvt-Km1eg

日本人はそもそもの民度が高いため、少しの研修でアルバイトスタッフが皆すぐ一流に育つと言います。
どのような職種であれ、計算のできない従業員など皆無です。
備品の盗難やレジの計算違いに警戒しなければならない他国の状況とは大きく異なりますね。

これらは学校教育というよりも、慣習や国民性が理由ではないでしょうか。
ちなみに高級ホテルのコンシェルジュ、フレンチやイタリアンのサービスマンについては、国民の平均とは違うまた別な次元の話ではあります。

ポルシェ万次郎 2013-07-03 11:15:08

1775ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:15:33
4 ■進撃の強靭化計画!アベノミクス4本目の矢「紅蓮」を放ち、日本経済の溶鉱炉に火を点けろ。 1/4

>お金があっても、供給能力がなければ、非常事態に対処することはできません

日本の「鉄道網」は文句なしに世界最高ですが、「高速鉄道網(新幹線網)」となると南北に一本の線でしかなく不十分、さらに「高速道路網」は先進国の中で最低レベルに等しいわけで、まずはこの事実、問題意識を国民全員が共有していなければなりません。
マスコミや改革派が好きな「成長産業」についてですが、強靭なる産業は強靭なる国土(インフラ)に宿ります。
開発途上国(三橋読者的にはミャンマーとか)の状況を見ても分かるように、インフラが不十分であれば企業の投資は進みません。

次に予想されるのは「せやけど、これ以上は借金できへんしなぁ」との反論です。
廣宮氏の初出「財政余裕度」に当方提唱「国債発行余力」を加えた「財政余裕度(国債発行余力)」というワード、或いは「財源はデフレ」などを多用するようにしてはいますが、イマイチ国民の間に浸透しないのが残念です。

何も西部邁氏や丹羽春喜氏の著作にあるような難解な文章を理解せよと言っているわけではなく、三橋氏の著作にあるような「簡潔に整理された合理的な日本語」と「官庁のデータを出典とする各種グラフ」を読めば、まともな社会人なら誰にでも理解できる環境にあるというのに、これはもう小中学生でも理解できるような政経アニメの放送しかないと、私は以前からそのように思うわけです。

娯楽性の高い政経アニメを成功させたあとはその資産(キャラ人気)を使い、元寇より始める「アニメで学ぼう!日本近現代史」みたいな多言語化された歴史講座を展開、作中で人気だったキャラをそのままナビゲーター役に据えることで、南京だろうが慰安婦だろうが、敵のあらゆるプロパガンダを打ち破ることが可能となります。

世界中で日本や大日本帝国のファンが増え、支那共産党の宣伝部、南朝鮮のネチズンらは泣いて悔しがることでしょう。
ポルシェ万次郎 2013-07-05 11:29:52

1776ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:15:54
6 ■進撃の強靭化計画!アベノミクス4本目の矢「紅蓮」を放ち、日本経済の溶鉱炉に火を点けろ。 2/4

さて、私は大前研一氏のメルマガも池田信夫氏のブログもチェックしていて、辛坊治郎氏(現在休業中)のニュース解説については、わざわざ録画までして時短再生しています。
朝のワイドショーでは公共性をはき違えた毒にも薬にもならない論説、新聞の社説のカーボンコピーのような解説が多い中、大阪ローカルならではの自由な番組制作というか、短い時間で社会事件などの要点が分かりやすく解説されているからです。

3人ともマクロ経済に関する分析は壮大に間違えているわけですが、他で正しい部分にまで全否定をするのはよくなくて、「安倍は新自由主義的たからぶっ潰す」とか「三橋に騙されたー」とか、そういった意見についてもやはりナイーブ過ぎると感じる次第です。

以下、参考となりそうな意見について、「積極財政派」のお二方のエントリーから紹介いたします。

▼▼▼

私の中の「安倍政権支持率」は50.1%くらいにまで低下し、一方、私の中の「不支持率」は49.9%程度まで上昇しつつあります。

辛うじて50%を超えているのは、やはり、いま憲法改正、自主憲法制定が必要なのではないか、と思うからであります。(これが無ければ、私自身の中の安倍政権支持率はかなり悲惨なまでに低くなります…)

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 「TPP:史上最凶の貿易協定」とアメリカ人の記者が言っています
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-589.html

▲▲▲

選挙では「よりマシな方」に投票しつつ、普段は地道に正しい情報を発信し続ける以外に方法はありません。
情報戦を正論だけで戦おうとしたり、自分が支持する政党や候補者に対し、あまり原理主義的になり過ぎてもよくないと思います。

ポルシェ万次郎 2013-07-05 11:30:33

1777ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:16:13
7 ■進撃の強靭化計画!アベノミクス4本目の矢「紅蓮」を放ち、日本経済の溶鉱炉に火を点けろ。 3/4

▼▼▼

最近は安倍政権を支持する者を「安倍信者」とレッテルを貼り罵っている方がいますが、この行為に一体何のメリットがあるのか私には良くわかりません。

おそらく、安倍政権の支持率を低下させお灸をすえることで、考えを変えさせる効果を狙ったものなのかもしれませんが、ベースとなる世論がそのままでは逆効果かと思います。支持率回復のためますます世論に迎合する事となり、結果財政支出拡大などやらなければならないが、世論の風当たりの強い政策が棚上げになってしまうかもしれません。

(中略)

その行為によって、日本の政治が正常に機能しない根本原因である「世論」の問題が解決するのかどうか、非常に疑問です。

(中略)

我々にできることは正しい情報を愚直に発信し続けることでしょう。

参議院選挙スタート|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry2-11565819421.html

▲▲▲

上記の「ベースとなる世論がそのままでは逆効果」という指摘には、特に激しく同意いたします。
たとえば中野ホサ官が「我々の内輪たる三橋メルマガ」で安倍総理を名指しで批判する分には構わないし、私など毎週水曜日の配信を一番楽しみにしているくらいですが、動画共有サイトなどを使い、政治に疎い層にまで「安倍sage」をキャンペーンしている人の態度には賛同できません。

>「安全保障の問題」を完全に認識していらっしゃる
>自由民主党の赤池まさあき候補を、全国比例区で推薦いたします

私の中で「最適な選挙制度」を模索してもう何年にもなりますが、未だにその答えは見つからない中、参議院選挙における比例代表48議席(半数改選)については「制限連記制」とし、現在のような1名ではなく比例区の中から3名程度を選べるようにすれば、一長一短がある選挙制度において、着実にプラスの効用に振れるのではとの思いがあります。
3名とも支持政党の候補者名を書くもよし、党を超えて人で選ぶもよしです。
これなら私も「赤池誠章」「中山恭子」「有村治子」と記入することが叶います。

ポルシェ万次郎 2013-07-05 11:31:09

1778ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:16:32
8 ■進撃の強靭化計画!アベノミクス4本目の矢「紅蓮」を放ち、日本経済の溶鉱炉に火を点けろ。 4/4

「赤池さんは受かりそうだから、反TPPの山田さんやヒゲの佐藤さんに……」という意見もあろうかと思いますが、僅差で他の候補と迷っているのなら私は三橋氏が支持する赤池氏に票を集中させ、政界における三橋氏の影響力拡大(倉山満評「黒幕は三橋さん」)に協力すべきと考えます。
もちろん、赤池氏個人の資質についても、動画等々を参考に以前から高く評価してのことです。

・小選挙区制=選挙区の中から1名だけが当選(1人区)
・大選挙区制=選挙区の中から複数名が当選。中選挙区制は大選挙区制の一種
・単記移譲式=優先順位を記述し、その選好によって票が移る方式
・単記非移譲式=一人だけを選んで投票する方式
・完全連記制=選出する人数分だけ候補者を選ぶ方式
・制限連記制=選出する人数より少ない人数分の複数名の候補者を連記する方式

「最適な選挙制度」の話に戻りますが、上記の全国比例区(制限連記制)に加え、並立する選挙区73議席(半数改選)の方を重複立候補不可の「小選挙区単記移譲式」にするのが正解と思えるようになりました。

そして用語に間違いがないかを検索しているうち、下記ページにたどり着きます。

どの選挙制度が良いかを考察する - 誠司の政策提案です
http://www.geocities.jp/seiji200601/senkyo03f.htm

この筆者、衆議院は「大選挙区単記移譲式(定数5〜10名)と小選挙区単記移譲式の並立制」、参議院と地方議会は「中選挙区単記移譲式(定数3〜5名)」が望ましいという結論に達したようですが、問題意識や結論の方向性が私と近くて参考になりました。

要は「死票が少ない(単記移譲式)」「複数名を選べる(連記制)」などで有権者の意思が反映されやすく、「同一政党間における同士討ちの解消」などで政権選択や政党政治といったものもある程度機能し、「組織的な票割りを作用させない」などで某宗教団体がやっているような選挙戦術を無効化する内容が「最適な選挙制度」と言えそうです。

政治家が小粒にならざるを得ない「小選挙区単記非移譲式」、落選させたくてもさせられない(例:定数2の宮城選挙区における岡崎トミ子)「大選挙区単記非移譲式」を見直し、比例区や大選挙区に「制限連記制」、小選挙区に「単記移譲式」を導入することの是非を考えたいです。

ポルシェ万次郎 2013-07-05 11:36:24

1779ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:16:50
8 ■昨日放送のテレビ大阪「たかじんNOマネー」で桜林美佐女史が、今週発売の「週刊文春」で宮嶋茂樹氏が海自の飛行艇「US-2」を紹介。

>消費者物価で1%を割り込んでいる時点で、立派なデフレ

はい。
「物価が継続的に下落する」という本来の定義や世間の理解とは逸れるのかもしれませんが、「所得が継続的に下落する」や「フィリップス曲線における最高パフォーマンスの“ど真ん中”を下回る」についても、広義の意味で「デフレ=デフレギャップがある=よくない現象の兆候」と捉えるべきでしょうね。

今朝放送のTBS「がっちりマンデー!!」、今年3月開業の「JR吹田貨物ターミナル駅」が取り上げられていました。
下記にまとめておきましたので、どうぞご覧ください。

●モーダルシフトについて
一般的に、貨物や人の輸送手段の転換を図ることを言う。具体的には、自動車や航空機による輸送を鉄道や船舶による輸送で代替すること。大量の幹線貨物輸送をモーダルシフトした場合、輸送エネルギーコストの節減、二酸化炭素や窒素酸化物の排出抑制、交通渋滞や交通事故の低減、労働力不足の解消などの効果が期待される一方で、コンテナ列車やコンテナ船の増強、ターミナル駅や港湾の整備などが課題となる。

●JR吹田貨物ターミナル駅の可能性
JR吹田貨物ターミナル駅は大阪・梅田の北ヤード開発に伴い、JR梅田貨物駅の機能を引き継ぐかたちで2013年3月に開業したばかりの、JR貨物が誇る27万㎡の巨大な貨物専用駅。敷地全長が約7.2kmあり、これは間に吹田駅、岸辺駅、千里丘駅の3駅を含む長さとなる。また、JR貨物と福山通運のコラボレーションに福山レールエクスプレスの開発がある。一般的なコンテナの長さは約3.7mとなるが、この福山レールエクスプレスは約9.4mと長く、10tトラックの荷台に積み替え作業なしに、フォークリフトでそのまま乗せることが可能となった。吹田市は近くに各種高速道路(近畿道、名神高速、阪神高速)も通っており、関西地域の新たな物流拠点として今後の活躍が期待される。

三橋氏との共著もある増田悦佐氏は自著の中で、「自分の足で移動できる『ヒト』は鉄道を使い、積み替え作業が必要な『モノ』は車を使って運ぶ社会が最も効率的」と書かれていましたが、積み替えをせずにコンテナごと乗せるスタイル(下記動画を参照)が現場で主流となれば、先日ヤマト運輸が発表した東名阪での即日配送のようなサービスがさらに加速しそうです。

【運転開始】福山レールエクスプレス吹田貨物ターミナルでの荷卸し
http://www.youtube.com/watch?v=4iD6w31cvW0

ポルシェ万次郎 2013-07-07 10:45:33

1780ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:17:18
29 ■日本「アメリカが世界の警察官なら、俺は世界の災害救助隊を目指す。護衛艦(ヘリ空母)に加え、救護艦(原子力空母)を!」

増田悦佐氏が新著で藤井聡氏を敬称なしに批判しているのを発見。
日下公人氏と同様に、増田氏もデフレギャップの概念が抜けている、デフレを軽視しているのが相変わらず残念です(それ以外は良い本)。

橋下「投資減税で誤魔化してはいけない。法人税を下げ、世界との競争に〜」
渡辺「また公共事業に金をばら撒こうとしている。農協や医師会の既得権が〜」

上記は先日の「報道2001」出演時の要約。
憲法改正は当分諦め、選挙後は日本維新の会(西)やみんな党との連携ではなく、公明党と共に国土強靭化(防災減災ニューディール)に注力すべし!

#24
>私も以前、ポルシェ万次郎さんが提唱していたロシア支援、
>ロシア開発はバランスの上でも必要かなと思ってますね

呼ばれて出てきてチョチョチョチョーン!
日本海を東洋の地中海にしましょう。
当方命名「マレー半島縦断リニア」に加え、「世界横断鉄道(貨物&寝台新幹線)」も新たに構想しましたので、私の妄想にまたお付き合いください。
乗車料金は東京―ボストン間の往復で一人200万円くらいでしょうか?

●世界のリニア新幹線
・アメリカ:【サンフランシスコ】―【サンノゼ】―【ロサンゼルス】
・ブラジル:【サンパウロ】―【リオデジャネイロ】
・ロシア:【モスクワ】―【サンクトペテルブルク】
・インドネシア:【ジャカルタ】―【スラバヤ】
・中国:【大連】―【瀋陽】
・マレー半島縦断リニア:【バンコク】―【クアラルンプール】―【シンガポール】

●世界の新幹線
・アメリカ:【ワシントン】―【ニューヨーク】―【ボストン】
・インド:【ムンバイ】―【アメーダバード】
・世界横断鉄道(貨物&寝台新幹線):【ボストン】―【ワシントン】―【ロサンゼルス】―【サンフランシスコ】―【シアトル】―【バンクーバー】―【ウラジオストク】―【日本】―【モスクワ】―【ベルリン】―【パリ】―【ロンドン】

●世界の海底トンネル(上記の「貨物&寝台新幹線」が通過)
・宗谷トンネル(約43km):【宗谷岬】―【西能登呂岬】
・サハリントンネル(約10km):【ロシア本土】―【樺太】
・ベーリング海峡トンネル(約100km):【チュコト半島】―【アラスカ】

ポルシェ万次郎 2013-07-11 19:26:42

1781ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:17:41
15. 初めまして!出版記念カキコ

いつも見てますよー。
新著の装丁を見て、一発で「採図社」だって分かりました(笑)。

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 世界各国過去32年分データを解析:政府総支出と名目GDPの相関関係極めて高い。小泉政権は政府総支出増加も名目GDP増加も世界最低水準!デフレ日本には大胆な財政出動必要!!
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-563.html

ブログの内容は毎回、上記エントリー以来の衝撃で、三橋貴明氏もそうですが、「桜文化人」などのまともな識者の中でも特に、自分と意見の一致する「シンクロ率」が高く、もちろん初となるご著書も購入させていただきます。

ポルシェ万次郎 2013-07-16 12:53:34

1782ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:18:00
21 ■経世済民の観点から「国民経済主義」を志向、「機能的財政論」の導入が求められる。「企業脳」の政治家は要らない! 1/3

Re.14 ■マネーの意味

>ケインズ派とリフレ派は、「デフレは悪」というベクトルを共有

>青木教授のおっしゃる「活動マネー」と「不活動マネー」

>手持ちの資金が窮乏している企業や家計に対して、"使えるお金"を供給せずに、
>「期待の醸成」をやたらと期待しすぎるのが、リフレ派の悪いクセです。

>しかし、構造改革的な政策がのさばる現実を打破しデフレを脱却するには、
>リフレ派との連携が欠かせません。

まさに「我が意を得たり」といった感想で、うずら氏の意見に激しく同意します。
青木氏はかつて「活動貨幣」「不活動貨幣」と呼称していましたが、より親しみやすい柔らかい表現ということで、「活動マネー」「不活動マネー」に言い換えたのかもしれません。

三橋氏、青木氏、そして木下栄蔵氏の見解が、それぞれ違ったアプローチながら「正解」だと私は思っています。

三橋「期待に働きかけるのが悪いとは言わないが、何年かかるか分からない」
廣宮「金融緩和はやってもやらなくても、別にどっちでもいい」
上念「スピードを早めるため、財政出動もいいんじゃねと思うようになった」
倉山「金融緩和か財政拡大かと言われれば、金融緩和の方が大事です」
菊池「異次元の金融緩和は市場が混乱する。財政拡大だけでよい」

皆さん少しずつ主張が違うわけですが、連携できる部分は多いと思います(敬称略)。
金融政策にしても財政政策にしても、「やりすぎて弊害が起こる」局面までは、お互い口を挟まずお手並み拝見という態度でいいのかもしれません。

ポルシェ万次郎 2013-07-17 15:27:46

1783ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:18:22
22 ■経世済民の観点から「国民経済主義」を志向、「機能的財政論」の導入が求められる。「企業脳」の政治家は要らない! 2/3

時間を長く5年かけるとしても、私は金融緩和だけでデフレを脱却できるとする説に懐疑的(決してハイパーインフレにはならないが、資産バブルの発生が金融緩和におけるボトルネック)ですが、資産価格の上昇による消費増(住宅市場など)や円安による輸出増といった「カンフル剤」「きっかけ」としての効果は高いと考えます。

続 日本は世界一の緊縮財政国家|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11541471921.html
 政府支出の増加率(年平均ランキング) ※2000〜2010年
 http://hirohitorigoto.info/data/097_2_lb.jpg
 政府支出増加率と名目GDP成長率の関係 ※1990〜2012年
 http://hirohitorigoto.info/data/098_2_lb.jpg

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 世界各国過去32年分データを解析:政府総支出と名目GDPの相関関係極めて高い。小泉政権は政府総支出増加も名目GDP増加も世界最低水準!デフレ日本には大胆な財政出動必要!!
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-563.html

上記のリンク先で証明されている通り、既に「正解」は出ていると思うので、あとはどれだけ躊躇せずにアクセスを踏み込めるか、国民世論を納得させられるかの勝負だと思います。
本来とは逆のブレーキを踏む勝負、公共事業を「どれだけ削れたか」で与野党が成果を競っている現状では、デフレは何年かけても脱却できません。

三橋経済塾第25回「国防の経済学(後編)」ケーススタディ
https://m-keizaijuku.com/event/data/51cc500c8e0d7a076e00076d

確かに採点の要望は出しましたが、論評までもらえるとは思っていませんでした。
こういったブログの方にはない「サービス」が強化されると、三橋塾への登録の動機に繋がるだろうし、ブログの「ネタ」にもなるということで、次回の「宿題」にも期待しています。

ポルシェ万次郎 2013-07-17 15:28:24

1784ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:18:43
23 ■経世済民の観点から「国民経済主義」を志向、「機能的財政論」の導入が求められる。「企業脳」の政治家は要らない! 3/3

>本日及び明日は、ビッグ・ゲストからのご投稿です。
>(こんな凄い論文を無料で掲載させてもらっていいものなのでしょうか・・・。

せひ、メルマガ「三橋経済新聞」の執筆陣に青木氏を!
本日配信の中野ホサ官のメルマガも相変わらず秀逸でしたが、「ハヒフヘーゾー」「バイコクマン」「バイバイコ〜ク」「あかいけ!ガンバンマン」とか、ああいったギャグを思いついた度に、毎日せっせとネタ帳にメモするホサ官の姿を想像すると萌えます(笑)。

あと、私も過去に青木氏の動画を紹介していたので、そのまま下記に転載させていただきます。

▼▼▼

バーナンキ的な高橋洋一氏を批判しておいて、クルーグマンやスティグリッツ的な三橋氏をそれ以上に論外扱いする池田信夫氏の思考回路が理解できません。
高橋氏(リフレ派)と池田氏(新古典派)はどちらも核心部分を3分の1くらいずつ間違えていて、下記に紹介する青木泰樹氏らの理解、「総需要の不足は量的緩和だけで解決不可能(或いは解決まで時間がかかりすぎる)」「デフレ脱却には財政拡大が“主”、金融緩和が“従”」が正しいと私は思います。

●リフレ派の誤謬
1.貨幣数量理論に基づき、インフレを考えている。
2.ワラルス法則の現実経済への誤った適用。
3.不況対策を金融緩和だけに頼っている。

★「貨幣の中立性」を前提としながら、デフレ不況(デフレギャップが存在する=投資効率が市場利子率を下回る=儲からない)という「貨幣が非中立的な世界」の分析を目指している矛盾。

※上記は下記動画より抜粋、一部改変。

『リフレ派の論理と誤謬(後編)③』青木泰樹 AJER2013.6.11(1)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21089341

ポルシェ万次郎 2013-06-12 10:59:43

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-07-17 15:28:51

1785ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:18:57
33 ■消費税増税が政治的に避けられないのなら、「消費税増税の恒久凍結の是非を問う解散総選挙」を仕掛ける打開策もある 1/3

>なぜ「そんなことはないっ!」のでしょうか

TVタックルを筆頭に、深い議論に入れるような放送時間、論客の出演人数ではないため、まずは「そんなことないっ!」と反発することから始まる「テレビ芸」ですね(笑)。
続きが聞ければよかったですが、聞いても論理的な回答は恐らくありません。

チャンネル桜での討論とは違い、瞬間的な「言い負かされていない感」が地上波では重要なため、視聴していても知的好奇心が満たされず、テレビはますます女、子供、定年退職者のメディアとなります。

>竹中氏はデフレの原因について「マネー量の不足」と表現しています

上念獄長も「デフレは貨幣現象」と言っていますね……。
それらに対し、銀狼西田は「紐では押せない」と見事に表現しています。

ただ以前から、上念氏が「アベノミクスに足りないのは再分配政策」と発言されている件については私も同じ意見でして、「税の累進性が高い方が経済パフォーマンス(経済成長率)は高くなる」「法人税や所得税の上限を池田内閣の頃に戻すべきだ」「グローバルな法人税の減税競争などもってのほか」「通貨発行権を持つ中央政府にはまるで不要な、社会の安定とは何の関係もない『無慈悲な安定財源』である消費税(付加価値税)について、今がデフレだからといった理由と関係なく廃止にすべき」といった声がもっと高まればと思っています。

>「日銀がマネーの量を十分に出せば、大丈夫なんだよ」

そう言っている人たち、結局は財政出動をしたくないだけなのだと思います。
政府の介入を許さず、市場原理が作用しない恐慌経済にあろうが市場が切磋琢磨して効率を上げて行くことをただ美しいと感じ、敗者は淘汰されるべきだと彼らは考えているわけです。

経世済民や国民経済といった概念を理解できた人たちというのは、「日本の国力や影響力を高めたい」と普段から願う人たちで、やはり国家観があるかないかの違いだと思います。
国益や「チーム日本」を考えた場合、「質」を高めることが求められるインフレ局面もあれば、「量」を増やすことが求められるデフレ局面もあるというだけの話ですね。

ポルシェ万次郎 2013-07-23 13:55:01

1786ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:19:15
34 ■消費税増税が政治的に避けられないのなら、「消費税増税の恒久凍結の是非を問う解散総選挙」を仕掛ける打開策もある 2/3

私だって、金持ちが経済活動しやすい環境を用意した方が経済パフォーマンスがいいという前提があるのならそう主張しますが、失業者を減らし、中間層の所得を厚くした方が名目GDPが伸びることが分かっているので、日本国のためにそうしましょうと言っているに過ぎません。
トリクルダウン理論が仮に成立するのであれば、「中共を崩壊へ追い込むまで貧乏人は我慢せよ」とか言うかもです。

>金融政策のみでデフレ脱却しようとしても困難であり、
>少なくとも時間がかかることは間違いありません

「困難」「時間がかかる」までが確定した事実で、加えて「時間をかけようが金融緩和のみのデフレ脱却は不可能」といった疑義、仮説が私はあるように思います。

>消費税増税も公務員削減も、共に総需要を削減する政策

私がみんなの党のブレーンなら、「公務員やNHKの高すぎる給料は削減するが、それ以上に予算をかけて新規採用を増やし、10万人規模で雇用を創出する」「自衛隊員の数を29万人にまで増やし、6万人の雇用を今すぐ創出する」「そうして失業率が改善されることで、税収は加速度的に大幅に増える(「アジェンダ」に代わり「税収弾性値」をプッシュ)」など、発言の修正を進言します。

あとは天下りについて、私は報酬の上限をたとえば年収500万円までとし、大して仕事のない「箱モノ」への勤務で高い人件費を支払うとかの慣習をやめ、義務や奉仕の精神でエリートたちのモチベーションを引き出したいと考えます。

また、各省庁の職員については自衛隊のように一元採用とし、半年ほどの研修で同じ釜の飯を食わせて横の繋がりを強化、セクショナリズムの意識の希薄化を狙いたいです。
警察学校並みの厳しく愛国的な研修を行うことで、外務省ような「国益のための仕事をサボる職員」のこれ以上の増殖を防ぐことを狙いとします。

ポルシェ万次郎 2013-07-23 13:55:36

1787ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:19:31
35 ■消費税増税が政治的に避けられないのなら、「消費税増税の恒久凍結の是非を問う解散総選挙」を仕掛ける打開策もある 3/3

たとえば以下に紹介する動画など、本来は外務省がやるべき仕事と思えてなりません。

●アメリカ軍が慰安婦を捕まえて聴取した結果、分かったこと(1944年フィリピン)
・慰安婦たちの証言では、志願して雇用され、高額の給料を貰っていた。
・街へ出かけて化粧品や洋服など、好きな物を買っていた。
・時間の関係で全てのお客(日本兵)にサービスができないことを悔やんでいた。
・日本人の兵士たちとスポーツをしたり、ピクニックをしたり、宴会をしたり、様々なイベントを一緒に仲良く楽しんでいた。
・借入金がある慰安婦は、その返済が終われば、希望すれば国へ帰ることも出来た。
・日本の兵士と結婚する者もいた。
・慰安婦たちは、日本人の基準でも、白人の基準でも綺麗な女たちではない(米兵の主観)。

字幕【テキサス親父】慰安婦は売春婦!証拠はコレだ!と親父ブチギレの巻!
http://www.youtube.com/watch?v=ggQaYD37Jm4

上記の新着動画はフィリピンでの聴取のようですが、同じく「慰安婦とは売春婦以外の何者でもない」と断じた、1944年に北ビルマのミートキーナで行われたアメリカ軍の調査報告書「心理戦チーム報告書第49号」との関連について、全体像に詳しい方いらっしゃいますか?

>今後の政策論争が、まさに「新古典派経済学に基づく構造改革主義者」対
>「ケインズ経済学的な実践主義者」という争いになっていくことが間違いない

いえ、「新古典派経済学に基づく構造改革主義者」対「リフレ派」対「ケインズ経済学的な実践主義者」という三つ巴の争いになるような……。

「リフレ派」の先生方についてはとにかく、菊池英博氏のように「今すぐ金融緩和をやめよ」とまでは言わないから、そちらも財政拡大(国土強靭化)についてネガティブなことを言って邪魔をするな、できれば後押ししてくれと言いたいです。

>そして、西田先生がズバリ仰ったように、「敵は自民党の中にもいる」
>のでございます。

西田氏の右隣に座っていた「敵」の一人が苦笑いしていましたね(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-07-23 13:56:03

1788ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:19:54
41 ■だめだコリア

橋下徹「『朝鮮人』『韓国人』『コリアン』はそれ自体の言葉のイメージが悪くなっているだけで、元々は差別用語というわけではない。『このアメリカ人がっ!』『そこの日本人っ!』などが許されていて、『朝鮮人どもっ!』がネガティブでキツイ言葉に聴こえるのは確かだが、だからと言って言葉狩りのような真似をしてはいけない。ただまあ、アメリカでも『Are you a Korean?』と訊き辛いのは事実だし、間違われて怒る普段は温厚な日本人、侮辱されたと感じる台湾人も多い。また、『慰安婦』の実態が『売春婦』であったことは疑いようもなく、当時の敵国であるはずの米軍がそのような報告書を書いてもいる。こういった問題では可能な限り当時の言葉を用いるべきで、『従軍慰安婦』や『太平洋戦争』などといった、あとから作られた造語を使うから、実態や本質、その後の議論が曖昧になってしまうのだ。この『朝鮮人の戦地売春婦の問題』については、相手の作ったプロパガンダ用語である『セックススレイブ(sex slaves=性奴隷)』を追認せず、『プロスティテュート(prostitute=売春婦)』という直接的な言葉を用いるのがあらゆる意味で正しいと思っている。そして『コリアン・プロスティテュート・プロブレム(KPP=朝鮮人売春婦問題)』については現在進行形で、現代においても彼女らの不法就労が世界各国で問題となっているのはご存知か? 『従軍慰安婦』などといった詐話師の造語に新聞社が乗っかり、現在は『いわゆる従軍慰安婦問題』などと曖昧な用語と化しているため、今後は国内外で『KPP』と呼称するのが望ましい。『K-POP』みたいな略称で、日本人にも外国人にも発声しやすいだろう。『慰安婦』を『売春婦』と言い換えることに抵抗を覚えることは正常な感覚であるが、だからといって相手が『プロスティテュート』を『セックススレイブ』と言い換えていることを見過ごしていい理由にはならない」

本文とコメ欄の投稿に味付けを加え、上記のようにシミュレートしてみましたが、まあ、いきなり政治家がこれをやっては反発を招くでしょうね。
まずはネット発で、『KPP(コリアン・プロスティテュート・プロブレム)』という略称を定着させるのがいいと思います。

アメリカ人「韓国人?」台湾人「Noooooo!」
http://www.youtube.com/watch?v=nSr6KjqTTAI

ポルシェ万次郎 2013-07-24 15:30:02

1789ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:20:13
114 ■ニャフラック

▼▼▼

 日本郵政が、米保険大手アメリカンファミリー生命保険(アフラック)との業務提携を抜本的に強化することが24日、明らかになった。傘下のかんぽ生命保険がアフラックと代理店契約を締結。同社のがん保険販売を、同じ郵政傘下の日本郵便が直営する約2万カ所の全郵便局に拡大する。アフラックは2014年秋に日本郵政グループ専用のがん保険を供給する。26日にも基本合意し、両社トップが記者会見して発表する。
 米政府は長年、日本の保険市場の閉鎖性を指摘し、日本郵政の郵便局ネットワークをかんぽ生命以外の民間保険会社にも全面開放するよう求めてきた。今回の提携強化は、環太平洋連携協定(TPP)交渉と並行して行われる保険分野などの日米2国間協議にも影響を与えそうだ。

日本郵政、米アフラックと提携強化=がん保険、直営全郵便局で販売
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130725-00000000-jij-bus_all

▲▲▲

なにこれ?
もう嫌な予感しかしません。

♪バイバイコーク(笑)

ポルシェ万次郎 2013-07-25 06:03:52

1790ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:20:31
13 ■国家のグランドデザイン、国としてのビジョンを語る政治家がいない。まるで目的もなく太平洋を漂う漂流物みたい。 1/2

>消費者物価14カ月ぶりプラス、0.4%上昇 6月

以下、今朝放送の読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」より要約します。

宮崎「コアコアCPIで見れば未だデフレを抜け出せていない。消費税増税は早い」

石破「リーマンショックのような激震があれば別だが、財政再建は喫緊の課題」

前原「日本の問題など限られている。人口の減少に莫大な借金の問題だ」

……駄目だこりゃ(笑)。
印象としては、石破氏は消費税を上げる気マンマンです。

>増税すべき理由は「何も」ないのです

中央政府には徴税権だけでなく、通貨発行権がありますもんね。

周回遅れの財政破綻論ばかりで、日本をどのような国にしたいかを語る政治家の出演がなかなかありません。
以下、「私ならこう語る!」ということで、地政学っぽく簡単に羅列してみましたがいかがでしょうか?

【世界観(ビジョン)】
世界中から広く尊敬される日本でありたい。政治、経済、文化などで、世界に対し一定の影響力を保持したい。中国や韓国や北朝鮮といった、反日のならずもの国家に侮られたくない。ジャパンコンセンサスにより、この世から貧困、戦争、民族浄化、人権侵害を根絶したい。日本が日本らしく、日本語が日本語らしく、日本人が日本人らしく、地球が滅びる最後の日まで繁栄させたい(国体護持)。

【政策(ポリシー)】
GDPを世界一にする。格調高い自主憲法を制定する。国連常任理事国になる。強い国軍(帝国陸海軍)を復活させる。核兵器保有国になる。拉致被害者全員を取り返す。第二次大戦後、ソ連と韓国に奪われた自国領土を奪還する。東京裁判史観を修正する。中韓との情報戦に勝利する。天皇の靖国参拝を政治的に可能な環境にする。

ポルシェ万次郎 2013-07-27 11:21:15

1791ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:20:46
14 ■国家のグランドデザイン、国としてのビジョンを語る政治家がいない。まるで目的もなく太平洋を漂う漂流物みたい。 2/2

【大戦略(グランドストラテジー)】
あらゆる国家主権を手放さず、強化する方向で考える。デフレを脱却して成長路線(名目7%の経済成長)に復帰、強い経済により強い軍隊を創る。再分配政策を見直すことで、中間層に厚いかつての一億層中流社会を目指し、高い経済パフォーマンスを取り戻す。ASEANとの連携を強化し、対中、対韓、対北の包囲網を形成する。日米同盟を深化させる。東欧や北欧など、ソ連の被害国との連携を模索する。占領憲法を部分的でもいいのでまずは改正(停止や削除)させる。中韓の反日教育をやめさせる。

【作戦(オペレーション)】
国債を財源とし、防衛費と公共事業費の支出を大幅に増やす。自衛隊員と公務員の数を増やすことで、今すぐ数十万人規模の雇用を創出する。武器輸出三原則を撤廃する。アメリカより空母を購入する。税の累進性を強化し、逆進性の高い消費税は撤廃する。憲法7条4号や96条の改正、憲法9条2項や前文の停止など、国民から過半数の合意が得られやすい部分改正を提案する。外務大臣や首相がASEAN諸国、中央アジア諸国、東欧諸国、台湾やパラオを歴訪する。総理大臣が毎月のように靖国神社へ参拝する。特定国に憎悪の意識を植え付ける教育は人種差別、精神的児童虐待に当たると、国連の各機関を通じて中韓に圧力をかける。

【戦術(タクティクス)】
新幹線網と高速道路網を構築し、都市と地方とのクラスター化を図る。道路インフラには「混雑税」の概念を導入、渋滞の減少に努める。救難飛行艇、潜水艦、戦車などを海外の友好国へ輸出する。空母打撃群や海軍陸戦隊(海兵隊)を創設する。階級や艦船の呼称をグローバルスタンダードに改める。消費税の代替として「贅沢税」を提案する。中韓の反日振りに対し、テレビや新聞が「報道しない自由」を行使するのなら、政治家がカメラの回っている場面で発言し、世論に対し問題提起を行う(総理や閣僚が生放送で、「天皇陛下への侮辱を謝罪するまで、『日王』という意図的な蔑称を改めるまで、韓国との首脳会談は行わない方針だ」と発言するなど)。

ポルシェ万次郎 2013-07-27 11:21:40

1792ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:21:07
24 ■日本版コアCPIの存在価値など、どの程度『ガリガリ君』を欲する天候かを示す『ガリ指数』以下である。 1/2

やはり「Klug(クルーク)」の連載よりも、「ZAKZAK→2ちゃんねる→まとめブログ」と露出していく「夕刊フジ」に載る原稿の方が値打ちありますね。
読者の絶対数が違うと思います。

Re.#11 tktk

ハンドルネームが「tktt(竹達)」に見えた。。。

>「この理屈がまかり通るなら、税金なんか不要で、
>全部日銀が買い取る国債でまかなえばいいじゃん」

さて、そこで語られている意見ですが、総量に限りがあるかつての金本位制ではなく、国家の供給能力が通貨の信認を担保している現代の日本のような体制の場合、通貨発行権の行使が税金が持つ安定財源という意義を薄めるも、税金にはほかに「所得の再分配(累進性強化→社会の安定&経済パフォーマンスの上昇)」、「酒や煙草やガソリンや高速道路料金のような消費を抑制したい対象へ負荷をかけられる」、「景気や物価の調整(安定化装置)」などの機能を持つため、これら徴税権を放棄して通貨発行権だけで国家運営をするのはかなり難しいと思います。「デフレ先進国」の日本以外の国が導入すれば、それこそハイパーインフレが起きちゃいますね。

「税金なんか“今は”取らないで(増税しないで)、全部日銀が買い取る国債でまかなえばいいじゃん」という意見なら、デフレの今は正解だと思います。そして「無慈悲な安定財源」である消費税については、中央政府が赤字国債を発行できることの「安定性」を国民の多数が確認したのち、景気状況とは無関係に完全撤廃すべきと私は考えます。

ポルシェ万次郎 2013-07-30 19:51:53

1793ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:22:27
25 ■日本版コアCPIの存在価値など、どの程度『ガリガリ君』を欲する天候かを示す『ガリ指数』以下である。 2/2

要は消費税が持つ効果の中から「安定財源」を除外すれば、あとは弊害しか残らないので廃止しろ、或いは外資系企業を狙い撃ちした「贅沢税」に置き換えろという主張です。年金などの社会保障費も、足りなければお金を刷ればいいだけの話で、そうしてインフレに振れることで、あとはどうやってインフレを抑えようかという問題だけを残したい。

●贅沢税の課税対象(当方案)
・600万円を超える乗用車=欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち
・10万円を超える服飾品=ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち
・5,000円を超える酒類=欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち

もうそろそろ、「どうすれば需要を上げられるか?(条件:お金はジャンジャン使ってもよい)」という「簡単な問題」ではなく、「どうすれば供給を上げられるか?」という「そこそこ難しい問題」で悩みたいものですね。

株安・円高、消費増税慎重論が誘発との見方浮上 (ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130730-00000079-reut-bus_all

上記はヤフーのヘッドラインからですが、早速コメント最上部に「財政破綻の懸念で円高になるのか(笑)」と書き込まれていてワロタ(笑)。
ああ、大衆がエリートより賢い日本の素晴らしさよ!

ポルシェ万次郎 2013-07-30 19:52:18

1794ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:22:55
5 ■増税モンスター 増税モンスター♪ 1/4

>日本の現在の税収弾性値は、3〜4です。名目GDPが1%成長すると、
>税収は3%〜4%増えるのです

【アンフェア】選挙とアベノミクスと消費増税 三橋貴明[桜H25-7-17]
http://www.nicovideo.jp/watch/1374043609

上記に素晴らしい解説がありましたよね。産経新聞で唯一まともな経済記事を書く田村秀男氏の解説にあるグラフ「国の一般会計税収伸び率と名目経済成長率の推移(出典:財務省)」を紹介した秀逸な動画です(未見の方はぜひどうぞ)。

▼▼▼

ざっと20人から30人程度の,「○○証券」とか,「○○研究所」の「アナリスト」「エコノミスト」の方々の「増税についての賛否」の一覧のパネルが(所属・記名付きで)提示されたのですが,何と驚くべき事に,「一人の例外もなく」,全員が,来年四月から消費税を8%にすることに「賛成」だという結果でした。

(中略)

しかし,デメリットは,山のように指摘されているわけです。ここで一々指摘することは避けますが,景気にブレーキがかかることはほぼ万人が認めており,しかも,税収そのものが減る懸念さえ,あからさまに危惧されている状況なわけです。

こんな状況で,専門家達が,「虚心坦懐,真摯な気持ちで状況判断をした」として,「全員が賛成」という結果が得られることは,統計学的に考えて(有意確率99.999%で!)絶対にありません。

【藤井聡】全体主義 三橋貴明の「新」日本経済新聞
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/07/30/fujii-49/

▲▲▲

上記は昨日配信されたメルマガからですが、一人の例外もなく「来年4月からの消費税増税賛成」だったことに、私もフジテレビ「報道2001」を観ていて驚きました。掲示されたフリップには証券関係のアナリストの肩書きがずらっと並んでいたわけですが、増税キャンペーンをしたいにしてもあれはやり過ぎだろうと思います。

ポルシェ万次郎 2013-07-31 10:11:37

1795ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:23:14
6 ■増税モンスター 増税モンスター♪ 2/4

以下、図以外の本文の一部が「ポストセブン」の方にも転載されていますが、内容は取るに足らないいつもの公共事業批判です。記事内容がいけてないのに比して、批判目的で掲載したであろう強靭化計画の全貌が逆に分かりやすく秀逸だったので紹介します。

週刊ポスト 2013年08月09日号「本誌シロアリ駆除隊が出撃! 亡国の日本列島改造計画を暴く」に掲載の『これが「平成の列島改造計画」だ!』(出典:「2013年参院選都道府県別マニフェスト」より抜粋)
http://stat.ameba.jp/user_images/20130730/22/p-manjiro/d9/9e/j/o0598056612628533936.jpg

>「消費税を増税する理由は何もない」のでございます

以下、こちらも週刊誌から昨日スキャンした画像となりますが、ツッコミどころ満載の図形と論説を紹介します。

週刊プレイボーイ 2013年32号「大増税&年金・財政破綻!悪夢のシミュレーション」に掲載の「図表2 日本の一般政府総債務と家計金融資産の推移」(出典:日銀「資金循環統計」)
http://stat.ameba.jp/user_images/20130730/22/p-manjiro/4c/9a/j/o0598054212628547010.jpg

上記、「一般政府総債務」を出すのなら「非政府金融総資産(家計+企業+その他)」を出して比べるべきだし、「家計金融純資産」も本来は「非政府金融純資産(家計+企業+その他)」とすべきだが、それらを出すのなら「一般政府純債務」を出して比べるのが筋であろう。何が「待ったなし」の状態なのか理解に苦しみます。

週刊プレイボーイ 2013年32号「大増税&年金・財政破綻!悪夢のシミュレーション」に掲載の「図表3 純債務残高の国際比較(対GDP比)」(出典:OECD Outlook)
http://stat.ameba.jp/user_images/20130730/22/p-manjiro/db/f8/j/o0598069212628548877.jpg

上記、対GDP比での比較を「総債務残高」ではなく「純債務残高」にしてある点はこれまでと比べて評価できるも、タイトルは「純債務残高の国際比較(対GDP比)」ではなく「一般政府純債務残高の国際比較(対GDP比)」とすべきでしょう。「政府」という文言をわざと外したのかもしれませんが、見る人に国家全体の債務であるかのような印象を与えてはいけません。

ポルシェ万次郎 2013-07-31 10:12:56

1796ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:23:36
7 ■増税モンスター 増税モンスター♪ 3/4

この小黒氏については、たまには「対外純資産残高の国際比較(対GDP比)」や「非政府金融純資産の国際比較(対GDP比)」でも作ってみろと言いたいです。対戦相手が攻撃カード「一般政府純債務残高の国際比較(対GDP比)」を出してきたなら、こちらは防御カード「対外純資産残高の国際比較(対GDP比)」や「非政府金融純資産の国際比較(対GDP比)」で打ち消すみたいな、「政経カードバトル」でも発売すれば面白いかもしれません。カードに解説までは載っていないので、図表を見て即興で「物語」を考えるロープレとなります。萌えキャラを登場させ、複数の選択肢から回答を選ぶギャルゲーのような形式もアリです。

消費税については、増税で景気を冷やした分以上の財政出動(国土強靭化政策ほか)を行ってくれればいいやという次善の意見も出ていますが、「国民に負担を強いて集めたお金を福祉や社会保障に回さず、族議員が地元でばら撒いて土建屋だけが潤い〜」「昔の自民党に先祖がえり〜」みたいなキャンペーンに却って利用されることを危惧します(既にその予防線、兆候が出ている)。消費税増税分のマイナスに届かない程度のショボイ財政出動が行われ、アベノミクスは失敗した挙句、国民の間で公共事業悪玉論がさらに強固なものとなることに恐怖を感じます。

その一方、消費税増税をせずに秋の超大型補正で積極財政へと転じ、それが当然の結果として大幅な税収増となって現れれば、通貨発行権や税収弾性値の意味を国民が知る、世界でも貴重な経験が得られると思います。両者の比較は雲泥の差となりますね。

「報道2001」について、インドネシアやマレーシアの様子を映像で紹介するような特集だけがためになって面白いし、ああいったお金をかけた取材映像がテレビの利点の一つだと思います。そして「週刊ポスト」の論評自体はカスでも、先ほど紹介した一次資料を元にした図はやはり分かりやすかったわけです。もう彼らの論評や分析には期待しないので、映像やデータだけをしっかり出してほしいと思います。

ポルシェ万次郎 2013-07-31 10:13:20

1797ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:23:54
8 ■増税モンスター 増税モンスター♪ 4/4

田村秀男「消費税を増税したあと、消費は意外と落ちていないんです。その分だけ値上がりますからね。名目値は意外と落ちていない。ところが投資が落ちるんです。企業のね。雇用が下がるんです」

先日のチャンネル桜の討論でこう述べた田村氏ですが、あのかみ合わなかった一連のやりとり、西部邁氏や川口マーン惠美氏は公共心から税の負担を主張し、三橋氏は消費税が持つ逆進性や残酷性(無慈悲な安定財源)、増税については時期の悪さについてを主張されていたように思います。

消費税についてを、所得を捕捉し難い人(脱税する暴力団や自営業者)や定年世代からも公平に負担してもらうためのものと考えている人も多いですが、勤労世代や若年層だけいくらかでも免除されるような税制とは違うわけで、これだけでも論理が破綻していますよね。私は税や社会保障への負担は低くして、日本国民は消費し切れなかった所得をせっせと貯蓄に回し、それを原資に企業や政府がガンガン投資を行い、「インフレという名の負担」を全国民に強いることが一番平等なように思います。

前述の所得を捕捉し難い人(脱税する暴力団や自営業者)や定年世代についても、お金を貯め込んでの勝ち逃げを許すのではなく、消費や投資、所得を得るための行動が死ぬまで尊ばれる環境であってほしいです。中国共産党が崩壊するその日まで、日本政府は防衛と防災に関する異次元の財政支出で常に国債を発行、対価として発生するインフレにより、国民へは働くことや生産性を上げることのインセンティブを大きくすることで、或いは同時に池田内閣の時代の累進性の高い税制に戻すことで、覇権国家を狙える高い経済パフォーマンス(名目7%超の経済成長率)を実現させるべきと考えます。

ポルシェ万次郎 2013-07-31 10:13:53

1798ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:24:13
48 ■第2四半期(4〜6月期)のGDPの一次速報値、個人消費や実質GDPは好調なれど、設備投資やコアコアCPIは横ばいかマイナスな予感

>今週は夕刊フジで「断末魔の韓国経済」を連載しているのですが、
>特に第一回の反響が凄まじく

日本を貶める誤報を海外へご注進して回る朝日新聞などではなく、今や夕刊フジこそが「日本のクオリティペーパー」ですからね。3日前のコメント欄にも、「Klug(クルーク)の連載よりも、『ZAKZAK→2ちゃんねる→まとめブログ』と露出していく夕刊フジに載る原稿の方が値打ちある」と書きましたが、やはりネット上での拡散力が違います。

>麻生財務大臣がまたもや「言葉狩り」に遭っております

青山繁晴、麻生太郎副総理ナチス発言撤回にについて
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21489718

上記動画(ラジオ)を視聴してようやく全容が分かりました。
簡単に言えば下記の通りですよね。

本来のニュアンス「ナチスの教訓に学ばなければならない。慎重な議論が必要だ」

曲解されたニュアンス「ナチスの手法を真似しよう。こっそり憲法を変えてしまおう」

麻生氏が発言を撤回「ナチスを引き合いに出したことは不適切であった」

青山繁晴氏の見解「激おこ! そもそもナチスをタブー視するのはおかしい」

良くも悪くも発信力のある橋下氏に唯一期待するところがあるとすれば、こうした事件のたびにメディアで矢面に立ち、自民党の露払いをしてもらうことです。政権与党が政治的に弁明し難いことを代わりに行い、「自民党より右派」を貫くことで、「ぶれない野党」として揺ぎ無いポジションを確立できるでしょう。

ポルシェ万次郎 2013-08-02 17:01:06

1799ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:24:30
20 ■ふるさとの町焼かれ身寄りの骨埋めしやけ土に……。アメリカによる原爆投下(国際法違反)許すまじ!

>大日本帝国は1910年に大韓帝国を国際条約(韓国併合に関する条約)により
>併合したわけで、いわゆる帝国主義的な植民地支配をしたわけではありません

武力や戦争といった手段を用いず、国際社会で多くの国の承認を得て平和裏に行われた併合でしたね。日本の統治はミャンマーやインドネシアなどで行われたものとは大きく異なり、どちらかと言えばイギリスにおける連合王国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)、ドイツによるオーストリア併合にまだ近いです。アメリカがテキサス、カリフォルニア、アリゾナを併合したことを植民地支配とは言わないのと同じでしょう。

>日本に併合された朝鮮半島では、次々に「学校」が造られていきました

保守派の中からも「韓国統治では良いこともした」という表現があるがとんでもない! 良いことだらけ(僥倖)であり、「悪いことも探せばあったかもしれない」くらいの言い方が適切だと思います。

>イギリスがミャンマーを滅ぼしたとき、王族はインドに追放され、
>二度と故郷の土を踏むことはありませんでした

高山正之氏などが自著に繰り返し何度も書かれていますが、王女はインド人兵卒に払い下げられました。国民の求心力を奪うための酷い仕打ちです。

>呉善花氏の入国拒否でも分かりますが、
>韓国は民主主義国家でも何でもありません。「反日至上主義国家」です。
>反日が民主主義の「上」に立っている国なのでございます

明確な「差別国家」なので、国連は何をしているって感じです。ああ、事務総長が韓国人でした。。。

>日中友好だの、日韓友好だのが実現する日は、
>今後1000年くらいは訪れないというのが現実

今日は8月6日。戦争は相手があってのことなので、安易に「不戦」を誓うことはできませんが、いざ戦争となってしまったときには国民の生命や財産を守れるよう、不断の努力と練磨により「不敗」を誓える準備が必要だと思います。

ポルシェ万次郎 2013-08-06 11:36:35

1800ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:24:45
24 ■Re.#22 冥王星さん 1/5

>その前に日露戦争でロシアと朝鮮半島の支配権を争いましたよ

ロシア「朝鮮を植民地にしたい。不凍港がほしい。日本支配の足がかりにしたい」
日本「しっかりしろ朝鮮。近代化して独立せよ。外国の言いなりは勘弁」

日露戦争(1904〜1905年)

日本の歴史的勝利

日本「あっちへふらふら、こっちへふらふら。借金ともどもうちが面倒見てやる」
朝鮮「よろしく頼んます。これで我が民族も一等国民だ。やったね!」
欧米列強「まあ、それがいいだろうね。極東の平和維持には日本の力が必要だ」

概ね上記のような事情であり、日清戦争や日露戦争で「頼もしい姿」は示しましたが、「嫌がる朝鮮に対し武力で言うこときかせた」というニュアンスではありませんね。

以下、「激論ムック Vol.25 外国人参政権の真実」に掲載の、浄閑寺セツ氏による東アジア擬人化小説「日韓併合物語『朝子という女』」をご紹介します。書籍化もされていないようですし、少し長いですが、とても面白いので全文を掲載させていただきます。

▼▼▼

日本にとって韓国?
一言でいえば、「さげまん」、ふた言いわせてもらえば、「あばずれ」
まあ、最初で最後のオイラの愚痴を聞いてくれ

ポルシェ万次郎 2013-08-06 12:23:30

1801ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:25:00
25 ■Re.#22 冥王星さん 2/5

 つまりだ、タチの悪い女に引っかかっちまったってことさ。女のことで愚痴るのも男を下げる気がしてな、今まで黙っていたけど……。まあ、今日のところは俺の話を聞いてくれ。

 そう、俺は昔、引きこもりだった。まあ、それでもどうにかやってこれたんだ。島国だったしな。ところがさ、ある日、気がつくと「海は自然の防波堤」なんて時代じゃなくなっていたんだな。碧眼の毛唐どもがでっかい黒船でやって来てご近所をわがもの顔で歩いていやがるのを見て俺は肝を冷やしたさ。やろう、亜細亜村の連中なんか家畜だと思ってやがる。茶でも綿でも娘でも何でも村の物は引っぱがして持って行くんだ。

 お隣のシナさんなんかみじめなもんだったぜ、毛唐にヤクの味を覚えさせられてよ、ワケの解らん証文を盾に土地まで切り売りする始末だ。当時、シナ家の主は清という男で、もともとはここの血筋とは違っていたんだが、いつの間にかシナ家にいついちまった奴なんだ。よくわからねえけど、シナ家ではそういうことはよくあるらしい。

 で、清さんの本来の住処はシナ家の裏手の荒れ果てた満州という原っぱでね、のちにシナ家を追い出された清さんのために俺はその原っぱに家を建ててやったんだぜ、余っている土地をちょっと使わせてもうらう約束でな。ま、そのことで若造のアメ公に難癖つけられ、無茶なケンカをおっぱじめたおかげでノサれるハメになるんだけどさ、それはずっとあとの話だ。

ポルシェ万次郎 2013-08-06 12:23:57

1802ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:25:15
26 ■Re.#22 冥王星さん 3/5

 シナ家の隣がロスーケだ。こいつは毛唐の中でも熊のように図体のでけえタチの悪いヤクザ者でな、こいつが朝子を狙っているっていうのはウブな俺でも一目でわかったよ。朝子っていうのはシナ家の離れに住んでいる清さんの養女だか下女だかの貧しい娘でね、とにかく、俺はロスーケからこの娘守んなきゃいけねえと思ったのさ。何も義侠心からだけじゃねえよ。朝子がロスーケの情婦になってみな、俺ん家の軒下のすぐそばまでドスをもったヤー公のシマになるんだぜ。そりゃカンベンってもんだろ。

 とにかく、あの飲んだくれヤク中の糞たれ親父のとこに置いといたんじゃ、朝子も堕落の道を一直線、いずれは熊公の公衆便所よ。つーわけで、よしみの清さんとケンカまでして朝子を独立させたんだ。

 ところがよ、この朝子、垢抜けねえ顔していながら結構スベタだったのよ。俺にゴロニャンしたかと思うと、まだ糞たれ親父と切れてなくてさ、そればかりか熊公にまで色目を使い始めるじゃねえか。オイラの立場はどうなんのよ。

 そんで、熊公が朝子のパンツに手ぇかけたところで、ついにやっちまった、ケンカよ。熊公、強いには強いが、ケンカは短調(原文ママ)でさ、読めるんだよ、次の手が(笑)。出鼻をくじく東郷パンチで赤っ恥かかせてやったぜ。まあ、こちらとも無傷ってわけにはいかなかったがな。

 でさ、亜細亜村の引きこもりのチビが熊ヤクザをやっつけたってんで、あれほど俺っちをバカにしていた毛唐どもにも一目置かれるようになっちゃった。特にロッパさんたちにね。収穫はそれぐらいかな。アメ公は内心面白くなかったようだけど。

ポルシェ万次郎 2013-08-06 12:24:18

1803ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:25:30
27 ■Re.#22 冥王星さん 4/5

 朝子があんまり危なっかしいんで放ってもおけず、「アンタんとこなら手鍋下げても」なんて言葉にほだされちまって嫁にしたんだ。それがちょうど百年前のことね。

 とにかく、垢だらけの朝子を風呂に入れて、服も着せて、読み書き教えてさ。日本(オレ)の嫁らしい体裁を整えてやったのよ。今頃になってそれをさ、強制だ、無理矢理だなんて言ってるんだよ、あの女は。挙句には俺に身ぐるみはがされたってさ。冗談じゃないぜ、朝子名義のべらぼうな借金肩代わりしてやったのは誰だと思ってんのよ。

 そうしているうちに世間にはまたキナ臭い空気が流れて来てな。ロッパさんところではゲルマンのナッチがケンカおっ始めるし、原っぱのことで因縁つけられて孤立していた俺はついナッチと盃交わしてさ。んで、行き着いたのがさっきも言った、アメ公とのズタボロのケンカね。

 後悔しているよ。人生で三つの後悔があるとしたら、ひとつは原っぱが底なし沼だらけだって気付かなかったこと、嫌われもんのナッチと兄弟分になったこと、そして全ての元凶である朝子と一緒になったことだな。

 アメ公とのケンカに負けた俺は全てを失ったさ。朝子ともバイバイだね。言っとくけど、タダで別れたわけじゃないぜ、スカンピンのオイラがべらぼうな手切れ金払ったんだ。んで、俺がプレゼントしたバッグや指輪はきれいにやつのところに置いていったさ、未練ねえもん。どうだ、俺も男だろ? ハハハ・・・こん畜生!

ポルシェ万次郎 2013-08-06 12:25:34

1804ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:25:48
28 ■Re.#22 冥王星さん 5/5

 その後も腐れ縁ていうのかな、朝子、おっと、いまはカン子か・・・が困っているときはついつい小遣いを渡してな。自動車作りたいと言えば作り方を教えてやり、電機屋始めるといえばコマゴマと手伝ってやったんだぜ。今、朝子はそれを商売にしながら「日本を抜いた。アタイは先進国よ」なんて言ってやがる。俺がいなきゃ鉛筆一本作れもしねえくせに。

 一番腹が据えかねるのは、まるで深窓の令嬢である自分が田舎者の俺に無理矢理手篭めにされたなんて世間に向かって大声で吹聴していることだな。
よく言うぜ、代々シナ家の主に股開いていたドあばづれでド下げまんの○ァッキンな糞ビッチがよ! おっと、そんなことやっぱ口には出せなねえよ、男はつれえなあ。

 誤解しないでくれよ。誰も恨んじゃいねえよ。俺がウブだっただけさ。女を見る目がなかった、それだけのことなんだよ。(完)

▲▲▲

書き起こしが大変でした。「出鼻をくじく東郷パンチ」は今読んでも面白い(笑)。

これを漫画かアニメにして子供たちに学習させるべきですが、まずは西村幸祐氏に許可を得て、ぜひともエントリー本文に転載していただきたいです。当時の半島情勢が手に取るように分かります。

ポルシェ万次郎 2013-08-06 12:25:54

1805ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:32:59
8 ■韓国が1000年恨みを忘れない国というなら、日本は1000年感謝を忘れない国でありたい。

以下、「国の借金1000兆円突破」に関する話題の2ちゃんねるからの転載ですが、最近では彼らの方が政治家よりマクロ経済を正しく理解している事実に感心します。昔は私も、「2ちゃんねらーは歴史認識や国家観に関する知識量では頼もしいが、マクロ経済については全然ダメ」などと、ここのコメ欄でも散々愚痴ったものですが、今ではそれが一転したわけで、三橋勢力の功績は大きいと思います。皆さん、やりましたな♪

▼▼▼

30 : 超竜ボム(WiMAX) :2013/08/09(金) 15:20

これバブルの頃は200兆円だったんだな
どうしてこうなった


33 : シューティングスタープレス(東京都) :2013/08/09(金) 15:23

>>30
政府が公共事業費を削り始めてから急激に増え始めた
デフレの悪化とともに


38 : キングコングラリアット(新疆ウイグル自治区) :2013/08/09(金) 15:26

>>33
さらに財政再建のために消費税増税したら急激に増えたんだよな。
無駄遣いをやめて、増税したら、なぜか税収が激減して借金が急増した。


49 : 不知火(やわらか銀行) :2013/08/09(金) 15:38

>>38
金は天下の回り物、回さなくなったらそりゃ破綻するわ。


▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-08-10 11:30:11

1806ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:34:06
16 ■昨日放送の日テレ「なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付」を観た人います?

つい先ほど、日テレ「なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付」を時短再生で視聴していたのですが、この回では「日本人が移住したい国」としてマレーシアを取り上げていました。「視聴者アンケート(日本人100人)」という意味不明なデータでランキングを作ったことへの異議はさて置くとして、「殺人事件の発生件数も日本の半数以下と、治安も良い」みたいなナレーション。私は反射的にそんなはずはないと思い、画面に表示されていた情報から「マレーシア 人口10万 殺人事件発生率 2011」と検索。

在マレーシア日本国大使館
http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/guide2013/guide2013-2_2.html

番組では上記ページの情報を出典としたようですが、よく見てみると「マレーシアでは年間446件の殺人事件を認知。一方、日本では、1,051件の殺人事件を認知。発生率で比較するとマレーシアは日本の約2倍」と書かれてあります。番組でこれらの数字を表示した画面の隅には、わざわざ「人口10万人あたりの発生率(2011)」と表示されていました。まあ、恐らくスタッフが間違えただけで、意図的なデータ捏造ではないと思いたいですが、真相は果たして……。誰も気づかないと思ってわざとやっていたなら許せません。

まとめると、人口3,000万人のマレーシアの殺人事件が446件、一方、人口がマレーシアの4倍以上である日本の殺人事件が1,051件と、番組が推していた「憧れの国マレーシア」より「神々の国・日本」の方が2倍も治安が良いということになります。確かに、殺人事件の発生率が日本の2倍程度であれば、世界的には治安が良い国ではありますが、少なくとも「マレーシアは日本の2倍も治安が良い」と視聴者に誤認させた事実だけは訂正が必要となります。「電突」するほどではありませんし、番組関係者が万が一このコメントを見ていたら、次回放送時にでも訂正を促したいところです。

>国防以外にも、エネルギー安全保障、自然災害に対する安全保障、
>インフラ老朽化に対する安全保障、物流安全保障、食料安全保障、
>医療安全保障など、日本国民の「生存」や「独立(自主)」を守るために
>必要な政策は、全て安全保障に含まれます

というわけで、「情報通信安全保障」もぜひ上記に加えていただきたいと思います。

ポルシェ万次郎 2013-08-10 14:49:27

1807ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/12(月) 18:34:27
18 ■続・昨日放送の日テレ「なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付」を観た人います?

調べると下記のようなデータも見つかりました。「強盗事件の発生率で比較するとマレーシアは日本の約24.4倍」ということで、先ほど「殺人事件の発生率が日本の2倍程度であれば、世界的には治安が良い国ではあります」と書いたことは一旦取り消したいと思います。それでも正しい可能性は残りますが、データを調べて各国の状況(件数ではなく率)と比較するのが面倒くさい……。

▼▼▼

【日本とマレーシアの犯罪発生率の比較】

2010年、マレーシアでは、約17万7千件の主要な犯罪(知能犯罪、薬物犯罪等を除く殺人、強盗、強姦、傷害、窃盗)を認知(警察が届け出を受理)しました。

日本とマレーシアの犯罪統計(2010年)に基づき、また、殺人と強盗を例にとって、その件数を「人口10万人当たりの発生率」(以下「発生率」という。)に換算して、説明すると次の通りです。

<殺人>
マレーシアでは年間487件の殺人事件を認知。
一方、日本では、1067件の殺人事件を認知。
それぞれの国の人口一人当たりの発生率で比較するとマレーシアは日本の約2.1倍。

<強盗>
マレーシアでは年間約21,333件の強盗事件を認知。
一方、日本では4,029件の強盗事件を認知。
人口一人当たりの発生率で比較するとマレーシアは日本の約24.4倍。

外務省・海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-08-10 15:08:28

1808ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/13(火) 16:13:13
24 ■俺の国がそんなに借金大国のわけがない! 救国の「ひとり是清プロジェクト」(政経アニメ原案) 1/4

>現時点で消費税を増税する理由は何もない

消費税の増税は未来永劫必要ない(増税するなら法人税や所得税の上限の方)ように思いますが、デフレの今上げても99.99%増収とはならないので、閣僚は散々引っ張って住宅の駆け込み需要をせこく狙っているものと思いたいです。

「消費税増税は凍結することといたしました。秋には異次元の財政出動を行います」と発表すれば、株価は一日で軽く800円くらい上がりそうですが、「消費税増税を決断いたしました。皆さんには痛み耐えていただきます」と発表すれば、株価は一日で2,000円くらい下がりそうな気がします。

消費税増税のダメージはTPP参加より酷く、しかも日本の勝手な自爆だからアメリカさんを責めることもできない……。中野剛志氏でなくとも悲観的にならざるを得ない状況ですが、一気に打開できるかもしれない政経アニメの原案がようやく完成いたしました。

政治アニメ「アイドル新党なでしこ(仮)」原案 (推定読破時間:3時間)
http://www.zenkasya.com/profile/04.html
http://www.zenkasya.com/profile/04_01.html
http://www.zenkasya.com/profile/04_02.html
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html
http://www.zenkasya.com/profile/04_04.html

あらすじ:セーラー服に旭日旗の腕章を付けたビジュアルの地下ダンスユニット「夕刻歌劇団(憂国過激団)」での活動を経て、5人組アイドルグループ「なでしこ☆しすたぁず(撫子妹達)」でメジャーデビューを果たした撫子たち。代表曲「イモートコントロール(イモコン)」や「恋の居飛車穴熊(イビアナ)」などで知られる人気者の彼女らが突然のアイドル引退宣言。「本日の公演をもって、私達なでしす、なでしこ☆しすたぁずは解散いたします。今まで応援ありがとうございました。今後は『アイドル新党なでしこ』を新しく立ち上げ、活動の場を政治の世界へ移したいと思います」、「20年で日本のGDPを世界一にしてみせます!」と仰天プランをぶち上げるが、果たして……。憲政史上初の女性総理が残した言葉「もはや敗戦国ではない」が流行語になるまでを描いた感動ドラマ。

ポルシェ万次郎 2013-08-13 14:21:44

1809ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/13(火) 16:13:50
25 ■俺の国がそんなに借金大国のわけがない! 救国の「ひとり是清プロジェクト」(政経アニメ原案) 2/4

構想から4年弱、妄想をメモして遊んでいたら読み物として面白い感じにまとまったので、できたてホヤホヤ、本邦初公開となります。他に適当な場所がなかったので、私の運営するアングラ系サイトのプロフィール欄での掲載となりましたが、そこはまあ、あまり気にしないでください^^

全51話のプロットとなりますが、冒頭の人物紹介からして長い、ウザイ、クドイです。第1話の記者会見のシーンとか特に、会話が長すぎてどう考えても尺が足りないのですが、三橋ブログに準じた色違いの強調文字を導入しているので、日本語の視認性に信頼し、リンクなどは途中でクリックせず、ざっと流し読みしていただければ、だいたいの内容が分かるようにしてあります。中学校の卒業式で君が代を独唱する回想シーン、本日のメルマガにもあった新幹線網の必要性を国交大臣が説明するシーン、神風特攻隊の隊員らの遺書を成人式の日に文部科学大臣が読み聞かせるシーンなどが個人的にはお気に入りです。最終話での最後のセリフは三橋氏へのオマージュとなります。

作中の政策については、三橋ブログや三橋本などで学んだことや、少子化対策、外資イジメの贅沢税、親日本経済連携協定、核保有税、世界横断新幹線など、ここのコメ欄に書き込んだ私のアイデアを中心に構成しています。2008年7月から2015年11月の日本、飛んで最終話に203X年を描いた物語。飽きさせないよう日常系の話を交互に挟み、さりげない日本ageの描写を随所に挿入(ステマ)しています。世界中のアニメファンが日本贔屓になる、中国や韓国のことをますます嫌いになる、そんな娯楽性と中毒性の高い政経アニメです。

ポルシェ万次郎 2013-08-13 14:22:19

1810ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/13(火) 16:14:09
26 ■俺の国がそんなに借金大国のわけがない! 救国の「ひとり是清プロジェクト」(政経アニメ原案) 3/4

チャンネル桜の動画「国防としての反日メディア解体[桜H25/2/2]」にて、三橋氏は「エンターテイメントによって世論を変えれば、メディアだって変わる」、倉山満氏は「『のらくろ』をやればいい」と仰っていました。『コレキヨの恋文』は我々にとっては知識欲を刺激されて面白いのですが、普通の中高生があの内容を理解できるかどうか。あれを読破できたなら他の三橋本も当然読破できるわけで、このアニメ原案はもっと他のライトノベルを読んでいるような若年層を狙うというか、極論を言えば政治や経済に興味がなくても楽しめる内容で考えています。

たとえば昔『ヒカルの碁』という人気漫画がありましたが、あれを読んでいた子供は9割9分、囲碁のルールなんて知らなかったと思います。同じように、政治や経済が分からなくても楽しめることに加え、深夜アニメの必須要素である萌え、妹属性、ハーレム願望、ラッキースケベ、ロマンス、ヒーロー願望など、あらゆるエンターテイメント性を詰め込めるだけ詰め込んでおきました。

自前のネット番組(幸福実現TV)、雑誌「リバティ」や単行本を発行する出版社(幸福の科学出版)を持っていて、劇場版アニメの制作経験があり、供託金を壮大に没収されても全然めげない莫大な資金を持っている幸福の科学という団体が、私はこの企画について最も実現可能性の高い提携相手だと思っています。

ポルシェ万次郎 2013-08-13 14:22:49

1811ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/13(火) 16:14:32
27 ■俺の国がそんなに借金大国のわけがない! 救国の「ひとり是清プロジェクト」(政経アニメ原案) 4/4

三橋「うちの塾生が書いた落書きですが、私が10日かけて手直ししました」
K出版社担当「面白い! 5億円かけたアニメの企画も本部に通るでしょう」

各国言語に翻訳。スティグリッツ、クルーグマン、エマニュエル・トッドも絶賛!

三橋氏、ノーベル経済学賞を受賞

上記のような流れを勝手に妄想していますが、新興宗教に抵抗がある方も、そこは「夷を以て夷を制す」の考えです。次のフェーズでは作中の人気キャラをナビゲート役に配し、元寇から解説する歴史アニメ「アニメで学ぼう!日本近現代史」をスタートさせることが真の狙いです。これで中韓との情報戦に勝利できるばかりか、世界中のアニメファンを味方につけ、東京裁判史観の脱却まで可能となります。

以上、ロードマップは示したので、この中で一つでも「無茶だ。絶対不可能」という項目があるならご指摘をいただきたいです。「あんたの原案がつまらん」という意見に対しては、代替でそれ以上のものがあれば問題ないということになりますし、「やはり新興宗教の手を借りるのは嫌だ」という意見に対しては、ほかで5億円の制作費を拠出できる個人や法人が見つければ条件クリアとなります。

私は訳あって公人には不向きなので、塾長や獄長の秘書さんから特に連絡がない場合、ほかの作家志望の方に原案を譲渡させていただきます。あとは私が負う当然のペナルティとして、全文を最後まで読んでもらったうえで、「悪くはないけど、あんたが思っているような大した原案ではなかった。時間を返せ」みたいなネガティブなコメントが3件以上書き込まれれば、私は三橋塾と長年慣れ親しんだコメント欄から引退させていただきます。

ポルシェ万次郎 2013-08-13 14:23:10

1812ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 01:59:11
36 ■Re.#34-35 エンピツ氏

>消費税の名前を景気調整税か何かに変えた方が、目的と一致し分かりやすい

消費税は無慈悲な安定財源、逆を言えば景気の調整装置としての役割に適さない欠陥税です。なので、「付加価値の創出(勤労意欲)を抑制してやる税」か「資産持ち優遇税」を提案します。その唯一の長所である「安定財源性」にしても、中央政府には通貨発行権があるから不要となります。

以下は2ちゃんねるのまとめサイトから。

▼▼▼

13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発した。終値は前日比347円57銭(2.57%)高の1万3867円00銭と
この日の高値だった。外国為替市場で円相場が1ドル=97円台半ばに下落し、トヨタなど主力の輸出関連株に買いが入った。
安倍晋三首相が法人税の実効税率の引き下げを検討するよう関係府省に指示したと伝わったことも投資家心理の改善につながり、日経平均はじりじりと上げ幅を拡大した。相場の堅調な値動きに追随する買いが増え、大引けにかけて上げ幅を拡大した。

 東証1部の売買代金は概算で1兆6391億円(速報ベース)と、今年最低だった前日から増加した。

日経平均大幅に反発 日中最高値1万3867円00銭で大引け 安倍首相の法人税率の引き下げ検討指示が材料視される
http://blog.livedoor.jp/maru2channel/archives/53999502.html

▲▲▲

みんな日経に騙されているなぁと思いながら眺めていたたら、一つだけ私と同じ意見の、正しい分析をしている書き込みを発見!

▼▼▼

>>1
これ大嘘
昨日GDPの発表数値が悪かったから消費税増税懸念が後退し
円安になり株が上がった
ほんと売国日経はどこまでも国民を馬鹿にしてるな

▲▲▲

今日は日経新聞以外、全国各紙の社説で「消費税増税待ったなし!」の論説が軒並みトーンダウンしておりました。株価上昇は間違いなくこれが理由です。消費税増税と法人税減税を後押しする日経は売国新聞だと思います。消費税増税に反対する内閣官房参与の本田悦朗氏が、夏休み中の安倍総理と会って3時間も話した(本日朝刊)など、そういった情報も市場の株価上昇に影響を与えているように思います。情報を読み取れば、私でも「消費税増税の決定、少しは遠のいたかも」って思いますもんね。

「報道2001」での前原氏と江田氏の公共事業批判が鬱陶しいなぁ。。。

ポルシェ万次郎 2013-08-13 18:33:33

1813ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 01:59:33
22 ■「企業脳」や「家計脳」に囚われた、間違った考えの政治家同士が「国民経済」や「経世済民」を議論する地上波のテレビ番組 1/3

>財政赤字に二種類あるのは経済学の基本である。
>すなわち不況時に税収減や失業手当の増加などによって生まれる
>「循環的財政赤字」と、景気が良くなってもなくならない「構造的財政赤字」だ

「デフレを脱却し、名目GDPが順調に伸びていけば、財務省のいう財政再建とやらも達成できるだろう」といった意見に対しては、「税収がバブル期並みに戻ったって、増税しなければ借金を完済できないじゃないか!」みたいな反論は以前からありましたね。確か辛坊治郎氏だったか、小黒一正氏だったか……。政府債務は完済すべきものではない、或いは完済してはいけないだろうということに加え、どちらにしたって「循環的財政赤字」を解消するのが先決だろうといった指摘はさておき、ここはもう少し「構造的財政赤字」の定義をはっきりさせておいた方がいいかもしれません。

名目7%(実質5%)の経済成長率を維持することで、前出の辛坊氏や小黒氏のみならず、たぶん多くの人がイメージしているであろう「構造的財政赤字」については、恐らく増税などせずとも私は解消されると思っていますが、二段構えの理論として、インフレによって債務残高の実質的な負担を薄めていけばいいという考え方、定義付けもありますよね。或いは急激な少子高齢化による社会保障費増が安定して収まるまでの間、うず高く積み上げられた世界一の対外純資産が空っぽになるまでは赤字国債を発行していられる、悪性インフレを抑制、相殺できるだけの「国債発行余力(財政余裕度)」という名の保険が日本にはあるという考え方もできるでしょう。

ポルシェ万次郎 2013-08-14 18:28:14

1814ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 01:59:57
23 ■「企業脳」や「家計脳」に囚われた、間違った考えの政治家同士が「国民経済」や「経世済民」を議論する地上波のテレビ番組 2/3

>日本の国債種別発行残高

チャンネル桜の番組とは違い 地上波の番組ではフリップを用意させてくれないといった固定観念が私にもありましたが、最近は意外とそうでもないなという印象があります。三橋氏は「フリップマン」として、たとえばTVタックルやたかじんNOマネーなどの番組で、各種グラフをもう少し活用されてもいいような気がしてきました。使う機会があるかも分からない(台本で確約されていない)フリップをテーブルに嵩張らせておくのが不恰好であるなら、扇子や簾のように伸縮可能な小道具に各種グラフを印刷、スーツの内ポケットに仕込んでおくのはどうでしょう? 或いはスーツの左右の袖にも各種グラフが印刷されたハンカチを仕込んでおくとか。まあ、そこまでいけば芸人かマジシャンの域なので、上念司氏の方が似合うかもしれません(笑)。

いや、冗談半分でここまで書きましたが、上念氏のキャラであれば有効な作戦かもしれません。グラフという視覚効果抜群の小道具を自分の好きなタイミングで掲示できるというのは、論戦においては極めて有利に働くことでしょう。スーツの袖120度ずつに3枚の「ハンカチグラフ」を仕込み、左右の袖を合わせて6枚となるわけですから、発言毎の説得力が違ってくる上、笑いまで取れて一石二鳥です。

ちょっとドラクエみたいになりますが、装備できる「ハンカチグラフ」6枚を選抜してみました。「日本の国債種別発行残高」「自殺者数、失業率、平均給与推移」「日本国家のバランスシート」「TPP関連諸国のGDP比」「日本の対中貿易依存度(GDP比)」「主要国の輸出依存度・輸入依存度」があれば概ね十分だと思います。左右どちらの袖のどの位置(角度)にどういった「ハンカチグラフ」を仕込んだのか、暗記しておく必要はあるでしょうね。

ポルシェ万次郎 2013-08-14 18:28:49

1815ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 02:00:14
24 ■「企業脳」や「家計脳」に囚われた、間違った考えの政治家同士が「国民経済」や「経世済民」を議論する地上波のテレビ番組 3/3

Re.#11 ミエスクさん

>どなたかのブログで、ここ10年くらいの政府の負債額は300兆ほど
>増えているが、民間の負債額はなんと500兆も減っているという表を目にしました

●金融純資産の推移(2001-2011年)
2001年末:非金融法人(企業) ▲519兆円|家計 *998兆円|一般政府 ▲331兆円
2011年末:非金融法人(企業) ▲342兆円|家計 1151兆円|一般政府 ▲600兆円

やっつけですが、上記の通り。企業と家計と政府の3チームで野球のペナントレースをしているようなもので、財務諸表における貸借対照表(バランスシート)でいうところの「純資産」や他の項目を除けば、誰かの勝ちは誰かの負けということで、勝ち数と負け数の合計は必ずバランスするようになっていますね。民間が自発的に借金を増やすようになる環境に持っていくこと(信用創造)が現在は必要なわけで、「財政健全化」という考えに縛られ、徴税や緊縮財政でどうにかしようとする考えは間違っていると思います。税率を上げれば税収が上がるだなんて、そんな単純な問題ではないことは、「信長の野望」や「シムシティ」で遊ぶ子供にだって分かる理屈ですよね。

Re.#19 maomasamaoさん

>ネバダレポートに基づいて国会質問をするなど財政破綻を煽っていた、
>五十嵐文彦元副財務相が公選法違反で送検されました

「日本の一般政府総債務と家計金融資産の推移」(出典:週刊プレ 2013年32号)
http://www.zenkasya.com/images/graf/112-weeklyplayboy_2013_32a.jpg

上記の「ペテングラフ」は昨年放送の「BSフジLIVE ソーシャルTV ザ・コンパス」で五十嵐文彦氏(当時財務副大臣)も使用していたものですが、この五十嵐氏にせよ同じグラフを喧伝する小黒氏にせよ、海の向こうの何者かに買収されているとしか思えません。

ポルシェ万次郎 2013-08-14 18:29:16

1816ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 02:00:34
2 ■毎年の防衛費の支出を5兆円増やすと決めただけで、国土強靭化でまずは10数兆円の補正予算をつけただけで、財政は健全化へと向かう 1/2

●限界消費性向を0.7とした場合の公共事業の乗数効果「1÷(1−0.7)=3.33」

①名目GDP:500.0兆円|政府債務残高:1100兆円|政府債務対GDP比:220.00%
      ↓
 公共事業費を10兆円拡大!
      ↓
②名目GDP:533.3兆円|政府債務残高:1110兆円|政府債務対GDP比:208.14%
      ↓
 公共事業費をさらに10兆円拡大!
      ↓
③名目GDP:566.6兆円|政府債務残高:1120兆円|政府債務対GDP比:197.67%

上記は山本博一氏の処女作『日本経済が頂点に立つこれだけの理由』に書かれていた内容にアレンジを加えたものです。いずれ迎えるであろう金利の上昇、クラウディングアウト等々がボトルネックとなるでしょうが、それらの影響がないデフレ期の今は当然として、デフレを脱却したあとでさえ、政府支出の伸びと経済成長率の相関はある程度高いままだと私は考えます。年率にして名目7%、実質5%の経済成長は普通に達成可能と思われ、「公共事業は施設効果が低いし儲からない。B/Cは計算したのか?(企業脳)」だの「また借金を増やす気か?(家計脳)」だの、今日と明日も地上派のテレビ番組で行われるであろう一連の議論、ああいうのは本当に滑稽ですよね。

なお、上記の政府債務残高や政府債務対GDP比の変化には、毎年増え続けている赤字国債分を加算していない代わりに、経済成長による税収増加分「税収=名目GDP×税率×税収弾性値」も減算しておりません。

ポルシェ万次郎 2013-08-17 08:37:37

1817ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 02:00:57
3 ■毎年の防衛費の支出を5兆円増やすと決めただけで、国土強靭化でまずは10数兆円の補正予算をつけただけで、財政は健全化へと向かう 2/2

政経アニメ「アイドル新党なでしこ!」 - 新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

上記のプロットでは、電車が大好きな国交大臣・のぞみちゃんが国土の強靭化計画をプレゼンするシーンがあります。マクロ経済政策でやれること、調整できることは、大きく分けて金融政策、財政政策、再分配政策の3つと考えられますが、作中の項目「高速道路に『混雑税(渋滞税)』の概念を導入した場合の料金シミュレーション」など、こういった細かいところでも最善手を積み重ね、ポイントで他国をリードできればと思います。アメリカ社会の車依存も深刻ですが、東南アジアの交通渋滞はもっと分かりやすい失政で、日本はこうした例も反面教師にしながら、社会資本整備で高みを目指したいですね。

以上、安全保障の議論も、規模の拡大による安定性を失えば成り立たないと感じた次第です。

ポルシェ万次郎 2013-08-17 08:38:30

1818ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 02:01:19
28 ■「企業脳」や「家計脳」で国民経済を考えてはいけない。一度オンラインRPGの管理人でもやれば、「通貨」の意味も理解できるだろう。

Re.#19 ■NHK日曜討論、消費税問題

私も普段から色々な番組を録画してウォッチしていますが、時間的制約から全てを把握できるわけではないので、こうしたレポート(番組内容の要約)は大変ありがたいです。

Re.#24 ■国家運営ゲーム 良い国作れるかな? 無理っぽい様な…

以前に書いたネタかもしれませんが、下記のようなゲームソフトが発売されれば問題解決に近づきます。

●富国裕民!(マクロ経済シミュレーションゲーム)
宍戸駿太郎氏のマクロ計量モデル「DEMIOS」を採用したマクロ経済の育成シミュレーションゲーム。往年の名作ギャルゲー「ときめきメモリアル」「卒業 Graduation」などと類似のシステムを採用。ゲーム開始年は1965年から2010年の間で任意に選ぶことができ、オイルショック、阪神淡路大震災、アジア通貨危機、9.11テロ、リーマンショックといった回避不可能なイベントから、北京政府承認(日中国交正常化)および対中ODA、プラザ合意、消費税増税といった回避可能なイベントにも対策を講じつつ、2050年の期限までに日本の名目GDP6,000兆円の達成を目指す「イージーモード」、供給能力を破壊して同年までにインフレ率が年率13,000%(ハイパーインフレ)の達成を目論む「ハイパーモード」のいずれかを楽しむゲーム内容。議席の確保、法案の提出、法案の採決といったプロセスを除外した独裁を行えるため、各種コマンドの実行が各種パラメーターへリアルタイムに反映される様子、経済政策がGDP(民間消費、民間投資、政府支出、純輸出)、インフレ率、失業率 、為替、株価、税収といった主要な統計に影響を与える様子を直に体験することができる。

ポルシェ万次郎 2013-08-18 19:29:34

1819ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 02:01:41
23 ■日本市場が欲しいなら、日本人の英語話者と同等レベルにアメリカ人の日本語話者を育てるがいい。悔しかったら日本語を勉強しやがれ! 1/2

>土木チャネルが更新されました。(藤井先生との対談第二弾です)

先日の報道2001でもTVタックルでも、藤井センセだけでは多勢に無勢。限られた時間でのテレビの討論より、参考人招致のときのようなプレゼンの方が得意そうだし……。公共事業悪玉論の根っこにあるのは日本が財政危機だという誤解であるから、やはりここの大本を正さないといけませんね。「財源はデフレ!」「日本は世界一の金持ち国家!」「日本は世界一の緊縮財政国家!」を連呼するとか……。

>本ブログが好むネタであるにも関わらず、本件はスルー致しました

そんなマーケティングや読者サービスだけでなく、三橋氏もホントは好きなネタですよね?w まあ、今回の新日鉄住金の件だけでなく、日頃よりパクッと飛びつかないというか、いつも慎重な印象を感じます。特に三橋氏の場合、恐らく釣りや誤報に引っかかっただけで、ここぞとばかりに批判する勢力も多いでしょうし……。

>韓国は「民主主義」「法治主義」という基盤の上に、
>「反日」という国是がド〜ンッ!と鎮座している国家

その件、ばっちり放送されていましたよ(笑)。来週の「たかじんnoマネー」には藤井センセも出演されますが、テーマは原発だし、そもそもあの番組の構成では議論が深まるはずもありません。国基研に対する批判も承知していますが、櫻井よしこ氏がスポットで司会をされていた前回の「そこまで言って委員会」の方が、まだいくらか有意義な議論がなされています。同番組の「冴えてるおっさん」か何かの企画で、藤井センセが国土強靭化について10分ほどプレゼンできる機会が与えられることを願っています。

ポルシェ万次郎 2013-08-20 11:24:58

1820ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 02:01:58
24 ■日本市場が欲しいなら、日本人の英語話者と同等レベルにアメリカ人の日本語話者を育てるがいい。悔しかったら日本語を勉強しやがれ! 2/2

>韓国人は元々は李氏朝鮮人、大韓帝国人であり、
>日韓併合後は「日本人」だったわけです

植民地支配とかいう呼称も、少なくとも日本側では改めるべきですよね。明確な国際法違反である韓国軍による竹島の武力強奪とは違い、竹島編入も日韓合邦も国際法に則って行われています。

●洪思翊 - Wikipedia
洪思翊は大日本帝国陸軍の軍人。最終階級は陸軍中将。大東亜戦争後、戦犯としてフィリピンで処刑された。創氏改名が行われた時も、最後まで改名を行わず、姓の洪をそのまま氏とした。洪は日本統治下における朝鮮人の立場を「イギリスにおけるアイルランド人のようなもの」と息子に説明していた。

>韓国が李氏朝鮮時代以来(恐らく、それ以前から)、
>誇るべき歴史を持たないということが問題なのでしょう

私はこれについての答えを持っています。彼らに「栄光の大日本帝国の一員であった」と思える環境を整えてあげれば、いくらか慰めることもできるでしょう。かつてのエンジョイコリアの進化版「ジョイフルコリア(Joyfull Korea)」「ジョイナス台湾(Join us Taiwan)」などを設立後、ポータルサイト「大日本帝国倶楽部(仮題)」にそれらサービスを統合、そこでの討論や一次資料の添付により、韓国の若者に増えつつある「日本信者」「大日本帝国ファン」を増やして行くのがいいです。

韓国人「エンジョイ・ジャパンの思い出…」 カイカイ反応通信
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/30819241.html

ネットの中だけでも、「同じ帝国臣民同士、これからも仲良くしようぜ!」「日韓台、そしてパラオは分断国家にされた。また一緒に高校野球やろうぜ!」みたいな言論が醸成されればいいですが、あと50年くらいかかるかもしれませんね。。。

>「日韓友好」とやらは、今後千年以上は成立しない

「1000年恨みます」って、演歌か何かでしょうか(笑)。ストーカー? 日本は1000年感謝を忘れない国でありたいです。

ポルシェ万次郎 2013-08-20 11:25:20

1821ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 02:02:17
3 ■通貨発行権(財政ファイナンス)がズルイなら、徴税権も同じようにズルイことになる。「企業脳」「家計脳」「金本位脳」から脱却すべき

>FITの「闇」に、愕然とした思いを禁じえなかった方

そういった「闇」がテレビで殆ど報じられない構造の方に愕然とします。テレビで報じられないことと言えば、下記動画にあるようなグラフ。

デフレを総括できたのか? - 山田勉 2013.08.19
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21628989

廣宮孝信氏も最近のエントリーで、「97年以降の落ち込みを消費税増税だけのせいにしてはならない。緊縮財政を同時に行ったことが問題」みたいな趣旨の指摘をされていました。上記動画中の秀逸なグラフ「消費税上げて投資が落ちた 名目GDPへこみの内訳(1996年度比)」を見れば、「政府最終消費支出(増え続ける社会保障費、赤字国債の発行)」と「純輸出」でどうにか経済規模を保っていた事実が一目瞭然ですね。このことは三橋氏も以前にどこかで仰っていたように思います。

動画の山田勉氏は消費税増税の愚、「民間住宅」や「民間企業設備」への悪影響をどちらかと言えば主張したかったようですが、「公的固定資本形成(公共事業ほか)」を減らしてさえいなければ(赤字国債と同じペースで建設国債の方も発行を増やしていれば)どうにかなっていたのではないか、ここまで酷いデフレにはならなかったのではないかなど、消費税増税に加えた歳出削減のダブルパンチが悔やまれるグラフと読み取れます。

細野&前原「我々は公共事業を3割減らしました。自民党にはできないでしょう」
甘利「なんの、小泉時代に通年ベースで公共事業を5割以上削減したのは我々だ」
石破「健全財政を憲法に明記すべき。多すぎる公共事業をさらに切り詰めたい」

上記の発言はうろ覚えですが、ほかにも世耕とか塩崎とか、本当に勘弁してほしいと思います(敬称略)。今ここで消費税増税など発表しようものなら、「期待」で膨らんだ株価は一万円前後に下落するでしょう。上記動画のグラフを見て猛省してもらいたいです。

アベノミクス「わらに付いた火」=効果は短期間―ドイツ連銀論評
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130820-00000136-jij-eurp

消費税増税により、種火を消すようなことがあってはいけません。今朝の「朝ズバ!」で片山善博氏が、「ワンクッション置いて市場を介そうが、政府が国債を買い取るなんてやっちゃいけない」とか、意味不明な発言をされていました。

ポルシェ万次郎 2013-08-21 08:55:38

1822ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/08/23(金) 02:02:35
1317:新著はいつ頃になりますでしょうか?
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廣宮先生お久しぶりです。

>正確には「増税+歳出削減の緊縮財政が景気を腰折れさせた」のだと思っています

そのことがよく分かるグラフ「名目GDPへこみの内訳(96年度比)」が下記動画に紹介されていました。

デフレを総括できたのか? - 山田勉 2013.08.19
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21628989

動画終盤に出された秀逸なグラフを見れば、「政府最終消費支出(増え続ける社会保障費→赤字国債の発行)」と「純輸出」でどうにか経済規模を保っていた事実が一目瞭然ですね。動画の山田勉氏は消費税増税の愚、「民間住宅」や「民間企業設備」への悪影響をどちらかと言えば主張したかったようですが、「公的固定資本形成」を減らしてさえいなければ(赤字国債と同じペースで建設国債の方も発行を増やしていれば)どうにかなっていたのではないか、ここまで酷いデフレにはならなかったのではないかなど、消費税増税に加えた歳出削減のダブルパンチが悔やまれるグラフと読み取れます。

皆さんご存知の通り、消費税は景気の調整機能が作用し難い「無慈悲な安定財源」にして、最大の長所と思われているその「安定財源性」ですら、通貨発行権を持つ中央政府には不要なため、私も消費税の増税にはもちろん反対の立場です。本来は法人税や所得税の上限をバブル期か池田内閣の頃に戻し、消費税そのものを廃止とすべきでしょうが、政治的に難しいなら下記のような外資を苛めるセコイ税制に代替すべきと考えています。

●贅沢税(売上×10%)の課税対象
・600万円を超える乗用車(欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち)
・10万円を超える服飾品(ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち)
・5,000円を超える酒類(欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち)

さらに、外食産業にも産地表示義務を課すことにすれば、国内産業の優遇に資するのではないでしょうか?

政経アニメ「アイドル新党なでしこ!」 - 新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

お金の使い道としては、防衛費の2倍増(兵力30万人)のほか、上記のアニメ原案に書いたような交通インフラの充実が急務だと思います(画像あり)。

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2013/08/21 09:50 | ポルシェ万次郎

1823ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:32:02
47 ■世界一の金持ち国家なのに、存在しない財政問題とやらで世界一の緊縮財政を十数年続けた結果、世界最低の経済成長率と名目賃金上昇率 1/2

>「守るべき国益とは何か」との「そもそも論」まで飛び出し、迷走した

TPPを推進したい連中は、「自由貿易はいつのときも手放しで素晴らしいもの」と考えているのでしょう。ほかにも「公共事業は減らすべきもの」「国の借金は完済しなければならない」「財政は均衡させなければならない」「外需を期待するしかない」「そういった常識、大前提があるのだから、多少のことは妥協したって構わない」みたいな誤解もあります。思考停止ってやつですね。

>田母神先生がよく語っていらっしゃいますが、アメリカと交渉するならば、
>日本国民に情報をオープンにした上で、「国民の声」という武器を
>持たなければ勝ち目がありません

竹島問題に照らし合わせると分かりやすいです。片方の国民は「たとえ中国や北朝鮮にソウルを占領されようが、日本にだけは独島を渡さない!」と考えているのに対し、もう片方の国民は「揉め事の原因になる竹島なんて、韓国にあげてしまえばいい」などと発言するタレントを国会議員に当選させる始末……。これでは暴力によって奪われた領土も取り返すことはできません。「国民の声」が足りていないです。愛国心を涵養する歴史教育も必要です。

韓国や中国のそれは行き過ぎで却ってマイナスとなっていますが、国民世論、国民の連帯感、愛国心、郷土愛みたいなものは、国家間の交渉においても強力な後押しとなります。実社会でも、「暴力を振るわれるわけでもなく、毎回論理的整合性に欠けるが、感情剥き出しでつっかかってくるので、あの人の意見は尊重せずにはいられない(人間誰しも嫌われるのは怖い)」みたいな人っていますよね。外国人の図々しさを羨ましく思えるときがあります。

日本の特性は「誠実さ」であり、対等なルールであれば大概の分野で負けることはないという他国からすればムカツク「強み」もありますから、欧米人がよくやる「自国が有利となるルール作り(世界は腹黒い、悪の論理)」に対しては、内容を逐一国民に報告、そして精査してもらうことで、最初から「交渉の勝ち負け」を無効化してしまうのは良い作戦だと思います。

ポルシェ万次郎 2013-08-24 19:29:14

1824ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:32:45
48 ■世界一の金持ち国家なのに、存在しない財政問題とやらで世界一の緊縮財政を十数年続けた結果、世界最低の経済成長率と名目賃金上昇率 2/2

以前にも書きましたが、ファミレスやファーストフード店といった「ある一定以上の席数がある飲食店」に対しては、産地表示を義務化させることで、国産が有利に働くような地味な法改正を進めるべきだと考えます。「遺伝子組み換えの表示義務を守ったぞ! 守るべきものは守った」と喜んでいる場合ではありません。

アメ車や韓国車には軽自動車に準ずる優遇税制、或いは「マイナス関税」をかけるなど、相手を小馬鹿にするような提案でもしてもらいたいものです。逆の発想で、堂々と「交渉に弱い日本」「拒否できない日本」「いつも難題をふっかけられる日本」を晒すのがいいかもしれません。その方が「あるべき社会制度」を歪められるより被害が少ないと思います。

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                ヽ    .ノ
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                  ⌒∨

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              ゚ ・(゚`ハ´゚;)⊃。゚
                (つ  /J
                | (⌒)
                し
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ポルシェ万次郎 2013-08-24 19:29:37

1825ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:33:05
6 ■Re.昨日コメ欄 #71 9ちゃん、#72 mibu、#75 鉄人けん(敬称略)

>三橋先生は、政府の借金は金を刷れば解決するとおっしゃってますが、
>それなら1000兆円刷れば万事解決じゃないのですか?

「解決」と仰いますが、問題でないものをわざわざ解決する必要はありません。国民経済や資本主義の世界において、「借金をする人」「借金のある人」がいなくなることの方が問題です。

家計の場合とは違い、政府の借金は完済する必要などなく、1000兆円の借金云々については国内における資金循環の偏り以上の意味はありません。或いは、たとえるなら「家族で遊んだ『人生ゲーム』のお金を誰が一番もっているか」くらいの意味でしかなくて、この家族が町内に貸しまくっている莫大な金融資産(家族内で流通している「おもちゃのお金」ではない本当の「預金(富)」)の方に注目しなければなりません。こちらの方がまだ、「貸した金」「借りた金」「黒字」「赤字」といった家計の感覚に近いように思います。

>1000兆円刷れない理由を教えて欲しいです

デフレ(市場利子率>投資効率)で有力な投資先がない今は特に、全額を返済してもらっても困る人が出ますよね。今後は利息をもらえなくなるため、現金をただ寝かせておくわけにもいかず、ほかの有力な投資先を探さなければいけません。やりすぎると資産バブルを起こしそうです。

一方、適切な額を何兆円か刷り、政府が支出する分には問題ありませんし、むしろ「建設国債を刷り足りない! 通貨を発行し、政府支出を増やせ」というのが、ここの皆さんの共通認識だと思います。

1000兆円を恐らくあなたが思い描いている短いスパンで刷ることはできませんし、その必要などないわけですが、日本にはそういった「通貨発行余力(財政余裕度)」が世界一あるだろうことは間違いないでしょう。通貨発行権を持つ国家にとっては子供銀行券のような「自国通貨建ての政府債務」などよりも、対外純債権や供給能力(生産資産ほか)といった「国富」の方が重要となります。

要は、政府債務や政府純債務の残高や対GDP比が必ずしも「借金のヤバさ(持続可能性)」を示すわけではないということですね。政策担当者がこんな単純なことも分からない「坊や」だから、日本経済はバブル崩壊後の20年を失いました。「国の借金1000兆円」なんてのは飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ。

ポルシェ万次郎 2013-08-29 10:38:37

1826ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:33:24
12 ■♪もしかしてだけど、もしかしてだけど、いま焦って増税すれば減収になるんじゃないの〜? 1/2

>高橋洋一氏と「混合診療」「B/C」などで
>意見が一致するとは思いませんでした

道路のB/Cには日本ならではの項目として、「防災・減災」「災害・テロ・戦争被害における冗長性(代替経路)」「安全保障(滑走路への転用等)」を便益の直接効果に追加すべきだとか、それ以前に欧米並みに評価対象を拡げろだとか、B/Cが1以上を前提とするような採択基準を改めよだとか、そういった件まで一致したのかどうか、小幡績氏がフルボッコにされたらしい件を含め、今から視聴が楽しみです。新調したPCにBSとCSを含めたあらゆる番組がTS画質で自動録画されて行く環境を手に入れたため、時短再生でも視聴が追いつかない状況でして……。それはともかく、B/Cに固執する人へは「ビー バイ ベイベー」と呼んで馬鹿してあげるべきと思います。

飯田泰之「増税して集めた金で補正を打つと、クラウディングアウトを起こす」
竹中平蔵「歳出削減しないと財政再建できない。歳出を増やさないことが重要」
高橋洋一「国の借金は純債務の対GDP比で見れば、そんなに酷くはないだろう」

「朝ナマ」はシークバーを適当にクリックしてチェックした結果、いつも通りの上記の主張だったことを把握、何の刺激も得られないと思い再生プレイヤーをそっ閉じ……。三橋氏が以前に出演された回とは異なり、せっかく丸々マクロ経済に関する回だったのに、「国民経済主義」「機能的財政論者」の側から一人の出席もなかったことは残念でしたね。「財政収支を無理に均衡させる必要などない」「永遠に国債を発行し続けて国民にはもっと働かせろ」「消費税は増税どころか完全撤廃せよ」などといった主張が許されるのはアニメか漫画の世界だけでしょうか?

そういえばグランドジャンプに連載中の本宮ひろ志氏の漫画、マクロ経済に関するトンデモ表現がいつの間にか「日本は世界で一番資産がある。国債を発行する力がある」みたいな会話に軌道修正されていました。一体誰にレクチャーされたんや(笑)。麻生大臣から直電?

ポルシェ万次郎 2013-09-01 10:50:02

1827ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:33:43
13 ■♪もしかしてだけど、もしかしてだけど、いま焦って増税すれば減収になるんじゃないの〜? 2/2

我々と普段より馴染みのある家計や企業にとっての借金は「財政余裕度」と確かに直結しますが、通貨発行権や徴税権を持つ政府にとっての借金は「財政余裕度」と実は殆ど無関係なのが真実です。それなのに「国の借金1000兆円」といった具合に、財政赤字や政府の債務残高があたかも「財政余裕度」と大いに関係あるかのような報道や議論ばかりが目立つため、下記にちょいと整理してみました。直した方がいいと思われる箇所にお気づきの方、ご指摘をいただければ幸いです。

A「国の借金がヤバイ!」

B「日本国は世界一の金持ちじゃん! ひょっとして政府の債務残高のこと?」

A「そう。政府の借金がヤバイ!」

B「今の日本政府は『通貨発行余力』が半端ないから心配するな。政府の借金は純債務の対GDP比で見るべきなのは当然だが、それとて『財政余裕度』との相関係数は低い。政府はその性質上、家計や企業(金融法人含む)が破綻しそうなときは助けざるを得ない『調整の役割』を担うため、政府の基礎的財政収支が黒字だろうが何だろうが、政府に通貨発行余力や財金自主性がなければ各経済主体の『財政余裕度』も高いとは言えなくなる。財政収支が黒字なのに破綻した韓国やアイスランド然りだ。それら政府の『通貨発行余力』を担保しているのが何かと言えば、下記の通りとなる」

●各経済主体にとっての財政余裕度
【家計】:収支+純資産+クレジットカード発行余力(社会属性、返済履歴)
【企業】:経常利益+純資産+株式発行余力(成長期待)
【政府】:基礎的財政収支+純資産+通貨発行余力(インフレ率、国家の財政余裕度)+徴税余力(インフレ率)+財金自主性(財政自主権、金融自主権)
【国家】:経常収支+対外純資産+覇権国家性(基軸通貨国、軍事強国)+調整機能性(変動為替相場制、関税自主権)

ポルシェ万次郎 2013-09-01 10:50:43

1828ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:33:58
10 ■家計や企業の場合とは違い、政府の「財政余裕度」には「通貨発行余力」などの評価項目が加わる。政府純債務の対GDP比など気にするな 1/3

>先日のチャンネル桜の討論で感じたのですが、わたくしと高橋洋一氏は
>「デフレ対策」「財政問題」「B/C」「混合診療」などに対するスタイルが、
>実のところあまり変わらないわけです

「国家のバランスシート(資金循環統計)」を小幡氏に説明する件が一番の見所でした。あれを地上波でやれないものか、高橋洋一氏や江田憲司氏が語る「政府の借金はグロス(粗債務)ではなくネット(純債務)で見よ」だけでは片手落ちで、いつも不十分に感じています。

高橋氏と田中秀臣氏は主張が被っているので、出演はどちらか片方にしてほしい。高橋氏の裏情報、自慢話、体験談は別なコーナーを設けてやればいいので、私はまだ議論の深まりそうな田中氏の方を推したいです。各人の主張については概ね理解しているつもりですし、「菊池英博&宍戸駿太郎」「中野剛志&柴山桂太」「関岡英之&東谷暁」といった別のカテゴリーから出演者を加えるなど、討論では新ネタを持ち寄っての化学反応を起こす場面に期待しています。

>総需要が不足しているデフレ期には、政府の無駄を排するよりも、
>需要創出で国民の所得拡大を促す方が優先順位が高い

私はいつも、「デフレ期には質より量の議論を!」という同じ意味の言い方をしています。役人がB/Cの計算を間違えてあまり効率的ではない投資をしてしまう「無駄」よりも、日本国が持つ過剰な供給能力を活用しきれていない「無駄」の方がはるかにもったいないです。というか、金本位制の国や過度なインフレの国や自国通貨建てではない債務の返済に悩む国以外、穴を掘って埋めるだけの事業に金を使うことだって、「無駄」や弊害どころか効用の方が高いとすら思っています。

ポルシェ万次郎 2013-09-03 12:17:08

1829ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:34:13
11 ■家計や企業の場合とは違い、政府の「財政余裕度」には「通貨発行余力」などの評価項目が加わる。政府純債務の対GDP比など気にするな 2/3

「財政余裕度(通貨発行余力)」の高い我が国は財政危機ではないのだから、逆進性の高い消費税など廃止してしまえばいいのです。「それなら無税国家ができてしまうでは?」などの疑問に対しては、通貨発行権がアクセル(インフレ促進)だとしたら、徴税権はブレーキ(インフレ抑制)の役割を担うわけで、デフレに悩む現在の解決方法がアクセルを踏むことだからといって、増税派の論敵である我々がそう主張しているからといって、速度調整に有効なブレーキを放棄してしまえというのは暴論だと返しましょう。

さらに、税金にはそうした「財源」や「景気の安定化装置」以外に、「所得の再分配」「環境や健康を害する需要や交通量の抑制」といった機能があることを知ってほしいです。

一方、石油産油国とは違って日本政府の財政収支は恒常的な赤字体質ではあるものの、国家として世界一の対外純資産を持つ日本であれば、石油産油国に準じた無税国家に近い低い税率を実現できるとの考えもあります。税収が足りない部分は毎年のように国債を発行、しかしながら、金本位制を離脱してからは恐らく徴税における最大のメリットである「富の再分配」という機能まで放棄するつもりはなく、消費税を撤廃する代わりに法人税や所得税の上限を池田内閣並みの高さにまで戻し、累進性の高い税制による中間層の厚さでもって高い経済パフォーマンスを実現させます。

「税高くして国滅ぶ」の逆を行く「税低くして国栄える」をやればいいわけで、日本にはその条件が揃っているというのが私の主張です。

ポルシェ万次郎 2013-09-03 12:17:57

1830ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:34:29
12 ■家計や企業の場合とは違い、政府の「財政余裕度」には「通貨発行余力」などの評価項目が加わる。政府純債務の対GDP比など気にするな 3/3

「(いま増税しなければ)国債の信認を失う」云々についての悩みは、自国通貨建てではない国債を発行している国やインフレ率の高い国などといった、中央政府の「通貨発行余力」が低い国に限定された悩みであり、現在の日本とは全く無縁の問題ですよね。

「日本国債を売れるものなら売ってみろ! 手にした日本の通貨で何をする? もう一回国債を買うの? ドルと両替でもするか? 円安に振れれば輸出企業が有利になるけど? 要はお金は消えないってことで、法則に抗いたいなら国債を売って手にしたお札を河原で燃やしてみるか?」と言ってやればいいでしょう。

たとえるなら、犬の散歩で先頭を走る犬が需要サイド、人間が供給サイドとなります。日本の場合は人間が犬の先を走っているような有様で、本来ご主人を牽引すべき犬の方がへばって「イヤイヤ」をしているような状態になります。まずは犬に水を飲ませるなりして回復させる必要があるでしょう。

この犬と人間とのペアが走った距離がすなわち経済成長率となるわけですが、転んでリードを手放したご主人を置いて犬が逃亡するような状況(ハイパーインフレ)は論外として、犬に引きずられる形で人間が一生懸命あとから走るくらい(インフレ率2%)が丁度よく、座り込んだ犬の首輪を人間がリードで引っ張っている日本のような状況(インフレ率0%以下)ではどうしようもないということです。

ポルシェ万次郎 2013-09-03 12:18:18

1831ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:34:53
29 ■Re.20 ■公務員化 ほか

ボンペイ吉田さんですやん。
何してはるんですか?
その節は大変お世話になりました……。

>臨時職員の長期版として、5年間の公務員待遇で募集するとか

当面、自衛隊で工兵(施設科)を増員し、訓練がてら建設業に従事させるというアイデアはいかがでしょう? 若い隊員には大型特殊免許を取得させるなど、職業訓練的な意味合いも持たせます。ただまあ、公務員化は最終手段というか、本来は長期の国土計画を発表し、「公共事業は真っ先に削減すべき無駄なもの」といった誤ったマインドを根本的に転換させる必要があるでしょうね。秋〜冬の補正予算で異次元な財政出動がたとえ決まったとしても、単発のカンフル剤と思われては建設業の投資は増えないと思います。

意外と整理されていない印象の徴税の効果や機能について、注釈入りで下記にまとめてみました。「そんなことないよ、もっと綺麗な日本語で整理されてるよ」みたいな情報があればぜひご一報ください。

●税の役割(当方作成)
・安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべき
・景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能に欠ける欠陥税と言える
・所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどして累進性をより高めるべき
・懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要の抑制。ガゾリン税、酒税ほか

「土建屋だけが儲かるのかー!」とか「談合はけしからん!」とか「天下りはズルイ!」みたいな議論は私の中で優先順位が低く、たとえばトリクルダウン理論も実際は成立しないから問題なだけで、あれが本当に成立して経済パフォーマンスが上がるのなら、国家(公共)のために誰かを犠牲にしてでもやった方がいいとすら考えています。全人類と日本の国益のために、中国共産党が滅びるまで軍拡競争を仕掛ける必要があり、アメリカに代わってそれができるのは「デフレ先進国」の日本以外にありません。

なので、逆進性の高い消費税は撤廃し、中共滅亡のその日まで日本国民はインフレ率抑制のために懸命に働き続け、戦争をしているつもりで一丸となって供給能力の向上に努めるべきと考えます。本来は徴税の痛みではなく通貨発行によるインフレの痛みを国民は受け入れるべきで、いい加減「なんちゃって財政危機」や「破綻ごっこ(ままごと)」で遊んでいる場合ではありません。

ポルシェ万次郎 2013-09-05 16:28:54

1832ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:37:08
49 ■万歳! 万歳! 万歳!

祝・東京五輪開催決定! 自国開催を経験できる幸運を心からかみしめたいです。

首都圏の3環状9放射、それから整備新幹線の工事が急がれますね。大型の補正予算を組んでも怒る人いないでしょう。今こそ「倍返しの財政政策」を打ち出す好機です!

ポルシェ万次郎 2013-09-08 05:37:20



12 ■日本はそもそも財政危機ではないが、破綻論者はせめて2%のインフレ率(コアコア)を維持した上での増税や歳出削減を主張してほしい。

「コアコアCPIで2%のインフレ率を維持さえすれば、あとは増税でも歳出削減でも好きなことをしていい」という目標を財務省に与えるのはいかがでしょうか?

>理解しても変わらないのがテレビに登場する連中

上念vs藤巻 - 激論!コロシアム これでいいのか?ニッポン
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21780633

上記の動画、上念氏はいつもの調子で、北野誠氏が意外と勉強していて、あとは何故か共産党の人(小池晃氏)が一部まともだったことが分かる番組です。このテレビ愛知の番組に限った話ではありませんが、カラオケと同じで4人を超えたらもうマイクの順番が回ってこないので、討論に参加する人数をもう少し絞るべきと思います。テレビマンの悪い癖で、ある程度の人数を揃えておかないと安心できないみたいな、そんな議論が深まるはずもない悪習は早くやめるべきでしょう。

ぐっちー氏は雑誌「SAP!」の連載ではもう少しまともなことを書く印象だったのに、あれでは経世済民を理解しない「企業脳」丸出し、酷いもんです。デフレ容認派や輸出の伸びが経済力だと勘違いしている人たちについては、フィリップス曲線やGDPについて正しく理解していないのではないかと疑いたくなります。

●日本の財政状況と増税の誤解
1.そもそも日本政府も日本国も財政危機ではない(財政余裕度が高い)。
2.仮に財政危機だったとして、逆進性の高い消費税の増税は筋が悪い。
3.仮に増税するとして、デフレ期に税率を上げても増収にはならない。
4.増税や緊縮財政はデフレを促進させるだけで、インフレに向かわない。
5.デフレが続く限り、経済成長も「ざいせいさいけん」も達成できない。

地上波の討論番組では「1」に関連する主張が三橋氏以外からはなく、消費税自体を不要とする「2」の主張に至っては皆無で、「3」は上念司氏ほか数人だけが頑張っているお寒い状況をどうにかしないといけませんね。

ポルシェ万次郎 2013-09-09 10:38:38

1833ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:37:41
33 ■リフレ派のいう「デフレは貨幣現象」では池田信夫に論破されるくらい不十分なので、「デフレは活動貨幣現象」と言い換えるのが良い

>「消費税増税が景気を腰折れさせ、『増税した挙句、減収』になりかねない」

昨日インターフォン越しに、「エホバの証人」のおばちゃんにこれを延々説明しておきました。「まだまだ暑い日が続きます。消費税の増税も決まり〜」とか言っていたので、つい……。私の話が長すぎて、インターフォンが途中で3回くらい切れましたが(笑)。

>そうなると、「なぜ、増税」という話になりますが

ホント、増税をすれば増収になるなどという保障がないことは、そんな単純な問題ではないということは、「シムシティ」や「信長の野望」といったシミュレーションゲームで遊ぶ子供でも知っている理屈です。日頃より日経新聞や雑誌「エコノミスト」を読んでいるような企業人や証券マンほど、「企業脳」や「家計脳」に染まりやすいように感じています。

●税の役割(当方作成)
・安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべき
・景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能に欠ける欠陥税と言える
・所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどして累進性をより高めるべき
・懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要の抑制。ガゾリン税、酒税ほか

税率を弄る理由は上記に基づかなければならないと私は考えるのですが、「景気の安定化」を求めるのならデフレ期の増税は具の骨頂であり、「無慈悲な安定財源」たる消費税はそもそも必要性に欠ける税目であることが分かります。

●日本国の「財政余裕度」に関する正しい認識
・「国の借金」も純債務だとアメリカと変わらない(粗債務ではなく純債務で見よ)
・日本は財政危機ではない(中央政府は徴税権のほかに通貨発行権を有する)
・日本の通貨発行余力は世界一(恒常的なデフレ、経常黒字国、対外純資産国)

上記を全て理解させれば、国民の間で「だったら増税しなくていいじゃん」がコンセンサスとなり、「倍返しの財政政策」で反攻できますね。

あと、三橋氏の本分は政局分析や運動家や予想屋ではないので、アンチ三橋の人も統計データの分析や「こうすればこうなる」「そうしなければそうはならない」といった発信にだけ注目すればいいのにって思います。

ポルシェ万次郎 2013-09-13 13:17:52

1834ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:43:00
12 ■リニアは大阪まで繋いでこそ。五輪に間に合わすことよりも、名古屋〜大阪間との同時開通の方が重要性も実現性も高い。 1/2

表題について、昨日コメ欄で誰からも出ていなかったので意見させてもらいました。政府が補助すれば、名古屋〜大阪間の早期開業の方が難易度は低いでしょう。ほかにもリニアについて、いくつか思っていることを以下に書かせていただきます。

民間:効率性を重視。既存の路線と競合しないよう、収益性を考慮した事業計画
政府:冗長性に着目。施設効果以外の、国民経済全体の便益(経世済民)に期待

東海道新幹線という既存のドル箱路線(ライバルは飛行機だけの独占事業)との兼ね合いから、無理して競合する路線を推進する動機が薄い一民間企業のJR東海に対し、上記のように決して邪ま(利権誘導)ではない動機で関与したい政府の言い分を正々堂々と突きつけ、JR東海側が呑めるような条件の政府補助を折衝するのが正しいと思います。たとえば経世済民を理解している西田総理が中野剛志氏を派遣するだとか、政府側がそういった交渉のテーブルにつけるような環境にないことが、JR東海側がけんもほろろに工期短縮を断った原因と推察されます。

以前にも書きましたが、ヨーロッパではLRTの導入による鉄道の復権が既に始まっているわけで、これまで私鉄の活用によって世界屈指の鉄道網を構築した成功体験が却って油断となり、日本が公共交通機関や社会資本整備で世界の遅れを取るような将来を危惧しています。駅中ビジネスやサービスエリアは民間にガンガン開放すべきですが、鉄道路線の過度な効率化(赤字路線の廃止)や高速道路そのものの民営化に私は反対の意見です。たとえば大阪の御堂筋線を民営化する際にも、ほかの赤字路線を安易に切り捨てないような特約が必要となるでしょう。

ポルシェ万次郎 2013-09-20 11:14:22

1835ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:43:18
13 ■リニアは大阪まで繋いでこそ。五輪に間に合わすことよりも、名古屋〜大阪間との同時開通の方が重要性も実現性も高い。 2/2

リニア計画に異論「速さだけが夢なのか」/神奈川
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1775356.html

上記のまとめ記事に「鉄道などの旅客事業に求められるのは利用者に喜ばれるか否か。さらに投資が回収可能な採算に乗るかどうか」などとありますが、正直に言って、国家的プロジェクトを赤字か黒字かで判断するような思想には嫌悪感しか抱きません。

要するに、本来は採算性だけを追求するものではないはずの交通インフラが、こと鉄道に関しては日本はたまたま競争の原理で大成功してしまったため、採算性以外の多岐に渡る効用が無視されていることに疑問を感じるわけです。今さらJRを国鉄に戻せとまでは思いませんが、採算性を度外視できる半官半民のような組織の運営が難しいのであれば、国土計画という大戦略や社会資本整備に対する国民の理解、付随する法律等々でそれらを補完することが重要と考えています。

27話:撫子、プ○チンと初会談。/のぞみ、新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート
22話:撫子、中国や韓国以外の地政学的、安全保障的に重要と思われる国へ外遊
http://www.zenkasya.com/profile/04_02.html#第22話

上記コンテンツ(政経アニメ原案)はIE10ほか、最新の一部ブラウザで改行が乱れる不具合を鋭意修正中ではありますが、リニアや高速道路に関するエピソードをいくつか書いているので、ご興味のある方はぜひどうぞ。

>財務省が最も見たくないグラフ

ほかには「国家のバランスシート(資金循環統計)」のグラフとか、進行のゆっくりしたBSの番組などでフリップが掲示されることを期待しています。あれの登場でもう詰んでいるはずなのに、何で未だに財政破綻論が蔓延っているのか不思議で仕方ありません。

ポルシェ万次郎 2013-09-20 11:14:50

1836ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:44:03
41 ■Re.#28 akunmaniaさん 1/2

>国が行政サービスをするためにはお金がいります、その原資は国民のお金です

公共サービスの原資は国民の創出する付加価値であり、金本位制ではなく、変動相場制を採用していて、ユーロ加盟国のように「金融自主権」を放棄していない、慢性的に供給過剰(貯蓄過剰)な「デフレ先進国」である日本の場合、それは必ずしも徴税権や徴兵権に限定された話ではなくて、今は通貨発行権の行使によってインフレという負担をお願いするのが一番スマートですね。

恐らく三橋氏も「税金とは何ぞや?」を説明するための都合上、「景気が過熱したときに消費税増税をすべき」と分かりやすい主張をされているだけで、増税する税目が消費税である必要はどこにもありませんし、そもそも「コアコアCPIが3%を超えて大変だ!」みたいな、そんな増税によって景気を冷まさなければいけない状況が近い将来やってくるのかどうか、私は疑問に思っています。そして景気の加熱状況によって消費税率を増減させる法案を毎回通すとなると、どうしてもタイムラグが発生しますしね。

●税の役割(当方作成)
安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべき
景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能に欠ける欠陥税と言える
所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどしてもっと累進性を高めるべき
懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要の抑制。ガゾリン税、酒税ほか

上記はここで出すたびにブラッシュアップされて行く箇条書きですが、いずれかの役割に合致しない限り、「増税やむなし」にはならないと思いますよ。別段「企業脳」や「家計脳」でなくとも、赤字国債の発行が恒常的に続くことにどこか気持ち悪さを感じる人の心境を理解できなくはないですが、無税国家は「税の役割」から考えて無理としても、日本は「無付加価値税国家」として消費税を完全撤廃した方が経済成長のパフォーマンスが向上するだろうと私は考えています。

ポルシェ万次郎 2013-09-20 19:10:20

1837ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:44:29
42 ■Re.#28 akunmaniaさん 2/2

エイベックス・松浦社長の税制不信 「この国は富裕層に良いことは何もない」
http://www.j-cast.com/2013/08/10180904.html

上記、私は海外へ移住する日本人に対しても、日本国や日本国籍を活用して所得を得ているのであれば、等しく税金を徴収すべきと考えます。たとえばホリエモンが税金の安いシンガポールに在住して有料メルマガを発行しようとしても、主要な読者が相変わらず日本人であるならば、ちゃんと税金を取れる仕組みを今から準備しておく必要があります。そして多くの高額所得者は個人資産を積み上げたい動機だけで事業を展開しているわけではないので、法人税や所得税の上限を池田内閣レベルに戻したところで、安易に国外脱出とはならないだろうとも考えています。

根本的な考えとして、我が国が「富裕層に良いことは何もない」という税制だったとしても、或いは逆の低所得者層に厳しい税制だったとしても、それで経済成長のパフォーマンスが上昇するのなら問題視すべきではありません。「日本に一度でいいから戦争して勝ち、男は奴隷にして跪かせたい。女は強姦したい」と考えるような打倒すべき危険な国家が隣に存在するのだから、国益や公益といったものが今は最優先されるべきです。

一方、高額納税者ランキングの復活や勲章などを授与することで、高額納税者がさらに頑張れる環境を作ってやることが必要だとも考えています。

無国籍企業のほか、ホリエモンやひろゆきらにはその発想力に驚かされることが多いものの、発言の根幹に「国家観」が欠けていることをいつも残念に感じています。

ポルシェ万次郎 2013-09-20 19:10:41

1838ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:44:57
13 ■収益性や危機管理で足踏みしている民間企業を如何に説得するかが鍵となるが、大戦略(国土計画)を持たない時点で話にならない。

>名古屋も空港(小牧空港)と市街地が近いんですね。
>福岡のように駅と空港を地下鉄で結んでしまえば、かなり便利だと思うのですが

ちょうど今コンビニに並んでいる「ビッグコミックオリジナル No.19」に掲載の漫画『テツぼん』の第89話「テツノミクス」に、羽田〜成田間をリニアで結ぶ構想が描かれていますね。現在、都営浅草線経由で1時間30分もかかってしまっている両空港間の移動時間が、リニアの直通でわずか15分に短縮できるとのことです。そして年間旅客数(2010年)が6,400万人で世界5位の羽田空港、3,400万人で世界30位以下の成田空港の両者がリニアで一元化されれば、年間旅客数は約1億人となり、アメリカのアトランタ空港を抜いて世界1位の空港になれるとか、そういったアジアのハブ空港の座を狙える話が語られています。

こうした空港アクセスの改善案、羽田〜成田間を地下鉄で結ぶ構想については、猪瀬都知事なんかも語られていますよね。当該漫画では私が昨日書いたような、空港の利便性(アクセス)が向上することによる、新幹線から飛行機に乗客がシフトすることへの鉄道会社の懸念もちゃんと語られていましたが、こうしたことの「調整」こそが政府本来の役割だと痛感する次第です。

いっそのこと、空港自体をJR東海に購入させるアイデアはいかがでしょうか? また、これについては関西空港と伊丹空港のパッケージの方が、成田空港と羽田空港のパッケージよりも適切な処遇を考えられやすいように思います。

リニア関連の重要度としては、「大阪〜名古屋間の早期(同時)開通>>>成田〜羽田間の開通を五輪開催に間に合わせる>>>難波〜関空間の開通>>>東京〜名古屋間を五輪開催に間に合わせる」だと思いますが、同じくらい重要な3環状の整備の方も急いでもらいたいですね。

今、「世界首都・東京」に相応しいインフラ整備が求められています。自前で資金を用意できるからといって、JR東海に収益性のみを追及される弊害を政府は考えるべきでしょう(ただし地方自治体による誘致合戦は最悪)。

ポルシェ万次郎 2013-09-21 11:48:23

1839ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:45:16
13 ■デフレは「活動貨幣現象」。金融緩和のみならず、財政拡大によって迅速に解決すべき。 1/2

>IMFに代わり「各国政府がどのように財政健全化を
>進めるべきか具体的な対策」を書いておきましょう

経済環境が異なる各国の「財政余裕度」について、IMFは政府債務の総額や対GDP比以外の観点で数値化、比較する必要がありますね。以下は再掲となりますが、考え方としてはこういったことだと思っています。

●各経済主体にとっての財政余裕度
【家計】:収支+純資産+クレジットカード発行余力(社会属性、返済履歴)
【企業】:経常利益+純資産+株式発行余力(成長期待)
【政府】:基礎的財政収支+純資産+通貨発行余力(インフレ率、国家の財政余裕度)+徴税余力(インフレ率)+財金自主性(財政自主権、金融自主権)
【国家】:経常収支+対外純資産+覇権国家性(基軸通貨国、軍事強国)+調整機能性(変動為替相場制、関税自主権)

>ギリシャに限らず、ユーロ加盟国、さらには経常収支赤字国と、日本、
>アメリカ(基軸通貨国)を横に並べて同じ土俵で比較している限り、
>IMFが正解にたどり着けることはないでしょう

経済学だけではないでしょうか? エリートや専門家が一般人に劣ることがある学問というのは……。たとえば山中伸弥教授の研究については勉強したって一生理解できる気がしませんが、多くの経済学者や評論家が間違ったことばかり言っていることは、中学校しか出ていない私のような素人にだって分かる話です。最早「見解の相違」とかのレベルではなく、消費税増税のような明らかに間違った政策が進められることが、本当に不思議で仕方がありません。

大学まで出してもらって、専門の職業にまで就いて、それなのにどうして間違った前提で間違った政策を語るのか、毎週日曜日は討論番組を観て絶望的な気分になります。

ポルシェ万次郎 2013-09-22 11:47:15

1840ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:45:45
14 ■デフレは「活動貨幣現象」。金融緩和のみならず、財政拡大によって迅速に解決すべき。 2/2

昨日放送の「たかじんNOマネー」、須田慎一郎氏はB/Cを恐らく「黒字が出るならお金を投じてもいい」だとか、効用についてを事業の収益性という観点のみで語っている印象でした。須田氏はほかにも「財政の均衡」を連呼されていましたが、我が国がそのようなものに固執する意味はないように思います。

東京五輪決定で“新地下鉄”急浮上! 羽田−成田59分の直結線
http://pika2.livedoor.biz/archives/4588497.html

先日よりリニアに関する話題を投稿させてもらっていますが、関連する記事を昨日発見したので上記にご紹介。リニアによる「羽田〜成田間15分の直結線」の方が筋は良さそうですが、いずれにしても「ありもしない財政問題」を理由に五輪までに間に合わないような事態は避けたいところです。

橋下徹大阪市長「JR東海は自分たちの金との姿勢が強すぎる」
山田啓二京都府知事「国土軸の問題を民間会社の経営の話で考えるべきではない」

「リニア新幹線、大阪まで同時開業を」 橋下市長と関西広域連合がJR東海を批判
http://matometanews.com/archives/1641341.html

そして昨日も書いた通り、中央リニアの効用は大阪まで繋いでこそなので、どうにか東京〜名古屋間とほぼ同時期に開業できるような、政府による積極的な各種支援をお願いしたいところです。上記は昨日付けの記事ですが、珍しく彼らと意見が一致しました。本当は首長レベルではなく、各関係大臣らの発信や関与があればいいですね。

ポルシェ万次郎 2013-09-22 11:47:41

1841ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:46:16
4 ■国政を語るなら、借金は完済しなくてはならないという「家計脳」、事業は黒字を出さなければいけないという「企業脳」を捨てよ! 1/2

>家計は10年以来の「15年デフレ」の間、
>消費を抑えてひたすら金融資産を増やし続けてきた。
>今年6月末、名目国内総生産(GDP)は9年末比で44兆円減だが、
>家計金融資産は305兆円、対外金融資産は398兆円増えた

「日本の財政を家計にたとえるなら、世界一の対外純資産はご近所一の預金算高(純)となり、経常収支は収入から支出を差し引いたものとなる。いわゆる『国の借金(自国通貨建て債務)』については、単なる家族内通貨、子供銀行券、肩タタキ券、人生ゲームのドル紙幣みたいなもので、足りなくて不都合があるならプリントアウトすればよく、こんなものは一家の財産(国富)とは呼べない。『プライマリー・バランス』や『財政の均衡』といった概念は、政府の税収や債務残高ではなく、せめて国家の経常収支や対外純資産の方を注視すべきではあるも、それとて無理に均衡させなければいけないものではない。自国の経済主権の各種を手放してさえいなければ、何だかんだでバランスするからだ。経常黒字国の数だけ経常赤字国があり、対外純資産国の数だけ対外純負債国があることを知るべきだろう」

上記のようなセリフが当たり前に飛び交う政経アニメを放映できれば、日本だけでなく世界の民を救うことになります。マクロ経済政策については、その成否により「人が死んでんねんでー」という話ですから。

>ということは、残念ですが、普通に考えて、これは増税でしょ。
>逆に、これで増税延期の決断をしたら、非難ごうごうで、市場は混乱、
>支持率は急低下の恐れがありますので、仕方ないでしょう

上記は本日のメルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』より中野ホサ官の言葉で、廣宮孝信氏や前日の鶴田正平(藤井聡)氏と共通した総論「消費税増税までを含めた、総需要の抑制政策全般に異を唱えるべき」にはもちろん賛成ですが、この見解だけは少し異論があります。これまで消費税増税をどこか織り込み済みで足踏みしていた日経平均株価も、今回見送れば意外性から一週間で一気に1,500円増となり、内閣支持率は意外に微増で、党の内外やマスコミからは非難ごうごう、まあ政局にはなるかなというのが私の印象です。さらに超大型の補正予算や国土計画(国土強靭化)を発表すれば、日経平均株価は今年中に18,000円の大台に乗るかもしれません。

ポルシェ万次郎 2013-09-25 09:51:43

1842ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:46:37
5 ■国政を語るなら、借金は完済しなくてはならないという「家計脳」、事業は黒字を出さなければいけないという「企業脳」を捨てよ! 2/2

>つまり、「木下(財務次官)が〜」「麻生が〜」「コミンが〜」
>「テルンが〜」ではなく、「安倍が〜」だということです

上記も当該メルマガからの引用ですが、安倍総理に何か新自由主義者や財務省増税派に配慮しなければならない事情があり、ギリギリのところで戦っているみたいな一部の論調には私も賛同できません。ただ、倉山満氏らが主導する官僚への個人攻撃作戦、倉山史観には賛成です。

創生日本の会合で中野ホサ官や竹中平蔵氏をそれぞれ招聘していた、まだ野党で総裁になる前の時期には、そういったバランスを取ることも必要なのかなといった「願望」「希望的観測」が私の中にもありました。しかし中野ホサ官によるあの神講義を聴いて理解できなかったのであれば、三橋勢力がこれ以上何を進言しても心変わりは期待できず、安倍総理はせいぜいリフレ派の掲げる思想「デフレは貨幣現象」止まりでしょう。「デフレは活動貨幣現象」であることは、次にまた下野して5年くらい勉強しないと理解できないかもしれません。

まあそれでも、相対的には「安倍断固支持」なのが日本の政治状況の悲しいところですね。「それくらいで悲観的になるのなら、最初から政治に興味を持つべきではない」などと中野ホサ官に叱られそうですが、現実の政治状況がなかなか好転しないストレスを、私は政経アニメの原案(左下、HNをクリックでリンク参照)を書くことで、現実逃避を行っては心のバランスを保っています。「西田銀狼党(幹事長:城内実)」の結成に向け、「三橋起つ」のタイミングはいよいよ次の参院選になりそうな気配です。

ポルシェ万次郎 2013-09-25 09:52:09

1843ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:46:59
15 ■政経アニメ「新党なでしこ!(仮)」原案

Re.#8 べてらんずさん

>増税政局が始まってから忙しく、読めてませんが、この局面が終わった後は、
>ポルシェさんのような、正しいケインズ的政策の拡散が肝要ですね

良かった、途中で脱落したのかと思っていました(笑)。1話ごとに感想を書いてくれるのがべてらんずさんだけなので、現在のところ大して拡散している様子はありません。。。ただ、友人や知人と政策を議論するためのきっかけにはなってくれています。コンテンツの中からアニメ原案だけ抜き出し、主要キャラの女の子たちをマスコットに据え、PV増が期待できる「政経まとめブログ」への移行を最近は検討しています。さて、絵師を探すか……。

>過激なTPPなどが推進される土壌となるのが、デフレによる閉塞感と、
>財務省がばらまく国の借金ガー、です

確かに、「現状が駄目で、将来も恐らく駄目だろうから、これまでとは違う起死回生の一発を!」というのが根底にありますよね。GDPでアメリカに追いつくのは一生無理で、大国となる中国を刺激せず如何に仲良くやっていくかといった、そういった自虐「一億総ドM」から脱却しなくてはなりません。日本は「やればできる子」です。

ポルシェ万次郎 2013-09-25 11:40:24

1844ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:47:32
30 ■♪もしかしてだけどぉ、もしかしてだけどぉ、それ(消費税増税)ってデフレを誘ってるんじゃないの?

政治家やプロの評論家は立場というものがあるため、我々のように好き勝手に本音ばかり言えるわけではありません。地上波未出演の倉山満氏が自身のブログで内閣参与の重責にある藤井聡氏のペンネームに噛み付いていましたが、それぞれの立場でそれぞれに相応しい活動で共闘すればいいだけの話です。あの西村眞悟議員ですら、一時は小沢民主党に所属していたくらいですし、単に自己の保身やビジネスのことだけを考えているわけではなく、地位や環境の効用と天秤にかけながら脳味噌に汗をかいて発信している公人には配慮が必要だと私は思います。

それに三橋氏の職業や本分は活動家や扇動家ではないのだから、安倍批判や麻生批判に消極的だからといって責めるの筋違いで、せいぜいそういうものだと納得しつつ、結局は間接的に安倍総理の新自由主義的な政策を批判していることになる普段の言説について耳を傾けるくらいの態度がよろしいかと思います。まずは安倍総理を引き摺り下ろした先のビジョンを示し、たとえば石破総理や橋下総理や前原総理の方がマシだと多くの人を納得させることができて初めて、それを阻害する三橋は邪魔だとして攻撃する資格があるのではないでしょうか?

>デフレ・マインドに侵されたままだと、「消費税増税分とはいえ、
>ここで値段を上げて、仕事を切られたりはしないだろうか・・・?」という不安

一昨日に放送された「返り咲き!?太田総理がまた吠える…秘書田中。」でも、「消費税が上がっても、値段は据え置きでやらせていただきます」という整体院(ビッグダディの人)のコメントが紹介されていましたね。

長妻昭「これだけ国は赤字ですから。将来世代にツケは回せない」
太田光「デフレの何が悪いか分からない」
上念司「税率さえ上げれば税収が上がると勝手に思っているが、デフレの時は減る」
堀紘一「間違ってる。日本の経済なんて、100年経ったって良くなるなんてことはない」
ひな壇「そんな中で消費税を上げないでよ〜」
桜井充「消費税を上げる前にやることはある。無駄を省け。歳出削減が〜」

その他の主要な発言は上記の通り。何の見識も持たない出演者を何十人も用意し、あれを面白いと思って流す番組スタッフのセンスを疑います。

ポルシェ万次郎 2013-09-27 12:34:38

1845ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:47:56
7. 消費税は「無慈悲な安定財源」。最大の効用「安定財源性」についても、通貨発行権によって代替が可能。 1/2

三橋ブログのコメ欄はレスポンスが悪いし、コメンテーターとしてはこちらへ移行しようかな(笑)。

●税の役割(当方作成)
安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべき
景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能に欠ける欠陥税と言える
所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどしてもっと累進性を高めるべき
懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要の抑制。ガゾリン税、酒税ほか

税率を弄る理由は上記に基づかなければならないと私は考えるのですが、「景気の安定化(今ならデフレからの脱却)」を求めるのならデフレ期の増税は具の骨頂であり、「無慈悲な安定財源」たる消費税はそもそも必要性に欠ける税目であることが分かります。日本は「無付加価値税国家」として消費税を完全撤廃した方が経済成長のパフォーマンスが向上するだろうと私は考えています。

消費税に代わる新たな税目として、かつての物品税の進化版、贅沢税というものを私は以前から提案しています。

●贅沢税の課税対象(当方案。富の再分配+国産優遇という、物品税の進化版)
・600万円を超える乗用車(欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち)
・10万円を超える服飾品(ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち)
・5,000円を超える酒類(欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち)

上記の実行により、国産の大衆車や軽自動車が見直され、国産のオーダーメイドバッグやオーダーメイドスーツが見直され、国産のワインや日本酒が見直されるようになります。価格の高さに満足感を得る層はそれでも購入するだろうし、売上の減少も経済成長路線への復帰で相殺されるだろうから、欧州メーカーからの反発は少ないと思われます。消費税導入を機会に廃止されたかつての物品税よりも、経済成長のパフォーマンスを上げるという観点ではさらに優れた税制と言えるでしょう。

ポルシェ万次郎 2013-09-30 11:50:03

1846ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:48:16
8. 消費税は「無慈悲な安定財源」。最大の効用「安定財源性」についても、通貨発行権によって代替が可能。 2/2

処女作『日本経済が頂点に立つこれだけの理由』を読みました。三橋貴明氏や廣宮孝信氏の論と殆ど重複する内容でしたが、「絶対書かなくていけない大切なこと」を綴ればああなるのは仕方がないことです。ただ、私も最近「何かマクロ経済を勉強できる分かりやすい本はない?」と訊かれた際に、彼らのどの著作が最適だったかを考えるのに難儀していたこともあり、そういった用途の「総集編」として極めて秀逸な内容だったと思います。次回作にも期待していますが、その前に「監修をお願いした経済評論家」が誰だったのか、クレジットされていなかったので個人的に気になるところです^^

山本氏のブログや朝倉新哉氏のAJER動画の内容を、下記の「政経アニメ原案」に引用、使用させていただきました。今回のような税制に関する私の見解も、作中で女の子たちに語らせています。

政治アニメ「アイドル新党なでしこ!(仮)」、歴史アニメ原案
http://www.zenkasya.com/profile/04.html

あらすじ:セーラー服に旭日旗の腕章を付けたビジュアルの地下ダンスユニット「夕刻歌劇団(憂国過激団)」での活動を経て、5人組アイドルグループ「なでしこ☆しすたぁず(撫子妹達)」でメジャーデビューを果たした撫子たち。代表曲「イモートコントロール(イモコン)」や「恋の居飛車穴熊(イビアナ)」などで知られる人気者の彼女らが突然のアイドル引退宣言。「本日の公演をもって、私達なでしす、なでしこ☆しすたぁずは解散いたします。今まで応援ありがとうございました。今後は『アイドル新党なでしこ』を新しく立ち上げ、活動の場を政治の世界へ移したいと思います」、「20年で日本のGDPを世界一にしてみせます!」と仰天プランをぶち上げるが、果たして……。憲政史上初の女性総理が残した言葉「もはや敗戦国ではない」が流行語になるまでを描いた感動ドラマ。

できれば読破してもらいたいので、作中のどのパートで使われているのかは内緒にしておきます(笑)。日本は世界一の緊縮財政ケチケチ国家であったことの周知や、甘○議員や石○議員や細○議員をやっつけるシチュエーションで拝借させていただきました。あと、山本氏の読んだ書籍のラインナップが私と殆ど同じでビックリ!

ポルシェ万次郎 2013-09-30 11:50:53

1847ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:48:38
17. Re:Re:消費税は「無慈悲な安定財源」。最大の効用「安定財源性」についても、通貨発行権によって代替が可能。 2/2

>山本博一(ひろ)さん

国土交通大臣が国土計画(国土強靭化)を発表するシーン、文部科学大臣が成人式で特攻隊員の遺書を読み上げるシーンなどもあります。構想から4年近くをかけ、あらゆる政策のアイデアを盛り込んでいますので、速読しても読了まで1時間くらいかかると思われますが、何かしらの刺激は感じてもらえるのではないかと自負しております(深夜は表示が重たいかも……)。

現実の政治状況がご案内のとおり絶望的なので、我々「国民経済主義者」「機能的財政論者」のいう政策を実行すればどうなるか、「こうすればこうなる」といった将来像を腹いせに書きました。消費税の廃止どころか、増税すら阻止できない政権に「倍返しの財政出動」など期待できるはずもありません。打つ手なしかと思いきや、当該アニメ原案の全51話をニコニコ動画か何か放映できれば、奇跡の大逆転も可能だと期待しています。

>朝香豊さん

ああ、朝香豊氏と朝倉新哉氏のお名前を間違えてしまった……。以前のコメント、「朝香豊氏のAJER動画」に訂正させていただきます。ご無礼をお許しください。。。

ポルシェ万次郎 2013-10-01 18:11:40

1848ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:49:05
91 ■公共事業への支出増より、意外にも防衛費を2%強に増額し、軍の総数を30万人強に増員することの方がまだ理解を得やすい(中国効果)。

>わたくし達は生きていくしかありません

>今後の三橋は特に自民党の政治家たちへのインプットに重点を移していきたい

>仕切り直して、考え、動いていきたいと思います

本日エントリーは予想した通りの内容でした。私も全く同じ意見です。70点はあると思って支持していた政治家が実は50点程度だったことが露呈、今回の消費税増税の決断で確定し、しかし周りを見渡せば相変わらず30点以下の総理候補しかいない絶望的な政治状況の中で、次善の策は何かということを建設的に考えなければいけません。

TPP交渉参加が対米開戦(真珠湾攻撃)だとしたら、今回の消費税増税はミッドウェー海戦でボロ負けしたようなもので、日本人として生きる以上、「何故わしらの言うことを聞かない! もうどうなっても知らん。馬鹿には見切りをつける」などと諦めるわけにはいかないのです。

「水際殲滅作戦という考え方を撤回し、兵は地下に潜り、縦横に掘られた地下洞を通じ持久戦に備えよ。戦線を後退させ、サイパン、テニアン、グアム、タラワ、ペリリュー島、硫黄島を要塞化せよ。冷暖房付きの司令室としてしか活用されていない戦艦大和を、艦砲射撃での援護や輸送船に転用して活用すべきだ」みたいな、今からでもやれることを我々は粛々と行うべきと思います。

戦線後退、次からどうするか? 世論がさらに我々寄りとなり、「国民経済主義者」や「機能的財政論者」が増えるまで時間を稼ぐよりほかはありません。安倍総理には得意の外交(対中包囲網)や安全保障(集団的自衛権)の方を頑張ってもらいつつ、「消費税を上げた分で公共事業にバラ撒くのかー!」の批判が成立しない規模の「倍返しの財政出動」を提言、TPP交渉の監視、消費税廃止キャンペーンを行い、「安倍よ、俺たちはいつも見ているぞ」という圧力を常に与えます。

①法人税を下げて消費税を上げるのが正しいみたいな誤ったコンセンサスを覆す
②公共事業費や防衛費を増やし、消費税は廃止するのが正しいとする世論を醸成
③国民経済主義と機能的財政論を掲げた経世済民党(西田銀狼党)を立ち上げる

上記は全てボディブローですが、正しい「政経アニメ」が放映されればノックアウト勝ちすることも可能です。私の原案である必要はありません。ただ、何のコネも実績もない私が幸福の科学出版に政経アニメの企画書を持ち込むと足元を見られ、先方の言い分「エルカンターレ」などが100%挿入される恐れもあります。。。

ポルシェ万次郎 2013-10-02 13:47:16


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