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マンスリー前科者通信

1848ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:49:05
91 ■公共事業への支出増より、意外にも防衛費を2%強に増額し、軍の総数を30万人強に増員することの方がまだ理解を得やすい(中国効果)。

>わたくし達は生きていくしかありません

>今後の三橋は特に自民党の政治家たちへのインプットに重点を移していきたい

>仕切り直して、考え、動いていきたいと思います

本日エントリーは予想した通りの内容でした。私も全く同じ意見です。70点はあると思って支持していた政治家が実は50点程度だったことが露呈、今回の消費税増税の決断で確定し、しかし周りを見渡せば相変わらず30点以下の総理候補しかいない絶望的な政治状況の中で、次善の策は何かということを建設的に考えなければいけません。

TPP交渉参加が対米開戦(真珠湾攻撃)だとしたら、今回の消費税増税はミッドウェー海戦でボロ負けしたようなもので、日本人として生きる以上、「何故わしらの言うことを聞かない! もうどうなっても知らん。馬鹿には見切りをつける」などと諦めるわけにはいかないのです。

「水際殲滅作戦という考え方を撤回し、兵は地下に潜り、縦横に掘られた地下洞を通じ持久戦に備えよ。戦線を後退させ、サイパン、テニアン、グアム、タラワ、ペリリュー島、硫黄島を要塞化せよ。冷暖房付きの司令室としてしか活用されていない戦艦大和を、艦砲射撃での援護や輸送船に転用して活用すべきだ」みたいな、今からでもやれることを我々は粛々と行うべきと思います。

戦線後退、次からどうするか? 世論がさらに我々寄りとなり、「国民経済主義者」や「機能的財政論者」が増えるまで時間を稼ぐよりほかはありません。安倍総理には得意の外交(対中包囲網)や安全保障(集団的自衛権)の方を頑張ってもらいつつ、「消費税を上げた分で公共事業にバラ撒くのかー!」の批判が成立しない規模の「倍返しの財政出動」を提言、TPP交渉の監視、消費税廃止キャンペーンを行い、「安倍よ、俺たちはいつも見ているぞ」という圧力を常に与えます。

①法人税を下げて消費税を上げるのが正しいみたいな誤ったコンセンサスを覆す
②公共事業費や防衛費を増やし、消費税は廃止するのが正しいとする世論を醸成
③国民経済主義と機能的財政論を掲げた経世済民党(西田銀狼党)を立ち上げる

上記は全てボディブローですが、正しい「政経アニメ」が放映されればノックアウト勝ちすることも可能です。私の原案である必要はありません。ただ、何のコネも実績もない私が幸福の科学出版に政経アニメの企画書を持ち込むと足元を見られ、先方の言い分「エルカンターレ」などが100%挿入される恐れもあります。。。

ポルシェ万次郎 2013-10-02 13:47:16

1849ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:49:42
1 ■ラジオからですが、三橋氏が「レールガン」を見ていたと知って驚き(笑)。あれは美琴のツンデレと黒子の変態ぶりしか見所のないアニメ。

「ぼくは経済のことは分からないが、安倍さんとは親交が深い。彼は公約を必ず守る信義に厚い男だ」という立場の人への批判ならまだ分かります。「おれも経済のことはよく分からなかったが、おまえが勧めるから支持したんだぞ!」と怒ればいいでしょう。しかし三橋氏は自説に最も近い発言をしていたかつての安倍総理や赤池先生を支持しただけのことで、経済理論そのものを間違えたわけではありません。

なので、三橋氏が安倍総理に期待したこと自体を批判するのは筋違いでしょう(ほかの選択肢がなかった以上、弊害も出ていない)。三橋氏がこの先変節し、今の安倍総理と同じような新自由主義的な経済政策を主張し出したそのときは、「裏切ったな!」「最初からTPP参加と消費税増税を狙った似非保守、某国のスパイだったのか!」などと批判すればいいと思います。

>【消費増税】疾風にして勁草を知る、日本草莽はどちらか?[桜H25/10/2]
http://youtu.be/UzSF9UUt4bU

上記動画で水島社長に怒っていいのは東谷暁氏や中野剛志氏くらいなもので、倉山氏が自身のブログ(10月3日エントリー)でチャンネル桜キャスターの降板を示唆するくらいまでキレる意味が分かりません。「財務省の人事ウォッチャー」としてはプライドを傷つけられたかもしれませんが、あれくらいの意見の相違は許容すべきでしょう。まあ、水島社長が勢い余ってKAZUYA氏を馬鹿呼ばわりしたこと(推察)に対しては、親分(塾長)として怒っていいとは思いますが……。

あと、倉山団以外の桜文化人が木下康司事務次官の個人批判に消極的だったのは、安倍総理が彼だけに従属を強いられている確たる証拠がないからであって、国土強靭化の提唱者である藤井聡氏に対して「予算が欲しいのだろう云々」を邪推するのはまだ理屈に合うとしても、あれを三橋氏にも言っているのなら完全に筋違いだと思います。まあ、思えば最初からずっとピリピリムードで一種の緊張関係にあったわけですが、倉山ブログの先月24日付のエントリー「いつも送り付けられてくる三橋メルマガで」という言い草はないですよね^^ そして板挟みの上念獄長。。。

ポルシェ万次郎 2013-10-03 09:37:41

1850ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:50:16
55 ■「弱者に優しい社会であるべき」といった共産党的イデオロギーではなく、税の累進性を高めた方が経済成長率が上がるという理由から消費税廃止! 1/4

Re.#28 やすさん

>三橋先生の仰られていることと、安倍総理のやっていることが、
>あまりにも違い過ぎて、自民党のためにやっているにしては、
>自民党を攻撃する知識や情報を提供しすぎているように

大筋で同意します。ほかには関岡英之氏にしたって、「安倍断固支持」でお仲間の中野剛志氏や東谷暁氏らに茶化されていることと想像されますが、本業の方できちんと正しいことを発信されているので私は何の不満もありません。

▼▼▼

アメが欲しくて、「木下の悪口を言うな」という「保守」言論人のオンパレードなのは、明らかにそいつらのセイでしょ。

 今や
「安倍首相は早くから増税を決めていた」
「官僚を叩くのは良くない」
の大合唱だね

▲▲▲

ついでですが、上記は倉山ブログの10月6日付エントリーから。はて、誰か「木下の悪口を言うな」とか「官僚を叩くのは良くない」とか言っていましたっけね? せいぜい「それもあるが、本質はそこだけではない」との意見を言っていたくらいでしょう。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:38:03

1851ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:50:40
56 ■「弱者に優しい社会であるべき」といった共産党的イデオロギーではなく、税の累進性を高めた方が経済成長率が上がるという理由から消費税廃止! 2/4

「白川を討て!」や「河野人事に不同意せよ!」までは多くの賛意を得られましたが、「木下を討て!」については説明不足だったことが倉山満氏の失敗だったと思います。「官僚の個人批判に反対なわけではないが、それをメインに据えられても視聴者はピンと来ない。問題がチープ化する。あなたの運動の邪魔はしないが、我々も全く一緒の考えとは思われたくない」というのが水島社長の本音だったのではないでしょうか?

かつて勝谷誠彦氏が「役人にトレーサビリティを導入すべき」とか言っていましたが、官僚の仕事に対し責任や評価を明確にするのは私も大賛成です。しかしながら倉山氏、官僚の行動原理や出世欲についての説明が足りていないから、彼のコーナー丸々マニアックな財務省人事の話とかされても視聴者は置いてけぼりです。以前から違和感を覚えておりました。

また、彼が嫌悪する「ケインズ派(機能的財政論者、国民経済主義者)」の言論人についても、「消費税増税のマイナス分を緩和するためにも財政拡大が必要」と言っているだけなのに、「財政拡大(アメ=国土強靭化)したいから消費税増税を容認した」みたいな反対の言い方はおかしいと思います。

TPPは農業問題だけではありませんが、国産品の防御力をいくらかでも高める方法を考えたので下記に紹介します。

●作ろう非関税障壁!
・郷土料理への理解や地産地消の促進(週4日以上の米飯給食の義務化など)
・飲食店での産地表示を義務化(やりたい放題の外食チェーンの現状に歯止め)
・産地偽装の厳罰化(やがて真っ当な外国産までも敬遠される事態に誘導する)

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:38:34

1852ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:51:03
57 ■「弱者に優しい社会であるべき」といった共産党的イデオロギーではなく、税の累進性を高めた方が経済成長率が上がるという理由から消費税廃止! 3/4

以下、私の書いた「政経アニメ原案」の作中のセリフから、面倒なので丸ごと引用。

撫子「食料自給率の低い日本はなおさら、既存の食品表示の方もさらに厳格化し、消費者の安全と便益を守る義務がある。スーパーに並んでいる安い食料品を手に取った際、安すぎる価格を怪しいとは思いつつも、加工品や『盛り合わせ』等々で産地表示が曖昧に済んでいるものがあれば、それを言い訳にしてつい買ってしまう家庭の主婦も多いことだろう。中国産や韓国産と書かざるを得ない食料品が増えれば増えるほど、表示義務の複雑化による作業負担とは比べ物にならない恩恵が真面目な国内の生産者にもたらされる。汚染国家の国名表示により消費者心理に訴えかけ、賢明な多くの消費者には国産回帰を促したい。脱デフレを掲げる今、これらは地味ながら非常に効果の高い国産保護の政策となるだろう」

現在ですら外国に比して、日本人の国産信奉は十分すぎるほど高いわけですが、これをさらに「マイナス関税」でも外国産が売れないような状況に持って行くのが狙いです。下記の税制と組み合わせれば相乗効果もあっていいと思います。

●「贅沢税」の課税対象(富の再分配+国産優遇が目的。「物品税」の進化版)
600万円を超える乗用車(欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち)
10万円を超える服飾品(ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち)
5,000円を超える酒類(欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち)

逆進性の高い消費税は廃止とし、代わりに税率10%の上記「贅沢税」を導入、所得税や法人税の「上限」をかつての池田内閣のレベルにまで再び引き上げれば、「異次元の財政出動」との併用で名目7%成長も十分可能と思われます。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:44:23

1853ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:51:29
58 ■「弱者に優しい社会であるべき」といった共産党的イデオロギーではなく、税の累進性を高めた方が経済成長率が上がるから消費税廃止! 4/4

●税の役割
安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべき
景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能に欠ける欠陥税と言える
所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどしてもっと累進性を高めるべき
懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要の抑制。ガゾリン税、酒税ほか

上記を勘案すれば、消費税は「何目的か?」が分からない天下の悪税としか考えれません。ホント、「人が死んでんねんでー」という話なのだから、政治家の先生方には「消費税」から「贅沢税」への移行を真剣に検討してもらいたいです。

追記:上念司氏が「デフレ期にマンデルフレミングモデルが効かないと言っている奴はドンデモ」と言いつつ、チャンネル桜のコーナーでは反論ではなく、「マンデルフレミングモデルとは何か?」の解説しかしていなかった件……。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:44:51

1854ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:52:58
65 ■デフレは活動貨幣現象

Re.#60 削除反対、言論の自由を!さん

書き込みがあるたびにいつも思いますが、「外交・安全保障」の面で三橋支持者が共産党を支持できる理由を羅列してもらえれば幸いです。ああ、千島全島返還を要求しているのが共産党だけだということは評価していますが、あれは南樺太も当然ながら返還を要求すべきと考えます。

第27話:撫子、プ○チンと初会談。/のぞみ、新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話
第29話:APEC開催。/「日本語保護法」を発表。/日韓首脳会談。/北方領土の返還
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第29話

具体的な方法については上記に示した通り。現実もこのように行けばいいのですが(笑)。

Re.#62 くらえもんさん

>①経済学の掟だからマンデルフレミングは正しい
>②ノーベル賞をとってないから、その批判は間違っている

【メディアの嘘を見抜け】新宿→渋谷、外回りに乗ってしまったアベノミクス
http://www.nicovideo.jp/watch/1380866427

この動画の前半ですね。今月の「WiLL」に掲載された三橋氏の秀逸な原稿の何の反論にもなっていません。まあ、あまり学術論争に傾倒して勢力を分散させても仕方がないので、共闘できる部分で協力し合えばいいのですが……。

ただ、異次元の金融緩和について、菊池英博氏は「マイナスだからやめろ」、廣宮孝信氏は「どっちでもいい」と言いますが、今までがやらなさすぎたわけですし、私は資産効果や円安効果を考えると賛成の立場です。弊害が発生するまで、やれるだけやってみればいいでしょう。

※資産効果とは?
資産価格に上昇に起因して、消費や投資が活発になる効果。家計や企業が所持する株や土地の価格が上昇した際に、担保価値が上昇することや所持資産の評価額が増大することによって、消費や投資が活発になるという循環により発生する。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 20:16:10

1855ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:53:22
72 ■高速道路網や高速鉄道網の充実は、効率性と冗長性といった本来は相反するはずの項目の両方で高い効用を発揮。財源はデフレ(国債発行)。

高速道路には「混雑税(渋滞税)」の概念を導入し、鹿しか走っていないような道路は完全無料化、首都高のような混雑する道路は逆に値上げをし、その他の道路も交通量に応じて割引率を決定するのが良いと思います。何でも一律で決めてしまうのはよくありません。富士山の多すぎる登山客を抑制するために料金で負荷をかけるであるとか、金融以外の物流という分野においても、そういった合理的な調整機能が政治には求められます。

27話:撫子、プ○チンと初会談。/のぞみ、新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

既に何度がここで紹介させていただきましたが、高速道路や高速鉄道の在り方について、上記の「政経アニメ原案」のパートで詳細を記しています。民間の活力や競争原理はサービスエリアでのみ発揮されるべきでしょう。このトピックの論考を投稿しようと思っている方がいらっしゃれば、何らかの刺激や発見にはなると思いますので、ぜひお読みいただければ幸いです(リンク末尾「#第27話Bパート」までが一つのURL)。

連日の倉山ブログでの件、そろそろ何か苦言を投稿しようかと思っていたら、コメント欄における読者の方が案外冷静だったので、私の出番は特になさそうです。。。

●占領憲法改正(部分改正)と自主憲法制定(帝国憲法ベースの全面改正)の道筋
1.憲法7条4号の改正(誤字の修正)
2.憲法7条4号と96条の改正(発議要件の緩和)
3.憲法7条4号と96条の改正、憲法9条2項の停止(現実との乖離を是正)
4.憲法7条4号と96条の改正、憲法9条2項と前文の停止(精神を蝕む悪文の抹殺)

ただ、私が筋の悪い南出喜久治氏の「憲法新無効論」を離れ、現実的な上記4つの選択肢に辿り着いた(このトピックで結論を出せた)のは倉山満氏から教わった知識の影響が大きく、そういった点で倉山憲法論や倉山史観については変わらず支持しております。ちなみに当該「政経アニメ」の原案には、「三代目憲法担当大臣(内閣特命)」も登場します。

大学では教えられない歴史講義 憲法七条改正議連(笑) 倉山満の砦
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=841

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:03:35

1856ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:53:47
76 ■追記:リンクを踏むのが面倒な人のため、作中の「国土計画」の触りだけコピペで紹介させていただきます。 1/3

のぞみ「日本の『鉄道網』は文句なしに世界最高であるが、『高速鉄道網(新幹線網)』となると南北に一本の線でしかなく不十分、さらに『高速道路網』は先進国の中で最低レベルに等しい。まずはこの事実、問題意識を国民と一緒に共通したい。強靭なる産業は強靭なる国土(インフラ)に宿る。開発途上国の状況を見ても分かるように、インフラが不十分であれば企業の投資は進まない」

のぞみ「鉄道の運行にはピークロード運賃の導入を。高速道路へは混雑税の概念で、無料化も含めた価格設定の見直しを行う。国土交通省の報告書にも、『一般道は混雑しているにもかかわらず、並走する高速道路には比較的余裕のある区間が全国の65%』とある。世界一財政余裕度の高い日本政府であれば、『高速道路保有・債務返済機構』の抱える35兆円の有利子負債など、財政問題の内に入らない。それらを肩代わりし、いくらか負担を軽減してあげればいい。環状道路や立体交差点の充実まで検討し、渋滞によるあらゆる経済的損失を無くすことを国交省の目標とする。同じく自動車税についても、人口密度や公共機関普及率を勘案し、都市と地方とで差が生じて然るべきだろう」

●高速道路に「混雑税(渋滞税)」の概念を導入した場合の料金シミュレーション
【適用条件】
・4車線以上の区間で、8万台/日以上の交通量……0%OFF(現状維持)
・4車線以上の区間で、6〜8万台/日の交通量……30%OFF
・4車線以上の区間で、4〜6万台/日の交通量……50%OFF
・4車線以上の区間で、2〜4万台/日の交通量……70%OFF
・4車線以上の区間で、0〜2万台/日の交通量……100%OFF(無料)
・暫定2車線(片側1車線)区間……………………100%OFF(無料)

参考:清水草一『高速道路の謎 〜雑学から知る日本の道路事情〜』

※別途、トラックやバスなどの一部車種(業務用)を優遇。曜日や時間帯も考慮する。二輪車は実験的に全線無料とし、新制度導入後に不都合が出れば一部を有料に変更する。

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:36:48

1857ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:54:08
77 ■追記:リンクを踏むのが面倒な人のため、作中の「国土計画」の触りだけコピペで紹介させていただきます。 2/3

のぞみ「これにより、地方路線の殆どは7割引きから無料になる。また、多くが現状維持か3割引きにしかならない東名の惨状ついても、来年2011年に新東名が開通すればかなりの区間で渋滞が改善され、5割引き相当のレベルにまで引き下がるだろう。そして料金を安くした分だけ、それなら高速道路を利用しようかというドライバーの動機へと繋がるため、割引きした分の負担は年間わずか3,000億円前後で済むというのが私の出した試算だ。例えば地方路線についての試算だと、現状から5割引きにした場合、交通量は単純に2倍に増えるとまでは行かないが、1.5倍から1.8倍程度には増え、その経済波及効果の割りに支出は少なく抑えられるというデータも得られている」

のぞみ「具体的な実例も出そう。開通した当初の東京湾アクアラインは、料金が片道4,000円(現在は3,000円で、ETC搭載の普通車に限り800円)で、一日当たりの交通量は約1万台であった。それがどうだろう、昨年2009年に『高速1,000円乗り放題』が実施された段階で、週末や休日の一日当たりの交通量は約4万台を記録した。これは料金を4分の1に引き下げたのに、料金収入総額では微増した日もあるという好例を示している。それだけではない。高速道路によって移動時間短縮の恩恵を授かった人数は、当然ながら同乗者を含めれば通行した台数以上の人数となる。そもそも私は高速道路の建設費や維持管理費を料金収入のみで賄う思想に反対の立場だが、無料化や割引のための補助金を出す我々政府の側も意外と安い負担で済み、大幅値下げとなる国民の側や地方の観光地も当然大喜びで、こういったWin-Winの関係となる調整こそが経世済民、世を經(おさ)め、民を濟(すく)うではないかと思う」

のぞみ「無料化や値下げの話ばかりではない。これは事前の社会実験が必要となるが、首都高速道路の料金を現在の700円から1,000円に値上げすることも予定している。仕事でどうしても必要な、時間をお金で買いたい人の便益を最優先に考えたい。通勤で首都高を利用するような人を私は庶民と思わないが、それらマイカー通勤をしていた人たちが電車を利用する動機に繋がってくれればと思う。私の試算では、300円の値上げが首都高の利用者を5%程度減らす結果となり、渋滞を劇的に緩和することが可能となるだろう」

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:38:01

1858ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:54:35
78 ■追記:リンクを踏むのが面倒な人のため、作中の「国土計画」の触りだけコピペで紹介させていただきます。 3/3

のぞみ「民間による競争原理とやらは、たとえばサービスエリアの運営を異なる会社で交互に配すなど、そういった安全とは無関係な部門で競わせればいいだろう。これは民間ではない、都道府県や市町村が運営する鉄道にも言えることで、駅中のテナント等々は自分たちで囲わず、むしろ民間の参入を促すべきだ」

のぞみ「ついでにもう一つ、首都高を景観の観点から批判する人も多いが、私は個性的でよろしいと思っている。世界初の本格的な都市高速道路網として、海外からも近未来的でCoolだと、首都高を絶賛する声が多いことを付言しておきたい。あのエッフェル塔でさえ、『醜い鉄塔』だとして建設当時は批判を浴びたものだ。固定観念さえ取り払えば、首都高は世界遺産に匹敵するほどの観光資源であるという認識に同意してもらえると思う。これは高速道路だけに限らず言えることであるが、整然とした景観は都市の変化や発展の妨げとなる。ヨーロッパの古都に見られるような一見美しい街並みは、自然災害の多い日本にはそぐわない価値観だ」

ネットユーザー「うおおおー、新名神の高槻から山陽道までを造ってくれ。中国道の宝塚付近の渋滞はもう限界や」 「渋滞による経済損失を考えると、関西のボトルネック区間は早急に完成させるべき」 「 首都高の新料金1,000円、イタリアや韓国より少し高い水準となるが、これくらいなら空いている場合は高速道路を利用しようという気になるわな」

上記は国土交通大臣のぞみちゃんの回ですが、文部科学大臣さくらちゃんが特攻隊の遺書を新成人に読み聞かせる回などもあります。政策のあらゆるトピックに対して「正解」を示したアニメ原案になります。誰かこれで小説でも書きませんか?

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:38:27

1859ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:54:53
56 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 1/5

>現在の日本では、「デフレの原因」について明確な対立点が生まれています。
>すなわち、「デフレは貨幣現象(マネーの量が足りないからデフレ)」派と、
>「デフレは総需要の不足(名目GDPの不足)派との争いです。

それは狭い言論界での「学術論争(勉強会でやれ!)」であって、私にはそれほど国民世論の多くの関心を集めているように思えません。ティーパーティーの弊害に知識人が気づき始めたアメリカでギリギリではないでしょうか?

日本では言論界にならまだしも、政界には積極財政派が誤差の範囲ほどの勢力でしかなく、その彼らですらも政府の中に入れば多勢に無勢、或いは何か強大な勢力に脅されているのか洗脳されたのか「令呪」によってマスター(アメリカ)に強制されているのかは分かりませんが、日頃より講演等々で述べていたような持論を維持できないような悲惨な状況にあります。そして私など、「将来的にデフレを脱却して増税をするにしても、それに消費税を選ぶのは筋が悪い。唯一の長所である安定財源性については通貨発行権で代替ができ、景気の調整機能に乏しい『無慈悲な安定財源(過酷な税制)』でもあるわけで、逆進性が高く国民全体の購買力低下を招く(格差拡大で経済パフォーマンスの低下を招く)消費税はむしろ廃止すべき」といった、富の再分配にまで触れた議論が皆無なことを残念に思っています。

先日放送の「TVタックル」、「政策のレジーム・チェンジが必要」と主張する西田議員ですが、「それならなぜ消費税を上げる?」と大竹まこと氏にもっともな指摘されてしまう酷い有様……。党のスポークスマンとして、党として決めたことの正当性を訴えなければいけない立場、安倍総理や政権を支えなければいけない立場なのは分かりますが、今回の消費税増税の決定という事実がある限り、今後5年は「日本は財政危機ではない」系の主張を自民党議員は封じられたと言っていいでしょう。誰も注目しませんが、実は情報戦という観点からはここが一番手痛い失敗だと私は見ています。

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:47:22

1860ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:55:17
57 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 2/5

>しかし経済危機後の学術界における戦場では、両者は大抵同じ側にいたか、
>少なくともお互いのやり口にけちをつけるようなことはなかった

この辺り、日本の「桜文化人(経済討論)」の中でも同じ状況でしたね。

ケインズ派「デフレは総需要の不足が原因。始まりはバブル崩壊から。財出を!」
リフレ派「デフレは貨幣現象。量的緩和で解決可能。マネタリーベースを増やせ」
デフレ派「デフレは別に悪いことではない。グローバル化と少子高齢化が原因だ」

上記で「リフレ派」にカテゴライズすると不満が出そうなので「デフレは貨幣現象派」と仮称しておきますが、それには上念司氏や田中秀臣氏や倉山満氏のようにデフレ期の財政拡大に反対ではない立場の人と、竹中平蔵氏や渡辺喜美や江田憲司氏のように財政拡大には断固反対の立場の人がいることを付言しておきます。そして前者のグループは必ずしも新自由主義的とは言い切れませんが、後者のグループは前者の10倍はその傾向が強いという違いもあります。「リフレ派に対し、新自由主義者などとレッテルを貼るな」などとつまらない反論をされないためにも、ここはぜひ強調しておきたいところです。

まあ、「日本は財政危機ではない(消費税増税は不要)」という認識が大筋で一致しているのだから、「日本は財政危機だけど消費税増税に反対」という立場の共産党や社民党を含め、協力できる部分は協力すべきだと思いますね。それに倉山氏や田中氏は国土強靭化に非協力的なだけであって、防衛費の増大には賛成なので大いに共闘すべきでしょう。私としては「10年で200兆円でも足りない」と考えている廣宮孝信氏、山本博一氏の考えを最も支持しています。リフレ派には「デフレギャップがある(恐慌経済)」という状態への理解が足りていません。

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:47:56

1861ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:55:36
58 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 3/5

>財政派VSマネタリストの論点が加熱したのは、
>互いが相手側の主張しているものの有効性を疑っているからではなく、
>どちらの方法論がより効果的かというもっと狭い問題を
>焦点にしているからこそなのだ

私が以前より「学術論争」だと言っているのと同じ見解ですね。本日エントリーの冒頭を読み始め、「今日はこの辺りのことを書き込みしようかな〜」と思っていたら、その後に秀逸な見解が紹介されているのを見て「わが意を得たり!」という思いです。「三橋・中野・青木 vs 田中・上念・倉山」によるガチ討論「デフレ脱却のために優先すべき政策は、金融緩和か財政拡大のどちらか?」を面白いと感じるのは我々くらいなもので、日本国民として公共性や公益性を考えた場合、それら「決勝戦」よりもまずは予選突破、「日本は財政危機ではない(消費税増税は凍結せよ)」の発信で共闘してほしいと願っています。

>リソースが遊休状態であり失業がこのような非常に大きな問題と
>なっている中ではスケールメリットは精度よりも重要、
>というカールの考えが示唆するところ、つまりはそうした実験は
>避けることが出来る上に、正当化できない間違いとなるだろう

ホント、思わず引用したくなった気持ちが理解できるほど、全文が惚れ惚れするような素晴らしい分析ですよね。日頃より「デフレ期には質よりも量の議論を」「国家の供給能力を非効率に使った『無駄』を批判するよりも、それをフルに使わず毎年余らせている『無駄』こそ批判されるべき」と言っている私の意見と完全に一致します。供給能力(付加価値の創出能力)をポイント化したにすぎない「子供銀行券」の無駄遣いなどよりも、フィリップス曲線を念頭に置いた、2.0〜3.0%のインフレターゲットを達成できていない失策の方が100倍は罪が重いです。私が首領様なら、政策担当者を銃殺刑にしています。

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:48:26

1862ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:56:04
59 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 4/5

>自身の主張が妥当であっても、相手側のアイデアを自分のアイデアと
>平行して行うことは最悪の場合でも何の悪影響も発揮しないという合意が
>出来ているのであれば、両方を行うことに反対するのは無情というものだろう

これも最近の私の書き込み(下記参照)と同じですね。

▼▼▼

ただ、異次元の金融緩和について、菊池英博氏は「マイナスだからやめろ」、廣宮孝信氏は「どっちでもいい」と言いますが、今までがやらなさすぎたわけですし、私は資産効果や円安効果を考えると賛成の立場です。弊害が発生するまで、やれるだけやってみればいいでしょう。

※資産効果とは?
資産価格に上昇に起因して、消費や投資が活発になる効果。家計や企業が所持する株や土地の価格が上昇した際に、担保価値が上昇することや所持資産の評価額が増大することによって、消費や投資が活発になるという循環により発生する。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 20:16:10

▲▲▲

当該「政経アニメの原案」でもこういったことは分かりやすく記してあるのに、コメントにレスも付かず毎日スルーされるのは悲しい(笑)。三橋ブログのコメント欄の雰囲気、昔と比べて変わりましたよね……。

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:49:01

1863ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:56:26
60 ■続「デフレは活動貨幣現象」。つまりはマネーストックの中の、付加価値の創出や信用創造に繋がるマネーが求められる 5/5

>「貨幣現象派」の中に、デフレ対策云々とは関係なく、
>とにかく政府にカネを使わせたくないからこそ、
>「デフレは貨幣現象」と言っている人たちがいる

ああ何だ、三橋氏も「貨幣現象派」と使っているようなので、「貨幣現象派」という大枠の中に「リフレ派」と「レントシーカー」が存在するという分類で行きましょうか?

・財政派
・貨幣現象派―リフレ派
        ―レントシーカー(竹中、みんなの党)
・デフレ派

上記の方がスッキリしますね。で、「リフレ派は新自由主義的な傾向はあるも、無条件に新自由主義者とは呼べない」という結論でよろしいかと。皆さん、リフレ派への無用なレッテル貼りには気をつけましょう。本日エントリーこそ、「愛国的リフレ派」の人たちに読んでもらいたいです。

●税の役割(当方作成)
安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用できる
景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能に欠ける欠陥税と言える
所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどしてもっと累進性を高めるべき
懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要の抑制。ガゾリン税、酒税ほか

またの再掲で恐縮ですが、コメント欄の「無税国家になれる云々」については、仮に供給過剰な我が国だけはなれるとしても(通貨発行により「安定財源性」をクリアできるとしても)、上記の観点から「無税国家になるべきではない」と私は考えます。高速道路の完全無料化についても同じことが言えます。これでも議論を終わらせることはできますが、行き過ぎた金融緩和の弊害は「フローのインフレ」よりも、むしろ「ストックのインフレ」の方にあります。日本がハイパーインフレを起こす可能性は皆無と言っていいですが、資産インフレや「円キャリー化(海外での穀物やエネルギー価格の上昇、バブルの誘発)」についてはいくらか警戒が必要だと思っています。

しかしながら、「財源はデフレ」という正解を封殺され、主要国から「財源は日本のデフレ(財源は日本のデフレ)」みたいな「日本独り負け」の扱いが続くよりは、国益にとって余程いいのではないでしょうか?

ポルシェ万次郎 2013-10-11 17:49:32

1864ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:56:48
13 ■ドイツの「財政均衡」に倣い、日本は「機能的財政(インフレ率2%)」を憲法に明記せよ。憲法違反した閣僚は5年の公民権停止! 1/4

>「国民の所得水準はコストではなく、購買力である」

まさに「国民国家(民主主義) vs 無国籍企業(グローバリズム)」の戦いですよね。世界中でそうなのでしょうが、安倍総理は後者の喜ぶような政策にばかり熱心な印象です。この戦いは将来歴史を振り返ったとき、「資本主義 vs 共産主義」くらいの意味を持つようになるでしょうね。私など、法人税や所得税だけでなく、社会保障費にも累進性を強化すべきだと思っているくらいです。

平均寿命、治安の良さ、国際成人力調査(読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力)などでトップを走る日本でありますが、失業率の低さ、自殺率の低さなども今後恒久的な安定を図るべきと考えます。この目的の達成のため、ドイツの「財政均衡」を反面教師とし、日本としては「機能的財政(コアコアCPIで2%)」を憲法に明記してはいかがでしょうか? くだらない憲法草案を出す連中、財政均衡主義の石破幹事長らにはぜひご検討願いたいです。

解決すべき問題が明確にある場合の「改善」が得意な日本人ですが、大戦略の方向性が定まっていない場合の、たとえばデフレの今のように「働いたら負け」みたいな状況に陥ったときの方針転換は、比較的不得手ではないかと考えれます。殖産興業や富国強兵を掲げて邁進した明治期のように、現在も上記「機能的財政」や「名目7%(実質5%)の経済成長」みたいに明確な目標が一度決まれば、国民全体で共有できたなら、「やればできる子」な日本の復活は早いと思っています。「適正なインフレ>>>過度なインフレ>>>>>>>>>>>>デフレ」なので、百害あって一利なしのデフレより過度なインフレにでもなってくれた方が、働いて解消(改善)できるだけ、勤勉な日本人にとっては問題解決が容易となります。

ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:06:07

1865ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:57:07
15 ■ドイツの「財政均衡」に倣い、日本は「機能的財政(インフレ率2%)」を憲法に明記せよ。憲法違反した閣僚は5年の公民権停止! 2/4

さて、「マネタリーベースいくら増やしても物価高に影響ないなら素晴らしいね。全世界無税国家じゃん」と上念司氏は仰いますが、①マネタリーベースをいくら増やしても物価高に影響しにくいのは日本のようなデフレの国に限った話であって、全世界に共通する話ではない②私がいつも言っている「税の役割」という観点からも、仮にそうであったとしてもわざわざ無税国家にするメリットはない③前半で単純なマネタリーベースの増加やマネーストックの増加(不活動貨幣の増加)のみが物価に与える影響を問題提起しているのに対し、後半でそれでは通貨発行権を財源とする政府支出の増加(活動貨幣の増加)が制約条件なく無限に可能となるのかみたいなたとえは、両者の属性が別物なためそもそも不適切……などが指摘できると思います。

要は「通貨を発行するだけでは物価や所得の上昇に繋がりにくいので、政府が借りて、民間の所得になるように支出せよ」が正しく、無税国家云々はさておき、政府支出の財源を徴税だけではなく通貨発行でも賄うことは、むしろ我々「ケインズ派」が主張していることでもあるわけです。あと、乗数効果の点から積極的には賛成しませんが、年金や減税、三橋氏が嫌いな「子ども手当て」といった所得移転系の政府支出、高橋洋一氏が主張する「財務大臣が20兆円紙幣1枚を書いて、日銀の国庫に入れればいい。これで2年間の社会保険料を免除できる」や「○億円を国民に直接ばら撒けばハイパーインフレ」なども物価上昇に資する政策で、しかしこれすらも上念氏の言う単純なマネタリーベースの増加やマネーストックの増加とは別物となり、当該たとえに用いるのにはやや不適切となります。

なので、私は以前にも書きましたが、「貨幣数量説派(デフレは貨幣現象派)」はこの辺りの違いを軌道修正しないと、池田信夫氏のような「デフレ派」からいつまでもネチネチ指摘され続けることとなり、かくいう彼らに対しても、そこに気づいておきながら「通貨を発行して、政府が借りて、使え」という正解に辿り着かないのはどういうわけだろうか、「貨幣数量説派(デフレは貨幣現象派)」以上に「ケインズ派」を嫌うのは理屈に合わないだろうと思わずにいられません。

WiLLの最新号、三橋氏の原稿(マンデル・フレミング・モデル批判)のほかには、井上薫氏の原稿(婚外子違憲判決への批判)と巻末の堤堯氏の原稿(真珠湾攻撃前の暗号解読)が素晴らしかったです。

ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:07:48

1866ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:57:37
16 ■ドイツの「財政均衡」に倣い、日本は「機能的財政(インフレ率2%)」を憲法に明記せよ。憲法違反した閣僚は5年の公民権停止! 3/4

#7 エヴォリさん

>高速道路無料化

8日のコメ欄がその話題で盛り上がっていたので、私は下記(抜粋)をお返事しましたよ? 一律無料化はよくないという論旨です(反論歓迎)。

▼▼▼

高速道路には「混雑税(渋滞税)」の概念を導入し、鹿しか走っていないような道路は完全無料化、首都高のような混雑する道路は逆に値上げをし、その他の道路も交通量に応じて割引率を決定するのが良いと思います。何でも一律で決めてしまうのはよくありません。富士山の多すぎる登山客を抑制するために料金で負荷をかけるであるとか、金融以外の物流という分野においても、そういった合理的な調整機能が政治には求められます。

のぞみ「鉄道の運行にはピークロード運賃の導入を。高速道路へは混雑税の概念で、無料化も含めた価格設定の見直しを行う。国土交通省の報告書にも、『一般道は混雑しているにもかかわらず、並走する高速道路には比較的余裕のある区間が全国の65%』とある。世界一財政余裕度の高い日本政府であれば、『高速道路保有・債務返済機構』の抱える35兆円の有利子負債など、財政問題の内に入らない。それらを肩代わりし、いくらか負担を軽減してあげればいい。環状道路や立体交差点の充実まで検討し、渋滞によるあらゆる経済的損失を無くすことを国交省の目標とする。同じく自動車税についても、人口密度や公共機関普及率を勘案し、都市と地方とで差が生じて然るべきだろう」

●高速道路に「混雑税(渋滞税)」の概念を導入した場合の料金シミュレーション
【適用条件】
・4車線以上の区間で、8万台/日以上の交通量……0%OFF(現状維持)
・4車線以上の区間で、6〜8万台/日の交通量……30%OFF
・4車線以上の区間で、4〜6万台/日の交通量……50%OFF
・4車線以上の区間で、2〜4万台/日の交通量……70%OFF
・4車線以上の区間で、0〜2万台/日の交通量……100%OFF(無料)
・暫定2車線(片側1車線)区間……………………100%OFF(無料)

参考:清水草一『高速道路の謎 〜雑学から知る日本の道路事情〜』

※別途、トラックやバスなどの一部車種(業務用)を優遇。曜日や時間帯も考慮する。二輪車は実験的に全線無料とし、新制度導入後に不都合が出れば一部を有料に変更する。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:08:31

1867ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:58:01
17 ■ドイツの「財政均衡」に倣い、日本は「機能的財政(インフレ率2%)」を憲法に明記せよ。憲法違反した閣僚は5年の公民権停止! 4/4

▼▼▼

のぞみ「これにより、地方路線の殆どは7割引きから無料になる。また、多くが現状維持か3割引きにしかならない東名の惨状ついても、来年2011年に新東名が開通すればかなりの区間で渋滞が改善され、5割引き相当のレベルにまで引き下がるだろう。そして料金を安くした分だけ、それなら高速道路を利用しようかというドライバーの動機へと繋がるため、割引きした分の負担は年間わずか3,000億円前後で済むというのが私の出した試算だ。例えば地方路線についての試算だと、現状から5割引きにした場合、交通量は単純に2倍に増えるとまでは行かないが、1.5倍から1.8倍程度には増え、その経済波及効果の割りに支出は少なく抑えられるというデータも得られている」

のぞみ「具体的な実例も出そう。開通した当初の東京湾アクアラインは、料金が片道4,000円(現在は3,000円で、ETC搭載の普通車に限り800円)で、一日当たりの交通量は約1万台であった。それがどうだろう、昨年2009年に『高速1,000円乗り放題』が実施された段階で、週末や休日の一日当たりの交通量は約4万台を記録した。これは料金を4分の1に引き下げたのに、料金収入総額では微増した日もあるという好例を示している。それだけではない。高速道路によって移動時間短縮の恩恵を授かった人数は、当然ながら同乗者を含めれば通行した台数以上の人数となる。そもそも私は高速道路の建設費や維持管理費を料金収入のみで賄う思想に反対の立場だが、無料化や割引のための補助金を出す我々政府の側も意外と安い負担で済み、大幅値下げとなる国民の側や地方の観光地も当然大喜びで、こういったWin-Winの関係となる調整こそが経世済民、世を經(おさ)め、民を濟(すく)うではないかと思う」

のぞみ「無料化や値下げの話ばかりではない。これは事前の社会実験が必要となるが、首都高速道路の料金を現在の700円から1,000円に値上げすることも予定している。仕事でどうしても必要な、時間をお金で買いたい人の便益を最優先に考えたい。通勤で首都高を利用するような人を私は庶民と思わないが、それらマイカー通勤をしていた人たちが電車を利用する動機に繋がってくれればと思う。私の試算では、300円の値上げが首都高の利用者を5%程度減らす結果となり、渋滞を劇的に緩和することが可能となるだろう」

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:08:55

1868ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:58:37
6 ■「海外から投資を呼び込む!」じゃなくて、おまえ(日本政府)が自分で投資しろよという話。「財政余裕度(通貨発行余力)」は世界一なのだから。

デフレギャップがある状態(市場利子率>投資効率)では、いくら通貨を供給(創造)しても民間投資は増えて行かない(支出に繋がらない)という話ですね。先日放送の「報道2001」では、藤井聡氏が少ない発言機会の中で政策のタイミングについて言及されていました。「デフレを脱却しなければ!」の論は以前と比べてテレビでもよく聞かれるようになりましたが、本当にデフレやデフレギャップ(需給ギャップ)の意味を分かって言っているのか疑問な政治家が多いです。

テレビや新聞では「第三の矢が未だ筒の中」との指摘がありますが、私に言わせれば「第二の矢は何処へ消えた?」ですよ。交通インフラを中心に公共事業投資を可能な限り増やし、航空産業や資源エネルギー開発に政府が大幅な研究予算をつけ、国防軍の数を30万人以上に増員するなど、今すぐにでもやるべきことが本来は目白押しです。

「100兆円の埋蔵金が見つかれば、あなたは日本国のために何に使いたいか?」みたいな質問を、バラエティ番組でもいいので、全ての政治家に回答を求めてもらいたい。アンケート結果が集まったところで、「それ、全部やっちゃえばいいじゃん!」という話です。「日本は借金大国なのでお金がない」という誤謬を正せば、緊縮財政派の石破幹事長だって防衛費を大幅に増やせみたいな回答があるでしょう。これがテレビゲームか何かだったとして、日本ほど発展させるのが楽な国家はありません。

>断っておきますが、わたくしは二階氏の「媚中派」的なスタイルが嫌いです

ここにいるみんながそうです。先生、ご安心ください(笑)。ただ、断っておかないとレッテル貼りに利用する人が約1名いますしね。。。

追記:「アンチ三橋」の勢力で、彼らがいうところの「三橋信者」を真摯に説得しようと試みる書き込みを私は未だ見たことがありません。ここのコメント欄でも大手匿名掲示板でも……。私は最良の国家運営を考えることを日頃より趣味としているだけなので、三橋氏の主張(政局分析や政治運動ではなく経済理論の方ね)に何か不備があるのなら、指摘によってぜひ説得されたいと願っています。三橋氏とは友人関係にあるわけでも入信したわけでもないので、納得すれば即座に転向したいと思っています。

ポルシェ万次郎 2013-10-15 09:01:44

1869ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:58:58
14 ■日本「財源は消費税(悲)」、各国「財源は日本のデフレ(嬉)」

Re.#7 正志斎さん

>お金を増やしただけでは…って話しがあるのですが

どんな話があるのか、「……」で省略されては分かりません。今から落ちますが、もう少し詳しく書いてくれれば当エントリーで必ず回答差し上げます。

>先進国はすべてデフレギャップがありますよね

スイスだけとかではなく、全ての先進国でですか? 「デフレに片足を突っ込んでる」などの言い方はできると思いますが、デフレギャップについてどういった認識をお持ちなのか、こちらも詳しくお願いします。

>日本とそれらの国の違いはどう説明されますか?

ご質問の意図をこちらで推察して回答しようかとも思いましたが、やはり意味が分かりません。

ポルシェ万次郎 2013-10-15 10:02:22

1870ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:59:23
50 ■アベノミクス二本目の矢「機動的な財政政策」はいつ始まるのか? もうやったって? いや、これから(国土強靭化計画)っしょ! 1/2

Re.#15 どるまさん

>「過去のことではなく今やってる内容で判断しろ!」
>が口癖の上念グループ

【チャンネルくらら】倉山満が訊く、 第1回 ゲスト 上念司
http://www.youtube.com/watch?v=Ww4k1dO52cg

上記の動画でも言ってますよね。「アジア開発銀行時代に親中だった黒田さんも、日銀総裁になってから頑張ってるんだから別にいいじゃん。仕事で評価した方がいい」をそっくりそのまま、国土強靭化を推進する二階氏にも当てはめるべきで、少なくとも「あの売国親中の二階が〜」云々のロジックはダブルスタンダードと言われても仕方がありません。

Re.#17-20 正志斎さん

>米、英、仏、など全てGDPギャップがマイナスなのに
>コアコアでデフレではないですよね

後半のコアコアCPIは分かるとして、前半の「GDPギャップがマイナス」が何の統計データに基づいているのかがちょっと分かりません。GDPデフレータでしょうか?

ただ、リーマンショック後の各国の対応のように、デフレに陥る危険を察知して事前に対策を施すことは、今の日本のように一旦デフレに嵌ってから動くよりも金融政策は効きやすいとは考えられます。「紐では押せない」状況に移ってからは、より財政政策の重要性が高まるという理解です。

>必要な公共投資の重要性は理解しています。
>しかし過度に期待すると国民の不公平感が高まります

支那(中共)という地球人類に災厄をもたらす危険な敵性国家が隣にある中、国民の不公平感や役人が面倒と感じる差配の手間などよりも、日本の経済規模や軍事力(国土の強靭性)を高めることを最優先に考えるべきです。基地が置かれるべき地域、原発が置かれるべき地域、高速鉄道の駅が置かれるべき地域、そして税金によって救済されるべき地域と、日本は「EU連合」とは違い一つの国民国家なのだから、たとえ自分ばかりが損をしていると感じても、公益のために犠牲になるくらいの気持ちでいたいものです。

ポルシェ万次郎 2013-10-15 19:41:50

1871ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 04:59:42
51 ■アベノミクス二本目の矢「機動的な財政政策」はいつ始まるのか? もうやったって? いや、これから(国土強靭化計画)っしょ! 2/2

そういった観点から、年金需給の世代間格差に関するテレビ報道で、「払い過ぎて損をする世代」みたいな取り上げ方をおぞましく感じています。年金など、税金のようなものと考えれば腹も立たないでしょう。ただこれも消費性向の観点、すなわち経済パフォーマンスへの悪影響を是正する観点から、資産持ちの高齢者まで優遇している現状は見直されるべきと考えています。

SAPIOの最新号に、巻頭から「文部科学省は、税金を食い荒らして国家の屋台骨をボロボロにしたシロアリ官僚の巣窟である」などと書かれていました。国内を循環する自国通貨は使っても消えないので、このような表現には以前から違和感を覚えています。何故なら供給能力が過剰で毎年余らせている国に限っては、質の議論より量の議論が優先されるべきだからです。猫の手も借りたくなるくらい忙しくなったときにこそ、「ソリティア」をして帰宅するだけの天下り役人をスリム化するのがいいでしょう。

>デフレギャップ時にデフレ脱却には公共投資のみというご意見を
>お持ちのように読みましたのでご質問させて頂きました

「交通インフラを中心に公共事業投資を可能な限り増やし、航空産業や資源エネルギー開発に政府が大幅な研究予算をつけ、国防軍の数を30万人以上に増員するなど〜」という「ご意見」を披露しましたが、「公共投資のみ」という指摘には当たらないと思いますよ。私は財政拡大の政策全般に賛成の立場で、緊縮財政(需要縮小政策)の一種といった考え方ができる消費税増税にも当然ながら反対しています。

また、デフレ期の金融政策についても、資産効果や円安効果などの観点から、どちらかと言えば「第一の矢」を支持しているくらいです。ただ、ここで過去に何度も書いていますが、行き過ぎた金融政策はフローのインフレ(究極はハイパーインフレ)についてを心配する必要はありませんし、むしろそちらに振れることを願っているくらいですが、金融政策のみだとインフレ目標を達成する前にストックのインフレ(資産バブル)や「悪性の円キャリー」を招く可能性を危惧しています。デフレ脱却効果(#24のmas.36さんの言葉を借りるなら「貨幣流通速度」)の方がそれらの弊害に「勝った」としても、財政政策を使わずに無駄に時間をかける理由にはなりません。

ポルシェ万次郎 2013-10-15 19:42:14

1872ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:00:03
28 ■いわゆる「古い自民党(派閥政治、利権体質、公共事業)からの脱却」ではなく、「小泉・竹中レジームからの脱却(総括)」が必要 1/2

>別に、総理答弁に難癖をつけたいわけではありませんが、
>脇先生の「具体的な質問」に対し、答弁はあまりにも抽象的です

悪気はないものと思いたいですが、総理の頭の中には「自由貿易は正義」「競争は正義」「無駄遣いは悪」みたいな思想がこびり付いているのでしょう。小泉内閣や第一次安倍内閣のときも、金融緩和(資産効果+円安効果)によって景気やプライマリーバランスを改善できたと思い込んでおり(実際はアメリカの住宅バブルの影響が大きい)、ブレーンの竹中氏に対する信頼は依然として絶大です。個人的には「竹中を討て!」という思い……。

先日のコメ欄にて、質問をするだけしてその後のレスのなかった「デフレは貨幣現象派」の御仁がいらっしゃいましたが、下記に紹介する三橋氏のチャンネルAJERの最新動画を視聴して、この方が何を言いたかったのかがようやく分かりました。

『デフレの原因(後編)③』三橋貴明 AJER2013.10.15(2)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22047537

▼▼▼

Re.#17-20 正志斎さん

>米、英、仏、など全てGDPギャップがマイナスなのに
>コアコアでデフレではないですよね

後半のコアコアCPIは分かるとして、前半の「GDPギャップがマイナス」が何の統計データに基づいているのかがちょっと分かりません。GDPデフレータでしょうか?

ポルシェ万次郎 2013-10-15 19:41:50

▲▲▲

上記は当日の私の書き込み。当然ながら私も潜在GDPを「最大概念の潜在GDP」としてしか考えておりませんでしたが、ここ数年間の平均実績(普段の実力)のような概念として、「平均概念の潜在GDP」というものがグローバルの指標となりつつあることを動画から理解しました。その「壊れた羅針盤」ぶりについては、さらに後半の有料動画で分かりやすく解説されているのでオススメです。

ポルシェ万次郎 2013-10-18 11:44:13

1873ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:00:26
29 ■いわゆる「古い自民党(派閥政治、利権体質、公共事業)からの脱却」ではなく、「小泉・竹中レジームからの脱却(総括)」が必要 2/2

以下、現在やるべき物価上昇の政策をまとめて整理してみました。

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付金(子ども手当て)
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

【1】は資産効果や円安効果を狙った金融緩和、【2】は所得移転、【3】と【4】は確実にGDPの増加が伴う支出となり、数字が上がるほど物価上昇への寄与度は高いと考えます。私は弊害が出ていない限り【1】を否定するものではなく、高橋洋一氏などは【2】についても触れていて、【3】で自衛隊員を増やすことは倉山満氏や田中秀臣氏も触れてはいるけれど、最もデフレ脱却効果の高い【4】の中の国土強靭化に否定的なのは何故だろうかと、以前から疑問に思う次第です。

以下、これまでと今後についてを殴り書きしてみました。

代替案もなかった以上、総裁選よりの安倍支持はやむなし。信じて裏切られた今の状況は「結果論」なので落ち度はなく、よって「総括」も「反省」も「腹切り」も必要なし。改心の可能性を信じたその時点での判断の妥当性と、結末を実際に的中させることとは分けて考えるべき。そして今後も名指しでの安倍批判や麻生批判などを三橋氏が先頭を切ってする必要もなし。もちろん新自由主義的な政策への批判はこれまで通りするけれども、あえて人間関係を悪くするような品位に欠ける批判はメリットがない。その役割は中野ホサ官(メルマガ)にお願いしよう。できれば麻生選挙区の後継を狙いたい。消費税10%の増税阻止、国土強靭化予算獲得でこれ以上の需要減を防ぐ方向に注力しつつ、与党議員の先生方や国民のリテラシー向上が追いつくまで時間を稼ぐのが得策。消費税10%の増税が迫っているので、もはや8%増税を嘆いている段階ではない。あと、幕末じゃないのだから、ケケ中を●●とかはやっちゃダメよ。

ポルシェ万次郎 2013-10-18 11:44:54

1874ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:00:52
9 ■下野している間に経済を勉強したと思わせる発言、「参拝できなかったことは痛恨の極み」の言葉を信じた。改心させられると思っていた 1/2

>民間が合理的に借金返済や預金を増やす以上、
>解決のためには政府の総需要創出しかない

●「デフレは貨幣現象派」の人たちの誤謬
1.行き過ぎた金融緩和の弊害(資産バブルの発生ほか)を無視している
2.目標(インフレターゲット)達成までの時間速度を無視している
3.ストックのインフレとフローのインフレを混同している

要は「日本でハイパーインフレは起こらないけれど、資産バブルには警戒が必要でしょっ!」という話ですね。もう何度も書いていますが、せっかく発行した通貨を政府自身に支出させたがらない理由が分かりません。下記の【3】と【4】を果敢にやるべきです。

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付金(子ども手当て)
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

私は「デフレギャップがある状態(市場利子率>投資効率)からの金融緩和のみでの資産効果による物価上昇<資産バブル」と見ていて、財政拡大を伴わないことで時間がかかることはもちろん、時間をかけても弊害の方が大きくなって失敗する可能性を懸念しています。金融緩和こそ「期待」に依存したカンフル剤(必要性は否定しない)であり、ここからは賛否が分かれるところでしょうけれど、私はデフレを脱却したあとも公的支出の伸びが日本経済を支えるくらいの認識で、政府主導による継続的な研究開発(ロボット、防衛、資源、宇宙ほか)や交通インフラへの投資を希望しています。

ポルシェ万次郎 2013-10-21 10:30:26

1875ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:01:24
10 ■下野している間に経済を勉強したと思わせる発言、「参拝できなかったことは痛恨の極み」の言葉を信じた。改心させられると思っていた 2/2

以下、今朝に配信された倉山塾からのメールより引用。「回答」は当該塾生によるもの。

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#経済学のクイズ

問題:日銀がマネタリーベースをいくら増やしても実体経済のお金の量(マネーストック)が全く増えなかったと仮定すると、日本にどんなメリットあるか答えなさい。
マクロ経済の基本は押えつつも、なるべく面白い回答を書くこと!!

回答1
よく、銀行の当座預金に積み上がるだけと言われます。それを逆手に取って・・・・

銀行に無限に積み上げることができる

銀行の資産が無限大になる

日本の銀行が世界中の銀行を買収できる

ユダヤ国際金融資本(笑)と入れ替わって、日本が世界を影から支配することになる

日本が世界を支配する

回答2
・日銀が輪転機でお札を刷って流しているのに、マネー・ストックが増えない。
・しかし、「お金を燃やそう運動」や「万札をドブに捨てよう運動」が日本中で起こっているとは考えにくい。

つまり、刷って流した筈のお金がどこかに消えていることとなり、物理法則に反する。このことを、「マネタリー・ベースを増やしてもマネー・ストックは増えない」と主張している学者さんたちが、証明してくれる。

結論:日本人がノーベル物理学賞を受賞できる。

▲▲▲

やはり金融緩和の弊害(資産バブル)や為替の概念が抜けているように思います。続きは倉山塾へ♪

ポルシェ万次郎 2013-10-21 10:31:02

1876ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:01:44
33 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」 1/4

>政府の場合は通貨発行権という強権を持っている以上、
>財政的な問題は(少なくともデフレ期は)生じません

はい。日本の場合は通貨発行権により「安定財源性」が確保されているので、それしか長所がない天下の悪税・消費税はとっとと廃止して、所得税や法人税のみならず、社会保障費の負担に至るまで、あらゆる「累進性」を強化すべきです。私は何も共産党や社会党のように弱者の味方をしたいわけではなくて、過去の様々なデータから、その方が経済パフォーマンスが向上するという「国家観」や「大戦略」に基づいた主張をしています。

>土建産業の供給能力が足りないというならば、
>「長期予算」を組むことで、企業の設備投資や雇用拡大を促すべきです

国土強靭化のような長期の「国土計画」や「複数年度予算」が必要なのと、あとは以前にも書きましたが、当面は自衛隊で「工兵(施設科)」を増員し、訓練がてら建設業に従事させるという「裏技」を私は主張しています。若い隊員には大型特殊免許を取得させるなど、職業訓練的な意味合いも持たせています。

公共事業が景気回復のための「単発のカンフル剤」と思われている現状では、やはり信用を欠いて建設業の投資は増えないと思います。「確かに何かを作っているときはいいが、公共事業が完成してしまったあとは景気が落ち込むではないか?」に対しては、「一生作り続けろ!」と言ってやりたいです。その他、「土木」と「クール」で「ドボクール!」などのキャンペーンも有効だと思います。

>「そんなことはない。田舎で土建企業がなくて危険なら、
>都会に移り住めばいい。その方が生産性が高まり効率的だ」

私はそんな増田悦佐氏のような意見や、増田氏と相反する藤井聡氏との中間というか、「駅を核として集約された都市機能が全国に満遍なく分散すればいい」と考えています。つまり、都市という「集中」の全国的な「分散」であり、そうしてできた都市のネットワーク性を強める(高速鉄道網の構築、高速道路料金の混雑税化)ことで、日本列島全体で効率性と冗長性の両方を確保できるという主張になります。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:52:27

1877ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:02:03
34 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」 2/4

下記は本日配信のメルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』より、藤井聡氏の分析。ブログは毎日読んでいるのに、メルマガ登録はまだという方は今すぐ登録♪

▼▼▼

(1)第一の矢だけで十分であり、第二の矢は不要である、それどころか累積債務を増やすだけになるからやってはならない、という意見(金融・至上主義者)

(2)第一の矢だけで十分だけど、第二の矢も併せて行うとより早くその効果が現れるのだから、第一の矢の効果を高めるためにも、第二の矢を打つのも大変結構なことだ、という意見。ただし、過剰な財政政策は、結局はクラウディングアウトやそれに伴うマンデルうフレミング効果などがあり、しかも累積債務を増やしてしまう悪影響(それは、マーケットの中で、累積債務が多いということを過剰に「気にする人々がいる」ということだけでも生じうるもの)があるため、一定程度以下に抑えておく必要がある(金融・中心主義者)

(3)第二の矢だけで十分で、第一の矢は不要だ、むしろ、金融緩和をやりすぎると金融バブルやその崩壊というリスク、より広義に言うなら「金融危機リスク」を助長するだけだから、やってはならない、という意見(財政・至上主義者)

(4)第二の矢こそが「必要」だけど、それだけでは金利が上昇するリスクがあり、クラウディングアウト(ひいては、それを起因としたマンデルフレミング効果)を起こすことから、過剰の金利の変動を抑止するためにも金融政策が「必要」である。しかも、金融緩和はマーケットの期待に肯定的影響を及ぼし得るため、一定程度の水準は「有効」である。ただし、十分な需要を創出しないままに行う金融緩和は、金融バブルやその崩壊という「金融危機リスク」が高まるため、金融政策は適切な水準で行うことが必要である。(財政・中心主義者)

▲▲▲

私も何度か似たようなカテゴライズをしてコメント欄に書き込みましたが、いずれの立場に属する論客、経済学者も、議論の前提として上記くらいは抑えておきたいところです。
ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:53:00

1878ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:02:25
35 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」 3/4

(1)金融・至上主義者(デフレは貨幣現象派―新古典派)
   渡辺喜美、江田憲司、竹中平蔵
(2)金融・中心主義者(デフレは貨幣現象派―リフレ派)
   田中秀臣、上念司、倉山満
(3)財政・至上主義者(デフレは総需要の不足派―AJER派)
   菊池英博、宍戸駿太郎、島倉原、青木泰樹
(4)財政・中心主義者(デフレは総需要の不足派―キョウト学派)
   三橋貴明、藤井聡、中野剛志、柴山桂太

実名を入れ難いだろう藤井聡氏に代わり、私が勝手に(多少強引に)上記を補完してみました。ただ、以前に三橋氏にご紹介いただいた下記の翻訳記事での論考の通り、少なくとも「(2)金融・中心主義者」と「(4)財政・中心主義者」については、「相手側のアイデアを自分のアイデアと平行して行うことは、最悪の場合でも何の悪影響も発揮しないという合意」ができるはずで、ネット動画やオピニオン誌で学術論争はするにしても、協力できる部分で共闘していただきたいと願っています。

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リソースが遊休状態であり失業がこのような非常に大きな問題となっている中ではスケールメリットは精度よりも重要、というカールの考えが示唆するところ、つまりはそうした実験は避けることが出来る上に、正当化できない間違いとなるだろう

(中略)

自身の主張が妥当であっても、相手側のアイデアを自分のアイデアと平行して行うことは最悪の場合でも何の悪影響も発揮しないという合意が出来ているのであれば、両方を行うことに反対するのは無情というものだろう

財政派 VS マーケットマネタリスト ―ブロガー分類学― 道草
http://econdays.net/?p=8601

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ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:53:32

1879ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:02:46
36 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」 4/4

オピニオン誌といえば、WiLL最新号の中野剛志氏の原稿が相変わらず素晴らしかったですね。その中で中野氏は「新自由主義レジーム」と呼称していましたが、私も「小泉・竹中レジーム」からの脱却が自民党、そして安倍内閣の最優先課題だと思っています。

中野氏はケインズを引用し、「新自由主義の蔓延は、『既得権益』の力以上に『思想』の力が大きい」とも仰っていました。確かに竹中氏の例をとってみても、良心の呵責や評価の毀損といったストレスの割りに、彼のパソナの会長としての経済的利益が釣り合っておらず、「既得権益」や「レント・シーキング」だけでは説明がつかないと私も感じておりました。なので、連中は恐らく「競争しない連中は怠惰で許しがたい」「競争を勝ち抜いた俺は偉い(承認欲、アイデンティティ)」くらいに思っていて、そういった「思想」の方がより大きな動機となっていると解釈できます。

ただ、そういったイデオロギーで考えがちな学者(シカゴ学派)、「企業脳」に縛られがちな経営者(楽天社長)、成り上がりの成功者(橋下徹)が新自由主義を志向するのは分からないでもないわけですが、国家全体の調整者たる政治家がこれの影響を受けるのは一体どういうわけか、私は大変疑問に思います。

1.機動的な金融政策(資産バブル発生を注視しつつのカンフル剤。期待の醸成)
2.異次元の財政政策(交通インフラと防衛費を中心とした財政出動。国土計画)
3.中間層に手厚い再分配政策(税と社会保障費の累進性を強化。消費税は廃止)

上記が本来あるべき「瑞穂の国の三本の矢」なので、まずは「小泉・竹中レジーム」「新自由主義レジーム」を言論戦で変えて行くべきと実感する次第です。

つい昨日、十数年振りに映画館へと足を運び、劇場版「まどか☆マギカ」の「叛逆の物語」を鑑賞してきました(宮崎哲弥氏も大絶賛のアニメ作品)。あれは「世界観」とか「概念」とか「解釈」とか、ほかには映像美や音響のクオリティを楽しむ作品で、TV版の初見ほどの衝撃はありませんでした。そして私は「魔法少女」よりも、「政経少女」じゃなかった、「政経女子アニメ」を深夜アニメや劇場版で観てみたいです。そのために4年近くかけて原案まで書いたのですが……。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:55:09

1880ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:03:17
77 ■土木とクールでドボクール、路地スティックにロジクール♪ 1/3

#37 ■無題 ちょりぞうさん

>そんな貧乏人のルサンチマン全開の共産主義みたいな世の中なら、
>新自由主義の方がよっぽどましだわ!

その先の「なぜなら〜」という具体的な説明を拝聴したいところです。

>今ですらもう吐き気がするくらい、ありとあらゆるものが累進かかってるての

社会保険料負担における「掛け金上限制度」、配当所得における「証券優遇制度」が逆累進を助長していますね。法人税や所得税の上限についても、池田内閣やバブル期と比べて年々引き下げられていますね。

私は何も共産革命を起こせとか無茶を言っているわけでなく、消費税についても昔の物品税(下記参照)に戻せとか、そういった「良かった頃を思い出せ」と言っているにすぎません。

●「贅沢税」の課税対象(富の再分配+国産優遇が目的。「物品税」の進化版)
・600万円を超える乗用車(欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち)
・10万円を超える服飾品(ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち)
・5,000円を超える酒類(欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち)

ポルシェ万次郎 2013-10-29 22:52:22

1881ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:03:39
79 ■土木とクールでドボクール、路地スティックにロジクール♪ 2/3

#42 ■ポルシェ万次郎様 freelancer3さん

>「政経女子アニメ」観てみたいです

全51話の制作に5億円くらいかかるので、スポンサーが見つからないとアニメはちょっと難しいです(下記参照)。ラジオドラマとかなら何とか自費でできないことも……。

あらすじ:セーラー服に旭日旗の腕章を付けたビジュアルの地下ダンスユニット「夕刻歌劇団(憂国過激団)」での活動を経て、5人組アイドルグループ「なでしこ☆しすたぁず(撫子妹達)」でメジャーデビューを果たした撫子たち。代表曲「イモートコントロール(イモコン)」や「恋の居飛車穴熊(イビアナ)」などで知られる人気者の彼女らが突然のアイドル引退宣言。「本日の公演をもって、私達なでしす、なでしこ☆しすたぁずは解散いたします。今まで応援ありがとうございました。今後は『アイドル新党なでしこ』を新しく立ち上げ、活動の場を政治の世界へ移したいと思います」、「20年で日本のGDPを世界一にしてみせます!」と仰天プランをぶち上げるが、果たして……。憲政史上初の女性総理が残した言葉「もはや敗戦国ではない」が流行語になるまでを描いた感動ドラマ。

政治アニメ「アイドル新党なでしこ(仮)」、歴史アニメ原案
http://www.zenkasya.com/profile/04.html

#44 ■無題 べてらんずさん

参考文献や引用として作中で紹介している書籍の数々が、一昨日は清水草一氏の名著『高速道路の謎 〜雑学から知る日本の道路事情〜』も売れていましたし、何人かは密かに読んでくれているようです。私はもちろん、自分の脚本があの虚淵玄氏にも負けない内容だと自負しておりますが、別に私の原案でなくて構わないので、ああいったエンターテイメント性を重視した政経アニメを作ることができれば、「スティグリッツ、エマニュエル・トッドも大絶賛」みたいな感じに、日本アニメの存在感を世界に示すことができて痛快だと思っています。

前田有一氏が三橋氏も出ていたチャンネル桜の討論で、「応援した政治家が、総理になってから公約とは違う政策をやり出す。我々は何に期待すればいいのか? 絶望しかない」みたいな趣旨の発言をされていました。私も「魔女化」しそう(笑)。なので、政経アニメのヒットが「解決策」「根本治療」との結論に至った次第です。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 22:54:20

1882ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:04:00
81 ■土木とクールでドボクール、路地スティックにロジクール♪ 3/3

#70 ■ねこですです、こんばんは。 ねこですさん

>↑こういう整理は間違ってます

引用するならコピペするなりして、全て正確にお願いしたいところです。

(1)金融・至上主義者(デフレは貨幣現象派―市場原理主義者)
(2)金融・中心主義者(デフレは貨幣現象派―リフレ派)
(3)財政・至上主義者(デフレは総需要の不足派―チャンネルAJER派)
(4)財政・中心主義者(デフレは総需要の不足派―京大学派)

上記が私の書き込みなので、あなたのように微妙に改変されると不都合が生じます。

>財政出動派もリフレ派なのです

あなたの解釈だと、少しでも金融緩和を訴える者は全員「リフレ派」に分類されてしまいます。「金融・中心主義者=デフレは貨幣現象派―リフレ派」で別段問題があるようには思えません。三橋氏や藤井氏がリフレ派を名乗ったことありませんし、仮に名乗らせてくれと頼んでも、あのリフレ派の面々は絶対認めませんよ。

あと、私はリフレ派にも気を遣い、「デフレは貨幣現象」と主張する中にも二派が存在することを強調、リフレ派のことを新自由主義者だとした単純なレッテル貼りはやめようという趣旨でこのような分け方をさせてもらっています。なので、何か基本的な部分で誤解されているように感じました。

追記:以前から書いていますが、「デフレは活動貨幣現象」なら広義の意味で正しいかと。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 22:55:50

1883ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:04:44
50 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 1/5

#25 ちょりぞうさん

>新しいアク禁基準?いいんじゃない?私を含め三橋批判する人を片っ端から、
>アク禁にして、馬鹿信者だけの道場にすればいいと思いますよ

いえ、三橋批判はOKみたいですよ。誹謗、中傷、議論をする気のない書き込み(コピペ、リンク誘導)が以前から禁止されていて、三橋ブログはほかの著名人のものに比してマナー違反に寛容な措置を取り続けていましたが、アメブロ側の管理の問題もあって、今後はもう少し気をつけてねという今回の勧告になります(私の理解)。

#36 藤原のさん

>日銀が刷って国民1人1人に1000万円ずつをばらまいて、
>その金を2、3年で使うように!とすれば単純にそのお金はすぐに使われるので
>それがそのままの需要になるでしょう?

>なんで公共事業の一本道だけ頭にないんすか。。

下記(当方作成)でいうところの【2】の手段になりますね。今のところ目立って反対している人はいませんが、実行が検討される気配すらもありませんので、啓蒙に向けてぜひ頑張ってみてください。

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付金(子ども手当て)
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

解説:【1】は資産効果や円安効果を狙った量的緩和、【2】は所得移転、【3】と【4】は確実にGDPの増加が伴う支出となり、数字が上がるほど物価上昇への寄与度は高い。弊害が出ていない限り【1】は否定されるものではなく、高橋洋一氏などは【2】についても触れていて、【3】で自衛隊員を増やすことは倉山満氏や田中秀臣氏も触れてはいるが、最もデフレ脱却効果の高い【4】の中の国土強靭化に否定的なのは何故だろうかと、以前から疑問に思う次第。

私が【2】の所得移転系の政策を行うとすれば、それは民主党の掲げた「子ども手当て」のように、既に生んでしまっている家庭にまで給付するのではもったいないので、これから結婚や出産をしようという気にさせる給付の仕方を考えています。

ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:39:53

1884ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:05:09
51 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 2/5

以下、「政経アニメ」の原案から抜粋。

▼▼▼

さつき「内閣府や厚労省のサイトから数字を引いて分析すれば分かる通り、少子化(合計特殊出生率の低下)の主な原因は夫婦の生涯出産数(完結出生児数=夫婦が生涯にもうける子供の平均数)の低下ではなくて、結婚そのものをしない男女の増加、つまりは未婚率の上昇にある。よって初婚に限り20万円、男女いずれも24歳以下の初婚であれば30万円の祝い金を給付して改善を図ればいい。僅かながら給付額に差をつけたのは、もちろん年齢に比例した収入面を考慮してもいるのだけれど、若い内に結婚すべきというマインドを世間にそれとなく醸成させるためだ。これはカップルにとってはいいきっかけで、婚姻届けを出そうか迷っている世の男性の背中を後押しすることになる。加えて国内に限った結婚披露宴や新婚旅行についても、領収証と所得証明となる書類(源泉徴収票、納税証明書など)の提出によって3割の補助が受けられる所得制限付きのキャッシュバック制度を実施する。あとはデフレを脱却して所得が上昇局面へと転じれば、付き合いの長いカップルが結婚を渋る理由の大半は解決するだろう。題して『年貢の納め時作戦』ね。各自治体の役所には専門の相談所も設けよう」

さつき「明確な目的がないままに何となく大学へ進学しても、勉強そっちのけでバイト三昧になるか、社会へ出る時期が遅れた分だけ婚期が遅れる結果となるので、大学の数を減らして専門学校を優遇する方向に舵を切る。一部のエリートや研究者を除き、正社員として働くのは早ければ早いほどいい。反面、義務教育の授業時間を増やすことや給食費の無料化などを党の公約集に入れてあるが、これらは子育ての負担軽減にもリンクし、出生率改善への効果が期待できそうだ。就職して正社員となり、同じ会社に3年くらい勤める頃には、将来への展望や人生設計も明確になるだろう。一人前の社会人になったとの自覚が早まれば、家族を養っていけるとの自信を得るのが早まれば、初婚年齢とその後の出生率の改善に繋がる。結婚さえすれば放っておいても子供は2人くらい生まれるし、実際に数字にもそう反映されている。なので、結婚させてしまうのが一番手っ取り早いわけだが、『理想の子どもの数』と『実際に持つつもりの子どもの数』とのギャップを埋めることも次に重要と考えられる」

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ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:44:29

1885ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:05:33
52 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 3/5

▼▼▼

さつき「アンケート等々の結果でも、結婚した夫婦に『理想の子どもの数』を諦めさせる最大の理由は『経済的な制約』とある。国が限られたリソース(原資)の中で最大の効果を発揮したいと願うなら、第2子の誕生に10万円、第3子の誕生に120万円、第4子以降の誕生には毎回80万円の祝い金を送るのがベストなバランスだろう。第5子以降の誕生には少子化担当大臣より表彰状を授与、第7子以降の誕生には内閣総理大臣より感謝状を授与、第10子以降の誕生には天皇陛下より勲章を授与ともなれば、記録の達成感や愛国心(公共心)でモチベーションの向上に繋がるだろう。民衆党が掲げる『子ども手当て』のような、既に生んでしまった人にまでバラ撒く政策は最悪で、これから生もうとする人に集中してインセンティブを与えるべきだ。さらに、父親の子育てや家族との団欒に充てられるだけの余暇時間が増えるよう、祝日の数を増やすことも大事となる。かつては人口の増大が不安視され、世論や行政がこれを抑制しにかかる動きもあったくらいなので、並行して3人乗り電動アシスト自転車への助成や行政主催の『街コン』なども拡充し、今度は逆に脱少子化の機運を強力に高めるのがいいだろう。そして大事なことは、こうした還付や補助による日本国民への様々な恩恵に対し、普段からちゃんと税金を支払っている高所得者ではない人、毎年正直に所得を申告している事業主などを対象としたい。つまり、アングラ経済からも税金を取りたいと考えたときに、それは逆進性の高い消費税の増税で平等性を求めるのではなく、インフレ率の上昇で広く薄く負担してもらうほか、還付や補助で差をつけるような制度を構築していくべきだと思う」

さくら「1930年代のデフレの時期に出生率が低下したこともあったが、結婚補助や独身者への懲罰的税金、子供は5人といったスローガンや国民的合意、婚姻年齢の引き下げなどの施策により、改善に成功した例もある。あと、恋愛結婚の数はそれほど減っていないわね。お見合い結婚の数が減ったことが大きいので、お見合いの推奨や予算化は必要だと思う。そういった観点から、不妊治療についても通常の医療行為より優遇されるべきだけど、現状はどうなっていたっけ? 独身女性の卵子凍結も容認すべきね」

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ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:45:27

1886ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:06:07
53 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 4/5

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美麗「赤ちゃんポストが不道徳なのは分かるけれど、失われそうな命を救える可能性についても考えたい。捨てられる子供の人生が不幸だろうと言うのなら、捨てることを一度でも考えた両親にそのまま育てられる不幸も考えるべきで、国が最高の教育を与えることで不遇を相殺すればいい。強姦による被害や父親の分からない場合の妊娠を除き、特別な事情のない中絶の一切を禁止する。親が育てないのなら、国が育てればいい。さらに、望まない女性にまで過度に社会進出を促すことは、男女ともに不幸な結果へと繋がる。仕事における男性の優位は腕力だけでなく、手先の器用さや頭脳においても、実力社会である料理人や棋士 における男女の実力差を見れば明らかで、それを否定するのであれば、女性だらけの会社を設立して育児休暇が取り放題な内規にすればいい。理想は現実とは違う。男女の性差、与えられた役割を理解し、社会に守られていることを自覚すべきだ。女性のステータスは今も変わらず結婚や出産であることが現実なのに、厳しい受験戦争や就職活動を強いられた上、結婚や出産の適齢期を逃す結果となって踏んだり蹴ったりだわ。もちろん、男性並みに働きたいという意思と実力の伴った稀有な女性の行動については、その人が女性であることを理由に賃金等々で差別があってはならない。反論やお叱りは歓迎。それが説得力のあるものなら撤回させてもらう」

さくら「まあ、機会が平等であるにもかかわらず、女性でプロ棋士になった人がいないのは事実。男女の実力差は相当あると見ていい。判断を誤れば亡国への道を辿る戦国時代、外交、内政、作戦立案を女性に任せるような大名、女性の能力とやらを活用しようとする進歩的な大名は最後まで登場しなかった。理由は考えなくても分かること」

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ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:45:57

1887ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:06:43
54 ■竹中「♪イノベーション ノートに 書きとめた 言葉」「♪わかり始めた My Revolution(平蔵革命) 規制を壊すことさ 」 5/5

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のぞみ「確かに、男性ほど活発に働けない女性や障害者については、役所がまとめて優先雇用すべきね。そして役所内に保育所を作るのが合理的でいい。なお、共働きは離婚率が高いというデータもあるので、扶養控除の拡充や長子相続の復活を検討すべきかも。働きたい女性の権利を守りつつ、専業主婦でもやっていける社会が本来的に望ましい。フェミニストらによる、専業主婦を選ぶ女性がグウタラであるかのような誘導、『権利を主張する女』の側に立って一緒に戦わない女への敵意は止めさせるべきね。『女性らしさを押し付けてはいけない』とかいう割りに、自らの決して普遍的とは言えない『自立した女性はこうあるべき』という価値観を強要しようとする辺りに、彼女らフェミニストの矛盾や欺瞞を感じる。民衆党の掲げる『子ども手当て』は少子化対策ではなく、人気取りを狙った単なる子育て支援策にすぎない。どうせなら『専業主婦手当て』『家族三代同居手当て』『多世帯住宅手当て』の方が、日本人は幸せになるのじゃないかしら……」

撫子「歪んだ男女の平等を唱え、専業主婦叩きを始めてから少子化に拍車がかかったことは明白だ。今後は専業主婦を増やしまくることで、失業率を低下させて男女の正社員枠を増やし、結婚する人の数と子供を生む女性の数を増やすと共に、子育てに充てる時間と余暇時間を大幅に増やす効果に期待したい。核家族には重税を。これで育児問題のほとんどは解決できるだろう。祖父母にとっては孫の世話がボケの防止に繋がる。孫に対して模範となる言動を日頃より心掛けさせることが、近年増加したとされる暴走老人の改心へと繋がるだろう」

さくら「『さすがに働いてもいないのに、一度も就職していないのに、彼女とこのまま学生結婚はできないよなぁ……』という心理が働くことから、大学進学率に比例して初婚年齢が上がったと仮定する。これは一家の大黒柱となる男性だけでなく、せっかく大学まで行って必死に勉強してきたのに、一度も就職しないまま家庭に入るのは女性の側も抵抗があるだろう。成人年齢や選挙権の付与も18歳に まで引き下げ、結婚可能年齢は男性が17歳、女性が15歳で問題ないし、そうすべき」

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誹謗や中傷じゃなく、反論なら歓迎します♪

ポルシェ万次郎 2013-10-31 14:46:51

1888ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:07:21
51 ■竹中氏はクラウザーさんが言うところの「資本主義の豚」でしょうか? 1/2

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こうした趣旨や行動に、上智大学の渡部昇一名誉教授や、拓殖大学の藤岡信勝客員教授、外交評論家の加瀬英明氏、作曲家のすぎやまこういち氏、「金田一少年の事件簿」で知られる漫画家のさとうふみや氏、月刊「WiLL」の花田紀凱編集長らが賛成し、プロジェクトの賛同人として名前を連ねた。

【慰安婦問題】韓国政府、フランス国際漫画フェスに反日漫画50作出品の暴挙 日本側“倍返し”で論破の構え
http://toanewsplus.blog60.fc2.com/blog-entry-1753.html

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漫画(戦争論)や映画(南京の真実)やネット動画(竹島動画)で対抗する話はよく聞くのに、何で一番効果的と思われるアニメの話は出ないのだろう……。

#36 エヴォリさん

>反対意見求む。

あなたが何度も意見を求められているのを見て、下記で2、3回、私はちゃんと反論というか、意見をさせていただきましたよ(それに対する返信は一度もナシ……)。

ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:03:35 #72
ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:36:48 #76
ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:38:01 #77
ポルシェ万次郎 2013-10-08 22:38:27 #78
ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:08:31 #16
ポルシェ万次郎 2013-10-14 13:08:55 #17

このテーマは既に解決というか、上記で「正解」が出ている問題だと思うので、あとは運動論や方法論について話を進めるべきではないでしょうか?

#40 べてらんずさん

>渋滞状況や他の交通機関への急激な影響を防ぐため、
>利用者が少ない路線から値下げして対応するなら大賛成です

私も同じ意見です。地方などでは、あまり活用されていない高速道路を無料化することで、一般道路の渋滞も緩和されることでしょう。高速道路は「受益者負担」より「混雑税(渋滞税)」の概念で考えるべきで、国民の資産たる交通インフラが「財源や借金償還の問題に起因する適正ではない料金設定」により有効活用されていない、本来の能力を発揮できていない現状を実にもったいなく思っています。

ポルシェ万次郎 2013-11-01 23:47:52

1889ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:07:57
52 ■竹中氏はクラウザーさんが言うところの「資本主義の豚」でしょうか? 2/2

▼▼▼

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付金(子ども手当て)
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

解説:【1】は資産効果や円安効果を狙った量的緩和、【2】は所得移転、【3】と【4】は確実にGDPの増加が伴う政府支出となり、数字が上がるほど物価上昇への寄与度は高い。弊害が出ていない限り【1】は否定されるものではなく、高橋洋一氏などは【2】についても触れていて、【3】で自衛隊員を増やすことは倉山満氏や田中秀臣氏も触れてはいるが、最もデフレ脱却効果の高い【4】の中の国土強靭化に否定的なのは何故だろうかと、以前から疑問に思う次第。

▲▲▲

「財政ファイナンス」による効果的な所得移転の政策の一つとして、昨日は少子化対策について私の意見を書かせていただきました。エヴォリさんの今回の話も、やはり上記の【2】の手段に分類されます。

「アベクロ(安倍内閣+黒田日銀)」が今のところ【1】の手段しかやっていないので、何らかの事情(根強い財政均衡論、債務危機論)で【3】と【4】が実行に移しにくいのであれば、【1】に固執しないで【2】も考えなさいというのが私の主張です。民主党は【3】と【4】を削って【2】をやろうとした(コンクリートから人へ)から私は批判しただけで、より消費性向の高い層に貨幣が流れることは基本的にいいことだと思っています。

「そんな勤労意欲を削ぐかもしれない恣意的な再分配より、付加価値(GDP)の創出といった労働の対価としての政府支出を増やせ」という意見はもっともですが、【2】であれば「デフレは貨幣現象派」の人も賛成してくれる(現政権での実現性が高い)だろうし、「そんなことをすれば日本の財政余裕度(通貨発行余力)が高いことが国民にばれてしまう」「それができるなら何のために逆進性の高い消費税の増税を決めたんだと、国民に怒られてしまう」という懸念以外に、財務省や経産省の役人も反対する理由がありません。

ポルシェ万次郎 2013-11-01 23:48:15

1890ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:08:16
64 ■#55 エヴォリさん

>模擬試験の解答をしてる訳ではないので

あなたの「解答」が「高速道路の完全無料化」ではなく、「高速道路の部分的無料化および値下げ(混雑している首都高は逆に値上げ)」で私と一致しているのなら言うことはないです。

>「高速道路の謎」(清水草一)をやっと手に入れたので、これから読みます

ああ、私のコメントか、コメントで紹介したコンテンツ(政経アニメ原案)を読んでくれていたのですね。昨日も当該書籍が一冊、私のアマゾンリンク経由で発送されていました。。。

まあ、今回も以前の私の書き込みに対する感想はいただけなかったわけですが、何かしらの意見交換ができそうだったのに、足りない部分を補強させてもらったつもりでいたのに、私の意見だけスルーしておいてその後も「反論求む」とやり続けていたから、構ってもらえなくて寂しい思いをしていただけです(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-11-02 00:46:33

1891ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:08:47
25 ■関岡「拒否できない安倍」 1/2

昨日はテレビ大阪「たかじんNOマネー」にVTR出演されていたのに、ご本人からもコメ欄の誰からも紹介がなかったため、出演部分の切り出しを下記に紹介させていただきます。

たかじんNOマネー 2013年11月2日 毒舌王決定戦3 三橋貴明プレゼン
http://video.fc2.com/content/201311033mCkk4YK/

キーワード「三橋貴明」で自動録画されていたので、私はたまたま見られました♪ 恐らく、プレゼン内容のレベルが高すぎて、三橋氏の問題意識や提言に視聴者がついて行けないだろうと思っていたところ、スタジオでの須田慎一郎氏の解説に今回は助けられましたね。同じ天敵とはいえ、この辺りが岸博幸氏や古賀茂明氏とは違うところです。

>韓国の大統領が「千年恨み続ける」などと壮大なスケールの反日

まるで演歌の世界(笑)。日本は「千年感謝を忘れない」国民でありたいですね。

我が国の周辺はヤクザ国家ばかりだとよく言われますが、台湾やフィリピンとは今後もいい関係を築けると思います。以前にも書きましたが、沖縄に続き、台湾の代表が再び甲子園に出場できるような関係に戻れることが理想的です。

ポルシェ万次郎 2013-11-03 15:09:39

1892ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:09:17
26 ■関岡「拒否できない安倍」 2/2

>すなわち、労働分配率が下がっているわけでございます

そもそもの労働分配率も是正の必要がありますが、加えて税と社会保障の累進性(再分配政策)を強化すべきです。

飛ぶように売れるポルシェ、百貨店の高額商品 アベノミクス効果は本物?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131102-00000543-san-bus_all
スズキ・鈴木修会長「増税なら軽自動車よりもダイヤにかけた方がいい」
http://pirori2ch.com/archives/1783137.html

量的緩和の一点張りといい、消費税増税といい、第一次安倍内閣の頃から格差が拡大する方向にばかり熱心で困ります。上記の記事の問題に対しては、やはり下記のような「贅沢税」の採用、消費税廃止の代替が肝要と思われます。

●「贅沢税」の課税対象(富の再分配+国産優遇が目的。「物品税」の進化版)
・600万円を超える乗用車:欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち
・10万円を超える服飾品:ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち
・5,000円を超える酒類:欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち

2013-11-02 23:29:49 #77 エヴォリさん

>ポルシェさん、資料等をよく読みもせず批評するのは失礼かと思い
>差し控えていました。(今もまだ、部分的にしか目を通せていません)
>変にほめると横槍を入れてくるのもいたしね。
>でも、すばらしいと思いましたよ。私だけでなく、
>多くの方々に閲覧してほしいと思います。

納得しました。当該コンテンツ、交通インフラ以外のトピックにも「正解」を示せた自負があるので、ほかの項目についてもお手すきの際にぜひお読みください^^ 単純な「高速道路の完全無料化(民主党案)」ではなく、通貨発行を財源とした「高速道路の部分的無料化および割引(混雑している首都高は逆に値上げ)」なら、私とあなたは同志です。

ポルシェ万次郎 2013-11-03 15:10:01

1893ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:09:38
49 ■#38 boychanさん 1/2

>台湾の代表が再び甲子園に出場
>これは大変良いアイデアです

これは私の「持ちネタ」の中でも、比較的実現可能性の高い部類に入ります。今なら安倍総理か小泉進次郎議員辺りが発言し、金美麗女史が広報すれば、「そんな過去があったのか。知らなかった。ぜひやろう!」といった具合に、日台両国民の間で真剣な議論に発展すると予想されます。主催の朝日新聞や毎日新聞が国民世論に抗いきれないほどに……。

台湾球児の甲子園ストーリー「KANO」、永瀬正敏「背中で演技」(13/10/20)
http://news.livedoor.com/article/detail/8181504/
被災地支援に感謝 小泉進次郎議員が台湾で始球式(13/09/11)
http://www.youtube.com/watch?v=khs6Fp_7jec

ポルシェ万次郎 2013-11-03 17:04:00

1894ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:18:46
50 ■#38 boychanさん 2/2

以下、私の政経アニメ原案「アイドル新党なでしこ!」の中から、関係資料を下記に転載させていただきます。

日本統治時代の甲子園2位、台湾の「嘉農」が映画に-中央社日文新聞
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201205280004

朝日新聞デジタル:高校野球「満州代表の試合結果」 - 甲子園の戦績(選手権)
http://www2.asahi.com/koshien/stats/summer/p48.html(準優勝)
朝日新聞デジタル:高校野球「朝鮮代表の試合結果」 - 甲子園の戦績(選手権)
http://www2.asahi.com/koshien/stats/summer/p49.html(ベスト8)
朝日新聞デジタル:高校野球「台湾代表の試合結果」 - 甲子園の戦績(選手権)
http://www2.asahi.com/koshien/stats/summer/p50.html(準優勝)

●親日本経済連携協定(当方作成)
趣旨:仲良しクラブ。互助会。罰則規定なし。非加盟国に対し排他的にならない
本部:日本国東京都に置く。活動費は日本が全て負担
内容:緩いEPA。その他、観光(修学旅行)、留学生受け入れ、文化交流の促進
条件:GDP10位以下の国と地域。反日教育や領土問題の絡む国は除外。親日国で
会員:日本、台湾、パラオの三ヵ国で発足。以降、タイ、フィリピンなども
活動:毎年一回、加盟国のいずれかでサミットを開く。首脳らのコスプレ集合写真
戦略:鉄道、発電所、武器などで、日本の製品や規格や言語を可能な限り採用
備考:春夏の全国高校野球大会で、台湾の出場枠をそれぞれ2校ずつ設ける

映画は台湾で来年2月27日から公開予定なので、タイミングをその頃に合わせ、今から積極的な外交戦略の準備、展開が求められます。前出の動画で三橋氏が言うところの「安倍内閣是々非々」の「是」の部分、「対中包囲網」「ASEAN外交」「セキュリティ・ダイヤモンド構想」といった大戦略にも合致することでしょう。

ポルシェ万次郎 2013-11-03 17:04:20

1895ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:19:32
66 ■#62 maomasamaoさん

>安倍首相がトルコで語った壮大な「夢」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131103-00000550-san-pol

またも私の創作からの転載で恐縮ですが、203X年07月(第51話)の運行状況は下記の通りとなります。採算性を悪くしても、意地でも朝鮮と支那の通過は避けたいところです。

▼▼▼

●世界のリニア新幹線
・アメリカ:【サンフランシスコ】―【サンノゼ】―【ロサンゼルス】
・ブラジル:【サンパウロ】―【リオデジャネイロ】
・ロシア:【モスクワ】―【サンクトペテルブルク】
・インドネシア:【ジャカルタ】―【スラバヤ】
・中国:【大連】―【瀋陽】
・マレー半島縦断リニア:【バンコク】―【クアラルンプール】―【シンガポール】

●世界の新幹線
・アメリカ:【ワシントン】―【ニューヨーク】―【ボストン】
・インド:【ムンバイ】―【アメーダバード】
・世界横断鉄道(貨物&寝台新幹線):【ボストン】―【ワシントン】―【ロサンゼルス】―【サンフランシスコ】―【シアトル】―【バンクーバー】―【ウラジオストク】―【日本】―【モスクワ】―【ベルリン】―【パリ】―【ロンドン】

※ロンドン―ボストン間は船で移動する、高速鉄道を使った世界一周の旅。九州を周遊するJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」の世界新幹線版といった筆者のイメージ。

●世界の海底トンネル(上記の「貨物&寝台新幹線」が通過)
・宗谷トンネル(約43km):【宗谷岬】―【西能登呂岬】
・サハリントンネル(約10km):【ロシア本土】―【樺太】
・ベーリング海峡トンネル(約100km):【チュコト半島】―【アラスカ】

▲▲▲

上記の私案「世界横断鉄道構想(シベリアルート)」の前提として、千島全島と南樺太の返還か、樺太は最低でもかつて日本最北の中核規模都市であった豊原(ロシア名:ユジノサハリンスク)市域以南の返還を条件とした、日露の平和条約締結が必須となります(具体案有り)。

ポルシェ万次郎 2013-11-03 22:05:47

1896ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:19:49
70 ■#68 べてらんずさん

>欧州からシベリア通して日本まで繋げる計画は
>飯島参与がライフワークと記しており

なるほど、それは知らなかったです。しかしベーリング海峡にトンネルを掘って、さらに北米大陸と繋げるといったぶっ飛んだ案は、さすがに私の当該原案だけだと思いたい……。

▼▼▼

※北海道と樺太では地質に大きな違いがなく、技術的な側面において、宗谷トンネル(約43km)の建設は青函トンネル(53.8km)よりも難しくはないと言われている。宗谷トンネルは稚泊トンネル(北海道の稚内と樺太の大泊との間に運行されていた稚泊連絡船が由来)とも言う。ちなみに英仏海峡トンネル(50.5km)の海底部の37.9kmは世界最長となる。「世界横断鉄道」については、日本の新幹線に代表される大量輸送の高速鉄道ではなくて、レストランやバーが付いた豪華列車のイメージ。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-03 22:33:12

1897ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:20:07
6 ■個人にとってのお金は使えば目の前から消える大切なものだが、マクロ的視野で見たお金は国家の供給能力をポイント化したものに過ぎない。

>人びとが(当局の)約束を信じようと、信じまいと、
>景気を拡張させる効果がある。目の前の橋をつくることによって、
>現実の雇用が生まれるからだ

三橋氏がよく言う「通貨を発行して、政府が借りて、使え」ですね。蘇える銀狼こと、西田議員による「馬牛問答」を思い出します。

1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの買い入れほか)
2.通貨発行を財源とした所得移転(子ども手当て、高速道路無料化、減税ほか)
3.通貨発行を財源とした財政出動(公務員増、防衛費増、公共事業費増ほか)

私も以前に出した内容をアレンジし、上記のようにシンプルにしてみました。【1】にばかり固執するアベクロ(安倍政権&黒田日銀)ですが、【2】をやる代わりに【3】を削るとかでないなら、少子化対策(結婚&出産ボーナス)や高速道路の部分的無料化および割引(混雑している首都高は逆に値上げ)への大盤振る舞いもぜひ検討していただきたいものです。

活動貨幣化、失業率低下や所得増加への寄与度としてはもちろん、【3】>>【2】>>【1】の順番になります。

ポルシェ万次郎 2013-11-05 11:16:41

1898ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:20:29
6 ■自国通貨建て債務を家計にたとえるなら、子供銀行券(お風呂掃除券、肩タタキ券、ポチの散歩券)みたいなもの。財産ですらない。 1/3

>まさに、我が意を得たり! という書評でございます

書評といえば昨日発売の「週刊ポスト」の書評欄に、またしても森永卓郎氏が三橋本の解説をされていましたよ。今回は『「TPP参加」を即刻やめて「エネルギー安全保障」を強化せよ! 安倍総理「瑞穂の国の資本主義」への直言』についてでしたが、安全保障を絡めた森永氏の後半部分の見解は相変わらず意味不明でした(笑)。

それはともかくとして、ああいった「お茶の間でお馴染みの顔」が三橋理論に理解を示してくれていることは心強く(著者を尊敬するとまで書いてくれている)、ここはもうチャンネル桜の経済討論にお呼びして(社長に推薦して)、「対・大竹まこと& 阿川佐和子」というか、こちらの味方になってもらうのがよろしいかと存じます。

視点・論点 「消費税引き上げ何が問題か」 視点・論点 解説委員室NHK
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/119178.html

その森永氏、上記のNHK「視点・論点」に出演された際には、あの菊池英博氏のグラフを引用して自説を語られていましたし、チャンネル桜の経済討論を森永氏のような「見込みのありそうな論客(地上波文化人)をオルグする場」として活用するのが良さそうです。そういった意味では、「そこまで言って委員会」で活躍されている加藤清隆氏なども有力な候補の一人だと思います。

なので、「政治家への正しい経済知識のインプットに努める」のと平行して、「地上派文化人への正しい経済知識のインプットに努める」もご検討をいただければ幸いです。

ついでに、昨日発売の「週刊プレイボーイ」の後ろの方にも、韓国経済に関する記事で三橋氏のインタビューが近影付きで掲載されていましたこともご報告いたします。

>当時、ある若手の政治家の方がクローズアップされておりまして

橋下大阪市長のことですね。彼をモチーフにしてプロットを作っていたら、気がつけば「新自由主義や市場原理主義を醸成する空気(顔のない独裁者)」は「あべしっ!」みたいな(泣)。

ポルシェ万次郎 2013-11-12 12:02:29

1899ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:20:48
7 ■自国通貨建て債務を家計にたとえるなら、子供銀行券(お風呂掃除券、肩タタキ券、ポチの散歩券)みたいなもの。財産ですらない。 2/3

伊勢エビ(本物)の市場価格が突然の爆上げ!  どんだけ偽装してたんだよ…
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-3100.html

また以前に投稿した分の再掲で恐縮ですが、今タイムリーなネタなので下記にご紹介。

▼▼▼

●今すぐ可能な自給率アップの政策
・小中学校の給食の無料化、義務化。土曜授業を再開し、児童は給食後に下校
・給食のメニューは週5日以上の米飯給食の採用を義務とする。パン食は週1なら可
・外食産業にも産地表示を義務化。意外な盲点だが、これだけで国産品が有利に

これだけやった上での自由貿易交渉なら、関税ゼロの交渉だとこちらも大勝はしないが、工業製品の輸出攻勢で相手が先に「ごめんなさい」する可能性に望みがかけられるというものです。しかしながら、今のTPP参加交渉は譲歩しすぎて何をやっているのか理解に苦しみますね。

ちなみに「週に5日以上の米飯給食」については、「地産地消」「郷土料理への理解(食育)」を建前に言い訳が可能です。

ポルシェ万次郎 2013-04-20 17:35:05

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-12 12:03:00

1900ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:21:07
8 ■自国通貨建て債務を家計にたとえるなら、子供銀行券(お風呂掃除券、肩タタキ券、ポチの散歩券)みたいなもの。財産ですらない。 3/3

▼▼▼

TPPは農業問題だけではありませんが、国産品の防御力をいくらかでも高める方法を考えたので下記に紹介します。

●作ろう非関税障壁!
・郷土料理への理解や地産地消の促進(週4日以上の米飯給食の義務化など)
・飲食店での産地表示を義務化(やりたい放題の外食チェーンの現状に歯止めを)
・産地偽装の厳罰化(やがて真っ当な外国産までも敬遠される事態に誘導する)

以下、私の書いた「政経アニメ原案」の作中のセリフから、面倒なので丸ごと引用。

撫子「食料自給率の低い日本はなおさら、既存の食品表示の方もさらに厳格化し、消費者の安全と便益を守る義務がある。スーパーに並んでいる安い食料品を手に取った際、安すぎる価格を怪しいとは思いつつも、加工品や『盛り合わせ』等々で産地表示が曖昧に済んでいるものがあれば、それを言い訳にしてつい買ってしまう家庭の主婦も多いことだろう。中国産や韓国産と書かざるを得ない食料品が増えれば増えるほど、表示義務の複雑化による作業負担とは比べ物にならない恩恵が真面目な国内の生産者にもたらされる。汚染国家の国名表示により消費者心理に訴えかけ、賢明な多くの消費者には国産回帰を促したい。脱デフレを掲げる今、これらは地味ながら非常に効果の高い国産保護の政策となるだろう」

ポルシェ万次郎 2013-10-07 19:44:23

▲▲▲

中国では「国産」ではなく「オーストラリア産」などと逆の偽装をするわけですが、日本のケースはデフレを脱却すればいくらか解消されるものと思いたい……。

ポルシェ万次郎 2013-11-12 12:03:22

1901ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:21:28
78 ■Re.#29 「日本を土建化せんといかん!」 下澤淳さん、その他 1/4

>タイトルは東国原英夫氏が宮崎県知事選や宮崎県知事だった時に叫んでいた。
>「宮崎をどげんかせんといかん!」から閃いたフレーズですが、
>誰か使ってくれませんかね

下記投稿の表題の通り、私は以前から各所で使用していますよ^^

▼▼▼

24 ■明治初期の頃のように、我が国は当面の間、徴税をせずに通貨発行でやっていける。消費税など不要。日本を土建化せないかん!

若者が仕事を選り好みできる時代、タクシーがなかなか捉まらない時代、半年に一回一万円ずつくらい昇給する時代、明日は今日よりもよくなる時代、それら成長や上昇を期待できる時代の到来を私は強く望みます。

日本を無税国家にしたとします。それでもなお民間が貯蓄に励むというのなら、もう毎年赤字国債を発行しまくって予算を組めば良いでしょう。非産油国、或いは先進国で初の無税国家の実現となるわけですが、資源エネルギー関連の「国富」から政府が財源を得ているアラブ諸国とは違い、輪転機を廻して国家財政を賄う超絶金満債権国家日本の誕生です。

国民は勤勉に働き、懸命に貯蓄する、それを政府が借りて使ってあげる(国債発行)、日本の場合はこの流れで問題ありません。

ポルシェ万次郎 2012-06-22 12:08:21

▲▲▲

ああ、「おまえじゃなくて、著名な言論人で」ということであれば、「平成の高杉晋作」こと、中野剛志氏もオピニオン誌「言志」の創刊号(2012-08-01)の表題に使用されていますね。

日本を主語とした電子言論マガジン-言志- 日本を土建化せんといかん! 中野剛志
http://www.genshi-net.com/free_9_13.html

あとは藤井聡氏なども、テレビ大阪「たかじんNOマネー」などで使用されていたように思います。

ポルシェ万次郎 2013-11-16 18:46:55

1902ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:22:59
79 ■Re.#29 「日本を土建化せんといかん!」 下澤淳さん、その他 2/4

高杉晋作といえば、どうしても下記の講釈を思い出してしまいます(笑)。

高杉「そもそも日本国なるは、高天原からはじまる。はじめ国常立命ましまし、続いてイザナギ・イザナミなる二柱の神現れまして……」

伊藤「高杉さん、それは古事記でしょう。わしのエゲレス語では訳せんがじゃ」

高杉晋作の古事記演説
http://www.youtube.com/watch?v=McpAd8bM_ds
花神 総集編 第3回 崩れゆく長州 7
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8872536

上記は「功山寺挙兵」と共に、歴代最高傑作との呼び声が高いNHK大河ドラマ「花神」からの名場面となります。総集編となる4枚組DVD BOXの第一回(DISC-1)は冗長で退屈なれど、芸者・おうの(秋吉久美子)があほ可愛かった♪

井上真央が再来年のNHK大河に主演(2013-11-16)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131116-00000009-nksports-ent

架空の長州藩士・天堂晋助のシーンをカットして、「花神」の大ファンだという三谷幸喜氏辺りに脚本を担当させ、現代の技術と大型予算でリメイクを施せば、「時代劇をモチーフにしたホームドラマ」にしかならないだろう上記に比して、素晴らしい作品が生まれそうです。

激論! コロシアム 2013.11.09 日本に核武装は必要か?(三橋氏の発言は29分から)
http://video.fc2.com/content/20131110vQVZAXHt/&tk=TmpVMU1EVXhPVFk9

上記、動画を発見したのでようやく視聴できました。「街の声(街頭インタビュー)」を含め、核武装反対派は国家観や国益といった概念が欠如していますね。やはり中学三年生で外交史や地政学の授業が必要です。

ところであの番組、私のかつてのクラスメイト・堀潤を筆頭に、能力の低い司会が3人も要らないでしょう。出演者である北野誠氏一人を司会に抜擢すべきです。

ポルシェ万次郎 2013-11-16 18:47:26

1903ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:23:22
80 ■Re.#29 「日本を土建化せんといかん!」 下澤淳さん、その他 3/4

以下、日本が核武装できる条件を整えるための第一歩として、「核保有国になるための条件を明文化する」という私の案をご紹介します。

▼▼▼

●核保有国になるための条件を明文化(核拡散防止条約の改正案)
・既に核保有国であること(該当する国:米、露、英、仏、中、印、巴、北朝鮮)
・過去に核攻撃をされ、自国民を大量虐殺された経験を持つ国(該当する国:日本)
・国連加盟国の投票により、多くの国の承認が得られた場合(該当しそうな国:独)
・上記のいずれかの条件を満たせば、核保有国の資格が無条件で得られる
・ただし、下記のいずれかの規則を破れば、核保有国の資格を即座に失う
1.新たに創設される「核保有税」を滞りなく支払うこと(北朝鮮には厳しい負担)
2.核による先制攻撃は禁止とし、脅しの材料に使ってもいけない(中ロ北を牽制)
3.通常攻撃に対しては、たとえ亡国の危機にあろうとも核で反撃してはならない

解説:常任理事国も賛成せざるを得ない条件に留め、世界中の大半は支持を表明してくれるだろう公平な内容。核保有税の支払い能力のない北朝鮮は早々に保有資格を失い、同じく核保有を狙う他の専制国家についても、費用対効果の面からその動機を失う。このままヨーロッパやロシアの国力が相対的に衰退すれば、高額な税負担の面から、将来的にはイギリスやフランスですら保有の動機を失う可能性がある。

▲▲▲

「俺らは持つけれど、おまえらは決して持つな」「東京を核で火の海にするぞ」は道徳的に許されないですよね。みんなが納得できて、かつ現実的なルール作りを大国日本が主導する必要があります。

ポルシェ万次郎 2013-11-16 18:48:20

1904ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:24:10
82 ■Re.#29 「日本を土建化せんといかん!」 下澤淳さん、その他 4/4

>ならば、どうするべきなのか。皆さんのご意見をお聞かせくださいませ

漫画(戦争論)でも映画(南京の〜)でもなく、政経少女……じゃなかった、政経アニメの世界放映により、日本国民のリテラシー向上と全世界からの支持を集めることがやはり必須となります。これらの実現のために、一番近い位置にいるのが三橋氏(下記参照)だと私は確信しています。

●三橋とは何か? 作家・三橋貴明氏の凄さを徹底分析

1.センスがある:こうして三橋ブログを読んでいる私もあなたもセンスがある(笑)。いわゆる保守系だと分類される文化人にはセンスのある人(自虐史観に侵されていない人)が多いため、「正論」などのアンケートでも「理想の大臣」として三橋氏を挙げる論者は多い。しかし望んだとしても、三橋氏の代わりは誰にでも務まるわけではない。

2.グラフの作成スキルが高い:公的データの収集先が頭に入っていて、エクセルを使ったデータ作成にも慣れている。多くの言論人がある程度自分の主観や印象で語らざるを得ない制約がある中、常に数字を可視化することで説得力を持たせられる。客観性や言葉のウエイトが違ってくる。新鋭の経済作家・山本博一氏などもそうだが、これができる人はいくらでも「物語」を語ることや綴ることができる。せいぜい他人や公的団体が作成した定番のグラフをそのまま引用することくらいしかできない作家との差は大きい。

3.原稿を書くスピードが早い:アンチ三橋も嫉妬せざるを得ない驚きの早さ。書店で平積みされた「三橋コーナー」や発刊スピードは、彼ら商売敵にとっては鬱陶しくて仕方がないことだろう。小説のような情緒や曖昧さが要求される作業はともかく、三橋氏の文章はいつも論理的で美しい。脅威の執筆速度について、「光速のキータッチ」以外の要素としては、飲食店のコース料理を思い浮かべれば分かりやすいだろう。調理を開始する以前の段階から、料理の構成(プロット)はもちろんのこと、必要な下ごしらえ(データ収集とグラフ作成、日々のブログ更新による時事ネタの蓄積)が全て終わっている状態なので、あとは客からの注文(執筆依頼)に応じて用意した素材を加工し、組み立てて提供するだけなのだから、準備ができていない料理人では質でも量でも太刀打ちできない。

ポルシェ万次郎 2013-11-16 18:48:45

1905ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:24:34
95 ■「俺らの上位互換」ということで三橋氏を理解できるが、中野氏や柴山氏のような思想家については「ネタばらし」がないと理解不能

#83 下澤淳さん

>中野さんやポルシェ万次郎 さんのネタだったとは失礼しました

アイデアに著作権はありません。「ネタ被り」はよくあるこってす^^

以下、自衛隊をまずは30万人超に増員する案などは私も投稿していたので、流れに乗って一部を再掲。

▼▼▼

当面、自衛隊で工兵(施設科)を増員し、訓練がてら建設業に従事させるというアイデアはいかがでしょう? 若い隊員には大型特殊免許を取得させるなど、職業訓練的な意味合いも持たせます。ただまあ、公務員化は最終手段というか、本来は長期の国土計画を発表し、「公共事業は真っ先に削減すべき無駄なもの」といった誤ったマインドを根本的に転換させる必要があるでしょうね。秋〜冬の補正予算で異次元な財政出動がたとえ決まったとしても、単発のカンフル剤と思われては建設業の投資は増えないと思います。

「土建屋だけが儲かるのかー!」とか「談合はけしからん!」とか「天下りはズルイ!」みたいな議論は私の中で優先順位が低く、たとえばトリクルダウン理論も実際は成立しないから問題なだけで、あれが本当に成立して経済パフォーマンスが上がるのなら、国家(公共)のために誰かを犠牲にしてでもやった方がいいとすら考えています。

ポルシェ万次郎 2013-09-05 16:28:54

▲▲▲

▼▼▼

33 ■「安倍総理、あなたのソウルジェムは汚れていませんか?」

国土強靭化のような長期の「国土計画」や「複数年度予算」が必要なのと、あとは以前にも書きましたが、当面は自衛隊で「工兵(施設科)」を増員し、訓練がてら建設業に従事させるという「裏技」を私は主張しています。若い隊員には大型特殊免許を取得させるなど、職業訓練的な意味合いも持たせています。

公共事業が景気回復のための「単発のカンフル剤」と思われている現状では、やはり信用を欠いて建設業の投資は増えないと思います。「確かに何かを作っているときはいいが、公共事業が完成してしまったあとは景気が落ち込むではないか?」に対しては、「一生作り続けろ!」と言ってやりたいです。その他、「土木」と「クール」で「ドボクール!」などのキャンペーンも有効だと思います。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 13:52:27

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-16 20:38:08

1906ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:25:03
107 ■刑務所の高齢化(老人ホーム化)は問題。シャリ上げやイジメは日常茶飯事。山本譲司元議員の『獄窓記』は名著。受刑者には職業訓練を!

#103 kinshishoさん

>ソース
http://www.asahi-net.or.jp/~kg8h-stu/homless&shougai.1.1.htm

とりあえずリンク先の文章が長い。なので、それが何の「ソース」で、何を目的に紹介したのかを明確にしてもらいたいです。

>だが、発達障害者にとっては日本は地獄でしかない

諸外国に比して、日本を特別「地獄」とした理由の説明が欲しいです。

>我々は所詮は国や社会の恥部でしかなく、
>まるで膿を排出するかのように追い詰められ、死に追いやられて逝く

多くの日本人にとって、障害者を社会の恥部だなんて発想したこともなければ、死に追いやるほど強く意識してもいないと思いますよ。障害者がテレビに映るだけでクレームの嵐となるらしい韓国社会ならともかく、少し考えすぎではないでしょうか?

私の友人はバイクで事故って首から下が動かなくなりましたが、そうなる可能性は誰にでもありますし、そうなった際にも、我が国では健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が保障されています。「手や足は欲しくない。個性がなくなってしまう」などと、介護や世話をしてくれる人に対しての負い目をまるで感じさせない言動の、乙武洋匡氏のあの神経の図太さをぜひ見習うべきです。

>多分『フランダースの犬』のネロも実際にはあの世で罰せられている可能性は高い

根拠や客観性のない独自の死生観をここ(政経ブログ)で展開されても、どうレスしていいか分かりません。

>何しろ我々障害者がこの世から消えたところで一体何の損失が生じると
>いうのか。恐らくは誰も答えられないだろう

「障害者」や「損失」の定義が広すぎて回答できません。「付加価値を創出しない(所得を生まない)障害者」や「国家的損失」ということであれば、GDPを構成する「民間最終消費支出」が誤差の範囲で縮小するくらいでしょう。

提案や議論ではなく、人生相談でしょうか? 私はコメント欄をページ下部にスクロールする際、「推察」とか「洞察」とかの文字が目に映れば、その書き込みを丸ごとスルーしています。申し訳ない。。。

ポルシェ万次郎 2013-11-17 00:48:26

1907ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:25:27
24 ■一人はみんなのために、一人はみんなのために。大事なことなので2回言いました。力を合わせ、国を富ませる競争に勝利したい 1/2

▼▼▼

急速な景気拡大は一服したが、引き続きプラス成長を維持した。

実質GDP、年率1・9%増…4四半期連続増
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131114-OYT1T00188.htm

▲▲▲

上記について、私は「アベノミクス(量的緩和)による資産効果は一服したが、」がより正しいと思うのですよね。今回の速報値について、ジョネクラさんはどう考えているのでしょう?

※資産効果とは?
資産価格に上昇に起因して、消費や投資が活発になる効果。家計や企業が所持する株や土地の価格が上昇した際に、担保価値が上昇することや所持資産の評価額が増大することによって、消費や投資が活発になるという循環により発生する。

「景気動向指数」において、東証株価指数や新規求人数は先行指標、家計消費支出や実質法人企業設備投資は遅行指標という前提で話を進めます。第1四半期や第2四半期の数値であれば、「まあ待て。実体経済に波及するまでには時間がかかるのだ」で通用すると思いますが、今回の速報値の内訳が出たことで、政府支出を拡大することが「主」であることは誰の目にも明らかです。

A:アクセルがまだ踏み足りない。さらなる追加の金融緩和が必要だ
B:消費税増税を決断したとの報道を受け、消費や投資のマインドが下がったからだ

上記の言い訳くらいしか思い浮かびませんが、せめて下記の【1】から【2】へのシフトを期待したいです。

▼▼▼

●デフレギャップを抱える国で物価を上げるために有効な経済政策
1.日銀による国債やETF(投資信託)などの大規模な買い入れ。資金供給
2.国債を財源とする社会保障費や税金の負担の引き下げ、給付や高速道路無料化
3.国債を財源とする政府最終消費支出の増加(公務員の人員増、公務員の給与増)
4.国債を財源とする公的固定資本形成の増加(交通インフラ事業費増、装備費増)

解説:【1】は資産効果や円安効果を狙った量的緩和、【2】は所得移転、【3】と【4】は確実にGDPの増加が伴う政府支出となり、数字が上がるほど物価上昇への寄与度は高い。弊害が出ていない限り【1】は否定されるものではなく、高橋洋一氏などは【2】についても触れていて、【3】で自衛隊員を増やすことは倉山満氏や田中秀臣氏も触れてはいるが、最もデフレ脱却効果の高い【4】の中の国土強靭化に否定的なのは何故だろうか……。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-17 14:53:52

1908ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:25:51
25 ■一人はみんなのために、一人はみんなのために。大事なことなので2回言いました。力を合わせ、国を富ませる競争に勝利したい 2/2

#11 コメント欄の皆様へ fizzさん

>三橋氏の特徴持ち味を3つ上げてください。
>ヒント:顔のない独裁者

>最後の親心です

昨日、私が丁寧に3つを説明したばかりでしょう。「コメント欄の皆様へ」はいいですが、その肝心のコメント欄をあなたは毎日読んでいますか?

一応下記に再掲。最初で最後の「仏心」です。

▼▼▼

●三橋とは何か? 作家・三橋貴明氏の凄さを徹底分析

1.センスがある:こうして三橋ブログを読んでいる私もあなたもセンスがある(笑)。いわゆる保守系だと分類される文化人にはセンスのある人(自虐史観に侵されていない人)が多いため、「正論」などのアンケートでも「理想の大臣」として三橋氏を挙げる論者は多い。しかし望んだとしても、三橋氏の代わりは誰にでも務まるわけではない。

2.グラフの作成スキルが高い:公的データの収集先が頭に入っていて、エクセルを使ったデータ作成にも慣れている。多くの言論人がある程度自分の主観や印象で語らざるを得ない制約がある中、常に数字を可視化することで説得力を持たせられる。客観性や言葉のウエイトが違ってくる。新鋭の経済作家・山本博一氏などもそうだが、これができる人はいくらでも「物語」を語ることや綴ることができる。せいぜい他人や公的団体が作成した定番のグラフをそのまま引用することくらいしかできない作家との差は大きい。

3.原稿を書くスピードが早い:アンチ三橋も嫉妬せざるを得ない驚きの早さ。書店で平積みされた「三橋コーナー」や発刊スピードは、彼ら商売敵にとっては鬱陶しくて仕方がないことだろう。小説のような情緒や曖昧さが要求される作業はともかく、三橋氏の文章はいつも論理的で美しい。脅威の執筆速度について、「光速のキータッチ」以外の要素としては、飲食店のコース料理を思い浮かべれば分かりやすいだろう。調理を開始する以前の段階から、料理の構成(プロット)はもちろんのこと、必要な下ごしらえ(データ収集とグラフ作成、日々のブログ更新による時事ネタの蓄積)が全て終わっている状態なので、あとは客からの注文(執筆依頼)に応じて用意した素材を加工し、組み立てて提供するだけなのだから、準備ができていない料理人では質でも量でも太刀打ちできない。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-17 14:55:21

1909ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:26:10
2 ■♪残酷な新古典派のテーゼ 平蔵よ神話になれ 1/2

>アベノミクス第一の矢と第二の矢という「普通のデフレ対策」のみを
>やっていれば良かったのです

仮に第三の矢をやるのなら、最近のイタリアに倣い、グーグルやアマゾンなど、海外に本社を持つ多国籍企業に対しては、税金を納めないと広告事業やネット販売を禁止する法案を含めた、税の補足率向上や累進性強化を狙った「再分配政策」であってほしいです。

企業経営者(オーナー)らにとって業績とは、ゲームセンターの得点ランキングみたいなものなので、別に税率が高いからといって働く動機を無くすなどということは決して有り得ません。ああ、スポーツ選手などはもっと分かりやすいかもしれませんね。それでも日本国籍保有者や日本を市場として利益を上げようとする対象からは、取りっぱぐれのない制度を整えておきたいです。

>競争を激化させることで物価を押し下げる
>成長戦略という名の「構造改革」「規制緩和」

私はごく稀に存在する「需要創出に繋がる規制緩和」だけはやっていいと思っていますが、「国際競争力の強化」という名目で規制緩和を訴える連中が言う中身の殆どはインフレ対策なのだから困ります。どうやって少ない需要を分け合おうかと考えているときに、効率化を求められては逆効果ですよね。

私がまだ17歳の頃、佐川急便で荷物の仕分け作業(違法な深夜の10時間労働)をしていたときのことを思い出しました。整理が追いつかず、構内がまだぐちゃぐちゃなときにコンベアを高速にして荷物を流されても、結局は作業効率が低下するだけの結果となります。まずは需給ギャップを埋めて十分な体制が整ってから、少しずつ様子を見ながら開放や緩和で競争を激化させ、効率を追い求めるのが正しいです。

>「緊縮を維持しなければならない。なぜなら、
>景気刺激策は構造改革に対するインセンティブを取り除いてしまう」

私は単に知識人や政治家が馬鹿なだけ(インフレ対策とデフレ対策とを同じ景気対策だと混同しているだけ)かと思っていましたが、日本にデフレ脱却をさせたくない国内外の勢力がいるのですかね?

ポルシェ万次郎 2013-11-18 09:21:12

1910ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:26:42
3 ■♪残酷な新古典派のテーゼ 平蔵よ神話になれ 2/2

ところで下記のチャンネル桜の討論、意外にも上島嘉郎氏が大活躍されていましたね。

【討論!】決定版!在日問題を考える[桜H25/11/16]
http://www.nicovideo.jp/watch/1384526227
http://www.nicovideo.jp/watch/1384527401
http://www.nicovideo.jp/watch/1384526035

日本「在日はほかの外国人に比して恵まれている。特権なのでは?」
在日「日本人に比して恵まれているわけではない。在日特権はない」

動画の中の両者の主張を要約すれば上記のようになりますが、婚外子、貧乏人の子、不細工な両親の子、外国人の子などといった個々の境遇の問題と、「特別に付与された権利」とを彼ら在日は混同していますよね。日本人の子供として日本に生れ落ちたことを、私は宝くじに当たったことのように幸運だったと感じていますが、そうした運が良かったグループ(正会員)と同等の権利を得ようと考えるのがそもそもの間違いだと思います。在日に対しては、アイデンティティが一致しない不幸をただ同情するのみです。

在日は歴史的経緯からなる日本の格別な配慮により、準会員や賛助会員としての特権を与えられているのだと認識すべきでしょう。それを正会員になる手続き(帰化)が面倒だなんて、準会員や賛助会員(特別永住資格ほか)とはそれほど優遇されているのかと、正会員(日本人)や非会員(外国人)が怒るのも無理はありません。

同じ国民国家の一員としての、連帯の甘露や快感を味わえない不幸を経験したならば、子孫のためにも自身の代で決断し、前向きに解決させるすべきだと私は考えます。案外プロ野球ファンのケースと同じで、たとえば関東から関西への引越しをきっかけに、一度巨人ファンから阪神ファンになってしまいさえすれば、一緒になって阪神タイガースを応援する一体感を素直に味わえるような気がします。

ポルシェ万次郎 2013-11-18 09:21:30

1911ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:27:02
6 ■量的緩和については、フローが大してインフレせずに、ストックのみがインフレして行く弊害に気をつけろ。直接給付の方がまだマシか 1/2

>問題は、中央銀行は発行したお金(マネタリーベース)の行き先を
>管理することはできないという点です

財政政策を伴わない金融政策を、私は「網の破れた養殖業」と解釈しています。デフレ脱却のための財政政策は「時間短縮(金融メイン、財政サブ)」などではなく、「必須条件(財政メイン、金融サブ)」である可能性が極めて濃厚です。

>無論、株価が上昇していけば、キャピタルゲインを得た
>(あるいは「得る」)人が消費を増やしてくれるかも知れません。
>そうなれば当然、名目GDPが増えますが、
>株価上昇「のみ」では消費が増えたことにはなりません。

「資産効果」というやつですね。この効果の波及や持続を考える格好の材料として、以下、先日報道された読売新聞の記事をテンプレに使い、3ヶ月後の予想記事を作成してみました。

▼▼▼

実質GDP、年率0・8%増…5四半期連続増

 急速な景気拡大は一服したが、引き続きプラス成長を維持した。

 内閣府が14日発表した2013年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質GDPが7〜9月期に比べて0・2%増と成長率は5四半期(1年3ヶ月)連続でプラスになった。このペースが1年間続くと仮定した年率換算は0・8%増と市場予想を下回った。7〜9月期(年率1・9%増)に続いて減速したものの、公共投資や住宅投資の増加によってどうにか支えられた形となる。

 甘利経済財政相は14日の記者会見で、「日本を代表する大企業では最高益を更新しており、景気は引き続き上向いている」と述べた。

 成長率が鈍化したのは、GDPの約6割を占める個人消費が0・1%の減少に転じたためだ。個人消費は1〜3月期に0・8%増、4〜6月期に0・6%増と高い伸びで景気拡大を主導してきたが、7〜9月期には0・1%の微増にとどまり、プラス幅は縮小傾向にあった。消費税増税前の駆け込み需要も期待されていたが、今回の速報値では政権発足後初の減少となる。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-11-19 12:45:09

1912ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:27:22
7 ■量的緩和については、フローが大してインフレせずに、ストックのみがインフレして行く弊害に気をつけろ。直接給付の方がまだマシか 2/2

>先日来、「国土の脆弱化」という話題を取り上げていますが、
>現在の世界を見ていると「金融の脆弱化」を感じざるを得ません

「エネルギー安全保障の脆弱化」ということで、一年以上前に「フォーブス」へ掲載された、エネルギー源別の発電の安全性を示すデータを紹介します(以下、宮崎正弘メルマガの読者投稿欄に寄せられた日本語訳)。

▼▼▼

エネルギー源      死亡率(1兆kwh当たり死者)  原子力=1   
 石炭(中国)         280,000        3111
石炭(世界平均)       170,000        1889
 石油              36,000         400
 バイオ関連           24,000         267
 石炭(アメリカ)        15,000         167
 天然ガス             4,000          44
 水力               1,400          16
 太陽光(屋上)            440           5
 風力                 150           2
 原子力                 90           1

How Deadly Is Your Kilowatt We Rank The Killer Energy Sources - Forbes
http://www.forbes.com/sites/jamesconca/2012/06/10/energys-deathprint-a-price-always-paid/

▲▲▲

上記の観点からの原発賛成論については、池田信夫氏なども以前からブログで展開されていますね。

太陽光や風力は論外、GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル発電)や榎本藻やメタンハイドレートは有力だとしても、世界的に需要のある原子力技術を、最先端を走る日本が「ゼロ」にするのはとんでもない暴挙です。福島での事故の教訓を生かし、安全な原発を全世界に提供する責務を日本は背負っていると思います。

世界一の潤沢な対外純資産を使い、自分たちだけは好きなだけ化石燃料を買い漁るなど、そのような不道徳は許されるはずがありません。

ポルシェ万次郎 2013-11-19 12:45:33

1913ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:27:42
11 ■Re:#9 mibuさん 1/2

>良い子ちゃんだよね

いや、いつも相当腹黒い提言をしているつもりですが……。私は政治家ではありませんが、政治家や役人は公僕となって腹黒い政策を推進、国民に代わって悪巧みを行うストレスを一手に引き受け、日本の国益を追求すべきと考えています。

>その調子で京都議定書を結んだりして

私は地球温暖化防止の美名の下に、化石燃料を批判するような勢力とは異なります。100人で綱引きを行う際、自分一人だけが頑張っても良い結果に反映されないのと同じことで、エネルギー効率で元々優等生である日本が自ら制約を引き受けるメリットを感じません。温暖化の「害」ばかりが報じられ、「益」の方に注目が集まらないことも不満に思っています。

以下、興味深いデータを追記させていただきます(出典は失念)。

▼▼▼

●日本の主な炭鉱事故
1899年 豊国炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者210人。
1907年 豊国炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者365人。明治期最悪の事故。
1909年 大之浦炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者243人。
1912年 北炭夕張炭鉱(北海道)にて4月と12月に爆発事故。それぞれ死者・行方不明者276人、216人。
1913年 二瀬炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者101人。
1914年 新夕張炭鉱(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者423人。
1914年 方城炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者687人。日本の近代史上最悪の炭鉱事故とされる。
1916年 東見初炭鉱(山口県)にて海水流入事故(鉱区が海域にあったため)。死者・行方不明者235人。
1918年 大之浦炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者376人。
1920年 北炭夕張炭鉱北上坑(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者209人。
1927年 内郷炭鉱(福島県)にて坑内火災。死者・行方不明者136人。
1938年 北炭夕張炭鉱天竜坑(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者161人。
1941年 美唄炭鉱(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者177人。
1943年 長生炭鉱(山口県)にて海水流入事故。死者・行方不明者183人。
1944年 美唄炭鉱(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者109人。

ポルシェ万次郎 2013-11-19 13:23:58

1914ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:28:04
12 ■Re:#9 mibuさん 2/2

1958年 福岡県山田市にある池本鉱業大昇炭鉱にて9月25日にガス爆発が発生。起こり、死者14人。
1960年 中元寺川の増水によって豊州炭鉱(福岡県)で落盤、死者・行方不明者67人。
1960年 北炭夕張炭鉱(北海道夕張市)で2月1日にガス爆発が発生。死者42人。
1961年 上清炭鉱(福岡県)にて坑内火災、死者71人。大辻炭鉱(福岡県)にて坑内火災、救助に入った炭鉱長も巻き込まれ死者26人。
1963年 三井三池炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者458人を出し、第二次世界大戦後の事故では最多の死者数を出す。
1965年 北海道炭砿汽船夕張鉱業所(北海道)にて爆発事故。死者・行方不明者61人。
1965年 三井山野炭鉱(福岡県)にて爆発事故。死者・行方不明者237人。
1970年 三井芦別炭鉱(北海道)にてガス爆発事故。死者5人・重軽傷者7人。
1972年 石狩炭鉱石狩鉱業所(北海道)にて11月2日午後5時48分頃にガス爆発事故。死者31人。
1977年 三井芦別炭鉱(北海道)にてガス爆発事故。死者25人・重傷者8人。
1981年 北炭夕張新炭鉱(北海道)にてガス突出・爆発事故。坑内に59名の安否不明者が取り残されたまま注水作業を開始し、最終的な死者は93人。
1984年 三井三池炭鉱有明抗(福岡県)にて坑内火災。死者83人。
1985年 三菱南大夕張炭鉱(北海道)にて爆発事故。死者62人。

▲▲▲

中国や他の発展途上国など、今でも一次エネルギー採掘現場での死亡事故が多発している中、それらに比して、福島第一原発の事故での死亡者や健康被害は未だ確認されておりません。

ポルシェ万次郎 2013-11-19 13:24:19

1915ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:28:22
15 ■金融緩和のみでのデフレ脱却は、ドラクエで勇者単独でのゲームクリアを目指すような「縛りゲー」。時間がかかる。真面目にやれ! 1/4

>日本の航空会社は我が国の企業でありながら、
>「日本の国家安全保障」について一切念頭にないという話になってしまう

私も航空会社上層部の「平和ボケ」「国家観や危機意識の欠如」の可能性が高いと見ていますが、三橋氏の環境なら今日辺り、安全保障関係と取材が得意な青山繁晴氏に質問してみるのがいいと思います。本日放送の関西テレビ「ニュース アンカー!」は必見ですね。平時の今だからこそ、地味ながら事実関係を整理しておく必要があると思います。

ただ、これが民主党政権であれば有り得た展開「政府に相談したが頼りにならん。遺憾だが、民間としてはやむを得ない措置」であれば、航空会社だけを責めることはできないでしょう。現段階では政府が裏で取った対応を推察するよりほかはありませんが、本件に関しては安倍内閣で良かったと思いたいです。

以下、本日配信のメルマガからの転載です。

▼▼▼

『三橋貴明の「新」日本経済新聞』 H25/11/27 From 東田剛

最近、中韓の反日行為がエスカレートしており、目に余るものがあります。
保守論壇ビジネスマンたちは、アベノミクスの次は、反中・反韓ブームでひと儲けしようと、浮足立っています。

それにしても、中国による東シナ海上空の防空識別圏の設定は、我が国の安全保障上、かなり深刻な事態です。
反中感情を煽って遊んでいるような場合ではありません。

▲▲▲

紳士協定なのか暗黙の了解なのか、お互い名指しによる批判こそ避けているわけですが、これ絶対、最近『悪中論』を出した上念司氏、『嘘だらけの日韓近現代史』のプロモーションに精力的な倉山満氏のことやん(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:43:43

1916ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:28:51
18 ■金融緩和のみでのデフレ脱却は、ドラクエで勇者単独でのゲームクリアを目指すような「縛りゲー」。時間がかかる。真面目にやれ! 2/4

以下、安全保障に関する最近の動画と感想を続けてご紹介。

食の安全 三橋貴明さん等 激論コロシアム H25/11/23
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22329324

スーパーマーケット等々で中国産の生鮮食品はあまり売れはしないが、加工品や外食産業では使われ放題という事実があります。以前にも書きましたが、やはり産地表示の厳格化が国産比率を高め、やがてはデフレ期に必要な物価上昇に資するものと私は考えます。

それから、お笑い担当のあの中国男はともかくとして、テレビはもういい加減、中韓のスポークスマン(スパイ)を出演させるのは控えていただきたいですね。

日経プラス10 国土強靭化について徹底解剖!提唱者が語るその中身とは H25/11/26
http://video.fc2.com/content/20131127HTDfpPpG

藤井聡氏、立場もあるし作戦なのでしょうが、青二才のアゴ官僚相手に大人の対応でした。安倍総理ではなく蘇える銀狼・西田議員に仕えていたなら、或いはあの場で自らの財政論を展開してみせたかもしれません。ああ、岸とか古賀とか竹中とか、みんな日本から消えていなくなればいいのにと思います。。。

1/3【経済討論】米中経済の行方と日本[桜H25/11/23]
http://www.nicovideo.jp/watch/1385166955

相変わらず三橋氏の現状分析(一時間目)が素晴らしいです。消費税増税の有無は除外するとして、いずれにしても異次元の財政出動が必要なことは、先日の第3四半期のGDP速報で証明されたと私は思っています。本来であれば、「デフレの今、財政拡大と金融緩和のどちらが重要?」の議論は決着がついたでしょう。

「増税した分を財出に充てろ」という主張ならともかく、「通貨を発行して、政府が借りて、使え」は広義の意味で金融緩和と言えますし、リフレ派が反対する理由はないはずです。デフレというブラックホールを抜け出す前に、金融緩和エンジンはオーバーヒートしてしまうでしょう。金融緩和エンジンに加え、強力な財政拡大ブースターの点火が必要となります。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:44:10

1917ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:32:38
19 ■金融緩和のみでのデフレ脱却は、ドラクエで勇者単独でのゲームクリアを目指すような「縛りゲー」。時間がかかる。真面目にやれ! 3/4

それにしても産経新聞記者の田村秀男氏、かつてのリフレ派寄りからいくらか我々寄りに近づいた印象を受けます。実際の数値が財政拡大の必要性を如実に証明しているわけだし、まあ当然ですよね。「リフレ派認定」が好きな田中秀臣氏から認定を外されるのは時間の問題か……。「金融緩和はA、財政拡大はB、成長戦略はE評価でABE」の小ネタには笑わせてもらいました(笑)。

【山田勉Financial INDEX】過去2番目の外国人買い[H25/11/25]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22327127

「日本は財政再建路線、アメリカは小さな政府路線(ティーパーティ)、ヨーロッパは財政均衡主義のドイツと、それぞれの理由で財政出動を封じられ、金融緩和頼みとなっている。金融緩和をしているのに、欧米のCPIはズルズルと下がっているのが現状だ。緩和が実需に直結していない。株式よりも現預金が多い資産構成の日本には、欧米ほどの資産効果もない」というのが解説の要旨でしょうか。この山田氏、発言の節々に「デフレは貨幣現象」への疑問がにじみ出ていますね。

池田信夫 blog 日銀の「3人の反乱」
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51879534.html

上記エントリー、ノビーは勢いづくのは結構なのですが、そこまで理解しておきながら、財政メインの金融フォロー策「通貨を発行し、政府が借りて、使え」をリフレ派以上に嫌うのだから意味が分かりません。日銀総裁と日銀副総裁、そしてリフレ派の面々は、恐らく消費税増税を理由にして責任を回避するものと思われますが、やはりそれとは無関係に、「紐では押せない」ことは第3四半期のGDP速報で証明されたと思います。

●特に酷いと思うジョネクラ氏による騙しのテクニック
・TPPを通常のFTAやEPAと同列に置き、関税以外の問題を矮小化しようとしている
・フローとストックのインフレを混同、「物価上昇ないなら無税国家誕生!」とやる

賢い上念氏と倉山氏が何故にあそこまで間違え続けるのか、私は残念でなりません。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:44:35

1918ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:32:57
20 ■金融緩和のみでのデフレ脱却は、ドラクエで勇者単独でのゲームクリアを目指すような「縛りゲー」。時間がかかる。真面目にやれ! 4/4

ところでジョネクラ氏が連呼する「似非ケインジアン」って誰のことか? 過度な金融緩和に否定的なのは菊池英博氏くらいなもので、ほかは金融政策の必要性に言及しない財政出動派か、「どっちでもいい」とする廣宮孝信氏くらいなものでしょう。金融緩和は「カンフル剤」として、資産バブルに留意しながら大いにやればいいのですよ。

以下、本来あるべき経済観「A」と、日本に蔓延る自虐的な経済観「B」とを整理してみました。前者の「A」の経済観を持つ政治家って、日本の国会議員の中に10人もいないのではないでしょうか?

●Aの経済観「デフレを脱却して完全雇用を達成、名目7%、実質5%の成長路線へ復帰させる。10年後には1000兆円のGDPを、20年後には世界一のGDPを達成し、日本の経済的、文化的、軍事的プレゼンスを高め、民族の繁栄を確かなものにする」

●Bの経済観「少子高齢化や財政危機により、これ以上の経済成長が見込めない老大国の日本。グローバル化に対応するため、構造改革や規制緩和や無駄の削減を推し進めることが必要だ。国際競争力や生産性を高め、世界へ打って出たい」

財政と金融によるマクロ政策で完全雇用を達成したあと、消費税を撤廃して税の累進性を高める方向に舵を切ったり、社会保険料の対象となる収入の上限を撤廃するなどの再分配政策や、さらに成長率を高めるための構造改革なり規制緩和なりを追求して行く順序であるべきです。まずは「質の議論より、量の議論を!」だと思います。

 歩歩歩歩王歩歩歩歩
 香飛角金銀金飛角香
 香桂銀金銀金銀桂香

上記は私が思う、北朝鮮軍に対する韓国軍の相対的な強さのイメージ。あの国も安全保障上、日本の軍事力に対抗している場合ではないはずなのですが、たとえソウルが北朝鮮軍の手によって火の海になろうとも、竹島だけは失うわけにはいかない、国家の正統性や民族のアイデンティティにかかわる問題だと思っていそうで怖いです。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:44:53

1919ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:33:14
24 ■Re.#21 くらえもんさん

>相変わらず、おもしろいコメントありがとうございます

なんの、あなたのコメントもいつも参考になります。そして私がここに書き込んだ投稿内容は随時、例の政経アニメ原案「アイドル新党なでしこ!」のセリフ等々に反映させています。

>日銀が国債買っても、不況時にはどうせインフレ率はあがらないので、
>今のうちに日銀に国債を流して実質的な国の借金を減らすことによって、
>国民の国の借金に対する不安を払拭すればよい

上念塾の塾生らによる大喜利の最優秀作品「金融緩和してもインフレ率が上がらないのなら、日本は世界中の資産を買占め放題」などといった、為替や国富の概念を無視した乱暴な理論とは雲泥の差になりますね^^

現在の日本が経済政策を間違える殆どの原因が「お金がない!」に起因することから、「不道徳だ!」などの見当違いな批判をかわしながら、青木泰樹氏の提案は大いに検討すべきだと思います。まあ、そういった裏技さえ無視するように、とっとと財政拡大に舵を切ればいいだけの話なのですけれどね。。。

>ただし、不況から脱するには非活動貨幣から活動貨幣へお金の流れを
>回さなければならないので、財政出動は必須条件ですね

はい。「デフレは貨幣現象(貨幣数量説)」ではなく、「デフレは活動貨幣現象(有効需要の不足)」だと思います。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 15:57:33

1920ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:33:37
33 ■完全雇用が達成されない限り市場原理は作用しない。そして市場原理が作用しない環境で生産性や効率性を追及することほど滑稽なものはない

>さかき漣が帰りがけにトッド氏に両頬にキスされるハプニング

それ、NTR(寝取られ)ですやん^^

>政治家はベルリンの言うことを聞くようになってしまっており、
>オランド大統領はまるでドイツの副首相だ

窓際のトッドちゃん……じゃなかった、トッド氏は元々オランド氏を応援し、彼が大統領に選ばれるのにも寄与したわけで、我々も「政治家はウォールストリートの言うことを聞くようになってしまっており、安倍総理はまるでアメリカの副首相だ」とならないよう気をつけたいですね(もうなってる?)。

11月30日放送のテレビ大阪「たかじんNOマネー」を視聴しました。先週に続く二本撮りの後半パートと思われますが、三橋氏と堀江氏の根本思想が水と油で面白かったです。

三橋(伝統保守)「祖国日本が大好きなので、国を富ませる競争で勝利させたい。目的達成に向けて、自分の言論活動による貢献がいくらか認められれば嬉しく思う」

堀江(経済保守)「市場原理は美しく、生産効率の悪いものは淘汰されるべき。所得を稼ぐ能力が高い自分はもっと脚光を浴びていいはずだ。世の中をそういった価値観に誘導したい」

私が勝手にまとめた上記の通り、そもそもの行動原理が違うのだから話がかみ合うはずはありません。まあ、ホリエモン氏もひろゆき氏も、企業経営者やアイデアマンとしては天才的ですけれどね。イーバンクの買収騒動のときから注目していましたが、狙った企業のラインナップがいちいち合理的なものばかりで感心した覚えがあります。

彼らの思想(特に歴史観や経済観)には賛成できないことも多いのですが、毒にも薬にもならない意見しか発しない、触発される部分が何もない識者よりは余程面白いと思い、発言には注目しています。

ポルシェ万次郎 2013-12-03 22:08:29

1921ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:34:27
12 ■法人税減税と引き換えに消費税増税をするということは、日本国民の所得の一部を海外の投資家に移転することにほかならない。

>柴山桂太先生にもご出席頂けるかもしれません

中野氏が平成の高杉晋作なら、柴山氏は平成の久坂玄瑞って感じですかねー。

1.金融至上主義者(「デフレは貨幣現象」―新古典派)
2.金融中心主義者(「デフレは貨幣現象」―リフレ派)
3.財政至上主義者(「デフレは総需要の不足」―AJER派)
4.財政中心主義者(「デフレは総需要の不足」―京都学派)

《優》【4】>>>>【3】>>>>>>>>【2】>>>>>>>>【1】《劣》

「量的緩和だけでデフレを脱却せよ」という無意味な縛りを続けるとして、日本の場合はまだもう少し余力があるように思います。資産効果に期待し、1ドル120円、日経平均2万円くらいまで「泡まみれ」でも弾けずに頑張れそうですが、私自身は上記に優劣を示した通り、実体経済に直接働きかけるべきだと思っています。

1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの買い入れ)
2.通貨発行を財源とした所得移転(子ども手当て、定額給付金、高速道路無料化)
3.通貨発行を財源とした財政出動(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

《優》【3】>>>>>>>>【2】>>>>>>>>【1】《劣》

上記はいずれも金融緩和を含んでいるわけですが、この中で最も効果的な【3】の手法「通貨を発行し、政府が借りて、使え」を無視し、【1】の手法にばかり固執する意味はありません。現在の公共事業に供給制約があるのなら、まずは自衛隊の兵力を大幅に増員し、防衛費10兆円超えを狙う方が、この頃は国民の理解が得やすいように感じる次第です。

以上、コメント欄でも関連する議論が盛り上がっていたので、私なりに再度まとめてみました。あと、「自国通貨は安ければ安いほど好ましい(経済政策が成功)」という考えには疑問が残ります。日本の場合は特に内需立国ですしね。国内の完全雇用を達成し、経済パフォーマンス(経済成長率)が最高潮に達した時点のものが最適な為替相場だと考え、その環境で自国通貨がまだまだ高いという印象があれば、それは「国力がある」ということなのだと思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-07 12:13:54

1922ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:34:47
43 ■♪強靭 強靭 強靭〜 耐震性は最高だぜっ!イェイ!

Re.#36-37、#39-40 jiroさん

あなたの一連の書き込みに激しく同意します。

>00年4月株価20000万円だ

私も言及しようと思っていたところでした。「小渕総理、橋本緊縮財政から反転。株価2万円台回復」は彼の一番分かりやすい(覚えやすい)功績ですよね。それを「円安になっていなかった。失政だ」とするのはどうかと思います。

>いくら金融政策は効果が遅いと言いながら一向に金利は浮上しない

第3四半期のGDP速報値で既に結論は出ていると思います。リフレ派の連中は検証した方がいいでしょうね。

>このようなことで2%インフレが達成できるわけがない

「いくら金刷ってもインフレにならないなら無税国家誕生(`・ω・´)キリッ」だそうですが、ハイパーインフレにならないのは当然として、量的緩和だけに固執すればマイルドなインフレ(フロー)にすらならず、先に資産バブル(ストック)の崩壊となりそうです。上念司氏が得意とするこの切り返しトークについては本来、「通貨を発行し、政府が借りて、使え」のデフレ脱却効果を否定されたときにこそ使われるべきでしょう。

>日銀が毎月7兆円の国債を買い取っているということは、
>政府は毎月7兆円の財政出動が可能である

日銀による国債やETFなどの買い入れ、政府短期証券を発行してでの為替介入(最近では民主党時代の)が不問にされて、「通貨を発行し、政府が借りて、使え」が「財政ファイナンスは許されない。そんな打ち出の小槌はハレンチだ!」と批判される意味が分かりませんよね。

>年間80兆円の買取ならほとんど無税国家が出来ていた、
>そうなれば金利は上昇、景気も活性化するのは必定

名目7%、実質5%の成長路線に復帰ですね。まあ、実際は下記の効用をみすみす放棄するわけにもいかないのですが……。

●税の役割(当方作成)
・安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべきだ
・景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能を持たない欠陥税
・所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどして累進性高めるべきだ
・懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要を抑制。ガゾリン税、酒税ほか

ポルシェ万次郎 2013-12-07 16:50:53

1923ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:35:03
15 ■インフレ目標2%の達成義務は政府が負うべきで、日銀には政府の要請に協力する義務を負わせるのがいい。 1/2

>「それは禁則j」

朝比奈みくる乙w

私は通常の貿易交渉も時期や程度を勘案しながら慎重に進めるべきと考えますが、それらよりさらに過激で異質なTPP交渉についてを、「ほかの二国間FTAやEPA、日中韓FTAについても何とか言え!」「TPPに反対する奴は貿易を否定するのかー!」などとレッテル貼りをする一部勢力がいて辟易しますね。

ISDについては、先進国からの投資が欲しい、しかし法整備や民主主義が未発達な非文明国が受け入れを呑まされるのは当然のことで、先進国の側も決して無理強いはせずに、それぞれの立場や国柄(文化や慣習)を尊重しながら時間をかけて進めるべきと私は考えます。

以下、18歳のときからP店に5年勤め、パチプロ歴まである私による、最近話題のカジノ特区までを含めた各種ギャンブルに関する見解です。

●各種ギャンブルについての特徴や考察
・パチンコ:還元率は90%以上と高い。重税を課し、20年かけて衰退に追い込め
・競馬&競輪:還元率が約75%と、解析ソフトがなければ「プロ」は成立しない
・宝くじ:還元率が50%弱と、確率論が理解できない人への懲罰。依存性は低い
・カジノ:金持ちや外国人から搾取する再分配装置として機能させたい。雇用増

ポルシェ万次郎 2013-12-12 10:50:34

1924ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:35:20
16 ■インフレ目標2%の達成義務は政府が負うべきで、日銀には政府の要請に協力する義務を負わせるのがいい。 2/2

かつてのXVNはオランダ、現在のDTIや東京熱やFC2などはアメリカ西海岸で、無修正アダルトの関連事業を日本人が法人で展開しているわけですが、大阪の舞洲や関空辺りを候補地とする「無修正アダルト特区」とか駄目ですかね? 本社機能をここへ移せば、DMM.comなんかの動画配信もモザイクをかけなくて済みますし、法人税がちゃんと外国ではなく日本(大阪)に落ちることになります。

発想が下品だって? いや、橋下市長も「エンターテインメントや猥雑なものは全部大阪が引き受ける」って言ってたやんという話です。私も「チーム日本」として全体を見た場合、地政学的要素から基地を引き受ける地域、原発で大都市に電力を供給する地域、稼いだ富を地方へ還元する地域など、それぞれの特色や役割があって然るべきだと考えます。全員が4番バッターや飛車角の役割を担うわけにはいきません。

同じ発想としては、カジノやアダルト関連以外にも射撃場という潜在需要がありますね。ここはグアムではなくサイパンの基準に倣い、危険の少ないライフルのみに限定するなど、慎重に進めるのがいいでしょう。一貫して言えることは、需要や市場といったものをみすみす外国に奪われるのはもったいないということです。

武器輸出三原則等の見直しや「普通免許で運転できるバイクの制限を125ccにまで緩和する法改正」を含め、こういった「需要増える系」の規制緩和なら賛成したいと思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-12 10:50:50

1925ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:35:37
27 ■Re.#25 あやんさん 1/2

動画でデモ画面がアップロードされていたのを拝見し、かつてここのコメント欄で紹介させてもらったこともある(下記参照)のですが、塾生さんだったのですね。実はまだプレイしていないので、ほかの方の評価を参考にして検討させていただきます。

▼▼▼

『クエスト・コネクション』ミッション:ハイパーインフレ1(紹介編)
http://www.youtube.com/watch?v=_xFmYnIbbiQ

上記のようなマクロ経済のシミュレーションゲームが実際に作られていることを知り、私も触発されて下記にいくつか考えてみました。政治家に勉強する時間がないのなら、国民の側から賢くなってもらうのが狙いです。

●富国裕民!(対応ハード:PSP、販売元:コナミ)
宍戸駿太郎氏のマクロ計量モデル「DEMIOS」を採用したマクロ経済の育成シミュレーションゲーム。往年の名作ゲーム「ときめきメモリアル」「卒業 Graduation」などと類似のシステムを採用。ゲーム開始年は1965年から2010年の間で任意に選ぶことができ、オイルショック、阪神淡路大震災、アジア通貨危機、9.11テロ、リーマンショックといった回避不可能なイベントから、北京政府承認(日中国交正常化)および対中ODA、プラザ合意、消費税増税といった回避可能なイベントに対策を講じつつ、2050年の期限までに日本の名目GDP6,000兆円の達成を目指す「イージーモード」、供給能力を破壊して同年までにインフレ率が年率13,000%(ハイパーインフレ)の達成を目論む「ハイパーモード」のいずれかを楽しむゲーム内容。議席の確保、法案の提出、法案の採決といったプロセスを除外した独裁を行えるため、各種コマンドの実行が各種パラメーターへリアルタイムに反映される様子、経済政策がGDP(民間消費、民間投資、政府支出、純輸出)、インフレ率、失業率、為替、株価、税収といった主要な統計に影響を与える様子を直に体験することができる。

ポルシェ万次郎 2013-12-12 13:24:39

1926ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:35:56
28 ■Re.#25 あやんさん 2/2

●高速道路で行こう!(対応ハード:Wii、販売元:任天堂)
日本全国の高速道路をドライブして楽しめる、新しいタイプのゲームソフト。開通予定の路線を走行したり、通信機能を使ってレースをすることも可能。エディット機能を活用すれば、最適と思われる高速道路網や料金設定のシミュレーションとしても利用でき、「法定路線名」を覚えられるほか、各路線の渋滞具合を体験できる学習教材としても注目される。清水草一、大石久和の両氏が監修。

●是清無双(対応ハード:PS3、販売元:コーエーテクモゲームス)
「経世済民の誓いを胸に! 苛政は暴虎より猛し! 我は常世総ての悪政を絶つ者!」。それぞれの悲願を胸に、8組の国家元首と英霊(アダム・スミス、マルクス、ケインズ、ハイエク、コレキヨ・タカハシ、シャハト、エクルズ、ポランニー)が死闘を繰り広げるバトルアクションゲーム。Economist(エコノミスト)、Analyst(アナリスト)、Philosopher(思想家・哲学者)、Minister(大臣)、Banker(銀行家)、Trader(トレーダー)、Entrepreneur(企業家)、Investor(投資家)など、それらサーヴァントに振り分けられる8つのクラスにはそれぞれ独自のクラス特性が付与される。是清の必殺宝具『富国裕民』を駆使し、アダム・スミスの必殺宝具『神の見えざる手』を打ち破れ! 万物の望みを叶えるという聖杯の奇跡は果たして誰の手に……。

ポルシェ万次郎 2013-07-01 11:41:38

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-12-12 13:25:06

1927ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:36:12
4 ■デフレの放置で毎年1万人の経済的自殺者を出し続ける国は犯罪的ということで、1万人規模で国家賠償請求を訴えるのはどうか? 1/2

>【討論!】どうなる?どうする?TPP[桜H25/12/14]

早速1時間目を視聴中です。「自由貿易(TPP含む)の促進はデフレ要因(競争激化)だ」を認めない人は頭がおかしいと思うも、「今がデフレ(供給過剰)だからといって、供給能力を伸ばす政策に反対するのはいかがなものか?」という主張になら、私は一定の理解を示したいと思います。ただそれも、日本におけるマクロ経済政策のレジーム・チェンジが達成されていることが前提であって、「長期のデフレ不況を放置しているような国で、TPPのような供給能力を伸ばす政策ばかりを議論するのはそもそもおかしくね?」というのが議論の本質ではないかと思います(倉山満氏には「聞き分けのない学生が、先生に諭されている構図」と映ったそうですが^^)。

>日本の問題なんて、別に深刻ではない。何しろ、通貨発行権があるじゃないか

【1】量的緩和に比重を置いた場合の2つの仮説(ただし成功はしても時間はかかる)
・成功:資産効果や円安効果を経ての間接的なデフレ脱却>資産バブル崩壊
・失敗:資産効果や円安効果を経ての間接的なデフレ脱却<資産バブル崩壊

【2】公的支出増に比重を置いた場合の確定した未来(メリットとデメリットが同義)
・需要増に直結してのデフレ脱却=金利上昇、通貨高、物価高、賃金増、輸入増

このままいつまでも【1】の実験をして遊んでいられる状況ではなく、第3四半期の経済成長率の内訳ではっきりした今となっては直ちに【2】を行うべきで、私からすれば【2】に反対する人は【1】の有為性を否定されたくないだけの「駄々っ子」にしか見えません。【1】に否定的な人への攻撃はもう結構なので、彼らへは【2】に賛成しない合理的な説明を求めたいです。

ポルシェ万次郎 2013-12-15 12:29:17

1928ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:36:29
5 ■デフレの放置で毎年1万人の経済的自殺者を出し続ける国は犯罪的ということで、1万人規模で国家賠償請求を訴えるのはどうか? 2/2

2014年度の税収が前年を下回り、毎年の自殺者が現在より5000人増えたら消費税率を5%に戻す法案を今から出すのはどうでしょうか? この条件に反対できるだけの合理的な説明は誰にもできないように思います。

みんなの党&共産党「自民、公明、民主が3党合意したのだから仕方がない。我々も多数決をひっくり返せるとは思っていない。なので、消費税増税の決断については現実を受け入れるが、我々の見解では却って悪くなることが明らかなので、今の内から現状復帰できる法案を通しておきたい。なぁに、来年4月の消費税増税が首尾よく成功すれば、我々の法案は用無し、杞憂に終わるだけの話である。総理は自信がないのか?」

こうなったら共産党でもいいです。上記のような流れになるよう、どうかこの案を共産党の議員に献策していただきたい。法案はもちろん否決されますが、次の選挙で共産党の大躍進(笑)が今から確定となります。

ポルシェ万次郎 2013-12-15 12:29:50

1929ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:36:45
16 ■Re.#13 ねこですさん

>公共事業がデフレを解消するって、本当ですか?
>(デフレに海外要因があれば、解消しない)

公共事業に限りませんが、政府支出を増やすことでインフレに振れることは確かですね。これを否定する人は財政均衡論者を含めて誰もいません。そしてデフレ脱却をやり切るまでの弊害に耐えられるか、或いは何か制約条件があるのではないかの疑問については、日本に限っては各種経済主権を依然保持しており、加えて「財政余裕度(通貨発行余力)」が世界最高クラスなので問題はないと考えます(通貨発行余力について疑問があれば受け付けます)。

次に「デフレに海外要因」云々についてですが、そうしたものも無視せず計算の中に入れたとして、適切な財政拡大によるデフレ脱却効果を押し返すだけの力はとてもありません。もし海外要因にそのような強大な力があるとしたら、これまでダントツで世界1位のケチケチ緊縮財政国家だった日本(下記参照)が存続している説明がつきませんし、そもそも海外要因説(グローバル化、チャイナの勃興)や人口減少説(少子高齢化)にしても、日本以外の日本と同じ条件の国が日本のような長期のデフレ不況を経験していない事実が確認されている以上、それらを主要な原因と考えるのには無理があります。

続 日本は世界一の緊縮財政国家|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11541471921.html
 政府支出の増加率(年平均ランキング) ※2000〜2010年
 http://hirohitorigoto.info/data/097_2_lb.jpg
 政府支出増加率と名目GDP成長率の関係 ※1990〜2012年
 http://hirohitorigoto.info/data/098_2_lb.jpg

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 世界各国過去32年分データを解析:政府総支出と名目GDPの相関関係極めて高い。小泉政権は政府総支出増加も名目GDP増加も世界最低水準!デフレ日本には大胆な財政出動必要!!
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-563.html

恐らく、リフレ派の人が一番熟読すべきは、上記にあるような過去の事実関係(政府総支出の増加率と名目GDP成長率との相関関係)だと思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-15 18:22:01

1930ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:37:04
27 ■Re.#22 ねこですさん 1/2

>財政出動がインフレ要因であるのは、その通りでしょう

合意できてよかったです。一つ解決しましたね。

>綱引きをやっているなかで、
>有効なデフレ脱却策は何か?
>という視点です

鼻歌交じりではなく、真面目に綱を引く力を強めろということ。つまりは日本の場合、意思の力で結果はどうとでもなるということですね。そして「綱を引く力」が何かといえば、前回の#16で関連記事を紹介させていただいた通り、公共投資を含めた政府支出の拡大となります。財源はもちろん国債の発行です。

>>通貨発行余力
>余力の定義の問題がありますが・・・。
>定義は何ですか?

私が考える中央政府の財政余裕度(通貨発行余力)とは主に、デフレギャップ(インフレ率)、外貨を稼ぐ力(経常黒字)、外貨のストック(対外純資産)になります。「インフレ耐久度」と言い換えても構わないでしょう。供給過剰で貯蓄過剰の日本はこれが世界最高レベルであることが分かります。

借金漬けでも日米は大丈夫−ギリシャが駄目な理由はこれ - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MELW7G0YHQ0X01.html

現在も「政府債務の対GDP比率」を財政余裕度(借金の持続可能性)とする考えが主流のようですが、上記エントリーの通り、IMFにもこれを見直すような動きがあるそうです。これから新しい定義が誕生するかもしれませんね。財務省は嫌がるでしょうが、財政余裕度の高い日本としてはこの動きに参加すべきと考えます。

以下は素案レベルのメモ書きですが、概ねこのような理解でよろしいかと思われます。

●各経済主体にとっての財政余裕度
【家計】:収支+純資産+クレジットカード発行余力(社会属性、返済履歴)
【企業】:経常利益+純資産+株式発行余力(成長期待)
【政府】:基礎的財政収支+純資産+通貨発行余力(インフレ率、国家の財政余裕度)+徴税余力(インフレ率)+財金自主性(財政自主権、金融自主権)
【国家】:経常収支+対外純資産+覇権国家性(基軸通貨国、軍事強国)+調整機能性(変動為替相場制、関税自主権)

ポルシェ万次郎 2013-12-15 21:55:51

1931ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:37:20
28 ■Re.#22 ねこですさん 2/2

>インフレになるまで財政出動する、
>という話であるなら、
>将来の何れかの時期に、デフレ圧力を跳ね返すことになるのでしょう。
>(このような話なら「適切」という言葉の使用は禁止)

フィリップス曲線に基づき、「適切」なインフレ率を達成することが目的なわけですから、その目的を達成するための「適切」な財政出動を行います。海外要因(外部要因)やインフレ期待やその他の不確定要素に左右される問題ではなく、意思の力で達成することが「確約」されています(#4を参照)。「望めば達成できる」という点において、日本の環境は世界(エマニュエル・トッドほか)も羨むほどです。

>ウクライナやベラルーシ・ロシアは日本と同じ条件ですか?
>同じ項目よりも、異なる項目の方が圧倒的に多いとは考えないのですか?
>日本と同じ条件の国を挙げてみて下さい

あなたが「デフレに海外要因があれば、解消しない」と仰ったので、「その海外要因(外部要因)は果たして日本だけが影響を受けるものでしょうか? 何で日本だけがいつまでもデフレなの?」というのが前回コメントにおける私からの問題提起でした。それに対するあなたの以降の文章、申し訳ないが何を主張されているのかさっぱり分かりません。

1.グローバル化(価格競争)によるデフレ圧力は何も日本だけの外部要因ではない
2.少子高齢化も日本だけの現象ではないため、デフレとの因果関係は立証できない
3.これまで日本以外はインフレで共通している。日本だけがデフレ。何故なのか?
4.日本が他国と異なる点は政府総支出の伸び率の低さ。低成長の原因もここに有り
5.支出の拡大はインフレ要因(合意済み)。他国並みかそれ以上の財出で脱デフレ
6.日本の財政余裕度(通貨発行余力、インフレ耐久度)は世界一。財出に心配無用

主張の分からないものには返答のしようもないですが、私自身の主張を補完させていただくなら上記の通りとなります。

ポルシェ万次郎 2013-12-15 21:56:13

1932ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:37:42
2 ■TPPを論じる際、超大国アメリカを無視して語るのは難しいが、アメリカという単語に一言でも触れると「陰謀論」になるらしい(笑) 1/2

「倉山満の砦」の最新エントリー(12月15日)に下記を諫言しておきました。何故か通常のコメント投稿だと失敗するので、ページ最下部のFB投稿欄を活用しています。

▼▼▼

>エントリーで証拠としてあげておいた動画でアメリカに一言も
>言及していなければ謝ってやる。
>まさかアメリカという単語に触れていないとでも?

先生、「アメリカの陰謀」という単語を出していれば陰謀論を唱えていたとして構わないと思いますが、アメリカの戦略や思惑や言動を論じただけで陰謀論を語っていると断ずるのは少し乱暴ではないでしょうか? 三橋氏などは特に、TPPを語る際は「これはアメリカの陰謀論などではなくて、彼らは自らの戦略を堂々と公表して交渉に臨んでいる」みたいに、努めて誤解を与えないよう丁寧な説明をされていたように思います。

A「TPP反対派の言論人で、アメリカ陰謀論を唱えている人はいない」
B「過去の動画で延々と、アメリカ陰謀論を展開してるのでは?」
A「一つ確認しておきたい。あなたの言うアメリカ陰謀論とは何か?」
B「アメリカについて一言でも言及すること、アメリカという単語に触れることだ」
A「そうした定義なら該当するだろう。しかしそれを陰謀論とするのは印象操作だ」

TPPを論じる際、超大国アメリカに触れずして語ることはどうにも難しいです。

それはともかくとして、「司会が公平ではない(発言機会を奪う)」とかの理由でないなら、或いは気になって番組視聴に時間を費やすくらいなら、「その他のコンテンツ制作には協力しないが、討論にだけは呼ばれれば出てやる。かかってきなさい」というスタンスでお願いできればと思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-17 10:55:52

1933ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:38:01
3 ■TPPを論じる際、超大国アメリカを無視して語るのは難しいが、アメリカという単語に一言でも触れると「陰謀論」になるらしい(笑) 2/2

>問題は、桜の水島社長と三橋氏が卑怯者かどうかということ

「残念だが消費税増税が決まりそうだ。現実を見よう。かくなる上は増税の影響を打ち消す規模の財政拡大を!(次善策)」が「チャンネル桜 主流派(京都学派)」の主張だったと理解しています。それが「国土強靭化(財政拡大)の予算が欲しいので、消費税増税を諦めさせる論陣を張ろう(本末転倒)」だったらとんでもないことなので、それを裏付ける確かな情報が倉山塾で聞けるなら、本登録を検討させていただきたいと思います。

「木下を討て!」については色々と意見の分かれるところですが、非協力的だった相手よりも他に戦うべき相手がいるのではないでしょうか? 上念獄長も「すぐ仲間割れするのは保守の悪い癖。純化路線はよくない」と言われていましたよね?

▲▲▲

>わたくしは以前から「公共事業の一環として、電柱の地中化を」と主張

私も以前から「現在の防衛費を10兆円超とし、災害時にも活躍できる空母や工兵(施設科)の充実を」と主張しています。そうした危機に対する備え全般を「無駄なばら撒き」とする風潮を変えなくてはなりませんね。根底にはやはり「日本財政危機論(借金大国日本)」という誤謬があるように思います。

>「リニア新幹線の開業時期を早めるべきだ」
>「北陸新幹線を早急に京都まで接続するべきだ」

これに「都心環状線の地下トンネル化および3環状(中央環状線、東京外環道、圏央道)の連結強化」を加えていただきたい。この3項目は「B/C厨」も認めざるを得ないくらいの最優先課題だと思います(詳細は下記原案にて解説)。

27話:撫子、プ○チンと初会談。/のぞみ、新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

都心環状線の高架橋を撤去することは、耐震化や景観の面からも不可欠となるでしょう。

「マスコミが実在しない記述を捏造して嫌韓派の印象操作を実施した」 断固としてマスコミが放送しないタブー
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50415441.html

上記は西村幸祐氏による在特会・桜井誠氏へのインタビュー記事のまとめ。問題点が簡潔で分かりやすいです。

ポルシェ万次郎 2013-12-17 10:56:15

1934ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:38:17
19 ■Re.#14 バンドオンザランさん

>それはどうぞ本人に直接お聞きください。
>砦でもFacebookでも本人が答えてくれますので。
>こんなところでこそこそしてないで

先方へはFacebook機能を使い、実名で投稿させていただいております。多忙な方ですし、返答は特に期待しておりません。さて、「こんなところでこそこそ」とはどういう意味でしょうか?

>ポルシェ万次郎さま、獄長とか言うとスパイとバレてしまいますので
>今後お気をつけくださいね

これについても意味が分かりません。「獄長」という呼称は上念氏本人も面白がって使用される「ウイグル獄長(北斗の拳)」が元ネタですが、何かネガティブな要素ってありましたっけ? 倉山塾長やかつての三橋塾長との兼ね合いから、倉山塾生たちにも認知された呼称だと認識していましたが、私の勘違いでしょうか? 仮に私が悪意を込めて使用していたとして、私は何のスパイに該当するのでしょう?

ああ、「『獄長』という愛称を知っているのは塾生たちだけのはずなのに、敵のおまえが何故それを使う。さてはスパイだな? 塾に潜り込んでウォッチしているのがバレバレだぞ」という意味でしょうか? それなら倉山満氏もWJFプロジェクトの代表も「三橋メルマガ」を受信しているくらいだし、信奉者でない者が仮登録くらいしていても不思議はないと思いますよ。

>妥結不可能ならそれはそれでいいじゃないですか?
>TPP反対派の方々はこの事実に自分達が何を言ってきたのか

「TPP交渉とは実質的に対米交渉である(日米で参加国の大半を占めるGDP、手強い利益代弁者=USTR)」だったように思います。これを「アメリカ陰謀論」と呼ぶのは乱暴だというのが私の主張です。

そして「アメリカ国内の事情によってアメリカ自身が批准できない可能性(妥結不可能)」については、TPP賛成派ではなくTPP反対派が言ってきたことでもあります。ここでもやはり何を仰りたいのか分かりません。

ポルシェ万次郎 2013-12-17 16:15:42

1935ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:38:34
10 ■♪カケキクケコカコ クラヤマ 1/2

昨日に続き、「倉山満の砦(17日エントリー)」のページ最下部にあるFBコメント欄に下記を「正々堂々」投稿しておきました。

▼▼▼

GDPおよびその他のプレゼンスで「日本を世界一の国にしよう!」という大戦略とは無関係なトピックなので、投稿を続けようか迷いましたが最後に一回だけ(前回も15日付のFB欄に投稿)。

「陰謀」や「陰謀論」は第三者にネガティブな印象を与える用語で、たとえば「陰謀論を唱える馬鹿」といった使われ方をされます。そして「陰謀」は「戦略」と言い換えても意味は通じ、逆に「アメリカ側の戦略や思惑」を「アメリカ陰謀論」と乱暴に片付けることもまたできるでしょう。

大事なことは、それらの論が「根拠に乏しい創作」「被害妄想」「短絡的」「過剰な扇動」「オカルト」であったか否かの検証であって、「言った言わない」や「定義によっては言ったかもしれない」などは大した問題ではないということですね。アメリカの国家戦略や影響力に重点を置いて考えること自体を広義に陰謀論だと解釈できる日本語の曖昧さを利用し、倉山先生がこれ以上ネガティブな印象操作をしていると思われることは得策ではありません。

 Q.マルチレベルマーケティングということはマルチ商法なんでしょ?
 A.違うよ。全然違うよ。
 
 違うよ。全然違うよ。とは [単語記事] - ニコニコ大百科
 http://dic.nicovideo.jp/a/違うよ。全然違うよ。

古いネットネタで恐縮ですが、本件は上記の弁解に近いものがあると思いました。マルチレベルマーケティング(MLM=ネットワークビジネス=紹介販売=リレーションセールス)の略語をマルチ商法とするのは本来は正しいのですが、「合法のマルチ商法(訪販法で多種の規制はある)に似せた違法なマルチまがい商法(無限連鎖講に近い商売)」が社会問題化したこともあって、マルチ商法という単語は陰謀論と同様に相当ネガティブな印象を第三者に与えます。レッテル貼りや印象操作としては最適な単語を出された際、あの短い討論の中で「違うよ。全然違うよ」と返されたことには一定の理解が必要だと私は考えます。

以上、倉山先生はどう思われたでしょうか?

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2013-12-18 11:01:19

1936ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:38:56
11 ■♪カケキクケコカコ クラヤマ 2/2

【東田剛】嘘だらけの東田剛 三橋貴明の「新」日本経済新聞
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/12/18/korekiyo-75/

表題の「嘘だらけの東田剛」といい文中の「竹中論(ちくちゅうろん):三木谷がいなくても安倍政権はまわる」といい、やはり中野剛志氏はご立腹のようです(笑)。

▼▼▼

以下、本日配信のメルマガからの転載です。

▽▽▽

『三橋貴明の「新」日本経済新聞』 H25/11/27 From 東田剛

最近、中韓の反日行為がエスカレートしており、目に余るものがあります。
保守論壇ビジネスマンたちは、アベノミクスの次は、反中・反韓ブームでひと儲けしようと、浮足立っています。

それにしても、中国による東シナ海上空の防空識別圏の設定は、我が国の安全保障上、かなり深刻な事態です。
反中感情を煽って遊んでいるような場合ではありません。

△△△

紳士協定なのか暗黙の了解なのか、お互い名指しによる批判こそ避けているわけですが、これ絶対、最近『悪中論』を出した上念司氏、『嘘だらけの日韓近現代史』のプロモーションに精力的な倉山満氏のことやん(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-11-27 14:43:43

▲▲▲

三週間前の配信時(上記参照)には、「東田さんの批判の対象は流石に別の人では?」との指摘をべてらんずさんよりいただきましたが、下記を見れば水と油の関係であることが分かります。

●倉山語録
・国土強靭化は諦めてください
・TPPなどくれてやれ
・金融か財政かと言われれば、金融の方が大事です

ああ、上念獄長の本は一冊だけですが、倉山塾長の本は今のところ全てコンプリートしています。倉山氏の歴史観や憲法観については概ね賛同しているので、誤解のないよう念のため。

ポルシェ万次郎 2013-12-18 11:01:40

1937ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:40:03
23 ■Re.#19 ねこですさん

あなたからの質問にお答えしましたので、「あなたの考える通貨発行余力の定義について理解しました」「それでは納得できません」「あなたはそう仰るが、私の考えはこうです」などの返答が欲しかったのです。あと、私が理解できなかった点も挙げておいたので、それについての補足説明もいただければ助かります。

一昨日のバンドオンザランさんもそうですが、質問に対して真摯に回答させてもらったのに、そのあと何のレスポンスもないというのは寂しいです。こちらのコメントを見落としたのかと思い、再掲させていただきました。

▼▼▼

>↑こういう整理は間違ってます

引用するならコピペするなりして、全て正確にお願いしたいところです。

(1)金融・至上主義者(デフレは貨幣現象派―市場原理主義者)
(2)金融・中心主義者(デフレは貨幣現象派―リフレ派)
(3)財政・至上主義者(デフレは総需要の不足派―チャンネルAJER派)
(4)財政・中心主義者(デフレは総需要の不足派―京大学派)

上記が私の書き込みなので、あなたのように微妙に改変されると不都合が生じます。

>財政出動派もリフレ派なのです

あなたの解釈だと、少しでも金融緩和を訴える者は全員「リフレ派」に分類されてしまいます。「金融・中心主義者=デフレは貨幣現象派―リフレ派」で別段問題があるようには思えません。三橋氏や藤井氏がリフレ派を名乗ったことありませんし、仮に名乗らせてくれと頼んでも、あのリフレ派の面々は絶対認めませんよ。

あと、私はリフレ派にも気を遣い、「デフレは貨幣現象」と主張する中にも二派が存在することを強調、リフレ派のことを新自由主義者だとした単純なレッテル貼りはやめようという趣旨でこのような分け方をさせてもらっています。なので、何か基本的な部分で誤解されているように感じました。

追記:以前から書いていますが、「デフレは活動貨幣現象」なら広義の意味で正しいかと。

ポルシェ万次郎 2013-10-29 22:55:50

▲▲▲

あなたは以前にも「財政出動派もリフレ派なのです」(上記参照)と絡んできたので、齟齬があるのなら解決しておきたいと思っています。

ポルシェ万次郎 2013-12-19 16:54:33

1938ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:40:26
28 ■Re.#27 ねこですさん

>貴殿が私から返答待ちしている項目は何ですか?
>簡潔明瞭に書いて下さい

あなたは私に「通貨発行余力の定義」に対して質問されましたよね? 私はそれに答えました。ここまで理解できていますか? あとは#23でわざわざ丁寧に例題を挙げて説明させていただいた通り、その回答で納得できたのか否か、逆に質問等々があれば受け付けるから、何かしらの反応を示してくれというのが私からの要望です。これ以上は簡略化して説明できる自信がありません。

他にも私が答えた項目はありますが、そちらについては無視されても特に非礼には当たらないでしょう。まともにコミュニケーションを取る気がないのなら、これ以上のことは欄を汚すことになるので結構です。

ポルシェ万次郎 2013-12-19 18:04:47



29 ■Re.#3 ちぬのうみさん

>日本が隣にあれば、どんな国家でも韓国程度の発展はできる

その逸話は以前からネット等々では有名なもので、少なくとも先日開催された「日・ASEAN特別首脳会議」での出来事ではありません。

インドネシアのアリ・ムルトポ准将の日本擁護 - 本当の日本の歴史
http://create21.iza.ne.jp/blog/entry/2657898/

アリ・ムルトポ准将(インドネシア)やククリット・プラモード元首相(タイ)がそれに近い趣旨の発言をされていますが、私は未だ当該逸話の出典を確認できずにいます。そういう状況なので念のため^^

それはともかくとして、真面目に議論や提案をしようと願った投稿よりも、行儀の悪い誹謗・中傷の応酬の方が盛り上がる環境では、このままコメント欄が先細りしていく感は否めません。。。

ポルシェ万次郎 2013-12-20 14:15:44

1939ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:40:49
45 ■Re.#38 ちぬのうみさん

>誰かも言ってたとうり、過去の会議のエピソードのようですね

いえ、過去の会議のエピソードなのかどうかすらも確認が困難な状況なのです。私も出典さえ見つかれば、あなたのようにガンガン引用したいくらいに思っています。

>しかし、こういったシナチョンの真実をご紹介すると脊髄反射おこして
>クサス輩がコノブログにもはびこっています。
>シナチョンの犬か??情けない。。。
>ただ単純に、イイ話だ、とおもっていただければよかったのに。。興醒めですw

まさかその「クサス輩」が、下記のようなコピペ(某アニメネタ)が好きな私のことではないと思いますが、ここのコメント欄でさすがに「反中反韓 vs 親中親韓」の対立軸はないように思いますよ。昔はHN・釜山港さんとか、面白い投稿者がしましたっけね(「釜山港に帰れw」と言われていた)。

        |\           /|
        |\\       //|
       :  ,> `´ ̄`´ <  ′
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       八    、_,_,     八
.       / 个 . _  _ . 个 ',
   _/   il   ,'    '.  li  ',__

願いから産まれるのが日本人だとすれば、韓国人は呪いから産まれた存在なんだ。日本人が希望を振りまくように、韓国人は絶望を蒔き散らす。しかもその姿は、ちょっとエラの張った人間にしか見えないから性質が悪い。不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災いの種を韓国人は世界にもたらしているんだ。

>宮崎正弘氏のブログ

公開データの分析や診断を得意とする三橋氏に対し、実地での体験や取材といった異なるアプローチを得意とされている方ですね(チャンネル桜の討論でもお馴染み)。私はメルマガのみの読者なのでブログについては存じ上げませんが、中国問題に関して信頼できる方だと思っています。

石平氏に続き、福島香織氏も地上波で見かける機会が増えましたし、あとは青木直人氏、河添恵子氏、宮脇淳子氏、高山正之氏、そして宮崎氏らの出演が増えればいいですよねー。

ポルシェ万次郎 2013-12-20 17:04:30

1940ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:41:06
57 ■Re.#52 ねこですさん 1/2

ここは議論や意見交換を行うことで、「正解」を探していく場だと理解しています。間違った意見を得意気に披露されている方がいれば正さなければいけないと思っており、もちろん、私の方が逆に説得されて意見を改めさせられる機会もあるでしょう。私はプロの言論人でもカリスマでも何者でもない素人なので、自説が間違っていると判断すれば恥も外聞もなく転向します。「財政出動がインフレ要因であるのは、その通りでしょう」とはあなたの弁ですが、そうやって合意を重ねていく建設的な場であることが望ましいです。

>相手(私)がスルーしてるのに

きっかけが私からの質問や感想等々で始まっていたなら、それは内容によっては「返信するに足らない」としてスルーされても構いません。実際、私もレスをくれた人への再レス率は低いです。しかし今回もあなたから質問があったから丁寧に返答させてもらったのに、そのあと何の反応もないとなれば、普通は見落としたか何かだと思うでしょう。

>相手が拒否をしているのに、
>相手の意思を決して尊重しようとはしない、
>自己中心的な態度、かつ偏執的

あなたはこれまで拒否の意思を明確に示しておりません。もしも「あなたの主張には納得させられた。これでは返答のしようもない(返答したくない)。勝手にスルーしてなかったことにしたいから、どうか察してほしい」などと考えているのなら、それこそ相手の好意を無にする自己中心的な態度ではないでしょうか?

「そんな不誠実な相手なら、こちらも無視してやればいいのに。正直どうでもいい」と思っている方もいるでしょうし、私が「偏執的」との指摘は否定しません(笑)。

ポルシェ万次郎 2013-12-20 19:43:38

1941ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:41:22
58 ■Re.#52 ねこですさん 2/2

>議論をしたいのであれば、まず最初に、相手の意思を確認しなさい

ここは議論、情報交換、質問その他、ユーザー間のコミュニケーションが前提となっている場所です。それ以外の迷惑な目的の方は書き込み禁止をくらったりもします。毎回確認が必要ですか?

それならあなたは「通貨発行余力の定義について、質問させていただいてよろしいでしょうか?」といった具合に、相手(当方)の意思を事前に確認したのかと問いたいです。ほかにも「公共事業がデフレを解消するって、本当ですか?」などと私に質問されていますが、事前に議論の意思や質問の是非を確認された覚えはありませんよ。

>相手がスルーしたなら議論する意思がない、と判断できませんか?

やはりできるわけはありませんが、今回の書き込みにより、あなたが議論するつもりがない人だということだけは伝わりました。今後もエントリー本文やユーザーコメントに反論を述べ、再反論があってもスルーするスタイルで「布教」を続ければいいと思います。

>おい! しっかりしろ!

続 日本は世界一の緊縮財政国家|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11541471921.html
 政府支出の増加率(年平均ランキング) ※2000〜2010年
 http://hirohitorigoto.info/data/097_2_lb.jpg
 政府支出増加率と名目GDP成長率の関係 ※1990〜2012年
 http://hirohitorigoto.info/data/098_2_lb.jpg

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 世界各国過去32年分データを解析:政府総支出と名目GDPの相関関係極めて高い。小泉政権は政府総支出増加も名目GDP増加も世界最低水準!デフレ日本には大胆な財政出動必要!!
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-563.html

リフレ派の人が一番熟読すべきは、上記にあるような過去の事実関係(政府総支出の増加率と名目GDP成長率との相関関係)だと思います。需要は為替だけでは決まりませんし、資産効果や円安効果のみではデフレを止められるだけの力は恐らくないでしょう(効果は認めるが遅いし足りない)。あなたもしっかりしてください。

ポルシェ万次郎 2013-12-20 19:43:59

1942ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:42:21
26 ■おみやげみっつ たこみっつ 1/4

>今度のお相手は、古谷経衡氏でございます

前回の「嫁にしたい桜キャスター」佐波優子氏もよかったですが、「散髪屋に連れて行きたい桜キャスター」古谷経衡氏の起用も素晴らしいと思います。WiLLで彼の書いた原稿を何本か拝読しましたが、いずれもクオリティが高く、キャスターより物書きの方が向いているのではと、個人的には思う次第です。

彼オススメの映画「おおかみこどもの雨と雪」を昨日の金曜ロードショーで視聴しました。同じく桜キャスターで、「超映画批評」の管理人・前田有一氏の評価は辛口でしたが、子育てや田舎生活を応援したくなるというか、「雨」の選んだ道(親不孝)に共感できなかったくらいで、普通に感情移入できる作品で私はとても面白かったです。

>「雇用の質も重視するべき」にご賛同下さる方は

賛同いたします。私はフリーランスになった20代前半の頃、或いはその後に会社を作った際、一般的な雇用契約ではなく業務委託契約という形をよく取っておりました。相手方が正社員ではないため、健康保険や厚生年金、雇用保険等々の保険料の負担義務が一切発生しないというメリットがある反面、業務遂行のノウハウや技術が社内に蓄積されないというデメリットがあります。

もちろん、将来が安定しているとはとても言えない雇用形態なわけで、世間では業務委託契約や請負契約についてあまり語られることがないことから、行政や専門家はどの程度把握しているのか、個人的にも気になるところです。

ポルシェ万次郎 2013-12-21 15:51:52

1943ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:42:43
27 ■おみやげみっつ たこみっつ 2/4

【メディアの嘘を見抜け】デフレに関する、絶対に間違っている2つの議論
http://www.nicovideo.jp/watch/1387517503 [桜H25-12-20] 上念司

上記動画を視聴後、腹立ち紛れに即座にメモを取ったのですが、面倒なので以下にそのまま掲載いたします。

藻谷浩介氏の「人口デフレ説」が間違いなのはいい。デフレが原因で出生率が下がることはあっても、その逆は有り得ないので同意する(出生率や生産人口の低下はむしろインフレ要因)。しかしグローバル化をデフレ要因の一部だと分析する勢力に対し、「グローバル化によりデフレは絶対避けられない(運命)」との極論を主張する浜矩子氏(紫ババア)を引き合いに出すこと、これはもう印象操作以外の何物でもない。

そして「相対価格が下がれば必ず別な商品を買うから全体の物価は下がらない」とする上念氏の論も、「相対価格が下がった分を全額貯金するわけではないだろう」といった具合に、またしても極論に対する否定(カウンター)のみを論拠としているので、その中間は考えられないのか、全額貯金はしないがいくらかは貯金に回るだろうことを指摘しておきたい。或いは牛丼屋とハンバーガー屋とコンビニと総菜屋の関係のように、異形態や異業種であっても競争激化の圧力は波及し、全体の物価を押し下げるデフレ要因となることも考慮すべきだ。

もちろん浜矩子氏のように、このことをもってデフレからは抜け出せない(運命)と考えることは明確な誤りだと念を押しておきたい。それこそ、日本以外の国がこれまでデフレに陥っていないことで実証されているわけであるが、リーマンショックに端を発するバブル崩壊後の世界では、この程度のデフレ要因(デフレ圧力)でも弊害が顕在化しかねないことは容易に想像できるだろう。

ポルシェ万次郎 2013-12-21 15:52:17

1944ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:43:00
28 ■おみやげみっつ たこみっつ 3/4

ニコニコ動画で『「デフレの原因」は言い過ぎだが「デフレと無関係」も言い過ぎなのでは?』というコメントを確認しましたが、つまりは私も全く同じ意見だということです。以前にも書きましたが、「自由貿易の促進がデフレ要因であることは認める。しかしデフレ要因だからといって、TPP交渉に反対する理由としては少し弱い。それに同盟国アメリカとのお付き合いもあるだろう」などの意見であれば、私の考えとは違っていても、それはそれで尊重したいと思います。

それでも下記(木下栄蔵・中野剛志・三橋貴明らの論を参考)で整理した通り、インフレ要因とデフレ要因、或いはそれぞれの脱し方も一つではないことだけは合意しておきたいものです。

●インフレ期にすべきこと
【需要の抑制】
 緊縮財政、金融引締、政府支出カット、増税、行革、民営化、PFI、地方分権
【供給の促進】
 生産性の向上、規制緩和、競争促進、非効率部門の淘汰、労働市場の流動化、
 リストラクチャリング、貿易自由化、グローバル化の促進、外需主導型の成長
【行動原理】
 利潤の最大化→「神の見えざる手」が作用(市場原理が働く)
【成功例】
 中曽根政権の専売公社・電電公社・国鉄の分割民営化、レーガノミクス
【失敗例】
 田中政権の国土の均衡ある発展、日米構造協議(内需拡大要求→公共投資増)

●デフレ期にすべきこと
【需要の促進】
 積極財政、金融緩和、公共投資拡大、公的雇用の拡大、減税(投資減税)、
 中央集権(国家的プロジェクトの実行)
【供給の抑制】
 雇用の安定化、規制強化、協調重視、ワークシェアリング、労働者保護、
 貿易管理(貿易保護化)、グローバル化の抑制、内需主導型の成長
【行動原理】
 債務の最小化→「合成の誤謬」が発生(市場原理が働かない)
【成功例】
 高橋是清財政、シャハト時代のアウトバーン建設、ニューディール政策、
 小渕政権・麻生政権の財政出動(規模が小さかったので成功例かは微妙)
【失敗例】
 橋本政権の構造改革・金融ビッグバン・緊縮財政、
 小泉政権の構造改革・郵政民営化・緊縮財政

ポルシェ万次郎 2013-12-21 15:52:39

1945ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:43:19
29 ■おみやげみっつ たこみっつ 4/4

Re.#1 secretary-of-japanさん

>具体的な政策への言及を、お願いしたい

●通貨発行権の行使による物価上昇策各種(数字が上がるほど効果が高い)
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.通貨発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.通貨発行を財源とした支出拡大(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

デフレ脱却へ向けて、通貨を発行してやれることは概ね上記にまとめた通りですが、最も効果的と思われる【3】の方法「通貨を発行し、政府が借りて、使え」を中心に、具体的には下記に挙げた方法を早く採用してよ、人が死んでんねんでーって毎日思っています。

●総理大臣に言わせたい即効性のあるデフレ対策
・およそ2年をかけ、毎年の公共事業費を現在の2倍の基準に引き上げます!
・自衛隊と海保の人数を合わせて5万人増強、防衛費も2倍に引き上げます!
・初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給します!
・高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にします(混雑税の概念)
・消費税は廃止とし、贅沢品のみに課税する「贅沢税」(物品税の進化版)を導入

デフレから脱却できれば、インフレになりさえすれば、日本が抱える問題の殆どは自動的に解決します。供給能力が過剰で毎年余らせている日本のような国に限っては、「質の議論より量の議論」が優先されるべきです。猫の手も借りたくなるくらい忙しくなったときにこそ、朝刊を読みながら優雅にコーヒーを飲み、「ソリティア」をして帰宅するだけの天下り役人をスリム化(賃金カット)、或いは構造改革するのがいいでしょう。何故か賃金が上がらないとかいう場合には、私は別途、再分配政策を持っています。

ポルシェ万次郎 2013-12-21 15:53:01

1946ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:43:33
27 ■今日のエントリー、義和団に包囲されて籠城戦を戦った柴五郎中佐を思い出した。軍隊にポジティブリスト方式はナンセンス 1/4

昨日の藤井聡氏による「まどかマギカ」を考察したメルマガ、2ちゃんねるでスレッドまで立っていてびっくり(笑)。「さくらじ」で古谷経衡氏と語って欲しいなぁ……。中学生の息子さん、次は「Fate/Zero」や「攻殻機動隊(TVシリーズ)」を一緒に観てあげてください♪

まあ、どうせ監督や脚本家らは大して高尚なことを考えてやったわけではないで(アニメ業界の人が国際政治やマクロ経済、思想や哲学について藤井氏や中野氏並みに咀嚼し、最初から何らかの意図を持って表現したとは思えない)、作品の演出について我々が様々な解釈や裏読みをしても、実は何もなかったりするものですけれどね。「エヴァ」が社会現象を起こしたときの居酒屋談義でそう感じました。単純に娯楽作品として楽しめばよろしいかと思います。

そういえば上念司氏、現在の「これは宮崎正弘先生が〜」と同様に、「国土強靭化の藤井聡先生も〜」と連呼していた時期があったのに、最近はとんとご無沙汰ですね^^ 倉山満氏は蘇える銀狼・西田昌司議員への支持は取りやめるのでしょうか?

>「安全保障について、きちんと考えよう!」にご賛同下さる方は

公開初日に映画「永遠の0」を鑑賞しました。原作小説は未読、「漫画アクション」で連載されていた漫画版(こちらは駄作)を流し読みしていた程度の知識で映画館へ。もうそろそろいいだろうということで感想を綴りますが、少しのネタバレも嫌だという方は以下ご注意ください。

現代と当時を行き来する「タイタニック方式」なため、古典やファンタジーではなく「今に続く日本の物語」であることを意識させられ、「ノンポリ用の入門編」としてはよかったと思います(実際、女性やカップルの数も多かった)。私もジャニーズで随一と認めざるを得ないほど、主役を務めた超ひらパー兄さん・岡田准一氏は男前ですしね。序中盤などは特に「命を大切に」「愛する人のために生きたい」という愛の物語なため、サヨク連中が「戦争礼賛だ!」などと曲解できるような隙が一切ありません。

ポルシェ万次郎 2013-12-25 17:40:00

1947ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:44:12
28 ■今日のエントリー、義和団に包囲されて籠城戦を戦った柴五郎中佐を思い出した。軍隊にポジティブリスト方式はナンセンス 2/4

あれをきっかけに大東亜戦争の原因や大儀にまで興味を持ってくれるといいのですが、私としては父母への感謝や郷土愛、公共心や愛国心といったものにも踏み込んで欲しかった……。どういうことかといえば、作中には当然残されているべき遺書の紹介がなく、せめてほかの隊員の遺書を紹介するだとか、父母や兄弟への別れ、或いは神風特別攻撃隊・植村眞久大尉「愛児に遺した手紙」のような、父の顔を知らぬ娘への遺言にも触れて欲しかったと思うわけです。フィクションにノンフィクションを混ぜるわけにはいかなかったのかもしれませんが、それでも遊就館や知覧特攻平和会館を取材するシーンくらいは挿し込めたはずでしょう。

作中では妻との馴れ初めに時間が割かれていたわけではないため、「公(おおやけ)に殉ずる感」がやや足りません(観客が感情移入できるだけの情が足りない)。誤解を恐れずに言えば、自分の妻や娘のみでは私心に見えなくもなく、少なくとも実在する「特攻隊員の遺書というノンフィクション」の感動には及びません。何も難しいことではなくて、実在する遺書をいくつか挟むだけで、2割はよくなったはずなのに残念です。主人公個人の資質(スーパーヒーロー性)が強調されすぎていますが、特攻隊員が皆同じ気持ちで飛び立ったことを、魂のレベルが我々とは違う英雄であったことも描くべきでした。

上官らの悪者感(いいところが一つもない)も気になるところで、「真に無能だったのは陸軍ではなく海軍の上層部」という真実はさておき、あのままだと一部の軍国主義者が全部悪かったのだと誤って捉えられる恐れがあります。あれでは人命軽視の馬鹿たちが残酷な作戦を立案、避けられない運命を主人公がかって出た流れとなり、特攻の意義が同じく自己犠牲が描かれた映画「アルマゲンドン」や「インデペンデンス・デイ」止まりです。なので、数分で済むので下記のような場面を挿入すべきだったように思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-25 17:40:36

1948ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:44:29
29 ■今日のエントリー、義和団に包囲されて籠城戦を戦った柴五郎中佐を思い出した。軍隊にポジティブリスト方式はナンセンス 3/4

▼▼▼

約4,000人の若者を戦場に送り、特攻隊の父と呼ばれた大西瀧治郎海軍中将は敗戦翌日(1945年8月16日)の未明、自分が戦場に送った若者の苦しみを味わうため、長刀で介錯なしに切腹、16時間も苦しんだ末に絶命した。

▲▲▲

ほかには真珠湾攻撃での痛快感、ミッドウェー敗戦での悲壮感が足りません(予算の問題?)。空母の不在云々や兵装の転換云々のセリフなど、真珠湾攻撃やミッドウェーの場面における主人公の「万能感」も、小説『少年H』的な後世の後知恵みたいに思えてきます。

特攻と自爆テロとの違いに触れてくれたのはよかったですね(加えるなら特攻隊員はエリートでした)。あとは、まさか最後のハイライトをカットする気なのではと、ヒヤヒヤしながら観ていた終盤でした。ヤクザの爺さんカッコイイ♪ 私など冒頭の特攻シーンだけでウルっときましたが、残念ながらそれは映画とは直接関係ないわけで、良くも悪くも反戦映画なのと、「今の若者よ、しっかりしろよ」というメッセージが強く込められた作品だったと思います。

<公務員定数>14年度は1203人減の29万7138人に (毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00000031-mai-pol

記事には「海上保安庁や防衛省、外務省などを4144人増員する一方」とありますが、桁が一つ足りないですね。

ポルシェ万次郎 2013-12-25 17:41:02

1949ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2013/12/26(木) 05:45:11
30 ■今日のエントリー、義和団に包囲されて籠城戦を戦った柴五郎中佐を思い出した。軍隊にポジティブリスト方式はナンセンス 4/4

欧州初「グーグル税」導入=ネット企業の課税逃れに対抗―イタリア (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00000016-jij-eurp

下院に続き、上院でも賛成多数で可決したようです。これについては以前の投稿を再掲させていただきます。

▼▼▼

2 ■♪残酷な新古典派のテーゼ 平蔵よ神話になれ 1/2

>アベノミクス第一の矢と第二の矢という「普通のデフレ対策」のみを
>やっていれば良かったのです

仮に第三の矢をやるのなら、最近のイタリアに倣い、グーグルやアマゾンなど、海外に本社を持つ多国籍企業に対しては、税金を納めないと広告事業やネット販売を禁止する法案を含めた、税の補足率向上や累進性強化を狙った「再分配政策」であってほしいです。

企業経営者(オーナー)らにとって業績とは、ゲームセンターの得点ランキングみたいなものなので、別に税率が高いからといって働く動機を無くすなどということは決して有り得ません。ああ、スポーツ選手などはもっと分かりやすいかもしれませんね。それでも日本国籍保有者や日本を市場として利益を上げようとする対象からは、取りっぱぐれのない制度を整えておきたいです。

>競争を激化させることで物価を押し下げる
>成長戦略という名の「構造改革」「規制緩和」

私はごく稀に存在する「需要創出に繋がる規制緩和」だけはやっていいと思っていますが、「国際競争力の強化」という名目で規制緩和を訴える連中が言う中身の殆どはインフレ対策なのだから困ります。どうやって少ない需要を分け合おうかと考えているときに、効率化を求められては逆効果ですよね。

ポルシェ万次郎 2013-11-18 09:21:12

▲▲▲

シンガポールに在住しながら日本の読者向けに有料メルマガで儲けようとする輩など、あらゆる自体を想定しておく必要があります。

ポルシェ万次郎 2013-12-25 17:41:23

1950ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:15:09
27 ■靖国参拝

映画「永遠の0」公開の効果で批判も相殺されるだろう今の時期を狙った……と思う私は考えすぎ?

>「公共事業大幅増のウソ」に、愕然とされた方は

藤井センセも激おこですね。

ポルシェ万次郎 2013-12-26 14:24:12



13 ■リフレ派の言う「デフレは貨幣現象」は理屈なき折衷主義 by やっすん

>来月告知される予定の都知事選では、
>また皆様のお力をお借りすることになりそうです
>(文句なしで支援できる方が、出馬される可能性が高いのです)

そんな95%以上で政策が一致して「文句なし」の人なんて、三橋氏を含めて日本に5人くらいしかいない……と思っていたら、東京五輪前の都政を任せたいという人選であれば、藤井聡氏や大石久和氏の優先順位が断然跳ね上がりますね。舛添要一氏が出てきたら選挙では誰も勝てる気がしませんが、地上波で顔を売ったり議論の機会を得られるという意味で、中野剛志氏、柴山桂太氏、渡邉哲也氏、藤井厳喜氏らの出馬を願っています。

ただ、都知事になったところで「通貨を発行して、使え」や議会を無視した独裁ができるわけではないので、国家観や歴史認識の方面で信頼できる人を応援したいですね。橋下市長のような品性下劣な感じではなく、発信力や調整能力に優れているという点で、青山繁晴氏がやはり適任ではないかと思います。

ドイツが侵略戦争をしたこと、戦争とは何の関係もない国際法違反(民族浄化)を行ったこと、ヒトラーという分かりやすい独裁者がいたことが有名すぎて、ドイツの同盟国で同じ敗戦国という共通項を持つ日本が同じような印象を持たれていることを危惧します。戦争に勝った側が負けた側より道徳的に勝っている保障はなく、インドのパール判事のように日本の無罪を主張した東京裁判で唯一の国際法の専門家がいた事実も世界は知るべきだと思います。「同じ敗戦国のドイツは謝ったのに日本は……」ではなく、「同じ戦争犯罪国家のドイツは謝ったのにアメリカやロシアは……」が本来でしょう。

日本のそれが自衛戦争であったことはマッカーサーも認めている客観的事実で、ナチスの行ったホロコーストに類する問題はアメリカが行った非戦闘員への無差別攻撃(東京大空襲、原爆投下、病院船や商船への攻撃)であり、ヒトラーと並び語られるべき長期政権の独裁者は東条英機などではなく、スターリン、ルーズベルト、チャーチルだということを確認しておきたいですね。少なくとも侵略戦争の定義には諸説があること、戦勝国であろうが国際法違反は許されないこと、戦前や戦中も日本の民主主義が機能していたことが重要な論点だと思います。

ポルシェ万次郎 2013-12-31 13:27:10

1951ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:16:05
55 ■活動貨幣現象(総需要の不足)のデフレに対し、不活動貨幣政策(量的緩和)に傾倒した脱デフレを志向するのがリフレ派。

【リフレーション(2〜3%程度のマイルドなインフレの言い換え)=デフレ脱却】

上記を目指すことに誰も反対はしませんが、いわゆるリフレ派を自称する人たちは、目的達成のための手段として財政政策よりも金融政策を重視するという点が、どの立場の人からも異論のない事実ではないでしょうか? 「リフレ派は財政政策を過小評価している」との指摘については、人によっては濃淡があって反論もあるだろうことから、「財政政策よりも金融政策に重きを置くのがリフレ派」という理解、共通認識で概ねよろしいかと思います。

1.金融至上主義者(「デフレは貨幣現象」―新古典派)
2.金融中心主義者(「デフレは貨幣現象」―リフレ派)
3.財政至上主義者(「デフレは総需要の不足」―AJER派)
4.財政中心主義者(「デフレは総需要の不足」―京都学派)

リフレーションを目指す勢力は概ね上記の通りで、これを全て「リフレーションを目指すから全員リフレ派だ」とするのは少々乱暴だと思いました。

以下、山本博一氏のブログに掲載されたデータからですが、これを見て「デフレ? 物が安く買えていいじゃん!」などと言っている無知識層が減ることを願っています。

●インフレ期(1970〜1998年)
・名目賃金 …… 449.7% 上昇
・消費者物価 …… 217.8% 上昇

●デフレ期(1998〜2010年)
・名目賃金 …… -11.0% 下落
・消費者物価 …… - 3.6% 下落

物価より賃金が上がるのがインフレ期、物価より賃金が下がるのがデフレ期。インフレには良いインフレ(適度なインフレ)と悪いインフレとがありますが、デフレには悪いデフレしかないことが理解されればと思います。そしてデフレ期には市場原理が作用しにくいにもかかわらず、「俺らのことを市場原理主義とか新自由主義とかレッテルを貼るな」などと言いつつ、主張する内容がそう言われても仕方のないような人たちが上記の【1】や【2】の勢力には多いと感じています。

ポルシェ万次郎 2014-01-01 02:50:24

1952ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:16:40
12 ■「朝ナマ」を見た朝は 1/2

>1/3【年末SP討論】国土強靭化が日本を救う[桜H25/12/31]
http://youtu.be/7zMSE8eUqGE

只今鋭意視聴中です。しかしあの内容だとまた、「今回は知り合いは出ていないがたまたま見ていた(かもしれない)」倉○満氏が「激おこ」するのは必至ですね(笑)。

TPPについては、「ぶっちゃけ、TPPで日本側のメリットは皆無だが、アメリカからの誘いを無碍に断るのも心証を悪くするし、交渉には参加するだけしておいて、無茶な要求に対しては断ってかわすのが正しい。大丈夫、安倍政権にはそれくらいの指導力や交渉力がある」という主張(消極的賛成)であればまだ理解できますが、かつて「TPPに参加して世界へ打って出るべき。日本は開国しなければならない。自由貿易は正義。アジア市場を取り込め」といった主張(積極的賛成)に対するカウンターとして、中野氏や三橋氏や関岡氏や東谷氏らのTPP反対論「そもそもメリットがないのだから、最初から交渉参加すべきではない(攻めるべきものに比して、守るべきものが多い)」が出てきた経緯を忘れてはなりません。

それらの前提を無視し、交渉が難航している現状だけを見て「ほらな。意外と善戦しているだろ? TPP反対派の言っていたアメリカ陰謀論(アメリカ最強説)は嘘だったのだ」とか後付けで言われても、それは論点がずれているし結果論だろうと思わずにいられません。我々の「TPP賛成派はメリットを言ってみろ!」に対し、最初から気持ちよく「メリットはない。交渉もどうせ瓦解する。参加前に断る方が国益に適うか、参加した上で事実上断る方が国益に適うかが論点だ!」と主張されていれば、それはそれで違った論戦になっていたかもしれませんね。

ポルシェ万次郎 2014-01-01 12:10:36

1953ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:17:01
13 ■「朝ナマ」を見た朝は 2/2

一方、出演者の一覧(古市憲寿、辻元清美、孫崎享、金慶珠、宋文洲ほか)を見ただけでゲンナリ、チャンネル桜での討論との落差を感じずにいられないテレビ朝日「朝ナマ」ですが、山際澄夫氏の正論がどれだけ地上波に乗るかだけを楽しみに、今回は時短再生すらせず、PCで録画したものを適当にスキップしながら視聴しました。番組で急遽実施された視聴者アンケート「安倍総理の靖国参拝を支持しますか?」の設問に対し、賛成が71%、反対が29%と大差になった結果を受け、「この統計には意味がない」と負け惜しみを言った古市氏には笑わせてもらいました。まあ確かに、ある程度政治に関心のある層の意見ということで、新聞社の世論調査より偏りがあったとは思います。

ああいった場に倉山満氏がいれば「無双」が見られたのではないかと、元旦からそのように思った次第です。倉山氏の歴史観や憲法観については、私は概ね支持しています。次にまた大喜利のような悪ふざけ企画があれば、「♪大きな罪の 木下で〜」とでも、何方かよろしければお伝えください。

▼▼▼

(前略)

政府は、河野談話がほぼ固まった同年8月2日、韓国の閣僚にも案文を伝えた。閣僚は一定の評価をしつつも、「韓国民に、一部の女性は自発的に慰安婦になったという印象を与えるわけにはいかない」と強調したとされる。

河野談話 日韓で「合作」 関係者証言 要求受け入れ修正 (産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140101-00000024-san-pol

▲▲▲

上記はヤフートップのヘッドラインより。強制ではなく自発的に慰安婦となった証拠については、高額な給与と前借を保証した例の求人広告を前出の山際氏が当該番組で提示してくれました。ただ、「前線で戦う兵隊さんたちのために奉仕したい」と思った朝鮮人慰安婦の方も少ないだろうがいたはずで、そもそも職業に貴賎はないものの、現代の「韓デリ嬢」とは必ずしも同列には扱えないと私は思っています。やはり産経新聞・黒田勝弘ソウル支局長が言うように、慰安婦については謝罪や遺憾の意ではなく、感謝と慰労を表明すべきですね。

ポルシェ万次郎 2014-01-01 12:10:54

1954ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:17:41
15 ■「朝ナマ」を見た朝は 【追記】

さっそく2ちゃんねるからの「まとめ記事」がアップされていたので、取り急ぎ下記にご紹介します。

「靖国参拝 支持 71% 」…朝生のアンケート結果に2ちゃんねる実況板大盛り上がり
http://chitekizaisan.blog28.fc2.com/blog-entry-6716.html
【超速報】産経新聞朝刊一面トップ 河野談話 日韓で「合作」の大スクープ!
http://fullbokko.2chblog.jp/archives/35343899.html

で、都知事選に出馬するのは田母神元空幕長なのでしょうか? 国会議員として議席の1つでも狙えたはずなのに、今まで見送っていたのはこのタイミングのためだと考えれば合点が行きます。

ポルシェ万次郎 2014-01-01 12:27:46



55 ■ででーん。田中、上○、○○アウト!

やはりというか、都知事選に出馬するのは田母神元空幕長でしたね。私は東京都民ではありませんが、陰ながら応援したいと思います。

◆YAHOO!ニュース 意識調査
賛成 76.6% /反対 23.4%
◆TBS『Nキャス』
賛成 71.2% /反対 28.8%
◆テレビ朝日『朝まで生テレビ』
賛成 71% /反対 29%

上記は昨年末の安倍総理による靖国参拝の是非を問うたアンケート結果です。映画「永遠の0」の効果と合わせ、今なら100万票は狙えると思います。自民と民主が相乗りするであろう舛添要一氏に対し、田母神氏(維新推薦?)が何処まで迫れるかという勝負になりそうです。

ポルシェ万次郎 2014-01-03 06:14:40

1955ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:17:58
56 ■公共事業における昨今の人材不足、資材高騰について。

カネで解決するよろし!

・人材不足→失業者を雇え
・資材高騰→遊休資産を稼動させよ

「通貨を発行し、政府が借りて、使え」だと財源は豊富にあるわけで、ケチケチするから現場に信用されないのだと思います。

ポルシェ万次郎 2014-01-04 04:11:58



61 ■まずは長期の国土計画が必要。土建国家で生きて行く方針を示せ!

日付の変わったコメント欄で本格的な論争をするつもりはありませんが、私の考えは下記の通りです。

●通貨発行権の行使による物価上昇策各種(数字が上がるほど効果が高い)
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.通貨発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.通貨発行を財源とした支出拡大(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

●即効性の高いデフレ対策
・およそ2年をかけ、毎年の公共事業費を現在の2倍の基準に引き上げます!
・自衛隊と海保の人数を合わせて5万人増強、防衛費も2倍に引き上げます!
・初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給します!
・高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にします(混雑税の概念)
・消費税は廃止とし、贅沢品のみに課税する「贅沢税」(物品税の進化版)を導入

上記の通り、「土建業への支出に特化せよ」というわけではありませんので念のため。

ポルシェ万次郎 2014-01-04 06:28:57

1956ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:18:17
6 ■「鹿しか走っていない無駄な高速道路」は無料化し、鹿以外がビュンビュン走れるよう有効活用すべき。首都高は逆に値上げせよ! 1/3

【財政メイン、金融フォロー>>>>>アベノミクス(財1:金9)>>民主党政権】

上記は普通なら「財政メイン(主)、金融サブ(従・副)」と言いたいところですが、私は菊池英博氏による何気ない「財政メイン(主)、金融フォロー(従・補)」という言い方が好きですね。主役はあくまで財政政策であって、その効果を最大限に高めるための、或いは弊害を緩和するための脇役(助演男優賞)が金融政策であると考えます。

現在のアベノミクス(金融緩和A評価、財政拡大B評価、成長戦略E評価でABE)が民主党政権と比べれば評価できるのは当たり前の話です。私などはいつも、名目7%、実質5%の経済成長を比較対象としているので、消費税増税を決めたことは抜きにしても、リフレ派とは違って現在のアベノミクスには不満が大きく残るところです。ちなみにリフレ派の中に、「リフレーション(緩やかなインフレ=フィリップス曲線の考えに基づくインフレ目標)を支持する論客は全員リフレ派」と考える人はいません。

要は「前より良くなった」という評価ができるだけで、現在のアベノミクスは経済政策の成功例ではないということです。こんな低いレベルの改善で喜んでいること自体が「自虐的経済史観」だと思いませんか? 本来は「GDPでアメリカを抜いて世界一になれたかもしれない偉大な日本」(戦後の焼け野原から世界第2位の経済大国になるまで僅か22年、戦後30倍差だった日米のGDP比が1995年には1.4倍差)を基準とし、その成長路線に復帰できそうか否かで評価すべきだと思います。

そうそう、「小渕政権の大規模財政出動(?)」をまだ批判する人がいるみたいなので、そういう人は以下の秀逸なエントリーの熟読をお勧めします。

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 世界各国過去32年分データを解析:政府総支出と名目GDPの相関関係極めて高い。小泉政権は政府総支出増加も名目GDP増加も世界最低水準!デフレ日本には大胆な財政出動必要!!
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-563.html

ポルシェ万次郎 2014-01-04 11:29:36

1957ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:18:43
7 ■「鹿しか走っていない無駄な高速道路」は無料化し、鹿以外がビュンビュン走れるよう有効活用すべき。首都高は逆に値上げせよ! 2/3

上念司氏は「金融が10で財政が1」って何かの動画で言っていましたが、この数字だと主観の問題ではなく、もはや「財政軽視」と言われても弁解のしようがありません。「リフレ派の言う『デフレは貨幣現象』は理屈なき折衷主義」と喝破した学者先生がいますが、私にもリフレ派が自分の勉強した理論と現実との乖離を埋めるために、折衷案として「財政も必要」と言っているようにしか思えません。

あるコマンドを実行するとAのパラメーターが2P上がり、Bのパラメーターは1P下がるみたいな、そんな往年のギャルゲー「ときめきメモリアル」「卒業」のような現象が経済政策ではないかと思います。なので、インフレ率を2〜3%に保っていればコマンド実行した際のパラメーターの伸び(経済パフォーマンス)が良くなるといった具合の、そんな各国を萌え系の美少女に擬人化したシミュレーションゲーム(例:艦隊これくしょん)を作ればいいと思います。

実際にプレイしてみれば、「日本ちゃん」が一番ポテンシャルが高いことを体感できるでしょう。「リアルの日本政府、デフレのまま放置してるなんて阿呆じゃね?」「税収が落ちて財源が足りない? さっさと国債発行コマンドを使えよw」「国の借金? 日本の対外純資産は世界一なんですけどw」「ギリシャちゃんやキプロスちゃんがハードモードすぐる。EU脱退コマンド希望」みたいなセリフが若者の間で共有されれば成功です。パラメーターはBBC調査「世界に良い影響与えている国ランキング」に至るまで、全て実在する公的データのみで構成します。韓国にだけ「反日コマンド」(内閣支持率が2P上がり、世界的好感度が1P下がる)が実装されているとかもありです(笑)。

必要なインターフェースや各種パラメーターやアルゴリズムは私が10日で書けるので、PHPでプログラムを書ける人、可愛いイラストやドットのアイコンを描ける絵師さん、資金提供者か制作会社が揃えば実現できます。PCのブラウザゲーでもスマホのアプリでも、開発費のかからない方法が望ましいですね。監修は三橋氏か廣宮氏、山本博一氏か宍戸俊太郎氏で。

ポルシェ万次郎 2014-01-04 11:30:08

1958ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:19:04
>早速、スペインやフランスで興味深い動きが出ていますので、
>明日、取り上げます

反移民を掲げる政党の勃興のことでしょうか? 「週刊新潮」最新号の巻頭コラムにて、藤原正彦氏がこの件で興味深い原稿を書いていました。よろしければご参照ください。

以下、昨日エントリーのコメント欄を読んだ感想を適当にまとめて綴ります。

●公共事業の人的リソースの不足を解消する手段として相応しいのはどっち?
・外国人労働者:安く雇える、専門技能を有する。日本語ができない、治安悪化。
・日本人失業者:国内の失業率が下がる。日本語ができる、治安改善。

上記、それぞれの特徴を外国人労働者に贔屓目に羅列してみましたが、我が国の世界一豊富な財源を持ってすれば、失業者を高い報酬で雇用できるように予算を投じれば解決する問題のように思えます。医者の診療報酬や看護師の給与についても同じことが言えますね。多少のタイムラグはあるかもしれませんが、我が国が長年続けてきた世界一の緊縮財政を止めれば済む話です。

一番大事なことは、少なくとも政府調達で何らかの財政支出を行う際、「国内で完全雇用が達成できてなお供給能力が足りない場合に財やサービスの輸入で外国の力を借りる」ということだと思います。豊富な対外純資産(貯蓄過剰)と通貨発行権を手放さず保持する日本だからできる芸当ですが、それ故に「インフレ耐久度(財政余裕度=通貨発行余力)」が世界一(基軸通貨国のアメリカという考えもあるか?)で、名目7%、実質5%の経済成長も難なく可能だと私は思うわけです。

【親日外国人>>>技術者や有識者>>資産家や高所得者>>>単純労働者】

上記は私が思う「許容できる移民の優先順位」です。メルケル首相が言うように「多文化共生」は失敗が既に明らかなため、日本の慣習や文化への同化を強烈に希望する移民以外は不要、国益を損ねると考えます。なので、具体的にはコスプレ大会や日本語弁論大会の上位入賞者、日本語学校の成績上位者らを優遇する措置が求められます。Kawaii文化やVisual-Keiに憧れる少女たち、アニメや漫画が好き過ぎるJapanophile(ジャパノフィル=日本偏愛者)に帰化してもらうのが良さそうです。

日本食は塩分が高いのが最大の難点。長寿日本一の長野県に倣って地域で減塩に取り組むほか、さっさと無料化すればいい学校給食では白米(栄養の抜け落ちた死んだ穀物)を廃止とし、玄米や雑穀を食べさせる「食育」の実施が肝要となります。

ポルシェ万次郎 2014-01-04 11:31:57

1959ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:19:26
41 ■あの小渕政権や麻生政権でも財政支出の規模は全然足りていない。 1/2

本日のエントリーだけでなく、TPP反対派や道州制反対派や移民反対派は幾度となく反対の理由を具体的に述べているのだから、それらを陰謀論だのトンデモ論だの批判する前に、自らも賛成する理由(メリット)を具体的に提示すべきだと思います。反対派の懸念が杞憂に終わる可能性もゼロではないのだから、そうなった際に得られる魅力的なメリットの説明に本来は力を入れるべきではないでしょうか?

「期待できるメリット(攻めるべきもの)」と「懸念されるデメリット(守るべきもの)」とを照らし合わせた上で判断すべき問題なのに、後者の見解の妥当性ばかりが論じられている時点で勝負は明らかだと思います。そもそも「節度を持たず、相手国の文化、伝統、歴史、価値観、ライフスタイル、商慣習、法律、安全保障確立を尊重しないで、市場原理に則って貿易を拡大しましょう。勝敗については恨みっこ無しです」みたいな思想は日本人に合いません。

以下は再掲ですが、大事なことは「脱デフレに全てのリソースを集める」ということで、それまで余計なことはするなと言いたいくらいです。

▼▼▼

61 ■まずは長期の国土計画が必要。土建国家で生きて行く方針を示せ!

●通貨発行権の行使による物価上昇策各種(数字が上がるほど効果が高い)
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.通貨発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.通貨発行を財源とした支出拡大(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

●即効性の高いデフレ対策
・およそ2年をかけ、毎年の公共事業費を現在の2倍の基準に引き上げる。
・自衛隊と海保の人数を合わせて5万人増強、防衛費も2倍に引き上げる。
・初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給する。
・高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にする(混雑税の概念)
・消費税は廃止とし、贅沢品にのみ課税する「贅沢税」(物品税の進化版)の導入

上記の通り、「土建業への支出に特化せよ」というわけではありませんので念のため。

ポルシェ万次郎 2014-01-04 06:28:57

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ポルシェ万次郎 2014-01-05 16:15:11

1960ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:19:44
42 ■あの小渕政権や麻生政権でも財政支出の規模は全然足りていない。 2/2

▼▼▼

下記(木下栄蔵・中野剛志・三橋貴明らの論を参考)で整理した通り、インフレ要因とデフレ要因、或いはそれぞれの脱し方も一つではないことだけは合意しておきたいものです。

●インフレ期にすべきこと
【需要の抑制】
 緊縮財政、金融引締、政府支出カット、増税、行革、民営化、PFI、地方分権
【供給の促進】
 生産性の向上、規制緩和、競争促進、非効率部門の淘汰、労働市場の流動化、
 リストラクチャリング、貿易自由化、グローバル化の促進、外需主導型の成長
【行動原理】
 利潤の最大化→「神の見えざる手」が作用(市場原理が働く)
【成功例】
 中曽根政権の専売公社・電電公社・国鉄の分割民営化、レーガノミクス
【失敗例】
 田中政権の国土の均衡ある発展、日米構造協議(内需拡大要求→公共投資増)

●デフレ期にすべきこと
【需要の促進】
 積極財政、金融緩和、公共投資拡大、公的雇用の拡大、減税(投資減税)、
 中央集権(国家的プロジェクトの実行)
【供給の抑制】
 雇用の安定化、規制強化、協調重視、ワークシェアリング、労働者保護、
 貿易管理(貿易保護化)、グローバル化の抑制、内需主導型の成長
【行動原理】
 債務の最小化→「合成の誤謬」が発生(市場原理が働かない)
【成功例】
 高橋是清財政、シャハト時代のアウトバーン建設、ニューディール政策、
 小渕政権・麻生政権の財政出動(規模が小さかったので成功例かは微妙)
【失敗例】
 橋本政権の構造改革・金融ビッグバン・緊縮財政、
 小泉政権の構造改革・郵政民営化・緊縮財政

ポルシェ万次郎 2013-12-21 15:52:39

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ポルシェ万次郎 2014-01-05 16:15:35

1961ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:20:04
1 ■国内に失業者を抱えたまま外国人労働者を呼び込む愚 1/4

「恐慌経済(デフレ)、国内に失業者がいる(完全雇用の未達成)、財源が豊富にある」といった環境で、特定産業における人手不足の解決方法が「外国人労働者を呼び込め」なわけがない! 要は「国全体でインフレギャップがある状態(通常経済)での外国人労働者の受け入れは検討に値するが、国全体でデフレギャップがある状態(恐慌経済)での外国人労働者の受け入れは議論にすらならない」ということです。

ワ○ミ「土建屋の給料が高騰しているから、うちもバイトの時給を100円上げざるを得なくなった。けれど、最近その土建屋の連中が景気良く飲み食いしてくれるから、売上も好調だから全然やっていけるぜ」

上記のような感じ(とある被災地の例)で、政府が日本人失業者のために支出を増やし、職を得た日本人労働者が土建業で付加価値を創出(需要に対して不足がちだった供給能力を提供)、そこで得た所得を同じ日本国内の何かに支出する「正の連鎖」に何の問題がありましょうや?

>「経世済民」という観点から見ると、政府の政策の目的は
>「プライマリーバランスの黒字化」ではなく「国民を豊かにすること」です

財源を徴税のみに頼る特別な意味はなくて、通貨発行で賄えるのならそうしなさいよという話ですよね。借金は完済しなくてはならないといった「家計脳」、利潤を追求しなければならないといった「企業脳」に縛られていては、政府本来の目的である「経世済民(所得の増加、物価の安定、完全雇用の実現)」を実現することは叶いません。財政支出を抑えたまま公共事業を消化しようとか、そんな財政均衡主義に囚われたままだからおかしな結果や発想を招くのでしょう。

ポルシェ万次郎 2014-01-06 09:46:36

1962ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:20:24
2 ■国内に失業者を抱えたまま外国人労働者を呼び込む愚 2/4

国民の忠誠心や連帯感(文化や慣習や社会通念の同質性)こそが国力の源泉であり、我が祖国日本の強みだと考えるなら、過度なグローバル化や地方分権や移民促進はこれの弱体化にほかなりません。

【親日外国人>>>技術者や有識者>>資産家や高所得者>>>単純労働者】

以前にも紹介しましたが、上記は私が思う「許容できる移民の優先順位」です。日本国籍が欲しければ「外人」から「日本人」になるべきなのに、日本人に同化せず出身国同士で固まり、異質なゲットーやコミュニティを作られては大迷惑となります。「日本国籍は世界的な信用があって便利だから」という動機だけの中国人らは度し難いです。そして労働や帰化どころか、留学や旅行でさえ、一種の関税のようなものを設けるかして、入国者が特定の反日国家に偏らない配慮が必要と考えます。

「東京五輪特需のため日本が中国人労働者の雇用拡大を表明した」
建設業の人員確保のために外国人枠を拡大
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50416628.html

妊娠した外国人労働者を問答無用で国外退去させる都市国家のシンガポール、移民に多い低賃金労働というものが固定化しつつある階級社会のヨーロッパ、いずれも優しい日本人が運用したところで許容できるはずもなく、将来に禍根を残すことになるでしょう。そしてこれは皮肉なことに、「郷に入っては郷に従え」な日本人は移民する方の資質なら高いと思います。

ポルシェ万次郎 2014-01-06 09:47:04

1963ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:20:44
3 ■国内に失業者を抱えたまま外国人労働者を呼び込む愚 3/4

【政治】 リニア新幹線輸出・・・政府、米に5000億円融資提案 2014.01.05
http://pika2.livedoor.biz/archives/4676117.html

以前から下記に示す通り、ワシントン―ニューヨーク―ボストン間も結構ですが、サンフランシスコ―サンノゼ―ロサンゼルス間も併せてお願いしたいです。輸入に頼る脆弱な途上国への道は容認し難く、アメリカが軍産複合体なら、日本は過剰な供給能力を輸出できる強靭なハイパー土建国家でありたいです

●世界のリニア新幹線
・アメリカ:【サンフランシスコ】―【サンノゼ】―【ロサンゼルス】
・ブラジル:【サンパウロ】―【リオデジャネイロ】
・ロシア:【モスクワ】―【サンクトペテルブルク】
・インドネシア:【ジャカルタ】―【スラバヤ】
・中国:【大連】―【瀋陽】
・マレー半島縦断リニア:【バンコク】―【クアラルンプール】―【シンガポール】

●世界の新幹線
・アメリカ:【ワシントン】―【ニューヨーク】―【ボストン】
・インド:【ムンバイ】―【アメーダバード】
・世界横断鉄道(貨物&寝台新幹線):【ボストン】―【ワシントン】―【ロサンゼルス】―【サンフランシスコ】―【シアトル】―【バンクーバー】―【ウラジオストク】―【日本】―【モスクワ】―【ベルリン】―【パリ】―【ロンドン】

※ロンドン―ボストン間は船で移動する、高速鉄道を使った世界一周の旅。九州を周遊するJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」の世界新幹線版といった筆者のイメージ。

●世界の海底トンネル(上記の「貨物&寝台新幹線」が通過)
・宗谷トンネル(約43km):【宗谷岬】―【西能登呂岬】
・サハリントンネル(約10km):【ロシア本土】―【樺太】
・ベーリング海峡トンネル(約100km):【チュコト半島】―【アラスカ】

ポルシェ万次郎 2014-01-06 09:47:28

1964ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:21:04
4 ■国内に失業者を抱えたまま外国人労働者を呼び込む愚 4/4

第22話:撫子外相、中韓以外の地政学的、安全保障的に重要と思われる国へ外遊
http://www.zenkasya.com/profile/04_02.html#第22話
第27話:撫子、プ○チンと初会談/のぞみ、新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話
第51話:203X年の日本/お父さん、どうして日本はこんなに素敵で楽しい国なの?
http://www.zenkasya.com/profile/04_04.html#第51話(最終話)

私が書いた上記「政経アニメ原案」の作中では、アメリカの退役空母の購入と引き換えに日本の新幹線を導入してもらい、日米両国の絆を深めるようなエピソードも挿入されています(第46話)。ワシントンにおける桜の寄贈と同じ効果をもたらすというわけです。

アメリカ海軍の航空母艦「ロナルド・レーガン」の圧倒的物量が分かる画像
http://dailynewsagency.com/2011/03/14/carrier-reagan/

周りを海に囲まれた海洋国家日本にとっては特に、非常時(戦争、災害、テロ)における空母活用の便益は計り知れません。

<TPP>交渉正念場 「関税」難航で日本に逆風(毎日新聞) - 写真 - 2014.01.05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-00000060-mai-bus_all.view-000

上記の写真上部「日米間」では「うちらが攻めるべきものは?」、写真下部「全体交渉」では「アメポチか?」の印象しか残りません。ざっくりとした感想ですが……。

ガキ大将に誘われて「じゃんけんで勝った側がピコピコハンマーで相手のおでこを殴る、負けた側がヘルメットを被って防戦する」の例のゲームを、日本側だけヘルメットを被る権利しか認められていないルールで強制させられているようなものです。ハンマーに集中しなくていい分、今のところはヘルメットで上手く防戦しているように思いますが、いくら付き合いとはいえ、そんな不毛なゲームへの参加は吉田松陰(by T.N)としか言えません。

「日本はディフェンスの上手い手強い相手だと評価されている」とか「じゃれ合っている日米を中国が苦々しく見ている。迂闊に手は出せまい」とか、そうかもしれませんが主権国家としては情けない限りですね。

ポルシェ万次郎 2014-01-06 09:47:46

1965ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:21:25
4 ■量的緩和による資産効果や円安効果がこのまま資産バブルを起こすことなく各種デフレ圧力にどうにか打ち克ったとして……。 1/3

野口悠紀雄 特別講義シリーズ 第22回「アベノミクス1年間の総括」 - 早稲田大学
http://www.waseda.jp/wnfs/movie/noguchi_lecture22.html

上記は昨日コメント欄に紹介されていた「ユッキー」の講義動画。「アベノミクス後のGDPをブレイクダウンすれば結論は明らか」なことは私も以前に書いた通りです。景気動向指数における株価が先行指数なのはいいとして、未だに金利も消費も投資も上がってこないのはどういうわけか、「緩和がまだ足りない」か「普通に財政支出を増やせよ(そもそも無理があった)」以外は考えられません。

【1】量的緩和に比重を置いた場合の2つの仮説(ただし成功はしても時間はかかる)
・成功:資産効果や円安効果を経ての間接的なデフレ脱却>資産バブル崩壊
・失敗:資産効果や円安効果を経ての間接的なデフレ脱却<資産バブル崩壊

【2】公的支出増に比重を置いた場合の確定した未来(メリットとデメリットが同義)
・需要増に直結してのデフレ脱却=金利上昇、通貨高、物価高、賃金増、輸入増

このままいつまでも【1】の実験をして遊んでいられる状況ではなく、第3四半期の経済成長率の内訳ではっきりした今となっては直ちに【2】を行うべきで、私からすれば【2】に反対する人は【1】の有為性を否定されたくないだけの「駄々っ子」にしか見えません。【1】に否定的な人への攻撃はもう結構なので、彼らへは【2】に賛成しない合理的な説明を求めたいです。

【財政メイン・金融フォロー(名目7%、実質5%)>>>>>>>>>>>>>>>アベノミクス(名目3%、実質2%)>>>>>>>民主党政権(0%成長)】

上記、実際の成長率はどうであったかは別にして、括弧内の数字は多くの人が「こんなもんだろう(これくらいあれば御の字)」という共通認識だと思います。現在のアベノミクス(財政1:金融9)は未だ道半ばといった実績ですが、仮に量的緩和による資産効果や円安効果がこのまま資産バブルを起こすことなく各種デフレ圧力にどうにか打ち克ったとして、「それが一体なんぼもんじゃ!」「何年かかるんや?」という気がしないでもありません。そのような低成長では中共の野望を挫き、現世に高天原を築くといった日本の「世界観(ビジョン)」を実現することは叶わないでしょう。

ポルシェ万次郎 2014-01-07 10:59:52

1966ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:21:51
5 ■量的緩和による資産効果や円安効果がこのまま資産バブルを起こすことなく各種デフレ圧力にどうにか打ち克ったとして……。 2/3

先日も書きましたが、要は「前より良くなった」という評価ができるだけで、現在のアベノミクスは経済政策の成功例ではないということです。本来は「GDPでアメリカを抜いて世界一になれたかもしれない偉大な日本」(戦後の焼け野原から世界第2位の経済大国になるまで僅か22年、戦後30倍差だった日米のGDP比が1995年には1.4倍差)を基準とし、その成長路線に復帰できそうか否かで評価すべきだと思います。こんな低いレベルの改善で喜んでいること自体が「自虐的経済史観」ですね。

●通貨発行権の行使による物価上昇策各種(数字が上がるほど効果が高い)
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.通貨発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.通貨発行を財源とした支出拡大(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

上記はいつも載せているやつですが、現在なら【量的緩和:所得移転:支出拡大=1:2:7】くらいのバランスが最良だと考えます。三橋氏は所得移転系の政策を嫌っていた印象ですが、それが「将来インフレになった際の負担になるような恒常的なもの」でないなら、私は現在の量的緩和よりはよろしいのではないか(需要を促進させる)と考えています。

●デフレの今、行うべき所得移転政策
1.初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給する。
2.高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にする(混雑税の概念)
3.消費税は廃止とし、贅沢品にのみ課税する「贅沢税」(物品税の進化版)の導入

この中で【3】の政治的なハードルが高いことは理解できるので、リフレ派の先生方が量的緩和以外の選択肢として、せめて【1】か【2】の手段を検討してくれたらと思わずにいられません。

ポルシェ万次郎 2014-01-07 11:00:21

1967ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:22:11
6 ■量的緩和による資産効果や円安効果がこのまま資産バブルを起こすことなく各種デフレ圧力にどうにか打ち克ったとして……。 3/3

>本日の記者会見では、かなり吃驚されるサプライズがありますので、

維新(東軍)の支持に加え、まさかの自民党公認候補とか? 以前にも書きましたが、東国原英夫氏はともかく、舛添要一氏が出てきたら勝負は厳しそうです。

▼▼▼

で、都知事選に出馬するのは田母神元空幕長なのでしょうか? 国会議員として議席の1つでも狙えたはずなのに、今まで見送っていたのはこのタイミングのためだと考えれば合点が行きます。

ポルシェ万次郎 2014-01-01 12:27:46

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やはりというか、都知事選に出馬するのは田母神元空幕長でしたね。私は東京都民ではありませんが、陰ながら応援したいと思います。

◆YAHOO!ニュース 意識調査
賛成 76.6% /反対 23.4%
◆TBS『Nキャス』
賛成 71.2% /反対 28.8%
◆テレビ朝日『朝まで生テレビ』
賛成 71% /反対 29%

上記は昨年末の安倍総理による靖国参拝の是非を問うたアンケート結果です。映画「永遠の0」の効果と合わせ、今なら100万票は狙えると思います。自民と民主が相乗りするであろう舛添要一氏に対し、田母神氏(維新推薦?)が何処まで迫れるかという勝負になりそうです。

ポルシェ万次郎 2014-01-03 06:14:40

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ポルシェ万次郎 2014-01-07 11:00:45

1968ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:22:32
14 ■Re.#9 べてらんずさん 1/3

>2に反対の人って誰ですかね?

【2】は「公的支出増に比重を置いた場合の確定した未来」なので、脱デフレ政策で「財政支出をより金融政策の方が重要だ」と考える論者が「【2】に反対の人」に該当します。つまり、新古典派やリフレ派を自称する論者全員のことですね(下記参照)。

1.金融至上主義者(「デフレは貨幣現象」―新古典派)
2.金融中心主義者(「デフレは貨幣現象」―リフレ派)
3.財政至上主義者(「デフレは総需要の不足」―AJER派)
4.財政中心主義者(「デフレは総需要の不足」―京都学派)

「リフレ派は財政政策を過小評価している」との指摘については、人によっては濃淡があって反論もあるだろうことから、上記の通り「財政政策よりも金融政策に重きを置くのがリフレ派(金融中心主義者)」という理解、共通認識で概ねよろしいかと思います。「1円たりとも金融緩和をしてはならない」と発言する論者がいないのと同様に、「1円たりとも財政拡大をしてはならない」と発言する論者もまたいないことから、そういった矮小な問題を議論したいわけではありません。

>不妊治療にも補助を出して欲しいですね

はい。べてらんずさんが中途の例の「政経アニメ原案」にも記していますが、これはぜひ補助を拡充して欲しい項目の一つです。

>今は異次元の金融緩和をしているので、
>積極的財政政策も緊縮的財政政策も両方ともに効くと言える

いずれ金融緩和が必須となる局面を迎えることになれど、今はまだ市中から集めた通貨を政府が吸い上げて使うだけで、GDPや物価の上昇に相当寄与するだろうというのが私の見解です。以前からここのコメント欄で見かけるような、「金融緩和をせずに財政拡大するのは却ってマイナスだった」みたいな意見には賛同できません(理由:滞留する貨幣の存在と貿易依存度の低さ)。しかしながら金融緩和には資産効果などが期待できるので、金融緩和との両輪が必須ではない今の時期であっても、廣宮孝信氏のような「どっちでもいい」という立場ではなく、「やった方がいい」というのが私の立場です。

ポルシェ万次郎 2014-01-07 15:33:38

1969ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:22:50
15 ■Re.#9 べてらんずさん 2/3

>有効需要の観点からみて、まず重要なのは量である。
>はっきり言えば、中身は二の次である

●通貨発行権の行使による物価上昇策各種(数字が上がるほど効果が高い)
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.通貨発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.通貨発行を財源とした支出拡大(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

高橋洋一氏の言う「中身」が上記のいずれかを指すのなら、そこの内訳はやはり【量的緩和:所得移転:支出拡大=1:2:7】くらいのバランスが望ましいです。現在のアベノミクスが【量的緩和:所得移転:支出拡大=9:0:1】くらいでしかないので、そこはもっと拘っていただきたいです。規模を拡充して歪な比率を是正した上でなら、量的緩和、所得移転、支出拡大のぞれぞれの中身が多少精査されていなくても、「中身は二の次。まず重要なのは量である」の意見に私も賛成いたします。

というかそもそも、「日本をデフレから脱却させるために必要なのは、何にカネを使うかということよりも、どれだけカネを使うかということで、質よりも量の問題になる。まずは量の不足を解決させたあと、効率性という質の問題を議論して行けばいい。公共事業費の削減は国家的自殺に等しい」「供給能力が過剰で毎年余らせている日本のような国に限っては、『質の議論より量の議論』が優先されるべきだ」「もういい加減、インフレ期に必要な質の議論より、デフレ期ならではの量の議論に移りたい」「デフレ期には質(精度)よりも量(スケールメリット)の議論が求められる。国家の供給能力を非効率に使った『無駄』を批判するよりも、それをフルに使わず毎年余らせている『無駄』こそ批判されるべきだ。供給能力(付加価値の創出能力)をポイント化したにすぎない『子供銀行券(日銀券)』の無駄遣いなどよりも、フィリップス曲線を念頭に置いた2.0〜3.0%のインフレターゲットを達成できていない失策の方が100倍は罪が重いだろう。私が某独裁国家の首領様なら、政策担当者を銃殺刑にしている」など、これらは全て当該アニメ原案からのセリフの引用となり、私が以前からここで主張していることでもあります。

ポルシェ万次郎 2014-01-07 15:34:01

1970ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:23:17
16 ■Re.#9 べてらんずさん 3/3

>今回5.5兆円の補正予算ということになったが、
>これは今年1月の10兆円補正に比べて半分なので、決して十分とは言えない

全くその通り。しかしこれを「財政重視派」が言うのなら分かりますが、彼のような「金融重視派」が言うのだから、青木泰樹氏が「リフレ派の言う『デフレは貨幣現象』は理屈なき折衷主義」と指摘するのも分かる気がします(下記参照)。

●リフレ派の誤謬
1.貨幣数量理論に基づき、インフレを考えている。
2.ワラルス法則の現実経済への誤った適用。
3.不況対策を金融緩和だけに頼っている。

解説(私の理解):「貨幣の中立性」を前提としながら、デフレ不況(デフレギャップが存在する=投資効率が市場利子率を下回る=儲からない=合成の誤謬が発生=市場原理が作用しない)という「貨幣が非中立的な世界」の分析を目指している矛盾。

ところで「三橋経済塾第三期」、「惜しいけどここが間違えているよ」とか「こうした言葉に言い換えた方が伝わるよ」とかの指導をいただけるなら、再入会を検討したいと思います。三橋ブログを筆頭に最新情報の収集は怠らず、三橋本はさすがにコンプリートするわけにはいかない冊数になってしまいましたが、プロの経済作家やブロガーになりたいわけではない一般の勤労者がこれ以上何を学ぶべきなのか、義務的に飲食店やタクシーの車内で「スパーリング」を行ってはいるものの、もっと脳みそに汗をかいて違う行動を取らなければいけないのか、そんなことを思い悩む日々です。

ポルシェ万次郎 2014-01-07 15:34:19

1971ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:23:39
30 ■Re.25 べてらんずさん

>短期でも貨幣数量説唱えるトンでもさんなんか、そうそう居ませんし

リフレ派の先生方からは「効果が出るまでだいたい2年くらい」という意見をよく聞きますね。それについての感想は何度も述べている通りです。そしてデフレという恐慌状態だから金融緩和が効き難い(紐では押せない)のであって、そうでない状態ならもう少し日銀の採る金融政策がダイレクトに短い期間で反映されるものと考えています。

しかし例えるなら、「左ジャブだけを打ち続ける。効果は12Rくらい表れるだろう」とか言われても、途中でKOされる可能性もあるし、ちゃんと真面目に右ストレートも出して行こうよという話になります。ああ、右ストレートを使わないとは言っていないのでしたね。しかしより強力な武器の方をもっと頼るべき(優先順位の問題)でしょう。

「消費税増税の悪影響(総需要の縮小)も量的緩和(貨幣現象)で間接的に解決してみせる!」という主張なら一本筋が通っているため、「理屈なき折衷主義」への同意は取り消したいです。ああ、これも「短期で効くとは誰も言っていない。量的緩和の効果は2年待たねばならないが、消費税増税の悪影響は即効性があり確実だから反対なのだ」ということでしたね。しかしそういった考えならばなおのこと、ファーストプライオリティを「即効性があり確実な財政拡大(総需要の拡大)」に切り替えましょうよと思わずにいられないわけです。

安倍総理も他人(企業)に賃金アップをお願いする前に、自ら(政府)も率先して診療報酬、介護保険料、入札予定価格、公務員(自衛隊や海保ほか)の採用人数などのアップを約束するが筋だと思っています。

>最近敵視されたり、誤解されたりが多いので
>ほとぼり冷めてからの方がいいかなーと思ってまして

意見に齟齬が出る前からご無沙汰気味でしたけれど、コンテンツ内容への駄目出しを含め、コメントはいつでもどのような内容でも大歓迎です(以前に指摘された箇所をばっさり削除したりもしています)。私の「コラム」についてはさておき、政策面での考えの違いについては議論を戦わせ、より「正解」に近づきたいと思っています。

ポルシェ万次郎 2014-01-07 20:55:36

1972ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:24:00
20 ■「危険人物の田母神です。しかし危険や非常事態を熟知、精通しているからこそ、国民や都民の安全を第一に考えることができます」 1/3

>やしきたかじんさんがお亡くなりになられました・・・・

年配の方との接待カラオケ用に、彼の「東京」「やっぱ好きやねん」「なめとんか」を練習したものです。故人のご逝去を悼み、関西人として謹んで哀悼の意を表します。辛坊治郎氏が委員長に昇格するだろう、安倍総理や田母神氏とも縁の深い番組「そこまで言って委員会」、三橋氏の出演スケジュール変更が気になるところです。

>舛添氏は2010年に自民党を「除名」された人物です

都知事選のライバルは彼だけ。地元の自民党議員にはあの「裏切りの事実」を周知徹底させておく必要があります。そうそう、出馬記者会見の際の西村眞悟議員の発言が相変わらず素晴らしかったですね。

>都知事選で一番きついのは、大手メディアに無視されることです

これは本当にそう思います。「泡沫候補」「ネタ扱い」だけは避けるため、「週末の地上波テレビ出演の梯子」は最優先事項となるでしょう。

>マスコミが貼ってくるレッテルや、田母神氏を貶めるレトリックを予想し、
>それに対し巧みな切り返し手法

なので、レッテルや大々的なネガティブキャンペーンを張られた方がまだ戦いやすいかと。切り返しトークについては、あらかじめ想定問答を用意しなくても田母神氏なら大丈夫な安心感はあります。「過去に問題を起こして首を切られた人物」「歴史認識云々」に対しては、「日本はいい国と書いただけだ」で正面突破できるでしょう。あとは「首都強靭化」「危機突破都政」「日本はいい国です!」みたいな、ワンフレーズやキャッチコピーなどがあればいいですね。

表題に「危険人物の田母神です。しかし危険や非常事態を熟知、精通しているからこそ、国民や都民の安全を第一に考えることができます」といった「連呼すべき第一声」を書いた通り、国土強靭化を絡めた自民党との連携、防災・減災やインフラ大改修(首都高および3環状の整備)など、オリンピック開催を念頭に置いた強いリーダーシップの発揮をイメージさせる戦略がよろしいかと思われます。

ポルシェ万次郎 2014-01-08 11:14:14

1973ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:24:18
21 ■「危険人物の田母神です。しかし危険や非常事態を熟知、精通しているからこそ、国民や都民の安全を第一に考えることができます」 2/3

以下、私が過去に書いた創作物のセリフ案の中から面倒なのでそのまま転載。東京都は財政状況がいいのだし、インフラ投資への大規模な財政支出を希望します。

▼▼▼

のぞみ「都心環状線の地下トンネル化、3環状(中央環状線、東京外環道、圏央道)の早期環状化を強力に推進する。これら首都圏の大型公共事業は渋滞の大幅な緩和と共に、東京オリンピック招致への強力な追い風となるだろう。都心環状線の高架橋を撤去することは、耐震化や景観の面からも不可欠となる。これらプロジェクトの最後を締めくくるリニア新幹線の東京―名古屋―大阪間が開通すれば、東京は世界首都に相応しいメガロポリスへと発展を遂げるだろう」

のぞみ「現在、関越道―東名間は環状8号線経由で接続されていて、通行に約1時間もかかっているが、完成すればそれが何と約12分に短縮されるという。また東名、関越道、東北道、常磐道の4高速が一本の道路で繋がることとなり、都心部の迂回が可能となることで、大幅な渋滞緩和が期待される。つい最近まで、日本の高速道路の渋滞の6割は首都高で発生していたくらいで、現在も全線開通している環状線は一本しかなく、代わりに鉄道が世界一充実しているとは言っても、一国の首都としてはあまりにお粗末な道路状況だ。よって、東京外郭環状道路は急ピッチで開通させなければならない最重要案件である」

ポルシェ万次郎 2014-01-08 11:14:46

1974ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:24:40
22 ■「危険人物の田母神です。しかし危険や非常事態を熟知、精通しているからこそ、国民や都民の安全を第一に考えることができます」 3/3

のぞみ「羽田〜成田間をリニアで結ぶ構想がある。現在、都営浅草線経由で1時間30分もかかってしまっている両空港間の移動時間が、リニアの直通でわずか15分に短縮できるというものだ。そして年間旅客数が6400万人(2010年)で世界5位の羽田空港、3400万人で世界30位以下の成田空港の両者がリニアで一元化されれば、年間旅客数は約1億人となり、アメリカのアトランタ空港を抜いて世界1位の空港になれる。アジアのハブ空港の座を確実に狙えるだろう」

のぞみ「日本の空港の着陸料金の高さは世界でも突出している。国が補助金を出すことで、これをシンガポール並みの国際線着陸料・20万円程度には抑えたい。集積や集約によるメリット、経済的な相乗効果や波及効果といったものを勘案すれば、国が着陸料の一部を負担することは十分国益に適う。まずは『ハブ空港指定と助成等に関する法律』のような法案を通し、シンガポールのチャンギ空港、韓国の仁川空港、中国の香港空港などから、アジアのハブ空港の座を奪うつもりで臨みたい。赤字空港ばかり作ってなどという批判があるが、交通インフラが赤字で何が悪い」

参考画像:田母神都知事に着工を急がせてもらいたい環状整備
http://www.zenkasya.com/images/infrastructure/s02-infrastructure.jpg
参考画像:世界の空港の国際線着陸料の比較
http://www.zenkasya.com/images/graf/61-airport.png

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2014-01-08 11:15:03

1975ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:24:59
38 ■Re. #34 血祭謙之介(NWD)さんほか

>田村秀男氏は遂にデフレ派に堕ちたのか?

「共著も出したし、リフレ派のリストに(勝手に)加えてやっていたのに、今後は決別せざるを得ない」「産経の田村さんだけは尊敬していたのに残念です」といった感想の「リフレ派」が数名出るだけでのことで、異なるアプローチでデフレ脱却を訴える田村氏を「デフレ派」呼ばわりするのは酷い、レッテル張りだと思います。

>株価……………先行指数
>民間企業設備…遅効指数

そんなことは、それこそまともな経済学者や経済評論家は織り込み済みです。「デフレは総需要の不足派」は「デフレは貨幣現象派(リフレ派)」に対し、「実体経済への波及が遅い、そもそも確実性がない(もっといい方法がある)、資産バブルのリスクがある」と言っているに過ぎません。

【財政メイン・金融フォロー(名目7%、実質5%)>>>>>>>>>>>>>>>アベノミクス(名目3%、実質2%)>>>>>>>>>>民主党政権(0%成長)】

詳細をまた長文で書かなければいけないのかとも思いましたが、選挙と関係の薄い話題なので今回は控えたいと思います(エントリー本文に絡む議論なら問題ナシ?)。

以下、エントリー本文の雑感です。

>「たかじんのそこまで言って委員会」は、
>これまで通りの番組名で続けられるそうです。わたくしもその方がいいと

「しんぼうのそこまで言って委員会」にならなくて良かったです。出演スケジュールについては了解しました。

>田母神俊雄 政治資金パーティ

・選挙で当選した場合「万歳! これで戦後レジームから脱却や」
・選挙で善戦した場合「保守層の票の力を、時代が変わったことを知らしめた」
・選挙で惨敗した場合「再チャレンジは可能。閣下の講演や執筆活動に支障なし」

選挙結果の影響については上記の通りで、誰かさんの見解のように「閣下を犬死させやがって。左翼を喜ばせただけだ。水島と三橋は腹を切れ」とはならないと思います。近年は挑戦一回目で当選する自民党総裁や東京都知事も珍しい方でしょう。私はどう転んでもマイナスにはならないと思っています。

最近の共産党の大躍進を考えるに、経済評論家の側からは「雇用促進」「経済的理由で人が死んでる」「田母神氏は経世済民を理解している」を強く訴えてもらうのが良さそうですね。

ポルシェ万次郎 2014-01-11 20:48:27

1976ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:25:19
49 ■Re.#43 血祭謙之介(NWD)さん 1/2

>田村秀男氏は、以前のエントリーからも、
>金融緩和に否定的になっている事が分かります。
>【参照:http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131218/fnc13121811230007-n1.htm

駄目だろうとは思っていたがお手並み拝見、しかし安倍政権後に発表された3つの四半期のGDP内訳を見て、私と同じように「懸念」が「確信」に変わった論者が増えているのだと思います。

ご紹介の記事には、「金融緩和は確かに、円安・株高をもたらしたが、アベノミクス1年をみると、それだけでは、実体経済を浮揚させるのに不十分なように見える。追加金融緩和にばかり頼らず、安倍政権はアベノミクス第2の矢の財政出動、第3の矢の成長戦略でかなり大胆な手を打つべきではないか」とあるので、要約すれば「以前よりマシだが、今のやり方で問題ないと思うなよ(量的緩和偏重を改めよ)」という指摘であって、金融緩和そのものを否定するものではありません。ここまでで異論ありますか?

>金融緩和政策を否定し、財政出動を主張する事は、円高を促進し、
>デフレに留める事を意味しますので

田村氏が金融緩和を否定していないことは前述した通りですが、円高を理由とした財政出動の否定論については毎回、「輸出や純輸出がGDP全体に占める割合を考えよ。それがナンボのもんじゃ」というのが率直な感想です(しかし行き過ぎた円安は害でしかないという意見にもまた賛成しない)。そしてデフレ期の財政拡大を唱える論者の中で、金融政策との併用に否定的な人を私は知りません。

>違います

何が違うのか、あとに続く説明からは分かりません。「今の政策を続けていれば、残りあと1年で2%のインフレ目標達成は困難かもしれない(日銀総裁辞任?)が、名目3%の経済成長と、そこそこいい感じにはなるだろう」くらいにしか思っていない印象を受けます。そんな現在のアベノミクスを是とする人たちが、名目で7%、実質で5%以上の経済成長を本気で考えているのか、はっきり言って私には疑問です。

現在のアベノミクス程度の成果で満足している連中は皆、「自虐的経済史観」に侵されているということを自覚すべきではないと思います。

ポルシェ万次郎 2014-01-11 22:22:32

1977ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:25:36
49 ■Re.#43 血祭謙之介(NWD)さん 2/2

>金融緩和:財政出動:成長戦略=8:1.5:0.5
>といったところでしょう

●通貨発行権の行使による物価上昇策各種(数字が上がるほど効果が高い)
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.通貨発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.通貨発行を財源とした支出拡大(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

上記の内訳はやはり【量的緩和:所得移転:支出拡大=1:2:7】くらいのバランスが望ましいです。しかしながら、現在のアベノミクスは【量的緩和:所得移転:支出拡大=9:0:1】くらいでしかありません。量的緩和の比率が量はそのままで相対的に1になるまで下がるよう、大胆な支出拡大に転じることを我々は望んでいます。規模を拡充して歪な比率を是正した上でなら、量的緩和、所得移転、支出拡大のぞれぞれの中身は多少精査されていなくても構いません。

コメント欄を読んでないのかよってなことで、念のため具体例を下記に再掲いたします。

●即効性の高いデフレ対策
・およそ2年をかけ、毎年の公共事業費を現在の2倍の基準に引き上げる。
・自衛隊と海保の人数を合わせて5万人増強、防衛費も2倍に引き上げる。
・初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給する。
・高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にする(混雑税の概念)
・消費税は廃止とし、贅沢品にのみ課税する「贅沢税」(物品税の進化版)の導入

量的緩和はこれ以上はどっちでもいい(これまでが駄目とは言っていない)、所得移転はそこそこに、直接人々の所得に繋がるような支出拡大を大胆に行え、その支出拡大の内訳も「公共事業一点賭け」ではないですよという話です。

>1997年以降の財政出動は、何をもたらしましたか?

小渕政権と麻生政権について言えば、私は「あれでも量が全然足りていなかった」という立場です。ただ、小渕政権については橋本政権の緊縮財政という愚作に歯止めをかけ、現在とは違って実体経済を反映しているだろう日経平均の株価を2万円台に回復させた実績があると認識しています。

追記
わずか3年で破綻した「新銀行東京(石原銀行)」、あんなのでも自殺せずに済んだ事業主がいただろうと、私は果たした役割についてを公平に評価しています。

ポルシェ万次郎 2014-01-11 22:24:23

1978ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:25:57
55 ■Re.#52 血祭謙之介(NWD)さん

>「金融緩和をすると(或る程度のタイムラグを経て)所得は上昇する」

リフレ派の言うタイムラグは2年でしたっけ? 勘弁してください(笑)。私は2年経とうが量的緩和のみでは現在のデフレ圧力を跳ね返す前に資産バブルが崩壊する「可能性」の方を支持していますが、そんな実験で遊んでいられる余裕はないので、もっと確実な方法を採りましょうよという主張になります。

●量的緩和に比重を置いた場合の2つの仮説(ただし成功はしても時間はかかる)
・成功:資産効果や円安効果を経ての間接的なデフレ脱却>資産バブル崩壊
・失敗:資産効果や円安効果を経ての間接的なデフレ脱却<資産バブル崩壊

「物価が上昇すれば、それ以上の割合で所得が上昇する」という主張にはもちろん賛成します。そのための方法論の相違により、論壇では現在「デフレは総需要の不足派」と「デフレは貨幣現象派」が対立しているわけですが、端的に言えば「そちらは金融緩和の規模にある程度満足しているんだろ? 財政拡大の規模は不十分なのだから、今度はこちらにも賛成しろよ」という話ですかね。

>では逆に、
>「金融緩和無き財政出動」
>は何をもたらしましたか?

もう面倒だからあなたの見解をそのまま受け入れるとして、現在は「金融緩和がある程度十分に実行されている」のだから、過去の「金融緩和無き財政出動」には該当しませんよね? 以上、今日から「異次元の財政拡大」に賛成してください。おわり。

ポルシェ万次郎 2014-01-11 23:04:55

1979ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:26:13
61 ■Re.#57 fizzさん

>自分にしか通じない定義を持ち出すのは藻谷と同じ論法ですよ

他人にも論拠が分かるよう、それなりに用語の解説を入れて展開しているつもりです。

>通貨発行によって、主に国債を買うのが量的緩和
>国債発行と税金で、所得移転・政府購入を行うのが財政政策

一般的に行われている運用はその通りですね。ただ、表題にはわざわざ「通貨発行権の行使による〜」とあるので、「通貨を発行し、政府が借りて、使え」の提案が趣旨となり、「直接引き受け」や「量的緩和を伴った所得移転や支出拡大」が前提になります。

●デフレ期に求められる物価上昇策各種(【2】と【3】は【1】との併用も有効)
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.国債発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.国債発行を財源とした政府購入(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

なので、上記の方が誤解がないのかもしれません。いずれにせよ、民間に投資や賃金の上昇をお願いする(期待する)前に、政府が自ら投資や賃金の上昇を伴う支出を図ればいいやんという話です。

>消費増税が前提なので、当たり前ですね

はい。増税が決まったため、余計に「実験」をして遊んでいられる状況ではなくなりました。高橋洋一氏も「今回5.5兆円の補正予算ということになったが、これは今年1月の10兆円補正に比べて半分なので、決して十分とは言えない」と仰っているそうですしね。

>本当に異次元で財政拡大するのには賛成できませんが、
>減税や給付も考えないと規模が足りないと指摘してるんですけどね

急激な支出増による供給制限をいくらか緩和するため、私も有効と思われる「所得移転」への振り分けを提言しています。現在の「資産効果や円安効果に期待するだけ」よりはいいだろうと思っています。

>長期予算をつけろとか的はずれなことを

複数年度で予算を組み(年度末の非効率な予算消化的道路工事を是正する副産物もある)、長期的視野に立った国土計画を発表し、「アメリカが軍産複合体なら、日本はハイパー土建国家で生きて行く!」といった指針を示すことで、ピーク時より半減した公共事業の供給能力を回復させることができると考えます。

ポルシェ万次郎 2014-01-12 00:08:35

1980ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:26:32
65 ■Re.#63-64 血祭謙之介(NWD)さん 1/2

>「デフレ期にバブル」
>ですか(笑)?

「デフレ期に資産バブル」への懸念です。経典に載っていないのでご存知ないのかもしれませんが、私はフローのインフレ(究極はハイパーインフレ)ではなく、ストックのインフレ(資産バブル)を心配しています。

>すなわち、
>「リフレ政策」
>という事ですね

その手段が「確実ではなく、成功しても時間がかかる(2年?)」ということをこちらは延々と説明してきたのだから、その切り返しはおかしいでしょう。

>デフレは貨幣現象ですので

「デフレは活動貨幣現象(総需要の不足)」です。滞留している不活動貨幣が活動貨幣に転じなければ、物価も所得も上昇しません。そして日銀は活動貨幣化を強制できないのです。「活動貨幣(活動マネー)」は私の造語ではありませんし、あなたのような三橋ブログの常連さんに今さら説明は不要でしょう。

>そもそも財政出動の規模は、供給力不足なのですから

バブル崩壊に伴い、全体に需給ギャップ(デフレギャップ)が発生しているから物価が継続的に下落しているのでしょう。供給不足であればインフレとなります。それは誤解で、建設業のような一部の部門についてを言いたかっただけであれば、そのような供給制約のあるものに支出を急激に集中させ過ぎない、民間が安心して供給能力の拡大に踏み切れるようコミットするで既に終わっている話です。

ポルシェ万次郎 2014-01-12 01:45:41

1981ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:26:49
66 ■Re.#63-64 血祭謙之介(NWD)さん 2/2

>金融緩和はまだまだ足りませんし、供給力不足という問題が有る以上

リフレ派の焦りは分かりますが、もう十分ではないでしょうか? まあ、私も「資産バブル」まではまだ余地があると考えてはいますが、優先順位がやはりおかしいです。

>供給力不足という問題が有る以上、
>「異次元の財政出動」
>は賛同しかねます

自衛隊や海保を中心とした公務員の大幅採用に何の供給制約があるのでしょうか? 私には当面の応急措置として、自衛隊の工兵(施設科)などを増員し、職業訓練がてら建設業に従事させるというアイデアもあります。こちらは遊休施設や失業者を活用せよと主張しているのに、あなたが建設業にばかり話を限定する意味が分かりません。

>すなわち、
>「“期待”に働きかける」
>という訳ですよね

日銀による資産買い入れに「期待」し、そしてそれは期待通りの結果となりましたが、そもそもが「市場利子率>投資効率」なデフレギャップを抱える環境であるため、肝心のインフレ率や長期金利の上昇には大して作用していない、民間の投資増にまでは道半ばというのが好意的に見た場合の現状評価でしょう。インフレ率の場合、量的緩和で「期待」に期待しなくても財政拡大という「確実」で「早い」方法があるのだから、そちらもアクセルを踏みましょうよという話を長々としているわけです。

以上、リフレ派はせっかく「消費税増税」という「確実」な需要減を理解できているのだから、「政府支出増(公共事業だけじゃないよ)」という「確実」な需要増も理解しましょうよという話でした。

ポルシェ万次郎 2014-01-12 01:46:33

1982ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:27:12
21 ■Re.2014-01-12 04:01:20 #67-68 血祭謙之介(NWD)さん 1/2

>実際に何がどの程度上昇しましたか?

「私も『資産バブル』まではまだ余地があると考えてはいますが」と述べた通りで、今後も量的緩和に依存した場合で株価は2万円台後半、為替は1ドル130円台になっても資産バブルは崩壊しないような気が感覚的にはいたしますが、こればかりは確定した基準があるわけではないので誰にも分かりません。

>では、あなたの主張の政策では、何年かかりますか?
>(先ず以て、リフレ政策よりも遅れるでしょうけど)

●即効性の高いデフレ対策
・およそ2年をかけ、毎年の公共事業費を現在の2倍の基準に引き上げる。
・自衛隊と海保の人数を合わせて5万人増強、防衛費も2倍に引き上げる。
・初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給する。
・高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にする(混雑税の概念)
・消費税は廃止とし、贅沢品にのみ課税する「贅沢税」(物品税の進化版)の導入

上記等々の政策を独裁させてもらえるなら、予算が執行され出した最初の四半期から効果はテキメンですよ。10年でGDP1000兆円、20年でGDP世界一も夢ではありません。政府支出の増加と経済成長率は高い相関が確認されています。私がいつも言う「贅沢税」については以下の通りです。

●「贅沢税」の課税対象(富の再分配+国産優遇が目的。「物品税」の進化版)
・600万円を超える乗用車(欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち)
・10万円を超える服飾品(ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち)
・5,000円を超える酒類(欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち)

※上記の実行により、国産の大衆車や軽自動車が見直され、国産のオーダーメイドバッグやオーダーメイドスーツが見直され、国産のワインや日本酒が見直されるようになる。価格の高さに満足感を得る層はそれでも購入するだろうし、売上の減少も経済成長路線への復帰で相殺されるだろうから、欧州メーカーからの反発は少ないと思われる。消費税導入を機会に廃止されたかつての物品税よりも、経済成長のパフォーマンスを上げるという観点ではさらに優れた税制と言える。

ポルシェ万次郎 2014-01-12 13:08:26

1983ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:27:29
22 ■Re.2014-01-12 04:01:20 #67-68 血祭謙之介(NWD)さん 2/2

「バブル崩壊に伴い、全体に需給ギャップ(デフレギャップ)が発生しているから物価が継続的に下落しているのでしょう」という私の説明に対し、「違います」と否定されていますが、補足すると、需給ギャップがあるから「市場利子率>投資効率」の状態となり、日銀がマネタリーベースを増やしても肝心の民間設備投資が増えない、期待された資産効果も息切れ(また緩和する?)ということになります。

要は「資産が増えた金持ちが百貨店で買い物する機会が増えた。彼らの消費が増えた」まではいいのですが、そこから「人を雇い、投資を行って旺盛な需要に備えよう(市場利子率<投資効率)」にまでは至っていないわけです。それならばとさらなる追加緩和も考えられるところですが、我々の側は「財政拡大が先だろう」という主張になります。

>その場合の一番のボトルネックは、【木下康司財務事務次官】です

政策論争をしているときに、人事や政局の類を持ち込まれては困ります。絶対にするなとは言いませんが、「供給能力の不足」を論じているときに適当とは思えません。

私は「WiLL」や「正論」の見出しと著者名を見ただけで、原稿の中身がだいたい分かるほどに、自分の主張とは異なる論者の主張も把握しているつもりです。よって、あなたの主張には既視感があり、私にとって刺激的ではありません(もはやここまで)。

>あと、失業者の中に、どれだけの適格者がいらっしゃるのかでしょう

それについても特定分野に限定してしまったなら、いくら需要を増やしたところで適性に合わないケースも出てくるでしょう。新たに雇用された人の所得が支出となるまでの間、取り残された側は恩恵を受けることもできません。なので、私は「最も効果のある分野に政府支出を一点に集めるべきだ」と主張するつもりはないのです。

思うにデフレ期の金融緩和とは、残り僅かになったマヨネーズのチューブを逆さにし、「2時間待てば出て来るだろう」と言っているようなもので、私は「2時間待っても出て来ない」に賭けます(笑)が、そのような「期待」に頼る実験を行わずとも、普通にチューブをつまんで「確実」に押し出しましょうよという話になります。

ポルシェ万次郎 2014-01-12 13:08:46

1984ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:27:47
23 ■Re.#1 PODAMさん

>“財政出動は変動相場制の国では有効では無い”

そう、「おまえは貿易だけでGDPが構成される世界に生きているのか」と思わずにはいられません。小黒一正氏による「日本は経済成長すれば長期金利が急騰して財政破綻」のような、経済成長自体を否定する論に通ずるものを感じますね。

私は「財政メイン、金融フォロー」を支持していますが、現段階ではまだ「市中から資金を吸い上げての国債発行」のみで何ら問題はないと思っています。ただし、菅直人元総理の経済ブレーンだった小野善康氏が提唱する、「国民から集めた税金分を財政出動」はもちろん誤りです。

>彼はリフレ派のドンで、小泉政権の緊縮財政の言い訳の為に、
>よく上記のロジックを使う

高橋洋一氏について、討論番組では小泉政権下での彼の自慢話ばかりが目立ちますが、あの時期に輸出が伸びたのは、アメリカの住宅バブルが最盛期であったことも忘れてはいけませんね。量的緩和も大いに結構なのですが、現在の安倍総理はこの辺りの成功体験(?)に悪影響を受けているように思います。

【財政メイン・金融フォロー(名目7%、実質5%)>>>>>>>>>>>>>>>アベノミクス(名目3%、実質2%)>>>>>>>>>>>民主党政権(0%成長)】

産経の田村記者を含め、量的緩和の成果を認めていない論者は皆無です。ただ、私は上記の「アベノミクス(名目3%、実質2%くらいあれば御の字みたいな合意)」ですら、「実現したとしていかほどのものか」という立場なので、日銀総裁と副総裁(リフレ派の理論的支柱)が消費税増税を失敗の理由に挙げて逃げ出すことが予想できる今、確実な需要減に対する備えに無関心ではいけない、確実な需要増をもたらす財政拡大に理解を求めたいわけです。

ポルシェ万次郎 2014-01-12 13:09:13

1985ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:28:07
24 ■Re.17 fizzさん

>所得移転も増やすべきですよねー

日本は元々所得格差や資産格差の少ない平等の社会なのに、税や社会保障といった再分配政策を実施したあとに余計に格差を拡げてしまっている現実があります。

●税の役割
・安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべき
・景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能に欠ける欠陥税と言える
・所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどして累進性をより高めるべき
・懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要の抑制。ガソリン税、酒税ほか

※上記を勘案すれば、消費税は「何目的か?」が分からない天下の悪税としか考えられない。唯一の長所である「安定財源性」については通貨発行権により代替ができるほか、景気の調整機能に乏しい「無慈悲な安定財源(過酷な税制)」でもあるわけで、あらゆる面で最悪である。法人税減税と引き換えに消費税増税が進められるのだとしたら、それは海外の投資家に日本国民の所得を移転する売国的行為と言わざるを得ない。

極論を言えば、「デフレの今は徴税を停止し、通貨発行のみで予算を組め」という主張なのですが、実際は上記の通り、税金には様々な役割や効果があることから、そこは中庸を模索すればいいと思います。「金持ち憎しの共産党的ルサンチマン」ではなく、経済パフォーマンス向上の観点から、私は再分配政策についても強く主張しています。消費税は廃止(贅沢税に転用)とし、所得税や法人税の上限を池田内閣の頃に戻すべきと考えています。

ポルシェ万次郎 2014-01-12 13:09:52

1986ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:28:25
26 ■財政危機を理由に財政拡大を批判する論を倒したと思ったら、今度は通貨高を理由に財政拡大を忌避する勢力が出て来たでござる。 1/3

●マンデル・フレミング・モデルと私
1.GDPの構成上、公的支出拡大は所得や成長率を押し上げるものと常識で理解
2.マンデル・フレミング・モデルや、それを信奉する勢力の存在を知る
3.デフレ期に当該モデルは成立しないという反論も知り、両者の主張を比較、精査
4.「それはドンデモだ(本当ならノーベル賞を狙える)」などと、恐らく「WiLL 2013年11月号」に掲載された三橋氏の原稿「マンデル・フレミング・モデルに騙されるな」に怒りを表しつつ、けれどもそれらの再反論になっていない、単に当該モデルの解説に終始する「お笑い動画(http://www.nicovideo.jp/watch/1380866427)」を発見。
5.藤井聡氏や島倉原氏らの主張からも、デフレ期に当該モデルは成立しない、或いは成立し難い、仮に成立したとしても金融緩和との併用で問題ないとの結論に至る。

以上の流れが、三橋ブログを読むような層の印象ではないでしょうか? 下記は当時のコメ欄での懐かしいやりとり。

▼▼▼

Re.#62 くらえもんさん

>①経済学の掟だからマンデルフレミングは正しい
>②ノーベル賞をとってないから、その批判は間違っている

【メディアの嘘を見抜け】新宿→渋谷、外回りに乗ってしまったアベノミクス
http://www.nicovideo.jp/watch/1380866427

この動画の前半ですね。今月の「WiLL」に掲載された三橋氏の秀逸な原稿の何の反論にもなっていません。まあ、あまり学術論争に傾倒して勢力を分散させても仕方がないので、共闘できる部分で協力し合えばいいのですが……。

ただ、異次元の金融緩和について、菊池英博氏は「マイナスだからやめろ」、廣宮孝信氏は「どっちでもいい」と言いますが、今までがやらなさすぎたわけですし、私は資産効果や円安効果を考えると賛成の立場です。弊害が発生するまで、やれるだけやってみればいいでしょう。

※資産効果とは?
資産価格に上昇に起因して、消費や投資が活発になる効果。家計や企業が所持する株や土地の価格が上昇した際に、担保価値が上昇することや所持資産の評価額が増大することによって、消費や投資が活発になるという循環により発生する。

ポルシェ万次郎 2013-10-07 20:16:10

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ポルシェ万次郎 2014-01-13 18:51:55

1987ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:28:49
27 ■財政危機を理由に財政拡大を批判する論を倒したと思ったら、今度は通貨高を理由に財政拡大を忌避する勢力が出て来たでござる。 2/3

先日発売されたばかりの「Voice 2014年2月号」に、三橋氏と室谷克実氏の韓国に関する対談が掲載されていますね。あれを読んで、「韓国は過少に見える失業率に関する独自の統計を、可能な限りグローバル基準に合わせていただきたい。不透明な外貨準備の内訳を、大雑把で構わないので公表していただきたい」などと安倍総理が発した場合、韓国側の反応を色々と妄想してしまいます。

>【田母神俊雄氏 秋葉原駅前街頭演説 】
http://youtu.be/QdXEbIeLSI0

ご存知でない方もいるかもしれないので下記に再掲いたしますが、田母神元空幕長は「アサヒ芸能」の連載コラムの内容を読む限りずっと、マクロ経済に関する知識をインプットしてこられた印象を受けます。国家観や歴史観はもちろん、軍事や安全保障の専門家というだけに留まりません。

▼▼▼

今コンビニに並んでいる「アサヒ芸能 2010年11月25日号」の田母神元空幕長の連載コラムに、「中国への輸出が止まってもGDPに大した影響はないそうです(※香港を含めた支那への純輸出は対GDP比で0.35%)」「日本の輸出依存度はアメリカ、ブラジルに次いで低いそうです」などと書かれておりました。日本の国益を何よりも大事にする軍事の専門家と経済の専門家、恐らくお互いのことは認識していることでしょうし、先日の『新・富国強兵論』というタイトルは、この田母神元空幕長との対談本の中で使われることを願っています。

我が国は公共投資や防衛費が年々減り続けている世界でも珍しい国です。特に防衛費の対GDP比では、諸外国と比較して以前からずっと不当に少ない状況にあるので、政府支出を大幅に増やす余地(伸びしろ)が何処の国よりもあると考えられます。

また、日本は防衛に金をかけなくて済んだために経済成長できたの論にも私は否定的で、例えばインターネットやGPSなど、政府が研究開発費を注ぐことで民間の産業に転用できた技術のことを思えば、むしろ総額の過度な抑制や輸出への制限などは、本来のパフォーマンスを発揮できないハンディを抱えた状態であると言えますね。

ポルシェ万次郎 2010-11-19 09:58:48

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ポルシェ万次郎 2014-01-13 18:52:25

1988ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:29:08
28 ■財政危機を理由に財政拡大を批判する論を倒したと思ったら、今度は通貨高を理由に財政拡大を忌避する勢力が出て来たでござる。 3/3

▼▼▼

前回放送の「そこまで言って委員会」での「やしき内閣 SP」みたいな企画、田母神俊雄元空幕長と武田邦彦氏の調子はいつも通りで、他に面白いやり取りとしては次のような件がありました。

田母神「一万円札を刷ってばら撒けばいい」
宮崎「賛成」
片山「(金融緩和の話と受け止めて)ゼロ金利政策を採っても良くならなかった」
辛坊「バブル崩壊後のケインズ政策がいかに如何に効かなかったかが証明された」

田母神元空幕長などは彼の演説の内容や週刊誌(アサヒ芸能)での連載コラムの内容から、ほぼ間違いなく三橋本の読者(早くワック出版で対談本『新・富国強兵論』を出すべし)と思われますが、宮崎哲弥氏が辛坊治郎氏を番組で論破できるようになるまで、彼の理論武装を助けてあげて欲しいです。

ポルシェ万次郎 2010-12-28 13:56:46

▲▲▲

ほどなくして、田母神氏と高橋洋一氏は「そこまで言って委員会」への出演機会を完全に失いました(高橋氏は例の「ネコババ(窃盗→不起訴)」がきっかけか)。それはともかくとして、三橋氏が田母神氏を応援する理由の一つとして、田母神氏が経世済民を理解しているからという要素は外せないと思います。

▼▼▼

16 ■「Voice 2月号」を読みました! 1/2

●首相はまず靖国に参拝せよ 安倍晋三/日下公人/櫻井よしこ

対談で日下氏がネットでの「日本鬼子」の現象を、安倍元総理が浅川芳裕著『日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給』を語られていました。

ネットを活用した言論発信が比較的早かった西尾幹二氏、今週発売の「アサヒ芸能」の連載コラムに、「今はデフレなので、民間に代わり政府が支出を増やすべきだ」と書いた田母神元空幕長並みにアンテナが広く、発想が柔軟(気持ちが若い、感度が高い)で勉強熱心だなぁと感服した次第です。

ポルシェ万次郎 2011-01-13 12:36:01

▲▲▲

>信じがたいことに、東京都知事選挙において「脱原発」を
>争点化しようとする連中が少なくありません

それについては直近2回の国政選挙で争点化され、既に審判が下されたこと(脱原発勢力は軒並み落選)を訴えるのがよろしいかと思います。

ポルシェ万次郎 2014-01-13 18:52:44

1989ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:29:41
29 ■Re.#10 fizzさん ほか

>安倍首相が正式発表前に
>「消費税は今やるべきではないけど、
>政府内で決まっちゃったから後戻りできないんですよ〜」
>とか言ってた人がいましたね

誰だろう? 青山繁晴氏かな? 木下黒幕説と同じで、これはもう当事者や関係者でないと分かりません。

>同時に
>「増税してもそれ以上の経済対策を打てば、景気悪化を軽減できる」
>とも言ってましたね

前者と同じ人物が言ったのかは不明ですが、これはまあ正しいですね。財政支出と引き換えに消費税増税を容認したのなら最悪ですが、増税が決まってしまった以上、次善の策を考えるのは正しいと思います。加えて言えば、「それ以上の経済対策(補正予算)」の規模は十分とは言えません。

>「供給力が無いのは過去の失策のせい。だから、長期予算が必要だ」
>ん〜。なんだろうこれ?

何を批判したいのか不明。

今回の一発退場、私には厳しい措置に思えたので同情しますが、日頃の書き込みを考えれば「印象操作」と受け取られても仕方がないでしょうね。

ヤマヒロのWEBでも言って委員会 三橋貴明が小林恵美にギャラアップの秘訣を伝授!?
http://www.ytv.co.jp/takajin/movie/index.html

「大学の経済の勉強は役に立たないので(受験英語と同じ)」でワロタ(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-01-19 15:24:30

1990ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:29:59
81 ■Re.#68 jiroさん ほか 1/2

>ファミレスで時給1000円が建設業で2000円になれば供給は増える

ですよね(笑)。建設業者がそれだけの労賃を支払えるだけの価格で政府は仕事を発注する、財源は建設国債、新しい重機を買える、退職した熟練工も呼び戻せるってなもんで、これをどう考えれば「供給能力の低下」「民需の圧迫」に繋がるのか、私にはさっぱり意味が分かりません。

国内に遊休資産や大量の失業者が存在し、必要であれば外国の供給能力を拝借できるだけの対外純資産まで持つ「超絶デフレ先進国」の我が国が、財政政策を忌避して金融緩和だけに頼る理由が見出せません。

国土強靭化はやらなければならない政策ですが、別途、早期のデフレ脱却というマクロの財政政策的な意味を考えた場合、その他の政府調達全般を異次元の規模に膨らまし、さらには規模の面で足りない部分を再分配政策への支出で底上げするのが良いバランスだろうと思います。

ちょっと皆さんにお訊ねしたいのですが、IMFが「world economic outlook」で発表しているらしい各国の「GDPギャップ」について、どういった方法で算出しているかご存知の方いらっしゃいます?(当方、イングリッシュが大の苦手)

リフレレジームと消費税 三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員 片岡剛士
http://www.murc.jp/thinktank/rc/column/kataoka_column/kataoka130905.pdf

上記を読んで思うところがあったのですが、とりあえず「GDPギャップ」は定義によってどうとでも解釈できてしまうので、それを明記しない論説は不親切だろうと思った次第です(直接本人に訊けば早い?)。

以下、倉山満氏のブログコメント欄に秀逸な書き込みを見つけたため、引用のうえ論評します。田母神氏や西田昌司氏のことは応援しておいて、考えを同じくする三橋氏や中野剛志氏のことはネット動画で揶揄するという彼らの姿勢に、私も整合性がないだろうと思っていたところです。

大学では教えられない歴史講義 残念なお知らせ - 憲政史研究者・倉山満の砦
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=1187

ポルシェ万次郎 2014-01-19 21:41:35

1991ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:30:17
82 ■Re.#68 jiroさん ほか 2/2

▼▼▼

35.相変わらず、笑わせてくれますね、倉山センセイ

そもそもどうしてあなたや上念センセイが田母神さんを支持しているのですか?

あなたは田母神さんの書いたものを一冊でも読んだことあるの?

田母神さんはあなたと真逆の立場の人ですよ

三橋さんが偽装転向コミンテルンで偽装右翼で偽装保守で似非ケインジアンで
シナゲロなら田母神さんも偽装転向コミンテルンで偽装右翼で偽装保守で
似非ケインジアンでシナゲロですよ
どうしてシナゲロの田母神さんを支持するの?何で?何で?何で?
発言の整合性取れてないですよ、説明してください?できないの?

田母神さんと三橋さんは主義主張が殆ど同じですからね
田母神さんは三橋さんのことを
尊敬する若き論客と評し、
三橋さんは田母神さんのことを
防衛の専門家の中で唯一経世済民を理解している稀有な人
と評しています

何にしろ、田母神さんを政策的思想的に支持する理由を教えてもらえませんかね?
お仲間の田中さんは筋を通してますよ
倉山センセイも筋を通してくださいよ、塾生のみなさんが混乱してますから(笑

Comment by こむう - 2014年1月17日(金曜日) @ 21時04分23秒

▲▲▲

倉山氏は「都民として一票を投ずる」「献金をする」「塾生に支持を呼びかける」「応援の動画や記事を作る」「今回は街頭演説を遠慮する(別部隊での駅立ちは可)」でも十分な支援かと。ほかの人がコメントしたように、「ポスター貼りからやれ」とか酷いことは言いません(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-01-19 21:42:00

1992ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:30:36
108 ■Re.#96-97 血祭謙之介(NWD)さん

あなたの疑問への回答が既に#81に出ていますよ。私の投稿なので、若干加筆し、該当箇所を抜粋して下記に再掲いたします。

▼▼▼

建設業者がそれだけの労賃を支払えるだけの価格で政府は仕事を発注する、財源はもちろん建設国債、業者は新しい重機を買える、退職した熟練工も呼び戻せるってなもんで、これをどう考えれば「供給能力の低下」「民需の圧迫」に繋がるのか、私にはさっぱり意味が分かりません。

国内に遊休資産や大量の失業者が存在し、必要であれば外国の供給能力を拝借できるだけの対外純資産まで持つ「超絶デフレ先進国」の我が国が、財政政策を忌避して金融緩和だけに頼る理由が見出せません。

国土強靭化は景気に関係なくやらなければならない政策ですが、別途、「早期のデフレ脱却」というマクロの財政政策的な意義を考えた場合、その他の政府調達全般の支出を異次元の規模に膨らまし、さらに規模の面で足りない部分を再分配政策への支出で底上げするのが良いバランスだろうと思います。

▲▲▲

建設業の仕事の全てが高度な熟練の技能を要するものではなく、需要拡大に伴って補充する労働者の全てが新人(ど素人)というわけでもないうえ、「供給能力の不足」は人員以外に機械設備の導入(研修不要)で賄える部分もあったりします。上念司氏の主張はいつも、「個別価格が下がった分を全て貯金に回すわけがない。全ては他の消費に回るため物価は変わらないのだ。物価が下がっているのは貨幣不足だからである」だとか、不必要に極論を持ってくる悪い癖が見受けられますね。

よって、政府が長期に需要(仕事)を作ることを意思表示し、発注単価を惜しまなければ大きな問題ではないでしょう。それを考えた場合、クラウディングアウトやマンデルフレミング論の是非はひとまず横に置き(ネットや言論誌でやれ)、先日放送のテレビ大阪「たかじんNOマネー」での上念氏は、まずは「日本財政破綻論の打破」で三橋氏のサポートに回るべきでした。三橋氏とは一緒にカラオケ行った仲じゃんよ!

ポルシェ万次郎 2014-01-20 00:00:16

1993ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:30:53
123 ■Re.#112 血祭謙之介(NWD)さん

>そこで価格を吊り上げますと、需要が縮小します

政府からの条件の良い仕事で忙しくなった分、個人からの条件の悪い仕事にまで手が回らなくなった、需要に応えられないといった環境を想定しているのでしょうけれど、業者は新たに供給能力を増やす投資(設備機械の購入、労働者の雇用)を行えばいいだけの話で、これまでは一時的な需要と思われていた(政府が信用されていない)から、そこまで踏み切れなかった事情もあるのでしょう。

>需要が縮小しますと、供給力も縮小する事は、過去の例からも分かる事です

政府支出の規模や期間によっては「次第に抵抗が増す」だけの話であって、少なくとも官需が増えて「マクロ環境が以前より悪化する」と考えるのは理屈に合いません。以前にも書きましたが、小黒一正氏による「日本は経済成長すれば長期金利が急騰して財政破綻」のような、経済成長自体を否定する論に通ずるものを感じてしまいます。

>すなわち、
>「『需要曲線』と『供給曲線』のお話」
>です

デフレ期に供給が需要を作ることはありません。ミクロな官需(公共事業)にはマクロな供給全体が呼応してミクロの供給不足を穴埋め、やがて官需は民需へも波及し、先を行く需要を供給が追いかける環境への復帰が本来の健全な経済であると私は考えます。資産効果や円安効果で民需に働きかけるだけでは遅いし足りません。

>それ等で賄える事が出来る様になる迄は、如何為されますか?

それまで失業中であった新規採用者が高い付加価値を創出できるようになるまでの間、熟練工の残業や再雇用、機械設備等々の購入で緩和することになるでしょう。そのためには「確かな先の展望(国土計画の発表、複数年度予算ほか)」と「カツカツではない受注価格の設定」が必要となります。

国内で完全雇用が達成され、猫の手も借りたい環境になったそのときに外国人の手を借りればいい話です。人件費の安い外国人しか雇えない投資効率の悪い現在の環境を放置していいわけがありません。

>三重県では、いつ放送になる事やら…orz

たかじんNOマネー 2014.01.18 - FC2動画
http://video.fc2.com/content/20140118muQ5Ut41/&amp;tk=TmpVMU1EVXhPVFk9

ポルシェ万次郎 2014-01-20 01:14:19

1994ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:31:11
140 ■Re.#135 血祭謙之介(NWD)さん

>ですから、あなたの話は、
>「『需要曲線』と『供給曲線』のお話」
>で終わってしまう訳です

昨年末、田中秀臣氏が何の脈路もなく(動画タイトルとは関係なく)解説されている講義映像を視聴したところです。そのモデルについては色々と言いたいことがあるのですが、私があなたの言いたいだろうことを推察、先回りしてあれこれツッコミを入れるのもおかしな話なので、まずはあなたがそのモデルを用いて何を主張したいのか、私の書き込みに対し詳細を返すようにしてください。現状ではあなたはまだ何の説明も果たされていないので、私の方も何処から反論していいのか分かりません。

まずはそのモデルを使って、実際に起こるだろう現象のプロセスを淡々と書いてもらえればよろしいかと思います。恐らく、私は「モデルと現実との乖離(常識で考えろ)」を指摘するだけで済みそうです。なお、書き込みは最新のエントリーで。

ポルシェ万次郎 2014-01-20 08:06:04

1995ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:31:31
42 ■危惧した通り、田母神俊雄氏を泡沫候補として扱う大マスコミが腹立たしい。逃げる「除名」や「殿様」を議論の場に引きずり出すべし! 1/3

>【田母神俊雄 街頭演説スケジュール】

水を差すわけではありませんが、強面の「保守系おじさん文化人(政治家は除く)」がずらりと並ぶよりも、街頭演説では三橋氏やデヴィ夫人ら、お茶の間でお馴染みの顔を全面に露出させた方が、無関心層へのアピールという点では効果が高いのでしょうね。「解決方法」を聞いて刺激を受けたい私のようなタイプの人間には若干退屈かもしれませんが、津川雅彦氏や石原軍団ら著名な芸能関係者の応援演説、横田夫妻、葛城奈海氏やSaya氏や佐波優子氏の登壇も優先度が高いように思いました。

・三輪電動アシスト自転車に補助金を付け、働くお母さんをサポートします!
・ドライブレコーダーに補助金を付け、交通事故や犯罪の抑制を促します!
・首都高および3環状の整備を早め、渋滞を減らし、防災や減災に努めます!
・小中学校の給食費を無料にし、米飯給食を週4日以上に義務付けます!

抽象論しか言わないだろう有力候補者に対しては、上記のようにイメージしやすい具体案で無知識層の票を取り込む作戦はいかがでしょうか? 泡沫候補扱いの劣勢を打破する「ウルトラC」としては、下記の展開を考えてみました。これならニュースとして確実に報じられるでしょう。

石原「残りの人生と政治生命を田母神さんに預けた。都知事選の応援演説に集中するため、俺は国家議員の職を辞する。途中でくたばったら遺言だと思ってくれ。これが最後のご奉公だ。田母神さんを泡沫扱いするのは許さんからな。夢想家と折衷主義者とリアリスト、誰に任せるべきか都民はよく考えたらいいよ」

各主要候補者の比較(※このフリップが何度も地上波放送で露出すれば勝てる)
http://livedoor.blogimg.jp/military380/imgs/9/b/9bed81df.jpg

閣下「私の国家観や歴史観、経済政策における認識は安倍総理と共通項が多い。違うところを挙げるとすれば、消費税増税は時期尚早であったし、財政支出はもっと増やすべきと思う」

除名「財源はどうするのか?」

閣下「中央政府には通貨発行権があるのだから、普通に建設国債で賄えばいい」

殿様「アウアウ」

閣下「都知事として方針を示し、政府や議会や都の職員と協調して都政に臨みたい(独裁とか暴走とかクーデターとか、そういった心配がないことを強調)」

上記のような流れを期待したいです。

ポルシェ万次郎 2014-01-20 18:16:24

1996ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:31:54
43 ■危惧した通り、田母神俊雄氏を泡沫候補として扱う大マスコミが腹立たしい。逃げる「除名」や「殿様」を議論の場に引きずり出すべし! 2/3

>その場合は原発を再稼働させない場合の「日本の将来」について、
>きちんとシミュレーションを示してもらわなければなりません

はい。西尾幹二氏も小林よしのり氏も宮崎哲弥氏も竹田恒泰氏も「即時」ではない脱原発派ですが、彼らのように一応は国益や代替案や過程を交えて語ってくれるのであれば、私とは意見が違っていても傾聴には値すると思っています。しかしながら殆どのサヨク系の脱原発派は、国益や国民生活の観点から原発依存度低下の工程や利害調整を考えるわけではなく、「原発嫌悪」といった感情の比べっこと化している現状が嘆かわしいです。端的に言えば無責任、「国家観がない」ということになります。

大勢の帰宅難民が出た、怖い思いをしたあの日のことを都民は忘れてはいないだろうか? 日本は「言霊の国」なので、憲法九条で戦争放棄を謳っていれば戦争に巻き込まれないだろうと錯覚、軍人が軍服を着て歩いていたら戦闘が発生すると連想、そして事故や災害についても考えることを放棄している国民が多く、万が一に備えた安全保障全般の議論を忌避する民族性があるように思えてなりません。そして最近は新自由主義的というか市場原理主義的というか、加えて冗長性そのものが軽視される現状に危機感を覚えます。

三橋氏も出演した昨日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会」を視聴しました。デフレについての解説がいつもながら本質を捉えていると感じましたが、何気にあそこまで完璧に説明できる論者ってテレビにはいないですよね。しかしながら時間の制約からか、見所は冒頭のそこのみで、ほかには例の「物価以上の割合で所得が下落するの図」でもあれば良かったかもしれません。辛坊治郎氏もあのように自説を熱く語りたい欲求があるのなら、番組丸々マクロ経済に関するテーマでスペシャルを組んでもらいたいです。

ポルシェ万次郎 2014-01-20 18:16:53

1997ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:32:10
44 ■危惧した通り、田母神俊雄氏を泡沫候補として扱う大マスコミが腹立たしい。逃げる「除名」や「殿様」を議論の場に引きずり出すべし! 3/3

―――――――――――――――――――――――――――
1988年(名目GDP:386兆円) | 2010年(名目GDP:482兆円)
―――――――――――――――――――――――――――
    法人税: 18.4兆円  |  *6.0兆円
    所得税: 18.0兆円  |  12.7兆円
    消費税: **0兆円  |  *9.6兆円
    相続税: *1.8兆円  |  *1.3兆円
    その他: 12.6兆円  |  *7.8兆円
===========================
    合 計: 50.8兆円  |  37.4兆円
―――――――――――――――――――――――――――

上記を見て、「GDPは増えているのに税収は大幅減じゃん! 昔の累進性の高い税制に戻せよ」とか、そういったテーマでの議論を聞きたいと思います。

映画『永遠の0』はなぜ素晴らしいのか!? 三橋貴明の「新」日本経済新聞
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/01/17/furuya-13/
さくらじ#119 佐藤健志が語る『震災ゴジラ!』と『僕たちは戦後史を知らない』
http://www.nicovideo.jp/watch/1389857773

古谷経衡氏も映画「永遠の0」を上記で大絶賛していますね(私の感想は以前にコメ欄で述べました)。私はお正月にテレビ放送されていた「ゼロ」とは逆の映画「パッチギ!」を視聴したのですが、映画化もされた梁石日氏の小説『血と骨』と同様に、品位のなさや暴力性を忠実に再現し過ぎて在日朝鮮人のイメージアップには全く貢献していないだろうことを皮肉に感じつつも、そうしたイデオロギーや歴史認識の問題は抜きにして、「エンターテイメントとしては単純に面白い」と感じた次第です。

ポルシェ万次郎 2014-01-20 18:17:17

1998ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:32:25
49 ■Re.#45 aidfuaogakさん

>それは原発も同じでしょう

そうですよ。「もしもに備えること」が「もしもがあるのか!」などと「原発安全神話」の否定に繋がることから、それらの議論や備えを意図的に避けてきた、或いは「もしも」なんて意識しないようにしてきた空気や慣習に警鐘を鳴らす意味で述べています。拉致問題やチベット蜂起のときもそうでしたが、日本人は熱しやすく冷めやすいというか、この法律や社会正義に守られた平和な秩序がいつまでも壊れずに続くと思っているようで、そういった日本人による危機意識の欠如を日頃より感じております。

>その論理で強靭化を煽るのは、
>事故の恐怖から脱原発を煽るのと基本的に変わりませんよ

したがって、私は危機を意識させる言説は大いに結構という立場でして、しかしそれは同時に論理的でもなければいけません。原発事故単体の百万倍の人が死ぬかもしれない地震や津波への備えが弱いのではないか、ノリで脱原発だけを主張する連中はバランスが悪いのではないかと、以前からそう思っている次第です。

>感情のくらっべっこはよくないんでしょ?
>私もそう思います。だからその論理展開は不適切だと思います

「首都直下型地震が怖い」「原発が怖い」「戦争が怖い」で思考停止してはいけないということですね。冷静な認識とそれへの対処が必要となります。原発の人災については真摯な反省が必要ですが、今後も世界一の技術と経験を持つ日本が率先し、世界での旺盛な原発需要に応えて行く義務があります。その役目を支那や朝鮮に委ねるほうが余ほど怖いですね。

別途、発電効率の高いとされるGTCC(ガスタービンコンバインドサイクル発電)、トリウム溶融塩炉や核融合発電、シェールガスやシェールオイル、メタンハイドレート、榎本藻などへの研究や投資は行うべきと考えます。いずれにしましても、せっかくこれまで積み上げてきた技術の成果を丸々放棄するだとか、そういった愚かな議論自体が私には信じがたいです。

ポルシェ万次郎 2014-01-20 19:37:37

1999ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:32:47
3 ■自分が自虐史観に侵されていることに気づいてすらいない人があまりに多い。田母神&大石(久和)コンビの誕生を! 1/2

>国富とは、生産資産、有形非生産資産、対外純資産の三つ

ほかにはGDPの三面等価の原則であるとか、経済関連の知識で信じられるのはこうした定義のみに限られ、それらが美しいとすら思えるものなのに比して、主流派の経済学や経済学者、経済モデルの方は何でああも出鱈目なのだろうかと、毎回不思議に感じる次第です。

>国内の金融資産(現預金等)は国富に含まれません

私は国家にとっての日銀券を、家計における「子供銀行券」「家族内通貨(肩たたき券)」「人生ゲームのドル紙幣」「オンラインRPG内の通貨」などと表現しています。国家にとっては「財産」でないそれら対象についてを、やれ赤字を減らせだとか収支を均衡させろだとか仕舞いには破綻するだとか、議論そものものが馬鹿らしく、それらを活用した調整(経世済民)こそが政府の本来の役割、問題の本質だと思います。

>皆様、是非とも周りの方々に、「日本が世界一のお金持ち国家」
>である事実を知らせて差し上げて下さい

昨晩もそうでしたが、飲食店でこういった話ばかりしています(笑)。関心の薄いシェフはなかなか理解してくれませんが、最近は消費税増税の話題に絡めると興味を持ってもらいやすいです。

ポルシェ万次郎 2014-01-22 09:18:42

2000ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:33:06
4 ■自分が自虐史観に侵されていることに気づいてすらいない人があまりに多い。田母神&大石(久和)コンビの誕生を! 2/2

>自虐史観に侵され

自虐史観に侵されたままの政治家は論外として、日本をこういう国にしたいであるとかの、国家のビジョンやグランドストラテジー(大戦略)を持つ政治家が皆無なのことが何とも寂しい限りですね。少なくとも20年先のGDPの推移であるとか、国会議員の先生には目標や工程を示してもらいたいと思います。我々が応援する候補が都知事に当選した暁には、副知事は『国土学再考』の大石久和氏にお願いしたいところです。

以下、名護市長選の結果に思うところがあり、日本の都道府県で打線を組んでみました。

1一 神奈川
2中 沖縄
3遊 大阪
4投 東京都
5三 愛知
6右 兵庫
7左 福岡
8二 京都
9捕 北海道

作戦上、基地の密集する沖縄や原発のある県は犠打(バント)を強いられ、大変なこともそれはあるかもしれませんが、チームの勝利のためにそれぞれの特性を生かした役割があると私は考えます。登山で遭難した際も、パーティ全員が無事に生還するための行動として、地位や年齢に関係なく最適な役割分担を行うのと同じように、或いは今回のプロジェクトは僭越ながら俺が主導して進めるのが相応しいといった主張をすることもあれば、老い先短い俺が率先して犠牲をかって出ようとかいう判断があるように、そういった私心を抜きにした共同体全体の利益(国益・公益)を優先する発想を持つべきと考えます。私は自分の買った土地の真裏に軍の施設や原発ができるとしても、それが全体にとって合理的な判断であるなら素直に受け入れたいです。

Twitter - daitojimari 昨年2月の年末株価予測 ...
https://twitter.com/daitojimari/status/425187050392784896/photo/1/large

懐かしい番組のキャプチャ。渡邉先生、さすがっス!

ポルシェ万次郎 2014-01-22 09:22:22

2001ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:33:26
13 ■ほそかわとうぼう、ますぞえくりんち 1/4

>首都高速道路を大々的に「早期に」メンテナンスするためには、
>その前に中央環状品川線、外環自動車道路、
>圏央道という三環状を早急に完成させ、
>東京の「外」から「外」に向かう車を迂回させなければなりません

大石久和氏(副知事候補!)が言うように、これらの整備が進めば物流センター等々の民間投資を呼び込めるでしょうね。宇都宮健児氏は逆に「外環道の建設中止」「コンパクト五輪」を主張されているので、街頭演説における三橋氏のさらなる追撃を期待しております。

東京外環道に反対の男性「住民のほとんどがいらないと言っている道路の建設をやめさせたい」 宇都宮氏が有志と懇談会
http://rarasoku.blog.fc2.com/blog-entry-1822.html

上記はまとめ記事ですが、偏ってはいるも「民意」の参考にはなると思います。私も以前から図解入りで紹介しているので、高速道路の一部無料化(首都高は逆に値上げ)を含め、このトピックの「正解」は下記のリンク先をご参照ください。

▼▼▼

のぞみ「都心環状線の地下トンネル化、3環状(中央環状線、東京外環道、圏央道)の早期環状化を強力に推進する。これら首都圏の大型公共事業は渋滞の大幅な緩和と共に、東京オリンピック招致への強力な追い風となるだろう。都心環状線の高架橋を撤去することは、耐震化や景観の面からも不可欠となる」

のぞみ「現在、関越道―東名間は環状8号線経由で接続されていて、通行に約1時間もかかっているが、完成すればそれが何と約12分に短縮されるという。また東名、関越道、東北道、常磐道の4高速が一本の道路で繋がることとなり、都心部の迂回が可能となることで、大幅な渋滞緩和が期待される。つい最近まで、日本の高速道路の渋滞の6割は首都高で発生していたくらいで、現在も全線開通している環状線は一本しかなく、代わりに鉄道が世界一充実しているとは言っても、一国の首都としてはあまりにお粗末な道路状況だ。よって、東京外郭環状道路は急ピッチで開通させなければならない最重要案件である」

政経アニメ「アイドル新党なでしこ!」 新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2014-01-28 10:56:44

2002ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:33:44
14 ■ほそかわとうぼう、ますぞえくりんち 2/4

>東京総合経済対策タモガミクスは「財源」も明確

私は昨年末に「都知事になったところで『通貨を発行して、使え』や議会を無視した独裁ができるわけではないので、国家観や歴史認識の方面で信頼できる人を応援したいですね」とここで書きましたが、潤沢な都の財政を活用し、やれるだけのことをやろうとしている点が素晴らしいと思います。東京都は財政状況に余裕があるなどと自慢している場合ではなく、それは「俺はまだ本気を出していない」と言っているのと同義であると反省すべきでした。

大阪のように「健全財政」「財政再建」とやらを達成して評価を得たいとする首長が多い中、中央政府の代わりに限度額いっぱいまで借金や支出を増やしてやろうという姿勢、日本全体の利益を考える田母神候補の国家観は、ほかの政治的野心や市民運動の延長のような唾棄すべき連中には期待できない重要な資質だと再認識させられた次第です。

WiLLの巻頭連載(第3回)を読みました。いつもながら簡潔で分かりやすかったです。

・データ(官庁の統計)を示し、グラフ化する
・自説(分析と解決策)を述べる
・類似の論説も紹介(世界的著名人の権威を借り、自説を補強。安心感)

上記の「三本の矢」が素晴らしく、これをやられては批判したい人も批判のしようがないですね。三橋氏は着実に「日本国民のリテラシーを向上させる」を実践されており、過去のこうした活動が田母神候補や保守論壇における経済観を形成し、タモガミクスを誕生させたのだと私は理解しています(もっと評価されるべき。辛坊治郎氏も読んでくれるかと)。

【2014-1-26】田母神としお街頭演説 渋谷ハチ公前 4【都知事選】 三橋貴明
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22757161
【2014-1-26】田母神としお街頭演説 渋谷ハチ公前 5【都知事選】 三宅博
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22756913

上記、三橋氏はもちろんのこと、何気なく視聴した三宅博氏の演説も素晴らしかったので紹介させていただきます。

ポルシェ万次郎 2014-01-28 10:57:29

2003ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:34:06
15 ■ほそかわとうぼう、ますぞえくりんち 3/4

他方、国政に目を向ければ安倍総理による「地球儀外交」、あれは前出の「アニメ原案」の通りに進んでいて、その流れだとインドの次はタイとの連携を強化、地政学的見地から下記のような展開が期待されます。

▼▼▼

撫子「クラ地峡(Kra Isthmus)とは、ご存知の通り東のシャム湾と西のアンダマン海に挟まれる形で、マレー半島の最狭部を形成している陸地(地峡)一帯のことである。古来より東西交通の要衝であったこの狭い地峡に、日本の援助による大運河の建設を提案させていただきたい。建設残土は埋め立てて、工業・港湾施設用地への利用も可能となる。日本側は主に安全保障上のメリットを、タイ側には経済的メリットを享受してもらうことが狙いだ。よって、一兆円超に上る建設費の全てを日本が負担する代わりに、持ち株比率による議決権や条約により、中国との有事の際は運河を封鎖できるような、或いはインド海軍の通行に便宜を図ってもらえるような条件、特約を我が国は希望している。もちろん、タイ海軍はマレー半島両岸配備の艦隊を統合運用することで、東西に海軍兵力を分散しなくて済むようにもなり(タイは空母保有国)、これで日泰印による中国海軍の封じ込めは磐石なものとなるだろう。この計画により、これまで開発の遅れていたタイの南部地域、特に運河の端と端であるサトゥンとソンクラーがシンガポールのような発展を遂げ、ASEANの中心国としてのタイが日本とこれまで以上に安全保障面、経済面で協力関係を築けるような未来を実現させたい」

※クラ地峡の西部はミャンマーとマレーシア、東部はタイに属しており、サウィ湾とクラ川とを結ぶ最狭部は僅か44kmの幅でしかない。

撫子「これは単に国家間の安全保障面や経済面でのメリットだけでなく、各国船舶の安全な航海にも大いに資する計画となるだろう。海賊のホットスポットは何もソマリアに限った話ではなく、マラッカ海峡は『海賊海峡』『魔の海峡』と呼ばれることからも分かるように、以前からあの海域は治安が悪く、シンガポール付近のフィリップス水路では幅が2.8kmと狭く混雑するが故に海賊事件が絶えないことが問題となっている。タイ政府支配下でクラ地峡運河が運用されれば、商船隊が狭くて危険なマラッカ海峡に依存する現状が緩和され、海上治安もはるかに維持しやすくなるだろう」

ポルシェ万次郎 2014-01-28 10:57:56

2004ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:34:26
16 ■ほそかわとうぼう、ますぞえくりんち 4/4

タイ首相「クラ地峡運河については以前より何度も計画されては立ち消えになった経緯がある。しかしあなたが政権を獲り、日本からの強力な支援が期待できるとなれば、計画は俄然現実味を帯びてくるだろう。マラッカ海峡を通らなくて済むようなれば、海上治安以前の問題として、タイや日本はもちろんのこと、中国、台湾、韓国、フィリピン、ベトナム、カンボジアなどの国々の石油タンカーも、時間や燃料費の面で多大なメリットが発生することと思う。世界のシーレーンの中でもスエズ運河、パナマ運河、ホルムズ海峡、そしてマラッカ海峡に並び、クラ地峡運河は重要な航路の一つとなるであろう」

撫子「日本について言えば、マラッカ海峡を通過する既存のルートと比べ、クラ地峡運河を通過する新ルートであれば、距離にして約800km、時間にして一日の節約が可能となる。また忘れてはならないのが、マラッカ海峡は最も浅いところで水深23mと意外に浅瀬が多く、大型のタンカーが航行できない問題だ。近年はタンカーが大型化していることから、既に一部のタンカーはマラッカ海峡を通過できなくなっており、わざわざ大回りの迂回をしてロンボク海峡やスンダ海峡を通らざるを得ない状況にある。このインドネシアのスマトラ島東にあるロンボク海峡をマラッカ海峡の迂回ルートに選んだ場合、運航日数にして3日、燃料費諸々の経費として数千万円単位のロスが発生している。よって、両岸のマングローブが制約となってマラッカ海峡を通過できない既存の大型タンカーがクラ地峡運河を通過するメリットと、今後新造するタンカーがマラッカ海峡通過を前提としたサイズ制約から解放されるメリットは計り知れないというわけだ」

タイ首相「仰るように、マラッカ海峡を通過できる船の最大のサイズは『マラッカマックス』と呼ばれており、タンカー大型化の阻害要因となっている。クラ地峡運河の開通により、これらの制約を解消できる意味は確かに大きいだろう。我が国は南部に民族問題を抱え、運河を挟んだ地域に新たな独立運動の懸念も考えられるわけだが、今回の提案は前向きに検討させていただきたい。有意義な会談であった」

ネットユーザー「相変わらず中韓を無視した地球儀外交が素晴らしい」 「マスコミが大好きな『アジア重視外交(笑)』ですぞw」

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ポルシェ万次郎 2014-01-28 10:58:18

2005ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:34:42
30 ■ほそかわとうぼう、ますぞえくりんち、おはなばたけはうつのみや

>「靖国神社に参拝する。総理の靖国参拝に賛成する」
>「外国人地方参政権、断固、反対」
>「原子力発電所は、安全を確保した上で再稼働べき」
>「公共事業拡大による東京強靭化」

都知事としてやりたいことが明確であり、田母神候補以外に投票するのはまともな大人ではありません。「原発がなくなればいいのにな」「災害が来なければいいのにな」といった思いだけでは何の具体性もないからです。

各主要候補者の比較(※このフリップが何度も地上波放送で露出すれば勝てる)
http://livedoor.blogimg.jp/military380/imgs/9/b/9bed81df.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/jcit-furuboko/imgs/2/1/216a87b0.jpg

このように政策を有権者が比較、吟味した上で投票するのが民主主義の姿であるのに、ニコニコ動画での討論のみで終わるようなことがあっては最悪ですね。

>「東京都政が仕事を創る」

【都知事選】 細川陣営 「千葉県にメガソーラー発電所を建設する」「機材は海外メーカーのものを使う」
http://chitekizaisan.blog28.fc2.com/blog-entry-6896.html

上記など、雇用創出や経世済民といった観点が抜け落ちて「企業脳」に染まってしまっています。コンパクト五輪や公共事業悪玉論といったものも、全ては「財政危機&成熟社会(少子高齢化)だから黒字を出さなければならない」といった間違った思想に侵されているが故のことです。

昨日コメ欄に書いた「クラ地峡運河」の建設構想ではありませんが、災害大国日本は「ハイパー土建国家(国内の整備はもとより、インフラストラクチャーのプロジェクトを輸出できる国家、災害支援で空母を派遣できる国家)」を目指すべきだと思います。これはアメリカの「軍産複合体」「世界の警察」に負けず劣らない世界観(ビジョン)として、サヨクの側からも賛意が得られるでしょう。

ポルシェ万次郎 2014-01-29 13:58:38

2006ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:34:56
31 ■Re.#18 くらえもんさん

>先日、環状線の話が出ていましたが、海外の主要都市はちゃんとつながった
>環状線(しかも6車線とか8車線)が、二重にも三重にも走っているのに対して、
>東京のありさまはひどいものです。首都の東京でこのレベルなら地方の状態は
>推して知るべしといったところですが

先進国>>>>>>名古屋>>>>>>>>>>>>>大阪>>>>>>東京

上記は環状線や高速道路網の整備状況の序列(個人的イメージ)。高速道路はミッシングリンクを解消させるだけでなく、拡幅工事や一般道の立体交差点の整備も必要です。私の住む大阪は意外と近畿自動車道やモノレールが環状線の役割を担っている感じなので、大阪モノレール(黒字経営)の門真以南の延伸と、北大阪急行の千里中央以北の二駅をとっとと延伸させ、北摂地域から市内に出る際のあの渋滞をどうにか緩和して欲しいと思っています(現状はディナーを食べに市内に出るのさえも億劫)。

赤字路線もちゃんと維持させる義務を特約に設けた上で、ドル箱の地下鉄御堂筋線を民間に売却したお金でほかの路線の延伸に補助を付けるなど、財源が無いなりのプランを私はいくつか考えております。少なくとも、橋下氏らは御堂筋をライトアップさせるなどして遊んでいる場合ではなく、「アベノハルカス」もオープンすることですし、阿倍野から御堂筋までをLRTで敷設するとかのビッグプロジェクトを考えて欲しいものです。

以前からここで書いている「マレー半島縦断リニア(バンコク〜クアラルンプール〜シンガポール間」とか「世界横断新幹線(宗谷岬〜西能登呂岬間の宗谷トンネル、ロシア本土〜樺太間のサハリントンネル、チュコト半島〜アラスカ間のベーリング海峡トンネル)」とか「クラ地峡運河構想」とか、国内外を問わずインフラストラクチャーの整備計画って心がワクワクしますよね? それなのに「いかに公共事業費を減らすか」の議論ばかりで、テレビでは仮想の計画すら語られる機会がありません。社会資本整備が軽視されすぎな中、今は田母神都知事&大石久和副知事(※私が勝手に推しているだけ)の誕生だけが唯一の望みです。

政策をまともに比較すれば田母神一択であることは明白なのに、有権者にまともな判断をさせないよう画策する選挙戦は許されませんね。

ポルシェ万次郎 2014-01-30 14:52:51

2007ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:35:34
9 ■都政と関係のない自説を田原氏がぶつけ、応える田母神候補の話を最後まで聞かず一方的に否定。ワイプでにやける古市氏。全てが酷い。 1/5

>わたくしは日本ベスト10(注:電力マン除く)に入れるほど
>「電力サービス」について詳しいと思います

私は個人的に、洋上浮体風力発電や榎本藻についても期待しています。

>問題は、本を書いた後に忘れてしまうという点なんですが

過去にはトリウム溶融塩炉についてをインプットするため、割りと早い時期に古川和男氏の『原発安全革命』などを読みましたが、難しすぎて私も今では内容の多くを忘れてしまいました……。

>宇都宮候補と細川候補及び彼らの「一派」の電力サービスに関する知見は、
>正直言って「お子様レベル」

>中部電力武豊発電所にある「メガソーラ―たけとよ」

私からすれば、原発の代案が「メガソーラだけとよw」って感想です(笑)。彼らはエコでロハスな発電が好きというだけで、安全保障や雇用について全く無関心なので困ります。

>メガソーラ―たけとよは太陽が沈むと発電できなくなります

【画像】現在の発電電力、本日の発電電力量
https://pbs.twimg.com/media/BbaQaK2CcAE6ROD.jpg:large

太陽光発電については上記画像をいつも思い出します。災害時のバックアップ電源として学校の校舎や体育館の屋根に設置するであるとか、太陽光発電はそういったスポット的な有効利用に留めるべきです。大量のパネルを平野に敷き詰めるなどの利用が最適なはずがなく、それらに補助金まで付けて外国企業を儲けさすのはナンセンスだと思います。

ポルシェ万次郎 2014-02-01 09:26:14

2008ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:35:52
10 ■都政と関係のない自説を田原氏がぶつけ、応える田母神候補の話を最後まで聞かず一方的に否定。ワイプでにやける古市氏。全てが酷い。 2/5

>わたくしは別に、意地悪で「脱原発」を否定しているわけではありません。
>単純に、自然エネルギーで我が国の電力供給を賄うのは「無理」であるため、
>現実的な「代替エネルギー」について提案してくれれば、幾らでも議論します

本当にその通りなので、下記を再掲いたします。

▼▼▼

西尾幹二氏も小林よしのり氏も宮崎哲弥氏も竹田恒泰氏も「即時」ではない脱原発派ですが、彼らのように一応は国益や代替案や過程を交えて語ってくれるのであれば、私とは意見が違っていても傾聴には値すると思っています。しかしながら殆どのサヨク系の脱原発派は、国益や国民生活の観点から原発依存度低下の工程や利害調整を考えるわけではなく、「原発嫌悪」といった感情の比べっこと化している現状が嘆かわしいです。端的に言えば無責任、「国家観がない」ということになります。

大勢の帰宅難民が出た、怖い思いをしたあの日のことを都民は忘れてはいないだろうか? 日本は「言霊の国」なので、憲法九条で戦争放棄を謳っていれば戦争に巻き込まれないだろうと錯覚、軍人が軍服を着て歩いていたら戦闘が発生すると連想、そして事故や災害についても考えることを放棄している国民が多く、万が一に備えた安全保障全般の議論を忌避する民族性があるように思えてなりません。そして最近は新自由主義的というか市場原理主義的というか、加えて冗長性そのものが軽視される現状に危機感を覚えます。

ポルシェ万次郎 2014-01-20 18:16:53

▲▲▲

自然エネルギーに依らない脱原発の議論は、地上波では「そこまで言って委員会」で竹田恒泰氏がGTCCによる原発の代案を展開されているくらいで、それらを除けばほかの議論はナイーブ、ルーピーとしか言いようがありません。まさに戦後教育の優等生というか、頭の中がお花畑すぎて困りますよね。

ポルシェ万次郎 2014-02-01 09:26:40

2009ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:36:08
12 ■都政と関係のない自説を田原氏がぶつけ、応える田母神候補の話を最後まで聞かず一方的に否定。ワイプでにやける古市氏。全てが酷い。 3/5

以下、朝ナマなどチェックしている暇もないだろう多忙な三橋氏らのための簡潔リポート。

古市憲寿「日本全体を見たら、この国って確かに下り坂かもしれないけれども、東京だけを見たらまだまだ可能性があるわけですよね。経済的な可能性もあるし、これからもっと若い人が集まってくるかもしれないし、特区であるとか、カジノであるとか、それこそオリンピックであるとか、色々な明るい話題が沢山ある街のはずなのに、あまり選挙で語られる言葉というのが、そんなにワクワク響いてこない」

村上祐子(女子アナ)「少子高齢化は進むわけですし、市場規模というのはどんどん縮まっていく中で〜」

上記はまさに自虐的経済史観、言論界や政界や世論の主流が「財政支出は決して増やさない。無駄の削減や規制緩和でどうにかなることに期待しよう」一色であることを再認識させられました。

田原総一朗氏のそれは「候補者インタビュー」ですらない酷い代物でしたが、そもそも何故にインタビュー映像だけなのか、徹底して議論を避ける候補がいるのなら、その者だけを呼ばずに残りのメンバーでやればいいだろうにと思います。ここからは推測ですが、舛添氏は細川氏がテレビ討論に出て来ないことを理由に、自身もこのまま逃げ切るつもりで出演を避けているのではないかと思えてなりません。

番組では郊外団地における過疎化の問題で、田母神候補からいつもの三世代入居の案が語られていました。そうした少子高齢化を含めた福祉の問題が意外に争点として挙がっているので、私がいつも言う「20万円の新婚祝い(初婚同士に限る。25歳未満同士は30万円に増額)+披露宴や新婚旅行の手当て(いずれも国内に限る)、第三子以降に200万円の出産祝い」、あれを東京都で先行導入する福祉政策を訴える候補がいれば、或いは大注目を浴びたかもしれません。

ポルシェ万次郎 2014-02-01 09:27:04

2010ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:36:23
13 ■都政と関係のない自説を田原氏がぶつけ、応える田母神候補の話を最後まで聞かず一方的に否定。ワイプでにやける古市氏。全てが酷い。 4/5

関連する話題としては、私も過去のコメント欄で下記内容を投稿しておりました。今こうして読み返すと、当時から問題が何も解決していない、進歩していない様子が窺えます。

▼▼▼

そして学校の空いている教室などはご高齢者が通う文化教室用に開放、その他、学習塾や保育所などの営業へも認可を与え、地域社会を繋ぐコミュニティとします。

我が国は古来より「恥の文化」というものがありますので、今まで孫もいなくて好き勝手していた不良老人も、若い世代の見本となることを迫られてシャンとすることでしょう。子供の方は多くの大人に見守られる安心感などから、豊かな情緒や見識が育まれます。学校の先生は放課後にやってくる塾の先生らとの比較を気にして授業の工夫に励み、学習塾そのものは落ちこぼれや貧困家庭に生まれた生徒の学力向上(貧困の連鎖や不平等の是正)にも貢献します。

>「今後、日本が成長することはあり得ない」
>「既存のリソースをどれだけ適切に運用し、福祉を実現するかが鍵になる」

この手の大前提、発言には、私も普段から腹立たしく感じておりました。勝手に決め付けるな、方法が分からないなら分かるやつに代われと言いたいですよね。

ポルシェ万次郎 2010-09-14 13:18:26

▲▲▲

官僚組織の閉鎖性による弊害と同じで、学校組織も外部から異質な人材を入れて交流させる必要性を感じます。上記に付言するとすれば、学校の空き教室をカルチャーセンターや託児所として開放、放課後はじいさんと孫世代が将棋を指す光景、ばあさんが孫世代に書道や編み物を教える光景が見られるほか、クラブ活動の顧問やコーチを引退世代にやってもらえれば、教職員の先生方の負担も軽減されることでしょう。社会経験のある外部の年配者ということで、いじめや進路の相談にも乗りやすいケース、或いはいじめや体罰の「気付き(未然防止)」だってあるかもしれません。

ポルシェ万次郎 2014-02-01 09:27:29

2011ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:36:39
14 ■都政と関係のない自説を田原氏がぶつけ、応える田母神候補の話を最後まで聞かず一方的に否定。ワイプでにやける古市氏。全てが酷い。 5/5

とんとんとんからりんといった具合に、戦前の「隣組」を復活させろとまでは言いませんが、地域コミュニティの強化で国民の連帯感や帰属意識は向上し、それら忠誠心はやがて国力の源泉となるでしょう。老人ホームと幼稚園と保育園の一元化、名づけて「老幼保一元化」というわけです。田母神候補も私と同じ趣旨で発言されていると信じているので、「タミガミクス」に加え「老幼保一元化」のフレーズ案もご検討ください。

東京一極集中の問題については、私は分散化もいいけれど、せっかくの過密の強みや特性の方を無理に殺がないような形で、高速道路網と高速鉄道網(新幹線)の連結強化(クラスター化)により、都市という「集中」を全国各地に「分散」、そうやって効率性を維持したままいざというときの冗長性までを確保するのが肝要だと考えています。

テキサス親父激怒!フランスマンガ祭暴挙 「慰安婦漫画」韓国OK 日本は撤去
http://now2chblog.blog55.fc2.com/blog-entry-12228.html

韓国VANKが世界中で暗躍しようが中国共産党が反日映画を作ろうが、アニメ大国日本は「エンターテイメント性の高い政経アニメの放送(ニコニコ動画で課金)→そこでの人気キャラをナビゲート役に据えた脱自虐史観の国史アニメ(アニメで学ぼう日本近現代史)の放送」で一気に粉砕することが可能です。私が原案を書いた全51話の政経アニメの制作費として、誰か5億円を出資してください(>_<)。作中に登場するサイクリングマシーン型コントローラーを採用した据え置き型の健康器具ハード「サイクルフィット」のアイデアは、任天堂の低迷すらも救います。

STAP細胞・小保方晴子ブチ切れ 「マスコミはいい加減にしてほしい」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1786840.html

選挙報道だけではない、相変わらずのゴミっぷり。山中伸弥博士や小保方晴子博士らの研究については、「素人にはよく分からんが大変素晴らしい。全てを任せるのでよろしく頼んます!」という感じなのに、政治家や主流派経済学者らの、素人と大差ないデタラメさ加減には目を覆うものがありますね……。

【画像】都知事を誰にするか迷ってる奴wこの画像を見て、今すぐ決めろww
http://fullbokko.2chblog.jp/archives/36030609.html

上記はまとめ記事ですが、フローチャートの設問が面白すぎて笑いました(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-02-01 09:27:46

2012ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:37:01
88 ■♪あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京サヨク 1/6

>「適当に入れた一票」と「真剣に入れた一票」が同じ価値を持つ

「指示に従った一票(組織票)」というのもありますね。田母神氏以外の候補は抽象論や理想論(夢想論?)ばかりで、有権者の側は政治や経済がどうやって回っているのか普段から意識もしていない人ばかり、「テレビでよく見かける舛添さんが良さそう」「原発が無い方がエコでロハスだよね」みたいなノリの都知事選でした。「田母神の是非」以前に知名度が圧倒的に足りなく、加えて左派・リベラルやノンポリが多い東京ではよく健闘した方だと思います。

読売テレビ「そこまで言って委員会」も関西テレビ「スーパーニュース アンカー」も、そして愛知テレビ「激論!コロシアム」程度の番組すらも放送されない「この東京サヨク」においては、偏向報道云々よりもまずは日本テレビ「ネプ&イモトの世界番付」に見られるような、出演者が露骨に台本通りの発言をして進行する演出、予定調和を改めることから始めてもらいたいです。報道番組や情報番組でジャーナリズムの精神が微塵も感じられないこと以前に、在京キー局で放送される番組群の過剰とも思える行儀の良さは、公共性を履き違えている気がしてなりません。

2月15日(土) テレビ大阪「NOマネー特別編〜黒田の白熱教室〜」
http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/takajin/

上記の企画は2回目で、三橋氏は青山繁晴氏と共に中国問題をレクチャーする役割だと予想されますが、これがもし「国の借金問題」をやらせてもらえるなら素晴らしいですね。

都知事選で見えた「ネット保守」人口=250万人(古谷経衡) - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/furuyatsunehira/20140210-00032514/

今回の「戦争目的」は最初から「選挙戦のノウハウを得る」でいいと私は思っていました。上記のような実態が確認できた意味も大きいです。もちろん、選挙運動に関わる人たちがそういったことを口にするのは不適切ですし、そんなことは考えずに当選を信じて頑張られた方も多いことと思います。なので、「戦略がなかった」「孫子を読め」「無駄死にだった」とか言っている人の意見には賛成できません。

ポルシェ万次郎 2014-02-11 20:06:55

2013ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:37:24
89 ■♪あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京サヨク 2/6

要はアニメなら「涼宮ハルヒの憂鬱」や「魔法少女まどかマギカ」、小説なら「All You Need Is Kill」、映画なら「恋はデジャ・ブ」にあるようなループを繰り返しやれたとして、何回ループしても今回は無理筋だったというわけです。私が以前に書いたウルトラC、石原辞任で世間の注目を集め、街頭演説では石原軍団や津川雅彦氏や百田尚樹氏らを総動員、全盛期の小沢一郎氏ばりにプロフェッショナルな選挙運動やお金をかけた全戸配布を行ったとして、それで当選できたかどうかは怪しいと思います。

なので、次回の「戦争目的」を「確実な当選」にまで昇華させる環境作りが肝要であり、一連の「責任論」は仰るように「アンチ・キャンペーン」以外の何物でもありません。「KOを狙いに行った(出馬)が空振り(落選)、また地道にジャブやボディブロー(言論活動により国民のリテラシー向上を図る)を重ねる展開」が今後も続くということです。「まともな人をどうにか当選させる努力」とは別に、「まともな人が当然のように当選する環境を作り」が必要となります。

私自身に目的達成のための能力(実績、地位、資金、実行力)はありませんが、その方法だけでは知っていて、それは娯楽性の高い政経アニメを作って世界中に発信することだと当欄でも再三述べてきました。私が中国や韓国の宣伝担当なら、これまでの反日映画や国際的な漫画祭への出展だけでなく、公平中立を装った第二次大戦の世界史アニメを作り、ナチスドイツと大日本帝国とを同列に置くことで、日本ディスカウントと東京裁判史観の強化に努めます。ここで肝となるのが、「娯楽性の高い作品に仕上がるか否か」なのですが、一番有利なポジションにあるはずのアニメ大国日本がこれを活用しないのは怠慢だと思っています。

フランスまんが祭で没収されたネトウヨのマンガwww 没収されて良かったわ
http://white0wine.blog10.fc2.com/blog-entry-6652.html

上記等々を見る限り、趣旨には賛同するもクオリティの低さが気になります。信憑性はともかく、パッと見では韓国漫画の方が読みたいと思わせるクオリティを保っています。農業高校や軽音楽部を題材にした人気アニメがあるのだから、同じように政治や経済を題材にした人気アニメも作れるはずです。いかにもな「政治プロパガンダ漫画」や「マクロ経済勉強漫画」ではなく、娯楽性の高い政経アニメ作品の発信が求められます。

ポルシェ万次郎 2014-02-11 20:07:57

2014ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:41:32
90 ■♪あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京サヨク 3/6

《KANO》六分鐘故事預告
http://www.youtube.com/watch?v=PvBvkp-r4C4

上記は台湾で今月2月27日から公開予定の映画の予告編です。私の以前の投稿もご参照ください。

▼▼▼

台湾の代表が再び甲子園に出場、これは私の「持ちネタ」の中でも、比較的実現可能性の高い部類に入ります。今なら安倍総理か小泉進次郎議員辺りが発言し、金美麗女史が広報すれば、「そんな過去があったのか。知らなかった。ぜひやろう!」といった具合に、日台両国民の間で真剣な議論に発展すると予想されます。主催の朝日新聞や毎日新聞が国民世論に抗いきれないほどに……。

台湾球児の甲子園ストーリー「KANO」、永瀬正敏「背中で演技」(13/10/20)
http://news.livedoor.com/article/detail/8181504/
被災地支援に感謝 小泉進次郎議員が台湾で始球式(13/09/11)
http://www.youtube.com/watch?v=khs6Fp_7jec

日本統治時代の甲子園2位、台湾の「嘉農」が映画に-中央社日文新聞
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&amp;NewsID=201205280004

2015ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:41:55
朝日新聞デジタル:高校野球「満州代表の試合結果」 - 甲子園の戦績(選手権)
http://www2.asahi.com/koshien/stats/summer/p48.html(準優勝)
朝日新聞デジタル:高校野球「朝鮮代表の試合結果」 - 甲子園の戦績(選手権)
http://www2.asahi.com/koshien/stats/summer/p49.html(ベスト8)
朝日新聞デジタル:高校野球「台湾代表の試合結果」 - 甲子園の戦績(選手権)
http://www2.asahi.com/koshien/stats/summer/p50.html(準優勝)

●親日本経済連携協定(当方作成)
趣旨:仲良しクラブ。互助会。罰則規定なし。非加盟国に対し排他的にならない
本部:日本国東京都に置く。活動費は日本が全て負担
内容:緩いEPA。その他、観光(修学旅行)、留学生受け入れ、文化交流の促進
条件:GDP10位以下の国と地域。反日教育や領土問題の絡む国は除外。親日国のみ
会員:日本、台湾、パラオの三ヵ国で発足。以降、タイ、フィリピンなどが加盟
活動:毎年一回、加盟国のいずれかでサミットを開く。首脳らのコスプレ集合写真
戦略:鉄道、発電所、武器などで、日本の製品や規格や言語を可能な限り採用
備考:春夏の全国高校野球大会で、台湾の出場枠をそれぞれ2校ずつ設ける

ポルシェ万次郎 2013-11-03 17:04:20

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2014-02-11 20:08:55

2016ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:42:43
91 ■♪あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京サヨク 4/6

高速料金、混雑度合いに応じて設定 渋滞の都心は割高に 国交省検討
http://norisoku.com/archives/36935598.html

上記、ようやく高速道路の「混雑税(渋滞税)」の概念が検討されるようになりました。財政政策の軽視や消費税増税の決定以外、概ね良い方向へ向かっていると思います。

所得税0% 消費税20% 相続税100% 法人税10% これが理想
http://military38.com/archives/36204075.html

いやいや、私としては「所得税78% 消費税0% 相続税10% 法人税48%」が理想で、ここでの所得税はもちろん「上限」を示しましたが、金持ち憎しの共産党的ルサンチマンではなく、税の累進性を高めることが経済パフォーマンス向上に繋がり、ひいてはチーム日本の勝利に貢献するとの「正解」に辿り着いたが故の結論です。

法人税率の推移 財務省
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/corporation/082.htm
第2−1−1図 所得税率の推移の国際比較
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je02/wp-je02-2-1-01z.html

以下、根拠についてのいくつかをいつものようにご紹介。

●税の役割(当方作成)
・安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべきだ
・景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能を持たない欠陥税
・所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどして累進性高めるべきだ
・懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要を抑制。ガゾリン税、酒税ほか

―――――――――――――――――――――――――――
1988年(名目GDP:386兆円) | 2010年(名目GDP:482兆円)
―――――――――――――――――――――――――――
    法人税: 18.4兆円  |  *6.0兆円
    所得税: 18.0兆円  |  12.7兆円
    消費税: **0兆円  |  *9.6兆円
    相続税: *1.8兆円  |  *1.3兆円
    その他: 12.6兆円  |  *7.8兆円
===========================
    合 計: 50.8兆円  |  37.4兆円
―――――――――――――――――――――――――――

ポルシェ万次郎 2014-02-11 20:09:26

2017ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:43:03
92 ■♪あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京サヨク 5/6

私は消費税を撤廃する代わりに「贅沢税」を主張しており、要旨としては下記の通りとなります。

●「贅沢税」の課税対象(富の再分配+国産優遇が目的。「物品税」の進化版)
・600万円を超える乗用車(欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち)
・10万円を超える服飾品(ヴィトンやエルメスなど、欧州産のブランド品を狙い撃ち)
・5000円を超える酒類(欧州産の高級ワイン、ブランド力の高いワインを狙い撃ち)

※上記の実行により、国産の大衆車や軽自動車が見直され、国産のオーダーメイドバッグやオーダーメイドスーツが見直され、国産のワインや日本酒が見直されるようになる。価格の高さに満足感を得る層はそれでも購入するだろうし、売上の減少も経済成長路線への復帰で相殺されるだろうから、欧州メーカーからの反発は少ないと思われる。消費税導入を機会に廃止されたかつての物品税よりも、経済成長のパフォーマンスを上げるという観点ではさらに優れた税制と言える。

結婚式や披露宴を挙げない「ナシ婚」が急増中!ブライダル業界涙目www
http://hypernews.2chblog.jp/archives/51572185.html

こちらもデフレマインドが進行した由々しき事態ですが、「初婚祝いに20〜30万円と各種補助(国内に限った披露宴や新婚旅行の補助など)、第三子以降の出産祝いに200万円を支給する」が「正解」だと思っています。24歳以下は30万円、25歳以上は20万円という微妙な差を設け、「結婚はより早く」「子供は三人以上」を浸透させることが狙いです。

>選挙運動において弁士が、「靖国が〜、英霊が〜」という話をして、
>集まった聴衆が「そうだっ!」「その通りっ!」「いいぞっ!」などとやると、
>聴衆の「外」にいるノンポリのマジョリティは引きます

実際の選挙結果からも事前の分析からも、今回は当落線上にいたわけではありませんし、「日の丸も別段禁止しない保守のお祭り」で良かったと私は思っています。強持の弁士が「靖国が〜、英霊が〜」とやってノンポリにドン引きされるのは、普段の街頭での政治運動にも今回の選挙運動にも共通した話ですしね。

台湾人「韓国美人神経衰弱の難易度が高すぎるwww」
http://kaola.jp/2014/02/09/20795/

選挙戦も終わったということで、硬い長文をはりきりすぎました。お詫びに上記をお楽しみください(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-02-11 20:10:42

2018ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:43:27
94 ■♪あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京サヨク 6/6

Re.#10 チャロチャロさん

>政治の流れを読むのにたけた軍師、クララが

憲政史や政局に詳しいのと、選挙戦のノウハウとはまた別な話でしょう。余談ですが、倉山氏による今回の「公式な依頼があって公認されれば(水島社長が頭を下げれば)支援、そうでないなら応援しても手柄にならないので中立を保つ」みたいに思える姿勢には賛同できませんでした。たとえ人間関係から街頭に出られなくても、ブログ等々で積極的な支持表明や塾生らへの協力を呼びかけるべきだったと思います。

>田母神さんは次負ければ終わる。
>その崖っぷちな状況を誰が作ったのか

次負ければ危ういのは、既に地上派テレビ放送への露出が多い三橋氏です。自説のマクロ経済観やカリスマス性の否定に繋がりかねないので、次をお考えなら勝てる選挙戦をお願いしたいと思います(福岡8区の後継とか)。他方、田母神氏については近年はテレビ露出も少なかったので、今回は顔見せというプラスの効果の方が明らかに大きいでしょう。

Re.#40 jiroさん

>消費税増税がなくとも来年度はマイナス成長(野口悠紀夫)
http://ameblo.jp/saburo-scm/entry-11763124358.html

>氏はアベノミクスの経済政策を公共投資によってもたらされた結果と指摘、
>その公共投資が前年比マイナスになるのであるから成長率も低下する、
>とここでは当たり前のことを書いております、極めてわかりやすい。

昨年のGDPをブレイクダウンすればそういった結論になりますわな。「効果が出るまであと一年待ってほしい」「消費税増税で総需要の不足が発生しなければデフレは貨幣現象なのでリフレ政策は成功していた(自分で書いていて意味不明w)」などはもう沢山です。

Re.#43 ジョーさん

>安倍というグローバリストを、ナショナリストだと煽った
>tpp参加を、さもマスコミの飛ばし記事だと煽った

安倍氏の発言(掲げる政策)や公開情報を追い、その時点における正確な情報を三橋氏は発信していました。私は「結果論」だと総括していて、中野剛志氏や東谷暁氏らによる「安倍人物評」はそれはお見事でしたが、結局のところ各人でアプローチが違うだけのことです。

ポルシェ万次郎 2014-02-11 20:11:09

2019ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:43:52
54 ■羽生結弦、王手♪

SP100点超え! プルシェンコ兄さん棄権しちゃったし、これは金メダルあるで。

私は世界的に評判の悪い日本人の歯並びの悪さを緩和するため、歯科矯正を保険適用すべきと考えているくらいでして、日本男子フィギアのイケメンたちの活躍は、そういったイメージアップの側面からも応援したいです(日本女性の方は以前から世界で大人気)。

ポルシェ万次郎 2014-02-14 02:55:35



38 ■日本「アメリカくん、きみが世界の警察や軍産複合体を自認するなら、ぼくは世界に冠たるハイパー土建国家を国是としよう」 1/6

国民の忠誠心や連帯感(文化や慣習や社会通念の同質性)こそが国力の源泉であり、我が祖国日本の強みだと考えるなら、過度なグローバル化や地方分権や移民促進はこれの弱体化にほかなりません。

【親日外国人>>>技術者や有識者>>資産家や高所得者>>>単純労働者】

以前にも紹介しましたが、上記は私が思う「許容できる移民の優先順位」です。日本国籍が欲しければ「外人」から「日本人」になるべきなのに、日本人に同化せず出身国同士で固まり、異質なゲットーやコミュニティを作られては大迷惑となります。「日本国籍は世界的な信用があって便利だから」という動機だけの中国人らは度し難いです。そして労働や帰化どころか、留学や旅行でさえ、一種の関税のようなものを設けるかして、入国者が特定の反日国家に偏らない配慮が必要と考えます。

メルケル首相が言うように「多文化共生」は失敗が既に明らかなため、高額所得者だろうが技術者だろうが、日本の慣習や文化への同化を強烈に希望する移民以外は不要、国益を損ねると考えます。なので、具体的にはコスプレ大会や日本語弁論大会の上位入賞者、日本語学校の成績上位者らを優遇する措置が求められます。Kawaii文化やVisual-Keiに憧れる少女たち、アニメや漫画が好き過ぎるJapanophile(ジャパノフィル=日本偏愛者)に帰化してもらうのが良さそうです。欧米に見られるような人種間の職業的カーストを、優しい日本人は放置しておくことができず、将来に必ず禍根を残します。

しかしながら、そうした日本や日本人に憧れて仲間に加入したい、同化したいと願った外国人以外にも、私は国連から人身売買だの何だの言われようが、かつてのフィリパブやロシアンパブにあるような、興行ビザで出稼ぎに来る女の子への規制を緩める(元の基準に戻す)のはいいだろうと考えます。少子高齢化へは別な解決手段を持っていますが、彼女らが日本人と結婚してくれる場合のみ、子供は日本に住んで日本語を話すだろうから同化(日本人化)が進むと考え、「背に腹は代えられない少子化対策」ということで対外的な説得も可能だと思います。

ポルシェ万次郎 2014-02-14 19:08:41

2020ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:44:09
39 ■日本「アメリカくん、きみが世界の警察や軍産複合体を自認するなら、ぼくは世界に冠たるハイパー土建国家を国是としよう」 2/6

カナダ、中国人富裕層に人気の投資家向け移民ビザを廃止
http://military38.com/archives/36358278.html
長谷川三千子 コラム 「女性の社会進出が出生率低下を低下させた」の発言を受け 大竹まことの大竹紳士交友録より
http://www.youtube.com/watch?v=nVTkuelEZY4

上記の大竹まことのラジオ、全てに反論するのはきりがないのでやめますが、下記の分析が参考になるかもしれません。また事実として、女性の社会進出が進んでいないイスラム系やアラブ系の出生率はべらぼうに高いです。

▼▼▼

――アジア地域の国々で極端な少子化が起きている理由は何でしょうか。

エマニュエル・トッド 少子化は地域文化が発展し、識字率が上がる過程で必ず生じる。女性の教育水準が上がり、社会的に自立することで、産む子どもの数も自らの意思でコントロールするようになる。

子どもが生まれやすい国の共通点は女性の地位が高く、仕事と子育てを両立できる環境が整っていることだ。日本をはじめとするアジアの国々は両立が困難で、女性が仕事か子どもか選ばなければならない状況が続いている。

アジアなど新興国では少子化のスピードが、先進国より速くなる傾向がある。新興国は先進国の経験を生かして経済が速いペースで発展するから、社会の変化も急激になるのだろう。

――フランスをはじめ欧米では、結婚していないカップルから生まれる子どもが相当の割合を占め、出生率を押し上げています。アジア諸国では婚外子の比率が低いのはなぜでしょうか。

エマニュエル・トッド 世界の家族類型に関する分析では、日本も韓国も台湾も「直系家族」と呼ばれるタイプに属する。親が子どもに対して権威的で親子の同居率が高く、家系を重視し、子どもの教育に熱心、などが特徴だ。欧州ではドイツがそうだ。家系重視のため、結婚外から生まれる子どもを許容しにくい面があるのではないか。

一方、米英や北欧の一部、フランスは「核家族」タイプだ。親子関係より夫婦関係を重視し、親子関係は独立的で同居しない一方、親は子どもの教育にあまり熱心ではない。家系を重視しない個人主義的な傾向が婚外子の増加と関係しているのだろう。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2014-02-14 19:09:27

2021ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:44:50
42 ■日本「アメリカくん、きみが世界の警察や軍産複合体を自認するなら、ぼくは世界に冠たるハイパー土建国家を国是としよう」 4/6

「1930年代のデフレの時期に出生率が低下したこともあったが、結婚補助や独身者への懲罰的税金、子供は5人といったスローガンや国民的合意、婚姻年齢の引き下げなどの施策により、改善に成功した例もある。あと、恋愛結婚の数はそれほど減っていないわね。お見合い結婚の数が減ったことが大きいので、お見合いの推奨や予算化は必要だと思う」

「赤ちゃんポストが不道徳なのは分かるけれど、失われそうな命を救える可能性についても考えたい。捨てられる子供の人生が不幸だろうと言うのなら、捨てることを一度でも考えた両親にそのまま育てられる不幸も考えるべきで、国が最高の教育を与えることで不遇を相殺すればいい。強姦による被害や父親の分からない場合の妊娠を除き、特別な事情のない中絶の一切を禁止する。親が育てないのなら、国が育てればいい。さらに、望まない女性にまで過度に社会進出を促すことは、男女ともに不幸な結果へと繋がる。仕事における男性の優位は腕力だけでなく、手先の器用さや頭脳においても、実力社会である料理人や棋士における男女の実力差を見れば明らかで、それを否定するのであれば、女性だらけの会社を設立して育児休暇が取り放題な内規にすればいい。理想は現実とは違う。男女の性差、与えられた役割を理解し、社会に守られていることを自覚すべきだ。女性のステータスは今も変わらず結婚や出産であることが現実なのに、厳しい受験戦争や就職活動を強いられた上、結婚や出産の適齢期を逃す結果となって踏んだり蹴ったりだわ。もちろん、男性並みに働きたいという意思と実力の伴った稀有な女性の行動については、その人が女性であることを理由に賃金等々で差別があってはならない」

ポルシェ万次郎 2014-02-14 19:10:25

2022ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:45:18
43 ■日本「アメリカくん、きみが世界の警察や軍産複合体を自認するなら、ぼくは世界に冠たるハイパー土建国家を国是としよう」 5/6

「男性ほど活発に働けない女性や障害者については、役所がまとめて優先雇用すべきね。そして役所内に保育所を作るのが合理的でいい。なお、共働きは離婚率が高いというデータもあるので、扶養控除の拡充や長子相続の復活を検討すべきかも。働きたい女性の権利を守りつつ、専業主婦でもやっていける社会が本来的に望ましい。フェミニストらによる、専業主婦を選ぶ女性がグウタラであるかのような誘導、『権利を主張する女』の側に立って一緒に戦わない女への敵意は止めさせるべきね。『女性らしさを押し付けてはいけない』とかいう割りに、自らの決して普遍的とは言えない『自立した女性はこうあるべき』という価値観を強要しようとする辺りに、彼女らフェミニストの矛盾や欺瞞を感じる」

「歪んだ男女の平等を唱え、専業主婦叩きを始めてから少子化に拍車がかかったことは明白だ。そして良いか悪いかは別にして、女性の学歴と出生率が反比例するのも世界共通の厳然たる事実である。女性に対する規制が差別的に厳しいイスラムでは、少子化に悩む先進諸国に比して高い出生率を維持し続けているわけで、私はその中間くらいに正解があるように思う。私は専業主婦の復権を目指したい」

「『さすがに働いてもいないのに、一度も就職していないのに、彼女とこのまま学生結婚はできないよなぁ……』という心理が働くことから、大学進学率に比例して初婚年齢が上がったと仮定する。これは一家の大黒柱となる男性だけでなく、せっかく大学まで行って必死に勉強してきたのに、一度も就職しないまま家庭に入るのは女性の側も抵抗があるだろう」

ポルシェ万次郎 2014-02-14 19:10:52

2023ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:45:50
44 ■日本「アメリカくん、きみが世界の警察や軍産複合体を自認するなら、ぼくは世界に冠たるハイパー土建国家を国是としよう」 6/6

「現在の日本は未だデフレを脱却し切れていないが、我々が行う異次元の財政出動により、今後は建設業などの一部の業種で供給不足の発生が予想されていることも確かだ。長期の『国土計画』や『複数年度予算』が必要なのは当然だが、当面は自衛隊で『工兵(施設科)』を増員し、訓練がてら建設業に従事させるという『裏技』を実は用意している。若い隊員には大型特殊免許を取得させるなど、職業訓練的な効果も発揮できるだろう。公共事業が景気回復のための『単発のカンフル剤』と思われている現状では、やはり信用を欠いて建設業の投資は増えないと思う。『何かを作っているときはいいが、公共事業が完成してしまったあとは景気が落ち込むではないか?』の問いに対しては、『一生作り続けろ!』と言っておきたい」

以上、賛否はあると思いますが、有識者の方々も本音で議論して欲しいと願っています。

癒してハロプロ'14 【動画あり】久住小春 ドラマ「発足!ギャル内閣」 第6話
http://helloprohealing.blog.jp/37042023.html

こちらは「政経アニメ」ではありませんが、「公職選挙法全面改正により、普通の女子高生が衆院選出馬」という設定は、私も以前に一度は考えました。いくら萌え系アニメであっても、非現実的なので却下しましたが……。「攻殻機動隊」や再アニメ化が決まった「銀河英雄伝説」の登場人物もおっさんだらけで人気ありますし、少年や少女の活劇に拘る理由もないでしょう。

ポルシェ万次郎 2014-02-14 19:11:38



65 ■羽生メダル確定! 金くるで〜。

序盤、中盤、終盤、隙がないパトリックちゃん、彼が最初の4回転、3回転を成功させたときは駄目かと思いましたが、いや〜、見ているだけなのにこちらまで緊張しちゃいました。

高橋選手は残念でしたが、ビートルズが好きなので、選曲たまらんかった♪

ポルシェ万次郎 2014-02-15 03:56:05

2024ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:46:10
14 ■量的緩和による資産効果、補正予算による公共事業の増加が景気を下支えした一年だった。民間投資が増えないのは大問題。 1/3

>最後のたけしさんが小野田氏に関する逸話を話されたとき

「靖国で会おう」と言って死んでいった顕彰すべき英雄に対し、追悼の代替施設を作ろうとか言う人の気が知れませんね。SAPIOの今月号にも、小林よしのり氏の「ゴー宣」の欄外にこれと関連する記載がありました。下記に転載させていただきます。

 かつて小泉元首相の靖国参拝のとき「心ならずも戦場に赴いた人々に哀悼を」と
 言った時、小野田寛郎氏が反発して「僕らは死を覚悟してたんで
 『心ならずも』と言われると、ちょっと侮辱されているなあと思う」と発言した。
 この意味が分からぬ連中が増えた。

>10−12月GDPはプラス1.0%成長、外需響いて事前予想に届かず
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N145AL6KLVR601.html

以下は私が3ヶ月前に投稿した「嘘記事」です。駆け込み需要が期待の通り堅調で、意外に個人消費の失速は見られませんでした。あれでも思ったより良かった印象です。

▼▼▼

以下、3ヶ月後の予想記事を作成してみました。

実質GDP、年率0・8%増…5四半期連続増

 急速な景気拡大は一服したが、引き続きプラス成長を維持した。

 内閣府が14日発表した2013年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質GDPが7〜9月期に比べて0・2%増と成長率は5四半期(1年3ヶ月)連続でプラスになった。このペースが1年間続くと仮定した年率換算は0・8%増と市場予想を下回った。7〜9月期(年率1・9%増)に続いて減速したものの、公共投資や住宅投資の増加によってどうにか支えられた形となる。

 甘利経済財政相は記者会見で、「日本を代表する大企業では最高益を更新しており、景気は引き続き上向いている」と述べた。

 成長率が鈍化したのは、GDPの約6割を占める個人消費が0・1%の減少に転じたためだ。個人消費は1〜3月期に0・8%増、4〜6月期に0・6%増と高い伸びで景気拡大を主導してきたが、7〜9月期には0・1%の微増にとどまり、プラス幅は縮小傾向にあった。消費税増税前の駆け込み需要も期待されていたが、今回の速報値では政権発足後初の減少となる。

ポルシェ万次郎 2013-11-19 12:45:09

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ポルシェ万次郎 2014-02-18 12:40:32

2025ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:46:32
15 ■量的緩和による資産効果、補正予算による公共事業の増加が景気を下支えした一年だった。民間投資が増えないのは大問題。 2/3

>何しろ、日本は15年間もデフレに苦しめられていたわけで、
>一本道でデフレ脱却できるとは思えません

政治的な問題を抜きにして好きな政策をやりたい放題できるとしたら、消費税廃止、防衛費をまずは1.5倍増、公務員の大幅増員、使われていない高速道路の無料化、投資減税などが実行できるとしたら、1年足らずで2%のインフレ目標くらいは軽く達成できるでしょうね。

【岩本沙弓】おはよう寺ちゃん 活動中【月曜】2014-02-17
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22908691

上記動画で岩本女史が、消費税の軽減税率や女性の雇用問題で「そもそも論」を展開されていました。私とも考えが近く、納得できる意見です。

週刊ジョージア 山田孝之 TVCM「マニフェスト」篇 30秒 GEORGIA TVCF
http://www.youtube.com/watch?v=0wVDt1BkaMw

上記のCM動画を視聴していたら、ふと一年前の中野氏のインタビュー記事を思い出したので、要約を下記に紹介させていただきます。

▼▼▼

中野剛志「国の最も大事な役割は雇用対策。労働とは生きる糧を得るためだけではなく、『自分も世の中に存在していい』と確認できる承認の問題だから。そして雇用確保のためには、絶対にデフレから脱しなければだめだ。成長うんぬんとは別問題」

朝日新聞デジタル:資本主義に「成長」は必要か アベノミクスに踊る前に
http://www.asahi.com/culture/articles/TKY201302170089.html

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ポルシェ万次郎 2014-02-18 12:41:12

2026ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:46:48
16 ■量的緩和による資産効果、補正予算による公共事業の増加が景気を下支えした一年だった。民間投資が増えないのは大問題。 3/3

とりわけ日本人は「承認欲」が高く、失業して所得を得られなくなると(付加価値を創出できなくなると)自殺しやすい傾向があるのではと分析します。生産者側でこの「承認欲」が高い一方、消費者側も「要求水準」が異様に高いために、日本市場は世界一厳しいとまで言われるようになったのだと思います。

消費税増税による増収分を、法人税減税によって企業や投資家に還付するなどは許されません。庶民を苦しめて海外を含めた高額所得者に楽をさせる、そんなことで国家が繁栄するわけがないでしょう。

【藤井聡】飯田泰之氏のVoice(2014年3月号)への寄稿論説について
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/02/18/fujii-76/

本日配信のメルマガ、藤井教授「激おこ」でしたね。飯田泰之氏の公共事業に対する考え方については、私も以前から機会があれば異議を唱えたかったところです。普段は無料で過去に蓄積された社会資本整備を利用しておいて、「利益にならない投資は全て無駄。メンテナンスだけは渋々やる」「もしもの備えなど要らない。そんな余裕は日本にない」みたいな姿勢であれば、それは改めて欲しいと思います。

いずれにせよ、「財源はある。強靭化が必要だ!」と「財源はない。あっても次は供給制約がある。政府は無駄な公共事業をするな。市場に介入するな!」との戦いは、今後もまだまだ続きそうです。

台湾人「韓国のデスノートをパクった漫画トンスルノートが超爆笑www」
http://kaola.jp/2014/02/15/20965/

おまけ記事(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-02-18 12:41:57

2027ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:47:07
70 ■ああ……。

6分間の練習では成功していたのに、浅田選手は残念でしたね。それにしてもロシアのリプちゃんのスピンが凄かった。身体柔らかい。

ぶくぶく - 韓国のキムヨナ選手への疑問・疑惑を扱うサイト
http://bukubukugame.blog.fc2.com/

私も素人なので是非は分かりかねますが、キム選手は身体が硬いと以前から思っていたところです。記事は大変参考になりました。

ポルシェ万次郎 2014-02-20 04:36:50



57 ■SP 55.51、FP142.71、涙腺崩壊(´;ω;`)ブワッ

最初のトリプルアクセル成功で既に目から汗が……。ホタルイカと菜の花の軽いトマトソース(自炊)を食べていた手が止まりましたよ。ドラマや映画を見てただの一度も泣いたことのない私が、特攻隊の遺書動画でしか泣けない私が、真央ちゃんの演技終了後に号泣。いやぁ、いいものを見せてもらいました。

今回は銅メダルも無理っぽいですが、FPでナンバーワンであることを祈るばかりです。

現在暫定一位の浅田真央:198.22

以下、このあと滑走の上位陣のパーソナルベスト。

キム・ヨナ:パーソナルベスト228.56
ソトコナ:パーソナルベスト202.36
コストナー:パーソナルベスト:197.89
グレイシー・ゴールド:パーソナルベスト188.03
ユリア・リプニツカヤ:パーソナルベスト209.72

青の衣装のジンクス、奇跡よ起これっ!

ポルシェ万次郎 2014-02-21 02:09:39

2028ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:47:30
6 ■(アメリカ軍の主観で不細工な)高給取りの朝鮮人戦地売春婦はいたが、彼女らを日本軍が人攫いをして集めた事実はない。

>無論、朝鮮半島出身の慰安婦の中に、身内(大抵は父親)に騙され、
>女衒に売り飛ばされた気の毒な方々が少なくなかったことは確かです

現代にもまだ、恐らく世界中に「借金のカタに」「悪い彼氏に騙されて」「両親に売られて」のような話は枚挙に暇がないでしょう。そのような人権侵害が発生しないよう、警察なら生活安全課などが、指導や処罰で業者に「関与」する必要がありますね。他方、「自国の軍隊に拉致され、遠方の売春施設に送られた」などの話は、内戦中の国であっても私は聞いたことがありません。ただ、軍相手の売春施設なら、21世紀となった現在もまだまだ盛況なようです。

徴用、徴税、徴兵ほか、国家が国民に負担を強いる強権(徴収)は色々とあるわけですが、自国の女性にのみ義務を課した「徴性」というものが仮にあったとして、それはそんなにいけないことなのかという問題提起をいたします。まあ、「死ぬかもしれない男性の徴兵と比べ、女性の『徴性』はいくらか恵まれている」という考えは支持を得られないだろうし、現代の価値観で考えれば間違いなく人権侵害であり、私ももちろん反対です。

それでは何が言いたいのかと言えば、為政者が「貢女」のような人権侵害を繰り返し行っていた歴史を持つ朝鮮人が、「慰安婦強制連行は人類史上最悪の人権侵害事件」だとか、一体どの口が言うのかという話です。ただこれも、論点を「売春の是非」にされては大阪市長の二の舞なので、政治家や公共放送の責任ある立場の公人などは特に、三橋氏も仰るように「日本軍が朝鮮半島から慰安婦を強制連行したか否か(強制連行の是非)」に絞った発言を心掛ける必要がありますね。

【台湾の反応】日本発の台湾応援ゆるキャラ「タイワンダー☆」が台湾で話題に!
http://www.taiwannohannou.com/archives/3471159.html

タイワンダー、可愛いわん♪

ポルシェ万次郎 2014-02-21 10:20:55

2029ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:48:00
4 ■唐入り(朝鮮出兵)がどう描かれるか、NHK大河「軍師官兵衛」はそこだけが興味の対象。映画「トロイ」並みの攻城戦を! 1/7

先週のコメント欄に紹介させていただいた、オピニオン誌「Voice」に掲載された飯田泰之氏の原稿に対する藤井聡氏の反論について、飯田氏が下記ページ等々で再反論をされています。

乗数効果と公共事業の短期的効果への疑問―藤井聡先生へのリプライ -シノドス-
http://synodos.jp/economy/7198
http://synodos.jp/economy/7198/2

これを受け、藤井氏が本日配信の三橋メルマガで見解を述べられていますが、三橋ブログの本日エントリーにはリンク掲載がなく、三橋メルマガの読者以外には詳細が分からないため、下記に当該リンクと飯田氏の原稿に対する私の意見もいくつか述べさせていただきます。

【藤井聡】「藤井から飯田泰之氏への討論」に対する飯田氏からのリプライと追加コメント 三橋貴明の「新」日本経済新聞
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/02/25/fujii-77/

文末には「多様なコメント頂戴出来ますと幸いです!」とあるため、私もあとで何か投稿させていただく予定です。

――――――――――――――――――――――――――――――――
A.10億円を使って非常に重要な道路整備を行った
B.10億円分の自宅警備事業(または穴を掘って埋める工事)を発注した
C.定額給付金10億円を支給した
――――――――――――――――――――――――――――――――

「B」は「穴を掘って埋める職能技術の向上および蓄積」や「生産設備の維持」などが給付のような「所得移転」とは違うところです。市場で評価された価値しか認めないというのも、「利潤追求に縛られた企業脳」と言わざるを得ません。民間の消費や投資にも同じような「無駄」があるだろうということで、藤井氏の最初の疑問に回答しているようには思えません。「B」と「C」の効果が仮に同じであったとしても、最初から「B」を目標に財政支出を行うケースは考えられないです。

ポルシェ万次郎 2014-02-25 10:39:55

2030ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:48:23
5 ■唐入り(朝鮮出兵)がどう描かれるか、NHK大河「軍師官兵衛」はそこだけが興味の対象。映画「トロイ」並みの攻城戦を! 2/7

D.10億円を使って同じCDを大量買いし、全ての票を大島優子に投じた
E.10億円を使って広告を打ったが、韓流ブームは既に終わったようだ

上記の「D」は民間消費で「E」は民間投資になりますが、「今になって考えれば、あのとき価値があると踏んで支出したことは誤りであった」などの「無駄」はよくあることで、市場が決めた価値にも誤謬を認めるべきだと私は考えます。藤井氏の言葉を借りれば、「どこかの物好きの金持ちが、穴を掘って埋める事業を見たいからといって、それを建設業者に頼んだ」という場合もあるわけで、ここからも「民間では市場原理が作用するので無駄はあり得ない」という前提は崩れます。

――――――――――――――――――――――――――――――――
さらに、支出性向の高い低所得者・育児世代への所得移転となる給付金であれば分配自体が景気刺激効果を持つため、財政出動の優位性はさらに失われるでしょう。
――――――――――――――――――――――――――――――――

量的緩和による恩恵を最初に享受する資産家の場合(資産効果)とは違い、財政出動によって所得を得る労働者層が特別に消費性向が低いなどは考えられません。あっても大きな差ではないうえに、「穴を掘って埋める工事」のような乏しい効果に終わることはごく稀なため、「最悪でも所得移転くらいの効果は発生する」というのが財政出動の控えめに見た場合の効果だと思います。

これらを徴税権だけでどうにかしようとする議論なら気持ちもいくらか理解しますが、デフレギャップを抱える今は「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え(by 三橋貴明)」といった通貨発行権の話となるため、やはり「質の議論よりも量の議論」(下記参照)が優先されるべきでしょう。

●デフレ期に求められる物価上昇策各種
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.国債発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.国債発行を財源とした政府支出(公務員増、防衛費増、公共事業費増)

※【2】と【3】は【1】との併用も有効。数字が上がるほど脱デフレ効果は高い。

ポルシェ万次郎 2014-02-25 10:40:18

2031ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:48:43
6 ■唐入り(朝鮮出兵)がどう描かれるか、NHK大河「軍師官兵衛」はそこだけが興味の対象。映画「トロイ」並みの攻城戦を! 3/7

――――――――――――――――――――――――――――――――
厚生の観点から導かれる望ましい土木・建設事業は幹線や都市部を中心にしたものになると考えられます。
――――――――――――――――――――――――――――――――

第二列島軸(新幹線網)の形成および高速道路のミッシングリンク解消などであれば、飯田氏らが好きそうな効率性に加え、正反対の価値観である冗長性まで強化されると私は考えています。「箱モノ」は重要視しないという点では一致できそうですね。たとえば政府が直営のラーメン店やコンビニの経営に乗り出すのはもちろん反対で、ここでは二つの仮説「民間企業は基本的に、合理的な投資を行う」「政府は基本的に、民間企業よりも非合理的な投資を行う」は間違いなく成立します。そもそも儲かる事業に政府や地方自治体が関与すべきではありません。

また、東京一極集中のリスク回避のために一極集中の効率性まで削りにかかるのは反対で、私はそんな一極集中の東京が有事のときは、あらゆる方面から助けに行ける規模の「都市という集中の分散」と、それらを交通インフラ網で連結する「都市のクラスター化」が正解だと思っています。東京の優位(効率性)は依然として確保しながら、喫緊の課題として列島強靭化(冗長性)が必要だという立場です。

※藤井氏には怒られるかもしれませんが、これは氏の論敵である増田悦佐氏の主張との「いいとこ取り」になります。

――――――――――――――――――――――――――――――――
現在の財政政策のボトルネックはむしろその産業レベルの制約にあると考えられる
――――――――――――――――――――――――――――――――

土木や建設業といった一部産業の供給能力不足を解決する方法については、三橋ブログの本文やコメント欄で何度も議論されている通りですね。

――――――――――――――――――――――――――――――――
財政政策の効果の低下については、中立命題、マンデル・フレミング効果などさまざまな仮説が提示されてきましたが、これらが現在の日本経済に強く作用しているとは考えづらい状況です。
――――――――――――――――――――――――――――――――

これは仰る通り。「否定する人はノーベル賞を取れる!」とのたまった「マンデル原理主義」の、リフレ派のあの人も見習うべき態度です。

ポルシェ万次郎 2014-02-25 10:40:48

2032ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:49:01
7 ■唐入り(朝鮮出兵)がどう描かれるか、NHK大河「軍師官兵衛」はそこだけが興味の対象。映画「トロイ」並みの攻城戦を! 4/7

――――――――――――――――――――――――――――――――
消費増税という目前に迫った問題に対処するには、供給能力に対してより多く需要が足りていない産業への財政支出、またはこれらの選択を個人に任せる給付金方式などが望ましいというものになるでしょう。
――――――――――――――――――――――――――――――――

私は日銀の量的緩和による期待(資産効果)よりも、所得移転の方が所得や物価の上昇に寄与すると考えています。

社会資本整備は長期的には全産業の供給能力を大きく向上させるし、三橋氏が主張する下記の3つの視点も無視してはいけません。公共事業は何も短期の景気対策だけではないということですね。

「東北復興、防災、耐震化、インフラメンテナンス、東京五輪の準備は、やらなければならないから、やらなければならない」
「土建小国と化した以上、公共調達関連はコスト削減ではなく、供給能力の回復に努めなければならない」
「4月以降の経済失速を防ぐためにも、公共事業の予算を消化しなければならない」

――――――――――――――――――――――――――――――――
供給能力に余力のある製造業への支出により直接的に結びつく財政支出やサービス業への支出に結びつきやすい低所得者・子育て世代への給付金が緊急避難的な景気対策としては優先度が高いというのが私の見解です。
――――――――――――――――――――――――――――――――

公共事業への支出は供給制約があるから後回しという考えでなく、別途、ほかの産業分野についてもデフレギャップを埋め尽くす勢いで予算総額を増やすという考え(下記参照)なら賛成します。

●即効性の高いデフレ対策
・およそ2年をかけ、毎年の公共事業費を現在の2倍の基準に引き上げる
・自衛隊と海保の人数を合わせて5万人増強、防衛費も現在の2倍に引き上げる
・初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給する
・高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にする(混雑税の概念)
・消費税は廃止とし、贅沢品にのみ課税する「贅沢税」(物品税の進化版)に代替

ポルシェ万次郎 2014-02-25 10:41:10

2033ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:49:17
9 ■唐入り(朝鮮出兵)がどう描かれるか、NHK大河「軍師官兵衛」はそこだけが興味の対象。映画「トロイ」並みの攻城戦を! 5/7

公共事業だけではデフレ脱却は時間がかかり、ほかの財政政策をフルスロットルでも供給制約によりやはりある程度の時間を要するため、所得移転の政策も併用して全体の「活動貨幣(by 青木泰樹)」を異次元の早さで活性化させるべきと考えます。まあ、量的緩和による資産効果の波及を何年も待ち続ける現在の「アベノミクス」よりは余程いい政策ですね。

――――――――――――――――――――――――――――――――
社会インフラ整備計画が立案され、一定の規模の事業が十年以上にわたって継続的に行われることが示されたならば、企業による人材育成と設備投資や個人の技能習得が行われやすくなる。
――――――――――――――――――――――――――――――――

これは我々が普段から言っていることと同じで、「国土計画の発表」や「『コンクリートから人へ』とは逆のスローガン」のような、長期の需要を保障した政府によるコミットメント(http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート)が必要だということです。

――――――――――――――――――――――――――――――――
もちろん、現在の日本の財政状況で、公共事業を相似拡大的に増加させ続けるというのは現実的な計画ではありません。
――――――――――――――――――――――――――――――――

「政治的に難しい」「世論の理解をまだ得られていない(公共事業悪玉論を払拭できていない)」という意見なら分かりますが、財政状況に関する認識は我々とは大きく異なるようです。深層心理で「財源に余裕がない」という発想に縛られているため、効率性にもより強い拘りがあるように見受けられました。とはいえ、批判を受けて真剣に考え、藤井氏の真摯な態度に歩み寄った部分もあったのかもしれませんが、今回の飯田氏の原稿には普段とは違って賛成できる部分も意外に多かったです。

ポルシェ万次郎 2014-02-25 10:41:35

2034ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:49:38
10 ■唐入り(朝鮮出兵)がどう描かれるか、NHK大河「軍師官兵衛」はそこだけが興味の対象。映画「トロイ」並みの攻城戦を! 6/7

「コンビニアイス評論家」なる肩書きを自称する人もいるくらいですし、私も実は「行刑施設評論家」を名乗っていいくらいの知識と経験(一年強の取材歴)があったりします。犯罪属性と貧困との相関は高いので、比較的犯罪傾向の進んでいないA級施設(刑期8年未満の初犯刑務所)やYA級施設(26才未満の少年刑務所)では特に、希望する被収容者が全員職業訓練を受けられる体制作り、予算の拡充が求められます。

以下、私の過去の著述からの転載。

▼▼▼

2月22日付(2007年)の読売新聞朝刊に、2005年に全国74の行刑施設を出所した3万27人を対象とした法務省のアンケート調査で、「職業訓練を受けたかった」「刑務作業は社会復帰に役立たない」といった不満の声が多数あったことを紹介する記事がありました。法務省矯正局の話では、「高度な技術が身につく作業の確保が難しい」「希望する受刑者すべてが職業訓練を受けられる体制ではない」とのこと。同じ仕事をしていても正社員は年収500万、非正社員は年収200万、「カタギの会社に就職して年下の人間に偉そうに命令されるくらいなら、逮捕されるリスクがあっても元のシャブ屋の方が……」と考える同囚の数は驚く程多いです。受刑者に適切な職業訓練を受けさせない限り格差は広がるばかりですし、負のスパイラルは止まらない上、再犯率も下がりません。

結局、出所後5年以内に再収監される元受刑者の割合が50%近くにまで達するのも、「務所帰り→社会属性・職業スキルゼロ→負け組を自覚(金なし・職なし)→人生面白くない→シャブ・窃盗→再収監」といった負の連鎖が原因だと思います。

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出所したら即戦力となれるよう、塀の中で大型車や重機を扱う訓練ができればいいと思っていました。元受刑者らの「『自分も世の中に存在していい』と確認できる承認の問題(by 中野剛志)」も解決されます。業界とは相性が良さそうなことから、身元引受人になってくれる建設業の社長さんも出てくることでしょう。外国から労働者を連れてくる前に、国内に残されたリソースをまずは活用すべきですね。

ポルシェ万次郎 2014-02-25 10:42:36

2035ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:50:00
11 ■唐入り(朝鮮出兵)がどう描かれるか、NHK大河「軍師官兵衛」はそこだけが興味の対象。映画「トロイ」並みの攻城戦を! 7/7

海外「誰よりも輝いてた」 浅田真央が五輪期間中のツイート数で1位に
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1095.html

感動とは無縁の私がスポーツ観戦で初めて涙するくらい、プライドを賭けた浅田選手の演技に魅了されました。ロシアのプリケツカy……もとい、リプニツカヤちゃんの今後の活躍も楽しみです。

≪フランス語(翻訳付き)≫浅田真央 2014 ソチオリンピック FS
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22934605
【イタリア版翻訳】浅田真央 ソチオリンピック FS
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22946180
【中国語CCTV版(翻訳付き)】浅田真央 2014 ソチ五輪 FS
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22941081

各国の熱い解説も興味深いです。乱筆乱文、長文失礼しました。

ポルシェ万次郎 2014-02-25 10:42:58

2036ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:51:08
7 ■第二列島軸および各種新幹線網、東京―大阪間リニア、高速道路のミッシングリンク解消および拡幅、海峡横断道路の整備を急げ! 1/3

>我が国に相応しい経済政策について、藤井聡先生と飯田泰之先生の
>インターネット上の「討論」が続いています。
>わたくしは、これは素晴らしいことだと思います

私もそう思い、昨日は僭越ながら意見を投稿させていただきました。「マクロ経済学の仮説が適用されない経済環境もある」「幹線を中心にすえた土木・建設事業が望ましい」など、共通する認識をいくつか確認できたことも「討論」の大きな収穫ですね。

>これがまさに、「価値観の問題」になるわけでございます

私はもちろん、所得移転よりも政府支出の方に今は重きを置きますが、同時にそういった質の問題だけでなく、総額を異次元に増やすといった量の問題こそが重要だと普段から主張している次第です。消費性向の高い層から消費税を吸い上げ、海外の投資家までを含めた消費性向の低い層へ法人税を値下げ還元するなど、呆れるほど馬鹿らしい再分配政策だと思います。

2037ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:52:58
黒字を生まない空港や路線や高速道路を無駄と考える人は、自宅前を通る一般の無料道路をどう捉えているのか問い質したいです。国土計画ほどワクワクするものはありませんよね(私だけ?)。

●テンションの上がる全国総合開発計画の各種画像
www.zenkasya.com/images/infrastructure/31-infrastructure.jpg
www.zenkasya.com/images/graf/111-weeklypost2013_08_09.jpg
www.zenkasya.com/images/infrastructure/02-infrastructure.jpg
www.zenkasya.com/images/infrastructure/12-infrastructure.jpg
www.zenkasya.com/images/infrastructure/01-infrastructure.jpg

※上記は日々ブラッシュアップされる政経アニメ原案「アイドル新党なでしこ!」作中の閣議決定「第六次全国総合開発計画 〜列島強靭化計画〜」(第27話後半)より抜粋。

ポルシェ万次郎 2014-02-26 09:13:07

2038ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:53:30
8 ■第二列島軸および各種新幹線網、東京―大阪間リニア、高速道路のミッシングリンク解消および拡幅、海峡横断道路の整備を急げ! 2/3

>いずれにせよ、「マンデルフレミングモデルによると〜」といった、
>過去の「一部の環境」を切り取った周回遅れのモデルに基づく議論は、
>無意味どころか有害です。

再掲ですが、「マンデルさん」については下記に貼られた動画をご参照ください。

▼▼▼

26 ■財政危機を理由に財政拡大を批判する論を倒したと思ったら、今度は通貨高を理由に財政拡大を忌避する勢力が出て来たでござる。

●マンデル・フレミング・モデルと私
1.GDPの構成上、公的支出拡大は所得や成長率を押し上げるものと常識で理解
2.マンデル・フレミング・モデルや、それを信奉する勢力の存在を知る
3.デフレ期に当該モデルは成立しないという反論も知り、両者の主張を比較、精査
4.「それはドンデモだ(本当ならノーベル賞を狙える)」などと、恐らく「WiLL 2013年11月号」に掲載された三橋氏の原稿「マンデル・フレミング・モデルに騙されるな」に怒りを表しつつ、けれどもそれらの再反論になっていない、単に当該モデルの解説に終始する「お笑い動画(http://www.nicovideo.jp/watch/1380866427)」を発見。
5.藤井聡氏や島倉原氏らの主張からも、デフレ期に当該モデルは成立しない、或いは成立し難い、仮に成立したとしても金融緩和との併用で問題ないとの結論に至る。

以上の流れが、三橋ブログを読むような層の印象ではないでしょうか?

ポルシェ万次郎 2014-01-13 18:51:55

▲▲▲

>飯田先生が本ブログにご投稿頂ければ

古くはテキスト系サイト、今ではブログ等々の運営経験がある方なら分かると思いますが、競合する同業サイトのコメント欄や掲示板に乗り込んで行き、盛り上げてアクセスを提供してあげるのも気が進まないものだったりします。飯田氏も相応の時間をかけて反論原稿を書いていただいたと思うので、本来はVoiceでの誌上討論がベストだったかもしれませんね。再度、シドニスへの投稿なら可能性はあると思います。

ポルシェ万次郎 2014-02-26 09:13:27

2039ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:58:24
9 ■第二列島軸および各種新幹線網、東京―大阪間リニア、高速道路のミッシングリンク解消および拡幅、海峡横断道路の整備を急げ! 3/3

>「議論せよ!」の趣旨にご賛同下さる方は

たとえば三橋氏も、「私は自分のことを保守と名乗ったことはない」と前置きして話を進めることはありますが、上念氏はこういった前置きや余談の範囲に留まらず、「新自由主義の本来の定義(語源)」についてをCGSの動画でコーナー丸々使って語り出し、本来主題ではないはずの議論を大仰に展開、視聴者を煙に巻く論点ずらしが得意と見受けられます。

たとえば私も、「おまえのようなネトウヨらが竹島に執着するから、日韓関係が一向に改善しないのだ」などと言われたら、「ネットで能動的に情報を取りに行くことで、大マスコミによる偏向報道や自虐的歴史教育による洗脳を脱した結果、相対的に左から中心へと向かう傾向は近年見られるようになったと思う。それをさも特別で異端で異常な現象であるかのように言葉で印象操作するのは感心しない。さて〜」といった具合に、早々と本題である領土問題への議論に移るでしょう。主題ではないネトウヨ論を延々語るような真似は致しません。

「詭弁論部」は言い過ぎかもしれませんが、自身らの主張が「新自由主義的である」との多くの批判や誤解を解く作業は避け、「Aなる人物の主張はBなる低次元な人物が過去に行った主張と重複する。故にAの主張も低次元である」といった論法、印象操作は改めるべきでしょう。「消費税増税には共産党や社民党も反対している。故に同じ主張のおまえは彼らにシンパシーを感じるコミンテルンだ」といった論法が成立しないのと同じことです。

本当に正論を言っている相手に対して、真っ向から彼が真摯に反論しているところを見たことがありません(茶化してばかり)。他方で、明らかにおかしな主張をしている弱い相手に対しては、対言論人、対一般人を問わず強いです(笑)。

マンデル・フレミング・モデルの件もそうでしたが、「とある定説に異を唱える論説」に対し、「定説を繰り返し述べる」や「その説が正しければノーベル賞を受賞できる。ノーベル賞を受賞していないのなら、その説は誤りである」といった暴論で対抗、結局最後まで「とある定説に異を唱える論説への反論」は行わないままに、弁論部員特有の勢いで乗り切るみたいなやり方が昨年末に見たチャンネル桜での彼の動画でした。

ポルシェ万次郎 2014-02-26 09:13:48

2040ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:59:02
9 ■第二列島軸および各種新幹線網、東京―大阪間リニア、高速道路のミッシングリンク解消および拡幅、海峡横断道路の整備を急げ! 3/3

>「議論せよ!」の趣旨にご賛同下さる方は

たとえば三橋氏も、「私は自分のことを保守と名乗ったことはない」と前置きして話を進めることはありますが、上念氏はこういった前置きや余談の範囲に留まらず、「新自由主義の本来の定義(語源)」についてをCGSの動画でコーナー丸々使って語り出し、本来主題ではないはずの議論を大仰に展開、視聴者を煙に巻く論点ずらしが得意と見受けられます。

たとえば私も、「おまえのようなネトウヨらが竹島に執着するから、日韓関係が一向に改善しないのだ」などと言われたら、「ネットで能動的に情報を取りに行くことで、大マスコミによる偏向報道や自虐的歴史教育による洗脳を脱した結果、相対的に左から中心へと向かう傾向は近年見られるようになったと思う。それをさも特別で異端で異常な現象であるかのように言葉で印象操作するのは感心しない。さて〜」といった具合に、早々と本題である領土問題への議論に移るでしょう。主題ではないネトウヨ論を延々語るような真似は致しません。

「詭弁論部」は言い過ぎかもしれませんが、自身らの主張が「新自由主義的である」との多くの批判や誤解を解く作業は避け、「Aなる人物の主張はBなる低次元な人物が過去に行った主張と重複する。故にAの主張も低次元である」といった論法、印象操作は改めるべきでしょう。「消費税増税には共産党や社民党も反対している。故に同じ主張のおまえは彼らにシンパシーを感じるコミンテルンだ」といった論法が成立しないのと同じことです。

本当に正論を言っている相手に対して、真っ向から彼が真摯に反論しているところを見たことがありません(茶化してばかり)。他方で、明らかにおかしな主張をしている弱い相手に対しては、対言論人、対一般人を問わず強いです(笑)。

マンデル・フレミング・モデルの件もそうでしたが、「とある定説に異を唱える論説」に対し、「定説を繰り返し述べる」や「その説が正しければノーベル賞を受賞できる。ノーベル賞を受賞していないのなら、その説は誤りである」といった暴論で対抗、結局最後まで「とある定説に異を唱える論説への反論」は行わないままに、弁論部員特有の勢いで乗り切るみたいなやり方が昨年末に見たチャンネル桜での彼の動画でした。

ポルシェ万次郎 2014-02-26 09:13:48

2041ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:59:23
12 ■Re.#10 PODAMさん

>飯田氏は、供給能力回復の為に20年、30年の計画をたてるべきだとも
>言ってますし、以前、経済新聞の木曜日担当だった人よりは、
>はるかに良識のある人ですね

はい。日本から「国土計画」(最終策定年1998年)、「経済計画」(最終策定年1999年)といった長期計画がなくなって久しいわけですが、ここらで「第六次全国総合開発計画」といった大戦略が求められますね。

ホリエモン 「無理に公共事業などで雇用を創出するなら、ダイレクトで生活保護のほうが安上がりだろ」
http://fullbokko.2chblog.jp/archives/36605234.html

ツイッター民と呼べいいのか、SNS依存度の強いあの辺の輩がみんな同じに見えてしまいます……。

ポルシェ万次郎 2014-02-26 10:58:13



13 ■Re.#11 くらえもんさん

>ちなみに飯田氏のリプライに対する反論は青木泰樹先生もされております

確認しました。青木氏の主張に当方も同意するところで、以下、気になったいくつかに感想を述べたいと思います。

――――――――――――――――――――――――――――――――
役立つ事業が、産業レベルにおける供給制約により、優先度の低い事業の後塵を拝せざるを得ないことを甘受すべきであると考えているのでしょうか。なぜ、現状において役立つ事業が円滑に実施できないのかについての反省および対策を講じることが優先されるべきだと考えないのでしょうか。
――――――――――――――――――――――――――――――――

う〜ん、ここはシビレました。当該産業は自然と淘汰されたわけではないため、供給能力が低下した現状を過去の政策の見直し等々で一度「総括」し、これまでの反省および今後の対策を講じることは確かに必要です。

――――――――――――――――――――――――――――――――
飯田氏は、公共事業に対する多少のリップサービスを交えながらも結局は、「現在の日本の財政状況で、公共事業を相似拡大的に増加させていくのは現実的な計画ではありません」と結論づけております。公共事業は補修事業を中心にコツコツ少しずつやっていれば良いとの印象を抱かせます。
――――――――――――――――――――――――――――――――

ああ、あれはやはりリップサービスと捉えるべきだったのですね。飯田氏が日ごろ主張されていることとは、ニュアンスが微妙に違いましたしね。。。

先ほどは「誌上討論の方がベストかも」などと書きましたが、こうして三つ巴、四つ巴となり、短いスパンで今後も応酬が続いて行くのであれば、それぞれのフィールドに転載してでのネット討論が相応しいかもしれません。田中秀臣氏や上念司氏の参戦を期待しています♪

ポルシェ万次郎 2014-02-26 10:58:27

2042ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/06(火) 23:59:49
20 ■「無駄な道路」「無駄な空港」って何だ? 黒字にならない交通インフラは全て無駄だとでも言うのだろうか? 1/2

>「三橋は共産主義者だ!」などとレッテル貼りをしてくるので

私も「何も金持ち憎しの共産党的ルサンチマンで言っているわけではなくて、税の累進性を高める(以前の状態に戻す)ことが経済パフォーマンスの向上に繋がる」と主張した際、同様の反発を受けることが多いです。左右の思想を問わず、輸出企業やネット企業の社長らにそうした傾向が強いように思います。当欄でも何度か書いていますが、人生を自分の能力で切り開いてきた自負などが彼らの思想に影響しているのでしょうね。

私もまだP店の勤め人だった20代前半の頃、「毎月の売上を前年より一億円増やすのに貢献するような若者より、縁故採用(在日ネットワーク)の仕事のできないおっさんの方が高い給料を貰うのはおかしい。納得できない」などと思ったものですが、そういった傲慢さは勤続年数を重ねるごとに自然と考えが変わり、組織とはそういうものだと納得して普通は是正されて行くものです。民営化や規制緩和による自由競争を手放しで素晴らしいことと考える連中は、いい加減に大人になるべきだと思います。

税制は「消費税は0%、所得税は上限78%、法人税は48%」くらいのバランスで、中間層に分厚い高度経済成長よ再び……と思わずにいられません。何でこの先も消費税をガンガン上げて行くことが規定路線や合意事項になっているのか、私には全く理解できません。

―――――――――――――――――――――――――――
1988年(名目GDP:386兆円) | 2010年(名目GDP:482兆円)
―――――――――――――――――――――――――――
    法人税: 18.4兆円  |  *6.0兆円
    所得税: 18.0兆円  |  12.7兆円
    消費税: **0兆円  |  *9.6兆円
    相続税: *1.8兆円  |  *1.3兆円
    その他: 12.6兆円  |  *7.8兆円
===========================
    合 計: 50.8兆円  |  37.4兆円
―――――――――――――――――――――――――――

法人税率の推移 財務省
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/corporation/082.htm
第2−1−1図 所得税率の推移の国際比較
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je02/wp-je02-2-1-01z.html

ポルシェ万次郎 2014-02-28 13:25:20

2043ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:00:07
21 ■「無駄な道路」「無駄な空港」って何だ? 黒字にならない交通インフラは全て無駄だとでも言うのだろうか? 2/2

>日本のみならず、現在の世界は、
>「グローバル資本主義により、格差拡大型の【低】成長路線を進むのか?」
>「かつて実現した、分厚い中間層による内需主導型の経済成長路線を
>取り戻すのか?」
>という分かれ道に立っています。

後者こそが国力の源泉であり、財政出動を忌避して失業を放置するだとか、消費税を増税しておいて法人税は下げるだとか、これらは正気の沙汰ではありません。私にはグローバル企業や日本の一部の大手輸出企業といったものが、イナゴの大群のように思えてなりません。そうした「安価な労働力は最適地で調達すればいい」みたいな企業側の勝手な論理を、規制等々で調整するのが政府の役割、「経世済民」だと思っています。

>現在の日本に必要な政策は、雇用の流動性強化ではなく、
>正規社員を増やす規制強化なのです

それらに逆行する安倍政権を批判すれば、長い歳月をかけて合意形成された必要な規制の方を「レント」と言い換えるあの経済評論家が、「『新自由主義』の言葉の使い方が間違っているー」と延々やるのだから鬱陶しいです。

>すなわち実質賃金が下がり続け、支持率は急落し

地政学に則った外交は比較的評価できるのに、せっかく参与に藤井聡氏を招聘できているのに、これから予想される結末をもったいなく思います。

台湾10万人パレード「スケールに圧倒された」と永瀬正敏!!!台湾映画「KANO」
http://www.taiwannohannou.com/archives/3782152.html

台湾で公開中の映画の続報です。ぜひ記事をご参照ください。

ポルシェ万次郎 2014-02-28 13:25:42

2044ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:00:23
14 ■最近の「新報道2001」における出演者の人選が比較的中立で好感。司会者も論説の人も、議論の深化と公平性担保に努力が垣間見れる。 1/2

>慰安婦問題の「ソース(唯一のソース)」となっているのが河野談話です

これも重要な指摘ですよね。「証拠を出せ!」に対する「河野談話が証拠だ!」の切り返しを封じる必要があります。ただ、「あれはやっぱり間違いだった。もう少し明確に強制性を否定すべきだった」とか、時の内閣次第で見解がコロコロ変わるようなことがあっては信用性を争われてしまうので、専門の第三者委員会で検証を進めるやり方がスマートだと思います。

「日本人的な解決方法を模索して失敗した。こちらの好意を相手に悪用されていたことが判明した。よって玉虫色の当該談話は破棄とし、今後は誤解のないよう、先方には遠慮せずに堂々とこちらの立場や見解を発信したいと思う」みたいな結論への、早期の上書き「閣議決定」が求められますね。

>「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」

あれは内容的には、「売春宿の経営を認めて申し訳ない。(現代の価値観だと)ああいうのは存在しないに越したことはない。当時は半島だけではなく東北の寒村などでもそうだったが、ああいった貧困による身売りを根絶できなくてゴメンね。力が及ばなくて悪かったよ」と解釈するのが正しいと思います。いやしかし、あの時代は有色人種が独立を保つだけでも大変なのに、ハードル超高いっスよね(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-03-02 12:07:30

2045ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:00:40
15 ■最近の「新報道2001」における出演者の人選が比較的中立で好感。司会者も論説の人も、議論の深化と公平性担保に努力が垣間見れる。 2/2

どうすれば理想を実現できていたか、理想を実現できていた国は当時あったのか、そういった「こうすべきだった」という「反省点」なら彼らに指摘してみてもらいたいです。

>「20万のいたいけな少女を慰安婦として日本軍が強制連行した」

私に資産があれば、「慰安婦とは売春婦以外の何者でもない」と断じた、1944年に北ビルマのミートキーナで行われたアメリカ軍の調査報告書「心理戦チーム報告書第49号」のレリーフを、慰安婦像に対抗する形で併設して回りたいくらいです。余計な見解を加えず、英文のコピーを刻印すれば十分な説得力があります。

加えて、慰安婦が日本兵とピクニックに行ったり結婚の約束をしたり、逆のパターンで気の立った薄給の日本兵が「姐さん」に相手を断られるといった、当時の実情に即した娯楽性の高い民間のアニメ動画も制作されるといいです。

人間のクズ発言を国会質疑した有田ヨシヲ議員に百田尚樹経営委員が反論w
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22955538

上記は先週放送の「そこまで言って委員会」からの抽出動画。アップされるだろうなと思っていたら、やはりアップされていたのでご紹介。いちいち正論なうえに、ユーモアもあって面白いです(再生時間:5分)。必見!

ポルシェ万次郎 2014-03-02 12:08:03

2046ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:00:57
20 ■感動ラブストーリー「慰安婦物語(仮)」の追記

●歴史アニメ「慰安婦物語(仮)」の主要キャラ案
・日本兵と恋愛関係になり、結婚の約束までした朝鮮女(ヒロイン)
・ヒロインの良き相談役となる親切なベテラン慰安婦
・両親に騙され、民間の朝鮮人悪徳業者に売られた女。ヒロインを慕う
・そんな彼女らに意地悪をする、ボスの取り巻きの性悪女。虚言癖
・慰安所を仕切る女ボス。情に厚く、最後はヒロインとも打ち解ける
・そんな彼女らを横目に、家が何軒も買えるだけの郵便貯金をしていた女
・ヒロインと恋仲になる薄給の日本兵。「この戦争が終わったら俺と〜」

かなりやっつけで済みません(笑)。書き込み中に突然思いついてしまいました。需要があれば精査したいと思います。

政治的な主張をナレーションでゴチャゴチャ入れなくても、映像を見れば「ああ、そんな感じだったのね」といった雑感、概要、実態を外人にも分かってもらえるのではないでしょうか。それを補完する意味で、彼女らがアメリカ軍に尋問されるシーン(史実)も挿入します。

ポルシェ万次郎 2014-03-02 12:41:56

2047ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:01:13
50 ■30万人虐殺のレイプオブナンキンに20万人拉致のセックススレイブ、ライダイハンのような多数の私生児が確認されていないのは何故?

以下、コメント欄に触発されて一部を修正。半分はネタですが、やっつけついでの提案です。

●劇場アニメ「軍用売春宿物語 〜Military Brothels Story〜」のキャラ原案
・日本兵と恋愛関係になり、結婚の約束までした朝鮮女(ヒロイン)
・ヒロインの良き相談役となる日本人のベテラン慰安婦。所内ナンバー2
・両親に騙され、民間の朝鮮人悪徳業者に売られた女。ヒロインを慕う
・そんな彼女らに意地悪をするボスの取り巻きの性悪女。虚言癖がある
・慰安所を仕切る女ボス。情に厚く、最後はヒロインとも打ち解ける
・そんな彼女らを横目に、家が何軒も買えるだけの郵便貯金をしていた女
・ヒロインと恋仲の薄給の日本兵。「戦争が終わったら俺と結婚してほしい」

漫画『闇金ウシジマくん』にも「フーゾクくん」という風俗嬢や客たちの悲哀を扱った章がありますし、ドラマ化もされた名作漫画『JIN -仁-』にも花魁や遊女は描かれています。映画でも「吉原炎上」「さくらん」「赤線地帯」「陽暉楼」「SAYURI」「幕末太陽博」などと色々あるようで、時代小説に至っては枚挙に暇がありません。

いずれにしても、作中で「慰安婦至急大募集 月収三百円以上、本人来談」の広告の描写は外せませんね。ちなみに当時の日本兵の月収は十円前後でした。

やり方次第でしょうが、広義の強制性や過去と現在との価値観の乖離を言い訳がましく説明して回るのも相手の思う壺かもしれません。物語形式であればナレーションでの解説すら必要なく、全体の印象として「なぁんだ、今も世界中に進出しているコリアン売春婦と同じじゃん」と思わせれば勝ちです。

ポルシェ万次郎 2014-03-02 17:59:36

2048ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:01:30
20 ■「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え」に「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、配れ」は劣るも、両方やるのが正解 1/5

財政政策に関する政策的・思想的・理論的課題――藤井聡氏からの再コメントへのリプライ SYNODOS -シノドス-
http://synodos.jp/economy/7261

エントリーとは無関係ですが、飯田泰之氏のリプライが掲載されたのでご紹介。以下は私の感想です。

――――――――――――――――――――――――――――――――
十分に緩和的な金融政策姿勢、金利上昇を抑制するとの信頼ある中央銀行の下では、マンデル=フレミング効果は観察されづらくなります。新しい日本銀行の下ではあまり心配する必要のある財政政策阻害要因とは言えないでしょう。
――――――――――――――――――――――――――――――――

お仲間の上念司氏とは違った意見ですね。私は「新しい政策スタンスの日本銀行」とは無関係に、「デフレ下においてはマンデル・フレミング効果は有為に作用しない」と考えますが、それはこの際どうでもいい話でしょう。

――――――――――――――――――――――――――――――――
(長期的な土木・建設支出の拡大の是非はさておき)再び動き出した日本経済の芽吹きを摘んでしまわないための短期的な財政支出先としては、供給余力の大きい製造業・ソフトウェア産業への支出、サービス業への支出に結びつきやすい家計への直接給付の方が好ましいのではないでしょうか?
――――――――――――――――――――――――――――――――

「デフレの今は総予算の規模を異次元に拡大させよ」という立場の私に言わせれば、いずれかを優先度の高い順に選択するのではなく、やれることは全てやりましょうよという話です。

・供給制約が発生している産業への政府支出(公共事業はそもそも拡大が必要)
・供給制約が発生していない産業への政府支出(防衛予算倍増や公務員の拡充)
・消費性向の高い層への所得移転(異次元予算の消化を補助。高速道路無料化)

上記、全てを実行すればいいと思います。

ポルシェ万次郎 2014-03-03 15:01:19

2049ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:01:46
21 ■「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え」に「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、配れ」は劣るも、両方やるのが正解 2/5

民主党が掲げた所得移転政策「子ども手当て」については、私がいつも主張するような初婚や第三子以降の出産に対する補助や褒賞ではなく、既に出産している人へのインセンティブがもったいないと感じたことと、「コンクリートから人へ」といった具合に、GDPの成長に直接寄与する支出を削った分が財源に充てられようとしていたため、当時は私も反対の立場を取っておりました。

しかしながら、もしもあれが現在のような異次元の量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)でもなく、「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、配れ」であったなら、賛成に回った人も多いのではないでしょうか?

やはり供給制約の影響をあまり受けないというか、平準化によりむしろ物流における供給制約を是正する方向へ向かう「高速道路の混雑税概念化(交通量に応じて無料化および割引、或いは首都高のみ値上げ)」についても、実際に麻生内閣での補正予算「土日祝日の高速道路上限千円乗り放題」が強い抵抗もなく実施された経緯から、「消費税の完全撤廃(物品税への回帰)」「防衛費を対GDP比で2.5%に」のような政治的に高いハードルは皆無と思われ、「その発想はなかったわ」「目に見えて良くなったよね」「割引きした分の負担も年間わずか3000億円程度と、やってみたら意外に安かった」といった具合に、安倍内閣における消費税増税決定の失政を大きく挽回できるように思っています。

これらは現在パニック状態の財務省を説得し、麻生蔵相が音頭を取って進めるべきでしょう。私としては珍しく、実現可能性の高い政策を主張しているつもりです。

ポルシェ万次郎 2014-03-03 15:01:44

2050ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:01:59
22 ■「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え」に「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、配れ」は劣るも、両方やるのが正解 3/5

――――――――――――――――――――――――――――――――
(仮説1’)民間企業は平均的には、合理的な投資を行う。
(仮説2’)政府は平均的には、民間企業よりも非合理的な投資を行う
――――――――――――――――――――――――――――――――

「民間が行うべき事業」と「政府が行うべき事業」とがあり、前者の事業を民間と政府で競った場合のみ、上記の仮説は成立します。たとえばコンビニやラーメン店の経営であれば、考えるまでもなく民間企業より国営企業の方が非合理な投資を行うでしょう。

ただ、郵政民営化のときのように、「その事業は民と官とどちらが担当すべきか?」の議論はあって然るべきですが、「民間が行うべき事業」と「政府が行うべき事業」とは合理性を争うべきではありません。なぜなら、とある競技において選手と審判の優劣を付けるようなもので、意図するものとは違った議論となるからです。

可住地面積における人口密度などの諸条件から、世界でも稀なくらいに発展した日本の私鉄の例に考えると本質を見誤りますが、各種インフラストラクチャーは基本的に政府が関与を強めるべき事業と考えます。

スーパーマーケットってよく全面改装したりするじゃないですか。うちの近所を例に出すと、昨年は「KOYO」が全面改装し、今はちょうど「イカリスーパー」が全面改装中となっています。閉店している間の売上がもったいないとか思いがちですが、長期スパンで見ると全面改装の集客効果により、売上の発生しなかった日数分や改装費を挽回できるものだったりするのですよね。これと似たような話は、紳士服店やパチンコ店におけるリニューアルオープンからも確認できます。

ポルシェ万次郎 2014-03-03 15:02:40

2051ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:02:18
23 ■「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え」に「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、配れ」は劣るも、両方やるのが正解 4/5

何を言いたいのかといえば、民間が長期的スパンで利潤を確保し、営利事業を安定的に継続していくためには、存在意義や役割の異なる政府によるインフラ投資が不可欠だということです。「競技者」となる民間は個々に能力を切磋琢磨し、「審判」となる政府は指導や調整の機能に特化すべきと私は考えます。

――――――――――――――――――――――――――――――――
私は、自由主義経済が計画経済よりも優れた制度であるという事実に疑いをもっていません。
――――――――――――――――――――――――――――――――

「自由主義経済を正常に機能させるための計画経済」と考えるといいかもしれません。市場原理の作用しない現在のデフレ状況を異常と考え、政府の強力な関与によってこれを早期に脱するべきなのです。

●経済成長率の三原則(当方作成)
・構造改革は進めれば進めるほど経済成長率が低下する→グローバル化抑制へ
・所得格差は拡大すればするほど経済成長率が低下する→税の累進性を高めよ
・政府支出は抑制すればするほど経済成長率が低下する→社会資本整備が重要

※彼らの言う「国際競争力」とは何なのか? 安い労働賃金の調達能力のことではないのか。雇用を流動化させていたずらに非正規雇用を増やし、過度な関税の押し下げで競争を激化させ、消費税増税と引き換えに法人税減税を画策する。国内の労働者の犠牲と引き換えに輸出企業やグローバル投資家を儲けさせたい連中と、安倍内閣との親和性は高いと感じる。

ポルシェ万次郎 2014-03-03 15:03:06

2052ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:02:33
24 ■「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え」に「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、配れ」は劣るも、両方やるのが正解 5/5

――――――――――――――――――――――――――――――――
・民間企業ではファイナンス出来ない大規模事業である
・消費の非排除性が強く、民間企業による供給は(対価の徴収面で)困難である
――――――――――――――――――――――――――――――――

飯田氏は上記を、政府によるインフラ整備が大きな重要性をもつものとして列挙されていますが、この中では二つ目の「課金は困難だが必要な事業」という視点は特に重要ですね。日本にはリニア新幹線という巨大事業をファイナンスできてしまう民間企業が存在することで、彼らが収益性や費用対効果といったものに拘るあまり、供給(敷設)が遅れるデメリットを私などは感じているところです。

――――――――――――――――――――――――――――――――
β:10億円分の穴を掘って埋める工事を発注した
γ:定額給付金10億円を支給した
――――――――――――――――――――――――――――――――

このあと、飯田氏は「γ=βである」と主張を続けるわけですが、最初から「β」を目的とする公共事業が存在しない以上、「政府支出は最悪でも所得移転くらいの効果は認められる」としか言いようがありません。

ポルシェ万次郎 2014-03-03 15:03:23

2053ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:02:48
20 ■構造改革派は皆「企業脳」に侵されている。法人税減税と安い労働力の調達は「経世済民」の考えとは相反、亡国へと導くであろう。 1/3

以下、本日配信の三橋メルマガより、中野剛志氏による秀逸な原稿をご紹介。

――――――――――――――――――――――――――――――――
先週26日の「新世紀のビッグブラザーへ」にも仰天。

「飯田泰之・三橋貴明両先生がノーベル賞ダブル受賞!」か。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11781642766.html

マンデル・フレミング効果が「現在の日本経済に強く作用しているとは考えづらい状況」と飯田先生。

「「マンデルフレミングモデルによると〜」といった、過去の「一部の環境」を切り取った周回遅れのモデルに基づく議論は、無意味どころか有害」と三橋先生。
――――――――――――――――――――――――――――――――

ふむ、中野氏も下記の「お笑い動画」を視聴されていたようですね。

【メディアの嘘を見抜け】新宿→渋谷、外回りに乗ってしまったアベノミクス
http://www.nicovideo.jp/watch/1380866427

その他、「♪オバマと会談望む 君はまだ親米派さ(http://www.youtube.com/watch?v=04SpqyUcNlM)」も切れ味が冴え渡ります(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-03-05 12:12:17

2054ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:03:05
21 ■構造改革派は皆「企業脳」に侵されている。法人税減税と安い労働力の調達は「経世済民」の考えとは相反、亡国へと導くであろう。 2/3

上念司氏も、かつては三橋氏や藤井聡氏や廣宮孝信氏らの主張に同意する柔軟性を見せていたのに、ここからは私の推測ですが、中野氏らを毛嫌いする田中秀臣氏にあることないこと吹き込まれ、加えて自説(リフレ)をやんわりと否定され続けていたこともあり、弟分である「キルヒアイス倉山」の離反をきっかけに反目を決意、「桜文化人」としてもう少し上手く立ち回っていたかったが、もう引き返せないところまで来ているといった印象です。チャンネル桜のキャスター降板も時間の問題でしょう。

台湾から甲子園 映画「KANO」公開 NHKニュース 2月28日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140228/k10015598091000.html
スケジュール|第9回大阪アジアン映画祭 2014年3月7日〜16日
http://www.oaff.jp/2014/ja/schedule/index.html

何度がお伝えしている話題の台湾映画「KANO」を観に行こうと思ったら、既に完売となっていて残念。「台湾枠」として2枠、春夏の甲子園参加の復活を求める声よ高まれ! 安倍さん森さん進次郎さん、そして金美齢さん、出番ですよ♪

Re.#17 金子さん

>②国の手で成田−関空リニア新幹線を

動画はまだ未見ですが、「羽田―成田間リニア」や「(伊丹 or 新大阪 or 梅田)―関空間リニア」であれば賛成したいです。

政経アニメ「アイドル新党なでしこ!」 新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

ただ、上記で挙げているような「正解」が殆ど理解を得られていない状況なので、まだまだ絶望的と言わざるを得ません。財政均衡主義の根は深いです。羽田―成田間リニアなど、東京五輪の目玉としては最適なのに、非常に残念に思います。

ポルシェ万次郎 2014-03-05 12:12:47

2055ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:03:19
22 ■構造改革派は皆「企業脳」に侵されている。法人税減税と安い労働力の調達は「経世済民」の考えとは相反、亡国へと導くであろう。 3/3

>③空いた伊丹空港に首都機能移転を

趣旨にはもちろん賛成ですが、単独だと平常時の活用方法が具体的にイメージできません。「ゴーストタウンな官庁街」だともったいないので、私なら老朽化した大阪府庁を「非常時首都代替機能付き庁舎」として、災害にも強そうなエキスポランド跡地(吹田市)に移転させることを提案したいです。

平常時には「ゆったり目の府庁」として機能させつつ、非常時には各種首都機能が稼動します。財源は地価の高い現大阪府庁の売却費と、国からの「非常時首都代替機能付き庁舎手当て(仮)」で賄うのがいいでしょう。

これまで営業距離が伸びるたびに収益も比例して伸ばして来た大阪の外環状線的役割の「大阪モノレール」、あれの門真以南の延伸を早急に行えば、大阪市内を外れたことによる交通の便の悪さも多少は緩和されます。まあ、各種市役所の場合とは違い、一般の市民はそれほど頻繁に府庁へ通う用事もないだろうし、ステータス低下を危惧する府職員以外には、市外への移転も大した問題にならないでしょう。

ちなみに「大阪モノレール」は万博公園から伊丹空港まで乗り換え無しで行けるため、東京への移動にもそれほど不便はないです。

ポルシェ万次郎 2014-03-05 12:13:11

2056ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:03:35
19 ■「食料自給率」や「エネルギー自給率」の低い日本。せめて「兵器自給率」や「土建自給率」で100%を超える体制を整えたい。 1/3

>ホルムズ海峡とマラッカ海峡と、極めて不安定な航路を通らなければ、
>日本に原油やLNGを運び込むことはできません。(マラッカ海峡をが通れないと、
>オーストラリアの南を回ることになりかねないのです)

そこで「クラ地峡運河構想」ですよ。以下、私の過去の著述(政経アニメ原案)からの再掲となります。

▼▼▼

日本外相「クラ地峡(Kra Isthmus)とは、ご存知の通り東のシャム湾と西のアンダマン海に挟まれる形で、マレー半島の最狭部を形成している陸地(地峡)一帯のことである。古来より東西交通の要衝であったこの狭い地峡に、日本の援助による大運河の建設を提案させていただきたい。建設残土は埋め立てて、工業・港湾施設用地への利用も可能となる。日本側は主に安全保障上のメリットを、タイ側には経済的メリットを享受してもらうことが狙いだ。よって、一兆円超に上る建設費の全てを日本が負担する代わりに、持ち株比率による議決権や条約により、中国との有事の際は運河を封鎖できるような、或いはインド海軍の通行に便宜を図ってもらえるような条件、特約を我が国は希望している。もちろん、タイ海軍はマレー半島両岸配備の艦隊を統合運用することで、東西に海軍兵力を分散しなくて済むようにもなり(タイは空母保有国)、これで日泰印による中国海軍の封じ込めは磐石なものとなるだろう。この計画により、これまで開発の遅れていたタイの南部地域、特に運河の端と端であるサトゥンとソンクラーがシンガポールのような発展を遂げ、ASEANの中心国としてのタイが日本とこれまで以上に安全保障面、経済面で協力関係を築けるような未来を実現させたい」

※クラ地峡の西部はミャンマーとマレーシア、東部はタイに属しており、サウィ湾とクラ川とを結ぶ最狭部は僅か44kmの幅でしかない。

ポルシェ万次郎 2014-03-06 14:05:35

2057ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:03:51
20 ■「食料自給率」や「エネルギー自給率」の低い日本。せめて「兵器自給率」や「土建自給率」で100%を超える体制を整えたい。 2/3

日本外相「これは単に国家間の安全保障面や経済面でのメリットだけでなく、各国船舶の安全な航海にも大いに資する計画となるだろう。海賊のホットスポットは何もソマリアに限った話ではなく、マラッカ海峡は『海賊海峡』『魔の海峡』と呼ばれることからも分かるように、以前からあの海域は治安が悪く、シンガポール付近のフィリップス水路では幅が2.8kmと狭く混雑するが故に海賊事件が絶えないことが問題となっている。タイ政府支配下でクラ地峡運河が運用されれば、商船隊が狭くて危険なマラッカ海峡に依存する現状が緩和され、海上治安もはるかに維持しやすくなるだろう」

タイ首相「クラ地峡運河については以前より何度も計画されては立ち消えになった経緯がある。しかしあなたが政権を獲り、日本からの強力な支援が期待できるとなれば、計画は俄然現実味を帯びてくるだろう。マラッカ海峡を通らなくて済むようなれば、海上治安以前の問題として、タイや日本はもちろんのこと、中国、台湾、韓国、フィリピン、ベトナム、カンボジアなどの国々の石油タンカーも、時間や燃料費の面で多大なメリットが発生することと思う。世界のシーレーンの中でもスエズ運河、パナマ運河、ホルムズ海峡、そしてマラッカ海峡に並び、クラ地峡運河は重要な航路の一つとなるであろう」

ポルシェ万次郎 2014-03-06 14:05:57

2058ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:04:07
21 ■「食料自給率」や「エネルギー自給率」の低い日本。せめて「兵器自給率」や「土建自給率」で100%を超える体制を整えたい。 3/3

日本外相「日本について言えば、マラッカ海峡を通過する既存のルートと比べ、クラ地峡運河を通過する新ルートであれば、距離にして約800km、時間にして一日の節約が可能となる。また忘れてはならないのが、マラッカ海峡は最も浅いところで水深23mと意外に浅瀬が多く、大型のタンカーが航行できない問題だ。近年はタンカーが大型化していることから、既に一部のタンカーはマラッカ海峡を通過できなくなっており、わざわざ大回りの迂回をしてロンボク海峡やスンダ海峡を通らざるを得ない状況にある。このインドネシアのスマトラ島東にあるロンボク海峡をマラッカ海峡の迂回ルートに選んだ場合、運航日数にして3日、燃料費諸々の経費として数千万円単位のロスが発生している。よって、両岸のマングローブが制約となってマラッカ海峡を通過できない既存の大型タンカーがクラ地峡運河を通過するメリットと、今後新造するタンカーがマラッカ海峡通過を前提としたサイズ制約から解放されるメリットは計り知れないというわけだ」

タイ首相「仰るように、マラッカ海峡を通過できる船の最大のサイズは『マラッカマックス』と呼ばれており、タンカー大型化の阻害要因となっている。クラ地峡運河の開通により、これらの制約を解消できる意味は確かに大きいだろう。我が国は南部に民族問題を抱え、運河を挟んだ地域に新たな独立運動の懸念も考えられるわけだが、今回の提案は前向きに検討させていただきたい。有意義な会談であった」

ネットユーザー「相変わらず中韓を無視した地球儀外交が素晴らしい」 「マスコミが大好きな『アジア重視外交(笑)』ですぞw」

▲▲▲

地球の裏側まで「築土構木」! アメリカが軍産複合体の「世界の警察」なら、日本はハイパー土建国家として「世界の土方」を目指しましょう。

ポルシェ万次郎 2014-03-06 14:06:22

2059ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:04:21
21. コメント欄が不便になった。ページ更新毎に#1〜10が最初に表示されるため、「もっと見る」をクリックする手間が発生。 1/2

>結果的に、伊丹空港が不要になり、
>首都のバックアップを建設することが可能になるわけです

大阪の北摂地域に住む私からすると、たとえ関空までリニアが伸びても、伊丹空港が廃止されるのは不便に感じます。伊丹空港廃止論も、結局は「無駄な赤字空港をこれ以上増やすな」「伊丹と関空を統合すれば効率的な運用が可能となる」といった、財政均衡論的な間違った発想から来ていると思われます。せめて関空を南港(此花区=USJに外国人観光客を呼び込める)辺りに作ってくれていればなぁ……。首都バックアップ機能については先日お話した通り、新しく作る大阪府庁舎との兼用が望ましいです。

以下、私の過去の著述(http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話)から関連部分を抜粋。

▼▼▼

国交大臣「次の空港の話に移る前に、空港と駅の連携について私の考えを述べておきたい。羽田〜成田間をリニアで結ぶ構想がある。現在、都営浅草線経由で1時間30分もかかってしまっている両空港間の移動時間が、リニアの直通でわずか15分に短縮できるというものだ。そして年間旅客数が6400万人(2010年)で世界5位の羽田空港、3400万人で世界30位以下の成田空港の両者がリニアで一元化されれば、年間旅客数は約1億人となり、アメリカのアトランタ空港を抜いて世界1位の空港になれる。アジアのハブ空港の座を確実に狙えるだろう。名古屋も小牧空港と市街地が近く、福岡のように空港と駅を地下鉄で結んでしまえと思わずにいられない。空港の利便性(アクセス)が向上することによる、新幹線から飛行機に乗客がシフトすることへの鉄道会社の懸念も承知するところだが、こうしたことの『調整』こそが政府本来の役割だと痛感する次第だ。いっそのこと、空港自体をJR東海に購入させるアイデアも考えられる。これについては関西空港と伊丹空港のパッケージの方が、成田空港と羽田空港のパッケージよりも適切な処遇を考えられやすいかもしれない。今、『世界首都・東京』に相応しいインフラ整備が求められている状況において、自前で資金を用意できるからといって、JR東海に収益性のみを追及される弊害を考えるべきではないか? 国土軸の問題を民間会社の経営の話で考えるべきではないのだ。率直に言って、国家的プロジェクトを赤字か黒字かで判断する狭量な思想には嫌悪感しか抱けない」

ポルシェ万次郎 2014-03-07 13:15:35

2060ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:04:40
22. コメント欄が不便になった。ページ更新毎に#1〜10が最初に表示されるため、「もっと見る」をクリックする手間が発生。 2/2

国交大臣「東海道新幹線という既存のドル箱路線との兼ね合いから、無理して競合する路線を推進する動機が薄い一民間企業のJR東海に対し、決して邪ま(利権誘導)ではない動機で関与したい政府の言い分を正々堂々と突きつけ、JR東海側が呑めるような条件の政府補助を折衝するのが正しいと考える。ヨーロッパではLRTの導入による鉄道の復権が既に始まっているわけで、これまで私鉄の活用によって世界屈指の鉄道網を構築した成功体験が却って油断となり、日本が公共交通機関や社会資本整備で世界の遅れを取るような将来を私は危惧する。駅中ビジネスやサービスエリアは民間にガンガン開放すべきだが、鉄道路線の過度な効率化(赤字路線の廃止)や高速道路そのものの民営化には反対だ。たとえば大阪の御堂筋線を民営化する際にも、ほかの赤字路線を安易に切り捨てないような特約が必要となるだろう。要するに、本来は採算性だけを追求するものではないはずの交通インフラが、こと鉄道に関しては日本はたまたま競争の原理で大成功してしまったため、採算性以外の多岐に渡る効用が無視されていることに疑問を呈しているのだ。今さらJRを国鉄に戻せとまでは思わないが、採算性を度外視できる半官半民のような組織の運営が難しいのであれば、国土計画という大戦略や社会資本整備に対する国民の理解、付随する法律等々でそれらを補完することが重要と考えている」

▲▲▲

>リニア新幹線のようなナショナリズムに基づく「夢」が必要だと思うわけです

グローバリズムに基づく人たちが邪魔してくるでしょうが、負けずに頑張りたいですね。

>それに対し「毎年」支払わなければならない外国へのガス代、
>原油代3.6兆円は、文字通り「日本国から消滅する所得」になります

原発コストは高いか安いかの議論の際に、「資源エネルギーの方は海外から外貨で購入している」という発想が抜けている人が多いです。自国通貨による国内循環の場合だと、仮に無駄や非効率があったとしても「国内の供給能力がもったいない使われ方をした(ちなみに現在は供給過剰で困っているくらい)」だけで済みますが、外国への支払いは文字通り「国富の消失(お金が目の前から消える)」となりますからね。

ポルシェ万次郎 2014-03-07 13:16:34

2061ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:04:59
21. 仮設住宅はネット繋がってる? 読書や将棋が好きな者ならともかく、無趣味な高齢者の避難生活によるストレスは計り知れない。

いや、「何故に一日はたったの24時間しかないのか? 仕事や趣味(読書、映画、漫画、アニメ、ゲーム、ネット)に没頭したい欲求を抑制しながら生きている。可能なら1000年くらい生きたい」と思うくらいに充実している側が、「定年退職したけれどやりたいことがない。毎日暇を潰すのに苦労しながら生きている。テレビは大好きだ」みたいな人を馬鹿にするとかの構図ではなくて、職場や地域社会との繋がりに重きを置いてきたであろう高齢者らの孤独やストレスについてを、彼らの立場に立って真剣に議論されているのか疑問に思っていたところです。テレビしか観られない状況が長く続けば、私なら発狂してしまうでしょう。

>現在の「帰還困難区域」の年間積算線量50ミリシーベルトの場合、
>「影響が出るかどうか、分からない」というのが、世界の科学者の見解なのです

厳しすぎる基準「除染目標1mSv」の見直しも、安倍総理に併せてお願いしたいです。除染作業に従事する人たちの人的リソースを、ほかの部門の復興作業へ回すべきでしょう。

●東日本大震災による福島県の被害状況(2014年2月28日現在)
・死亡:3491人(直接死 1603人、震災関連死 1664人)
・避難者数:13万5598人(県内 8万7551人、県外 4万7995人、不明 52人)
・仮設住宅入居:県内 2万8483人

補助金漬けで労働意欲を失ったり、その補助金にも地域格差があったりで確執が生まれたりと、正常ならざる状態の継続を危惧する次第です。上記の通り、福島県における震災の「関連死」は既に「直接死」を上回っています。やはり「生業を元の姿に戻す。できるだけ早期に」が最重要となりますね。

以上、「あえて書いた」私の意見でした。今さらながら、菅政権のときの様々な失策が悔やまれます。

ポルシェ万次郎 2014-03-10 12:51:35

2062ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:05:54
18. マネタリーベースを拡大しても物価上昇しないが、消費税を無税にした分を赤字国債で賄えば物価上昇する。名目GDPも上昇する。 1/2

中央銀行が「マネタリーベース」を増やすことなどよりも、政府が率先して「予算総額」を増やし、国家全体の支出や消費を確実に増やしにかかるべきでしょう。総需要の不足(デフレ)を解消せずして、ほかに有効な経済政策などあったものではありません。

「デフレは総需要の不足」なのだから、一部産業で供給不足があろうとなかろうと、政府支出を増やす政策が「脱デフレ」「第二次所得倍増(計画)」において正しいと考えます。

政府支出を巡る藤井・飯田討論について 島倉原 ASREAD 2014-3-12
http://asread.info/archives/516

上記はChannelAJERでお馴染みの島倉原氏の原稿ですが、藤井聡氏、飯田泰之氏、青木泰樹氏の主張に対し、極めて論理的かつ公平に分析されていて参考になりました。

トイレに学習用の世界地図と日本地図を貼り、外交や安全保障、長大な社会資本整備(高速道路網や高速鉄道網、海峡道路や湾口道路)についてを日々妄想する私……。グーグルマップで日本列島全体を俯瞰すると、和歌山県の紀伊半島沿岸部における高速道路の未舗装っぷり(https://www.google.co.jp/maps/@34.333262,136.0923998,9z)がいつも気になるところです。

●テンションの上がる全国総合開発計画の各種画像
www.zenkasya.com/images/infrastructure/31-infrastructure.jpg
www.zenkasya.com/images/graf/111-weeklypost2013_08_09.jpg
www.zenkasya.com/images/infrastructure/02-infrastructure.jpg
www.zenkasya.com/images/infrastructure/12-infrastructure.jpg
www.zenkasya.com/images/infrastructure/01-infrastructure.jpg

紀伊半島における高速道路のミッシングリンク解消と伊勢湾口道路の両輪がもたらす便益を主張すれば、返ってくるのは「この財政危機の日本において、無駄な公共事業が〜」云々です。彼らの間違った認識を正すのには毎回骨が折れます^^

ポルシェ万次郎 2014-03-14 17:55:36

2063ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:06:13
19. マネタリーベースを拡大しても物価上昇しないが、消費税を無税にした分を赤字国債で賄えば物価上昇する。名目GDPも上昇する。 2/2

>というわけで、FITは法的に(主だったものだけで)
>三つの小銭稼ぎを可能としてしまっているのです。

以前にも書きましたが、私の「怪しい方の人脈」からも、当該小遣い稼ぎ事業に出資しないかだとか、或いは4年前には私にお金を借りに来るほど困窮していた別の個人事業主が、今ではスーパーカーを乗り回すくらいに、当該小遣い稼ぎ事業で大儲けしていたりします。

台湾映画『KANO』大阪で海外初上映キタ――(゚∀゚)――!あの王貞治さんも太鼓判!
http://www.taiwannohannou.com/archives/4098045.html

またまた「KANO」の続報。私が完売で諦めた「大阪アジアン映画祭」の様子が語られていますが、在阪のテレビ各局で話題とならなかったことが残念というか、腹立たしい限りです。

さて、「移民20万人受け入れ」の件ですが、たとえば金美齢氏や石平氏、ラモス瑠偉氏やマーティ・フリードマン氏らのように、生粋の日本人以上に日本を愛し、過度に母国の言語や慣習を持ち込まず、子々孫々を含めて日本国や日本人に同化してくれるような人の帰化なら私は大歓迎です。海外に日本語学校を作り、コスプレ大会やアニメ上映会を開き、日本語の公用語化や公共放送の国際放送を進めるなどした上で、成績上位者の日本への観光や留学、単身での移住や帰化なら逆に支援すべきと考えます。

第29話:APEC開催/「日本語保護法」を発表/日韓首脳会談/北方領土の返還
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第29話

この辺りの作戦は既に上記の「政経アニメ原案」にまとめています。よろしければご参照ください。

ポルシェ万次郎 2014-03-14 17:55:59

2064ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:06:32
2. 高速道路は無料を前提に作れ。さすれば収益性や償還の呪縛から開放される。しかるのちに通行量の抑制目的で有料化すればいい。

>内海課長

実写ドラマ、どうなるんスかね?

>というわけで、解決策は、
>(1) 政府は土木、建設企業が「雇用した労働者」に支払った賃金については、
>きちんと支払う(公共事業の予定価格を引き上げる)
>(2) 政府がゼネコン各社に「設計労働単価」分について、
>下請けの企業や労働者に的確に支払うよう指導する

民間にはあれだけ賃上げを求めておいて、政府だけが診療報酬や介護報酬、公共事業の予定価格を渋るのはおかしいわけです。民間のベアに負けない異次元の額を提示し、政府自らが率先して範を示すべきでしょう。

>「新しい政策」だろうが「古臭い政策」だろうが、正しい政策は正しく、
>間違った政策は間違っている

デフレだからこそ、「昔の自民党」に戻って欲しいと願います。

所得税、納税に「2億円の上限」設定…政府・自民検討
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1791144.html
海外紙「増税のせいでアベノミクスは失敗し、日本発の世界恐慌が起こる」
http://fullbokko.2chblog.jp/archives/37028397.html

まさに平成の壊国、第2四半期の経済は阿鼻叫喚でしょうね。

小学校給食からパン消える? 業者困惑、和食中心へ検討で (京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140314-00000003-kyt-l26
ブラジル人「えっ!日本人はブラジル産の鶏肉を食べているけど、大丈夫なの?」
http://yutori2ch.blog67.fc2.com/blog-entry-6855.html

私も学校給食における米飯給食を週4日以上(土曜日は給食後に下校)に義務化せよ、30席を超える飲食店では産地表示を義務化せよ(国産保護に資する)と主張して来ましたが、前回の経済討論では渡邉哲也氏が産地表示義務の厳格化を主張されていましたね。恐らく同じ趣旨ですが、たとえばファミレスのレジ前やメニューに「中国産」とか書かれていれば、それだけで客は食欲を失くすため、国産回帰の流れに繋がるでしょう。

ポルシェ万次郎 2014-03-19 10:32:28

2065ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:06:51
11. 「看護や建設で低賃金の外国人を呼び込め」の根幹にあるのは、「日本は財政危機なので無駄の削減が必要だ」との間違った認識であろう。

そして「貿易立国として成長した日本経済」というこれまた間違った認識が蔓延しているからこそ、「公共事業? それで輸出企業が世界で稼げるの?」みたいな誤謬が生まれるのだと思います。「経世済民」を考えるべき政府が「企業脳」ではいけませんね。

いまロシアで流行ってる画像が面白いと話題に
http://gahalog.2chblog.jp/archives/52269970.html

遡れば我が国も被害国でしたわな……。

Re.#1 ハモルさん

>年収100万円足らずの人が、健康保険代金17000円以上って
>おかしくないですかね。

所得税のような累進性がないどころか、社会保険料には上限が設けられているため、所得が1000万円とか超えてくると、あとは所得が高ければ高い人ほど所得に占める負担割合が減って行く構造となっています。

>金持ちに優しく、貧乏人に厳しい政策ではないですかね。

貧乏人に優しく、金持ちに厳しい方が、国家全体としては経済パフォーマンスが向上します。にもかかわらず、消費税増税&法人税減税を筆頭に、現在は「応能負担」から「人頭税」へと税の概念が変わりつつあり、一般の国民がこれを仕方のないことだと洗脳されている現状を腹立たしく感じます。ここはあえて分かりやすく「消費税廃止党」などを作れば、そうした現状を打開できるやもしれません。

>生活保護者が増えるはずです。

ついでにGDPに占める生活保護への支出割合も、ほかの主要国に比して日本は圧倒的に少なかったりします。役所は窓口における「水際作戦」もいいですが、保護が必要な人を逆に探してくるくらいであってほしいです。

ポルシェ万次郎 2014-03-20 11:09:23

2066ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:07:08
30. 日本経済には高い潜在能力がある(非自虐的経済史観)が、今の経済政策(デフレ促進策)ではお先真っ暗。

>例えば、十年後に日本がデフレ脱却を果たし、
>健全なインフレ率の下で経済成長を続け、各種の制度が硬直化し、
>インフレ率上昇が止まらなくなったにも関わらず、供給能力が伸びない、
>といった状況になったのであれば、

いいですなぁ。均衡財政主義を脱し、絶妙な需給調整で2%のインフレターゲットを達成、平均で名目7%、実質5%の経済成長を毎年続け、アメリカの背中が目前に迫ってきた頃、規制緩和やら構造改革に頭を悩ませる環境に持って行けたらと思わず夢想します。

企業経営者らを織り交ぜて週末に行われるテレビでの討論、あれほど滑稽なものはありません。「デフレ対策」を誰も理解していないことが最大の問題だと思われます。

昨日発売の漫画雑誌「モーニング」に掲載された『会長 島耕作』にて、戦後最年少の真鍋和仁総理が「企業が利益を出さないと人件費は上げられない。政府は法人税の引き下げや規制緩和でそれをサポートする」みたいな演説を行うシーンがありました。後年は『老害 島耕作』と化したあの漫画、作者の頭の中と安倍内閣とがダブって見えて仕方がありません。

ああ、同じ作者の漫画『黄昏流星群』についても言えることですが、『会長 島耕作』も会食シーンの描写だけは毎回凝っていて、今回は八寸と椀物(はまぐりのお吸い物?)が美味しそうでした。作者の弘兼憲史氏が美味しいものばかり食べていることだけは窺えます(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-03-21 18:30:59

2067ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:07:23
2. 年金生活者・ニート・主婦・生活保護受給者「そんなに給料貰えるなら働くわ。稼いだ所得で消費させてもらう。納税させてもらう」 1/4

>労働規制の緩和も、インターネット上のサービスの解禁も、
>もしかしたら(億が一くらいの可能性で)正しいのかも知れません

カジノ解禁はさらに正しい可能性が濃厚ですが、それでも本来やるべきデフレ対策を最優先でやったあと、『日本がデフレ脱却を果たし、健全なインフレ率の下で経済成長を続け、各種の制度が硬直化し、インフレ率上昇が止まらなくなったにも関わらず、供給能力が伸びない、といった状況になったのであれば』(昨日エントリーより引用)、そのときになってから「まだ残されているかもしれない成長のための伸びしろ」を探せばいいと私も考えています。

●即効性の高いデフレ対策
・およそ2年をかけ、毎年の公共事業費を現在の2倍の基準に引き上げる
・自衛隊と海保の人数を合わせて5万人増強、防衛費も現在の2倍超に引き上げる
・初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給する
・高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にする(混雑税の概念)
・消費税は廃止とし、贅沢品にのみ課税する「贅沢税」(物品税の進化版)に代替

上記の全てを実施するのは政治的に難しいとしても、消費税を廃止にする「大規模減税効果」に加え、年間の予算規模を少なくとも1.5倍にしてみただけで、名目7%、実質5%程度の経済成長は軽く達成できるのではないかと、昨年の実質GDP統計をブレイクダウン(四半期GDP成長率:1.1%→1.0%→0.2%→0.2%)してみて自信が持てました(下記参照)。

国民経済計算(GDP統計) 四半期GDP成長率の時系列データ - 内閣府
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2013/qe134_2/__icsFiles/afieldfile/2014/03/06/ritu-jk1342.csv

私に「カイザー・ラインハルト」みたいな独裁政治をやらせてもらえるとして、加えてオーベルシュタインを付けてもらい、ついでにキルヒアイスがまだ生きていたら、数年の間は名目9%、実質7%の高度経済成長を日本なら維持できるのではないかと、最近はそのように思えてきました(下記参照)。

国民経済計算(GDP統計) 年次GDP成長率の時系列データ - 内閣府
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2013/qe134_2/__icsFiles/afieldfile/2014/03/06/ritu-jcy1342.csv

ポルシェ万次郎 2014-03-22 09:41:32

2068ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:07:38
3. 年金生活者・ニート・主婦・生活保護受給者「そんなに給料貰えるなら働くわ。稼いだ所得で消費させてもらう。納税させてもらう」 2/4

たとえ総需要が超過となる局面を迎えたとしても、有益な社会資本整備はそのまま継続したほうが「国を富ませる競争」に勝てるとさえ思っています(極論だが「どこでもドア」が整備されれば物流を中心に供給能力が飛躍的に伸びるし、東京一極集中の災害リスクも同時に緩和される)。日本は軍事的にも強靭な「超絶土建国家」であるべきなのです。

「7%成長はさすがに大袈裟!」「インフレ期は公共事業を抑制すべきだろう!」「需要曲線と供給曲線ガー!」などの批判は覚悟の上ですが、せめてこういった次元で議論をしたいというか、「白川総裁&野田政権(2012年)の経済成長率(1.4%)を黒田総裁&安倍政権(2013年)の経済成長率(1.5%)が上回った。えっ、調子が良かったのは上半期だけで、通年すると大して差はないだって? どうかあと1年待って欲しい」のような、自虐的で矮小な議論はもう沢山だということです。

ここまで批判しておいて何ですが、内閣府のGDP統計における「年次GDP成長率」や「年次GDP実額」を「当該年次の平均GDP」を基に算出することについて、私は今更ながら違和感を覚えています。

●A国のGDP推移(年次:第1四半期→第2四半期→第3四半期→第4四半期|年平均)
2011年:*85→*90→*95→100|92.50(兆円)
2012年:100→100→100→*95|98.75(兆円)

上記「A国」の第4四半期同士の比較(前年同四半期比)でGDPを5兆円(5%)収縮させてしまったケースでも、「今年は去年より6.25兆円(約6.8%)も経済成長しました。えっへん!」とかやられると、イマイチ納得が行きません。気にしたら負けですかね? まあ、最終四半期(第4四半期)を基準として推移を取った統計などが余分にあると、却ってややこしいのかもしれませんね。

ポルシェ万次郎 2014-03-22 09:42:10

2069ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:07:53
4. 年金生活者・ニート・主婦・生活保護受給者「そんなに給料貰えるなら働くわ。稼いだ所得で消費させてもらう。納税させてもらう」 3/4

たとえばアベノミクスの実績評価であれば、それらの指標となる「実質GDP成長率」についてを、「2012年(1〜12月)の517兆円から2013年(1〜12月)は525兆円に1.5%成長した」とする従来のものではなくて、「2012年(10〜12月)の515兆円から2013年(10〜12月)は528兆円に2.5%成長した」とする算出方法のほうが正確で公平だと思うわけです。用途に応じて手前で適宜使い分けろってことでしょうか? 私が何か重大な勘違いをしていると思われた場合、ご指摘をいただければ幸いです。

ああ、ここまで書き綴ってみてようやく気づきましたが、今回の用途であれば2013年の「実質暦年(前年比)」となる1.5%ではなく、同年の「実質季節調整系列(前期比)」を4期分(1.1%、1.0%、0.2%、0.2%)合算した2.5%のほうを「アベノミクスの実績」として誇ればいいわけですね。量的緩和の成果を強調したいリフレ派の面々は、こちらの数字を強調すればいいかもしれません。年率で2.5%程度の経済成長で満足するのも十分自虐的ですが、「昨年一年間のアベノミクスによる経済成長率は1.5%と、世間を騒がした割りに一昨年の1.4%と大して変わらない成果に留まる」などと言われるよりは、いくらか内閣のイメージアップに繋がります。

そして、たとえば2014年の「実質季節調整系列(前期比)」についても、民間の駆け込み需要がある第1四半期でなお−0.1%、増税が始まる第2四半期が−1.2%、いくらか回復するだろう第3四半期が+0.1%、パニクってようやく大型の補正予算を組むも間に合わなかった第4四半期が−0.4%だったとして、これら4期分を足せば−1.6%辺りに落ち着き(私の適当な予想)、自殺者数は前年比でまた5000人程度かさ上げされそうな気配(安倍総理は2015年春に退陣)ではあっても、今度は2013年の上半期が平均値を大きく稼いでくれていた分、従来通りとなる「実質暦年(前年比)」の算出方法だとGDPの落ち込みは−0.6%程度で済むといった具合に、実感に比してまだマシなイメージの数字が発表されるだろうことは、安倍内閣にとっては救いかもしれませんね。

ポルシェ万次郎 2014-03-22 09:42:38

2070ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:08:11
5. 年金生活者・ニート・主婦・生活保護受給者「そんなに給料貰えるなら働くわ。稼いだ所得で消費させてもらう。納税させてもらう」 4/4

さて、江戸末期の適塾や松下村塾などとは違い、現代の大学は主に「どれだけ親や教師の言うことを素直に聞ける常識人であったか」「どれだけルーティンワークを頑張れる忍耐力があったか」などの証明となる「資格」を取りに行く場所にして、「それら課題が付加価値を創出する上で実際には役に立たない雑学クイズであれ何であれ、努力した人への確かなご褒美(社会的ステータスの保障)」だと理解しているので、レールから外れた部外者が無茶を言うつもりもありませんが、ビジターとして授業料が割り増しになっても構わないので、どこぞの大学でこうした理解の基となる「経済学」とやらを受講できればいいのにと切に願います。

「嫁にしたい桜キャスター」佐波優子氏も、政治経済を学びたいとして社会人となってからも予備校に通い、再び大学受験をされていたようですが、私の場合は高卒の資格すらないものだから、今からでは非効率すぎて話になりません(笑)。「昔は貧乏で通えなかったが、カネで解決できるものなら……」といった需要は結構あると思うので、子育てを終えた専業主婦の再雇用もいいですが、自営業者や年金生活者らの要望に応えてくれるような再学習における「規制緩和」も、できることなら公平にお願いしたいところです。大学の側も、国からの補助金が入った中国人留学生を拾ってくるより余程マシだと思います

池田信夫 blog 「異次元緩和」で何も起こらなかった
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51891372.html

『リフレ派だった産経の田村秀男記者も認めるように、アベノミクスの景気浮揚効果は「第2の矢」の公共事業だけで、それが終わった今は「息切れ」だ』と語るのはみんな大好き(笑)池田信夫氏。「カンフル剤はむしろ異次元緩和のほうで、公共事業は切らさず続けろ。社会資本整備(投資)は国家が存続する限り永遠に必要だ。もちろんその他の財政政策もガンガン行うし、所得移転によるフォローでさらに規模や厚みを増やす。心配すんな、財源はあるさ!」と続けられない辺りが我々との違いです。

日本の成長に賃上げ不可欠=IMF報告 (時事通信) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140321-00000055-jij-n_ame

「所得上昇を伴わないインフレ率上昇は、成功した改革と言えない」「消費税増税の影響から2014年と15年の実質賃金が下がる」ってIMFさん、今頃になって正論を言ってくれても困ります(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-03-22 09:44:51

2071ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:08:27
22. キートン「人間は一生学び続けるべきです。人間には好奇心、知る喜びがある。肩書きや出世して大臣になる為に学ぶのではないのです」

Re.#12 不還さん

>これは素晴らしい案ですね、何らかの理由で若いときに十分に教育を
>受けられなかった人にも朗報になると思います。

若者は人生の先輩に学べて就活のコネまで作れるし、自営業(自由業)のおっさんは女子大生と合コンできる副次効果もあってハッピーだし、定年退職者は老後が充実することでボケ防止(医療費削減)に繋がるし、世間を知らない教授連中には外部から社会人が入ることによる緊張感がいい刺激となるし、大学側は増収増益でウハウハといった具合に、当該「再チャレンジ案(規制緩和)」はいいこと尽くめとなります。

一応、単位が取れたり卒業できたりもしますが、肩書き目的の学生との間で差別化も必要だろうから、「特別修了者」みたいな扱いでよろしいのではないでしょうか。

Re.#18 空き地さん

>「なぜ今なのか?」ってそりゃ議論に時間がかかるからでしょう

属性や程度にもよりますね。長期の「デフレ先進国」たる我が国において「なぜ今なのか?」は我ら共通の想いであり、ほかの脱デフレ政策が思うような成果をあげていないというか、そもそも脱デフレ政策自体が大して実行されていない以上、無理からぬ指摘だと思います。

―――――――――――――――――――――――――――
1988年(名目GDP:386兆円) | 2010年(名目GDP:482兆円)
―――――――――――――――――――――――――――
    法人税: 18.4兆円  |  *6.0兆円
    所得税: 18.0兆円  |  12.7兆円
    消費税: **0兆円  |  *9.6兆円
    相続税: *1.8兆円  |  *1.3兆円
    その他: 12.6兆円  |  *7.8兆円
===========================
    合 計: 50.8兆円  |  37.4兆円
―――――――――――――――――――――――――――

「無慈悲な安定財源」たる消費税を廃止とし、税制をまた以前のような累進性の高い構成に戻すことで、景気の具合によって税率を上げたり下げたりすることを考えなくて済むようになり、島倉原氏が最新のチャンネルAJERの有料動画で懸念されているような「景気循環に対する経済政策のタイムラグ」(議論や採決や実施に時間がかかる)の問題も多少は緩和されるように思います。

ポルシェ万次郎 2014-03-22 12:31:50

2072ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:08:45
54. 疾風ウォルフ 1/2

>大学では教えられない歴史講義 三橋貴明殿への質問状 by 倉山満の砦
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=1209

以下、ミッターマイヤーになれたかどうか分かりませんが、取り急ぎ援護射撃というか、ページ最下部のFB投稿欄にて論点整理だけはしておきました。それはもう疾風のような速さで(笑)。

▼▼▼

>以下の質問状を三橋メルマガのお問い合わせアドレスに送りました

ああ、例の「いつも送り付けられてくる三橋メルマガ」(参照:砦 2013年9月24日)のことですね。

>新自由主義者の誰の、どの著書の何頁で述べられているのか

本来の語源はどうであれ、「ネトウヨ」呼ばわりがイメージダウンを意図した悪質なレッテル貼りなのに対し、三橋氏らが使う「新自由主義(ネオリベ)的」「市場原理主義的」「新古典派経済学的」「シカゴ学派的」などは単なる言葉の短縮や分類の意味でしかありません。何故ならそれらの典型として語られる外国人の移民、外国人労働者の増強、扶養控除の縮小、法人税減税、所得税に上限設定、道州制、雇用の流動性強化などは「単なる政策にすぎない」からです。

「当初の定義や語源や出典を重視し、正確に使い分けるべきだ」との提案はあって構いませんが、CGSの番組における上念獄長のように、コーナー丸々使って「最初の言いだしっぺはそんなこと一言も言ってない!」などと延々やり続けるのは、主題から逸れていると言わざるを得ません。

小泉・竹中・安倍のラインは「新保守主義(ネオコン)的」、或いは「ワクワク系の新保守自由主義」とでも呼ぶのが適切かもしれませんが、いずれにしても「レッテル貼り」を意図したわけでない限り、「三橋氏らが言わんとしていること」に絞った討論を期待しています(たとえば「法人税減税の何が悪い!」「道州制にも色々あるんだ!」とか)。

ポルシェ万次郎 2014-03-23 20:56:16

2073ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:09:00
55. 疾風ウォルフ 2/2

>安倍政権への批判を強める理由に、
>消費増税が挙げられていないのはいずれの理由か

当該メルマガの文脈上、消費税増税を特に「新古典派的」と判断しなかったからだと思われます。思想が「新古典派的」であるか否かを問わず、大多数の国民が「消費税増税は仕方がないこと(既定路線)」と信じ込まされている点は残念ですよね。

消費税は天下の悪税にして「無慈悲な安定財源」(調整機能を持たない欠陥税)なので、これを廃止にするか贅沢税(かつての物品税の進化版)に代替し、不足した財源分を赤字国債の発行で全て賄えば、名目7%、実質5%の経済成長が可能なのに……と思わずにいられません。

●「贅沢税」の課税対象(富の再分配+国産優遇が目的、当方案)
・600万円を超える乗用車(欧州産の高級車、道楽車、スーパーカーを狙い撃ち)
・10万円を超える服飾品(ヴィトンやエルメスなど、欧州産ブランドを狙い撃ち)
・5000円を超える酒類(欧州産の高級ブランドワインを狙い撃ち)

私は個人的に、「消費税増税をして庶民から巻き上げた付加価値を、法人税減税をして大手輸出企業や海外を含めた投資家連中にプレゼントする流れ」も「新古典派的」と分類いたしますが、当該メルマガのように、ここは単に「法人税減税(ただし投資減税を除く)」だけを入れても趣旨は十分伝わったと思います。

また、三橋氏が普段から消費税増税を批判されていることは、倉山塾長もご存知かと思われます。誰も異論のないところでしょう。

追記
何故かコメント欄の投稿に失敗する……。雑誌「SPA!」の『アラサーちゃん』、私も好きで読んでいますよ♪ 護衛艦「たかなみ」ならぬ「たかみな」、イージス艦「こじはる」、ヘリ空母「まゆゆ」などが登場する『まりかセヴン』も、特撮好きなら当然ご存知のことと思います。最近の漫画では『アド・アストラ -スキピオとハンニバル-』などが、『銀河英雄伝説』好きな獄長や塾長にはお勧めですね。

▲▲▲

ポルシェ万次郎 2014-03-23 20:57:07

2074ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:09:21
11. 日本経済の潜在力を信じてはいるも、現政権の経済政策や結果については悲観している。なお、これを「自虐的経済史観」とは言わない。 1/2

感想を書こうと考えた内容に既視感を覚えたため、今日は自分の過去投稿の再掲のみで構成してみます。

>ゼネコンを含めた五十社以上の建設業の皆様にお話をお聞きしましたが、
>「全て」の方々が、「労務単価(人件費)を引き上げて、
>日本国民で人手不足を埋めるしかない」と、仰っています。

▼▼▼

>ファミレスで時給1000円が建設業で2000円になれば供給は増える

ですよね(笑)。建設業者がそれだけの労賃を支払えるだけの価格で政府は仕事を発注する、財源は建設国債、新しい重機を買える、退職した熟練工も呼び戻せるってなもんで、これをどう考えれば「供給能力の低下」「民需の圧迫」に繋がるのか、私にはさっぱり意味が分かりません。

ポルシェ万次郎 2014-01-19 21:41:35

▲▲▲

▼▼▼

それまで失業中であった新規採用者が高い付加価値を創出できるようになるまでの間、熟練工の残業や再雇用、機械設備等々の購入で緩和することになるでしょう。そのためには「確かな先の展望(国土計画の発表、複数年度予算ほか)」と「カツカツではない受注価格の設定」が必要となります。

国内で完全雇用が達成され、猫の手も借りたい環境になったそのときに外国人の手を借りればいい話です。「人件費の安い外国人しか雇えない投資効率の悪い現在の環境」を放置していいわけがありません。

ポルシェ万次郎 2014-01-20 01:14:19

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ポルシェ万次郎 2014-03-29 11:19:51

2075ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:09:39
12. 日本経済の潜在力を信じてはいるも、現政権の経済政策や結果については悲観している。なお、これを「自虐的経済史観」とは言わない。 2/2

>一応、政府は問題を認識しており、今年の4月に予定されていた
>労務単価の見直しを2か月前倒しで適用しました。

▼▼▼

民間にはあれだけ賃上げを求めておいて、政府だけが診療報酬や介護報酬、公共事業の予定価格を渋るのはおかしいわけです。民間のベアに負けない異次元の額を提示し、政府自らが率先して範を示すべきでしょう。

ポルシェ万次郎 2014-03-19 10:32:28

▲▲▲

>現在の安倍政権の「一貫して間違った労働政策」

>実質賃金の切り下げで「国際競争力(厳密には価格競争力)」を
>高めることこそが、日本経済成長の道と「勘違い」しているのです。

▼▼▼

●経済成長率の三原則(当方作成)
・構造改革は進めれば進めるほど経済成長率が低下する→グローバル化抑制へ
・所得格差は拡大すればするほど経済成長率が低下する→税の累進性を高めよ
・政府支出は抑制すればするほど経済成長率が低下する→社会資本整備が重要

※彼らの言う「国際競争力」とは何なのか? 安い労働賃金の調達能力のことではないのか。雇用を流動化させていたずらに非正規雇用を増やし、過度な関税の押し下げで競争を激化させ、消費税増税と引き換えに法人税減税を画策する。国内の労働者の犠牲と引き換えに輸出企業やグローバル投資家を儲けさせたい連中と、安倍内閣との親和性は高いと感じる。

ポルシェ万次郎 2014-03-03 15:03:06

▲▲▲

列島強靭化運動〜上念司〜
https://www.youtube.com/watch?v=5L1GjBipHd8

「スキルのない人でも、お金がちゃんと稼げる公共事業」は重要ですね。やがてはスキルを習得し、熟練工として次世代への技術継承をお願いしたいところです。

ポルシェ万次郎 2014-03-29 11:20:19

2076ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:09:55
31. デフレ脱却に有効な施策はいくつか挙げられるが、中でも強力なのは消費税の即時廃止だろう。これが最良の景気対策だ。 1/2

>朝日放送「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演致します。
>何と、桜組が四名も!

藤井聡氏は「関西弁のおもろいおっちゃん」として、情報バラエティ番組との相性はいいだろうと以前から思っていました。井上和彦氏は「軍事漫談家」として、「たかじん〜」を冠する番組への出演で人気がありますね。他方、ウクライナ情勢が緊迫しているとはいえ、馬渕睦夫氏の地上波出演は意外でした。番組はキーワード「三橋貴明」で勝手に録画されていたので、のちほど視聴させていただきます。

今週の「漫画ゴラク」巻末に掲載された吉本芸人・小籔千豊氏による連載コラムの内容が酷かったです。彼は恐らく、日本政府の債務残高を日本国全体の対外債務(対外純債務)と勘違いしているので、今後の番組出演により、こうした関西タレントや視聴者への啓蒙を切に願います。

>「民主主義」で選ばれた政府が企業の政治活動を制限できないのでは、
>議会制民主主義ではなく資本主義制民主主義になってしまいます。

「グローバル資本 vs 国民経済」の戦いは続きそうですね。「競争の原理(市場原理)」を良い方向に作用させるためには、ゲームを調整、統括する審判の存在は不可欠であり、力の論理に任せた構造が長続きするとは思えません。

外国人労働者介護・家事に拡大 首相「女性活躍へ活用」 産経新聞 4/5
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140405-00000074-san-bus_all

政府が介護報酬や医療報酬、公共事業の労務単価などを引き上げて民需(この場合は賃上げ)を喚起、所得の上昇に伴う購買力の上昇を民間にも誘発することが脱デフレ(総需要不足の解消)に必要な第一歩のはずなのに、「コスト削減!」「供給制約ガー!」を叫んで邪魔をするのはやめていただきたいものです。

根底にあるのは、「日本の内需は成長しない。人件費を筆頭に、あらゆるコストは悪でしかない。価格調達力をつけ、世界へ打って出るしかない」みたいな自虐的経済史観や財政均衡主義、或いは新自由主義や市場原理主義の思想だと思います。

一部の産業分野ではなく、全体で需要超過が発生(完全雇用を達成)したときに初めて、規制緩和(雇用の流動化)コスト削減、民営化等々を考えるべきですね。

ポルシェ万次郎 2014-04-05 12:02:33

2077ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:10:18
32. デフレ脱却に有効な施策はいくつか挙げられるが、中でも強力なのは消費税の即時廃止だろう。これが最良の景気対策だ。 2/2

増税前「100円(税込み) → 増税後「100円(税抜き)」 これはイカンでしょ
http://gahalog.2chblog.jp/archives/52272936.html

日本料理はともかく、イタリアンやフレンチでは輸入食材の値上げもあることから、上記の記事のような便乗値上げはガンガン行って構わないと思います。物価や所得は年々上昇するのが当たり前なので、一刻も早く本来の正常な経済に戻すべきですね。

先月は消費税増税前の駆け込み消費で毎日外食、遅ればせながらウォシュレットを購入(「供給制約で工事に一年待ち」は嘘だった)、満足のいく電動アシスト自転車を9万円程度で購入しました。こうした自分の消費傾向を考えると、第2四半期の消費者全体の反動減が怖いです。

子育てママさんのための三人乗り電動アシスト自転車への補助の必要性を、今回の自己購入で改めて痛感しました。ヤマハやパナソニックも潤うし、鍵が堅牢なので窃盗被害も減るし、国民は健康になって医療費負担も下がるしといいこと尽くめです。

こうした犯罪抑止に資する三人乗りの電動アシスト自転車やドライブレコーダー購入への補助のほか、食料自給率向上に資する完全米飯給食(無料)の推進や飲食店を含めた産地表示義務の強化など、国民生活の向上を念頭に置いた「あらゆるセコイ施策(隠れ非関税障壁)」を講じ、内需拡大に汗をかくのが政治家の仕事だと私は思っています。

政治的に実現が難しかろうが、田母神新党がもしあるのなら党名は「消費税廃止党」にすべきでしょう。『消費税は廃止!→何を馬鹿な。財政再建はどうするんだ?→そもそも日本は借金大国ではない!→何だって?』といった展開に持って行けるので、日本国民のリテラシー向上に繋がります。まあ、党名は「経世済民党」や「国民経済党」が無難なところでしょうか?

追記
どうでもいいことですが、コメント欄にたまに出没する某「アノニマス厨」の被害妄想、彼の精神状態が心配だ……。

ポルシェ万次郎 2014-04-05 12:02:59

2078ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:12:26
25. 各種の指標が改善している? それは金融緩和だけの成果か? 量的緩和と公共事業、それぞれのGDP(2013年)への寄与度を考えよ。 1/6

>日銀が国債を銀行から買い、新規に日本円を発行するのは止めませんが、
>その日本円を「所得創出」のために誰かが使え、という話

まずは消費税を廃止し、足りなくなった財源を全て赤字国債の発行で賄いましょう。そして公共事業のような「供給が不足気味な分野」への財政支出を今後も積み増して行くことをコミットしつつ、防衛産業のような「供給が余っている分野」への支出も当然行い、加えて交通量に応じた高速道路の無料化および割引、初婚&第三子以降の出産手当てなどへの再分配政策で支出全体にも厚みを作り、予算総額を増やすことが最重要課題だと私は考えます。

民間のベアは歓迎しておいて、政府の労務単価アップとなれば「民需圧迫ガー」「需給曲線ガー」は思想がおかしいでしょう。「TPPはくれてやれ」とか言っている人たちは、国力とは何か、国民経済とは何か、経世済民とは何かを考えた方がいいです。

>各公共事業の予定価格を引き上げれば、普通に事業は落札され、
>現在の日本にとって最も必要な「通貨の支出」が実行されます

予定価格が上がることで賃金も上昇、それは引退した熟練工や生活保護受給者が現場復帰する動機にもなるし、工期短縮に資する重機等々の購入も進むというものです。今はまだ一部産業に限った話であったとしても、現在の旺盛な需要を供給が追いかける環境というのは、問題(供給不足)を解決しようとする力が自然に作用します。フィリップス曲線に基づく適度なインフレがベストだとして、それを超過した悪性インフレにもそうした良い部分が多少はある一方で、デフレには百害あって一利もないということですね。

ポルシェ万次郎 2014-04-07 13:28:36

2079ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:12:41
26. 各種の指標が改善している? それは金融緩和だけの成果か? 量的緩和と公共事業、それぞれのGDP(2013年)への寄与度を考えよ。 2/6

>現在の日本には東北の復興、首都直下型地震・南海トラフ巨大地震への対応、
>老朽インフラのメンテナンス、そして東京五輪に向けたインフラ整備と、
>「やらなければならない公共プロジェクト」が目白押しなのです

●今の環境における公共事業の意義や予定価格引き上げの是非を考察
・公共事業は必要だから増やす。年々増えていくべき性質なため、減らすは亡国
・国内全体に多大な供給能力(失業者・遊休資産)を抱える日本には余力がある
・総需要が不足している現在、さらに増やしたところでこれといった弊害がない

ノーベル経済学候補(笑)・飯田泰之氏による「飯田砲」が味方であるはずのマンデルマンデルうるさいリフレ派に向けて炸裂した今、論点になり得る弊害らしい弊害は民需圧迫くらいでしょうか? しかしながら、たとえば「政府からの仕事の依頼が10ポイント増えた一方で、工賃が上がったために民間からの仕事の依頼が2ポイント減ってしまった。やがてその2ポイントのマイナス分も、所得の増えた人たちからの仕事の依頼で4ポイントに増えた」これの何が問題なのかと思います。

全てにおいて民間からの仕事の依頼の方が費用対効果や費用便益分析的に優れているため、政府は邪魔をするなって思想でしょうか? 政府が価格を引き上げようが引き上げまいが、そもそも「市場利子率>投資効率」なために民間が投資しないことがデフレ(総需要の不足)の問題なのだから、その「総需要の不足」が解消していない現在の環境に諸々の「供給制約」の問題を適用すべきではありません。

「景気対策としての公共事業」という側面はひとまず除外し、今の公共事業の量はこのままで十分なのかと問えば、震災や五輪がなかったものとしてなお、圧倒的に足りていないことは誰の目にも明らかです。これまで散々減らしすぎことを問題視すべきでしょう。ここまでで反論ありますか? なければ「景気対策としての公共事業」という側面から、弊害についてを考察します。

ポルシェ万次郎 2014-04-07 13:29:05

2080ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:13:05
27. 各種の指標が改善している? それは金融緩和だけの成果か? 量的緩和と公共事業、それぞれのGDP(2013年)への寄与度を考えよ。 3/6

仮に「財政支出に使える予算は限られている。赤字国債の発行はこれ以上行えない。よって、公共事業に振り分けた分だけ、防衛費やその他の予算を増やすことができなくなる」みたいな制約があるのなら、「財政政策は公共事業だけではない。公共事業万能論ガー」との批判は一理あるでしょう。しかし現実はそうでなく、「財源はデフレ」である以上、保守と目されるあらゆる愛国勢力は「量的緩和のリスク」や「景気対策としての公共事業の弊害」を訴える以上に、本来は「公共事業以外の財政拡大」で共闘できるはずなのです。「黒田日銀はさらなる追加緩和を!」については、「あんた、アベノミクス前に仕込んだ株でさらに儲けたいだけだろう」以外の感想はありません。

>いや、わかっているんですよ。単に、国内の実質賃金上昇が嫌なだけです。
>彼らの頭の中において、市場は「グローバル」しかないのです。
>要するに、日本国民の所得上昇と、内需拡大で成長することを信じられない
>経済的自虐主義者たちというわけです

まさに仰る通り! 下記は再掲ですが、全面的に賛同いたします。

▼▼▼

外国人労働者介護・家事に拡大 首相「女性活躍へ活用」 産経新聞 4/5
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140405-00000074-san-bus_all

政府が介護報酬や医療報酬、公共事業の労務単価などを引き上げて民需(この場合は賃上げ)を喚起、所得の上昇に伴う購買力の上昇を民間にも誘発することが脱デフレ(総需要不足の解消)に必要な第一歩のはずなのに、「コスト削減!」「供給制約ガー!」を叫んで邪魔をするのはやめていただきたいものです。

根底にあるのは、「日本の内需は成長しない。人件費を筆頭に、あらゆるコストは悪でしかない。価格調達力をつけ、世界へ打って出るしかない」みたいな自虐的経済史観や財政均衡主義、或いは新自由主義や市場原理主義の思想だと思います。

一部の産業分野ではなく、全体で需要超過が発生(完全雇用を達成)したときに初めて、規制緩和(雇用の流動化)、コスト削減、民営化等々を考えるべきですね。

ポルシェ万次郎 2014-04-05 12:02:33

▲▲▲

「名目3%、実質2%の成長を達成できれば……」とか、志が低すぎるだろうって思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-07 13:29:31

2081ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:13:22
28. 各種の指標が改善している? それは金融緩和だけの成果か? 量的緩和と公共事業、それぞれのGDP(2013年)への寄与度を考えよ。 4/6

続 日本は世界一の緊縮財政国家|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11541471921.html
 政府支出の増加率(年平均ランキング) ※2000〜2010年
 http://hirohitorigoto.info/data/097_2_lb.jpg
 政府支出増加率と名目GDP成長率の関係 ※1990〜2012年
 http://hirohitorigoto.info/data/098_2_lb.jpg

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 世界各国過去32年分データを解析:政府総支出と名目GDPの相関関係極めて高い。小泉政権は政府総支出増加も名目GDP増加も世界最低水準!デフレ日本には大胆な財政出動必要!!
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-563.html

上記はここでも何度か紹介させていただいたエントリーですが、財政政策の必要性については既に「正解」は出ているでしょう。軍事、土建、資源、電力、交通網、病院ほか、国家や国土のあらゆる脆弱性を解消し、財政フルスロットルで中国共産党との戦争に備えるべきと考えます。「カイゼンにより、より効率化しようとする能力」を筆頭に、日本の「問題を解決しようとする能力」に信頼すべきところを、デフレのせいで国民が努力することも許されない状況は何とも歯がゆいです。

なので、以下に賛同できる政治家や言論人で、新党「経世済民党」をお願いしたいと思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-07 13:29:57

2082ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:13:37
29. 各種の指標が改善している? それは金融緩和だけの成果か? 量的緩和と公共事業、それぞれのGDP(2013年)への寄与度を考えよ。 5/6

【世界観(ビジョン)】
神話が生きたまま現在も続いている国は、世界で唯一日本だけとなる。現世に高天原を実現し、世界中から広く尊敬される日本でありたい。政治、経済、文化などで、世界に対し一定の影響力を保持したい。中国や韓国や北朝鮮といった、反日のならずもの国家に侮られたくない。ジャパンコンセンサスにより、この世から貧困、戦争、民族浄化、人権侵害を根絶したい。日本が日本らしく、日本語が日本語らしく、日本人が日本人らしく、地球が滅びる最後の日まで繁栄させたい(国体護持)。日本が世界のリーダー、次世代の覇権国となることが、地球人類に幸福をもたらす。全人類にとってそれが最良の選択であるため、日本にはトップランナーであり続ける義務がある。アメリカが「軍産複合体」「世界の警察」であるなら、日本はインフラストラクチャーのプロジェクトを輸出できる国家、災害支援で空母を派遣できる国家として「ハイパー土建国家」を目指したい。

【政策(ポリシー)】
GDPで世界一になる。格調高い自主憲法を制定する。国連常任理事国になる。強い国軍(帝国陸海軍)を復活させる。核兵器保有国になる。拉致被害者全員を取り返す。第二次大戦後、ソ連と韓国に奪われた自国領土を奪還する。東京裁判史観を修正する。中韓との情報戦に勝利する。天皇の靖国参拝を政治的に可能な環境にする。

【大戦略(グランドストラテジー)】
あらゆる国家主権を手放さず、強化する方向で考える。デフレを脱却して成長路線(名目7%、実質5%の経済成長)に復帰、強い経済により強い軍隊を創る。再分配政策を見直すことで、中間層に厚いかつての一億層中流社会を目指し、高い経済パフォーマンスを取り戻す。ASEANとの連携を強化し、対中、対韓、対北の包囲網を形成する。日米同盟を深化させる。東欧や北欧など、ソ連の被害国との連携を模索する。占領憲法を部分的でもいいのでまずは改正(停止や削除)させる。中韓の反日教育をやめさせる。

ポルシェ万次郎 2014-04-07 13:30:31

2083ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:13:52
30. 各種の指標が改善している? それは金融緩和だけの成果か? 量的緩和と公共事業、それぞれのGDP(2013年)への寄与度を考えよ。 6/6

【作戦(オペレーション)】
国債を財源とし、防衛費と公共事業費の支出を大幅に増やす。自衛隊員と公務員の数を増やすことで、今すぐ数十万人規模の雇用を創出する。武器輸出三原則を撤廃する。新幹線の輸出と引き換えに、アメリカより空母を購入する。税の累進性を強化し、逆進性の高い消費税は撤廃する。憲法7条4号や96条の改正、憲法9条2項や前文の停止など、国民から過半数の合意が得られやすい部分改正から提案する。外務大臣や首相がASEAN諸国、中央アジア諸国、東欧諸国、台湾やパラオを歴訪する。総理大臣が毎月のように靖国神社へ参拝する。特定国に憎悪の意識を植え付ける教育は人種差別、精神的児童虐待に当たるとして、国連の各機関を通じて中韓に圧力をかける。

【戦術(タクティクス)】
新幹線網と高速道路網を構築し、都市と地方とのクラスター化を図る。道路インフラには「混雑税」の概念を導入、渋滞の減少に努める。救難飛行艇、潜水艦、戦車などを海外の友好国へ輸出する。空母打撃群や海軍陸戦隊(海兵隊)を創設する。階級や艦船の呼称をグローバルスタンダードに改める。消費税の代替として「贅沢税」を提案する。中韓の反日振りに対し、テレビや新聞が「報道しない自由」を行使するのなら、政治家がカメラの回っている場面で発言し、世論に対し問題提起を行う(総理や閣僚が生放送で、「天皇陛下への侮辱を謝罪するまで、『日王』という意図的な蔑称を改めるまで、韓国との首脳会談は行わない方針だ」と発言するなど)。

以上、「コメント欄における特定勢力の占有率」が問題視されていたので、久しぶりに長文を投稿させていただきました。くらえもんさんほか、たまに投稿される何人か以外に、最近は参考となるコメントが少ないのが残念です。。。 もっと悪態ついた方がレス貰えるかも?

建設業の年収が平均より70万円安いというのはデマです - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/645335#c1428226

参考となるコメントといえば、上記のmimimimi14さんのコメントはキレキレですね。この期に及んでも「一貫して安倍全面支持」の人(キベンジアン?)がどういう思想の人なのか、それが露呈したやり取りだと思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-07 13:30:51

2084ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:14:08
75. Re.#67 夢見る親父さん

>私は「未来世紀ジパング」という番組が好きです

日本での本日放送回(もう昨日か)は、「知られざる親日国・ポーランド」でした。

知られざる親日国・ポーランド
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20140407/

番組サイト、バックナンバーで画像やお蔵入り映像を見て回るだけでも面白いですよね。タレントの坂下千里子氏が「ポーランド孤児」の件を知らなかったことが印象的で、そういったエピソードこそ学校で教えろよ(下記参照)って思います。

●義務教育(中学校)における社会科授業の拡充案(社会科Ⅱの新設)
・中学一年:社会科Ⅰ(地理)|社会科Ⅱ(偉人伝、英雄伝)
・中学二年:社会科Ⅰ(歴史)|社会科Ⅱ(伝統、文化、民族、宗教、神話、天皇)
・中学三年:社会科Ⅰ(公民)|社会科Ⅱ(歴史認識、領土、領海、地政学、軍事)

「中学二年生の『社会科Ⅰ』で歴史を習うとき、前年の『社会科Ⅱ』で事前に偉人伝を勉強していれば、馴染みの人物が再び登場することで習熟度は飛躍的に向上するだろう。そして我が国の長大な伝統文化を『社会科Ⅱ』に分離することで、これまでのように縄文時代から江戸時代で時間を使いすぎる失敗もなくなり、最も重要な近現代史に重点を置いた授業が可能となる。中学三年生の『社会科Ⅱ』ではいよいよ、海外や海外掲示板や動画コメント欄で外国人と対峙した際のディベート術や、世界各国に主張、発信、拡散すべき日本の歴史認識についてを学習してもらう。現在の1.5倍となる社会科の授業時間の確保は、土曜日の登校(給食を食べさせたのち帰宅させ、午後は補習授業に充てる)を復活させるほか、英語の授業を削って確保すればいい。小学校では伝統文化の科目を設け、将棋や着物について教えたい」

※上記は政経アニメ原案「アイドル新党なでしこ!(第26話)」からの転載、当方案。

今日はコメント欄が静かでした……。

ポルシェ万次郎 2014-04-08 00:52:37

2085ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:14:23
59. 長期デフレによる自虐的経済史観と均衡財政主義により価格転嫁を忘れた政府。人件費は削減すべき無駄(コスト)ではなく、家計の購買力だ。 1/4

>【東田剛】ここまで墜ちたか
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/04/09/korekiyo-91/

毎週の替え歌、恐るべき創作能力ですよね。「♪イジ イジ イジ イジ イジ イジ 異次元緩和」でお茶吹いた(笑)。

>安倍総理は「働く女性は素晴らしい。主婦はダメ」という価値観でも
>持っているのでしょうか

これも「♪竹中ワクワク Take it easy」の影響でしょうか、そもそもの資質だったのでしょうか? まあ、以前より片鱗を伺わせてはおりましたが、それも変えられるし、下野して少しは勉強しただろうと思っていた人には残念な結果です。割りと早い時期から「岸とか古賀とか……」といった具合に、動画サイト「超人大陸」等々で岸博幸氏と古賀茂明氏を批判されていた中野剛志氏はさすがっスよね。

以下、私の過去の著述(主に政経アニメ原案)からも、関連部分を会話形式でご紹介。

「男性ほど活発に働けない女性や障害者については、役所がまとめて優先雇用すべきね。そして役所内に保育所を作るのが合理的でいい。なお、共働きは離婚率が高いというデータもあるので、扶養控除の拡充や長子相続の復活を検討すべきかも。働きたい女性の権利を守りつつ、専業主婦でもやっていける社会が本来的に望ましい。フェミニストらによる、専業主婦を選ぶ女性がグウタラであるかのような誘導、『権利を主張する女』の側に立って一緒に戦わない女への敵意は止めさせるべきよ。『女性らしさを押し付けてはいけない』とかいう割りに、自らの決して普遍的とは言えない『自立した女性はこうあるべき』という価値観を強要しようとする辺りに、彼女らフェミニストの矛盾や欺瞞を感じるわ」

「歪んだ男女の平等を唱え、専業主婦叩きを始めてから少子化に拍車がかかったことは明白だ。そして良いか悪いかは別にして、女性の学歴と出生率が反比例するのも世界共通の厳然たる事実である。女性に対する規制が差別的に厳しいイスラムでは、少子化に悩む先進諸国に比して高い出生率を維持し続けているわけで、私はその中間くらいに正解があるように思う。私は専業主婦の復権を目指したい」

ポルシェ万次郎 2014-04-09 18:54:14

2086ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:14:36
60. 長期デフレによる自虐的経済史観と均衡財政主義により価格転嫁を忘れた政府。人件費は削減すべき無駄(コスト)ではなく、家計の購買力だ。 2/4

Re.#29 夢見る親父さん

>今のアメリカの株価を見ても判りますが、史上最高値を更新してます

現在の日米欧の株高については、それが実体経済の堅調さが素直に反映された株価なのか、量的緩和で一時的にかさ上げされた株価なのか、後者であるのなら、実体経済への波及はどの程度期待できるのかなどが焦点ですね。カンフル剤としての量的緩和は、出口戦略をどう考えるのかも重要となります。

>もう既に、異次元金融緩和で人手不足になってます

一昨日も私、「各種の指標が改善している? それは金融緩和だけの成果か? 量的緩和と公共事業、それぞれのGDP(2013年)への寄与度を考えよ」と題して書きましたが、それら因果関係を証明して説得力を持たせるためには、やはり「インフレ期待によりこれだけ貸し出しが増えた。企業の設備投資がこれだけ増えた」みたいな論理がほしいところです。

また、「マネタリーベースを拡大しても物価上昇しないならば、日本は無税国家になれる!」に対しては、三橋氏のように「極論だ!」と断じてもいいですが、「マネタリーベースを拡大しても物価上昇しないが、消費税を無税にした分を赤字国債で賄えば(国債を発行すれば)物価上昇する。つまり、マネタリーベースを拡大しても物価上昇しない一方、実体経済への働きがけの方は総需要に直接影響を与える(物価上昇する)ため、無税国家にはなれない」とするのが正しいでしょう。

無税にする対象として消費税のみを上記の例に挙げたのは、いつも私が言う「税の役割」を考慮してのことです。徴税には財源を確保する「安定財源性」以外の目的があるため、たとえ日本が産油国になったとしても、無税国家にすべきではありませんので念のため。

>仮に多額の賃金を払って人材をかき集めることは
>他の産業の足を引っ張ることにもなります。

現在の低すぎる賃金の是正はやるべきです。政府が率先して賃上げを牽引し、民間への波及を促してこそデフレ脱却が可能となります。総需要の不足、つまりはデフレを完全に脱却したあと、公務員の人件費削減を筆頭に、より効率的な供給能力の使い方を考えるべきです。

ポルシェ万次郎 2014-04-09 18:54:41

2087ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:14:52
61. 長期デフレによる自虐的経済史観と均衡財政主義により価格転嫁を忘れた政府。人件費は削減すべき無駄(コスト)ではなく、家計の購買力だ。 3/4

Re.#32 lautbintangさん

>あと保育所を増設しろという話もよくありますが
>わたしはイマイチ賛成できませんね

同感です。そもそも子供の数は減ってきているのに保育所が足りなくなっているというおかしな現状、大都市では特に出生率が低下している原因を考えれば、現在の「女も仕事を持ってこそ一人前。専業主婦は怠惰」みたいな風潮の誤りを先に是正すべきでしょう。

もちろん、夫の賃金が下がって共働きに出なければならない事情もあるだろうから、名目7%、実質5%の経済成長、或いは防衛費対GDP比2%、公共投資対GDP比6%(下記参照)のターゲティングにより、是が非でもデフレを終わらせる必要があります。

第1−3−17図 リーマンショック後の公共投資対GDP比の国際比較 - 内閣府
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je13/h05_hz010317.html
公共事業の動向(日本と主要国)※公的固定資本形成対GDP比(1960〜2012年)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5165.html

「防衛費対GDP比2%? 公共投資対GDP比6%? 戦争でもやっているのか!」などと叱られそうですが、これはあくまで平時のベストな割合を私なりに研究したもので、失われた15年を「戦争状態(年間の自殺者が一万人かさ上げ)」と考えるなら、デフレの今はもう少しそれぞれの比率を高めて問題ないとすら思っています。

あと、都知事選のときにも福祉政策として少し書きましたが、私は小中学校の空き教室を学童保育だけでなく、託児所や保育所、塾やカルチャーセンターとしても解放し、「幼保老の一元化」を推進すべきと考えています。外部からの監視の目により、教職員の能力は向上し、いじめや体罰は減り、地域コミュニティの強化にも資する上に、財政上の負担も少なくて済みます。給食は完全無料とし、復活させた土曜授業も給食後に下校させれば働く主婦の負担は軽減され、習熟度の低い子供は無料で午後の補習(校内私塾)が受けられるといった具合に、教育格差の是正にも大いに資するでしょう。

ポルシェ万次郎 2014-04-09 18:55:05

2088ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:15:08
62. 長期デフレによる自虐的経済史観と均衡財政主義により価格転嫁を忘れた政府。人件費は削減すべき無駄(コスト)ではなく、家計の購買力だ。 4/4

Re.#44 フットさん

>本日、テレビで「借金大国日本」というのが放送されますね

あれは本来、「借金経済主体日本政府」か「金満ケチケチ緊縮大国日本」と呼ぶべきでしょうね(笑)。

さて、いま店頭に並んでいる「コミックゼノン」に掲載の漫画『コシェルジュ プラチナム』にて、橋下大阪市長をモデルにしたであろう人物に対し、「幼児性を残したプライドの高い理想主義者」と分析する描写がありました。

橋下批判といえば上念司氏、適菜収氏による痛烈な橋下批判に触れて橋下支持を考え直したみたいなことを以前にペラちゃん……じゃなかった、ラジオ「夕焼け寺ちゃん」か何かで言っていましたし、同じく適菜氏による安倍批判にも耳を傾けてみて、安倍支持を少しくらい考え直してくれたらと切に願います。仲間内で固めた言論をはみ出せない決まり、制約でもあるのでしょうか?

紙面が余ったのでTPPについて語ります。交渉に参加しなかった場合の未来を覗くことができない以上、どちらが良かったかの単純な比較は難しいですが、「TPPへの参加は俺も大反対だが、アメリカとの付き合いで参加を表明しておいた方が国益に適う。必ずグダグダになるから心配すんな」といった主張だったなら、現状分析において一定の説得力はあったしょう。

しかしながら 現状は「野球拳で意外に脱がされず頑張っている(結果論)」だけの話であって、相手の男の裸を見ても嬉しくない(「攻めるべきもの」がない)のに比べ、こちらは脱がされてしまう危険性が常に残るという状態に変わりはありません。或いはDQNとの飲み会に例えてもいいでしょう。彼女を信じて待つのもいいですが、そもそも彼氏ならそのようなハレンチな会合へ出席させるなということで、TPP交渉参加の是非を論じる際に、論点の外れた言説を振りまくなという話になります。

ポルシェ万次郎 2014-04-09 18:56:41

2089ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:15:23
29. 先に需要があり、それを解決しようとする力が働き、あとから供給も増えていく。そんな当たり前の経済成長を思い出せ! 取り戻せ!

Re.#23 空き地さん

>建設業の人手不足

公共事業について、消費税増税前の駆け込み需要による建設ラッシュや急激な円安によるコストプッシュインフレが一段落し、デフレ慣れした政府がいよいよ公共事業における予定価格の引き上げを検討し始め、労務単価が上がることで引退した熟練工や生活保護受給者が現場復帰する動機が高まり、工期短縮に資する重機等々の購入も進み、入札不調の増加に歯止めがかかって工事は捗り、やがて物価上昇やそれ以上の所得上昇の優等生たる分野になることを私は期待しています。

個人的に、過度に煽られた「人手不足」に疑義を感じる次第です。

公共工事の「労務単価」、2月から7.1%上げ 国交省 :日経【1/30】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC3002F_Q4A130C1PP8000/

中長期的には別途、複数年度で予算を組む戦術、「国土計画」(最終策定年1998年)や「経済計画」(最終策定年1999年)を策定するなどの大戦略、「アメリカが軍産複合体なら、日本はハイパー土建国家で生きて行く!」といった世界観を示すことで、ピーク時より半減した公共事業の供給能力を回復させることが肝要となります。

日本から長期計画がなくなって久しいわけですが、具体的には「第六次全国総合開発計画」を発表、先日も披露したような名目7%・実質5%の経済成長と、防衛費対GDP比2%・公共投資対GDP比6%のターゲティングにより、デフレをさっさと終わらせたいですね。

政経アニメ「アイドル新党なでしこ!」 新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

より具体的な「正解」は上記ページをご参照ください(あのべてらんずさんも絶賛してくれた政経アニメ原案)。漫画『トリコ』のキャラクター達が生涯をかけて「理想のフルコース」を探求するのと同じように、私の「理想の政策、国家戦略」は上記原案でほぼ完成しています。偉大な先人たちのおかげでもあり、約半分が三橋成分で構成されています。

ポルシェ万次郎 2014-04-10 16:16:18

2090ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:15:38
2. いくつか想定される結果の一つに対するカウンター、政治的テクニックとしては理解するが、どうも本筋ではないようにも思える。 1/2

ひろさん、どうもご無沙汰しております(半年ぶりくらいの書き込み)。実現可能性はともかく、本来は次のような案が望ましいと私は考えます。

●2014年度政府予算案(左)と当方案(右) ※消費税は廃止で計算(億円)
社会保障関係費:305,175 → 500,000
文教及び科学振興費:54,421 → 100,000
国債費:232,702 → 240,000
恩給関係費:4,443 → 5,000
地方交付税交付金等:161,424 → 300,000
防衛関係費:48,848 → 100,000(防衛費対GDP比2%)
公共事業関係費:59,685 → 120,000(最盛期水準)
そのほか:92,126 → 135,000
計:958,823 → 1,500,000
-------------------------------------------
歳出(兆円):95.9 → 150.0
税収(兆円):50.0 → *40.0

上記は今さっき10分で作った「やっつけ」の予算案ですが、今後はさらなる異次元の量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)でインフレ期待、為替効果や資産効果を狙うのではなく、110兆円の国債発行により歳出を1.5倍に増やし、財政フルスロットルで「デフレという名の恐慌状態(戦争状態)」からの脱出を図りたいものです。

中長期的には別途、複数年度で予算を組む戦術、「国土計画」(最終策定年1998年)や「経済計画」(最終策定年1999年)を策定するなどの大戦略、「アメリカが軍産複合体なら、日本はハイパー土建国家で生きて行く!」といった世界観を示すことで、ピーク時より半減した公共事業の供給能力を回復させることが肝要となります。

日本から長期計画がなくなって久しいわけですが、具体的には「第六次全国総合開発計画」の発表、名目7%・実質5%の経済成長、防衛費対GDP比2%・公共投資対GDP比6%のターゲティングなどを考えています。

ポルシェ万次郎 2014-04-11 02:15:11

2091ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:15:52
3. いくつか想定される結果の一つに対するカウンター、政治的テクニックとしては理解するが、どうも本筋ではないようにも思える。 2/2

>財政出動については供給制約のかかっていない
>他の分野(研究投資や給付、減税など)にも拡充していくべきですね

減税であれば、まずは「無慈悲な安定財源」たる消費税を廃止し、足りなくなった財源を全て赤字国債の発行で賄いましょうよ。そして公共事業のような「供給が不足気味な分野」への財政支出を今後も積み増して行くことに政府がコミットしつつ、防衛産業のような「供給が余っている分野」への支出も当然行い、加えて交通量に応じた高速道路の無料化および割引、初婚&第三子以降の出産手当てなどへの再分配政策(下記参照)で支出全体にも厚みを作り、予算総額(国債発行総額)を増やすことが最重要課題だと私は考えます。

●デフレ期に求められる物価上昇策各種
1.通貨発行を財源とした量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)
2.国債発行を財源とした所得移転(○○手当て、年金、生活保護、減税、無料化)
3.国債発行を財源とした政府支出(公務員増、防衛費増、公共事業費増ほか)

※【2】と【3】は【1】との併用も有効。数字が上がるほど脱デフレ効果は高い。

●即効性の高いデフレ対策
・およそ2年をかけ、毎年の公共事業費を現在の2倍の基準に引き上げる
・自衛隊と海保の人数を合わせて5万人増強、防衛費も現在の2倍超に引き上げる
・初婚祝いに30万円と各種補助、第三子以降の出産祝いに200万円を支給する
・高速道路料金をその交通量に応じ、割引きまたは無料にする(混雑税の概念)
・消費税は廃止とし、贅沢品にのみ課税する「贅沢税」(物品税の進化版)に代替

※「鹿しか走らない」地方路線の高速道路の殆どは7割引きから無料とする(首都高は逆に値上げ)。料金を安くした分だけ、それなら高速道路を利用しようかというドライバーの動機へと繋がるため、割引きした分の政府負担は意外にも年間わずか3000億円前後で済むと思われる。「供給制約」が皆無な賢いお金の使い方。

ポルシェ万次郎 2014-04-11 02:15:37

2092ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:16:09
8. 私が神様か宗教家だったとして、民間の消費欲や投資欲を自在に操れるとしても、民需のために公共事業を犠牲にはしないだろう。 1/2

>本日も7時からTOKYO MX「モーニングCROSS 」に出演し

視聴しました。自説を余裕をもって喋らせてもらえる番組はいいですね。TVタックルなんて、スタジオ出演よりVTR出演の方がオイシイと思えるくらい、大勢の中に埋もれてまともに主張させてもらえません。

モーニングCROSS 2014-04-10 - ニコニコ動画GINZA
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23296352

山口真由さんでしたか、例の小保方会見の解説が非常に分かりやすかったと思います。あれも解雇を回避して2年くらい粘り、「間違いでした。勘違いしていました(悪意はない)」といった結末が狙いなのか、しかし最後はバレるような捏造をする動機もないだろうし、不可解な事件です。

マツコ・デラックスが楽天市場での鯨肉販売禁止に「楽天はそういう会社」「そこが日本のネットショップ最大勢力なのは不幸」とコメント
http://www.watch2chan.com/archives/38167722.html

TOKYO MXほか、読売テレビ、関西テレビ、テレビ大阪などもそうですが、こういったローカル局の緩さや攻めの姿勢を在京キー局は見習うべきですね。

>こちらは彼らのレトリックを一つ一つ潰していくわけですが、
>いつの間にかループしていたりするわけなので、始末に負えません

マンデルマンデル言わなくなったと思ったら、「官は民の需要を奪うな。人件費ガー」とか言い出す勢力も該当しますか。。。ああ、日本のGDPに占める輸出依存度が印象とは違って低いことを知ると、「なおさら輸出を伸ばす余地がある」などとして結論を変えない司会者もいましたね。

>というわけで、安倍総理の法人税減税の理由は、「最近」は
>「国際競争」のようでございます。来月には変わっているんでしょうが

来月は「国際協調」とかじゃないですか(笑)。「統一されたルールの下で競争し、公平性を担保する必要がある」とか何とか捻り出すのかもしれません。

ポルシェ万次郎 2014-04-11 09:09:43

2093ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:16:24
9. 私が神様か宗教家だったとして、民間の消費欲や投資欲を自在に操れるとしても、民需のために公共事業を犠牲にはしないだろう。 2/2

>日本企業すら「儲からない」という理由で投資しない国

「国内企業すら『儲からない』という理由で投資しない環境、それがデフレの国、現在の日本」という現状分析ですね。日本に解決するだけの高い潜在能力があることと、解決方法が単純な法人税減税という「エサ」でないことは、三橋ブログの読者なら誰でもよく理解しております。

なので、法人税減税ではなく消費税廃止、量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)ではなく新規国債の発行による実体経済への直接の働きがけ「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え」を下記にまとめてみました。

●2014年度政府予算案(左)と当方案(右) ※消費税は廃止で計算(億円)
社会保障関係費:305,175 → 500,000
文教及び科学振興費:54,421 → 100,000
国債費:232,702 → 240,000
恩給関係費:4,443 → 5,000
地方交付税交付金等:161,424 → 300,000
防衛関係費:48,848 → 100,000(防衛費対GDP比2%)
公共事業関係費:59,685 → 120,000(最盛期水準)
そのほか:92,126 → 135,000
計:958,823 → 1,500,000
-------------------------------------------
歳出(兆円):95.9 → 150.0
税収(兆円):50.0 → *40.0

「やっつけ」で作った予算案ですが、今後はさらなる異次元の量的緩和によるインフレ期待、為替効果や資産効果をただ狙うのではなく、年間110兆円の新規国債の発行により歳出を1.5倍に増やし、「デフレという名の恐慌状態(戦争状態)」からの確実かつ迅速な脱却を図るべきと考えます。

[安倍景気の行方]ついに暴かれたエコノミストの「虚偽」〔1〕 藤井聡【4/10】
http://shuchi.php.co.jp/article/1877
[安倍景気の行方]ついに暴かれたエコノミストの「虚偽」〔2〕 藤井聡【4/10】
http://shuchi.php.co.jp/article/1878

上記は「Voice」2014年5月号からのウェブ掲載。「私の師匠の浜田先生によれば〜」が口癖のあの人の、48時間以内の真摯な反論を楽しみにしています。

ポルシェ万次郎 2014-04-11 09:10:02

2094ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:16:40
51. 「実質賃金値下げ隊」はまとめてゴミ箱へ。 1/3

Re.#38 山本博一(ひろ)さん

>実質金利は上がっていますし、
>新規国債発行額と実質金利の間には明確な相関関係が見て取れます

恐らく小渕政権の頃と麻生政権の頃を仰りたいのでしょう。確かにその時期、高い相関関係が確認できます。

×小渕政権下で財政拡大はあった
○橋本政権下での緊縮財政に終止符を打った

×小渕政権下でマンデル・フレミング効果が有為に作用した
○「終止符を打った」程度の財政拡大では足りず、実質金利のみの上昇を許した

しかしながら、本日エントリーのその他の方のコメントに対する訂正の意味を込めて書きますが、私は上記のように考えています。素直に考えるなら、「名目金利が反応せず下がり続けていることからも、小渕政権下や麻生政権下での財政出動では、直近に発生した各種ショック(消費税増税+緊縮財政+アジア通貨危機、リーマンショック)に起因するインフレ期待のマイナス(デフレ予測)を押し戻すのに足りる額ではなかった」と結論付けるのが妥当と思います。

廣宮孝信の「国の借金」“新常識” 世界各国過去32年分データを解析:政府総支出と名目GDPの相関関係極めて高い。小泉政権は政府総支出増加も名目GDP増加も世界最低水準!デフレ日本には大胆な財政出動必要!!
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-563.html

また、同じくコメント欄で話題となっていた「小渕政権の大規模財政出動(?)」については、上記の廣宮氏のエントリーで「2年間でわずか1.06倍増」と喝破されています。ひろさんもこういった「財政重視」の考えに近い方だと思っていたのですが、TPPや公共事業に関するエントリーでは賛成できない点も多く、最近は残念に思っていたところです。

いや、「ファンだったのに残念」とか言って圧力をかけたいわけではなくて、処女作の監修を「某経済評論家」に断られたことが変節の原因なのだろうかとか、三橋経済塾に在籍していた割りに三橋ブログで一度も紹介してもらえていないのは何故だろうかとか、今日の三橋氏は珍しく「激おこ」だったとか、事情を知らない部外者なりに勝手な心配や思うところがあった次第です。事実誤認、下衆の勘ぐりだったなら済みません。記事は今後も是々非々で判断し、参考とさせてもらいたいと思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-13 03:44:46

2095ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:16:55
52. 「実質賃金値下げ隊」はまとめてゴミ箱へ。 2/3

Re.#39 山本博一(ひろ)さん

>増税ならば、政府が市中から資金を集めますので、市場は資金不足に→実質金利が上昇

増税ならばストックではなく、フローへの負担を国民に強いますね。「総需要の不足」がさらに進むわけですから、デフレ圧力により期待インフレ率は低下、実質金利の上昇を招くという点では同意します。

>国債発行も同様、市場はマネーが不足すると予想します

マネーが何を意味するのかも不明瞭ですが、デフレ(市場利子率>投資効率)で民間の資金需要が乏しい中、政府は支出することを目的に国債発行を行うのだから、期待インフレ率は上がらないと考える方が不自然です。

>量的緩和を行い、市中に常にマネーを供給している状態であれば上記の懸念は生じません

1.デフレの経済大国では「金融緩和なき財政拡大」もマイナスにはならない
2.デフレの経済大国でも「金融緩和と財政拡大の両輪」がより効果的

上記が私の見解です。今回のVoice誌上における藤井聡氏の論文寄稿の動機が恐らくそうであるように、学術論争でしかない【1】に疑問を呈することで、【2】を推進する勢力の邪魔をしようとする勢力がいることは見逃せません。

また、マンデル・フレミング・モデルの件だけでなく、自説に都合良く抽出した「予想インフレ率とマネタリーベースの相関グラフ」を基に財政政策を軽視し、安倍政権の経済政策に現実に悪影響を与えていることは問題視されるべきでしょう。「それだけのこと」ではないと思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-13 03:45:18

2096ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:17:10
53. 「実質賃金値下げ隊」はまとめてゴミ箱へ。 3/3

Re.#40 山本博一(ひろ)さん

>ぶっちゃけ言いますと、私はMFモデルが正しいかどうかについてはそれほど興味はありません

繰り返しますが、これがただの学術論争であれば興味を示す人は少なかったと思います。

1.フィッシャー方程式によれば「実質金利=名目金利−期待インフレ率」である
2.マンデル・フレミング効果があったとされる時期、実質金利だけが上昇していた
2.名目金利の上昇がない以上、実質金利の上昇は期待インフレ率の低下が原因
3.各種インフレ圧力(財政拡大)は期待インフレ率の上昇をもたらす
4.各種デフレ圧力(増税、バブル崩壊)は期待インフレ率の低下をもたらす
5.期待インフレ率の低下は、インフレ圧力がデフレ圧力に負けた結果である
6.財政拡大なかりせば、さらなる期待インフレ率の低下と実質金利の上昇を招いた
7.よって、マンデル・フレミング云々による財政政策の軽視は明確な誤りとなる

私は上記のように考えますが、財政政策が正しく行われていたなら、この話題がこれほど注目されることもなかったでしょう。

>供給制約にのみ注意をはらい、適切な財政出動、
>富の再配分となる政策を行っていけば特に問題はない

前回エントリーのコメント欄に書いた「高速道路混雑税化概念の導入」はいかがでしたか? 鹿しか走らない高速道路は無料とし、そこまで行かない高速道路も交通量に応じて大幅割引き、必要とされる年間の政府負担約3000億円は国債発行で賄います。制約も不公平感もなく、物流コストの低減に資する政策です。

マンデル云々による財政軽視が説得力を失った今、論点は「供給制約」がもたらす弊害へと移りますね。公共事業は景気対策を抜きにしても必要だからやるわけですが、今回はその論点は除外して進めてみましょう。

1.公共事業はさらに増やし、公共事業以外の財政拡大も行うべきだ
2.公共事業は抑制し、公共事業以外の財政拡大を行うべきだ

上記の二択以外には考えられませんが、入札不調の問題は予定価格を上げることで解決へ向かっています。続きはまたの機会に……。

ポルシェ万次郎 2014-04-13 03:45:38

2097ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:17:27
49. 恋に恋するスイーツ(笑)、期待に期待するリフレ派(笑)。「実質賃金値下げ隊」の結託を許すな。 1/2

>たとえば、デフレの日本で、政府が、
> 「100兆円の国債を発行し、財政出動をする」
>と、宣言し、実施したとしましょう。当たり前ですが、
>期待インフレ率はもちろん、実際のインフレ率も急騰するでしょう

おお、偶然にも前日エントリーのコメント欄にて、「消費税は廃止とし、110兆円の新規国債を発行せよ」と投稿させていただいたところです。

歳出(兆円):95.9 → 150.0
税収(兆円):50.0 → *40.0

「110兆円の国債発行はやりすぎだ。国民の理解が得られない」などの懸念なく、「異次元緩和に使ってるんだし、全然できるよね」といった具合に、それが当たり前のように実施される環境を本来は目指すべきですが、当面は補正予算でも何でも使い、目前に迫った消費税増税による大きなショック(デフレ圧力)への対応が求められます。

>「デフレで実質金利が上昇し、円高になっている」にも関わらず、
>「財政出動のせいで、円高になっている」
>と主張してくるわけですから、始末に負えません

たとえば下記のエントリーでしょうか?

リフレ政策に対する誤解|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11820217356.html

「藤井教授に挑戦状を叩きつけた様な内容」であるため、私も長文を投稿しておきましたが、ほかに説得力のあるコメントを書かれている方が何人かいてびっくりです。

ポルシェ万次郎 2014-04-13 05:28:32

2098ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:17:42
50. 恋に恋するスイーツ(笑)、期待に期待するリフレ派(笑)。「実質賃金値下げ隊」の結託を許すな。 2/2

Re.#2 空き地さん

>>リフレ派が消費増税(=負の財政出動)に反対し続けているのは
>「(正常な金融政策の存在によって)財政政策が効く」と認識しているから
>こそであって、財政政策無効論など唱えてはいませんよ

青木泰樹氏の言葉を借りれば、それは「理屈なき折衷案」ですね。深層心理では「デフレは総需要の不足」であることを理解しつつも、政府支出の拡大や市場への介入を生理的に嫌うため、詭弁を弄しているようにしか思えません。

或いは壮大な社会実験の邪魔をされたくない思いがあるため、どうにか理屈をつけて財政軽視の思想を蔓延させ、知ってか知らずか、実質賃金の上昇を嫌うグローバル勢力と結託し、この期に及んでも「アベノミクス支持」を続けているような印象です。

とはいえ、この手の論争は面白い。あっち(ひろさん)のコメント欄の方がレベル高いやんって思いました(たまたま?)。こういった検証や意見交換、本来は上念司氏も参戦すべきですが、やっていることと言えばリツイート(素人ブログの紹介を含む)や内輪の動画で茶化すばかりで、とてもプロの言論人の仕事とは思えません。

VoiceでもWiLLでも構いませんが、この問題が誌上討論に発展することを個人的には願っています。

ポルシェ万次郎 2014-04-13 05:29:21

2099ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:17:58
67. Re:※51&52&53 ポルシェ万次郎様 1/2

>血祭謙之介(NWD)さん

>小渕政権時の実質金利の上昇は、財政出動の為の国債新規発行の増額である事は、
>リンク先の藤井聡内閣参与の紀行文に添付されておりますグラフから、よく分かります

いえ、それらは二つの大きなショック(デフレ圧力)の際に高い相関が見られるも、フィッシャー方程式によれば「実質金利=名目金利−期待インフレ率」なのだから、同じ時期の名目金利が上昇していない以上、「実質金利のみの上昇はカウンターとしての財政拡大が不十分であったと解釈するのが妥当」というのが私の主張だったので、それに対する切り返しとしては適切ではありません。

ただ、私が新規国債の発行増を当たり前のようにインフレ要因と考えていることに対し、あなたがそれとは真逆にデフレ要因と考えていることについては、そのあとの説明から読み取ることができました。

>新規国債の発行の増額は、国債金利の上昇を予測させます

つまりあなたは、新規国債の発行増を「財政拡大(インフレ要因)<為替効果(円高)による輸出減(デフレ要因)」→「期待インフレ率の低下」と解釈されるわけですね? 私の解釈は「財政拡大(インフレ要因)>為替効果(円高)による輸出減(デフレ要因)」→「期待インフレ率の上昇」、或いは「財政拡大(インフレ要因)<為替効果(円高)による輸出減(デフレ要因)+消費税増税(デフレ要因)+アジア通貨危機(デフレ要因)」→「期待インフレ率の低下」となります。

ポルシェ万次郎 2014-04-14 06:44:33

2100ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:18:18
68. Re:※51&52&53 ポルシェ万次郎様 2/2

>血祭謙之介(NWD)さん

>では、何が期待インフレ率を押し下げたのかと申しますと、
>「景気対策に伴う新規国債発行額の大幅な増加」
>という事になりますね。

思うに、あなたは為替効果(円高)を過大評価しているのではないでしょうか? 実際は日本のように総需要が不足(デフレ)していて民間の資金需要が少なく(市場利子率>投資効率)、対外純資産国(貯蓄過剰国)などの条件を持つ場合は金利が上がりにくい(海外から資金が流入し難い)ことが考えられる上、財政拡大はインフレ要因であると共に、それがもたらす物価上昇も単体で為替効果(円安)として別途、金利が上がることによる為替効果(円高)の方から公平にいくらか差し引くべきだと私は思います。

>すなわち、
>「財政出動をする際には、大規模な金融緩和を伴わなければ、ネガティブな結果にしかならない」
>という事です。

あなた方にとっては残念なことに、マンデル・フレミング・モデルに基づく諸々の批判に反し、財政拡大に熱心な国の方が実質金利が低下して通貨安になっている「現実」が顕著に確認されています。ひろさんのブログの昔からの読者は、ひろさんがそうしたデータ「各国の政府支出増加率と通貨上昇率の相関図」を作成、掲載してくれることを望んでいるのではないでしょうか?

以下、再び予想される「私はMFモデルが正しいかどうかについてはそれほど興味はありません」に類する感想のカウンターとして、以下を再掲しておきます。マンデル・フレミング・モデルに基づく間違った批判を謳って財政政策を過小評価させ、現政権に悪影響を与えているブレーンが実際にいる以上、検証によって正していく必要性を感じる次第です。

1.デフレの経済大国では「金融緩和なき財政拡大」もマイナスにはならない
2.デフレの経済大国でも「金融緩和と財政拡大の両輪」がより効果的

上記が私の見解です。今回のVoice誌上における藤井聡氏の論文の動機が恐らくそうであるように、本来は学術論争でしかない【1】に疑問を呈することで、【2】の推進を邪魔しようとする勢力がいることは見逃せません。

ポルシェ万次郎 2014-04-14 06:45:27

2101ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:18:39
46. 次回作のタイトルは『アベノミクスを阻む「3つの狂った羅針盤」』で是非!

確か岩田氏は「リフレ派の理論的支柱」でしたよね? 「デフレは貨幣現象」の貨幣が名目GDPを指すのであれば、「デフレは総需要の不足」と同じ理解になるが、貨幣がマネタリーベースを指すのなら話は別です。当該批判に反論できないのであれば、「デフレは貨幣(マネタリーベース)を増やしても消費や投資に回りにくい現象」とでも改めるべきでしょう。

デフレの現在は金融緩和がインフレ期待を醸成し難く、資産効果と為替効果(円安)だけではブラックホール(各種デフレ圧力)から逃れられないとなれば、強力なアクセル(財政拡大)が求められるわけですが、マンデル云々に基づく間違った批判で邪魔をされては敵いません。

>グラフを切り貼りし、タイムラグだなんだのと詭弁をふるう

自力で「正解」を求める真摯さが足りない扇動者、「自説補強のリツイート芸人」はさらに悪質ですよね。

リフレ政策に対する誤解|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11820217356.html

私はデータを自説に合わせて都合よくデータを切り貼りするようなことはせず、学問に対する誠実性(真理を求め、「正解」を得たい欲求)を持っているので、上記エントリーにおける追加コメントの間違いをご指摘いただければ、それに説得力を感じた場合は主張を改めたいと思っています。「味方だと思っていたのに、攻撃するなんて酷い」などとは申しません(笑)。

>この種の虚偽の経済学には、さっさと別れを告げましょう。

付き合った覚えはありませんが、離婚するとします。「ああ言えば上○」のキベンテーターさんも、ここまで逃げ道を塞がれてはもはや改宗は叶わないでしょうが、マンデル・フレミング・モデルが有効でないとして金融緩和を否定する勢力がいないことに比べ、マンデル・フレミング・モデルが有効であるとして財政拡大を否定する勢力がいる以上、追撃の手を緩めてはいけません。

●アベノミクスを阻む「3つの狂った羅針盤」
一章:発展途上国向けに変更されてしまった供給優先の「マクロ経済モデル」
二章:本来の「最大概念の潜在GDP」ではない、新たな「平均概念の潜在GDP」
三章:浜田、原田、岩田氏らによる不公正な「MBと予想インフレ率の関係図」

上記を「知的発見!BOOKS」より出版されることを希望します。

ポルシェ万次郎 2014-04-14 07:47:30

2102ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:18:57
61. Re:Re:Re:無題 1/2

>山本博一(ひろ)さん

日付を跨いで何度も書いていますが、当該期間における実質金利の低下は、名目金利が反応していない以上、「プラスの財政効果(新規国債発行増→財政拡大)がマイナスの財政効果(消費税増税、アジア通貨危機)に及ばなかった」と解釈するのが自然でしょう。小渕政権や麻生政権に「大規模な財政拡大」などの印象を持つ方が多いですが、事前のショックと比べて規模が全然足りなかったというわけです。

そして事前のショックに対してだけでなく、バブル崩壊後の日本は慢性的に政府支出の総額が不足しています(下記参照)。

続 日本は世界一の緊縮財政国家|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11541471921.html
 政府支出の増加率(年平均ランキング) ※2000〜2010年
 http://hirohitorigoto.info/data/097_2_lb.jpg
 政府支出増加率と名目GDP成長率の関係 ※1990〜2012年
 http://hirohitorigoto.info/data/098_2_lb.jpg

別な視点からも繰り返しますが、名目金利が反応していない(主な理由はデフレギャップ、経済規模、対外純資産国)以上、「そこだけ切り取れば」相関があるように見える新規国債発行額と実質金利のグラフを基に、藤井聡氏の主張の信用性を貶めるようなことがあってはいけません。安倍政権の経済ブレーンらによる金融政策重視、財政政策軽視の思想にこれ以上加担すべきではありません。

●アベノミクスを阻む「3つの狂った羅針盤」
第一章:発展途上国向けに変更されてしまった供給優先の「マクロ経済モデル」
第二章:本来の「最大概念の潜在GDP」ではない、新たな「平均概念の潜在GDP」
第三章:浜田、原田、岩田氏らによる不公正な「MBと予想インフレ率の関係図」

今回の藤井氏は上記(当方作成)3つ目の「狂った羅針盤」にご立腹されているわけで、単純な学術論争に固執しているわけではありません。そうした「狂った羅針盤」を基に経済政策が歪められ、結果として実社会に大きな悪影響を及ぼすことを危惧されているのです。

ポルシェ万次郎 2014-04-15 04:45:02

2103ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:19:18
62. Re:Re:Re:無題 2/2

>山本博一(ひろ)さん

>我々は

>・金融政策のサポートなしでの財政出動
>・金融政策のサポートありでの財政出動

>どちらが効果的か?を言っているだけ。

>どうせなら100%財政出動の効果が発揮される後者の方が良いと思うのですが。

下記の通り、より整理してみました。私は【2】>【1】>【4】>【3】の順番でデフレ脱却に寄与すると考えますが、それは今回の主題ではないので無視するとします。

【1】金融緩和のサポートなしでの財政拡大メイン
【2】金融緩和のサポートありでの財政拡大メイン
【3】財政拡大のサポートなしでの金融緩和メイン
【4】財政拡大のサポートありでの金融緩和メイン

上記の【2】は【1】に優る、或いは【4】は【3】に優るという点で当然合意できそうに一瞬思うのですが、青木泰樹氏が「リップサービス」と喝破されていたように、リフレ派と目される経済評論家やブロガーなどは、日頃の発言からその「本気度」を疑われているわけです。そして彼らフォロワーが「理論的支柱」「私の師匠の〜」などとして仰ぐ、安倍政権に近い学者先生らの主張の不公正さが藤井氏によって露呈された今、我々と一緒に「マンデルフレミング増税阻止、リフレ派を討て!」の論陣を張ってもらえれば汚名返上、我々も過去のことは水に流して財政重視の「本気度」を信じることにします。

リフレ派に対し「リフレ派を討て!」を促すのは酷なので、「財政軽視および10%の消費税増税を許すな。マンデルフレミング増税阻止、旧リフレ派を討て!」辺りでどうでしょうか? 「ステージが変わった」の一言で乗り切れると思います。

マンデル・フレミング・モデルに基づく諸々の批判に反し、財政拡大に熱心な国の方が実質金利が低下して通貨安になっている「現実」が顕著に確認されています。ひろさんのブログの昔からの読者は、ひろさんがそうしたデータ「各国の政府支出増加率と通貨上昇率の相関グラフ」を作成、掲載してくれることを望んでいるのではないでしょうか? 自説に合わないデータを提示された際に無理な理屈を捻り出すのではなくて、現在議題となっている内容に沿ったデータのグラフ化こそが、ひろさんに求められている需要だと私は思っています。

ポルシェ万次郎 2014-04-15 04:45:51

2104ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:19:34
39. 好きなブログだったのに、このままでは「ひろのよまいごと」になってしまう……。

他所でレスをもらえなかった分は諦め、別な長文を下記の新規エントリーに投稿しておきました。

リフレ政策に対する誤解 (補足)|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11821426501.html

私も「マンデルフレミング増税阻止、リフレ派を討て!!」に賛同、早速使わせていただきました♪

で、本日は告発文の掲載か何かがあるのですか? 48日以内に裁判、「チャンネルぺらら」に番組改編とか?

ポルシェ万次郎 2014-04-15 05:35:04

2105ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:19:50
12. おはようペラちゃん リツイート中 1/2

>また、そもそもわたくしは一度たりとも増税に賛成したことがなく、
>10月1日以前はもちろん、それ以降も絶えず様々なメディア、
>講演、書籍で増税反対の言論活動を続けています。

はい。三橋氏は倉山氏以上の熱意と発信力で、デフレ期の消費税増税に反対されていましたね。

>唯一の急所を目がけて斬りかかって行っていたのが私と倉山塾の増税阻止の
>戦いでした。それを「チャンネル桜」の水島社長を使って止めにきた。
>何ひとつ危険の芽を見逃さずに木下は手を打ってきた。

ほかにも「国土強靭化の予算が欲しいから消費税増税に賛成した」みたいなデマを、彼らは平気で言っていましたね。ホント、「出典を示せ」と言いたいです。倉山氏はせっかく豊富な知識をお持ちなのに、思い込みが激しいのがいけません。

>木下次官「水島、倉山を何とかしろ」
> 水島社長「は、かしこまりました」

ぺらら「倉山先生は倉山先生、私は私です」
くらら「えー、先輩!」

私は上記の光景を想像してしまいました(笑)。倉山氏の好きな将棋にたとえるなら、受けなしの詰めろ状態ですね。今回は何からツッコミを入れていいやら迷いますので、しばらくコメント欄を眺めていたいと思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-15 10:36:39

2106ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:20:05
13. おはようペラちゃん リツイート中 2/2

●アベノミクスを阻む「3つの狂った羅針盤」
第一章:発展途上国向けに変更されてしまった供給優先の「マクロ経済モデル」
第二章:本来の「最大概念の潜在GDP」ではない、新たな「平均概念の潜在GDP」
第三章:浜田、原田、岩田氏らによる不公正な「MBと予想インフレ率の関係図」

「アベノミクスを阻む〜」というか、「デフレ脱却を阻む〜」ですかね。個人的にはこちらのトピックの行方も気になるところで、本日配信の下記メルマガがまた秀逸でした。

【藤井聡】ステージ・チェンジ! 三橋貴明の「新」日本経済新聞
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/04/15/fujii-85/

私も全てに同意するところで、「ネット上の反論らしきもの」に対し、似たような趣旨のコメントを下記に投稿させていただいたところでした。

リフレ政策に対する誤解 (補足)|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11821426501.html

それにしても三橋、東田、藤井ら三氏の「ジェットストリームアタック」が凄いです。序盤、中盤、終盤、隙が無い(http://www.nicovideo.jp/watch/sm20610514)と思います(笑)。

ポルシェ万次郎 2014-04-15 10:36:57

2107ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:20:40
77. Re:Re:Re:Re:Re:無題 1/2

>doildさん

>安倍政権の金融重視、財政軽視の経済ブレーンとは誰ですか?

今回の文脈からして、藤井聡氏も指摘されている浜田、原田、岩田の三氏のことを言っています。「経済ブレーン」が抽象的なら、「現在の安倍総理の経済観、安倍政権の経済政策に影響を与えている経済学者ら」と言い換えてもいいです。

>本田悦郎先生などは第2次補正予算を組むべきと言っていると聞いていますが。

この方の著作や発言を全て追っているわけではありませんが、前述の三氏らと比べ、「金融重視、財政軽視」とまでは言えない良い印象を私は持っています。

>昨年も13兆規模の大型補正を組んでますし、

はい。昨年の経済成長率をブレイクダウンすれば、大型とされる補正予算の寄与度が高かったことが分かりますね。量的緩和による資産効果はすぐに息切れ、民間投資は盛り上がらずといった印象です(下記参照)。

国民経済計算(GDP統計) 四半期GDP成長率の時系列データ - 内閣府
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2013/qe134_2/__icsFiles/afieldfile/2014/03/06/ritu-jk1342.csv

私は金融緩和こそがカンフル剤で、公的支出は恒常的にガンガン増やし続けろという意見です。

歳出(兆円):95.9 → 150.0(実は防衛費を2倍にする方がハードルは低い)
税収(兆円):50.0 → *40.0(消費税廃止分を−10兆円として単純計算)

量的緩和(日銀による国債やETFなどの資産買い入れ)もいいですが、上記の矢印右側のように新規国債発行の総額自体を増やし、実体経済に確実に回るような公的支出を最善と考えます。

政経アニメ「アイドル新党なでしこ!」 新幹線と高速道路の大整備計画を発表
http://www.zenkasya.com/profile/04_03.html#第27話Bパート

上記は私の書いたメモ書き、アニメ原案のプロットになりますが、この27話のBパートにて、日本の名目GDPを10年後に1000兆円、20年後に2000兆円、40年後に6000兆円にするための財政政策を書き記しています。興味のある方はどうぞご参照ください。

ポルシェ万次郎 2014-04-16 03:56:25

2108ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:21:05
108. Re:無題

>菊名さん

私は某所にて、リフレ派に対し「リフレ派を討て!」を促すのは酷なので、「旧リフレ派を討て!」を提案しておきました^^

本当に「リップサービス」ではなく、財政拡大の必要性を強く感じているのなら、ここで根性を見せろというわけです。

ポルシェ万次郎 2014-04-16 06:50:37

2109ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:21:21
「言論で戦え」という意見が多いようですが、何を争点にしようというのか当方には疑問です。財務省の「省是」が増税であることや、彼らが大臣をも取り込むだけの強大な力を有していることを否定する人はいないでしょうが、それに安倍総理が必死に抵抗したことを示す説得力のあるエピソード(出典)も未だ提示されておりません。総理が誰であろうが財務省には逆らえない、総理大臣より事務次官の方が強いことが「常識」であるのなら、消費税増税反対の運動そのものが最初から意味のないものになってしまいます。

・中野&東谷「安倍は竹中と浜田の影響を受けたネオリベ。消費税増税反対!」
・三橋&水島「そうかもしれんが、総裁選前の発言を信じる。消費税増税反対!」
・倉山&上念「ネオリベ的な部分を含め、断固安倍支持。消費税増税反対!」
・浜田&竹中「量的緩和は万能。消費税増税の影響は法人減税で相殺すればいい」
・WJFプロジェクト「三橋や水島は安倍がネオリベなのを知ってて応援している」

一番最後は余計だったかもしれませんが、各人の主張は概ね上記の通りだったように思います(敬称略)。

2110ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:21:37
さて当該案件、麻生大臣と三橋氏が懇意であることは周知の事実ですが、そういった関係を超越した「飼い主に忠誠を誓う御用評論家の見本のような人物」を裏付けるエピソードが、「麻生大臣の武藤推しに倣ったから」だけでは根拠が弱すぎると思います。とはいえ、この点についてはまだ「根拠の少ない論評」に過ぎず、名誉毀損とまでは言えないと個人的には思う次第です。宮崎正弘氏の言葉を借りるなら、「著者の主観が濃厚」「なかば強引に活写した評論」といったところでしょうか。

その他、三橋氏の発言「景気条項があるから増税は決まったわけではありません」は事実そうでしたし、真意は「だからまだ諦めるな。最後まで増税反対の声を挙げよ」だと解釈するのが自然なのに、どうして「非常に巧妙に邪魔をしかけてきました」となるのか当方には疑問です。こうした強引な解釈で前置きしたあとに、手のひら返しの麻生発言「増税は国際公約だ」「増税をしない理由はなくなった」を続けて結びつけるのですから、悪質な印象操作との批判は避けられません。

さらに、「自分たちの″飼い主″である麻生が増税の首謀者となるや、日ごろの言動をなかったことにした卑怯者集団です」については、これは事前の記述で当該従属性を証明する根拠が乏しかった以上、最後の「卑怯者集団」などは特に、「単なる論評の域を超えた人身攻撃につき、名誉毀損に相当する」と総合的に判断される可能性は高いです。とはいえ、作家が感情に任せて筆を滑らせることはよくある話なので、本件の過失割合は編集を担当した出版社側の方が高いように当方は考えています。

2111ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:22:22
今回の名誉毀損とは別途に言論で争う余地があるとすれば、それは「手のひらを返した安倍総理や麻生大臣への批判が足りない」ではありますが、自民党が下野しているときならまだしも、自分より一回り以上年長の総理や二回り以上年長の副総理らに対し、「一部の政策の相違からこれまでの関係性を全て壊してしまうのは得策ではない。諫言は生意気と思われない程度に留め、言論の力や若手政治家らとの協力により、関係を切らずに考えを改めさせたい」と考えるのは至極当然のことで、当方は三橋氏らに同情する立場であります。

「そうは言っても、そろそろ限界なのでは?」や「寝返ったが麻生に比べ、安倍は必死に抵抗した。なぜなら〜」といった論点ならあっていいと思います。しかしながら、そういった「言論」以前の問題として、「名誉毀損」を許すつもりはないというのが本件における三橋氏の主張だったのでしょう。「言論」をしたいのなら藤井聡氏に倣い、相手への礼儀を尽くして誌上討論への発展を狙うのがいいかもしれません。

最後に戦争の天才「ジーク・カイザー・木下! ジーク・ライヒ!」の運動について、顔の見えない役人へも責任の所在を明確にさせるという方向性には賛成するも、増税が「省是」の財務省にあって木下事務次官だけが異端ではないという点と、木下事務次官や麻生大臣に比して安倍総理を一切批判しない不公平への説得力に欠ける点において、画像のコラージュが下劣な点と合わせてやりすぎな感は否めません。そして戦い方が違うだけであったにもかかわらず、被害妄想からチャンネル桜とメール一本で決別したのは早計であり、大失敗だったように思います。

2112ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:22:39
101. Re:Re:Re:Re:Re:無題 2/2 [1/3]

>山本博一(ひろ)さん

>その財政出動の効果を最大限に発揮するために量的緩和はしっかりやりましょうと

もう一つの論点である供給制約による弊害、これを謳うのであれば「旺盛な公需−いくらか圧迫されるだろう民需=総需要の不足したデフレ期であっても全体として悪影響」であることを統計を使って証明することや、或いはある程度の理論的な説得力が必要となるでしょう。「リソースが公共事業に使われたおかげで防衛費増や公務員増、再分配政策(減税や給付)といったその他の財政政策に支障が出ている」、「リソースが公共事業に使われたおかげで金融緩和に支障が出ている」なら話は分かりますが、そうでないのだからマンデル云々に基づく財政拡大への批判や、それが弱いと見るや展開された供給制約によるリフレ一派による過剰な公共事業バッシングの方が私には理解できません。

>繰り返しなんども言っていますが、財政政策の効果を活かすために量的緩和が必要です

繰り返し何度も言っていますが、「財政拡大のサポートありでの金融緩和メイン」は「金融緩和のサポートなしでの財政拡大メイン」に劣るも、今回の論点はそこではありません。量的緩和は十分なほど行われていて、財政拡大(100兆円の新規国債発行)はまだまだ行われていないのが現状です。なので、異論がないなら「マンデル増税、狂った羅針盤増税、旧リフレ派増税に反対。レジェンドを討て!」にご賛同いただければ幸いに思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-17 08:29:56

2113ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:22:55
102. Re:Re:Re:Re:Re:無題 2/2 [2/3]

>山本博一(ひろ)さん

>だからリフレ派叩きをしても意味がありません

その「リフレ派」が「旧リフレ派」と袂を分かち、マンデル・フレミング理論等々に基づく財政軽視を一緒に批判してくれるのであれば話は別だとの趣旨を以前にも書きましたが、例のリツイート芸人……じゃなかった、新鋭の若手経済評論家が懲りずに下記原稿を自身のツイッターで紹介されていたのを見て諦めました。リフレ派叩きにはちゃんと意味があるのです。

公共事業が持つ景気抑制効果 第2の矢の再考を 原田泰 WEDGE Infinity(ウェッジ)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3650

「財政・金融両面から景気を刺激しようとするからいけないのであって、財政は何もせず、金融だけで景気を刺激すれば良い」、「それでも6割は金融政策が支えていたということは可能で、かつ、公的支出によって、他の需要項目が抑えられてしまっていた可能性がある」、「1990年代以降、政府支出の増大で景気刺激策を行ってきたときには、金融緩和をしていなかったので、政府支出の効果はほとんどなかった」、「公共事業を抑えておけば円安がさらに進んでもっと輸出が伸びていたはずである」、「不要不急の工事をすれば単価が上がって、他の必要な建設工事の妨げになる。第2の矢の財政拡大政策は再考すべきである」、「小泉政権下の金融緩和と緊縮財政の組み合わせという政策が成功したことを再認識すべきだ」、「財政政策の効果は小さい。金融政策だけで景気刺激効果があるのだから、財政政策を発動しなければ、財政状況は必ず改善する」、どう考えてもアウトでしょう。上記を読んでもまだリフレ派叩きに意味はないと言い続けますか?

思えば安倍総理が前回の総選挙のとき、第一次安倍内閣の実績として株価やプライマリーバランスの改善にばかり言及していたのを聞いて軽い危惧を覚えたものでしたが、リフレ派の浜田、原田、岩田ら三氏が及ぼす悪影響は予想以上に深刻で、政権からこれらを取り除く必要性を強く感じます。それから話は変わりますが、竹中平蔵はクビにするべきです。

ポルシェ万次郎 2014-04-17 08:30:40

2114ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:23:14
103. Re:Re:Re:Re:Re:無題 2/2 [3/3]

>山本博一(ひろ)さん

>債権の新規発行数が増加→円高になっているという事についてはdoildさんが提示されいる通りです

名目金利が上がっていない以上、財政規模の拡大が予想インフレ率を低下させたわけではないこと、実質金利を上昇させた主犯ではないこと、つまりは実質金利に反応する円高の原因でないことは何度も申し上げた通りです。たまたまその時期だけを切り取れば、予想インフレ率の低下要因である大きなショックが重なったに過ぎません。

>自国及び、他国がとっている金融政策によって為替相場は大きく変動しますので、
>財政と為替は単純に相関はしません

財政政策に対する誤解 〜マンデル・フレミング・モデル〜 2013年1月25日 島倉原
https://docs.google.com/file/d/0B7v9Marcd0HIbVNjdnRDYkZEV00/
(要googleログイン)

こちらでもグラフを出そうとしてずっと失念していたのですが、上記の10ページに掲載された「財政政策と為替レートの関係の検証(対象18カ国、測定期間1991-2009年)」をようやく再発掘できました。「積極財政国の通貨ほど安くなりやすい」と結論づけられています。どうぞご参照ください。

量的緩和だけでは株高や通貨安の「期待」はあっても、資産効果や為替効果だけでは実体経済への波及が弱く、各種デフレ圧力(デフレスパイラル)を押し戻すだけの力が足りない、時間がかかり過ぎるというのが三橋氏らの主張で、いや、財政軽視では時間をかけても恐らくデフレ脱却は無理だろうというのが私の仮説です。

以上を踏まえるなら、今後求められるのは「『金融緩和万能論』で政権に害をなす旧リフレ派ら老害を、『財政拡大も大事だよ』の真リフレ派(ネトリフ)は攻撃せよ! 『実質賃金引き下げ隊』らによるマンデル増税は断固阻止、レジェンドを討て!」ということだと思います。ついでに言えば、竹中はやはりクビにするべきです。

ポルシェ万次郎 2014-04-17 08:31:06

2115ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:23:32
7. Re:はじめまして

>藹鵠戦士さん 1/2

>世の中には財政政策無効論をとなえる人もいるそうですが、
>そんな人達と闘っておられる三橋さんを応援してきました

エキセントリック上念ボウイ……じゃなかった、経済評論家の上念司氏が「財政政策無効論」を唱える安倍政権に近いリフレ派の原稿(下記参照)を、自身のツイッターで昨日紹介されていました。

公共事業が持つ景気抑制効果 第2の矢の再考を 原田泰 WEDGE Infinity(ウェッジ)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3650

「財政・金融両面から景気を刺激しようとするからいけないのであって、財政は何もせず、金融だけで景気を刺激すれば良い」 「それでも6割は金融政策が支えていたということは可能で、かつ、公的支出によって、他の需要項目が抑えられてしまっていた可能性がある」 「1990年代以降、政府支出の増大で景気刺激策を行ってきたときには、金融緩和をしていなかったので、政府支出の効果はほとんどなかった」 「公共事業を抑えておけば円安がさらに進んでもっと輸出が伸びていたはずである」 「不要不急の工事をすれば単価が上がって、他の必要な建設工事の妨げになる。第2の矢の財政拡大政策は再考すべきである」 「小泉政権下の金融緩和と緊縮財政の組み合わせという政策が成功したことを再認識すべきだ」 「財政政策の効果は小さい。金融政策だけで景気刺激効果があるのだから、財政政策を発動しなければ、財政状況は必ず改善する」

ポルシェ万次郎 2014-04-17 10:31:05

2116ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:23:52
8. Re:はじめまして

>藹鵠戦士さん 2/2

上記の見解で一致する浜田、岩田、原田ら三氏による「金融政策万能論」が、安倍総理による消費税増税の決断を後押ししたといって過言ではないでしょう。彼ら「リフレ派」と戦う三橋氏や藤井聡氏を、藹鵠戦士さんと同様に私も応援しています。

>業務妨害が目的の卑劣漢でも言論で挑んできたら先に言論で返して
>相手の間違いをさらしてやるのが言論人としての礼儀じゃないでしょうか?

礼儀や作法、「言論で争う」以前の問題であることについて、「嘘だらけの倉山満氏(命名 by 下澤淳さん)」のブログ最新エントリー最下部(フェイスブック投稿欄)に私の見解を投稿させていただきました(下記参照)。

大学では教えられない歴史講義 見解 - 憲政史研究者・倉山満の砦 [4/16]
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=1219

私なりに精一杯倉山氏にも寄り添ったつもりでして、もしかしたら三橋氏や三橋氏を応援する人の見解とは異なるのかもしれませんが、よろしければご参照ください。

台湾「ありがとう日本」 台湾の独立性を主張する日本人に台湾人が涙
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1145.html

話題を本日エントリーの内容に戻しますが、上記はかなり前に放送された山際澄夫氏によるTVタックル出演時の動画ですね。日本と台湾が分断国家にされてしまったことが残念でなりません。

ポルシェ万次郎 2014-04-17 10:31:40

2117ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:24:24
19. Re:へええ

>へんなおっさんさん

>いくら金融緩和やっても円安にならないんだったら、
>1000兆円くらい刷って発行済み国債全部買っちゃえ

資産バブルが発生するからやるべきではありません。日本国内だけならまだしも、円キャリーが進んで世界中に飛び火、資源や穀物の価格も急騰して世界中から恨みを買います。

>藤井曰く国債いくら発行しても金利上がらないらしいし、国債1000円追加発行さ
>増税し無くったって公共事業やり放題。

「財源はデフレ」という言葉があるように、現在のデフレギャップが埋まるまでは財政拡大をしても金利は上昇し難いです。それらデフレギャップが埋まってなお、日本には世界一の対外純資産(国富)があるため、外貨を使って外国から供給能力を借りてくることも可能となります。なお、そんな現在の日本は、マンデル・フレミング・モデルが最も作用し難い国でもあります。

●2014年度政府予算案(左)と当方案(右) ※10兆円の消費税分は廃止で計算(億円)
社会保障関係費:305,175 → 500,000
文教及び科学振興費:54,421 → 100,000
国債費:232,702 → 240,000
恩給関係費:4,443 → 5,000
地方交付税交付金等:161,424 → 300,000
防衛関係費:48,848 → 100,000(防衛費対GDP比2%)
公共事業関係費:59,685 → 120,000(最盛期水準)
そのほか:92,126 → 135,000
計:958,823 → 1,500,000
-------------------------------------------
歳出(兆円):95.9 → 150.0
税収(兆円):50.0 → *40.0(実際の税収は逆に増えることが予想される)

なので、上記のように100兆円規模の新規国債の発行が理想と私は考えます。量的緩和だけだとハイパーインフレが発生する前に資産バブルを誘発してしまいますが、仰るような1000兆円の新規国債発行でもハイパーインフレに近い「スーパーインフレ」が発生するでしょう。何事もバランスが大事ということですね。

ポルシェ万次郎 2014-04-18 01:45:49

2118ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:24:40
23. Re:Re:Re:へええ

>rxtypeさん

>まさか、ポルシェ万次郎さんも円安にならないって思ってませんよね?

金融緩和をさらに進めれば円安になりますよ。確実に。ここからは私の「感覚」ですが、消費税増税というマイナスの財政効果(デフレ圧力)がなければ、さらなる異次元緩和で1ドル110円くらいにまで通貨を下落させても、資産バブル等々の弊害は見られなかったかもしれないと考えています。

動画はまだ視聴していないので文字起こしのみから判断いたしますが、三橋氏は消費税増税という多大なマイナスの財政効果(デフレ圧力)が発生しようとしている今、つまりは名目金利は変わらず期待インフレ率が下がって実質金利が上昇して円高圧力がかかろうとしている今、それら圧力を金融緩和だけで跳ね除けて1ドル105円くらいにまで通貨を下落させるのは無理がある、無理にやろうとすれば資産バブル等々の弊害が発生するだろうとの警鐘を鳴らしたいのだと推察されます。

別に日銀だけでなく、FRBやECBやBOEだって自国通貨を金融政策のみで下落させる手段を有しておりますが、では何故無尽蔵に制限なくやらないのかといえば、先に挙げたようなそれなりの弊害が発生するからにほかなりません。

ただ、さらなる異次元の金融緩和でハイパーインフレ(フローのインフレ)の懸念がないのは当然としても、それならばと1ドル105円に下がるまで為替効果を狙った金融緩和を進めたとして、実行の是非はともかく、私はまだ大きな弊害は生まないだろうと「感覚」で予想します。だから追加の異次元緩和を行うべきということではもちろんなくて、100兆円の新規国債を発行して自国の内需拡大に使えという意見です。

内需を拡大させればデフレも円高も株安も解消され、名目7%、実質5%程度の経済成長は取り戻せるでしょう。「1990年代以降、政府支出の増大で景気刺激策を行ってきたときには、金融緩和をしていなかったので、政府支出の効果はほとんどなかった。公共事業を抑えておけば円安がさらに進んでもっと輸出が伸びていたはずである。小泉政権下の金融緩和と緊縮財政の組み合わせという政策が成功したことを再認識すべきだ。財政政策の効果は小さい。金融政策だけで景気刺激効果があるのだから、財政政策を発動しなければ、財政状況は必ず改善する」などの阿呆な主張には真っ向から否定したいと思います。

ポルシェ万次郎 2014-04-18 09:40:35

2119ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:24:58
37. Re:今の時点で最重要なことは

>yamayuriさん

>今の時点で最重要なことは竹中、浜田氏との絶縁、
>および産業競争力会議の改組または廃止

●アベノミクスを阻む「3つの敵」 消費増税と「トンデモ経済学」
1.竹中ら「企業脳」に侵された「実質賃金引き下げ隊(価格競争力至上主義)」
2.浜田、原田、岩田ら「金融政策万能論」「財政軽視」に侵された「リフレ派」
3.上念、飯田、ブロガーら「口だけの財政有効論」を言う「リップサービス派」

上記のように整理すれば分かりやすいと思いました。

上念 司 @smith796000 ・ 21時間
『三橋氏がいつの間にか金融政策無効論者になってた件』
http://ameblo.jp/typexr/entry-11825699755.html

「リフレ派(レジェンド)→ヤングリフレ派→ネットリフレ派(ブロガー)」みたいな情報の流れや連携(自説補完および論敵叩きのツイート)がありますね。私もつい反射的にコメントを投稿してきてしまいました……。

「世界の日本に対するイメージ画像」を開いてみたら… 韓国だけが…
http://pirori2ch.com/archives/1808299.html
プライベートブランド商品も製造者記載義務化へ
http://www.watch2chan.com/archives/38341164.html

各種表示義務の強化が国産比率を高め、やがてはデフレ期に必要な物価上昇に寄与します。さらに、非関税障壁として1995年にアメリカの圧力で廃止された製造年月日の表示義務も復活させるべきでしょう。以前にも何度か書いていますが、30席を超える飲食店での産地表示義務化も急務かと。たとえばファミレスのレジ前やメニューに「中国産」とか書かれていれば、残酷な現実を目の前に突きつけてやれば、それだけで客は食欲を失くすため、自然と国産回帰の流れに繋がります。

ポルシェ万次郎 2014-04-18 19:38:12

2120ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:41:47
8. 量的緩和でマネタリーベースを何倍にしようが脱デフレは無理筋。新規国債発行で予算を1.5倍にすれば1年弱で確実に脱デフレが可能。

>わたくしが調べた限り、オバマ大統領が上記の質問を受け、
>「軍事力を行使するとは明言しなかった」という事実を報じたのは、
>ブルームバーグ紙だけです

基地外活動の人たちも、「軍事力を行使するとはっきり明言しないのなら米軍基地は要らない。有事に役に立たない軍隊は出て行け」とかやってくれるなら、そういった圧力を内外にかけてくれるのなら、彼らをいくらかでも応援できるのですけれどね。

治安のいい日本に住んでいる限り、犯罪に巻き込まれても警察が助けてくれるし、法を始めとする様々な秩序によって守られている安心感があります。しかしながら、それと同じように国連や国際社会、日米同盟が無条件に守ってくれると考えるのは誤りであると、日本国民はもういい加減に気づかなければなりません。

【TPP】米が自動車輸入目標要求 日本強く拒否
http://blog.livedoor.jp/jyoushiki43/archives/51949992.html

去年の8月にも書きましたが、アメ車と韓国車には「マイナス関税」をかけて小馬鹿にしてやればいいです。

朝日放送|教えて!ニュースライブ 正義のミカタ
http://asahi.co.jp/mikata/

明日は三橋氏も出演されるのでしょうか? それにしてもあの番組、パネラーの数をもう少し絞ってもらいたいですよね。せっかく東京から出張して臨んでも、頭数で割ると発言機会は減らざるを得ません。

MBS 劇場版公開記念!「魔法少女まどか☆マギカ」朝まで4時間SP - 東野幸治
http://video.fc2.com/content/20131031pTuhyPCg/

東野幸治氏はアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」が大好きなので、藤井聡氏らと共に楽屋トークでコミュニケーションが取れれば、本番の発言機会増に繋がるかもです。

トゥールモンド (Tout-Le-Monde) - 肥後橋-フレンチ [食べログ]
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27000275/
よし乃 (よしの) - 岡町-割烹・小料理 [食べログ]
http://tabelog.com/osaka/A2706/A270601/27001147/

大阪のディナーは上記へぜひどうぞ。大したことなかった場合は奥さんの分まで含めて私が全額払い戻しいたします。

ポルシェ万次郎 2014-04-25 11:36:09

2121ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:42:02
17. 移民には「高度人材」よりも「同化人材」を求む。日本国民としての連帯感が重要。安倍、竹中、浜田ら「実質賃金引き下げ隊」を討て! 1/3

>現金給与総額(ボーナス含む)は90年以前の水準を下回っているわけです

毎年給料の上がっていかない生活は本当に悲惨です。独身生活を謳歌している者は別として、安月給で女房、子供のために奴隷のように働いている身近な者を見て気の毒になります。

>日本経済は、日本国民の所得が実質的に高まり、豊かになり、
>国内の購買力が増大することで成長するべきだ

たとえば私も、関税撤廃により相手国の自動車産業を壊滅させ、一方的に日本車を売りつけるなどの「完勝」には抵抗があります。自国はもとより相手国の産業や文化も尊重し、それらを破壊しない一定の配慮を心がけたいものです。

自由貿易や市場原理を追求して上手くいくのならその価値観でも構いませんが、中間層に厚い内需立国の方が国家全体の経済パフォーマンスは高くなります。日本は経済規模の小さい都市国家とは違うわけですし、或いはゲーティッドコミュニティのような階層の分断は国柄にもそぐいません。アメリカ大統領の予約を断る天ぷら屋があるような国だからこそ、GDPで世界一を狙える潜在力があるのだと私は確信しています。

ポルシェ万次郎 2014-04-27 14:04:00

2122ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:42:19
18. 移民には「高度人材」よりも「同化人材」を求む。日本国民としての連帯感が重要。安倍、竹中、浜田ら「実質賃金引き下げ隊」を討て! 2/3

「実は移民政策とは経費削減対策なのだ」とは藤原正彦氏の言葉(今週発売の「週刊新潮」巻頭コラムより)。市町村の出す会報誌を読んでも収支改善の報告(アピール)ばかりで、政府や地方自治体は本来の目的を見失っていると言わざるを得ません。

『日銀理論を取り戻そう①』島倉原 AJER2014.4.25(5) AJERcast(無料)
http://ajer.jp/video/show/4473d3e7ef320b41cb6549cc45a820e1
『日銀理論を取り戻そう②』島倉原 AJER2014.4.25(6) AJERcast(会員限定)
http://ajer.jp/video/show/affd90e2de728677bc4a1a07678bfa16

動画の後半(会員限定)は必見! 今の日本の環境では、日銀の量的緩和によるインフレ期待などが期待できないことは当然としても、ささやかな資産効果のほかに為替効果(円安効果)もあることは私を含め多くの人が理解していて、しかしその割りに輸出が大して伸びていない、原発停止に伴うエネルギー輸入を差し引いても純輸出がプラスどころかマイナスになるのは何故だろうか、それはリーマンショック以降に外需が減退しているからだと理屈づけられていましたが、島倉仮説だと「橋本政権以降、政府支出抑制により名目GDPが横ばい。結果、利潤が見込めないことから民間投資も伸び悩み、生産性(輸出競争力)が慢性的に低下した」となるようです。

ポルシェ万次郎 2014-04-27 14:04:22

2123ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:42:35
19. 移民には「高度人材」よりも「同化人材」を求む。日本国民としての連帯感が重要。安倍、竹中、浜田ら「実質賃金引き下げ隊」を討て! 3/3

「企業の生産拠点が海外に移転した」とする論もやはり比重としては大きいようで、いずれにせよ日本国がその実力を存分に発揮するためには、現在のデフレからの脱却が急務となります。それこそ外国からお金を借りてでもやらなければならない「はじめの一歩」で、まあ、我が国の場合はわざわざ他所から借りなくていいくらいに有り余っているわけですから、さっさと新規国債を発行して予算を1.5倍にせよ(下記参照)、「日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え」を実行せよって思います。

●2014年度政府予算案(左)と当方案(右) ※消費税収は廃止で計算(億円)
社会保障関係費:305,175 → 500,000
文教及び科学振興費:54,421 → 100,000
国債費:232,702 → 240,000
恩給関係費:4,443 → 5,000
地方交付税交付金等:161,424 → 300,000
防衛関係費:48,848 → 100,000(防衛費対GDP比2%)
公共事業関係費:59,685 → 120,000(最盛期水準)
そのほか:92,126 → 135,000
計:958,823 → 1,500,000
-------------------------------------------
歳出(兆円):95.9 → 150.0
税収(兆円):50.0 → *40.0(実際の税収は逆に増えることが予想される)

公共投資を増やせとか言うとまた、「大きな政府」を嫌う「民間活力原理主義」や「企業脳」に侵された連中を相手にしなければならなくなるので、まずは「最盛期に戻せ!」というスローガンから始め、以降は名目GDPの成長と比例、或いはそれを牽引する形で適宜増やして行けば名目7%、実質5%程度の本来あるべき経済成長率を取り戻すことが可能となるでしょう。

ポルシェ万次郎 2014-04-27 14:04:39

2124ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:42:51
7. ♪移民 ヘイゾウ ワクワク試そうか 開け国家 今はもう 流れ着いたら パソナ(採用希望#パソナの重鎮) 1/3

>台湾と日本は、怖いほどに「安全保障上のリスク」を共有しているのです。

そこで以前にも何度か書いた「クラ地峡運河建設構想(http://chizuz.com/map/map48213.html)」ですよ。中東からのLNGタンカーがマラッカ海峡を通過する既存ルートと比べ、日本資本で建設するクラ地峡運河を通過する新ルートであれば、距離にして約800km、時間にして一日の恒久的な節約が可能となります。

>台湾の事例を知れば知るほど、「エネルギー安全保障」や「外国人労働者」
>について、軽々しく政策を進めてはならないことが分かります。

パソナの重鎮、カイザー竹中を一日でも早く退位させなくてはなりません。

さて、マンデル云々による財政軽視論が飯田砲と藤井砲によって粉砕された今、供給制約を理由に「財政拡大」から「所得移転」に目を向けさせようとする議論がコメント欄等々でも展開されています。私はさらなる「金融緩和」の代替としてなら給付や減税にも賛成な立場でして、モラル崩壊や利権云々の問題についても、高速道路一部無料化や消費税廃止や第三子以降出産手当てなら公平性を保てそうです。

介護職、全国平均月給を10万円近く下回る20万円で離職者激増へ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1795064.html
介護職の賃金、平均より約9万円低い 半数以上がサービス残業 全労連調査
http://www.watch2chan.com/archives/38437280.html

民間企業にベアを求める前に、政府が率先して介護報酬や診療報酬、公共事業の予定価格を引き上げるべし。

ポルシェ万次郎 2014-04-28 10:55:08

2125ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:43:24
8. ♪移民 ヘイゾウ ワクワク試そうか 開け国家 今はもう 流れ着いたら パソナ(採用希望#パソナの重鎮) 2/3

消費税5% 税込み100円→消費税8% 税抜き100円 こういう糞店増えすぎ
http://blog.livedoor.jp/jyoushiki43/archives/51950317.html
「税込200円だったコーヒーが増税で220円になってるんだけど?」
http://www.watch2chan.com/archives/38483473.html

賃上げを異常に忌避する「実質賃金引き下げ隊」も相当だが、値上げを「悪徳」と考えるこの風潮もデフレ大国の所以でしょうか……。事態は深刻です。

自民党、リニア建設に3兆6千億円無利子貸し付け案!! 2027年大阪開業へ
http://matometanews.com/archives/1681851.html

これについての論考は下記を再掲させていただきます。

▼▼▼

12 ■リニアは大阪まで繋いでこそ。

民間:効率性を重視。既存の路線と競合しないよう、収益性を考慮した事業計画
政府:冗長性に着目。施設効果以外の、国民経済全体の便益(経世済民)に期待

東海道新幹線という既存のドル箱路線(ライバルは飛行機だけの独占事業)との兼ね合いから、無理して競合する路線を推進する動機が薄い一民間企業のJR東海に対し、上記のように決して邪ま(利権誘導)ではない動機で関与したい政府の言い分を正々堂々と突きつけ、JR東海側が呑めるような条件の政府補助を折衝するのが正しいと思います。たとえば経世済民を理解している西田総理が中野剛志氏を派遣するだとか、政府側がそういった交渉のテーブルにつけるような環境にないことが、JR東海側がけんもほろろに工期短縮を断った原因と推察されます。

ポルシェ万次郎 2014-04-28 10:55:36

2126ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:43:46
9. ♪移民 ヘイゾウ ワクワク試そうか 開け国家 今はもう 流れ着いたら パソナ(採用希望#パソナの重鎮) 3/3

ヨーロッパではLRTの導入による鉄道の復権が既に始まっているわけで、これまで私鉄の活用によって世界屈指の鉄道網を構築した成功体験が却って油断となり、日本が公共交通機関や社会資本整備で世界の遅れを取るような将来を危惧しています。駅中ビジネスやサービスエリアは民間にガンガン開放すべきですが、鉄道路線の過度な効率化(赤字路線の廃止)や高速道路そのものの民営化に私は反対の意見です。たとえば大阪の御堂筋線を民営化する際にも、ほかの赤字路線を安易に切り捨てないような特約が必要となるでしょう。国家的プロジェクトを赤字か黒字かで判断するような思想には嫌悪感しか抱きません。

要するに、本来は採算性だけを追求するものではないはずの交通インフラが、こと鉄道に関しては日本はたまたま競争の原理で大成功してしまったため、採算性以外の多岐に渡る効用が無視されていることに疑問を感じるわけです。今さらJRを国鉄に戻せとまでは思いませんが、採算性を度外視できる半官半民のような組織の運営が難しいのであれば、国土計画という大戦略や社会資本整備に対する国民の理解、付随する法律等々でそれらを補完することが重要と考えています。

ポルシェ万次郎 2013-09-20 11:14:22

▲▲▲

11年ぶりモーニング凱旋の石川雅之、太陽の国と月の国の出会いと友情に捧げる『Tesekkur ederim』。あなたはエルトゥールル号遭難事件を知っていますか?
http://morning.moae.jp/news/1129

原発の話題で思い出したのですが、日本とトルコとの間の友情エピソード、今週発売の雑誌「モーニング」に掲載されていました。作画は『もやしもん』や『純潔のマリア』で有名な石川雅之氏です。

ポルシェ万次郎 2014-04-28 10:55:58

2127ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:44:05
4. ♪ぺららじ 師匠はハマダ ステージ・チェンジ リツイートなう 1/2

>今まで失業していた人がいきなり技術、体力、熟練が必要な建設工事において
>力を発揮することは難しいと思います

と言われましても、その一部の専門分野だけで建築物、インフラは建てられるわけではありません。熟練工や離職者らの残業や復職の動機に繋がるような労務単価の提示に加え、建設機械の購入意欲を刺激するだけの国土計画の提示(第六次全国総合開発計画)が政府からあれば、新規採用者を育てるまでの時間稼ぎは十分できるでしょう。

日本人の長所「問題を解決しようとする力」をようやくフル活用できるステージが到来したのです。努力が許される、ちゃんと作用する、良い結果へと繋がる環境は素晴らしい! 思うに、供給制約やマンデル云々による「公共事業費の過去水準回復」への忌避は、「間違って日本の景気が回復でもしたら、長期金利が上がって財政破綻する」などの破綻論者(小黒一正氏ほか)に似た本末転倒や矛盾を私は感じます。

>公共工事 入札不調、例年の2倍超 建材高騰・人手不足で
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140410/lcl14041010590001-n1.htm

記事には「建材高騰や作業員不足に対応できず、入札不参加が増えているため」とありますが、これは「従来のままの予定価格では建材や人件費の高騰に対応できず、採算割れを起こしているため」とするのが正しいように思います。そうであるならば、政府は民間企業にだけ「ベア」を求めるのではなくて、これら公共事業の予定価格以外にも、介護報酬や診療報酬に至るまで自らが率先して引き上げを行い、早期に問題解決を図るべきです(対策は前倒しで行われてはいる)。いつまでも「デフレ脳」のままでいてはいけませんね。

>資材高騰、単価高騰のため住宅投資が縮小する

元々「市場利子率>投資効率」なデフレ環境において、民間投資の自主的な回復など頼りにはできないでしょう。各種価格の上昇が民間の投資意欲の減退に繋がる「かもしれない」ケースは当然あるも、「財源はデフレ」という「総需要の不足」が続く以上、公需増と民需減の結果がトータルでマイナスになるようなことは絶対になく、さらにプラスマイナスゼロでもなくて、実質賃金の上昇や社会資本のストック効果も含め、必ずプラスの方向に作用します。デフレ脱却が遠のくだなんてことはあり得ません。

ポルシェ万次郎 2014-04-29 02:32:03

2128ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:44:21
5. ♪ぺららじ 師匠はハマダ ステージ・チェンジ リツイートなう 2/2

なので、「限られたリソースを公共事業にばかり使うおかげで、防衛費その他の拡充がままならない」などの制約でもない限り、「公共事業費の過去水準回復」を忌避する理由はないはずです。小渕政権や麻生政権のときにも同じことが言えますが、そもそも大して増やしてはいないでしょう。赤字国債にばかり頼らず、建設国債の発行増でも経済成長率や所得の上昇に寄与すべきと考えます。経済成長率が名目7%、実質5%を下回っているような結果は、私に言わせればいずれも失策です。アベノミクスも例外ではありません。

ただ、私はさらなる量的緩和の代替としてなら、給付や減税といった所得移転(再分配)にも賛成な立場でして、モラル崩壊や利権云々の問題についても、「高速道路一部無料化」や「消費税廃止」や「第三子以降出産手当て」なら公平性を保てそうです。デフレ脱却に寄与する順位としては、「財政拡大>所得移転>金融緩和」だと考えています。

つまり、こうまでデフレが深刻だと、金融緩和だけをしてもフローのインフレは進みませんが、所得移転であれば財政拡大には及ばないながらフローのインフレが進むため、上念司氏が言うような無税国家にはなれない(新規国債の発行増は物価や所得の上昇に寄与してしまう)というわけです。

>別に公共事業にこだわらなくとも、供給制約の縛りがなく財政出動が
>可能な分野は他にもありますので、手広く支出を拡大させることが
>デフレ脱却の早道だと思います。

先日エントリーのコメント欄にて、「日銀が100兆円規模の新規国債を発行し、政府が借りて、使え」というある程度具体的な一般会計予算案(総額150兆円)を投稿させていただきましたが、「気持ちは分かりますが……」などとして前向きな賛意は得られませんでした。結局「リフレ政策が上手くいっている」という誤解を解かない限り、何だかんだと理由を付けては避けられ、説得は難しいように思いました。「リップサービス」「理屈なき折衷案」などといった、青木泰樹氏によるリフレ派観は言い得て妙ですよね。

>更新しないとランキングえらい下がりますね・・・

クリックしておきましたよ。苦しい時期だとは思いますが、楽しみにしているので更新がんばってください。

ポルシェ万次郎 2014-04-29 02:32:25

2129ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:44:37
18. 「新詭弁派経済学」を打倒せよ! 1/5

Re.#6 月の猫さん

>現実に90兆規模の予算でさえ、「ばらまきだ。」
>「無駄な公共事業がー。」「国の借金がー。」など、相当の非難がありました。

私には、一時期ほど気合の入った反対の圧力を感じませんでした。毎度お馴染みの「国の借金○○兆円。国民一人当たり○○万円の借金」と同じで、当人らも惰性で政権批判をやっているような印象です。

>野党や、マスコミに騙されている多くの国民が「国の借金」の嘘を
>理解するために、粘り強く慎重に進んでいかなければなりません。

テレビ出演等々で論敵とバッティングしたとしても、地上波出演の際は特に「くたばれ財政均衡主義」で共闘してほしいものです。ただ、この期に及んで慎重に進めなければいけない理由が私には分かりません。「焦って逆効果になった。これまで積み上げてきたものが台無しだ」みたいな失敗例を全くイメージできません。ガンガンいこうぜ!

Re.#7 望月夜さん

>不況脱却時に供給制約を発生させないことは不可能だし、
>供給制約が発生させられないなら、そもそも不況脱却には不十分だ。

仰る通りです。そして「供給制約」とは言っても、需給ギャップが一部産業だけでも解消されていく望ましいプロセスにおいて、「従来の低賃金のまま供給を続けるには制約が出てくる」といった理解が正しく、繰り返しとなりますが、そうであるならば「公共事業の予定価格を上げることで解消可能な制約は多い」と素直に考えるべきでしょう。あとは民業圧迫だけではなく、所得上昇による民需波及の方により注目したいです。

先に需要があり、それを解決しようとする力が働き、あとから供給も増えていく……。そんな当たり前の経済成長を取り戻さなければなりません。戦後の焼け野原では、それこそ供給制約だらけでした。どうか効率を高める機会をお与えてください。供給を削る諸々の努力、生産調整やワークシェリングには皆な飽き飽きしています。

ポルシェ万次郎 2014-04-30 05:03:24

2130ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:44:55
20. 「新詭弁派経済学」を打倒せよ! 3/5

>Re.#11 血祭謙之介(NWD)さん

>すなわち、
>「2〜3年の短期間では、供給制約は解消出来ない」
>という認識を有していると解釈しても、よろしいでしょうか?

今はまだ、カネ(公共事業の予定価格引き上げ)で解決できない供給の制約はないという認識です。近い将来、「物理的に無理」といったカネで解決できない供給の制約を発生させないためにも、今のうちから労務単価のアップや長大な国土計画といったコミットメントの必要性を感じています。

>国債を発行するのは、『財務省』です。

はい。正しくは「日銀が通貨を発行し、政府が100兆円規模で借りて、使え」ですね。

>そこまでの新規発行を実施するのでしたら、更なる大規模な金融緩和を要しますね

大規模であるかどうかは別として、その時点の市中から集めるだけでなく、やはり「財金両輪」がベストだと私も考えています。

>現状としまして、上手く行っておりますが、あなたの、
>「リフレ政策」の定義は何でしょうか?

フィリップス曲線の考えに基づく最適なインフレ率についてを、インフレだとイメージが悪いためリフレーションと言い換えているのだろうと推察されます。それらインフレ目標を達成する手段として、金融政策に重点を置いているのが「リフレ政策」だとの理解です。

もともと日銀が掲げるインフレ目標(2015年4月にコアコアCPIで2%)の達成には2年のタイムラグがあるとのことでしたが、それ自体が遅すぎるとの不満はさて置き、昨年のGDP統計における金融政策の寄与度の低さやコアコアCPIの推移を見たときの進捗の遅れなどから、「失敗」「上手く行っていない」との判断が妥当だと考えています。

「これまでのマイナス1ポイントという低評価が、政権交代でどうにかプラス1ポイントに反転したくらいのイメージ。遊んでいないでさっさと10ポイント超えを目指せ!」というのが私の主張です。10年後にはGDPで1000兆円を達成し、20年後はアメリカを抜いて世界一となるためには、壮大な社会実験や自虐的とも言える低成長に甘んじているわけにはいきません。

ポルシェ万次郎 2014-04-30 05:04:20

2131ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:45:18
21. 「新詭弁派経済学」を打倒せよ! 4/5

Re.#13 山本博一(ひろ)さん

>と言われても、その分野が一番人手が不足しており、
>そこがボトルネックになっているわけです。

「少なからず供給に制約が発生してきている」「そこに解決すべき問題が生じている」という今の状況を、私は以前の状況より好ましく見ているのです。財政支出の増やし方が足りないという議論ならあり得ますが、「毎年増えていくべきものを前年度比で減らしてどうする!」というのが私の主張になります。

毎年増やしていくべき公共事業費を削れとは言わずに、ほかの産業分野へも支出を増やそうという考えなら共闘できそうですね。

>これって誰が言っているんでしょうか?
>本文ちゃんと読んでいますか?

特にひろさんや今回の本文への指摘ではありません。「財出がなければもっと景気回復した」「法人税を下げるために消費税を上げるべし」みたいな考えのリフレ派(レジェンド)が主犯で、彼らの弟子を自称する人やリップサービス的財政有効論の人、さらにそのフォロワーらは従犯だと考えていますが、財政政策に対してそれぞれ濃淡があることは理解しています。

>グラフ見ていないんですか?

「ちゃんと見ろ」とだけ返されるのは生産的ではありません。何故ならちゃんと見たうえで意見を述べているのですから……。ほかにも「もっと勉強しろ。ヒントは与えた(by 田中秀臣)」「私の学生なら不可をつける(by 池田信夫)」にも通ずるかもしれません。ああいうのは相手を説得する気があるのかっていつも思います。

>この一文で、供給制約と金利上昇によるクラウディングアウトを
>混同していることが分かります

「物理的に無理(国内に余剰技術者がいない、通貨発行余力が足りない)」ではない、「カネ(公共事業の予定価格引き上げ)やコミットメント(国土計画の発表など)で解決できる供給の制約」である以上、同じ文脈で語って差し支えないはずです。

>持論を垂れ流すのは結構なのですが、まずは人の意見を聞きましょう

他人のブログのコメント欄を大量コピペで埋め尽くすなどの行為に対してなら分かりますが、「持論を垂れ流す」とは言い過ぎではないでしょうか? 当方はエントリー内容に沿った意見を述べ、建設的な議論ができればと思い書き込みをしております。

ポルシェ万次郎 2014-04-30 05:04:44

2132ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:45:33
22. 「新詭弁派経済学」を打倒せよ! 5/5

>あまりに現実とはかけ離れた案なので、賛同はできません

我々は政治家ではないのだから、マスコミ受けや有権者受け、法案の成立可能性を考慮しなければならない政策部会(自民党なら政務調査会)での議論ではないのだから、まずは本来あるべきベストな政策を模索し、必要ならそのあとで実現可能性や政治論を論ずるべきでしょう。

「ベストな予算総額は150兆円だが、現実には120兆円程度が落としどころかも……」でも十分に意義があり、安倍総理に強い意志があれば編成も可能であったと考えます。「いや、それはどうだろうか」などの反論はあって構いませんが、その場合も核保有に関する議論と同様に、論ずることすら禁じられていては世論を背景とした政治への圧力とはならず、事態は一向に進展しないものと思われます。

>ただ、人の主張を曲解するのはやめてくださいね

1.今度は供給制約という理由を掲げ、公共事業そのものを削減に向かわせよう
2.公共事業はとりあえず現状維持として、ほかの支出項目を刺激してはどうか
3.公共事業は年々増やしていくべきだが、ほかの支出項目も刺激すべきだろう

上記なら私はもちろん【3】なので、ひろさんやほかの皆さんがせめて【2】であることを信じつつ、政権に害をなす【1】を一緒に打倒しましょうという提案をしているに過ぎません。断じて原田泰氏らとは考えが違うし、財政政策への理解も「リップサービス」ではないと仰られる場合は、我々と一緒に「リフレ派(レジェンド)を討て!」ということになります。

Re.#17 マーリンエンジンさん

>公共投資とは別に減税や高速無料化などの時限的財政政策もやればいいと思います

妥当な支出割合としては、兵器調達や公務員採用、各種投資といった確実にGDPにカウントされる財政政策が9割、交通量に応じた高速道路の無料化および割引(混雑税化)、消費税減税(廃止または「贅沢税」への代替)、少子化対策に資する直接給付(初婚手当て、式場代および国内新婚旅行の補助、第三子以降の出産祝い、米飯給食費無料化)といった所得移転政策が1割と私は考えています。

ポルシェ万次郎 2014-04-30 05:05:03

2133ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:45:47
44. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 1/6

Re.#23 血祭謙之介(NWD)さん

>現在でも、解決が出来ておりません

繰り返しとなりますが、かつてのように「解決すべき課題(供給制約)がない」ことの方を私は問題視しています。別な視点で語るなら、リフレ派の皆さんが白川前日銀総裁の金融政策に抱いていた不満と同じように、「やってるフリをするな。アクセスを踏み続けろ。市場にコミットすることが大事だ」と言えば分かりやすいかもしれません。

>賃金の上昇は市場に任せまして、

市場の動向に合わせ、或いは先を読んで公共事業の予定価格や労務単価を引き上げることが、入札不調の低下や国民総所得の上昇には不可欠と考えます。今は政府が受動的になるのではなく、能動的に牽引するくらいがいいでしょう。

>技能修得の為の費用の助成及び免除

これまで極端に(政策によって人為的に)減らしすぎたことへの対策、その他の失業対策としては賛成いたします。個人的には、比較的犯罪傾向の進んでいないA級施設(刑期8年未満の初犯刑務所)やYA級施設(26歳未満の少年刑務所)における、希望する被収容者全員が土建に関する職業訓練を受けられる体制作り、予算の拡充が効果的と見ています。

行刑施設への予算拡充は量的緩和や再分配の政策よりデフレ脱却効果が高いうえ、供給制約云々で批判される心配もありません。ああ、また別な財出忌避論が創作される可能性はあるかもです。

いずれにせよ相性は抜群(言語や慣習の違う外国人などより、建設業の社長さんが身元引受人になってくれやすい)だし、塀の中での有り余る時間を使い、懲罰のない模範囚には運転免許や各種資格を取得してもらうのがいいと思います。こうして受刑者に所得を稼ぐ力を養えば、必ず犯罪率低下にも劇的な効果が期待できます。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:07:20

2134ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:46:03
45. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 2/6

2007年2月22日付の読売新聞朝刊に、2005年に全国74の行刑施設を出所した3万27人を対象とした法務省のアンケート調査で、「職業訓練を受けたかった」「刑務作業は社会復帰に役立たない」といった不満の声が多数あったことを紹介する記事が実際にありました。法務省矯正局の話では、「高度な技術が身につく作業の確保が難しい」「希望する受刑者すべてが職業訓練を受けられる体制ではない」とのことでしたが、これらを職員(技官や法務事務官)の拡充によって解決すれば一石二鳥となるわけです。

実際、「カタギの会社に就職して年下の人間に偉そうに命令されるくらいなら、逮捕されるリスクがあっても元のシャブ屋の方が……」と考える受刑者の数は多いです。彼らに適切な職業訓練を受けさせない限り格差は広がるばかりですし、負のスパイラルは止まらないうえに、再犯率も下がりません。

結局、出所後5年以内に再収監される元受刑者の割合が50%近くにまで達するのも、「ムショ帰り→社会属性・職業スキルゼロ→負け組を自覚(金なし・職なし)→社会から承認されない→人生面白くない(不幸)→シャブ・窃盗→再収監」といった負の連鎖が原因だと私は見ています。

なので、出所したら即戦力となれるよう、塀の中でも大型車や重機を扱う職業訓練ができればいいと思っていました。元受刑者らの「『自分も世の中に存在していい』と確認できる承認の問題(by 中野剛志)」も解決されるでしょう。外国から労働者を連れてくる前に、国内に残されたリソースをまずは活用すべきですよね。

>思いっ切り成功しております

私には「元々の達成期限が長い。志が低い」というマイナスの補正が入っていることですし、「道半ばかもしれないが、失敗は言い過ぎでは?」くらいの抗議は想定しておりましたが、いやはや「思いっきり成功」ですか……。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:07:46

2135ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:46:18
46. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 3/6

>更に就業者数も増え、失業率が改善に向かっている事は、ご存じの通りです

昨年のGDP統計を細分化した際のそれぞれの寄与度を鑑みるに、財政拡大に転じないと目標達成は厳しいのでは、総裁を辞任させられるのではと危惧しております。資産効果や為替効果の観点から、金融緩和を頑張っていること自体はもちろん評価していますが、財政拡大をすれば数ヶ月でインフレ率2.0〜2.5%(コアコアCPI)には届くだろうにというのが、私の正直な思いです。金融緩和の「成功」を理由に財政拡大が軽視されるようなことがあってはなりません。

>どこから持って来た数字でしょうか?

私の完全な主観、雰囲気です。インフレ率等々を割合を維持したままポイント換算したとかの精密さはありません。

Re.#29 望月夜さん

>浜田のような金融政策原理主義者の代表格的な人間が、
>財政を軽視するのは論理的必然であり

仰るとおりで、一応決めつけはよくないと思い発言を追ってもみたら、案の定というわけです。

Re.#30 べてらんずさん

>マネタリーベースを異常(異次元)に増やすことに特段の問題がない以上、
>増やしている割には効果がない!というのも筋違いの批判です

実は私も、今のところはまだ「特段の問題がない」と考えています。ですが本質はそこではなくて、政権中枢に蔓延する「金融政策万能論に基づく財政軽視論」と、彼らを師と仰ぐフォロワーらの言論活動(リップサービス、建前としての消極的公共事業容認論)の方を問題視しています。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:08:11

2136ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:46:34
47. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 4/6

Re.#37-38 山本博一(ひろ)さん

>ならば、民間の建設需要が増えているのは理解されているんですよね?
>民需には期待できないと言っていたので見ていないのかと思いました。

ブログへは主に各種グラフのインプット目的で訪問させていただいております。なので、ちゃんと「見ている」のでご安心ください。

それから民間の建設需要「住宅投資」には復興需要や増税前の駆け込み需要、ささやかな資産効果による恩恵が「現在は」あった一方で、民間の「設備投資」という需要項目は依然乏しいことをもって、「民間投資の自主的な回復など頼りにはできない」とまとめて述べさせていただいた次第です。

>我々が公共事業を否定したいのではない事はご理解いただけましたか?

本気度に疑義が残るだけで、「そうした説明もある」ことは重々理解しています。

>野党時代ならばそれもOKなのかもしれませんが、今は与党なので。
>政策実現性を加味した議論をしなければならないフェーズであると思います

野党時代とは違い、「与党の大臣」や「税調の幹事」が政治的妥協を迫られることなら当然あるでしょう。彼らへの批判はケースバイケースで行われるべきですが、野党でも与党でもない我々一般国民や言論人に余計な制約は不要です。

>【1】は居ません。

【1】が実際に政権中枢に蔓延っているのです。浜田宏一氏や原田泰氏らがその筆頭で、親和性の高い皆さんも「リップサービス」を疑われていますよという話。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:08:35

2137ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:46:54
48. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 5/6

Re.#40-41 望月夜さん

>「消費増税があっても追加緩和があれば別にいいし、あんまり問題じゃないよね」

私もそうした風潮を危惧しています。同じものとしては、「財政出動しなくても追加緩和があれば別にいいし、あんまり問題じゃないよね」があります。それ故に私は、「マンデルフレミング増税」「リフレ派増税」「狂った羅針盤増税」などと言っているわけです。

>しかしひろ氏の考えでは、この家電の販売増は好ましくない、ということになる

加えてひろ氏や飯田泰之氏らは恐らく、「そのせっかく順調な民間市場に政府が介入するな」との思いが強いなのだと思います。ですが我々は、政府が一緒になって国営の家電メーカーを作り、市場競争に参加しろ、公金を使って介入しろと言っているわけではなくて、要は民間が志向する利潤や効用とは別な便益が政府の事業にはあるでしょうということですね。

個人的には私など、「地球人類にとって共通の災厄」である支那共産党が日本支配を画策する限り、彼らを無力化するまでは民間消費を犠牲にしてでも政府支出を増やし、戦争や災害に強い国家を目指すべし、富国強兵という大戦略にリソースを費やすべしと考えているくらい。もちろんバランスは考えないといけませんが、私は日本の愛玩用ロボットよりも、アメリカが本気で作る軍事用ロボットに敬意を表しています。戦後の供給能力が足りていなかった時期は別として、日本は軍事に関する輸出や研究予算を制限してきたことで、結局はイノベーション全体にとって足枷となっていたように思います。

研究開発(財政出動)で発生する技術革新、民間技術への移転を勘案すれば、兵器を自主開発しない、外国へ輸出しない、防衛費を対GDP比で1%以内に抑えるなどといった制約は、むしろハンディキャップにしかなりません。コンピュータは米軍のミサイルの軌道計算、インターネットは情報通信システム開発、カーナビはGPSといった具合に、元は軍事目的で開発されたものが民間へ技術移転した例は数多くあります。戦後の優れた技術者にしても皆軍所属であったし、禁止された航空機開発の技術が新幹線に生かされたのは有名な話ですよね。

さらに、お掃除ロボのルンバも元は地雷探査ロボットの応用ですし、雨どい掃除ロボットも無人軍用車両のキャタピラの技術と言われています。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:11:13

2138ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:47:10
49. ♪ハマダはツカサのパピヨン(要出典) 6/6

Re.#43 べてらんずさん

>財政出動の総額は、特に政治的に上限がありますからね

ですが、「供給(政治的な実行可能性)」に制約があるからといって「需要(言論による世論喚起)」まで無理に抑制することはありませんよね。数年前までは異端だった「国の借金○○兆円、何ら問題なし」のように、核保有や100兆円規模の新規国債発行(防衛費や公共事業費の倍増)や消費税廃止なども、現状では極端とも思われていても、誰かが言い出さなければ状況は変わりません。それは政治家ではない者の役割ではないでしょうか?

なので、防衛費対GDP比2%、公共投資対GDP比6%(妥当性については下記を参照されたい)のターゲティング(コミットメント)により、是が非でもデフレを終わらせる必要があります。

第1−3−17図 リーマンショック後の公共投資対GDP比の国際比較 - 内閣府
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je13/h05_hz010317.html
公共事業の動向(日本と主要国)※公的固定資本形成対GDP比(1960〜2012年)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5165.html

まあ、現在の緊迫した極東アジア情勢であれば、「自宅や事務所の防犯に隙を見せては、不要な犯罪を誘発してしまう。積極的平和主義という観点からも、地域における防衛費の相対的なバランスを考慮し、防衛費の大幅な増額を検討したい」くらいなら、安倍総理が発言しても大問題にはならないでしょう。私はむしろ公共事業悪玉論に打ち克つより、こちらの方がハードルが低いように思えます。

>困窮する人への再分配を強める財政出動

それでも可能な限り、給付にもインセンティブを与えることは大事ですけれどね。所得が必ず生まれる政府支出が最高位なのは当然として、直接GDPにカウントされない所得移転であっても、既に生んでしまった人たちへの「子ども手当て」より、これから生もうか迷っている人たちに与えるインセンティブ「第三子以降出産手当て」のような施策を当方は主張します。ほかには「高速道路の一部無料化および大幅割引き(混雑する首都高は逆に値上げ)」のように、需給の調整に心血を注ぐことが経世済民、政府の役割だと私は思います。

「自説を垂れ流している」と言われてはたまらないので、特に要望がなければ私の主張はこの辺りで終えたいと思います。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 15:11:33

2139ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:47:29
15. ♪ミツルはツカサのパピヨン

>米テキサス州の電力大手が破綻 負債総額4兆円超
http://www.asahi.com/articles/ASG4Z2J95G4ZUHBI009.html

本日エントリーはこの話題だろうと思っていたところです。古賀茂明氏や飯田哲也氏らが不快でたまりません。

安倍首相「日本はドイツが行った和解や謝罪の仕方をまねすることはできない」
http://military38.com/archives/37862108.html

朝鮮日報の元記事には、「インタビューに応じた安倍首相は『第2次大戦後の欧州とアジアの歴史は完全に違う』と述べた」とありますが、大戦前からの経緯や大戦中の行いからして、日本とドイツとでは性質が180度異なりますよね。何故なら共通するのは同盟関係にあったことと、戦争に負けた事実くらいですから。

実情としては、「あちらが先にデコピンで挑発してきたから、こちらもグーで殴り返した。結果、殴り合いの喧嘩になったが、勝負がついたあとも金属バットや鉄パイプで頭や腰を殴られ続けた」のが日本なので、裁判をちゃんとやり直してほしいくらいです。南北朝鮮や支那共産党とは戦争すらしていないので論外ですし、ほかの東南アジア諸国に対しても、彼らではなく彼らを遠方より支配していた異民族と戦争をしたのであって、これもやはり「アジアへの侵略戦争」とは単純に呼べません。侵略戦争ではなかったことについては、敵方の大将ですら議会で証言してくれていますしね。

供給制約についての誤解 その2|ひろのひとりごと
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11836338758.html

上記は上念司氏がツイッターで頻繁に紹介されている例の経済ブログ。私もコメント欄に書き込みしています。ああ、加勢しろとか言っているのではなくて、読み物に飢えている方はよろしければお楽しみください。ランキングが下降しているとのことで、クリックもぜひ。

ポルシェ万次郎 2014-05-01 17:24:36

2140ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:47:47
26. ペラネン 詐欺の子 詭弁な子 1/3

>我が国には集団的自衛権以前に「個別的自衛権」がありません

ここまでくると、日本国には広義の意味で「生存権」や「国家主権」が存在しないとも解釈できますね。現在の占領憲法の前文や九条も、「息をしてはならない」と書かれているようなもので、しかし全面改正(自主憲法制定)は書ける人材がいないし政治的ハードルも高いため、まずは「明らかにおかしい箇所の部分改正(前文については停止)」で国民的合意が取れればと私は考えています。

それから施光恒氏も本日のメルマガで触れられていた英語教育に関連しますが、日本の国連常任理事国入りの前に、日本語の国連公用語化を目指すべきでしょうね。日本語の話者は全世界で1億3千万人にのぼり、世界で上位8位につける大言語(フランス語の2倍近い)でもあるわけで、いきなり国連は無理でも、まずはアジア太平洋地域での公用語採用であれば、いくらかハードルは低くなると思います。母国語の保護も安全保障の一つと認識すべきでしょう。

あと、施氏の「頭の中でずっと『フロマン! タフネゴシエ〜ター、フロマン! ウォール街しゅーしん、フロマン!…』と替え歌が流れてしまって離れません…。」には同情いたします(笑)。以前にも書きましたが、私も「マンデルフレミング 供給制約」が頭を離れません。。。

ポルシェ万次郎 2014-05-02 17:18:27

2141ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:48:05
27. ペラネン 詐欺の子 詭弁な子 2/3

「海上自衛官」初の写真集発売 “歌姫”三宅由佳莉も紹介 - 2014/05/02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140502-00000315-oric-ent

海自だけを収録した写真集『国防男子』が発売されるらしいですが、昨年6月に「第二期三橋経済塾」で私が提言していたやつやん(下記参照)。時代がようやく追いついたか(笑)。

▼▼▼

今朝に届いたばかりの「三橋経済塾」からの宿題、早速ログインして初投稿してみました。

お題:貴方は防衛大臣から秘密裏に「安全保障強化のために防衛費増額のプロモーションをしたい」と依頼された広告代理店の社員です。日本国民の防衛費増額(特にGDP比1%枠突破)に対するアレルギーを払拭するための戦術を、三段階に分けてプランニングしてください。

・第一段階:「佐川男子」ならぬ「防衛男子」をプロモーション。イケメン自衛隊員の写真集やフィギュア展開までを視野に入れる。「韓流スター(笑)」に愛国心、徴兵の義務や必要性についてをテレビで積極的に語らせる。相関係数の高いだろう「防衛費の伸びとGDP成長率」をグラフ化し、「日本は防衛費(正確には政府支出全般)の伸びが世界最低だから経済成長しなかったのだ。常識を疑え! 節約は敵だ! 中国の数値を見てみろ」と、中野剛志氏がアシスタントにAKB48・大島優子クンを従え、オーロラビジョンを使った東京ドーム公演(講演)を行う。

・第二段階:「アベノミクス第三の矢」の規制緩和を「武器輸出三原則等の緩和」へと焦点をずらす、絞る。海難救助のためのUS-2型飛行艇、海賊対処のための巡視艇といった「兵器と連想し難いもの」の輸出からまずは始め、「首相のトップセールス(リーダーシップ)」「儲かる軍需産業(黒字化)」「調達コストの無駄の削減(合理化)」「大胆な発想の転換(構造改革)」「若者の雇用対策(福祉政策)」「デフレ脱却」といった、マスコミや主流派経済学的にもポジティブなイメージを全面に押し出す。

ポルシェ万次郎 2014-05-02 17:19:23

2142ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:48:24
28. ペラネン 詐欺の子 詭弁な子 3/3

・第三段階:防衛費増額の必要性を描いた娯楽性の高い政経アニメを地上波深夜とニコニコ動画で放送。次の参院選でやはり1議席も取れなかったであろう「幸福の科学」に総制作費5億円の拠出を提案、費用対効果を説明。アニメの最終回の作中で「もはや敗戦国ではない」と主人公(アイドル出身の女性総理兼憲法担当大臣)に語らせる。年間を通じた全51話のOPでは毎回「北斗の拳」であったようなナレーション(下記参照)を入れる。EDでは目から鱗の「三橋グラフ各種」を毎回1枚ずつ挿入、紹介。これが本当のクール・ジャパン戦略。

〜北斗の拳 ナレーション(声:銀河万丈)〜
199X年、世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。
しかし、人類は死に絶えてはいなかった。

〜国民経済の原則(声:幸福の科学声優・銀河万丈)〜
◆国民経済において、最も重要なのは「需要を満たすために供給する能力」である。
◆国民経済において、お金は使っても消えない。
◆国民経済において、誰かの金融資産は必ず誰かの金融負債である。
◆現代世界において、国家が発行する通貨の裏づけは「供給能力」である。
◆国民経済の目的は、「国民を豊かに、安全に暮らす」を実現することである。

ポルシェ万次郎 2013-06-28 10:50:33

▲▲▲

あとは「政経アニメ」が必要ですが、OP×2、ED×4、本編全51話の「紙芝居動画(各話8枚程度の静止画)」の製作を、年間を通じて(2+4+51)×3万円=171万円の予算で誰か引き受けてくれないですかね? CVは機械音声で、ナレーションやセリフは私が書きます。「クラウドワークス」で依頼すべきだろうか……。

ポルシェ万次郎 2014-05-02 17:19:42

2143ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:48:40
108. 血祭謙之介(NWD)さん

>金融緩和がこれ以上効果が無いのでしたら、
>「無税国家の誕生」

あなたの「経典」にそう書かれてあるので連呼されるのも仕方がないのかもしれませんが、#5で「つまり、こうまでデフレが深刻だと、金融緩和だけをしてもフローのインフレは進みませんが、所得移転であれば財政拡大には及ばないながらフローのインフレが進むため、上念司氏が言うような無税国家にはなれない(新規国債の発行増は物価や所得の上昇に寄与してしまう)というわけです。」と述べた通り、その必殺文句は適切ではありません。「政府の支出や所得移転でインフレに振れないのなら無税国家の誕生」であれば正しいです。

もう少し丁寧に解説させていただきますと、通貨発行権の行使(量的緩和)のみではストックのインフレには振れるも、そのささやかな資産効果が実体経済に及ぼす影響は微々たるもので、フローのインフレに振れるような支出や所得移転の財源のために行使される徴税権とは性質が違うし、代わりを行うわけではないという話です。政府が国民から集めた税金で資産を買っている場合のみ、金融緩和でその代替(無税国家)が可能となります。

別な言い方をすれば、「金融緩和だけを続けてもやはり効果は薄いのだけれど、資産バブルの誘発にだけは注視する必要がある。フローのインフレはもちろん、さらに進んだハイパーインフレなども全く心配する必要はないが、この場合ストックの行き過ぎたインフレについてのみがボトルネックとなる。なお、『日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使え』まで行う『金融緩和+財政拡大』ならともかく、『日銀が通貨を発行し、国債やETFなどの資産を買え』にとどまるのが『金融緩和』であるため『財源』に代替できず、故に『無税国家』とは無関係」ということですね。

主張すべきことは終え、あとは水掛け論に終始しそうだったので、本エントリーへはこれ以上書き込まないつもりでしたが、大事なことなので反論させていただきました。この、上念司氏などが好んで使う「もしも効果がなければ無税国家の誕生」云々については、むしろ「財政拡大(新規国債の発行増)」を訴える我々の側が使うべき決め台詞です。金融緩和でハイパーインフレ(フローの行き過ぎたインフレ)など夢のまた夢ですが、資産バブル(ストックのインフレ)には気をつけようという話でした。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 02:41:50

2144ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:49:01
6. 財政政策の必要性を嫌々ながらリップサービスで唱える「エクスキューズ的財政出動容認論」を討て! 1/4

山本博一(ひろ)さん

>国のシャッキンガー(棒)

もはやヤフーニュースのコメント欄ですら相手にされないくらい「シャッキンガー」の勢力は衰えましたが、「イミンゴー」や「キベンゴー」の跋扈は依然危惧されるところです。しかしながら、当方も本日エントリーのような内容には何ら異論はないので、「100兆円規模の新規国債発行」の必要性が極論と思われないくらい世間に浸透するよう、余暇時間を使いできることから啓蒙に頑張りたいと思います。

血祭謙之介(NWD)さん

>「公共事業マシマシ原理主義者」
>達を味方に付けておりますので(リフレ派との分断に成功)、

「純化路線はいけない。すぐに分裂するのは保守派の悪い癖」とか言いつつ、勝手に出て行ったのは「ジョネクラさん」の方でしょうに。

また、「誰よりもテレビや書籍や議会等々で消費税増税反対を発信してきた立場からすれば無念だが、消費税増税の決定によって実体経済へのマイナスが避けられないのなら、せめて政府支出増によってそれ以上のプラスとなる方策を考えよう」といった苦渋の考えに対し、彼らが財務省の味方についたと断定するだけの根拠を当方は感じません。

役人にも責任を取らせることについては賛成ですが、「木下を討て!」のキャンペーンや一連の悪質なコラージュ画像、あれは在特会のいわゆる「ヘイトスピーチ」のようなもので、心情は分かってあげたいが、チャンネル桜のような腐っても公共性のある放送局が一定の距離を置きたがるのは当たり前の話です。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 15:43:03

2145ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:49:16
7. 財政政策の必要性を嫌々ながらリップサービスで唱える「エクスキューズ的財政出動容認論」を討て! 2/4

それから前回エントリーの無税国家論、あなたの言う「金融緩和でお金の供給を増やしますと」の「お金」とは、岩田副総裁が言うように「マネタリーベース」のことですよね? 中央銀行による量的緩和はストックのインフレが進行する速度に比して、資産効果や為替効果を通じたフローのインフレの速度が微々たるものなのだから、自ずと限界は生じるというのが我々の主張です。たとえとしては、実体経済という名のコーヒーカップに金融緩和という名の砂糖を入れるだけではなく、財政拡大という名のスプーンで甘くなるまで(目的達成まで)かき混ぜたい心境、イメージとなります。

あとは無税にするとなると、税収減による足りない財源は国債発行で賄うことになりますが、これは「金融政策(日銀による量的緩和)」の範疇を超えています。ただ、当方のような消費税を廃止した分の財源も国債発行で賄えばいい、日銀が通貨を発行し、政府が借りて、使えばいいという「一部無税国家?」の論であれば、「それでインフレにならないなら、日本は無税国家になれる!」を主張していいでしょう。実際は新規国債発行による政府支出増で所得やインフレ率が上がるため、現時点でのデフレ状況と今後のデフレ圧力の分(インフレ余裕度=国債発行余力)しか、徴税の代替(無税国家に近い行為)は行えません。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 15:43:45

2146ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:49:36
8. 財政政策の必要性を嫌々ながらリップサービスで唱える「エクスキューズ的財政出動容認論」を討て! 3/4

●税の役割(当方作成。右記は見解)
・安定財源性:ただし、中央政府は通貨発行権という別な安定財源を併用すべきだ
・景気の安定化:消費税は「無慈悲な安定財源」。調整機能を持たない欠陥税
・所得の再分配:法人税や所得税の上限を上げるなどして累進性高めるべきだ
・懲罰的負荷:環境や健康や交通事情を害する需要を抑制。ガゾリン税、酒税ほか

―――――――――――――――――――――――――――
1988年(名目GDP:386兆円) | 2010年(名目GDP:482兆円)
―――――――――――――――――――――――――――
    法人税: 18.4兆円  |  *6.0兆円
    所得税: 18.0兆円  |  12.7兆円
    消費税: **0兆円  |  *9.6兆円
    相続税: *1.8兆円  |  *1.3兆円
    その他: 12.6兆円  |  *7.8兆円
===========================
    合 計: 50.8兆円  |  37.4兆円
―――――――――――――――――――――――――――

当方がいつも無税にする対象として消費税のみを例に挙げるのは、上記に羅列したような「税の役割」を考慮してのことです。徴税には財源を確保する「安定財源性」以外の目的があるため、たとえ日本が産油国になって政府の財政状況が好転したとしても、決して無税国家にすべきではありませんので念のため。消費税唯一の長所と考えられる「安定財源性」については、やはり国債発行で賄うのがいいだろうと考えます。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 15:44:31

2147ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/05/07(水) 00:50:08
9. 財政政策の必要性を嫌々ながらリップサービスで唱える「エクスキューズ的財政出動容認論」を討て! 4/4

asdさん

>増税のマイナス効果は金融緩和が緩和するから問題ない、とか、
>金融緩和で株価上げることで増税への抵抗感を薄めたりとか。

「小泉時代、緊縮財政を行っていれば景気はもっと回復していた」とかの原田泰氏による発言も同類で、そんな著者が書いた『若者を見殺しにする日本経済』を先々月、安倍総理が書店でわざわざマスコミに報じられることを意識して購入したことから察すれば、日本のリーダーの頭の中が構造改革や財政軽視(消費税容認)の考えに支配されていると断定することに、当方は何ら躊躇いを感じません。安倍総理の責任を過小評価する「木下万能論」とは異なり、このことには高い客観性や説得力があります。

べてらんずさん

>公共事業万能論者という国土強靭化の足を引っ張る連中が、
>増税を止めようとしてるリフレ派を攻撃してることによる誤解

仮に「詭弁派経済学(キベンジアン) vs 土建派経済学(ドケンジアン)」という対立なら、私は防衛費等々にも異次元の予算をつけろよとは思いつつも、圧倒的に後者の方を応援したいです。著名な「国土強靭化論者」はすぐに顔と名前が浮かび上がりますが、「公共事業万能論者」となるとどうしても思いつきません。当方のチェック漏れでしょうか? ただ、「公共事業万能論」というレッテル貼りを展開している著名人の顔であれば、不勉強な当方でもすぐに顔と名前が浮かび上がります。

リフレ派の大御所の人たちの「金融政策万能論」に基づく財政政策の軽視(消費税増税の悪影響の軽視)は論外として、ヤングリフレ派やフォロワーの人たちも内輪で大喜利をして遊んでいるようにしか見えません。ああいったキャンペーンは当人へのささやかな嫌がらせにはなるとしても、外への広がりをあまり感じないです。「やめろとは言わないが、年配の真面目な視聴者は却ってドン引きするだろうし、チャンネル桜が社を挙げて応援とかはできないよ」という至極真っ当なバランス感覚に対し、被害妄想に陥った後輩と共に暗黒面に堕ちていった残念な印象は変わりません。あなた方が今後「あいつは似非リフレ派だった」と言わざるを得なくなるような状況が、山本幸三氏以外のケースにも波及しないことを願っています。

ポルシェ万次郎 2014-05-04 15:46:50

2149ポルシェ万次郎 ◆Y5JICDib7k:2014/08/02(土) 01:50:13
三橋貴明ブログへのコメント投稿の備忘録@ポルシェ万次郎
http://ameblo.jp/p-manjiro/

コピペ保存に疲れたため、自分の他所への書き込みは上記ブログにまとめることとしました。
2014年5月以降を再掲しています。

2150スマトラ:2020/01/10(金) 20:31:55
 日立金属が苦境にあえいでいるそうだが、なんたらケンイチセンター長のせいだと思う。
ものすごくまずい科学技術戦略を広報に反映していて、ダイヤモンドが低フリクションだと
か宣う。砥粒加工学会はおかしいと声を上げないのか?


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