したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

マンスリー前科者通信

1849ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:49:42
1 ■ラジオからですが、三橋氏が「レールガン」を見ていたと知って驚き(笑)。あれは美琴のツンデレと黒子の変態ぶりしか見所のないアニメ。

「ぼくは経済のことは分からないが、安倍さんとは親交が深い。彼は公約を必ず守る信義に厚い男だ」という立場の人への批判ならまだ分かります。「おれも経済のことはよく分からなかったが、おまえが勧めるから支持したんだぞ!」と怒ればいいでしょう。しかし三橋氏は自説に最も近い発言をしていたかつての安倍総理や赤池先生を支持しただけのことで、経済理論そのものを間違えたわけではありません。

なので、三橋氏が安倍総理に期待したこと自体を批判するのは筋違いでしょう(ほかの選択肢がなかった以上、弊害も出ていない)。三橋氏がこの先変節し、今の安倍総理と同じような新自由主義的な経済政策を主張し出したそのときは、「裏切ったな!」「最初からTPP参加と消費税増税を狙った似非保守、某国のスパイだったのか!」などと批判すればいいと思います。

>【消費増税】疾風にして勁草を知る、日本草莽はどちらか?[桜H25/10/2]
http://youtu.be/UzSF9UUt4bU

上記動画で水島社長に怒っていいのは東谷暁氏や中野剛志氏くらいなもので、倉山氏が自身のブログ(10月3日エントリー)でチャンネル桜キャスターの降板を示唆するくらいまでキレる意味が分かりません。「財務省の人事ウォッチャー」としてはプライドを傷つけられたかもしれませんが、あれくらいの意見の相違は許容すべきでしょう。まあ、水島社長が勢い余ってKAZUYA氏を馬鹿呼ばわりしたこと(推察)に対しては、親分(塾長)として怒っていいとは思いますが……。

あと、倉山団以外の桜文化人が木下康司事務次官の個人批判に消極的だったのは、安倍総理が彼だけに従属を強いられている確たる証拠がないからであって、国土強靭化の提唱者である藤井聡氏に対して「予算が欲しいのだろう云々」を邪推するのはまだ理屈に合うとしても、あれを三橋氏にも言っているのなら完全に筋違いだと思います。まあ、思えば最初からずっとピリピリムードで一種の緊張関係にあったわけですが、倉山ブログの先月24日付のエントリー「いつも送り付けられてくる三橋メルマガで」という言い草はないですよね^^ そして板挟みの上念獄長。。。

ポルシェ万次郎 2013-10-03 09:37:41

1850ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:50:16
55 ■「弱者に優しい社会であるべき」といった共産党的イデオロギーではなく、税の累進性を高めた方が経済成長率が上がるという理由から消費税廃止! 1/4

Re.#28 やすさん

>三橋先生の仰られていることと、安倍総理のやっていることが、
>あまりにも違い過ぎて、自民党のためにやっているにしては、
>自民党を攻撃する知識や情報を提供しすぎているように

大筋で同意します。ほかには関岡英之氏にしたって、「安倍断固支持」でお仲間の中野剛志氏や東谷暁氏らに茶化されていることと想像されますが、本業の方できちんと正しいことを発信されているので私は何の不満もありません。

▼▼▼

アメが欲しくて、「木下の悪口を言うな」という「保守」言論人のオンパレードなのは、明らかにそいつらのセイでしょ。

 今や
「安倍首相は早くから増税を決めていた」
「官僚を叩くのは良くない」
の大合唱だね

▲▲▲

ついでですが、上記は倉山ブログの10月6日付エントリーから。はて、誰か「木下の悪口を言うな」とか「官僚を叩くのは良くない」とか言っていましたっけね? せいぜい「それもあるが、本質はそこだけではない」との意見を言っていたくらいでしょう。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:38:03

1851ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:50:40
56 ■「弱者に優しい社会であるべき」といった共産党的イデオロギーではなく、税の累進性を高めた方が経済成長率が上がるという理由から消費税廃止! 2/4

「白川を討て!」や「河野人事に不同意せよ!」までは多くの賛意を得られましたが、「木下を討て!」については説明不足だったことが倉山満氏の失敗だったと思います。「官僚の個人批判に反対なわけではないが、それをメインに据えられても視聴者はピンと来ない。問題がチープ化する。あなたの運動の邪魔はしないが、我々も全く一緒の考えとは思われたくない」というのが水島社長の本音だったのではないでしょうか?

かつて勝谷誠彦氏が「役人にトレーサビリティを導入すべき」とか言っていましたが、官僚の仕事に対し責任や評価を明確にするのは私も大賛成です。しかしながら倉山氏、官僚の行動原理や出世欲についての説明が足りていないから、彼のコーナー丸々マニアックな財務省人事の話とかされても視聴者は置いてけぼりです。以前から違和感を覚えておりました。

また、彼が嫌悪する「ケインズ派(機能的財政論者、国民経済主義者)」の言論人についても、「消費税増税のマイナス分を緩和するためにも財政拡大が必要」と言っているだけなのに、「財政拡大(アメ=国土強靭化)したいから消費税増税を容認した」みたいな反対の言い方はおかしいと思います。

TPPは農業問題だけではありませんが、国産品の防御力をいくらかでも高める方法を考えたので下記に紹介します。

●作ろう非関税障壁!
・郷土料理への理解や地産地消の促進(週4日以上の米飯給食の義務化など)
・飲食店での産地表示を義務化(やりたい放題の外食チェーンの現状に歯止め)
・産地偽装の厳罰化(やがて真っ当な外国産までも敬遠される事態に誘導する)

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:38:34

1852ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:51:03
57 ■「弱者に優しい社会であるべき」といった共産党的イデオロギーではなく、税の累進性を高めた方が経済成長率が上がるという理由から消費税廃止! 3/4

以下、私の書いた「政経アニメ原案」の作中のセリフから、面倒なので丸ごと引用。

撫子「食料自給率の低い日本はなおさら、既存の食品表示の方もさらに厳格化し、消費者の安全と便益を守る義務がある。スーパーに並んでいる安い食料品を手に取った際、安すぎる価格を怪しいとは思いつつも、加工品や『盛り合わせ』等々で産地表示が曖昧に済んでいるものがあれば、それを言い訳にしてつい買ってしまう家庭の主婦も多いことだろう。中国産や韓国産と書かざるを得ない食料品が増えれば増えるほど、表示義務の複雑化による作業負担とは比べ物にならない恩恵が真面目な国内の生産者にもたらされる。汚染国家の国名表示により消費者心理に訴えかけ、賢明な多くの消費者には国産回帰を促したい。脱デフレを掲げる今、これらは地味ながら非常に効果の高い国産保護の政策となるだろう」

現在ですら外国に比して、日本人の国産信奉は十分すぎるほど高いわけですが、これをさらに「マイナス関税」でも外国産が売れないような状況に持って行くのが狙いです。下記の税制と組み合わせれば相乗効果もあっていいと思います。

●「贅沢税」の課税対象(富の再分配+国産優遇が目的。「物品税」の進化版)
600万円を超える乗用車(欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち)
10万円を超える服飾品(ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち)
5,000円を超える酒類(欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち)

逆進性の高い消費税は廃止とし、代わりに税率10%の上記「贅沢税」を導入、所得税や法人税の「上限」をかつての池田内閣のレベルにまで再び引き上げれば、「異次元の財政出動」との併用で名目7%成長も十分可能と思われます。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:44:23

1853ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:51:29
58 ■「弱者に優しい社会であるべき」といった共産党的イデオロギーではなく、税の累進性を高めた方が経済成長率が上がるから消費税廃止! 4/4

●税の役割
安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべき
景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能に欠ける欠陥税と言える
所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどしてもっと累進性を高めるべき
懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要の抑制。ガゾリン税、酒税ほか

上記を勘案すれば、消費税は「何目的か?」が分からない天下の悪税としか考えれません。ホント、「人が死んでんねんでー」という話なのだから、政治家の先生方には「消費税」から「贅沢税」への移行を真剣に検討してもらいたいです。

追記:上念司氏が「デフレ期にマンデルフレミングモデルが効かないと言っている奴はドンデモ」と言いつつ、チャンネル桜のコーナーでは反論ではなく、「マンデルフレミングモデルとは何か?」の解説しかしていなかった件……。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:44:51

1854ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:52:58
65 ■デフレは活動貨幣現象

Re.#60 削除反対、言論の自由を!さん

書き込みがあるたびにいつも思いますが、「外交・安全保障」の面で三橋支持者が共産党を支持できる理由を羅列してもらえれば幸いです。ああ、千島全島返還を要求しているのが共産党だけだということは評価していますが、あれは南樺太も当然ながら返還を要求すべきと考えます。

第27話:撫子、プ○チンと初会談。/のぞみ、新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話
第29話:APEC開催。/「日本語保護法」を発表。/日韓首脳会談。/北方領土の返還
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第29話

具体的な方法については上記に示した通り。現実もこのように行けばいいのですが(笑)。

Re.#62 くらえもんさん

>①経済学の掟だからマンデルフレミングは正しい
>②ノーベル賞をとってないから、その批判は間違っている

【メディアの嘘を見抜け】新宿→渋谷、外回りに乗ってしまったアベノミクス
http://www.nicovideo.jp/watch/1380866427

この動画の前半ですね。今月の「WiLL」に掲載された三橋氏の秀逸な原稿の何の反論にもなっていません。まあ、あまり学術論争に傾倒して勢力を分散させても仕方がないので、共闘できる部分で協力し合えばいいのですが……。

ただ、異次元の金融緩和について、菊池英博氏は「マイナスだからやめろ」、廣宮孝信氏は「どっちでもいい」と言いますが、今までがやらなさすぎたわけですし、私は資産効果や円安効果を考えると賛成の立場です。弊害が発生するまで、やれるだけやってみればいいでしょう。

※資産効果とは?
資産価格に上昇に起因して、消費や投資が活発になる効果。家計や企業が所持する株や土地の価格が上昇した際に、担保価値が上昇することや所持資産の評価額が増大することによって、消費や投資が活発になるという循環により発生する。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 20:16:10

1855ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:53:22
72 ■高速道路網や高速鉄道網の充実は、効率性と冗長性といった本来は相反するはずの項目の両方で高い効用を発揮。財源はデフレ(国債発行)。

高速道路には「混雑税(渋滞税)」の概念を導入し、鹿しか走っていないような道路は完全無料化、首都高のような混雑する道路は逆に値上げをし、その他の道路も交通量に応じて割引率を決定するのが良いと思います。何でも一律で決めてしまうのはよくありません。富士山の多すぎる登山客を抑制するために料金で負荷をかけるであるとか、金融以外の物流という分野においても、そういった合理的な調整機能が政治には求められます。

27話:撫子、プ○チンと初会談。/のぞみ、新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

既に何度がここで紹介させていただきましたが、高速道路や高速鉄道の在り方について、上記の「政経アニメ原案」のパートで詳細を記しています。民間の活力や競争原理はサービスエリアでのみ発揮されるべきでしょう。このトピックの論考を投稿しようと思っている方がいらっしゃれば、何らかの刺激や発見にはなると思いますので、ぜひお読みいただければ幸いです(リンク末尾「#第27話Bパート」までが一つのURL)。

連日の倉山ブログでの件、そろそろ何か苦言を投稿しようかと思っていたら、コメント欄における読者の方が案外冷静だったので、私の出番は特になさそうです。。。

●占領憲法改正(部分改正)と自主憲法制定(帝国憲法ベースの全面改正)の道筋
1.憲法7条4号の改正(誤字の修正)
2.憲法7条4号と96条の改正(発議要件の緩和)
3.憲法7条4号と96条の改正、憲法9条2項の停止(現実との乖離を是正)
4.憲法7条4号と96条の改正、憲法9条2項と前文の停止(精神を蝕む悪文の抹殺)

ただ、私が筋の悪い南出喜久治氏の「憲法新無効論」を離れ、現実的な上記4つの選択肢に辿り着いた(このトピックで結論を出せた)のは倉山満氏から教わった知識の影響が大きく、そういった点で倉山憲法論や倉山史観については変わらず支持しております。ちなみに当該「政経アニメ」の原案には、「三代目憲法担当大臣(内閣特命)」も登場します。

大学では教えられない歴史講義 憲法七条改正議連(笑) 倉山満の砦
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=841

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:03:35

1856ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:53:47
76 ■追記:リンクを踏むのが面倒な人のため、作中の「国土計画」の触りだけコピペで紹介させていただきます。 1/3

のぞみ「日本の『鉄道網』は文句なしに世界最高であるが、『高速鉄道網(新幹線網)』となると南北に一本の線でしかなく不十分、さらに『高速道路網』は先進国の中で最低レベルに等しい。まずはこの事実、問題意識を国民と一緒に共通したい。強靭なる産業は強靭なる国土(インフラ)に宿る。開発途上国の状況を見ても分かるように、インフラが不十分であれば企業の投資は進まない」

のぞみ「鉄道の運行にはピークロード運賃の導入を。高速道路へは混雑税の概念で、無料化も含めた価格設定の見直しを行う。国土交通省の報告書にも、『一般道は混雑しているにもかかわらず、並走する高速道路には比較的余裕のある区間が全国の65%』とある。世界一財政余裕度の高い日本政府であれば、『高速道路保有・債務返済機構』の抱える35兆円の有利子負債など、財政問題の内に入らない。それらを肩代わりし、いくらか負担を軽減してあげればいい。環状道路や立体交差点の充実まで検討し、渋滞によるあらゆる経済的損失を無くすことを国交省の目標とする。同じく自動車税についても、人口密度や公共機関普及率を勘案し、都市と地方とで差が生じて然るべきだろう」

●高速道路に「混雑税(渋滞税)」の概念を導入した場合の料金シミュレーション
【適用条件】
・4車線以上の区間で、8万台/日以上の交通量……0%OFF(現状維持)
・4車線以上の区間で、6〜8万台/日の交通量……30%OFF
・4車線以上の区間で、4〜6万台/日の交通量……50%OFF
・4車線以上の区間で、2〜4万台/日の交通量……70%OFF
・4車線以上の区間で、0〜2万台/日の交通量……100%OFF(無料)
・暫定2車線(片側1車線)区間……………………100%OFF(無料)

参考:清水草一『高速道路の謎 〜雑学から知る日本の道路事情〜』

※別途、トラックやバスなどの一部車種(業務用)を優遇。曜日や時間帯も考慮する。二輪車は実験的に全線無料とし、新制度導入後に不都合が出れば一部を有料に変更する。

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:36:48

1857ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:54:08
77 ■追記:リンクを踏むのが面倒な人のため、作中の「国土計画」の触りだけコピペで紹介させていただきます。 2/3

のぞみ「これにより、地方路線の殆どは7割引きから無料になる。また、多くが現状維持か3割引きにしかならない東名の惨状ついても、来年2011年に新東名が開通すればかなりの区間で渋滞が改善され、5割引き相当のレベルにまで引き下がるだろう。そして料金を安くした分だけ、それなら高速道路を利用しようかというドライバーの動機へと繋がるため、割引きした分の負担は年間わずか3,000億円前後で済むというのが私の出した試算だ。例えば地方路線についての試算だと、現状から5割引きにした場合、交通量は単純に2倍に増えるとまでは行かないが、1.5倍から1.8倍程度には増え、その経済波及効果の割りに支出は少なく抑えられるというデータも得られている」

のぞみ「具体的な実例も出そう。開通した当初の東京湾アクアラインは、料金が片道4,000円(現在は3,000円で、ETC搭載の普通車に限り800円)で、一日当たりの交通量は約1万台であった。それがどうだろう、昨年2009年に『高速1,000円乗り放題』が実施された段階で、週末や休日の一日当たりの交通量は約4万台を記録した。これは料金を4分の1に引き下げたのに、料金収入総額では微増した日もあるという好例を示している。それだけではない。高速道路によって移動時間短縮の恩恵を授かった人数は、当然ながら同乗者を含めれば通行した台数以上の人数となる。そもそも私は高速道路の建設費や維持管理費を料金収入のみで賄う思想に反対の立場だが、無料化や割引のための補助金を出す我々政府の側も意外と安い負担で済み、大幅値下げとなる国民の側や地方の観光地も当然大喜びで、こういったWin-Winの関係となる調整こそが経世済民、世を經(おさ)め、民を濟(すく)うではないかと思う」

のぞみ「無料化や値下げの話ばかりではない。これは事前の社会実験が必要となるが、首都高速道路の料金を現在の700円から1,000円に値上げすることも予定している。仕事でどうしても必要な、時間をお金で買いたい人の便益を最優先に考えたい。通勤で首都高を利用するような人を私は庶民と思わないが、それらマイカー通勤をしていた人たちが電車を利用する動機に繋がってくれればと思う。私の試算では、300円の値上げが首都高の利用者を5%程度減らす結果となり、渋滞を劇的に緩和することが可能となるだろう」

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:38:01

1858ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:54:35
78 ■追記:リンクを踏むのが面倒な人のため、作中の「国土計画」の触りだけコピペで紹介させていただきます。 3/3

のぞみ「民間による競争原理とやらは、たとえばサービスエリアの運営を異なる会社で交互に配すなど、そういった安全とは無関係な部門で競わせればいいだろう。これは民間ではない、都道府県や市町村が運営する鉄道にも言えることで、駅中のテナント等々は自分たちで囲わず、むしろ民間の参入を促すべきだ」

のぞみ「ついでにもう一つ、首都高を景観の観点から批判する人も多いが、私は個性的でよろしいと思っている。世界初の本格的な都市高速道路網として、海外からも近未来的でCoolだと、首都高を絶賛する声が多いことを付言しておきたい。あのエッフェル塔でさえ、『醜い鉄塔』だとして建設当時は批判を浴びたものだ。固定観念さえ取り払えば、首都高は世界遺産に匹敵するほどの観光資源であるという認識に同意してもらえると思う。これは高速道路だけに限らず言えることであるが、整然とした景観は都市の変化や発展の妨げとなる。ヨーロッパの古都に見られるような一見美しい街並みは、自然災害の多い日本にはそぐわない価値観だ」

ネットユーザー「うおおおー、新名神の高槻から山陽道までを造ってくれ。中国道の宝塚付近の渋滞はもう限界や」 「渋滞による経済損失を考えると、関西のボトルネック区間は早急に完成させるべき」 「 首都高の新料金1,000円、イタリアや韓国より少し高い水準となるが、これくらいなら空いている場合は高速道路を利用しようという気になるわな」

上記は国土交通大臣のぞみちゃんの回ですが、文部科学大臣さくらちゃんが特攻隊の遺書を新成人に読み聞かせる回などもあります。政策のあらゆるトピックに対して「正解」を示したアニメ原案になります。誰かこれで小説でも書きませんか?

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:38:27

1859ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:54:53
56 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 1/5

>現在の日本では、「デフレの原因」について明確な対立点が生まれています。
>すなわち、「デフレは貨幣現象(マネーの量が足りないからデフレ)」派と、
>「デフレは総需要の不足(名目GDPの不足)派との争いです。

それは狭い言論界での「学術論争(勉強会でやれ!)」であって、私にはそれほど国民世論の多くの関心を集めているように思えません。ティーパーティーの弊害に知識人が気づき始めたアメリカでギリギリではないでしょうか?

日本では言論界にならまだしも、政界には積極財政派が誤差の範囲ほどの勢力でしかなく、その彼らですらも政府の中に入れば多勢に無勢、或いは何か強大な勢力に脅されているのか洗脳されたのか「令呪」によってマスター(アメリカ)に強制されているのかは分かりませんが、日頃より講演等々で述べていたような持論を維持できないような悲惨な状況にあります。そして私など、「将来的にデフレを脱却して増税をするにしても、それに消費税を選ぶのは筋が悪い。唯一の長所である安定財源性については通貨発行権で代替ができ、景気の調整機能に乏しい『無慈悲な安定財源(過酷な税制)』でもあるわけで、逆進性が高く国民全体の購買力低下を招く(格差拡大で経済パフォーマンスの低下を招く)消費税はむしろ廃止すべき」といった、富の再分配にまで触れた議論が皆無なことを残念に思っています。

先日放送の「TVタックル」、「政策のレジーム・チェンジが必要」と主張する西田議員ですが、「それならなぜ消費税を上げる?」と大竹まこと氏にもっともな指摘されてしまう酷い有様……。党のスポークスマンとして、党として決めたことの正当性を訴えなければいけない立場、安倍総理や政権を支えなければいけない立場なのは分かりますが、今回の消費税増税の決定という事実がある限り、今後5年は「日本は財政危機ではない」系の主張を自民党議員は封じられたと言っていいでしょう。誰も注目しませんが、実は情報戦という観点からはここが一番手痛い失敗だと私は見ています。

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:47:22

1860ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:55:17
57 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 2/5

>しかし経済危機後の学術界における戦場では、両者は大抵同じ側にいたか、
>少なくともお互いのやり口にけちをつけるようなことはなかった

この辺り、日本の「桜文化人(経済討論)」の中でも同じ状況でしたね。

ケインズ派「デフレは総需要の不足が原因。始まりはバブル崩壊から。財出を!」
リフレ派「デフレは貨幣現象。量的緩和で解決可能。マネタリーベースを増やせ」
デフレ派「デフレは別に悪いことではない。グローバル化と少子高齢化が原因だ」

上記で「リフレ派」にカテゴライズすると不満が出そうなので「デフレは貨幣現象派」と仮称しておきますが、それには上念司氏や田中秀臣氏や倉山満氏のようにデフレ期の財政拡大に反対ではない立場の人と、竹中平蔵氏や渡辺喜美や江田憲司氏のように財政拡大には断固反対の立場の人がいることを付言しておきます。そして前者のグループは必ずしも新自由主義的とは言い切れませんが、後者のグループは前者の10倍はその傾向が強いという違いもあります。「リフレ派に対し、新自由主義者などとレッテルを貼るな」などとつまらない反論をされないためにも、ここはぜひ強調しておきたいところです。

まあ、「日本は財政危機ではない(消費税増税は不要)」という認識が大筋で一致しているのだから、「日本は財政危機だけど消費税増税に反対」という立場の共産党や社民党を含め、協力できる部分は協力すべきだと思いますね。それに倉山氏や田中氏は国土強靭化に非協力的なだけであって、防衛費の増大には賛成なので大いに共闘すべきでしょう。私としては「10年で200兆円でも足りない」と考えている廣宮孝信氏、山本博一氏の考えを最も支持しています。リフレ派には「デフレギャップがある(恐慌経済)」という状態への理解が足りていません。

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:47:56

1861ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:55:36
58 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 3/5

>財政派VSマネタリストの論点が加熱したのは、
>互いが相手側の主張しているものの有効性を疑っているからではなく、
>どちらの方法論がより効果的かというもっと狭い問題を
>焦点にしているからこそなのだ

私が以前より「学術論争」だと言っているのと同じ見解ですね。本日エントリーの冒頭を読み始め、「今日はこの辺りのことを書き込みしようかな〜」と思っていたら、その後に秀逸な見解が紹介されているのを見て「わが意を得たり!」という思いです。「三橋・中野・青木 vs 田中・上念・倉山」によるガチ討論「デフレ脱却のために優先すべき政策は、金融緩和か財政拡大のどちらか?」を面白いと感じるのは我々くらいなもので、日本国民として公共性や公益性を考えた場合、それら「決勝戦」よりもまずは予選突破、「日本は財政危機ではない(消費税増税は凍結せよ)」の発信で共闘してほしいと願っています。

>リソースが遊休状態であり失業がこのような非常に大きな問題と
>なっている中ではスケールメリットは精度よりも重要、
>というカールの考えが示唆するところ、つまりはそうした実験は
>避けることが出来る上に、正当化できない間違いとなるだろう

ホント、思わず引用したくなった気持ちが理解できるほど、全文が惚れ惚れするような素晴らしい分析ですよね。日頃より「デフレ期には質よりも量の議論を」「国家の供給能力を非効率に使った『無駄』を批判するよりも、それをフルに使わず毎年余らせている『無駄』こそ批判されるべき」と言っている私の意見と完全に一致します。供給能力(付加価値の創出能力)をポイント化したにすぎない「子供銀行券」の無駄遣いなどよりも、フィリップス曲線を念頭に置いた、2.0〜3.0%のインフレターゲットを達成できていない失策の方が100倍は罪が重いです。私が首領様なら、政策担当者を銃殺刑にしています。

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:48:26

1862ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:56:04
59 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 4/5

>自身の主張が妥当であっても、相手側のアイデアを自分のアイデアと
>平行して行うことは最悪の場合でも何の悪影響も発揮しないという合意が
>出来ているのであれば、両方を行うことに反対するのは無情というものだろう

これも最近の私の書き込み(下記参照)と同じですね。

▼▼▼

ただ、異次元の金融緩和について、菊池英博氏は「マイナスだからやめろ」、廣宮孝信氏は「どっちでもいい」と言いますが、今までがやらなさすぎたわけですし、私は資産効果や円安効果を考えると賛成の立場です。弊害が発生するまで、やれるだけやってみればいいでしょう。

※資産効果とは?
資産価格に上昇に起因して、消費や投資が活発になる効果。家計や企業が所持する株や土地の価格が上昇した際に、担保価値が上昇することや所持資産の評価額が増大することによって、消費や投資が活発になるという循環により発生する。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 20:16:10

▲▲▲

当該「政経アニメの原案」でもこういったことは分かりやすく記してあるのに、コメントにレスも付かず毎日スルーされるのは悲しい(笑)。三橋ブログのコメント欄の雰囲気、昔と比べて変わりましたよね……。

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:49:01

1863ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:56:26
60 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 5/5

>「貨幣現象派」の中に、デフレ対策云々とは関係なく、
>とにかく政府にカネを使わせたくないからこそ、
>「デフレは貨幣現象」と言っている人たちがいる

ああ何だ、三橋氏も「貨幣現象派」と使っているようなので、「貨幣現象派」という大枠の中に「リフレ派」と「レントシーカー」が存在するという分類で行きましょうか?

・財政派
・貨幣現象派―リフレ派
        ―レントシーカー(竹中、みんなの党)
・デフレ派

上記の方がスッキリしますね。で、「リフレ派は新自由主義的な傾向はあるも、無条件に新自由主義者とは呼べない」という結論でよろしいかと。皆さん、リフレ派への無用なレッテル貼りには気をつけましょう。本日エントリーこそ、「愛国的リフレ派」の人たちに読んでもらいたいです。

●税の役割(当方作成)
安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用できる
景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能に欠ける欠陥税と言える
所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどしてもっと累進性を高めるべき
懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要の抑制。ガゾリン税、酒税ほか

またの再掲で恐縮ですが、コメント欄の「無税国家になれる云々」については、仮に供給過剰な我が国だけはなれるとしても(通貨発行により「安定財源性」をクリアできるとしても)、上記の観点から「無税国家になるべきではない」と私は考えます。高速道路の完全無料化についても同じことが言えます。これでも議論を終わらせることはできますが、行き過ぎた金融緩和の弊害は「フローのインフレ」よりも、むしろ「ストックのインフレ」の方にあります。日本がハイパーインフレを起こす可能性は皆無と言っていいですが、資産インフレや「円キャリー化(海外での穀物やエネルギー価格の上昇、バブルの誘発)」についてはいくらか警戒が必要だと思っています。

しかしながら、「財源はデフレ」という正解を封殺され、主要国から「財源は日本のデフレ(財源は日本のデフレ)」みたいな「日本独り負け」の扱いが続くよりは、国益にとって余程いいのではないでしょうか?

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:49:32

1864ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:56:48
13 ■ドイツの「財政均衡」に倣い、日本は「機能的財政(インフレ率2%)」を憲法に明記せよ。憲法違反した閣僚は5年の公民権停止! 1/4

>「国民の所得水準はコストではなく、購買力である」

まさに「国民国家(民主主義) vs 無国籍企業(グローバリズム)」の戦いですよね。世界中でそうなのでしょうが、安倍総理は後者の喜ぶような政策にばかり熱心な印象です。この戦いは将来歴史を振り返ったとき、「資本主義 vs 共産主義」くらいの意味を持つようになるでしょうね。私など、法人税や所得税だけでなく、社会保障費にも累進性を強化すべきだと思っているくらいです。

平均寿命、治安の良さ、国際成人力調査(読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力)などでトップを走る日本でありますが、失業率の低さ、自殺率の低さなども今後恒久的な安定を図るべきと考えます。この目的の達成のため、ドイツの「財政均衡」を反面教師とし、日本としては「機能的財政(コアコアCPIで2%)」を憲法に明記してはいかがでしょうか? くだらない憲法草案を出す連中、財政均衡主義の石破幹事長らにはぜひご検討願いたいです。

解決すべき問題が明確にある場合の「改善」が得意な日本人ですが、大戦略の方向性が定まっていない場合の、たとえばデフレの今のように「働いたら負け」みたいな状況に陥ったときの方針転換は、比較的不得手ではないかと考えれます。殖産興業や富国強兵を掲げて邁進した明治期のように、現在も上記「機能的財政」や「名目7%(実質5%)の経済成長」みたいに明確な目標が一度決まれば、国民全体で共有できたなら、「やればできる子」な日本の復活は早いと思っています。「適正なインフレ>>>過度なインフレ>>>>>>>>>>>>デフレ」なので、百害あって一利なしのデフレより過度なインフレにでもなってくれた方が、働いて解消(改善)できるだけ、勤勉な日本人にとっては問題解決が容易となります。

ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:06:07

1865ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:57:07
15 ■ドイツの「財政均衡」に倣い、日本は「機能的財政(インフレ率2%)」を憲法に明記せよ。憲法違反した閣僚は5年の公民権停止! 2/4

さて、「マネタリーベースいくら増やしても物価高に影響ないなら素晴らしいね。全世界無税国家じゃん」と上念司氏は仰いますが、①マネタリーベースをいくら増やしても物価高に影響しにくいのは日本のようなデフレの国に限った話であって、全世界に共通する話ではない②私がいつも言っている「税の役割」という観点からも、仮にそうであったとしてもわざわざ無税国家にするメリットはない③前半で単純なマネタリーベースの増加やマネーストックの増加(不活動貨幣の増加)のみが物価に与える影響を問題提起しているのに対し、後半でそれでは通貨発行権を財源とする政府支出の増加(活動貨幣の増加)が制約条件なく無限に可能となるのかみたいなたとえは、両者の属性が別物なためそもそも不適切……などが指摘できると思います。

要は「通貨を発行するだけでは物価や所得の上昇に繋がりにくいので、政府が借りて、民間の所得になるように支出せよ」が正しく、無税国家云々はさておき、政府支出の財源を徴税だけではなく通貨発行でも賄うことは、むしろ我々「ケインズ派」が主張していることでもあるわけです。あと、乗数効果の点から積極的には賛成しませんが、年金や減税、三橋氏が嫌いな「子ども手当て」といった所得移転系の政府支出、高橋洋一氏が主張する「財務大臣が20兆円紙幣1枚を書いて、日銀の国庫に入れればいい。これで2年間の社会保険料を免除できる」や「○億円を国民に直接ばら撒けばハイパーインフレ」なども物価上昇に資する政策で、しかしこれすらも上念氏の言う単純なマネタリーベースの増加やマネーストックの増加とは別物となり、当該たとえに用いるのにはやや不適切となります。

なので、私は以前にも書きましたが、「貨幣数量説派(デフレは貨幣現象派)」はこの辺りの違いを軌道修正しないと、池田信夫氏のような「デフレ派」からいつまでもネチネチ指摘され続けることとなり、かくいう彼らに対しても、そこに気づいておきながら「通貨を発行して、政府が借りて、使え」という正解に辿り着かないのはどういうわけだろうか、「貨幣数量説派(デフレは貨幣現象派)」以上に「ケインズ派」を嫌うのは理屈に合わないだろうと思わずにいられません。

WiLLの最新号、三橋氏の原稿(マンデル・フレミング・モデル批判)のほかには、井上薫氏の原稿(婚外子違憲判決への批判)と巻末の堤堯氏の原稿(真珠湾攻撃前の暗号解読)が素晴らしかったです。

ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:07:48

1866ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:57:37
16 ■ドイツの「財政均衡」に倣い、日本は「機能的財政(インフレ率2%)」を憲法に明記せよ。憲法違反した閣僚は5年の公民権停止! 3/4

#7 エヴォリさん

>高速道路無料化

8日のコメ欄がその話題で盛り上がっていたので、私は下記(抜粋)をお返事しましたよ? 一律無料化はよくないという論旨です(反論歓迎)。

▼▼▼

高速道路には「混雑税(渋滞税)」の概念を導入し、鹿しか走っていないような道路は完全無料化、首都高のような混雑する道路は逆に値上げをし、その他の道路も交通量に応じて割引率を決定するのが良いと思います。何でも一律で決めてしまうのはよくありません。富士山の多すぎる登山客を抑制するために料金で負荷をかけるであるとか、金融以外の物流という分野においても、そういった合理的な調整機能が政治には求められます。

のぞみ「鉄道の運行にはピークロード運賃の導入を。高速道路へは混雑税の概念で、無料化も含めた価格設定の見直しを行う。国土交通省の報告書にも、『一般道は混雑しているにもかかわらず、並走する高速道路には比較的余裕のある区間が全国の65%』とある。世界一財政余裕度の高い日本政府であれば、『高速道路保有・債務返済機構』の抱える35兆円の有利子負債など、財政問題の内に入らない。それらを肩代わりし、いくらか負担を軽減してあげればいい。環状道路や立体交差点の充実まで検討し、渋滞によるあらゆる経済的損失を無くすことを国交省の目標とする。同じく自動車税についても、人口密度や公共機関普及率を勘案し、都市と地方とで差が生じて然るべきだろう」

●高速道路に「混雑税(渋滞税)」の概念を導入した場合の料金シミュレーション
【適用条件】
・4車線以上の区間で、8万台/日以上の交通量……0%OFF(現状維持)
・4車線以上の区間で、6〜8万台/日の交通量……30%OFF
・4車線以上の区間で、4〜6万台/日の交通量……50%OFF
・4車線以上の区間で、2〜4万台/日の交通量……70%OFF
・4車線以上の区間で、0〜2万台/日の交通量……100%OFF(無料)
・暫定2車線(片側1車線)区間……………………100%OFF(無料)

参考:清水草一『高速道路の謎 〜雑学から知る日本の道路事情〜』

※別途、トラックやバスなどの一部車種(業務用)を優遇。曜日や時間帯も考慮する。二輪車は実験的に全線無料とし、新制度導入後に不都合が出れば一部を有料に変更する。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:08:31

1867ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:58:01
17 ■ドイツの「財政均衡」に倣い、日本は「機能的財政(インフレ率2%)」を憲法に明記せよ。憲法違反した閣僚は5年の公民権停止! 4/4

▼▼▼

のぞみ「これにより、地方路線の殆どは7割引きから無料になる。また、多くが現状維持か3割引きにしかならない東名の惨状ついても、来年2011年に新東名が開通すればかなりの区間で渋滞が改善され、5割引き相当のレベルにまで引き下がるだろう。そして料金を安くした分だけ、それなら高速道路を利用しようかというドライバーの動機へと繋がるため、割引きした分の負担は年間わずか3,000億円前後で済むというのが私の出した試算だ。例えば地方路線についての試算だと、現状から5割引きにした場合、交通量は単純に2倍に増えるとまでは行かないが、1.5倍から1.8倍程度には増え、その経済波及効果の割りに支出は少なく抑えられるというデータも得られている」

のぞみ「具体的な実例も出そう。開通した当初の東京湾アクアラインは、料金が片道4,000円(現在は3,000円で、ETC搭載の普通車に限り800円)で、一日当たりの交通量は約1万台であった。それがどうだろう、昨年2009年に『高速1,000円乗り放題』が実施された段階で、週末や休日の一日当たりの交通量は約4万台を記録した。これは料金を4分の1に引き下げたのに、料金収入総額では微増した日もあるという好例を示している。それだけではない。高速道路によって移動時間短縮の恩恵を授かった人数は、当然ながら同乗者を含めれば通行した台数以上の人数となる。そもそも私は高速道路の建設費や維持管理費を料金収入のみで賄う思想に反対の立場だが、無料化や割引のための補助金を出す我々政府の側も意外と安い負担で済み、大幅値下げとなる国民の側や地方の観光地も当然大喜びで、こういったWin-Winの関係となる調整こそが経世済民、世を經(おさ)め、民を濟(すく)うではないかと思う」

のぞみ「無料化や値下げの話ばかりではない。これは事前の社会実験が必要となるが、首都高速道路の料金を現在の700円から1,000円に値上げすることも予定している。仕事でどうしても必要な、時間をお金で買いたい人の便益を最優先に考えたい。通勤で首都高を利用するような人を私は庶民と思わないが、それらマイカー通勤をしていた人たちが電車を利用する動機に繋がってくれればと思う。私の試算では、300円の値上げが首都高の利用者を5%程度減らす結果となり、渋滞を劇的に緩和することが可能となるだろう」

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:08:55

1868ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:58:37
6 ■「海外から投資を呼び込む!」じゃなくて、おまえ(日本政府)が自分で投資しろよという話。「財政余裕度(通貨発行余力)」は世界一なのだから。

デフレギャップがある状態(市場利子率>投資効率)では、いくら通貨を供給(創造)しても民間投資は増えて行かない(支出に繋がらない)という話ですね。先日放送の「報道2001」では、藤井聡氏が少ない発言機会の中で政策のタイミングについて言及されていました。「デフレを脱却しなければ!」の論は以前と比べてテレビでもよく聞かれるようになりましたが、本当にデフレやデフレギャップ(需給ギャップ)の意味を分かって言っているのか疑問な政治家が多いです。

テレビや新聞では「第三の矢が未だ筒の中」との指摘がありますが、私に言わせれば「第二の矢は何処へ消えた?」ですよ。交通インフラを中心に公共事業投資を可能な限り増やし、航空産業や資源エネルギー開発に政府が大幅な研究予算をつけ、国防軍の数を30万人以上に増員するなど、今すぐにでもやるべきことが本来は目白押しです。

「100兆円の埋蔵金が見つかれば、あなたは日本国のために何に使いたいか?」みたいな質問を、バラエティ番組でもいいので、全ての政治家に回答を求めてもらいたい。アンケート結果が集まったところで、「それ、全部やっちゃえばいいじゃん!」という話です。「日本は借金大国なのでお金がない」という誤謬を正せば、緊縮財政派の石破幹事長だって防衛費を大幅に増やせみたいな回答があるでしょう。これがテレビゲームか何かだったとして、日本ほど発展させるのが楽な国家はありません。

>断っておきますが、わたくしは二階氏の「媚中派」的なスタイルが嫌いです

ここにいるみんながそうです。先生、ご安心ください(笑)。ただ、断っておかないとレッテル貼りに利用する人が約1名いますしね。。。

追記:「アンチ三橋」の勢力で、彼らがいうところの「三橋信者」を真摯に説得しようと試みる書き込みを私は未だ見たことがありません。ここのコメント欄でも大手匿名掲示板でも……。私は最良の国家運営を考えることを日頃より趣味としているだけなので、三橋氏の主張(政局分析や政治運動ではなく経済理論の方ね)に何か不備があるのなら、指摘によってぜひ説得されたいと願っています。三橋氏とは友人関係にあるわけでも入信したわけでもないので、納得すれば即座に転向したいと思っています。

ポルシェ万次郎 2013-10-15 09:01:44

1869ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:58:58
14 ■日本「財源は消費税(悲)」、各国「財源は日本のデフレ(嬉)」

Re.#7 正志斎さん

>お金を増やしただけでは…って話しがあるのですが

どんな話があるのか、「……」で省略されては分かりません。今から落ちますが、もう少し詳しく書いてくれれば当エントリーで必ず回答差し上げます。

>先進国はすべてデフレギャップがありますよね

スイスだけとかではなく、全ての先進国でですか? 「デフレに片足を突っ込んでる」などの言い方はできると思いますが、デフレギャップについてどういった認識をお持ちなのか、こちらも詳しくお願いします。

>日本とそれらの国の違いはどう説明されますか?

ご質問の意図をこちらで推察して回答しようかとも思いましたが、やはり意味が分かりません。

ポルシェ万次郎 2013-10-15 10:02:22

1870ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:59:23
50 ■アベノミクス二本目の矢「機動的な財政政策」はいつ始まるのか? もうやったって? いや、これから(国土強靭化計画)っしょ! 1/2

Re.#15 どるまさん

>「過去のことではなく今やってる内容で判断しろ!」
>が口癖の上念グループ

【チャンネルくらら】倉山満が訊く、 第1回 ゲスト 上念司
http://www.youtube.com/watch?v=Ww4k1dO52cg

上記の動画でも言ってますよね。「アジア開発銀行時代に親中だった黒田さんも、日銀総裁になってから頑張ってるんだから別にいいじゃん。仕事で評価した方がいい」をそっくりそのまま、国土強靭化を推進する二階氏にも当てはめるべきで、少なくとも「あの売国親中の二階が〜」云々のロジックはダブルスタンダードと言われても仕方がありません。

Re.#17-20 正志斎さん

>米、英、仏、など全てGDPギャップがマイナスなのに
>コアコアでデフレではないですよね

後半のコアコアCPIは分かるとして、前半の「GDPギャップがマイナス」が何の統計データに基づいているのかがちょっと分かりません。GDPデフレータでしょうか?

ただ、リーマンショック後の各国の対応のように、デフレに陥る危険を察知して事前に対策を施すことは、今の日本のように一旦デフレに嵌ってから動くよりも金融政策は効きやすいとは考えられます。「紐では押せない」状況に移ってからは、より財政政策の重要性が高まるという理解です。

>必要な公共投資の重要性は理解しています。
>しかし過度に期待すると国民の不公平感が高まります

支那(中共)という地球人類に災厄をもたらす危険な敵性国家が隣にある中、国民の不公平感や役人が面倒と感じる差配の手間などよりも、日本の経済規模や軍事力(国土の強靭性)を高めることを最優先に考えるべきです。基地が置かれるべき地域、原発が置かれるべき地域、高速鉄道の駅が置かれるべき地域、そして税金によって救済されるべき地域と、日本は「EU連合」とは違い一つの国民国家なのだから、たとえ自分ばかりが損をしていると感じても、公益のために犠牲になるくらいの気持ちでいたいものです。

ポルシェ万次郎 2013-10-15 19:41:50

1871ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:59:42
51 ■アベノミクス二本目の矢「機動的な財政政策」はいつ始まるのか? もうやったって? いや、これから(国土強靭化計画)っしょ! 2/2

そういった観点から、年金需給の世代間格差に関するテレビ報道で、「払い過ぎて損をする世代」みたいな取り上げ方をおぞましく感じています。年金など、税金のようなものと考えれば腹も立たないでしょう。ただこれも消費性向の観点、すなわち経済パフォーマンスへの悪影響を是正する観点から、資産持ちの高齢者まで優遇している現状は見直されるべきと考えています。

SAPIOの最新号に、巻頭から「文部科学省は、税金を食い荒らして国家の屋台骨をボロボロにしたシロアリ官僚の巣窟である」などと書かれていました。国内を循環する自国通貨は使っても消えないので、このような表現には以前から違和感を覚えています。何故なら供給能力が過剰で毎年余らせている国に限っては、質の議論より量の議論が優先されるべきだからです。猫の手も借りたくなるくらい忙しくなったときにこそ、「ソリティア」をして帰宅するだけの天下り役人をスリム化するのがいいでしょう。

>デフレギャップ時にデフレ脱却には公共投資のみというご意見を
>お持ちのように読みましたのでご質問させて頂きました

「交通インフラを中心に公共事業投資を可能な限り増やし、航空産業や資源エネルギー開発に政府が大幅な研究予算をつけ、国防軍の数を30万人以上に増員するなど〜」という「ご意見」を披露しましたが、「公共投資のみ」という指摘には当たらないと思いますよ。私は財政拡大の政策全般に賛成の立場で、緊縮財政(需要縮小政策)の一種といった考え方ができる消費税増税にも当然ながら反対しています。

また、デフレ期の金融政策についても、資産効果や円安効果などの観点から、どちらかと言えば「第一の矢」を支持しているくらいです。ただ、ここで過去に何度も書いていますが、行き過ぎた金融政策はフローのインフレ(究極はハイパーインフレ)についてを心配する必要はありませんし、むしろそちらに振れることを願っているくらいですが、金融政策のみだとインフレ目標を達成する前にストックのインフレ(資産バブル)や「悪性の円キャリー」を招く可能性を危惧しています。デフレ脱却効果(#24のmas.36さんの言葉を借りるなら「貨幣流通速度」)の方がそれらの弊害に「勝った」としても、財政政策を使わずに無駄に時間をかける理由にはなりません。

ポルシェ万次郎 2013-10-15 19:42:14

1872ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:00:03
28 ■いわゆる「古い自民党(派閥政治、利権体質、公共事業)からの脱却」ではなく、「小泉・竹中レジームからの脱却(総括)」が必要 1/2

>別に、総理答弁に難癖をつけたいわけではありませんが、
>脇先生の「具体的な質問」に対し、答弁はあまりにも抽象的です

悪気はないものと思いたいですが、総理の頭の中には「自由貿易は正義」「競争は正義」「無駄遣いは悪」みたいな思想がこびり付いているのでしょう。小泉内閣や第一次安倍内閣のときも、金融緩和(資産効果+円安効果)によって景気やプライマリーバランスを改善できたと思い込んでおり(実際はアメリカの住宅バブルの影響が大きい)、ブレーンの竹中氏に対する信頼は依然として絶大です。個人的には「竹中を討て!」という思い……。

先日のコメ欄にて、質問をするだけしてその後のレスのなかった「デフレは貨幣現象派」の御仁がいらっしゃいましたが、下記に紹介する三橋氏のチャンネルAJERの最新動画を視聴して、この方が何を言いたかったのかがようやく分かりました。

『デフレの原因(後編)③』三橋貴明 AJER2013.10.15(2)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22047537

▼▼▼

Re.#17-20 正志斎さん

>米、英、仏、など全てGDPギャップがマイナスなのに
>コアコアでデフレではないですよね

後半のコアコアCPIは分かるとして、前半の「GDPギャップがマイナス」が何の統計データに基づいているのかがちょっと分かりません。GDPデフレータでしょうか?

ポルシェ万次郎 2013-10-15 19:41:50

▲▲▲

上記は当日の私の書き込み。当然ながら私も潜在GDPを「最大概念の潜在GDP」としてしか考えておりませんでしたが、ここ数年間の平均実績(普段の実力)のような概念として、「平均概念の潜在GDP」というものがグローバルの指標となりつつあることを動画から理解しました。その「壊れた羅針盤」ぶりについては、さらに後半の有料動画で分かりやすく解説されているのでオススメです。

ポルシェ万次郎 2013-10-18 11:44:13

1873ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:00:26
29 ■いわゆる「古い自民党(派閥政治、利権体質、公共事業)からの脱却」ではなく、「小泉・竹中レジームからの脱却(総括)」が必要 2/2

以下、現在やるべき物価上昇の政策をまとめて整理してみました。

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付金(子ども手当て)
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

【1】は資産効果や円安効果を狙った金融緩和、【2】は所得移転、【3】と【4】は確実にGDPの増加が伴う支出となり、数字が上がるほど物価上昇への寄与度は高いと考えます。私は弊害が出ていない限り【1】を否定するものではなく、高橋洋一氏などは【2】についても触れていて、【3】で自衛隊員を増やすことは倉山満氏や田中秀臣氏も触れてはいるけれど、最もデフレ脱却効果の高い【4】の中の国土強靭化に否定的なのは何故だろうかと、以前から疑問に思う次第です。

以下、これまでと今後についてを殴り書きしてみました。

代替案もなかった以上、総裁選よりの安倍支持はやむなし。信じて裏切られた今の状況は「結果論」なので落ち度はなく、よって「総括」も「反省」も「腹切り」も必要なし。改心の可能性を信じたその時点での判断の妥当性と、結末を実際に的中させることとは分けて考えるべき。そして今後も名指しでの安倍批判や麻生批判などを三橋氏が先頭を切ってする必要もなし。もちろん新自由主義的な政策への批判はこれまで通りするけれども、あえて人間関係を悪くするような品位に欠ける批判はメリットがない。その役割は中野ホサ官(メルマガ)にお願いしよう。できれば麻生選挙区の後継を狙いたい。消費税10%の増税阻止、国土強靭化予算獲得でこれ以上の需要減を防ぐ方向に注力しつつ、与党議員の先生方や国民のリテラシー向上が追いつくまで時間を稼ぐのが得策。消費税10%の増税が迫っているので、もはや8%増税を嘆いている段階ではない。あと、幕末じゃないのだから、ケケ中を●●とかはやっちゃダメよ。

ポルシェ万次郎 2013-10-18 11:44:54

1874ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:00:52
9 ■下野している間に経済を勉強したと思わせる発言、「参拝できなかったことは痛恨の極み」の言葉を信じた。改心させられると思っていた 1/2

>民間が合理的に借金返済や預金を増やす以上、
>解決のためには政府の総需要創出しかない

●「デフレは貨幣現象派」の人たちの誤謬
1.行き過ぎた金融緩和の弊害(資産バブルの発生ほか)を無視している
2.目標(インフレターゲット)達成までの時間速度を無視している
3.ストックのインフレとフローのインフレを混同している

要は「日本でハイパーインフレは起こらないけれど、資産バブルには警戒が必要でしょっ!」という話ですね。もう何度も書いていますが、せっかく発行した通貨を政府自身に支出させたがらない理由が分かりません。下記の【3】と【4】を果敢にやるべきです。

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付金(子ども手当て)
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

私は「デフレギャップがある状態(市場利子率>投資効率)からの金融緩和のみでの資産効果による物価上昇<資産バブル」と見ていて、財政拡大を伴わないことで時間がかかることはもちろん、時間をかけても弊害の方が大きくなって失敗する可能性を懸念しています。金融緩和こそ「期待」に依存したカンフル剤(必要性は否定しない)であり、ここからは賛否が分かれるところでしょうけれど、私はデフレを脱却したあとも公的支出の伸びが日本経済を支えるくらいの認識で、政府主導による継続的な研究開発(ロボット、防衛、資源、宇宙ほか)や交通インフラへの投資を希望しています。

ポルシェ万次郎 2013-10-21 10:30:26

1875ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:01:24
10 ■下野している間に経済を勉強したと思わせる発言、「参拝できなかったことは痛恨の極み」の言葉を信じた。改心させられると思っていた 2/2

以下、今朝に配信された倉山塾からのメールより引用。「回答」は当該塾生によるもの。

▼▼▼

#経済学のクイズ

問題:日銀がマネタリーベースをいくら増やしても実体経済のお金の量(マネーストック)が全く増えなかったと仮定すると、日本にどんなメリットあるか答えなさい。
マクロ経済の基本は押えつつも、なるべく面白い回答を書くこと!!

回答1
よく、銀行の当座預金に積み上がるだけと言われます。それを逆手に取って・・・・

銀行に無限に積み上げることができる

銀行の資産が無限大になる

日本の銀行が世界中の銀行を買収できる

ユダヤ国際金融資本(笑)と入れ替わって、日本が世界を影から支配することになる

日本が世界を支配する

回答2
・日銀が輪転機でお札を刷って流しているのに、マネー・ストックが増えない。
・しかし、「お金を燃やそう運動」や「万札をドブに捨てよう運動」が日本中で起こっているとは考えにくい。

つまり、刷って流した筈のお金がどこかに消えていることとなり、物理法則に反する。このことを、「マネタリー・ベースを増やしてもマネー・ストックは増えない」と主張している学者さんたちが、証明してくれる。

結論:日本人がノーベル物理学賞を受賞できる。

▲▲▲

やはり金融緩和の弊害(資産バブル)や為替の概念が抜けているように思います。続きは倉山塾へ♪

ポルシェ万次郎 2013-10-21 10:31:02

1876ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:01:44
33 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」 1/4

>政府の場合は通貨発行権という強権を持っている以上、
>財政的な問題は(少なくともデフレ期は)生じません

はい。日本の場合は通貨発行権により「安定財源性」が確保されているので、それしか長所がない天下の悪税・消費税はとっとと廃止して、所得税や法人税のみならず、社会保障費の負担に至るまで、あらゆる「累進性」を強化すべきです。私は何も共産党や社会党のように弱者の味方をしたいわけではなくて、過去の様々なデータから、その方が経済パフォーマンスが向上するという「国家観」や「大戦略」に基づいた主張をしています。

>土建産業の供給能力が足りないというならば、
>「長期予算」を組むことで、企業の設備投資や雇用拡大を促すべきです

国土強靭化のような長期の「国土計画」や「複数年度予算」が必要なのと、あとは以前にも書きましたが、当面は自衛隊で「工兵(施設科)」を増員し、訓練がてら建設業に従事させるという「裏技」を私は主張しています。若い隊員には大型特殊免許を取得させるなど、職業訓練的な意味合いも持たせています。

公共事業が景気回復のための「単発のカンフル剤」と思われている現状では、やはり信用を欠いて建設業の投資は増えないと思います。「確かに何かを作っているときはいいが、公共事業が完成してしまったあとは景気が落ち込むではないか?」に対しては、「一生作り続けろ!」と言ってやりたいです。その他、「土木」と「クール」で「ドボクール!」などのキャンペーンも有効だと思います。

>「そんなことはない。田舎で土建企業がなくて危険なら、
>都会に移り住めばいい。その方が生産性が高まり効率的だ」

私はそんな増田悦佐氏のような意見や、増田氏と相反する藤井聡氏との中間というか、「駅を核として集約された都市機能が全国に満遍なく分散すればいい」と考えています。つまり、都市という「集中」の全国的な「分散」であり、そうしてできた都市のネットワーク性を強める(高速鉄道網の構築、高速道路料金の混雑税化)ことで、日本列島全体で効率性と冗長性の両方を確保できるという主張になります。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:52:27

1877ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:02:03
34 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」 2/4

下記は本日配信のメルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』より、藤井聡氏の分析。ブログは毎日読んでいるのに、メルマガ登録はまだという方は今すぐ登録♪

▼▼▼

(1)第一の矢だけで十分であり、第二の矢は不要である、それどころか累積債務を増やすだけになるからやってはならない、という意見(金融・至上主義者)

(2)第一の矢だけで十分だけど、第二の矢も併せて行うとより早くその効果が現れるのだから、第一の矢の効果を高めるためにも、第二の矢を打つのも大変結構なことだ、という意見。ただし、過剰な財政政策は、結局はクラウディングアウトやそれに伴うマンデルうフレミング効果などがあり、しかも累積債務を増やしてしまう悪影響(それは、マーケットの中で、累積債務が多いということを過剰に「気にする人々がいる」ということだけでも生じうるもの)があるため、一定程度以下に抑えておく必要がある(金融・中心主義者)

(3)第二の矢だけで十分で、第一の矢は不要だ、むしろ、金融緩和をやりすぎると金融バブルやその崩壊というリスク、より広義に言うなら「金融危機リスク」を助長するだけだから、やってはならない、という意見(財政・至上主義者)

(4)第二の矢こそが「必要」だけど、それだけでは金利が上昇するリスクがあり、クラウディングアウト(ひいては、それを起因としたマンデルフレミング効果)を起こすことから、過剰の金利の変動を抑止するためにも金融政策が「必要」である。しかも、金融緩和はマーケットの期待に肯定的影響を及ぼし得るため、一定程度の水準は「有効」である。ただし、十分な需要を創出しないままに行う金融緩和は、金融バブルやその崩壊という「金融危機リスク」が高まるため、金融政策は適切な水準で行うことが必要である。(財政・中心主義者)

▲▲▲

私も何度か似たようなカテゴライズをしてコメント欄に書き込みましたが、いずれの立場に属する論客、経済学者も、議論の前提として上記くらいは抑えておきたいところです。
ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:53:00

1878ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:02:25
35 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」 3/4

(1)金融・至上主義者(デフレは貨幣現象派―新古典派)
   渡辺喜美、江田憲司、竹中平蔵
(2)金融・中心主義者(デフレは貨幣現象派―リフレ派)
   田中秀臣、上念司、倉山満
(3)財政・至上主義者(デフレは総需要の不足派―AJER派)
   菊池英博、宍戸駿太郎、島倉原、青木泰樹
(4)財政・中心主義者(デフレは総需要の不足派―キョウト学派)
   三橋貴明、藤井聡、中野剛志、柴山桂太

実名を入れ難いだろう藤井聡氏に代わり、私が勝手に(多少強引に)上記を補完してみました。ただ、以前に三橋氏にご紹介いただいた下記の翻訳記事での論考の通り、少なくとも「(2)金融・中心主義者」と「(4)財政・中心主義者」については、「相手側のアイデアを自分のアイデアと平行して行うことは、最悪の場合でも何の悪影響も発揮しないという合意」ができるはずで、ネット動画やオピニオン誌で学術論争はするにしても、協力できる部分で共闘していただきたいと願っています。

▼▼▼

リソースが遊休状態であり失業がこのような非常に大きな問題となっている中ではスケールメリットは精度よりも重要、というカールの考えが示唆するところ、つまりはそうした実験は避けることが出来る上に、正当化できない間違いとなるだろう

(中略)

自身の主張が妥当であっても、相手側のアイデアを自分のアイデアと平行して行うことは最悪の場合でも何の悪影響も発揮しないという合意が出来ているのであれば、両方を行うことに反対するのは無情というものだろう

財政派 VS マーケットマネタリスト ―ブロガー分類学― 道草
http://econdays.net/?p=8601

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:53:32

1879ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:02:46
36 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」 4/4

オピニオン誌といえば、WiLL最新号の中野剛志氏の原稿が相変わらず素晴らしかったですね。その中で中野氏は「新自由主義レジーム」と呼称していましたが、私も「小泉・竹中レジーム」からの脱却が自民党、そして安倍内閣の最優先課題だと思っています。

中野氏はケインズを引用し、「新自由主義の蔓延は、『既得権益』の力以上に『思想』の力が大きい」とも仰っていました。確かに竹中氏の例をとってみても、良心の呵責や評価の毀損といったストレスの割りに、彼のパソナの会長としての経済的利益が釣り合っておらず、「既得権益」や「レント・シーキング」だけでは説明がつかないと私も感じておりました。なので、連中は恐らく「競争しない連中は怠惰で許しがたい」「競争を勝ち抜いた俺は偉い(承認欲、アイデンティティ)」くらいに思っていて、そういった「思想」の方がより大きな動機となっていると解釈できます。

ただ、そういったイデオロギーで考えがちな学者(シカゴ学派)、「企業脳」に縛られがちな経営者(楽天社長)、成り上がりの成功者(橋下徹)が新自由主義を志向するのは分からないでもないわけですが、国家全体の調整者たる政治家がこれの影響を受けるのは一体どういうわけか、私は大変疑問に思います。

1.機動的な金融政策(資産バブル発生を注視しつつのカンフル剤。期待の醸成)
2.異次元の財政政策(交通インフラと防衛費を中心とした財政出動。国土計画)
3.中間層に手厚い再分配政策(税と社会保障費の累進性を強化。消費税は廃止)

上記が本来あるべき「瑞穂の国の三本の矢」なので、まずは「小泉・竹中レジーム」「新自由主義レジーム」を言論戦で変えて行くべきと実感する次第です。

つい昨日、十数年振りに映画館へと足を運び、劇場版「まどか☆マギカ」の「叛逆の物語」を鑑賞してきました(宮崎哲弥氏も大絶賛のアニメ作品)。あれは「世界観」とか「概念」とか「解釈」とか、ほかには映像美や音響のクオリティを楽しむ作品で、TV版の初見ほどの衝撃はありませんでした。そして私は「魔法少女」よりも、「政経少女」じゃなかった、「政経女子アニメ」を深夜アニメや劇場版で観てみたいです。そのために4年近くかけて原案まで書いたのですが……。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:55:09

1880ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:03:17
77 ■土木とクールでドボクール、路地スティックにロジクール♪ 1/3

#37 ■無題 ちょりぞうさん

>そんな貧乏人のルサンチマン全開の共産主義みたいな世の中なら、
>新自由主義の方がよっぽどましだわ!

その先の「なぜなら〜」という具体的な説明を拝聴したいところです。

>今ですらもう吐き気がするくらい、ありとあらゆるものが累進かかってるての

社会保険料負担における「掛け金上限制度」、配当所得における「証券優遇制度」が逆累進を助長していますね。法人税や所得税の上限についても、池田内閣やバブル期と比べて年々引き下げられていますね。

私は何も共産革命を起こせとか無茶を言っているわけでなく、消費税についても昔の物品税(下記参照)に戻せとか、そういった「良かった頃を思い出せ」と言っているにすぎません。

●「贅沢税」の課税対象(富の再分配+国産優遇が目的。「物品税」の進化版)
・600万円を超える乗用車(欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち)
・10万円を超える服飾品(ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち)
・5,000円を超える酒類(欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち)

ポルシェ万次郎 2013-10-29 22:52:22

1881ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:03:39
79 ■土木とクールでドボクール、路地スティックにロジクール♪ 2/3

#42 ■ポルシェ万次郎様 freelancer3さん

>「政経女子アニメ」観てみたいです

全51話の制作に5億円くらいかかるので、スポンサーが見つからないとアニメはちょっと難しいです(下記参照)。ラジオドラマとかなら何とか自費でできないことも……。

あらすじ:セーラー服に旭日旗の腕章を付けたビジュアルの地下ダンスユニット「夕刻歌劇団(憂国過激団)」での活動を経て、5人組アイドルグループ「なでしこ☆しすたぁず(撫子妹達)」でメジャーデビューを果たした撫子たち。代表曲「イモートコントロール(イモコン)」や「恋の居飛車穴熊(イビアナ)」などで知られる人気者の彼女らが突然のアイドル引退宣言。「本日の公演をもって、私達なでしす、なでしこ☆しすたぁずは解散いたします。今まで応援ありがとうございました。今後は『アイドル新党なでしこ』を新しく立ち上げ、活動の場を政治の世界へ移したいと思います」、「20年で日本のGDPを世界一にしてみせます!」と仰天プランをぶち上げるが、果たして……。憲政史上初の女性総理が残した言葉「もはや敗戦国ではない」が流行語になるまでを描いた感動ドラマ。

政治アニメ「アイドル新党なでしこ(仮)」、歴史アニメ原案
http://www.zenkasya.com/profile/04.html

#44 ■無題 べてらんずさん

参考文献や引用として作中で紹介している書籍の数々が、一昨日は清水草一氏の名著『高速道路の謎 〜雑学から知る日本の道路事情〜』も売れていましたし、何人かは密かに読んでくれているようです。私はもちろん、自分の脚本があの虚淵玄氏にも負けない内容だと自負しておりますが、別に私の原案でなくて構わないので、ああいったエンターテイメント性を重視した政経アニメを作ることができれば、「スティグリッツ、エマニュエル・トッドも大絶賛」みたいな感じに、日本アニメの存在感を世界に示すことができて痛快だと思っています。

前田有一氏が三橋氏も出ていたチャンネル桜の討論で、「応援した政治家が、総理になってから公約とは違う政策をやり出す。我々は何に期待すればいいのか? 絶望しかない」みたいな趣旨の発言をされていました。私も「魔女化」しそう(笑)。なので、政経アニメのヒットが「解決策」「根本治療」との結論に至った次第です。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 22:54:20

1882ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:04:00
81 ■土木とクールでドボクール、路地スティックにロジクール♪ 3/3

#70 ■ねこですです、こんばんは。 ねこですさん

>↑こういう整理は間違ってます

引用するならコピペするなりして、全て正確にお願いしたいところです。

(1)金融・至上主義者(デフレは貨幣現象派―市場原理主義者)
(2)金融・中心主義者(デフレは貨幣現象派―リフレ派)
(3)財政・至上主義者(デフレは総需要の不足派―チャンネルAJER派)
(4)財政・中心主義者(デフレは総需要の不足派―京大学派)

上記が私の書き込みなので、あなたのように微妙に改変されると不都合が生じます。

>財政出動派もリフレ派なのです

あなたの解釈だと、少しでも金融緩和を訴える者は全員「リフレ派」に分類されてしまいます。「金融・中心主義者=デフレは貨幣現象派―リフレ派」で別段問題があるようには思えません。三橋氏や藤井氏がリフレ派を名乗ったことありませんし、仮に名乗らせてくれと頼んでも、あのリフレ派の面々は絶対認めませんよ。

あと、私はリフレ派にも気を遣い、「デフレは貨幣現象」と主張する中にも二派が存在することを強調、リフレ派のことを新自由主義者だとした単純なレッテル貼りはやめようという趣旨でこのような分け方をさせてもらっています。なので、何か基本的な部分で誤解されているように感じました。

追記:以前から書いていますが、「デフレは活動貨幣現象」なら広義の意味で正しいかと。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 22:55:50

1883ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:04:44
50 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 1/5

#25 ちょりぞうさん

>新しいアク禁基準?いいんじゃない?私を含め三橋批判する人を片っ端から、
>アク禁にして、馬鹿信者だけの道場にすればいいと思いますよ

いえ、三橋批判はOKみたいですよ。誹謗、中傷、議論をする気のない書き込み(コピペ、リンク誘導)が以前から禁止されていて、三橋ブログはほかの著名人のものに比してマナー違反に寛容な措置を取り続けていましたが、アメブロ側の管理の問題もあって、今後はもう少し気をつけてねという今回の勧告になります(私の理解)。

#36 藤原のさん

>日銀が刷って国民1人1人に1000万円ずつをばらまいて、
>その金を2、3年で使うように!とすれば単純にそのお金はすぐに使われるので
>それがそのままの需要になるでしょう?

>なんで公共事業の一本道だけ頭にないんすか。。

下記(当方作成)でいうところの【2】の手段になりますね。今のところ目立って反対している人はいませんが、実行が検討される気配すらもありませんので、啓蒙に向けてぜひ頑張ってみてください。

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付金(子ども手当て)
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

解説:【1】は資産効果や円安効果を狙った量的緩和、【2】は所得移転、【3】と【4】は確実にGDPの増加が伴う支出となり、数字が上がるほど物価上昇への寄与度は高い。弊害が出ていない限り【1】は否定されるものではなく、高橋洋一氏などは【2】についても触れていて、【3】で自衛隊員を増やすことは倉山満氏や田中秀臣氏も触れてはいるが、最もデフレ脱却効果の高い【4】の中の国土強靭化に否定的なのは何故だろうかと、以前から疑問に思う次第。

私が【2】の所得移転系の政策を行うとすれば、それは民主党の掲げた「子ども手当て」のように、既に生んでしまっている家庭にまで給付するのではもったいないので、これから結婚や出産をしようという気にさせる給付の仕方を考えています。

ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:39:53

1884ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:05:09
51 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 2/5

以下、「政経アニメ」の原案から抜粋。

▼▼▼

さつき「内閣府や厚労省のサイトから数字を引いて分析すれば分かる通り、少子化(合計特殊出生率の低下)の主な原因は夫婦の生涯出産数(完結出生児数=夫婦が生涯にもうける子供の平均数)の低下ではなくて、結婚そのものをしない男女の増加、つまりは未婚率の上昇にある。よって初婚に限り20万円、男女いずれも24歳以下の初婚であれば30万円の祝い金を給付して改善を図ればいい。僅かながら給付額に差をつけたのは、もちろん年齢に比例した収入面を考慮してもいるのだけれど、若い内に結婚すべきというマインドを世間にそれとなく醸成させるためだ。これはカップルにとってはいいきっかけで、婚姻届けを出そうか迷っている世の男性の背中を後押しすることになる。加えて国内に限った結婚披露宴や新婚旅行についても、領収証と所得証明となる書類(源泉徴収票、納税証明書など)の提出によって3割の補助が受けられる所得制限付きのキャッシュバック制度を実施する。あとはデフレを脱却して所得が上昇局面へと転じれば、付き合いの長いカップルが結婚を渋る理由の大半は解決するだろう。題して『年貢の納め時作戦』ね。各自治体の役所には専門の相談所も設けよう」

さつき「明確な目的がないままに何となく大学へ進学しても、勉強そっちのけでバイト三昧になるか、社会へ出る時期が遅れた分だけ婚期が遅れる結果となるので、大学の数を減らして専門学校を優遇する方向に舵を切る。一部のエリートや研究者を除き、正社員として働くのは早ければ早いほどいい。反面、義務教育の授業時間を増やすことや給食費の無料化などを党の公約集に入れてあるが、これらは子育ての負担軽減にもリンクし、出生率改善への効果が期待できそうだ。就職して正社員となり、同じ会社に3年くらい勤める頃には、将来への展望や人生設計も明確になるだろう。一人前の社会人になったとの自覚が早まれば、家族を養っていけるとの自信を得るのが早まれば、初婚年齢とその後の出生率の改善に繋がる。結婚さえすれば放っておいても子供は2人くらい生まれるし、実際に数字にもそう反映されている。なので、結婚させてしまうのが一番手っ取り早いわけだが、『理想の子どもの数』と『実際に持つつもりの子どもの数』とのギャップを埋めることも次に重要と考えられる」

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:44:29

1885ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:05:33
52 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 3/5

▼▼▼

さつき「アンケート等々の結果でも、結婚した夫婦に『理想の子どもの数』を諦めさせる最大の理由は『経済的な制約』とある。国が限られたリソース(原資)の中で最大の効果を発揮したいと願うなら、第2子の誕生に10万円、第3子の誕生に120万円、第4子以降の誕生には毎回80万円の祝い金を送るのがベストなバランスだろう。第5子以降の誕生には少子化担当大臣より表彰状を授与、第7子以降の誕生には内閣総理大臣より感謝状を授与、第10子以降の誕生には天皇陛下より勲章を授与ともなれば、記録の達成感や愛国心(公共心)でモチベーションの向上に繋がるだろう。民衆党が掲げる『子ども手当て』のような、既に生んでしまった人にまでバラ撒く政策は最悪で、これから生もうとする人に集中してインセンティブを与えるべきだ。さらに、父親の子育てや家族との団欒に充てられるだけの余暇時間が増えるよう、祝日の数を増やすことも大事となる。かつては人口の増大が不安視され、世論や行政がこれを抑制しにかかる動きもあったくらいなので、並行して3人乗り電動アシスト自転車への助成や行政主催の『街コン』なども拡充し、今度は逆に脱少子化の機運を強力に高めるのがいいだろう。そして大事なことは、こうした還付や補助による日本国民への様々な恩恵に対し、普段からちゃんと税金を支払っている高所得者ではない人、毎年正直に所得を申告している事業主などを対象としたい。つまり、アングラ経済からも税金を取りたいと考えたときに、それは逆進性の高い消費税の増税で平等性を求めるのではなく、インフレ率の上昇で広く薄く負担してもらうほか、還付や補助で差をつけるような制度を構築していくべきだと思う」

さくら「1930年代のデフレの時期に出生率が低下したこともあったが、結婚補助や独身者への懲罰的税金、子供は5人といったスローガンや国民的合意、婚姻年齢の引き下げなどの施策により、改善に成功した例もある。あと、恋愛結婚の数はそれほど減っていないわね。お見合い結婚の数が減ったことが大きいので、お見合いの推奨や予算化は必要だと思う。そういった観点から、不妊治療についても通常の医療行為より優遇されるべきだけど、現状はどうなっていたっけ? 独身女性の卵子凍結も容認すべきね」

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:45:27

1886ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:06:07
53 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 4/5

▼▼▼

美麗「赤ちゃんポストが不道徳なのは分かるけれど、失われそうな命を救える可能性についても考えたい。捨てられる子供の人生が不幸だろうと言うのなら、捨てることを一度でも考えた両親にそのまま育てられる不幸も考えるべきで、国が最高の教育を与えることで不遇を相殺すればいい。強姦による被害や父親の分からない場合の妊娠を除き、特別な事情のない中絶の一切を禁止する。親が育てないのなら、国が育てればいい。さらに、望まない女性にまで過度に社会進出を促すことは、男女ともに不幸な結果へと繋がる。仕事における男性の優位は腕力だけでなく、手先の器用さや頭脳においても、実力社会である料理人や棋士 における男女の実力差を見れば明らかで、それを否定するのであれば、女性だらけの会社を設立して育児休暇が取り放題な内規にすればいい。理想は現実とは違う。男女の性差、与えられた役割を理解し、社会に守られていることを自覚すべきだ。女性のステータスは今も変わらず結婚や出産であることが現実なのに、厳しい受験戦争や就職活動を強いられた上、結婚や出産の適齢期を逃す結果となって踏んだり蹴ったりだわ。もちろん、男性並みに働きたいという意思と実力の伴った稀有な女性の行動については、その人が女性であることを理由に賃金等々で差別があってはならない。反論やお叱りは歓迎。それが説得力のあるものなら撤回させてもらう」

さくら「まあ、機会が平等であるにもかかわらず、女性でプロ棋士になった人がいないのは事実。男女の実力差は相当あると見ていい。判断を誤れば亡国への道を辿る戦国時代、外交、内政、作戦立案を女性に任せるような大名、女性の能力とやらを活用しようとする進歩的な大名は最後まで登場しなかった。理由は考えなくても分かること」

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:45:57

1887ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:06:43
54 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 5/5

▼▼▼

のぞみ「確かに、男性ほど活発に働けない女性や障害者については、役所がまとめて優先雇用すべきね。そして役所内に保育所を作るのが合理的でいい。なお、共働きは離婚率が高いというデータもあるので、扶養控除の拡充や長子相続の復活を検討すべきかも。働きたい女性の権利を守りつつ、専業主婦でもやっていける社会が本来的に望ましい。フェミニストらによる、専業主婦を選ぶ女性がグウタラであるかのような誘導、『権利を主張する女』の側に立って一緒に戦わない女への敵意は止めさせるべきね。『女性らしさを押し付けてはいけない』とかいう割りに、自らの決して普遍的とは言えない『自立した女性はこうあるべき』という価値観を強要しようとする辺りに、彼女らフェミニストの矛盾や欺瞞を感じる。民衆党の掲げる『子ども手当て』は少子化対策ではなく、人気取りを狙った単なる子育て支援策にすぎない。どうせなら『専業主婦手当て』『家族三代同居手当て』『多世帯住宅手当て』の方が、日本人は幸せになるのじゃないかしら……」

撫子「歪んだ男女の平等を唱え、専業主婦叩きを始めてから少子化に拍車がかかったことは明白だ。今後は専業主婦を増やしまくることで、失業率を低下させて男女の正社員枠を増やし、結婚する人の数と子供を生む女性の数を増やすと共に、子育てに充てる時間と余暇時間を大幅に増やす効果に期待したい。核家族には重税を。これで育児問題のほとんどは解決できるだろう。祖父母にとっては孫の世話がボケの防止に繋がる。孫に対して模範となる言動を日頃より心掛けさせることが、近年増加したとされる暴走老人の改心へと繋がるだろう」

さくら「『さすがに働いてもいないのに、一度も就職していないのに、彼女とこのまま学生結婚はできないよなぁ……』という心理が働くことから、大学進学率に比例して初婚年齢が上がったと仮定する。これは一家の大黒柱となる男性だけでなく、せっかく大学まで行って必死に勉強してきたのに、一度も就職しないまま家庭に入るのは女性の側も抵抗があるだろう。成人年齢や選挙権の付与も18歳に まで引き下げ、結婚可能年齢は男性が17歳、女性が15歳で問題ないし、そうすべき」

▲▲▲

誹謗や中傷じゃなく、反論なら歓迎します♪

ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:46:51

1888ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:07:21
51 ■竹中氏はクラウザーさんが言うところの「資本主義の豚」でしょうか? 1/2

▼▼▼

こうした趣旨や行動に、上智大学の渡部昇一名誉教授や、拓殖大学の藤岡信勝客員教授、外交評論家の加瀬英明氏、作曲家のすぎやまこういち氏、「金田一少年の事件簿」で知られる漫画家のさとうふみや氏、月刊「WiLL」の花田紀凱編集長らが賛成し、プロジェクトの賛同人として名前を連ねた。

【慰安婦問題】韓国政府、フランス国際漫画フェスに反日漫画50作出品の暴挙 日本側“倍返し”で論破の構え
http://toanewsplus.blog60.fc2.com/blog-entry-1753.html

▲▲▲

漫画(戦争論)や映画(南京の真実)やネット動画(竹島動画)で対抗する話はよく聞くのに、何で一番効果的と思われるアニメの話は出ないのだろう……。

#36 エヴォリさん

>反対意見求む。

あなたが何度も意見を求められているのを見て、下記で2、3回、私はちゃんと反論というか、意見をさせていただきましたよ(それに対する返信は一度もナシ……)。

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:03:35 #72
ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:36:48 #76
ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:38:01 #77
ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:38:27 #78
ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:08:31 #16
ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:08:55 #17

このテーマは既に解決というか、上記で「正解」が出ている問題だと思うので、あとは運動論や方法論について話を進めるべきではないでしょうか?

#40 べてらんずさん

>渋滞状況や他の交通機関への急激な影響を防ぐため、
>利用者が少ない路線から値下げして対応するなら大賛成です

私も同じ意見です。地方などでは、あまり活用されていない高速道路を無料化することで、一般道路の渋滞も緩和されることでしょう。高速道路は「受益者負担」より「混雑税(渋滞税)」の概念で考えるべきで、国民の資産たる交通インフラが「財源や借金償還の問題に起因する適正ではない料金設定」により有効活用されていない、本来の能力を発揮できていない現状を実にもったいなく思っています。

ポルシェ万次郎 2013-11-01 23:47:52

1889ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:07:57
52 ■竹中氏はクラウザーさんが言うところの「資本主義の豚」でしょうか? 2/2

▼▼▼

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付金(子ども手当て)
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

解説:【1】は資産効果や円安効果を狙った量的緩和、【2】は所得移転、【3】と【4】は確実にGDPの増加が伴う政府支出となり、数字が上がるほど物価上昇への寄与度は高い。弊害が出ていない限り【1】は否定されるものではなく、高橋洋一氏などは【2】についても触れていて、【3】で自衛隊員を増やすことは倉山満氏や田中秀臣氏も触れてはいるが、最もデフレ脱却効果の高い【4】の中の国土強靭化に否定的なのは何故だろうかと、以前から疑問に思う次第。

▲▲▲

「財政ファイナンス」による効果的な所得移転の政策の一つとして、昨日は少子化対策について私の意見を書かせていただきました。エヴォリさんの今回の話も、やはり上記の【2】の手段に分類されます。

「アベクロ(安倍内閣+黒田日銀)」が今のところ【1】の手段しかやっていないので、何らかの事情(根強い財政均衡論、債務危機論)で【3】と【4】が実行に移しにくいのであれば、【1】に固執しないで【2】も考えなさいというのが私の主張です。民主党は【3】と【4】を削って【2】をやろうとした(コンクリートから人へ)から私は批判しただけで、より消費性向の高い層に貨幣が流れることは基本的にいいことだと思っています。

「そんな勤労意欲を削ぐかもしれない恣意的な再分配より、付加価値(GDP)の創出といった労働の対価としての政府支出を増やせ」という意見はもっともですが、【2】であれば「デフレは貨幣現象派」の人も賛成してくれる(現政権での実現性が高い)だろうし、「そんなことをすれば日本の財政余裕度(通貨発行余力)が高いことが国民にばれてしまう」「それができるなら何のために逆進性の高い消費税の増税を決めたんだと、国民に怒られてしまう」という懸念以外に、財務省や経産省の役人も反対する理由がありません。

ポルシェ万次郎 2013-11-01 23:48:15

1890ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:08:16
64 ■#55 エヴォリさん

>模擬試験の解答をしてる訳ではないので

あなたの「解答」が「高速道路の完全無料化」ではなく、「高速道路の部分的無料化および値下げ(混雑している首都高は逆に値上げ)」で私と一致しているのなら言うことはないです。

>「高速道路の謎」(清水草一)をやっと手に入れたので、これから読みます

ああ、私のコメントか、コメントで紹介したコンテンツ(政経アニメ原案)を読んでくれていたのですね。昨日も当該書籍が一冊、私のアマゾンリンク経由で発送されていました。。。

まあ、今回も以前の私の書き込みに対する感想はいただけなかったわけですが、何かしらの意見交換ができそうだったのに、足りない部分を補強させてもらったつもりでいたのに、私の意見だけスルーしておいてその後も「反論求む」とやり続けていたから、構ってもらえなくて寂しい思いをしていただけです(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-11-02 00:46:33

1891ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:08:47
25 ■関岡「拒否できない安倍」 1/2

昨日はテレビ大阪「たかじんNOマネー」にVTR出演されていたのに、ご本人からもコメ欄の誰からも紹介がなかったため、出演部分の切り出しを下記に紹介させていただきます。

たかじんNOマネー 2013年11月2日 毒舌王決定戦3 三橋貴明プレゼン
http://video.fc2.com/content/201311033mCkk4YK/

キーワード「三橋貴明」で自動録画されていたので、私はたまたま見られました♪ 恐らく、プレゼン内容のレベルが高すぎて、三橋氏の問題意識や提言に視聴者がついて行けないだろうと思っていたところ、スタジオでの須田慎一郎氏の解説に今回は助けられましたね。同じ天敵とはいえ、この辺りが岸博幸氏や古賀茂明氏とは違うところです。

>韓国の大統領が「千年恨み続ける」などと壮大なスケールの反日

まるで演歌の世界(笑)。日本は「千年感謝を忘れない」国民でありたいですね。

我が国の周辺はヤクザ国家ばかりだとよく言われますが、台湾やフィリピンとは今後もいい関係を築けると思います。以前にも書きましたが、沖縄に続き、台湾の代表が再び甲子園に出場できるような関係に戻れることが理想的です。

ポルシェ万次郎 2013-11-03 15:09:39

1892ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:09:17
26 ■関岡「拒否できない安倍」 2/2

>すなわち、労働分配率が下がっているわけでございます

そもそもの労働分配率も是正の必要がありますが、加えて税と社会保障の累進性(再分配政策)を強化すべきです。

飛ぶように売れるポルシェ、百貨店の高額商品 アベノミクス効果は本物?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131102-00000543-san-bus_all
スズキ・鈴木修会長「増税なら軽自動車よりもダイヤにかけた方がいい」
http://pirori2ch.com/archives/1783137.html

量的緩和の一点張りといい、消費税増税といい、第一次安倍内閣の頃から格差が拡大する方向にばかり熱心で困ります。上記の記事の問題に対しては、やはり下記のような「贅沢税」の採用、消費税廃止の代替が肝要と思われます。

●「贅沢税」の課税対象(富の再分配+国産優遇が目的。「物品税」の進化版)
・600万円を超える乗用車:欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち
・10万円を超える服飾品:ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち
・5,000円を超える酒類:欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち

2013-11-02 23:29:49 #77 エヴォリさん

>ポルシェさん、資料等をよく読みもせず批評するのは失礼かと思い
>差し控えていました。(今もまだ、部分的にしか目を通せていません)
>変にほめると横槍を入れてくるのもいたしね。
>でも、すばらしいと思いましたよ。私だけでなく、
>多くの方々に閲覧してほしいと思います。

納得しました。当該コンテンツ、交通インフラ以外のトピックにも「正解」を示せた自負があるので、ほかの項目についてもお手すきの際にぜひお読みください^^ 単純な「高速道路の完全無料化(民主党案)」ではなく、通貨発行を財源とした「高速道路の部分的無料化および割引(混雑している首都高は逆に値上げ)」なら、私とあなたは同志です。

ポルシェ万次郎 2013-11-03 15:10:01

1893ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:09:38
49 ■#38 boychanさん 1/2

>台湾の代表が再び甲子園に出場
>これは大変良いアイデアです

これは私の「持ちネタ」の中でも、比較的実現可能性の高い部類に入ります。今なら安倍総理か小泉進次郎議員辺りが発言し、金美麗女史が広報すれば、「そんな過去があったのか。知らなかった。ぜひやろう!」といった具合に、日台両国民の間で真剣な議論に発展すると予想されます。主催の朝日新聞や毎日新聞が国民世論に抗いきれないほどに……。

台湾球児の甲子園ストーリー「KANO」、永瀬正敏「背中で演技」(13/10/20)
http://news.livedoor.com/article/detail/8181504/
被災地支援に感謝 小泉進次郎議員が台湾で始球式(13/09/11)
http://www.youtube.com/watch?v=khs6Fp_7jec

ポルシェ万次郎 2013-11-03 17:04:00

1894ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:18:46
50 ■#38 boychanさん 2/2

以下、私の政経アニメ原案「アイドル新党なでしこ!」の中から、関係資料を下記に転載させていただきます。

日本統治時代の甲子園2位、台湾の「嘉農」が映画に-中央社日文新聞
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201205280004

朝日新聞デジタル:高校野球「満州代表の試合結果」 - 甲子園の戦績(選手権)
http://www2.asahi.com/koshien/stats/summer/p48.html(準優勝)
朝日新聞デジタル:高校野球「朝鮮代表の試合結果」 - 甲子園の戦績(選手権)
http://www2.asahi.com/koshien/stats/summer/p49.html(ベスト8)
朝日新聞デジタル:高校野球「台湾代表の試合結果」 - 甲子園の戦績(選手権)
http://www2.asahi.com/koshien/stats/summer/p50.html(準優勝)

●親日本経済連携協定(当方作成)
趣旨:仲良しクラブ。互助会。罰則規定なし。非加盟国に対し排他的にならない
本部:日本国東京都に置く。活動費は日本が全て負担
内容:緩いEPA。その他、観光(修学旅行)、留学生受け入れ、文化交流の促進
条件:GDP10位以下の国と地域。反日教育や領土問題の絡む国は除外。親日国で
会員:日本、台湾、パラオの三ヵ国で発足。以降、タイ、フィリピンなども
活動:毎年一回、加盟国のいずれかでサミットを開く。首脳らのコスプレ集合写真
戦略:鉄道、発電所、武器などで、日本の製品や規格や言語を可能な限り採用
備考:春夏の全国高校野球大会で、台湾の出場枠をそれぞれ2校ずつ設ける

映画は台湾で来年2月27日から公開予定なので、タイミングをその頃に合わせ、今から積極的な外交戦略の準備、展開が求められます。前出の動画で三橋氏が言うところの「安倍内閣是々非々」の「是」の部分、「対中包囲網」「ASEAN外交」「セキュリティ・ダイヤモンド構想」といった大戦略にも合致することでしょう。

ポルシェ万次郎 2013-11-03 17:04:20

1895ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:19:32
66 ■#62 maomasamaoさん

>安倍首相がトルコで語った壮大な「夢」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131103-00000550-san-pol

またも私の創作からの転載で恐縮ですが、203X年07月(第51話)の運行状況は下記の通りとなります。採算性を悪くしても、意地でも朝鮮と支那の通過は避けたいところです。

▼▼▼

●世界のリニア新幹線
・アメリカ:【サンフランシスコ】―【サンノゼ】―【ロサンゼルス】
・ブラジル:【サンパウロ】―【リオデジャネイロ】
・ロシア:【モスクワ】―【サンクトペテルブルク】
・インドネシア:【ジャカルタ】―【スラバヤ】
・中国:【大連】―【瀋陽】
・マレー半島縦断リニア:【バンコク】―【クアラルンプール】―【シンガポール】

●世界の新幹線
・アメリカ:【ワシントン】―【ニューヨーク】―【ボストン】
・インド:【ムンバイ】―【アメーダバード】
・世界横断鉄道(貨物&寝台新幹線):【ボストン】―【ワシントン】―【ロサンゼルス】―【サンフランシスコ】―【シアトル】―【バンクーバー】―【ウラジオストク】―【日本】―【モスクワ】―【ベルリン】―【パリ】―【ロンドン】

※ロンドン―ボストン間は船で移動する、高速鉄道を使った世界一周の旅。九州を周遊するJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」の世界新幹線版といった筆者のイメージ。

●世界の海底トンネル(上記の「貨物&寝台新幹線」が通過)
・宗谷トンネル(約43km):【宗谷岬】―【西能登呂岬】
・サハリントンネル(約10km):【ロシア本土】―【樺太】
・ベーリング海峡トンネル(約100km):【チュコト半島】―【アラスカ】

▲▲▲

上記の私案「世界横断鉄道構想(シベリアルート)」の前提として、千島全島と南樺太の返還か、樺太は最低でもかつて日本最北の中核規模都市であった豊原(ロシア名:ユジノサハリンスク)市域以南の返還を条件とした、日露の平和条約締結が必須となります(具体案有り)。

ポルシェ万次郎 2013-11-03 22:05:47

1896ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:19:49
70 ■#68 べてらんずさん

>欧州からシベリア通して日本まで繋げる計画は
>飯島参与がライフワークと記しており

なるほど、それは知らなかったです。しかしベーリング海峡にトンネルを掘って、さらに北米大陸と繋げるといったぶっ飛んだ案は、さすがに私の当該原案だけだと思いたい……。

▼▼▼

※北海道と樺太では地質に大きな違いがなく、技術的な側面において、宗谷トンネル(約43km)の建設は青函トンネル(53.8km)よりも難しくはないと言われている。宗谷トンネルは稚泊トンネル(北海道の稚内と樺太の大泊との間に運行されていた稚泊連絡船が由来)とも言う。ちなみに英仏海峡トンネル(50.5km)の海底部の37.9kmは世界最長となる。「世界横断鉄道」については、日本の新幹線に代表される大量輸送の高速鉄道ではなくて、レストランやバーが付いた豪華列車のイメージ。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-03 22:33:12

1897ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:20:07
6 ■個人にとってのお金は使えば目の前から消える大切なものだが、マクロ的視野で見たお金は国家の供給能力をポイント化したものに過ぎない。

>人びとが(当局の)約束を信じようと、信じまいと、
>景気を拡張させる効果がある。目の前の橋をつくることによって、
>現実の雇用が生まれるからだ

三橋氏がよく言う「通貨を発行して、政府が借りて、使え」ですね。蘇える銀狼こと、西田議員による「馬牛問答」を思い出します。

1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの買い入れほか)
2.通貨発行を財源とした所得移転(子ども手当て、高速道路無料化、減税ほか)
3.通貨発行を財源とした財政出動(公務員増、防衛費増、公共事業費増ほか)

私も以前に出した内容をアレンジし、上記のようにシンプルにしてみました。【1】にばかり固執するアベクロ(安倍政権&黒田日銀)ですが、【2】をやる代わりに【3】を削るとかでないなら、少子化対策(結婚&出産ボーナス)や高速道路の部分的無料化および割引(混雑している首都高は逆に値上げ)への大盤振る舞いもぜひ検討していただきたいものです。

活動貨幣化、失業率低下や所得増加への寄与度としてはもちろん、【3】>>【2】>>【1】の順番になります。

ポルシェ万次郎 2013-11-05 11:16:41

1898ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:20:29
6 ■自国通貨建て債務を家計にたとえるなら、子供銀行券(お風呂掃除券、肩タタキ券、ポチの散歩券)みたいなもの。財産ですらない。 1/3

>まさに、我が意を得たり! という書評でございます

書評といえば昨日発売の「週刊ポスト」の書評欄に、またしても森永卓郎氏が三橋本の解説をされていましたよ。今回は『「TPP参加」を即刻やめて「エネルギー安全保障」を強化せよ! 安倍総理「瑞穂の国の資本主義」への直言』についてでしたが、安全保障を絡めた森永氏の後半部分の見解は相変わらず意味不明でした(笑)。

それはともかくとして、ああいった「お茶の間でお馴染みの顔」が三橋理論に理解を示してくれていることは心強く(著者を尊敬するとまで書いてくれている)、ここはもうチャンネル桜の経済討論にお呼びして(社長に推薦して)、「対・大竹まこと& 阿川佐和子」というか、こちらの味方になってもらうのがよろしいかと存じます。

視点・論点 「消費税引き上げ何が問題か」 視点・論点 解説委員室NHK
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/119178.html

その森永氏、上記のNHK「視点・論点」に出演された際には、あの菊池英博氏のグラフを引用して自説を語られていましたし、チャンネル桜の経済討論を森永氏のような「見込みのありそうな論客(地上波文化人)をオルグする場」として活用するのが良さそうです。そういった意味では、「そこまで言って委員会」で活躍されている加藤清隆氏なども有力な候補の一人だと思います。

なので、「政治家への正しい経済知識のインプットに努める」のと平行して、「地上派文化人への正しい経済知識のインプットに努める」もご検討をいただければ幸いです。

ついでに、昨日発売の「週刊プレイボーイ」の後ろの方にも、韓国経済に関する記事で三橋氏のインタビューが近影付きで掲載されていましたこともご報告いたします。

>当時、ある若手の政治家の方がクローズアップされておりまして

橋下大阪市長のことですね。彼をモチーフにしてプロットを作っていたら、気がつけば「新自由主義や市場原理主義を醸成する空気(顔のない独裁者)」は「あべしっ!」みたいな(泣)。

ポルシェ万次郎 2013-11-12 12:02:29

1899ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:20:48
7 ■自国通貨建て債務を家計にたとえるなら、子供銀行券(お風呂掃除券、肩タタキ券、ポチの散歩券)みたいなもの。財産ですらない。 2/3

伊勢エビ(本物)の市場価格が突然の爆上げ!  どんだけ偽装してたんだよ…
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-3100.html

また以前に投稿した分の再掲で恐縮ですが、今タイムリーなネタなので下記にご紹介。

▼▼▼

●今すぐ可能な自給率アップの政策
・小中学校の給食の無料化、義務化。土曜授業を再開し、児童は給食後に下校
・給食のメニューは週5日以上の米飯給食の採用を義務とする。パン食は週1なら可
・外食産業にも産地表示を義務化。意外な盲点だが、これだけで国産品が有利に

これだけやった上での自由貿易交渉なら、関税ゼロの交渉だとこちらも大勝はしないが、工業製品の輸出攻勢で相手が先に「ごめんなさい」する可能性に望みがかけられるというものです。しかしながら、今のTPP参加交渉は譲歩しすぎて何をやっているのか理解に苦しみますね。

ちなみに「週に5日以上の米飯給食」については、「地産地消」「郷土料理への理解(食育)」を建前に言い訳が可能です。

ポルシェ万次郎 2013-04-20 17:35:05

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-12 12:03:00

1900ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:21:07
8 ■自国通貨建て債務を家計にたとえるなら、子供銀行券(お風呂掃除券、肩タタキ券、ポチの散歩券)みたいなもの。財産ですらない。 3/3

▼▼▼

TPPは農業問題だけではありませんが、国産品の防御力をいくらかでも高める方法を考えたので下記に紹介します。

●作ろう非関税障壁!
・郷土料理への理解や地産地消の促進(週4日以上の米飯給食の義務化など)
・飲食店での産地表示を義務化(やりたい放題の外食チェーンの現状に歯止めを)
・産地偽装の厳罰化(やがて真っ当な外国産までも敬遠される事態に誘導する)

以下、私の書いた「政経アニメ原案」の作中のセリフから、面倒なので丸ごと引用。

撫子「食料自給率の低い日本はなおさら、既存の食品表示の方もさらに厳格化し、消費者の安全と便益を守る義務がある。スーパーに並んでいる安い食料品を手に取った際、安すぎる価格を怪しいとは思いつつも、加工品や『盛り合わせ』等々で産地表示が曖昧に済んでいるものがあれば、それを言い訳にしてつい買ってしまう家庭の主婦も多いことだろう。中国産や韓国産と書かざるを得ない食料品が増えれば増えるほど、表示義務の複雑化による作業負担とは比べ物にならない恩恵が真面目な国内の生産者にもたらされる。汚染国家の国名表示により消費者心理に訴えかけ、賢明な多くの消費者には国産回帰を促したい。脱デフレを掲げる今、これらは地味ながら非常に効果の高い国産保護の政策となるだろう」

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:44:23

▲▲▲

中国では「国産」ではなく「オーストラリア産」などと逆の偽装をするわけですが、日本のケースはデフレを脱却すればいくらか解消されるものと思いたい……。

ポルシェ万次郎 2013-11-12 12:03:22

1901ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:21:28
78 ■Re.#29 「日本を土建化せんといかん!」 下澤淳さん、その他 1/4

>タイトルは東国原英夫氏が宮崎県知事選や宮崎県知事だった時に叫んでいた。
>「宮崎をどげんかせんといかん!」から閃いたフレーズですが、
>誰か使ってくれませんかね

下記投稿の表題の通り、私は以前から各所で使用していますよ^^

▼▼▼

24 ■明治初期の頃のように、我が国は当面の間、徴税をせずに通貨発行でやっていける。消費税など不要。日本を土建化せないかん!

若者が仕事を選り好みできる時代、タクシーがなかなか捉まらない時代、半年に一回一万円ずつくらい昇給する時代、明日は今日よりもよくなる時代、それら成長や上昇を期待できる時代の到来を私は強く望みます。

日本を無税国家にしたとします。それでもなお民間が貯蓄に励むというのなら、もう毎年赤字国債を発行しまくって予算を組めば良いでしょう。非産油国、或いは先進国で初の無税国家の実現となるわけですが、資源エネルギー関連の「国富」から政府が財源を得ているアラブ諸国とは違い、輪転機を廻して国家財政を賄う超絶金満債権国家日本の誕生です。

国民は勤勉に働き、懸命に貯蓄する、それを政府が借りて使ってあげる(国債発行)、日本の場合はこの流れで問題ありません。

ポルシェ万次郎 2012-06-22 12:08:21

▲▲▲

ああ、「おまえじゃなくて、著名な言論人で」ということであれば、「平成の高杉晋作」こと、中野剛志氏もオピニオン誌「言志」の創刊号(2012-08-01)の表題に使用されていますね。

日本を主語とした電子言論マガジン-言志- 日本を土建化せんといかん! 中野剛志
http://www.genshi-net.com/free_9_13.html

あとは藤井聡氏なども、テレビ大阪「たかじんNOマネー」などで使用されていたように思います。

ポルシェ万次郎 2013-11-16 18:46:55

1902ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:22:59
79 ■Re.#29 「日本を土建化せんといかん!」 下澤淳さん、その他 2/4

高杉晋作といえば、どうしても下記の講釈を思い出してしまいます(笑)。

高杉「そもそも日本国なるは、高天原からはじまる。はじめ国常立命ましまし、続いてイザナギ・イザナミなる二柱の神現れまして……」

伊藤「高杉さん、それは古事記でしょう。わしのエゲレス語では訳せんがじゃ」

高杉晋作の古事記演説
http://www.youtube.com/watch?v=McpAd8bM_ds
花神 総集編 第3回 崩れゆく長州 7
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8872536

上記は「功山寺挙兵」と共に、歴代最高傑作との呼び声が高いNHK大河ドラマ「花神」からの名場面となります。総集編となる4枚組DVD BOXの第一回(DISC-1)は冗長で退屈なれど、芸者・おうの(秋吉久美子)があほ可愛かった♪

井上真央が再来年のNHK大河に主演(2013-11-16)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131116-00000009-nksports-ent

架空の長州藩士・天堂晋助のシーンをカットして、「花神」の大ファンだという三谷幸喜氏辺りに脚本を担当させ、現代の技術と大型予算でリメイクを施せば、「時代劇をモチーフにしたホームドラマ」にしかならないだろう上記に比して、素晴らしい作品が生まれそうです。

激論! コロシアム 2013.11.09 日本に核武装は必要か?(三橋氏の発言は29分から)
http://video.fc2.com/content/20131110vQVZAXHt/&tk=TmpVMU1EVXhPVFk9

上記、動画を発見したのでようやく視聴できました。「街の声(街頭インタビュー)」を含め、核武装反対派は国家観や国益といった概念が欠如していますね。やはり中学三年生で外交史や地政学の授業が必要です。

ところであの番組、私のかつてのクラスメイト・堀潤を筆頭に、能力の低い司会が3人も要らないでしょう。出演者である北野誠氏一人を司会に抜擢すべきです。

ポルシェ万次郎 2013-11-16 18:47:26

1903ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:23:22
80 ■Re.#29 「日本を土建化せんといかん!」 下澤淳さん、その他 3/4

以下、日本が核武装できる条件を整えるための第一歩として、「核保有国になるための条件を明文化する」という私の案をご紹介します。

▼▼▼

●核保有国になるための条件を明文化(核拡散防止条約の改正案)
・既に核保有国であること(該当する国:米、露、英、仏、中、印、巴、北朝鮮)
・過去に核攻撃をされ、自国民を大量虐殺された経験を持つ国(該当する国:日本)
・国連加盟国の投票により、多くの国の承認が得られた場合(該当しそうな国:独)
・上記のいずれかの条件を満たせば、核保有国の資格が無条件で得られる
・ただし、下記のいずれかの規則を破れば、核保有国の資格を即座に失う
1.新たに創設される「核保有税」を滞りなく支払うこと(北朝鮮には厳しい負担)
2.核による先制攻撃は禁止とし、脅しの材料に使ってもいけない(中ロ北を牽制)
3.通常攻撃に対しては、たとえ亡国の危機にあろうとも核で反撃してはならない

解説:常任理事国も賛成せざるを得ない条件に留め、世界中の大半は支持を表明してくれるだろう公平な内容。核保有税の支払い能力のない北朝鮮は早々に保有資格を失い、同じく核保有を狙う他の専制国家についても、費用対効果の面からその動機を失う。このままヨーロッパやロシアの国力が相対的に衰退すれば、高額な税負担の面から、将来的にはイギリスやフランスですら保有の動機を失う可能性がある。

▲▲▲

「俺らは持つけれど、おまえらは決して持つな」「東京を核で火の海にするぞ」は道徳的に許されないですよね。みんなが納得できて、かつ現実的なルール作りを大国日本が主導する必要があります。

ポルシェ万次郎 2013-11-16 18:48:20

1904ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:24:10
82 ■Re.#29 「日本を土建化せんといかん!」 下澤淳さん、その他 4/4

>ならば、どうするべきなのか。皆さんのご意見をお聞かせくださいませ

漫画(戦争論)でも映画(南京の〜)でもなく、政経少女……じゃなかった、政経アニメの世界放映により、日本国民のリテラシー向上と全世界からの支持を集めることがやはり必須となります。これらの実現のために、一番近い位置にいるのが三橋氏(下記参照)だと私は確信しています。

●三橋とは何か? 作家・三橋貴明氏の凄さを徹底分析

1.センスがある:こうして三橋ブログを読んでいる私もあなたもセンスがある(笑)。いわゆる保守系だと分類される文化人にはセンスのある人(自虐史観に侵されていない人)が多いため、「正論」などのアンケートでも「理想の大臣」として三橋氏を挙げる論者は多い。しかし望んだとしても、三橋氏の代わりは誰にでも務まるわけではない。

2.グラフの作成スキルが高い:公的データの収集先が頭に入っていて、エクセルを使ったデータ作成にも慣れている。多くの言論人がある程度自分の主観や印象で語らざるを得ない制約がある中、常に数字を可視化することで説得力を持たせられる。客観性や言葉のウエイトが違ってくる。新鋭の経済作家・山本博一氏などもそうだが、これができる人はいくらでも「物語」を語ることや綴ることができる。せいぜい他人や公的団体が作成した定番のグラフをそのまま引用することくらいしかできない作家との差は大きい。

3.原稿を書くスピードが早い:アンチ三橋も嫉妬せざるを得ない驚きの早さ。書店で平積みされた「三橋コーナー」や発刊スピードは、彼ら商売敵にとっては鬱陶しくて仕方がないことだろう。小説のような情緒や曖昧さが要求される作業はともかく、三橋氏の文章はいつも論理的で美しい。脅威の執筆速度について、「光速のキータッチ」以外の要素としては、飲食店のコース料理を思い浮かべれば分かりやすいだろう。調理を開始する以前の段階から、料理の構成(プロット)はもちろんのこと、必要な下ごしらえ(データ収集とグラフ作成、日々のブログ更新による時事ネタの蓄積)が全て終わっている状態なので、あとは客からの注文(執筆依頼)に応じて用意した素材を加工し、組み立てて提供するだけなのだから、準備ができていない料理人では質でも量でも太刀打ちできない。

ポルシェ万次郎 2013-11-16 18:48:45

1905ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:24:34
95 ■「俺らの上位互換」ということで三橋氏を理解できるが、中野氏や柴山氏のような思想家については「ネタばらし」がないと理解不能

#83 下澤淳さん

>中野さんやポルシェ万次郎 さんのネタだったとは失礼しました

アイデアに著作権はありません。「ネタ被り」はよくあるこってす^^

以下、自衛隊をまずは30万人超に増員する案などは私も投稿していたので、流れに乗って一部を再掲。

▼▼▼

当面、自衛隊で工兵(施設科)を増員し、訓練がてら建設業に従事させるというアイデアはいかがでしょう? 若い隊員には大型特殊免許を取得させるなど、職業訓練的な意味合いも持たせます。ただまあ、公務員化は最終手段というか、本来は長期の国土計画を発表し、「公共事業は真っ先に削減すべき無駄なもの」といった誤ったマインドを根本的に転換させる必要があるでしょうね。秋〜冬の補正予算で異次元な財政出動がたとえ決まったとしても、単発のカンフル剤と思われては建設業の投資は増えないと思います。

「土建屋だけが儲かるのかー!」とか「談合はけしからん!」とか「天下りはズルイ!」みたいな議論は私の中で優先順位が低く、たとえばトリクルダウン理論も実際は成立しないから問題なだけで、あれが本当に成立して経済パフォーマンスが上がるのなら、国家(公共)のために誰かを犠牲にしてでもやった方がいいとすら考えています。

ポルシェ万次郎 2013-09-05 16:28:54

▲▲▲

▼▼▼

33 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」

国土強靭化のような長期の「国土計画」や「複数年度予算」が必要なのと、あとは以前にも書きましたが、当面は自衛隊で「工兵(施設科)」を増員し、訓練がてら建設業に従事させるという「裏技」を私は主張しています。若い隊員には大型特殊免許を取得させるなど、職業訓練的な意味合いも持たせています。

公共事業が景気回復のための「単発のカンフル剤」と思われている現状では、やはり信用を欠いて建設業の投資は増えないと思います。「確かに何かを作っているときはいいが、公共事業が完成してしまったあとは景気が落ち込むではないか?」に対しては、「一生作り続けろ!」と言ってやりたいです。その他、「土木」と「クール」で「ドボクール!」などのキャンペーンも有効だと思います。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:52:27

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-16 20:38:08

1906ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:25:03
107 ■刑務所の高齢化(老人ホーム化)は問題。シャリ上げやイジメは日常茶飯事。山本譲司元議員の『獄窓記』は名著。受刑者には職業訓練を!

#103 kinshishoさん

>ソース
http://www.asahi-net.or.jp/~kg8h-stu/homless&shougai.1.1.htm

とりあえずリンク先の文章が長い。なので、それが何の「ソース」で、何を目的に紹介したのかを明確にしてもらいたいです。

>だが、発達障害者にとっては日本は地獄でしかない

諸外国に比して、日本を特別「地獄」とした理由の説明が欲しいです。

>我々は所詮は国や社会の恥部でしかなく、
>まるで膿を排出するかのように追い詰められ、死に追いやられて逝く

多くの日本人にとって、障害者を社会の恥部だなんて発想したこともなければ、死に追いやるほど強く意識してもいないと思いますよ。障害者がテレビに映るだけでクレームの嵐となるらしい韓国社会ならともかく、少し考えすぎではないでしょうか?

私の友人はバイクで事故って首から下が動かなくなりましたが、そうなる可能性は誰にでもありますし、そうなった際にも、我が国では健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が保障されています。「手や足は欲しくない。個性がなくなってしまう」などと、介護や世話をしてくれる人に対しての負い目をまるで感じさせない言動の、乙武洋匡氏のあの神経の図太さをぜひ見習うべきです。

>多分『フランダースの犬』のネロも実際にはあの世で罰せられている可能性は高い

根拠や客観性のない独自の死生観をここ(政経ブログ)で展開されても、どうレスしていいか分かりません。

>何しろ我々障害者がこの世から消えたところで一体何の損失が生じると
>いうのか。恐らくは誰も答えられないだろう

「障害者」や「損失」の定義が広すぎて回答できません。「付加価値を創出しない(所得を生まない)障害者」や「国家的損失」ということであれば、GDPを構成する「民間最終消費支出」が誤差の範囲で縮小するくらいでしょう。

提案や議論ではなく、人生相談でしょうか? 私はコメント欄をページ下部にスクロールする際、「推察」とか「洞察」とかの文字が目に映れば、その書き込みを丸ごとスルーしています。申し訳ない。。。

ポルシェ万次郎 2013-11-17 00:48:26

1907ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:25:27
24 ■一人はみんなのために、一人はみんなのために。大事なことなので2回言いました。力を合わせ、国を富ませる競争に勝利したい 1/2

▼▼▼

急速な景気拡大は一服したが、引き続きプラス成長を維持した。

実質GDP、年率1・9%増…4四半期連続増
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131114-OYT1T00188.htm

▲▲▲

上記について、私は「アベノミクス(量的緩和)による資産効果は一服したが、」がより正しいと思うのですよね。今回の速報値について、ジョネクラさんはどう考えているのでしょう?

※資産効果とは?
資産価格に上昇に起因して、消費や投資が活発になる効果。家計や企業が所持する株や土地の価格が上昇した際に、担保価値が上昇することや所持資産の評価額が増大することによって、消費や投資が活発になるという循環により発生する。

「景気動向指数」において、東証株価指数や新規求人数は先行指標、家計消費支出や実質法人企業設備投資は遅行指標という前提で話を進めます。第1四半期や第2四半期の数値であれば、「まあ待て。実体経済に波及するまでには時間がかかるのだ」で通用すると思いますが、今回の速報値の内訳が出たことで、政府支出を拡大することが「主」であることは誰の目にも明らかです。

A:アクセルがまだ踏み足りない。さらなる追加の金融緩和が必要だ
B:消費税増税を決断したとの報道を受け、消費や投資のマインドが下がったからだ

上記の言い訳くらいしか思い浮かびませんが、せめて下記の【1】から【2】へのシフトを期待したいです。

▼▼▼

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ。資金供給
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付や高速道路無料化
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

解説:【1】は資産効果や円安効果を狙った量的緩和、【2】は所得移転、【3】と【4】は確実にGDPの増加が伴う政府支出となり、数字が上がるほど物価上昇への寄与度は高い。弊害が出ていない限り【1】は否定されるものではなく、高橋洋一氏などは【2】についても触れていて、【3】で自衛隊員を増やすことは倉山満氏や田中秀臣氏も触れてはいるが、最もデフレ脱却効果の高い【4】の中の国土強靭化に否定的なのは何故だろうか……。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-17 14:53:52

1908ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:25:51
25 ■一人はみんなのために、一人はみんなのために。大事なことなので2回言いました。力を合わせ、国を富ませる競争に勝利したい 2/2

#11 コメント欄の皆様へ fizzさん

>三橋氏の特徴持ち味を3つ上げてください。
>ヒント:顔のない独裁者

>最後の親心です

昨日、私が丁寧に3つを説明したばかりでしょう。「コメント欄の皆様へ」はいいですが、その肝心のコメント欄をあなたは毎日読んでいますか?

一応下記に再掲。最初で最後の「仏心」です。

▼▼▼

●三橋とは何か? 作家・三橋貴明氏の凄さを徹底分析

1.センスがある:こうして三橋ブログを読んでいる私もあなたもセンスがある(笑)。いわゆる保守系だと分類される文化人にはセンスのある人(自虐史観に侵されていない人)が多いため、「正論」などのアンケートでも「理想の大臣」として三橋氏を挙げる論者は多い。しかし望んだとしても、三橋氏の代わりは誰にでも務まるわけではない。

2.グラフの作成スキルが高い:公的データの収集先が頭に入っていて、エクセルを使ったデータ作成にも慣れている。多くの言論人がある程度自分の主観や印象で語らざるを得ない制約がある中、常に数字を可視化することで説得力を持たせられる。客観性や言葉のウエイトが違ってくる。新鋭の経済作家・山本博一氏などもそうだが、これができる人はいくらでも「物語」を語ることや綴ることができる。せいぜい他人や公的団体が作成した定番のグラフをそのまま引用することくらいしかできない作家との差は大きい。

3.原稿を書くスピードが早い:アンチ三橋も嫉妬せざるを得ない驚きの早さ。書店で平積みされた「三橋コーナー」や発刊スピードは、彼ら商売敵にとっては鬱陶しくて仕方がないことだろう。小説のような情緒や曖昧さが要求される作業はともかく、三橋氏の文章はいつも論理的で美しい。脅威の執筆速度について、「光速のキータッチ」以外の要素としては、飲食店のコース料理を思い浮かべれば分かりやすいだろう。調理を開始する以前の段階から、料理の構成(プロット)はもちろんのこと、必要な下ごしらえ(データ収集とグラフ作成、日々のブログ更新による時事ネタの蓄積)が全て終わっている状態なので、あとは客からの注文(執筆依頼)に応じて用意した素材を加工し、組み立てて提供するだけなのだから、準備ができていない料理人では質でも量でも太刀打ちできない。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-17 14:55:21

1909ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:26:10
2 ■♪残酷な新古典派のテーゼ 平蔵よ神話になれ 1/2

>アベノミクス第一の矢と第二の矢という「普通のデフレ対策」のみを
>やっていれば良かったのです

仮に第三の矢をやるのなら、最近のイタリアに倣い、グーグルやアマゾンなど、海外に本社を持つ多国籍企業に対しては、税金を納めないと広告事業やネット販売を禁止する法案を含めた、税の補足率向上や累進性強化を狙った「再分配政策」であってほしいです。

企業経営者(オーナー)らにとって業績とは、ゲームセンターの得点ランキングみたいなものなので、別に税率が高いからといって働く動機を無くすなどということは決して有り得ません。ああ、スポーツ選手などはもっと分かりやすいかもしれませんね。それでも日本国籍保有者や日本を市場として利益を上げようとする対象からは、取りっぱぐれのない制度を整えておきたいです。

>競争を激化させることで物価を押し下げる
>成長戦略という名の「構造改革」「規制緩和」

私はごく稀に存在する「需要創出に繋がる規制緩和」だけはやっていいと思っていますが、「国際競争力の強化」という名目で規制緩和を訴える連中が言う中身の殆どはインフレ対策なのだから困ります。どうやって少ない需要を分け合おうかと考えているときに、効率化を求められては逆効果ですよね。

私がまだ17歳の頃、佐川急便で荷物の仕分け作業(違法な深夜の10時間労働)をしていたときのことを思い出しました。整理が追いつかず、構内がまだぐちゃぐちゃなときにコンベアを高速にして荷物を流されても、結局は作業効率が低下するだけの結果となります。まずは需給ギャップを埋めて十分な体制が整ってから、少しずつ様子を見ながら開放や緩和で競争を激化させ、効率を追い求めるのが正しいです。

>「緊縮を維持しなければならない。なぜなら、
>景気刺激策は構造改革に対するインセンティブを取り除いてしまう」

私は単に知識人や政治家が馬鹿なだけ(インフレ対策とデフレ対策とを同じ景気対策だと混同しているだけ)かと思っていましたが、日本にデフレ脱却をさせたくない国内外の勢力がいるのですかね?

ポルシェ万次郎 2013-11-18 09:21:12

1910ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:26:42
3 ■♪残酷な新古典派のテーゼ 平蔵よ神話になれ 2/2

ところで下記のチャンネル桜の討論、意外にも上島嘉郎氏が大活躍されていましたね。

【討論!】決定版!在日問題を考える[桜H25/11/16]
http://www.nicovideo.jp/watch/1384526227
http://www.nicovideo.jp/watch/1384527401
http://www.nicovideo.jp/watch/1384526035

日本「在日はほかの外国人に比して恵まれている。特権なのでは?」
在日「日本人に比して恵まれているわけではない。在日特権はない」

動画の中の両者の主張を要約すれば上記のようになりますが、婚外子、貧乏人の子、不細工な両親の子、外国人の子などといった個々の境遇の問題と、「特別に付与された権利」とを彼ら在日は混同していますよね。日本人の子供として日本に生れ落ちたことを、私は宝くじに当たったことのように幸運だったと感じていますが、そうした運が良かったグループ(正会員)と同等の権利を得ようと考えるのがそもそもの間違いだと思います。在日に対しては、アイデンティティが一致しない不幸をただ同情するのみです。

在日は歴史的経緯からなる日本の格別な配慮により、準会員や賛助会員としての特権を与えられているのだと認識すべきでしょう。それを正会員になる手続き(帰化)が面倒だなんて、準会員や賛助会員(特別永住資格ほか)とはそれほど優遇されているのかと、正会員(日本人)や非会員(外国人)が怒るのも無理はありません。

同じ国民国家の一員としての、連帯の甘露や快感を味わえない不幸を経験したならば、子孫のためにも自身の代で決断し、前向きに解決させるすべきだと私は考えます。案外プロ野球ファンのケースと同じで、たとえば関東から関西への引越しをきっかけに、一度巨人ファンから阪神ファンになってしまいさえすれば、一緒になって阪神タイガースを応援する一体感を素直に味わえるような気がします。

ポルシェ万次郎 2013-11-18 09:21:30

1911ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:27:02
6 ■量的緩和については、フローが大してインフレせずに、ストックのみがインフレして行く弊害に気をつけろ。直接給付の方がまだマシか 1/2

>問題は、中央銀行は発行したお金(マネタリーベース)の行き先を
>管理することはできないという点です

財政政策を伴わない金融政策を、私は「網の破れた養殖業」と解釈しています。デフレ脱却のための財政政策は「時間短縮(金融メイン、財政サブ)」などではなく、「必須条件(財政メイン、金融サブ)」である可能性が極めて濃厚です。

>無論、株価が上昇していけば、キャピタルゲインを得た
>(あるいは「得る」)人が消費を増やしてくれるかも知れません。
>そうなれば当然、名目GDPが増えますが、
>株価上昇「のみ」では消費が増えたことにはなりません。

「資産効果」というやつですね。この効果の波及や持続を考える格好の材料として、以下、先日報道された読売新聞の記事をテンプレに使い、3ヶ月後の予想記事を作成してみました。

▼▼▼

実質GDP、年率0・8%増…5四半期連続増

 急速な景気拡大は一服したが、引き続きプラス成長を維持した。

 内閣府が14日発表した2013年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質GDPが7〜9月期に比べて0・2%増と成長率は5四半期(1年3ヶ月)連続でプラスになった。このペースが1年間続くと仮定した年率換算は0・8%増と市場予想を下回った。7〜9月期(年率1・9%増)に続いて減速したものの、公共投資や住宅投資の増加によってどうにか支えられた形となる。

 甘利経済財政相は14日の記者会見で、「日本を代表する大企業では最高益を更新しており、景気は引き続き上向いている」と述べた。

 成長率が鈍化したのは、GDPの約6割を占める個人消費が0・1%の減少に転じたためだ。個人消費は1〜3月期に0・8%増、4〜6月期に0・6%増と高い伸びで景気拡大を主導してきたが、7〜9月期には0・1%の微増にとどまり、プラス幅は縮小傾向にあった。消費税増税前の駆け込み需要も期待されていたが、今回の速報値では政権発足後初の減少となる。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-19 12:45:09

1912ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:27:22
7 ■量的緩和については、フローが大してインフレせずに、ストックのみがインフレして行く弊害に気をつけろ。直接給付の方がまだマシか 2/2

>先日来、「国土の脆弱化」という話題を取り上げていますが、
>現在の世界を見ていると「金融の脆弱化」を感じざるを得ません

「エネルギー安全保障の脆弱化」ということで、一年以上前に「フォーブス」へ掲載された、エネルギー源別の発電の安全性を示すデータを紹介します(以下、宮崎正弘メルマガの読者投稿欄に寄せられた日本語訳)。

▼▼▼

エネルギー源      死亡率(1兆kwh当たり死者)  原子力=1   
 石炭(中国)         280,000        3111
石炭(世界平均)       170,000        1889
 石油              36,000         400
 バイオ関連           24,000         267
 石炭(アメリカ)        15,000         167
 天然ガス             4,000          44
 水力               1,400          16
 太陽光(屋上)            440           5
 風力                 150           2
 原子力                 90           1

How Deadly Is Your Kilowatt We Rank The Killer Energy Sources - Forbes
http://www.forbes.com/sites/jamesconca/2012/06/10/energys-deathprint-a-price-always-paid/

▲▲▲

上記の観点からの原発賛成論については、池田信夫氏なども以前からブログで展開されていますね。

太陽光や風力は論外、GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル発電)や榎本藻やメタンハイドレートは有力だとしても、世界的に需要のある原子力技術を、最先端を走る日本が「ゼロ」にするのはとんでもない暴挙です。福島での事故の教訓を生かし、安全な原発を全世界に提供する責務を日本は背負っていると思います。

世界一の潤沢な対外純資産を使い、自分たちだけは好きなだけ化石燃料を買い漁るなど、そのような不道徳は許されるはずがありません。

ポルシェ万次郎 2013-11-19 12:45:33

1913ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:27:42
11 ■Re:#9 mibuさん 1/2

>良い子ちゃんだよね

いや、いつも相当腹黒い提言をしているつもりですが……。私は政治家ではありませんが、政治家や役人は公僕となって腹黒い政策を推進、国民に代わって悪巧みを行うストレスを一手に引き受け、日本の国益を追求すべきと考えています。

>その調子で京都議定書を結んだりして

私は地球温暖化防止の美名の下に、化石燃料を批判するような勢力とは異なります。100人で綱引きを行う際、自分一人だけが頑張っても良い結果に反映されないのと同じことで、エネルギー効率で元々優等生である日本が自ら制約を引き受けるメリットを感じません。温暖化の「害」ばかりが報じられ、「益」の方に注目が集まらないことも不満に思っています。

以下、興味深いデータを追記させていただきます(出典は失念)。

▼▼▼

●日本の主な炭鉱事故
1899年 豊国炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者210人。
1907年 豊国炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者365人。明治期最悪の事故。
1909年 大之浦炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者243人。
1912年 北炭夕張炭鉱(北海道)にて4月と12月に爆発事故。それぞれ死者・行方不明者276人、216人。
1913年 二瀬炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者101人。
1914年 新夕張炭鉱(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者423人。
1914年 方城炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者687人。日本の近代史上最悪の炭鉱事故とされる。
1916年 東見初炭鉱(山口県)にて海水流入事故(鉱区が海域にあったため)。死者・行方不明者235人。
1918年 大之浦炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者376人。
1920年 北炭夕張炭鉱北上坑(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者209人。
1927年 内郷炭鉱(福島県)にて坑内火災。死者・行方不明者136人。
1938年 北炭夕張炭鉱天竜坑(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者161人。
1941年 美唄炭鉱(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者177人。
1943年 長生炭鉱(山口県)にて海水流入事故。死者・行方不明者183人。
1944年 美唄炭鉱(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者109人。

ポルシェ万次郎 2013-11-19 13:23:58

1914ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:28:04
12 ■Re:#9 mibuさん 2/2

1958年 福岡県山田市にある池本鉱業大昇炭鉱にて9月25日にガス爆発が発生。起こり、死者14人。
1960年 中元寺川の増水によって豊州炭鉱(福岡県)で落盤、死者・行方不明者67人。
1960年 北炭夕張炭鉱(北海道夕張市)で2月1日にガス爆発が発生。死者42人。
1961年 上清炭鉱(福岡県)にて坑内火災、死者71人。大辻炭鉱(福岡県)にて坑内火災、救助に入った炭鉱長も巻き込まれ死者26人。
1963年 三井三池炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者458人を出し、第二次世界大戦後の事故では最多の死者数を出す。
1965年 北海道炭砿汽船夕張鉱業所(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者61人。
1965年 三井山野炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者237人。
1970年 三井芦別炭鉱(北海道)にてガス爆発事故。死者5人・重軽傷者7人。
1972年 石狩炭鉱石狩鉱業所(北海道)にて11月2日午後5時48分頃にガス爆発事故。死者31人。
1977年 三井芦別炭鉱(北海道)にてガス爆発事故。死者25人・重傷者8人。
1981年 北炭夕張新炭鉱(北海道)にてガス突出・爆発事故。坑内に59名の安否不明者が取り残されたまま注水作業を開始し、最終的な死者は93人。
1984年 三井三池炭鉱有明抗(福岡県)にて坑内火災。死者83人。
1985年 三菱南大夕張炭鉱(北海道)にて爆発事故。死者62人。

▲▲▲

中国や他の発展途上国など、今でも一次エネルギー採掘現場での死亡事故が多発している中、それらに比して、福島第一原発の事故での死亡者や健康被害は未だ確認されておりません。

ポルシェ万次郎 2013-11-19 13:24:19

1915ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:28:22
15 ■金融緩和のみでのデフレ脱却は、ドラクエで勇者単独でのゲームクリアを目指すような「縛りゲー」。時間がかかる。真面目にやれ! 1/4

>日本の航空会社は我が国の企業でありながら、
>「日本の国家安全保障」について一切念頭にないという話になってしまう

私も航空会社上層部の「平和ボケ」「国家観や危機意識の欠如」の可能性が高いと見ていますが、三橋氏の環境なら今日辺り、安全保障関係と取材が得意な青山繁晴氏に質問してみるのがいいと思います。本日放送の関西テレビ「ニュース アンカー!」は必見ですね。平時の今だからこそ、地味ながら事実関係を整理しておく必要があると思います。

ただ、これが民主党政権であれば有り得た展開「政府に相談したが頼りにならん。遺憾だが、民間としてはやむを得ない措置」であれば、航空会社だけを責めることはできないでしょう。現段階では政府が裏で取った対応を推察するよりほかはありませんが、本件に関しては安倍内閣で良かったと思いたいです。

以下、本日配信のメルマガからの転載です。

▼▼▼

『三橋貴明の「新」日本経済新聞』 H25/11/27 From 東田剛

最近、中韓の反日行為がエスカレートしており、目に余るものがあります。
保守論壇ビジネスマンたちは、アベノミクスの次は、反中・反韓ブームでひと儲けしようと、浮足立っています。

それにしても、中国による東シナ海上空の防空識別圏の設定は、我が国の安全保障上、かなり深刻な事態です。
反中感情を煽って遊んでいるような場合ではありません。

▲▲▲

紳士協定なのか暗黙の了解なのか、お互い名指しによる批判こそ避けているわけですが、これ絶対、最近『悪中論』を出した上念司氏、『嘘だらけの日韓近現代史』のプロモーションに精力的な倉山満氏のことやん(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:43:43

1916ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:28:51
18 ■金融緩和のみでのデフレ脱却は、ドラクエで勇者単独でのゲームクリアを目指すような「縛りゲー」。時間がかかる。真面目にやれ! 2/4

以下、安全保障に関する最近の動画と感想を続けてご紹介。

食の安全 三橋貴明さん等 激論コロシアム H25/11/23
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22329324

スーパーマーケット等々で中国産の生鮮食品はあまり売れはしないが、加工品や外食産業では使われ放題という事実があります。以前にも書きましたが、やはり産地表示の厳格化が国産比率を高め、やがてはデフレ期に必要な物価上昇に資するものと私は考えます。

それから、お笑い担当のあの中国男はともかくとして、テレビはもういい加減、中韓のスポークスマン(スパイ)を出演させるのは控えていただきたいですね。

日経プラス10 国土強靭化について徹底解剖!提唱者が語るその中身とは H25/11/26
http://video.fc2.com/content/20131127HTDfpPpG

藤井聡氏、立場もあるし作戦なのでしょうが、青二才のアゴ官僚相手に大人の対応でした。安倍総理ではなく蘇える銀狼・西田議員に仕えていたなら、或いはあの場で自らの財政論を展開してみせたかもしれません。ああ、岸とか古賀とか竹中とか、みんな日本から消えていなくなればいいのにと思います。。。

1/3【経済討論】米中経済の行方と日本[桜H25/11/23]
http://www.nicovideo.jp/watch/1385166955

相変わらず三橋氏の現状分析(一時間目)が素晴らしいです。消費税増税の有無は除外するとして、いずれにしても異次元の財政出動が必要なことは、先日の第3四半期のGDP速報で証明されたと私は思っています。本来であれば、「デフレの今、財政拡大と金融緩和のどちらが重要?」の議論は決着がついたでしょう。

「増税した分を財出に充てろ」という主張ならともかく、「通貨を発行して、政府が借りて、使え」は広義の意味で金融緩和と言えますし、リフレ派が反対する理由はないはずです。デフレというブラックホールを抜け出す前に、金融緩和エンジンはオーバーヒートしてしまうでしょう。金融緩和エンジンに加え、強力な財政拡大ブースターの点火が必要となります。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:44:10

1917ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:32:38
19 ■金融緩和のみでのデフレ脱却は、ドラクエで勇者単独でのゲームクリアを目指すような「縛りゲー」。時間がかかる。真面目にやれ! 3/4

それにしても産経新聞記者の田村秀男氏、かつてのリフレ派寄りからいくらか我々寄りに近づいた印象を受けます。実際の数値が財政拡大の必要性を如実に証明しているわけだし、まあ当然ですよね。「リフレ派認定」が好きな田中秀臣氏から認定を外されるのは時間の問題か……。「金融緩和はA、財政拡大はB、成長戦略はE評価でABE」の小ネタには笑わせてもらいました(笑)。

【山田勉Financial INDEX】過去2番目の外国人買い[H25/11/25]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22327127

「日本は財政再建路線、アメリカは小さな政府路線(ティーパーティ)、ヨーロッパは財政均衡主義のドイツと、それぞれの理由で財政出動を封じられ、金融緩和頼みとなっている。金融緩和をしているのに、欧米のCPIはズルズルと下がっているのが現状だ。緩和が実需に直結していない。株式よりも現預金が多い資産構成の日本には、欧米ほどの資産効果もない」というのが解説の要旨でしょうか。この山田氏、発言の節々に「デフレは貨幣現象」への疑問がにじみ出ていますね。

池田信夫 blog 日銀の「3人の反乱」
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51879534.html

上記エントリー、ノビーは勢いづくのは結構なのですが、そこまで理解しておきながら、財政メインの金融フォロー策「通貨を発行し、政府が借りて、使え」をリフレ派以上に嫌うのだから意味が分かりません。日銀総裁と日銀副総裁、そしてリフレ派の面々は、恐らく消費税増税を理由にして責任を回避するものと思われますが、やはりそれとは無関係に、「紐では押せない」ことは第3四半期のGDP速報で証明されたと思います。

●特に酷いと思うジョネクラ氏による騙しのテクニック
・TPPを通常のFTAやEPAと同列に置き、関税以外の問題を矮小化しようとしている
・フローとストックのインフレを混同、「物価上昇ないなら無税国家誕生!」とやる

賢い上念氏と倉山氏が何故にあそこまで間違え続けるのか、私は残念でなりません。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:44:35

1918ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:32:57
20 ■金融緩和のみでのデフレ脱却は、ドラクエで勇者単独でのゲームクリアを目指すような「縛りゲー」。時間がかかる。真面目にやれ! 4/4

ところでジョネクラ氏が連呼する「似非ケインジアン」って誰のことか? 過度な金融緩和に否定的なのは菊池英博氏くらいなもので、ほかは金融政策の必要性に言及しない財政出動派か、「どっちでもいい」とする廣宮孝信氏くらいなものでしょう。金融緩和は「カンフル剤」として、資産バブルに留意しながら大いにやればいいのですよ。

以下、本来あるべき経済観「A」と、日本に蔓延る自虐的な経済観「B」とを整理してみました。前者の「A」の経済観を持つ政治家って、日本の国会議員の中に10人もいないのではないでしょうか?

●Aの経済観「デフレを脱却して完全雇用を達成、名目7%、実質5%の成長路線へ復帰させる。10年後には1000兆円のGDPを、20年後には世界一のGDPを達成し、日本の経済的、文化的、軍事的プレゼンスを高め、民族の繁栄を確かなものにする」

●Bの経済観「少子高齢化や財政危機により、これ以上の経済成長が見込めない老大国の日本。グローバル化に対応するため、構造改革や規制緩和や無駄の削減を推し進めることが必要だ。国際競争力や生産性を高め、世界へ打って出たい」

財政と金融によるマクロ政策で完全雇用を達成したあと、消費税を撤廃して税の累進性を高める方向に舵を切ったり、社会保険料の対象となる収入の上限を撤廃するなどの再分配政策や、さらに成長率を高めるための構造改革なり規制緩和なりを追求して行く順序であるべきです。まずは「質の議論より、量の議論を!」だと思います。

 歩歩歩歩王歩歩歩歩
 香飛角金銀金飛角香
 香桂銀金銀金銀桂香

上記は私が思う、北朝鮮軍に対する韓国軍の相対的な強さのイメージ。あの国も安全保障上、日本の軍事力に対抗している場合ではないはずなのですが、たとえソウルが北朝鮮軍の手によって火の海になろうとも、竹島だけは失うわけにはいかない、国家の正統性や民族のアイデンティティにかかわる問題だと思っていそうで怖いです。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:44:53

1919ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:33:14
24 ■Re.#21 くらえもんさん

>相変わらず、おもしろいコメントありがとうございます

なんの、あなたのコメントもいつも参考になります。そして私がここに書き込んだ投稿内容は随時、例の政経アニメ原案「アイドル新党なでしこ!」のセリフ等々に反映させています。

>日銀が国債買っても、不況時にはどうせインフレ率はあがらないので、
>今のうちに日銀に国債を流して実質的な国の借金を減らすことによって、
>国民の国の借金に対する不安を払拭すればよい

上念塾の塾生らによる大喜利の最優秀作品「金融緩和してもインフレ率が上がらないのなら、日本は世界中の資産を買占め放題」などといった、為替や国富の概念を無視した乱暴な理論とは雲泥の差になりますね^^

現在の日本が経済政策を間違える殆どの原因が「お金がない!」に起因することから、「不道徳だ!」などの見当違いな批判をかわしながら、青木泰樹氏の提案は大いに検討すべきだと思います。まあ、そういった裏技さえ無視するように、とっとと財政拡大に舵を切ればいいだけの話なのですけれどね。。。

>ただし、不況から脱するには非活動貨幣から活動貨幣へお金の流れを
>回さなければならないので、財政出動は必須条件ですね

はい。「デフレは貨幣現象(貨幣数量説)」ではなく、「デフレは活動貨幣現象(有効需要の不足)」だと思います。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 15:57:33

1920ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:33:37
33 ■完全雇用が達成されない限り市場原理は作用しない。そして市場原理が作用しない環境で生産性や効率性を追及することほど滑稽なものはない

>さかき漣が帰りがけにトッド氏に両頬にキスされるハプニング

それ、NTR(寝取られ)ですやん^^

>政治家はベルリンの言うことを聞くようになってしまっており、
>オランド大統領はまるでドイツの副首相だ

窓際のトッドちゃん……じゃなかった、トッド氏は元々オランド氏を応援し、彼が大統領に選ばれるのにも寄与したわけで、我々も「政治家はウォールストリートの言うことを聞くようになってしまっており、安倍総理はまるでアメリカの副首相だ」とならないよう気をつけたいですね(もうなってる?)。

11月30日放送のテレビ大阪「たかじんNOマネー」を視聴しました。先週に続く二本撮りの後半パートと思われますが、三橋氏と堀江氏の根本思想が水と油で面白かったです。

三橋(伝統保守)「祖国日本が大好きなので、国を富ませる競争で勝利させたい。目的達成に向けて、自分の言論活動による貢献がいくらか認められれば嬉しく思う」

堀江(経済保守)「市場原理は美しく、生産効率の悪いものは淘汰されるべき。所得を稼ぐ能力が高い自分はもっと脚光を浴びていいはずだ。世の中をそういった価値観に誘導したい」

私が勝手にまとめた上記の通り、そもそもの行動原理が違うのだから話がかみ合うはずはありません。まあ、ホリエモン氏もひろゆき氏も、企業経営者やアイデアマンとしては天才的ですけれどね。イーバンクの買収騒動のときから注目していましたが、狙った企業のラインナップがいちいち合理的なものばかりで感心した覚えがあります。

彼らの思想(特に歴史観や経済観)には賛成できないことも多いのですが、毒にも薬にもならない意見しか発しない、触発される部分が何もない識者よりは余程面白いと思い、発言には注目しています。

ポルシェ万次郎 2013-12-03 22:08:29

1921ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:34:27
12 ■法人税減税と引き換えに消費税増税をするということは、日本国民の所得の一部を海外の投資家に移転することにほかならない。

>柴山桂太先生にもご出席頂けるかもしれません

中野氏が平成の高杉晋作なら、柴山氏は平成の久坂玄瑞って感じですかねー。

1.金融至上主義者(「デフレは貨幣現象」―新古典派)
2.金融中心主義者(「デフレは貨幣現象」―リフレ派)
3.財政至上主義者(「デフレは総需要の不足」―AJER派)
4.財政中心主義者(「デフレは総需要の不足」―京都学派)

《優》【4】>>>>【3】>>>>>>>>【2】>>>>>>>>【1】《劣》

「量的緩和だけでデフレを脱却せよ」という無意味な縛りを続けるとして、日本の場合はまだもう少し余力があるように思います。資産効果に期待し、1ドル120円、日経平均2万円くらいまで「泡まみれ」でも弾けずに頑張れそうですが、私自身は上記に優劣を示した通り、実体経済に直接働きかけるべきだと思っています。

1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの買い入れ)
2.通貨発行を財源とした所得移転(子ども手当て、定額給付金、高速道路無料化)
3.通貨発行を財源とした財政出動(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

《優》【3】>>>>>>>>【2】>>>>>>>>【1】《劣》

上記はいずれも金融緩和を含んでいるわけですが、この中で最も効果的な【3】の手法「通貨を発行し、政府が借りて、使え」を無視し、【1】の手法にばかり固執する意味はありません。現在の公共事業に供給制約があるのなら、まずは自衛隊の兵力を大幅に増員し、防衛費10兆円超えを狙う方が、この頃は国民の理解が得やすいように感じる次第です。

以上、コメント欄でも関連する議論が盛り上がっていたので、私なりに再度まとめてみました。あと、「自国通貨は安ければ安いほど好ましい(経済政策が成功)」という考えには疑問が残ります。日本の場合は特に内需立国ですしね。国内の完全雇用を達成し、経済パフォーマンス(経済成長率)が最高潮に達した時点のものが最適な為替相場だと考え、その環境で自国通貨がまだまだ高いという印象があれば、それは「国力がある」ということなのだと思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-07 12:13:54

1922ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:34:47
43 ■♪強靭 強靭 強靭〜 耐震性は最高だぜっ!イェイ!

Re.#36-37、#39-40 jiroさん

あなたの一連の書き込みに激しく同意します。

>00年4月株価20000万円だ

私も言及しようと思っていたところでした。「小渕総理、橋本緊縮財政から反転。株価2万円台回復」は彼の一番分かりやすい(覚えやすい)功績ですよね。それを「円安になっていなかった。失政だ」とするのはどうかと思います。

>いくら金融政策は効果が遅いと言いながら一向に金利は浮上しない

第3四半期のGDP速報値で既に結論は出ていると思います。リフレ派の連中は検証した方がいいでしょうね。

>このようなことで2%インフレが達成できるわけがない

「いくら金刷ってもインフレにならないなら無税国家誕生(`・ω・´)キリッ」だそうですが、ハイパーインフレにならないのは当然として、量的緩和だけに固執すればマイルドなインフレ(フロー)にすらならず、先に資産バブル(ストック)の崩壊となりそうです。上念司氏が得意とするこの切り返しトークについては本来、「通貨を発行し、政府が借りて、使え」のデフレ脱却効果を否定されたときにこそ使われるべきでしょう。

>日銀が毎月7兆円の国債を買い取っているということは、
>政府は毎月7兆円の財政出動が可能である

日銀による国債やETFなどの買い入れ、政府短期証券を発行してでの為替介入(最近では民主党時代の)が不問にされて、「通貨を発行し、政府が借りて、使え」が「財政ファイナンスは許されない。そんな打ち出の小槌はハレンチだ!」と批判される意味が分かりませんよね。

>年間80兆円の買取ならほとんど無税国家が出来ていた、
>そうなれば金利は上昇、景気も活性化するのは必定

名目7%、実質5%の成長路線に復帰ですね。まあ、実際は下記の効用をみすみす放棄するわけにもいかないのですが……。

●税の役割(当方作成)
・安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべきだ
・景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能を持たない欠陥税
・所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどして累進性高めるべきだ
・懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要を抑制。ガゾリン税、酒税ほか

ポルシェ万次郎 2013-12-07 16:50:53

1923ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:35:03
15 ■インフレ目標2%の達成義務は政府が負うべきで、日銀には政府の要請に協力する義務を負わせるのがいい。 1/2

>「それは禁則j」

朝比奈みくる乙w

私は通常の貿易交渉も時期や程度を勘案しながら慎重に進めるべきと考えますが、それらよりさらに過激で異質なTPP交渉についてを、「ほかの二国間FTAやEPA、日中韓FTAについても何とか言え!」「TPPに反対する奴は貿易を否定するのかー!」などとレッテル貼りをする一部勢力がいて辟易しますね。

ISDについては、先進国からの投資が欲しい、しかし法整備や民主主義が未発達な非文明国が受け入れを呑まされるのは当然のことで、先進国の側も決して無理強いはせずに、それぞれの立場や国柄(文化や慣習)を尊重しながら時間をかけて進めるべきと私は考えます。

以下、18歳のときからP店に5年勤め、パチプロ歴まである私による、最近話題のカジノ特区までを含めた各種ギャンブルに関する見解です。

●各種ギャンブルについての特徴や考察
・パチンコ:還元率は90%以上と高い。重税を課し、20年かけて衰退に追い込め
・競馬&競輪:還元率が約75%と、解析ソフトがなければ「プロ」は成立しない
・宝くじ:還元率が50%弱と、確率論が理解できない人への懲罰。依存性は低い
・カジノ:金持ちや外国人から搾取する再分配装置として機能させたい。雇用増

ポルシェ万次郎 2013-12-12 10:50:34

1924ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:35:20
16 ■インフレ目標2%の達成義務は政府が負うべきで、日銀には政府の要請に協力する義務を負わせるのがいい。 2/2

かつてのXVNはオランダ、現在のDTIや東京熱やFC2などはアメリカ西海岸で、無修正アダルトの関連事業を日本人が法人で展開しているわけですが、大阪の舞洲や関空辺りを候補地とする「無修正アダルト特区」とか駄目ですかね? 本社機能をここへ移せば、DMM.comなんかの動画配信もモザイクをかけなくて済みますし、法人税がちゃんと外国ではなく日本(大阪)に落ちることになります。

発想が下品だって? いや、橋下市長も「エンターテインメントや猥雑なものは全部大阪が引き受ける」って言ってたやんという話です。私も「チーム日本」として全体を見た場合、地政学的要素から基地を引き受ける地域、原発で大都市に電力を供給する地域、稼いだ富を地方へ還元する地域など、それぞれの特色や役割があって然るべきだと考えます。全員が4番バッターや飛車角の役割を担うわけにはいきません。

同じ発想としては、カジノやアダルト関連以外にも射撃場という潜在需要がありますね。ここはグアムではなくサイパンの基準に倣い、危険の少ないライフルのみに限定するなど、慎重に進めるのがいいでしょう。一貫して言えることは、需要や市場といったものをみすみす外国に奪われるのはもったいないということです。

武器輸出三原則等の見直しや「普通免許で運転できるバイクの制限を125ccにまで緩和する法改正」を含め、こういった「需要増える系」の規制緩和なら賛成したいと思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-12 10:50:50

1925ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:35:37
27 ■Re.#25 あやんさん 1/2

動画でデモ画面がアップロードされていたのを拝見し、かつてここのコメント欄で紹介させてもらったこともある(下記参照)のですが、塾生さんだったのですね。実はまだプレイしていないので、ほかの方の評価を参考にして検討させていただきます。

▼▼▼

『クエスト・コネクション』ミッション:ハイパーインフレ1(紹介編)
http://www.youtube.com/watch?v=_xFmYnIbbiQ

上記のようなマクロ経済のシミュレーションゲームが実際に作られていることを知り、私も触発されて下記にいくつか考えてみました。政治家に勉強する時間がないのなら、国民の側から賢くなってもらうのが狙いです。

●富国裕民!(対応ハード:PSP、販売元:コナミ)
宍戸駿太郎氏のマクロ計量モデル「DEMIOS」を採用したマクロ経済の育成シミュレーションゲーム。往年の名作ゲーム「ときめきメモリアル」「卒業 Graduation」などと類似のシステムを採用。ゲーム開始年は1965年から2010年の間で任意に選ぶことができ、オイルショック、阪神淡路大震災、アジア通貨危機、9.11テロ、リーマンショックといった回避不可能なイベントから、北京政府承認(日中国交正常化)および対中ODA、プラザ合意、消費税増税といった回避可能なイベントに対策を講じつつ、2050年の期限までに日本の名目GDP6,000兆円の達成を目指す「イージーモード」、供給能力を破壊して同年までにインフレ率が年率13,000%(ハイパーインフレ)の達成を目論む「ハイパーモード」のいずれかを楽しむゲーム内容。議席の確保、法案の提出、法案の採決といったプロセスを除外した独裁を行えるため、各種コマンドの実行が各種パラメーターへリアルタイムに反映される様子、経済政策がGDP(民間消費、民間投資、政府支出、純輸出)、インフレ率、失業率、為替、株価、税収といった主要な統計に影響を与える様子を直に体験することができる。

ポルシェ万次郎 2013-12-12 13:24:39

1926ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:35:56
28 ■Re.#25 あやんさん 2/2

●高速道路で行こう!(対応ハード:Wii、販売元:任天堂)
日本全国の高速道路をドライブして楽しめる、新しいタイプのゲームソフト。開通予定の路線を走行したり、通信機能を使ってレースをすることも可能。エディット機能を活用すれば、最適と思われる高速道路網や料金設定のシミュレーションとしても利用でき、「法定路線名」を覚えられるほか、各路線の渋滞具合を体験できる学習教材としても注目される。清水草一、大石久和の両氏が監修。

●是清無双(対応ハード:PS3、販売元:コーエーテクモゲームス)
「経世済民の誓いを胸に! 苛政は暴虎より猛し! 我は常世総ての悪政を絶つ者!」。それぞれの悲願を胸に、8組の国家元首と英霊(アダム・スミス、マルクス、ケインズ、ハイエク、コレキヨ・タカハシ、シャハト、エクルズ、ポランニー)が死闘を繰り広げるバトルアクションゲーム。Economist(エコノミスト)、Analyst(アナリスト)、Philosopher(思想家・哲学者)、Minister(大臣)、Banker(銀行家)、Trader(トレーダー)、Entrepreneur(企業家)、Investor(投資家)など、それらサーヴァントに振り分けられる8つのクラスにはそれぞれ独自のクラス特性が付与される。是清の必殺宝具『富国裕民』を駆使し、アダム・スミスの必殺宝具『神の見えざる手』を打ち破れ! 万物の望みを叶えるという聖杯の奇跡は果たして誰の手に……。

ポルシェ万次郎 2013-07-01 11:41:38

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-12-12 13:25:06

1927ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:36:12
4 ■デフレの放置で毎年1万人の経済的自殺者を出し続ける国は犯罪的ということで、1万人規模で国家賠償請求を訴えるのはどうか? 1/2

>【討論!】どうなる?どうする?TPP[桜H25/12/14]

早速1時間目を視聴中です。「自由貿易(TPP含む)の促進はデフレ要因(競争激化)だ」を認めない人は頭がおかしいと思うも、「今がデフレ(供給過剰)だからといって、供給能力を伸ばす政策に反対するのはいかがなものか?」という主張になら、私は一定の理解を示したいと思います。ただそれも、日本におけるマクロ経済政策のレジーム・チェンジが達成されていることが前提であって、「長期のデフレ不況を放置しているような国で、TPPのような供給能力を伸ばす政策ばかりを議論するのはそもそもおかしくね?」というのが議論の本質ではないかと思います(倉山満氏には「聞き分けのない学生が、先生に諭されている構図」と映ったそうですが^^)。

>日本の問題なんて、別に深刻ではない。何しろ、通貨発行権があるじゃないか

【1】量的緩和に比重を置いた場合の2つの仮説(ただし成功はしても時間はかかる)
・成功:資産効果や円安効果を経ての間接的なデフレ脱却>資産バブル崩壊
・失敗:資産効果や円安効果を経ての間接的なデフレ脱却<資産バブル崩壊

【2】公的支出増に比重を置いた場合の確定した未来(メリットとデメリットが同義)
・需要増に直結してのデフレ脱却=金利上昇、通貨高、物価高、賃金増、輸入増

このままいつまでも【1】の実験をして遊んでいられる状況ではなく、第3四半期の経済成長率の内訳ではっきりした今となっては直ちに【2】を行うべきで、私からすれば【2】に反対する人は【1】の有為性を否定されたくないだけの「駄々っ子」にしか見えません。【1】に否定的な人への攻撃はもう結構なので、彼らへは【2】に賛成しない合理的な説明を求めたいです。

ポルシェ万次郎 2013-12-15 12:29:17

1928ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:36:29
5 ■デフレの放置で毎年1万人の経済的自殺者を出し続ける国は犯罪的ということで、1万人規模で国家賠償請求を訴えるのはどうか? 2/2

2014年度の税収が前年を下回り、毎年の自殺者が現在より5000人増えたら消費税率を5%に戻す法案を今から出すのはどうでしょうか? この条件に反対できるだけの合理的な説明は誰にもできないように思います。

みんなの党&共産党「自民、公明、民主が3党合意したのだから仕方がない。我々も多数決をひっくり返せるとは思っていない。なので、消費税増税の決断については現実を受け入れるが、我々の見解では却って悪くなることが明らかなので、今の内から現状復帰できる法案を通しておきたい。なぁに、来年4月の消費税増税が首尾よく成功すれば、我々の法案は用無し、杞憂に終わるだけの話である。総理は自信がないのか?」

こうなったら共産党でもいいです。上記のような流れになるよう、どうかこの案を共産党の議員に献策していただきたい。法案はもちろん否決されますが、次の選挙で共産党の大躍進(笑)が今から確定となります。

ポルシェ万次郎 2013-12-15 12:29:50

1929ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:36:45
16 ■Re.#13 ねこですさん

>公共事業がデフレを解消するって、本当ですか?
>(デフレに海外要因があれば、解消しない)

公共事業に限りませんが、政府支出を増やすことでインフレに振れることは確かですね。これを否定する人は財政均衡論者を含めて誰もいません。そしてデフレ脱却をやり切るまでの弊害に耐えられるか、或いは何か制約条件があるのではないかの疑問については、日本に限っては各種経済主権を依然保持しており、加えて「財政余裕度(通貨発行余力)」が世界最高クラスなので問題はないと考えます(通貨発行余力について疑問があれば受け付けます)。

次に「デフレに海外要因」云々についてですが、そうしたものも無視せず計算の中に入れたとして、適切な財政拡大によるデフレ脱却効果を押し返すだけの力はとてもありません。もし海外要因にそのような強大な力があるとしたら、これまでダントツで世界1位のケチケチ緊縮財政国家だった日本(下記参照)が存続している説明がつきませんし、そもそも海外要因説(グローバル化、チャイナの勃興)や人口減少説(少子高齢化)にしても、日本以外の日本と同じ条件の国が日本のような長期のデフレ不況を経験していない事実が確認されている以上、それらを主要な原因と考えるのには無理があります。

続 日本は世界一の緊縮財政国家|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11541471921.html
 政府支出の増加率(年平均ランキング) ※2000〜2010年
 http://hirohitorigoto.info/data/097_2_lb.jpg
 政府支出増加率と名目GDP成長率の関係 ※1990〜2012年
 http://hirohitorigoto.info/data/098_2_lb.jpg

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 世界各国過去32年分データを解析:政府総支出と名目GDPの相関関係極めて高い。小泉政権は政府総支出増加も名目GDP増加も世界最低水準!デフレ日本には大胆な財政出動必要!!
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-563.html

恐らく、リフレ派の人が一番熟読すべきは、上記にあるような過去の事実関係(政府総支出の増加率と名目GDP成長率との相関関係)だと思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-15 18:22:01

1930ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:37:04
27 ■Re.#22 ねこですさん 1/2

>財政出動がインフレ要因であるのは、その通りでしょう

合意できてよかったです。一つ解決しましたね。

>綱引きをやっているなかで、
>有効なデフレ脱却策は何か?
>という視点です

鼻歌交じりではなく、真面目に綱を引く力を強めろということ。つまりは日本の場合、意思の力で結果はどうとでもなるということですね。そして「綱を引く力」が何かといえば、前回の#16で関連記事を紹介させていただいた通り、公共投資を含めた政府支出の拡大となります。財源はもちろん国債の発行です。

>>通貨発行余力
>余力の定義の問題がありますが・・・。
>定義は何ですか?

私が考える中央政府の財政余裕度(通貨発行余力)とは主に、デフレギャップ(インフレ率)、外貨を稼ぐ力(経常黒字)、外貨のストック(対外純資産)になります。「インフレ耐久度」と言い換えても構わないでしょう。供給過剰で貯蓄過剰の日本はこれが世界最高レベルであることが分かります。

借金漬けでも日米は大丈夫−ギリシャが駄目な理由はこれ - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MELW7G0YHQ0X01.html

現在も「政府債務の対GDP比率」を財政余裕度(借金の持続可能性)とする考えが主流のようですが、上記エントリーの通り、IMFにもこれを見直すような動きがあるそうです。これから新しい定義が誕生するかもしれませんね。財務省は嫌がるでしょうが、財政余裕度の高い日本としてはこの動きに参加すべきと考えます。

以下は素案レベルのメモ書きですが、概ねこのような理解でよろしいかと思われます。

●各経済主体にとっての財政余裕度
【家計】:収支+純資産+クレジットカード発行余力(社会属性、返済履歴)
【企業】:経常利益+純資産+株式発行余力(成長期待)
【政府】:基礎的財政収支+純資産+通貨発行余力(インフレ率、国家の財政余裕度)+徴税余力(インフレ率)+財金自主性(財政自主権、金融自主権)
【国家】:経常収支+対外純資産+覇権国家性(基軸通貨国、軍事強国)+調整機能性(変動為替相場制、関税自主権)

ポルシェ万次郎 2013-12-15 21:55:51

1931ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:37:20
28 ■Re.#22 ねこですさん 2/2

>インフレになるまで財政出動する、
>という話であるなら、
>将来の何れかの時期に、デフレ圧力を跳ね返すことになるのでしょう。
>(このような話なら「適切」という言葉の使用は禁止)

フィリップス曲線に基づき、「適切」なインフレ率を達成することが目的なわけですから、その目的を達成するための「適切」な財政出動を行います。海外要因(外部要因)やインフレ期待やその他の不確定要素に左右される問題ではなく、意思の力で達成することが「確約」されています(#4を参照)。「望めば達成できる」という点において、日本の環境は世界(エマニュエル・トッドほか)も羨むほどです。

>ウクライナやベラルーシ・ロシアは日本と同じ条件ですか?
>同じ項目よりも、異なる項目の方が圧倒的に多いとは考えないのですか?
>日本と同じ条件の国を挙げてみて下さい

あなたが「デフレに海外要因があれば、解消しない」と仰ったので、「その海外要因(外部要因)は果たして日本だけが影響を受けるものでしょうか? 何で日本だけがいつまでもデフレなの?」というのが前回コメントにおける私からの問題提起でした。それに対するあなたの以降の文章、申し訳ないが何を主張されているのかさっぱり分かりません。

1.グローバル化(価格競争)によるデフレ圧力は何も日本だけの外部要因ではない
2.少子高齢化も日本だけの現象ではないため、デフレとの因果関係は立証できない
3.これまで日本以外はインフレで共通している。日本だけがデフレ。何故なのか?
4.日本が他国と異なる点は政府総支出の伸び率の低さ。低成長の原因もここに有り
5.支出の拡大はインフレ要因(合意済み)。他国並みかそれ以上の財出で脱デフレ
6.日本の財政余裕度(通貨発行余力、インフレ耐久度)は世界一。財出に心配無用

主張の分からないものには返答のしようもないですが、私自身の主張を補完させていただくなら上記の通りとなります。

ポルシェ万次郎 2013-12-15 21:56:13

1932ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:37:42
2 ■TPPを論じる際、超大国アメリカを無視して語るのは難しいが、アメリカという単語に一言でも触れると「陰謀論」になるらしい(笑) 1/2

「倉山満の砦」の最新エントリー(12月15日)に下記を諫言しておきました。何故か通常のコメント投稿だと失敗するので、ページ最下部のFB投稿欄を活用しています。

▼▼▼

>エントリーで証拠としてあげておいた動画でアメリカに一言も
>言及していなければ謝ってやる。
>まさかアメリカという単語に触れていないとでも?

先生、「アメリカの陰謀」という単語を出していれば陰謀論を唱えていたとして構わないと思いますが、アメリカの戦略や思惑や言動を論じただけで陰謀論を語っていると断ずるのは少し乱暴ではないでしょうか? 三橋氏などは特に、TPPを語る際は「これはアメリカの陰謀論などではなくて、彼らは自らの戦略を堂々と公表して交渉に臨んでいる」みたいに、努めて誤解を与えないよう丁寧な説明をされていたように思います。

A「TPP反対派の言論人で、アメリカ陰謀論を唱えている人はいない」
B「過去の動画で延々と、アメリカ陰謀論を展開してるのでは?」
A「一つ確認しておきたい。あなたの言うアメリカ陰謀論とは何か?」
B「アメリカについて一言でも言及すること、アメリカという単語に触れることだ」
A「そうした定義なら該当するだろう。しかしそれを陰謀論とするのは印象操作だ」

TPPを論じる際、超大国アメリカに触れずして語ることはどうにも難しいです。

それはともかくとして、「司会が公平ではない(発言機会を奪う)」とかの理由でないなら、或いは気になって番組視聴に時間を費やすくらいなら、「その他のコンテンツ制作には協力しないが、討論にだけは呼ばれれば出てやる。かかってきなさい」というスタンスでお願いできればと思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-17 10:55:52

1933ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:38:01
3 ■TPPを論じる際、超大国アメリカを無視して語るのは難しいが、アメリカという単語に一言でも触れると「陰謀論」になるらしい(笑) 2/2

>問題は、桜の水島社長と三橋氏が卑怯者かどうかということ

「残念だが消費税増税が決まりそうだ。現実を見よう。かくなる上は増税の影響を打ち消す規模の財政拡大を!(次善策)」が「チャンネル桜 主流派(京都学派)」の主張だったと理解しています。それが「国土強靭化(財政拡大)の予算が欲しいので、消費税増税を諦めさせる論陣を張ろう(本末転倒)」だったらとんでもないことなので、それを裏付ける確かな情報が倉山塾で聞けるなら、本登録を検討させていただきたいと思います。

「木下を討て!」については色々と意見の分かれるところですが、非協力的だった相手よりも他に戦うべき相手がいるのではないでしょうか? 上念獄長も「すぐ仲間割れするのは保守の悪い癖。純化路線はよくない」と言われていましたよね?

▲▲▲

>わたくしは以前から「公共事業の一環として、電柱の地中化を」と主張

私も以前から「現在の防衛費を10兆円超とし、災害時にも活躍できる空母や工兵(施設科)の充実を」と主張しています。そうした危機に対する備え全般を「無駄なばら撒き」とする風潮を変えなくてはなりませんね。根底にはやはり「日本財政危機論(借金大国日本)」という誤謬があるように思います。

>「リニア新幹線の開業時期を早めるべきだ」
>「北陸新幹線を早急に京都まで接続するべきだ」

これに「都心環状線の地下トンネル化および3環状(中央環状線、東京外環道、圏央道)の連結強化」を加えていただきたい。この3項目は「B/C厨」も認めざるを得ないくらいの最優先課題だと思います(詳細は下記原案にて解説)。

27話:撫子、プ○チンと初会談。/のぞみ、新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

都心環状線の高架橋を撤去することは、耐震化や景観の面からも不可欠となるでしょう。

「マスコミが実在しない記述を捏造して嫌韓派の印象操作を実施した」 断固としてマスコミが放送しないタブー
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50415441.html

上記は西村幸祐氏による在特会・桜井誠氏へのインタビュー記事のまとめ。問題点が簡潔で分かりやすいです。

ポルシェ万次郎 2013-12-17 10:56:15

1934ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:38:17
19 ■Re.#14 バンドオンザランさん

>それはどうぞ本人に直接お聞きください。
>砦でもFacebookでも本人が答えてくれますので。
>こんなところでこそこそしてないで

先方へはFacebook機能を使い、実名で投稿させていただいております。多忙な方ですし、返答は特に期待しておりません。さて、「こんなところでこそこそ」とはどういう意味でしょうか?

>ポルシェ万次郎さま、獄長とか言うとスパイとバレてしまいますので
>今後お気をつけくださいね

これについても意味が分かりません。「獄長」という呼称は上念氏本人も面白がって使用される「ウイグル獄長(北斗の拳)」が元ネタですが、何かネガティブな要素ってありましたっけ? 倉山塾長やかつての三橋塾長との兼ね合いから、倉山塾生たちにも認知された呼称だと認識していましたが、私の勘違いでしょうか? 仮に私が悪意を込めて使用していたとして、私は何のスパイに該当するのでしょう?

ああ、「『獄長』という愛称を知っているのは塾生たちだけのはずなのに、敵のおまえが何故それを使う。さてはスパイだな? 塾に潜り込んでウォッチしているのがバレバレだぞ」という意味でしょうか? それなら倉山満氏もWJFプロジェクトの代表も「三橋メルマガ」を受信しているくらいだし、信奉者でない者が仮登録くらいしていても不思議はないと思いますよ。

>妥結不可能ならそれはそれでいいじゃないですか?
>TPP反対派の方々はこの事実に自分達が何を言ってきたのか

「TPP交渉とは実質的に対米交渉である(日米で参加国の大半を占めるGDP、手強い利益代弁者=USTR)」だったように思います。これを「アメリカ陰謀論」と呼ぶのは乱暴だというのが私の主張です。

そして「アメリカ国内の事情によってアメリカ自身が批准できない可能性(妥結不可能)」については、TPP賛成派ではなくTPP反対派が言ってきたことでもあります。ここでもやはり何を仰りたいのか分かりません。

ポルシェ万次郎 2013-12-17 16:15:42

1935ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:38:34
10 ■♪カケキクケコカコ クラヤマ 1/2

昨日に続き、「倉山満の砦(17日エントリー)」のページ最下部にあるFBコメント欄に下記を「正々堂々」投稿しておきました。

▼▼▼

GDPおよびその他のプレゼンスで「日本を世界一の国にしよう!」という大戦略とは無関係なトピックなので、投稿を続けようか迷いましたが最後に一回だけ(前回も15日付のFB欄に投稿)。

「陰謀」や「陰謀論」は第三者にネガティブな印象を与える用語で、たとえば「陰謀論を唱える馬鹿」といった使われ方をされます。そして「陰謀」は「戦略」と言い換えても意味は通じ、逆に「アメリカ側の戦略や思惑」を「アメリカ陰謀論」と乱暴に片付けることもまたできるでしょう。

大事なことは、それらの論が「根拠に乏しい創作」「被害妄想」「短絡的」「過剰な扇動」「オカルト」であったか否かの検証であって、「言った言わない」や「定義によっては言ったかもしれない」などは大した問題ではないということですね。アメリカの国家戦略や影響力に重点を置いて考えること自体を広義に陰謀論だと解釈できる日本語の曖昧さを利用し、倉山先生がこれ以上ネガティブな印象操作をしていると思われることは得策ではありません。

 Q.マルチレベルマーケティングということはマルチ商法なんでしょ?
 A.違うよ。全然違うよ。
 
 違うよ。全然違うよ。とは [単語記事] - ニコニコ大百科
 http://dic.nicovideo.jp/a/違うよ。全然違うよ。

古いネットネタで恐縮ですが、本件は上記の弁解に近いものがあると思いました。マルチレベルマーケティング(MLM=ネットワークビジネス=紹介販売=リレーションセールス)の略語をマルチ商法とするのは本来は正しいのですが、「合法のマルチ商法(訪販法で多種の規制はある)に似せた違法なマルチまがい商法(無限連鎖講に近い商売)」が社会問題化したこともあって、マルチ商法という単語は陰謀論と同様に相当ネガティブな印象を第三者に与えます。レッテル貼りや印象操作としては最適な単語を出された際、あの短い討論の中で「違うよ。全然違うよ」と返されたことには一定の理解が必要だと私は考えます。

以上、倉山先生はどう思われたでしょうか?

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-12-18 11:01:19

1936ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:38:56
11 ■♪カケキクケコカコ クラヤマ 2/2

【東田剛】嘘だらけの東田剛 三橋貴明の「新」日本経済新聞
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/12/18/korekiyo-75/

表題の「嘘だらけの東田剛」といい文中の「竹中論(ちくちゅうろん):三木谷がいなくても安倍政権はまわる」といい、やはり中野剛志氏はご立腹のようです(笑)。

▼▼▼

以下、本日配信のメルマガからの転載です。

▽▽▽

『三橋貴明の「新」日本経済新聞』 H25/11/27 From 東田剛

最近、中韓の反日行為がエスカレートしており、目に余るものがあります。
保守論壇ビジネスマンたちは、アベノミクスの次は、反中・反韓ブームでひと儲けしようと、浮足立っています。

それにしても、中国による東シナ海上空の防空識別圏の設定は、我が国の安全保障上、かなり深刻な事態です。
反中感情を煽って遊んでいるような場合ではありません。

△△△

紳士協定なのか暗黙の了解なのか、お互い名指しによる批判こそ避けているわけですが、これ絶対、最近『悪中論』を出した上念司氏、『嘘だらけの日韓近現代史』のプロモーションに精力的な倉山満氏のことやん(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:43:43

▲▲▲

三週間前の配信時(上記参照)には、「東田さんの批判の対象は流石に別の人では?」との指摘をべてらんずさんよりいただきましたが、下記を見れば水と油の関係であることが分かります。

●倉山語録
・国土強靭化は諦めてください
・TPPなどくれてやれ
・金融か財政かと言われれば、金融の方が大事です

ああ、上念獄長の本は一冊だけですが、倉山塾長の本は今のところ全てコンプリートしています。倉山氏の歴史観や憲法観については概ね賛同しているので、誤解のないよう念のため。

ポルシェ万次郎 2013-12-18 11:01:40

1937ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:40:03
23 ■Re.#19 ねこですさん

あなたからの質問にお答えしましたので、「あなたの考える通貨発行余力の定義について理解しました」「それでは納得できません」「あなたはそう仰るが、私の考えはこうです」などの返答が欲しかったのです。あと、私が理解できなかった点も挙げておいたので、それについての補足説明もいただければ助かります。

一昨日のバンドオンザランさんもそうですが、質問に対して真摯に回答させてもらったのに、そのあと何のレスポンスもないというのは寂しいです。こちらのコメントを見落としたのかと思い、再掲させていただきました。

▼▼▼

>↑こういう整理は間違ってます

引用するならコピペするなりして、全て正確にお願いしたいところです。

(1)金融・至上主義者(デフレは貨幣現象派―市場原理主義者)
(2)金融・中心主義者(デフレは貨幣現象派―リフレ派)
(3)財政・至上主義者(デフレは総需要の不足派―チャンネルAJER派)
(4)財政・中心主義者(デフレは総需要の不足派―京大学派)

上記が私の書き込みなので、あなたのように微妙に改変されると不都合が生じます。

>財政出動派もリフレ派なのです

あなたの解釈だと、少しでも金融緩和を訴える者は全員「リフレ派」に分類されてしまいます。「金融・中心主義者=デフレは貨幣現象派―リフレ派」で別段問題があるようには思えません。三橋氏や藤井氏がリフレ派を名乗ったことありませんし、仮に名乗らせてくれと頼んでも、あのリフレ派の面々は絶対認めませんよ。

あと、私はリフレ派にも気を遣い、「デフレは貨幣現象」と主張する中にも二派が存在することを強調、リフレ派のことを新自由主義者だとした単純なレッテル貼りはやめようという趣旨でこのような分け方をさせてもらっています。なので、何か基本的な部分で誤解されているように感じました。

追記:以前から書いていますが、「デフレは活動貨幣現象」なら広義の意味で正しいかと。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 22:55:50

▲▲▲

あなたは以前にも「財政出動派もリフレ派なのです」(上記参照)と絡んできたので、齟齬があるのなら解決しておきたいと思っています。

ポルシェ万次郎 2013-12-19 16:54:33

1938ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:40:26
28 ■Re.#27 ねこですさん

>貴殿が私から返答待ちしている項目は何ですか?
>簡潔明瞭に書いて下さい

あなたは私に「通貨発行余力の定義」に対して質問されましたよね? 私はそれに答えました。ここまで理解できていますか? あとは#23でわざわざ丁寧に例題を挙げて説明させていただいた通り、その回答で納得できたのか否か、逆に質問等々があれば受け付けるから、何かしらの反応を示してくれというのが私からの要望です。これ以上は簡略化して説明できる自信がありません。

他にも私が答えた項目はありますが、そちらについては無視されても特に非礼には当たらないでしょう。まともにコミュニケーションを取る気がないのなら、これ以上のことは欄を汚すことになるので結構です。

ポルシェ万次郎 2013-12-19 18:04:47



29 ■Re.#3 ちぬのうみさん

>日本が隣にあれば、どんな国家でも韓国程度の発展はできる

その逸話は以前からネット等々では有名なもので、少なくとも先日開催された「日・ASEAN特別首脳会議」での出来事ではありません。

インドネシアのアリ・ムルトポ准将の日本擁護 - 本当の日本の歴史
http://create21.iza.ne.jp/blog/entry/2657898/

アリ・ムルトポ准将(インドネシア)やククリット・プラモード元首相(タイ)がそれに近い趣旨の発言をされていますが、私は未だ当該逸話の出典を確認できずにいます。そういう状況なので念のため^^

それはともかくとして、真面目に議論や提案をしようと願った投稿よりも、行儀の悪い誹謗・中傷の応酬の方が盛り上がる環境では、このままコメント欄が先細りしていく感は否めません。。。

ポルシェ万次郎 2013-12-20 14:15:44

1939ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:40:49
45 ■Re.#38 ちぬのうみさん

>誰かも言ってたとうり、過去の会議のエピソードのようですね

いえ、過去の会議のエピソードなのかどうかすらも確認が困難な状況なのです。私も出典さえ見つかれば、あなたのようにガンガン引用したいくらいに思っています。

>しかし、こういったシナチョンの真実をご紹介すると脊髄反射おこして
>クサス輩がコノブログにもはびこっています。
>シナチョンの犬か??情けない。。。
>ただ単純に、イイ話だ、とおもっていただければよかったのに。。興醒めですw

まさかその「クサス輩」が、下記のようなコピペ(某アニメネタ)が好きな私のことではないと思いますが、ここのコメント欄でさすがに「反中反韓 vs 親中親韓」の対立軸はないように思いますよ。昔はHN・釜山港さんとか、面白い投稿者がしましたっけね(「釜山港に帰れw」と言われていた)。

        |\           /|
        |\\       //|
       :  ,> `´ ̄`´ <  ′
.       V            V
.       i{ ●      ● }i
       八    、_,_,     八
.       / 个 . _  _ . 个 ',
   _/   il   ,'    '.  li  ',__

願いから産まれるのが日本人だとすれば、韓国人は呪いから産まれた存在なんだ。日本人が希望を振りまくように、韓国人は絶望を蒔き散らす。しかもその姿は、ちょっとエラの張った人間にしか見えないから性質が悪い。不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災いの種を韓国人は世界にもたらしているんだ。

>宮崎正弘氏のブログ

公開データの分析や診断を得意とする三橋氏に対し、実地での体験や取材といった異なるアプローチを得意とされている方ですね(チャンネル桜の討論でもお馴染み)。私はメルマガのみの読者なのでブログについては存じ上げませんが、中国問題に関して信頼できる方だと思っています。

石平氏に続き、福島香織氏も地上波で見かける機会が増えましたし、あとは青木直人氏、河添恵子氏、宮脇淳子氏、高山正之氏、そして宮崎氏らの出演が増えればいいですよねー。

ポルシェ万次郎 2013-12-20 17:04:30

1940ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:41:06
57 ■Re.#52 ねこですさん 1/2

ここは議論や意見交換を行うことで、「正解」を探していく場だと理解しています。間違った意見を得意気に披露されている方がいれば正さなければいけないと思っており、もちろん、私の方が逆に説得されて意見を改めさせられる機会もあるでしょう。私はプロの言論人でもカリスマでも何者でもない素人なので、自説が間違っていると判断すれば恥も外聞もなく転向します。「財政出動がインフレ要因であるのは、その通りでしょう」とはあなたの弁ですが、そうやって合意を重ねていく建設的な場であることが望ましいです。

>相手(私)がスルーしてるのに

きっかけが私からの質問や感想等々で始まっていたなら、それは内容によっては「返信するに足らない」としてスルーされても構いません。実際、私もレスをくれた人への再レス率は低いです。しかし今回もあなたから質問があったから丁寧に返答させてもらったのに、そのあと何の反応もないとなれば、普通は見落としたか何かだと思うでしょう。

>相手が拒否をしているのに、
>相手の意思を決して尊重しようとはしない、
>自己中心的な態度、かつ偏執的

あなたはこれまで拒否の意思を明確に示しておりません。もしも「あなたの主張には納得させられた。これでは返答のしようもない(返答したくない)。勝手にスルーしてなかったことにしたいから、どうか察してほしい」などと考えているのなら、それこそ相手の好意を無にする自己中心的な態度ではないでしょうか?

「そんな不誠実な相手なら、こちらも無視してやればいいのに。正直どうでもいい」と思っている方もいるでしょうし、私が「偏執的」との指摘は否定しません(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-12-20 19:43:38

1941ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:41:22
58 ■Re.#52 ねこですさん 2/2

>議論をしたいのであれば、まず最初に、相手の意思を確認しなさい

ここは議論、情報交換、質問その他、ユーザー間のコミュニケーションが前提となっている場所です。それ以外の迷惑な目的の方は書き込み禁止をくらったりもします。毎回確認が必要ですか?

それならあなたは「通貨発行余力の定義について、質問させていただいてよろしいでしょうか?」といった具合に、相手(当方)の意思を事前に確認したのかと問いたいです。ほかにも「公共事業がデフレを解消するって、本当ですか?」などと私に質問されていますが、事前に議論の意思や質問の是非を確認された覚えはありませんよ。

>相手がスルーしたなら議論する意思がない、と判断できませんか?

やはりできるわけはありませんが、今回の書き込みにより、あなたが議論するつもりがない人だということだけは伝わりました。今後もエントリー本文やユーザーコメントに反論を述べ、再反論があってもスルーするスタイルで「布教」を続ければいいと思います。

>おい! しっかりしろ!

続 日本は世界一の緊縮財政国家|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11541471921.html
 政府支出の増加率(年平均ランキング) ※2000〜2010年
 http://hirohitorigoto.info/data/097_2_lb.jpg
 政府支出増加率と名目GDP成長率の関係 ※1990〜2012年
 http://hirohitorigoto.info/data/098_2_lb.jpg

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 世界各国過去32年分データを解析:政府総支出と名目GDPの相関関係極めて高い。小泉政権は政府総支出増加も名目GDP増加も世界最低水準!デフレ日本には大胆な財政出動必要!!
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-563.html

リフレ派の人が一番熟読すべきは、上記にあるような過去の事実関係(政府総支出の増加率と名目GDP成長率との相関関係)だと思います。需要は為替だけでは決まりませんし、資産効果や円安効果のみではデフレを止められるだけの力は恐らくないでしょう(効果は認めるが遅いし足りない)。あなたもしっかりしてください。

ポルシェ万次郎 2013-12-20 19:43:59

1942ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:42:21
26 ■おみやげみっつ たこみっつ 1/4

>今度のお相手は、古谷経衡氏でございます

前回の「嫁にしたい桜キャスター」佐波優子氏もよかったですが、「散髪屋に連れて行きたい桜キャスター」古谷経衡氏の起用も素晴らしいと思います。WiLLで彼の書いた原稿を何本か拝読しましたが、いずれもクオリティが高く、キャスターより物書きの方が向いているのではと、個人的には思う次第です。

彼オススメの映画「おおかみこどもの雨と雪」を昨日の金曜ロードショーで視聴しました。同じく桜キャスターで、「超映画批評」の管理人・前田有一氏の評価は辛口でしたが、子育てや田舎生活を応援したくなるというか、「雨」の選んだ道(親不孝)に共感できなかったくらいで、普通に感情移入できる作品で私はとても面白かったです。

>「雇用の質も重視するべき」にご賛同下さる方は

賛同いたします。私はフリーランスになった20代前半の頃、或いはその後に会社を作った際、一般的な雇用契約ではなく業務委託契約という形をよく取っておりました。相手方が正社員ではないため、健康保険や厚生年金、雇用保険等々の保険料の負担義務が一切発生しないというメリットがある反面、業務遂行のノウハウや技術が社内に蓄積されないというデメリットがあります。

もちろん、将来が安定しているとはとても言えない雇用形態なわけで、世間では業務委託契約や請負契約についてあまり語られることがないことから、行政や専門家はどの程度把握しているのか、個人的にも気になるところです。

ポルシェ万次郎 2013-12-21 15:51:52

1943ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:42:43
27 ■おみやげみっつ たこみっつ 2/4

【メディアの嘘を見抜け】デフレに関する、絶対に間違っている2つの議論
http://www.nicovideo.jp/watch/1387517503 [桜H25-12-20] 上念司

上記動画を視聴後、腹立ち紛れに即座にメモを取ったのですが、面倒なので以下にそのまま掲載いたします。

藻谷浩介氏の「人口デフレ説」が間違いなのはいい。デフレが原因で出生率が下がることはあっても、その逆は有り得ないので同意する(出生率や生産人口の低下はむしろインフレ要因)。しかしグローバル化をデフレ要因の一部だと分析する勢力に対し、「グローバル化によりデフレは絶対避けられない(運命)」との極論を主張する浜矩子氏(紫ババア)を引き合いに出すこと、これはもう印象操作以外の何物でもない。

そして「相対価格が下がれば必ず別な商品を買うから全体の物価は下がらない」とする上念氏の論も、「相対価格が下がった分を全額貯金するわけではないだろう」といった具合に、またしても極論に対する否定(カウンター)のみを論拠としているので、その中間は考えられないのか、全額貯金はしないがいくらかは貯金に回るだろうことを指摘しておきたい。或いは牛丼屋とハンバーガー屋とコンビニと総菜屋の関係のように、異形態や異業種であっても競争激化の圧力は波及し、全体の物価を押し下げるデフレ要因となることも考慮すべきだ。

もちろん浜矩子氏のように、このことをもってデフレからは抜け出せない(運命)と考えることは明確な誤りだと念を押しておきたい。それこそ、日本以外の国がこれまでデフレに陥っていないことで実証されているわけであるが、リーマンショックに端を発するバブル崩壊後の世界では、この程度のデフレ要因(デフレ圧力)でも弊害が顕在化しかねないことは容易に想像できるだろう。

ポルシェ万次郎 2013-12-21 15:52:17

1944ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:43:00
28 ■おみやげみっつ たこみっつ 3/4

ニコニコ動画で『「デフレの原因」は言い過ぎだが「デフレと無関係」も言い過ぎなのでは?』というコメントを確認しましたが、つまりは私も全く同じ意見だということです。以前にも書きましたが、「自由貿易の促進がデフレ要因であることは認める。しかしデフレ要因だからといって、TPP交渉に反対する理由としては少し弱い。それに同盟国アメリカとのお付き合いもあるだろう」などの意見であれば、私の考えとは違っていても、それはそれで尊重したいと思います。

それでも下記(木下栄蔵・中野剛志・三橋貴明らの論を参考)で整理した通り、インフレ要因とデフレ要因、或いはそれぞれの脱し方も一つではないことだけは合意しておきたいものです。

●インフレ期にすべきこと
【需要の抑制】
 緊縮財政、金融引締、政府支出カット、増税、行革、民営化、PFI、地方分権
【供給の促進】
 生産性の向上、規制緩和、競争促進、非効率部門の淘汰、労働市場の流動化、
 リストラクチャリング、貿易自由化、グローバル化の促進、外需主導型の成長
【行動原理】
 利潤の最大化→「神の見えざる手」が作用(市場原理が働く)
【成功例】
 中曽根政権の専売公社・電電公社・国鉄の分割民営化、レーガノミクス
【失敗例】
 田中政権の国土の均衡ある発展、日米構造協議(内需拡大要求→公共投資増)

●デフレ期にすべきこと
【需要の促進】
 積極財政、金融緩和、公共投資拡大、公的雇用の拡大、減税(投資減税)、
 中央集権(国家的プロジェクトの実行)
【供給の抑制】
 雇用の安定化、規制強化、協調重視、ワークシェアリング、労働者保護、
 貿易管理(貿易保護化)、グローバル化の抑制、内需主導型の成長
【行動原理】
 債務の最小化→「合成の誤謬」が発生(市場原理が働かない)
【成功例】
 高橋是清財政、シャハト時代のアウトバーン建設、ニューディール政策、
 小渕政権・麻生政権の財政出動(規模が小さかったので成功例かは微妙)
【失敗例】
 橋本政権の構造改革・金融ビッグバン・緊縮財政、
 小泉政権の構造改革・郵政民営化・緊縮財政

ポルシェ万次郎 2013-12-21 15:52:39

1945ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:43:19
29 ■おみやげみっつ たこみっつ 4/4

Re.#1 secretary-of-japanさん

>具体的な政策への言及を、お願いしたい

●通貨発行権の行使による物価上昇策各種(数字が上がるほど効果が高い)
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.通貨発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.通貨発行を財源とした支出拡大(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

デフレ脱却へ向けて、通貨を発行してやれることは概ね上記にまとめた通りですが、最も効果的と思われる【3】の方法「通貨を発行し、政府が借りて、使え」を中心に、具体的には下記に挙げた方法を早く採用してよ、人が死んでんねんでーって毎日思っています。

●総理大臣に言わせたい即効性のあるデフレ対策
・およそ2年をかけ、毎年の公共事業費を現在の2倍の基準に引き上げます!
・自衛隊と海保の人数を合わせて5万人増強、防衛費も2倍に引き上げます!
・初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給します!
・高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にします(混雑税の概念)
・消費税は廃止とし、贅沢品のみに課税する「贅沢税」(物品税の進化版)を導入

デフレから脱却できれば、インフレになりさえすれば、日本が抱える問題の殆どは自動的に解決します。供給能力が過剰で毎年余らせている日本のような国に限っては、「質の議論より量の議論」が優先されるべきです。猫の手も借りたくなるくらい忙しくなったときにこそ、朝刊を読みながら優雅にコーヒーを飲み、「ソリティア」をして帰宅するだけの天下り役人をスリム化(賃金カット)、或いは構造改革するのがいいでしょう。何故か賃金が上がらないとかいう場合には、私は別途、再分配政策を持っています。

ポルシェ万次郎 2013-12-21 15:53:01

1946ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:43:33
27 ■今日のエントリー、義和団に包囲されて籠城戦を戦った柴五郎中佐を思い出した。軍隊にポジティブリスト方式はナンセンス 1/4

昨日の藤井聡氏による「まどかマギカ」を考察したメルマガ、2ちゃんねるでスレッドまで立っていてびっくり(笑)。「さくらじ」で古谷経衡氏と語って欲しいなぁ……。中学生の息子さん、次は「Fate/Zero」や「攻殻機動隊(TVシリーズ)」を一緒に観てあげてください♪

まあ、どうせ監督や脚本家らは大して高尚なことを考えてやったわけではないで(アニメ業界の人が国際政治やマクロ経済、思想や哲学について藤井氏や中野氏並みに咀嚼し、最初から何らかの意図を持って表現したとは思えない)、作品の演出について我々が様々な解釈や裏読みをしても、実は何もなかったりするものですけれどね。「エヴァ」が社会現象を起こしたときの居酒屋談義でそう感じました。単純に娯楽作品として楽しめばよろしいかと思います。

そういえば上念司氏、現在の「これは宮崎正弘先生が〜」と同様に、「国土強靭化の藤井聡先生も〜」と連呼していた時期があったのに、最近はとんとご無沙汰ですね^^ 倉山満氏は蘇える銀狼・西田昌司議員への支持は取りやめるのでしょうか?

>「安全保障について、きちんと考えよう!」にご賛同下さる方は

公開初日に映画「永遠の0」を鑑賞しました。原作小説は未読、「漫画アクション」で連載されていた漫画版(こちらは駄作)を流し読みしていた程度の知識で映画館へ。もうそろそろいいだろうということで感想を綴りますが、少しのネタバレも嫌だという方は以下ご注意ください。

現代と当時を行き来する「タイタニック方式」なため、古典やファンタジーではなく「今に続く日本の物語」であることを意識させられ、「ノンポリ用の入門編」としてはよかったと思います(実際、女性やカップルの数も多かった)。私もジャニーズで随一と認めざるを得ないほど、主役を務めた超ひらパー兄さん・岡田准一氏は男前ですしね。序中盤などは特に「命を大切に」「愛する人のために生きたい」という愛の物語なため、サヨク連中が「戦争礼賛だ!」などと曲解できるような隙が一切ありません。

ポルシェ万次郎 2013-12-25 17:40:00

1947ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:44:12
28 ■今日のエントリー、義和団に包囲されて籠城戦を戦った柴五郎中佐を思い出した。軍隊にポジティブリスト方式はナンセンス 2/4

あれをきっかけに大東亜戦争の原因や大儀にまで興味を持ってくれるといいのですが、私としては父母への感謝や郷土愛、公共心や愛国心といったものにも踏み込んで欲しかった……。どういうことかといえば、作中には当然残されているべき遺書の紹介がなく、せめてほかの隊員の遺書を紹介するだとか、父母や兄弟への別れ、或いは神風特別攻撃隊・植村眞久大尉「愛児に遺した手紙」のような、父の顔を知らぬ娘への遺言にも触れて欲しかったと思うわけです。フィクションにノンフィクションを混ぜるわけにはいかなかったのかもしれませんが、それでも遊就館や知覧特攻平和会館を取材するシーンくらいは挿し込めたはずでしょう。

作中では妻との馴れ初めに時間が割かれていたわけではないため、「公(おおやけ)に殉ずる感」がやや足りません(観客が感情移入できるだけの情が足りない)。誤解を恐れずに言えば、自分の妻や娘のみでは私心に見えなくもなく、少なくとも実在する「特攻隊員の遺書というノンフィクション」の感動には及びません。何も難しいことではなくて、実在する遺書をいくつか挟むだけで、2割はよくなったはずなのに残念です。主人公個人の資質(スーパーヒーロー性)が強調されすぎていますが、特攻隊員が皆同じ気持ちで飛び立ったことを、魂のレベルが我々とは違う英雄であったことも描くべきでした。

上官らの悪者感(いいところが一つもない)も気になるところで、「真に無能だったのは陸軍ではなく海軍の上層部」という真実はさておき、あのままだと一部の軍国主義者が全部悪かったのだと誤って捉えられる恐れがあります。あれでは人命軽視の馬鹿たちが残酷な作戦を立案、避けられない運命を主人公がかって出た流れとなり、特攻の意義が同じく自己犠牲が描かれた映画「アルマゲンドン」や「インデペンデンス・デイ」止まりです。なので、数分で済むので下記のような場面を挿入すべきだったように思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-25 17:40:36

1948ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:44:29
29 ■今日のエントリー、義和団に包囲されて籠城戦を戦った柴五郎中佐を思い出した。軍隊にポジティブリスト方式はナンセンス 3/4

▼▼▼

約4,000人の若者を戦場に送り、特攻隊の父と呼ばれた大西瀧治郎海軍中将は敗戦翌日(1945年8月16日)の未明、自分が戦場に送った若者の苦しみを味わうため、長刀で介錯なしに切腹、16時間も苦しんだ末に絶命した。

▲▲▲

ほかには真珠湾攻撃での痛快感、ミッドウェー敗戦での悲壮感が足りません(予算の問題?)。空母の不在云々や兵装の転換云々のセリフなど、真珠湾攻撃やミッドウェーの場面における主人公の「万能感」も、小説『少年H』的な後世の後知恵みたいに思えてきます。

特攻と自爆テロとの違いに触れてくれたのはよかったですね(加えるなら特攻隊員はエリートでした)。あとは、まさか最後のハイライトをカットする気なのではと、ヒヤヒヤしながら観ていた終盤でした。ヤクザの爺さんカッコイイ♪ 私など冒頭の特攻シーンだけでウルっときましたが、残念ながらそれは映画とは直接関係ないわけで、良くも悪くも反戦映画なのと、「今の若者よ、しっかりしろよ」というメッセージが強く込められた作品だったと思います。

<公務員定数>14年度は1203人減の29万7138人に (毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00000031-mai-pol

記事には「海上保安庁や防衛省、外務省などを4144人増員する一方」とありますが、桁が一つ足りないですね。

ポルシェ万次郎 2013-12-25 17:41:02


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板