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ダンゲロス・アブノーマル 行動処理スレ

16たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:05:23
■キャラクター名
埴井ホーネット

■移動先
B2

■調教ターゲット
雁葉千波

■能力の使用
する

■シチュエーション

辺りを薄っすらとした夕闇が包み、下校を促す放送の余韻も消えた私立変態が丘学園。
正門から学園に侵入した魔人・埴井ホーネットは、膣内の蜂達を解き放ち、敷地内全域に散開させて一人目のターゲットを探させた。

間もなくそのうちの一匹が、校舎内で見回りをする風紀委員・雁葉千波を発見。8の字ダンスで埴井に知らせる。
(働き蜂は蜜源を発見すると、獲物の方向を仲間に伝える8の字ダンスを行うのだ!)

斥候蜂の舞踏を目にした埴井はその場でオナニーし、方々に散っていた蜂達を招集し、作戦会議を執り行う。
(蜂達はその非常に優れた嗅覚により、覚えこまされた埴井の出す蜜の匂いを察知し、その元へと集まることができるのだ!)

雁葉が1−A → 1−B → 1−C → 1−D → 2−A → ・・・ → 3−Dの順で規則正しく
見回りしていることを利用し、最後となる3−D教室で待ち伏せし、調教する作戦に決定。
ただちに作戦行動を開始する。

数十分後、3−D教室に足を踏み入れた雁葉だったが、教室の中ごろまで進んだところで、何者かに扉を閉められてしまう!
これは、すぐ下の階の階段そばで気配を殺していた埴井の仕業である。
また、これが合図となり、教室内のいたるところに潜んでいた蜂達が少女に襲いかかる!

小学生に対し蜂に立ち向かえなどと誰に言えようか。
恐怖に駆られた雁葉は扉に飛びつくが、いくら力を込めても開かない。埴井が廊下側からガッチリとガードしているためである。
その間に少女に肉薄していた蜂達は、あるものは服の中へ、あるものは素肌部分へと殺到し、調教を開始する。

旋毛を、耳腔を、口腔を、首筋を、脇を、指を、乳首を、臍を、淫裂を、尻を、太腿を、土踏まずを、その他あらゆる箇所を犯す蜂達。
少女は叫び声を上げながら、首を振り、腕を払い、足を蹴り上げ、蜂達の凌辱を拒むが、それにどれほどの効果があろうか。
廊下まで響く少女の拒絶の言葉を聞き、埴井は調教が開始されたことを確信。
彼女も教室へと入ってゆく。

少女の悲鳴がこだまする教室で、埴井は自身も蜜を滴らせながら、人と蜂のまぐわいうっとりと見つめる。
雁葉は恐怖渦巻く心の中で誇り高き姉のことを想い、助けを求めるが、もちろん現実は非情である。
少女を悪夢―あるいは、淫夢―から救い出す者は、遂に現れなかった。

やがて少女の悲鳴が甘い喘ぎに変わるころ、少女が自慢の姉から譲り受けた純白の衣は、少女自身の蜜でぐっしょりと濡れていた。
いつしか少女は、姉を想えば想う程、相乗的に快楽も増すことに気づく。
べとべとに汚れたドレスにも、穢れを知らぬであろう姉の姿が重なり、少女は愛しさすら感じていた。
少女の中に、最早『萎』を甦らせ世の変態性欲を駆逐しようという使命は存在しなかった。
ただただ、快楽を貪りたいという欲求のみがあった。

完全に『堕ちた』少女を見やり、埴井は、調教の成功を悟る。
しかし、彼女の戦いは未だ始まったばかりである。てらてら光る蜂達を連れ、教室を後にする埴井。
残された少女は、姉の名を呟きながら己を慰め続け、快楽の底へと沈んでいった。

哀れな少女の姉が最愛の妹に襲われるのは、また別の話。  <終>

17たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:05:35
■キャラクター名
夢野 鮪

■移動先
D2

■能力の使用
能力使用

■シチュエーション
交番の前まで夢野鮪は移動していた。
夢野の能力は相手の望む存在を知り、望む存在に変身する能力の持ち主である。
その能力を応用して周囲の人間の情報を手に入れることなどたやすい事だった。
夢野が周囲の人物の情報を感じ取った限り、真の意味で性に嫌悪を抱いている人間はそう多くは無い。
自身の良心と性癖に悩む者ばかりであった。
「自分の性癖に悩んでいるのなら私が答えよう」
夢野は高らかに宣言した。
そして、夢野は自身の能力を発動させる。
二度と悲劇を生ませないために。

18たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:06:02
■キャラクター名
錐希美

■移動先
移動しない

■調教ターゲット
万罪

■能力の使用
万罪に能力使用

■シチュエーション
万罪の前に女が一人
赤いチェックのスカートがヒラヒラ揺れている

ゴクリと喉を鳴らすと、おもむろにO野ツーのパンツの匂いを嗅ぐ
口元を歪めると背後に観音様が現れた
観音様の剛腕が唸り、女は吹っ飛んでいった

「さてさて、何が起こるかな…?」

だが、異変は万罪に起こる
下腹部に鈍い痛み…大量の血が溢れていた

アァ…アアアアアーー

声にならない悲鳴
女が近づいてきたことも気づかない
チャックが下がり、2つに分かれたソレが顔を出す
異常な状態にもかかわらず見事に勃起していた

「うわー、大きい♪」

穴に吸い込まれていく
激痛、絶望、虚無感、そして…わずかな快感
何も考えられない
女にされるがまま…万罪は射精した


「ふふ…ちゃんと履けた」
女が股関をいじっている
不思議と血も痛みもなくなっていた
「大事なモノなんでしょ?」

O野ツーのパンツ、その足が出るところから2つになったソレがでている。
上手く結んだようだ

「私のも履かせてあげる。」
女は自分のも脱ぎ、同じようにソレに結ぶ
ムクムクとまた大きくなってきた

「もう一回する?」
女がニッコリ笑う
万罪は大きく頷いた

19たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:06:18
■キャラクター名
霧咲紅刃

■移動先
B2

■調教ターゲット
埴井ホーネット

■能力の使用
使用する

■シチュエーション
 少女――埴井の肉体に固い異物が挿し込まれる。
 異物は少女の肉を割り、ずぶりと沈み込む。挿入された部位からは一筋の血が流れた。
「あぁっ、ぎぃっ……」
 これまで何者も触れることの無かった部分への感触に、彼女は激しい苦痛と異物感に喘ぐ。
 獲物である少女の苦痛に歪む顔に、紅刃の表情も愉悦に歪む。
 そして彼女は少女に挿し込んだもの――ナイフの刃で傷口を抉るように捻る。
「きぃゃあぁぁあっぁ! やめて、もうやめて!」
 少女の悲鳴と溢れる鮮血に紅刃は更に愉悦を深め、刃をはしらせる。
 刃は肉を裂き、骨をも裂き、深く大きな傷口を作り出す。
 しばらく少女の肉体を突き刺し、引き裂き、抉り続けていた紅刃だったがやがて満足でもしたのか。その刃をゆっくりと埴井の肉体から引き抜いた。
 紅刃は愛用のナイフの刃を軽く舐めた。口中に感じる血の独特の味と香りに思わず恍惚としてしまう。これまで彼女を切り裂いた感触で昂ぶっていたこともあり、それだけで絶頂に達しそうになってしまう。
「もう、やめて……」
 紅刃は埴井から漏れる力無い言葉にはたと我に返り、くすりと笑みを浮かべた。
「ふふっ、見て御覧なさい」
 そう少女に先程までナイフで弄んでいた部位を指し示す。
 生涯消えることのない深い傷跡を残すだろう彼女の傷は、まるで悪い夢でも見ていたかのように。
 残されたのは辺りに漂う自身の血の香りと、先ほどまでの苦痛の余韻のみ。それらも相まって彼女の思考を鈍くし、彼女を取り巻く現状から現実感を失わせる。
 どこか茫洋とした彼女を安心させるかのように紅刃は微笑みかける。
「大丈夫、いくら刻んでもすぐに治してあげるから……すぐにあなたも切り裂かれるのが楽しくなるわ」
 そう言って彼女の鮮血のように赤い唇が妖しく弧を描き、再びナイフを少女の肉体に挿し込むのだった。

20たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:06:31
■キャラクター名
クオリア・コンタクト

■移動先
B4

■調教ターゲット
アツロウ

■能力の使用
する 対象:アツロウ

■シチュエーション
おもむろに懐から眼鏡を取り出したクオリアは、その眼鏡を自ら装着した。
「自分で眼鏡をかけるのは実に半月ぶりだ……」
ほんの少し鼻の頭から浮かせた時点で、既にクオリアは少し達している。
そのまま外した眼鏡の弦を舌で執拗に舐め回しながら、
「ふほぉぉぉぅ!しゅごい!形状記憶合金しゅごぉい!」
快楽に溺れ、理性を失ったクオリアの顔は同性さえもその性癖の虜にしてしまうようだった。
「のほぉ!でる!フレームがおちんぽ汁記憶しちゃうよぉ!ザーメン眼鏡生まれりゅ!出産しちゃぅぅぅぅ!」
眼鏡に白濁液が降り注ぐ。
それはもはや眼鏡の形をした精液といっても差支えないレベルに染め上げられていた。
そしてその眼鏡を再び装着しながら、クオリアはゆっくりとアツロウに微笑みかけた。
「ふぅ……やあ。君もやるかい?おすすめはやはり形状記憶合金フレームだが、初心者にはプラスチックも悪くない」

21たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:06:48
■キャラクター名
架神恭介

■移動先
D4

■調教ターゲット
貝開院 くぱ

■能力の使用
常時使用中

■シチュエーション
 土手から走り下ってきた架神は生い茂る草の中へと身を躍らせた。
「うわああい! 女子高生がこんなにいっぱいいる! うわああああい!!!!」
 だが無論、女子高生の草たちが架神の体を受け止めてくれるわけもなく、彼は顔面から地面へと激突し、目を回しながら鼻血をぶちまけた。だが、
「ひゃああああ! こんなところにも女子高生があああ!! くんか! くんか! ぺろぺろぺろぺろ」
 彼は直ちに地面へ頬ずりすると、大地を舐めまわし始める。
「ひゃああん、さっきの女子高生の一撃すっごい痛くって女子高生だったよおお。最高だあああ。わあああい、僕の鼻からもたくさん女子高生が出てきたよおおお、ぺろぺろぺろぺろ」
 誰がどう見てもキチガイの奇行である。だがそんな彼の背後では、この状況を興味深げに見つめる一人の女子高生の女子中学生の姿があった。
「な、なんやこれ……。変なオッサンの女子高生が、女子高生の草に絡まれながら、女子高生の大地とペッティングしとる。……というか、うちも女子高生や! 女子中学生なのに女子高生や!」
「はうう〜?」
 架神恭介は人の気配に気付き面を上げたが、その直後、
「はわわー! 女子高生の女子中学生が女子高生たちに囲まれてレズしてるよ〜〜、はわわ〜〜!」
 と、なにやら訳の分からないことを叫びだした。彼には、身の丈まで伸びた雑草の中に佇む貝開院くぱの姿が、無数の女子高生に囲まれて肌を擦り寄せ合う女子高生のペッティングに見えたのである。興奮した架神は喜悦の叫びと共に辺りを転げ回った。
 そして、言われてみて、くぱもその状況にはたと気付き、
「う、うちは……いつの間にか女子高生とレズっとったんか!」
 気付いたからには、彼女の中にもムラムラと性欲の波が押し寄せてくる。
「ひやああああ!!!!」
「はわわわわ!!!」
 そうして、貝開院くぱも無数の女子高生の草と、女子高生の大地とペッティングすべく、叫びながら転げまわったのである。
 だが、無論、架神恭介の能力『インフィニット女子高生』の効果を受けたのは彼女だけではない。彼女の使役する式神『裸軍』も同様である。全裸の御先祖様たちは自分たちが全裸の女子高生であることに気付き、歓喜し、直ちにくぱと架神に襲い掛かった!
「ひゃあああああ!!!! 僕の女子高生の一物が! 女子高生のオッサンのオバケに咥えられてるよおおおお!!!! もうらめええええ!!!!!!」

22たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:08:51
■キャラクター名
織原夕美子

■移動先
B5

■調教ターゲット
慈衛恵

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
慈衛恵調教SS『好き好きJK料理』

「う、うう……」

姦崎電波の呼びかけにより集結する変態達と全国風紀委員連合との、決戦前夜。
JK教教祖、慈衛恵は今――自宅のベッドの中、戦わずしてリタイアの危機に瀕していた。

「女子高生……女子高生……」

彼女の状態は、喩えるならば遠足の前の晩……
興奮のあまり寝付けない小学生のようなものだと考えてよいだろう。

見渡す限りの神聖な女子高生達の群れの中に飛び込んで、
飽きることなく永遠にレズセックスし続ける――
姦崎電波からの以来を果たすことで、狂人の妄想じみたこの野望に、
現実に(幻覚なのだが)手が届くというのだ。
その妄想だけで、もう何度達してしまったか分からない。

「じょ、女子高生……」

慈衛恵の頬はげっそりと痩せこけ、ベッドに横たわったまま虚ろな目を空中に彷徨わせている。
それでもなお口を衝いて出る単語が『女子高生』である辺りが、
JK教教祖としての執念の凄まじさであろうか――

無論、他の恐るべき変態達も同様の依頼を受けている以上、
願望の実現を妄想しての激しい自慰程度は、慈衛恵と似たり寄ったりの状況のはずだ。
しかし今回は……何故か彼女の体調に限って、この惨状である。

――何故か。

「こんばんは、織原です。大丈夫ですか? 慈衛先輩」

玄関の扉をノックする音が聞こえた。
恵はその声に我に帰ったかのように鋭く反応し、
苦痛に喘ぐ表情を無理やり引き締めた。
あとパンツを穿いた。

「はぁ、はぁ……お入りなさい、夕美子さん」

本当は家の中どころかベッドの中にも入ってきて欲しいのだけど。
そんな事を考えつつも、声の主に向かって返事を返す。
織原夕美子。JK教の教団員ではないが、希望崎学園の後輩だ。

即ち、女子高生なのである――
それだけでせっかく穿いた恵のパンツは再び湿り始めるのだ。

「慈衛先輩……みんな心配していますよ。
 風邪か何かでしたら、おくすり買ってきますけれど」

「い、いえ。たいした事ではないのよ……!
 ちょっと疲れが溜まっただけで……はぁ、はぁ」

「でも、凄くはぁはぁ言ってますよ……」

疲労ではない。興奮しているのだ。
夕美子は買い込んできた食材をしまうべく台所に向かいながら、話を続ける。

「慈衛先輩、一人暮らしなんですから何かあったときには頼っていただいても……
 ほら、まだ鍋ものは残ってるみたいですけど、
 食べものだってそんな体調では作れないでしょうしって何だこれ――ッ!!?」

23たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:10:35
>>22続き

ふと鍋の中を覗いた夕美子であった。
中には大量のパンツや靴下――無論女子高生のそれである――が、
ぎっしりと詰め込まれて煮こまれていたのだ。

「え……? 別に普通よ……
 女子高生の下着を女子高生の唾液でじっくりと煮込んだ、JK教の聖餐なの」

「完全に変態じゃないですか!!
 というかこんなのしか食べてないから倒れたんじゃないですか!?」ガビーン

「た、確かにあのテレパシーを聞いてからそれしか食べてない気がする……」

そう……あれからというもの、恵は柔らかく煮こまれた下着を毎食むしゃむしゃと食べる事で、
よりリアルに妄想を肥大させてきたのだ。
本人だけは気づいていないが、これは体力の消耗どころではなく、栄養失調の域である。
(慈衛恵は、女子高生のパンツで栄養が取れると本気で思っている)

「……いけません。
 慈衛先輩……! こんなものばかりを食べていたら、あなたはダメになります」

鍋に視線を落としていた夕美子が、冷たい目でベッドの恵を見た。
嗚呼、美少女女子高生――快感のあまり恵はビクビクと痙攣しながら答える。

「はぁ、はぁ、何を言っているの夕美子さん……はぅあ!」

女子高生のパンツは、彼女に取って最上級の高級食材だ。
まさに至高の美味。それを否定されることは、彼女自身の信念を……
女子高生を否定される事に等しいのだ。

「やれやれ、こんなパンツをうまいと言っているようじゃ、
 あなたが本当に女子高生フェチなのかも怪しいもんだ」

「!」

「……、よろしいですか、慈衛先輩。どう言い繕おうが、これは単体ではただの……布です。
 こんなものに栄養価はありません。あなたが食べているのはただ『女子高生のパンツ』という情報に過ぎない。
 味も分からないのに、ブランドの名前だけをありがたがる食通気取りのようなもの……!
 ここにあるのが本当は全部、女子高生と偽った中年男性のパンツだったとしたらどうしますか?
 どちらも同じ布……先輩は女子高生と中年男性の味の違いが本当に分かりますか!?」

「そ、そんな! JK教の聖餐に、JKの下着を食べるのは当然じゃない!!
 じゃあどうすればいいっていうの……!!」

「明日またここに来て下さい。
 こんなまがい物じゃあない、本物の女子高生の味をご覧に入れますよ」

それだけを言い残して、織原夕美子は慈衛恵の部屋を後にした。
一体、女子高生のパンツを食べるという極めて常識的な行為の何が彼女の気に障ったのか……?
本物の女子高生の味とは一体なんなのだろうか?
恵にとっては不可解なことが多すぎのだが……

「はぁぁ……はふぅ……」

それでも筋金入りの変態である彼女は全く懲りる事などなく、
今しがたの夕美子の視線をオカズに、再び体に鞭打って自慰に耽るのだった。

24たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:11:00
>>23続き

そして、翌日――

「おいしい! おいしいよ夕美子さん!」

「よかった、お口にあったみたいで。
 手っ取り早く栄養を取るには、少し重めのメニューでもいいかと思って……
 お肉をすき焼き風おじやにしてみたんですよ」

ベッドの横で、織原夕美子が天使のように微笑んだ。
彼女の手製の料理の味は、なるほど、確かに自分の作った料理とは雲泥の差だ。
そして、今まで主食にしてきた女子高生のパンツと比べても――

「おいしい……。
 なんでだろう、夕美子さんが作ってくれたってだけで、牛肉のはずなのに初めて食べる味のように思えて……
 ふふっ、なんか美味しすぎて涙が出てきちゃった……これ本当に牛肉?」

「あはは。まだまだおかわりは沢山ありますから、遠慮しないでくださいね?」

彼女の料理の何がここまで、恵の心を震わせるのだろうか。
肉の味が違うからだろうか……否。
――そうではない。

(……分かったわ)

夕美子の言う『本物の女子高生の味』とは、まさにこれだったのだ。
女子高生が真心を込めて作る料理、それこそがJK教に本当に相応しい聖餐だと……

彼女はきっと、そう伝えたかったのだ……!

「ねぇ、夕美子さん……あなたも変態が丘へ行くんでしょう?
 お願いが一つあるの……」

「なんでも聞きますよ、先輩のお願いなら」

「えっ!? じゃあ私とレズセッ……いやいやそうじゃなくて、
 是非JK教の料理人として……私と変態仲間になって欲しいの」

「へ、変態仲間……ですか? わ、私……そんな変態性癖持ってませんし、
 全然普通だと思うんですけど……でも……」

“続いては、本日未明、希望崎学園構内で相次いでバラバラ死体の一部が発見された事件です。
 現在被害者の身元は明らかになっておりませんが、
 警察の発表では、特徴から16〜18歳程度の少女であると推――”

話しつつも、さりげなくつけっ放しになっていたテレビのスイッチを切って、
織原夕美子はにっこりと笑う。

「すごく面白そうですよね。
 色んな食材(ひと)達が集まるって聞きますし――」


この時期を境に、単なる胡散臭い新興宗教に過ぎなかったJK教には不穏な空気が広まり、
生贄などの過激な儀式や、更に冒涜的な行為に手を染めているという噂が広まる。
仮にその噂が真実だったとして、教祖を始めとした教団員が
どのようなきっかけで『その味』を覚えたのかについては議論の余地があるが――

それはまた、別の話である。

25たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:11:31
■キャラクター名
二幼神脣之介

■移動先
A5

■調教ターゲット
富貴真森

■精神の回復


■能力の使用
する 対象:富貴真森

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
しんのすけは相手に近づくと、相手が(胎児にしたときに)非常に好みのタイプだったことから、
「オラ、二幼神しんのすけ5歳! ねーねーおねいさーん、納豆にネギ入れるタイプ〜?」などと奇妙な言動をとりながら相手に近づき、
理知的な相手が意味不明の振る舞いに困惑しているところでなぜか突然ケツを出し「ケツだけ摺り足歩き〜! ぶりぶり〜!」と予測不能の奇怪な歩法で一気に間合いを詰め、
そのままケツだけ歌舞伎の型から能力を発動、相手を自分のケツに吸い込みます!!

26たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:11:48
■キャラクター名
新島ウロボロス

■移動先
D4

■調教ターゲット
架神恭介

■精神の回復
なし

■能力の使用
使用

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
しゃんしゃんしゃんしゃん♪

変態の太陽のお通りだ!!

僕らはみんなイキている♪
イキているから歌うンだ♪
僕らはみんなイキている♪
イキているから悲しいンだ♪

手のひらをちんぽこにしごいてみれば♪
まっしろにながれるボクの精子♪

ミミズだっておケラだってアメンボだって
みんなみんなオナネタなんだ
オナ友なんだ

みにくいあらそいにさらば

たにんを傷つける性癖はいらない

そんなのは所詮オナニーさ

たにんを縛る規則もいらない

そんなのも所詮オナニーさ

だったら簡単な話だ
目を閉じてごらん
キミの理想はすぐそこだ

キミは傷ついていないかい?
心が折れかけていないかい?

でも大丈夫
目を閉じてちんぽこをしごいてごらん
それが君のオナニー

キミが苦労してやっている事となんら変わりは無い
でも穴に指を差し入れてごらん
少なくともそのオナニーは気持ちいし気分もスッキリさ

さあみんなオナニーしようよ

一人で恥ずかしくてもみんなでやればオナ友さ

しゃんしゃんしゃんしゃん♪

変態の太陽のお通りだ!!

みんな一緒にオナニーしようよ

ほら女子高生からオナニーしようって誘われてるんだよ?
女子高生がオナニーしてるんだよ?

27たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:12:03
■キャラクター名
マジカルウィザード絵夢

■移動先
B4

■調教ターゲット
杉野 めしべ

■能力の使用
使用する

■仲間の能力使用
無し

■シチュエーション
 のどかな公園に場違いな風貌の一人の少年がいた。
 その端正な顔を火照らせふらふらと公園を歩く彼は、身体を女性向けの衣装に包んでいる。露出度が高いパールピンクを基調としたその衣装は、見る者全てに彼を少女と誤解させてしまう程、妖しい魅力を放っていた。
「……ぁ、う、はぁ……!」
 彼は大きく息を吐きながら、涙を溜めた瞳で公園の端を見つめる。彼は何かに耐えるように震え続ける膝を無理矢理動かし、公園の木に抱きつく一人の少女へと近付いた。
 少年が近寄るその少女は口元に着けたマスク越しに杉の木へと抱きつき、息を荒げていた。
「あ……あのぅ……!」
 ぷるぷると長い睫毛を震わせながら、少年は彼女へと声をかける。
 少女は声に気付き振り返ると、それと同時にその姿に驚き小さく声を上げた。
「ごめん……なさい……!」
 少年が謝罪の言葉を口にする。
 少女の目の前には、女性物のスカートをたくしあげて自らの陰茎をそそり起たせた女装少年がいた。
 少女が困惑しながらも小さく勃起した少年のペニスを見つめると、少年は羞恥心からか顔を耳まで赤く染めあげる。
「あ、あの、これは、その……罰ゲームで……」
 質問もしていないのに、少年がしどろもどろにそう答えた。少年はそう言いながらも、興奮を隠しきれないのか息を荒げている。
 少年の後ろを母と娘と見られる二人の親子が通るが、背中を向け陰部を露出させる少年の非日常的な光景には気付く事なく通り過ぎる。
 少女は目を細め、いぶかしげに少年を見つめた。少年はその軽蔑するような眼差しに更に興奮したのか、自らの陰茎をビクビクと脈打たせる。それと同時に、一滴の透明な液体が彼の尿道口から滴り落ちた。
 ――楽しんでいる。
 直感。少女には少年が自らの悦楽の為に露出を楽しんでいる事が手に取るようにわかった。なぜなら――。
「――っくしょん! ……イクぅぅ!」
 強い風が吹くと共に、彼女はくしゃみをした。そして彼女はそれと同時にびくんびくんと体を震わせ、背中をしならせる。
 ――彼女は風に舞い散らされ顔にかかる杉の花粉を夢想し、杉の木に抱いてた妄想から強烈なオルガズムを迎えたのだった。
 息を荒げながら、涙と鼻水と絶頂に支配された顔を彼に向ける。その顔は酷い有り様だったが、少年はその視線に返すように笑みを浮かべ見つめ合った。二人は理解する。
 ――二人とも、変態であると。
 少年はスカートをめくり上げたまま、地面に膝を着き膝立ちになる。
「……あの、違うんです……。これは……罰ゲームの命令で……」
 少年がもじもじと言い淀む。それはみっともない言い訳のようにも聞こえたが、彼女は別の物を感じとった。
「……ふ、踏んで……くださいっ……!」
 少年は目尻に涙を溜めつつ、自らのペニスを彼女の前に差し出した。
 彼女の中に今まで体験した事のないような嗜虐心が芽生える。彼女は生まれて初めての心境に支配され、その右足を宙に浮かせた。
 同時に理解する。彼の一挙一動、言動の全てが彼の目的……被虐へと繋がる行動なのだと。
 この無性に踏みつけたくなる甘い衝動も、意識的にしろ無意識的にしろ、彼の望む行為……。
 杉の木に対する恋心。それとはまた別の何かの為に、彼女はおそるおそる自らの足を彼の陰茎へと近付ける。
 瞬間、風が吹いた。
「……っくしょんっ!!」
「ぴぎゃあぁぁっ!?」
 クシャミと同時に少女は彼のペニスを思いっきり踏みつける。それと同時に少女は花粉の顔射による被征服感により絶頂を迎え体を震わせ、更に少年は踏みつけられた衝撃によりビクンビクンと絶頂を迎えて少女の靴の裏に射精した。
「ぅあ……あ……あぁ……」
 少年は余韻に浸るように涙を流しながら射精を続ける。遠くから、子供の声がした。
「ママー、あれ何ー?」
「しっ! 見ちゃいけません!」
 テンプレート通りの親子の会話を聞き、更に少年が興奮からかびくんびくんと体を跳ねさせる。彼の肛門からピンク色の電動ローターがコトリと落ちた。
 少年は快感に呑まれ、口を開けたままぼんやりと視線を中空に泳がせる。
 その表情にまたも嗜虐心を刺激された少女は、彼の頬に手を当て、そのままなぞるようにゆっくりと首元へと滑らせた。
「ふふ……。あなたにも花粉、似合いそうね……」
 少女は妖艶な笑みを浮かべ、彼の額へと優しくキスをする。未だ快感に身を震わせ続ける少年と少女の間には、淫靡な雰囲気と杉の花粉だけが漂い続けていた。

28たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:12:19
■キャラクター名
愛々キざみ

■移動先
C2

■調教ターゲット
佐藤 大翔

■精神の回復
しない

■能力の使用
しない

■シチュエーション
フンフンフフーン♪今日も良い天気!素敵な出会いがありそうっ!

あら…?あの方はどなたかしら…?このあたりじゃ見かけない、個性的な顔立ちをしておいでだわ…。


ズギュゥゥゥゥゥン!!


やだ…この気持ち…!間違いないわ!あの方こそ私の運命の「だぁりん」!!

ハァハァ…もうだめっ!この気持ち、抑えきれないっ!


・・・・・・・・

「ねえねえ、そこの個性的な顔立ちの方!」


「ずっと前からっ!好きでしたっ!!」


「私の愛!受け取ってくださいっ///」








ヒュッ…ザクッ!!

29たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:12:33
■キャラクター名
原始性人エレクトマン

■移動先
D3

■調教ターゲット
セイレーンの歌声

■シチュエーション
原人特有の抜群の視力で遠方に高らかに歌うセイレーンの歌声を発見したエレクトマンは、その透き通った清らかな体躯に魅入られ、彼女を水の神様と勘違いする。
野生の猛スピードで駅へ駆けつけたエレクトマンは彼女を見るや否や己の大蛇を激しくしめつけると、駅前の「乱れた女神像」へ向けておびただしい量の原始の種を浴びせ始めた。
そう、彼は自らの種族繁栄の糧である精子を水の神である彼女(セイレーンの歌声)への供物としてその偶像たる女神像へと捧げているのである。

是即ち、『俺の嫁になれ』宣言である。

30たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:12:53
■キャラクター名
霧咲 想二

■移動先
B4

■調教ターゲット
杉野 めしべ

■精神の回復


■能力の使用
しない

■仲間の能力使用
しない

■シチュエーション
とりあえず公園に移動する
公園と言えば、青姦をしたり、公開露出をしたり、色々な遊具を使ったり、周りで元気に遊んでいる無垢な子供たちに色々教え込んだりできるスポット
変態にしても、変態を取り締まる風紀委員にしてもきっとここに集まってくるはず!
人が多ければ、一人くらいはハーレムに入ってくれる人もいるだろう
早速、公園にいる女の子に「俺のハーレムに入らないかい?入ってくれたら何でも言う事を聞いてあげよう」と言って回る
ハーレムに入ってくれたら、メモ帳に名前と連絡先とハーレムに入るという誓約書を書いてもらう。これでいつでも連絡が取れるはず

女の子がいなかったら男の子でもいいや。ハーレムに入らないかどうか聞いてみる

31たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:13:06
■キャラクター名
亀井雷華

■移動先
D2

■調教ターゲット
新手川 ユイ

■能力の使用
使用する

■シチュエーション
能力によって魂を吹き込んだカメラを町中にばらまきます。
交番の前に移動し、新手川ユイに写真部として風紀委員の活躍を取材に来たと声をかけます。

エロ感受体質の彼女は話をしてるうちに顔面騎乗のようなToLoveるを巻き起こしてくれるでしょう。
そのどさくさにまぎれて耳に息を吹きかけてみたり、胸を揉んでみたりします。なお、起きなくても偶然に見せかけてやります。
ユイは破廉恥なことが大嫌いと口ではいいますが、自分でも最近エロ方面に傾きつつあると気付いている彼女にそれを指摘すると反論の声は小さくなっていくでしょう
ユイはそのままなんか色々されてるうちに百合もいいんじゃないかなと思うでしょう。

そして正常な判断力を失わせたのち、手持ちのアルバムとともに黒姫射遠の素晴らしさを訴えかけます。
ユイも風紀委員だし雷華に素晴らしさを訴えかけられたら納得してくれるでしょう。

ちなみにここで行われたすべての行為は能力によって周囲に存在するカメラによってすべて撮影します。素敵な映像が残ると思います。

32たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:13:21
■キャラクター名
ツッコミの得意なアイツ

■移動先
B4

■調教ターゲット
アツロウ

■能力の使用
使わざるをえない

■仲間の能力使用
ひとりぼっちなので使えない

■シチュエーション
「その歳で高校生かよ!」
今日も元気に変態達(のアナル)へのツッコミを入れる、ツッコミの得意なアイツ。
変態密集地で一通り(アナルに)ツッコミを入れ終わったら疲れたのでとりあえずベンチに休みに来たよ。

公園のベンチで一休み。ふと見るとトイレの前に変態が立っている……
何か他の変態と色々ヤってるね。
よし!ここは自分の出番だ!俺の(アナルへの)ツッコミでアイツの変態性を強調してやるぞ……
「ってお前風紀委員なのかよ!(アナルにツッコミながら)」

33たびびと@GK:2011/03/20(日) 01:14:09
とりあえず今日は貼り付けまで。
処理は明日から本気出す

34たびびと@GK:2011/03/21(月) 01:24:00
【ゲーム開始時処理】
ゲーム開始時発動の能力を処理します。
発動率はぜんぶ100%なので特にダイスは振ってません。

・白刃 霞は常時全力射精状態になった!
・架神恭介に関わるすべてのものが女子高生になった!
・蘭崎青花は「体力の消耗」「疲労の蓄積」を「精液の蓄積」へ
 「肉体の損傷」「肉体的苦痛」を「性的快感」へ変える状態になった!

35たびびと@GK:2011/03/21(月) 01:25:36
【1ターン目開始時処理】
ターン開始時発動の能力を処理します。

PC
・新島ウロボロス100% →成功 浮遊して光ります
・クオリア・コンタクト65% →75失敗
・SASUKE魔人100% →成功 E4の周囲1マスにSASUKEステージが!
・霧咲紅刃60% →18成功 自身の精神+2
・亀井雷華95% →82成功 対象ランダム →色部(調教時成功率+10)
・ツッコミが(略)85% →41成功 移動先ランダム →B5
 二幼神脣之介、蘭崎青花、織原夕美子、慈衛 恵のアナルにツッコミが入った!

NPC
・アツロウ75% →87失敗
・竜巻の狼牙 久遠65% →72失敗
・脱ぎたてのパンツ80% →39成功 ターン終了時に増殖します
・雁葉千波70% →対象不在のため発動なし
・狩夜 神羅70% →75失敗
・宦官 太郎70% →80失敗

36たびびと@GK:2011/03/21(月) 01:25:55
【移動処理】
1ターン目の移動を処理しました。
tp://ashitamomataikiteitai.web.fc2.com/map_1t_aft.html

各キャラクターの調教希望ターゲットは以下の通りです。

■A1
ねずたん(襲撃待ち)

■A2
子虎 励子、色部 明々日 →姦崎 姦

■A5
白刃 霞、二幼神脣之介 →富貴 真森

■B2
轟 竜子、埴井ホーネット →雁葉千波
霧咲紅刃 →埴井ホーネット

■B4
クオリア、ツッコミ →アツロウ
MW絵夢、霧咲 想二 →杉野 めしべ

■B5
織原夕美子 →慈衛 恵

■C1
錐 希美 →万罪 泰蔵

■C2
愛々 キざみ →佐藤 大翔

■C3
態変 超 →片平 大砲
端道賢午 →九夜思惟尾君

■C4
蘭崎青花 →脱ぎたてのパンツ

■C5
陳 畜美 →宦官 太郎

■D2
二ツ宮 成美、亀井雷華 →新手川 ユイ
夢野 鮪(襲撃待ち)

■D3
藤見 筆三、原始性人 →セイレーンの歌声

■D4
オッペケペ梅子 →狼牙 久遠
SASUKE魔人 →狩夜 神羅
架神恭介 →貝開院 くぱ
新島ウロボロス →架神恭介

■E2
湯張 聖泉(襲撃待ち)

37たびびと@GK:2011/03/22(火) 00:42:05
【調教パート開始時処理】
このタイミングで発動する能力を処理します。
詳細なステータスの変化などは、ステ管画面(tp://www43.atwiki.jp/abnormald/pages/81.html)
をご確認ください。

PC
・オッペケペ梅子80% →54成功
・MW絵夢70% →44成功
・二ツ宮 成美95% →75成功 ユイにちんこが生えた!
・錐 希美80% →48成功 万罪が双頭ちんこに
・埴井ホーネット80% →87失敗

NPC
・セイレーンの歌声90% →98失敗
・馬罵 鹿男100% →対象不在
・ダサいオサム65% →69失敗
・新手川 ユイ75% →98失敗
・九夜思惟尾君70% →42成功 端道の調教対象が片平に変更
・富貴 真森80% →8成功

・万罪 泰蔵80% →29成功 ダイス目5 
 錐 希美は突然ありえない方向に転び、万罪の顔面に胸を押し付けた!
・杉野 めしべ75% →79失敗
・貝開院 くぱ85% →23成功
・片平 大砲70% →64成功 態変 超は吹っ飛んでいった……(襲撃待ち)

38たびびと@GK:2011/03/22(火) 02:05:44
【調教パート(1T)】その1

■子虎 励子、色部 明々日 →姦崎 姦

・行動順 6+4 2+2 10+5 姦崎→子虎→色部
・姦崎の反撃50% →64失敗
・子虎の調教90% →21成功
 シチュエーション>>11 15点
 (NTR前提なのに本気で好きになるって怖いね! 姦くんはド直球告白には弱そう)
・姦崎は子虎の仲間になった!
・色部は襲撃待ち

■白刃 霞、二幼神脣之介 →富貴 真森

・行動順 10+2 2+4 2+1 白刃→二幼神→富貴
・白刃の調教85% →18成功
 シチュエーション>>15 15点
 (これ聞いてゾッとする真森さんもえ。計算してないけど何年生きるんだこの精子)
・白刃SP+30 精神−1
・二幼神は襲撃待ち

■轟 竜子、埴井ホーネット →雁葉千波

・行動順 8+1 8+5 6+4 埴井→雁葉→轟
・埴井の調教80% →32成功
 シチュエーション>>16 15点
 (素晴らしいクオリティ。幼女相手でもガチレイプとはオソロシス。能力失敗しても蜂は操れるのかな)
・埴井SP+25 精神−1
・轟は襲撃待ち

■霧咲紅刃 →埴井ホーネット

・埴井の精神が4のため成功率0% →失敗
 シチュエーション>>19 10点
 (斬新なレイプですね。これ、ちゃんと快感に変わるのか……?)
・紅刃 精神−1

■クオリア、ツッコミ →アツロウ

・行動順 6+1 8+5 10+1 ツッコミ→アツロウ→クオリア
・ツッコミの調教55% →30成功
 シチュエーション>>32 5点
 (なんかもう風紀と変態の立場が逆w)
・ツッコミSP+20 精神−1
・クオリアは襲撃待ち

■MW絵夢、霧咲 想二 →杉野 めしべ

・行動順 4+3 6+3 6+4 めしべ→想二→絵夢
・めしべの反撃40% →43失敗
・想二の調教65% →51成功
 シチュエーション>>30 0点
 (恋する乙女はそうそうハーレムになど入らないと思うの。)
・めしべは想二の仲間になった!
・MW絵夢は襲撃待ち

■織原夕美子 →慈衛 恵

・行動順 10+4 6+3 織原→JK
・織原の調教90% →68成功
 シチュエーション>>22-24 20点
 (信じ難いクオリティ!教団ごと調教しよったww怖いし美味しんぼだしもうどうして良いやら)
・慈衛は織原の仲間になった!

■錐 希美 →万罪 泰蔵

・行動順 8+6 2+4 希美→万罪
・希美の調教105% →成功
 シチュエーション>>18 20点
 (この内容で和姦になるとは……!すげー痛そうなのにちょっと万罪が羨ましい恐ろしさ。
 あとすげーどうでも良いけど、赤いチェックのスカートってイイですよね)
・万罪は希美の仲間になった!

■愛々 キざみ →佐藤 大翔

・行動順 6+4 2+1 キざみ→佐藤
・キざみの調教70% →34成功
 シチュエーション>>28 5点
 (殺してる殺してるそれブッ殺してるから!w)
・キざみSP+25 精神−1

39たびびと@GK:2011/03/22(火) 02:17:38
続きはまた明日です

40たびびと@GK:2011/03/22(火) 18:55:37
【調教パート(1T)】その2

■端道賢午 →片平 大砲

・行動順 2+1 4+1 片平→端道
・片平の反撃50% →55失敗
・端道の調教95% →29成功
 シチュエーション>>9 5点
 (惜しい。九夜思惟が相手なら……くやしい……!)
・片平は端道の仲間になった!

■蘭崎青花 →脱ぎたてのパンツ

・行動順 2+2 10+3 パンツ→蘭崎
・パンツの反撃25% →16成功 蘭崎の精神−1
・蘭崎の調教75% →25成功
 シチュエーション>>13 10点
 (普通に過ごしていて常人の何倍もの速度で精液が溜まってくとか、よく考えると怖い)
・蘭崎SP+25 精神−1
・それにしてもパンツは一体何をどう反撃したのだろうか

■陳 畜美 →宦官 太郎

・申し訳ありません、陳の能力発動を忘れていました。幸い他のキャラに影響がない
 能力なので、ここで振っておきます。85% →21成功
・行動順 4+3 6+3 宦官→陳
・宦官の反撃40% →52失敗
・陳の調教65% →59成功
 シチュエーション>>5 0点
 (残念ながら駅はD3の位置なのです……。あと宦官は去勢済みなので3穴セックスできない)
・陳SP+25 精神−1

■二ツ宮 成美、亀井雷華 →新手川 ユイ

・行動順 4+6 2+6 2+3 二ツ宮→亀井→ユイ
・二ツ宮の調教85% →78成功
 シチュエーション>>10 10点
 (いくらユイさんでもこんなToLoveるに遭ったことはないだろうなw)
・二ツ宮SP+25 精神−1
・亀井は襲撃待ち

■藤見 筆三、原始性人 →セイレーンの歌声

・行動順 10+1 6+2 2+2 藤見→原始→セイレーン
・藤見の調教80% →34成功
 シチュエーション>>6 5点
 (女の子に埋まって溺死ってのは考えようによっては本当に至福かもしれないなあ)
・藤見SP+25 精神−1
・原始性人は襲撃待ち

■オッペケペ梅子 →狼牙 久遠

・行動順 8+6 8+4 梅子→久遠
・梅子の調教95% →40成功
 シチュエーション>>4 15点
 (どうやってこんな骨格レベルの女装をしてるんだwwしかし流れが美しい。)
・梅子SP+20 精神−1

■SASUKE魔人 →狩夜 神羅

・行動順 0+2 10+1 カミラ→SASUKE
・カミラの反撃20% →46失敗
・SASUKEの調教75% →19成功
 シチュエーション>>8 10点
 (最高に凄ッまじいクオリティだけど、これはどう判定すれば良いんだwww
 ヴァンパイアを攻略した事になってるけどww
 まあ神羅ちゃんは面白ければオッケーな娘なので満足するでしょう)
・SASUKE SP+30 精神−1

■架神恭介 →貝開院 くぱ

・行動順 8+4 4+6 架神→くぱ
・架神の調教95% →17成功
 シチュエーション>>21 20点
 (大安定のマジキチぶり。僕もこの能力欲しいです。女子中学生なのに女子高生やww
 女子中学生が中学生じゃなくなっちゃうのは個人的にちょっと残念ですけど!)
・くぱは架神の仲間になった!

■新島ウロボロス →架神恭介

・架神の精神が4のため成功率0% →失敗
 シチュエーション>>26 15点
 (浮遊発光してオナニーしながら誘ってくるJKってどういう事だww)
・新島 精神−1

41たびびと@GK:2011/03/22(火) 22:07:10
【襲撃の処理(1T)】その1
あっ やせいの 風紀委員が とびだしてきた!

お相手は一般風紀委員(tp://www43.atwiki.jp/abnormald/pages/49.html)
メガネ、膝丈スカートは固定。それが彼女達のジャスティス

■ねずたん

・アバターメイキング4 5 6 1
 (みつあみ、セーター、Fカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 4+2 4+4 風紀→ねずたん
・風紀の反撃45% →22成功 ねずたんの精神−1
・ねずたんの調教90% →10成功
 シチュエーション>>3 5点
 (ホントどうかしてるなこのコはwだが精液を出せない相手にどう戦う?)
・ねずたんSP+10 精神−1

■夢野 鮪

・アバターメイキング2 2 1 5
 (おさげ2本、ネクタイブレザー、Aカップ、水玉ぱんつ)
・行動順 10+2 4+6 夢野→風紀
・夢野の調教55% →57失敗
 シチュエーション>>17 0点
 (風紀委員相手には不利な能力だ……)
・夢野 精神−1

■湯張 聖泉

・アバターメイキング2 1 1 1
 (おさげ2本、リボンブレザー、Aカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 4+2 4+1 湯張→風紀
・湯張の調教75% →31成功
 シチュエーションなし
・湯張SP+10 精神−1

■態変 超

・アバターメイキング5 3 6 5
 (セミロング、白セーラー、Fカップ、水玉ぱんつ)
・行動順 2+6 4+1 態変→風紀
・態変の調教70% →80失敗
 シチュエーション>>12 5点
 (実に惜しい。戦車との3P、片平相手なら20点でした。お見事!)
・態変 精神−1

■色部 明々日

・アバターメイキング5 1 5 5
 (セミロング、リボンブレザー、Eカップ、水玉ぱんつ)
・行動順2+1 4+3 風紀→色部
・風紀の反撃45% →13成功 色部の精神−1
・色部の調教90% →98失敗
 シチュエーション>>14 5点
 (二重緊縛w その発想はなかった。触手相手じゃないので一重になっちゃったけど)
・色部 精神−1
・なん……だと……。

42たびびと@GK:2011/03/22(火) 22:08:16
【襲撃の処理(1T)】その2

■二幼神脣之介

・アバターメイキング1 1 6 5
 (おかっぱ、リボンブレザー、Fカップ、水玉ぱんつ)
・行動順 2+3 4+4 風紀→しんのすけ
・風紀の反撃45% →48失敗
・しんのすけの調教90% →96失敗
 シチュエーション>>25 10点 
 (とにかく奇怪だww もとのターゲットとタイプ的にも近いし有効)
・しんのすけ 精神−1
・なん……だと……。

■轟 竜子

・アバターメイキング4 5 4 1
 (みつあみ、セーター、Dカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 8+1 4+6 風紀→轟
・風紀の反撃40% →13成功 轟の精神−1
・轟の調教95% →86成功
 シチュエーション>>7 10点
 (喰うってほとんど竜そのものw 幼女じゃないにしても怖がるでしょう。)
・轟SP+10 精神は0下限なのでマイナスなし 次ターン1回休み
・一般風紀委員強すぎる。

■クオリア・コンタクト

・アバターメイキング5 4 1 2
 (セミロング、黒セーラー、Aカップ、縞ぱん)
・行動順 6+2 4+3 クオリア→風紀
・クオリアの調教55% →97失敗
 シチュエーション>>20 10点
 (コイツはまた異次元の変態なんだよなw オナニーとしては成功してるけど
 風紀委員は普通に引いてると思うww)
・クオリア 精神−1

■MW絵夢

・アバターメイキング2 3 5 1
 (おさげ2本、白セーラー、Eカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 4+2 4+3 風紀→絵夢
・風紀の反撃30% →18成功 絵夢の精神−1
・絵夢の調教105% →成功
 シチュエーション>>27 10点
 (これも惜しい! SSにされてみると設定以上のド変ッ態ですねコイツw
 ただ風紀委員は「罰ゲーム」にはノッてくれないと思う)
・絵夢SP+10 精神−1

■亀井雷華

・アバターメイキング6 5 1 3
 (ショートカット、セーター、Aカップ、ドット柄ぱんつ)
・行動順 2+1 4+3 風紀→亀井
・風紀の反撃40% →45失敗
・亀井の調教95% →2成功
 シチュエーション>>31 10点
 (風紀委員相手に射遠の魅力を説くってのは有利だよなw 普通に有効。
 ところで、その写真GKにも焼き増ししてくんねえかな。金なら出す!)
・亀井SP+10 精神−1

■原始性人エレクトマン

・アバターメイキング2 4 1 5
 (おさげ2本、黒セーラー、Aカップ、水玉ぱんつ)
・行動順 6+4 4+2 原始→風紀
・原始性人の調教90% →1成功
 シチュエーション>>29 5点
 (キャラとしてすげー面白いんだけど、意味が相手に通じる気がしないw)
・原始SP+10 精神−1

43たびびと@GK:2011/03/22(火) 22:09:30
1ターン目の調教はこれですべて終了です。
ステ管反映はもう少しお待ちください。

44たびびと@GK:2011/03/22(火) 22:38:47
【1ターン目終了時処理】

「脱ぎたてのパンツ」が能力により増殖します。
次ターン、A5、B2、B4、B5、C3、D2、D3、D4(2体)
の計9枚がマップに登場します。SPも持ちます。

※マップがパンツにより占領される事が危惧されたため、
(それはそれで素晴らしい世界だけど)増殖体は能力を持たない事になりました。

45たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:31:32
<<ここから2ターン目>>

46たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:32:22
■キャラクター名
架神恭介

■移動先
E4

■調教ターゲット
貝開院 乳二

■シチュエーション
「な、なんだ! あいつらは……!」
 彼方からやってくる異形の二人組に目を止めて、貝開院乳二は戸惑いの声を上げた。
 凄まじい異臭を発し、どろどろとした茶色い流体に包まれた生物が、訳の分からない寄生を発しながら河原の方から近づいてくる。
「く、臭い……! いや、臭いが、こ、この臭いは……じょ、女子高生? 臭いが女子高生!? ど、どういうことなんだ? で、でも、あの二人組も、確かに女子高生だ! 茶色いどろどろとしたものは……、うんこ? で、でも、うんこも女子高生だ……!」
 乳二は戸惑いを隠せない。無論、彼の見た二人の姿とは、魔人架神恭介、そして、彼の実妹である貝開院くぱに他ならぬ。
 ……と、その時。
 彼の式神『揉言』がくぱの女子高生の乳房に反応し、彼女は女子高生の母乳をまき散らした。すると、
「はわわー! 女子高生が空高く舞い上がったよおおお!!!!」
 当然、女子高生まみれの架神は母乳の女子高生を抱きとめようと飛び上がり、「へぶしっ!」とそのまま女子高生の地面に落ちて、体中に付着した女子高生をまき散らした。この少し前には空から降ってくる臭っい女子高生を受け止めようとして、あたり一面を転げ回ったばかりである。
 そして、そんな彼の目の前に、たった今、女子高生の女子中学生であるくぱが脱いだばかりの女子高生まみれとなった女子高生の脱ぎたてぱんつが落ちていた。
「はわわわわ!!!! 女子高生の女子中学生の女子高生のパンツが女子高生まみれで脱ぎたての女子高生だあああ!!!! すっごく女子高生くっさいよおおおお!!!!!」
 架神は満面の笑みを浮かべると、大口を開けて女子高生まみれの女子高生のぱんつを飲み込もうとしたが、喉元に差し掛かった辺りでオゲゲーッと吐き出しては、「うわああい!!! 僕の口からも女子高生がいっぱい出てきたよおおお」と言って、女子高生のゲロの上を転げ回った。
 すると、その時ようやく、くぱも実兄の姿に気付いたようで、
「お兄ちゃん! 大変なんや、うち、もう女子高生になってしもうた!」
 と、女子高生の母乳を撒き散らしながら言う。見れば、くぱばかりではない。彼女の式神「裸軍」もまた全裸の女子高生のオッサンではないか! いや、それどころか……、
「お兄ちゃん! お兄ちゃんも女子高生やないか!」
 ……ハッ! と自分の体を見回してみると、確かに妹の言う通り。自分の手も、足も、服も、体も、何もかもが女子高生で、それを見る自分の眼もまた女子高生であった。
 その瞬間――。
 乳二はパッと自らの女子高生の学生服をはだけた。そこに現れたのは平板な胸部。無論、乳はない。だが、貝開院家の陰陽師の中でも切れ者として知られる彼は、すぐにこの事態を把握し、適切な行動に打って出た。
「「揉言」! オレだ! オレを搾乳しろっ!!!」
 直ちに乳二の乳房から女子高生の母乳が舞い飛んだ。彼は「きひゃあ!」と女子高生な喘ぎ声を漏らす。
 そう――、彼の式神「揉言」は乳房のある相手にしか効かない。だが、今の彼は女子高生のイデアを持つ。そのため、ともかく彼の胸は女子高生に違いなく、どれほどまな板であろうと歴然たる女子高生の乳房に違いなかったのだ。貝開院乳二、彼ほどの切れ者がこの機を逃すまいと直ちに搾乳プレイを始めたのは驚くに値しない。
 彼は初めての搾乳プレイにより、無論、激しく勃起していた。これまで他人に式神を使ったことは何度もあったが、まさかこれほど良いものだとは……。くそう、何だか損した気分だぜ……などと思っていたその時! 立派に勃ち上がった女子高生の一物を見て、直ちに反応したのは全裸の女子高生たち――、式神「裸軍」であった!
 オッサンの幽霊の女子高生である「裸軍」は乳二の女子高生の一物を自らの女子高生のケツに挿し入れ、乳二は胸から絶え間なく女子高生を放ちつつ、目の前で女子高生まみれの女子中学生の女子高生である妹にまじまじと視姦されつつある女子高生の自分の姿態に興奮していた。

47たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:32:49
■キャラクター名
クオリア・コンタクト

■移動先
B3

■調教ターゲット
ボンボリ

■能力の使用
する 対象:ボンボリ

■シチュエーション
商店街にやってきたクオリアは、半透明の金庫を持つ怪しげな男を見つけた。

「半透明……見えない物が見える……つまり彼も眼鏡好きだということか」

そうと決まれば話は早い。

クオリアはさっそくボンボリに近づくと、精液がボトボト垂れている眼鏡を外した。

その瞬間クオリアの股間から精液は噴出し、ボンボリの目の前は真っ白になる。

混乱するボンボリの顔に眼鏡を装着したクオリア。

自身も眼鏡をかけながらボンボリに囁く。

「落ち着くんだ……感じるだろう?この眼鏡の温もりを……
たとえどんな逆境にあっても、眼鏡の温もりは君を裏切らない。
そしてその温もりを自らの力で手に入れた時、君を至上の快楽が包み込むだろう……
それは原初の強さなんだ。君自身の。
さあ、解き放つんだ……君のクリングスを!パッドと繋いで!」

ボンボリの顔から眼鏡を外すと同時。






商店街には、虹が生まれた。

48たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:33:25
■キャラクター名
オッペケペ梅子

■移動先
D2

■調教ターゲット
大木区 なあれ

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
1ターン目に脱ぎ捨てた服を回収している途中、
突如降り注ぐうんこ。予想外の事態に対して梅子は不完全な女装のまま警察署の方へと逃げ出した。
そこに立ちはだかるのは大木区なあれだ!
「おばさん、うんこの臭いだけじゃなくておちんちんの臭いがするね。おちんちんついてるでしょ?」
そう言い股間を凝視してくるなあれ。
梅子は羞恥心と体についたうんこの臭いでついに限界に達し、十分に固定していない女性パーツが次々とはがれてしまう。
「うふふ、やっぱりおちんちんあるんだ…えっ、ええーっ!」
股間から飛び出るチンチン、膨らむ三段腹、落ちるカツラと付け乳首、垂れるオッパイ。
なあれの能力の範疇を遥かに超えた変化が梅子の身に起きてしまった。
「うわーん、私の能力が暴走しておばさんがつるっぱげの張遼みたいになっちゃたよー!!」
「そ…その通りでごわす、これは君の能力の暴走でごわす」
梅子は魔人歴の短い少女ゆえの相手の勘違いを利用する事にした。
なあれの足を掴み股を開かせながら問い詰める。
「さっ、私を元に戻すのに協力するでごわすよ。どうすれば元に戻るでごわすか?」
「いつもなら思いっきり射精すれば治るはずだけど…」
言われるが早いか梅子は自分のちんちんを全力でしごき、なあれの顔面にぶっかける。
「へえあ〜目が、目が〜」
なあれの視界を防いだうちに衣装を再セット、視力が回復したなあれの目の前には元の美女の姿が。
「ふうっ、私はなんとか元に戻れたわ。でもこのままじゃ貴女の身が危険ね…」
「おばさん、危険ってどういう事?」
「貴女の能力は第二レベルに進化しつつあるって事よ。
魔人の能力レベルアップの期間は能力覚醒時と同じぐらい危険とされている。だから、お嬢ちゃんはそこの警察署に行って事情を話して保護してもらいなさい」
「うん、分かった。ありがとうおばさん」
自分の能力が進化しつつあると騙された大木区なあれ。
彼女が精密検査の後騙されたと気付くのはこの戦いが終わってからの事だった。

49たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:33:55
■キャラクター名
ねずたん

■移動先
A1

■精神の回復
10

■能力の使用


■シチュエーション
「うー、やっぱり1回じゃ足りないよぅ」
瞳に涙をためるねずたん。
「だ、誰も見てないよねぇ?(ドキドキ☆」
ショーツを脱ぎ、大きく膨らんだそれに手を添える。
「おっきぃ。あんのおちんちん・・・。はぁはぁ・・・。」
柔軟の要領で前屈し、小さなお口でそれを包む。
「ふぅ・・じゅじゅ・・・。うん・・! あぅ・・! んんん・・・!!!」
 ねずたんは、その小さな頭を精一杯上下に動かす。舌は、亀頭にからみつき、唾液が陰茎に滴る。
(おちんちん・・・。あんの、おっきぃおちんちん。今ね、今、あんがもっと、もぉっと、愛してあげるから・・!)
「ぐじゅ・・・! んく・・・んん・・・! あぅ、んんんん・・・!」


「こんなことして恥ずかしくないんですか!?この変態!!」

「ふぇ・・・!?」
恍惚に浸るねずたんの耳に突如として声が。
見れば、女の子がじと目で、ねずたんを見下ろしている。
「あ、あんね。今ね。とっても困ってるの・・! おちんちんがね、おちんちんが、いれたいって、切ないの・・・」
少女の体には不釣合いな、雄雄しく猛々しく天を突くそれは、ねずたんの体液でぎらぎらと輝いている。
「ちょ、ちょっと、こっち来ないでよ!」
「そ、その目やだぁ・・・。恥ずかしいよぅ。あんのおちんちん見ないでぇ。こっち、これミテェ。あんの、あんの、もう一つのおっきぃおちんちん」
そういって、取り出したのは、大根。
「な、なにそれ?」
「あんの一番おっきぃおちんちんだよ。これで、一緒に気持ちよくなれるね」
あんの言葉とともに、大根はみるみる、たまつきおちんちんへと変わっていく。
「き、きも・ちわる・・!」
「えへへぇ。そんなことないよー。一緒におちんちん飲もう・・・!」
「い、いやだ。変態! 気持ち悪いんだよ! あっちいけ!」
「? なんでそんな事いうのかなぁー? 一緒に飲もうよ、すごくね、すごく、口の中で、じゅるぅーってとろけるんだよぅ?? 一緒に、おちんちんのジュース飲もうよ」

50たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:34:17
■キャラクター名
ツッコミの得意なアイツ

■移動先
C3

■調教ターゲット
霊体忍者「九夜思惟尾君」

■能力の使用
使わざるを得ない

■シチュエーション
変態達の密集地帯に乗り込んで次々と華麗なツッコミを(アナルに)入れるアイツ。
ツッコミの興奮も冷めやらぬまま、軽快なフットワークで次は風紀委員たちの密集する寺院へと向かう、ツッコミの得意なアイツであった。
そう、変態の素晴らしさを(アナルへの)ツッコミを通して分かってもらうために…

「そうですよね、この辺は特に風紀が乱れてますねー……ってそんなワケあるかぁ!(アナルにツッコミながら)」

51たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:34:53
■キャラクター名
錐希美

■移動先
D2

■調教ターゲット
O野つー

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
「この、浮気者ーっ!」
「許さない!お前だけは絶対に許さない!!」

希美と万罪はたった1人に攻め倦ねていた
酸素を吸い続ける女と自分を愛しい人の前で辱めた男
いつもの倍の怒りをまとったO野に近づけない
火の玉を避けるのが精一杯だった

万罪の下半身に火の玉が襲う
ズボンが焼け落ち、双頭のちんことソレが顔を出す
脱がされて捕られたソレが、最も汚いところに装着されていた

「うわあああーーっ!!」
怒りが頂点に達したO野は、今までで一番大きい火の玉を万罪に向けて投げた

ボンっ…

タンパク質が焼ける独特の匂い
だが、火の玉を受けたのは万罪を庇った希美だった
髪の毛はチリチリになり、服は大部分が焼け落ち機能を果たしていない
肌は赤く腫れていた

だが、それでも微笑んでいた
そして、ゆっくりと歩を進める

「私、O野ちゃんのこと好きだよ。こんなにも自分の欲望に真っ直ぐな人だーいすき!」
「でも、ちょっと可哀想かな?まだ、O野ちゃんは酸素を味わいきってない。」

何を言ってるのだろう?
こんなに酸素を吸い込めて幸せなのに…

「いつも上の口から酸素を吸い込んでるよね…。下の2つの穴が寂しがってるよ。」
「だからね、やってみようよ。酸素とセックス♪酸素に責められてみようよ。三穴同時に」

口だけじゃなく、自分のいやらしい穴にも?
やだ、そんなことされたら…自分がどうなるか分からない
あぁ、そんなことされたら

でも、どうやって?
ボンベにはチューブは1つしかない

「ちょっとボンベ借りるね!」
そう言うと、チューブを万罪の尿道に挿入した
そして、もう片方のちんこを強く握りしめ、その尿道を封鎖する

「の…希美ちゃん?まさか…」

悪戯っぽく笑うと、一気にボンベを全開にした


ガガガガガガー アガアガ、グ

尿道から膀胱へ、そして腎臓、精巣へ
高圧の酸素が流れていく…
内臓が歪み、膨らんでいく…横隔膜が押し上げられ息もできない

口から泡が出てくることを確認し、ボンベを閉じた


「さぁ、準備できたよ」
O野つーはボンベの先のチューブをくわえると、希美に促されるまま腰を沈めていく

3つの穴からの酸素注入
全身で酸素を感じられるようだ
半狂乱になって、腰を振る


そんな2人のセックスを見て、希美も我慢できなくなっていた
交番の前にいき、ニッコリ微笑む
「お巡りさん、セックスしよ」
背中にハサミを隠しながら…

52たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:35:20
■キャラクター名
端道賢午

■移動先
C3

■調教ターゲット
ダサいオサム

■能力の使用
使用

■仲間の能力使用
しない

■シチュエーション
賢午は激怒した。かの邪智暴虐のオサムを除かねばならんと決意した――

単身ダサいオサムの元に向かった端道賢午は、(性癖を)とらえられ、(変態性を)殺されそうになってしまう。

妹(的存在の片平大砲)の(戦車との)結婚式に出席するため、
賢午は親友(の形見という設定の医学書)を人(?)質に、色情……もとい、式場の寺院へと走った。

片平の結婚式を済ませた賢午は、オサムの下へと急ぐ。
しかし、(戦車の流れ弾で)橋が壊れていたため急流を泳いで渡ったりしたため疲労困憊し、一度はオサムの所へ向かうのを諦めかける。
が、オサムの頽廃的で美しい骨格を思い起こして自分を奮い立たせ(お察しください)、再び走り始めた。

そんなこんなで間に合った賢午は友(医学書)と再会し、自分達の不義を恥じて殴り合った。
(具体的には、医学書を殴り付けたり、医学書で自分の頬を叩いたりした。)

その姿にダサいオサムは感動し、「私も仲間に加えてくれ」と言うのだった――

53たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:35:54
■キャラクター名
SASUKE魔人

■移動先
C4

■調教ターゲット
野崎 忍

■精神の回復
10

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
鍛え抜いた脚力、腕力、そしてSASUKE力で「そびえたつ壁」をクリアしたSASUKE魔人だったが、
第2ステージの難関・魑魅魍魎うごめくSASUKEのデビル・パレス、「クリフハンガー」に完全な敗北を喫する。

「なぜ自分はあのとき、指を滑らせてしまったのか…」

失意のSASUKE魔人。
己の握力、持久力、SASUKE力には絶対の自信があった…
しかし、足りないものがあったとすれば・・・

==================

「覚悟、やな」
落ち込むSASUKE魔人の様子を、腕組みをしながら物陰から見つめる長野さん。

「気を抜いたんだ… SASUKEは一瞬の気の緩みが破滅を招くんだ…」
祈るように友の復活を願う山田さん。

「SASUKE魔人ーーー! お前はひとりじゃないぞーーー! 俺たちがついてる、最強戦士たちがーーー!」
感極まり、激励の雄叫びをあげるゲストの池谷(元体操選手)。

======================

(そうだ… 自分にはまだ、覚悟が足りていなかった!)

にわかに開眼するSASUKE魔人。

(心を鍛える。そのためには日本文化の粋、和菓子作りを学ばなければ)

SASUKE魔人の心に確信が生まれる。

――和菓子作り。

そこから生み出される和の心、日本人ならだれもが奥底に持つ不屈の精神。
自分はそれを身につけねばならない。

SASUKE魔人は、再就職を決意した。
そう、すべてはSASUKEのため。SASUKEオールスターズの誇りが、彼に甘えを捨てさせ、和菓子作りへの道を開いたのだ。

====================

インタビュアー
「和菓子職人としての経験は、次のSASUKEに活かせそうですか?」

SASUKE魔人
「ええ。和菓子作りを通して、精神を徹底的に鍛えました。
 いまでは1日17時間SASUKEの練習をしていますが、苦ではありませんね。」

インタビュアー
「SASUKEとは和菓子である、と?」

SASUKE魔人
「SASUKEに挑戦し続けること、和菓子を作り続けることは同じことだと気づきました。
 SASUKE完全制覇こそが、自分を雇ってくれた和菓子職人さんへの恩返しだと思っています。」

インタビュアー
「では、お世話になった和菓子屋の店長さんへ一言!」

SASUKE魔人
「本当に…短い間でしたが、ありがとうございました。
 店内のトレーニング器具は、SASUKEを制覇した後で必ず! 引き取りにいきます!」

インタビュアー
「はい! ではありがとうござっ――」

SASUKE魔人
「それからテレビの前のきみ! 一緒にSASUKEに挑もう!
 そして最高の景色を――SASUKE天国を見に行こう! 私はここで待っているぞ!
 いいか、人生はSASUKE・CHARENGE・GOOD−SASUKEだ!
 SASUKEから逃げるな! いまこそ……SASUKEに向き合おう! その勇気を、私が君にあげよう!」

インタビュアー
「ありがとうございました」

54たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:36:17
■キャラクター名
二ツ宮成美

■移動先
C2

■調教ターゲット
O野 つー

■能力の使用
なし

■シチュエーション
O野を持っていた手錠で拘束しC2の病院へ拉致する。
病院内のどこからともなく液体酸素を持ってくると、O野の口内へと注ぎ込んだ。液体酸素は液体窒素より沸点が低いので、当然ながら凍傷になるだけでは済まされない。そこですぐにO野の口内へちんこを突っ込み、イマラチオを開始。ひんやりとした口内があまりに気持よかったため、すぐに射精してしまった。
なんということでしょう。熱を帯びた精液が体内からO野の身体を温め始めたではないか。
こうして一命を取り留めたO野は命の恩人である精液に感謝し、精液も求めるようになった。

55たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:36:58
■キャラクター名
轟竜子

■移動先
不可

■調教ターゲット
不可

■精神の回復
10

■能力の使用
不可

■仲間の能力使用
不可

■シチュエーション
「……ちょ、なによあれ」
一般風紀委員の襲撃を退け、目をつけていた風紀委員の少女を見つけた竜子。
(PSPやらないか、と言うお誘いは断られたのでとりあえず追撃してキャンプ送りにしておいた)
しかしそこで広がっていた光景は、凄惨―――否、理解し難い淫靡なモノ。
その教室には、二人の女性が居た。
一人は雁葉千波。その少女は無数の蜂に襲われ、しかし秘所から手を離すことなく。喘ぎながら、身悶えている。
そして、その様子を見下ろすもう一人の女性、埴井ホーネット。この現状を作り出した張本人である。
教室に入ることなく、竜子はその様子を盗み見る。
7歳の幼女が体の隅々まで蹂躙されているその状況に、竜子の精神値はガリガリ削られていく。
頭は真っ白だが、目の前の光景がなんとなくヤバいことは理解できた。
早急に、情報収集と体勢の立て直しが必要である―――
そう判断した竜子は、先ほど一般風紀委員を薙ぎ倒した際に得たSP(触手ポイント)を消費し、姦崎電波と念波通信を繋ぐことにした。

(以下念話)
『ちょっと!電波(アブノーマル)だっけ!?なによこの状況!』
『おぉ、その声は……竜子ちゃんだったかの。どうしたんじゃ?』
『どうしたって!?目の前で女の子が滅茶苦茶にされてんだけど!?』
『そりゃそうじゃろう。だって皆変態じゃもの』
『!?』
『そこにおるのは……おぉ、ホーネットちゃんかの。彼女は中々の猛者じゃからのぅ』
『……てことは、一応味方なの?』
『うーむ、味方と言うても仲間にするために味方陣営を調教する輩も現れるかもしれんでのう、嫌なら気をつけることじゃ』
『聞いてないよ!?』
『ちなみに彼女は蜂を使って女性の蜜を集める能力者じゃ。ぐっどらっく☆』
『訳わかんない!なによそr(ぶつっ、ツー、ツー)』
(念話終了)

……OK、状況は理解した、相手の能力も(見たままとはいえ)把握した、多少精神も落ち着いた。
今自分に出来ることは、出来る限り目の前のアレに気取られず、この場を去ること。
―――しかし悲しいかな、彼女の動きはティガレックス。無音移動など、彼女のスキルリストの中にはないのだ。
ドタバタと足音を立て逃げる竜子。近場に居れば、大体誰でも気付いてしまう。
(しーまったーーー!絶対気付かれたよね!?)
時既に遅し。彼女の足音は、埴井ホーネットに限らず周りに居た全ての人にそこに誰か居るという事実を教える結果となった。

(あー!もう!ちょっと、勘弁して欲しいんだけど)
誰も居ない教室の暗がりに隠れ、竜子はほとぼりが冷めるのを待つ。
(私はただ、一緒にPSPをやれる仲間とティガ様の素晴らしさを理解してくれる友達が欲しいだけなのに!)
思ってたどころではなく敷居の高すぎる現実を目にして、竜子は困惑していた。



(折角なのでボーナス貰えなくてもシチュエーションだけでも。あやまださんへ、埴井ホーネットを文章内で使わせていただきました、問題あるようでしたらこのシチュ自体無視してもらって構いません)

56たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:37:25
■キャラクター名
子虎励子

■移動先
A1

■調教ターゲット
理性院封

■仲間の能力使用
姦崎姦の絶対性戯 理性院封

■シチュエーション
付き合うことになった二人だが今はのん気にそんなことを言っていられない。
まずは萎復活の阻止、そう決めた励子と姦は風紀委員を探していた。
しかしここで姦の触手としての本能が疼きだす。
静まれ僕の触手!せっかく出来た恋人を失ってもいいのか?必死に耐える姦。が!
「あ、や?らめぇぇぇぇぇ!?」
やってしまった。するりといたって自然に入ってしまった。
潜り込んでしまったのだ。触手が!穴という穴に!キスだってまだだったのに……
きっと嫌われると落ち込みながらもつい触手をうにょらせてしまう姦。だがしかし
「んあ!か、姦くんがこんなに大胆だなんて…く、でも姦くんだって年頃の男の子だもんね。
こういう事したいよねはぁぁぁああぁぁ!しきゅ子宮に入って……卵巣らめぇぇええええ!!」
これは子供が欲しいってこと?妄想を飛躍させる励子。
この愛に応える為にも萎復活は絶対阻止しよう。改めて誓ったその時。

「こんなことして恥ずかしくないんですか!?この変態!!」侮蔑しきった顔で一人の女子風紀委員が現れる。
瞬間、姦の触手が走り瞬く間に大きく足を開いたあられもない姿で拘束する。
そんな!いきなり浮気?寝取られた?!大きなショックを受ける励子。
愛を感じた途端の不意打ち的裏切り、流石にこれは予想出来なかった。
「ひぁっ、なんなのよこれだから触手は嫌いなのよ。早く滅びるべ、きぃいい!?」
開かれた足の間、薄布一枚で覆われただけの無防備に晒されたそこに潜り込んでいく触手。
愛する人と泥棒猫のいちゃつく姿を見せ付けられ励子の心はどこまでもどこまでもどこまでもどこまでも暗い所へ沈んでいく。
だがそのとき励子の奥深くに生まれる熱。それを生みだしているのは…
未だ励子の中で蠢き続ける触手、その最も深くへ達した一本。
姦くん?そうだ彼は私を捨てたわけじゃない。ただちょっと愛が広いタイプの人なのだ。
危うく喪失の甘美に溺れる所だった。惜しいけれど今はその時じゃない。
そもそも今回は姦くんに真の愛を与えてあげるつもりだったのだ。これじゃ逆じゃない。
そう思い風紀委員に目を向けると彼女は肌を真っ赤に染め少々目の焦点がずれながらも
「あ、あなたも、んっ、どうかしてるわ!ひゃいぃ、こんあ不道徳で冒涜的にゃはぁうん!」励子を睨みつける。
間違ってる。彼女は何も分かっていないのだ。いや分かろうとしていないのだ。沸々と湧き上がる怒り。
愛とはまさに愛。懐深いもの。
性癖など全て等しくかけらの違いもなく平等に愛に包括された物、ただ顕れかたが違うだけ。
その愛の大いなるを知らしめる事が出来るからこそ寝取られが至高と呼ばれるのだ。
それさえ理解していれば性癖に貴賎など無いことは自明の理。
「不道徳?冒涜的?何が!?
姦くんが触手だから?あなたレイシストなのね。愛し合う二人は種族の壁なんて越えて見せるわ!
公衆の面前での露出ですって?愛は独り占めするものじゃないわ、みんなで分かち合うものよ!
あなたの目は何を見ているの?耳は何を聞いているの?あなたとっても狭いわね。浅いわね。
あなた赤ちゃんのうんちを綺麗にするお母さんを見てスカトロだって言う?きっと言わないわよね!?
でも母子とスカトロジスト、どちらも愛とうんちで繋がった関係、ただそれだけで何も違いなんて無いわ。
結局あなたは偏狭な好みで性的マイノリティを差別してるだけなのよ……
これだけは覚えておいて、
『差別は絶対に愛ではないわ!絶対によ!!』
愛は全てを受け止める。彼を受け入れなさい。彼の与える快楽を受け入れなさい。
そして彼にも返してあげなさい。そうすればまた彼も返してくれる。
そうして愛は大きくなっていくのよ。」

彼女が愛の偉大さを知る人ならばきっと分かってくれる。今からでも遅くない。
励子は体中で姦と絡み合い抉られ至福の表情を浮かべ、愛を体現しながら告げる。
「萎は愛を滅ぼすわ。お願い、手を引いて。」

57たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:37:54
■キャラクター名
埴井ホーネット

■移動先
D2

■調教ターゲット
大木区 なあれ

■能力の使用
する

■シチュエーション
学校を後にした埴井は、獲物たる風紀委員が多そうという理由で、新たな狩場を交番に決定し、移動する。
交番の近く、茂みの中に身を潜め辺りを見回すと、可愛らしい大きなリボンと風紀委員の腕章を身に付けたロリを発見。

「そっかー、大木区なあれちゃんって言うのか―、可愛い名前だねー」 「えへへ! ありがとうございます!」

心なしか前屈みになっているお巡りさんと親しげに話しているロリ(CV.三森すずこ)に狙いを定めた埴井。
調教のためにどうやって孤立させるか悩んでいると、なんとロリの方からこちら側に走り寄ってくるではないか!

「ふわー! 蜂さんが踊ってますー! あれなんですかー!」

どうやら、方向指示のために飛んでいた斥候蜂の八の字ダンスに興味津津のようである。
リボンをぴこぴこはためかせ、眼中に星を煌めかせ、足元を渦巻状にして漫画的土煙を上げながら迫りくるロリ。
埴井は渡りに船とばかりに舞踏する蜂をホバリングさせ、ロリを茂みの中へと誘導する。

「蜂さん蜂さんー、どこにいくんですかー」(がさがさ)

「うふふふ、いらっしゃいましたね・・・! いきます、調教開始っ!」(がばっ)

「きゃああああ! 知らないおねーさんがスカートたくし上げましたああああああああ!
 しかもぱんつはいてませんんんんんんんん! 痴女ですううううううううううううう!」(リボン超ぴこぴこ)

「なっ、痴女とは失礼な! こんな無礼なロリにはお仕置きが必要です! みなさん、お願いしますっ!」(股間から蜂がコンニチハ)

「いやああああ! 痴女さんのおまたさんから蜂さんが出てきましたああああああ! 何匹も出てきますうううううう!」(リボンめっさぴこぴこ)

「ブーン(ょぅι゛ょがテンパりゃwwww)」「ブンブーン(犯しにいくぜwwwwwwww)」(なあれの躰にまとわりつく蜂達)

「ひゃああああ! リボン弄っちゃらめれすううううううう! わらひ、おかひくにゃっひゃうううううううう!」(びくびくっ)

「そのおっきなリボンが性感帯だったんですね・・・末恐ろしいロリです。 性徴しきる前に叩けたのは僥倖でした」(ニヤソ)

よがり続けるロリを救うべき警官は、先のロリとの遭遇により膨張しきった己の愚息を落ち着けることに没頭していた。
流石は魔都・変態が丘の警官である・・・性犯罪の取り締まりなどには目もくれず、自身の欲望に忠実に生きている。
やがて茂みの中から、弱点たるリボンを中心に全身をまさぐられたロリの、鈴の音のような嬌声が響いた。

へろへろの骨抜きにされたなあれを残し、埴井は次なる標的を求めて立ち上がる。

「今度こそ幼女以外も調教したいです・・・できますかね?」

それは、神のみぞ知ることである。 <終>

58たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:38:21
■キャラクター名
夢野鮪

■移動先
C3

■シチュエーション
夢野は風紀委員が居そうな寺院の方へふらふら〜と移動した。

59たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:38:44
■キャラクター名
色部明々日

■移動先
B2

■調教ターゲット
脱ぎたてのパンツ(千波

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
「私、スカート好きなのよね。
常に御星様(と書いてごしゅじんさまと読む)に私のおまんこを見てもらえるから。
え?もちろんパンツなんて履いてないわよ?
私、御星様には隠し事しない主義だから。
そしてほのかに暖かいあなたがここにいるってことは、
誰かが御星様におまんこを見て頂くという自覚を持ったということよね。
ふふ、素敵!素敵よ!」
と、千波の脱ぎたてのパンツに話しかけます。

60たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:39:05
■キャラクター名
態変超

■移動先
C3

■調教ターゲット
脱ぎたてのパンツ(片平)

■シチュエーション
仕方なのないこととはいえ、端道賢午に片平大砲を寝取られる形になったことに、少なからずショックを受けている超。
再び、さきほどプレイをした場所へ戻ってきた超。
超はそこに崩れ落ちるように膝を突く。そこに、ある物が落ちていた。
……そこには、パンツがあった。片平の、忘れ形見だ。
じわりと涙が浮かびそうになるが、ぐっとこらえ、そのパンツを手に取る。
くじけては、だめだ。こんなところでくじけていては、変態の名がすたる!
パンツは、そう語っているように超は思えた。
超はパンツを手に取り、履いた。ぎゅっとしめつける感覚と、やや湿った感触に、たまらず射精する。
「俺の変態道は、はじまったばかりだ!」
超は、決意新たに立ち上がり、まっすぐ前を向いて歩き始めた。

61たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:39:30
■キャラクター名
新島ウロボロス

■移動先
D2

■調教ターゲット
O野つー

■精神の回復
なし

■能力の使用
能力休み

■仲間の能力使用
無し

■シチュエーション
「すーはーすーはー、ああっ酸素っ酸素っ」
「ふっふっふ、良い空気性交(エアセックス)だ!!」
「だっ誰?」

O野つーの背後に突如現れた人物
半分男、半分女、まるであしゅら男爵のような全裸の高校生
しかもうんこまみれ
チンコを咥えてどうやって話しているんだろう

「へっ変態だー」
「ふっふっふ、変態とは失礼だなキミ!!私の名は新島ウロボロス!!自慰の神だ!!キミも名の知れたオナニストなら聞いた事もあるだろう?」

確かに聞いた事がある

「キミのエアセックスは実にすばらしい、私から称賛の言葉を送らせてもらおう」
「え…えあせっくす?」

なんだろう?褒められているのかな?

「中高生にしてはかなりのハイレベル、エアセックス…、県レベルでは収まらぬ全国レベル…それも全国上位レベルにある」
「え?あ…あのう」
「しかし、それだけに惜しい!!」

何か解らないけれど惜しいっていわれた

「悲しい、実に悲しい事だ」

な…なんだろう、涙まで流して

「君には足りぬ、愛が足りぬのだ!!」
「馬鹿な事を言わないで!!私は酸素(かれ)を愛しているわ!!」
「いや、君には愛が足りぬ…キミの自慰(エアセックス)所詮高校レベル、世界にはキミ以上に酸素を愛する者が居るのだ」
「なんですって?」
「確かにキミは素晴らしい才能を秘めたオナニスト、しかし惜しむらくは世界を知らぬ、酸素愛、酸素オナニーの歴史を知らぬ、酸素オナニーの定石を知らぬ」
「何を言っているの?私は酸素(かれ)と愛し合っているわ!!オナニーなんかじゃ…」
「お黙りなさい!!」

怒られた…うんこまみれの自称神様に怒られた

「それなら君はなぜ嫉妬するのか?君が世界一酸素を愛し愛されている自負があるならば…なぜ嫉妬するのかな?」
「そ…それは…」
「君自身も解っているのだろう?君自身も愛が足りぬ事を…愛に自信が持てぬ事を」
「そんな…私に愛が足りないなんて」
「しかし安心しなさい、迷える子羊よ。何も心配する必要はありませんよ」
「え?でもどうすれば…」
「私と共に自慰(エアセックス)の道を進むのです」
「あ、いやちょっとそれは」
「何も恐れる事はありません…私は全てのオナニーに愛を満たす者です」
「で…でも」
「カーッ!!!!!!!!!!!!」

びくぅ!!

「愛は奥深き物!!エアセックスも奥深き物!!酸素をただひたすら吸うだけではない真の酸素愛を知りたくは無いのですか?酸素とより深く繋がりたいとは思いませんか?H2O(えいちちつーおー)水の如く!!CO2二酸化炭素の如く!!より深く酸素と繋がりたいとは思わないのデースカ?」

「つ、繋がりたい!!私もっと酸素と繋がりたい!!」
「ならばコラレヨ!!ワガ自慰道、23兆を超える我が妄念の中より貴公の性愛に最も適した道を授けよう!!!」

「愛とは何ぞや!!愛とは慈愛!!慈愛とは自愛!!自愛とは自慰(オナニー)なりィ!!ヒャッハー!!」

俺達はようやく登り恥じめたばかりだからな。このはてしなく遠いオナニ坂をよ!!

62たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:40:38
■キャラクター名
マジカルウィザード絵夢

■移動先
B2

■調教ターゲット
轟 竜子

■精神の回復
10

■能力の使用
不能

■シチュエーション
 生温かい風が流れる校舎の屋上。その片隅には身を寄せ合う二人の人影があった。
 あぐらをかいて座る女子高生と思われる年齢の少女と、その彼女の股の上に腰かけるように座る一回り小柄な少女。二人は一台の携帯ゲーム機――プレイステーションポータブル。略称PSP――を合計四つの手で持ち、ゲームに興じている。
 ――なんでこんなことしてるんだろう。
 少女を足の間に挟んだPSPの本来の持ち主である女子高生――轟竜子はゆっくりと溜息を吐きつつ晴れ渡る青空を仰ぎ見た。

 時は一時間程前に遡る。
 電池切れ間近となり電圧低下の赤ランプが点いたPSPの充電の為、屋上の隅にひっそりと存在するコンセントを使用していた轟竜子の前に一人の少女が現れた。
「ごめんなさい……! ボク、ボクもう抑えきれなくてっ……!」
 否、それは少女ではなかった。彼女の前に現れたのは硬く勃起した陰茎を露出しながら女性物のスカートを捲りあげる少年。
 ――変態だ!
 彼女の頭の中に警鐘が鳴る。背格好は少女そのものとはいえ、見ず知らずの人間にいきなり陰茎を露出する男性。そのような存在が目の前に現れた時、いくら自らも自覚ある変態とは言えども竜子も身の危険を感じられずにはいられない。
 ――私の体はティガ様の物なのに……!
 最愛の存在を頭に思い浮かべ、自らの体を抱きしめる。
 ――まだ、負ける訳にはいかない。この身をティガ様に捧げるまでは!
 そして竜子は恐怖に僅かに震えながらも、勇気を振り絞って必死に抵抗を試みた。
「グルルルル……!」
 両脇を締め、腕を引いて力を入れる。そして前傾姿勢を取り、威嚇のポーズ。唸り声。捕食者の目。
 竜子にとって最強の存在。そして最愛の存在。それを模倣することこそが、彼女にとって最大の抵抗であり最大の攻撃なのだ。
「――ひゃあぁぁっ!」
 その威嚇に対して盛大に叫び声をあげ、あっけなく目の前の少年はその場へと倒れる。まるで百獣の王を前にした生まれたての小鹿のように、少年は恐怖に怯え涙を浮かべた。
「ご、ごめんなさいぃ!」
 少年はその場に倒れたまま彼女に許しを請うた。
 竜子はあまりの呆気なさにぽかんと口を開けたまま少年を見降ろす。
「もう、もうしないから……通報しないでください……!」
 少年はぽろぽろと涙を流しており、今にも大声をあげて泣きだしそうになっている。
「あ、ああっと、その、えっと……!?」
 竜子にとってこの事態は予想の範疇を超えていた。相手は変態であり、自らの欲望を満たす為に力ずくで襲い掛かって来たと思っていたからだ。まさか少し威嚇しただけで子供のように泣きだすとは思っていない。
 彼女の中に正体不明の罪悪感が渦巻く。
「あ、あの……!」
 竜子はたまらず、少年に手を差し伸べた。
「あ、あんた! 一緒にモン○ンしない!?」

63たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:42:49
>>62続き

 そうして竜子と女装した少年――絵夢と名乗った――は仲良くPSPをプレイするに至っている。
 最初竜子は予備のPSPを彼に渡し、通信協力プレイを行うはずだった。しかし彼女の予想に反して、彼は壊滅的なまでにゲームが下手だった。「歩く」という単純動作を行うまでに実に三十分もの時間を要したのである。これではいつまで経っても彼女の敬愛するティガレックスとの邂逅を果たせない。
 仕方なく、彼女は手とり足とりともいうべき格好で彼にモンスタ○ハンターをプレイさせるのだった。
「あっ、あっ、やった! できたよ!」
 竜子の膝の間で少年が笑顔を浮かべる。彼女の指導のもと、彼はやっとの事で「道具を使用する」という動作をマスターしたのだった。
「はいはい。じゃあ早速次に行こうねー」
 多少声色に疲れを感じさせつつ、彼女は先を促した。少年はPSPの中のキャラクターを操作すると、ゆっくりとエリアを移動していく。
「ふふ……♪」
 どんどんと少年の操作するキャラクターがティガレックスのいるエリアへと近付いていく。そして、そのエリアへと足を踏み入れた。
 ――着いた。
 竜子の胸が高鳴る。憧れのティガ様の下へと来れたのだ。自然と笑みがこぼれていく。
 咆哮。画面からその耳にした者を竦み上がらせる轟音が響く。
「ひやぁぁ!?」
 画面に轟竜の姿が現れる。少年は驚きの声をあげ、あたふたとゲームの中のキャラクターを右往左往させた。
 そして浴びせられる暴虐。
「やっ、いやぁ!」
 一薙ぎ二薙ぎとキャラクターがダメージを受ける度に、少年は悲痛な叫び声をあげる。そしてそれと共に、竜子はゾクゾクとした快感を感じていた。
 ――ああ、ティガ様! もっと!
 鼓動が速くなる。ティガレックスに与えられる苦痛と快感に、なぜ画面の中に自分がいないのか、なぜ自分がプレイしていないのかと彼女の中に様々な苛立ちが募る。
 しかし今はそんな感情すらも煩わしく感じ、竜子は画面を食い入るように見つめていた。少年が操るキャラクターは絶妙なタイミングでティガレックスからの攻撃を受ける。単調なようでバリエーション多彩なその攻撃を受ける度、竜子は自分の息が荒くなっていくのを感じていた。
 ――彼にもティガ様の愛を感じてもらいたい。
 彼女がそう感じたのは、少年が二つ目の回復薬を使用した時だった。
 彼がティガレックスの攻撃を受ける度に条件反射的にあげる悲鳴は、彼女の興奮を強く刺激する。他人のプレイを見て興奮するのは彼女にとって初めての事だったが、彼女はすんなりその感情を受け入れられた。
 彼女は理解したのだ。彼も同種――真性の変態――である、と。
 回復薬が尽きる。そして待つのは敗北……つまり、ティガレックスに成す術も無く叩きのめされるという絶望。これから起こるのは一方的な凌辱。
 その事実を認識し、竜子はビクンと体を震わせる。軽い絶頂に達したのだ。彼女の股間は既に愛液に湿っており、淫らに熱く震えている。
 そしてそれと同時に、偶然にも彼女の腕が少年の胸を擦った。
「あんっ……! っはぁ……!」
 ティガレックスの攻撃を受けるのと同時に、少年は艶を含んだ声をあげる。
 ――彼もティガ様に感じているんだ……!
 竜子は淫らしく笑うと、指先をそっと少年の胸へと伸ばした。
「あうぅっ!」
 彼女の指先がティガレックスの攻撃と共に少年の乳首を襲う。少年は息を絞り出すように喘いだ。
「あはっ! ……このままだと、ティガ様に負けちゃうねぇ……♪」
 楽しそうに竜子は笑う。両の手を少年の胸にあて、親指と人差し指でその乳首をつまむ。
「ひゃあんっ!」
「ほーら、どうしたのかなー。このままじゃあやられちゃうよー?」
 クニクニと優しく両手の指の中で少年の乳首を転がす。彼は息を荒げながらも必死に画面の中のキャラクターを動かそうとするが、どうしても真っ直ぐに動かせずティガレックスの攻撃を受け続ける。

64たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:43:16
>>63続き

「もうダメじゃない。ちゃんと歩かないと! ほら……いっちに♪ いっちに♪」
「あっ! あっ……!」
 竜子が左右の指に交互に力を入れるのと合わせるように、少年は快感の声を漏らした。
「あれぇ……?」
 竜子は笑いながら少年の背中に胸を押しつける。
「どうしたのかなぁ? これ」
 彼女は少年のスカートを押しあげて隆起した股間に気付く。
 竜子は変わらず少年の乳首を弄びながら、彼の耳元へと唇を近付けた。
「ふふ……。ティガ様に攻撃されて……感じちゃってるね……♪」
「んんんっ……!」
 少年は耳元からの囁き声に体を震わせて弓なりに背を反らせるが、それを逃がさないかのように竜子は乳首を愛撫しながら彼を強く抱き寄せた。
「はぁ……♪ 息、荒くなってるよ。ティガ様に凌辱されて嬉しいよね?」
 少年は唇を噛み、指先まで震わせて竜子から与えられる刺激に耐えている。
「ほらほらぁ、もうやられちゃうよ? ティガ様の愛、気持ち良いでしょ?」
 画面の中の体力ゲージは赤みを増し、残り少ない。
 竜子の興奮もそれに比例するように高まっており、既にその股間はまるで失禁したかのように濡れそぼっている。
「やだっ……これ……だめぇ……! 何か来ちゃうよぉ……!」
 少年の声に既に余裕は感じられず、その瞳には涙を溜めている。
「ティガ様気持ちいい? ティガ様でイっちゃう? ティガ様にイかされちゃうんだ? あはははっ♪」
 竜子の声と共に指の動きが激しくなる。PSPの操作により鍛えられた指先から繰り出されるその巧みな動きは、少年を絶頂へと導くには十分な技量であった。
「いいよイかされて! ティガ様に凌辱されてイっちゃえ!」
「やぁうああぁぁんっ!」
 ティガレックスの攻撃がキャラクターに命中し、そのままキャラクターはその場に崩れ落ちた。
 同時に少年は触れてもいないペニスからびゅくりびゅくりと精液を吐きだし、自らのスカートを白く染め上げる。少年はかすれた悲鳴をあげるようにして、その快楽の余韻を味わいながら息を吐いた。
「……どう? ティガ様の魅力……わかった?」
 同様に竜子もまた、快感に包まれ絶頂していた。胸と股間を少年に押しつけるようにして、少年を抱きよせる。
「でも……ね」
 画面の中のキャラクターがベースキャンプへと運ばれ、むくりと起き上がった。
「まだ……イけるよね?」
 竜子は少年の耳元で囁く。
 少年はゆっくりと、力無くその言葉に頷いた。
「じゃあ……ほら、またティガ様のこと探そ?」
 竜子に言われるまま、少年はキャラクターの操作を開始する。
 その後ライフゲージ二本分の責めが続く事を、「攻撃」動作すら教えてもらっていない少年に知る術はなかった……。

65たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:43:42
■キャラクター名
蘭崎青花

■移動先
E4

■調教ターゲット
貝開院乳二

■精神の回復
10

■能力の使用
すでに使用している

■シチュエーション
「おい、そこのねーちゃん。おい」
「――???」

うわ目つき悪っ。
なんかヤバそうな人だな。
そんな青花の思いは次の瞬間吹っ飛ぶことになる。

「なかなかの乳をしてるがもう少しだな。どれ、俺が揉んで育ててやろう」
「!!!?」

初対面の女性に対しこの物言い! 明らかにド変態だった。
「け、結構ですっ!!」
「そうか、じゃあこっち来な」
「ちょ、近づかないでください! 断ったじゃないですか!」
「『結構です』ってことはつまりいいってことだろ」

そう、この男こそ貝開院くぱの兄。貝開院乳二である。
「どれ、揉み心地は」
「くぁwせdrftgyふじこlp;@」
なんという早業!
青花の胸の果実が乳二の手の中に収まる。

「こっ、この……!」
さすがに青花も怒り心頭に達した。
右フックを全力でたたき込む!
青花は如何なるダメージをも受け付けない能力の持ち主なので、殴る拳のケアを考える必要は全くない。
乙女の憤怒が乳二の顔面に炸裂!
原形をとどめないほどに粉砕し、体液が飛び散り――しまったやり過ぎたと青ざめるも、それも一瞬。

「式神『揉言』」
いつの間にか乳二は少し離れたところに立っていた。
殴ったと思ったのは彼の操る式神だったのだ!
乳二に擬態していた式神は本来の液体の姿となり……なんと青花に襲いかかってきた。
「ひゃあああ!?」
振り払おうとするも、液状の式神に物理攻撃は通用しない。
青花は頭からもろに液体をかぶってしまう。
しかもそれで終わりではない。揉言は服の中に浸み込み、青花の乳首から侵入を開始した。
「ギャー! ギャー! きゃあああああ!」
乳腺を液体が逆流する異様な感覚。
さらに変化が起こる。青花の乳房が中から押し広げられる。
「うん、うん。ちょうどいい大きさになったな」
ドヤ顔でうなずく乳二。
だが青花にはそれを気にしている余裕はなかった。
「あ、あ、あ――」
内部から強引にデリケートな部分をみしみしと肥大させられる衝撃。
それは「ハクオウ」の能力により快美感へとすり替えられる。
次の瞬間。
青花の両乳首と男性器から液体が盛大に噴出し、乳二の顔面に命中したのだった。

66たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:44:06
■キャラクター名
霧咲紅刃

■移動先
B3

■調教ターゲット
マジカルウィザード絵夢

■シチュエーション
一見少女と見紛う女性的な顔立ちの少年――芯喉永夢、もといマジカルウィザード絵夢は商店街の裏通りにいた。
いや、先程までは人通りの多い商店街の中にいたのだが、そこから人目のつかない裏通りへと連れ出されたのだ。
そしていまや絵夢は拉致した人物、切り裂き魔・霧咲紅刃の玩具と化していた。
切り刻まれ、治癒され、また切り刻まれる。既に幾度となく繰り返されている。
絵夢は倒れ伏し、その空ろな瞳からは涙が、半開きになった口からは涎が地面に垂れている。
「もう、やめて……」
小さく呻きとともに漏れる声。しかし紅刃はそんな言葉一つでその行動をやめたりはしない。むしろ絵夢の言葉は彼女の加虐心を駆り立てていた。
ナイフを更に突き立てようとしたその時、足元に転がっているものが目についた。
「そういえばあなた、あんな人通りの多いところで、お尻にこんなものを咥え込んでいたのよね」
それは絵夢の持っていた魔法の杖だった。絵夢にとって魔法少女コスのアイテムであると同時に――自らの性欲を満たすための電動玩具でもあった。
絵夢を切り裂いている最中に、その尻穴に差し込まれていることに気付き引き抜いて転がしておいたのだ。
紅刃は魔法の杖を手に取り、ニタリと笑う。
「そうね……せっかくだからもう一回これをあなたに挿入してあげましょう」
そう言って紅刃は右手のナイフを閃かせ、絵夢の腹部を切り裂いた。
鮮血と腸が飛び出す。悲鳴はほとんど出てこない。散々嬲られ、もはやそれほどの体力すら残っていないのだ。
すぐに絵夢の腹部の傷は消えた。散々自分のみで経験してきたことなのでもはや驚きは無い。傷つけた後ぎりぎりまで治癒を遅らされたこともあるので、すぐに治されてほっとしたくらいである。
――しかし、今回は彼女の能力で治癒された後でも何故か腹部に違和感が残っていた。
お腹の中で何か大きな物が振動しているのを感じる。
「ふふっ、お腹が気になる? ……大丈夫、あなたがいつもやってる通り、その身体であなたの杖を咥え込んだだけだから」
その言葉で理解する。彼女は絵夢の腹部を切り裂いた後、その傷口に杖を入れ、その後で能力により傷口を塞いだのだ。
挿入したまま出歩いたり出来る様に比較的小さめなものだったのだが、体内に埋め込まれればその異物感は激しい。というかそんなものを入れて大丈夫なのだろうか。
「その杖があなたの内臓を掻き回して傷つけるかもしれないけど、それは『私がつけた傷』だからいくらでも治してあげるわ。たっぷりその感触を楽しみなさい」
遠隔のスイッチを弄びながら紅刃は愉しそうに笑う。
「寂しくなったお尻にはこっちを入れてあげるわ」
そして先程まで杖の挿入されていた尻穴に、ナイフを突き刺した。
「ひぎぃ……っ!」
小さな悲鳴とともに絵夢は白目を剥き、泡を吹きながら気絶した。
「あら、寝ちゃったの。仕方がないわね」
紅刃は尻穴のナイフを引き抜くと、杖の振動を止め、絵夢の尻穴や体内の傷を癒す。そして意識なく倒れる絵夢に微笑みかけた。
「起きたらもっともっと可愛がってあげるから、しばらくお休みなさい」

67たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:44:32
■キャラクター名
白刃 霞

■移動先
B4

■調教ターゲット
西条 秋良

■精神の回復
30

■能力の使用
現在発動中

■シチュエーション
1/2
公園に佇む人影が一つ。萎が復活のために用意した風紀委員が広葉樹を眺めていた。
そこに新たな白き人影が一つ加わることで今回の物語は始まる――。

「お久しぶりです、で宜しいかな?『不落の西条』こと西条秋良『先輩』。
先輩が半年ほど在学していた三上高校ではお世話になりましたね。」

西条は取締りに明け暮れていた日々のボロボロな記憶の糸を辿る。
「白刃か。早漏を公言したが故に虐められ続けていた、いや君は周りに無関心だった。
虐めている筈の彼らが風紀委員を頼り、他者からは『二つ名』による隔離が必要なほど
孤独な存在。そんな既に完成している人間を助けた覚えも取締った覚えもない。」

「『鋼鉄の意志』による風紀活動は、生き方のベクトルは違えど非常に参考になりました。
俺は先輩のように『完成』もしていなければ、先輩のように『強い』意志でもありません。
常に全力で生きてきた結果が今の俺です。色々とありがとうございました。
――だが、この先の『私』は1人の漢として君を迎え撃つがね。覚悟しろ『不落の西条』」

「出来れば当時の後輩を取締りたくはなかったが、今の変態に成り下がった君は
危険な存在だ。容赦無く調教するといい、その上で自信をへし折らせてもらう。
その溢れ出る精液をブッカケるなり、注ぐなり存分にするといい。」

「残念だが、私は漢相手に打っ掛けたりボテ腹にする性癖は持ち合わせていないのでね。
不器用ながら拳で己の人生を語ろうと思うのだがな。『腹パン』一発でどうだろうか。」

「漢の拳か。面白い。射精の為だけに賭けてきた人生がどれほどのものか受けよう。」
仁王立ちの姿勢を取り全力で受ける体制を整えて彼は言い放つ。
――しかし、直後に彼が見た白刃の体は想像を絶していた。


2/2
上半身を肌蹴る。一部の隙も無い、正に筋肉の鎧が其処にはあった。
「数ヶ月前まで人の身でありながら、変態魔人と張り合ってきたのだから当然だろう?
学生の頃より速筋、遅筋ではなく両方の特性を持った筋肉に体の全てを置き換えた。
力の元である血液は常人の数倍の濃度、量を保有し、肺活量も言わずもがな。
情報を正しく見ていないのかね?178.7cm、230.4kg、体脂肪率0.4%が私の身体だ。」

「その努力は認めるが、見るからに殴ることに適していない。特化のさせ方が違う。」

「小賢しい。私の中では常に数京の精子が争っている、その闘争本能を嘗めるな。
その上、早さに特化した私の体はゴキブリに酷似している。常に全力でいけるが?」

「御託はいい。さっさと来い。」

「では最後に一つ。私の心は硝子だが、それは脆く砕け易いという意味ではない。
熱き魂は粘り強く、どんな可能性も秘めていることを指している。まぁもっとも、
その段階は当に過ぎ去って、自ら輝くプラズマ、莫大なエネルギーの塊だがな。

時に西条、私の拳を受けるのはいいが―
別に、風紀委員随一の鋼鉄の意志へし折っても構わんのだろう? 」

その後のことは語るまでも無い。

『握力×体重×スピード=破壊力』

それが結果である。

※握力=チンコを握る強さ(異常)
※体重=生み出す精液の量(異常)
※スピード=彼の能力特性(異常)

68たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:45:02
■キャラクター名
藤見筆三

■移動先
B3

■調教ターゲット
へこみちゃん

■精神の回復
20

■能力の使用
万丈ロック・へこみちゃん

■仲間の能力使用
いないよ

■シチュエーション
商店街で、アナルに■■■■を挿入してくる変態と遭遇した万丈は、得意の説教で相手を改心させようとするが…

「おい!さっきから言ってるじゃねえか!いきなり人のアナルにそれを突っ込もうとするのはやめろ!やられた方の欠がどうなるかも考えやがれ!」
「隙間に■■■■を差し込むのはテトリスでは常識だよ!そうしないと四列消せないもん!」

(ダメだこいつ…こっちの話をほとんど聞こうとしねえ…)
(くそう、このままじゃ埒が明かない…!仕方ねえ、こんな小さい子に手は出したくないが…)
「いいぜ…お前が勝手に四列消しできるってんなら…!まずは!そのふざけた常識をぶち殺す!」
「えへへー、これで四列消しだね!」

万丈が拳を振るい、それを迎え撃つため、凹美が■■■■を構える。
しかし、万丈の拳は凹美に届くことはなかった。
なぜなら、
「イヤッホーーーー…うべら!!」
その拳は、突如として乱入してきたドMへと叩き込まれていたからである。
「なに!?」
二人の間に挟まるように入ってきたドMは、その勢いのまま凹美のほうへと吹っ飛んでいく。
そして、偶然か必然か・・・…凹美の持っていた■■■■が、凄まじい勢いで吹き飛んできたアナルに、これまた凄まじい勢いで挿入される…!
悲鳴を上げるドM、しかしそれだけでは終わらない。
彼の背後に現れる黒い人影、イイ男がいるところにこの人あり、高位召喚獣『阿部高和』ッ!!
「今回は出番がないと思っていたが…いるじゃないの、なかなかのイイ男が…!」
そして■■■■を押し出すような形で挿入される、異能レベルのデカチン…!

しかし、この状況で最も不幸なのは筆三ではない。
情人なら気絶しかねないほどの痛み、だが、彼はドMである。この程度の痛みは優に受け止めきれる。というより、快感である。
この状況で最も不幸なのは、アナルの挿入された■■■■を取り出そうにも、阿部さんのせいで回収できない凹みちゃんである。
しばし二人を見つめていたへこみちゃんだったが、不意に彼女の頭にあるアイデアが浮かぶ。
(下から取り出せないなら…上から出せばいいじゃない!)
筆三つの口から挿入される腕、それと同時に、激しさを増していく阿部さんのHMS…

(まずい、阿部さんのHMSをされている最中に口がふさがれてしまったら、いくら魔人といえど、耐えられるはずがない!)
それを見ていた万丈ロックは、冷静さを取り戻し二人を止めに入ろうと駆け寄ろうとした。
だが、そこで彼は気づいた。彼の口に挿入されている腕に、一切の傷がないことに。

そう、彼は腕にかみつくどころか、腕に傷がつかないように自ら口を広げていたのである。
(まさかこいつ…この状況を…受け入れてやがるってのか!?これが…こいつの性癖だってのか!?)
(ダメだ…俺には、こいつの信念を折ることなんてできそうにねえ……ここまでの変態を、矯正するなんてできるわけがねえ…)

その時突然、あ!と、凹みが声を上げた。
「あともう少し、もう少しで届きそう…」
今、凹みちゃんは肩まで腕を挿入している。しかし、当り前だが肩まで挿入したとしても口から、アナルに挿入された■■■■に届くはずがない。
しかし今、アナルは阿部さんによって犯されている。そう、アナルに挿入されていた■■■■は、阿部さんの激しいアナルセックスによって腸内を逆流していたのだ!
「ふっ…俺ももうそろそろ限界だ…!出すぞ!」
へこみが■■■■を引きずり出し、阿部さんもまた、絶頂を迎えた。
ドMは声にならない悲鳴を上げて、そのまま意識を失った。

しかし、その顔はこのようなプレイをし終えたとは思えないほど、穏やかな顔をしていた…

69たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:45:30
■キャラクター名
亀井雷華

■移動先
D1

■調教ターゲット
ルツィア・C・町永

■精神の回復
10

■シチュエーション
「あの、私に何か御用でしょうか?」
流れるような金色の髪と切れ長の青い瞳が美しい風紀委員ルツィア・C・町永はカメラを持ってこちらの方をみている少女を発見し声をかける
「ああなたは風紀委員の人…だよね」
「そうですけど…」
(この町に街に現れたという変態の襲撃でしょうか…)
ルツィアは目の前の少女に警戒心をあらわにする。
「あの、私、希望崎学園写真部の亀井雷華っていいます。写真部の活動で風紀委員を取材に来ました」
「そうですか。私はルツィア・C・町永と申します」
「今、話しても大丈夫かな。忙しい…よね」
「いえ、お気になさらずに。風紀委員としての勤めですから」

そのまま二人はその場で話をしていたが雷華が急に泣き出してしまった。
「あの…どうなさったんですか?」
ルツィアは雷華が心配になり声をかける。
「うう…やっぱり…グスッ…変わった性癖…持ってるのってだめですよね…」

「私女の子が好きなんです…今も学校の風紀委員が好きで…グスッ」
どうやら、自分は知らないうちに彼女を傷つけてしまったようだ。
「人をを好きになることは悪いことではありませんよ」

「…で…でも…町永さんは萎復活させて性欲をなくそうとしてるだよね…やっぱり私はおかしいんだよ」
雷華の言葉にショックを受けるルツィア。
「……」
少し沈黙したあとルツィアが再び口を開く
「いえ、あなたがおかしいわけではありません」
「で…でも…」
「私が間違ってたんです」
自分は純潔を守ろうとする余り何か大切なものを見失っていたような気がする。
「雷華さん、あなたは私に大切なことを思い出させてくれました。お礼を言わなくてはなりませんね」
「町永さん…」
「ルツィアでいいですよ」
「る…ルツィアちゃん!グスッ…グスッ」
雷華が涙でぐしゃぐしゃになった顔でルツィアの胸に飛び込んできた。
ルツィアの制服が雷華の涙や鼻水で汚れてしまったが悪い気はしない
そのままルツィアは雷華をギュッと抱きしめる。
「ほら、涙を拭いて」
そういうとルツィアは制服のポケットからハンカチを取り出し、雷華に渡す。
「うん」

そのあと二人は雷華が好きだと言う黒姫射遠の話をした。
彼女の話をする雷華は本当に楽しそうで思わず嫉妬してしまいそうなぐらいだった。

70たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:45:50
■キャラクター名
霧咲 想二

■移動先
C4

■調教ターゲット
野崎 忍

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
公園において、ハーレムメンバーを作ることはできなかったが、杉野めしべ。という自分の考えの賛同者を増やすことには成功した。
賛同者が増えることはいいことだ。今後も親睦を深めるという約束をしてめしべとは一旦別れた。
適当に移動。そこでも適当な女の子に「ハーレムメンバーに入らないか」と聞いて周る。
ハーレムに入るのには条件は一つだけしかいらない。互いに愛しあっていることだけ。
性行為だけが愛の確認ではないということを、深い懐(性癖)を持って教える。
たとえ性器を潰されたとしても、愛を貫くことはできるだろう。

71たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:47:11
■キャラクター名
織原夕美子

■移動先
B3

■調教ターゲット
奈美能丸

■精神の回復
なし

■能力の使用
あり:奈美能丸

■仲間の能力使用
あり:織原夕美子

■シチュエーション
奈美能丸調教SS『ノーマル料理(プレイ)を求めて』

『萎』の復活を目前とした、変態達の街――変態が丘。
当初、この地における全国風紀委員連合の勢力は圧倒的と思われていた。

この街に存在する敵は、抑圧のない変態(じゆう)の中で性癖を育んできた変態であり――
通常社会にあってなお変態性癖を貫き通し続ける強者達と比すれば、
いわばハングリー精神の弱い者が大多数だったためだ。
(とはいえ、尋常のレベルを遥か超える変態の絶対数も、他の街より余程多いのだが)
こうした、数多存在する軽度変態への対処は、
尖兵である一般風紀委員を大量投入するのみで十分であると考えられていたのだ。

しかし現在、風紀委員達を取り巻く状況は一変している。
姦崎電波の呼びかけによって……街の外で息を潜めていた伏魔――
先程の例において『強者』と表現されるべき変態魔人たちが、
元々変態が丘に存在する強力な変態達と手を組み、大挙して流入しつつあったのだ。


そして、今。
怪人溢れかえるこの街に、風紀委員……奈美能丸は立っていた。
本来この『萎』復活の任に就いていなかった彼がこの街に呼び出された理由は、2つある。
一つは、単純な人員の補充。
想像以上の変態達の攻勢は、既に相当数の風紀委員を調教してしまっている。
そして、もう一つは――

「変態は変態を知る、か。ふん。簡単に言ってくれる」

商店街を歩きながら、苦々しく呟く。
『変態に対抗できるのは、変態のみ』――魔人特殊刑事課と同様の思想。
彼が投入された最大の理由もそれである。しかしながら。

「俺は……変態ではないというのに」

奈美能丸は変態ではない。恋愛の形はノーマルこそが全てに勝る至高であり、
いわゆる変態性癖と呼ばれるものは全て例外なく、
倫理的にも快楽的にも唾棄すべき存在であると考えている。

しかもその見解は、一般人のそれのような、偏見に基づいた思想ではない。
何故ならば彼は、ありとあらゆる変態性欲をその身で『体験した』上で……
ノーマルの性癖を『選択した』、まさに生粋のノーマル性癖だったためだ。

(故に、俺は決して転ばん。例えばこの光景にも――)

72たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:48:06
>>71続き

昼下がりの商店街。不自然なほどの数の玩具屋が立ち並ぶこの街並みの中、
例えばゲームセンターでテトリスをプレイしながらよがり狂う幼い少女の姿を見ても。

「ああっ! き、消えちゃううううっ!! こんな……おっ、奥まで入ってっ、
 や、やだぁっ……全部消えちゃう―――っ! ああ―――っ!!」

(ゲーム画面に欲情する程度は、俺も試した。
 しかしどのようなゲームだろうと、単なる視覚と聴覚の刺激……
 虚しい二次元の存在でしかない。やはり生身のセックスには遠く及ばない)

買い物客が見る中で、公然とアナルを掘られる一人の風紀委員の姿を見ても。

「うおおおおお―――ッ! やめてくれッ! 阿部さん!!
 阿部さんの熱いホモ魂は尊敬している……だがその行為には問題があるぞッ!
 俺は……俺はホモじゃあないんだ―――ッ!!」

「男は度胸! なんでもためしてみるのさ。きっといい気持ちだぜ」

「アッー!!」

(ふん。ホモセックス程度、俺は真っ先に試した。
 分かった事は、生物の本来の本能に基づく行為である……
 異性との健全なセックスを越える快楽を得ることは不可能という事だけだった)

様々な変態性癖を否定し尽くした結果、ここまで来てしまった。
否定するために、性癖を試す。
彼が知らない性癖、試していない性癖は、もはやこの世にはないと自負している。
いつの間にか、誰よりもノーマルである奈美は、誰よりも変態であると周囲から認識されるようになっていた。

故に彼は、

「いやああああ!! 棒が、棒が入ってくるのおおおお!!」

「あ、阿部さん……アオオ――ッ!!」

「……ふん」

――『孤独』、であった。

今はもう、あらゆる変態性癖を試し尽くした完全なる『変態』である彼に近づく、健全な異性はいない。
しかしそれでも奈美は、ノーマル以外の変態性癖で妥協することはできなかった。
どのような変態プレイをしていても、彼の脳裏には常にノーマルなプレイがちらついている。
ノーマルセックス以外のどんな行為が。彼の願望を満たしてくれるというのだろう。

だからこそ彼は、性癖を謳歌する変態を憎む。
あらゆる変態を消滅せしめる『萎』の復活を望む。
客観的には単なる変態としか見えない彼が風紀委員に加わる事ができたのは、
その妄執が評価されてのことである――

「……奈美くん?」

「誰だ?」

変態が丘を訪れた経緯を思い返していたからだろうか。
少々注意が散漫になっていたようだ。

だが、振り返って声の主を確認したとき、その警戒は解けた。

「H組の織原か。こんな街で何をしている。危険だぞ」

「あっ、ごめんね。知り合いに会えたのが嬉しくて。
 そうか……奈美くん、風紀委員なんだね」

73たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:49:47
>>72続き

2年H組の織原夕美子。
周囲から『変態』のレッテルを貼られ忌避され続けてきた奈美の人生にあって、
H組委員長の彼女は、正にも負にも偏見を持たず接してくれる、貴重な異性であった。
しかも彼女は自分に限らず、誰に対しても人当たり良く接し、教師からの評価も高いという。
違うクラスのはずの彼女の名を覚えていたのは、それが理由だった。

「そうか。君も……いや待て」

「?」

――が。

ある可能性の予感が、冷たい風のように奈美の背を撫でる。
彼女は確かに、品行方正なクラス委員長……に見える。
しかし、だからといって、彼女は本当に『風紀委員』のカテゴリに入る存在なのか?

奈美は、客観的には変態(アブノーマル)にしか見えないノーマルだ。
ならばその逆のケースも、十二分にあり得る。
変態を知り尽くす、歴戦の風紀委員としての勘。彼の対応は冷静だった。

「織原……知っているな?
 俺達風紀委員は今、この街にはびこる変態共を狩るためにここに来ている。
 お前は変態なのか……?」

「えっ? いきなり何言ってるの……?
 変態って??」

「答えろ……」

「で、でも突然……あはは、なんか恥ずかしいな……
 私、ちょ、ちょっとだけ……そういうの、あるの」

やはり変態か。

「普通の人間が欲情しないものに――欲情する、という意味か」

「……! う、うん……」

――残念だ。

いつも常識的で、清楚な雰囲気のある彼女とならば、分かり合えると思っていた。
叶わぬ夢ながら、ノーマル性癖同士のカップルとして愛を育める可能性もあるのかと……
だが、こうなった以上は容赦はしない。
織原の変態性癖を暴き、徹底的に否定し尽くすのみだ。

そう。彼はあらゆる変態性癖を知り、その上で『ノーマル』が最上であると認識している。
故にどのような変態の調教に対しても、無敵なのだ。
誰よりもノーマル。故に無敵の……風紀委員。

「織原。真の変態ならば応えられるはずだ。お前は何に欲情する……!!」

「そ、それは……」

いつも明るい笑顔を浮かべているその顔が、今は周知に赤く染まり、
口ごもるように語尾が小さくなっていく。
まるで、普通に恋をする少女のようだ。しかし……騙されてはいけない。

彼女は『萎』を封印するために動く、奈美の憎むべき変態魔人だ。

74たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:50:15
>>73続き

「ぅ……で、でも奈美くんになら……言っても―――いいかな」

「……!?」

「奈美くん……とか……」

恥じらうように目を逸らして、目の前の少女がの唇が呟いた。
それはつまり――欲情する対象というのは――
普通の人間では好きにならないような『もの』というのは……

(俺――だったのか)

ああ。

確かにその通りだ。
彼がノーマルを完全肯定するために払った代償は、あまりにも大きかった。
誰もが彼を『変態』と見做し――彼の最も忌み嫌う変態と見做し――関わることを避けた。

でも彼女だけは、織原夕美子だけは。

「織原……お、俺は……!」

「ねぇ。奈美くん……
 奈美くんはどうしてさっきからそんな、その……いやらしい話を、するの?」

織原が……一歩奈美に近づく。
吐息がかかるような距離で。いや、さらに近く。

「奈美くん――
 私とそういう事、したいの……?」

「あ、ぅあ……」

いつの間にか、白い腕が奈美の動に絡まっている。
ブレザー越しに、柔らかな乳房の感触が腕に押し付けられる。
吐息がかかる『ような』――ではない。甘い吐息と共に吐き出される声が、奈美の耳元で響いている。

「ねぇ、奈美くん。私って……変態……かな……?」

「……っ、織原! ああああああ!! 織原!!!」

そこで奈美の理性は断ち切られた。
もはや意識すらも無かったのかもしれない。
玩具屋横の路地裏に、強引に少女の体を押し倒し、そして―――


――――――――――――――――――――――――――――――――――

奈美は知らなかった。
あらゆる変態性癖を知り尽くす彼ですら、知りえない性癖があったという事を。

即ち、経験することが即、死を意味する性癖の事を――


一人の男子生徒のバラバラ死体が商店街にて発見されるのは、その翌日のことである。

75たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:50:41
■キャラクター名
二幼神脣之介

■移動先
A5

■調教ターゲット
パンツ(富貴)

■精神の回復


■能力の使用
する 対象:パンツ(富貴)

■シチュエーション
 富貴真森を遠くから見つけ、その場所へ向かったしんのすけだったが、着いたときには既に富貴の姿はなく、代わりに富貴の物と思しきおパンツが残されているばかりであった。
(その間におかっぱ風紀委員と遭遇したような気がしていたが別にそんなことはなかった)
「おお! このおパンツ……母ちゃんのスケスケおパンツとは全然違うゾ!」
 しんのすけはそのおパンツをまじまじと見つめ……
「あのおねいさんのおパンツ…………これもきっとオラの好みのタイプだゾ!」
 ――ここでのしんのすけの思考プロセスには少々説明が必要だろう。
 目をつけた相手のおパンツにも興奮するということ自体は、一見変態として何ら不可解なところのない、典型的心理のようにも思えるが、彼の嗜好ははそれとは似て非なるものだからである。
 彼が胎児以外の対象について『好み』を論じる際には、基本的に『能力を使用すること』を前提としている。『胎児にした際好みかどうか』が彼にとって唯一絶対の基準だからである。
 従って彼は今回おパンツに能力を使用した上で『好みになる』と判断したわけだが……そもそもこの能力で人間ではなくおパンツを吸い込むとどのような現象が起こるのか?
 本来おケツの上に纏うべきおパンツを、あろうことかおケツの中に吸い込むという暴挙――あまりにも奇怪な状況。
 彼はこの『結果』を直感的に理解しているのか……それとも、はじめから何も考えてはいない――五歳児ゆえの戯れなのだろうか。

「ヘイ! そこのおパンツさーん、オラ君を試着したいなー」
 しかし、しんのすけがおパンツを手に取ろうとしたとき、突風によっておパンツは舞い上がり、彼の手をするりと抜けて飛んでいってしまった。
 まるで彼から必死に逃げようとするかのように――
「あっ! おパンツさーん、まてー!!」
 それを追いかけるしんのすけ。だが五歳児の走力では、強風に乗って空高くを飛ぶおパンツに追いつくことができない。それを悟ったのかしんのすけは、
「これならどうだ、ぶりぶりぶりぶり〜!!」
 なぜか突然おケツを出し、ケツだけ歌舞伎の型で走り始めた! すると途端に二者の距離はぐんぐんと縮まっていく。
 常識的に考えるとあまりに不条理な現象であるが――しかし彼は生まれながらにしてケツだけ歌舞伎の天才である。おケツを出した方が――速い!
 こうして一気に差を詰めたしんのすけ。だがおパンツは風に乗ってかなり高いところを飛んでおり、やはり五歳児の跳躍力では届かない。この状況を確認したしんのすけ(のおケツ)は、一度『第二の口』がキュッと締まった後、
「イヨォォーーッ! ポポポポ〜ン!!」
 周囲の空気を震わせ、凄まじい大音塊をおパンツに放った!
 しんのすけの『第二の口』は、ケツだけ歌舞伎においては文字通り、台詞を話すための『口』である。
「おお! やっぱりあいさつしたら友達になれたゾ!」
 しんのすけの『第二の口』の声にすっかり萎縮したかのように勢いを失ってひらひらと落ちてくる
おパンツ。それをしんのすけは真下で待ち受ける。
「おパンツさーん、いらっしゃ〜い!」
 そしてしんのすけは能力を発動し、おパンツを『第二の口』に吸い込んだ――!

76たびびと@GK:2011/03/26(土) 02:54:19
というわけで、処理はまた明日。

77たびびと@GK:2011/03/26(土) 16:35:11
【2ターン目開始時処理】
ターン開始時発動の能力を処理します。

PC
・クオリア65% →44成功
・ツッコミ85% →47成功 移動先ランダム→D4
 オッペケペ梅子、SASUKE魔人、架神恭介、新島ウロボロスの
 アナルにツッコミを入れた!!
・ねずたん50% →85失敗

NPC
・慈衛 恵90% →59成功
・西条 秋良75% →90失敗
・手造 光太郎65% →30成功 対象ランダム
 →大木区なあれのダッチワイフが出現、身がわりになった!
・鏡子90% →92失敗(ば、ばかな。)
・ダイア・ホワイト70% →対象不在
・万丈ロック90% →83成功 ウホッ、いい阿部さん!

続きは帰宅後です

78たびびと@GK:2011/03/27(日) 02:35:19
【精神回復】
SPによる精神値の回復を行いました。
詳細はステ管画面(tp://www43.atwiki.jp/abnormald/pages/101.html)をご確認ください。

79たびびと@GK:2011/03/27(日) 02:35:39
【移動処理】
2ターン目の移動を処理しました。
tp://ashitamomataikiteitai.web.fc2.com/map_2t_aft.html

各キャラクターの調教希望ターゲットは以下の通りです。

■A1
ねずたん(襲撃待ち)
子虎 →理性院

■A5
二幼神 →パンツ(富貴)

■B2
色部 →パンツ(千波)
MW絵夢 →轟

■B3
織原 →奈美
藤見 →へこみちゃん(+万丈)
クオリア →ボンボリ
紅刃(襲撃待ち)

■B4
白刃 →西条

■C2
キざみ(襲撃待ち)

■C3
夢野(襲撃待ち)
態変 →パンツ(片平)
ツッコミ →九夜思惟
端道 →ダサいオサム

■C4
想二、SASUKE →野崎

■C5
陳(襲撃待ち)

■D1
亀井→ルツィア

■D2
梅子、埴井 →大木区(のダッチワイフ)→襲撃待ち
錐、二ツ宮、新島 →O野

■D3
原始性人(襲撃待ち)

■E2
湯張(襲撃待ち)

■E4
架神、蘭崎 →乳二

80たびびと@GK:2011/03/27(日) 03:08:50
【調教パート開始時処理】
このタイミングで発動する能力を処理します。
詳細なステータスの変化などは、ステ管画面(tp://www43.atwiki.jp/abnormald/pages/101.html)
をご確認ください。

PC
・藤見 筆三70% →92失敗 調教対象はへこみちゃんのみ
・埴井ホーネット80% →95失敗
・端道 賢午75% →73成功 ダサい先生の骨格スケスケ

NPC
・姦崎 姦80% →95失敗(何が天才だー!)
・ダサいオサム65% →72失敗
・奈美 能丸90% →22成功
・理性院 封70% →10成功
・野崎 忍80% →38成功 カウンター状態
・O野 つー75% →5成功 対象ランダム →大木区なあれが火だるまに!
・へこみちゃん85% →58成功 藤見のアナルに■■■■挿入! 4列消し!
・貝開院 乳二100% →成功

81たびびと@GK:2011/03/28(月) 01:32:50
【調教パート(2T)】その1

■子虎 →理性院

・行動順 10+3 10+6 理性院→子虎
・理性院の反撃45% →59失敗
・子虎の調教84% →65成功
 シチュエーション>>56 15点
 (互いが触手レイプされながらの説得ってのも斬新なものがあるなw
 スカトロの例えは普通に納得してしまいました。姦くんの能力が失敗したのはちょい残念)
・子虎&姦 SP+20 精神−1

■二幼神 →パンツ(富貴)

・行動順 2+3 10+6 パンツ→しんのすけ
・パンツの反撃40% →90失敗
・しんのすけの調教85% →2成功
 シチュエーション>>75 10点
 (ポポポポーンwwwおケツを出した方が速いってのは、
 「掘った方が速い」工事戦士並の不条理だー。おパンツは能力で原材料に戻っちゃうのかな)
・しんのすけ SP+25 精神−1

■色部 →パンツ(千波)

・行動順 2+4 10+1 パンツ→色部
・パンツの反撃40% →26成功 色部の精神−1
・色部の調教80% →57成功
 シチュエーション>>59 5点
 (ノーパン主義は大変興奮します! でもノーパン礼賛とパンツ調教は別モノかなあ)
・色部 SP+25 精神−1

■MW絵夢 →轟

・轟は1回休み中のため、反撃不可
・絵夢の調教90% →30成功
 シチュエーション>>62-64 20点
 (「相手の性癖で調教する」稀有な例かと! しかも一見調教されているようにすら
 見えるが、その実きっちりと竜子を調教できている。興味深い……!)
・轟は絵夢の仲間になった!(ゲームオーバー)
・絵夢 SP+2

■織原 →奈美

・行動順 10+3 2+5 織原→奈美
・織原の調教78% →21成功
 シチュエーション>>71-74 10点
 (同マスの他キャラまでガッツリ描写してるwどういうクオリティなんだw
 しかし、恋愛感情で説得できていても食人の性癖で調教したのとはまた違うかなー)
・織原&慈衛 SP+25 精神−1

■藤見 →へこみちゃん

・行動順 10+3 8+6 へこみ→藤見
・へこみの反撃55% →23成功 藤見の精神−1
・藤見の調教80% →95失敗
 シチュエーション>>68 5点
 (わが子ながら、へこみちゃんは可愛いなあでへへ。ていうか、うん、ドMじゃなくて
 痛みフェチだという自己ツッコミはごもっともですね! だが阿部さんはこの場にいない)
・藤見 精神−1

■クオリア →ボンボリ

・行動順 6+4 4+2 クオリア→ボンボリ
・クオリアの調教55% →97失敗
 シチュエーション>>47 10点
 (ほんとクオリアさんは異次元だwwマジキチとしては満点なんだけどwwだけどww
 理解させるのが容易じゃない性癖だけに難しい。ボンボリは対変態でも冷静そうというのもあるし)
・クオリア 精神−1

82たびびと@GK:2011/03/29(火) 01:21:46
【調教パート(2T)】その2

■白刃 →西条

・行動順 10+1 2+1 白刃→西条
・白刃の調教80% →38成功
 シチュエーション>>67 5点
 (破壊力ぱねえwホモでもねえのに漢と漢の本気のぶつかりあいってのも変な話ですねw
 しかし、これでKOできても調教と言えるのかは難しいところ)
・白刃 SP+35 精神−1

■態変 →パンツ(片平)

・行動順 2+2 10+3 パンツ→態変
・パンツの反撃30% →42失敗
・態変の調教65% →79失敗
 シチュエーション>>60 10点
 (変態なのに美しい話だ……パンツに射精するのは当然の帰結ですね! もうちょっと味わっても良いかも?)
・態変 精神−1
・パンツTUEEEEE

■ツッコミ →九夜思惟

・行動順 8+3 10+5 くやしい→ツッコミ
・くやしいの反撃45% →65失敗
・ツッコミの調教70% →41成功
 シチュエーション>>50 5点
 (すがすがしいまでにシンプルにツッコんでおります。アナルに。)
・ツッコミ SP+20 精神−1 次ターンお休み

■端道 →ダサいオサム

・行動順 4+2 0+1 端道→ダサい
・端道の調教89% →81成功
 シチュエーション>>52 10点
 (無理矢理メロスwww大砲タン戦車と結婚おめ!
 自分の作風に合った事をされたらオサム先生も動くかな? もう骨格とか関係ないけど!)
・端道&片平 SP+30 精神−1

■想二、SASUKE →野崎

・行動順 6+4 0+6 10+4 野崎→想二→SASUKE
・野崎の反撃45% →93失敗
・野崎のカウンター発動! 想二の性器が消失
・想二の調教88% →37成功
 シチュエーション>>70 5点
 (愛に訴えたほうが響くところはありそうだけど、じゃあ萎が復活してもOKなんじゃ……)
・想二の性器はもとにもどった。
・想二&めしべ SP+25 精神−1
・SASUKEは襲撃待ち

■亀井→ルツィア

・行動順 2+1 4+5 ルツィア→亀井
・ルツィアの反撃35% →22成功 亀井の精神−1
・亀井の調教80% →7成功
 シチュエーション>>69 10点
 (元々風紀側の人間だったりする事もあってスンナリいくなあw 良い百合イズムです)
・亀井 SP+30 精神−1
・果たしてルツィアは自決するのか? 注目のダイスはT終了時

■錐、二ツ宮、新島 →O野

・本日のヤマ場。
・行動順 8+3 4+3 0+1 6+4 錐→O野→二ツ宮→新島
・錐の調教100% →成功
 シチュエーション>>51 20点
 (万罪死んだだろww これはO野は満足ですね!)
・O野は錐&万罪の仲間になった! フラグ回収おめ
・二ツ宮、新島は襲撃待ち
・せっかくなので補記しておくと対O野のシチュは皆さん最高でした。お見事

■架神、蘭崎 →乳二

・行動順 8+3 2+4 6+4 架神→乳二→蘭崎
・架神の調教109% →成功
 シチュエーション>>46 25点
 (こいつら全員おかしいよww でも「女子高生だからうんこも平気!」てのは何気にキレイなアンサー。
 「自身を搾乳」は完全に予想外。募集開始2時間でこれが届いた時はどうしようかと思った)
・乳二は架神&くぱの仲間になった!
・蘭崎は襲撃待ち

83たびびと@GK:2011/03/30(水) 00:41:37
【襲撃の処理(2T)】その1
「名前アリの連中より強いじゃねーか」でおなじみ、やせいの風紀委員のコーナー

■ねずたん

・アバターメイキング6 1 4 5
 (ショートカット、リボンブレザー、Dカップ、水玉ぱんつ)
・行動順 4+5 4+6 風紀→ねずたん
・風紀の反撃45% →35成功 ねずたんの精神−1
・ねずたんの調教90% →74成功
 シチュエーション>>49 5点
 (あー惜しい。能力さえ成功していれば。それにしても、このコはちんこと会話してる
 けど、ちんこを自分と切り離して考えてるのか……? 興味深い。)
・ねずたん SP+10 精神−1

■紅刃

・アバターメイキング6 5 1 3
 (ショートカット、セーター制服、Aカップ、ドット柄ぱんつ)
・行動順 4+6 4+5 紅刃→風紀
・紅刃の調教60% →81失敗
 シチュエーション>>66 5点
 (すげーガチレイプで戦慄。なんだろう。ドSとは違うよね。リョナでもないかね。
 高クオリティだけど残念ながら風紀委員はステッキ咥えこんでないです。)
・紅刃 精神−1

■キざみ

・アバターメイキング1 3 3 1
 (おかっぱ、白セーラー、Cカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 6+4 4+3 キざみ→風紀
・キざみの調教75% →97失敗
 シチュエーションなし
・キざみ 精神−1
・ほらー、Aカップじゃないから失敗しちゃったー。

■夢野

・アバターメイキング5 5 3 1
 (セミロング、セーター制服、Cカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 10+1 4+4 鮪→風紀
・鮪の調教55% →51成功
 シチュエーション>>58 0点
 (移動しただけだー!)
・鮪 SP+10 精神−1

■陳

・アバターメイキング2 4 4 1
 (おさげ2本、黒セーラー、Dカップ、白無地ぱんつ)
・行動順4+6 4+4 陳→風紀
・陳の調教65% →7成功
 シチュエーションなし
・陳 SP+10 精神−1

■梅子

・アバターメイキング6 4 4 5
 (ショートカット、黒セーラー、Dカップ、水玉ぱんつ)
・行動順 8+5 4+4 梅子→風紀
・梅子の調教70% →66成功
 シチュエーション>>48 5点
 (精液かけられといて冷静すぎるだろこの幼女www風紀委員はこうは騙されませんわなあ)
・梅子 SP+10 精神−1

84たびびと@GK:2011/03/30(水) 01:18:00
【襲撃の処理(2T)】その2

■埴井

・アバターメイキング5 2 4 4
 (セミロング、ネクタイブレザー、Dカップ、リボン付ぱんつ)
・行動順 8+2 4+5 埴井→風紀
・埴井の調教85% →26成功
 シチュエーション>>57 10点
 (可動式リボンwwwリボンが性感帯wwまったく末恐ろしい幼女だよ!
 恐るべきことには、変更された先の対象にもリボンがあったのです!ぱんつに。)
・埴井 SP+10 精神−1

■原始性人

・アバターメイキング3 3 2 3
 (おさげ1本、白セーラー、Bカップ、ドット柄ぱんつ)
・行動順 6+6 4+3 原始→風紀
・原始の調教85% →94失敗
 シチュエーションなし
・原始 精神−1
・やっぱ一般風紀委員TUEEE

■湯張

・アバターメイキング1 5 3 4
 (おかっぱ、セーター制服、Cカップ、リボン付ぱんつ)
・行動順 4+1 4+4 風紀→湯張
・風紀の反撃40% →61失敗
・湯張の調教75% →24成功
 シチュエーションなし
・湯張 SP+10 精神−1

■SASUKE魔人

・アバターメイキング4 2 3 3
 (みつあみ、ネクタイブレザー、Cカップ、ドット柄ぱんつ)
・行動順 0+1 4+4 風紀→SASUKE
・風紀の反撃25% →37失敗
・SASUKEの調教80% →52成功
 シチュエーション>>53 5点
 (だめだwww何か別の戦いをされているww和菓子に何の意味があるんだ……。
 調教対象が変わっても何ら影響がないってのも凄まじいな……w)
・SASUKE SP+10 精神−1

■ニツ宮

・アバターメイキング1 1 5 2
 (おかっぱ、リボンブレザー、Eカップ、縞ぱん)
・行動順 4+4 4+2 二ツ宮→風紀
・二ツ宮の調教85% →95失敗
 シチュエーション>>54 0点
 (最初はレイプっていうかもはやただの猟奇シーンなんだけど、精液を命の恩人にするって
 発想はマジでびっくりですよ。相手がO野なら高得点)
・二ツ宮 精神−1

■新島ウロボロス

・アバターメイキング3 6 3 6
 (おさげ1本、ブラウス制服、Cカップ、くまさんぱんつ)
・行動順 0+5 4+3 風紀→新島
・風紀の反撃25% →45失敗
・新島の調教55% →97失敗
 シチュエーション>>61 0点
 (なんかよくわかんないけどすごい勢いだ!ww H2O、CO2の例えは素晴らしいです。まさに理想の状態)
・新島 精神−1

■蘭崎

・アバターメイキング3 1 2 1
 (おさげ1本、リボンブレザー、Bカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 2+5 4+4 風紀→蘭崎
・風紀の反撃30% →87失敗
・蘭崎の調教75% →6成功
 シチュエーション>>65 0点
 (息詰まる調教戦……! もし乳二が顔射されてたらビビッたろうなあ。しかし誰得w)
・蘭崎 SP+10 精神−1

85たびびと@GK:2011/03/30(水) 01:26:17
【調教パート終了時処理】
このタイミングの能力を処理します。

・織原夕美子60% →41成功 奈美 能丸、捕食!
 次ターンの行動提出で、強化したい能力値を記載してください。

・二幼神脣之介60% →55成功 パンツ(富貴)、胎内より再誕!(仲間になった)

・ルツィア・C・町永65% →10成功 壮絶なる自決! 亀井の攻撃−3(次T)

86たびびと@GK:2011/03/30(水) 01:27:37
2ターン目はこれで終了です。3ターン目は少々お待ちをー

87たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:10:19
<<ここから3ターン目>>

88たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:10:50
■キャラクター名
架神恭介

■移動先
E4

■調教ターゲット
瀬賀アル

■能力の使用
常時使用中

■仲間の能力使用
乳二「揉言」→瀬賀アル

■シチュエーション

「ひゃああ、セガールだあああ! セガールも女子高生だよおおお!!!!!」
 瀬賀アルの姿を見た架神は勃起し、射精した!
「ホンマや! セガールも女子高生やったんや!」
「沈黙の女子高生要塞だ!!!」
 そして、架神と共にいた二人の変態――貝開院くぱと乳二も同時に反応し、式神「揉言」は直ちにセガールの搾乳を開始したのである。無敵のセガールに対する畏れと女子高生への性欲であれば、わずかに後者が上回ったとしても不思議ではない。それに、いくらセガールが恐ろしくとも、その恐怖感情すらも女子高生なのだ。
 で、そのセガール本人はと言うと――、
「セ、セガールは女子高生だったのか……! オレの憧れていたセガールは女子高生だったのか……っ!」
 と、戦慄きながら母乳の女子高生を撒き散らしている。
 彼は思い返していた。何度も繰り返し見た、セガールの勇姿を……。
 ――沈黙の戦艦。
 ――沈黙の要塞。
 ――沈黙の聖戦。
 ――沈黙の奪還。
 だが、たしかに、彼の脳内に再現されるセガールは紛うことなき女子高生だったのである――!
「(そ、そんな……。オレが、あれほど憧れていたセガールが……。じ、女子高生だったなんて……。オレは……これから何を目指して生きていけばいいんだ……)」
 絶望に打ちのめされる瀬賀アル。
 セガールに憧れ、セガールを目指して生きてきた彼のアイデンティティは崩壊したも同然である――。彼は、努力すればいつかはセガールになれると思っていた。でも、どんなに頑張っても女子高生にはなれないのだから……。
「クッ……。殺せ、変態ども……! もはやオレに生きる価値はない……。オレはセガールにはなれない。セガールは女子高生だったのだから……」
 崩折れる瀬賀アル。
 だが、架神はそんな瀬賀アルの手を取ると、
「なッ! は、はう――ッ!!!!」
 なんと、彼の脇の下をぺろぺろと舐め始めたのである!
「ば、バカな! このド変態が! 貴様、ガチホモだというのか……! はうッ」
 しかし、瀬賀アルの罵声にも架神はキョトンとした顔で、
「ほええええ〜〜〜?? ななな何を言ってるんだい? 僕が女子高生のガチホモだなんて失礼だなああ。キミはれっきとした女子高生じゃないかああ。女子高生の僕が女子高生のキミの脇の下をペロペロするのは自然の摂理ペロペロペロペロ、スーハースーハー、クンカクンカ!」
「な、なんだと……? お、おい、一体何を言って……」
 困惑を深める瀬賀アル。だが、
「……? お前こそ何を言ってるんだ?? 良く考えてみろよ、お前が女子高生じゃなきゃ母乳が出るわけないだろう」
 乳二の言葉に彼もハッと気づく――。
 そう、彼も女子高生であった……。彼自身も、女子高生だったのだ…………。
 改めて己を見返してみれば、女子高生以外の何者でもないではないか……。
 なぜ、自分が女子高生であることを失念していたのか、今となっては不思議で仕方ないくらいだ。
「じゃ、じゃあ……。オレは、まだ、セガールになれるのか……。女子高生のオレは……女子高生のセガールになれるのか……」
「というか、あんたは女子高生のセガール本人やないか」
 くぱも言う。
「お、おれをセガールだと認めてくれるのか……」
「何を言うとんのや、おかしな女子高生のセガールやな」
「誰がどう見ても女子高生のセガールじゃねえか、……よっと」
 と、乳二は己の女子高生の一物を取り出して、
「ありがとう……。ありがとう、女子高生の変態ども……」
 感涙に咽び泣く瀬賀アルのケツへとそれを挿し込み、女子高生同士のレズプレイを開始したのである――。

89たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:11:43
■キャラクター名
陳 畜美

■移動先
B5

■調教ターゲット
パンツ(慈衛)

■精神の回復
10

■能力の使用
パンツ(慈衛)

■シチュエーション
先を急ぐ畜美の前に1枚のパンツが姿を現した。
たかがパンツ、されどパンツ。
そのパンツのもつ不思議な魅力に興味を抱いた畜美は躊躇う事なくパンツ調教を決意。
果たしてパンツに乳首はあるのか?
否、パンツにだって乳首くらいあるに違いない。
そう判断した畜美は単身パンツ調教に挑む。

90たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:12:33
■キャラクター名
オッペケペ梅子

■移動先
D3

■調教ターゲット
乙杯雅 一拝

■精神の回復
10

■能力の使用
乙杯雅 一拝に使用

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
乙杯雅一拝の前に金髪美人が現れた。
色気をはらんだ目…、変態行為を挑もうというのだろう。

「怪盗乙杯雅一拝…あなたの名前は有名よ」
「フッ、あなたの様な美しいひとに知られるのは光栄ですよ」
「でも、その怪盗ゆえの知名度が命取りよ!魔法少女との対決は私も知っているぐらい」

ひゅおおおお。
梅子と乙杯雅の立つ場所に局地的な暴風が吹き荒れる。
実は100キロ近い梅子すら空中へ飛ばす風だ。
怪盗らしくヒラヒラの服を着たスリムな男には耐えるすべもない。
空中で自由に身動きが取れない乙杯雅に向かい梅子はドロップキックの体勢からドレスを脱ぎながら足をズババーンと開いた!
「梅子式ストリップアターック!!」
「むほぁあ!?」

強風により強引に押し付けられる怪しげで魅力的な股間。
その股間の香りとブラジャーが外れブルンブルン揺れる巨乳にクラクラとする乙杯雅だったが、
じきに地獄はやって来た。

梅子が息を吐き腹筋を緩めるとだらしない三段腹がとび出し、ちぎれそうなほどに揺れるボインは本当にちぎれ飛ぶ。
金髪のカツラが外れ禿げ頭が露わになると同時に股間からは熱く脈打つ感触が…。

「ぎゃぁぁぁぁっぁぁ!!!またこのパターンですかー!!」

全てが終わり、元の格好で地上に降り立った梅子に対して乙杯雅はガクブルしながら
「なんでもしますから見逃してクダサイ」と言うしかなかった。

91たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:13:04
■キャラクター名
愛々キざみ

■移動先
D3

■調教ターゲット
脱ぎたてのパンツ(セイレーン)

■精神の回復
しない

■能力の使用
しない

■シチュエーション
んもー!ボーっとしてたら変な眼鏡の女にからまれて散々だったわ!

あんまりにもウザイからキざんでやったけど、全然気持ちよくなかったし…。
やっぱり愛が無いと駄目ね……あら?何かしら?

…パンツ?なんでこんな所に…。やだ!…ちょっと湿ってる…これって…。

…なんだろう、この気持ち。汚らわしいはずなのに…!はずなのに!!


ズギュゥゥゥゥゥン!!


(中略)


「ずっと前からっ!好きでしたっ!!」


「私の愛!受け取ってくださいっ///」




びりびりぃいいい!!


はぁっはぁっ!あなたの愛、感じちゃうよお!


びりばりびりいいいぃいい!

92たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:13:42
■キャラクター名
二ツ宮成美

■移動先
E1

■調教ターゲット
ヨト隊長

■能力の使用
あり(ヨト隊長)

■シチュエーション
O野用に用意していた液体酸素が無駄になってすこし苛立ってた二ツ宮はE1へと移動した。そこにはモブ戦闘員たちに「お仕置き」しているヨト隊長がいたので、腹癒せに液体酸素をぶちまけてやった。しかし移動している間に全て気化していたのでひんやりとした気体が襲うだけで特に意味はなかった。
「どーもこぉんにちはぁ」とヨト隊長にノコノコと近づく。当然ながらヨト隊長の特殊能力で股間を蹴られた二ツ宮はその場にうずくまる。
「何かしらアンタ……女のくせに何か用?」
などと呑気にヨト隊長がグチグチ言っている間に彼(彼女?)の股間に手を伸ばし、能力発動。
「気安く触んじゃないわよ!」と怒髪天を衝いたヨト隊長は二ツ宮の股間をその能力で蹴り続ける。
「さすがヨト隊長だぜ! 女でも容赦しねえや!」
「うひー。やっぱ隊長の蹴りはすげえな!」
モブ戦闘員はヨト隊長の行為を傍観しながら口々にいつもの台詞を発していた。
しかし、次第に二ツ宮が生やしたヨト隊長の新しいちんこがギンギンに勃起してきたのを契機だと思い、反撃を開始。隊長の蹴りが股間に届く前に目にも留まらぬ速さで隊長の新しいちんこに蹴りを入れた。何が起こったか分からないという表情でヨト隊長がうずくまる。
「ようやく化けの皮が剥がれたみたいね」
そう言いながら二ツ宮はヨト隊長を仰向けに倒して、スカートをめくった。そこには天高くそびえ立つ勃起したヨト隊長の巨根があった。
それを見たモブ戦闘員たちは困惑しており、混乱状態であった。
「おい! どういうことだ! ヨト隊長は男だったのかよ!」
「俺たちを騙していたってのか!」
女だと信じきっていた隊員は口々にヨト隊長を罵りだした。無論、全てがこのような者たちばかりではない。
「ヨト隊長が男だったなんて信じられるか! これはあの女の罠だ!」
「さっきまであんなもの無かったじゃないか!」
と、否定する者や
「ヨト隊長!そのちんこをしゃぶらせてください!」
「ヨト様! 俺にザーメンシャワーをぶっかけてください!」
と斜め上の歓喜の声をあげる者など、様々な意見が飛び交いもはや戦闘員は混沌状態になってしまった。
当のヨト隊長も自分の身に何が起こったかが理解できず、口をパクパクさせていたが、その口の中にズタズタにされたちんこがねじ込まれた。先程の「愛の無い踏みつけ」による衝撃のせいで外れてしまったらしい。その後の幾度と襲い来る踏みつけのせいでズタズタになってしまったのだ。
忘れがちかもしれないが、二ツ宮に生えているちんこは彼女の能力で生えているので、外れてしまうのだ。
「自分に素直になっちゃいなよぉ」と言いながらヨト隊長の巨根を踏みしだく。その足を払いのけたヨト隊長は「姦崎様アッー!」などと奇声をあげながら狂ったように巨根をしごき始める。
「落ちた」と確信した二ツ宮は、内部分裂による抗争で疲れきった戦闘員たちの屍の山を乗り越え、なくなったちんこに哀愁を感じながらその場を去っていった。

93たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:14:17
■キャラクター名
原始性人エレクトマン

■移動先
C4

■調教ターゲット
魔法少女みらくる☆エクスタシー

■精神の回復
10

■シチュエーション
ウホーッウホウホホーウホーッウホホホーウホウホーッ
ウホホーウホーッウホウホホホーーッホホホウホウホー
ウホホーッホホホウホッウホホーッウホーッウホウホホホーッホホホウホホーッウッホーウホホーウホッホッホ
ウホホホーッッウホッホホホウホホーッウホッウホッホ
ウホホウホホーッウッホーウホホーウホッホッウホホッ
ウホホホーウホホーッホホホウホッウホホーッウホーッ
ウホホーウホーッウホウホホホーーッホホホウホウホー
ウホホーッホホホウホッウホホーッウホーッウホウホホホーッホホホウホホーッウッホーウホホーウホッホッホ
ウホホーッホホホウホッウホホーッウホーッウホウホホホーッホホホウホホーッウッホーウホホーウホッホッホ
ウホホホーッッウホッホホホウホホーッウホッウホッホ
ウホホウホホーッウッホーウホホーウホッホッウホホッ
ウホウホーウホホーッホホホウホッウホホーッウホーッ
ウホホーウホーッウホウホホホーーッウホホウホウホー
ウホホーッホホホウホッウホホーッウホーッウホウホホ
ウホホホーッッウホッホホホウホホーッウホッウホッッ

(次元の垣根をことごとく取り払った世紀を超えたすさまじい性器のぶつかり合いにもはやエレクトマンの声は言語の体を為していない)

94たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:14:49
■キャラクター名
ねずたん

■移動先
A3

■調教ターゲット
ねとられいこ

■精神の回復
10

■能力の使用


■シチュエーション
愛は共有できる。
ねずたんはずっとそう思ってきた。
ねずたんにとって、セックスとは、「=ホモセックス」のこと。
両親が、ゲイであり、毎日おちんちんを吸ってその汁を飲んできたねずたん。彼女の家は、性に対して非常にオープンだった。
そんな両親は、よくホームパーティを開いた。
パーティの日は、いつも家はにぎやかだった。近所のお兄さんやおじさん、遠くのお友達も集まって、みんなでホモセックスを夜遅くまで楽しんだ。(ただ、ねずたんの両親のプレイはいつも激しすぎるので、ゲストのお友達とセックスするとき、両親はいつも受けに回っていた)
ねずたんは、ホームパーティが開かれるたびに指をくわえて、その耽美な光景をみていた。
「あんも、ほもせっくすいれて」
彼女がそう言うと、ゲストのお友達は、いつも苦笑いを浮かべた。それでも、ねずたんの寂しさを理解し、ぬっと雄雄しくそそり立つ立派なおちんちんを、ねずたんの前に差し出して、
「綺麗にしてもらってもいいかな?」
と、ねずたんに言ってくれた。
ねずたんの誕生日には、彼女も楽しめるようにと、両親は、たくさんのゲストを招いて、ねずたんの前に並べてくれた。ねずたんは、そんなたくさんのおちんちんに囲まれながら、おちんちん汁をかけてもらったり、飲まさせてもらえた。
しかし、いれてはもらえなかった。ねずたんは満たされなかった。それでも、両親の気持ちを汲んで、満たされたふりをしながら、自分で自分を慰めた。

本番の性行為を経験してこなかったねずたん。
けれど、ねずたんは、誰とでも、何人とでも性的な行為を行ってきた。そんな彼女には、やはり「NTR」という概念は到底理解できるものではなかった。

ねずたんは、魔法の力で夢にまで見た立派な猛々しいおちんちんを得ることができた。
そして、ねずたんは、人がセックスしているのを見れば「あんも混ぜてよぅ」と言い、自分がセックスするときは、「みんなも誘おうよ」と言う。
独占する愛(セックス)ではなく、分け与える愛(セックス)。それは、両親とその友人らから教えてもらった「愛(セックス)」であり、ねずたんにとっては、それが「愛すること」である。
当然、れいこのことを聞いたねずたんは、首をかしげた。

「れいこちゃんの言ってること、全然、意味がわからないよう。おちんちんで繋がれば、どんな人とも心で通じあえるんだよ? どうしておちんちんを独り占めしようとするの? そんなんだから、付き合うとか、別れるとか、つまらない話に繋がっちゃうんだよ。知ってる人も知らない人も、みんなで集まって、たくさんのおちんちんでセックスすれば、みんなが一つの大きな輪になれるんだよ?」

失って得るものよりも、分け合い、通じ合うことで得るものの方がよっぽど素晴らしい。
ねずたんは、そう思った。失ったまま生まれてきた彼女は、魔法もそうだが、分け与え、通じ合うことで、多くのものを得てきた。

ねずたんは、瞳から零れ落ちそうな涙をぐっとこらえ、うつむく。

「失うことで、何かを得るなんて、そんなの寂しすぎるよ・・・!」

95たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:16:44
■キャラクター名
錐希美

■移動先
C2

■調教ターゲット
桜木姦姦

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
O野つー 対象:桜木姦姦

■シチュエーション
ついに万罪は力尽きた
あれから希美とO野に一晩中犯され続けた
何回希美の穴に入れただろう?何回高圧酸素を入れられただろう?

白目むいて倒れた万罪
やっちまったと佇む女二人
さすがに調子に乗りすぎた

二人は相談した
新たな双頭ちんこを作成するか、それとも万罪のちんこを復活させるか…
万罪ほど心身共に頑強な魔人でも一晩しかもたなかったのだ。
これから新たな男を探そうとしても、二人のセックスに耐えられる男はなかなか見つからないだろう
それなら一時的でも、万罪のちんこを復活させ、その間にスペアになれる男を探そう
そう結論づけた。
(ちなみに、万罪が回復するまで待つという案は即却下された)

希美には心当たりがあった
彼女なら何とかしてくれる。親友の彼女の能力なら…

希美から連絡を受けたとき、姦姦は病院から出るとこだった。人目を避けるように
夫が入院していることは誰にも知られたくない
恥ずかしくて死にそうだった

つい、調子に乗りすぎてしまった。
この間の三連休、セックスしかしていない
寝てもいない、食事もほとんどとっていない。
姦姦の能力で、夫の意志に関係なくモノは何度でも蘇る。
気付いたときには、夫は死の淵をさまよっていた

医者からはセックスは当分しないよう厳命されている
もう、3日もチンコに触れていない

希美とは病院近くの喫茶店で待ち合わせる約束だった
コーヒーを注文し、希美を待つ。どうしてもセックスのことを考えてしまう
そんな自分に嫌悪感を覚える
3日も我慢できない自分に

96たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:17:14
>>95続き

「ごめーん、待った?」
「ううん、私も今来たとこ」
希美と知らない女の子が男を担いでる
げっそりと痩けた頬、全身が青ざめている。

「ど、どうしたのいったい?」
「うーん、新婚ホヤホヤのハーレム姉さんには頼みにくいんだけど…、彼のちんこを回復させて欲しいの。お願い、私たちを助けて!」

そんなことより病院に!
そう言いかけて、姦姦は口をつぐんだ。
病院に行ったら、夫が入院してることがバレてしまう…
それだけは、私の恥ずかしい過去がバレるのだけは避けなくちゃ

“ごめんね…”
心の中で万罪に謝り、希美たちの申し出を受けることを伝えた


ゆっくりと触手が延びていき、優しくちんこを包み込む
ビクンビクンと意識のない万罪の体が震えた。
そっと外すと、見事に勃起していた

目の前に久しぶりのちんこがそそり立っている

「キャー、さすがハーレム姉さん!」
希美の歓声はもう届いていない

“夫のとは違う…だけど…”

「じゃ、さっそく私が!!」
「希美ちゃん、次は私の番のはずよ!!」
「えー、そんなのリセットだよー」
二人の喧嘩も目に入らない

“ダメ、違うの…!これは違うのー あ、あぁ…ごめんなさい。違うのよ”
そっと、手を伸ばす。
特有の感触と温もりが体中に広がる

“あなた…違うの。許して下さい”
秘部にあてがう。もう止められない




「ねー、つーちゃん。この淫乱若妻どうしてくれようか?」
「とりあえず、溢れてる汁を乾かさなきゃね!直接火で炙って!」
O野の手から火の玉が現れる
「その後、お仕置きが必要だね!キツーイお仕置きが! 覚悟はいい?ハーレム姉さん?」

「ヤダ…あ、あなた…アァ、ごめんな…さい。でも、きもちいいのーー!!」

97たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:19:11
■キャラクター名
SASUKE魔人

■移動先
B3

■調教ターゲット
万丈ロック

■精神の回復
10

■能力の使用
する!!

■シチュエーション
=============================================
世界中を熱狂させたあの番組が、今宵再び蘇る。
栄光、夢、野望、絶望、さまざまな顔を見せる衝撃の宴――
SASUKE!!! 春風とともに、やってくる!!!

================================
ナレーション
「前回、SASUKE魔人に牙をむいた第2ステージの猛獣、『クリフハンガー』。
 今回のSASUKEでもサバンナに横たわるライオンのごとく、お前の命を狙っているぞ!

 しかし、SASUKE魔人も前回までの自分ではない!
 入場とともに、このパフォーマンスは――
 
 ああっ! 和菓子だ! 和菓子を腰にたくさんぶら下げて…
 あ、アイエエエエエ!? た、食べたーーー! 一気に! 食べましたーーっ!

 これはSASUKE魔人、驚愕のパフォーマンスです!
 サバンナのライオン、『クリフハンガー』ですら和菓子のごとく
 ひとのみに食べつくしてしまうという意志の表れでしょうか!
 和菓子づくりでつちかった経験が、いま、『クリフハンガー』の牙を砕こうとしているぞーーーっ!
 
 『クリフハンガー』のライオンは、この挑発に無表情でいられるのかーーっ!?」

================================
腕組みをしながら見つめる、オールスターズの長野さん(最強の漁師)。
「おるで。 ライオンが」

目を閉じ、友の無事を祈る、オールスターズの山田さん(最強のアルバイト)。
「気を抜くな。気を抜かないでくれ・・・ 頼む・・・」

そして、挑戦者に届けと声を張り上げる、ゲストの狩夜 神羅(ヴァンパイア)。
「SASUKE魔人ーー!
 ライオンを殺しなさいーーーー!!! そのライオンをーーー!」

================================
解説
「この『クリフハンガー』、指をかけられる部分は、わずか3センチ。
 指の第一関節はひっかけることができても、第二関節は半ば以上が宙に浮くことになります。
 そして何より中盤にある段差が挑戦者を苦しめますね。
 ケイン小杉、山田克巳といった猛者を返り討ちにしたエリアです。
 そして今回、終盤ではとっておきの仕掛けが待ち構えており、
 SASUKE魔人といえども、さすがにいつもの和菓子作りとは勝手の違う戦いとなるでしょう」

================================
実況
「――さあ、SASUKE魔人が『クリフハンガー』へ果敢に指をかけた!
 飛びだしていく和菓子職人!
 指先の力加減はお手の物だと言わんばかりの、自身に満ちたシフトウェート!

 しかし、SASUKEは和菓子のように甘くは無いぞ!
 簡単に攻略されてなるものかと『クリフハンガー』のライオンが咆哮をあげている!

 傾斜のついたコースも難なく越えて、いま、和菓子の… SASUKE魔人が…
 和菓子… わが… 段差!

 段差、段差!! 

 段差! 和菓子! 段差、和菓子ーーーっ!
 
 段差を越えた、和菓子職人んんーーーーっ、和菓子で段差だーーーっ!
 いったぁーーーーーーーーーー!!!!

 SASUKE魔人、見事、悪夢の段差を攻略しましたーーーーっ!
 これにはSASUKE魔人の顔にもうっすらと笑みが浮かぶーーーーっ!
 和菓子職人にも笑顔ーーーっ! 和菓子職人に笑顔を与えるSASUKEだーーーっ!
 
 しかしまだ気を緩めるのは早い! ライオンは倒されたわけではないぞ!
 SASUKE魔人が、段差を越えて…ついに、最後のステップに…
 あああああーーーーッ!!??
 ヒイイーーーィィーヤァーーー!!!!????」

98たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:19:37
>>97続き

================================
ライオン
『ガアアァァァァ−−−−ッ!!
 死ねエェェェーーー!SASUKE魔人ンンーーー!』

================================
実況
「あああーーーーーっ! ライオンだーーーっ!
 クリフハンガーのコースの穴から、本物のライオンが飛びだしたーーーっ!

 これは 本 物 の ライオンです!
 SASUKE実行委員、とてつもない切り札を隠し持っていた!これは危ない!

 本物のライオンが、『クリフハンガー』で身動きのとれない
 哀れなSASUKE魔人に襲いかかるーーーーーーっ!
 SASUKE魔人、危ない!死んでしまうっ! 和菓子の匂いが仇になったか!?
 命か、SASUKE完全制覇か!?
 和菓子、ライオン、和菓子ーーーーーっ!」

================================
なおも腕組みをしながら見つめる、オールスターズの長野さん(最強の漁師)。
「おったで。 ライオンが」

勝利してもなお、祈るように友の無事を祈る、オールスターズの山田さん(最強のアルバイト)。
「気を抜いちゃだめだ。絶対に気を抜かないでくれ・・・ 頼む・・・」

そして、ライオンに襲われるSASUKE魔人に届けと声を張り上げる、ゲストの狩夜 神羅。
「SASUKE魔人ーー!
 殺しなさいーーーー!!! そのライオンを捻り殺してしまえーーー!」

================================






その戦いで、SASUKE魔人はクリフハンガーのセットを守るため、ライオンの牙をその身で受けた。
ライオンを道連れに、コース下のプールに落下することで致命傷は免れたが…、
SASUKE完全制覇の夢は、またしても遠のいた。

ライオンの牙を受けた肉体… SASUKE生命を絶つほどの傷なのか。
いまもって病院での慎重な経過観察を余儀なくされている…。

果たして、SASUKE魔人は・・・ 再起できるのであろうか・・・。

SASUKE魔人を再起させるのは、キミの声援だ!
この宛先にSASUKE魔人への応援メッセージを送ろう!
抽選で5名様にSASUKEオールスターズ直筆イラスト入りTシャツをプレゼント。

99たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:21:47
■キャラクター名
埴井ホーネット

■移動先
D2

■調教ターゲット
大木区 なあれ

■精神の回復
10

■能力の使用
する

■シチュエーション
 大きなリボンがチャームポイントのロリッ娘風紀委員・大木区なあれは、ひとり空き地にいた。
 彼女は先刻、同じく風紀委員にしてダッチワイフ制作のパイオニアである手造光太郎謹製のダッチワイフを身代わりにして見事、調教を回避。
 その後「ここは危険だから」と言う警官に連れられ、交番の裏手にある人気のない空き地に避難してきたのだった。

 当の警官は、「なにか飲み物をとってくるから、ちょっと待っててね・・・フヒヒ」と言い残し、前屈みになりつつ交番へと引き返していった。
 独り取り残されたなあれは、恐ろしき変態魔人の脅威から逃れられたことに安堵していた。
 思わず守ってあげたくなるような愛らしい声で「怖かったですー」と呟き、落ち着くために深呼吸をした、その時。

「このっ、浮気ものぉーっ!!」

 女性の甲高い叫びとともに、業火がなあれを包みこんだ。
 何が起こったのか理解が追い付かず、ただただ想像を絶する熱と痛みに蹂躙される。
 地面を転がりながら、視界の端に「私以外の女の子とセックスするだなんて・・・でも、嫌いになんてなれないっ」と頬を紅潮させた少女が映った。

 数分後。
 火炎を放つ少女は立ち去り、自身を焼きつくした焔も消えたが、なあれは未だもがき苦しんでいた。
 体毛を燃やした時特有の悪臭に混乱した意識の中で、「ごとり」と何かが地面に落ちたかのような音を聞く。
 薄く眼を開けると、そこには信じられないものを見るかのような目で己を見る件の警官がいた。

「・・・・・・あっ・・・き、救急車! よ、呼んでくるからっ!」

 そう言って警官は自身が取り落とした『あるもの』をそのままに、一目散に走り去る。
 警官が立っていた足元に転がっていたものは、ローション。
 幼き頃より男どもの血走った眼に晒されてきたなあれが、この道具を見るのが初めてであるはずがなかった。

――お巡りさんも、誰も、男の人は、みんなおんなじ・・・

 絶望に打ちひしがれ、なあれは意識を手放した。
 深い闇に落ちる直前に、虫の羽音のようなものが聞こえた気がした。


 どれほどの時間が経ったのだろうか。
 目を覚ましたなあれは、自分がさっきまでいた空き地とは異なる場所に寝かされていることに気付く。

(・・・どこなんでしょう。 もしかして、天国――)

 それにしてはどこか味気ない、どこにでもあるような茂みの中。
 そして周囲には、少女を迎えるべき天使の代わりに無数の蜂が飛んでいた。

「気がついたようですね」

 声のする方に目を向けると、ほっとしたような表情の少女――なあれから見れば『お姉さん』にあたるか――が立っていた。
 ふと、角度のせいで、不可抗力的に傍に立つお姉さんのスカートの中が見えてしまう。
 なんと、はいてない。噂に聞く痴女さんかもしれない、となあれは思った。

100たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:22:24
>>99続き

「私は埴井ホーネット。 みなさんと一緒に、大火傷を負って空き地に放置されていたあなたをここまで運んできました」

 名乗った少女――埴井は、辺りをブンブン飛び回る蜂達を見やり柔らかに微笑む。
 その遥かな母性を持つ笑顔は、絶望の淵にいたなあれに不思議な安心感をもたらした。
 埴井はそのまま横たわるなあれのもとへ屈みこみ、焼け爛れボロボロになった服に手をかけた。

「それでは、失礼しますね」

 一言断りをいれつつ、埴井は申し訳程度となった衣服を剥ぎ取っていく。
 自由に飛び回っていたはずの蜂達も、いつの間にやら二人の少女を取り囲むように静止していた。
 なあれの「なにしてるんですか」という抗議的な視線に気付いた埴井は、されるがままの少女に言う。

「決まってます――『治療(と書いて『調教』と読むもの)』です!」

 はっきり言って、胡散臭かった。


「こういうときは、ギヴ・アンド・テイクですよね」

 わけのわからない独り言をしつつ、埴井はどこからか黄金の液体の入った瓶を取り出した。
 腕にぐっと力こめ、蓋を回す。
 封を解かれた瓶の中より甘く芳醇な香りが漏れ、なあれの鼻腔をくすぐる。
 これは、もしや――

「はい、蜂蜜です。 私たちの特製なんですよ?」

 いつの間にか己の膝をなあれの頭の下に敷いていた埴井は、照れたような、それでいて誇るような顔で答えた。
 やはり、蜂蜜。家で母親がパンやホットケーキを焼いた時など、いつも香っていたのと同じ匂いだった。
 しかしながら、この場面で蜂蜜など一体何の役に立つのだろう? 少女の疑問は当然のものである。

 埴井が指を動かし蜂達に何かを指示する。
 すると、蜂達のうちの何匹かが瓶の中に飛び込み、蜂蜜を纏って出てくる。
 蜜に濡れた蜂達はそのままなあれの肌にとりつき、身体をすりつけ蜂蜜を塗りこんでゆく。

「古来より、蜂蜜には消毒作用や消炎作用があるとされていて、実際に治療に用いられてきました。
 そして私たち特製の蜂蜜はそれらの作用を極限に究め、解毒剤や火傷の特効薬としての効能を得るに至りました!」

 控えめな胸をそらし、えへんと威張る埴井。
 この発言に当初なあれは半信半疑であったが、思えば酷かった火傷の痛みも薄っすらと引いてきたようだった。
 驚きを隠せないなあれの口元に瓶を寄せつつ、蜂使いの少女は微笑みながら言う。

「もちろん、食べても絶品ですよ? ほら、もっと口を開けてください」

 埴井の注文に素直に従ってしまうなあれ。
 唇に瓶の冷たさが触れると、まもなくどろっとした黄金の液体がすべりこんできた。
 甘美で蠱惑的な味わいを持つそれをどうにか嚥下すると、胃を中心に身体中が感応した。

「ふああっ・・・ああっ・・・!」

 熱っぽい息を吐き出し、瞳を潤ませるなあれ。
 まるで親鳥に餌をねだる雛のように舌を突きだし、荒い息遣いで『次』を切望する。
 さっきまで死に体だったとは思えないほど活力に満ち満ちたなあれを見、埴井は妖しく笑う。

 第二波がなあれの口腔に注がれ、びくびくっと快楽に震える。
 その躰は先ほどまでとは明らかに異なる別種の心地よい熱を帯びてきていた。
 そしてその下腹部では、秘所を濡らす蜂蜜に別の液体が混じりつつあった。

「気持ち良くなってきたでしょう・・・? まだまだ、たっぷりありますからね――」

 埴井がなあれに飲ませた蜂蜜は、本人も言ったとおりに彼女たちの特製である。
 その成分は、概ね普通の蜂蜜のものと変わりない――ただ、一点。
 普通のミツバチが花から蜜を得るのに対し、埴井養蜂所のミツバチは己が主人から蜜を得るという、ただ一点を除いて。
 しかし、その一点こそが、両者を天と地ほども隔たらせる要因となった。

 埴井は自身を「この世で最も蜂を愛し、また蜂に愛されし存在」と自称しているが、それもあながち間違いとも言えないかもしれない。
 蜂達が埴井の膣で絶え間なく快楽を与え蜜を採取しているのは、もちろん孤独な彼女を慰めるためもあるだろうが、何よりも彼女の蜜それ自体が非常に特異なものであるからに他ならない。
 事実、彼女の蜜で以って造られた蜂蜜は、極上の味と高い栄養価を持ち、疲労回復、滋養強壮、解毒に火傷治療、果ては媚薬としての効果もある「至高の蜂蜜」であると言えよう。

101たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:22:50
>>100続き

――アナフィラキシー・ファック 四之型 蜂蜜二郎

 究極の媚薬である『蜂蜜』に一度ハマった者は、その意識ある限り、まるで『二郎』にハマった者の如くその魔性から抜け出すことはできない。
 押し寄せる快楽の奔流に飲まれ、しかして抗おうとはせず、己の欲望の深淵へと埋没してゆくのみ。
 能力者・埴井ホーネット自身をして「私が一番喰らいたくない」と言わしめる、まさしく『必殺技』。

「さて、そろそろ本丸へと参りましょうか」

 埴井が目くばせすると、既にとろとろに蕩けたなあれの膣に蜂達が入ってゆく。
 まず、上の口を『蜂蜜』が支配し、次に下の口を『蜂』が制圧する。さながら黄金パターン。
 虚ろな眼差しで明後日の方向を向いているなあれの狭き門は、侵入者を容易に受け入れた。

「やあっ、はああっ・・・!」

 熱くからみつく肉欲のジャングルを分け入ってゆく蜂達。
 埴井は震えるなあれの肩をしっかりと抱きとめ、耳元に寄せた唇から言葉を紡いでゆく。

「大丈夫です。 あなたには、私がいます――あなたは、独りじゃありません」

 言葉が、孤独の絶望に囚われたなあれの心を溶かしてゆく。
 何か暖かなモノが、体の内側より湧き出でてくる。
 ああ、これが、これこそが――

 そして悲願の『幼女の蜜』を得るため動きまわる蜂達により、ついになあれは絶頂を迎える――!

「はにゃああああああああああああああああっっ!」

――これが、愛。


 なあれの蜜を得た蜂達は、満足げに埴井の膣へと引き返してゆく。
 埴井はと言えば、知らぬ間に交番からパクってきたらしい救急箱で、なあれの体に包帯を巻いたりなんだりと忙しそうである。
 全身を包帯でつつみこみ、近くの木になあれを寄り掛からせると、埴井はそっと立ち上がる。
 そのまま黙ってこの場を去ろうとする背中に、幼さの残る声が届いた。

「あの・・・っ!」

 埴井が振り返ると、木に寄りかかったままのなあれがこちらを見ていた。
 少女が絶頂とともに気をやったことで『蜂蜜二郎』の呪縛も解かれ、幾分すっきりとした表情をしていた。
 割に元気であることに安堵した埴井は、少女に別れを告げるべく口を開く。

「思ったよりも大丈夫そうで、よかったです。 では、私はこれで失礼します」

「・・・・・・・・・」

「・・・それでは――」

「――あのっ!」

 少女の突然の大声に、目を丸くする埴井。
 そのままの勢いで、勇気を振り絞り、少女は叫ぶ。

「ありがとうございましたっ! それでっ、もしっ、私の怪我が治ったら――」

 少女の瞳に雫が浮かぶ。

「――まだっ、会っでぐれまずがっ!?」

 少女の渾身の問いかけに、埴井は聖母のような微笑みと共に言葉を返す。

「もちろんですっ!」

 大粒の煌めきが零れた。


 連絡先を記したメモを残し、埴井は交番地域を離れた。

――あの子、仮にも風紀委員よ? 連絡先なんて渡しちゃってよかったのかしら。

――まあ、ホーちゃんも小さい頃にひどいメに遭ったから、無意識にその時の自分と重ねちゃっていたのかも知れないわね。

――あんな小さかったホーちゃんが今度は助ける側に回るだなんて、成長したわねえ〜!

 そんな、蜂達の井戸端会議ならぬ膣端会議を聞き、埴井は顔を真っ赤にして言い返す。

「ちっ、違いますうっ! 幼女の蜜源を確保できれば、今後何かと役に立つと踏んだからですっ! すべては打算ですっ!」

 そう口を尖らせながらもどこか晴れ晴れとした表情の少女を、次に待ち受ける運命は――  <終>


※埴井さんはド変態なので独自の治療法でなあれさんの火傷を治していますが、危険なのでふつーの変態のみんなは真似しないでね!

102たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:24:07
■キャラクター名
藤見筆三

■移動先
A4

■調教ターゲット
鏡子

■シチュエーション

どれくらいの時がったただろう
わからない。時間の感覚は消し飛んだ。その問すらも快感に飛ばされていく。

なぜこうなったのか?
わからない。理由はすべて消し飛んだ。理性はすべて、快楽にのまれて行く。

凄まじい快感、感じたことのない多幸感。
しかし、常人なら気が狂うほどの快感に飲み込まれても、彼はまだ満足できなかった。

例えるなら、彼にとってこれは“超一流料理人が作った甘口のカレー”のようなものだ。
確かにそれはとてもおいしい。同じものを作れと言われても、絶対に作ることはできないし、ほかの人に作れるとも思えない。
おいしい。確かにおいしいのだ。しかし、足りない。どれほどおいしくても、それは美味しい甘口のカレーであって、辛口のカレーではないのだ。
辛くないのだ。どれほど気持ち良くても、そこに痛みはない。…それ故に、彼は満足できない。

いつまで責めが続くかはわからない。だが、決して短い時間ではないだろう。
彼が死ぬことはなく、彼女は世界最強のビッチなのだから。
しかし、必ず決着はつく。
なぜなら彼女は世界最強のビッチでも、体力は人間とほとんど変わらないのだから。
彼が不死身だとしても、その性癖が不変なものだとは、限らないのだから。

決着の時は、刻一刻と近づいている。

103たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:24:38
■キャラクター名
子虎励子

■移動先
A2

■調教ターゲット
ブリュンヒルデ

■精神の回復
10

■仲間の能力使用
姦崎姦:ブリュンヒルデ

■シチュエーション
いつの間にか外れの方まで来ていたことに気付き引き返すことに。
そこへ突然、剣を持った騎士然とした外国人女性から声を掛けられる。
「何者だ?そこで何をしている?」
そんなことは一目瞭然だろうと思うが、まあ外国人だしと
「何って、普通の恋人同士が普通にデートしてるだけですが?」
と繋いだ手を掲げて見せる。すると謎の外国人は眉をひそめ
「普通の恋人?触手と人間が?日本ではこれが普通なのか?
 ……そういえば今回の件では姦崎電波の妨害がァア?!」
いつか見た光景の再現。ブリュンヒルデの美しく伸びた長い足に触手が絡みつき大きく割り開いていく。
戦慄する励子。さっきの今でこれとは!凄い!これが触手の本能?
分かっていたつもりでも普段が純情好青年なだけに油断していた。
その強烈なギャップが彼の本能の強さ、万が一の喪失の可能性を匂わせたまらなく快美。
一方ブリュンヒルデも只者ではない。なんとか抗いつつ
「く、やはり姦崎の手の者か!ええい放せ!」
と気丈に言い放つ。我に返った姦は慌てて触手を離すが眼鏡がずれてて哀れに可愛い。
「ああっごめんなさい!こんな事するつもりじゃなかったのに…
 確かに僕は姦崎家の者だけど、れっきとした和姦派なんです!なのに…なのに!!」
開放されたブリュンヒルデは着衣の乱れを直しながら
「いろいろ変態達を見てきたけれど嘘を吐いているようには見えない、か。
 それに放せと言われて放す触手は始めて見た。本能の哀れな犠牲者か。
 ただ故意じゃなければ許されるわけじゃない。……姦崎の者なら萎のことは?」
その問いに励子もピンとくる。なるほど萎の力ならレイプ衝動も抑えられるかもしれない。精神的去勢。しかし
「待って。触手にとって萎は天敵のはず、ただじゃ済まないんじゃないの?」
「そう。普通の触手ならば死んでもおかしくないかもしれない。でも彼は普通じゃないからどうなるか分からない。
 我々に協力するなら今回の事は見逃し天に任せる。協力しないなら更生の意思はないと見なす。」
そう言って剣の柄に手を伸ばす。まさか殺す気なのか。
死別は悪くはないが良くも無い。命ある者は死を避けることは出来ない。そこには諦めしかない。
死んだ者は蘇らないから再び愛し合うことは出来ない。そこにも諦めしかない。
それに死別は変に美化しすぎる。正しくない。気持ち悪い。
協力しなければ死ぬ?萎が復活しても死ぬ?いや、死なせはしない。絶対に生きて別れてみせる!
「……分かった協力するわ。さっきあっちの外れの方に生徒会と番長連合が集まってるのを見たわ。
 彼らが組んで絡んでくれば厄介なことになるんじゃないの?」そう言ってMAP外へ行くよう仕向ける。

104たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:25:05
■キャラクター名
夢野 鮪

■移動先
C3

■精神の回復
10

■能力の使用
能力使用:カウンター待ち状態

■シチュエーション
寺院前、その場所は変態達と風紀委員が壮絶な死闘が繰り広げている。
それはおぞましく吐き気を催しかねないモノなのか。
それは生命の本質を映した美しいモノなのか。
目の当たりにする夢野。
夢野は何を思うのか。
ただ夢野 鮪は己の能力を発動させる。

スクライドの予告っぽく
tp://www.nicovideo.jp/watch/sm4741082

105たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:25:30
■キャラクター名
色部明々日

■移動先
B2

■調教ターゲット
マジカルウィザード絵夢

■精神の回復
20

■能力の使用
する 対象:マジカルウィザード絵夢

■シチュエーション
(時間はSSスレ>>46の直後らへん)

(ラブコメか!)
明々日は心の中で叫んだ。
屋上に人の気配を感じてそっと覗けば、なんとも甘ったるい恋愛模様。
こんなのアブノーマルじゃない!
いや、まぁ二人とも変態であることは間違いないのだが‥‥。
(これは思い知らせてあげないといけないわね‥‥!)

その後校舎から出てきた2人を待ち伏せて能力発動。
私たちはみんな地球の性奴隷で人類はみな御星様の穴兄弟なんだということを諭しつつ重力縛りプレイ。
絵夢も竜子も本質的にMなので奴隷という自覚をもち明々日に協力してくれるだろう。

106たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:25:53
■キャラクター名
白刃 霞

■移動先
C3

■調教ターゲット
竜居 筒子

■精神の回復


■能力の使用
現在フル稼働中

■シチュエーション

変態ヶ丘の寺院に突然現れた雀卓。竜居筒子が主催する脱衣会場である。
雀牌を手の中で転がし、今回の脱衣麻雀大会の面子を募っていた。

「早く誰か来ないかな?今のままだと面子は脱ぎたてのパンツと二人打ちになっちゃうよ。」

ぴちゃぴちゃ、ねちゃねちゃ。ぬめる足音を響かせながら1人の漢が現れる。
今まで直接的な描写は避けていたが彼が歩いた跡には白濁の道、通称『天乃川』が形成される。

「脱衣麻雀ならば一枚かませてもらおう。我が心、常在戦場。常にエロゲと共に或る。
卓に着くにあたってプレイヤーネームは、ハヤテニカスミでお願いしたいのだが?」

竜居筒子は笑顔でその参加表明に応じると同時に彼を脱がした後のことを考える。
そうして唯の優男に見えた白刃の真の戦闘力を敏感に感じ取る。予想以上の肉体美
でありその全容は実際に脱がすまで、不明とあって激レアで美味しくいただけそうだ。

「OK。誰でも大歓迎だよ。その代わり勝敗の結果である報酬はきっちりとね。
あのハヤテノカスミ本人かどうかは確かめられないけど、役ぐらいは知ってそうだね。」

ハヤテニカスミ、その名はネット麻雀における都市伝説の一つである。
当然の如く7巡内に上がり、ダブル立直も日常茶飯事。時には天和すらあり得る早打ちの伝説。
特に風牌、三元牌を手元に呼び寄せやすく『早手に霞』『疾風二カス三』と書くと推測される。
だが現実の大会には出没しないため、チートを標準装備したCPUという結論が横行している。

「点数計算が出来ない程度には素人だ。別に普段は出来なかろうが苦労はしない。
ところで、普通公式脱衣麻雀ルールであって魔人公式脱衣麻雀ルールではないのだな?」

ここで普通公式脱衣麻雀ルールと魔人公式脱衣麻雀ルールの簡単な違いを説明しよう。
要はイカサマを黙認するか、イカサマを新たにルールに書き加えるかの違いである。
前者が後天技能の応酬+運の勝負になるのに対し、後者は固有の特殊能力の相性の勝負になる。

「そうだね。普通が脱衣麻雀という意味でも楽しめるね。レートは持ち点30000点の
10000点で一枚、トビで全裸でいいかい?って何ですでに褌を取り始めてるの!?」

「着流し、帯、草履で3枚だ。残念ながら褌は付けられん。ただ褌を解くと聖骸布を
外すことに匹敵する。その答えをその身で浴びよ。そして肌で感じよ。これが本来の私だ。」

今の今まで射精のほぼ全ての運動エネルギーを相殺していた純白の褌。その封印が今解かれる。
噴水の如く溢れ出る精液。それを遮るものは何も無く、ただ白き世界だけが広がっていた。

「さあ、unlimited lifes worksを創めよう。」

余りの白さに呆気に取られていた筒子だったが、気を取り直して麻雀を開始することにした。
「まぁ麻雀の強さには直接関係ないし、言っとくけど私は強いわよ。親決めはっと、君が親だね。」

白刃が牌をツモする動きはとても迅速で、気づいた時には『白』を盤に叩き付けていた。
「ツモ、天和。」
「「「は!?」」」
「はっ?えっ?ちょっと待って。どんな確立よ。ちゃんと牌を見せて。」

射精の勢いによって手牌を全て薙ぎ倒す。そこに並ぶのは全て白い牌!!!

□□□ □□□ □□□ □□□ □□

「天和、四暗刻、字一色、そして『白一色』!!!」

「そんな露骨なイカサマ通るわけないわ!ちゃんと拭き取って!」

「別に私は一向にかまわんが。ならば本来の手を見せよう。」
そう言って流暢な動作で精液を拭き取る。

東東東 南南南 西西西 北北北 □□

「天和、四暗刻、字一色、大四喜。特に変わらんよ。さあ脱げ。」

元より箱からティッシュを抜くだけで着火し、チンコを拭くときに切り傷を付ける段階を超越
したポテンシャルの賢者の彼が、ガン牌、積み込み、摩り替えの技術を習得していないはずが無い。
もっともイカサマしない場合、ダブル立直、大三元(即勃起、白濁液を中に發射)を必ず引くのだが・・・。

107たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:26:18
■キャラクター名
端道賢午

■移動先
C3

■調教ターゲット
手造 光太郎

■シチュエーション
手造 光太郎は端道に対しダッチワイフを作り上げ渡そうとしたが、端道はそんなものは下らないと一蹴。
「全く魅力を感じない」とまで言い放つ端道に、手造は激昂した。

「ふざけるな!
完璧な造形、肌の張りツヤ質感、胸尻の触感量感、穴の内部構造に至るまで、俺はあらゆる研鑽の下に再現したんだ!
フン、そうか。貴様、生身の反応、変態性癖に晒される人間の苦痛を楽しむ輩か。
貴様等は他人に迷惑をかけることしか出来ないのか!」

鼻息荒く手造は言い放つ。
自分の精魂込めて作り上げた作品を一顧だにしない眼前の男への苛立ちを隠そうともしない。

端道は呆れた様に「はあ……」と溜息をつく。
そして勿体ぶった手振りを交えながら、手造に言葉をぶつけてゆく。

「違うんだよ、そんな問題じゃねえ。
ダッチワイフの存在を否定してる訳じゃあねえんだ、ただ――
テメェのそれにはちっとも骨身に染みるモンがない。決定的なものが欠けてんだよ!」

「欠けているだと?」

「乳だの股だの、外っ面の見てくればかり綺麗に整えても、意味がねえ。
大事なのは中身だろうが。肉(ふく)に覆われた、骨(すがた)そのものだろうが!」

端道は尚も語る。語気も荒くなり始めていた。

「こんな肉塊もどきで、俺様を奮わせようと?笑わせるな!
あの頭蓋に空いたセクシーな眼窩の窪みも、背骨と肋骨の描くケレン味溢れるフォルムも、骨配置の織り成す幾何学美も、コイツには何一つねえ!
出直してきやがれ――また始めから骨々学び直すことだな」

手造は最初こそ圧倒された表情を浮かべていたものの、

「骨…だと…
ふん、まあ再現したことはないが……その位出来ぬ俺ではない」

彼の裡の、職人としての矜持が燃え上がる。
この生意気な若造の挑発に乗ってやろうという気が起きてきている。

「ならやってみせるんだな。俺様を満足させてみろ!」

手造は完全なる骨格再現を目指して製作に取り掛かった。しかし、一度も作ってこなかった物、満足に出来よう筈もない。
だが、彼は諦めなかった。
端道という男を屈服させるため、彼は何度も挑戦を繰り返した。自らの気骨をもって。
あらゆる知識を蓄えたり、実物を見て学んだりと、修練を厭わなかった。

それが端道賢午の狙いとは露知らず、彼はひたすらに探究し――
完全なる骨格を再現する頃には、彼の心は染め上げられていることだろう。

108たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:26:44
■キャラクター名
新島

■移動先
C3

■調教ターゲット
手造 光太郎

■能力の使用
使用

■シチュエーション
光太郎「だが、他人を巻き込むのは良くない
だから、俺のダッチワイフで欲求を吐き出せばいい
いくらでも作ってやるさ」

???「ふははははッ!!よくぞ言った!!」

光太郎「だっ!!誰だっ!!」

ウロボロス「我こそはオナニーの神!!新島ウロボロスだ!!」

光太郎「きっ貴様も変態の一味かッ!!」

ウロボロス「貴様の言い分素晴らしくモットモであるぞう!!他人に、迷惑をかけるような変態はクズだッゴミだッ!!」

光太郎「おおお、解ってくれるのか!!では一緒に変態を壊滅させようじゃないか」

ウロボロス「カーッ!!!」

光太郎「びくっ」

ウロボロス「お前は言った、変態に目覚める事は仕方ないと」

光太郎「あ、ああ」

ウロボロス「そう、お前もまた変態を救いたいと思っているのではないのか?人に迷惑をかけない変態を応援したいと思っているのではないか?我もそうだ!!さあ目を閉じよ!!思い浮かべるが良い!!誰にも迷惑をかけず!!オナニーに浸る変態達 !!それは素晴らしく幸せな楽園だとは思わんか?」

光太郎「ううっ、確かに」

ウロボロス「そしてその変態達がお前の作ったダッチワイフにむしゃぶりつく姿を思い浮かべてみよ!!どうだ心躍るではないか?変態を倒す為ではなく心から必要とされるダッチワイフ!!そしてその変態達は他人に迷惑をかけないのだ」

光太郎「俺のダッチワイフが心から愛される世界…」

ウロボロス「そう、ソレがオナニー千年帝国、貴様はその楽園の為に必要なのだ!!さあ我と共に行こうオナニーの新世界へ!!」

109たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:27:03
■キャラクター名
二幼神脣之介

■移動先
B4

■調教ターゲット
陰帆天州

■精神の回復


■能力の使用
おやすみ中

■仲間の能力使用
つかえない

■シチュエーション
今回は無理ですすんません!

110たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:28:23
■キャラクター名
クオリア・コンタクト

■移動先
B3

■調教ターゲット
ボンボリ

■シチュエーション
ボンボリの持つ金庫の中身。

ボンボリ自身の「商売道具」であるそれは、まったく価値の無い権利書や、宝石のようなものである。

中身に釣られて金庫を買い取る愚か者の、嬉々とした表情が嘆きに歪む姿を想像するだけで快感が込み上げてくる、ボンボリはそういう類の魔人であった。

つい、先程までは。


「まったく……コンタクト派の凡人の考えることはわからんなメガネェ……!」

そういってクイッと眼鏡を上げれば、弦が鼻の頭から離れる刺激で射精する。

「ようやく君も理解してくれたか。そうだよ、肉の塊だけになんて価値は無い。ヒトの温もりとレンズとフレームその他諸々……それが組み合わさって初めて『あたたかさ』ってやつなんだよ。この世界の究極の一ってものだ」

隣でカカカッと小刻みに眼鏡を振動させながら、精液で虹を生み出し続けるクオリア。

視界を封じられた状態で、眼鏡の温もりによる快感を耳元で余すことなく逐一囁かれながら、並行して語られた眼鏡の市場売上の話にボンボリはとうとう興味を抱いてしまった。

それがボンボリの敗因であり、新たな幸福であった。

一度興味を持ってしまえば、クオリアの富豪ご用達眼鏡情報にさりげなく織り交ぜた眼鏡に残る人肌の温もりオナニーレクチャーにも耳を傾ける。

富豪が好む眼鏡の情報を得て、その眼鏡に良く似た眼鏡を売りさばく計画を頭で考えながらも、体はしっかりと眼鏡に残る人肌の温もりを覚えていた。

今も彼の頭の中では思考が目まぐるしく回転している。

(俺の頭脳なら成り上がりの石油王になら何百と眼鏡を売りつけることができるでメガネ。この形状合金製の熱の籠り方がたまらんでメガネ。ゆくゆくは眼鏡本体以外の、レンズやフレームの商売も考えなければいかんかメガネ。)

しかし彼の口からはひたすら快楽に染まった言葉しか出ることはない、これからも。

「ふぉぉぉぉ!めがねぇっ!めがねとはだのぬぅくもりぃ!がったい!にんしんっかくじつぅ!めがねのこどもうまれちゃうよぉっのほぉっ!」

111たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:28:46
■キャラクター名
霧咲紅刃

■移動先
D3

■調教ターゲット
乙杯雅一拝

■能力の使用
使用する

■シチュエーション
「貴方の、その美しい胸……この『怪人百乳相』が貰い受けます」
乙杯雅一拝は目の前の女性にそう言い放つ。
この乙杯雅一拝は大のおっぱい好き。そして彼の持つ能力を用いて女性のおっぱいを盗む怪盗なのだ。男性でありながら彼の胸にたわわに実るおっぱいは、そうして手に入れたものの一つだ。
だが、面と向かってそう宣言された女――霧咲紅刃はそんな彼の様子に呆れたようなため息をついた。
「よく今の状況でそんなことが言えるわね」
今の状況――それは、彼が霧咲紅刃によって捕らえられ、束縛されているという状況だった。
一拝は現在どことも知れない暗い部屋で、椅子に座らされ、後ろ手に両手を対魔人用の手錠をかけられ、更に全身を有刺鉄線によって縛られている。有刺鉄線が肉に食い込んで苦痛が走るが、そんな様子を表に出さない。そんな様子は相手を喜ばせるだけだからであるし、怪盗としての矜持もある。
狙った相手のおっぱいを盗む怪盗、乙杯雅一拝。しかしそんな彼が切り裂き魔、霧咲紅刃は狙われるというのはある種の皮肉を感じさせる。
「あなた、随分と面白い趣味をしているのね」
紅刃は床に落ちていたある物を拾う。それは、彼の性的嗜好を端的に示す物であった。
「あなたが盗んだ女性の乳房ね」
そう、それは彼の能力によって女性たちから盗んだおっぱいを球状にしたものであった。
彼が魔人に目覚めるほどおっぱいに対する執着を抱いているという証でもある。「おっぱい専門の怪盗」などというものになるだけの事はある。
そして紅刃はナイフを振り上げ、手にしたおっぱいに突き刺した。
「なっ、私のおっぱいボールに何をする!」
彼にとってそれは大切なコレクションの一つ。これまで涼しげな様子をみせていた一拝も、これまでの冷静な様子をかなぐり捨て激しく激怒した。
しかしそんな彼に対して紅刃は呆れたようにため息を吐いた。
「まったく、少し落ち着きなさい」
そう言ってナイフを一拝の右足に突き刺す。ナイフは彼の足を貫通し、縫いとめるように床に突き刺さる。一拝の悲鳴が上がる。怒りで感情が昂ぶっているときにこの仕打ち。今度は苦痛を隠すことが出来なかったらしい。
続いて左足にも別のナイフを突き刺す。再び悲鳴が上がった。
一拝が苦痛に喘いでいる隙に後ろに回り手錠を外す。手が自由になるが、刺されたショックでそれにも気付かない。
万が一彼の能力を食らって逃げ出される隙を作ってはかなわない……という理由と、そして何より彼女の嗜好ゆえに、自由になった一拝の両手のうち左手を、新たなナイフで彼の腿に突き刺した。
そして後ろから残った彼の右手をとり、取り出した四本目のナイフを彼の手に持たせた。
そして、ナイフを持った彼の手を動かし、そのナイフの切っ先を彼自身の乳房にゆっくりと近づける。
四肢を刺されたショックで混乱しつつも、紅刃が何をしようとしているのか察した一拝は悲鳴混じりの怒号を上げる。しかし紅刃は妖しい笑みを浮かべるだけだった。
「乳房を――人の肉体をコレクションするだけよりも、人の肉体を切り裂く方がずっと愉しいわよ。あなたにこれからそのことをたっぷりと教えてあげるわ」
そう言ってナイフを持った彼の右手を引き寄せるように動かす。
大振りの刃物の刃はゆっくりと彼の柔らかい乳房に沈んでいく。あたりに鮮血が飛び散る。
突き刺し、抉り、引き裂く。狂ったような悲鳴が部屋に満ちる。異質でありながら美しかった乳房がぐちゃぐちゃな肉塊になっていく。その事実が彼の狂態を煽る。
「そんなに慌てなくても、すぐに治してあげるわ。あなたもきっとまだまだ切り足りないでしょう」
その言葉と共に、まるで先ほどの光景が夢だったかのように彼の乳房が治癒していった。
紅刃の治癒能力である。この能力はどんな深い傷でも治せるが、紅刃自身がつけた傷しか癒せない。しかしその「紅刃がつけた傷」というのはあくまで紅刃自身の認識に依るもので、その基準は極めて曖昧である。ナイフを持っていたのは紅刃ではないが、その手を操ったのは紅刃であるため、自分がつけた傷という認識である。
しかし彼女は自分で切り裂いたと認識していても、一拝の手にはその感触がしっかりと残る。己が、自分の大好きなおっぱいをずたずたに切り裂いたという事実と、そしてその感触を。
これからしっかり彼に人の肉を切り裂く感触を教えてあげよう。そして――そのための相手は、彼自身の乳房以外にもたくさんある。周囲に転がるいくつものおっぱいボールを見ながら思う。
「ふふっ、きっとあなたは、盗んだ女性の乳房を切り裂くのが大好きな怪盗になるわね」
そんな彼の未来を思い浮かべ、紅刃はどこかうっとりとした表情を浮かべた。

112たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:29:18
■キャラクター名
織原夕美子

■移動先
A4

■調教ターゲット
鏡子

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし(成長は精神+2)

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
鏡子調教SS『vsスーパービッチ!!』

某日――JK教本部。
(『お姉様の超巨大ロザリオを背負う女子高生像』がシンボル)

女子高生をあしらったステンドグラス越しの日光が差し込んでもなお、
薄暗さを残す広大な大聖堂。
そこに犇めきあう無数の教団員達の耳に、一人の少女の声が届く。

「皆さん、こんにちはー!」

「「「うおおおおおお――――ッ!!!」」」

「今日は皆さんにー」

「「「ウッキャキャァァ―――!!!」」」

「お願いがあります!」

「「「ケヒィィィェェ――――――ッッ!!!」」」

教団員の中には少女の声を聞いただけで失禁し、意識を失う者すらいる。
一挙一動に返させる反応もまた、知性を持つ生物とは到底思えないであったが、
その声の源は、女子高生である。
JK教団員にとっては、ただそれだけの事実があらゆる理性を放棄する理由となるのだ。

「今日のミサには、特別ゲストの『女子高生』を招いております――
 知る人ぞ知る『女子高生』ビッチ……鏡子先輩です!!」

「「「ヒャァッッハアアアアアアアアア
    ジョ、ジョ、ジョシコウセイイィィ―――――!!!」」」

「そこで本日の儀式では特別な『生贄』を集める事にしました……!
 女子高生ビッチの鏡子先輩と触れ合うチャンスです!」

「鏡子先輩に! 食べられたい人―――っ!!」

「「「のぉぉほおおおおお―――――ッ!!!
   た、た、食べられたいィィィィィィ―――――――ッ!!!
   ホッ、ホーッ!! ホァァ――――ッ!!!」」」

あまりの興奮のために獣と化したのだろうか。
信者たちの黒い波が、祭壇へと雲霞のように押し寄せ……

113たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:29:56
>>112続き

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「夕美子さん――恐ろしい敵が現れたわ」

JK教本部に新たに設けられた調理場……
教団員のために肉を大きな鍋で煮込んでいた夕美子に、
慈衛恵は唐突に切り出した。

「……風紀委員の話ですか、慈衛先輩」

恵の蒼白とすら言える切羽詰った表情に、
夕美子もいつもの微笑みで返すことはできず、
心配そうに顔を曇らせて鍋をかき回す手を止める。

「ええ。私達ではとても勝ち目のない相手よ。
 いくらJK教を広めようとしたところで、
 もう『萎』の復活は阻止できないのかもしれない……」

「そんな……い、一体誰が」

かつて夕美子の人肉嗜食の性癖に(無自覚とはいえ)屈したとはいえ、
あの電波(あぶのーまる)に見出されただけあって、
恵もやはり相当の実力を持つ変態魔人だ。

彼女がそこまで恐れるほどの『風紀委員』――一体何者なのだろうか。
夕美子の背にも、思わず冷や汗が浮かぶ。

「彼女の名はまさに『伝説』!
 宇宙最強のスーパービッチ――『ぴちぴちビッチ』の鏡子!!」


…………!!

「そんな、鏡子先輩が……!?」

息を呑む。
『彼女』は確かに、変態界では――いや、世界に視野を広げたとしても、伝説的な存在だ。
単なる一魔人でありながら……しかも魔人能力ではない、単なる技術としてのセックススキルで。
『転校生』すらも絞り殺せる、恐るべきスーパービッチだという。

例えるのならば、魔王と村人。実力差は絶望的だ――
殊にこの変態が丘の構想における、『性癖』というフィールドにおいては。

「誰よりもセックスを極めた彼女がどうしてよりによって風紀委員に与しているのか……
 原因は不明だけれど、鏡子さんがこの街に出現した以上、
 私達もこの場で活動を続けていくことは……できないでしょうね……
 街ごと焦土になるより早く、教団員を引き上げさせないと……」

「……」

「だから、夕美子さんも早く…………夕美子さん?」

「くすっ」

夕美子が……笑った。
意図を測りかねるその笑みに、流石の恵も一歩たじろぐ。

「ふふふ……慈衛先輩、嘘ばっかり。
 本当は違うんでしょう……?
 私達の安全のためだなんて言って――本当は」

「な、何を馬鹿な……私は、勝ち目のない調教になんて……」

「本当は一人で、鏡子先輩とセックスがしたいんじゃあないですか……?
 自分が調教されていくところを、私達に見られたくないんでしょう?
 だって鏡子先輩は、ビッチであると同時に……」

女子高生でもあるんですから――

「っ……!」

それは恵自身、気づいていない自身の本心であった。
教団員と夕美子を逃し、自分は殿として恐るべき調教者、鏡子を食い止める……
しかし彼女の一見自己犠牲的なそんなシナリオの中には、
宇宙一のビッチ女子高生たる鏡子と激しく交わり合いたいという願望は全く無かっただろうか。

やはり変態仲間というべきか。見透かされてしまっている。
そして気付いてしまった以上……もはやこの衝動を止める事もできない。
そうだ。自分は鏡子に……あの恐るべき敵と、セックスしに行くしかないのだ。

「ふふ……や、やっぱり夕美子さんはさすがね……
 でも、止めても無駄よ。こんな機会なんて二度とはないわ。
 たとえこの身が風紀委員に捕えられても、
 あの鏡子さんの穴兄弟になるチャンスなのだから……!」

決意か衝動か……様々な感情を秘めた恵の言葉に、夕美子は無言で首を振る。
しかしそれは、恵を否定する意図ではなく。

「大丈夫です。
 先輩が行くのなら、ぜひ一緒に行かせてください」

そして、鍋の縁にかかっていたお玉を手に取り……微笑むのだった。

「私に考えがあります」

114たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:31:06
>>114続き

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――そして、現在。

「ひっ……ああーっ……っ、っ……
 あんっ……ふ……ぁ……ぁぁ…………」

「ゆ、夕美子さ―――ん!!!」

なんという事だろう。
今、恵の目の前には……恐らく空間転移した鏡子の指によって責められ続けるのだろう。
立つことすらままならず、地に悶えながら快楽の熱い吐息を吐き続ける夕美子の姿があり……

そしてそれを目前にしている恵もまた、変態仲間の危機だというのに、
何故か首から下の一切が身動きの取れない状況である。
更に――彼女の目の前に立つ、膝丈のスカートにセーラー服。三つ編みメガネの少女は。

「ふふ、ここがJK教ね。
 全部で何人くらいいるかしら……100人……? 300人……?」

「あ、あわわ……」

「く、うぅぅ……あぁ……ぁ……」

「たっぷりと、楽しませてくれそう――」

伝説の魔人、鏡子……!!

「じ、えいっ……先輩……」

びくびくと体を痙攣させながら、完全に快楽に染まった目を恵に向ける夕美子。
下半身を責められ続けながらも、絶妙な力加減で絶頂に達することもできないようだ。
鎧袖一触。勝負の体すら成さない。これがスーパービッチの実力だというのか……!!

「ど、どうして……」

織原夕美子――策があったのではなかったのか。
いや、それ以前に、指一本動かせない恵のこの体勢。
このふざけた状況はどういう事だ――!!

「どうして私だけレイプしてもらえないの―――っ!!!」

あれから、夕美子に誘われてホイホイ大鍋に体を沈めた恵は、
首から下を何かゼリー状のもので完全に固められてしまっていた。
騙されたと気づいた時にはもう手遅れで、
鏡子来襲の時点では既にこの状態のまま鍋から出されて放置されており……
そして今に至るというわけである。

恐らく恵の想像を遥か超えるであろう鏡子の指による性技にも、
色っぽく悶える夕美子の姿にも、もう我慢出来ない。
仮にパンツを履いていたなら、それは恐らくぐちゃぐちゃに湿っていただろう。
だが今は、自慰でその性欲を処理する事すら許されないのである。
それほどのシチュエーションを、放置されたまま鑑賞するしかない現状――

「――心配しなくても大丈夫よ、慈衛さん。
 私が今これから……
 ……?」

片方の手で夕美子を責めながら、もう一方の手を手鏡に差し入れた鏡子。
だがその時、今まで余裕を崩さなかった彼女の顔が、一瞬だけ曇った。
まるで意図していた『何か』を外したかのような……

「あっ、くっ……くっ、ふふふふ……
 駄目……んっ、ですよ……きょうこ……さん……ああっ、あっ」

「えっ!? ゆ、夕美子さん……?」

「『ぴちぴちビッチ』が通用しない……あなたが何かしたの……?」

好奇心からか、敵の能力に警戒したのか。
夕美子を責める手を緩め、まともに喋れるように脳への快楽を調整する鏡子。
それでもなお身を貫く刺激に震えながらも、夕美子がたどたどしく口を開く。

「……っ、はっ、はあ……はぁ…………
 きょ、鏡子先輩――あなたの能力は……有名です。
 何しろ世界最強の、性能力者なのですから……
 手鏡を越えて、半径2km以内の人間の性器に手を伸ばす恐るべきセックス能力だと……」

「ええ……そうだけれど……?」

「でも、その空間歪曲は……指を出現させる空間のない……
 『物質の中』にまで有効ですか? 例えば、壁の中に性器が塗り込められていても、
 コンクリートを押しのけて指を出現させることが可能ですか……?」

その微笑みを見て、恵は確信する。
これが……これこそが夕美子の策略だったのだ!
即ち―――

115たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:31:40
>>114続き

「物質を『押しのける』程の空間歪曲……それ自体はあり得ない話ではありません。
 しかしあなたの場合、そんな事は原理的に不可能ですよね……!
 ……指が出現した座標の物質を破壊する能力なら……
 デリケートな対象の性器も傷つけてしまいます……だから、」

「なるほどね。対象の性器のまわりを、空気でも水でもない――
 しっかりと侵入を阻む『固体』で囲んでしまう事……
 ここまでして『ぴちぴちビッチ』を防いだ人は、なかなかいなかったわ」

確実に鏡子がターゲットとする『JK教教祖』の……
恵の性器を、その周囲ごと。

「ええ――でもいい事を教えてあげます……
 その、慈衛先輩を固めている『それ』……ふふ、食べられるんですよ」

どれだけ大量の『材料』を使ったのだろうか。
肉を煮出して作った煮こごりのジェルで……固めたのだ!!

「……いや、食べられるって夕美子さん……
 こんな大量の煮こごりを食べられるはずが……」

「まあそう言わずに――さあ、食べてみてよ!!」

だが夕美子がそう言うまでもなく、鏡子は既に煮こごりに口をつけていた。
何よりも優先されるセックスへの情熱。
何の肉を使っているかも分からない煮こごりに対して、全く物怖じせず……
恵の下半身に向けて、侵攻を開始したのだ!!

「あら、美味しい……香味野菜の香りが一口目で口の中に広がって……
 肉の味が濃厚なのに全然しつこくなくて、
 いくらでも食べられるわ……!」

「はい。実はこれ、今日鏡子さんが来るって聞いて……
 教団員の方にたくさん協力してもらって作った料理なんです。
 その料理には、私達みんなの気持ちがこもっています……
 ぜひ、『皆さんの味』を味わってくださいね」

「美味しいわ……もっと食べたい……
 しかも最後にデザートの慈衛さんが待っているなんて……
 ふふ、あなた私の好みをちゃんと理解して、素敵なおもてなしを作ってくれたのね――」

「な、なんて事……!
 夕美子さんの料理が……ビッチを上回った……!!」

「ふふ……そんな。上回ってはいませんよ。
 でも、私の料理の素晴らしさも……これできっと分かっていただけると思います。
 お味はどうですか? 鏡子先輩――」

「とっても美味しいわ。でも……夕美子さんでしたっけ?
 あなたの味も、とっても美味しいわよ。くすっ」

「ああっ……あああ―――っ!!!!」

性欲に突き動かされながらも、ついにそれと両立する美味を認めた鏡子。
それでもなお止まらない鏡子の指技に、再び快楽の渦に飲み込まれる夕美子。
そして……

「あ、ああ……羨ましい……私も鏡子さんに責められたいのに……
 それにこの煮こごりがそんなに美味しいなら、私も食べてみたいのに……
 ああっ、でも動けない! 食べたい! 食べられたい!
 ど、どうすればいいの……あああ……!!」

鏡子とのセックスと夕美子の料理という二つの餌を目の前にして放置され、
束縛と期待の中で新たなる性癖に目覚めつつある慈衛。
JK教の狂乱の宴は続いていく――

116たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:32:09
■キャラクター名
霧咲 想二

■移動先
B3

■調教ターゲット
へこみちゃん

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
めしべの能力使用

■シチュエーション
「杉の繁殖のための活動をもっと積極的にしたいのですけど、協力してくれませんか?」
ハーレムメンバーが一人増えた想二のところに、めしべからのそんなお願いをされる。
ハーレムメンバーに加えることこそできなかったものの、彼女も共に性癖を理解しあった仲間である以上。断るという選択肢など思い浮かびもしなかった。
「もちろん協力するさ!それで、一体なにを協力すればいいんだ?」
「ありがとうございます。とりあえず、商店街に行って、杉を売っている店を探したいんです。できればそこで、植林の職人にも会えればな。と思っていまして。私も、彼のことをもっと知りたいですから。
・・・二人きりで出かけるからといって、決してデートではありませんからね!私がデートする相手は彼だけなんですからね!」

そして、二人は商店街にいくことにしたのだった。デートではない。とツンデレではない子に言われた想二だったが、女の子と二人で出かけるのだ。それでテンションがあがらないわけが無い。
だが、二人でそこそこ仲良く、植木屋さんを探している途中、その悲劇は起こった。
めしべが信じがたい光景を目にしたのだ
「・・・こ、これは、花粉対策グッズ!?ゆ、許せない。あの人からの折角の贈り物を・・・彼の愛のこもった精子を拒絶しようとするなんて!!
あの人は博愛主義者なのよ!本当は、私だけを見て欲しい。けど、彼の幹のように広くて太い心は、私一人だけでなく多くの人を包むこみ幸せにすることを望んでいる・・・だから私は、彼が多くの人に愛を振りまくのも、彼の愛なんだって受け入れていたのに・・・
そんな彼の愛を拒絶しようとするなんて・・・絶対に許せることじゃないわ!!!」
めしべは暴走した。辺り構わずに花粉を撒き散らし、花粉症で苦しむ人たちをさらなる花粉地獄に叩き落していた。
「うーむ。他人に自分の意見を押し付けるのは、個人的には賛成しかねるが、あれもめしべちゃんの愛の形なんだろう。肯定してあげないとね・・・よし、負けていられないな。俺も自分の愛を多くの人に伝えるために行動を始めるか!」
めしべの暴走を暖かく見守りながらも、想二もまた、自分の愛を見せるために、行動を開始する
花粉で苦しんでいる人たちの中から、ハーレムに入ってくれそうな子を探して、に優しく声をかけて回り始めた
「そこの花粉で苦しんでいる君。俺のハーレムに入らないか?今なら、まだ3人目だよ!ベスト3に入れるよ!」

117たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:32:33
■キャラクター名
亀井雷華

■移動先
D1

■調教ターゲット
阿出川 流

■精神の回復
10

■能力の使用
する

■シチュエーション
「ルツィアちゃん…!!ルツィアちゃん!!」
銃声を聞きつけた阿出川流が現場に駆け付けると、カメラをぶら下げた血塗れの少女が頭から血を流して倒れた少女にすがりついて号泣していた。
周囲には今とられたばかりと思われるとでたらめにシャッターを押した写真が散乱している。
泣いている方の少女は知らないが、倒れているのは同じ風紀連合のルツィア・C・町永という風紀委員だ。
よく見るとルツィアの手には拳銃が握られている。これで頭を撃ち抜いたのだろうか…

(な…なんなの…これ…)
あまりに血生臭い状況に流は完全にひいていた。

泣いていた少女はようやく流に気付いた様子で
「風紀委員さん!!風紀委員さんだよね!!ルツィアちゃんが死んじゃう!助けて!!」
と叫ぶ。
完全に取り乱している様子だ。

(そんなこと言われても…)
一介の風紀委員にこの状況にどうしろというのだ。
いや魔人能力ならなんとかなるかもしれないが阿出川流はそんな能力は持っていない。
それに流がみたかぎりでは明らかに彼女はもう死んでいる。念の為脈を確かめてみるがやはりその結論は変わりそうにない。
「残念だけど…」
流は首を横に振る。
「だ…だって…ついさっきまで一緒に…」
その言葉を聞いた少女は再び嗚咽をあげる。
「約束してくれたよね…写真の…モデル…」
言葉が詰まり
「なんで…」
そのあとは言葉にもならないのか、少女はただワーワーワーワー泣き続けている。

そして事情がわからない流はその光景をただ傍観していた。

(そもそもこの子は誰なの…さっきの様子だと風紀委員じゃないわよね…)
それでもこの町にいるということはこの子も変態ということだろうか。普通の人はこんなところにはこないはずだし。

(なら排除に向かうべきかしら)
でも、ただ泣いてるだけの女の子にそんなことをするのは気が引ける。
そもそも阿出川流は男嫌いなだけで女子は別にどうでもいいし。
それに――


血塗れになった死体を見たせいか、萎を復活させようという気力も萎えてしまっていた。
正直、もう今日は何もしたいという気力も起こらない。

「今日はもう帰ろうか…」

118たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:33:36
■キャラクター名
マジカルウィザード絵夢

■移動先
C3

■調教ターゲット
竜居 筒子

■能力の使用
使用する

■仲間の能力使用
使用する(轟竜子)

■シチュエーション
 虫の鳴き声が響く静謐な空気の中、二人は古びた寺院の中にいた。
「こんなところにいるなんて……物好きな人もいるもんだねぇ」
 後を歩く少女――竜子は、辺りをキョロキョロと見回しながらぶっきらぼうにそう言った。
「ボ、ボクは静かな所も好きだよ……」
 前を行く少女――ではなく少年、絵夢はテレパシーの導くままに御堂の中を静かに進む。この奥には大妖怪萎の復活を企む風紀委員がいるはずだ。
 二人が学生らしく周囲の仏像を見学しながら本堂の中心へと辿り着く。そこには場違いな椅子に足を組んで座る、セーラー服の女子高生がいた。
「ふふ」
 女子高生は二人に気付くと意味深な笑みを浮かべながら姿勢を正し、絵夢と竜子を交互に見比べる。
「どうも始めまして。希望崎学園麻雀部部長、竜居筒子よ。そして……」
 彼女はスカートのポケットから麻雀の点数計算に用いる点棒を取り出すと、それを握って指差すように竜子へと向けた。
「変態を懲らしめる風紀委員……ってとこかしら」
 瞬間、筒子の頭上からどこからともなく麻雀卓と三脚の椅子が落ちてきて、彼女の前へとガランガランと金属音をたてて着地する。
 竜子はそれが空間に出現するのとほぼ同時に動き、絵夢を守るように筒子と彼との間に割って入った。
「グルルルル……!」
 竜子はティガレックスのように唸り、威嚇の意思を示す。それはまるで子を守る母ライオンのようであった。
「おっと荒事専門? 流石変態ね」
 筒子は「やれやれ」と肩をすくめながら溜息を吐く。
「あなた達変態が次々と風紀委員を襲っている話は聞いているわ」
 筒子は緑色の雀卓の上を愛おしそうに撫でた後に指で二回、何かを呼ぶように卓の上を叩いた。
 コンコン、と乾いた音が木造りの部屋の中へと響き渡る。そしてそれと同時に、音も無く雀卓の上に麻雀牌一式が現れた。
「正直、萎の復活なんて私の知る所じゃないけれど……」
 筒子は首を斜めに傾げながら、二人の身体を舐めるように見つめる。
「あなた達、脱がし甲斐がありそうじゃない」
 筒子は口の端を吊り上げて、いやらしく笑った。
「あ、あのっ」
 絵夢が背伸びをして竜子の後ろから顔だけ覗かせる。
「ボク、萎さんに復活されると困るんです……だから、その……」
 絵夢がひしり、と自らのスカートの裾を握りしめる。
 それと同時に筒子の背筋をゾクリとした物が駆け抜けた。筒子はその感覚を悪寒として認識する。実際はその感覚は絵夢の引き起こす嗜虐心なのだが、何も知らない筒子にとってそれは異質の感情であり、恐怖の対象であった。
「『座れ』っ!」
 一喝。筒子の言葉は御堂の中を貫くように響き渡り、空間を支配する。
 その言葉を聞いた二人は何者かに操られるようにふらふらと、筒子の方へと歩き出した。
「ふふ……。何かしようとしたようだけど……」
 筒子は絵夢の表情を伺う。その表情はどこか虚ろで、先程までに感じた恐怖は感じられなかった。
 筒子は絵夢がスカートをめくり上げる事をやめたのその目で確認し、安心して話を続ける。
「それよりも、楽しい楽しい麻雀をしましょう?」

119たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:35:10
>>118続き

 筒子が勧めるまま、三人は雀卓を囲んでいた。
 筒子は牌を混ぜながら麻雀のルールを説明し終える。その口調は相手を自分のペースに巻き込めたせいか、流れるように軽快だ。
「ふふ。そして今からやるこの麻雀には特別なルールがあるわ……。それは『脱衣麻雀』よ」
 筒子は心底楽しそうに笑いながら二人の顔を見る。竜子は筒子を警戒するように睨みつけており、その感情は手に取るようにわかる。一方の絵夢は麻雀牌を見るのも初めてなようで、手の中で牌の感触を確かめて転がしている。
 筒子はその様子を見て、内心ほくそ笑みながら説明を続けた。
「ルールは簡単。一人持ち点4000点。0点になる度に身につけている衣類を一枚脱ぎ、点数を4000点補充する」
 普通の一般人が身に付ける衣類は冬場でも無ければ下着も合わせておおよそ五〜八点。普通の麻雀の持ち点は25000点なので、大体それぐらいの点数を取られると全裸となる。
「点数から衣服への交換はゲームが終わるまで無し。ただし、ポイントは累積されるから他人から点数を取れば脱がされにくくなるわね」
 筒子は牌を積みながら得意げにそう言った。レートを高く設定しないのは、彼女自信が臨場感を楽しむ為。そしてそれと共に、彼女自身の麻雀の腕に対する自信の現れだった。
「まあ初心者かもしれないし、チョンボ……ルール違反についての罰符は服一枚に勘弁してあげる」
 筒子はクスクスと笑う。絶対的に優位な位置にて場を支配しているという優越感の中に彼女はいた。
「さて、それじゃあルールも説明した事だしそろそろ始めましょうか。本当は四人打ちの方が好きなんだけど……」
 ――こんな人気の無い場所に誰か来る筈がない。
 筒子はそう言おうとしたが、その言葉が続く事は無かった。
「はーいツアーの皆さま方〜。こちらこの寺院の御本尊で有名な貝開院の……」
「ママー! ママー! あれ何ー?」
「ちわーっす。三河屋でーす」
 ――いつの間にか。それは筒子が何者かに世界への認識を乱されたように、しかしそれでいて何ら不自然さは感じさせずに。
 筒子達の周囲には多数の通りすがりの人達が溢れていた。
「こ、これは……!?」
 筒子が辺りを見回す。誰一人として筒子がその姿を知る者はいない。だが、その場で雀卓を囲む筒子達の姿は明らかにその場から浮いていた。筒子は多数の奇妙な物を見るような視線を感じる。
「くっ……」
 風紀委員のはしくれとして、筒子は一般人の方々から送られる視線に対して地味にダメージを受ける。
 筒子は対面に座る絵夢を睨みつけた。
「……始めるんだよね?」
 その筒子の視線に対し、絵夢は表情の無い瞳でそう言葉を返すのだった。

120たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:35:58
>>119続き

「流局ね。ノーテン」
 筒子の静かな声が響く。更に面子を一人加え、三人はそのまま脱衣麻雀を続けていた。
 人が寄って来た事で一端場を打ち切るのは、筒子のプライドが許さなかったのだ。
「て、てんぱい」
 絵夢が不安げに牌を一枚ずつ倒す。その手はピンフやタンヤオと言った簡単な役も付かないただのテンパイだった。
 ――間違いなくただの素人か……。
 筒子は絵夢の表情を伺う。その様子に不自然さは見られない。もしかしたら初めて牌に触ってテンパイまで手を作れたというのであれば、それはそれでなかなかに絵夢は才能があるのかもしれない。筒子はそう思いながらも、彼の表情に安堵せざるをえなかった。
 ポーカーフェイスが効かない……という訳でもないが、筒子は他人の表情から感情を伺う事に自信がある。麻雀を行う上で他人の手の良し悪しは自身の点棒に直結するからだ。その為筒子は常に周囲の顔色を伺っていたのだが――。
「……ノーテン」
 竜子は牌を伏せる。筒子は彼女のその手を確認する事ができず、奥歯を噛み締めた。
 筒子は先程から竜子の感情を読みとれずにいる。その理由は、竜子が感情を表に出さないからではない。彼女はずっと眉をひそめ、筒子を睨み続けていたのだった。
 ――う、うわぁ。まだメンチきってる……。
 筒子も風紀委員の一人とはいえ、健全な女子高生だ。初対面の彼女にずっと睨みつけられ続けていれば、恐ろしくもなる。
 牌を混ぜ、積み終わる。それぞれが配牌を取り終わり、手牌を立てた。
「……も」
 筒子の耳に、呟きのような小さな声が聞こえた。声の主に視線を移す。
 その声の主は……竜子。そして竜子は今、親だ。
 ――まさか。
「……モ……」
 もう一度、今度は先程よりもはっきりと。
 筒子の胸中に不吉な予感が駆け抜ける。もしそれが「ツモ」上がりであるとすれば、第一手。つまりそれは――。
 ――天和!?
 親の役満。48000点。筒子の肌が瞬時に泡立った。
「……モンハンがしたーい!」
 竜子はパン、と音を立てて手牌から「西」を捨てる。それと同時に、筒子は張り詰めていた緊張を解いた。
「うう、でもなんで私は麻雀してるんだろう……」
 悲しみの表情を浮かべる竜子を尻目に、続いて絵夢達も牌を引いては捨てて行く。
 筒子はただの杞憂であった事に気付いて胸を撫で下ろすと同時に、恥ずかしさを感じて溜息を吐いた。
「でも、まあ――」
 竜子は口元に指を当てて目を瞑る。筒子は手牌から「東」を出して場に捨てた。
「――さっさと終わらせればいっか」
 竜子はそう言いながら、自らの牌を倒す。
「ロン。ダブ東。3900点」
 筒子は声を失う。先程のノーテンの罰符と合わせてマイナス4900点。服一枚分だ。
「……ふふ」
 筒子は笑いながらセーラー服のリボンを解く。衣擦れの音と共にそれを取り、自らのハイソックスを脱いだ。
「……いいわ。本気でやってあげる。リーチをかけなかった事、後悔させてあげるから」
 その言葉に竜子は笑う。
「リーチなんてかけたら、絵夢が振っちゃうかもしれないでしょ。そんなことできるわけないじゃん」
 仲間だからさ、と竜子が付け加えると、絵夢は顔を赤くして俯いた。

121たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:36:29
>>120続き

 筒子には理解できない。
「な、な、な……!」
 目の前でその少年がした事を。
「なんでスカートから脱ぐの!?」
 そもそも筒子はそれまで絵夢の事を少女と思っていたのだから、目の前の少女がスカートを降ろして陰部を露出した事もさることながら、その少女が実は男性だった事にも目を白黒させる。
「て、ていうか男!? いやいやいや、そもそもなんでパンツ履いてないの!?」
 口元をパクパクとさせながら、次から次へと少年のおかしな所を指摘する。これでも筒子は風紀委員。異常な変態達にはツッコミを入れざるを得ない。
「あ、ごめんなさい……。間違えちゃった……♪」
 そう言いながら絵夢は自らの上着に手をかけてリボンを解く。
「更に脱がないで!? もういいからそれで!」
 絵夢を無理矢理卓に着かせ、筒子は牌を手にする。
 彼女は牌を掻き混ぜながら、対面の少年をマジマジと見つめていた。今や筒子だけではなく周囲の野次馬みんなが彼を見つめている。
 ――まさか、彼女を庇った?
 筒子は竜子を見る。今や注目されなくなった竜子は普通に雀牌を握っている。一方の筒子は混乱からかその手を震わせていた。
 突如、筒子はその場に顔を突っ伏す。
 ――彼……勃起してる……。
 この状況において、対面の少年はその陰茎を硬くそそり起たせていた。
 筒子には理解できない。そして悟る。変態とは、到底理解出来るものではないのだと。
 彼女は気を取り直して牌を積み、牌を捌き続ける。
 ――相手がどうあれ、私はただ剥くのみ……!
「――リーチ!」
 筒子は己のプライドをかけてただがむしゃらにリーチをかけた。
 手牌は字牌とピンズのみ。ホンイツだ。
 対する絵夢の捨て牌は……ウーピン。ピンズの五。
 絵夢は捨てると同時に期待の眼差しで筒子の顔を覗き見る。
「………………ロン」
 筒子はなぜか悔しさと共にその言葉を口にした。
 8000点。絵夢は持っていた点数を失い、一枚服を脱ぐ。
 ゆっくりとどこか艶めかしく上着を脱ぐ絵夢に、周囲から歓声が上がった。
「やぁ……見ないでぇ……」
 絵夢は顔を赤らめながら、頬を上気させる。それを見て竜子は立ち上がり、笑いながら絵夢の耳元で囁いた。
「……絵夢ったら、見られて興奮してる?」
 ビクビクッと絵夢が背筋を震わせ、ぼぅっと中空を見つめる。
 竜子は優しく微笑んだ後、絵夢の背中をそっと擦りながら服を脱がせるのを手伝った。
「やらしーなー、絵夢ちゃんは……」
 竜子の指に操られるように身をくねらせて、絵夢は快感に声を漏らす。
 竜子が絵夢を弄ぶように服を脱がせる間、絵夢はその勃起した小さなペニスを震わせながら、嬌声をあげ続けた。

122たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:36:55
>>121続き

 筒子は初めて湧き起こる感情に戸惑っていた。
 目の前の変態、絵夢の痴態を見続けていた彼女の中に、今までの彼女には到底理解できない物があったからだ。
 絵夢は裸に二ーソックスというスタイルで、対面に座っている。
 ――私もあんな風に――。
 すぐに筒子は頭を大きく横に振る。何度も頭に過ぎっては無理矢理沈める変態的な妄想。その妄想に彼女は支配されていた。
 ――なんで私……。
 目の前の絵夢は裸を衆人観衆の前に晒したまま、その尿道口からはカウパー腺液を垂れ流している。
 それを見ていると、不思議と筒子は自分の身体が火照っていくのを感じた。
 絵夢と目が合う。彼は息を荒げながらニコリと筒子に笑いかけた。
 ――君もこうなりたいんでしょ?
 まるでそう語りかけるかのように。
 筒子は今までの人生の中の麻雀を振り返る。常に相手を脱がし続けて来た自分。
 ――私は相手を裸にする事にこそ喜びを見出していたのに……。
 自問自答を繰り返す筒子。そんな彼女の思考を現実に戻そうとするかのように、声が響いた。
「リーチ」
 対面の絵夢。彼がそう言いながら、牌を倒す。
 その行為が何を示しているのかわからず、筒子はただただ彼の行為を見つめる。
「……オープンリーチ……ってあるんだよね?」
 ローカルルールにある、手牌公開を代償とする役。筒子が最初の説明の時に、軽く説明したかもしれない。どちらにしろ、今は彼女にそれを止める程の余裕は残っていなかった。
「……倍満……!」
 オープンリーチも入れて16000点の手牌。そんな手、もし振り込んだら大変な事になる。絵夢から点棒を奪っている筒子でさえ全裸まで一歩手前になってしまう……。
 ゾクリ、と筒子の背筋に心地良い寒気が駆け抜けた。
 相手の手牌はわかりきっている。捨ててはいけない牌が丸見えだ。だから絶対に振り込む事はない。
 ――わざとでもなければ。
 またしても筒子の背筋がビクリと震える。彼女の頭もそれが快感だとようやく理解し始めていた。
 ――どうして。
「……背徳感」
 心の中の質問に答えるように、竜子が答える。
「私もティガ様にやられちゃう時って凄く気持ち良いんだ。『こんな事情けないのに……』」
 竜子は筒子が点棒を持ってするように、PSPを手に持って筒子に向けた。
「『悔しい……でも感じちゃう……!』……って」
 筒子の息が荒くなる。
 ――こんな麻雀の素人に自分から負けに行くだなんて、そんな屈辱的な事……。
 そう考えた瞬間、筒子の身体に快感が走る。軽い絶頂。
 筒子の手は無意識のうちに絵夢への当たり牌を掴んでいた。
 ――こんな事、間違ってる。そんな、私変態なんかじゃないのに――!
「……あーあ。それ捨てちゃうの? いいのかなー?」
 竜子は心底呆れたように筒子を馬鹿にする。
 しかしそれは筒子を止める役には立たない。むしろ背中を後押しする言葉だった。
 カツンッ――!
 皆が息を呑んで見守る中、筒子は震える手で牌を卓の真ん中に置く。
「……間違え、ちゃった……」
 その言葉は後悔の言葉。しかしその言葉に後悔の念が籠っていない事は、その場の誰の耳にも明らかだった。
 もちろん、当の筒子自身にも……。

123たびびと@GK:2011/04/02(土) 01:56:14
げえー抜けた!申し訳ありません。 >>120>>121の間

「――ロン」
 筒子が手配を倒す。
「ハネ満、12000点……。これでマイナス5100点……二枚分ね?」
 筒子が点棒で竜子を指す。竜子の捨て牌で筒子が上がったのだ。
「ぐっ……!」
 前の局で奪い取った点数を瞬時に取り返され、竜子は手牌を握り締めるように崩す。
 しばし悔しさに拳を震わせた後、竜子は自らのソックスに手をかける。
「ああそうそう。靴下は二つで一足よ? 私もそうしたんだから、同じようにしてね」
 筒子の言葉に小さく舌打ちしながら、竜子はソックスを脱ぎ、その後上着のセーラー服を脱いだ。
 周囲の通りすがりの人達から声があがる。上着を脱いだ竜子はシャツの下からうっすらとブラジャーを透けさせており、観衆の男性達の感嘆の声を誘った。
 竜子は気恥ずかしさからか身を縮こまらせ、頬を染める。
 筒子はその表情を楽しみながら、牌を掻き混ぜた。
「いいわ、その表情……! 恥辱に歪むその顔……!」
 彼女は風紀委員としてはあるまじきセリフを言いながら牌を積み上げていく。
「ふふ……点棒がハコになった時、あなたはどんな顔をしてくれるのかしら?」
 筒子は竜子の生娘を連想させるような初々しい仕草に、興奮の声をあげる。
 一方の竜子は恥ずかしさからか牌を掴む手すらおぼつかないまま、山の牌を積み上げていた。
「これがモンハンなら……絶対にあんな奴になんて負けないのに……!」
 羞恥心を紛らわすように竜子はそう吐き捨てる。だがその声も筒子には負け犬の遠吠えにしか聞こえず、より一層その興奮を昂ぶらせた。
 牌が配り終わり、卓を囲む者達が一斉に手牌を立てる。そして筒子が戦略を立て終える頃、一つの声が聞こえた。
「……も」
 筒子が声の主を見る。対面の絵夢。
 そして彼は今、親。
「……どうかしたのかしら?」
 ――まさか天和という事はあるまい。
 筒子はそう思って絵夢に問いかけた。
「……ツモ」
 しかし絵夢ははっきりと。ただの一枚の手牌を捨てることもなく、筒子へと言い放った。
 その言葉に筒子の思考が停止する。
「……そ、そんな事あるわけないでしょう!?」
 数瞬の後、筒子は叫んでいた。
 天和の確率は約三十三万回に一回の確率。そんな偶然がこのタイミングで発生するだなんて、そんな都合の良い事があるわけが無い。
 ――まさかイカサマ!?
 相手は変態と言えども、魔人である可能性が高い。何らかの魔人としての能力を使ってイカサマをしたのかも――。
 筒子は親指の爪を噛む。絵夢が初心者だからと言って、注意が疎かになってしまったのかもしれない。
 そんな彼女をよそに、絵夢は順番に自分の手牌を倒していった。
 一、四、五、4、8、……東、西、中。全部で十四枚。
「……ノー、テン……?」
 ――テンパイですらない。
 絵夢の意図が読めず、筒子は狼狽する。
「……絵夢、それじゃあ上がれないわよ」
 シャツ一枚の恥ずかしさからか自身の身体を抱き抱えるように腕を回し、竜子は戸惑いながらも絵夢にそう言った。どうやら竜子も絵夢の意図がわかっていないらしい。
「えへへ、間違えちゃった……」
 絵夢は自分でげんこつを作り、コツンと自らの頭を叩いて舌を出す。
 筒子は彼の表情から何を考えているのかを読みとろうとするが、全くわからない。しいて言えば、彼がほんのり興奮している事がわかるだけだった。
 竜子は筒子と同様にしばらく絵夢のその様子を見つめた後、彼の意図を理解したのか笑ってそれを指摘した。
「……ああそうだ絵夢。『チョンボは罰符』だって覚えてる? だから――」
 竜子と絵夢はまるでテレパシーで交信しているかのように、ほとんど同時にその言葉を口にした。
『一枚脱がなきゃ』

124たびびと@GK:2011/04/02(土) 15:14:42
【3ターン目開始時処理】
ターン開始時発動の能力を処理します。

PC
・色部明々日80% →85失敗
・亀井雷華95% →82成功 対象ランダム →手造 光太郎
・新島ウロボロス100% →成功 発光して浮遊!
・SASUKE魔人100% →成功 C4周囲1マスにSASUKEステージ出現!
・ツッコミ85% →11成功 移動先B3
 織原夕美子、藤見 筆三、クオリア・コンタクト、霧咲紅刃、へこみちゃん、つっこみレイパーず
 のアナルにツッコミが入った!(触手にアナルはないと思うけど)
・ねずたん50% →74失敗
・霧咲紅刃60% →83失敗
・織原夕美子 →前ターン能力成功により精神+2

NPC
・鏡子90% →31成功 「穴兄弟」の侵食がはじまる……。
・瀬賀アル100% →成功 誰がどう見てもセガールだ
・乙杯雅一拝70% →90失敗

125たびびと@GK:2011/04/02(土) 16:03:05
【移動処理】
3ターン目の移動を処理しました。
tp://ashitamomataikiteitai.web.fc2.com/map_3t_aft.html

各キャラクターの調教希望ターゲットは以下の通りです。

■A2
子虎 →ブリュンヒルデ

■A3
ねずたん(襲撃待ち)

■A4
藤見、織原 →鏡子

■B2
色部(襲撃待ち)

■B3
SASUKE →万丈
クオリア →ボンボリ
想二 →へこみちゃん

■B4
二幼神 →陰帆

■B5
陳 →パンツ(慈衛)

■C2
錐 →姦姦

■C3
白刃、MW絵夢 →竜居
端道、新島 →手造
夢野(襲撃待ち)
態変(襲撃待ち)

■C4
原始性人 →魔法痴女

■D1
亀井 →阿出川

■D2
埴井 →なあれ

■D3
梅子、紅刃 →乙杯雅
キざみ →パンツ(セイレーン)

■E1
二ツ宮 →ヨト隊長

■E2
湯張(襲撃待ち)

■E4
架神 →瀬賀アル
蘭崎(襲撃待ち)


また、精神の回復も処理しました。
現在のステータスはステ管画面(tp://www43.atwiki.jp/abnormald/pages/120.html)
をご確認ください。

126たびびと@GK:2011/04/02(土) 18:32:37
【調教パート開始時処理】
このタイミングで発動する能力を処理します。

PC
・オッペケペ梅子80% →50成功
・陳 畜美85% →18成功 パンツのちくびがビンビンに(どういうことだ)
・MW絵夢70% →17成功
・夢野 鮪100% →成功 カウンター状態
・二ツ宮 成美95% →82成功 ヨト隊長のちんこが2本に!
・埴井ホーネット80% →79成功 わー、ょぅι゙ょが蜂蜜漬けだあー。

NPC
・貝開院 乳二100% →成功 セガールから搾乳だ!(ひどい字面だ)
・轟 竜子70% →87失敗 吼えません。
・O野 つー75% →10成功 ハーレムちゃんが焼き触手にー!
・杉野 めしべ75% →69成功 B3マスが杉の精子まみれ
・姦崎 姦80% →59成功 ブリュンヒルデを触手レーイプ! ほんとにエロゲみたい!
・素五苦 胃居子70% →85失敗
・施貢礼 他利90% →8成功 鏡子の反応値がアップ! おそろしい……。
・竜居 筒子65% →88失敗 脱衣麻雀は強制ではありません。挑んでる人は自主的に脱衣してね!
・桜木 姦姦80% →90失敗
・みらくる☆エクスタシー80% →57成功 「C4マスは酒池肉林だッピュ!」

127たびびと@GK:2011/04/02(土) 22:16:24
【調教パート(3T)】その1

■子虎 →ブリュンヒルデ

・ブリュンヒルデは反撃不能(触手レイプ)
・子虎の調教79% →13成功
 シチュエーション>>103 5点
 (姦くんかわゆす。触手なのに! 「絶対に生きて別れてみせる!」は
 NTR魂を感じる至高の名言。とはいえ、調教はできてませんわな)
・子虎&姦 SP+20 精神−1 姦は次ターンお休み

■藤見、織原 →鏡子

・ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
・行動順 10+2 10+3 8+2 織原→藤見→鏡子
・織原の調教108% →成功
 シチュエーション>>112-115 30点
 (やばいどうしよう夕美子さんえろい。しかも、えろいのに加え、
 味方の性癖まで活用した上で、あの鏡子に対して解を用意するなんて……!
 参りました! 満点です!)
・織原&慈衛 SP+40 精神−1
・「ぴちぴちビッチ」の穴兄弟付与は調教終了時にやります
・藤見は襲撃待ち

■SASUKE →万丈

・行動順 0+2 2+5 万丈→SASUKE
・万丈の反撃40% →39成功 SASUKEの精神−1
・SASUKEの調教80% →78成功
 シチュエーション>>97-98 10点
 (調教されたヴァンパイアがゲストで来てるwwwライオンが本物wwTシャツww
 いやーまともに判定できんw でもとりあえず、熱い漢の万丈くんは感じるところもあるハズだ。たぶん)
・SASUKE SP+20 精神−1

■クオリア →ボンボリ

・ボンボリは反撃不能(精神0)
・クオリアの調教60% →21成功
 シチュエーション>>110 10点
 (メガネの子供産まれるのかwwwあと、メガネ関係なくなんでこいつら精液尽きないんだw
 異常さはともかくとして、相手の目的に合わせて説得した点は現実的。)
・クオリア SP+20 精神−1

■想二 →へこみちゃん

・行動順 6+5 6+1 想二→へこみちゃん
・想二の調教83% →7成功
 シチュエーション>>116 5点
 (めしべちゃん健気! いかにも彼女らしい思考や挙動だなあw
 とはいえ、確固たる自分の性癖を持ってるへこみちゃんが、やはり理由も無く
 易々とハーレムには入りませんよう。)
・へこみちゃんは想二&めしべの仲間になった!

■二幼神 →陰帆

・行動順 10+4 10+6 陰帆 →しんのすけ
・陰帆の反撃40% →64失敗
・しんのすけの調教76% →40成功
 シチュエーションなし
 (シチュエーション無効能力者にシチュエーションなしで挑む……だと……)
・しんのすけ&パンツ SP+30 精神−1

■陳 →パンツ(慈衛)

・行動順 4+5 10+4 パンツ→陳
・パンツの反撃30% →43失敗
・陳の調教60% →83失敗
 シチュエーション>>89 5点
 (パンツにちくびがあるのか? パンツとの三穴セックスは可能なのか?
 この問題提起は非常に興味深かったものの、いかにして行うのかの回答が欲しかった!)
・陳 精神−1
・毎ターン誰かを失敗させてる気がするパンツ族の恐怖。
・そもそもよく考えたら、もう「脱ぎたて」じゃない。

■錐 →姦姦

・行動順 8+1 4+2 錐→姦姦
・錐の調教99% →64成功
 シチュエーション>>95-96 15点
 (ゆかいなパーティだww 万罪は死んだんじゃないかと思うけど、それを置いても
 リア充だと思う。ハーレムちゃんド淫乱ww しかし姦くんといいハーレムちゃんといい、
 触手だけどちゃんと友達いるんだな。さすがは変態魔人)
・姦姦は錐&万罪&O野の仲間になった!(4人パーティ……だと……)

■白刃、MW絵夢 →竜居

・行動順 10+1 8+2 8+1 白刃→絵夢→竜居
・白刃の調教75% →43成功
 シチュエーション>>106 10点
 (白一色てww轟盲牌かww天地創世の。)
・白刃 SP+25 精神−1
・絵夢は襲撃待ち

128たびびと@GK:2011/04/03(日) 22:33:39
【調教パート(3T)】その2

■端道、新島 →手造

・行動順 4+2 0+2 6+4 手造→端道→新島
・手造の反撃40% →92失敗
・端道の調教74% →44成功
 シチュエーション>>107 15点
 (おお、かなり具体的に骨萌えの全貌が語られ始めた……骨のそのへんに燃えるんだ!
 職人の意地を利用する展開もお見事)
・端道&片平 SP+20 精神−1
・新島は襲撃待ち

■原始性人 →魔法痴女

・行動順 6+5 6+1 原始→痴女
・原始の調教95% →32成功
 シチュエーション>>93 15点
 (ビッチに対して、知性を放棄してひたすらぶつかっていくという選択……
 正しいに決まっている! おまけに状況は酒池肉林である)
・「魔法痴女は、エレクトマンの仲間になったッピュ!」

■亀井 →阿出川

・行動順 2+1 6+6 阿出川→亀井
・阿出川の反撃55% →85失敗
・亀井の調教45% →90失敗
 シチュエーション>>117 0点
 (うん、まあ、その、自然な流れです。そりゃそうだ。調教になるわけない。)
・亀井 精神−1
・むしろこのシーンで精神減少が1だった事にビックリだよ。

■埴井 →なあれ

・行動順 8+3 6+2 埴井→なあれ
・埴井の調教105% →成功
 シチュエーション>>99-101 20点
 (火傷の状況利用、蜂蜜設定のすばらしさ、そして幼女のえろさ。
 「蜂蜜二郎」「膣端会議」とか単語のセンスも、いちいち良い意味でひどいですねww
 素晴らしいです。ごちそうさまでした。)
・埴井 SP+30 精神−1

■梅子、紅刃 →乙杯雅

・行動順 8+1 4+6 8+3 おっぱい→紅刃→梅子
・おっぱいの反撃30% →9成功 紅刃の精神−1
・紅刃の調教60% →2成功
 シチュエーション>>111 10点
 (そもそもどうやって拘束したのかよくわからんが、きちんと相手のおっぱい好きを
 ベースにして目覚めさせようとしている)
・乙杯雅は紅刃の仲間になった!
・梅子は襲撃待ち

■キざみ →パンツ(セイレーン)

・行動順 6+1 10+3 パンツ→キざみ
・パンツの反撃45% →66失敗
・キざみの調教75% →75成功
 シチュエーション>>61 10点
 (パンツ相手でも全く関係なしですかwww)
・キざみ SP+25 精神−1

■二ツ宮 →ヨト隊長

・行動順 4+4 8+5 ヨト→ニツ宮
・ヨトの能力発動95% →4成功 調教成功率−10%
 戦闘員A「おおっ、ヨト隊長の正義の一撃が変態を撃つぞ…!」
 戦闘員B「うわっ、結構エロいシチュエーションだな」
 戦闘員C「それにしても相変わらずのドテ高だぜ」
 戦闘員D「ヨト様ってかなりのモリマン…!」
 (会話の発生まで含めて能力効果なのだ)
・ヨトの反撃50% →5成功 二ツ宮の精神−1
・二ツ宮の調教90% →56成功
 シチュエーション>>92 15点
 (さすがヨト隊長の部下はツワモノ揃いのようで安心したww
 相手が変態だけに落ちるのも説得力あるなあ……)
・二ツ宮 SP+25 精神−1 精神切れ 次ターンお休み

■架神 →瀬賀アル

・行動順 8+5 10+6 セガール→架神
・セガールの反撃65% →89失敗
・架神の調教123% →成功
 シチュエーション>>88 25点
 (女子高生の男が女子高生のセガールと「レズセックスする」……。
 チンコを男のアナルに挿入しているのに、ホモセックスではなくレズセックスなのか!
 あと、女子高生イデア+搾乳のコンボはエグすぎる。)
・架神&貝開院兄妹 SP+15 精神−1

129たびびと@GK:2011/04/04(月) 01:40:00
【襲撃の処理(3T)】その1

■ねずたん

・アバターメイキング3 4 2 2
 (おさげ1本、黒セーラー、Bカップ、縞ぱん)
・行動順 4+3 4+1 ねずたん→風紀
・ねずたんの調教90% →28成功
 シチュエーション>>94 5点
 (みんなビッチでみんな幸せ! うーんアリだな。)
・ねずたん SP+10 精神−1

■色部

・アバターメイキング3 2 2 2
 (おさげ1本、ネクタイブレザー、Bカップ、縞ぱん)
・行動順 2+1 4+1 風紀→色部
・風紀の反撃45% →57失敗
・色部の調教90% →33成功
 シチュエーション>>105 5点
 (ラブコメか! は僕もちょっと思ったww
 絵夢はもともと特定のご主人様を持たないので有効なシチュエーションだったかも。)
・色部 SP+10 精神−1

■夢野

・アバターメイキング4 4 6 5
 (みつあみ、黒セーラー、Fカップ、水玉ぱんつ)
・行動順 10+2 4+2 夢野→風紀
・夢野の調教55% →56失敗
 シチュエーション>>104 0点
 (うん、カッコイイ! カッコよくカウンター待ちをしている!)
・夢野 精神−1

■態変

・アバターメイキング5 1 1 4
 (セミロング、リボンブレザー、Aカップ、りぼん付ぱんつ)
・おっ、けっこう好きな組み合わせ
・行動順 2+2 4+6 風紀→態変
・風紀の反撃25% →8成功 態変の精神−1
・態変の調教65% →71失敗
 シチュエーションなし
・態変 精神−1

■湯張

・アバターメイキング5 4 3 5
 (セミロング、黒セーラー、Cカップ、水玉ぱんつ)
・行動順 4+5 4+6 風紀→湯張
・風紀の反撃40% →67失敗
・湯張の調教75% →92失敗
 シチュエーションなし
・湯張 精神−1
・今ターンも安定して強い一般風紀委員であった

■蘭崎

・アバターメイキング1 6 3 4
 (おかっぱ、ブラウス制服、Cカップ、りぼん付ぱんつ)
・行動順 2+3 4+3 風紀→蘭崎
・風紀の反撃30% →25成功 蘭崎の精神−1
・蘭崎の調教75% →47成功
 シチュエーションなし
・蘭崎 SP+10 精神切れ 次ターンお休み

130たびびと@GK:2011/04/04(月) 21:57:21
【襲撃の処理(3T)】その2

■藤見

・アバターメイキング6 4 6 1
 (ショートカット、黒セーラー、Fカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 10+3 4+1 藤見→風紀
・藤見の調教90% →34成功
 シチュエーション>>102 5点
 (あの鏡子と真正面から戦おうとするとは……! 「痛くないから満足しない!」
 ってのもドMの回答として綺麗。そうか、まともに性行為をすれば無敵の鏡子も、
 性癖のカバー範囲という点では必ずしも頂点ではないというコトか?)
・藤見 SP+10 精神−1 精神切れ 次ターンお休み

■MW絵夢

・アバターメイキング1 5 3 1
 (おかっぱ、セーター制服、Cカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 8+2 4+2 絵夢→風紀
・絵夢の調教110% →成功 
 シチュエーション>>118-123 10点
 (はっはっは、なんだこれ、スゲエ……。まず竜子さんかわいい。モンハンやりたいのも
 脱がされるのもかわいい。んで絵夢はきちんと「麻雀の場で」ドM調教をやってる……
 凄まじいわ。ちゃんと麻雀してたら30点ですわ、これは。)
・絵夢&竜子 SP+10 精神−1

■新島

・アバターメイキング1 4 6 1
 (おかっぱ、黒セーラー、Fカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 0+3 4+1 風紀→新島
・風紀の反撃15% →19失敗
・新島の調教60% 18成功
 シチュエーション>>108 5点
 (おお、確かに手造とは志が通ずるところがある! この2人は調教というより仲間に
 なるべきだったのかもしれないが、邂逅が果たせなかったのでしょうがない)
・新島 SP+10 精神−1

■梅子

・アバターメイキング1 1 1 4
 (おかっぱ、リボンブレザー、Aカップ、りぼん付ぱんつ)
・行動順 8+5 4+6 梅子→風紀
・梅子の調教95% →56成功
 シチュエーション>>90 15点
 (あ、あの技はァーーーッ! トラウマを的確に突いた、なんという戦術か。
 なお、万人に対しておぞましい技なので、風紀委員相手にも普通に有用。)
・梅子 SP+10 精神−1

131たびびと@GK:2011/04/05(火) 01:52:15
【穴兄弟判定】
まず「ぴちぴちビッチ」発動ターンということで、
A4の隣接1マスで生き残ったキャラは、
問答無用で空間歪曲ビッチ責めされて、みんな仲良く穴兄弟です!

・ねずたん
・藤見 筆三
・織原 夕美子
・二幼神脣之介
・パンツ(謎)
・素五苦 胃居子
・施貢礼 他利

以降、各ターン終了時にこれらのキャラと性交渉があったキャラに、
問答無用で感染します!

132たびびと@GK:2011/04/05(火) 01:55:41
あ、該当キャラの仲間も同様に穴兄弟になりますのでよろしく。

・慈衛 恵
・パンツ(富貴)

パンツをどうやって鏡子さんがレイプしたのか知らんが、
おそらく彼女に不可能はないので問題なし!

133たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:32:19
<<ここから4ターン目>>

134たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:33:19
■キャラクター名
オッペケペ梅子

■移動先
C3

■調教ターゲット
井本なる

■精神の回復


■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
「あ・・・お姉ちゃんだぁ!おぅねぃいちゅうあ〜ん!!!」

ドドドドドドド

井本なるは自分の兄や姉にふさわしい人を探す魔人である!
基準は分からないが美人で魅力的な梅子がセンサーに引っ掛かったのだ!

「お姉ちゃんだよねっ!私なるだよっ、ずっと会いたかった!」
「な、なんなのこの子ーっ」

ドッシーン、ベリベリベリ!
なるタックルの拍子に梅子の股間の変装がはがれスカートの上からモコーリする。

「お姉ちゃん…?」
「えーっと、こういう事だから多分私は君のお姉ちゃんじゃないでごわす」
「お姉ちゃんはお兄ちゃんなの・・・」

井本なるは自分の兄や姉にふさわしい人を探す魔人である!
井本なるは自分の『兄や姉にふさわしい人』を探す魔人である!
『兄や姉にふさわしい人』(wiki通り)、『兄や姉にふさわしい人達』ではない。
単数!ここ重要!!

「おねえちゅわんでおにいちゅわんだ〜〜〜〜」

鼻血ブー!井本なるは『兄や姉にふさわしい人』を手に入れた!

「おねにーちゅわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!一緒にあそぼーーーーー!!!」
「え、ええ。じゃあ私の家で待っててくれる?」
「初めてのおねにーちゃんを待つお留守番!胸がときめくよ!」

ドドドドドド

抱きついてきた時と同じ様にあっという間に去っていく井本なる。
彼女がその妹パゥワーで梅子の住所を探り当てそこで留守番する事は造作も無いはずだった。

―だが、梅子には家が無かった(梅子プロローグSS参照)

この後井本なるは激走の果てにまだ見ぬ兄や姉にふさわしい人の家を夢見ながら
5日後路上でぶっ倒れる所を発見されることとなる。

「な…なんだったのかしらあの子は。この私が何も出来ず圧倒されるなんて。
でも、勝ったんだよね私?」

135たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:33:41
■キャラクター名
藤見筆三

■移動先
A4

■精神の回復
10

■シチュエーション
俺、このキャンペーンを無事に終えれたら家族と麻雀するんだ…!

136たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:34:01
■キャラクター名
端道賢午

■移動先
D4

■調教ターゲット
破滅王マスターカオス

■精神の回復
10

■能力の使用
使用する

■シチュエーション
「死の象徴がうんこだと?
ふざけんじゃねえ! あんなもんは単なる豊穣の象徴だろ。
骨こそが死の象徴と相場が決まってるんだろうが!
汚い肉袋(せい)の中に厳然と納まる骨(し)にこそ、永劫の美があるんだよ!」

スピード・(括約筋の)柔軟性・反応速度などで死角を消そうとも、
端道は骨格レベルまで見透かせる眼力で、光速排泄の隙を突くことが出来る。

「神にも……骨はあるんだな……」

137たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:34:31
■キャラクター名
ツッコミの得意なアイツ

■移動先
B4

■調教ターゲット
素五苦 胃居子

■能力の使用
使わざるを得ない

■シチュエーション
(アナルへの)ツッコミのやり過ぎが祟って寺院で失神していたアイツだったが、気付いたら商店街にいた。
どうやら無意識の内に変態ども(のアナル)にツッコミを入れながら移動していたらしい。彼の持つ立派な刀が悲鳴を上げている。
だが、彼はこのまま休んでいる訳にはいかないのだ。全ての変態たち(のアナル)にツッコミを入れるまでは…!

右手にピコピコハンマー&左手にハリセンの三刀流が今日も唸りを上げるぜ!
「(アナルに)ツッコミを入れてるだけなのにカンチョーな訳ないだろ!百歩譲っても只のアナルファックじゃねーか!(アナルにツッコミながら)」

138たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:36:01
■キャラクター名
白刃 霞

■移動先
B3

■調教ターゲット
絶対禁欲少女みさお

■精神の回復
20

■能力の使用
残念ながら止めません

■シチュエーション
迫り来る不穏な気配を察知し、勃起し射精し続けているモノに無理やり貞操帯を溶接する。

「貴方には悪いと思いますが、液体が一切漏れ出ない特別仕様の貞操帯ですわ。
これから先、オシッコを満足にすることも出来ませんのは自業自得なので仕方ありませんわ。
その汚れたモノは腐り落ちることが決まりましたが何か仰られる事はございますか?」

―――其の漢は静かに呟く。
「―――男は皆、母の膣にチンコを擦り付け『近親相姦』し『童貞』を捨て此の世に産まれ出ずる。
 ―――女は皆、母と絡み合い体液に塗れ『近親相姦』し『レズプレイ』を経験し此の世に産まれ出ずる。
 帝王切開で産まれた子とて母の胎盤を蹴るなど粘膜接触していないはずは無い―――。
 
 ――――それは紛れも無く本能で行う『SEX』だ。」

「なっ、何を言っていますの!」

「君は忘れているだけで既に『穢れ』ている。そもそも君の体は100%母乳で出来ていた時期があった
のでは無いか?いや、母乳を摂取し生命を繋いだ経験は無いのか?無ければ一般的に不幸だと言える。
そうだな。俗に言う『赤ちゃん』プレイが何故性的行為の領域に区分されるかを良く考えてみるといい。
―――人は皆、幼少期の頃に『変態』の英才教育を後天的に刷り込まれていると私は考える。」

「そんなもの詭弁ですわ!そんなものに性的な興奮を抱いたことは御座いませんわ!」

「まぁ、そんな前置きはこの際どうでもいいがな。私の幼少期の話をしようではないか。

―――私が初めて精通したのは、母の胎内だった。そう、精巣形成より3分後のことだ。
言い得て妙な話なのだが、母の胎内で体外受精を行った形になるのかな。そうして、私は
とある計画を実行するために、定期的に射精し続けた。私はへその緒以外母の肉体には触れず、
他に触れたものといえば羊水と精液のみ。『外』へ出るときも精液で全身をコーティングし、
両手でチンコを防護しながら一切の粘膜接触無しに産まれ出でた。つまり『童貞』という訳だ。
それも『外』に出た後も今に至るまで自分以外にチンコを触れさせた事が無い生粋のな。」

「『童貞』に誇りを持っている私が此の世の言われ無き中傷をされる『似非童貞』達への
悪意を全て背負い、その上で言わせてもらおう。」

『童貞』を貫き通せない漢が、どんな『信念』を貫き通せると言うのだ!!!

―――その瞬間、オリハルコンの弾丸がみさおを掠める。そして湧き上がる精液。

「話は全て私の持論と経験談だが、本当に必要なのは無理ゲーを攻略するための時間だった。
絶対の矛と絶対の盾ならば衝突が起き得るかも知れんが、進化する矛が不変の盾を破れぬ道理は無い。
君に感謝する。私の射精はもうオリハルコン程度では止まぬのだから、―――安心して授精するといい。」


※※※獲得した能力※※※
オリハルコンが破砕する程度の水圧力 New!!
オリハルコンを貫通する程度の瞬発力 New!!
オリハルコンを溶解する程度の熱量 New!!
オリハルコンが腐敗する程度の結合力 New!!
一層、常時全力射精の可変能力幅が広がった!!

139たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:36:47
■キャラクター名
埴井ホーネット

■移動先
D3

■調教ターゲット
都条レイ

■精神の回復
10

■シチュエーション

 交番地域における一件を終えた魔人・埴井ホーネットは、『賢者タイム』中につき膣内で引きこもっている蜂達が回復するまでの時間を稼ごうと駅周辺へと移動していた。
 隠れ場として駅を選んだのは、「駅前は人が多いからうまく紛れていればなんとかなるだろう」という実に杜撰な計算によるものだ。
 もちろん、人が多い故に風紀委員も多くいる可能性は否めず、この選択が諸刃の剣であることは彼女自身理解していた。

「・・・理解してはいたのですけど、それっぽい方は見あたりませんね」

 そう、予想に反して風紀委員らしき人物は少なかった。“同業者”は割と多めに感じられたが、それもとりたてて言う程の事でもない。
 駅を小休止の場に選んだのは正解だった――凪いでいる辺りを見て、埴井は一瞬そう思った。
 しかして次の瞬間、彼女は己の選択が完全なる失策であったことを知る。
 安堵しかけた彼女の目の前に、一人の男が立ちふさがった。

「――埴井ホーネット、だな?」

 まず感じたのは、冷気。膣内の蜂達ごと凍てつかせるような絶対零度の威圧感。
 それに遅れて畏怖や絶望、それに後悔等のあらゆる負の意識をごった煮した混沌が芽生えた。
 そんな状態にあって、ただ一つ、明瞭な『悟り』もまた彼女の中に在った。

「私の名は都条・ストーンフィールド・トチジ・レイ。全国風紀委員連合の幹部だ」

 変態達の格好の狩り場である駅に風紀委員が少なかったのには、理由があったのだ。
 すなわち――彼、都条レイたった一人がいれば駅周辺の変態を鎮圧できる。
 『連合』はそう判断した。そしてそれは恐らく妥当なものだろう。
 刹那のうちに、埴井はそう悟った。

「部下の報告を聞いたが、あんた、うちの若いのを三人もヤッてくれたんだって?
 特に、そのうち二人はまだ幼い子どもだと言うじゃないか。よくもまあ、そんなおぞましいことを」

 高圧的な口調と態度で、一歩、また一歩と埴井に歩み寄る都条。
 埴井は思わず後退りしようとしたが、恐怖に駆られ震える足は言うことを聞かない。
 そのうち都条の顔に、醜悪なる笑みが生まれた。

「頭冷やしてこい」

 腹に入った都条の鉄拳が、埴井の体を紙きれの如く吹き飛ばした。


「ううっ・・・」

 桃球電鉄・変態が丘駅の外壁に背中をしたたかに打ちつけられ、呻き声を上げる埴井。
 しかし、そうしている間にも都条は彼女の方へと近づいてきている。

 埴井自身の戦闘力は高くはないが決して低くもない。少なくとも並みの風紀委員相手でも引けを取るまい。
 だが相手の都条は明らかに上位クラスであり、蜂なしの彼女では到底勝ち目はなかった。
 ゆえに蜂と共闘できる万全の状態になるまで逃げようと、痛む体に鞭を打ち立ち上がるのだった。

(『賢者タイム』中の皆さんが回復するまで、あとどれくらいかかるか分かりませんが――)

 普段、蜂達が埴井との行為により陥る『賢者タイム』は一時間程度である。
 しかし今回、彼女たちは未だ知らざる幼女の蜜をその身に味わった。それがもたらす『賢者タイム』も、当然未知なるものである。
 埴井のものと同程度なのか、それよりも長いのか、はたまた短いのか・・・

 結局のところ、戦力的にも精神的にも、埴井は蜂達に完全に依存していた。
 そんな埴井には、元より『時間稼ぎ』以外の選択などできようもなかった。
 突然飛んできて駅舎に激突した少女にざわめく野次馬達に紛れ、彼女は変態が丘駅の中へと姿をくらました。

「変態粛清には一刻の猶予も許されない」

 都条もまた、埴井を追って駅へと進んだ。

140たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:38:24
>>139続き

(このまま逃げ回っていても、いずれはジリ貧・・・何か作戦を考えなくては)

 ゴミ箱の隣に隠れるようにしゃがみ込み、対策をたてようとする埴井。
 現状を整理してみると、自分は負傷しており、唯一の武器である蜂達も沈黙している(ちなみに『蜂蜜』は使い切った)。
 対して相手は圧倒的格上である上にノーダメージ。端的に言って、勝ち目など欠片もない。

(ですが、ここで諦めてしまっては、みなさんに顔向けできません)

 この状況において猶、埴井は母性的な笑みを浮かべて下腹部をさする。
 全ては愛する蜂達のため。先程は不意の邂逅に気圧されて後れを取ったが、今度はそうはいくものか。
 絶対に返り討ってやる――! そう決意を新たにした埴井は、ふと傍に打ち捨てられていた一冊の本に気がつく。

「なんでしょうか・・・」

 独り言ちつつ、不可思議な引力に導かれるかのように本を拾い上げる。
 タイトルは『大妖の奇説』。名前くらいは誰もが聞いたことがある、過去のベストセラー小説である。
 主人公の雄触手と彼がナンパした雌触手との蜜月・裏切り・そしてその死を描いた非常に刺激的・挑発的でインモラルな作品であった。

「さすがは変態が丘、タイヘンなものが置いてありますね・・・!」

 蜂姦には精通していてもこういったものには慣れていない埴井は、本をパラ見しただけで心臓が早鐘を打っていた。
 結局細部にまで目を通すことはなく、もうお腹いっぱいです、と本を閉じ、何の気なしに著者の名を確認する。
 そこにあったのは、驚くべき名前。

「――『都条レイ』っ!?」

「呼んだか?」

 被せるようにして現れた更なる驚きが埴井を襲う。
 確かに聞こえた、都条の声。それも、背後の壁から――!
 埴井が反射的に壁の方へ向き直ってしまった、その時である。

――ボゴォン!!


 内側の埴井がこちらを向いた気配に、都条は勃起した陰茎を外から壁に突き立てた。
 壁は乾いた音をたてて壊れ、それを見た埴井は読んでいた本を力一杯壁にぶつけたのだ。
 本は見事、的に当って床に落ちた。

 その瞬間、都条は体中が引き締まるような快感を感じた。
 彼は今、定例記者会見で感じるあのギラギラした、己が傲慢な発言に蹂躙される質問をされる人間の喜びを味わったのだ。
 彼はそのまま壁を破壊して中へ入った。


「・・・ほう、この本を読んだか」

 都条はいきり立ったノブテルをしまおうともせず、足元に転がった本を見下ろす。
 次に杉田尚風のM字開脚でへたり込む埴井を見、またも醜悪な笑みを浮かべて近寄る。

「読んだのなら知っているだろう、お前がこの後、どうなるか・・・!」

 そう、この状況とよく似た展開が、先の『大妖の奇説』にも存在した。
 そこでは雄触手が己の触手で障子を突き破り、雌触手がそれに本を投げつけ応え――その後、二匹は結ばれるのだった。
 埴井がようやく『それ』に思い至ったのは、都条が彼女の膝を掴んで華奢な躰ごと持ち上げ、思い切り両足を広げてからだった。

「おや、準備万端じゃないか」

 埴井のむき出しの秘所を眺め、感嘆の息を漏らす都条。というのも、そこは既にしとどに濡れていたのだ。
 ここ十数分の間、官能的な『大妖の奇説』や都条の出現により埴井の心拍は短時間で乱高下していた。
 そのことを不審に思った蜂達が緩慢な体で問いかけるように蠢き、しかしそれが丁度よい刺激となって埴井を感じさせていたのだ。

「敵に犯されようという状況で興奮するとは、流石は希望崎の変態魔人だな」

「違っ! やめてくださいっ!」

「抵抗しても無駄だ。お前らのような変態魔人には御仕置きが必要だからな」

 嫌がる埴井をしっかりと捕まえたまま、都条のヨシズミが彼女の割れ目に宛がわれる。
 埴井は処女膜こそとっくの昔に破れていたが男性経験は皆無であり、したがってここにおいて彼女が生娘の如く狼狽したのも無理からぬことだった。
 混乱する頭で、それでも一秒でも時間を稼ごうと彼女は必死に言葉を紡ぐ。

「変態って、あなたも似たようなモノを書いてらっしゃるじゃないですかっ!」

「黙れ。いずれにせよ貴様らを粛清することに変わりはない」

「そんなっ――」

141たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:39:05
>>140続き

 聞く耳を持たない都条は、いよいよ中へと侵攻しようと腰に力を入れる。
 この絶体絶命の窮地において埴井は、伸るか反るか、一発逆転の切り札に賭けることにした。
 都条が逞しきヒロタカを輸送せんと腰を突きだす直前、彼女は己の下腹部めがけて声を張り上げた。

「アナフィラキシー・ファック 二乃型――!!」

「ずええええいッ!!」

 咆哮と共に繰り出された都条のストロークにより、彼のノブヒロはその半分までが埴井の中に埋まった。
 膣内の蜂達は突然の破城槌によりあるものは押し潰され、またあるものは子宮深くまで飛ばされた。
 かつてない衝撃に、声にならない叫びを上げる埴井と、それを見て満足気に微笑む都条。

「くくく、どうだ、これがノーマルセックスというもn――ッ!?」

 駅中での駅弁がノーマルかどうかはさておき、都条の身には何らかの異変が起きつつあった。
 折角半挿入したブツを自ら抜き、埴井も取り落とすと、そのままふらふらと線路の方へ移動する。その身体はぶるぶると震えていた。
 そして、彼にもまたかつてない衝撃が襲いかかる!

「なッ、なんだとォォォォォォォォォォ!?」

 ただでさえ立派だった彼の剛直は、みるみるそのサイズを肥大させてゆく。
 この異常事態に、蜂使いの少女と風紀委員幹部の対決を見物していた野次馬達も蜘蛛の子を散らすように避難してゆく。
 埴井の息が整う頃には、それは天空に聳える樹木を想起させるほどに成長し、今や相対的に小さく見える都条ごと線路にスッポリとハマっていた。

「ふっ・・・『東京スカイマラー』と言ったところか?」

 見違えた己の相棒を見やり、自嘲的な顔になったのはしかして一瞬のこと。
 すぐさま表情を引き締め、元凶であろう少女の方を向く。

「貴様・・・いったい何をした?」

 あくまで冷静を装い問う都条に対し、肉体的・精神的痛みからか目尻に涙を浮かべた埴井は舌を出し、

「べー、だ。女の子にヒドいことをする人には教えてあげませんよう」

 と、自分のことを棚に上げて言い放つのだった。
 種を明かすと、都条の体の一部に起きたこの変貌は、言うまでもなく埴井が仕掛けた奥の手によるものだ。
 その名も『アナフィラキシー・ファック 二乃型 蜂茎手術』――!

 知っての通り一般的な『包茎手術』は、皮を切ることによって行われる。
 しかし埴井の奥義たる『蜂茎手術』は、蜂達がその尾針で一物を刺し腫らし異様なほどに巨大化させ、それによって皮を引き千切るという対男性用の最終兵器なのである。

 聞くだけで思わず縮みあがってしまうようなこの技を埴井が使うのは実は初めてのことだったが、それは「蜜も出せない男なんて戦うだけ無駄」と思っていたからに他ならない。
 いざ使ってみると彼女自身ドン引きしてしまう程の惨状であり、ゆえに彼女は金輪際この技を封印することを密かに誓うのだった。
 手も足も出なかった埴井が一か八かで解禁した文字通り『秘奥義』――秘所の奥の義は、それほどに激烈であった。

 無論、この『蜂茎手術』は非包茎男性にも使用できるが、その場合の威力は行動を著しく制限することに留まるだろう。
 あるいは、最も大きく影響するのは精神面においてかもしれない。恐慌か、若しくは沈静か。
 今や完全に落ち着き払っている都条を見て、埴井はそう思った。

142たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:39:41
>>141続き

「――もう一度聞きます。あんな変態的小説を書いていた貴方が、どうして今はそれを鎮圧する立場にいるのですか?」

 埴井は、気が付けばそんなことを口走っていた。
 最早粛清する気も失せて見えた都条は、昔を懐かしむような目で少女を見つめ語り出す。

「時代は変わったんだ。古き良きあの時代には、どの変態達もその胸に矜持を抱き生きていた。
 それが今はどうだ、無政府主義とも言えるような秩序なき変態達が跋扈しているではないか!
 ビッチも! レイパーも! 禅僧も! モヒカンザコも! どいつもこいつも青少年に害悪を与えていないはずがない!」

 一度は落ち着いた都条の声も、次第にヒートアップしてきていた。
 呼応するように、埴井の声も熱を帯びてくる。

「そんなっ・・・彼らの主義や主張を、実際に見て言っているんですか!?」

「私は残念ながらね、部下どもの報告だけでそいつらとは会ってもいないし、見てもいないのでね。それでも害悪はありますよ、そりゃ。ないと思うのか君」

「私も、この街で変態の皆さんと相対したことはありません。一体どんな性癖を以って変態と呼ばれるようになったのか、想像もつきません。
 ですが、だからこそ、実際に会って語り合わなくては何も分からないと思うんです」

「・・・・・・」

「貴方がかつて変態としてどういう性癖を抱いて『大妖の奇説』をお書きになったかは皆さんご存じだと思います。
 性癖は自由であり変態の支持を得てデビューした原点は忘れないで欲しいです・・・でないと、性欲が滅びてしまいます」

 いつからか呆けたような表情をしていた都条は、今は眩しいものを前にしたように目を細めて埴井を見ていた。
 そして、やがて諦めたように目を閉じた。

「・・・ふん、どっちにしろ、『萎』が復活してしまえば全て終わりさ」

「させません!私たちが止めて見せます!」

「やってみなよ。あんたが『萎』に屈するところを見られないのが残念だがね」

 都条の発した言葉の意味がわからず、一瞬言葉が詰まった埴井の耳に、ガタン・ゴトンと聞き慣れた音が飛び込んできた。
 慌てて線路の先を見ると、都条の巨大戦艦と正面からかち合うように、ホームに入ってくる電車があった。

「じゃあな、埴井ホーネット。次は負けん」

 埴井が答える間すらなく、電車は都条とぶつかった。
 その瞬間の彼の顔は、この世のものとは思えぬ程の快楽に満ち満ちたものであったという。

「ンギモッヂイイイイイイイイイイイイイイイイ!!」

 激突の刹那、奇声を発し大量のスペルマを噴出しながら、都条は打ち上げられたロケットの如く宇宙に向かって飛んで行った。
 沈みゆく太陽。季節は春。変態が丘の空に、白く輝く一つの星が煌めいた。
 降り注ぐ白濁の雨を浴びながら、埴井の胸に何か熱いものが生まれた。

 都条レイは星になった――埴井が無意識のうちにとっていたのは“敬礼”の姿であった――
 涙は流さなかったが、無言の変態の詩(うた)があった――奇妙な友情があった――    <終>

143たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:42:04
■キャラクター名
ねずたん

■移動先
A2

■調教ターゲット
ねとられいこ

■精神の回復
10

■能力の使用


■シチュエーション
「あれれ?」
 ねずたんは、首をかしげた。ねとられいこがいた場所にやってきたものの、すでにれいこの姿はない。
『まったくとんだ無駄骨じゃねえか!』
『まったく、あなたはそそっかしい』
「あ、たまるとタマーレ」
 たまるとタマーレは、おちんちんの妖精である。
『今日は、一度も俺はいけてねえぞ! 早くイカセテクレヨォォオ!!』
『落ち着きなさい、たまる。しかし、たまるの言うことももっともですよ。私たちは早くセックスがしたい。このありあまる魔力を解放させたいのだ。たっぷりと、ね』
「うう・・・。そうはいうけど、今日はあまり乗り気になれないんだよぅ」
『穴なんてそこらじゅうにあるダロ! とりあえず、ぶち込んで腰振っとけばイインダヨ!!!』
「そ、そんな・・・。恥ずかしいよぉ・・・」
『くそ・・・っ! 早くいきてえぇよぉぉ! イイカァ!? オレァ、もうこれ以上我慢できないってなったら、おまえを女として犯してやっからなァ! 泣き叫ぶおまえの中に、この俺様の濃厚な白濁液をたっっぷりと注いでやんぜ、ゲヘヘへへ』
「そ、そんなぁ・・・。あんは男の娘になったんだよぅ・・・? そんなこと冗談でも言わないでよう・・・」
『冗談ではありません。すでに2回も私たちはイキそこなってるんですよ・・・。フフ・・・。さすがの私も我慢の限界ですよ・・・。いいですか!? 私たちの性癖とあなたの性癖は、まったくの、別モノ!! それはシッカリと理解しておいてもらいたいですねっ!! あなたが、私たちを満足させられないなら、私たちだってあなたが満足するセックスを提供する義務はないのです・・! 私のリビドーが火を吹くとき・・・あなたは女を知るのですよ・・・。その身をもって、ね。フフフフフ』
「・・・・ぁ・・・どうしよぅ・・・」
 おちんちんの妖精はご立腹だった。そもそも、おちんちんの妖精は、男根を守護し司り、男根を用いて女性器に、その魔力を放出させる存在。
ねずたんが、大きなおちんちんがほしいという願いに誘われて、彼らは彼女と契約した。
しかし、双方食い違いがあった。
ねずたんは「大きなおちんちんを生やして、愛する友人や恋人、家族と、たくさんホモセックスをすること」を望んだ。
一方で、おちんちんの妖精たちは、一見、美少女であるねずたんが「大きなおちんちんを、×××に挿れてほしがってる」のだと思った。
誤解はすぐに解けたが、おちんちんの妖精たちは不満である。せっかくの大きなおちんちんでセックスできないのだから。
ゆえに、妖精たちは、ねずたんと約束した。彼らの欲求不満を自分の体で満たす、と。
にもかかわらず、未だに妖精たちは、セックスもできていなければ、オナニーでいけてもいない。
いけなければ、精液をかけることができない。仮にも見た目美少女のねずたんに精液をかけ、男の支配欲を満たすこともできない。飲ませることもできない。
おちんちんを守護する妖精にとって、それは想像を絶した苦痛であった。

『思うのです・・・。ねずたんはふたなりですが、その体は、ほとんど女性・・・。まぁ、いまは、私たちの能力で、男の娘となっていますが・・・。それは、つまり、女性として気持ちよくなれる素質があるということです。ゆえに、私は思います!! ねずたんを犯そう、と! そう思うのです!! 野郎化してホモセックスに明け暮れていたとしても、ねずたんのお×××は間違いなくバージン・・・。しかも、幼少の頃は、おちんちんを欲しがって、枕を濡らしていた、と・・・! 私は聴いております! この事実たるや、我々の希望! たまるよ、その意味が分かりますカァ・・?』
『わかる! わかるゾォォォ!!! ハァハァ・・・!! はじめから、犯しちまえばヨカッタンダ・・・! ヒヒヒ・・・! ねずたんねずたんねずたんねずたんねずたんねずたんねずたんねずたんねずたんねずたん。いま僕らが女の子にしてあげまちゅからねぇ。ふへへへグゲゲゲ』
『フフフフ・・・! ハハハハハア!』

(ふ、二人とも壊れちゃったよぉ・・・あわわわわわ・・・)
妖精たちの会話をきいて心底青ざめるねずたんであった。

144たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:43:17
■キャラクター名
架神恭介

■移動先
D3

■調教ターゲット
都条レイ

■能力の使用
常時使用中

■仲間の能力使用
くぱ『式神「裸軍」』

■シチュエーション
「な、なんだ……。そんな、そんなバカな……」
 都条レイは目前の惨状が信じられないとばかりに目を剥いた。
 あの瀬賀アルを再起不能にした変態がいると聞き、風紀委員幹部である彼が自ら乗り出してきたのだが、そこにいた変態は彼の想像すら及ばぬものであった。
 今、彼の目の前には――、女子高生しかいないのである……!
「ど、どうなっている……。校則は、改正したはず、だ……」
 だが、都条がどれだけ校則を改正しようと、目の前の変態は、
「うひゃああああ!!!! 女子高生の校則が、女子高生に改正されて女子高生になったよおおおお!!!」
 などと訳の分からぬことを喚くばかり。
 世の中がどう移り変わろうと関係なく、女子高生は女子高生であり、変態はただ変態でしかないのだ。
 だが、何よりも問題だったのは……、
「よう、都条さんョ……。この通り、オレもアンタも何もかも女子高生なんだが、どうすンだ……?」
 安い言葉の魔術師、貝開院乳二が都条の平板な乳を揉みながら、耳元で言った。
 そう、彼の言うとおり、――全てが女子高生なのである! この件に先立ち、都条は未成年の性行為に対して、行為、表現することを全面規制するよう校則を改正した。だが……、
「どーすんだよ、アンタ。人類潰す気か? 見ての通り山川草木悉有女子高生だ。アンタの改正した校則、直ちに撤回しねーと、少子化問題が加速……、いや、人類絶滅だぜ……?」
「ば、バカな……。たとえ……人類が死滅しようと、未成年を……変態的性行為から、守らねば……」
「へえ? あんた、都民を守るために校則改正したいんじゃなかったのかい? 都民を殺してでも改正すんのかい?」
「そ、そうだ……。たとえ、都民が死のうと、校則は、守らねば……!」
「そーかい。なるほど、いい覚悟だ。……だがな、アレを見てみな」
 乳二が指差す先には、彼の実妹、貝開院くぱの式神「裸軍」が……。
 女子高生の御先祖様である「裸軍」が女子高生同士のレズセックスを行っていたのである。
「なん…だと…」
「分かったようだな」
 都条レイは、たとえ人類が死滅し果てようと、あくまで校則を改正しようとした。だが、目の前の式神たちはどうだ? 死してなお彼らは未成年のレズセックスをやめようとしないではないか……! 人類絶滅と引き換えに、彼は未成年たちを変態的性行為から守れるかもしれない。だが、死後の世界には校則も及ばぬ。最終的に、彼は未成年の変態行為を止めることはできぬのだ。
「オレの……負けだ……」
 女子高生の都条レイはがっくりと膝を付く。
 女子高生の貝開院乳二はそんな彼女を励ますように優しく抱き込み、都条レイは乳二のなすがままに体を任せた――。

145たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:43:39
■キャラクター名
SASUKE魔人

■移動先
C3

■精神の回復
10

■シチュエーション
=============================================



SASUKEでの敗北、そしてライオンへの敗北――。
それはSASUKE魔人の心に大きな傷を与えた。
己の心を鍛えなおすため、寺院にこもるSASUKE魔人は果たして再起できるのか?

「SASUKE魔人・・・」
「SASUKEェ・・・!」
寺院の本堂にSASUKE練習ステージをつくり、無心にSASUKEを繰り返すSASUKE魔人。
狩夜神羅と万丈ロックは、そんな痛ましい彼の姿を見つめていた。

===============================
「南無観自在 SASUKE如来――」

本堂の片隅で念仏をとなえ、急造SASUKEトレーニングセットへの挑戦を繰り返す一団。
彼らこそ、SASUKEオールスターズである。
一心にSASUKEを攻略し続けることで、SASUKE魔人の復帰をいのっているのだ・・・。

===============================
(敗北の原因は、甘さ…甘え…。覚悟が足りなかったこと…!)
ぎりぎりとSASUKEに爪を食いこませながら、SASUKE魔人は己を責め続ける。
和菓子職人・・・
段差で和菓子・・・
段差、和菓子、段差、和菓子・・・
そうほめたたえられ、天狗になってしまった。それが招いた最悪のミスだった。

(なにが和菓子職人だ・・・! 段差がなんだ・・・!
 和菓子が段差…段差で和菓子・・・段差・・・!)
段差・・・!和菓子・・・!後悔は段差・・・!和菓子・・・!
悩み段差・・・!SASU段差KE魔人の心和菓子・・・!
となっ段差て、和菓子続け段差る和菓子段差和菓子・・・!

(山田さんの言うとおりだ。最後の最後で気を抜いたから、
 ライオンの牙に勝てなかった。完全制覇に届かなかった…)
五感がSASUKEと同化し、五体が融通無碍の境地に達していれば、
ライオンの牙は皮膚で止まっていたはず・・・。

おそらく、次の大会が最後のチャンスになる。
度重なるSASUKEトレーニングにより、もはやSASUKE魔人の体はボロボロであった。
筋肉も神経も悲鳴をあげ、辛うじてSASUKEだけで動いているといってもいい。

(このままでは終われない・・・! 長野さん、山田さん、自分にSASUKEを!)
この機会を逃したら、次はあるかどうかもわからない。

性欲だけが性癖なのか? 性的興奮だけが変態なのか?
人間には4つの欲望がある。食欲、性欲、睡眠欲。そしてSASUKE完全制覇・・・。
誰かがそれを証明せねばならない。
そう・・・命に変えても!

===============================
「和尚!」
「アイヨーッ!」
SASUKE魔人は和尚を呼び、自らの体をそっと境内に横たえた。

「自分の体を…、SASUKEにしてください!!!」
「SASUKE魔人くん・・・」

にわかに緊張する和尚。全身SASUKE化。
SASUKEとひとつになること。
それはすなわち、二度と日常生活に戻れなくなることを意味している。

「いいのかい、SASUKE魔人くん・・・
 TBSは、もはやきみたちSASUKEオールスターズを・・・」
「気にしないでください」

SASUKE魔人は、爽やかな笑みで応じた・・・。

「人生は――SASUKEですから――」

146たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:44:04
■キャラクター名
夢野 鮪

■移動先
C3

■シチュエーション
能力休みのため一休み

147たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:44:25
■キャラクター名
色部明々日

■移動先
C3

■調教ターゲット
井本なる

■精神の回復
しねぇ!

■能力の使用
しない

■仲間の能力使用
いない

■シチュエーション
「私のお姉ちゃんになって!」という井本なるに対し
「いいわよ、だって人類はみな父にして母なる地球の子なんだから!」と微妙にずれた返答をしたのち
重力緊縛レズプレイにいそしむ。

148たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:45:11
■キャラクター名
子虎励子

■移動先
B3

■調教ターゲット
絶対禁欲少女みさお

■精神の回復
10

■シチュエーション
いよいよ萎復活の時近しと希望崎に降り立った絶対禁欲少女みさお。
汚れた変態達が跋扈する中に一人の触手。
「何か思いついたって急にいなくなっちゃったけどどうしたんだろう?」
そんなことを呟きながら所在無さげにしているが、
あれはおそらく姦崎電波に列なる者、排除するに越したことは無い。
そう思ったか思わぬかの刹那、みさおはすでに姦崎姦に貞操帯を填めていた。だが
「ちょ、え。何これ。あれ?女の子?」
パニくりながらもみさおに触手を伸ばしてくる。
なるほど人間用の貞操帯では触手に意味があるわけがない。
しかしみさおは余裕の態度を崩さない。何故ならば、
「あ痛っ!突き指じゃないや突き触手!鉄のパンツ?あー貞操帯かぁ」
そう、これがあるかぎり何者もみさおの性器には触れることすら適わない。
けれど敵もさるもの諦めず全身への愛撫へと変更するがみさおの余裕は一片たりとも損なわれない。
特殊な育ち方をしたみさおには肉体的な性感は存在しない。姦崎姦の努力は無駄。
このままされるがままにさせて彼の心を折るのも良いだろう。
そう思った瞬間、触手が急に動きを変えみさおの全身を呑み込み強烈に締め付ける。

余裕が転じて油断となったか、
いかにみさおの肉体が性的に絶対防御を誇ろうとも単なる危害となれば話は別。
脱出しようと藻掻くが再び触手の動きが一変し、
今度はみさおが押せば引き、引けばその分だけ押し寄せ全く手応えが生じない。
隙間無く覆い尽くされ闇に閉ざされ五感が絶たれる。
口にも触手が潜り込み声を出すことも出来ない。
さらには常にゆったりと縦横ランダムに回転させられ続け上下の感覚さえ失う。
まるで肉体を失い精神だけで無の中へと放り出されたようだ。

肉体的性感を持たず精神で性感するとは言え、それはあくまで性に関することに限った話。
日常生活では肉体に依存せざるを得ない。
擬似的に肉体を失ったことで拠り所が失われもはや正常を保てなくなる。
全ての刺激が絶たれ自分からの発信も絶たれたことによって次第に時間の感覚が狂っていく。
一秒が十秒、百秒、万秒、無限へと……
みさおに許されたのは思考だけ。だが新たな情報が閉ざされた中ではいつか思考にも限界がくる。
無限の時間の中、そのうちみさおは考えるのをやめた。

そして時は動き出す。無限時間の果てに突然与えられた刺激。
永遠とも思える間刺激から切り離されて刺激に敏感になっていたみさおにとってそれはあまりに強烈。
その刺激の正体は性感。肉体感覚を失った今それがどこから生じるのか判然としない。
性的なものから遠ざけられて育ったみさおは知らないがそれはクリトリスから生じるもの。
口から進入した触手が食道、胃、腸へと至り身体の内側から貞操帯へ擦り付けた、
人間ではなしえない触手だからこそ可能な愛撫。
だがいくら刺激を与えたからといってみさおに肉体による性感が生じるのか?
生じるのである。

149たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:45:35
>>148続き

みさおの肉体的不感症は性知識からの隔離によって生まれたとされる。
ならば肉体的には実は普通の人間と変わりは無い。
刺激への単純な反射として性感は生じる。生じるがそれを性感と認識できないだけなのだ。
貞操帯で守られ続けた性器。そこから生まれたおそらく人生初の肉体的性感。
それでも今までなら痛みや痒み等のただの触覚の一種として気にも留めなかったことは確実。
しかし今はあらゆる刺激を失い自分を保てない状態。
そこに与えられた唯一自分を取り戻すためのよすが。
望むと望まざるとにかかわらずソレによって自分が再構築されていく。
だが、それはすぐに止まる。クリトリス。その一点から進まない。

性的な物から隔離され育ったみさおの性感はいわば赤ん坊と同じで性感帯はまったく開発されていない。
その状態で性感を生じ得るのは最も神経が集中したクリトリスのみといっても過言ではない。
今それ以外の部分を刺激しても性感にはならない。ただの触覚によって肉体を再構築させてはならない。
ゆえに姦崎姦は焦らす。ひたすらに焦らす。
決して絶頂に至らぬよう細心の注意を払いギリギリの刺激で焦らし続ける。
いまだ拡張された時間感覚、無限の時を使って一から性感を開発していく。
そしてついに時は来た。初めての絶頂。無から生じる有。いわばビッグバン。新たなみさおの誕生。
今まで溜めに溜めたものが爆発的に開放され意識を消し飛ばす。残るのは快楽のみ。
姦崎姦は一気に全身への愛撫を開始する。その刺激と全身に残る快楽の残滓を同調させ混ぜ合わせていく。
瞬く間に全身が性感帯へと開発されていく。これぞ姦崎のホープの真骨頂。
肉体のもたらす快楽に不慣れなみさおはたちまちそれに溺れる。

全力で振るわれる性技。身体の末端、両手両足の親指人差し指中指薬指小指すべての指の一本一本、
手首踝下腕脛肘膝上腕太股、中心へ向かいくまなく愛撫。
髪耳瞼眼球鼻唇口腔うなじ頭部も余さず愛撫。
肩鎖骨肩甲骨背筋乳首乳輪乳房鳩尾脇わき腹臍胴体も残さず愛撫する。
体内すら食道胃小腸大腸をあらゆるヒダの細部までを撫ですさり貞操帯の排泄口を利用しアナルへの抽送すら行う。
さらに腸を介して膣を握り込むようにし内部を擦り合わせる。
巧みに触手捌きにさながら男根で満たされているかのように錯覚する。
まさに全身総性器。この快楽を与えるのは何者なのか?必死で遠い記憶を呼び起こす。
姦崎姦。そう、彼だ。彼の与えてくれる快楽が無ければ、彼が居なければもはや生きてはいけない。
もはやそれは愛か。この思いを伝えたい。伝えなければ。
その願いが通じたのか拘束が緩み始める。
開けていく視界。長く闇に閉ざされていた目には眩し過ぎ思わずかたく目をつぶる。
今度はゆっくりと開いていく。そこに見えたもの、それは……

快楽に歪む少女の顔。姦崎姦と絡み合い触手の一本と甘く口付け合い勝ち誇った目をして告げる。

「ごめんね。姦くんは私のものなの」

150たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:46:07
■キャラクター名
錐希美

■移動先
C4

■調教ターゲット
ザウサー

■精神の回復
なし

■能力の使用
使用する 対象:ザウサー

■仲間の能力使用
桜木姦姦の能力を使用 対象:ザウサー

■シチュエーション
「ねぇ、あの男なんてどう?」
触安所の陰で3人の女が話している。
「んー、確かに体躯は万罪くん並みね。体力はありそう」
「チンコの大きさはどうだろう?」

「もう、あの男で良いんじゃない?探すの疲れちゃった。」
「そうね。ダメだったら、別なの探しましょ。」

「何だ小娘ども?性奴隷になりたいのか?」
3人に囲まれても、ザウサーは微動だにしない
そこから発せられる威圧感は普通の人間なら震え上がり、立ち尽くすことしか出来ないだろう

だが・・・

「あの腹筋見てー!!あれなら酸素注入しても耐えてくれるかもー!!」
「通常状態であのモッコリ感・・。勃起したらかなりのものかもしれない。」
キャーキャー言いながら、3人は騒ぎ出す。
新しい玩具を与えられた子供のように無邪気だった。

「わが拳にあるのはただ制圧前進のみ!!こぬのならこちらから行くぞ!!」
痺れを切らしたザウサーの鉄拳制裁・・・・
希美に向かって拳を振り下ろした。

「せっかちね。」
希美は笑っている。
拳は顔面の直前で止まる。
体が痺れて動かない。
触手から汁が垂れていた。

「さてと・・ちんちんの登場でーす。」
“パチパチパチ・・・”
拍手と共にズボンを下ろし、ザウサーのモノが顔を出した。
「ふ・・無駄だ。帝王はイカぬ!!」
「すごーい!!長持ちするらしいよ。いっぱい楽しめるねー!!」
「ねぇねぇ、もう待ちきれないよ。希美ちゃん早く裂いちゃって!!」

痺れで動けないザウサーのチンコにハサミを入れていく
万罪の時とは違い、ゆっくり確実に
裂けていく感触を楽しむかのように、微笑んでいた。

ザウサーは苦悶の表情を浮かべるが、威厳を保つように耐えている。

「チンコ切られてるのに、こんなに勃起してる…。もしかしてドM?」
希美は裂け目の内側、肉の部分を舐めた
「キャハハハ…!キャハハハ…!痛がってる!痛がってる!かわいいー♪」

「ひ・・・・退かぬ!! 媚びぬ 省みぬ!!帝王に逃走はないのだーーーー!!」
「かっこいいー!そんな恥ずかしいセリフ良く言えるよねー」

そんなこんなで双頭ちんこは完成した。
あとは3人に絞り尽くされるだけだ…


以下、途中で意識を取り戻した万罪くんの目撃談
「いやぁ、ビックリしました。気がついたら、風紀委員の幹部が犯されてましたからね!
ちょうど、つーちゃんのために酸素を注入するところでした。すっげー苦しそうなのに、泣き言を言わなかったのは敵ながら見事でしたね。
というか、人間ってあそこまで丸く膨らむんですね!自分の時は必死だったので覚えてないですが、あんなに膨らんでたかなー?
それから…?えぇ、もう一方的ですよ。3人が代わるがわる…ね。飯食いに行ったり、体力回復のために仮眠をとったりしてたんで、ずっと見てた訳じゃないですけど
軽く半日くらいは犯されっぱなしだったと思います。んー、夜中の2時くらいだったかな?心が折れたんでしょうね。
『も…もう、勘弁して…下さい。これ以上は死んでしまいます。お、お願い…しますから』
うん、これは仕方ないと思います。あんなセックスを半永久的に繰り返されて、平気な男はそうはいないはずですから…ザウサーくんがだらしないとは思わない。
で、あの娘たち何て答えたと思います?
『死ぬの生きるの言ってたら、人生損しちゃうよーん♪エンジョイ アーンド…』
『エキサイティーング♪』
えぇ、涙で前が見えませんでした。ザウサーくんが哀れで…
朝起きたら、ザウサーくんは消えてました。上手く逃げ出したのかなー?死んでないことを祈ります。
まぁ、とにかく敵幹部を撃破したのは嬉しいですね。体をはって仲間を集めたかいがありました。
つぎは、俺の体力も回復したんで、彼女達に負けないよう頑張りたいですね!」


前ターンの気絶したままセックスを越え、ついに解説役にまで成り下がった万罪くん!
次のターンこそは活躍できるのか?それともヘタレ街道を突き進むのか?
ガンバレ万罪!負けるな万罪!
3人娘の手綱はお前が握っているんだ

151たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:46:28
■キャラクター名
二ツ宮成美

■移動先
E1

■精神の回復
10

■シチュエーション
精神切れで何も出来ないので寝る。
とりあえず襲撃待ち。

152たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:46:49
■キャラクター名
蘭崎青花

■移動先
E4

■精神の回復
30

■シチュエーション
犬の散歩をしている人とすれ違ったり、犬のポーズで散歩させられている人とすれ違ったりしているうちに時間が過ぎた。

153たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:47:10
■キャラクター名
霧咲紅刃

■移動先
D3

■調教ターゲット
都条レイ

■能力の使用
使用する

■シチュエーション
「くっ、変態魔人風情が」
風紀委員幹部、都条レイは憎憎しげに目の前の男女を睨みつける。
萎の復活のための活動とそれを妨害する変態魔人たちへの取り締まり。それらを精力的にこなしていた彼だが、そんな時突然目の前の二人組みに襲われ、気付けば拘束され見知らぬ一室へと拉致されていたのだ。
歴戦の風紀委員である都条レイも、相手が変態魔人ということでこのような直接的な手に出てくることを失念してしまっていた。完全な油断である。
彼を拉致した二人――霧咲紅刃と乙杯雅一拝。この二人は歴とした変態魔人であり、その能力も彼らの性的嗜好に因るものである。だが、だからといって戦闘能力を持たないというわけではない。
二人はそれぞれ切り裂き魔と怪盗。荒事には手馴れている。不意打ち同然に人ひとりを掻っ攫ってくることは、相手が風紀委員の幹部であっても決して不可能とはいえないのだ。
「ふふっ、これからこの世で最も美しい存在――おっぱいの素晴らしさを君に教えてあげよう。これまでその魅力を知らず、風紀委員として自分を律してきた愚かさを君は後悔するだろうね」
乙杯雅一拝は男性でありながらその存在を示す豊かな双乳を誇示しながら語りかける。
そんな彼の周囲にはぽよんぽよんと弾む不気味な球体がうごめいている。彼がこれまで能力によって盗んだおっぱいである。
一拝はおもむろに手近なおっぱいボールを手に取り、握り締めた。それは揉みしだくような優しい行為ではなく、彼の全力をこめての行為だった。
魔人の全力を受けたおっぱいボールは、一瞬で握りつぶされ、体液を撒き散らして肉塊へと変わる。そしてその感触に一拝は恍惚とした表情を浮かべる。
おっぱい専門怪盗としておっぱいに強い執着を持つ乙杯雅一拝だが、霧咲紅刃との邂逅により加虐性癖を得ていた。それらの性癖が合わさり、おっぱいを収集しコレクションすると同時に、その大切なおっぱいを破壊することに強い恍惚を感じるようになっていた。
「ふふっ、いつも高圧的な風紀委員のあなたが、切り刻まれたらどんな様子をみせるかしらね」
愛用のナイフの刃をその舌で舐めながら、霧咲紅刃は愉しそう笑う。

風紀委員幹部として強い権力を持ち、校則をも改正する力を持つ都条レイだったが、このような直接的な暴力に対してはいかな権力も及ばなかったのである。

154たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:47:35
■キャラクター名
二幼神しんのすけ

■移動先
B3

■調教ターゲット
粛清ビートル君1号

■精神の回復
10

■能力の使用
する 対象:粛清ビートル君1号

■シチュエーション
急遽携帯で書いたので、相手の場所とか間違ってたらすいません。

155たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:48:26
■キャラクター名
新島ウロボロス

■移動先
C4

■調教ターゲット
ザウサー

■精神の回復
無し

■能力の使用
無し

■仲間の能力使用
無し

■シチュエーション
ナレーションは千葉繁ボイスでお楽しみください

ちゃーちゃっちゃー♪

性帝の謎がついに暴かれた!!
性帝十字陵辱ともに崩れされザウサー!!
次回ッ!!ダンゲロスアブノーマル!!

悲しき性帝ザウサー!
お前はオナニーに疲れている!!

乱交のオナニーが俺を呼ぶ!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ザウサー「ほう、俺に挑もうとする愚か者が居るとはなッ」
ウロボロス「ザウサー貴様に愛(オナニー)は無いのか…」

ザウサー「おれの拳 サディズム拳に構えはない!!構えとは防御の型!
わが拳にあるのはただ制圧前進のみ!!
こぬのならこちらから行くぞ!!」

ウロボロス「甘いぞ!!ザウサー!!」

ぴきーン

ザウサー「フ・・・・・フフフ 見切っただと・・・・・・・・・・・・・
よかろう フハハハハ ならばもう一度性帝十字陵辱を受けてみるがいい
おりゃあ!! む! 前に!! 消えた!! ぐあ!! ぐは!! ぬう」

ウロボロス「愛を知らぬ男よ、お前は3秒後にオナニーしていると宣告しよう」

ザウサー「三秒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おもしろい ならばその三秒数えてやろう!

ひとーーーーっ
ふたーーーーっ
みいーーーーっ!!

フ・・・・・・・・・フハハハ!!
フハハハ この体にオナニー拳はきかぬ!! 
おれの体は生まれついての性帝の体!だれもおれを倒すことはできぬのだーーーっ!!」

フフフ・・・・・ 姦崎姦が今日までおれとの戦いをさけていたわけがわかったか
おれは性帝!きさまらとはすべてがちがう!!神はこのおれに不死身の肉体までも与えたのだ!!
おりゃあ!! おおあっ!! たしかにオナニーの勝負にはきさまが勝った!!
拳の速さ寸分狂わぬGスポットへのオナニー!さすが伝承者だ!!
だが!! きさまはこの体に流れる帝王の血に負けたのだーーーーーっ!!」

ウロボロス「ぐうう、何だと?」

156たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:48:50
>>155続き

ザウサー「姦崎姦の本隊を攻めおとす前に幼女を百名だけ人質にしろ!!
残りのものはすべて殺せ!聖帝サウザーに逆らったものは降伏すら許さん!!おれはアリの反逆も許さぬ!
帝王を支えるのは情ではない!どんな反逆も許さぬ血の凌辱なのだ!!くけッ」
ウロボロス「愚かなりッ!!性帝ザウサー!!」
ザウサー「何だと?」
ウロボロス「その姿こそオナニー!!その自らの行為に快楽を見ることこそオナニーではないか!!実は幼女好きだろ!!」
ザウサー「馬鹿なッ!!見るが良いこの町の者どもを!!変態性欲が幼女すら狂わすのだ!!!オナニーゆえに人は苦しまねばならぬ!!
オナニーゆえに人は悲しまねばならぬ!!
オナニーゆえに・・・

オナ兄さん!! はっ!! う・・・くっ!!
お・・・オナ兄さん!!

お・・・オナ兄さん!!
な・・・なぜ 身を引けたはず!!そうすれば少女買春で逮捕されなかったものを!!
お・・・オナ・・・ うう・・・ お・・・オナ兄さん・・・・・・・・・
おっ・・・・ オナ・・・・・・ オナ兄さ〜〜〜〜ん!!
な・・・なぜ

こんなに苦しいのなら悲しいのなら・・・・・・・・・・・
オナニーなどいらぬ!!

おれはその時からオナニーをすてた! いや帝王の星がめざめたのだ!!
帝王に愛などいらぬ!! はむかう者には死あるのみ!!」
ウロボロス「哀れなりザウサー、オナニーを愛するがゆえに道を踏み外したか!!ロリコン百列オナニーにて引導を渡してやろう」
ザウサー「フフ・・・なん度挑もうがオナニー拳ではこの性帝を倒すことはできぬ!!
貴様は神が与えたこの性帝サウザーの肉体の前に敗れ去るのだ!!
滅びるがいいオナニーとともに!!」

ウロボロス「ほあた!!アたァ!!ほあたたたたたたたたた!!テンガ!!」

ザウサー「そっそれはなんだ?そのオシャレな物体がオナホだというのか!!」

ウロボロス「あらゆる性技を受けつけぬ貴様も自分でオナニーしてしまっては終わりだ!!お前はもうオナニーしている!!」
ザウサー「はぁ〜〜!! うっ なっ!? と・・・抜けぬ!! ち・・・チンコが!!
うっく!! フッククそうか・・・鎧もはがれ翼までもがれたというわけか!!
だが!!おれは性帝サウザー!! サディスト星の帝王!!

ひ・・・・退かぬ!! 媚びぬ 省みぬ!!
帝王に逃走はないのだーーーー!!

うああ!! ぐふっ!!
きさま・・・苦痛を生まぬテンガローションを・・・・・・・・・・・・・・・・・
このおれの射精さえ情で見送るのか・・・!?

フッ・・・鳳凰の性帝の夢はついえたか・・・・・・・・・
さ・・・・・最後におまえに聞きたいことがある
オナニーや変態性癖は哀しみしか生まぬ・・・
なのになぜ哀しみを背負おうとする
なぜ苦しみを背負おうとする」

ウロボロス「愛(オナニー)ゆえだ、人は温もり(オナニー)を求めているのだ」

ザウサー「ぬくもり・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フッフフフ・・・負けだ・・・完全におれの負けだ・・・・・・・・・・
オナニー神・・・・・・・おれのかなう相手ではなかった・・・・・・・・・・

お・・・・・・・オナ兄さん・・・・
む・・・・むかしのように・・・・・・・・・・・・・・・
もう一度ぬくもりを・・・・・」

ドピュッ!!

157たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:49:44
■キャラクター名
亀井雷華

■移動先
E2

■調教ターゲット
有夢 莉莉

■精神の回復
10

■シチュエーション
亀井雷華は泣き続けて涙も枯れてしまったのか、ようやく泣きやんでいた。
そして彼女は決意した。
萎の復活を阻止するために再び立ち上がろうと。
そうでなくてはルツィアの死が無駄になってしまう。

「一緒に行こう、ルツィアちゃん」
ルツィの死体をこのままここに放置していくわけにはいかない。
ここは変態達が集まる街変態が丘である。
美少女の死体など残していっては何をされるかわからない。

それに――
雷華はまだルツィアと離れたくなかった。

「ルツィアちゃんは私が守るから」
その言葉とともに雷華はルツィアの死体を背負う。
亀井雷華は外見や口調から非力に思われがちだが、実のところそれは間違いである。
山で写真をとるために重量のある装備を背負って一日中歩き回ったぐらいだ。
射遠に助けられた時のように集団でかかられると多勢に無勢というところがあるが決して弱いわけではないのだ

決意を胸にその場を立ち去る雷華。
友のために戦おうとする少女、実に美しい光景である。
しかし客観的に観れば夜の街を血塗れの少女が頭を拳銃で撃ち抜いた少女を背負い歩いているというのは不気味と言わざるを得ないのだろう。
街の住民たちは彼女たちから眼をそらしていた。

途中交番の前を通ったが、彼は流血フェチだったのか雷華達の姿を確認すると勃起したそれを鎮めようと突然オナニーを始めた。
正直職務怠慢だと思ったが、こんな街にいる警察官にルツィアを渡したくはない。好都合だ。今のうちにこの場を去ろう。

そうしてそのまま交番を離れ雷華が歩いた先に風紀委員有夢莉莉は立っていた。。

莉莉は血塗れでルツィアを背負った雷華を見て一瞬驚いた様子だったが、このような奇行を行っているのは彼女が何かおかしな性癖に目覚めている結果に違いないと判断し彼女に同性愛の素晴らしさを説くことにした。

「あなたは「萎」の復活を阻止しようと企んでいる方ですね。あなたがどのような性癖を持っているのか私は知りません。
ですが、これだけはいえます。あなたは間違っています!!!!
あなたのそれは全ては性欲から生じる野蛮で不潔なもの。
人間はみな性欲が絡まない高潔な愛”同性愛”に目覚めるべきなのです!!」
そして雷華に熱弁を振るう。
「いいですか。一般的で見られる異性愛は種を残そうという本能に基づいた性欲。いわば野生の獣と同じ。
このような関係で純粋な愛等発生するはずなどありません。
長い歴史の中で獣から進化し、理性を獲得した人間が獣と同じではいけません。
ですから、文明が発達した現代、人間は高貴な存在の同性愛者であるべきなのです」

158たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:50:04
>>157続き

有夢莉莉は信じていた。萎を復活させ性欲を失った全ての人間が高潔な愛を持つ同性愛者になることで争いのない平和な社会を作ることができる。
そしてそれが「愛の求道者」たる自分の使命であると。
雷華が反応しないをみてさらに彼女は続ける。

「これだけでは納得できませんか。ではいくつか例をあげてみましょう。
まず、仏教の戒律を見てください。女犯の罪はありますがそこに同性愛を禁止する条項はありません。
つまりこれは仏教において同性愛が至高の愛であるとされている証拠。
これだけでも同性愛が高潔なものであると多くの人間に認められている証拠と言えるでしょう。
また精神的な愛を意味するプラトニック・ラブ。これの由来も同性愛であると言われています。
これだけでも同性愛が獣欲に基づく異性愛とは違う美しいものであるということは疑いようがないでしょう」

しかしその言葉を聞いても雷華は黙ったままであった
莉莉は何が悪かったのか少し悩んだ様子だったが理由に思い当たったのか、はたと手を打つ。
「ああ、分かりました。子供の心配をなさっているのですね。あなたの懸念ももっともです。確かに子供がいなくては人類が滅びてしまいます。
しかしそれも問題ありません!!なんと現在では遺伝子によって同性同士でも子供が作れるのです!!
どうです、素晴らしいでしょう。これで何の心配もありませんね」
笑顔で雷華に微笑みかける莉莉。
しかし、やはり反応がない

―失敗してしまったのか。目の前の少女は所詮獣と変わらない存在だったのだろうか
とその時

「同性愛が高潔かなんて別にどうでもいいけど…」
「なんですって!高潔なる愛たる同性愛をどうでもいいとは何事ですか」
どうでもいいと言われると「愛の求道者」を自称する莉莉としては怒らざるを得ない。
だがそんな彼女を無視して雷華はぽつりぽつりとしゃべり続ける
「ただルツィアちゃんと話していた時はとても楽しくて
それで、私は友達なれてとてもうれしくて…」
彼女の言葉はさらに続き
「でもルツィアちゃんは死んじゃって…」
また彼女のことを思い出したのか雷華の目には再び涙が浮かんでいた
「だから私はルツィアちゃんを守らないと」
「ルツィアとはその後ろの…?ですが、その方は死んで…」
「そんなこと関係ないよ。死んだってルツィアちゃんは私の友達なんだから絶対に守る。そう決めたから」

そのことばを聞いて普通の者なら何を馬鹿なことを思ったかもしれない。そんなことは無意味ではないかと
しかし、有夢莉莉は違った。
彼女は同性愛を高潔なものであるとし、高貴な存在の同性愛者に目覚めるべきであると考えていた。
故に彼女は目の前の光景に理想の愛の形を見出していた。

(なんという素晴らしい方なのでしょう。死んだ友人をまもろうとしている。
これこ利害や性欲と離れた至高の愛の形。これこそ私の求めた愛の形に違いない。
まさかこれほどまでの愛に目覚めている方がいらっしゃるとは)
彼女は同性愛の素晴らしさにすでに目覚めていた。自分の論説など釈迦に説法だったのだ。どうでもいいと言われても仕方がない。
そのことに気付き、そして目の前の少女に出会ったことへの感涙でむせぶ莉莉。

(このような素晴らしい方を変態などと私は何と愚かだったのでしょうか。まだまだ修行が足りません)

おそらくこの方は同性愛の神様が地上に使わした救世主(メシア)様に違いない。そして、私が同性愛を広めてきたのはこの方に仕えるためだったのだ。
そう確信した有夢莉莉は自然と雷華の前に膝をつき、
「先生、私を弟子にしていただけますか」
と雷華に告げていた。

159たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:50:27
■キャラクター名
原始性人エレクトマン

■移動先
D3

■調教ターゲット
都条レイ

■能力の使用
ウホホウホホホ(肥大する欲望と肉棒)

■仲間の能力使用
∞マジカルファック

■シチュエーション
「女体、女体、巨チン、女体、巨チン、女体、女体……」

今現在、自分の周囲を取り巻く状況を冷静に分析した都条は
諦念と取れるため息をひとつ吐くとつぶやいた。

「なんてこった、俺が小学生の頃に書いたエロ小説と全く同じシチュエーションじゃねぇか。こういうのを天罰って言うのかね……。」

〜8年前〜

カキカキ…

カキカキ…

「でっ、できたぁ!!」

『駅のホームで野性の王国 くいしん坊女つまみ食い万歳!!』とじょう れい

160たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:51:25
■キャラクター名
霧咲 想二

■移動先
B3

■調教ターゲット
絶対禁欲少女みさお

■精神の回復
なし

■能力の使用
発動:きゃあ!えっちっ!! 対象:自分

■仲間の能力使用
へこみちゃん:能力発動

■シチュエーション
めしべちゃんの暴走をなんとか止めながら、同時に被害を受けていたへこみちゃんと仲良くなることにも成功していた
「なるほど。へこみちゃんはテトリスが好きなんだ。じゃあ今度一緒に遊ぼうか」
「一緒に遊んでくれるんですかお兄さん!では早速遊びましょう。ここで!」
「・・・いや。遊ぶのは今からでも全然構わないんだけど、ここでテトリスで遊ぶ。って。どうやって?」
ここは商店街。探せばゲームセンターの一件くらいあるのかもしれないが、想二はここに来るまでに一件も見つけることはできなかった。
「何言っているんですか。■■■■があるならどこででも遊べますよ!」
言ってへこみちゃんは、懐から■■■■を取りだした。
「……残念ながら、持ち合わせていないな。それよりも、今どうやって発音したの!?なんて言った!?というか、そんな巨大な物体をどこから取り出した!?」
「持っていないのですか。それは残念です。お兄さんなら私以上に■■■■を上手に使いこなせる可能性もあると思ったんですけど」
想二のツッコミは全部無視して、へこみちゃんは落ち込んでしまった。
「(いけない。ハーレムに入ってくれなかったとはいえ、女の子を悲しませるわけにはいかない!急いでフォローしないと)へこみちゃん。俺は使ったことが無いから分からないんだけど、それを使ってどうやって遊ぶのか。見せてくれない?」
「……そんなの簡単ですよ。ゲームと同じです、■■■■を隙間に入れるんですよ!」
「……隙間?」
「はいっ。見ていて下さいね!」
さっきまで落ち込みかけていたのが嘘のように、元気に■■■■を持って人ごみの方に歩き始めた。
■■■■を自慢できるのが嬉しいようだ。
(よかった。機嫌を直してくれたみたいだ……でも、人ごみになんて行って、一体なにを……!?)
温かくへこみちゃんの行動を見守っていた想二だったが、へこみちゃんが、たまたま近くを歩いていた純白のドレスを着たツインテールのブロンド少女にした行動に思わず驚愕した。
「えいっ!♪」
へこみちゃんは、躊躇わずアナルへのブロンド少女のアナルへと■■■■をぶち込んだ!!
「ぎゃああああああ!!!!」
「ちょっ。へこみちゃん、なにやってるの!!?あと、そこのお嬢さん。大丈夫ですか?俺のハーレムに入りませんか!!??」
達成感に溢れる顔をしたへこみちゃんは、嬉しそうに語り始めた。
「お兄さん、見てましたか?ふぅ……私はとても気分爽快です。気持ちよかったぁ……」
へこみちゃんの奇行と、少女の奇声によって人混みが彼らの周囲だけ途切れていた。
その様は、テトリスで■■■■を落とした時の様子そのまま。まるで4列分ほどの空間にあった物体(人間)消滅したようで、それがへこみちゃんのエクスタシーを更に加速させていた。
この様子では、しばらく呆けたままだろう。
「まったく……まぁ、へこみちゃんが満足そうだしいいか。後でちょっと注意はしないと駄目かもしれないけど、今は放っておくとしよう」
へこみちゃんに対する事は後回しにすると決め、■■■■を刺したまま倒れている少女に向き直る。
「改めて、お嬢さん。大丈夫ですか?あと、ハーレムに興味ってありませんか?」
言って、未だに腰を落としている少女に手を伸ばす。
しかし少女は敵意をむき出しにした目で想二の事を睨んできた。
「……貴方、私にこんな辱めを行ったあの女と一緒にいたということは、変態ね。萎様の復活を阻止しようとしている。という」

161たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:51:46
>>160続き

「萎の復活?……ああ、そういえばそんなことが目的だった気もするな。
個人的には、別に全変態を滅ぼす。という人がいても、それを肯定するけど、他人にまで自分の意見を押し付けようとするのはどうかと思うな。
それは、他人の否定だからね。否定意見そのものはともかく、否定の押し付けは嫌いなんだよ。肯定しようとする俺の主義に反する。
その反する意見でも、肯定はするけど嫌いだ。まぁようするに、嫌いなものだから肯定しつつも阻止する。というスタンスだよ。俺は」
「……そう、難しい理屈を並べたけど、ようするに貴方も萎様の復活を阻止しようとしている変態ということね。いいわ、許さない。貴方もこれでも付けて反省しなさい!!」
――想二は知る由も無かったが、少女の正体は、萎復活を目論む風紀委員連合の急先鋒、絶対禁欲少女みさおだった。
彼女は、萎復活を阻止しようと企む変態が町に溢れていると聞いて見周りを開始していたのだ。
そして、みさおは想二を敵の変態だと認識した!
次の瞬間、恐ろしい速さで動き、想二に貞操帯を取り付けた。
「これで、貴女の醜い物も封じたわ!
そうよ。そんな醜い物を付けているからそんな矛盾した思考になるのよ。嫌いなのに肯定するなんて、支離滅裂で訳が分からないわ!」
貞操帯を無理矢理付けた少女は勝ち誇ったように想二に語る。
彼女は今までに何人もの変態を相手にした経験から、あの醜い物さえ封じてしまえば大抵の相手が何もできない事を知っていた。
だから、勝ち誇って語る。今回の相手も意味の分からない事を喋っている、今までと同じただの変態だ。ならば、あの醜い物を封じてしまった以上、もう勝敗は見えているのだから。
「……矛盾している?そうだな。矛盾しているよ。そんなことは昔から知っている。知っているけどそれがどうしたんだい。矛盾した自分も肯定してる。まず、自分という全てを肯定しないと、何も始まらないからね!!」
だが、今回の相手は何かが違っていた、醜い物は封じたはずなのに、相手は一切怯むことは無かった。
「……なっ、何を言って……」
「そして、性器を封じて醜い物。という事は、貴女は忍ちゃんと同じで、性器が嫌いなんだね……いいよ。そんな君も肯定してあげようじゃないか!」
むしろ、相手の異様な迫力に、精神的に押され始めていた。
「忍ちゃん。君の力を貸して貰うよ」
想二が微笑み、なにかを呟くとと、突然貞操帯の下の性器が発光を始めた。
「えっ、そんな……」
光が収まると、醜い物にくっつくように取り付けた筈の貞操帯が外れていた。そして、その貞操帯が外れた個所からは……醜い物が消滅していた。
醜い物が消滅してしまったため、醜い物にとりつけた貞操帯は、ついているべき場所を無くし外れてしまったのだ。
「さぁ。これで、君の嫌いな物は俺から消えたよ」
優しく微笑む想二。その顔に、みさおは、得体の知れない相手に対する恐ろしさと、感じたことのない不思議な気持ちの両方を同時に感じた。
「そして、教えてあげよう。愛を教えるのに、性器なんて必要は無いんだ。ということを」
そういうと、想二はみさおにゆっくりと近づき始めた。
「……そういえば、へこみちゃんが、俺ならより上手く■■■■を使えるとか言ってくれたね。面白い、今回はへこみちゃんの協力をそのまま受けることにしよう」
言うと、まだアナルに■■■■を刺したままのみさおを相手に――ToBeContinued 

(というか、この先の明らかなエロ展開なんて書けるか!!)

162たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:52:24
■キャラクター名
MW絵夢

■移動先
B2

■調教ターゲット
絶対禁欲少女みさお

■精神の回復
10

■シチュエーション
※未提出

163たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:53:11
■キャラクター名
織原夕美子

■移動先
B4

■調教ターゲット
素五苦胃居子

■精神の回復
なし

■能力の使用
あり(自分)

■仲間の能力使用
慈衛恵:あり(織原夕美子)

■シチュエーション
素五苦胃居子調教SS『注文の多い邪教団』

……おぞましい儀式にその手を染める、冒涜的な邪教集団が存在する。
生まれてよりありとあらゆる性的な事象――
当然、変態を取り締まる行為すら――避けてきた敬虔なシスターである素五苦胃居子が
今になってようやく変態が丘(じゆうがおか)へと訪れたのは、
風紀委員としての務めというより、その邪教集団を取り締まる目的の方が大きい。

そもそも風紀委員としては、この地に『幹部』たるあの4人……
黒夜凪鉄子、都条レイ、ザウサー、絶対禁欲少女みさおが降り立った時点で、
わざわざ新たな増援を送り込む必要などはないのだ。
風紀委員『幹部』。あの狂気の変態魔人集団が相手であろうと関係はない。
余人の想像を絶する風紀力を誇る彼らであれば、
必ずやこの地から変態性癖を根絶せしめ……不毛の地へと変貌させるだろう。

「……随分と道に迷ってしまいましたが、ここなのですね……!
 主の教えを冒涜する悪魔達の巣窟……!」

即ち、胃居子がこの場にいる理由は、誰かに命じられたためではなく……
純然たる、義憤によるものなのだ。

「邪教集団JK教! 絶対に許せません!」

彼女が今立つのは、変態が丘(じゆうがおか)に存在するJK教支部にほど近い公園。
邪教の信徒達の居城へと直接に乗り込み、彼女自ら教祖に正しい道を説く心積もりである。
もっとも……JK教の暴虐に憤る胃居子だったが、
彼らが具体的にどのような行いをしているのかは謎に包まれている。
噂によれば、人間を××した上にその肉を××して××ているとも聞くが――
いくらなんでも、人間がそこまで過激な行為に手を染めるはずもない。

「ここからJK教の教会の様子も見えますが……
 あっ正門の前に人が! 教団員に違いありません!
 ちょっとそこのお方、お話があります」

「? 何かご用?」

一切物怖じせず話しかけられるのは、生来の信仰心と純粋さ故だろう。
たまたま目についた女性教団員に、笑顔で自らの所属を明かす。

「私は、全国風紀委員連合から派遣された風紀委員の、素五苦胃居子です。
 あなた方を説得して、変態行為を改めさせるためにやってきたのです。
 教祖様に会わせていただけないでしょうか」

「……」

風紀委員の収集した情報ではこのJK教……
邪教である以前に、女子高生を崇拝する変態教団だという。
胃居子のこの宣言は、自分が彼らの敵であると堂々と明かしたようなものだ。

「私、本当の神の教えをあなた方に伝えたいんです!
 変態性癖を行うものは、いずれ神の裁きにあうのだと……」

無論、相手の立場としては教祖への面会など許されないのが普通なのだが。

「……ふふふ、そうなの。
 構わないわよ。さあこちらにどうぞ」

「わぁ、ありがとうございます親切なお姉さん!
 私、がんばって布教しますよ」

……しかし、この状況が意味するものを胃居子は気づいているのだろうか?
にこにこと笑みを浮かべて、疑いもせずに教団員の後についていく。

(わあ、新しい建物です……これも信徒たちからのお金で作ったのでしょうか。
 変態性癖で民からお金を巻き上げるなんて……風紀委員としてもシスターとしても見逃せません。
 やはり改心させる必要がありますね)

164たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:54:29
>>163続き

――JK教変態が丘公園前支部。

ごく最近……そう、ちょうど風紀委員と変態達の構想が始まった頃に建設された、
JK教の中でも最も新しい支部である。
建物の大きさの割に、一般教団員に開放されている礼拝堂や牧師室の割合はやけに小さく、
さらに冷凍トラックや清掃車などの定期的な出入りも目撃されている、
あまり穏やかな噂のない建物であるが……純粋なシスターである胃居子は知る由もない。

礼拝堂の巨大な長椅子にその小さな体を腰掛けて彼女が待っていると、
しばらくして先程の教団員の少女が戻ってくる。

「胃居子さん、教祖様が会ってくれるそうよ。
 ただ……教祖様も少し準備が必要らしくて、お待たせしてしまう事になるかもしれないわ」

「ええ、平気です! 皆さんを間違った道から救うためなのです……
 少し待つくらい、どうという事もありませんよ」

「でも、ただ待っているのも退屈でしょう?
 私達なりに、お客へのおもてなしを用意したのだけれど……
 少し、食事でもしていく気はないかしら」

「えっ、お食事まで……で、でもそんな……」

いくら敬虔なシスターたる胃居子でも、
食事まで用意してもらって相手の教義の矛盾を指摘する……というのは気が引けてしまう。
彼女らと敵対する立場としては断るしかないのだろうか。

だが……新しい支部故に、地図にも乗っていない場所だ。
ここを見つけ出すまでにも道に迷い、かなりの距離を歩いたのだ。
謙遜して断ったのも束の間、胃居子の腹が情けなく鳴ってしまう。

「あ、あぅ、違うんです、これは……」

「大丈夫よ。JK教の教義は、『女子高生には出来る限りの施しを』――
 だから、何も気兼ねせずに食べていって構わないのよ。
 さあ、こっちの部屋へどうぞ。最後の部屋で教祖様が待ってらっしゃいますから……」

「分かりました。それでは、ごちそうになります」

ぺこりと頭を下げ、教団員の少女の後に付いて、
礼拝堂奥の小さな扉を潜り抜ける胃居子。

「そうそう、コートはここに脱いでいって。
 それと、財布やボールペンみたいな、金物や尖ったものはない?
 そこのロッカーに入るようになっているから、自由に使っていいのよ」

「なるほど、確かにコートを着たままお食事するわけにはまいりませんね。
 ではお言葉に甘えて……」

まず最初に入った小さなロッカー室で上着を脱いで、次の部屋に進む。
するとそこには一人用の小さなテーブルと椅子が備え付けられていて、
銀色の食器まで綺麗に並べて用意されている……

(な、なんだか緊張します……
 こんな丁重な扱いを受けて良いのでしょうか。シスターのこの私が……)

おどおどと促されるままに椅子に座ると、
奥のドアから、別の教団員の少女が料理を持ってきたようだ。

「はじめまして、素五苦胃居子さん。
 本日の料理長の織原夕美子です。よろしくね」

清楚な笑顔で、少女――夕美子が胃居子に会釈をする。

「よ、よろしくお願いします。
 その料理は……?」

「ローストしたお肉とナッツの、黒トリュフソース和えよ。
 ゆっくり味わって食べてね」

恐らく彼女が作ったのだろう。肉の切り口の、鮮やかな赤色。
香ばしいナッツとオリーブの香りに、否が応にも食欲が刺激されてしまう。

(わ、私はシスター……こんな豪華な食べ物を口にするわけには……
 …………でも、折角の厚意を無駄にしてもいけません……よね……)

側に立つ2人の少女におずおずと視線を走らせ、
意を決して肉を一切れ、口にする。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」

――その瞬間、彼女の世界は一変した。

美味しい。今までに味わったことのない、想像を越える美味。
しかし、それ以上に彼女の脳髄を突き抜けたのは……

……信じられないほどの『快感』だった。

165たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:54:59
>>164続き

「う、はぁ、……そ、そんな……!? !?」

「っふふ。どうかしたの? 胃居子さん」

「ね、私の料理はどうだった? 胃居子さん」

「お、美味しかったです……けど……? ?」

あり得ない。
確かに胃居子はこれまで模範的なほどに質素かつ禁欲的な生活を送ってはいたものの、
単なる『美味しい食事』ならば、今までも何度か味わった事はある。
いくら美味とはいえ、食するという行為が、ここまでの快楽を与え得るものだとは……

「さあ、遠慮しないでどんどん食べてね」

「は、はい……ひゃぅんっ!!
 ……あ、あの違っ、これは……違うんです……あんっ!」

一口ごとに、小さな身体が彼女の意に反してビクビクと震えてしまう。
付き添いの教団員と料理人の夕美子は、微笑ましく彼女の様子を見守っていたが……
セックスはもちろん自慰すら経験のない胃居子自身は、
人生で初めて見せる自らの痴態に、見る見る顔を真っ赤に染めていくのだった。

「はっ……はっ、はぁ……ご、ごちそうさまでした……」

「胃居子さん。私達の教団の料理、美味しかったかしら?」

夕美子はまた、次の料理を作りに向かっているのだろう。
ひとり残った付き添いの少女が、薄い微笑を浮かべたまま問いかけてくる。
小さいながらも白く整えられていた来客用のテーブルは、
一口ごとに溢れる胃居子の様々な液で、見るも酷い有様になっていた。

「え、ええ……とっても……お、美味しかったです……
 でも、こんな、駄目です、はしたない……」

「大丈夫よ。このくらい、『普通』の事なんだから。
 それとも胃居子さん、美味しいものを食べて気持ちよくなった事ってない?」

「ふ、ふつう……いえ、私はシスターですから、
 そんな美味しいものを食べたことなんてあんまり……」

「貴重な経験ができたわね。
 それじゃあ、次の部屋に行きましょうか」

「……? 次の料理が来るのではないのですか?」

「ええ。最初はそのつもりだったけれど、
 今は部屋の状態が少し……でしょう?」

「あっ……! ご、ごめんなさい……」

少女の指摘に、自分が汚した部屋の状態を改めて意識させられ、
さらに赤くなって恥じ入る胃居子。テーブルクロスや服だけではない。
一口ごとに快感を与えられ続けた胃居子の下着の状態といったら、
潔癖な彼女はそれだけで泣き出してしまいそうだった。

「さあ、こっちの部屋にはシャワーがあるわ。
 服の替えもあるから、さあ……どうぞ」

「しゃ、シャワー……」

それは自分に服を脱げ、という事だろうか――
これまでの彼女らのもてなしは全て自分を誘い込むための罠で、
もしかして服を脱いだ途端、この教団の変態性癖の慰み者にされてしまうのではなかろうか。
僅かに残った理性が、胃居子の体をこわばらせるが……

(でも……せっかく、せっかく用意してくださったのですから……)

彼女を動かしたきっかけは何だっただろうか。
これまでの人生で培われた、人の善意を疑うことのできない純粋な心かもしれない。
教団に食事までご馳走になって、さらに部屋まで汚してしまった事の後ろめたさかもしれない。

だが、一番の理由は――先程口にした、
体中に快楽の槍が突き抜けるかのような、不思議な美味しさの料理。
質素な生活に慣れた体が、無意識に次の料理を欲していたからではないだろうか……

166たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:55:29
>>165続き

付き添いの少女以外に監視の目がない事を確かめて、
汚れてしまった服をはらりと脱ぎ落とす。
起伏の少ない滑らかな曲線が現れ、穢れを知らない白い肌が外気に晒される――

「はっ……ぁ、こんなに下着……濡れちゃって……
 私……私、おかしいです……」

困惑と情けなさに震えながら、雑念を振り切るべく温かいシャワーを浴びる。
後になって思えば、そもそも教会にシャワー室が備えられている事が不自然だったのだが……
初めて感じる快楽に混乱し、空気に流されてしまっている状態の胃居子にとっては、
そんな違和感など些細な事だったのかもしれない。

シャワー室から出た胃居子の素肌に、教団員の少女は丁寧にクリームを塗ってくれた。
その視線や手つきも、いやらしさは殆どない、慈愛の篭ったものだ。
ここまで胃居子が受けた、余りにも敵対の立場とはかけ離れた施しの数々……
本当にここが変態教団の巣窟なのだろうか……?

「さあ、胃居子さん。次はスネ肉から作ったコンソメスープと、
 焼き立てのベーコンパンよ」

「あ、ありがとうございます……」

どちらにせよ……これがもてなしだろうと罠だろうと、自分は風紀委員としてここに来ているのだ。
はしたない格好を見せるわけにはいかない――
そう決意してスープに口を付けるものの、やはり湧き上がる快感には耐えられず、
2人の見ている前であん、いやん、などと喘ぎながら、体を跳ねさせてしまうのだった。

「こんな……おかしい、おかしいです……っ!
 ぐすっ……ぐすっ……」

「……? どうしたの胃居子さん、泣かないで……
 大丈夫よ、ものを食べて気持ちよくなることくらい、何も恥ずかしいことじゃないわ……」

「で、でも、でもぉ……っ! お姉さんだって、私をいやらしい子だと思いますよね?
 私、そんな事なんて生まれてから一度もしたことなかったのに……
 まさか食べ物で気持ちよくなっちゃうだなんて、思って、いなくて……」

「大丈夫、大丈夫よ。そんな事くらいで胃居子ちゃんを変な目でみる人なんて、
 この教団には一人もいないわ。変態とは『自由』である事――
 ここは変態が丘(じゆうがおか)なんだから……」

(自由……)

「さあ、シャワーを浴びましょう。
 次は胃居子ちゃんのために、香水も用意しているのよ。ふふふ」

「……?」

そして再びシャワー室へ。何か変だ……
でも、ここで引き返したら……きっと次は肉料理か魚料理だろうか?
あの美味しさが味わえなくなってしまう。あの気持よさが……

「胃居子ちゃん。いい所で出てきたのね。
 次はヒレ肉のシャリアピン・ステーキと人参のグラッセの付け合せよ。
 たっぷり食べていってね」

「ゆ、夕美子さん……」

快楽と美味の予感を前に、胃居子は殆ど泣きそうになりながら、
ナイフとフォークを手に震えていた。
だが、今彼女が懇願したところで、ここにいる2人は彼女の食器を下げてはくれないだろう。
そして自分も、目の前で湯気を立てる料理に食らいつきたい衝動を――どうしても抑えきれない。

(ああっ、あああ……美味しい、美味しいよぅ……
 気持ちいい……!! 美味しくて……気持よくて……っ!!
 お、おかしくなっちゃいます……こんな……ま、まるで私が……)

(変態さん、みたいな……!!!)

自分ではどうしようもない快楽に溺れながら、
それでもなお、肉を口に運ぶ流れを止めることができない。
完全に制御され、慎みのベールに包まれていたはずの胃居子の衝動は……
今やセックスなどとはまるで関係の無い『食事』という行為の前に、
あられもなく剥き出しになっているのだった。

「あらあら、また下着を汚しちゃって……」

「はぁ、はぁ……ご、ごめんなさい……」

167たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:58:03
>>166続き

――そして、その後に待ち受ける展開も同じである。

何か、何かがおかしい。
これではまるで胃居子自身の肉を、度重なる快楽で柔らかく溶かして……

「さあ胃居子さん、いろいろ注文が多くてごめんなさいね。
 でももうこれだけだから……この壺の中の塩を揉みこみましょうね」

「いやぁっ、お、お姉さん……そ、そんなところを揉んじゃ……
 だ、だめっ、あっ……んんっ……!!」

――少しずつ『調理』されているかのような……

ふらふらと席についた胃居子の前に、
再び少女の明るい笑顔が現れる。織原夕美子。

「いよいよメインディッシュですよ、胃居子さん。
 とっても美味しくできあがっていますよ。
 もちろん食べていきますよね……?」

「はい……はいぃ……」

今日何度目かの問いかけに、虚ろな目のまま頷く。
料理を見ただけで条件反射のように下着が濡れ、
もはや何も考えられないまま、極上の味へと堕ちていく……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一時間後。

胃居子が使用していたものと同じ――
一般教団員には開放されていないシャワー室で、2人の少女が会話をしている。

「上手くいきましたね」

「ええ。ご協力に感謝するわ、夕美子さん」

「いえいえ。それはこちらの台詞ですよ。
 あなたが協力してくれたおかげで……
 食事をする事の気持よさを、あの子に『布教』できましたから」

織原夕美子と、最初から胃居子に付き添っていた……
年上の教団員の少女だ。

「ふふふ。あの娘の反応、楽しかったわね……
 生まれてこの方全く性知識を知らない子なんて、あまり触れる機会もないものだから。
 あんな『プレイ』ができたのも、JK教の人手と施設があってこそだったわ」

そう。一度でも自慰をしたことがあれば、
その快感が……『同じもの』である事に気づいたはずだ。
あの部屋で食事をした時、全身の神経に走った快楽の感覚と。

「くすっ、触れられている事にすら気づかせない……
 鏡子さんのテクニックが凄かったんですよ、きっと」

即ち、食を進めるのと全く同じタイミングで……
鏡子の指先が、性器を愛撫していた事に気づいていたかもしれない。

「――そうかしら?
 まあ……あの娘には、随分前から目を付けていたから。
 気付かれないよう、ちょっとずつ調教を進めてきた甲斐があったわ……
 立派にあなたと同じ『穴兄弟』なのよ」

「は、はぁ……」

「それに、最後の方は私の『ぴちぴちビッチ』なしでも……
 あなたの料理を食べるだけで反射的に気持ちよくなっていたわよ、あの子。ふふふ」

対決を経て和解した鏡子の性へのこだわりの凄まじさに改めて戦慄しつつも、
夕美子は今日の調教を思い返していた。

(――そういえば、鏡子先輩と違って、今日の私はなぜか変態性癖が弱かったなぁ。
 普通なら、『食材』の娘に興奮していたと思うのに……なんでだろう?)

そう。素五苦胃居子の能力名は、『天の裁き』。
他者の変態的行動を抑制する、強力な神の力だが……

全種族を無差別に襲う鏡子の性的嗜好には元より偏りはなく、
夕美子の認識する変態的行動とは、『食材』である人間に欲情する事でしかなかった。
そして……

168たびびと@GK:2011/04/08(金) 01:58:29
>>167続き

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「お待たせしました、慈衛先輩。
 『もも肉のティッカのマスタード添え シスター風』です」

「うわぁ! 美味しそう!
 ……あれ? でもこれから女子高生がこの一番奥の部屋に来るんじゃなかったっけ?」

「あ、そうでしたね。
 あはは、実は慈衛先輩のところに来るまでにお腹いっぱいになっちゃったみたいで。
 ちょっと料理を沢山食べさせすぎちゃいました。すいません」

「ええー……な、何それー……」

それにしても、今日も相変わらず美味しそうな食事だ。
ティッカは骨のないタンドリーチキンのような料理なのだが、
スパイスの香ばしい匂いと、粒マスタードをたっぷり使ったソースが食欲をそそる。

「あ〜〜〜〜っ、もう、美味しい!!!
 柔らかい肉を噛むたび、ヨーグルトの爽やかな後味が広がって……
 スパイスとマスタードなんてどっちも刺激の強い香りなのに、
 独特なお肉の味が両方を引き立てて、全く邪魔になっていないわ!」

「ありがとうございます。今日は慈衛先輩にも色々と協力してもらいましたから」

「? 何のこと?
 それよりこれ、なんでシスター風って言うのかしら……?
 それと、普通こういうのってチキンじゃあないのかな……美味しいからいいけど……」

「いえいえ。先輩に美味しく味わってもらえるならいいんですよ」

JK教教祖、慈衛恵。
彼女が自分と自分の教団を侵食しつつある影に気づくのはいつの事か。
そして変態が丘(じゆうがおか)における抗争は、変態も風紀委員をも巻き込んで、
『萎』の復活という最終段階へとどこまでも突き進んでいく――

169たびびと@GK:2011/04/08(金) 16:41:21
■キャラクター名
マジカルウィザード絵夢

■移動先
C2

■調教ターゲット
絶対禁欲少女みさお

■精神の回復
10

■能力の使用
しない

■仲間の能力使用
しない

■シチュエーション
 日が傾きかけた午後の商店街。しかしそこにはいつもの気だるげな空気は無く、人々の喧騒に包まれていた。
 その騒ぎの中心にいたのは一人の少女。日本の東京の真ん中では場違いにも見えるシルクのドレスを身に纏った彼女は、その二つに結った金色の髪を風に靡かせる。
 そしてそれと同時に彼女を囲むように立っていた数人の人間はその場に膝を着き、糸が切れた人形のように崩れ落ちた。
「あら……次のお客さんかしら?」
 少女は顔を上げ、新たな乱入者を出迎える。その先にいるのは大小二人の男女。
「ど、どうも……風紀委員さん……ですよね?」
 彼女の問いに、絵夢はおどおどと自信無さげに上目遣いで訪ね返した。
「……私の事はこう呼んでもらおうかしら」
 彼女は絵夢と竜子の方へ向き直ると、身に付けたスカートの裾を掴み小さく頭を垂れた。
「『絶対禁欲少女みさお』……と」
 礼儀正しく自己紹介を行う風紀委員の少女に対して、絵夢はすかさず自身のスカートの端を握りしめる。そして彼は当然のように握ったスカートの裾を持ち上げ、興奮に息を荒げた。
「こちらこ――!?」
 絵夢が自らの陰茎を露出するその直前。
 彼の行動より数瞬速く、風紀委員の少女は既に動いていた。
「あ……」
 少女が目の前から消えると同時に絵夢は突然、身体の力が全く入らなくなったかのように地面に膝を着く。
「絵夢!?」
 竜子が異変に気付き絵夢に駆け寄るのと、竜子の背後から少女の声が聞こえるのは同時だった。
「ふふ……。あなた達二人とも……純潔の匂いがしますわね」
 竜子がしゃがみ、うずくまる絵夢の背中を擦る。
「大丈夫……!?」
 絵夢は時折空気を絞りだすようなうめき声を漏らしつつ、肩を震わせていた。
「絵夢に何をしたのっ!?」
 竜子はいつの間にか後ろに回り込んでいたみさおを睨み付けて叫ぶ。竜子の怒鳴り声に彼女は人差し指を立て、「御静粛に」と小さく呟いた。
「彼が何かしようとしたので、私の能力で天罰を与えただけですわ……。その股間に、ね」
「股間……!?」
 竜子は慌てて絵夢を仰向けに転がし、まるで処女をレイプする強姦魔のように彼を押し倒し足を開かせた。
「いやぁ……!」
 絵夢が羞恥の為か頬に手を当てる。
「……パンツ……? 違う、これは……」
 絵夢の股間を白く輝く金属の塊が覆っていた。それは絵夢の男性自身を護るように包み込んでおり、まるでオーダーメイドのようにぴったりと密着している。

170たびびと@GK:2011/04/08(金) 16:43:39
>>169続き

「貞操帯、ですわ」
 みさおが答えを口にし、笑みを浮かべた。
「私の能力、『ソニック天罰!』にかかればこんな事は簡単にできますの」
 彼女は自身のスカートのポケットからいくつかの貞操帯を取り出す。それらは全て純白の材質で作られており、凹凸が無い女性用の物もあった。
「これでその子の股間は一生使えませんけど、安心してください。排泄も清掃も、きちんと出来るような構造になってますから」
 心底楽しそうに笑う彼女の言葉に、絵夢は呻くような声をあげる。
「ああそうそう。一つ忠告しておきますけど、無理矢理取ろうとしたり興奮したりしてはいけませんよ」
 絵夢の声はだんだんと大きくなり、それは誰が聞いても苦しみに声をあげているとわかるような悲鳴へとなった。
「ぴったりのサイズの物を装着していますから……中の大きさが変わると、あまりの痛みに発狂してしまうかも」
 その言葉に反応し、竜子が勢いよく飛びかかろうとする。しかし彼女が立ち上がるよりも早く、みさおは竜子の後ろに回り込んでいた。
「無駄ですよ。私の能力は『相手が変態であればあるほど速くなる能力』……あなた達の速度では到底追いつけません」
 竜子は慌てて振り返る。まるで瞬間移動したかのように、みさおはそこに立っていた。
「くっ――!」
「諦めてください。貞操帯はお二人の純潔を守る為の素晴らしい物ですよ」
 みさおは目を瞑り、二人に語りかけるように言葉を続ける。
「純潔とは素晴らしい物です。一点の汚れもなく、高貴なる存在。他人との交わりなど無い、至上の存在」
 彼女は腕を大仰に広げ、笑顔を二人に向ける。
「童貞、処女。あなた達はそれを誇りにし、守り通す義務がありますわ」
 竜子は振り返り、みさおを睨みつける。絵夢は変わらず竜子の足元にうずくまって、ただただ痛みに声をあげていた。
「……絵夢の貞操帯を外してあげて。彼、凄く痛がってるじゃない」
 竜子の言葉にみさおは呆れたように笑った。
「大丈夫ですわ。変態的な事を考えなくなればすぐに痛くなくなります。それに変態的な性癖なんて無くなった方が幸せでしょう?」
 ――話が通じない。
 竜子は奥歯を噛み締める。絵夢が苦しんでいるのに何もできない自分に、苛立ちと共に悔しさを覚えた。
「……こさん……んぐっ……りゅう、こさん……」
 絵夢が息も絶え絶えに彼女の名を呼ぶ。絵夢は苦悶の表情を浮かべながらも顔を上げると、竜子の方を向いて無理矢理笑顔を作った。
「……逃げて……!」
「――っ!」
 竜子は息を呑んだ。今にでもその場に昏倒しそうな絵夢。しかしそれでも、竜子の身を案じて逃げるよう彼女に促した。
 ――竜子さんの事はボクが守るね!
 竜子の脳裏をいつか絵夢に言われた言葉が過ぎる。その言葉に偽りなく彼は今、身を呈して竜子を守ろうと言うのだ。
「……友達だなんて……笑わせないでよ」
 竜子がぽつりとそう呟く。
 友達になれたらいいと思った。彼なら友達になってくれると思った。友達になったつもりでいた。しかし――。
「――友達なら、諦められるわけない」
 竜子は自らに言い聞かせるようにそう言って、みさおを見据える。その視線には明確な敵意。しかしその表情に怒りの感情は見られない。
 ――絵夢が苦しんでいるのに何もできない?
 そんなのただ諦めているだけだ、と竜子は思う。
 竜子は所構わず公衆猥褻を行う絵夢ほどに、自分の事を変態だとは思っていない。目の前のみさおよりも素早い速さで動けるわけでもなければ、特別頭が良いわけでもない。
 ――だけど、それでも。
「……いいわ。私も貞操帯を付けてあげる」 
 竜子の発言に、みさおは訝しげに眉をひそめる。
「その代わり――」
 ――例えどんなに低い可能性であれ、最後まで足掻いてその可能性を手繰り寄せて絵夢を救ってみせる。
 竜子は制服のポケットから彼女の唯一の武器を取り出し、みさおの鼻先に突き付けた。
「竜子……さぁん……」
 絵夢が今にも泣き出しそうな表情を浮かべ、心配そうに竜子を見つめた。
 ――だってそれが、友達でしょう?
「――あんた、一緒にモン○ンしない?」
 PSPの画面が太陽の光を照り返し、そこに映る世界をより一層鮮やかに惹き立てた。

171たびびと@GK:2011/04/08(金) 16:45:01
>>170続き

「……操作方法は大体理解しました」
 みさおはその手の中でPSPを弄くり回しながら画面の中のキャラクターを操る。
 みさおは勝利を確信してか竜子の提案を呑み、共に貞操帯を付けてゲームをしていた。
「……まあ、普通のゲームのようですわね」
 みさおの言う通りMonster○unterには多少際どい格好の衣装があるものの、元来エロティックな要素は無い。それは竜子もわかっていて、変態のHの字も無いそのゲームでこの状況を打開するのは無謀にも思えた。
 ――それでも、ティガ様の素晴らしさを伝えるしかない……!
 竜子はそんな事を考えながら、ゲームを始めたばかりのみさおのキャラクターを連れて冒険へと出発する。しかしさほど時間が経たないうちに、竜子は驚愕した。
「そんな……どうして……!」
 みさおのキャラクターは爬虫類の親戚のような敵モンスターと相対した直後、滑らかな動きにてそのモンスターを薙ぎ倒す。竜子が意図的に操作説明の一部を省略したにも関わらず、その動作は熟練プレイヤーのような華麗さすら併せ持つ無駄の無い動きであった。
「ふふ……言ったでしょう。『理解しました』と」
 みさおは笑みを浮かべながら身長程もある大剣を手にしたキャラクターを動かし、次々とモンスターを狩り獲っていく。
「私の能力は『速度を上昇させる能力』。それはなにも、身体の運動能力だけではありません」
 みさおは右手でPSPを操作してモンスターから戦利品を剥ぎ取りながら、左手の人差し指で自身のこめかみを軽くつついた。
「脳内の処理速度、反応速度も上昇し、判断速度が向上する……。あなた方が変態であればある程、私はそれ以上に強くなるだけですわ」
 竜子は彼女の言葉に口を真一文字に結んだ。
 ――隙が無い。
「それにしてもこのゲーム、なかなか爽快ですわね」
 竜子の思惑よりも随分とゲームを楽しみつつ、みさおのキャラクターは先へと進んでいく。そしてその場所に到達するまで、さほど時間はかからなかった。
「これは……この怪物達の親……?」
 ――ティガ様!
 一際大きなその轟竜が姿を見せ、みさおのキャラクターをひるませる。そのままティガレックスはみさおの大剣使いに襲い掛かり、その腹部を盛大に薙ぎ払った。
「……どう? ティガ様の味は」
 竜子が勝ち誇ったように笑みを浮かべる。
 ――ティガ様の攻撃を受ければ流石の風紀委員とは言え――!
「……甘いですわね」
 瞬時にみさおのキャラクターはティガレックスから距離をとり、回復薬を取り出す。
「見たところ敵の動きに無限のパターンがあるようでは無い様子……」
 みさおはティガレックスから距離をとり、その動きを観察していく。
「なら、こうやって相手の動きを見極めてから攻撃すれば……ここですわ!」
 みさおのキャラクターの放つ重い大剣の一撃がティガレックスの横顔に放たれる。その衝撃からかティガレックスは大きく横に吹き飛び、巨体を壁に叩きつけられた。
 初見の敵に対するモン○ンの常套手段。それはみさお自身の観察眼を持ってすれば、最善の手法と思えた。
「止めを刺させてもらいましょう」
 みさおのキャラクターが大きく剣を振りかぶる。

172たびびと@GK:2011/04/08(金) 16:45:39
>>171続き

「――ティガ様っ!」
 瞬間、みさおのキャラクターが衝撃によろめく。
 その隙を突き、ティガレックスが体勢を立て直した。
「なっ―ー! 同士討ち……!?」
 みさおが視点を回転させると、竜子のキャラクターがボウガンを構えているのが見て取れる。
 遠距離射撃に特化した武器。そしてそこに散弾を込めれば、モンスター共々味方を打ち貫くお邪魔武器となり得る非人道的兵器であった。
「ごめん! 手が滑ったぁぁぁ!!」
 続けて何発も散弾を放つ竜子。ダメージは受けないにしろ、衝撃で何度もよろけるみさおのキャラクターにティガレックスの爪が襲い掛かる。
 みさおはギリギリのところでその攻撃を避け続け、ティガレックスと距離を取ろうとする。
「ちょっと……盛大に滑り過ぎですわ!」
 しかしなおも逃げ道を塞ぐように竜子は銃を撃ち続ける。しかしそれも長くは続かない。
「……弾切れ……!」
 残弾ゼロ。そしてその隙を見逃すみさおではない。
 弾幕が止んだその瞬間、振り向きざまにティガレックスを一閃した。そのままティガレックスは力尽きたようにその場に倒れる。
「ティガ様……!」
 竜子のキャラクターはその場から駆けだし、倒れたティガレックスへと駆け寄ってその場にしゃがみ込む。
「……ちょっと、どういうつもりですの……!?」
 普通にゲームを楽しんでいたみさおとしては憤慨を隠せないようだった。普通の友達とそんな事をすれば嫌われるに決まっている。良い子は真似をしてはいけない。
「……ティガ様の魅力を知ってもらいたくて――」
 竜子は力なく答えた。その顔に微笑を浮かべながら。
「――あんたが他人に貞操帯を付けるように無理矢理、ね」
 瞬間。みさおのキャラクターの視界が暗くなる。
 影。
 みさおがそう認識したとき、画面の中のキャラクターは大きな顎に喰らい付かれていた。
「な――っ!」
 みさおはか細い声をあげる。みさおの気付かぬ内に、背後からもう一体のティガレックスが近付いていた。否、それはおびき寄せられていたのだ。竜子のキャラクターによって。
「ふ……ふふ……」
 みさおは笑いながら、PSPを操作する。
「――だから、どうしたっていうの?」
 みさおのキャラクターは立ち上がる。二体目のティガレックスからの攻撃はその体力ゲージをゼロにするまではダメージを与えていなかった。
 そして、みさおは笑みを浮かべる。
「楽しいゲームですわね。事あるごとに邪魔されるのは気に食わないけれど……でも、それがどうかしたの?」
 みさおは勝ち誇るように言い放つ。魔人としての勝利を確信して。
「こんな嫌がらせがあなたの反撃とでもいうの? それとも貞操帯に感謝する気になったのかしら?」
 みさおは足元にうずくまったまま、時折うめき声をあげる絵夢を見降ろした。
 竜子はバツが悪そうに頭をかきながら、PSPを操作する。
「絵夢の時はこれで仲良くなれたんだけど……やっぱダメかな」
 ――彼女にティガ様の攻撃を受ける被虐心を理解してもらう事はできない。
 元々竜子の性癖と絵夢の性癖は、被虐という点において共通項があったのだ。だから竜子はその共通項が無い場合、みさおにティガレックスに痛めつけられる素晴らしさを伝え切れない可能性もあるのではないかと不安を抱いていた。
「これで終わりですわ。楽しいゲームは終わり。今日からあなた達も貞操帯に包まれた生活を送るの」
 みさおのキャラクターは大剣を大きく振りかぶる。溜め攻撃。必殺の構え。
 しかしそれと同時に、みさおは画面の中の異変に気付いた。

173たびびと@GK:2011/04/08(金) 16:46:14
>>172続き

「……これは……!?」
 画面内のティガレックスに、電気のような物が走っているのが見えた。
「――シビレ罠。これでティガ様は、動けない……」
 先程、先に倒れたティガレックスに駆け寄った竜子は罠を仕掛けていた。その倒れた巨体に隠れるように、触ったモンスターが行動不能になる罠を。
 なぜなら竜子は、予測していたのだから。みさおがティガレックスの魅力を理解できない事態を。
「ふ、ふふ……。協力してくれたってわけね? 私達良い友達になれそうですわね」
 笑いながら話しかけるみさおに、竜子は彼女を見下すように感情の無い瞳を向けた。
「……『純潔』」
 竜子は目を瞑る。
「あんたさっき言ったわよね。『一点の汚れもなく、高貴なる存在』」
 みさおは竜子が何が言いたいのかわからず、彼女の言動の成り行きを見つめている。
「そうであればあなたの目の前のティガ様……彼こそが『純潔』って言うんじゃない!?」
 みさおは驚愕にその目を見開く。
「その子はまだ何も攻撃を受けていない『一点の汚れもない』存在よ。つまりあなたが賛美する『純潔』! にも関わらず、あなた自身の手でそれを切りつけ貫こうって言うの!?」
 みさおは力が抜けたように、ふらりとその場に尻餅を着いた。しかしゲームのキャラクターは溜め動作を行ったまま、剣を振りかぶっている。
「そ、そんな……。で、でも……べつに……これは……性行為とかでは……」
「本当にそう思っているの!? 誰も踏み入れた事の無い雪の上を、あんたが、あんた自身が踏み荒らすっていうの!?」
 竜子は身ぶり手ぶりを付けながら、まるで演説でもするかのようにみさおに語りかける。
「抵抗も出来ないティガ様を一方的に凌辱し、処女を散らし、童貞を奪い、純潔を取りあげて……ずっとその純潔を守って来たって言うのになんて可哀そうなティガ様……!」
 みさおは竜子の言葉にガクガクと肩を震わせる始める。
「違う……私は……違う……そんな事……」
 みさおは視線を泳がせながら、必死にその言葉を否定しようとするが、あまりの動揺に言葉が出てこない。
「今ならまだ戻れるわ。やめなさい! ティガ様に手を出すと……あなたもそんな変態的な性癖を身につけちゃうわ!」
 みさおは頭の中で何度もその言葉を反芻する。彼女の能力『ソニック天罰!』。自身の限界を超えて押し上げられた反応速度で、何度も何度も竜子の言葉の意味を考えてその答えを導き出す。
「……いいえ、攻撃しますわ! そうやって敵への攻撃を止めさせるのがあなたの狙いでしょう!?」
 みさおはティガレックスを攻撃しようとPSPのボタンを押し潰す。
「違うわ! やめて!」
「もう遅いですわ! 私は……攻撃するっ!!」
 衝撃音。
 そして――叩きつけられる、ティガレックス。
「……ほら、見なさい! 何てことはない……私が変態性癖に目覚めるだなんて、そんな事はありませんわ!」
 みさおのキャラクターは攻撃を続ける。
「ふふ……純潔だなんて、面白い例えですわね! こうやって、こうやって……!」
 次々と繰り出される攻撃に、ティガレックスはその身を削り、体液をまき散らして暴れまわる。
「こうする事で、純潔を散らす……!? そんな、こんな楽しい事が……」
 そこまで言って、みさおの言葉が止まった。
「――気持ち良いんでしょう? 自分が守ろうと思った、守らなくてはいけない物を……『純潔』を自分の手で奪い取るのは……」
 みさおは息を荒げながら、竜子を見つめる。竜子は愕然とした様子のみさおを見つめながら、笑った。
「その『背徳感』、気持ち良い? ……私達、案外良い友達になれそうね」

174たびびと@GK:2011/04/08(金) 16:46:40
>>173続き

 ――考え過ぎ。
 竜子がみさお対してとった戦略はその文字通りの意味だった。
 相手の反応速度が上がり、自分の何倍よりも思考速度が上がるというのなら。それを逆に利用してやればいい。
 ネガティブシンキングとはつまり、無限の可能性を考慮に入れるという思考。相手が頭が良ければ良い程、不安に対して弱くなる。
 「変態になるから止めろ」という言葉を発する事で、竜子はみさおに対して逆説的に性癖の開花を促したのだ。
「そんな……馬鹿な……私が……変態ですって……!?」
 竜子はその言葉に頷く。実際はそこまで変態に成りきったというわけでもないだろう。しかし、だからと言って竜子はその攻撃の手を緩めない。
「純潔を散らす事に快楽を見出してしまったあなた自身が一番わかっているんでしょう? 昨日までのあなたなら攻撃なんて出来なかった。相手の純潔を散らすだなんてそんな事……できなかったのよ」
 口からの出まかせだ。そもそも竜子は彼女の純潔に対する思いをほとんど理解していないし、昨日までのみさおの事など知らない。
 しかし頭の回転速度が格段に上昇しているみさおにとって、その言葉は自己催眠にも似た呪いとなって自らに襲い掛かる。
「そんな……私は……どうしたら……」
 項垂れるみさおの肩を、竜子が優しく叩いた。
「……自分に嘘は吐かなくていいの。自分を解放してみて?」
 竜子は優しく彼女に語りかけた。
 
 みさおはしばらくの間考えた後、ゆっくりと口を開く。
「……わかりましたわ」
 みさおは憑き物が落ちたようにスッキリとした表情を浮かべた後、竜子に対して笑顔を向けた。
「これからは……」
 みさおは立ち上がる。
「守った純潔を奪い、散らして生きていく事にします!」
 みさおは拳を突き上げ、高らかにそう宣言した。
 ――傍迷惑な変態が出来てしまった……。
 絵夢を助ける為とは言え、竜子は少し後悔する。
「あの……お姉さま」
 竜子の思惑を他所にみさおは彼女の両手を取り、握り締める。初めて呼ばれるその単語に竜子は眉をひそめた。
「お姉さまは……処女ですよね?」
 竜子の背筋を嫌な予感が駆け抜ける。それと同時に、竜子の股間に密着していた貞操帯が一瞬で外された。
「い、いやぁ……それはどうだったかなぁ……」
 竜子はみさおから目を逸らすが、みさおは更にその身体を密着させる。
「ふふ……恥ずかしがっちゃって可愛い♪ お・ね・え・さ・ま」
 みさおが竜子の耳元で囁く。竜子はゾワリとした触感に身の危険を感じて、慌てて叫んだ。
「絵夢! ちょっと絵夢!? 助けて! 事態が悪化したー!」
 商店街の一角にて肌を寄せ合う女子高生が二人。そして、その足元では一人の少年が貞操帯に締めつけられる快楽に悶え、断続的な喘ぎ声を洩らし続けているのであった。

175たびびと@GK:2011/04/08(金) 20:35:35
【4ターン目開始時処理】
ターン開始時発動の能力を処理します。

PC
・ツッコミ85% →54成功 移動先C3
 →夢野、白刃、態変、端道、新島、絵夢のアナルにツッコミ!
・ねずたん50% →97失敗
・霧咲紅刃60% →46成功
・原始性人50% →6成功 ウホホホウホーウホホッホホホウッホホ ウッホホホ

NPC
・慈衛 恵90% →46成功
・勃起崎ペニス75% →3成功 ギャアアアC3って9人もいんだぞ、全員精神−1かあ!
 これは……最終ターン休み確定したキャラ多すぎるので何か救済する。
・ジ・アンカー80% →17成功 調教パート開始時、誰も見てないのに勝手に脱ぐぞ!
・都条 レイ80% →96失敗 ちょっ……幹部wwwwww

176たびびと@GK:2011/04/08(金) 20:38:47
【移動処理】
4ターン目の移動を処理しました。
tp://ashitamomataikiteitai.web.fc2.com/map_4t_aft.html

各キャラクターの調教希望ターゲットは以下の通りです。

■A2
ねずたん(襲撃待ち)

■B3
しんのすけ →粛清ビートル君1号
白刃、子虎、想ニ、MW絵夢 →みさお
クオリア(襲撃待ち)

■B4
ツッコミ、織原 →すごくいいこ

■B5
陳(襲撃待ち)

■C3
梅子、色部 →井本なる
夢野(襲撃待ち)
SASUKE(襲撃待ち)
態変(襲撃待ち)

■C4
錐、新島 →ザウサー

■D3
埴井、架神、原始、紅刃 →トチジ
愛々(襲撃待ち)

■D4
端道 →マスターカオス

■E2
亀井 →有夢
湯張(襲撃待ち)


また、精神の回復も処理しました。
現在のステータスはステ管画面(tp://www43.atwiki.jp/abnormald/pages/132.html)
をご確認ください。

177たびびと@GK:2011/04/08(金) 21:16:56
【移動処理】
4ターン目の移動を処理しました。
tp://ashitamomataikiteitai.web.fc2.com/map_4t_aft.html

各キャラクターの調教希望ターゲットは以下の通りです。

■A2
ねずたん(襲撃待ち)

■B3
しんのすけ →粛清ビートル君1号
白刃、子虎、想ニ、MW絵夢 →みさお
クオリア(襲撃待ち)

■B4
ツッコミ、織原 →すごくいいこ

■B5
陳(襲撃待ち)

■C3
梅子、色部 →井本なる
夢野(襲撃待ち)
SASUKE(襲撃待ち)
態変(襲撃待ち)

■C4
錐、新島 →ザウサー

■D3
埴井、架神、原始、紅刃 →トチジ
愛々(襲撃待ち)

■D4
端道 →マスターカオス

■E2
亀井 →有夢
湯張(襲撃待ち)


また、精神の回復も処理しました。
現在のステータスはステ管画面(tp://www43.atwiki.jp/abnormald/pages/132.html)
をご確認ください。

178たびびと@GK:2011/04/08(金) 21:17:37
間違えちゃった。内容は同一です

179たびびと@GK:2011/04/08(金) 21:36:45
【調教パート開始時処理】
このタイミングで発動する能力を処理します。

PC
・端道賢午75% →80失敗
・錐 希美80% →3成功 ザウサー、双頭ちんこに
・霧咲 想ニ85% →69成功 コピー
 →きゃあ!えっちっ!!80% →46成功 性器消失

NPC
・貝開院くぱ85% →31成功
・桜木 姦姦80% →5成功 帝王が雌触手レイプされたーっ!
・魔法痴女80% →46成功 「みんなでトチジとセックスするッピュ!」
・へこみちゃん85% →22成功 ズボォォ いきなり、みさおのアナルがあー!
・素五苦 胃居子70% →84失敗
・有夢 莉莉80% →89失敗
・絶対禁欲少女みさお90% →74成功 「汚物は封印ですわー!!」

180たびびと@GK:2011/04/09(土) 00:17:00
【調教パート(4T)】

■しんのすけ →粛清ビートル君1号

・行動順 10+6 6+2
・しんのすけの調教76% →76成功
 シチュエーションなし
・しんのすけ&パンツ SP+25 精神−1
・果たしてしんのすけは、機械を再誕させられるのか?判定はT終了時

■白刃、子虎、想ニ、MW絵夢 →みさお

・ちょっと早いですが、MAP位置の都合により本日のヤマ
・「何人で来ようと同じことですわっ!」
・行動順 10+4 10+3 8+1 8+3 10+5 みさお→白刃→子虎→絵夢→想ニ
・みさおの反撃60% →69失敗
・白刃の調教75% →40成功
 シチュエーション>>138 5点
 (えええー。オリハルコン破壊しちゃいますか。反則くせー。カッコイイけど。)
・白刃 SP+40 精神−1
・子虎、想ニ、MW絵夢は襲撃待ち
・「……こ、これで終わったと思わないことですわね!。・゚・(ノД`)・゚・。」

■ツッコミ、織原 →すごくいいこ

・行動順 8+5 10+6 6+2 織原→ツッコミ→いいこ
・織原の調教93% →10成功
 シチュエーション>>163-168 25点
 (伏線張ってタネ明かしとかwwwシチュエーションの枠を超えているwww
 穴兄弟判定を利用して鏡子を絡ませるとか、隙がなさすぎる! なんだ、もう、スゲエ!
 完全に教団を手足にしてるしw……でもコレ、最終的に調教されてるの慈衛先輩だよね!)
・織原&慈衛 SP+30 精神−1
・ツッコミは襲撃待ち
・いいこが食べられちゃう(ウミガメ的な意味で)判定はターン終了時

■梅子、色部 →井本なる

・行動順 8+2 2+6 6+1 梅子→色部→いもうと
・梅子の調教65% →92失敗
 シチュエーション>>134 10点
 (ゲエーッ、なんて完璧な論理展開なんだー!!!!! しかし哀れだな……)
・色部の調教85% →73成功
 シチュエーション>>147 10点
 (ゲエーッ、これも理論的にはアリだ!)
・井本の能力100% →成功 井本なるは、色部の妹になった!
・梅子 精神−1
・色部 SP+25 精神−1
・なんか……おめでとうございます!!

■錐、新島 →ザウサー

・「帝王はイカぬ!」ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
・行動順 8+6 0+1 4+3 錐→ザウサー→新島
・錐の調教117% →成功
 シチュエーション>>150 20点
 (触手込みなのにあっさり「三人娘」表記されてるところに何かほっこり。
 ザウサー無力化の方法は綺麗です。ホントこのパーティは愉快。がんばれ万罪!)
・錐&万罪&三人娘 SP+40 精神−1
・新島は襲撃待ち

■埴井、架神、原始、紅刃 →トチジ

・本日第二のヤマ。どうなる東京都!
・「天罰だな。変態性欲は一回洗い落とす必要がある」
・行動順 8+4 8+2 6+1 8+5 4+5 紅刃→埴井→架神→トチジ→原始
・紅刃の調教63% →29成功
 シチュエーション>>153 10点
 (いつも出てくる「見知らぬ一室」ってどこにあるんだww
 なるほどこれは暴力が性癖である事の有利な点ですな。
 魔法痴女による同マス乱交状態は、逆にマイナスに働くかもしれないw)
・紅刃&乙杯雅 SP+40 精神−1
・埴井、架神、原始は襲撃待ち

■端道 →マスターカオス

・行動順 4+3 4+2 端道→うんこ神
・端道の調教89% →43成功
 シチュエーション>>136 10点
 (骨こそが死の象徴ってのは素直に納得。)
・端道&片平 SP+25 精神−1

■亀井 →有夢

・行動順 2+2 8+4 有夢→亀井
・有夢の反撃40% →26成功 亀井の精神−1
・亀井の調教90% →91失敗
 シチュエーション>>157 15点
 (警官wwwお前が優勝だwwいやーそれにしても普通に良い話になりつつある。
 とはいえまあ、亀井も元来百合の亜種だと思うし、自然な流れですかね)
・亀井 精神−1
・なん……だと……。

181たびびと@GK:2011/04/09(土) 00:22:55
ちょっと土日は処理がほとんどできないと思いますので、
襲撃の処理(16人もいる……)は気長にお待ちください。

今のうちにSSイラストとか書いてポイント溜めると良いと思うんだっていうか
GKが嬉しいだけなんだ……。

182たびびと@GK:2011/04/11(月) 22:40:05
【襲撃の処理(4T)】その1

■ねずたん

・アバターメイキング6 1 5 6
 (ショートカット、リボンブレザー、Eカップ、くまさんぱんつ)
・行動順 4+6 4+3 ねずたん→風紀
・ねずたんの調教90% →62成功
 シチェーション>>143 5点
 (いよいよ世界観がワケわかんなくなってきたww しかも、この展開は……
 ねずたんが女の子になる瞬間《とき》は近いのかーっ)
・ねずたん SP+10 精神−1

■クオリア

・アバターメイキング2 2 4 2
 (おさげ2本、ネクタイブレザー、Dカップ、縞ぱん)
・行動順 6+3 4+2 クオリア→風紀
・クオリアの調教45% →10成功
 シチュエーションなし
・クオリア SP+10 精神−1

■陳

・アバターメイキング4 1 4 6
 (みつあみ、リボンブレザ−、Dカップ、くまさんぱんつ)
・行動順 4+4 4+1 陳→風紀
・陳の調教65% →43成功
 シチュエーションなし
・陳 SP+10 精神−1

■夢野

・アバターメイキング6 5 1 4
 (ショートカット、セーター制服、Aカップ、りぼん付ぱんつ)
・行動順 10+1 4+5 夢野→風紀
・夢野の調教55% →16成功
 シチュエーションなし
・夢野 SP+10 精神−1

■SASUKE

・アバターメイキング5 2 3 1
 (セミロング、ネクタイブレザー、Cカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 0+5 4+2 風紀→SASUKE
・風紀の反撃25% →35失敗
・SASUKEの調教75% →92失敗
 シチュエーション>>145 0点
 (初めて、性癖とSASUKEの関連が語られた! つまり、SASUKE制覇欲に
 とりつかれて周りが見えないド変態だと……! 全身SASUKE化って何だろう……
 悟りみたいなものか? しかしそれはそれとして全く調教行為ではないのであった。)
・SASUKE 精神−1

■態変

・アバターメイキング2 5 6 4
 (おさげ2本、セーター制服、Fカップ、りぼん付ぱんつ)
・行動順 2+4 4+3 風紀→態変
・風紀の反撃35% →100失敗
・態変の調教65% →7成功
 シチュエーションなし
・態変 SP+10 精神−1

■キざみ

・アバターメイキング1 2 4 3
 (おかっぱ、ネクタイブレザー、Dカップ、ドット柄ぱんつ)
・行動順 6+3 4+4 キざみ→風紀
・キざみの調教75% →44成功
 シチュエーションなし
・キざみ SP+10 精神−1

■湯張

・アバターメイキング4 3 2 1
 (みつあみ、白セーラー、Bカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 4+1 4+4 風紀→湯張
・風紀の反撃40% →86失敗
・湯張の調教75% →29成功
 シチュエーションなし
・湯張 SP+10 精神−1

183たびびと@GK:2011/04/11(月) 23:58:04
【襲撃の処理(4T)】その2

■子虎

・アバターメイキング1 1 6 6
 (おかっぱ、リボンブレザー、Fカップ、くまさんぱんつ)
・行動順 10+3 4+4 子虎→風紀
・子虎の調教94% →90成功
 シチュエーション>>148-149 15点
 (姦くん、うっかりレイプにしてはえらい丁寧だw しかし「貞操帯があるなら裏側から」てのは
 盲点でした! 力技だけど、これ何気に最適解なんじゃないか……? なお、一般の風紀委員でも
 普通に大ダメージですね、こりゃ)
・子虎&姦 SP+10 精神−1

■想二

・アバターメイキング3 4 6 1
 (おさげ1本、黒セーラー、Fカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 8+6 4+6 想ニ→風紀
・想ニの調教101% →成功
 シチュエーション>>160-161 10点
 (個人的な感想だけど、へこみちゃんはかわゆすなあ。いきなりアナル突っ込まれるみさおたんも。
 んで、性器を自ら消失させるってのは異次元の回答ですな。それで貞操帯が外れるのは
 無理かもしれんけどw )
・想ニ&めしべ&へこみ SP+10 精神−1

■MW絵夢

・アバターメイキング3 3 6 4
 (おさげ1本、白セーラー、Fカップ、りぼん付ぱんつ)
・行動順 8+5 4+4 絵夢→風紀
・絵夢の調教95% →62成功
 シチュエーション>>169-174 5点
 (相変わらず愛を感じる良作で……。しかもほとんど竜子メインでモンハンww 絵夢はほぼ
 喘いでるだけww)
・絵夢&竜子 SP+10 精神−1

■ツッコミ

・アバターメイキング1 4 4 2
 (おかっぱ、黒セーラー、Dカップ、縞ぱん)
・行動順 8+3 4+5 ツッコミ→風紀
・ツッコミの調教70% →71失敗
 シチュエーション>>137 5点 
 (えーっ違うの!)
・ツッコミ 精神−1
・Oh……

■新島

・アバターメイキング4 2 5 5
 (みつあみ、ネクタイブレザー、Eカップ、水玉ぱんつ)
・行動順 0+3 4+2 風紀→新島
・風紀の反撃25% →26失敗
・新島の調教55% →69失敗
 シチュエーション>>155-156 0点
 (いきなりテンガが出てくるのは反則ww笑いましたw いやー北斗の拳は一般教養ですよね。
 ははは、すみません…… ※未読 んで、これは残念ながらザウサー以外だと成立しませんね……)
・新島 精神−1

■埴井

・アバターメイキング1 4 5 3
 (おかっぱ、黒セーラー、Eカップ、ドット柄ぱんつ)
・行動順 8+4 4+1 埴井→風紀
・埴井の調教85% →38成功
 シチュエーション>>139-142 0点
 (僕はこれだけはお伝えしておかなきゃならないのですが、マジで大爆笑しました!
 都知事のムスコ達とか杉田尚風とか秘所の奥の義とか色々もうねww
 ……が、それはそれとして、女性である一般風紀相手にはさすがに通じませんですね)
・埴井 SP+10 精神−1

■架神

・アバターメイキング1 6 2 3
 (おかっぱ、ブラウス制服、Bカップ、ドット柄ぱんつ)
・行動順 8+4 4+6 架神→風紀
・架神の調教115% →成功
 シチュエーション>>144 0点
 (山川草木悉有女子高生ww まあその通りなんだけどなんという単語か。
 そうか、校則が、条例がどう改正されようが、それが女子高生である以上は一様に素晴らしい、か……
 しかし、なんでまた必ず、女子高生化した男を抱くのは乳ニの役割なんですかw
 景色がちっともレズにならないんですけど!)
・架神&貝開院家 SP+10 精神−1

■原始

・アバターメイキング1 1 1 2
 (おかっぱ、リボンブレザー、Aカップ、縞ぱん)
・行動順 8+2 4+1 原始→風紀
・原始の調教115% →成功
 シチュエーション>>159 5点
 (小学生で! 都知事はさすが作家すなあ……。ていうかそんな状況冷静に分析すんなw)
・原始&痴女 SP+10 精神−1

184たびびと@GK:2011/04/12(火) 00:03:51
【調教パート終了時判定】

・織原 夕美子60% →74失敗
・しんのすけ60% →88失敗

【穴兄弟判定】
このターンは感染該当者なしです。
うーんざんねん

185たびびと@GK:2011/04/12(火) 00:05:40
4ターン目終了です。
最終ターン開始まで、しばしご歓談ください。

186たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:16:57
<<ここから5ターン目>>

187たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:17:30
■キャラクター名
白刃 霞

■移動先
C3

■調教ターゲット
世界

■精神の回復


■能力の使用
限界まで飛ばすぜ!!

■シチュエーション
変態が丘の中心部、寺院のさらに中心において一人の漢が勃起していた。
既にその姿、一糸纏わぬ雄雄しき裸体。地に落ちるは能力を抑制するための聖骸布(褌)。

「―――悪いな、姦崎電波(クソジジイ)協定を守るのは此処までだ。
 運命が、世界が私に止まれと言うならば遥か後ろに置き去るのみ、何も難しくはあるまい。
 それに『イクぞ風紀委員―――母体の貯蔵は十分か』と言った以上有限実行せねばならんしな。」

この変態が丘に降り立ち初めて、その右手を己の陰茎へと添える。
―――両の足を肩幅より少し広めに据え、腰を静かに落とす。

「それに『萎』が復活するとなれば『命乞い』をせねばなるまい。
 ただし、私の『命乞い』はちょっとした大魔法だがな。」

―――古来より、呪術師が行う『雨乞い』
世界各地の至る所で行われ最も重要かつ、大規模な儀式である。

山野、特に山頂で火を焚き、鉦や太鼓を鳴らして大騒ぎする。水神が住むとして清浄を保つべき湖沼などに、
動物の内臓や遺骸を投げ込み、水を汚すことで水神を怒らせる。石の地蔵を縛り上げ、あるいは水を掛けて
雨を降らせるよう強請する。霊験あらたかな神水を振り撒いて雨を模倣する。あるいは火を焚いて煙で雲を
表し、太鼓の大音量で雷鳴を真似て実際の雨を誘うなど、様々な種類がある。

しかし、確実に成功させるための秘訣は『雨が降るまで絶対に諦めないこと』に集約される。

白刃が行う『命乞い』も同様。『雨』ではなく『新たな生』が宿るまで続けられる。
そして『新たな生』を宿すべき対象は、全風紀委員であり、運命であり、世界である。

「自慰行為(理想)が本番行為(現実)に劣ると誰が決めた?その身で経験するが良い。
 私は己の理想のために世界に新しい概念を孕ませ、そして誕生させる。イクぞ世界。」

―――場の空気が一変する。聞こえる音は白刃の息遣いのみ。その音も無に消えそして紡がれる。

「体は剣で出来ている。血潮は精子、心は硝子。
 幾たびの戦場(エロゲ)を越えて不敗。
 ただ一度の敗走もなく、ただ一度の理解もされない。
 彼の者は常に独身 剣の丘で酒に酔う。
 故に、生涯に意味はなく。その体はきっと剣で出来ていた。

 ――――――unlimited lifes works」

―――詠唱とともに高速否、神をも超えた速度で動く右腕。
天を超え宇宙を衝く怒涛の精液、対する反動で両脚が減り込み亀裂する地表。
その結果が、変態が丘全域に降り注ぐ『白き雨』。そうして彩られた『白き世界』。

「ご覧の通り、貴様が挑むのは無限の精液。射精の極地!恐れずしてかかってこい!! 」

唯の一度も止まる事無く、更に勢いが加速する射精。緩まぬ右手、揺るがぬ意思。

「覚えておくと良い。私の次の通過点は『射精という概念』になることだ。
 最後に一つだけ。―――別に、世界を調教してしまっても構わんのだろう? 」

188たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:18:32
■キャラクター名
ねずたん

■移動先
A2

■能力の使用


■シチュエーション
杏は何をしてるんだろう・・・。
彼女はぼんやりと霞む意識の中で、ふとそんなことを考えていた。彼方を見れば、そこには萎がいる。
「ああ、杏は誰かに認めてもらおうと頑張ってきたけど、結局、何者にもなれなかったんだ」
恐るべき大妖怪萎の復活。その能力の影響を受け、杏のリビドーは萎縮していた。
『なに言ってんだこいつ?』
声は聞こえども、もはや杏には彼らの姿を見ることはできない。心地よい夢から醒めた少女にとって、今、目の前にある現実は、あまりにも受け入れがたいものであった。
『あれのせいでしょうね』
もし、彼女がその夢魔の姿を見ることができれば、それがあの「萎」に顔を向ける姿が見えたことだろう。

『しかし、すごい能力(ちから)だ・・・。この私でさえも・・・あの存在を目にすると、さすがに萎んでしまう・・・! たったの2発ですかぁ・・・。この上玉を前に、こんなところで力尽きてしまうのは非常に悔やまれる・・・!』
『うおぅ・・・。ひでぇな・・・。たった2発でそんなになっちまったのか・・・。』
『あなたは見ない方がいいですよ・・・。距離があるから大丈夫と・・・この私としたことが、あまりにも軽率。甘く見ていましたよ。萎の能力を』
『おまえをそこまで追い込んじまう、その能力ってのにも、ちょびっとは興味あんだけどなぁ。まぁ、仕方ねえわな。そんじゃ、おれっちは第3ラウンドといかせてもらうぜ』
ああ、こいつらは何を言ってるんだろう。口腔を満たす鉄の臭い。
悔しいなぁ。こんなやつらに騙されてたなんて・・・。
どこから夢で、どこから現実だったのか。あるいは全ては、こいつらが見せた夢だったのか。
キラキラと日の光に晒され輝く肢体。腹部を圧迫する不快な異物感。
犯されてるんだ、杏は。
それを理解するのに時間はいらない。むしろ、頭は澄み切っている。自分はなんてバカなことをしてたんだろう。
『うんともすんとも言わねえのな』
『萎えてしまったんですよ。せっかく、私たちが見せた夢も、この様子では醒めてしまったようですね』
『ち・・っ! おいおい・・・ダッチワイフじゃねえんだからよぅ、ちったぁ啼けよ、おら!』
(う・・・っ・・)
激しくなる。けど、こいつらの思い通りになってたまるか。
『おらおらっ!』
『私、ちょっと今きてますよ。こういう、味気ない反応も、中々に・・・そそる・・』
『お、元気になったか? そんじゃ、おまえも混ざれ混ざれ』
彼女は、ふたなりという中途半端な自分が嫌いだった。両親や周囲の誰からも認められない、そんな自分が大嫌いだった。
萎によってリビドーが抑えられてなければ、彼女もその責め苦に耐えられたかも知れない。夢の中で幸せなときをこれからも過ごせたかもしれない。
しかし、もはや夢は醒めた。リビドーで覆い隠してきた嘘や偽りは、現実という景色を前にして、悪夢へとその姿を変えた。
苦痛。恥辱。情けなさ。それらが、心の淵から溢れ、渦巻いたとき、彼女が今まで大切だと思っていた多くのものが、まるでデキの悪いガラス玉のごとく砕け散った。

――もう何にも見えないや。
――お父さん、お兄ちゃん。ごめんなさい。杏がバカだったんだよね。こんなのに唆されて、喜んで、奪われてさ。
――お父さんはきっと、はじめから杏のことは全部、分かってたんだよね。杏自身が、見て見ぬ振りして今の今まで気づかなかったのに。やっぱり、お父さんは、違うや。
――さようなら。

『ぉぃ・・・こぃっ・・・!』
『まさか、自決したのですか・・・!?』

真っ暗に歪む視界。死へと誘う影がそこに見えた気がした。

189たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:19:11
>>188続き

萎が現れたとき、杏には最早、そのアブノーマル性を支える力(リビドー)が残っていなかった。
彼女からアブノーマルが取り除かれたとき、後に残ったのは、無垢な精神性だけであった。
彼女は限りなく、ただの少女と化した。どこにでもいる普通の女の子。普通に恋をして、普通に人を愛する。彼女の父親がそう望んだように。

彼女の中で起こった、心の変化は大きかった。彼女は夢に冷めたのだ。
冷め切った目で見た景色を前に、彼女の頭はくらくらとした。自分の体を蹂躙する、その得体の知れない何かを、彼女はその心全体をもって不快として受け止めた。妖精であると思っていたそれが、インキュバスとして彼女の中で再定義された。

嫌だ、嫌だ、イヤだ。彼女は抗った。しかし、心とは別に快楽を知る体は、否応なく、彼女を責め立てた。全身を震わし、染め上げる快に、彼女の心はギシリと悲鳴を上げた。
イヤダ、イヤダイヤダ。イヤダ。
イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ

190たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:20:34
>>189続き

イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ、イヤダ











死神が微笑んだ。
それに気づいたとき、彼女には、何の躊躇いもなかった。
ああ、そんな方法があったんだ。
今までの彼女なら、そんなことは考えもしなかった。快楽に抗うという発想自体がない。
以前の彼女にとって、快楽を拒む理由はなく、快楽は快楽として受け入れるものであった。
しかし、萎が現れた今は違う。(あるいは、彼女の心は完全に萎に飲まれてしまったのかも知れない)

彼女は、その甘き死の選択を、唐突にそして純粋に受け入れることができた。
夢から覚めるように、それは、簡単なことだと彼女は思った。

191たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:21:39
■キャラクター名
オッペケペ梅子

■移動先
C3

■調教ターゲット
大妖怪萎

■精神の回復


■能力の使用
する

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
風と共に舞い上がり服を脱ぎ飛ばし始める梅子。
萎復活に至って彼女の戦術はいつも通りだった。

いや、それはおかしい。萎の影響で誰もが性癖を披露する事すら困難だったはずではないか!!

「ああー、女の格好して徘徊するのすごいたりぃでごわす。もう全部脱いでオッサンに戻りたいでごわす」
『何ィ…コノ女ハワガチカラノエイキョウニアラガウコトナクウゴケルヘンタイナカッ』

そう、梅子の能力の根源にあるのは『ただのオッサンに戻っていく事へのチラリズム』。
萎によって変態としての戦闘意志を失ってもなんら行為に変化は無いのだった。

『オノレェ、ナラバソノヌイデイクセイヘキヲクラッテクレヨウゾ』

萎が梅子に対しての脱ぐ解放感への意志を消していく。

「んー、これ以上脱ぐのもめんどいわねぇ。このままでいいか」

本性を現すのも面倒になった梅子、後には風に吹かれパンチラする美女が残された。
本性を現そうとする意志を失った梅子は延々と下着を見せ続け怪しげで魅力的な股間をさらし続ける。

「いやーん、エッチな風でパンティが見えちゃうわ!」
『ドウアガイテモヘンタイカコヤツハァツ!何カ相手スルノ嫌ニナッテキタ…ハッ、コノ萎が畏レテイルトイウノカ!?』
「アイツが出てきてからもう何もかも面倒ね。
もう調教されてギブアップしちゃいたいわ。
ねえ、そこの巨大触手さん。私をた・べ・て?」

風に乗り中途半端に服装を乱れさせた状態で萎の中に飛び込む梅子。
萎は梅子の性欲を消し去る事で変態行為を持続させてしまうというパラドックスに陥ったまま答えを見つけ出せず…。

『ノォォォォー!!!!』
梅子が飲みこまれた部分の触手が丸ごと爆発し消滅した。
萎が梅子の性欲と性癖を理解しきれず拒絶したのだった。

「…やったか?」

見ていた一般変態からあがる確認の声。やったのだろうか?やってるといいな。

192たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:22:02
■キャラクター名
藤見筆三

■移動先
C4

■調教ターゲット


■シチュエーション
すまない…シチュエーションが思いつかないんだ…本当にすまない…

193たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:22:51
■キャラクター名
架神恭介

■移動先
C3

■調教ターゲット


■能力の使用
常時使用中

■シチュエーション
「うッ……! な、なんだ……!」
 その異変に始めに気付いたのは、女子高生の架神恭介のケツに女子高生の一物を挿し込んでレズセックスに勤しんでいた女子高生の開貝院乳二であった。
 ――勃たないのである。
 彼の、女子高生の一物が……!
 そして、あれだけ好きだった女子高生のレズセックスに対する欲情も消え失せていく。
 架神恭介の女子高生のケツに挿入された一物は憐れな女子高生の如くに萎えしぼみ、もはや機能を果たせぬ女子高生である。一方、女子高生の架神はといえば、乳二の女子高生の一物をケツから抜き出すと、すっくと立ち上がって、
「……ふむ。大妖怪『萎』が復活したか……」
 これまで見たこともない真面目な女子高生の顔で言う。
「か、架神……。まさか! お前までが……女子高生への性欲を……!」
「ああ。……まるでない。……女子高生に欲情する気持ちが、まるでない」
「く、くそッ! なんて非道いことをしやがる! こいつから女子高生への性欲を取ったら何が残るってんだ……! お、おいッ、架神、お前、どこへ行く気だ……!」
「フッ……。こうなってしまっては……、オレが行かねばならんだろう?」
 乳二の女子高生な制止に架神はニヤリと笑顔で答え、下半身丸出しのまま、すたすたと近づいていった――。女子高生の大妖怪「萎」の下へと……。
 そして、女子高生の彼は語りかける。
「萎よ……」
「ク、ク、ク……」
 大妖怪「萎」から女子高生の歪んだ笑みが漏れた。
「レイプ……。レイプ……。レイプシテヤッタゾ……。貴様ノ性欲モ、レイプシテヤッタ……」
「…………」
「分カルカ、我ノ気持チガ。コレガ、EDダ……。貴様ガ女子高生ニ無限ノ性欲ヲ抱イテイル時モ……。我ハ人一人モレイプデキナカッタ……」
「…………」
「我ハ、貴様タチ変態ガ羨マシカッタ……。自由ニ欲情シ、自由ニ変態行為ニ耽ル、貴様タチガ……。触手デアルノニ、一人モレイプデキヌ自分ガ、哀シカッタ……」
「…………」
「ク、ク、ク……。哀シイダロウ? 虚シイダロウ? 女子高生ヲ誰ヨリモ愛スル貴様ガ、女子高生ニ欲情デキヌハ地獄ノ辛サダロウ……?」
「…………」
「憎メ、我ヲ憎ムノダ……。世界中ノ変態ヲ憎メ……。サスレバ、貴様モ我ノ仲間トナル。世界ヲEDデ満タシテクレヨウゾ……」
 大妖怪「萎」から発される強烈な憎悪が辺りに漲る。
 だが、架神は――、大妖怪「萎」の巨大な触手の一本に手を伸ばすと、
 ――なんと、それに頬ずりを始めたのである!
「バ、バカナ……! 今ノ貴様ニ性欲ハナイハズダ……! 今ノ貴様ノ目ニ、我ハ只ノ汚ラシイ触手トシカ映ラヌハズ……! ナゼダ……ナゼダ……!」
「萎よ……。お前は勘違いをしている」
「ナ、ナニヲダ……」
「お前は世界を憎む必要などない。……なぜなら」
 架神は触手を、
 穏やかに抱きしめた。
「――なぜなら、お前も世界と同じ、一人の女子高生だからだ!」
「ハ、ハウア……!」
 架神の言うとおりであった――。
 性欲は失われたとしても、そこにあるのはやはり視界一面に広がる女子高生、――女子高生の世界であった。全てが女子高生で、全てが輝いていた……。
「ヌウ……。キ、貴様ノ言ウトオリ、確カニ我モ女子高生デアッタ……。ダガ、ソレデモ貴様ニ性欲ハナイ。我ヲ抱キシメル理由モナイハズダガ……」
「萎よ……。お前は大きな勘違いをしている。オレは女子高生にただ欲情してたわけではない。そもそも、オレは断じて変態ではない。オレは……」
「ナ、ナンダト……!? マ、マサカ……。デ、デハ、コレガ……!!」
「そうだ、これが愛だ……。オレは変態ではない。オレは、ただ女子高生を愛しているのだ。――つまり世界を、女子高生の世界を愛している。だから、萎……。オレは女子高生のお前も愛しているのだよ……。お前はオレをEDにした。だが、EDだって女子高生だ。オレはEDさえも愛している……!」
「コレガ……コレガ……愛……」
「世界は女子高生。世界は愛に包まれている。全てが愛の中にある。全ては女子高生の名の下に平等なのだ」
「ウ、ウワアアアア――!!!!!」
 その時、萎の身体が輝きだした――。


 ***

194たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:23:08
>>193続き


 数日後――。
「全てが、終わったな……」
 河川敷で楽しく遊ぶ子供たちと、その母親の姿を見ながら、開貝院乳ニは感慨深げに言う。
 だが、架神は薄く笑って、「いや――、始まりだよ。これから全てが始まるんだ」と呟いた。
 目の前で遊ぶ男児と女児。彼らは皆、女子高生である。
 そして、彼らを見守る母親も、また女子高生であった――。

 あの時……。
 愛を知った大妖怪「萎」の身体から、莫大な量の妖気が漏れ出した。
 それは世界の全てを不感症にしうる程のものであった。
 だが、「萎」は既に愛を知っていた――。世界の全てが女子高生だと気づいたから……。
 そして、世界は全て不感症となり、全てが女子高生となって……。

「架神、知っているか?」
 乳ニが手元のファイルを見ながら語りかけてくる。
「あの母親、元は酷い児童虐待を繰り返していたらしい。だが、今はあのとおりだ。お前と萎の死闘が全てを変えた。彼らは皆女子高生となり、互いを愛し合っている……」
「…………」
「それだけじゃない。世界中の紛争が止まり、経済格差も是正され、宗教は相互理解を始めた。全てが女子高生に包まれたからだ……。架神、お前が世界を変えたんだよ……」
「…………」
「もちろん、全人類が不感症になっちまったから、あと100年もすれば人類は全滅だ。いや、動植物が消えるのが先だから100年も掛からないだろう。専門家はあと50年程だと試算している。だが、滅びも女子高生だ……。オレたちは、自らの滅びも愛している……。全ては終わったんだ……。ん? オイ、架神。お前、どこへ行く気だ……」
 架神恭介は目の前の女子高生たちに背を向けて――、
「フフッ、いや、こんなに女子高生だらけの素晴らしい世界があと50年ってのもなんだか侘しい女子高生だと思ってな……。オレは旅に出るよ……。女子高生が、不感症ながらも種を残せる術を、オレは探してみる。困難な旅になると思う。でも、希望は見えてるんだ。全ては女子高生だし、みんなが女子高生なのだから。世界中の女子高生が協力すれば、どんなに難しい問題だって、きっと解決の女子高生だと思う。乳ニ、お前も一緒に来るか?」
「へへっ、あったぼうの女子高生よ」
 女子高生の乳ニは女子高生の架神恭介の手を取って、
 そして、彼らは明日の女子高生へと向けて歩き出した――。
  

        完

195たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:23:47
■キャラクター名
子虎励子

■移動先
C3

■調教ターゲット
復活の大妖怪『萎』

■能力の使用
使う

■シチュエーション
性癖・性欲へのレイプ?それはまずい。
せっかく姦くんとの愛を育んで来たのに。
後は頃合を見て新しい恋人を作るだけだったのに!性癖が奪われたら意味無いじゃない!
などと萎への憤りを強くしつつ本体の鎮座する寺院へ向かう。

倒れ伏す人々、案外平気そうな変態どもの中心に浮かぶ萎。
「フハハハハ、マタ現レタカ小サキモノヨ。
キサマ等モレイプシテヤル!テイウカ触手ハ死ンジャウカモ?!」
とのたまう間にも萎の妖気に当てられ姦がグッタリしていく。垂れ下がった触手がまるで萎の縮小版だ。
いよいよまずい。死別じゃ駄目なのに。死んだら全部終わりだ。……おや?終わり?
「あなたレイプレイプって性癖性欲を奪いまくってるけど世界中みーんな奪い尽くしちゃったらどうするの?
もうそれで終わりじゃないの?それ以上レイプ出来なくない?
レイプ能力があっても相手がいなきゃ意味無いわよね?」
馬鹿じゃない?

「レイプじゃ奪うだけだから駄目よ。同じ奪うでも……そう、例えば寝取りなら元鞘もあるわよね?大事よ本鞘。
奪った性癖性欲は再放流。取り戻せた人は大喜び。そこをもう一度奪う。持ち上げて落とすってやつね。
あなたが得る快楽も大きくなるんじゃない?寝取りならレイプと違って快楽を拡大しながら延々循環出来ると思うの。」
性癖とは自分の芯、自己愛の対象。自己愛もれっきとした愛だ。
それを再放流ありで奪われるならそれも立派な寝取られ!全然拡大解釈とかじゃないよ?
ここからは慎重に。NTR癖が公になると後々やり辛い。
あくまで圧倒的強者に対する妥協を装う。
「私たちにとっても一度奪われるのはつらいけど、
自分の性癖性欲の大事さを思い知れるし取り戻せたときの喜びも大きい。悪いことばかりじゃないわ。
あなたも奪いっぱなしじゃお話にならないんだからお互いこの辺りで折り合いをつけるしかないんじゃない?
ね、あなたすっごい大妖怪なんだし頑張ってレイプ能力じゃなく寝取り能力に変えられない?」

196たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:25:23
■キャラクター名
錐希美

■移動先
C3

■調教ターゲット
大妖怪 萎

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
O野つー使用:対象→錐希美 万罪泰造使用

■シチュエーション
寺院、ここでは萎にレイプされたであろう変態たちがそこら中に転がっていた
変態たちの性欲を吸収し続ける萎の妖気はますます膨れ上がっていく
そんな中、希美たち一行は現れた。


「要するにー、あいつをレイプすれば良いんでしょ?」
万罪は頷く
「じゃあ、あの邪魔な妖気を除かなきゃね!」
「・・・。」
万罪は答えられない。どうやって、あの巨大な妖気を消すのだ?
これ以上近付いたら、万罪たちも危険なのだ。

「ねー、万罪くん。……………できる?」
希美が口を開く。いつになく真剣な表情だった
「え?あぁ、それならできる…と思う。」
「じゃあ、私が………するから…………して、そしたら…。」
一呼吸間が空く
「どうなるか分かるよね?」
「!?」
「それは危険すぎる!死ぬかもしれない…じゃない。確実に死ぬ。」
「キャハ、やっぱりー?でも、それ以外思いつかないしねー。」
「や、やめてくれ…頼むから…」
絞り出すような声の万罪
「人生は楽しく刺激的に!がモットーじゃない?男なら覚悟決めろよ♪エンジョイ アーンド…」
「え、……エキサイティング」

ニッコリ笑うと、一言万罪に耳打ちし、希美はソレを抱えて、たった一人萎へと進んでいった

「ちょ…希美ちゃん!何してるの?」
希美を止めようとしたO野を万罪が制止する。

覚悟は決まった


「はいはーい!注目ー!!今から、この希美がコイツをレイプしまーす!!」
「ンン?オ前ガ俺ヲ?ハハ…、ソリャ逆ダ。オ前ハモウ“レイプ”サレテイル。」
触手が股を撫でる
「ソレニ 乾キキッテルデハナイカ 足モ震エテイル ヨクモマア…」

“ドスン”

希美が抱えてきたものを下ろした。
それが万罪と約束した合図だった。

万罪は希美を見た。涙は見せない。まばたきもしない。
そして、ゆっくりと目を閉じ呟く

「百式官能…零の掌」

観音様の掌から放たれた衝撃波が希美とその周辺を襲う。



「グキャー!死ヌ 俺死ヌ グ…グヘヘ耐エタ 耐エタゾ 残念ダッタナ」
それとは対照的に希美は満身創痍でうずくまる

“ボンっ!”

何かが弾け飛んだ
希美が運んできたもの…O野の酸素ボンベが、内圧に耐えきれず破壊された音だ
万罪は最初からボンベ破壊を目的として、奥義を繰り出したのだ

“シュワー…”

ボンベの中から溢れてくる。
気体の酸素ではない、−182℃の液体酸素だ
千年前には存在しなかった物質、触手という触手が凍りつき、壊死し始めた。

「キャハハハ…!どお、なかなかの刺激でしょ?でも、まだまだ足りない!そう思うでしょ?つーちゃん?」
口を歪め、いやらしく笑う
「わ、私の大切なボンベを奪った挙げ句、あんなに囲まれているなんて…。絶対に許せない!いくら希美ちゃんだって許さないんだからー!!この浮気ものー!!!」

液体酸素に着火、これだけは絶対にやってはいけない。
高濃度の酸素はあらゆるものを燃やす。そう、鉄だろうが触手だろうが全てを…

激しい爆発と火柱の中、彼女が叫ぶ
「どう?触手が灰になる感触は?レイプされてるって感じるでしょ?キャハ!楽しい気持ちいい!!サイコーだね♪」

197たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:25:49
>>196続き

「オノレ…」
火がおさまる頃には、萎は人間程度の大きさまで縮んでいた
身を守るために大量の妖気を消費したのだろう
縮んだのはその証しだ

「さて、お仕置きの時間だ…。」
万罪たち3人が詰め寄る
「ア、集マレ…」
街中に散らばっていた妖気が集まる。
「結界ヲハッタ 回復スルマデ近寄ラセナイ モウ封印サレタクナイ。」


万罪は炭化しかけている希美を見た。
充分すぎるほど妖気を削ってくれた。
“ありがとう”心の中で叫ぶ…涙はもう止まらなかった

「ハーレム姉さん、つーちゃん、お願いします。」
姦姦とO野は万罪のチンコを愛撫し始める
互いに一本ずつ丁寧に…
何度もイキそうになるのをこらえる。
性欲を最大限高めるのだ…もっと、もっと高みに

そして、ついに…

「百式官能…禁じ掌」

一体の観音様。その股間には見事な珍宝が2つ
無数の手が萎をわしずかみにし、珍宝の前に引きずり出す

「ヒィ…ヒィ…性欲ガ吸収デキナイ、助ケテクレ」
「安心しろ。仏は慈悲深い。」
珍宝が萎の中に挿入され、内臓をかき回す
「ウギギ…体ガ崩レル。トテモ気持イイ、ラメエェー、イグ!イグ!イッジャウー!!」



大妖怪萎は消滅した。
EDの触手、姦崎萎を残して…
「ひっ…ひぃー、ごめんなさい。ごめんなさい。許して下さい。お願いします。どうか!」
「………。」


『私と同じなの…セックスでしか自分を表現できない可哀想なヤツ。だから、お願い。アイツを助けてあげて…。』
希美が残した最後の言葉。特攻する前に万罪に耳打ちした時の言葉だ

「許す?何を?とにかく俺たちはお前を調教したんだ。」
一瞬間が空く
「だから、もうお前は仲間、友達だ!」
萎に手を差し出す。満面の笑みだ

「さっさと病院に行くぞ!希美ちゃんと、お前のEDを治さないとな。」

おしまい

198たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:26:48
■キャラクター名
SASUKE魔人

■移動先
C3

■調教ターゲット


■精神の回復
10

■能力の使用
する!!

■シチュエーション
=============================================
出会いがあれば別れあり、
夜の桜に浮かれたか、今宵、三度SASUKEが蘇る!
開催予定地に集結したオールスターズを待っていたのは、
いまだかつてない衝撃のSASUKEファイナルステージ――

――これが、『NAE』!!!

================================
ナレーション
「続々と集まるSASUKEオールスターズ、しかし今夜のファイナルステージは一味違うぞ!
 よみがえった伝説! 世界の危機はここにあるぞ!
 SASUKE最終ステージ『NAE』の前に、さすがのオールスターズも戦慄を禁じ得ないかーっ?
 
 今回のステージはいままでとは一味もふた味も違います!
 まず挑戦者におそいかかるのは、『NAE』の荒れ狂う怒涛の触手!触手!触手!
 近づくだけでも一苦労!
 
 そして謎の液体でぬるりと輝く全身は、攻略しようと繰り出される挑戦者の手足を拒む!
 まさに鉄壁、禁断の聖域への門、開き難しーーーっ!

 さらに登頂間近で待ち構えるは、死神の鎌!
 我々が死神となって空中を浮遊し、
 巨大な鎌で愚かな犠牲者の首を刈り取ろうと旋回しているぞ!

 難攻不落とはまさにこのこと! 春の夜の悪夢!
 死神の鎌はお前の命を狙っているーーーっ!(ひゅんっ…!ひゅんっ…!)」

================================
腕組みをしながら見つめる、オールスターズの長野さん(最強の漁師)。
「おるで。 死神が」

目を閉じ、友の無事を祈る、オールスターズの山田さん(最強のアルバイト)。
「気を抜くな。気を抜かないでくれ・・・ 頼む・・・」

そして、挑戦者に届けと声を張り上げる、ゲストの狩夜 神羅(ヴァンパイア)。
「SASUKE魔人ーー!
 死神を殺しなさいーーーー!!! その死神をーーー!」

また、萎にレイプされるケイン小杉(ゲスト)。
「Perfect。」

================================
解説
「この最終ステージは萎との戦いだけではなく、死神との戦い、自分自身との戦いでもあります。
 萎の触手にだけ気をとられれば、それは確実な死を意味します。
 我々の死神の鎌は、一撃で人間の首を切り落としますからね。
 さらにはこのような銃火器も豊富に用意されており、
 挑戦者は死にたくなければ我々の忠実なしもべとなった方が賢明でしょう。
 和菓子のSASUKE魔人も、今回ばかりは甘い考えは捨てざるをえないかもしれません」
(ひゅんっ・・・!ひゅぅーんっ・・・!)

================================
実況
「――さあ、SASUKE魔人が『萎』の荒れ狂う触手を受け止めた!
 触手をがっちりとホールドしているぞ和菓子職人!
 やはりこの男はSASUKEの申し子か!?
 最初の関門、暴れ踊る触手を危なげなくクリアー!

 ぬるぬると滑る魔の触手も……これは……いったーー!
 まるで滑らない! この男の手足は吸盤か!?
 萎の地獄の触手を、まるで和菓子を相手にするように巧みにさばいている!
 それとも悪魔と契約でもかわしたか、愚かな人間の和菓子職人ごときがーーっ!

 もう我慢ができません!
 この傲慢な人間どもを根絶やしにしてくれるわ!

 ここで私が死神となって鎌を片手に襲いかかる!
 その姿はまさに地獄からの使者! 犠牲者はお前だーーーっ!
 死ネエェェェェーーー! SASUKE魔人ンンーーーー!
 赤く美しい血の華を咲かせロオオオォォォーーー!!!」
(しゃあああああーーーーー!!!)

解説
「ずあぁぁぁーーーー! 首ッ、人間の生首イィィーーーー!」
(しゅごおおおおーーーーー!!!)

199たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:27:18
>>198続き

================================
なおも腕組みをしながら見つめる、オールスターズの長野さん(最強の漁師)。
「おったで。 死神が」

祈るように死神に襲われる友の無事を祈る、オールスターズの山田さん(最強のアルバイト)。
「気を抜いちゃだめだ。絶対に気を抜かないでくれ・・・ 頼む・・・」

そして、死神に襲われるSASUKE魔人に届けと声を張り上げる、万丈ロック。
「SASUKE魔人ーー!
 殺せーーーー!!! その死神をぶち殺してしまえーーー!」

================================
SASUKE魔人
(ずっと考えてきた…)

荒れ狂う触手を着実に掴み、力強く昇りながらSASUKE魔人は思う。

SASUKE魔人
(私も同じだ、萎・・・ 性的能力など持たない魔人・・・。
 そしてもはやSASUKEが放送される機会は1度あるかどうか…。

 しかし、性欲だけが欲望ではない。
 性的興奮だけが変態ではない。

 SASUKEを攻略する喜び、SASUKEにすべてをかける感動……
 それをきみに教えられるのは、私しかいない!!!)

そして実況の死神の鎌がその首をとらえようとした瞬間、
SASUKE魔人は激しい雄叫びとともに右腕を突きだす。

SASUKE魔人
「S A S U K E !!!」

=============================================
実況
「ギィィイイイーーーーッ!?
 これは…SASUKE魔人の右腕が、ああっ、なんということでしょう!
 これは『そそり立つ壁』!SASUKEのコースと化しました!
 
 SASUKE魔人、とんでもない肉体改造!
 自分の右腕を『そそり立つ壁』に改造してしまいました! これはコワイ!

 しかしこのような子供だましで死神を防げると思ったか、愚かな和菓子職人!
 助走をつけて…いま、エッジに鎌を・・・・・・・、
 アアァアァァァーーーーーッ! 残念! 届かないーーーっ!

 SASUKEプレイヤーではない死神の限界か!
 SASUKEのために鍛え上げられた肉体なくして、SASUKE攻略はできないーーーっ!

 お、落ちる…消える…消えたくない… イヤダーーーーギャアアアアーーーーーッ!!!
 なんという感動的な光景! 対象抹殺に失敗した死神の末路は、光となっての消滅だーーーっ!」

=============================================
解説
「哀れな実況が消滅してしまいましたが、まだSASUKE魔人には左腕が残っています。
 私も死神の鎌を振り上げましたが、この左腕が曲者ですね。
 なんとSASUKE魔人は左腕に『クリフハンガー』を仕込んでいました。
 これには私もひとたまりもない。
 わずか3センチの突起につかまる握力、腕力、耐久力は非常に高いバランスが求められます。
 SASUKEプレイヤーではない私は段差にたどりつくこともできず、
 傾斜部分でドロップアウトしてしまいます。 さようなら!」

=============================================






大妖怪『萎』の登頂に成功し、触手の先端にひとり立つSASUKE魔人。
その手には、完全制覇賞金である200万円があった。

人生を、仕事を、家族をすべて犠牲にして得た200万円、そして荒涼たる光景…
SASUKE魔人の瞳には、涙はなかった。

「ここには・・・ 何もない・・・」

そう、SASUKE魔人の目は、いずれ必ず復活するであろう、
次なるSASUKEを見つめていたのだから・・・。

SASUKE魔人はTBSを信じている。
視聴者のSASUKEを求める心があるかぎり、
打ち切りが決定したSASUKEが完全消滅することはありえない。

SASUKE魔人は手にした200万円をそっとポケットにおさめ、
TBSの方角に向かってひざまずき、祈りをささげるのであった・・・

《To Be Continue…→》

200たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:27:51
■キャラクター名
陳 畜美

■移動先
C4

■調教ターゲット
(萎)

■精神の回復
10

■能力の使用
(萎)

■シチュエーション
ただならぬ気配を感じた畜美はその気配に導かれるように触安所を訪れた。
そこにいたのは圧倒的な存在感を誇る萎……の一部。
無数の触手の蠢く空間で、畜美は躊躇うことなく乳マンコをおっぴろげ、何処かも分からない萎の乳首を求めて、かの大妖怪めがけて飛びかかった。

201たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:28:11
■キャラクター名
夢野鮪

■移動先
C3

■能力の使用
能力使用、カウンター待ち状態

■シチュエーション
遂に復活してしまった大妖怪「萎」。
その姿から発せられる嫌悪感たるものや性癖としては割りと普通な夢野でさえ並々ならないものであった。
これが真正の変態ならばその嫌悪感はいくらなものか想像だにできない。
そう、性に対して何らかの好意的感情を持つものに対して「萎」は強烈な圧迫感を与えているのである。

夢野はこの「萎」を見てその危険性、そして本質をを瞬間的に理解した。
それは夢野が「萎」とは真逆の性質である「あらゆる性癖に応じる」という対象の性の解放を目的とする能力者だったからだ。
この場において「萎」の本質に最も近く辿り着けた者は夢野ただ一人かもしれない。

だからこそ夢野は涙する。
もしも「萎」がこんな風になる前に自分と出会うことが出来たのなら変態からは忌み嫌われ、風紀委員から利用されるだけの存在にならなかったのではないかと。
彼の性癖はここまで歪む事は無く、ただ一人としての触手として生きていけたのではないかと。

だが、もうそれは終わったこと。
今、夢野が「萎」にどういった感情を持とうが変えようない現実がそこにある。
夢野にはどうする事も出来ない。
自身の因果に干渉して対象の好みに完全合致する相手に変身する「マグロ【マルチ・シチュエーション】」では「萎」に太刀打ちする事は不可能だ。

夢野はただ思う。
―――せめて。
―――せめて安らかなる眠りを彼に。

202たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:28:36
■キャラクター名
色部明々日

■移動先
C3のまま

■調教ターゲット


■精神の回復
なし

■能力の使用
シチュエーション的に萎にする

■仲間の能力使用
仲間なんていない

■シチュエーション
「地球様にキスしなさい!」
と萎を高重力で這いつくばらせた後、
「なんか触手がその状態だと全身EDみたいだね」
と萎のトラウマを刺激して、
自分は地球に比べればただのへたれ触手であることを認識させる。

203たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:29:02
■キャラクター名
霧咲紅刃

■移動先
D3

■調教ターゲット
愛々キざみ

■仲間の能力使用
乙杯雅一杯の能力を愛々キざみに使用

■シチュエーション
伝説の大妖怪「萎」がついに復活した。恐れていた事態に変態ヶ丘全体が騒ぎになっている。
さあ、今こそ己の性癖を守るために、変態魔人たちは大妖怪へと立ち向かわなければならないのだ!

が、そんなことは我関せずと、霧咲紅刃は萎を尻目に変態魔人の一人、愛々キざみを捕らえていた。
皆が萎に注目して自らの周りが疎かになっており、加えて乙杯雅一杯という仲間を手に入れていた彼女にとって簡単な作業だった。

薄暗いその部屋に手足を縛られたキざみが転がされている。
ふと、この部屋ってどこなんだよと天からの突っ込みが入った気がしたので答えておくと、紅刃の持つ部屋の一つである。切り裂き魔として追われることの多い彼女にはこのような場所を各所に持っている。
といっても彼女はこの部屋で寝泊りしているわけではない。もっぱら彼女の性的欲求を満たすために使われている。要するに彼女にとっての連れ込み宿である。
ただし、紅刃のその性癖ゆえに、(彼女にとって)淫らな目的で使われている部屋にも関わらず、非常に血生臭い雰囲気を醸し出している。

閑話休題。
紅刃たちの領域で身動きの取れないキざみに一杯が近づく。
「君のおっぱい、小さいけど美しい形をしている」
そんなことを言いながらキざみの胸に触れる。すると彼女の胸がポロリと取れてしまったのだ。あまりのことにキざみは愕然とする。一杯の能力によるものである。
もともと彼女はあるかないか分からないような貧乳だった。しかしこの能力によって女性のシンボルとしての乳房を完全に喪失してしまったのだ。
キざみの胸から取れた乳房は球体となって、今は彼の手の中で弄ばれている。余程気に入ったのか、彼の表情は御満悦である。
「ああ、そうだ。あなたには代わりにこれを差し上げましょう」
そういって、一杯はどこからか取り出した別のおっぱいボールを投げつける。キざみの胸部に命中したそれは、そのまま彼女の肉体と一体化し、彼女の新しい乳房となる。
「私のコレクションの中でも特に大きいおっぱいです。その小さな身体ととても大きなおっぱい……なんて美しい姿でしょう」
そう、それは異様に大きな乳房だった。彼女が両手を思いっきり伸ばしても届かないほどの巨大な乳房。巨乳ではなく奇乳のレベルである。その重さにバランスを崩す。
彼女の比較的小柄な身体とは明らかに釣り合わない滑稽に感じるほどの奇乳。しかしそのアンバランスさが見る人によっては奇妙な淫秘さを感じさせるかもしれない。

そして、そんな風に身体を作り変えられたキざみの心の中には奇妙な感情が渦巻いていた。
彼女の貧乳は彼女にとってのコンプレックスでもあった。しかしそれは一杯の手によってその根源は失われ、そして彼女の新たな姿をその当人が誉めてくれるのだ。
もともと異常なまでに惚れっぽい彼女の性質も手伝い、こんな状況でありながらキざみは乙杯雅一杯に恋をしていたのだ。
愛しの「だぁりん」と出会ったキざみの鼓動はまるで初恋のときのように高鳴る。

そして、早鐘を打つキざみの心臓を一本の刃物が貫いた。

キざみの背後で彼女の出刃包丁を引き抜きながら、霧咲紅刃は微笑みかける。
「あなた、私と同じで人を切り裂くのが好きなんですってね……でもそれだけじゃダメよ。ちゃんと切り裂かれることの楽しみを覚えなくっちゃ」
激痛と出血、そして致命傷が一瞬で治癒される妙な感覚が合わさって思考が僅かに混濁する。
だが、それでもキざみの意識は一杯から離れない。今の彼女にとって紅刃もその彼女がもたらす感覚も、取るに足らないものでしかないのだ。
紅刃はキざみの反応の薄さに眉をひそめた。だがやがて彼女が一杯に異常に熱い視線を向けていることや、事前に調べた彼女の個人情報を思い出すと、その心情を理解しただろう。そして紅刃は悪戯めいた笑みを浮かべた。
「一杯、彼女はあなたが切り裂きなさい。私は手伝いに回るわ」
キざみから奪った乳房を弄んだり奇乳の少女を眺めていたりした一杯は訝しげな表情を浮かべる。しかしそれでも紅刃から刃物を受け取ると、どこか楽しそうに近づく。キざみを――もっと言うなら彼女の奇乳を切り裂くことへの期待に満ちているのだろう。
その一方で、彼を見つめるキざみの瞳にも期待の色が見えた。彼女が好むのはは愛する相手を「愛でる」ことであるが、逆にこれから「愛で」られるということに倒錯的な興奮を感じていた。

大妖怪「萎」復活とは別の舞台であるこの小さな部屋で、血と性、そして愛に彩られた狂宴が行われるのだった。

204たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:29:30
■キャラクター名
二幼神脣之介

■移動先
C3

■調教ターゲット
復活の大妖怪『萎』

■精神の回復


■能力の使用
する 対象:復活の大妖怪『萎』

205たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:29:49
■キャラクター名
端道賢午

■移動先
C4

■調教ターゲット


■能力の使用
使用

■仲間の能力使用
使用

■シチュエーション
ごめんなさい思いつきませんでした……

206たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:31:41
■キャラクター名
霧咲 想二

■移動先
C3

■調教ターゲット
復活の大妖怪『萎』

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
「あれが萎か・・・でかいなー」
想二は突然発生した巨大な触手を見上げながら、一人呟いた。
想二の周りには、今回の出来事で知り合った女の子達全員、杉野 めしべに野崎 忍、へこみちゃんこと凸家凹美、
そしてみさおを調教しようとして逃げられた後、襲ってきた風紀委員の高津 楓(眼鏡ッ子。おさげ1本、黒セーラー、Fカップ、白無地ぱんつ。
頭が良く、校内試験では常に3位以内をキープし続けている。
常に冷静で、表情が変わることが滅多にないが、笑うととても可愛く、あまり他人と話さない性格と合わせて一部に隠れファンが存在したりもする。
自分を高める行為こそが至高であると思っており、その為に日々精進を続けて好成績をキープし続けている。
一方で、そのストイックな性格の為、自分の一時の快楽の為に行動をして、成長することが無い変態。という存在を嫌悪している。
しかし、想二と出会い、変態の中にもただ自分を満たすためだけに行動しているのではなく、他人の事を第一に考えている者。
他者の為に自分から歩み寄る努力をしている者。もいるということを知る。
そして、自分を自分を高める事こそが至高だ。という自分の考えを肯定してくれ、その為の手助けをしてくれる。と約束してくれた想二に惹かれ彼のハーレムに入る事を決めた。
ちなみに、設定を考え出したら、なんだか無駄に長くなってしまったことは反省している。後悔はしていないけどな!)。
の全員が揃っている。
「想像していたよりも面白い姿だけど、みさおちゃんが言ってような崇高な存在には到底思えないかな。
忍ちゃんも風紀委員で、あれの復活が目的だったんだよね。復活したあれをどう思う?」
「……最悪……あんなでかい触手だなんて……兄の部屋で見てしまったエロ本を思い出す……
あんな大きいものはどうやったって、無理だよ……裂けるよ……なんで裂けないでそんなに拡張しているの……未だにあの内容は理解できない」
萎の姿は、忍には何らかのトラウマを呼び起こすものだったらしい。かなり怯えた様子でいる。
精神的な要因で少しばかり気持ち悪くもなっているらしい。
「……忍ちゃんはなんだか大変見たいだね。楓ちゃんはどう?あれの復活は君も望んでいたことでしょ。復活した感想は」
今度はもう一人の風紀委員、楓にも尋ねてみる。
「あまり良い見せものでは無いですね……ああいう、他人を貶めて、自分だけが得をしようとする存在は嫌いです。虫唾が走る」
「なるほど。復活を望んでいた風紀委員の君たちも、あれの存在は否定するのか」
めしべと、へこみちゃんには……聞くまでも無いだろう。自分たちの変態力を封じられてしまっていて、忍のように精神的にではなく、肉体的に辛そうにしている。
ちなみに現在の所、想二は特に体調に変化は起こっていない。
先のみさおとの接触の際に、自らの性器を消滅させていたため、萎の妖気からの影響が最小限で済んでいるようだ。
そう、一見無駄に見えたあの能力使用は、この時の為の伏線だったのだ!あんな結果に終わるのなら、シチュエーションの為のネタ的に使わないで最終ターンまで使わないでおけばよかったなー。とか後悔は微塵もしていない!本当だからな!
メタ発言はともかく。自分の周りにいる少女たちが全員萎の事を否定してるのを想二は確認した。確認してから、確認したからこう言った。
「よし、みんなの意見は分かった。では、今から萎の本体があるはずの寺院にあれを肯定しに行こうじゃないか」
その想二の発言に、周りの女の子達は多少の予測をしちたにも関わらず、動揺をした。
これまでの行動から、想二ならば、あれも肯定するかもしれない。という事は予測できていた。しかし
「想二君。流石にあれを肯定するのは……無理じゃないですか?
あれは、最早ただの災害ですよ。台風や地震なんてものは人間にはどうしようも無いです」
想二と同じく、体調に変化の出ていない楓が尋ねる。
予測ができても、不可能に等しい行動を本当にするとは思えなかったのだ。予想はできても、信じられない行為だった。
「……そうですよ。それに、今は想二さんの能力。というか私の能力が発動しているから平気ですけど、その内効果時間が切れますよ。そうなれば想二さんの体調もきっとめしべさんやへこみさんの様に……」
忍が、体調を崩している二人の変態を見ながら告げる。

207たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:32:04
>>206続き

忍の能力が完全だった頃は、性器の消失時間は半永久だったが、想二によって彼女が、性器もそこまで悪い物では無い。と改心した事で能力の強さは減少している。
更に言うなら、使用したのが忍本人ではなく、想二であるため、そもそもが劣化コピーだ。現在は本人にもいつ効果が切れるか分からないという、不安定な状態だった。
「確かにそうだけどね。けど安心してよ。俺は今この町に集まっている変態の中では変態力が低い方だ。能力の効果時間が終わっても、萎の影響は他の変態よりも低いと思うよ」
それに。と想二は続ける。萎によって苦しんでいる、めしべとへこみちゃんを見ながら。
「俺の同士が苦しんでいるんだ。ハーレムメンバーでこそ無いけれど、俺にとっては大切な友達だからね。
友達の為にも、ここは頑張らないとね」
めしべとへこみちゃんに向かって語る。それは、決意表明であると同時に、自分に決意を言い聞かせているようでもあった。
「……想二さん」「……お兄さん」
「そう言う訳だから、めしべちゃん、へこみちゃん。ちょっと我慢しててね。
俺があれをなんとかしてみるから」
「……頼みましたよ、想二さん。私は死ぬ時は『彼』の愛にまみれて死ぬと決めているのです。
それに、彼の繁殖をする。という使命も私にはあります。
こんな『彼』の一本も埋まっていない、彼の愛の少ない所で倒れるなんて、絶対に嫌です。
力にはなれませんけれど、ここから応援はしています」
「……お兄さん、わたしとテトリスで遊ぶ。という約束をまだ守ってもらっていませんからね。
あれがいると、私は■■■■で遊んでも楽しく無いみたいです。
私が楽しくテトリスで遊ぶ為にも、早くあれをなんとかしてきて下さい。
そうしたら、特別に■■■■のの使い方を詳しく教えてあげますから」
「ああ。二人ともありがとう」
それぞれに応援してくれた二人に対して、想二は礼を言ってほほ笑む。
彼女達のエールは、直接的な戦力にはならなくても、きっと精神的な支えになってくれるだろう。
「しかし、どうするつもりですか想二さん。あれを肯定する。と言っても、具体的な策はあるんですか?
あれは話すことさえ困難そうですよ」
想二と二人の会話を見守っていた楓が、冷静に尋ねる。
どれだけ精神的な支えがあったところで、具体的な策が無ければどうしようもない。という事を知っているからこそ、そして自分にはそんな手段が思いつかないからこそ、想二に対して尋ねる。
「そ、そうですよ想二さん。あんな化け物を肯定したとしても、それだけでは何も変わりませんよ……受け入れたとしても、それで何かを変えるとは思えません。
むしろ、調子に乗って更に酷い被害を周りに与えると思います」
忍も、楓に同意してくる。このまま言っても無駄死にするだけだろう、この男を止めるために。
「大丈夫だよ。策ならある。そして、それを叶えるための手段も持っている。
言っただろう?俺は、萎を肯定しに行くんだって」
そこで言葉を切り、口を大きく開いて哂う。
とても可笑しそうに、見る物の心を侵してぞっとさせるように、今すぐにでも何かを冒してしまう様に。
「だから、彼の性癖通りの行動をしてやろうじゃないか。
彼の『性癖を犯す性癖』を肯定して、犯して、実践して、凌辱して、蹂躙して、分析して、襲撃して、制圧して、解体して、改心して、調教して、存在を全肯定してあげようじゃないか。
彼がしようとしていることを、していることを、そのまま彼にしてあげるんだよ。
きっと彼も悦ぶさ。自分の性癖に犯されるのだから」
いいながら、寺院へと歩み始める。『性癖を犯す性癖』を実践するためには、本体にできるだけ近づかなくてはならない。その為に、風紀委員も多くが詰めている寺院へと向かう。
全てを肯定しに行くために――

208たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:32:38
■キャラクター名
埴井ホーネット

■移動先
C4

■調教ターゲット
復活の大妖怪『萎』

■シチュエーション
「やれやれ、まさに危機一髪でしたね」

 桃球電鉄・変態が丘駅前、街のシンボルたる「乱れた女神像」に背中を預け心から安堵した様子で呟く少女が一人。
 彼女の名は埴井ホーネット。蜂を(性的な意味で)愛する変態魔人である。
 そんな彼女が、同じく変態魔人どもで溢れ返ったこの変態が丘でここまで穏やかな表情を浮かべているのには理由があった。

 埴井が休息をとるために訪れた変態が丘駅エリアには、敵である全国風紀委員連合の幹部・都条レイが待ち構えていた。
 幹部クラスとの圧倒的実力差を感じ駅構内へと避難した彼女には、当然の如く風紀委員の追手が差し向けられた。
 都条との全面対決を覚悟した埴井だったが、しかし彼女を追いかけてきたのは何の変哲もない一般風紀委員だったのだ。

(きっと、相手が小娘だと思って甘く見ていたのでしょうね)

 埴井に対し雑魚風紀委員をけしかけた都条のその判断は、あながち失敗であるとも言えなかった。
 なぜならこの変態が丘には埴井以外にも駆逐すべき変態性欲者はごまんといる。力配分も必要なことだ。
 誤算があるとすれば、それは胸にコンプレックスを持つ彼女に対し、あろうことかEカップの風紀委員をチョイスしてしまったことだろう。

「あんな駄肉をぶらさげて私の前に出てきた方が悪いんです!」

 そう自己を正当化する埴井。哀れな風紀委員にどのような仕打ちがなされたのかは想像に任せよう。
 かくして彼女が追手を返り討ちにし、桃球電鉄・変態が丘駅から恐る恐る出てきた時、周囲に都条の気配はなかった。
 場所を移ったか、はたまた他の変態魔人に倒されたか。いずれにせよ彼女は最大の危機を乗り越えたのだった。

「さて、これからどうしましょうか」

 都条との戦いは、彼女にある種の限界を悟らせた。
 あの男と同等の風紀委員幹部は他にもいるだろう。であれば、この街にそう長居していてはまた危ないメに遭ってしまうかもしれない。
 進軍か、それとも撤退か。二択の狭間で思案する埴井の鼻腔を芳醇な香りがくすぐった。

「むっ、くんかくんか・・・これは、蜂蜜の匂い――それも、極上の!」

 蜂と共に生き、学業に精を出す傍ら養蜂家としての顔も持つ埴井は、数キロ先の蜂蜜の匂いも感知する。
 そんな彼女をして「極上」と言わしめる程にかぐわしき蜜の香り。
 その香りの根源が風紀委員・はちみつの精であることなど知る由もないが、埴井は、

「決めました! この極上の蜂蜜を採取し、有終の美を飾るとしましょう!」

 と高らかに宣言し、蜜を求めて移動を開始するのだった。

209たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:33:11
>>208続き

「くんかくんか・・・こっちですね」

 芳香に導かれて歩くこと数十分、まず東方は川原へと移動した彼女は、そこで体の向きを北へと変じる。
 己の嗅覚を信じるならば、ここから北に歩を進め、触安所エリアを抜け、公園エリアの辺りで目当ての蜂蜜に出会えるはずだ。
 逸る気持ちを抑えきれず、半ばスキップしているような足取りで先を急ぐ埴井であった。


 さらに数十分が経過し、触安所エリアに到達した埴井は、そこに異質な空気を感じ取った。

「これは・・・なんだか元気が萎えていくような――!」

 まさか、伝説の大妖『萎』が遂に復活を――?
 全力で否定したくなるその考えを、しかして無情にも肯定するかのごとく「それ」は現れた。
 「それ」は白光に輝き異様な妖気を放つ、触手であった。

「――これが、『萎』・・・!」

 彼女自身、半信半疑であったが、生物固有の生存本能からかその身は自然と後退りをしていた。
 しかし、「それ」の動きもまた機敏であった。獲物を逃がすまいと、埴井の躰にまとわりつく触手達。
 腕に、胴に、脚に、縦横無尽に巻きつき持ち上げる「それ」と触れている素肌部分から、気力が吸い取られてゆく実感があった。

(この感覚、間違いありません・・・!)

 ここに至り、埴井は「それ」が『萎』であることを漸く確信した。
 とすれば、このままでは自分のすべてを吸い取られてしまうのも遠い話ではないだろう。
 なんとか抜け出そうと宙づりでもがく埴井であったが、巨大な触手相手ではなんの意味も為さない。

「っ! そこはダメですっ!」

 蛍光ホワイトの触手のうちの一つが、埴井の剥き出しの秘所へと狙いを定めた。
 今にも侵入せんと鎌首を擡げる触手に対し、彼女は最終兵器を使うことを決断した。
 あの幹部・都条レイに使うことになるかもしれないと覚悟したその技名を叫ばんと、力の限り――

「アナフィラキシー・ファッk――むぐうっ!?」

 ――開けた口に、首元に巻きついていた触手が飛び込んできた。
 口腔いっぱいに這いまわり、咽喉を蹂躙されては、とてもじゃないが言葉など発せるはずもなく。
 肉壁を押し拡げ、分け入ってくる触手にされるがままにならざるをえなかった。

「んんんんんんんんっ!」

 異物の挿入感に身を固くする埴井。
 いつも自分を愛してくれる蜂達とは明らかに違う――そうだ、蜂達は無事なのだろうか――
 膣内で休息し、未だ目覚めぬ蜂達を憂慮したのとほぼ同時、大気を震わす程の絶叫が辺りに響いた。

【イッ、痛イイイイイイイイイイイイイイイイッ!!】

 耳をふさごうにも、両腕を絡めとられていてはそうもいかず、轟音に嬲られる埴井。
 一体誰の声――考えていると、膣から勢いよく触手が引き抜かれた。
 のみならず、彼女を拘束していた何本もの触手達も、今やその力が弛緩しきっていた。

(今ですっ!)

 埴井は残された力を振り絞り、触手達を振りほどく。
 支えがなくなり落下するも、なんとかふらつきながら着地し、そのままよろよろと逃げ出す。
 『萎』の弱点がわからないことには撃退すること叶わず、ひいてはあの極上の蜂蜜にもありつけないだろう。
 一先ずの休憩地点を求め、覚束ない足取りで走り出す埴井だった。

210たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:33:57
>>209続き

「ここは・・・」

 逃げ惑いながら辿り着いたのは、エリアの中心にある触安所であった。

「触手のための施設である触安所――ここなら、触手の弱点に関するヒントが得られるやもしれません」

 一縷の望みに賭け、触安所へと入ってゆく。そこには、『萎』の妖気に中てられたのだろう、萎びて横たわる大勢の触手達がいた。
 彼ら(?)は皆この触安所に働き口を求めてやってきた無職の触手達――すなわち無触であった。
 衝撃的な光景にしばし愕然としていた埴井に、突如電流走る――!

「そうですっ! 蛇の道は蛇ならぬ、触手の道は触手ですっ! 
 対触手戦において、彼ら以上の適任がおりますでしょうか? いいえ、いません!」

 反語でキめた埴井は、思いついた妙案を実現するべく、続いて虫の息状態の無触達に向かって声を張り上げる。

「皆さん、聞いてくださいっ! 今この街では、復活を果たした伝説の大妖『萎』が暴れています!
 『萎』を倒すには、皆さんの協力が必要不可欠です! 是非ともお力添えをお願いしますっ!」

 埴井のこの懇願に、目立った反応を見せる無触はいなかった。
 やがて彼女の最も近くにいた一匹の無触が、力なくその首(?)を動かし、呟いた。

「無理だ・・・『萎』は俺達触手の一族の天敵・・・勝てるわけがねえ・・・」

 他の無触達は何も言わなかったが、それが彼らの総意に違いなかった。
 性欲だけでなく根性すらも萎えきった彼らに対し、埴井の請願は続く。

「無理だ無理だと思っていては、可能なことも不可能になってしまいます!
 ここで『萎』を倒すことに貢献すれば、その実績を以ってボス級モンスターとして迷宮に就職することも夢じゃありません!
 それに、このままへたばっていても状況は何も変わりません! 今こそ勃ち上がる時です!」

 力説する埴井に、無触達の参戦意欲もいくらか湧いてきたようであった。
 しかし、彼らが再び勃ち上がるにはクリアーせねばならない問題があった。
 先ほど口(?)を開いた無触が、またも言葉を発する。

「分かったよ。俺たちも協力する・・・いや、協力したいのはやまやまなんだ。だが・・・ご覧のあり様だよ」

 無触の言葉に促され辺りを見回すと、普段の太く逞しくレイプする触手達はどこへやら、そこには干からびたミミズのごとく倒れている無触達がいるばかり。
 これでは『萎』に立ち向かうどころか、目の前の埴井を襲うことすらままならないだろう。
 『萎』の復活によりもたらされたこの惨状に直面し、しかして埴井は不適に笑い、薄い胸を反らして言うのだった。

「なるほど、確かに大変な逆境ではありますね・・・ですが、安心してください。私に策があります!」

 自信に満ち溢れた少女の言葉を聞き、にわかにざわめく触安所。
 と、いつからだろう、多々に重なった虫の羽音のような、「ブーン」という音が聞こえた。
 無触達がやっとの思いで仰ぎ見ると、腰に手を当てふんぞり返った埴井の周囲を、夥しい数の“或る虫”達が飛んでいた。

「私には“皆さん”がついています・・・どんな敵にも負けはしません!」

 そう、『萎』の完全復活に遅れること十数分、遂に「こっち」も復活を果たした。
 魔人・埴井ホーネットの、家族にして親友。恋人にして相棒。矛にして盾。彼女と最も深き縁で結ばれし存在。
 永き「賢者モード」の時を経て、蜂達が復活したのだ!

「皆さん、お願いしますっ! 『調教』開始ですっ!」


 触安所の外、ポストや電柱に巻き付き、白色の触手が蠢いていた。大妖『萎』である。
 『萎』の本体はここより少し離れた寺院に在るが、その巨大すぎる肢体は一区画には収まりきらず、四方のエリアにまでその魔の手を伸ばしているのだった。
 その内の一本が僅かに震え、騒音のような独特の声を発した。

【サッキ食ベ損ネタアノ女・・・至上ノ味ガシタ! 我ハアノ女ヲ欲ス! 一体ドコニ隠レタ!? 我ヲ満足サセルモノガアルカ!?】

「ここにいます!」

 大地を揺るがす怒号を切り裂くように、涼やかな女声が響いた。
 白色の触手の先が、一斉に声のした方に向く。
 『萎』の視線の先――触安所の前に、一人の少女が立っていた。

【何者ダ!?】

「よくぞ聞いてくれました!」

 少女はポーズをキめ、空高く届くほどに大きな声で言い放つ。

「皆の変態性欲(じゆう)を守るため、蜂の刺激が脳を衝く! 埴井ホーネット! 『萎』の御前にただいま参上!」

211たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:35:06
>>210続き

 埴井ホーネット。それが獲物の名前。

【埴井ホーネット! オ前カッ! ヌフフゥウ、モウ辛抱堪ランッ! イタダキマアアアアス!】

 再会の悦びに震えながら、白く発光する無数の触手が彼女に伸びる――が!

【――ナンダトォ!?】

 埴井へと突っ込んでいった触手達は、一本たりとも彼女に到達することなくその動きを止めた。
 否、止められたのだ。
 一本に対し数匹がかりでまとわりつく、無触達によって――!

【グッ・・・オ前タチハ、我ノ妖気ニヨリ無力化サレタ筈!】

「ああ、その通りさ! だが、ホーネットの姐さんが俺達を再び勃たせてくれたのさ!」


 数分前、触安所内でのことである。
 埴井は復活した蜂達と(性的な意味で)戯れる間もなく、『萎』攻略のための行動を開始した。
 その第一フェーズとして、とある技を無触達に見舞った。その名も――

「アナフィラキシー・ファック 二乃型 蜂茎手術――!」

 そう、埴井が風紀委員幹部・都条との戦いで使用を覚悟した技。
 そして先ほどの『萎』との第一ラウンドにおいて、口を犯され発動をキャンセルされた技。
 その技をこの局面で使う、その真意や如何に――

「ハウッ」「アヒィ」「ヒャッハー」

 へたれた無触達に、蜂達の針が次々と刺さってゆく。その度に弱弱しく奇声を上げる無触達。
 すると、どうだろうか。
 さっきまで干物然としていた無触達が、元の体躯と比べても遜色ない程に大きくなってゆくではないか!

「『蜂茎手術』は、刺した対象を腫れ上げさせて巨大化させる技です。応急処置の域を出ませんが、だいぶマシになったはずです」

 埴井の言うとおり、多少は動けるようになったらしい無触達や触安所の職員触手達(すなわち、触員達)。
 彼らは歓喜のあまり、次々と埴井を嬉イプ――触手にとっての嬉ションである――し始めた。

「こっ、こらあーっ! 何してるんですか! 今はこんなことをして体力を無駄にしている場合じゃないでしょう!」

 強く叱られ、しゅんとする触手達。
 当の埴井は乱れた衣服を直しながら、しかし、触手に絡みつかれるのもなかなかどうして悪くないなと思い始めていた。
 彼女にも新たな性癖が目覚めつつあった。

「と、とにかく、これで第一フェーズは完了しました! これより第二フェーズ以降について説明します!」

 焦りつつ軌道修正を図る若き指揮官の語る作戦に耳(?)を傾ける触手達。
 数分の後、埴井は本作戦のすべてを語り終えた。
 己の為すべきことを理解した触手達は、その双眸(?)を決意に輝かせた。

「覚悟はいいですね!? 皆さん、それでは張り切って参りましょおー!!」

「ブーン(草食系とかwwww)」「ブンブーン(まじ勘弁wwwwwww)」

「やぁぁぁってやるぜ!!」

 魔人、蜂、そして触手。
 触安所に、逆襲に高ぶる三位一体の狩人達の咆哮がこだました。


 場面は再び、『萎』との最終戦争へと戻る。
 触手対触手の抗争を心配そうに見守るのは、作戦の立案者・埴井ホーネットである。

「触手の皆さん、うまくやってらっしゃるようですね・・・」

 『萎』との激突が開始して十分程が経過したが、白き触手は未だ埴井に接することはなかった。
 触手達は直接『萎』に触れ急速にそのリビドーを奪われてはいたが、驚くべき執念で食らいつき、『萎』を押し留めていた。
 この専守防衛こそが第二フェーズである。

「触手さん方が頑張って時間を稼いでくださっています! 皆さんも急ぎで、でも慎重にお願いします!」

 振り返って無茶な注文をつける埴井の視線の先には、世にも奇妙な光景が広がっていた。
 最も前に飛び出た一匹の蜂がその針を『萎』に向ける形でホバリングし、それに少しずつ後ろにズレてゆくような位置に、同じく『萎』に針を向け、螺旋を描くように蜂達がホバリングしていた。
 イメージするのが難しいかもしれないが、無数の蜂達により、一つの巨大なドリルが形成されつつあるのだ。

「もうじき完成ですね・・・それまで持ちこたえてください・・・!」

212たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:35:32
>>211続き

 祈るように呟く埴井。
 この長い準備時間を要するものこそが第三フェーズである。
 彼女達が『萎』に見舞う、一点集中・一撃必殺・一か八かの奥義なのだ。

 埴井が対『萎』に際してこの手間のかかる技を選んだのは、その弱点に起因する。
 遡ること数十分程前、作戦を披露していた時に、彼女は触手達に『萎』の弱点について尋ねた。
 答えて曰わく、

「奴も元は俺らと同じ触手のようですから、恐らく最も敏感な先端部分を強く突かれたらイチコロの筈っす!」

 とのことである。
 思えば、第一ラウンドにおいて『萎』が突然悲鳴をあげて埴井をレイプすることをやめたのは、偶然にも敏感な先っぽに膣内の蜂の針が刺さってしまったからなのであろう。
 これらを総合し、埴井は『萎』の『調教』に、一極攻撃に特化したこの技を採用したのだった。

 などとおさらいしている間に、とうとう総ての蜂達がドリルに成っていた。完成したのである!

「やりましたっ! 第三フェーズ完了です! あとはこれをお見舞いするのみ――」

「ぬわーーーーっっ!!」

 埴井の喜ぶ声を、触手達の悲鳴が遮った。
 慌てて声の方に目を向けると、一本の白き触手が彼女めがけて猛然と迫っていた。
 遂に『萎』に触手包囲網が突破されたのだった!

「にっ、逃げてください姐さんっ!」

「いいえ、ちょうどこちらも完成したところです! このまま迎え撃って差し上げます!」

【ウオオオオオオオオオオ! 女子高生エエエエエエエエエエエエエエエエ!】

 襲いかかる『萎』。埴井は蜂達と呼吸を合わせ、その奥義を放つ――!

「アナフィラキシー・ファック 一乃型 一寸蜂刺――!!」

 『萎』の白色の触手の先端と、螺旋の蜂達の先端が激突する!

【ンオッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!】

 嬌声を上げながら、勢いよく仰け反る『萎』。
 一方の蜂達は、強烈な一撃を放った反動で、ドリルを維持できず瓦解した。

「皆さんっ!」

 『萎』と直接接触した影響か、蜂達は皆しおしおになってしまっていた。
 埴井はぽとぽとと落下する蜂達を必死に拾い集め、大事そうに膣にしまいこんでいく。
 そんな彼女を、体制を勃て直した白光の触手の影が覆った。

【ハッ、埴井ホーネットォ・・・!】

「ぐっ・・・」

 蜂達は力尽き、見れば触手達も遭遇当初の干しミミズに戻ってしまっていた。
 とうとう万策尽きたか――!
 敗北を覚悟した埴井に対し、『萎』がかけた言葉は意外なものであった。

【イッ、今ノヤツ、モウ一回チョーダイ!】

「――はい?」

 己が耳を疑わずにはいられない埴井に、続けざまに言葉を紡ぐ『萎』。

【ダカラ、サッキノスゴイヤツ、チョー気持チヨカッタンダッテバ! オ願イッ、マタヤッテヨ!】

「えええええええええええええ!?」

 そう、先ほどの激突の折、敏感な先端部分を強く刺激された『萎』は、至上の快感が生来のいじめられっ子気質と相まって凝縮・昇華された。
 その結果、被虐趣味に目覚めてしまったのだった!

「そんなのアリですかあ!?」

【虐メテヨォ! 切ナイヨォ!】

「きゃあああああ!」

 困惑する埴井に駄々っ子の如く絡みつきながら「おかわり」を催促する『萎』という、異常にも程がある構図がそこにはあった。
 体に巻き付き制服の内側に入り込んでくる触手に対し、不思議と頬を紅潮させ受け入れる埴井。
 極上の蜂蜜など半分くらい頭から零れおちていそうな程に嬉し恥ずかしと言った表情で、『萎』の愛撫を受け入れていた。

【モォ一回! モォ一回! プリーズ・ワン・モア・チャーンス!】

「そう言われましても、皆さん萎え萎えになってしまっていまして、ひゃあっ、そんなところ掴んじゃっ、いやっ、あっ、らめええええええええ!!」

【モット虐メテエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!】


 埴井ホーネットと『萎』。魔人と妖怪。
 あるいは、触手に目覚めた少女と、被虐に目覚めた触手。
 二人は仲睦まじく、快楽の果てまでランデブーを決め込むのであった。

 仲良きことは美しき哉。
 めでたし、めでたし。   <終>

213たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:36:51
■キャラクター名
マジカルウィザード絵夢

■移動先
C3

■調教ターゲット
復活の大妖怪『萎』

■能力の使用
魔法結界・ワールドアクセレーター

■仲間の能力使用
カウンター咆哮

■シチュエーション
「あれが……大妖怪萎……」
 姦崎電波のテレパシーを受けて寺院へと向かった絵夢と竜子の前には、大きな白色の触手が鎮座していた。
 寺院の外からも見えるその巨体の前に立った瞬間、絵夢がその場に膝を着く。
「絵夢っ!」
 白く輝く萎びた男性器のような触手から白い霧のような気体が放出され、辺り一帯の景色を白濁させた。
「ボ……ボク――!」
 絵夢は自身の肩を抱くように腕を回し、ガクガクと身体を震わせる。顔を赤く染めて涙を浮かべた絵夢は、その場に座り込んだまま竜子の方を向いた。
「――僕、何て格好してるんだ……!」
 絵夢は顔を極限まで赤くしてその顔を両の手で覆い隠す。
「み、見ないでください! ごめんなさい……ちょっとした気の迷いだったんですぅ!」
 首を振ってその場で泣き出す絵夢の前に、萎より連なる幾本もの触手の内の一本が近寄って来る。
【ハ……ハ……ハ……! レイ、プ……! レイプ……!】
 涙をぽろぽろと流して項垂れる絵夢の前に、萎びた触手が踊るようにふらふらとその幹をくねらせた。
【ジュゥゥシィィナ性癖ィィ! ラメェェェ! オイシイィィ! オイシィイィィ!】

「僕どうかしてる……! こんな姿見つかったら進学や就職できなくなるよ……!」
 絵夢の口から放たれた至極まっとうな意見に対し、竜子は愕然とした。
 竜子の目の前から、絵夢の性癖である露出癖が消えている。それは絵夢の様子を見れば明らかだった。
 ――絵夢の性癖が喰べられてる……!
【ンホオォオオオ! イヒイイィィ! レイプレイプゥゥゥゥ!】
 目の前の歓喜の声をあげながら踊り狂う触手を見つめ、竜子は得たいの知れない恐怖に尻ごみする。
 ――絵夢でさえこんな姿になっちゃうなんて……。そういえば私もティガ様の事が……あれ……ティガレックスなんてゲームのキャラに欲情するなんて私何考えてるんだろ……。そういえば来週テストあるんだった……早くうち帰って勉強しないと――。
「――ニトロダケッ!」
 竜子は掛け声と共にばちん、と盛大な音を鳴らして自分の頬を叩いた。竜子は自らのティガレックスへの想いが徐々に薄れているという事実に気付き、その背筋を震わせた。
 ――ティガ様への想いが薄れるなんて……私の気持ちはそんな物だったの? でも実際触れる三次元の男の人と付き合ったりしたい気もするし、将来を見据えたら結婚とか老後とか――。
「――ハチミツッ!」
 ばちん、ともう一発竜子は自身に喝を入れて、目の前の萎を見つめた。心の中から性癖が消えて行き、まるで自分が自分でなくなっていくような気分になる。
 竜子は己のアイデンティティを保つ為にいてもたってもいられず、目の前にへたり込む少年の肩を掴んで揺さぶった。
「大体世の中の戦争が起こるのは人々の中の欲望が原因なんだ……」
 絵夢は既にどこか遠い世界に旅立っているようで、ぶつぶつと竜子の理解できない事を呟いている。
「絵夢! 目を覚まして! 絵夢!」
「僕はまるで賢者のように正気です……」
 絵夢は遠くを見つめながら竜子に答えた。
「そんなの絵夢じゃない……! 本当の絵夢はもっと変態で……どうしようも無く情けなくて……!」
 ――そして、私の性癖を認めてくれる友達なのに。
 そう考えて、竜子は気付く。
 彼と自分との繋がりに。それは即ち、それぞれの特殊な性癖だという事に。
「あの……こんな格好恥ずかしいので僕帰りますね……」
 絵夢は力無く立ち上がる。それを見て白い触手が笑うように左右に揺らめいた。
【ハハ……ハハハ……! レイプレイプ性癖レイプ! レイプサレテ気持チイイヒィー!】
 触手の笑い声が辺りに響き渡る。
「さようなら……『轟』さん」
 絵夢の言葉に、竜子は拳を握り締め、震わせた。
「……絵夢の――」
 竜子はうつむき、地面を見つめる。その声は彼女の肩と同様に、震えを隠せない。
「――バカァァッ!!」

214たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:37:37
>>213続き

 竜子の叫び声と共にその拳が絵夢の頬を張り倒す。竜子の筋力にて振り抜かれたその拳は絵夢の頭蓋を盛大に揺さぶり、その小さな体躯を重力の楔から解き放つように彼の体を空中へと滑空させた。性癖の弱化によりティガレックス並とまでの威力は無いものの、魔人としての筋力は絵夢の身体を吹き飛ばすのに十分な物あった。
【ヒィィィィ! ゴメンナサァイ!】
 絵夢は声もあげられずに殴り飛ばされ、二度地面にバウンドしながら萎に衝突する。萎はその衝撃からか盛大に委縮して悲鳴をあげた。
「っいったいぃ! これ絶対折れてる! 頬骨折れてる! 顔はやめて!」
「うるさいっ!」
 続けざまに竜子は絵夢の上に馬乗りになり、彼の顔のすぐ横の地面を殴り砕いた。地面を舗装していたアスファルトは砕け散り、地面に深々とした穴が開く。その破壊力を見て、絵夢は顔を青ざめさせると同時に堅く口を紡んだ。
「やらしぃ気持ちにならなくなったら用済みだなんて……そんなの酷いよ……!」
 竜子の瞳から涙がこぼれる。
 絵夢との友情が、萎に凌辱されてしまった気すらした。
「お、落ち着いて! その言葉はいろいろと誤解が……!」
 絵夢は慌てて竜子をなだめようとするが、彼女は涙を流しながら矢継ぎ早に言葉を続ける。
「だって絵夢は変態じゃなくなったら私の事なんてどうでもいいって事なんでしょう!?」
「それは……」
 絵夢はその場に仰向けに倒れたまま表情を浮かべず、上に乗っている竜子の目を見つめた。
「それじゃあ、轟さんは……竜子さんは、違うの?」
 竜子はまるでその瞳に吸い込まれるような気がして、目を逸らす。
 ――ティガ様が好きじゃなくなったら……性癖が無くなったら絵夢なんてどうでもいい……?
「違う」
 竜子は考えるよりも早くそう答えた。
「……最初は変態だったからかもしれない。きっかけは性癖かもしれない」
 ほんの短い期間だけれども。しかしそれは間違いなく。
「だけど、私達はもう『友達』じゃない!」
 絵夢を真っ直ぐと見つめる竜子に、絵夢は顔を横に背ける。
「……どいてください。人も見てますし……」
 ――今の絵夢には、届かない。
 竜子は無力感に唇を噛み締める。目の前の絵夢がまるで絵夢ではなく、誰か別の他人に感じる。それは普段の彼なのかもしれないが、竜子にとってその少年は絵夢ではない赤の他人のようであった。
 ――他人。
 ふと。
 竜子はそれに気付く。
 そして、周囲を見渡す。
 そこには、いた。
「おい何だあれ写メしようぜ写メ!」
「ママー、なにあれー! おっきー」
「ちわーっす。三河屋でーす」
 二人の周りには大量の野次馬が殺到していた。
 ――ワールドアクセレーター。
 竜子が以前見た絵夢の特殊能力だ。
 彼女が絵夢の顔を見ると、絵夢はそわそわと周囲の人達を眺めている。
 ――魔人としての能力。
 竜子は自身の体験を思い出す。そして以前聞いた話を思い出した。
 ――能力とは、認識である。
 だとすれば、今目の前の絵夢は何をどう認識しているのか。
「……ねぇ、絵夢」
 竜子は絵夢の耳元に囁くように優しく語りかける。
 ――私の考えが正しければ……。
「今……やらしー事考えてるでしょ」
「…………えぅ」
 絵夢は竜子の問いに、小さく呻く。それはまるで悪戯がバレた子供のような、罪を認める返事だった。
 ――他人を呼び寄せる絵夢の認識……その能力……。
 竜子はそれに思い当たり、一息に絵夢の下半身を隠していたスカートを引き裂く。
「ひゃあぁ!?」
 突然の竜子の行為に悲鳴をあげた絵夢に対して、野次馬達は一斉に目を向けた。
「なにアレ……」「痴女……?」
 周囲から声が上がる。
 その前に晒される絵夢の陰茎。それはいつも露出させる時とは違い、小さく小さく縮こまっていた。
「絵夢の……ちーさいね」
「あああうぅぅうっ!」
 竜子がバカにするように笑うと、絵夢は顔を真っ赤にしてうつむいた。
 変わらずに陰茎は萎の妖力の為か勃起する兆しすらない。
「ほらほら。赤ちゃんみたいなおちんちん、皆に見てもらいなよ」
 竜子は笑いながら絵夢の上から降り、その両膝に手を回した。
 まるで幼児がトイレでされるように、竜子の腕の中に抱えられ足を広げられる絵夢。
「やめ、やめてください……竜子さぁん!」
 絵夢は悲鳴をあげながらも、抵抗をしない。
 そしてそんな二人を遠巻きに野次馬が見つめる。

215たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:38:10
>>214続き

「うわ男かよ」「あはっ可愛い〜」「写メしようぜ写メ!」
 ――絵夢の認識。それは自分が注目され、恥ずかしい姿を晒す妄想そのもの。
 絵夢の思い描く空想。それがそのまま認識となり、この空間に他者の視線を発生させる。
 つまりこの能力が発動した時点で、絵夢はその性癖をまだその身に潜ませている。
 ――変態・マジカルウィザード絵夢はまだ死んでいない。きっかけがあれば、また目覚めるはず……!
 竜子はその考えに賭け、無理矢理に絵夢の服を引き裂いた。
 そしてその行為は、形となる。
【レイ……プ……レイプレイプレイプレイプイイィヒャッハァァァァ! ラメェェェ!】
 しばらく大人しくしていた萎の触手がその絵夢の性癖を感じ、絵夢に向かってその身を宙に走らせる。
 萎はしばらくそのまま狂乱の声をあげるが、絵夢の目の前まで迫るとその動きを止める。
【レイプレイプレイプ……レイプゥゥ! 溢レル性欲ンホオォォ! ラメェェェ!】
 触手は絵夢を絶好の餌と見たのか、その前でまるで求愛する虫のように踊り続ける。
「やぁぁぁん! レイプしないでぇぇ!」
 一方の絵夢は触手を前にして快感を感じているかのような嬌声をあげた。
 竜子は絵夢の耳元で何かを小さく囁く。
 それと共に、絵夢はまた切なそうな声をあげた。
「……そうよね。性癖ってのは本来、抑えきれない物よね」
 竜子は時折絵夢の痴態を周囲の野次馬達にアピールするように見せつけながら、触手に笑いかける。
「『性癖は解放する物』なのよ。決して封印する物じゃない」
 竜子は萎に向かい合う。絵夢は変わらず、竜子の腕の中で喘ぎ続けていた。
「来なさい、大妖怪萎! 私のマジカルウィザード絵夢ちゃんが、あんたの欲望ぜーんぶ受け止めたげるわ!」
【ンホオオオォォォ! レイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプラメェェェェェ!】
「らめぇぇぇ! レイプっ! レイプしちゃいやぁあ!」
 萎の触手は絵夢の前で激しくクネクネと動き回る。ほんのりとその触手の竿の部分が、赤らんでいるように見えた。
【最高ゥゥゥウウ! レイプレイプレイプレイプゥ! 尽キナイィィ! レイプシテモ性癖ガ! 性欲ガ! 尽キナイィィイ!】
 萎びた触手が踊り狂う。
 それを見て、竜子は先程と同じように絵夢の耳元で囁いた。
「……絵夢の男の子の心、レイプされておちんちん起たなくなっちゃったね」
「ひゃうぅうん!」
 竜子の言葉に絵夢は快楽の声を漏らす。
「このまま一生EDにしてもらいな? そしたら私が女の子として飼ってあげるから……♪」
「やぁぁん! らめぇ! ボク……ボク男の子だからぁ……!」
 竜子の言葉責めは続く。
「だって男の子の心レイプされて感じちゃってる変態な子は、一生赤ちゃんみたいなおちんちんのままで十分でしょ?」
 竜子は絵夢に語りかけながら、自ら殴りつけた頬を撫でる。
「一生精子も出さなくていいから、このまま勃起できなくしてもらって、おちんちんもタマタマも全部とっちゃいましょうねー」
「やだぁ! 許して竜子さぁん!」
 竜子は満面の笑みを絵夢に向ける。
「ダーメ♪」
 竜子は笑いながら萎に語りかける。
「あんたがレイプすればする程、この子はどんどんダメになっていく自分に興奮する。この子が興奮すればする程、あんたは元気になってこの子をレイプする」
 竜子が萎に語りかける言葉にすら、絵夢は反応して喘ぎ声を漏らした。
「『背徳感による性欲の無限連鎖』……。さて、精根尽きるのはこの子とあんた、どっちが早いかしら?」
 竜子の絵夢へと向ける嘲笑と罵倒の度に、萎びていた触手に瑞々しさが戻っていく。
【オ……オオ……気持チイイ……気持チイイヨォ……!!】
 触手はどんどんとその活力を増しているようだった。
「うぅ……あぅ……竜子、さぁん……」
「んー? どうしたの絵夢」
 竜子は優しく絵夢の呼びかけに答える。
「竜子さんは……賢者タイム、ならないの……?」
 絵夢の弱々しい問いに、竜子は少しの間「んー」と唸った後に答えた。
「私バカだからよくわかんない」
 竜子は絵夢の頭を撫でる。
「でも、『友情』は性欲とは別なんじゃない?」
 竜子は彼の頬に軽くキスをして、そのまま言葉責めを続けた。

216たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:38:39
■キャラクター名
原始性人エレクトマン

■移動先
C3

■調教ターゲット
復活の大妖怪『萎』

■シチュエーション
「…本当に、行っちゃうんでっピュ?」

…あぁウホ。
空が卑猥な形に歪み始めているウホ。
あの歪みに顔をうずめれば、元の時代に帰る事が出来るはずウホ。
でも…その前にどうしてもやっておかねばやらない事があるウホ。

「…全人類嫁化計画の事ね?」

…その通りウホみらくる☆エクスタシー。
俺の大蛇を頬張りながらでいいから聞いて欲しいウホ。
…確かに俺は全ての生きとし生ける者を伴侶にするべく
人生を駆け抜けて来たウホ。
しかし、ここに来てそんな事はどうあがいても無理だと悟ったウホ。
世界は俺が思っているよりはてしなく広い…。
だから俺は…

復活の大妖怪『萎』を倒(嫁に)し、俺をこの世界の父である「神」にしてもらうウホ。

「別れるのは寂しいけど…ゴボッ、ううん、別れじゃないわよね。グププッ、だって私達、次元を越えてつながった夫婦だもんね…ゴベェッ」

うん…短い間だったけどお前達のことは絶対忘れないウホ。それじゃあ…行ってくるウホ。



ウホォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!

これでラスト(の嫁)だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!



―その後希望崎学園の世界史の教科書に無数の触手と交わる
原始人の図が追加されたとかされないとか―

217たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:39:03
■キャラクター名
新島ウロボロス

■移動先


■調教ターゲット
復活の大妖怪「萎」

■精神の回復
無し

■能力の使用
使用

■シチュエーション
ウロボロス「ふぅ まあ所詮この戦いも我等オナニストのオナネタに過ぎないのだなあ」

展開されたSASUKEフィールドでSASUKEオナニーをしながらパンツ(片平)を頭からかぶってウロボロスは呟いた

あちらではオッペケペ梅子のププッピドゥが炸裂し 
SASUKEの中心で世界の愛を叫ぶ女が居る
マグロとして相手に身を任せるプレイに興じる者

ウロボロス「まあみんな オナニーだよね 良き哉 良き哉」
結局萎も触手って事でオナネタになるわけだし
変態ヶ丘は今日も平和だなァ

オナニーの明日は明るいぞ!!
無くそう性犯罪!!

明るい変態それがオナニーさ

モットモすぎる意見に
思わず萎も頷いてしまった

218たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:39:22
■キャラクター名
二ツ宮成美

■移動先
D1

■調教ターゲット
山乃端一人

■精神の回復
10

■能力の使用
なし

■シチュエーション
「あちゃー、萎が復活しちゃったかー」
変態が丘の中心で復活した萎を、街の端で眺めている。
「ここからじゃあ行けそうもないしなあ。まあ、誰か封印してくれるでしょ」
他人ごとのように呟いた。
「あー、でも、確かEDだとか不感症とかになっちゃうんだよなあ。うーん、それじゃあこの能力も役に立たなくなるし……」
そう考えたとき、そもそも何故この能力が発現したのか、彼女は考察し始めた。
「私は元々女の子が好きなのであって……で、男の子のようになりたくて……両方を兼ねちゃったわけで……うーん……」
どんどん泥沼にはまっていく。
「あれ? 私が女の子を好きなのと、おちんちんが生えるのは何も関係ないような……」
身も蓋もない結論に達しそうになったとき、考えるのが面倒くさくなって、彼女はとりあえず行動を始めた。
「まあいいや! どうせ萎が復活したからって、私が女の子を好きなのは何も変わらないんだし、一人ちゃんでも調教しにいこっ!」
颯爽とD1へと移動する。
「ひーとりちゃーん!」
山乃端に、後ろからむぎゅうと抱きついた。
そして、そのまま優しく押し倒す。
「うひゃあ! な、なにをするんです! やめてください!」
抵抗する山乃端に耳元で小さく囁いた。
「大丈夫。悪いようにはしないから、ね?」
そう言って、二ツ宮は山乃端に濃厚な口づけをした。
そうだ。どうせ萎えのせいで全てのちんこがEDになってしまうのであれば、彼女の能力はもはや意味を成さない。そこで、彼女のとった選択は一つ。「能力の封印」である。
そんなことをしてしまっては彼女のアイデンティティが失われてしまい、只のレズと化してしまうのだが、別に彼女にとっては大した問題ではないらしい。
つーか、レズプレイにちんこ要らないし。
もはや彼女に取って大切なのは、「自分は女の子が好きである」この一点だけであり、あとは萎がどうであろうと関係ない。
「あっ……駄目です、そんなところ……」
とにかく、この後も狂ったようにレズプレイをしまくったらしいが筆者の力量では書ききれそうにないので割愛するッ!

219たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:40:09
■キャラクター名
亀井雷華

■移動先
E2

■調教ターゲット
有夢 莉莉

■能力の使用
使う

■シチュエーション
「あれが…萎…?」
その巨大さから遠く離れた場所にいる雷華にもその姿がはっきりと見える。
萎の封印がとかれてしまった。このままでは被害が町中に広がるのも時間の問題だろう。
(なんとかしなくちゃ)
そう思い萎のもとに向かおうとする雷華の前に有夢莉莉が立ちふさがる。
「莉莉ちゃん、そこをどいて!!」
「萎様を再び封印しようというのなら通すわけにはいきません。
あの方の力を借りれば私が望んでいた性欲のない高潔な世界が誕生するのです。
とても素晴らしいことではありませんか」
「でもあれじゃ」
莉莉の理想とする同性愛さえも消えてしまうではないか
「同性愛…もういいのですよ」
「何を言ってるの…莉莉ちゃん」
莉莉はあんなに自分に同性愛の素晴らしさを語っていたではないか。
何が起こっているのだろう

「どうやら萎の瘴気の影響のようですね」
突然背後から誰かの声が聞こえてきた。
「誰?」
驚いて雷華が振り向くとその場には―
「守ってあげるといってくださったのに誰だなんて」
ルツィア・C・町永の姿があった
「ルツィアちゃんどうしているの?死んじゃったよね?夢?」
「夢ではありませんよ。蘇ったわけでもありませんし」
そもそも死体はまだ背中に背負ったままだ。
「じゃ幽霊なの?」
「ええ。ほらあのような形で死んでしまいましたし、雷華さんがとても心配で」
「あれ…?ということはもしかしてこれまでずっと…?」
「ええ、友達だから絶対に守るとか、とてもうれしかったですよ」
どうやら全部聞かれていたようだ。
その言葉を聞いた雷華の顔が真っ赤になる。
「ちなみに私の姿は雷華さん以外には見えていませんので」
その証拠に有夢莉莉には見えていない様子だ
「何か急に独り言を始めたようですけど、結局萎様の妨害しようという意思は変わらないんですね」
「当然だよ」
「やはり分かっていただけないですか。残念です」
その言葉を合図に指をを鳴らすと膝丈スカートのメガネをかけた少女たちが数人現れる。

今回の戦いにおいて一般風紀委員は大量に投入されている。
その中の一部がこうして現れても不自然ではないだろう。
「先生を捕獲して萎様の妨害をできないようにしてください」
高速しようと迫ってくる風紀委員達。
「まずいですね…」
現在のルツィアは幽霊であるし、生者に干渉するような力はない。
ある程度なら無理やり切り抜けられなくもないかもしれないが多勢に無勢だ。
さすがに限界がある
万事休すか
そう思ったその時――

後ろの方にいたセーターにショートカットの風紀委員という風貌が動きを見せ、
「邪魔よ」
その言葉とともに目の前の無防備だった一般風紀委員の一人の頭部にローリングソバットを喰らわせると、そのまま横にいた数人を巻き込んで家の外壁の方にふっ飛んでいく。
「なっ!!?」
その光景に呆然とする莉莉。
「まったく情けないわね、風紀委員ともあろうものがあんな変態触手のいいなりになるなんて」
セーターの少女が眼鏡を中指で直しながら言う。
「まあ、私も一緒になってあれを復活させようとしてたんだから人のことは言えないわね」

220たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:40:32
>>219続き

彼女は街に来た時最初に交番の前であった風紀委員だ。名前は夙川さくら。雷華が1T目に調教した一般風紀委員である。
「さくらちゃん、帰ったんじゃなかったの?」
「帰るつもりだったわよ。今見たらレイプレイプって言ってる気持ち悪い触手が復活してるじゃない。風紀委員としては放っておけないでしょ。
それに、雷華のことほっとけないしね。私にあんなことした責任とってもらわないと」
その言葉とともに残っていた一般風紀委員の方に対峙する。
「ま、そっちは私みたいな三下の出る幕じゃないし任せるわね」

「あんなこと…?責任…?」
ルツィアはさくらの言葉に疑問を覚える。
「あ…あの…そのね…」
どうやら何かやったらしい。
「そのことは後でゆっくり聞かせてもらいますのであちらの方を先に」
「う…うん」
気を取り直し莉莉の方に退治する雷華。

「まったく、飛んだ邪魔が入ったようですけどそれでもここを通すわけにはいきませんので」
「こっちもそういうわけにはいかないの」
雷華は能力を発動する。
「決定的瞬間(ディスティニースクープ)!!」
町中に散らばらせたカメラによって次々と写真が撮影され雷華の目の前で現像される。
写真には萎の妖力によって引き起こされた街の惨状が映っていた。
その写真とともに訴えかける。

「莉莉ちゃんが目指してたのはこんな世界なの!?」
「う…」
「触手が性癖を食らいつくすのが高潔なの!?違うよね」
雷華は莉莉の言うことに全て共感できたわけではないが同性愛について語る彼女は楽しそうだった。
「うう…」
「同性愛が高潔な愛じゃなかったの!!正気に戻ってよ!!」
その言葉とともにその場に倒れこみまるで憑き物でも落ちたかのような表情を見せる莉莉。

「うう…先生…私は何を…」
「悪い夢を見ていたんだよ」
「そうでしょうか。何か迷惑をかけたのでは…」
「大丈夫だよ」
そしてやるべきことを思い出し決意する
「さあ、萎のところに向かわないと」
しかし、莉莉に時間を取りすぎた。
このままいって間に合うだろうか。

「他の方々がどうにかしていただければよいのですが…」
「うんそうだね」

221たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:41:36
■キャラクター名
織原夕美子

■移動先
B4

■調教ターゲット
はちみつの精

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
【前回までのあらすじ】
ついに復活した大妖怪、『萎』!
1000年にもわたるコンプレックスから生まれた恐怖の性癖レイプは、
変態が丘(じゆうがおか)全体――JK教教団員達をも蝕んでいく!
離れていく信徒たち……無力たる存在となった変態少女2人!
そして、待ち望んだ『萎』との決戦を前に離反する鏡子……。
果たして彼女は『萎』を倒し、触手族を、変態達を守ることができるのか!


最終決戦SS『織原夕美子、最後の調教』

「終わった……のね……」

きい、きいと、か細い金属音を立ててブランコが揺れている。
冷静になってみれば単純な事だ。何もかもが遅かった……それだけなのだから。
これまで手足となって動いていた信者を失い、
変態としてのかけがえのない同志だった、慈衛恵と鏡子をも失い――
織原夕美子は一人ブランコに座って、夜の月を見上げている。

雲のない闇夜に煌々と浮かび上がる月。
けれど夜空に浮かぶのは、それだけではない。
巨大にうねり、蠢き……宙に浮かぶ。幻想的な、白い触手――

(あれが……『萎』だとして)

その存在の強大さに。そして自らの無力感とやるせなさに。片手で顔を覆う。

(私はどうすればいい……
 触手を食べることなんて、私にはできない……
 料理を食べさせて調教するにも……そもそも口がどこにあるのか……)

ふ、と自嘲的な笑いが漏れた。

(ふふ……何を言っているんだろう……
 私にはもう食欲すらない……
 私の快楽は全てが『食』に根ざすものだった……
 『萎』に性癖が奪われた今は――)

食材と性交するどころか……彼女が最も快楽を感じていた『食する』という事ですら……
完全に不感となっているのだろう。
これはただの予感だ。実際に試したわけではない。だが、そうする勇気もなかった。
アイデンティティが崩壊する事が、恐ろしかったのだ。

「うわぁ〜〜い! 『萎』さんが復活しましたよ〜〜!
 これでとっても美味しい、はちみつの香りが戻ってきますよ〜〜!」

打ちひしがれる夕美子の目の前を、幼い少女がトコトコと横切っていく。
変態が丘(じゆうがおか)のこの時間帯に外を出歩くという事は――
そしてこの状況でなお生気を失っていないという事は、彼女もまた風紀委員なのだろう。

少女の言うとおり、辺りには芳醇な蜂蜜の香りが漂っていた。
きっと夕美子の食欲を刺激し、新しい料理へのワクワクするような意欲と……
そして震えるほどの快楽をもたらしたはずの香り。

「ああ――」

とても。とても美味しそうなのだ。
蜂蜜も。風紀委員の少女も。
あの柔らかそうな肉を蜂蜜をたっぷり使った調味液に漬け込んで、
きれいな色に焦がした蜂蜜と、パリパリの食感が楽しめるハニーローストにしたら、
きっとどれほど美味しいだろうか。

「ああ……
 うっ……ううっ……くっ……」

「うずくまってお姉ちゃん……お腹痛いの?」

泣き出した夕美子を心配しているのだろう。
少女が無防備に近づいて顔を覗き込む。
それでも夕美子は……手を出すことができない。


「違うの――」

「お腹が空いているのよ……すごく……」


涙が膝の上に落ちた。

222たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:42:43
>>221続き

「……ねぇ、元気だして! もうこの街には変態さんはいないんだから!
 『なえ』が復活したから、触手だってどこかに行っちゃうんだよ!」

そうだ。もうこの街に変態は存在しない。
――『食べる』という事は、最高の快楽だった。
思えば、そんな変態性欲を理解してくれたのは……同じマイノリティである、変態達だけだった。
心を完全に折られた慈衛恵。性欲を失った教団員。
彼らはもう、二度と女子高生に欲情することはないのだろう――

誰もいない……もう、誰も……

「 私 が ! ! 」

突然響いた声に、反射的に振り返る。
公園の入口に――少女の影が立っていた。

「 私 が 居 る わ ! ! 」

「じ、えい……先輩」

憔悴の極みにあることは明らかだった。
否。彼女の立場であれば、立っていることすらできないだろう。

教団員の離反によって、教祖として積み重ねてきた過去を否定され。
女子高生に欲情できないことで、自己の価値観すらも否定され。
それでも――

「ここに変態が……一人いるのよ!!」

「慈衛先輩……!!!」

「なっ……なんで変態がまだ生き残っているんですか〜〜〜!
 い、いや……『なえ』が復活したから、もう変態性欲も尽きているはずですよ!
 そんな状態で……一体なにを……」

恵が……女子高生が、一歩を踏み出す。
もはや折れそうな心に鞭を打って、最後の調教を行うために。

「性癖がなくなったのなら――新しく開発しなおせばいい!!
 そうよね、夕美子さん……!!」

「先輩……私は……私は……」

そうだ……恵を調教して新たな世界を見せたのは、夕美子自身だ。
心が折れてもなお、それに自分で気付いていたから、彼女は……

だが、もうきっと、恐らく駄目だ。
こんな幼女を――生粋の女子高生フェチである慈衛恵が。
理性で受け入れたとしても、感情で受け入れる事など……

そんな否定的な想像を裏付けるかのように、恵の足がもつれ、その場に崩れて――
その、刹那だった。

[完全制覇を取りに、野獣がやってきた――
 6年間、6年間の雌伏を経て、帰ってきたのは慈衛恵!
 現役女子高生であり続けるために、そしてSASUKEを完全制覇するために!
 果たしてこのファーストステージ果たして体力的には大丈夫なのか――?
 いや行ける、私は行ける、眼光が、野獣の眼光が雄弁に語っております慈衛恵!
 さあ最初の難関だ、地獄からの悪魔 『そ そ り た つ 壁』 スタート――]

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

腕組みをしながら見つめる……最強の漁師。長野。

「おるで。悪魔が」

ファーストステージの成功を必死に祈るのは、最強のアルバイト山田。

「気を抜くな。気を抜かないでくれ……頼む……」

そしてゲストの(2ターン目にしか登場していない)ケイン・コスギ――

「慈衛恵――!!
 悪魔を倒せ――――!!! その悪魔を――――!」

223たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:43:14
>>222続き

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「これは……!?」

夕美子たちの眼前に、今広がるのは――夜の街灯に照らされた公園ではなかった。
遊具が、砂場が、茂みや水飲み場までもが消え……
具現化したのは、奇怪なる起伏に飛んだ波乱万丈のエキサイティングコース。

SASUKEがそこにあった。
(恐らく周囲1マスに広がっているであろう)SASUKEステージ。
それは、とある変態魔人の命をも賭した執念の具現――

「お、おかしいです〜〜! こ、こんな変態的な番組……!
 『なえ』が復活したのに……!!
 打ち切りの決まったSASUKEまで復活するわけがないですよ〜〜〜!」

「フ、フフ……
 どうやら……私以外にもまだ、『萎』に抗う変態が居たみたいね……
 気力が……回復してきたわ……!!
 そして貴女と夕美子さんはゴールの位置に……私は入口のスタート地点。
 最後の決戦としては――相応しいシチュエーションね……!」

「む、ムチャクチャです〜〜!
 性癖を奪い尽くされたそんな体力で、SASUKEを攻略しようって言うんですか!?
 不可能です! 人間には不可能です!!」

「――できる!!」

ボロボロの体で力強く断言する、慈衛恵。
そしてそれに呼応するように、

「はい……できます!!」

意を決したように……夕美子も頷いた。

「ど、どうやって――!?」

「夕美子さん――! この子を料理するのよ!
 今まで得体のしれない肉を美味しく料理していたあなただもの……!
 きっと、きっと『人間』だって美味しく料理できる!」

「はい! きっと……!!
 そして慈衛先輩! あなたは!!」

「ええ……私はこの子を『女子高生』だと思い込む!
 6年間留年した私が女子高生なら……いずれ女子高生となるローティーン幼女もまた女子高生!
 心の性癖が死んでも、体は性癖を覚えている……その力がSASUKE攻略の原動力になる!
 女子高生への愛と美味しい料理への食欲、そしてSASUKE完全制覇の3つの欲で――」

「私はこの子に、夕美子さん……あなたに辿り着いて、ペロペロするッッ!!
 その時が『萎』!! 全国風紀委員連合!! あなた達の敗北なのよ!!」

半死半生の変態とは思えないその気迫に気圧される少女。
――しかし、この悪寒はなんだろう。
完璧に勝利を確信したはずの風紀委員が、まるで押されて……

「な、なんて理屈をこねやがるんですか……!! まさに変態……
 勢いだけでごまかされてしまいそうです……!!」

「行くわよ……うおおおおお――――ッ!!」

[来ましたそそりたつ壁!! オーバーハングの高さ5m――ッ!
 慈衛恵、乳酸は大丈夫か! この壁を、生き血をすするヴァンパイアを越える事は可能なのか〜〜
 さぁぁ ああ〜〜〜〜っとォォエッジに指を、手を、指をか け た・ がぁ〜〜〜〜っ!
 消耗しているぞ! ハァァ―――!! 乳酸は、乳酸は大丈夫か! 慈衛恵、溜まっている!
 だが耐える、溜まる、上腕二頭筋に力が溜まるっ! これが変態の力か!
 ヴァンパイアを攻略するのは変態なのかァァ――――アア―――ッ!!]

生命力を振り絞り、オーバーハングを登る恵。
幼女を全裸にし、これまでにない集中力で蜂蜜を塗りたくる夕美子。
そしてSASUKE――SASUKEそのものとなった、SASUKE魔人。
変態達の誇りを賭けた、最後の抵抗。

だが――

224たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:43:55
>>223続き

【レイプ……レイプ!! 性癖! レイプシチャウノォォォッッホォォ―――ッ!!】

当然、それに引き寄せられ――『萎』もまた、現れる。

[そうレイプ! ヴァンパイアをレイプするのは変態慈衛恵……
 ああ――っと しょ・く・しゅ だァァ――――ッパ――――ッ!!
 なぜだ! なぜ触手が入ってきている! SASKUKEに乱入する触手ーっ!
 これはま さ に エンジョイ&エキサイティングゥゥゥゥァァ―――ッ!!!]

裸に剥いて蜂蜜まみれにした幼女に、
醤油をベースにしたソースで更に味付けを試みていた夕美子は……絶句した。

ゴールの位置から見ていても分かる。
あれは『萎』の巨大な身体の一部にしか過ぎないのだろう。
調教するにも調教されるにも、この位置ではあれが封じられていた寺院には届かないはずだ。
それでもなお……その『性癖を食い尽くす』力は圧倒的に過ぎた。
恵の膝から力が抜ける。性癖が吸い取られていく。

「や、やっぱり無謀だったんです……こんな事……
 風紀委員の私にも痛ましくて、みていられません……」

「私に、出来る事は……」

「む、無理です〜〜ひゃん!!」

なおも制止しようとした幼女の口に作りおきの肉料理を押し込んで、
夕美子は静かに立ち上がる――

「お、美味しいですぅ!」

「……まだ、私に出来ることはある……!
 ここに来て私と慈衛先輩……はちみつの精が出会って……
 SASUKEステージが現れ……そして『萎』も現れた」

「――それは決して偶然じゃあないはず!
 『あなた』が私達をここに引き寄せた……!!」

自分ならきっと、それをまとめきることができる。
ステージの影を見る……

「そうですね? 『ジ・アンカー』――」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【素晴ラシイ……心ガ折レテモナオ 新タナ性癖ヲ開発スル ソノ心意気!!
 タ、タマラナイ性癖……ウッ、ララ……ラメエエエ!!】

「だ、駄目……芽生えかけていた性癖すらも……
 消えていく……すべてが……萎えて……」

[ちょ、直前だったァァ―――ッ!! 慈衛恵、直前で!
 このそそり立つ壁、ファーストステージ5mのオーバーハングを〜〜〜〜〜〜〜!!]

既に恵の手に……力はなかった。
エッジに手をかけていたはずの指先も萎え。
後は落下していくのみなのだろう。無味乾燥の『ノーマル』という世界へ。

[落下 直・前・で!!
 切り抜けましたァァ―――ババババァァ―――ッ!!
 慈衛恵! SASUKEファーストステージ! 吸血鬼を野獣が食ったァァ―――!!]

(え……)

どういう事だろう。自分は確かに、力を完全に奪われたはず……

「こ、これは……!」

――パンツだ!

誰のものかも分からない。謎のパンツが、慈衛の手首と……
オーバーハングの壁のエッジに引っかかって。

【グッ……ゥ、ドウイウ事ダ……
 ソノ パンツ! 元ハ風紀委員ノ持チ物ダッタハズ!!
 一体誰ガ……】

「……行くわ。次はクリフハンガーね……!!」

[宣言だァァ―――〜〜〜〜〜ッ!
 攻略! セカンドステージ! ライオン! 6年間耐えてきました慈衛恵!
 どこまで凄まじいのか、どれだけ欲望に塗れているのか!
 SASUKE完全制覇! 欲望! そこにあるのはSASUKE完全制覇のみィィ――――ッ!!]

おぼつかない足取りのままで、恵が絶壁を登る。
謎のパンツを引っ掛け、頼りない手がかりとして。
はるか頭上、ゴールから垂れるはちみつの精の蜂蜜が滑る。

「っ……はっ、この程度……
 女子高生、幼女……女子高生……はちみつ……
 SASUKE……!! パンツ!!!!」

225たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:44:34
>>224続き

【ナ、ナンダ……コノ精神ハ……イ、異常スギル……】

もはや慈衛恵自身も、何を欲しているのか分かっていないのだろう。
自身ですら理解出来ない『性癖』を、まるで鵺のように正体不明の存在を喰らう。
それは果たして、『萎』といえど可能なことなのだろうか。

「料理……! 夕美子さんの……!」

だが、そんな彼女を喰らい尽くすべく、SASUKEの魔獣――
ライオンが、最後の段差に。

「――それだけじゃあないでしょう?」

ライオンは『喰らわれていた』。触れることすらできぬまま、
滝のように白濁液をまき散らしながら転落していく――

「……!? 鏡子さん……!」

「ふふふ……結局、戻ってきちゃったわね。
 あなたの欲望は、私にレイプされること……違う?」

「……!! はい……!」

「な、なんて事……パンツとビッチを使ってクリフハンガーをクリアしたです……
 あわわ……このままじゃ……ああっ、あっ、美味しいです〜〜〜〜っ!!」

再び狼狽し始めたはちみつの精を、
無言のまま口に肉料理を突っ込んで黙らせる夕美子。
否。無言ではない――

「下味を付けて焼き……ここで調味料……スープを足して煮込む……」

何かを呟いている。

【ナ、ナゼ……】

【ナゼ人ハ アキラメヨウトシナイ……
 人肉ヲ 食ベルコトモ……レイプ スルコトモ……
 幼女ヲ ペロペロ スルコトモ……SASUKE完全制覇スラモ……
 ワカラナイ……! 彼女達ハ 何ノ 欲デ ウゴイテイル!?
 欲望ガマジリアッテ……ウググ……】

1000年前からのコンプレックスによって生まれた妖怪。それが『萎』だった。
故に、彼の理解を超えたこの変態性欲は、かつての劣等感を呼び起こし……

【ヤ、ヤッパリオレハ……タダノ……E…D……】

「――そんな考え、2秒で切り替えしてくださいよ」

【――!?】

声に反応し、(触手に視覚があるかどうか分からないが)見上げる。
萎えた触手ではもはや追いつけないオーバーハングの上。
5mもの高さに立つ、一人の人影。明るすぎる月を背に、その顔は逆光で見えない――

「彼女たちがやっているのは……トランセンドサッカーッス」

【トランセンド……!?】

「性欲かと思えば食欲に……食欲かと思えばSASUKE完全制覇に……
 女子高生への欲に、人肉料理への欲求……!
 ゴールに辿り着き、『萎』に勝利する事を目指す欲求!
 あらゆる性癖が起点となる、敵や観客の予想を超えた超攻撃的サッカー!!」

【――マサカ!!】

226たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:46:30
>>225続き

「今日も私の魔法で皆さんの性癖をまとめさせていただきたいんですが よろしいですか」

人肉料理が可能であるなら、生きた人間を料理のように調和させることも可能なはず――

「さっきのはライオンかしら……ふふ、刹那で忘れちゃったけど」

相対した瞬間、心を折り取るほどの絶対的な性技。

[SASUKEを攻略するのか! 開拓するのか!
 まさに冒険者だ慈衛恵、6年の執念を超えてきました冒険野郎、
 彼女こそ冒険野郎、冒険野郎マクガイバーだァァ――――ッ!!]

それに臨むものの挑戦心を否応なく引き摺り出す、波乱万丈のステージ。

「 」

どこから現れたのか謎の、影の地帯から現れたかのようなパンツ……

「夕美子さん……あなたに感謝しないとね」
「私もようやく飛べる」

そしてそれら全てに調教されているように見せて、
全ての性癖は彼女一人のために……!!

【ソ、ソウイウコトカ……
 アノ変態集団ガ マルデヒトツノ料理ノヨウニ調和シ……
 サラニヒキタタセテイタノカ、慈衛恵ヲ……
 ソシテオマエノ名前ハ……】

「全員が得意とする性癖(スタイル)で調教(プレイ)できる……
 それがトランセンドサッカー……!!
 俺はそれが見たかった!
 俺自身すらも沢山の人間の得意な『性癖』を組み合わせて作った――『ジ・アンカー』だ!!」

【リヒト――!! リヒト・ダンケルハイト!】

彼女たちの突然の覚醒。それを引き上げたのが……彼だったのか。

いつの間にか、心を奪われていたのだろう。
自分が求めても届かなかった、変態達の性癖の狂宴に。
それが織り成す、アブノーマルな変幻自在のプレイに……

もはや『萎』が性癖を奪い取ることはできないだろう。
SASUKEの実況は頭蓋が破裂せんばかりの勢いで慈衛恵のゴールを叫び、
ゴールでは、慈衛恵と織原夕美子とはちみつの精が……
全裸で絡み合いながら、お互いの蜂蜜を舐めている。

【フ、フフ……ヤハリ俺ハ 所詮EDノ触手ダッタ。
 俺ハ……イサギヨク……】

「だから――そんな考え、2秒で切り替えしてください。
 そう言ったはずッスよ」

【ダガ、コンナ萎エタ触手ニ……何ガデキルト――】

潔く引き下がろうと、触手を引く『萎』
しかしその先端に、何かが触れる感触があった。

「くすっ……本当にそうかしら?」

227たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:46:52
>>226続き

鏡子――!!

彼女だけは、ゴールで行われているレズプレイに加わらず、いつの間にか……
『萎』の触手の先端を口元に……

「見捨てないわ。私の目的は、最初からあなただけだもの――」

【ウッ……グァァッ……!
 コ、コレハ! 萎エタハズノ触手ガ……ァァッ……!
 ナ、ナントイウビッチ……コレハマサニ トランセンドサッカー(※1)……!!】

※1 sucker……吸いつく人、(俗)フェラチオする人

宇宙一のビッチ、鏡子。
他の誰もが『萎』を見捨てた――
だが彼女だけは、それでも……自分を性的対象として見てくれているのだ……!

「フッ……
 『萎』……ようやくアンタも自分のプレイスタイルを見つけたみたいッスね」

【……ソウカ……モウ……EDダカラトイッテ、性癖ヲ呪ウ必要モナイ……
 モウ変態(じゆう)ニ……自分ノ レイプ シタイモノヲ……】

「俺は……アンタが次はどんな性癖に目覚めるのか……
 それが楽しみで仕方ねぇッス」

【……リヒト……】

まるで世界が晴れたかのようだった。
宇宙一のビッチが、自分を愛してくれている。
そしてSASUKEのゴールには、世界で一番美しいもの……女子高生のレズがある。
自分を認めてくれた男もいる。

「夕美子さん、夕美子さん……ああ、美味しいわ……!
 やっぱり私、女子高生が好き!!」

「はぁ……はぁ……この子供ならではの肉の柔らかさ……
 早く切り裂いて、料理したい……!」

「ひぃっ、や、やめてください……2人してそんなに舐め……
 う、うぁぁっ……」

『萎』の妖気は、これだけでは終わらないだろう。
鏡子のトランセンドサッカー(※1)は、その触手の一本が夢見た幻想だったのかもしれない。
だが……

【フフ……アリガトウ、リヒト……
 デモ俺ノ大キサハ、実ハ隣接1マスマデナンダ……
 コノ公園カラハ クールニサルサ――マタ会オウ、女子高生達ヨ!】

無からパンツが生まれるように、異なる性癖が出会えば、新たな性癖が生まれる。
全ての性癖を喰らう『萎』すらもまた、その一つとして。
それが、トランセンドサッカー――


                         ダンゲロス・アブノーマル おわり

228たびびと@GK:2011/04/15(金) 12:54:06
■キャラクター名
ツッコミの得意なアイツ

289 :ツッコミの得意なアイツ:2011/04/14(木) 23:35:00
すいません、行動提出できそうにないのでノーシチュエーションで萎(のアナル)に特攻させといて下さい!

229たびびと@GK:2011/04/15(金) 21:43:39
【5ターン目開始時処理】
ターン開始時発動の能力を処理します。

PC
・ねずたん50% →31成功
・子虎 励子50% →8成功 B3マスがNTR状態
・SASUKE魔人100% →成功 SASUKEファイナルステージ、開幕!
・新島ウロボロス100% →成功
・亀井雷華95% →49成功 対象ランダム →陳 畜美
・ツッコミ80% →64成功 →B3移動
 白刃、子虎、二幼神、クオリア、想二、絵夢、つっこみレイパーずのアナルにツッコミが入った!

NPC
・乙杯雅一拝70% →33成功 ただでさえ少ないキざみちゃんのおっぱいがー!

230たびびと@GK:2011/04/15(金) 21:44:03
【移動処理】
5ターン目の移動を処理しました。
tp://ashitamomataikiteitai.web.fc2.com/map_5t_aft.html

各キャラクターの調教希望ターゲットは以下の通りです。

■A2
ねずたん(襲撃待ち)

■B3
クオリア(襲撃待ち)

■B4
織原 →はちみつの精

■C3
白刃(襲撃待ち)
夢野(襲撃待ち)
態変(襲撃待ち)

■D1
ニツ宮 →山乃端一人

■D3
紅刃 →キざみ
キざみ(襲撃待ち)

■E2
亀井 →有夢
湯張(襲撃待ち)

■E4
蘭崎(襲撃待ち)

■VS萎
オッペケペ梅子
架神恭介
子虎 励子
錐 希美
SASUKE魔人
色部 明々日
二幼神脣之介
霧咲 想二
MW絵夢
原始性人エレクトマン
埴井ホーネット
藤見 筆三
新島ウロボロス
陳 畜美
端道賢午
ツッコミが得意なアイツ


また、精神の回復も処理しました。
現在のステータスはステ管画面(tp://www43.atwiki.jp/abnormald/pages/141.html)
をご確認ください。

231たびびと@GK:2011/04/15(金) 21:45:06
【調教パート開始時処理】
このタイミングで発動する能力を処理します。

PC
・オッペケペ梅子80% →22成功
・夢野 鮪100% →成功 カウンター状態
・MW絵夢70% →64成功 同マス防御+2……萎もか! どうなる変態が丘!

NPC
・万罪泰蔵80% →19成功 百式官能!!
 →子虎 4(ありえない方向に転び、同マス男性の誰かにキス →対象:原始性人)
 →錐 1(パンチラ)
 →SASUKE【両性】 6(ありえない方向に転び、同マス男性の誰かに顔面騎乗 →対象:SASUKE)
  ※GK注 どうやったのかは知らん。まあToLoveるだからな!
 →夢野【両性】 4(ありえない方向に転び、同マス男性の誰かにキス →対象:架神恭介)
 →色部 1(パンチラ)
 →ロリエル 5(ありえない方向に転び、同マス男性の誰かの顔面に胸を押し付ける →対象:架神恭介)
  ※GK注 架神さんオイシイね!

・O野 つー75% →29成功 の、希美ー!
・片平 大砲70% →57成功 対象ランダム →ニ幼神は吹っ飛ばされて襲撃待ちになった!
・轟 竜子70% →18成功
・有夢 莉莉80% →51成功 亀井雷華は同性愛に目覚めた!(元からじゃないの?)
・はちみつの精80% →44成功 織原夕美子ははちみつでべっとべとになった!
・ブックメイカー70% →88失敗 えー、もったいねー。

232たびびと@GK:2011/04/15(金) 23:28:27
【調教パート(5T)】

■織原 →はちみつの精

・織原ははちみつまみれなので、自動的にはちみつの精が先手
・はちみつの反撃55% →45成功 織原の精神−1
・織原の調教93% →92成功
 シチュエーション>>221-227 25点
 (ち、超大作……。ホントに全要素入ってるし、SASUKEだし、リヒトネタは
 たぶん誰かやりそうな気がしてたけど! ホントこれを採点とかね、おこがましいんですけど。
 惜しむらくは、どっちかっていうと萎を調教しててあんまし食人調教じゃない点なんですが、
 それはともかく感動しました! お疲れ様です!)
・織原&慈衛 SP+30 精神−1

■ニツ宮 →山乃端一人

・行動順 4+2 8+6 一人→ニツ宮
・一人の反撃55% →73失敗
・二ツ宮の調教90% →50成功
 シチュエーション>>218 10点
 (ふ、ふたなりである事を捨ててただのレズになりよったー!?
 ここにきて原点回帰とは。うん、いや、好きですけどこういうの。)
・二ツ宮 SP+25 精神−1

■紅刃 →キざみ

・最終ターンにして2度目のプレイヤーアタック成立なるか?
・行動順 8+1 6+6 キざみ→紅刃
・キざみの反撃35% →19成功 紅刃の精神−1
・紅刃の調教63% →58成功
 シチュエーション>>203 20点
 (まずもってキざみちゃんがターゲットというのは面白いですね。性癖の親和性も高いです。
 し、しかしコレって……一拝とキざみちゃんの差し違えエンドになる気が……こわいよう)
・愛々キざみ……ゲームオーバー!
・紅刃&乙杯雅 SP+31(キざみがこのターン襲撃調教に成功したらさらに+5)

■亀井 →有夢

・行動順 2+2 8+1 有夢→亀井
・有夢の反撃40% →74失敗
・亀井の調教85% →56成功
 シチュエーション>>219-220 10点
 (夙川さくらちゃんカッコイイ。さすがルフトライテルさんや!
 しかし、非常にしっかりした展開のSSなところ恐縮ですが、黒姫射遠萌えはどこへ……
 あれですな、全体的に振り返って、亀井さんより中の人の好みが前面に出たプレイングだった
 気がしてきた。アッパレ!)
・亀井 SP+25 精神−1

233たびびと@GK:2011/04/16(土) 00:31:47
【襲撃の処理(5T)】

■ねずたん

・アバターメイキング2 3 5 1
 (おさげ2本、白セーラー、Eカップ、白無地ぱんつ)
・行動順 4+1 4+2 風紀→ねずたん
・風紀の反撃45% →49失敗
・ねずたんの調教110% →成功
 シチュエーション>>188-190 5点
 (うーん悲劇だ……。それは結果として萎が奪ったのか妖精が奪ったのか、
 それはわからないけど、悲しい。まあ判定としては風紀委員の介入の余地も
 ありませんね、という事で。)
・ねずたん SP+10 精神−1

■クオリア

・アバターメイキング2 6 3 6
 (おさげ2本、ブラウス制服、Cカップ、くまさんぱんつ)
・行動順 6+5 4+1 クオリア→風紀
・クオリアの調教45% →96失敗
 シチュエーションなし
・クオリア 精神−1

■白刃

・アバターメイキング4 5 5 4
 (みつあみ、セーター制服、Eカップ、りぼん付ぱんつ)
・行動順 10+4 4+4 白刃→風紀
・白刃の調教105% →成功
 シチュエーション>>187 20点
 (とうとうイキつく先にイッてしまったか……。こりゃ風紀委員にゃどうしようもあるまい。
 変態という呼称が相応しいかはわからんが、一本筋の通った男であった。個人的には萎より怖い。)
・白刃 SP+10 精神−1

■夢野

・アバターメイキング1 4 2 6
 (おかっぱ、黒セーラー、Bカップ、くまさんぱんつ)
・行動順 10+4 4+2 夢野→風紀
・夢野の調教55% →7成功
 シチュエーション>>201 0点
 (とりあえず風紀委員相手にどうこうできる内容ではないですが、
 そうか、萎と真逆、それはそうですな。そっか、萎ってやっぱ不幸だったんだな……)
・夢野 SP+10 精神−1

■態変

・アバターメイキング5 3 1 3
 (セミロング、白セーラー、Aカップ、ドット柄ぱんつ)
・行動順 2+1 4+5 風紀→態変
・風紀の反撃25% →64失敗
・態変の調教65% →80失敗
 シチュエーションなし
・態変 精神−1

■キざみ

・未来が見えてるだけに悲しいものあり。。
・アバターメイキング2 3 6 1
 (おさげ2本、白セーラー、Fカップ、白無地ぱんつ)
・ははは、しかもFカップか! こりゃ救いがねぇや(´;ω;`)
・行動順 6+5 4+1 キざみ→風紀
・キざみの調教75% →73成功
 シチュエーションなし
・キざみ SP+10 精神−1
・すなわち紅刃にSP+5

■湯張

・アバターメイキング3 3 6 3
 (おさげ1本、白セーラー、Fカップ、ドット柄ぱんつ)
・行動順 4+3 4+1 湯張→風紀
・湯張の調教75% →28成功
 シチュエーションなし
・湯張 SP+10 精神−1

■蘭崎

・アバターメイキング5 4 3 2
 (セミロング、黒セーラー、Cカップ、縞ぱん)
・行動順 2+2 4+4 風紀→蘭崎
・風紀の反撃30% →72失敗
・蘭崎の調教75% →45成功
 シチュエーションなし
・蘭崎 SP+10 精神−1

■しんのすけ

・片平タンの戦車で吹っ飛ばされた、哀れなしんのすけ……。
・アバターメイキング6 6 2 6
 (ショートカット、ブラウス制服、Bカップ、くまさんぱんつ)
・行動順 10+5 4+2 しんのすけ→風紀
・しんのすけの調教86% →92失敗
・しんのすけ 精神−1
・なん……だと……。
・まさか最終ターンにも同じ事を言う事態になるとは……

234たびびと@GK:2011/04/17(日) 01:23:45
【調教パート(5T)】VS萎

・藤見の調教45% →91失敗
・萎の反撃45% →51失敗
・子虎の調教49% →37成功 SP+50
・梅子の調教55% →3成功 SP+50
・埴井の調教55% →78失敗
・ツッコミの調教25% →63失敗
・想二の調教68% →69失敗
・絵夢の調教85% →20成功 SP+50
・エレクトマンの調教70% →86失敗
・架神の調教73% →88失敗
・錐の調教62% →63失敗
・陳の調教35% →41失敗
・端道の調教49% →52失敗
・色部の調教50% →60失敗
・SASUKEの調教45% →73失敗
・ウロボロスの調教30% →71失敗

【残り妖力】311
妖怪「萎」撃破失敗!

果たして変態が丘は、このまま去勢されてしまうのか……?
残る力を振り絞り、萎をくいとめろ!
「エクストラターン」開催予定です。詳細は近日。

235たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:50:32
<<EXターン>>

236たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:50:45
■キャラクター名
子虎励子

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■シチュエーション
変態どもの怒涛の調教に耐えてなお衰えぬ萎の妖気に当てられ心が折れる。
無気力にかろうじて視界に収めていた萎が突然一人の女性を捕らえ包み込みやがて幼女が姿を現す。
変身?いや違う。幼女の顔に満ちるあの表情は母性。萎とは別物。
そうか生まれ直すのか!母か母なのか!母親こそは寝取られ界メジャージャンルの一つ!
母親とは血で繋がった最も近い女性であり、性に芽生えた男の子にとって最も身近な女性。
肉親の愛と性の愛を一身に受ける存在。それが寝取られた時の衝撃たるや筆舌に尽くし難い!
まさに寝取られオブ寝取られ。いや、萎が通常の意味で男なのかは分からないが
性癖性欲レイプ魔なのだから性別は関係なしに母親だろうが性愛の対象なのは間違いない。
励子も母親寝取りは未経験。急に気力が沸いてきた。
さっきは萎に寝取りの魅力を説いたが感触はいまひとつ。
理屈は理解したが受け入れたわけじゃない、という感じだった。
だったら今度は寝取られを体験して貰おうじゃあないですか。その魅力をたっぷり味わうと良い!
「姦くんいける!?将を射んと欲すればまず馬から。あの母体を堕としちゃいましょう。
 たっぷりねっちょりぬたぬたと。あなたなら出来る。姦崎のホープは伊達じゃない!」
ビデオカメラを取り出し幼女に向かって構える。
「幼孕母ねっとり寝取られ姦−お義父さんって呼んで良いんだよ−
 10秒前....3.2.1.ッタァァァァト!」

237たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:51:07
■キャラクター名
端道賢午

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■精神の回復
15

■能力の使用
意味あんまりなさそうだけど使用

■シチュエーション
「しかし、人の体というのもなかなか面白き乗り心地よの」
などと余裕を浮かべていた萎の顔に、驚きが浮かぶ。

真っ先に倒れたはずの男が、こちらを向いてにやけている――!

「なっ……無様に地に伏した筈の貴様が、なぜ今更起き上がる」

「確かに俺はテメェに太刀打ちできなかった。
だがなあ、それは別にテメェが性癖を犯したからじゃあねえ。
もっと前から――テメェが骨のねえ触手野郎だってことに既に心が折れてたんだよ!」

勝ち誇るように自分の醜態を熱弁し出す端道賢午。
「だが――今は違う」

そう、骨の介在しない存在だった萎が、いまや骨格を有する一人の幼女。
そして端道は、『性癖を殺される前』に心が折れ脱落したため、『性欲を失ってはいない』……!

「それがどうした」

九本の触手が、端道に襲いかかる。
いかに相手の死角が見えようとも、自身の回避行動に対しては意味は無い。
魔人の身体能力を持つ彼とて、かわす事は出来ないのだ。

「今犯してしまえばそれで終わりよ」
触手の一本が端道に届こうかというその時――

突如現れた戦車が、全ての尻尾を轢き潰した。
片平大砲の乗る(性的な意味ではない)、ポータブル戦車1号である。
ご自慢の砲身(性的な意味ではない)は小さく萎び、垂れ下がってしまっているものの、装甲車両としての性能に変わりは無い。
重厚な鉄の塊に圧し潰されたとあっては、妖怪といえどひとたまりもあるまい。

元々の姿ならば回避できたかもしれない、単純な突進。
だが萎は慣れない人型を採ったことで、明らかな死角が生まれてしまっている。
それを見逃す眼力ではない。その死角から片平夫妻を突っ込ませる(性的な意味ではない)ことなど、造作もない。


「別に武力に訴えても構わねえだろう?戦車を持ち出そうが」
「ちょっと待てそんなのずるくないか、そういうキャンペーンじゃ――」

のたうち回る萎の隙を突き、肉薄する端道。

「人に憑いたテメェのミスだ――
その無垢なる未成熟な鎖骨、頭蓋との一見アンバランスな、だがそれでいて趣深い黄金比を得ちまったテメェの、な」

萎の両肩を力強く握りしめ、肉を引きちぎる。
未だ誰にも見せたことのないであろう、秘めたる部分(ほね)が無防備にも露わになる――

「俺の愛を、骨の髄まで叩き込んでやる」

238たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:51:27
■キャラクター名
オッペケペ梅子

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■精神の回復
15

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
「おいどんの攻撃が効いてるでごわす。もうあんなにちっさくなってるでごわすよ」
と、噛ませ犬っぽい台詞で突撃し、もう女の演技も放棄し巨根を取り出して襲いかかる梅子。
そう、萎を相手にしてギンギンのチンチンがそこにあった。
【え?あ、あれ?萎えてない?】
困惑する萎、いや、トットちゃん。
そう、中途半端に強力な力を持った人間と融合したせいで今の姿と力を得たわけで―。
「ハアハア…萎にも穴はあるんでごわすね…幼女ぉ…ハアハア」
【し、しまったー!擬人化によりつけいる萌えポイントを得てしまったー!わらわのバカー!】

239たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:51:55
■キャラクター名
錐希美

■移動先
C3

■調教ターゲット
トットちゃん

■仲間の能力使用
桜木姦姦:対象→万罪泰造

■シチュエーション
「閻魔様ー!!大変ですー!!」
「どうしたのだ?」
「さっき地獄に落とした小娘が…鬼たちのチンコを裂きまくっています!このままでは、地獄の秩序が…ひ、ひぃ!きたー、こ、小娘が…た、助けてー」

「あー!いたー♪地獄の一番チンコが大きそうな人ー」
「や、やめろ!ワシのを切るでない!ええーい、お前なんぞ生き返ってしまえー」
《くっくっくっ…》
裏でほくそ笑むのはジジイの魂


真っ黒に焼けた希美の肉体だったものが崩れ落ちていく…
一瞬光った後、そこには素っ裸の希美が立っていた
「あれー?いつの間にか、ちっちゃく可愛くなってるー。」
トットちゃんの頭をポンポン叩く
「わらわを愚弄する気か!」
「ねー、あの婆ちゃんから転生したってことは、イったことないんでしょ?あ、処女だっけ?」
「………。」
顔を赤らめるトットちゃん
「うふ…電波じーちゃん聞いてる?」
《あー聞いてるとも》
地獄からの電波だ
「閻魔様お願い聞いてくれるかなー?」
《ひゃっひゃっひゃっ…、聞かない訳にいかんじゃろ。どれ、ちょっと待ってなさい。》


《閻魔様お初にお目にかかります。姦崎電波と申します。この度は一つお願いが…》
「ふん、お前のような矮小なものの願いなど、聞いてる時間などないわ。下がれ下がれ!」
《それは仕方ありませんな。錐希美がここに戻ってきたいと申しておりましたが…》
「なん…だと…?」
《ワシでしたら止めることができますが、忙しいなら仕方ありませぬな》
電波は引き下がろうとする
「待て…!待ってくれ!頼む。」
ニヤリと笑う
《では、聞いて下さいますな。何、閻魔様なら簡単なことです。》



トットちゃんの体が分裂していく。一つ、また一つ


《拡散希望》
《希望者全員に妖怪幼女を差し上げます。》
《もちろん処女マンコ、処女アナルですよ》
《どのように陵辱・調教しようが貴方の自由!》
《欲しい方は欲しいと願って下さい》
トットちゃんの画像付きで全世界に一斉送信する

「え?マジで…うぉ!本当に届きやがった。」
「うひょー、トットちゃんかわいい!」


分裂したトットちゃんが順次世界中の希望者に飛ばされていく

《約20億人か…予想以上に希望者が多かった》
《ま、それだけ分裂したら、妖気もゼロに近いじゃろ。安心して犯せるな》


「すごーい!トットちゃん同時に20億人とセックスしてるのー?うらやましーなー♪」
自分のトットちゃんを犯しながら希美が言う
万罪も、姦姦も無我夢中でトットちゃんを調教している。
O野は9本の触手に酸素を詰めようと必死だ



こうしてトットちゃんは世界中の肉便器となった。

めでたし、めでたし

240たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:52:26
■キャラクター名
白刃 霞

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■精神の回復


■能力の使用
もう認識出来ません

■シチュエーション
―――窒素 78.08%、酸素 20.95%、アルゴン 0.93%、二酸化炭素 0.034%、ネオン 0.0018%、ヘリウム 0.00052%――――――。

―――に対し、私の精液110721.4731%。それが今の変態ヶ丘、そして地球の大気構成だ。心配することは無い、生命維持活動に影響を与えぬよ。ただし生命誕生は別だ。

―――さて何故、私が貴様の前でも平然と射精を続けていられるか教えてやろう。私は遂に世界に認識されず、自分だけの世界を得た。つまり私が『普通』であり『基準』だ。癖、欲というものは『通常』と掛け離れている故に認識されるものであり、『標準』である私にはそんなもの一切存在せず、全くの対象に為りすらしない。―――言わば『格』が違う。

私をレイプしたいならば全力で追ってくるといい。ただしその遥か先を全力で駆け抜けるがな。そして道程で君も新しい概念を孕めばいいさ。最初に言ったはずだ、君達に足りないのは『創造力』だと――――――。

241たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:53:25
■キャラクター名
蘭崎青花

■移動先
D3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■シチュエーション
度重なる変態達の猛攻を、時にたじろぎながら、時に歯牙にもかけずに振り払い。
その果てに、「萎床」本体、トットちゃんは蘭崎青花と遭遇した。

見た目にはどこにでもいそうな少女にしか見えない。
――何度か差し向けた風紀委員を返り討ちにした程度の変態性はあるようだが。

「この時を待ってた……変態さん達があなたに挑むのを遠くから監視しながら、あなたの力が弱まるのを」

少女は急ぐ風でもなく接近してくる。
近づかなければ相手を調教できない能力なのだろう……が、関係ない。
『萎』が認識した時点で、すでにそいつは術中にはまっている。

「……『触手』」

距離5メートル。
その地点で『萎』は命令を飛ばした。触手族が持つテレパシー能力。
蘭崎青花の左右、そして後方から伸びてきた触手があっさりと彼女を拘束する。
しかし。

「あなたはミスってる」
「!」

束縛されたまま。肢体に触手を巻きつけたままに、彼女は駆ける。
触手の持つ代表的な特性――「拘束」が通用しない。

「この『白い触手』……あなたの一部分。女を捕まえるのには『パワー』が足りない!」

なぜなら、EDだから。
蘭崎青花が踏み込む。距離2メートル。
しかし。

「あ、あれ…………?」
「クククク……」

突然彼女の足が「萎えた」
力が抜けてへたり込む女を見下ろし、幼女トットちゃんは含み笑いを洩らす。

「まさか、千年の時を超えた大妖怪が、そのことを理解していないとでも?」

拘束する必要はなかった。
十分なのだ……萎の妖気を相手に触れて直接流し込む。
それだけで十分だ。
物理的にではなく、相手の意志の力を……性癖を吸い取る。
少しでも触れれば稼働する。

「ああ……お前の『性癖』がわかる……流れ込んでくるぞ」

能力によって、「ダメージに呼応して射精してしまう」体質。
イヤなのにそれに感じてしまう自分の精神への愛憎。

「それがお前の性癖……まあ、他の者どもに比べて脂っこさが足りないが
 ……箸休めに、いただいておくとしようか」

そこで萎は気付く。
捕らえた彼女が自らの肉棒を手で擦っている。

「ククク……」

性癖をいただけばそいつもまたEDとなる。
つまりこれが生涯最後の射精というわけだ。

242たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:54:06
>>241続き

「ん……っ」

彼女が短く震えると同時。
萎は性癖を吸い取った。
ごちそうさま、と。こともなげに言って、次のレイプに赴こうとしたところで。

「なに……?」

トットちゃんの目に入ってきたのは、ありえない現象だった。
果てたはずの少女のものが、硬度を失わず屹立していた。

「なんだ……それは? 変態性癖は確かに……」
「あなたはミスを犯してるって言った。よね?」

再び怒張を刺激し始めながら、蘭崎が凄む。

「あなたは勘違いしてる……別に私は変態じゃない」
「たわけか! 自分のやってることを見て言え!」
「あなたが奪うのは『性癖』……でも、私のこれは、体質であり、『魔人能力』」
「……っ。仮にそうだとして、一度欲望を吐き出した男性器が、なぜ……」
「だから、『能力だから』だよ」

蘭崎青花の能力「ハクオウ」
疲労を精液に変換して装填し、ダメージを性的快感に変える。
考えてみてほしい。
射精は体力を消耗する行為だ。そして、絶頂した直後の粘膜への刺激はダメージだ。
つまり。

「連続での、射精がっ、可能……んっ」

2度目に発射された体液がトットちゃんの服を汚す。

「……フン。だからどうだというのだ? 何回でも射精できる体質……それで? それがどうした」

自慰にふける少女を蔑んだ目で一瞥し、萎はその場を離れることにした。
馬鹿が。勝手にヤッていろ。
だが。

「オイ……手を放せ」

先ほど少女に巻きつけた触手……萎の尾の数本を、少女の手が掴んでいる。
もう片方の手は飽きもせず動き続けている。技巧も何もない、荒々しいだけの動き。
本来なら痛みしか与えないだろうその動きも、能力ですぐに快感へとすり替えられる。
ほどなくして次の頂点を迎えた彼女に、萎は怒鳴る。

「いったい何がしたいと言うのだ! 精液ぶっかけは貴様の性癖にはないだろうが!」

今度はもろに顔面に浴びてしまった。その屈辱を怒声で叩きつけたところで、萎は変化に気付く。
精液の量が増えている。
そしてすぐにまた次の噴射。

「い、一体……」
「触手プレイのメジャーな1ジャンルに『孕ませ』がある……一般常識だけど」
「何……まさか」
「そしてさらにその中の細分されたジャンル……あまり知られてないけど異種姦ものとかにも似たようなものがある」
  ....
「まさかッ!」

膨大な性癖を吸収してきた萎の知識の中にもそれがあった。
「多重孕ませ」
たとえば精子同士が捕食し合い、強靭な遺伝子を誕生させたり。
たとえば繁殖プログラムに異常がある精子が、すでに受精済みの卵子をさらに孕ませ直したり。

「まさか貴様――!」

すでに蘭崎の股間からの噴射は途切れがなくなっている。
まるで消火活動を続ける放水車のホース……いや。まだまだ激しくなる。
快楽という名の火山の噴火がとめどなく続いている。
回を重ねれば重ねるほど、性的刺激は疲労とダメージを生み出し、そしてそれは精液増産と大量射精に繋がる。
加速度的に増加し、飛翔する。

「まずいっ! 逃れなくては……『萎え』させる妖気を送り込んで逃れなくてはッ!」

しかし。
途切れない絶頂によって萎の触手を掴んだ手に加わる「力」も。
止まることなく製造される精液を体外に放出するための「本能による手の動き」も。
どちらも蘭崎青花の「意志」とは関係ない……萎の妖気では止めることはできない!

「あなたの犯したミス、それはぁ……幼女の姿になってしまったこと……ぉ」
「ま、待て! やめろ!」
「当然、身体の中身もぉ、若返ってる……!」

243たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:54:27
>>242続き

それも仕方のないことだった。萎を宿すには、閉経していては不可能だったからだ。
しかしそれが落とし穴だった。

「出来損ないのEDの触手の卵よりも、わたしのせーしのほうが、優秀っ……!」

快感のあまりだんだんと呂律も怪しくなってくる彼女。
しかし、ますます手の動きは激しくなり……

「その子宮の『萎』の卵もぜんぶ!徹底的にせーえきに漬け込んで!のーみそにまでせーえきをすり込むっ!」
「ぶ、ぶぶぶっ……!!」

トットちゃんの矮躯はすでに白い濁流で溺れんばかりになっていた。
もうこうなったら止まらない。
蘭崎の脳が快感に耐えられずホワイトアウトするのが先か。
胎内の『萎』が彼女の精子に食い尽くされるのが先か。

「んんんんほおおおおおおおおおーーーっ!!!」
「ひぎいいいいいいいあああああーーーー!!!」

もはや意味をなさない咆哮が変態ヶ丘に響きわたる。
……そして全てが白に閉ざされた。

244たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:55:39
■キャラクター名
マジカルウィザード絵夢

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■精神の回復
30

■能力の使用
不可能

■仲間の能力使用
する!(カウンターしなかったので出来るはず)

■シチュエーション
 萎床として現れた幼女を目にして、竜子が叫ぶ。
「絵夢! 行こう! 私達の性癖を取り戻しに!」
 触手から解放されたばかりでぐったりとした絵夢は、躊躇いながらも竜子が差し出す手を取った。
「うぅ……竜子さん酷いよ。僕はもう……」
 散々触手に性癖を蹂躙された絵夢は力なく立ち上がるが、それを急かすように竜子が手を引いて走り出す。
「大丈夫だって! 絵夢は勝って萎の体はボロボロ、今なら止めを刺せるって!」
「あ、あのっ、僕もうこういう事はやめたいなって……」
「わかってるわかってる! いつも通り『イヤヨイヤヨも好きのうち』って奴でしょ?」
「ち、違いますってぇ! 賢者タイムなうです! もうへとへとですってばー!」
 絵夢の言葉を聞かずに竜子はその腕を引く。
 竜子が萎床となった少女の前まで絵夢を引き摺って行くと、どこからともなくその音楽が聞こえてきた。
 
♪ルールル・ルルル・ルールル・ルルル・ルールールールー・ルル・ルー

 絵夢と竜子が身構えるのと、その少女が口を開くのは同時だった。
【あなた方面白い性癖を持ってらっしゃるということですけども、ちょっとやってみせていただいても良ろしいですかね】
 竜子は絵夢をチラリと見た後、そのポケットにしまい込んでいたPSPを取り出す。
「……いい度胸じゃん。見せてあげる、私のティガ様への愛を!」

【あらこの恐竜ちゃんですかとっても可愛いらしいわねぇお名前は何て言うの?】
「いや、だからこれは恐竜じゃなくて轟竜でティガレックスって言って……」
【あらそうなのティガレックスちゃんって言うの? それじゃあリンリンとかカンカンみたいな愛称の方がいいんじゃないかしら】
「いやいやそれじゃあティンティンになっちゃうから放送コードに引っかかるし……」
【あらそういえばあなたこの恐竜さんが好きなんでしたかしら? それじゃあ一つこの恐竜さんで面白い事を言ってくださらないかしら】
「お、面白い事……!?」
 絵夢の目の前で行われているのは二人の少女の和やかな会話。しかし絵夢は感じていた。
 ――竜子さんが、呑まれている。
 実際絵夢の前では、少女から告げられた言葉に竜子は困惑の表情を浮かべていた。矢継ぎ早に繰り広げられる少女のトーク。始終リードを取るそのトークに、先程から竜子はPSPをプレイする暇も与えられずにずっとポーズ画面を表示させている。
 そして時折混じる言葉の凶器。
「お、面白い事って言われても……」
【だってあなた面白い性癖をお持ちのようで、その恐竜ちゃんの事が好きなんでございましょう? その愛が本物であればきっと面白い事の一つや二つぽんぽんお出になるんじゃないかしら】
 少女は竜子の逃げ道を塞ぐ。その悪辣とも言える誘導に、絵夢は声をあげた。
「無理しないで竜子さん……!」
 竜子の頬を一筋の汗が伝い落ちる。絵夢にはわかる。面白さには『空気』があると言う事を。そして少女がしたのは明らかに、その空気の凌辱。
 しかしそれを知ってか知らずか、竜子は果敢にもその身を振りかぶった。
「グルルルルル……ガオオオォォン……!」
 竜子の咆哮が轟く。
 しばし三人の間に、冷たい沈黙が流れた。
 その沈黙を破ったのは、苗床の少女。
【あら、今のは何をしたんでいらっしゃいますの?】
 少女の質問に、竜子が小さく答える。
「……モノマネ……です」
【あら、物真似? いったい何の物真似だったのかしら?】
 少女の残酷な問いに、竜子は吐き捨てるように答えた。
「……ティガ様……」
【ティガ様? ティガ様って先程のティガレックスちゃん? あらあらあんまり似てないわねぇ】
 少女の言葉にボディブローを受けたかのように、竜子は腹部を押えて苦痛に顔を歪めた。
【何で突然物真似をおやりになったの? 突然始めた物真似にどんな意味があるんでございますの?】
「いや……面白い事をって……」
【あら、今のが面白いと思ってましたの? 今のが? そーうあなた今のが面白いの】
 竜子はその言葉を受け、ガクリと地面に膝を着く。

245たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:56:44
>>244続き

「竜子さん!」
 慌てて絵夢が竜子に駆け寄るが、その顔に既に生気は無かった。
「絵夢……ごめん……私……もう……」
【……あらごめんなさい、今の物真似面白かったですわよ。ええとっても面白くて素敵な物真似でした】
「ぐふっ」
 竜子は少女の言葉を受け、気を失う。あまりのダメージに心が強制終了したのである。
 ――エアレイパー。
 絵夢は少女を見据えた。目の前の少女は、場の雰囲気を凌辱してその場の空気を凍りつかせる事を得意としているようだった。
 宇宙をエントロピーの発散へと導く、絵夢の能力の対極的存在。
【次はあなたが何か見せてくださるのかしら?】
 絵夢は少女の言葉に、悪寒を感じた。
 ――このままでは、公開レイプされる。
 絵夢がそう思った瞬間、その視界が真っ白に包まれた。

---------------

「う、ううん……ゴクン……この味、精液……!?」
 絵夢が無意識に呑みこんだその味に目を覚ます。なぜ彼がその味を知っているかは推して知るべしだ。
 そして絵夢がその身を起こすと、周囲一面が白濁に染まっていた。
「この大量の精液は一体……」
 そしてそれと同時に辺りに声が響く。

================================
ナレーション
「敗れ散っていった英雄達。
 しかし何度その身が砕けようと、彼らの狂宴は終わらない!
 オールスターズ、エクストラステージ!
 今宵のSASUKEは血に飢えている!」
================================

「な……!? これは……」
 絵夢の周囲に散乱する白濁液の向こうにそのステージはあった。
 アスレチックを連想させるその施設は公園等にある稚拙な物とは違い、それは迎える者を喰らい尽す計算されたフォルムをしていた。
 周囲に萎床となった少女と、竜子の姿はない。先程の精液の奔流に呑み込まれてしまったのかもしれないと考え、絵夢は辺りを見回す。すると、SASUKEステージの奥に何か蠢く物が見えた。
 それは触手の群れ。まるで毛玉のように絡まる触手。そしてそこから、一本の腕が出ているのが見える。
 ――竜子さん!?
 絵夢は思わず駆けだす。SASUKEステージへと。
 
================================
ナレーション
「長い年月を経て再び帰って来た小柄な魔人――!
 その小さな体に秘めたるは筋肉に裏打ちされた精密な動作!
 自身の為、そして何よりその性癖の為! 今宵はSASUKE完全攻略なるか!
 マジカルウィザード絵夢! 今、魔王たるエクストラステージへ足を踏み入れ……
 エクストラステージ『クリフハンガー』! スタート!」

 腕を組み、絵夢の動向を見つめる最強の漁師長野。
「おるで。 悪魔が」
 目を閉じて絵夢の無事を祈る、最強のアルバイター山田。
「気を抜くな……。気を抜かないでくれ……! ――頼む!」
 そして声を張り上げる、ゲストのケインコスギ。
「悪魔を倒せーーーー!!! その悪魔をーーー!」
 彼らに酒を届けにきた最強の配達員、三郎。
「ちわー。三河屋でーす」
================================

 突如鳴り響く声に驚き振り返る絵夢。しかしその声の主の姿は見当たらない。
 声がする方向を探ると、それはSASUKE自体から発せられているようだった。
「……来いって事かな……」
 相手が何かはわからない。風紀委員の残党かもしれないし、萎の能力の一部かもしれない。
 しかしそれでも。絵夢は感じた。
 このSASUKEの温もりを。その変態独特の生暖かさを。
「……今行くよ、竜子さん!」

246たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:57:21
>>245続き

================================
実況
「――さあ『クリフハンガー』へと勢いよく手をかけたマジカルウィザード!
 その小柄な体躯を支えるには魔人の力では十分過ぎるという事か、がっちりとそれを掴むーーーっ!
 まるで震えを感じさせない力強い姿にはある種の感動さえ覚えるぞーーっ!

 難なく傾斜を越え……越え……越えたーーー! 乗り越えたー!
 しかしここで段差……おおーっと越える、越える、越えていくーーっ!
 これぞ現代の魔術、いったいその身体のどこにこれほどのパワーを秘めていると言うのかーーっ!

 そしてついに最後の……あああぁっーーー!? だがこれはーーっ!?
 魔法少女、いや魔法痴女だーーーっ!
 いつの間にか分身した魔法痴女が『クリフハンガー』の後ろから近づいているーーーっ!

 何と言う事だーーーっ! 魔法痴女が魔法女装娘に足コキを始めたーーーっ!
 流石のマジカルウィザードもたまらず指先と股間を震わせているーーっ!
 この世には神も仏もないのかー! 第一次魔法少女大戦勃発だぁーーっ!」
================================

 ――もう駄目……堕ちちゃう……!
 突如現れた少女にアクロバティックな足コキを行われ、手先に力が入らなくなる絵夢。
 絵夢はそのまま地面に落下するのを覚悟した。
 しかしその瞬間。
「誰かこの状況にツッコメよ! おかしいだろうが!」
 絵夢の耳にその声が聞こえると同時に、刺激的な快楽が絵夢のアナルへと流れる。
「――ぴゃぁぁーー!?」
 絵夢はその衝撃で悲鳴をあげながら射精すると同時に、その身を仰け反らせた。
「だ、誰……!? ていうか何……!?」
 絵夢が後ろを振り向くと、クリフハンガーの下にハリセンとピコピコハンマーを持った青年が落ちていくのが見えた。
 そしてそれと同時に絵夢は自分がクリフハンガーを乗り越えた事を悟る。
「助けて……くれた……?」
 絵夢はしばらくその場に立ちつくしていたが、SASUKEの奥を見据えるとそのまま勢いよく駆けだした。
 
================================
実況
「見事アナルをレイプされた勢いで『クリフハンガー』を乗り越えたマジカルウィザーーーーッド!
 その前に立ち塞がるのは大妖怪NAEの触手の群れーーーっ!
 SASUKE魔人をも苦しめたこの触手にいったいどう立ち向かうのか〜〜〜っ!?
 
 躊躇なく走りだすマジカルウィザードーーっ! 蒸気機関車のように真っ直ぐとNAEに向かって行くーーーっ!
 迫り来る触手が彼の体を―――包み込んだーーーっ!
 まるで津波に押し流されるように溢れる触手の群れーーーっ!
 マジカルウィザードの姿は見えないっ! 万事休すかーーーっ!」
================================

 瞬間、またも絵夢の視界が白く染まった。
 触手に襲われて絶対絶命かと思ったその時。
 絵夢の後ろから彼を後押しする存在がいた。
「これは……精液……」
 まるで溺れそうになる程の暖かい精液に包まれ、絵夢は触手と対峙する。
「……違う、これは……精液ではなく……」
 それはもう既に精液という枠を超え、射精という概念に昇華した存在。
 そしてその概念は、更なる概念に上書きされる。
「……これは、女子高生!」
 絵夢は億とも兆とも思える膨大な数の女子高生に囲まれていた。
 そして向かい合う数百の女子高生に対して、兆の女子高生で女子高生する。
「竜子さん……!」
 女子高生の中で絵夢は女子高生である竜子の名を呼ぶ。それは既に女子高生であるのだが、絵夢にとって女子高生の竜子とその他の女子高生はまた別物なのだ。
 そして女子高生は女子高生の女子高生に女子高生する女子高生を女子高生しようと女子高生に女子高生を女子高生する。
 全ての概念が女子高生に染まる頃、女子高生となった絵夢の左手が、女子高生の中からたった一つの女子高生を見つけようとその女子高生を掴んだ。
「……捕まえた!」
 数兆の中から選び出した一つ。それは確かに、触手に囲まれた女子高生の右腕だった。
「竜子さん!」
 絵夢は彼女の名を呼びながらその手を引きぬく。
【あらあらあなた結構積極的でございますのね】
「コレジャナイロボー!」
 触手から出て来たのは苗床の幼女、黒夜凪鉄子だった。

247たびびと@GK:2011/04/21(木) 02:58:51
>>246続き

 無限の精液と女子高生に囲まれたまま、絵夢は苗床の少女に相対する。
 ――1つわかった事がある。
 絵夢は覚悟を決めて、彼女の前に立った。
「……そろそろやめようと思います」
【あなたそうねあまり面白くないと思いますよ変態行為っていうのは人に迷惑かけるんじゃございませんこと】
 絵夢の言葉に鉄子は二倍速のような早口でまくしたてる。
「……そうですね。本当、迷惑ですよ」
 絵夢は自分の普段の口調で……男性の口調で、鉄子の言葉に答えた。
「誰にだって大なり小なり性癖はあるもんですけど、変態ってのはつまりそれを抑えきれないんですよね。僕みたく。本当自己嫌悪しちゃいますよ。みんな我慢してるのに」
 絵夢は溜息を吐く。
「でも我慢できない人もいて、でも誰にも相談できなくて、だから結局心が折れちゃって……。まあ、きっと僕もそうなってたでしょうね」
 絵夢は自分の上着の袖を捲る。その肌には多くの赤黒い直線が入っていた。
「僕が萎を退治できたら、電波さんには『永遠に醒めない夢』を見せてもらおうと思ってました。だって辛いですもん、現実の世界」
 絵夢はその傷が見えないように袖を直し、鉄子に笑顔を向けた。
「『絵夢』は別に人格って程でもない僕のキャラクターですけど、凄く楽なんですよ。何も考えずにバカやってられる。今ではそっちが本当の自分だとも思ってます」
 絵夢はスカートの裾を掴む。
「だからこそ、萎さんには頑張ってもらっちゃ困るんです。……『僕』は、『ボク』が――大好きだから!」
 絵夢が言葉と共に静かに股間を露出する。
【あなたもいつまでもそんな事言ってないで現実を見つめないといけないんじゃございませんこと】
 対する萎も、同時に九本の触手をくねらせて絵夢の性癖を凌辱しに迫る。
 瞬時に迫った萎の触手が、絵夢の性欲をどんどんと減退させていく。しかし。
「女子高生! 女子高生!」
 絵夢はその場で跳ねまわりながら、狂ったようにそう叫んだ。
 すると不思議と眼の前の全ての概念が女子高生として認識できるようになる。
 つまり絵夢に迫るのは触手という名の女子高生。女子高生に性癖をレイプされている……女子高生にレイプされている!
【あらあらこんな状況で興奮するっていうのは人として如何なものじゃありませんか】
 絵夢の性欲はどんどんと高まっていく。女子高生にレイプされているのだから当然だ。
 そして更に絵夢の股間はどんどんと勃起していく。
 先程ビッチに愛撫された感触と、前立腺にツッコミを入れられた感触。双方からの感覚はまだ絵夢の中に残っていた。
【まあまだ御抵抗なさるおつもりでございますか】
 しかし萎の苗床となった鉄子もその力を緩めない。元々風紀委員としても最強の一角と言われていた存在だ。萎の妖力を操り、九本の触手をまるで数百の触手のように高速で伸ばして絵夢へと襲い掛かる。
 全長数百メートルの触手の波。その波にさらわれるように絵夢は身体を包まれる。
【こうも周りを覆われていては御自慢の露出趣味もだせなくなるんじゃありませんこと】
 絵夢は必死にもがき触手から逃げようとするが、がっちりと包まれていて抜けだす事ができない。
【このままあなたの性癖も性欲も根こそぎ奪わせてもらいますから、きっちり更生するんですのよ】
 触手の力技に絵夢のリビドーが失われ、女子高生に対する興奮も薄れる。
 絵夢が触手の濁流に流されその意識を失いかけたその時――。
「――ガオオオオオォォォン!」
 咆哮。
 そしてまるで海が割られたように、触手がその音に退けられる。
「……竜子、さ……ん……」
「絵夢っ!」
 触手の間を走り、竜子は絵夢に駆け寄る。
「大丈夫!?」
「……竜子さん……あそこへ……あそこへ連れて行ってください」
 竜子は絵夢が指差す方向を見て、そこにある物を確認した。
 そしてそれと同時に再び勢いを取り戻して迫る触手の群れ。
 竜子は絵夢の膝と背中に手を回してその身体を抱えると、そのままSASUKEステージを飛び降りた。

248たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:00:07
>>247続き

================================
実況
「何とここで自らその奈落の地へと飛び降りた轟竜子――いや、飛び降りたのではない!
 それは自爆と見せかけてそのまま滑空したー! 空を飛ぶ、空を飛ぶ轟竜ティガレックスーーっ!
 マジカルウィザードをお姫様抱っこしながら滑空するその姿は、まるで天馬を駆けるペガサスナーーイツ!
 
 そして彼女の向かう先は……おおーっとそのまま迂回してゴールに辿り着くーーーっ!
 残るSASUKEのステージを全てスルーしてゴールしたーーーっ!
 これは許される事なのかーーーっ!? あまりにもSASUKEを冒涜しているーーっ!
 しかしここに飛翔帝王轟竜子の誕生だぁーーーーーっ!」
================================

 そしてその場を逃れた竜子と絵夢に向け、萎の触手が向かって行く。
 しかし――。
 
================================
実況
「――しかしゴール前に立ちふさがるのは最後の障害……『そそり立つ壁』改め――!
 『そそり起つ精壁』ーーーっ!
 白刃霞の無限の精液が萎の触手に立ち塞がるーーっ!
 あまりの分厚い層に、流石の触手もそれを越える事ができなーーーいっ!

 架神恭介の力で女子高生と認識される無数の精子達ーーーっ!
 彼らは全てリビドーの塊、そして無限に沸いてくる存在だーーーっ!
 如何に萎と言えどもそれらを瞬時に凌辱し尽くす事は可能なのかーーーっ!?
 絶体絶命だーーっ! 果たして萎にSASUKE完全攻略の手段はあるのかーーーっ!」
================================

 絵夢と竜子がゴール側に立った事で、それを追う萎の触手はSASUKEの障害を越えなくてはならない。
 絵夢はSASUKEを味方に付けたのだ。
「……でもこのお金は流石に手を付けられないよね。チートだし」
 竜子は自身のティガレックスとしての能力でゴールした事が気に食わないらしく、200万円は床に置いたまま手を付けない。
 絵夢は竜子の腕の中から降り、精壁と戯れる萎に向かい立ち上がった。
「……これで萎さんは僕達に手を出せない」
 絵夢は鉄子in萎に向かい、笑顔を向ける。
「つまり一方的な凌辱。どうどう? レイプする側からレイプされる側に回った気分は?」
 楽しそうに絵夢は萎に語りかける。
「最高でしょう? 『負ける筈無いのに、負けちゃいけないのに負けちゃう』。その――」
 絵夢は萎を指差す。
「――『背徳感』」
 絵夢は自身のスカートに手をかける。
「ここから竜子さんと一緒にその『背徳感』……たっぷりその心に刻みつけてあげるから、指を咥えて見ててね」
 竜子は絵夢の言葉に、自身のPSPを取り出した。
「マジカルウィザード絵夢の一世一代のストリップショー」
 絵夢はそそり立つ陰茎を見せつける。
「れっつ☆だーんす」

249たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:00:41
■キャラクター名
埴井ホーネット

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■能力の使用
する

■シチュエーション
 あの、すごく長くなってしまったので、キツかったらお蔵入りでも構いませんです、はい(´・ω・`)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ブンブーン」

「姐さーん、こっちは全ておわりましたよー!」

「ご苦労様です! 紅茶を淹れておいたので、休んでいただいて結構ですよー」

 ある晴れた日曜日の昼下がり。
 蜂蜜の出荷に於いて国内でもトップ・シェアを誇る「埴井養蜂場」に、異様な光景が広がっていた。
 代表たる魔人・埴井ホーネットと、数多の蜂達――ここまでは普通だ、が――・・・それと、数多の触手達。

「ここも賑やかになったものですねぇ・・・」

 感慨深そうに呟く埴井。
 思えばこの間まで、ここには彼女と声無き蜂達のみしかいなかった。静かさは当然のものである。
 しかし今や、彼女たちの城には新たな住人が存在していた。

「あひいいいいい!」

「仕事の後の蜂蜜紅茶おいひいのおおおおおおおお!」

「病みちゅきににゃっひゃううううううううう!」

 “ストック”の『蜂蜜二郎』を入れた紅茶でトリップしている触手達――彼らがこの養蜂場で働きだしたのには、浅からぬ縁があった。

 話は数週間前――変態が丘における、あの最後の戦いの日にまで遡る。
 あの日、埴井は己と仲間たち(蜂と無触)の力を全てぶつけて挑んだ大妖怪『萎』との一大決戦で、『調教』失敗――敗北を喫したのだった。
 『萎』は埴井を凌辱しきった後、どこかへと姿を消した。残されたのは、身も心も性癖も、全てを奪われた哀れな少女であった。

 その後、埴井はぼろぼろの体で蜂達と、ついでに干しミミズとなった無触達も一緒に家へと連れ帰った。
 彼らも今では『蜂蜜二郎』により回復し(その際何匹か中毒になった者もいたが)、無触達は埴井養蜂場で働きだした。見事に無触を返上し、触手に成ったのである。
 『萎』には敗北したが、そこに優しい日常は存在した――ただ一つの違和を除けば――。

「きゃあっ!」

 突如として埴井養蜂場に強い風が吹いた。
 風にあおられて埴井のスカートが大きく翻り――そこに、『くまさんぱんつ』がちらりと見えた。
 それは、そこに在ってはならぬもの。禁忌の布地。狂気の『 く ま さ ん ぱ ん つ 』。

「もうっ! えっちな風さんです!」

 ぷりぷりと怒る埴井を、戦慄して見やる蜂達。
 彼女はこれまで、愛する蜂達と不都合無く交わるためにノーパン主義を貫いてきた。
 それを撤回しているということは、すなわち――

「――ほんとに変わっちまったんですね、姐さん」

 哀しげに言うのは、触安所にて埴井と会話し、あの戦いにおいて無触達のまとめ役を担った触手である。
 彼は猫舌なので紅茶に手をつけていなかった(触手なのに猫舌とは是如何に)(そもそも触手に舌はあるのか)。
 彼の言葉を受け、傍で力無く頷く蜂達。

 そう、『萎』により全てを奪われたあの日より、埴井は180度、その性質を変じてしまった。ぱんつ着用など、氷山の一角でしかない。
 具体的には、あれから埴井は一度として蜂達とまぐわっていない。
 秘所に縋りつく蜂達を多少マジに叱り飛ばすという、かつての彼女からは考えられないほど『普通』になってしまっていた。

「ふふ♪ 今日もたくさん獲れました!」

 今の埴井は、普通の学生で、普通の養蜂家で、そして普通の少女でった。
 普通の学生のように学校で勉強し、普通の養蜂家のように蜂達と接する。
 そして、普通の少女のように、人間の男の子と恋に落ちる。

「おーい、ホーネット! 迎えに来たぞー!」

「あ、ベアー先輩! ただいま参ります!」

 埴井の下の名を親しげに呼ぶ少年。彼の名は熊本ベアー。
 希望崎学園二年生で、埴井と交際している――いわゆる彼氏である。
 彼は以前、埴井に交際を申し込み、蜂達を理由に断られたのだが、つい先週もう一度告白し、普通に受け入れられたのだ。

「夕ご飯は作って冷蔵庫に入れてありますので、温めて召し上がってください。それでは、いってきまーす!」

 玄関先から手を振り、にこにこと出かけていく埴井。その右手は、熊本少年の左手と固く結ばれている。
 少女の『普通』化を素直に喜ぶべきか、その巣立ちを悲しむべきか、蜂達は複雑な心境で若いカップルを見送った。

250たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:01:18
>>249続き

「うーん、それにしても残念でしたねえ」

 すっかりと日も暮れた、夕暮れ時の公園でベンチに腰掛けるひと組のカップル。
 がっくし、と肩を落とし、若干低いトーンで呟くのは埴井である。
 そして隣に座った熊本は薄く笑みを浮かべながら、慰めるように言葉を紡ぐ。

「まあ仕方ないさ。選手たちは頑張ったんだし」

 彼らは今日、神宮球場に野球観戦デートに来ていた。
 ホームチームのリリーフとして登板したトニー・バーネット投手の名が埴井ホーネットに似てるね、などと笑い合った。ちなみに試合はドローであった。
 それから彼らは夕食をともにし、今は近くの公園でおしゃべりをしているところであった。

 辺りはすっかり夕闇に覆われ、今や自衛手段を持たぬ埴井に、蜂達や触手達は身の危険を案ぜずにはいられない。
 熊本とはまだ一緒に居たいが、あまり遅くなりすぎると彼らにこってり絞られてしまうだろう。
 そういった考えから、埴井は今日のデートの終了を切り出した。

「・・・さて、そろそろ遅い時間ですし、私はこれでお暇を――」

「――待って」

 立ち上がりかけた埴井の腕を、熊本が強く握った。
 驚きの表情で熊本を見つめる埴井に、眼鏡を通し、決意に満ちた視線を返す熊本。
 数度の逡巡ののち、思い切ったように熊本は口を開いた。

「・・・君を、このまま帰したくない。今日は、もうひとつ『次』に進みたいんだ」

「え、『次』ってなに――っ!」

 首を傾げた埴井の柔らかな唇に、熊本の唇が重ねられた。
 驚愕に見開かれた目は、しかして数秒後に閉じられ、甘い静寂が二人を包みこんだ。

「んっ・・・」

 ふるふると震えながら、顔を真っ赤にして接吻を受け入れる埴井。
 やがて熊本の手が埴井の服の内側に滑り込んできたことで、二人の世界はひとまずの終焉を迎える。

「やっ、そこはダメですっ!」

 熊本の突然の侵食に反射的に身を引く埴井。
 思わぬ拒絶に際し熊本は尋ねる。

「オレのこと、嫌?」

「嫌じゃ、ない、ですっ・・・けど・・・」

 ならなんで?、と熊本が俯く埴井の瞳を覗きこんでくる。
 顔から火が出んばかりに赤面し、もじもじと微動する埴井は、意を決したように呟いた。

「こ、ここじゃ、嫌ですっ――!」

 “ここ”、すなわち公園では、嫌。
 なら、ちゃんとした場所だったら――そんなメタ・メッセージを読み取り、顔をほころばせる熊本。
 改めて手を繋いだ二人は、静かに愛を語らえる“あの場所”を目指し、夜の街へと消えていった。


 同刻、埴井養蜂場。
 主なきこの地に絶叫が響き渡った。

「とにかく、このままじゃダメっすよ!」

 叫んだのは、埴井養蜂場の触手組リーダーの彼である。
 彼は「埴井をこのまま変態性欲をなくした状態にしていてよいのか」という議題に対し反対の立場にいた。

「姐さんには元に戻っていただかないと!」「そーだ、そーだ!」

 また、彼のその意見は、触手達全体の共通の願いでもあるらしかった。
 彼ら触手達は、あの変態大戦争の折、自分たちを救い勇ましく『萎』に立ち向かった埴井に惚れ込んでここにいるのだ。
 故に、今の『普通』に成り下がった埴井に我慢ならず、こうして鼻息(?)荒く異議を申し立てているのだった。

「ブーン・・・」

 それに対し色好い返事を返さぬのは、幼少期から埴井を見守っていた蜂達である。
 彼女たちは天涯孤独な埴井に最大限の愛情を注ぎ、空っぽだった彼女の心を暖かさで満たした。
 その一方で「自分たちの過保護さが、彼女を『普通』の生活から遠ざけてしまったのではないか」と日々苦しんでいたのだ。
 よって彼女たちの中には、今回の埴井の変貌は甘んじて受け入れるべきかもしれない、との見解を持つ者も少なくなかった。

「あんたらの気持も分かる。確かに魔人には魔人の――姐さんには姐さんの幸せがあるのかもしれねえ。
 でも、俺達・・・ぱんつなんか穿いちまって、あんな普通の男に笑顔を向けてる姐さん、痛々しくて見てられねえよ・・・ううっ」

 触手達が泣きながら絞り出したその言葉は、蜂達の心をも揺さぶった。
 彼らのこの切望は、蜂達もみな一様に感じていたことであった。
 だからと言って、自分たちに彼女の幸せを取り上げる権利などあろうものか。
 迷いと嗚咽を孕んだ夜は、静かに更けていく。

251たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:01:56
>>250続き

 舞台は変わり、ここはラブホテル「クラフト」。
 何の変哲もないこのホテルの一室に埴井と熊本はいた。

「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」

「ひゃああっ、そんな、激しっ――!」

 生れたままの姿でベッドに躰を横たえた埴井の股間に顔を埋め、一心不乱に舌を動かす熊本。
 角度的に埴井には見えないが、この時の熊本の眼の血走りようは軽くホラーであった。だが、それも無理からぬものである。
 埴井は変態性欲こそ失せてはいたが生来の極上の蜜は健在であり、これを啜って正気を保てる精神力を期待する方が間違っているというものだ。

「わたっ、もっ、イっ――!」

 野生の熊を思わせる熊本の怒涛の攻めに耐えきれず、遂に埴井は舌だけで絶頂に至ってしまった。
 はあはあ、と肩で息をつくのは埴井も熊本も同じである。
 やがて顔を上げた熊本は、ギラつく瞳で埴井を見つめ言葉を発する。

「そろそろ、いいかな・・・?」

 言いながらズボンのベルトをはずし、傍から見ても分かる程にテントを張った股間部を晒す熊本。
 埴井は恥じらいつつも、こくり、と頷く。
 その肯定を受け、熊本はとうとうトランクスも脱ぎ、いきり勃った一物を披露、閉じかけた埴井の脚をぐいと拡げる。

「じゃあ、挿れるよ」

「はい、きてくd――ウっ!」

 今まさに一つにならんとした二人を、埴井の突然のえずきが引き裂いた。
 力強くシーツを握りしめていた両手を口元へとあてた埴井は、次の瞬間嘔吐した。
 一時間ほど前に熊本と食べたサラダやステーキの肉片が、悪臭を放つ胃液と共に二人の躰に降り注いだ。

「ホーネット・・・」

「ご、ごめんなさいっ! 私っ・・・!」

 ぽろぽろと涙をこぼしながら謝罪の言葉を口にする埴井。
 一方の熊本はティッシュで互いを拭きながら、労わるように微笑んだ。

「いいんだよ、オレが悪いんだ・・・あんなことがあったんだ、無理もないよ」

 熊本の言う「あんなこと」とは、言うまでもなく変態が丘における『萎』との決戦のことである。
 あの戦いで変態性欲を根こそぎ消された埴井は、それまでの蜂姦趣味や目覚めかけた触手趣味に「おぞましい」という感情を抱くようになった。
 それゆえに、蜂達には住処にされ、『萎』には凌辱されつくした己の膣が、今や彼女にとって最大のトラウマとなっていたのだ。

「せんぱっ・・・! ごめんなさっ・・・!」

「いいから、オレが急ぎすぎたんだ。一歩一歩、ゆっくりいこう」

 泣き続ける埴井の背中を、熊本はいつまでもさすっていた。


 舞台は再び、埴井養蜂場に戻る。
 タカ派の触手達とハト派の蜂達の論戦は、いよいよクライマックスを迎えていた。

「だから、姐さんはコッチ側に戻ってこなくちゃいけないんだって!」

「ブンブンブーン!」

「なに、それはホーが決めることで私たちに強制する権利はないって? いつまでもそんな日和ったこと言ってたら手遅れになっちまうって!」

 当初は静かに意見を言い合うのみであった両者だったが、いつの間にやらヒートアップし、今では互いに激論を交わしている。
 片や変態性欲の復活を望む触手達。片や『普通』の継続を望む蜂達。
 ぶつかり合う両者の言い分はまさにイーブン、完全に平行線を描いていた。

「ちっ・・・このままじゃ埒があかねえ」

「ブーン・・・」

 この舌戦が始まって既に数時間が経過していた。
 両者とも疲れはピークに達している。ゆえに、痺れを切らしたどちらかが暴力に訴えるのも時間の問題だろう。
 そんな殺伐とした両陣営の間に、一匹の蜂と一匹の触手が躍り出た。

「待つのでござる!」

「ブブーン!」

「拙者達、閃いたのでござる!」

 蜂の方は、蜂達の中でも超マニアックで本日も絶好調と目される「特攻隊長」と呼ばれる者である。
 触手の方は、触手達の中でも最狂の『二郎』中毒者と目される「ロットマスター」と呼ばれる者である。
 思いもよらぬ闖入者に静まりかえる周囲に対し、二人は既知の外とも言うべき超常的奇策を提案するのだった――

252たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:03:34
>>251続き

「――それでは、おやすみなさい」

「ああ、また明日」

 埴井養蜂場の玄関口、大きく開かれた門の前で、にこやかに去っていく熊本に埴井は手を振っていた。
 あれから数十分後にやっと落ち着いた埴井たちは、流石に今日はここまでだろうと考え、帰路に就いたのだ。
 一人になった埴井は門柱に背を預けると、虚空に向け静かに謝罪の言葉を口にした。

「先輩・・・本当にごめんなさい・・・」

 あんなことをしでかした自分を慰めてくれて、さらに家まで送ってくれた熊本のことを想うと、一度は止まったはずの涙がじんわりと浮かんでくる。
 蜂や触手に散々躰を弄ばれた、こんな穢れた自分を好きだと言ってくれる彼を、埴井は受け入れたかった。
 しかし、いくら理性がそれを願っていても、本能的な拒否感がそれを許さない。

「皆さん自体は悪い方ではないのですけど・・・」

 いち養蜂家として埴井は蜂達とは真摯に向き合っているが、それはあくまで仕事として、あるいは大切な家族としてに過ぎない。
 「蜂達に処女を捧げたい」など今の埴井には世迷言も甚だしいし、そしてそれは触手達も関しても同様である。
 彼らも同じく『萎』の被害者であり、今では仕事仲間かつ家族ではあるが、肉体関係を結ぶことなど無理だと思う。

「どうすれば、トラウマを克服できるのでしょうか・・・」

 哀しげに呟く埴井。
 理性でどれだけ頑なに望んだところで、根源的な『拒絶』には敵わないのだろうか。
 では、一体どうすれば――? 解けない疑問を宿題に、埴井は自宅へと入って行った。


「みなさん、ただいま戻りましたっ!」

 帰宅した埴井は、さっきまでの沈痛な面持ちとは打って変わって快活な様子を見せる。
 自分を心配してくれている蜂達や触手達には辛そうな姿など見せたくない、と気丈に振る舞っているのだ。
 しかし、その大切な家族たちには、何か異変が起きているようであった。

「変ですねえ、いつもなら皆さん、とんできてお返事をしてくださるはずなのですけど・・・」

 時計を見ると、既に日付は変わっていた。
 なら皆もう寝てしまっていてもおかしくないか、と自己解決しかけた埴井を、次の瞬間、かつてない衝撃が襲う。
 玄関口から廊下を直進した突きあたり、居間へと繋がる扉を開ける。と、そこに広がっていた光景は――

「――み、皆さん・・・!」

「ブーン! ブーン!」

「はあっ! はあっ! あっ、姐さん、おかえりなさいっ! はあっ!」

「なっ――何やってるんですかっっ!」

 そこに広がっていたのは、まさしく狂乱の宴。ゲテゲテの乱痴気騒ぎ。
 蜂と触手による禁断の異種姦乱行。それが、部屋のあちこちで、何組も行われていた。
 蜂達は触手達の躰を顎で甘噛みし愛撫、そして触手達は自分たちの躰を蜂達の産卵管に押し付け振動、挿入を試みている。
 中には『二郎』をローション代わりに使っていたり、トリップしながら行為に及んだりしている者もいた。

 蜂と触手。埴井のことを想う彼らにも、彼女の生き方を決定する権利はない。
 ならば、埴井本人に決めさせればよい。
 自分たちの“狂”異的な交尾を見て、彼女自身にその是非を決めさせる。それが彼らの採った秘策であった。

「やめてくださいっ! 皆さんは働き蜂、生殖能力は有していません! こんなことは意味がありません!」

 埴井の制止に対し振り返ったのは、彼らの中でも最も激しく交わっている特攻隊長とロットマスターのカップルだ。

「意味の有無は、はあっ、問題ではござらんっ! 拙者達は、したいからしているのでござるっ、はあっ!」

「ブーン!」

 この発言は埴井を大きく揺さぶった。
 確かに、雌しかいない働き蜂達と雄(?)しかいない触手達が一つ屋根の下で生活していれば、こう、欲求不満に陥るのも分からない話ではない。
 分からなくはないが、それにしたって、これはいくらなんでも倒錯的すぎやしないだろうか。

「でも、こんなの絶対おかし――っ!?」

 かぶりを振った埴井は、これまでのたび重なる衝撃の中でも最大級のショックをうけることになる。
 それは、股間で感じた違和感。
 恐る恐る下着越しに己が秘所を手で触れてみると、なんと、そこは僅かに湿っていた――!

「っ! う、嘘っ!」

「嘘じゃねえっ!」

 部屋の隅から響いた叫びは、触手達のリーダー格の彼のものであった。
 慄く埴井は間抜けに口を開けたままで彼を凝視する。

「“それ”は、はあっ、姐さんが俺たちのセックスを見て興奮してるって証拠だ!
 はあっ、『萎』に奪われた姐さんの性癖は、全部なくなっちまったわけじゃねえ!」

「ブブブーン!」

253たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:04:10
>>252続き

 彼らの言葉に埴井の心は大きくざわめいた。
 確かに今の自分の状態はと言えば、頬は紅潮し、体温は上昇し、胸は疼いて、四肢は汗ばみ、股間ではダムが決壊していた。猿でもわかる程に興奮している。
 でも、それを認めることはできなかった。だって、私は――

「そんなっ・・・! 違います、私は『普通』の――」

「いい加減認めちまえよっ! 姐さん、あんたは、どれだけ性癖を奪われても懲りずに欲情する、筋金入りの『変態』なんだよ!」

「!!」

 傍から見ればただの罵倒でしかないこの言葉は、しかして埴井の心を燃え上がらせた。

(私が『変態』――? でも、なぜでしょう、こんなにも胸が熱くなるのは――)

 始め困惑していた埴井の頭は、次第にクリアーになっていた。
 今なら自分の欲求を客観視できる――私は、あの乱行に交ざりたいと思っている!
 熊本との性交では反射的に発生してしまった嫌悪感・嘔吐感は、不思議なことに、彼らのプレイでは感じることはなかった。

「これが、答え・・・? トラウマを乗り越えるのは、それを超越する圧倒的な『性欲』――!」

 無意識のうちに埴井は、ふらふらと歩きだしていた。
 目線は部屋の中央部、幾多のカップルが交わっているソコへ注がれている。
 一歩、一歩、縮まる距離。反比例して高まるのは、期待。埴井が遂にそこに辿り着かんとした、まさにその瞬間――

「やめろオォ!!」

 怒号が部屋にこだました。とっさに動きを止める一同。
 慌てて声のする方――背後の扉へ振り返った埴井の眼に映ったのは、ここにいるはずのない者の姿。
 さきほど別れたばかりの、愛しの熊本ベアーであった。

「せ、先輩っ!? あの、帰られたはずでは――」

「ホーネット、そいつらのところへ行ってはダメだ。お前はオレのものだ」

 埴井の言葉を無視し、血走った眼を隠そうともせず歩み寄る熊本。
 その異様な雰囲気を恐れたか、埴井は自然と後ずさってしまった。
 その行動が、熊本の燃える瞳に油を注いだ。

「ホーネット! お前、オレよりも、人間ですらないそいつらのほうがいいっていうのか!?」

「先輩、落ち着いてください!」

「ふざけやがってェェェェ! お前に、お前の蜜に、ずっと前から目をつけていたんだ!
 お前の蜜は、躰は、心は! 全てオレのものだ! だれにも渡さねえ! オオオオオオオオオオオオ!!」

 咆哮と共に、熊本は変身した。
 清涼感あふれるポロシャツやズボンを引き裂き、巨大化する躰。と共に、その肢体を豪毛が覆っていく。
 身動きを取れずに呆然と見つめる埴井の前で、熊本は――本物の熊になった。

「グオオオオオオオ! ホーネット! お前にはオレが必要なんだ! いますぐ交尾するぞ!」

「ひッ――」

 かけていたメガネを踏みつぶし、巨躯を揺らして埴井に迫りくる熊本。
 そう、埴井が知らなかっただけで、希望関学園の生徒たる彼が「熊に変身する」能力を持つ魔人であったとしても何の不思議もない。
 振り下ろされた大爪は、彼女に届く寸前で動きを止めた。見ると、熊本の剛腕や足元に触手達が絡みついていた。

「姐さんには指一本触れさせねえ!」

「拙者達がお相手仕るでござる!」

「邪魔だ、バケモノどもォォォ!」

 乱行パーティが一転、触手と熊の異種格闘戦場に変わってしまった。
 愛する家族と愛する彼氏の殺し合いに、言葉をなくして立ちすくむ埴井。
 そんな彼女の周りに、いつのまにやら蜂達は寄り添い、そして語りかけた。

――ホー、ここが瀬戸際よ。

 瀬戸際。確かにその通りである。
 触手達も善戦してはいるが、いかんせん相手は戦闘向きの魔人である。いずれは敗北してしまうであろう。
 勝てるとすれば、それは自分が助けた場合。しかしそれは、裏を返せば熊本を倒すということだ。

 すなわち、これが最後の選択肢であった。
 触手達(と、もしかしたら蜂達も)を見殺し、熊本と共に『普通』として生きるか。
 彼らを助け、熊本を倒し、もう一度『変態』に戻るか。

「私は――」

254たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:05:36
>>253続き

 選択に長い時間はかからなかった。
 一瞬の、しかして凝縮された黙考の末に、埴井は決断を下した。
 彼女は近くのテーブルに置いてあった「あるもの」を取ると、大声で叫んだ。

「ベアー先輩、こっちを見てくださいっ!」

 触手達と苦闘していた熊本は、愛しの埴井の声を聞いて顔を向けた。
 その鼻先に、鈍い衝撃。
 埴井が投げた「あるもの」が顔面に直撃し、破砕。“黄金”が彼の顔を濡らした。

「グゥ、なんだってんだ、こr――ひょっほおおおおおおおおおう!」

 苦痛にゆがめた顔は、次の瞬間、歓喜の表情へと早変わりした。
 舌を顔に縦横無尽に這わせ滴る黄金を回収すると、床にこぼれた分も這い蹲って舐めとっていく。
 撹乱のために埴井が投げつけた『蜂蜜二郎』は、流石は熊に蜂蜜、効果てきめんであったようだ。

「も、もっとないのか!? 今のは、もうおしまいなのか!?」

「先輩、おかわりはこちらです!」

 床を舐めたままの熊本に埴井が声をかけると、無邪気に瞳を輝かせて熊本が顔を上げた。
 そんな彼の眼に映ったのは、切望した黄金ではなく、禍々しき螺旋を描きホバリングする蜂達であった。

――アナフィラキシー・ファック 一乃型 一寸蜂刺。

 それは、埴井と熊本の決別の証であった。

「さようなら、ベアー先輩――」

「ホーネットッ! オレを捨てたな、裏切ったな、ホーネット!」

 断末魔を上げる熊本の鼻を、巨大なドリルが穿った。
 呻きながら、轟音をたてて仰向けに倒れた熊本は、やがてその躰を縮小させてゆく。
 数分後、そこには能力の解除された、人間の熊本が全裸で倒れているだけだった。

「ブーン・・・」

「姐さん・・・」

 訪れた静寂の中、心配そうに見つめる家族達に、埴井は清々しい笑みを見せて、言った。

「皆さん、大変お待たせしました――埴井ホーネット、完全復活です!」

 触手達の歓喜の雄たけびが、埴井養蜂場に響き渡った。


 それから、数時間が経った。
 ここは、変態が丘の寺院である。その中心部に、小さな人影と、それに相対する、少女と無数の触手達。
 小さな人影の正体は、臀部から九本の触手を生やした幼女――元風紀委員連合幹部・黒夜凪鉄子にして、現在は転生せんとする『萎』の宿主・トットちゃんである。

【貴様は・・・埴井ホーネットと言ったか? ふふふ、あの時は馳走になったな。して、此度は何か用かえ?】

 微笑しながら問いかけるトットちゃん。
 対する少女――埴井ホーネットは、毅然とした表情で言い放つ。

「決まっています。あなたを――『調教』しに参りました!」

【ふふふ・・・あれだけ凌辱されてまだ立ち向かうか。よかろう、相手になろうぞ!】

 満足そうに眼を細め、そして次の瞬間には殺気を開放――臨戦態勢に入るトットちゃん。
 埴井はぶるりと身を震わせるが、それが恐怖から来るものではなく武者震いであることが、笑みを湛えたその顔から理解できる。
 背後には、ついてきた触手達。その誰もが闘気に溢れている。

「これが正真正銘、最後の戦いです。それでは皆さん、張り切って参りましょう!」

 スカートをたくし上げ、秘所より愛する蜂達を解き放つ。
 遂にラスト・バトルの火蓋が切られたのだ!

255たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:06:09
>>254続き

「なっ――『萎』にリベンジするぅ!?」

「ブブーン!?」

「正気でござるか!?」

「はい、おおマジです」

 埴井とトットちゃんが対峙する数時間前。
 気絶した熊本を公園のベンチに寝かせ、散らかった居間を片づけながら、埴井は復活してから考えていたことを打ち明けた。
 すなわち、『萎』との再戦である。

「『萎』をこのまま放っておいたら、いつまた性癖を食べられてしまうか分かりません。いつかは倒さねばならぬ相手です」

「それにしたって、前に戦って負けた時から一月と経ってないんすよ?」

「それでも数週間は経っています。その間、誰も『萎』に挑んでいないなどありえません。もしかすると、今が絶好のチャンスかもしれません」

 それは、まあ、そうかもしれないが――
 いまいち釈然としない蜂と触手に、埴井はもうひとつの『根拠』を示した。
 テーブルの上に、一枚のコピー用紙を広げた。

「これを見てください」

 埴井に促され、皆はテーブルに集まる。コピー用紙には、一つの画像が印刷されていた。
 それは、複数本のクリアホワイトの触手を生やした幼女の姿。
 たかが画像からでも伝わるこの圧倒的威圧感、まさか、これは――

「そうです。誰が撮影したかはわかりませんが、ネットにあがっていました。『萎』が転生するための依り代だそうです。その名もトットちゃん」

 以前の巨大な姿からは考えられないような変貌に、皆、驚きを隠せない様子である。
 しかし、姿形が愛らしくなったからと言って、戦闘力まで低下したとは一概には言えない。
 そこは埴井も考慮していたのだろう。注目すべき点は別のところにあったようで、それについて述べ始める。

「『萎』は今、このような幼女の姿になっています。つまり、私たちは『萎』の蜜を採取することができるようになったというわけです!」

――!!

 居間に電流走る。
 『萎』の蜜。それにどのような狙いがあるのか触手達には理解できなかったが、その凄まじさは直感的にわかったらしい。
 そして埴井と付き合いの長い蜂達は、埴井が何を目的に『萎』の蜜を求めるのか気付いたようであった。

「ふふのふ、そのとおりです」

 飛び交う蜂達に笑みを返し、続けて埴井は触手達にも分かるように説明を開始した。

「つまりですね、全ての性癖を無力化する『萎』の能力は、当然その蜜にも宿っていると考えるべきです。
 では、この蜜を『蜂蜜二郎』にブレンドして蜂蜜を作った場合、どうなると思いますか――?」

 ここに至って、ようやく触手達も理解した。
 埴井養蜂場の至宝たる『蜂蜜二郎』は、その超絶的美味しさをもちながら、その指定薬物顔負けのあまりの中毒性により一般市場に流通させることができなかった。
 しかし、彼女の言うとおり『萎』の蜜をブレンドすることで、もしこの中毒性を中和することができたなら――!

「我が埴井養蜂場は、養蜂業界において名実ともに日本最強に――否、世界を獲ることも夢ではないかもしれません!」

 世界一の養蜂場。その響きに、触手達は興奮を隠すことができない。
 少し前まで単なる穀潰しの無触でしかなかった自分たちが、世界一の職人(触人?)になることができるのだ。
 蜂達も、長年『二郎』を一般流通させるべく腐心してきた埴井の努力を知っているため、この悲願は是非とも成就させてあげたかった。

「・・・でも、そうは言っても相手はあの『萎』ですよ? 勝算あるんすか?」

 そう、結局のところ問題はそこなのだ。
 『萎』が蜜を出せようが出せなかろうが、屈服させられなければ机上の空論に過ぎない。
 そんな彼らの心配に対し、埴井は自信満々に断言するのだった。

「自慢じゃありませんが、私はこれまで幼女を二度も『調教』してきました! 恐らく世界一幼女の蜂姦が巧いです!」

 ホントに自慢にならなかった。

256たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:08:22
>>255続き

 ともあれ、こうして埴井達一行は『萎』ことラスボス・トットちゃんに勝負を挑んだのだった。
 しかし、現実は蜂蜜ほどには甘くない。
 交戦開始から数十分、すでに半数近くの触手達が倒され、対するトットちゃんは未だ無傷であった。

【ふふふ、どうした。わらわを『調教』するのではなかったのかえ?】

「ぐぬぬ・・・流石に手強いですね・・・」

 歯軋りで悔しさを表現する埴井。
 戦術としては、基本的に防戦しながら隙あらば仕掛けるというカタチをとっているが、あまり戦果が挙がっているとは言い難い。
 いずれにせよ、このままではジリ貧である。ここいらで逆転の策に打って出ねば手遅れになりかねない。

「一番厄介なのは、何と言っても九本の触手による手数の多さですね・・・」

 トットちゃんは、多角的に攻めてくる触手達をその巨大な九尾を以って完全に封殺、のみならず返り討ちにしていた。
 あれを掻い潜って本体に攻撃を命中させるのは至難の業――はっきり言って不可能であろう。
 では、どうするか。司令塔として考えを巡らせ続けてきた埴井は、とうとう奇策を思いつく。が、それは捨て身の作戦に他ならなかった。

「・・・しかし、他に有効な手を思い浮かびませんし」

 苦渋の決断であったが、埴井はこの策を採用することにした。
 これならば、あるいはトットちゃんを倒すことができるだろう。
 その末に待ち受ける代償から目を背け、埴井は皆を招集し、作戦の説明を始めた。

「皆さん、これより対トットちゃんの戦術を授けます。
 でも、一つだけ約束してください・・・戦いの途中で、もし私が倒れるようなことがあっても、決して立ち止らないでください」

 皆、ただならぬ雰囲気で語る埴井に何かを感じ取ったのか、非常に真剣な面持ちでその詳細に耳を傾けた。


【どうした、次なる戯れは隠れん坊かえ?】

 一時の激戦はどこへやら、しばらくの間、トットちゃんに攻撃を仕掛ける触手達はいなかった。
 全滅させたわけではないことは、他ならぬトットちゃん自身が知っていた。
 彼奴等、何かを企んでいる――気付きつつも泳がせていたのは、圧倒的強者の余裕か、はたまた単なる気まぐれか。

【細工は流々仕上げを御覧じろ――といった塩梅かえ? だが、わらわはそう気が長い方ではないぞ】

 今にも辺り一帯を無差別攻撃せんばかりにドス黒く嗤うトットちゃんの前方に、埴井が躍り出た。
 だが、その姿は異様。
 上半身は一糸まとわぬ裸身であり、下半身は制服のスカートと紺のハイソックス、そしてローファーを身につけるのみ。もちろん下着はつけていない。

【ふふふ、脱がせるまでもなく自ずと脱ぐとは、見上げた変態根性よの。して、そこから何を見せてくれるのかえ?】

 不敵に嗤うトットちゃんを前にしても埴井はたじろぐことなく、大声で作戦を遂行するべく叫ぶ。

「第一フェーズっ! アナフィラキシー・ファック 三乃型 蜂胸手術っ!」

 埴井の宣言と共に、無数の蜂達が姿を現した。
 必殺技の詠唱に際し、軽く身構えるトットちゃんだったが、その警戒はすぐに揺らぐことになる。
 なぜなら、現れた蜂達が殺到したのは、彼女たちの主たる埴井本人の胸であったからだ!

「ああっ、やんっ、ご無沙汰っ・・・!」

 代わる代わる胸に針を突き立てる蜂達と、喘ぎつつ蜂達に身を任せる埴井。
 怪訝な表情を浮かべるトットちゃんは、これがただの仲違い・内ゲバでないことは気付いていた。
 と、その眼が驚愕に見開かれる。それもそのはず、埴井の胸が、どんどんとその大きさを増していったのだから!

「ふふ、第一フェーズ、完了ですっ・・・!」

 最早胸がしゃべっているとしか思えないような光景に、思わず唾を飲み込むトットちゃん。
 しかし、埴井の言を信ずればこれはあくまで“第一”フェーズに過ぎない。本番はまだ先であろう。
 そのような予感を肯定するように、次は触手達が姿を表し、極限まで肥大化した胸が言葉を発した。

257たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:08:51
>>256続き

「第二フェーズです! アナフィラキシー・ファック 二乃型 蜂茎手術っ!」

 さきほど埴井の胸を攻撃した蜂達は、今度は仲間たる触手達にとりついた。
 剥き出しの男性器を想わせるボディーに次々と針を突き立てていく。
 男性諸君が見たらショック死しかねないような惨状であった。

「ひぎィ」「あひャ」「ぶひッ」

 埴井の胸と同様、触手達もその体躯を増大させていった。
 二度目のインパクトは流石に薄くなるのか、トットちゃんはこれにはさほど動じてはいなかった。
 そればかりか、心なしか怒りに震えているようにも見えた。

【貴様・・・よもや、触手の大きさが互角になれば戦力も互角になるとでも思うたか?】

 埴井の作戦が、己を侮辱する性質のものだと思ったトットちゃんはすぐにも視界いっぱいに広がる胸に跳びかからんと筋に力を込める。
 だが、次の瞬間、こめた力の行き場を見失うかのような珍事が目の前で繰り広げられることをこの時のトットちゃんは知らなかった。
 第二フェーズも終わり、続く第三フェーズ。埴井の指示は、想像だにしなかったものであった。

「第三フェーズに参ります! 触手の皆さん、私の胸を搾乳しなさいっ!」

【なんとっ!?】

 宿敵を前にして、まさかの搾乳プレイを要求。まともな神経の持ち主とは思えない。
 また、それに従う触手も触手である。巨大化したその躰を存分に奮い、同じく肥大化した胸に絡みついてゆく。
 そして、呆然と見守るトットちゃんの前で、遂に触手達はその身で肌色の惑星を搾りあげた!

「はああああああああんっ!」

 甲高い喘ぎと共に、ぐにゃりと形を変える埴井の胸。
 かつて埴井が超乳化した風紀委員・吾妻操子とは比べ物にならないほどの大きさである。言うなれば超々々々乳くらいである。
 と、その時、思いもよらぬ「もの」がトットちゃんの視界を覆った。眼前に広がっていた肌色が、瞬きの後、白色に取って代わっていた。

【なっ――】

 気付いた時には、もう手遅れ。
 九尾の触手でガードする間もなく、トットちゃんは全身でその白色を“浴びた”。そう、この白色は液体であった。
 綺麗な黒髪やスカートから白色の液体を滴らせつつ、乳を老婆の如く萎ませた埴井を睨むトットちゃん。

【貴様、わらわが手を出さないで置いてやれば調子に乗りおって――ひゃうんっ!?】

 逆鱗に触れてしまった埴井を抹殺すべく白光する触手に力を込めたトットちゃんは、しかして喘いでいた。
 頬を紅潮させ、未知の快感に戸惑いを隠せないでいるトットちゃん。
 目をパチクリさせ、うわ言のように呟く。

【なん・・・だと・・・力が、入らぬ。なんなんだ、この変な感覚は・・・きゅうん!】

 今一度、触手を動かそうとしてみるが、やはりうまくいかない。
 先ほどの液体に何かカラクリが――?
 そう考え埴井に視線を向けると、案の定、そこには「してやったり」といった面で笑う埴井がいた。

【貴様、わらわに一体何をした! はうぅ】

「見ての通り、私自身を搾乳しただけですよ。ただ、その際、あなたに私の母乳がかかってしまったかも知れませんがね――!」

 母乳!
 そう、トットちゃんの視界を染め上げた白色の液体の正体は、埴井の胸から放たれた母乳であった。
 勿論それが単なる母乳であるはずがない。今や戦闘力を無に帰されたトットちゃんに、埴井は雄弁に種を明かす。

「あなたが触手さん達に目を奪われている隙に、おっきくした胸を目隠しにして、私は「あるもの」を服用させていただきました。
 それこそが裏・第三フェーズ――アナフィラキシー・ファック 四乃型 蜂蜜二郎!」

 疲労回復、滋養強壮、解毒に火傷治療、果ては媚薬としての効能を持つ『蜂蜜二郎』。そして、これには更なる秘密もあった。
 一定以上の大きさの胸部をもつ者がこれを大量に摂取した場合、強力な催淫作用を持つ母乳を噴出するのだ!
 トットちゃんの圧倒的手数に対し埴井の出したアンサー、それこそが、この超圧倒的な範囲攻撃である。

258たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:09:13
>>257続き

【にゃあっ、おのれ、貴様など、わらわの触手の一太刀で、ひうっ、はあんっ】

「無駄ですよ、力を込めれば込めるほど、大きな快楽があなたの行動をキャンセルします。あ、もしかしてわざと楽しんでらっしゃいます?」

【にゃにおお〜、むきゅうっ】

 かつて、あれほど猛威をふるったトットちゃんもこうなってはかたなしである。
 萎んだ風船のような乳と共に地に臥す埴井は、最後の作戦行動の開始を告げる。

「では、名残惜しいですが幕を引きましょう――最終フェーズです、皆さん、お願いしますっ!」

 時には豊胸し、時には勃起させ、この戦いで常に働き続けた蜂達。
 その最後の仕事こそ、彼女たちの本来の任務であった。
 すなわち、『蜜の採集』――!

「皆さんーー! トットちゃんを犯しなさいーーーー!!! そのトットちゃんをーーー!」

 おびえる幼女の如く目に涙を浮かべたトットちゃんに、蜂達が襲いかかる。
 艶めかしくも稚い喘ぎ声が、変態が丘全域に響き渡った。
 やがて、『萎』の妖力の結晶たる蜜を携えた蜂達が帰還し、戦いは幕を閉じた。

「Perfect」

 勝利宣言と共に、埴井達は家路に就いた。
 しかし、戦いは終わりぬ。
 彼女の次なる相手は、世界の養蜂企業家達である。
 
 がんばれ、埴井養蜂場! 負けるな、埴井養蜂場! 世界一を目指し、戦い続けろ!  <終>

259たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:10:35
■キャラクター名
霧咲紅刃

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■能力の使用
使用する

■シチュエーション
 大妖怪「萎」と変態魔人たちの戦いの結果を見て、霧咲紅刃は深い溜息をついた。
「まったく、あれだけの数でかかって悉く返り討ちに合うとは、他の魔人たちも情け無いわね」
「ふふっ、まあさすがに大妖怪ってことですね。生半可な力では太刀打ちできない」
 彼女の言葉に苦笑しながら答えるのは今回の戦いの中で仲間となったおっぱい専門怪盗の乙杯雅一拝である。
 そして彼の傍らでは同じく仲間となった少女、愛々キざみが彼の言葉にこくこくと頷いて同意を示している。もっとも、彼女は会話の内容に関心があるわけではない。惚れっぽい彼女は現在一拝に惚れているのだ。単に好きな相手の言葉を特に何も考えず肯定を返しているだけである。
 彼女は恋した相手を切り刻むことを好む性癖を持っている。そういうところが切り裂き魔である紅刃と波長があった部分もあるが、その性癖故に常に傍らの一拝を切り刻む機会を狙っている。紅刃の協力があれば好きな相手を殺さずに好きなだけ切り刻めるからか、彼女にしては珍しく自制を働かせていた。

 そんな三人組が今目にしているのは、萎が黒夜凪鉄子の肉体を乗っ取った事によって生まれた存在――転生の『萎床』トットちゃんだ。

 一つ溜息をついて紅刃は意識を切り替えると、懐からナイフ取り出す。
「仕方が無いわね、私たちも加勢するとしましょう……触手を切る時の感触も人の身体とは違ってなかなか楽しいものだし」
「まあ、今更あれを放置して他の獲物を探すような段階じゃ無いですしね」
 一拝も頷く。
 だが、キざみはそんなこれからの行動に難色を示した。
「そんな、好きでもない人を愛でるなんて……」
 キざみにとって相手を切り刻むのは愛の行為。あまりに彼女が惚れっぽいため手当たり次第に切り刻んでいるように見えるが、愛する人が今は傍らにいる以上、他の相手を狙うことは気が咎めるのだろう。とりあえず切り刻めればいい紅刃とは違うところである。

 予想外の彼女の言葉に紅刃は眉を顰め、しばし黙考する。
 やがて何やら思いついたのか、意地の悪い微笑を浮かべてキざみに言い聞かせるように語りかけた。

「萎は今新たに生まれようとしているわ。いわば赤ん坊同然の存在。そしてあなたの『愛』は好きな相手にだけ向けるものではなくて……そんな子供たちにも与えられるべきものではないかしら」
 紅刃のその言葉にキざみは目を開かれる思いをした。
「この世でもっとも愛すべき子供たち……彼らを愛でることが間違っているかしら?」

 間違っている、と突っ込む人は幸か不幸かこの場にはいなかった。
 そして今後、世界中の子供たちがキざみのターゲットとなり得る事態でもあったがそれについても特に突っ込まれなかった。
 キざみは決意を秘めた瞳を紅刃に向けて頷く。

 それぞれの手にナイフや出刃包丁などを構える三人。相手を調教するというより暴力で屈服させるつもりにしか見えなかった。
 そして三人はトットちゃんへと向かっていくのだった。

 彼女たちの戦いの結果――それはこの後に語られるだろう。

260たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:10:56
■キャラクター名
二幼神脣之介

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■精神の回復


■能力の使用
する 対象:転生の『萎床』トットちゃん

■シチュエーション
おそくなってすいません!

261たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:11:36
■キャラクター名
亀井雷華

■移動先
C2

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■シチュエーション
さくらが気絶させた風紀委員を介抱するという有夢莉莉と別れると雷華達は萎のもとに向かっていた。
途中の交番にも萎の妖気に性癖を蹂躙された変態達が倒れていた。
離れているようだが被害は広がっているようだ。
そのあとうさんくさいシルクハットに、サイコロの絵が描いてある仮面の男に変態と萎どちらが勝つか賭けないかと声をかけられたが、そんな余裕はないと無視した。


そうして病院の前にたどりついたとき憲兵風の出で立ちの男と細身の日本刀を持った少女が九本の触手が生えた幼女と対峙していた。
男女の方は風紀連合の霧子と馬鹿一、幼女の方は黒夜凪の身体をのっとった萎、転生の『萎床』トットちゃんである。
「き、貴様!!黒夜凪先生になにをした!!」
「……ふふふ、わらわの身体が崩れ出したのでな、代わりに依り代になってもらっただけのこと」
「何!我々に復活させてもらった恩を忘れたか」
「恩?わらわの力を利用しかっただけであろう」
「くっ…」
「ふん、よいではないか霧子。この馬鹿者が逆らうのならば、我らが調教し服従させればよいだけのこと。ククク…この幼女が馬鹿になり、服従するところを考えるととても興奮する」
馬鹿一の魔人能力「馬鹿者呼ばわり」は馬鹿者と相手を怒鳴りつける事で本当に馬鹿にしてしまう能力である。
馬鹿一はこれで多くの変態を服従させ見下してきた。
「このサディストが…」
忌々しそうに言葉を吐く霧子。
「ふん、ナルシストの貴君にはいわれたくないな」
馬鹿一も負けてはいない
「な…!!わ…私はナルシストなどではない!!他のグロテスクな性器と違って美しい自分の身体が好きなだけだ!!」
「それがナルシストだといっている。まあいい、争ってる場合ではない」
「そうだな。私もこのようなグロテスクな触手は好かん」
うなずくと霧子は所持していた日本刀を鞘に納める。
彼女の魔人能力ノーセックスの構えだ。
これは居合抜きにより相手を去勢する必殺の型である。
強大な妖力をもつトットちゃんとてひとたまりもなく性器を失ってしまうだろう。

だが
「あなた面白い能力持ってらっしゃるんですって?」
トットちゃんのその前ふりにより発動した二人の能力がトットちゃんに完全にスルーされる。
「な…なん……だと……」
そして、そのままそのまま棒立ちになった二人はトットちゃんの触手で病院の壁にたたきつけられる。
「ぎゃあ」
そのまま気絶する二人。当然のように性癖も蹂躙される。

「あ、あれは!!」
「知ってるの、ルツィアちゃん」
「間違いありません。あれは公開処刑。自分から話題を振っておきながら能力を完全スルーする魔人殺しの大技です。でもあれは黒夜凪先生の魔人能力だというのにどうしてあの方が…」

「その女ならわらわが転生のための依り代として使わせてもらったからのう」
トットちゃん
「あなたが萎?黒夜凪先生やさっきまで暴れてたのとは姿が違うようだけど」
さくらが問う。
「初めてだからよく知らんが、依り代にしたらこうなった」
トットちゃんが桜に返す
「どうしてこんなひどいことするの」
雷華がトットちゃんに問う。

「ひどい?ふん、わらわをEDだからというだけで捨てた奴らはひどくないとでも」

「あやつらはわらわをゴミを見るような眼で見おった。だから変態たちの性癖を蹂躙してやったのだ。わらわの苦しみを味わえばいい」

「まあ、わらわとしては誰かをレイプできればそんなことはもうどうでもよいのだがのう、フフフ・・・・」
笑うトットちゃん
「あなたは可哀相な人なんだね」
損言葉とともにトットちゃんの方に歩み寄る雷華。
「バカめ!おぬしも性癖を蹂躙されたいのか」

262たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:12:00
>>261続き

「あなたがそうしたいのならそうすればいいよ」
「雷華!?」
「雷華さん?何をおっしゃいますの?」
雷華のその言葉に驚きを隠せないルツィアとさくら。
「な…なんだと…!!」
「聞こえなかったのかな?やりたければやればいいって言ったんだよ」
「ふん、すぐに後悔するぞ」
トットちゃんの触手から妖気が放出され、雷華に襲いかかる。
妖気に蹂躙され、性癖を蹂躙される雷華。
「どうだ、性癖を蹂躙された気分は。自分の好きなものに欲情できなくなって悲しかろう」
だが、雷華は何も変わった様子もなくトットちゃんの方に向かってくる。
「そうでもないよ」

「別に私はそんなに変わってないもの。今も姫のことが好きだし、ルツィアちゃんやさくらちゃんへの感情も何も変わってない」
「な、なぜ…おぬしの性欲、性癖は蹂躙つくしたはず」
「だって別に私は性的な意味だけで姫のことを好きなわけじゃないし、ここにいるみんなのこともそう。
だから性癖なんて関係ないよ」
もちろん射遠を性的な意味で好きだったというのは否定しない。でも、雷華が彼女を好きになった理由はそれだけじゃない。
射遠は自分を助けてくれた。そして、雷華は自分の正義を信じて突き進む彼女を尊敬している。
だから、雷華にとって彼女への思いは何も変わらないのだ。
そして雷華はトットちゃんを抱きしめる。
「萎…これが人間の……温もり……だよ…」
「バ…バカな…ただ温もりを伝えるために…不感症になるとわかって…
わらわを…抱きしめてくれたというのか…!!」
いつの間にかトットちゃんの目から透明な液体ががこぼれていた
「別にEDでもいいじゃない。それでもあなたを愛してくれる人はいるよ」
「そうかのう。わらわもおぬしのような者にもっと早くあえていればこんなことはせずにすんだのしれん」
「遅くないよ。やり直せるよ」
「だが」
「大丈夫だよ。とりあえず私と友達になろう。いいよね」
「ありがとう」

こうして変態が丘を舞台にした事件は解決を見せた。
だが油断してはいけない。
だれかがEDの触手を粗末に扱った時、第二、第三の萎が現れるかもしれないのだから。


ダンゲロスアブノーマル Fin

263たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:12:35
■キャラクター名
霧咲 想二

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■精神の回復
なし

■能力の使用
使用:シチュエーション的に

■仲間の能力使用
めしべ、へこみちゃん能力使用 対象:転生の『萎床』トットちゃん

■シチュエーション
「……負けた。か……駄目だな、完敗だ」
古びた寺院。そこで倒れ伏し天井を見上げながら、想二は呟く。
肉体には損傷は無い。ただ、精神が折れていた。
立ち上がる事はできる。ただ、立ち上がろうという気持ちが湧きあがらなかった。
「もう少しで肯定しきれると思ったんだけどな。流石は1000年の大妖怪。最後の最後で逆転されたか。
 68%くらいの勝算はあったんだけど、ぎりぎりで69がでてしまって負けた。そんな気分だ」
あと一歩まで追い詰めた。その事実が、余計に彼を追い詰めていた。
最後の最後の詰め。それを誤ってしまった自分が許せない。
それになにより……相手の性癖をレイプするつもりだったのに、逆にレイプされてしまって力が出ないのが痛い。
想二の行動原理は『肯定主義』。これがレイプされてしまった現在は、つまり何も肯定する気が起こらず、むしろ否定的な考えしか出てこなかった。
「これじゃあ、『あの男』と同じだな。全てを否定し俺も世界も自分自身も否定していた『あの男』と。
 ……そうだな、いっそそれもいいか。全部否定してやるか。
 『あの男』の言っていた通りだ。肯定した所で否定してくる奴は出てくる。
 いくら肯定しても無駄だ。他人なんて立てても無駄だ。自分だって肯定する価値なんて無い。
 否定してしまえばいいんだ。一度否定してしまえば、そんな否定されたような有象無象の事なんて気にならなくなる。
 それになりより……俺は『あの男』に一度も勝てなかったじゃないか。
 それが肯定主義よりも否定主義の方が強い。なりよりの証明だな」
萎に破れた事によって、精神的に大きな傷を負い、今まで目をそらし続けてきたトラウマと向き合う事になってしまった。
そして、そのトラウマによってさらに傷は大きくエグラレル。
『はははっ、はははっ、ははははははっ!!そうかそうか。俺はそれを認めたくなくて、否定したくて肯定主義をやっていたんだな。』
『なんて滑稽なんだ。惨めじゃないか。下らないじゃないか。醜いじゃないか』
『……いいぜ、肯定は止めだ。全否定してやるよ。まずは、俺を否定してくれた、萎にお礼をしてやらないとな』
『俺を否定したことを否定してやたないとね。まだ遠くには行ってないだろう』
言って起きあがる。その瞳には今までと違った、黒い色が宿っていた。

264たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:13:39
>>263続き

――――――――――


『やあ、久しぶり。随分と可愛らしい姿になったね。最初見ただけでは誰か分からなかったよ』
『でも流石だね。どんなに見た目が変わっても、君の強い妖力は衰えないね。凄いよ』
【お前は、さっきの……なにをしに来たんだ。
 お前の性癖はたらふく喰った。もうお前の様な搾りかすになどわらわは何も用は無い。立ち去れ】
寺院を出て少しだけ歩いた想二はすぐに萎を見つけた。姿かたちが大きく変わっていたが、その強大な妖力は変わっていない。近づけばすぐに分かった。
『なにを言ってるんだい君は。ここから立ち去れだって?』
『おいおい、勘弁してくれよ。君はなにか勘違いしていないか。』
『俺は君なんかなんの用も無いんだよ。自意識過剰も甚だしい。』
『一度戦った相手だからといって、もう一回相手してくれると勘違いしているのかい?』
『一度倒した相手が、もう一度舞い戻って強くなって自分の前に立ちふさがった。』
『そんな主人公的なシチュエーションだとでも思ったのかい?』
『もし、少しでもそう思ったのなら君の思い込みだよ。君は主人公でもなければ、ラスボスでも無い。』
『せいぜい、誰かの物語の中でそれを見学するモブキャラにすぎないんだよ』
【……!!??】
萎は思わず絶句した。先ほど対峙した時とは、目の前の男の雰囲気が明らかに違う。
先ほどはウザい程に熱く、自分に接してきたのに。
まるで、この世界は自分と相手の二人だけの戦いの舞台で、世界は自分たちを中心に回っている。
とでも言わんばかりに、萎の事も自分の事も全てを肯定していたというのに。
今では、見る影も無く萎の事も自分の事も全否定していた。
【……ふ、ふざけるなよ。わらわがモブキャラだと。
 ならば貴様はなんだと言うのだ。モブキャラのわらわに無様に負けた貴様は】
『やだなあ。何を当然の事を聞いてくるんですか』
『君だけでなく、俺もモブキャラに決まっているでしょう。』
『俺と君の戦いなんて、所詮モブキャラ同士の単調な小競り合い。』
『どこか遠くの主人公様には何の影響も与えない。どこか遠くの行間の出来事でしか無いんですよ』
【な、貴様は、あれほどの戦いをしながら……わらわの性癖に真正面から挑み、
 負けたとはいえ互角に渡り合う程の実力を持ちながら、自分をモブキャラだと言うのか!?】
『さっきから一々的外れな事を言いますね』
『君如きと互角に渡り合った?』
『モブキャラである君と渡り合った所で、それに何の価値があるというんです』
『言ったばかりですよ。自分の価値を過大評価しすぎです。』
『自分の事をラスボスか何かだと勘違いしてませんか?そんなのは思い上がり以外の何物でもありません』
『あなたなんて、所詮は二度と出番のない、通りすがりの、使い捨てキャラですよ』
『それを自覚して下さい』
【ぐっ……き、貴様……】
萎にもプライドがあった。いや、プライドなどという生易しい物ではない。
触手でありながらEDで生まれたこと。そのコンプレックス故に生まれた性癖と能力。
それを使っての変態の殲滅。全ての性癖の凌辱。あまねくアブノーマルの天敵。
それらは最早萎にとって、生きている意味であり、存在の理由そのものだった。
それら全てを否定されてしまった。しかも、一度心を折った相手から。
自分の性癖に互角に立ち向かった、数少ない認めていた男から。
自分と正面から向き合ってくれた、ほぼ唯一の認めてくれた存在から。
今度は真向から否定されてしまった。
認め合っていた。と思っていた相手からの否定。
それは思った以上に心に響くものだった。
【そ、そもそも何故平然としている。わらわの妖力が通じないとでも言うのか!?】
『それは、そんなに驚くほどの事ですか?』
『所詮モブキャラの能力なんですから、設定が適当なんでしょう。』
『よく分からない理由で通じない事だってよくありますよ』
ちなみに、これは明確な嘘だ。
性癖の否定によって、想二の使っていた能力は解除され、性器は戻っている。
しかし、そもそもレイプされるべき性癖が想二にはもう無いのだ。
性癖の無い相手の性癖はレイプできない。萎の能力が通じないのは至極当然の結果である。
しかし、そんなこと萎がに分かるわけが無い。萎に分かるのは、自分の能力が通じない。という理不尽な現実だけだった。

265たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:14:36
>>264続き

【なっ、なっ、嘘だ。そんなおかしな現象が起こるはずが無い。
 わらわの能力は絶対なんじゃ。変態に負けるわけが……】
先ほども言ったが、萎のアイデンティティは能力と性癖によるところが大きい。その半分が言葉だけで無く現実に否定されて心が折れる寸前だった。
『だから、それが思いこみなんですよ。いい加減気がつけよ』
『無駄なんだって。君がどでだけラスボスを気取ってもそんなのは何の意味も――
「そんなことはないわ!!」
突如として、萎と想二しかいなかった空間に響く声。その声の主は……危ないから、と商店街に残してきたはずの野崎 忍だった。
見れば、高津 楓も、萎に近づいたからだろう先ほどよりもさらに体調を悪そうにしている杉野 めしべとへこみちゃんもいた。
『あれ?みんな、こんなところまでどうしたんだい?』
『とくにめしべちゃんとへこみちゃん。辛そうだね、早く避難した方がいいよ』
「なにをしているって。それはこっちのセリフです」
駆けつけた少女の中で一番元気が忍ぶが叫ぶ。
「想二さん。いったい何をしているんですか」
『何って、見てわからないかい?全否定だよ』
『今、身の程知らずで勘違いした背景役に、自分の立場を教えてあげているんだ』
嗤いながら答える。それはとても楽しそうで、けれど忍から見たら、少しだけ寂しそうだった。
「ふざけないでください。それが、自分の人生の主役は自分だ。と私に教えてくれた人のセリフですか?
 努力している私を認めてくれて、その努力に手助けしてくれると。
 主役を輝かせるためにてを尽くしてくれると、約束してくれた貴方はどこに行ったんですか?」
楓も、忍ぶに続いて叫ぶ。
自分の心を救ってくれた人を、自分の認めた人の心を元に戻すために。
『それが、勘違いだって気がついただけだよ』
『あの時はごめんね。あんなことを言って』
「では、あれは嘘だったのですか?」
『結果的にはそうなるかもね。ごめんね』
「謝る必要はありませんよ。結果的に?なら、あの時は本気だったのでしょう。私を本気にした責任をとてくださいよ!」
『……それは』
想二は思い出す。努力を重ねて、自分の望む高みを目指す楓に惹かれて、彼女を心から強力したいと思った事を。
「想二さん。私の杉への愛を理解してくれたのは、あなただけなんですよ。
 こんな変態まで肯定してくれたあなたが、一体なんで他人を否定しているんですか」
『だって、肯定しても意味なんて無いだろう。誰かに否定されれば終わりなんだ。』
『そんな無駄な行為は、めしべちゃんもやめたほうがいいよ』
「いいえ。やめません。想二さんに会うまで、何度も否定されてきました。それでもくじけずに貫いてきました。
 だって、この気持ちは本物だから。
 そして、本物だからこそ、想二さんに肯定してもらって嬉しかったんです。
 今までの万の否定よりも、想二さんの一の肯定で救われたんです」
『……めしべちゃん』
めしべとの出会いを思い出す。杉の素晴らしさを熱心に語ってくれた恋する乙女。
そのかわいらしさに、想二は、この子の応援をしてあげたいと思った事を。
「お兄さん。覚えていますか?私がめしべさんの花粉で苦しんでいた時に、助けてくれましたよね。
 その時に、私と一緒に遊ぶ約束をしてくれました。まさか忘れてはいませんよね」
『いいや。覚えているよ、へこみちゃん。約束は約束だからね』
「なら、私がどれだけその約束を楽しみにしているかは知っていますか?
 いつも、■■■■と遊んでばかりで、友達もいなかった私が、優しいお兄さんと遊べるのを、どれだけ楽しみにしているのか」
「めしべちゃん……」
初めて会ったときから、変わった子だったけれど、元気で楽しくて、一緒に遊んだら、楽しいだろうな。と思った。
だから、想二も彼女と遊ぶ約束をしていたのは、とても楽しみだったのだ。

266たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:15:07
>>265続き

「想二君。私はまだ三人目のハーレムメンバーなんでしょ。楓ちゃんを入れても四人。少しでも多くの人を自分のハーレムに入れて、少しでも多くの人を肯定して、一人でも多くの人を幸せにしてあげる。
 その夢まで、否定するつもりなの?」
「忍ちゃん……そうだよね。俺の肯定主義は、他人を幸せにするためのものだったね
 他人を否定して不幸にするだけの否定主義を許せなかったから、肯定主義を選んだ。
 それも間違いでは無かったけど、全てじゃ無かったはずだ。
 ……ごめん。カッコつけて分かったような事言ってた。
 俺は肯定主義に、全ての性癖を認めて、全ての幸福を祈る元の俺に戻るよ」
言って、想二は笑う。心から嬉しそうに。
「だから、ちょっと手を貸してくれないかな。皆」
「はい。喜んで!」「仕方ないですね……少しだけですよ」「もちろんです。私にできるなら」「いいですよ。ただし、後でたくさん遊んでもらいますよ」
【……くっくっく。愚かだな、人間。
 あのまま続けていれば、わらわの心を完全に折れたかもしれないのに、よもや、手を休めるとは】
想二が女の子たちに発破をかけてもらっている間に、萎は精神的ダメージから立ち直っていた。
そして、認めた男が元に戻った事が嬉しいのか、想二のように、満面の笑みを顔に張り付けていた。
「そうですね、確かにあのままなら君を調教できたかもしれない。
けど、あのまま勝っても何の意味もないですからね。やはり俺は俺の性癖で君を調教しないと」
【……完全に元に戻ったようだな。だが、忘れたのか?貴様の性癖は私には通じなかった。
 全肯定しても、私はそれを否定する。否定して喰らい尽くしてやる】
さらに、想二の能力はすでに解除されているため、無性の恩恵が得られず、先程どまでと違い萎の妖力の影響をもろに受けてしまう。
先程の調教失敗の際に消費した体力も、完全には回復していない。
どこを見ても、想二には不利な点しかなかった。
そう、想二だけを見れば、先ほどよりも不利な点しかなかった。
「確かにそうかもしれませんね。その意見を肯定します。
 ですが、一つ忘れていますよ――今の俺には仲間がいるということを」
【仲間?はっ、そんなものには何の意味も無いわ。わらわの前には変態は等しく無力。
 無力な存在が何人集まったところで……無力には変わりないわ!】
「それはどうかしら?」
想二との会話に気をとられていた萎の背後には、いつの間にか忍と楓が回り込んでいた。
【なん……だと……】
「悪いわね。私の能力も、元々は性癖否定系。あなたの能力下でも問題なくつかえるわ」
忍の能力が発動する――【きゃあ!えっちっ!!』その能力は性器消滅。触手である萎にとっては存在を否定されるような能力だった。
【お、おのれ!!】
それでも相手は大妖怪。忍の能力が弱まっていることも相まって、9本の触手の3本しか消す事が出来なかった。
残った6本の触手で攻撃してくる!
「無駄ですよ。そんな、大ぶりの攻撃」
それを忍を抱え上げた楓が、大きく跳んで避ける。
運動神経の高さ。努力を続けている楓には、この程度の運動朝飯前だった。
【くっ、おのれ……はっくしょん!
 な、なん……はっくしょん!?】
突然、花がかゆくなり、くしゃみが何度も出始めた。
「彼の愛を受け取ってください。
大丈夫です、彼の愛はたくさんありますから、いくらでも出ますよ」
めしべの【アレルギーウォール』だ。いつのまにか、大量の花粉があたりに散布されていた。
【はっくしょん。こんなくしゃみくら……はっくしょん。
 わらわの行動を阻害できるとでも……ぎゃああああああああああああ!!!???】
突然アナルに走った衝撃、見れば謎の物体が深々と突き刺さっていた。
「……■■■■を刺したのに、やはりあまり面白くありませんね。
 お兄さん。早くこの症状をなんとかしてください」
へこみちゃんが■■■■を萎にぶっ刺したのだ。EDでセックスなどしたことの無かった萎は、アナルプレイももちろんしたことがなかった。
そもそもこの体は転生したばかりだ。どこもかしこも、一切の開発がされていない。
そんな場所が突然、太い物を刺されて無事なわけが無かった。
「この状況を楽しむ。というのもそれはそれで、いいものだと思うよ、へこみちゃん。」
「生憎、私にそんな趣味は有りません。ここまでやれば私たちの助けは十分でしょう?
 あとはお願いしますね」
「連れないね。けど、分かったよ。後は任せて」
答えて、想二が萎の元へ近づく。

267たびびと@GK:2011/04/21(木) 03:15:33
>>266続き

アナルに■■■■を刺されて痛がりながらも、萎は気丈に想二をにらみ返した。
【ふっ、ふん。どれだけわらわを弱らせようとクシュン無駄じゃ。お主ごときの性癖にクシュン屈服するわらわではない】
「そうですね。実際、先の戦いでは俺の性癖だけでは勝てませんでした。
 なので、恥を忍んで仲間の性癖を借りることにしますよ」
【仲間、だと?クシュン確かに貴様の仲間は優秀だった。
 だが、今の一度の攻撃で全員消耗してクシュンしまっただろう
 もうこれ以上、頼れるクシュン仲間など貴様にはいないぞ】
気丈な態度のままだったが、めしべのアレルギーウォールの影響は受けたままだった。
「確かに、今この場にはいませんね。しかし俺は前肯定主義者。相手の性癖を理解し肯定することで、その相手の性癖に基づいた能力を使う事が出来るんですよ」
【クシュン?貴様の能力が強力なのは分かった。だがクシュンそれを話したところで、貴様になんの得がある】
「何の得がって、決まっているでしょう?主人公は、相手に自分の能力をばらすものなんですよ。
 そうしないと読者に理解できない。というのもありますが、相手に手の内を知られても余裕で勝てる。という正しいカッコつけの仕方です」
言いながら、萎との間合いを少しづつ近づける。
「言ったでしょう?俺の物語の主人公は俺なんだって。」
【……真逆のことなら言われた記憶があるぞ】
「あははは。じゃあ、そんな過去の自分は否定しますよ。
 ……ええ、否定です。前回の俺は否定主義を否定していて、完全な肯定主義じゃ無かった。
 だから君に負けたし『あの男』にも、完全な否定主義者だった『あの男』にも勝てなかったんだ。
 それを、今回の戦いで知ったよ」
【なんの話じゃ?】
「関係無い話ですよ。気にせずに、俺の調教を受けて、俺のハーレムメンバーにでもなってください!」
言って、想二は両手を広げる。すると――空が、地面が、木が、家が、周りの風景の全てが色を無くして、時間が止まった。
【!?な、なんだこの能力は!?】
「『君と僕だけの閉じた世界(ワールドイズオウン)』
 世界に自分と愛する人の二人だけが居ればいい。他の存在なんて邪魔だ、動くな、消えろ。
 そんな性癖から生まれた空間ですよ。俺が今までに出会ってきた変態の一人の能力です」
言いながら、萎の目の前まで想二は近づいていた。
「さて、それでは調教を始めますよ。
 この時の止まった空間の中でなら、時間を気にせずに調教できますからね」
【時間を気にせずだと?貴様、一体どんな調教をする気だ?】
萎は思わず後ずさる。目の前の男の底知れなさが、突然恐ろしくなってきた。
「いえ。ごく普通に、今まで俺が肯定してきた全ての性癖を一つずつぶつけていくだけです。
 そう、変態性癖<アブノーマル>が『7932兆1354億4152万3227個』と、性癖否定<マイナス>が『4925兆9165億2611万0646』、合わせて『1京2858兆0519億6763万3873個』の性癖をね」
【なっ!!??】
後ずさっていた足が止まる。それは、想像をはるかに超えた数の性癖だった。
「確かに君は、今までの性癖否定<マイナス>の中でも最低クラス。最悪のマイナスと呼んでいいだろう。
 それでも、1京もあれば一つくらいは満足できるんじゃないかな。
 さあ、始めるよ。たった1京の性癖。全部耐えきれれば君の勝ちだ!
 ただし負けたら、俺のハーレムにでも入ってもらうよ!」
時の止まった空間で、想二の長い長い調教が始まった。

268たびびと@GK:2011/04/21(木) 21:11:06
■キャラクター名
新島ウロボロス

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■精神の回復
無し

■能力の使用
無し

■仲間の能力使用
無し

■シチュエーション
新島ウロボロスデース

オウ ナンチュウ事でショウ

変態タチのサイテーン アブノーマルの行動提出におっくレてしまいマーシタ

これぞイッショーの不覚ってヤツデース

ショーがア―リマセーン

ワターシも皆をオーエンする意味もコーメテ
オナニーする事二しむぁース

フレー フレー HENTAI

ガンバッテクダサーイ

269たびびと@GK:2011/04/21(木) 21:18:42
【EXターン開始時処理】
ターン開始時発動の能力を処理します。

・霧咲 紅刃60% →9成功


【調教パート開始時処理】
このタイミングで発動する能力を処理します。

・トットちゃん「公開処刑」80% →51成功
 →対象ランダム →MW絵夢 能力強制発動+無力化

PC
・端道賢午75% →26成功 トットちゃんの反応は0になりました
・埴井ホーネット80% →82失敗 あれ、今日のダイスも荒れるの……(´・ω・`)

NPC
・桜木 姦姦80% →22成功
・轟 竜子70% →28成功

※めしべ、へこみちゃんは能力使用指定でしたが、精神切れで動けませんでした。

■EXターン移動後MAP
tp://ashitamomataikiteitai.web.fc2.com/map_ext_aft.html
■EXターン ステ管
tp://www43.atwiki.jp/abnormald/pages/144.html

270たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:14:43
■キャラクター名
織原夕美子

■移動先
C3

■調教ターゲット
転生の『萎床』トットちゃん

■精神の回復
なし

■能力の使用
なし

■仲間の能力使用
なし

■シチュエーション
真・最終決戦SS『変態達の楽園』

周囲の性癖を無差別にレイプする怪物、『萎』の復活。
姦崎電波によって集結した15人もの変態達の迎撃もむなしく、
『萎』の妖力は逆に彼らの性癖を取り込んで更に力を増し――
加速度的に膨れ上がった自らの力に耐え得る『器』……
風紀委員連合幹部、黒夜凪鉄子と最悪の融合を果たしたのである。

そして今。燈籠の淡い光が薄赤く照らす寺院の庭を、幼い少女が歩いている。
地面を埋め尽くすように転がるのは、復活の宴の贄となった、69人の変態達。
幼女が眼前を闊歩しているというのに――
呻き続ける彼らの股間は、立ち上がることもままならない状態にあった。

彼らの性癖は今もなおレイプされ続けているのだ。

【ふふふふ……この姿では、腹が減るのも早いものだな。
 触手の姿であった頃には考えられなかった事だが……】
        ┌─────────────┐
        │ 『 萎 床 』 の ト ッ ト ち ゃ ん .│
        │     [ 触手獣類 ]         │
        │    捕獲レベル 9 0     │
        └─────────────┘
                         ※東京都 たびびとくんの作品だ!
そう、この幼女こそ……
『萎』によって新たに誕生した怪物、トットちゃん。
長い黒髪と黒のワンピースが風に揺れ、底の見えない漆黒の瞳が見るものを魅了する。
それとは正反対に、透き通るような白色の尻尾……いや触手は、
太く瑞々しく輝いており、トットちゃん本体の愛らしさを引き立てていた。

元となった2体の怪物……黒夜凪鉄子や『萎』とは、
根本的に別種なのではないかと思えるほどの美しさ――
人格こそ『萎』がベースとなっていると思われるものの、
まさに文字通り、新たなる存在として『転生』したのだろう。

だが、そんな変態達のリビドーの体現とでもいうべき姿形の美幼女が、
同時に変態の天敵として性癖を吸い尽くすというのは……まさに運命の皮肉であった。

【丁度良い。また『あれ』を味わってみるか】

【――『イキギモ』というものを。
 ほれ、そこの変態……立ってみろ】

「あ、あぅぁ……」

尻尾の触手がシュルシュルと蠢き、地に伏していた変態を引きずり上げる。
『萎』復活の乱交儀式の為か、その下半身は裸だったが……
ぶらさがっているモノは惨めにも萎えきっており、
性癖を打ち砕かれた本人の精神状態同様に、もう使い物にはならないだろう。

【ではさっそく、いただこうか】

そんな変態を触手で吊り下げたまま、トットちゃんは可憐な唇を近づけ、
……ずるずると直接、変態の『中身』を吸い出していく。
その体は見る見るうちにげっそりと痩せこけていき、
トットちゃんの食事と共に肉体から精気が失われていく事を示していた。

【ふふふ、素晴らしき美味! これが特殊な力を持った変態達の命……!】

高らかに笑いながら味わっていたペニスから口を離し、変態を地に投げ捨てる。
今の一瞬で精液を睾丸の中身まで吸いつくされた変態は元の無気力すら通り越し、
三日三晩オナニーし続けた後のように、ただ力なく痙攣する事しかできない……!

これが幼女化した『萎』が新しく手に入れた力!
性器から精気を奪う、『イキ肝』を喰らう恐るべき能力だった!!

【人間の『イキ肝』か……
 再誕の贄として、これ以上の『味』はあるまい】

精液を飲み込みつつ、年齢に似合わぬ妖艶な微笑を浮かべるトットちゃんだったが。
その背後から声が。

271たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:15:57
「――やれやれ」

「こんな生き肝をうまいと言っているようじゃ、本当に再誕できるかどうかも怪しいもんだ」


【誰じゃ!?】

電波の差し向けた刺客は先程すべて倒した!
今この変態が丘に、動ける変態など居ないはず――!
だが、振り向いたトットちゃんの黒い瞳には……映っていた。

燈籠の光に長く影を落とし、寺院の境内に立つ少女。
神を冒涜する食欲の変態……織原夕美子!!

「生き肝というから来てみたら……ただ精液を飲むだけだなんて。
 ああ、やだやだ。日本の大妖怪と奉られている連中は滑稽だねぇ!
 まるで本物の生き肝というやつを分かっていない」

【な、何……!? わ、妾の食べたイキ肝が……
 ただの精液だと……!?】

思いもよらぬ方向からの指摘に、さすがに狼狽するトットちゃん。
何を言っているのだ。この小娘は――
そもそも、ここにまともに動ける変態が存在する事自体がおかしい。
性癖をレイプされてもなお立ち塞がる変態の存在は、彼女の混乱を加速していた。

公園での鏡子とSASUKE、そしてジ・アンカーによる恵と夕美子の復活劇を目撃したのは、
あくまで『萎』の妖力の一部だ。
生まれ変わったばかりのトットちゃんにとっては……夕美子のあまりに堂々とした立ち姿は、
まさに幽霊を見るような不可解さだったのだ。

「明日もう一度この寺院に来てください。
こんなまがい物のイキ肝よりずっとうまい人間の生き肝をご覧に入れますよ」

【……!!】

一方的に言い放ち、その場を去る夕美子。
彼女とて、トットちゃんの近くに居るだけで性癖を吸われ……
行動の気力を削り取られているはずなのだ。

一体、どこからこのような力が――

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

――数時間前――

とある魔人の能力により、SASUKEステージへと変貌した公園の中。
ステージのゴールの上に、3人の少女達の裸体が折り重なって横たわっている。

「はぁ、はっ………ぁぁっ……はぁ……」

「……夕美子さん、激しすぎるわよ……
 この子なんか、舐められすぎて気を失っちゃってるし……」

「じ、慈衛先輩……。
 すみません……つい、夢中になっちゃって……
 あまりにおいしすぎるから……」

恵の言うとおり、夕美子は激しすぎるレズプレイで我を失っていた。
はちみつの精と慈衛恵との3P。どれだけの時間絡み合っていたのか、
自分が誰を抱いているのかすら分からなくなっていたのだ。

いや、我を忘れていたのはプレイの激しさだけが原因ではない。
夕美子にはもう――抑えられそうになかった。

「……慈衛先輩。今までありがとうございました」

「? どうしたの、急に改まっちゃって……
 ふふふ、でも私こそ……本当にありがとう。
 ついにしちゃったね、夕美子さんとレズセックス……
 もう『萎』も他の変態達が封印しただろうし、JK教ならまた立て直せば……」

「いえ。違うんです。
 慈衛先輩を……私は……」

――食べなければ。

272たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:16:49
最初からそう決めていた。
美味しい人肉料理を食べさせ続けたのも……
JK教でも常に側にいて、体調管理を続けていたのも。

この慈衛恵という、極上の素材を逃したくなかったから……
最後の食材は他でもない。慈衛恵だ。

(でも……!)

性癖を取り戻した今……夕美子は泣いていた。
これまでにない美味と快楽を予感して。
そして……二度と得難い友。慈衛恵を思って。


好敵手とは……よき友
出会い――調教し――勝利する

そして勝利すなわち――――――
別離(わか)れ

何故なら――――
食べるから。


 「 いただきます 」

包丁が深々と肉を引き裂く。公園に温かい血液が飛び散った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(――負けられない)

もう自分には何も無い。
慈衛恵はもういない。教団員がどこにいるのかも分からない。
『萎』をレイプして満足した鏡子も、今度こそ助けてはくれないだろう。
正真正銘の一人。

(だから)

寺院の石段を踏みしめるように下りながら、夕美子は決意する。

(人肉食の、生き肝の何たるかを履き違えたあの子に……
 私は負けるわけにはいかないんだ)

あれだけの犠牲を払ってもまだ『萎』が生きているというのなら。
残った自分が……その性癖の全てを賭けて調教するしかないのだから。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【これがあの小娘が用意した舞台か……
 ふふ、なるほど。何を準備してくるかと思えば、ただの椅子とテーブルとはな】

日の開けた寺院の本堂の中には、ちゃぶ台のような低いテーブルと、
向かい合う2つの椅子だけが備え付けられている。
明らかに寺院には不釣合な調度だが……
これは前日に夕美子がJK教の資金を使って用意したものだ。

また、広い本堂の片隅は薄い仕切りで区切られており、
その中には暗黒お料理部の圧縮調理兵装を用いた簡易キッチンが設置されている。
寺院の中にも調理場はあるのだが、料理を運ぶ際の利便性を重視したのだろう。

それ以外に仕掛けのない事を横目で確認したところで、
トットちゃんは椅子まで歩き、低いテーブルに体を滑りこませる。

【! これは……ほう、掘りごたつか。
 見た目には全く合わぬが、足を冷やさないための気遣いといったところかの。
 ふーむ。客の体温にも気遣うとは、さすが料理人】

テーブルの中は一段低くなっており、ほどよい温かさが下から感じられる。
恐らく、JK教の資金を使ったのはこの辺りの仕掛けのためだろう。
何を考えているかは分からないが……せいぜいこの調教、楽しませてもらうとしよう。

――調教で夕美子が感じれば感じるほど、その性感はトットちゃんの力になるのだから。

「ようこそ、トットちゃん」

簡易キッチンから、夕美子が出迎える。
口調こそ物静かだが、まだ闘志は萎えていない。
慈衛の命を奪った覚悟が、夕美子の魂をつなぎ止めていた。

【待ちわびたぞ。妾の舌を満足させる料理、間違いなく出してくれるのだろうな】

「ええ、もちろん――今日は胃居子ちゃんが味わったのと同じ……
 フルコースでおもてなしするわ」

273たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:17:47
【!!】

そして彼女の手には既に、第一の皿が構えられている!

「さあ召し上がれ! 本日のオードブル……『生き肝のレアステーキ』!!」

トットちゃんの目の前の更に乗っていたのは――
どこからどう見ても『生き肝』だった。
誰でも見覚えのあるような形の内臓……しかも半生状態の。

【な、何コレ……ま、まさか……】

白い肌をさらに蒼白にしてドン引きするトットちゃん。
彼女の疑念に対し、夕美子はいい笑顔で答える。

「ええ。私の料理は……全部! 『人肉料理』よ!」

堂々とした、あまりにも堂々としたカミングアウトだった。

――信じられない。
常軌を逸した食欲魔人だという事は知っていたが、
まさかこういうアレな方向で常軌を逸していたとは。
性癖そのものをレイプする自分も大概だが、こちらも相当ヤバイ性癖だ。

【こ、こんなもの食えるか……妾は、】

「――人肉を愚弄する発言は許しません」

乾いた音を立てて、テーブルに包丁が突き刺さった。
夕美子の異様な迫力に、思わず身をすくませる幼女のトットちゃん。

「人肉は……いい? 人肉はね……!
 人間が食べる前提ではもっとも理想的な食肉なの……」

「牛や豚は人間よりも基礎体温が高い!!
 それらの脂肪分は人間の体温では燃焼率が追いつかないわ!!」

【ひ、ひぃぃっ】

「だが 人肉ならどうか!? 体温は同じでしょう!?
 つまり食べても脂肪が体にたまりにくい――メリットはまだまだあるの」

まるで憑かれたかのように、鬼気迫る表情で人肉食のメリットを語る夕美子。
性癖……いや、まだ夕美子は性感を感じてはいない。人肉を食べていないのだ。
これは性癖ではない、信念だ!!

「人が人を食べて地球上の総人口を調節することで
 食糧問題が解決する上に環境汚染も緩和できる……
  人 肉 食 は 正 し い ! !
 私は『料理を通して人類を救った女』になるのも悪くないと考えているよ……!!」

【お、おい、それではいかん……なんか変じゃぞ!
 食う奴と食われる奴はどうやって決める……!?
 それに人が減る分働き手も減るではないか!
 妾が食うのは性癖だからわからぬが、老人や病人は美味いとは思えんし……】

「『健康な役立たず』を食べればよろしい!!
 無職!! ニート!! 引きこもり!! ED!!
 wizをクリア出来ないゆとりプレイヤー!!」

「そいつらが『食べられるのはイヤだ』と必死になってwizをクリアすれば
 それはそれでめでたい話じゃあないか!!」

【……な、なんという狂人じゃ……手のつけようがない……
 というかアブノーマルってもっと明るい変態キャンペーンだったような……
 妾も妖怪だけど、そういう陰惨な方向のプレイはちょっと……】

ガタガタと恐怖に震えつつも……
……しかしトットちゃんは目の前の生き肝から目を離せなかった。
自分は……他者の性癖に対しては揺るがない。
ED触手の『萎』と、痛覚と性欲を持たない黒夜凪鉄子のハイブリッド。
性欲を感じるのは、他者の性癖そのものに対してのみ――

274たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:18:14
だがこの香りは、この滑らかそうなツヤと色は……
そんなものとは無関係に、『食欲をそそる』。

「……トットちゃん。ここで食べる以外の選択肢があるの?
 分かっているでしょう? 『食欲』と『性欲』は別……
 EDの患者だって、生きているなら必ず食事はする。
 その上、トットちゃんはやや子を孕んでいる――」

「なおさら、栄養が必要でしょう……!」

【ぐぐ、うぐっ……!】

空腹と誘惑……他に選択肢はない。
目を固く閉じて、生き肝を口に運ぶ。
食べるだけだ。自分はこの程度で調教されるほど軟弱ではないはずだ。

――美味い。

アク抜きがしっかりしているのか、嫌な風味は全くない。
生に近いのに、血生臭さを感じさせず独特の味わいだけが口の中に広がる……
そして。

【……ふ、ふふふ。
 やはり、惜しかったのう織原よ……
 確かに、人肉を口に含ませるまでは上手くいったようじゃが……
 ほれ、この通り妾はなんともないぞ?】

性感も感じない。ただの食事ならば当然だ――

【――ひゃん!?】

まさか……
いや、これは全く違う。食事による性感ではない。

「……」

【おぬしも妾と同時に生き肝を食べて……
 くくく、なるほど。今のはおぬしの性癖をついレイプしてしまったが故の心地良さか。
 人肉を一口食うごとに、これほど上質の快楽を得ているとは、変態め】

9本の触手のうち1本が、対面で食事をする夕美子にまとわりつくようにしてその快楽を吸っている。
つまり、その性癖をレイプしたトットちゃんに同じ快楽がフィードバックするということ……
あるいは夕美子が故意に、今の快楽の原因を人肉食によるものと錯覚させようとしたか。

この『トットちゃん』に対して小細工とは――片腹痛い!

【先程人肉食について熱く語っていたようだが……
 自分で人肉を食っておいて、喘ぎ声のひとつも出ぬとはな。
 哀れなものだ。もはやおぬしに妾を調教することはできん】

「……。まだ……まだフルコースは続いているわ……」

【ふふふ。この生き肝よりも美味しいかの。
 まずはその次のメニューとやらを見せてみろ――楽しみだ】

生き肝を食べる夕美子の表情は暗く沈んでおり、
一切の快感は『萎』の力によって抑えこまれている。
あれでは料理本来の味も分かるかどうか……

そして彼女の人肉料理を食べるトットちゃんは、純粋にその料理の味だけを堪能し……
夕美子から吸い取ることで性感を補う!
調教にとってどちらが有利かはもはや明白である――!!

「次の一品……スープは飛ばして、まずはサラダからよ。
 『奈美能丸の生ハム ルッコラとパルミジャーノを添えて』」

【つ、次は風紀委員の肉か……やっぱりちょっと気持ち悪いな】

だが……トットちゃんとて、挑まれた調教勝負を逃げる道理はない。
このまま夕美子の性感を奪い取り続ければ、いずれ必ずトットちゃんが勝利する。
いかに精神力の強靭な変態であろうと――
『萎』の力の前では、それは無限ではない。あの15人もそうだったのだ。

【おおっ……さすがに美味い……!
 バルサミコの爽やかな酸味が、生ハムの淡白な味わいに絶妙なアクセントになっている。
 黒胡椒とルッコラ……チーズの相性も抜群ではないか】

性欲混じりではない分、純粋に料理の味を褒め称えるトットちゃん。
人肉料理とはいえ、その気色悪さを吹き飛ばすほどに美味しい。
これがこの織原夕美子の料理人としての腕という事か。

275たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:19:02
【それに味だけではない、舌触りを引き立てる生ハムの薄――】

――油断した。夕美子が自分も料理を口に運ぼうと……

【あああああああんっっ!!】

一瞬後、喘ぎ声を出したのはトットちゃんの方だった。
夕美子がハムを口に含んだ瞬間、その性感を『レイプした』。
――脊髄を突き抜ける凄まじい快楽!! 先程の料理とはまるで格が違う!!

「……」

【はぁ……んぁああっ……!!
 性癖らめぇっ、ら、らめえぇぇぇっ!!! んほぉぉぉぉっ!!
 感じちゃううううううぅぅぅっっ!!!】

あまりに膨大かつ上質な性癖に悶えるトットちゃん。
両腕で細い肩を抱くようにしながら、白い肌をふるふると震わせて喘ぎ声を搾り出す。
幼い身体からは愛液と唾液が溢れ出し、黒い衣装を伝って床に糸をひく。
その様は乱れていながらも美しく――幼女とは思えないほど妖艶な色気を含んでいた。

「……くっ……ぅ……」

その痴態を前にして、疲労したようにガクリと膝を付く夕美子。

「はぁ……はぁ……さすがね……
 私ももう……あまり気力が残っていない……かも……」

【あぁ……はぁぁ……っ……………
 ど……どうした……? 次のメニューもあるのだろう……?
 用意したフルコースくらい出しきってみせたらどうだ】

それぞれ違う理由で息を切らしながら、なおも対決の意思を見せる両者。
トットちゃんが料理を食い、夕美子が性癖を喰らわれる。これまでの構図は全て同じだ。
果たしてこの牙城を突き崩すことが、満身創痍の夕美子に可能だろうか?

(次は、次の料理こそは勝つ。
 私が『作れる』のはこれが最後……)

(……絶対に。絶対に……)


【戻ってきたか。それは……唐揚げか?】

「『………の手羽先の唐揚げ』です。さあ……召し上がれ」

手羽先――確かに、よく見ると人間の腕から先が唐揚げになったようにも見える。
そう思ってみると、指の形も見分けられてしまいそうだ……

(なんという悪趣味な……
 そもそも人間の手を『手羽先』というのは正しいのか……?
 それでも美味しそうに見えてしまうのがこの料理の悪魔的なところよ)

恐る恐る(いくら調教で優勢とはいえ、キチガイは普通に恐ろしいのだ)、
料理を運んできた夕美子の顔色を伺うトットちゃん。
料理人としての笑顔なのか。あるいは敗北を悟った絶望なのか。
そんな全ての予想に反して、織原夕美子は――

今にも泣きそうな顔をしていた。

【……】

「食べないの?」

【……いや何。三品目にして唐揚げとは、案外と普通か、と思っただけよ。
 それにおぬしは……洋食しか作らぬものと思っていたからな。
 少し意表を突かれた】

意外な光景への動揺を隠そうと口先で咄嗟に誤魔化すものの、
既にトットちゃんも何かに気づいていた。
これはきっと……織原夕美子にとって特別な意味を持つ『料理』なのだ――

「……」

【織原。せっかくだ、この料理は同時に食べようぞ。
 ……ほれ、これがおぬしの最後の料理なら――
 妾が食べると同時におぬしの性癖を打ち砕くことで、
 もっとも敗北感を植えつけられるだろうしな……】

静かに頷く夕美子。
トットちゃんも覚悟を決め、手羽先の唐揚げを口に含む。
触手はいつでも性癖をレイプできるように、
テーブルの下から夕美子に絡ませていたが……

【ひゃっ、ぁああああああああぁぁぁぁんっ!!
 らめえええええええええぇぇぇっ!!】

電撃に打たれたように身体が跳ね上がった。
今の一瞬の夕美子の快感をレイプした結果である。
脳が溶けるほどの強烈な刺激に、もはや肉体の反応を制御する事ができない。
股間からは失禁と見紛うほどの大量の愛液が溢れ出し――
真っ白になった視界では、方向感覚までも曖昧と化している。

276たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:19:21
【あっ……ふぁぁっ……ぅぁ……
 らめっ…………らめえ……………】

テーブルに突っ伏しながら、快楽に浸るトットちゃん。
気持ちいい。これが夕美子にとっての『特別な料理』。
トットちゃんは、それを食す快楽を自分が奪ったことに一抹の罪悪感を覚え……

そして気づく。

(違う……なんだ、この切なさは)

(織原の心にあったのは性感ではない……
 これは、哀しみか……!!)

『萎』の力がレイプするのは、あくまで他者の性癖のみである。
故にその他の感情の機微まで全てが伝わる……というのは考えすぎだろう。
だがトットちゃんは、目の前の夕美子の感情を見ている。
性癖をレイプする事もまた触れ合いのひとつの形ならば、あるいは……

「うっ、ううっ……ぐすっ……」

【……なんという事を……織原……
 この腕の持ち主は―――
 やはり変態は滅ぶべきだ……信じられん】

【料理したのだな……慈衛恵を!!】

そういえば……この重要な局面にあって、最後まで恵の姿は見えなかった。
恐らくは、これが夕美子の最後の手段だったのだ――
単に捕食から得られる変態性癖のみでなく、
友情を育んだ慈衛恵への思い入れに、トットちゃんが心動かされると考えたのか。
性癖や変態とはまるで別方向からの『調教』だ。
昨日からの、彼女の異様な覚悟はこのためだったのだ……

【友人を手にかけてまで貫いた変態性癖を、否定されるわけにはいかぬという事か。
 だが……それでもおぬしが勝つのは不可能だ。
 自分自身で分かっておろう】

「ぐっ……ううっ……ぐすっ……ぐすっ……
 慈衛先輩……みんな…………すいません、私は……」

食事を続けながらも泣き崩れる夕美子は……滑り落ちるように床に倒れた。
同じ料理を食べたトットちゃんとは、似ているようでまるで正反対の反応……
完全に気力が折れたのだろう。

「もう一歩だったのに…………」

【……。幾重にも策を巡らした上で、
 あくまで『人肉による調教』に拘ったのは褒めてやろう……
 だが所詮、変態一人で妾に立ち向かう事そのものが無謀というもの――
 哀れには思うが、その股間から『イキ肝』を吸って終いとするか】

今や無防備に倒れる夕美子に、蠢く触手を這い寄らせていく。
性癖をレイプされつくした彼女の体はもはや変態としては抜け殻に近いが、
完全に精気を搾り尽くしてこそ確実な安心といえるだろう。

「―――そこまでよ」

その時本堂の扉が開いた。割って入る声。

【何奴】

鋭く差し込む朝日の光に、不愉快そうに目を細めるトットちゃん。
――新手の変態か。これからという時に。
だが、逆光に照らされたそのシルエットを理解したとき……
トットちゃんの目は驚愕に見開かれた。

【……!? な、なんだ……? ばかな、こんな……
 こんな事があっていいのか――!!】

「驚いているようね……当然だわ」


【 慈 衛 恵 !!】

277たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:19:54
一体どういう事だ。織原夕美子に捕食されたであろう慈衛恵が!
今さっき自分が唐揚げとして食べてしまったはずの彼女が……
五体満足でトットちゃんの前に立ちふさがっている!

それも変態としての気力を、全身に漲らせて!!

「よく頑張ったわね……夕美子さん」

「先輩――慈衛先輩……!! どうしてここに……」

【どういう事だ!! ならば妾が今食べたのは、一体!?】

「……確かに、私はあの時夕美子さんに……食べられる寸前だった。
 だけど私達を救ってくれた人がいたのよ……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

振り下ろされた包丁に、割って入った影があった。
慈衛を守る巨大な翼……刃はそれに食い込んで、赤い鮮血をほとばしらせた。

「おい織原夕美子……
 それは本当にアンタのやりたい調教(プレイ)なのか?」

公園の街灯だけが照らす闇の中で、鷹のように鋭い視線が夕美子を見つめ返す。

「はぁ……はぁ……
 ジ・アンカー……リヒト……!!
 でも私は……私は人肉料理を食べたいの!!」

「分かってる! あんたのプレイスタイルを否定する気はねぇ……
 だが! 大切な友人を食って心を痛めるくらいなら!!」

翼の正体は――リヒトから生える巨大な片翼だ!!
包丁が半ばまで食い込んだそれを、今度はリヒトは自らの手で……
『この翼もういらないだろ?』とでも言わんばかりに!

バリバリバリバリ

「ぐああああああああ!!」

「ジ・アンカー―――!?」

苦痛に顔を歪めながら……それでも二本の両足で立って、
『ジ・アンカー』リヒトは、自ら引きちぎった翼を差し出した。

「それでも人肉が食いたいなら……
 みんなオレを食えばいいんスよ」

息も絶え絶えに強く断言し、全ての力を出し尽くしたかのように倒れる。
彼が望むのはトランセンドサッカー。
その礎となれるのなら本望だと言わんばかりに……!

「ジ・アンカー……わ、私みたいな……私みたいな変態のために!
 あなたは……ジ・アンカァァ――――ッ!!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「私……私は……よりによって慈衛先輩を殺そうとして……
 ……その上、ジ・アンカーまで傷つけて……
 もう皆の前には居られなかった。一人でやるしかないと……思ったの――」

「そんなわけ……ないじゃない……!!
 いくら夕美子さんが人肉狂いの変態でも」

――慈衛恵が目を覚ましたとき、夕美子の姿は彼女の前から消えていた。

羽根を失ったリヒトから全ての事情を聞いた恵は……
今この時まで、夕美子の姿を求めて変態が丘を走り回っていたのだ。
おぞましい真実を知ってもなお、JK教を乗っ取られていたと知ってもなお、
夕美子を探さずにはいられなかった。何故なら……

「私は――『女子高生』のあなたが好きなんだから……!!」

「先輩……」

【な、ならば……この手羽先料理は!!】

278たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:20:24
「――慈衛先輩じゃあないわ。けれど私の大事な」

 「『フルコース』よ!!」

            ユミコ フルコースメニュー
                   ┌──────────────┐
 ■オードブル(前菜)――│ 奈 美 能 丸 の 生 ハ ム .│
                   └──────────────┘
                ┌──────────────┐
 ■スープ―――――― │                     │
                └──────────────┘
                ┌──────────────┐
 ■魚料理―――――― │                     │
                └──────────────┘
                ┌──────────────┐
 ■肉料理―――――― │ ラ イ ト ウ ィ ン グ の 手 羽 先 .│
                └──────────────┘
                  ┌──────────────┐
 ■主菜(メイン)――― │                     │
                  └──────────────┘
                   ┌──────────────┐
 ■サラダ―――――― │                     │
                   └──────────────┘
                   ┌──────────────┐
 ■デザート ――――― │                     │
                   └──────────────┘
                   ┌──────────────┐
 ■ドリンク――――――│                     │
                   └──────────────┘

ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ


【織原夕美子は……慈衛恵を殺してはいなかった――
 だが、それが、それが一体何になる!
 今更仲間の一人や二人が駆けつけたところで、性癖は復活しない!】

「ふっ……甘いわね」

「「「「一人じゃない!!!」」」」

腕を組み笑う恵の背後から、声。
無数に重なりあう声の主は……JK教教団員!!

【心を折ったはずの……教団員だと……!?】

「いやー、寺院から離れてみたら、やっぱり女子高生がいいなと……」
「美幼女がいると聞いて」
「性癖がなくても、やっぱり腹が減るじゃないッスか……すると織原さんの料理の味がね……」
「あの一件でむしろ熟女萌えに目覚めたぜェ――ッ!!」
「だけどやっぱり決め手は【あの人】だよな」
「ああ、確かにな」

「【あの人】……? 慈衛先輩、もしかして!
 みんなが復活したのは――」

予想外の希望に表情を輝かせて、教団員たちを見る夕美子。
数百人になろうかという教団員……
街に散らばった彼らをこの数日で処理できるのは、彼女しかいない!

「ええ。鏡子さんには最後まで助けられっぱなしだったわね……
 街を離れる置き土産に――復活させてくれたみたいだわ。
 JK教にお世話になったお礼だって」

「あの人……ふふっ、自分がセックスしたいだけなのに、お礼だなんて……
 さあトットちゃん、調教を……再開するわ」

【……ふん。随分と元気を取り戻したようだが……
 まだフルコースのメニューが残っているか?
 それ以前に、数を揃えた程度で勝ち目があると本当に思っているのか?】

279たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:21:28
この流れ――トットちゃんにとってはむしろ、願ったりの状況である。
周囲には気力が充実した変態達の大集団。
通常の風紀委員ならば確実にピンチに陥る状況であるが……
彼女は、周囲の性癖をレイプできる。即ち――大量の餌を与えているのと同然の状態!!

【さあ、おぬしも食うがいい織原夕美子!
 そこから生まれた快感を妾が食い、この変態どもも……
 ……えっ、ちょっと話の途中なのに食べ……やっ、はぁっ……ぁぁん!!】

可愛らしい声をあげながら、椅子の上で身悶えするトットちゃん。
復活した夕美子は、ライトウィングの手羽先を一心不乱に食べ続けている。
しかし、先程から……食べても食べても性欲を感じないはずなのに、なぜ食べ続けているのか?
そのエネルギーは全て、トットちゃんの変態性欲に変わるだけだというのに……

【ああぁっ……くぁっ……き、気持ちいい……】

「フルコースのメニューが……まだ残っているかですって?」

【あっ! わ、妾の分の手羽先まで……
 そ、そんなに食べちゃ……らめぇぇっ!!
 性欲が……ああっ、妾のレイプする性欲が、どんどん、どんどん強くなってっっ!!】

 . . . . . . . . .
「たった今完成したわ」


【―――!!】

夕美子の一言が、快楽に堕ちるトットちゃんの脳に鋭く突き刺さった。
人肉を食うたびに増幅する夕美子の変態性欲。
フルコースの間ずっと、トットちゃんはその性欲を好き勝手に蹂躙してきた――

それが意図的なものだったとしたら?

「あなた自身が完成させた。もう見えているでしょう?」

【……オーロラ……!? 一体どこから!?】

建物の中だというのに、美しいオーロラが空に浮かんでいる。
キラキラと輝く飛沫が、霧のように細かく飛び散って……
その発生源は……

【わ、妾の足元……】

――これは……ほう、掘りごたつか――

違う。掘りごたつなどではなかった。
巧妙に見えないよう偽装されているが……
恐らく、このテーブルの下には巨大な鍋が……火にかけられていて。
それがほのかな『温かさ』の正体だった――

「そして様々な材料を煮詰めた出汁に、
 数多くの変態達の性癖を吸った、トットちゃん……
 あなたの愛液が加わって、このスープは完成する。
 さっき……『スープ』は都合で飛ばすと言ったのを覚えてる?」

この位置で夕美子の性癖をレイプすれば、
必然、溢れ出すトットちゃんの愛液は太ももを伝って下に流れ落ちる。
最初から、そのための仕掛けなのか……?
生き肝勝負を一日遅らせたのも、下ごしらえの時間が必要だったから……

「変態が丘の変態は、全国から選りすぐられた変態の中の変態。
 そんな変態の性癖をレイプし続けたあなたは、
 さながら変態(グルメ)のショーウィンドー……!
 『萎』の体のままだったら、こんなメニューは作れなかった……
 でも今のあなたの体なら、愛液を搾り取る事はできる――!!」

【馬鹿な、妾自身が――妾自身が、
 おぬしのフルコースの完成を手伝ってしまったというのか!!】
      . . . . . .
「そう! 千年を生きる『萎』からしか取れない、
 至高の出汁を含んだスープよ……
 私のフルコースメニュー!! 『ミレニアムスープ』!!」

 バ ァ ァ ――――z__________ ン ! !

280たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:21:51
最初は気付かなかったが……今は、オーロラが出た時から隠しようもないくらい強く。
寺院の敷地には、食欲を誘う媚薬にも似た香りが漂っていた。

「く、食いてぇ……」「ハァハァ……なんかエロい気持ちになってくるな」
「あの美幼女も食いてえ……」「俺は夕美子さんを」「えっ、じゃあ教祖を」

【ふ……ふふ……なるほど。
 人肉食に調教されたこの教団員共は、この香りに興奮するというわけか。
 どいつもこいつも……
 ――――――――――大妖怪の力をなめるな】

トットちゃんの9本の尻尾が、音もなく広がった。
と同時――その場の全員の変態性癖は、トットちゃんに一気に吸い尽くされる!
やはり並の変態は、彼女にとっては単なる『餌』にしか過ぎない!!

【ふ、ふはははははは!! 素晴らしい! 素晴らしい性癖のエネルギーだ!
 あっ、ああああ!! こんなに沢山の性癖っ! あんっ……
 一度に味わうなんて初めて……っ、ら、らめええええええええっ!!!】

快楽に悶えるトットちゃんは、艶めかしい喘ぎとともに股間から愛液を――

【……はっ!?】

「気づいたのね。そう、これが私の最後の仕掛け……」

【し、しまった……妾が絶頂に達したために、
 テーブルの下のスープにさらに愛液が……!】

「はぁはぁ」「なんか更に美味そうな匂いがするぜ〜〜」
「び、美幼女の喘ぎ最高!!」「俺もトットちゃんを食べたい!」
「これがトランセンドサッカーだ!!」

かぐわしいスープの香りに、萎えたはずの教団員が復活している……
いや、トットちゃんの妖艶な喘ぎに触発されて、
むしろロリコン率が上がっているような。

――これは。

――理論的に……勝てないのではないか?

(妾が性癖をレイプすれば……溢れ出す愛液で、さらにスープの誘引力は増す。
 人肉料理に調教されたこやつらは、何度萎えさせても……
 そこに『ミレニアムスープ』がある限り復活する!
 そして……料理が美味くなって結果的に得をするのは織原夕美子……)

トットちゃんが負けることはない。
相手が何度復帰しようと、性癖を何回でも吸いとばいいだけの話だ。
だが、この状況で調教されているのはどちらか……?
多種多様な人間の性癖達――まさに人間のフルコース。
それを食らっている自分は、既に織原夕美子のフィールドではないのか……!!

【こんな……こんな事が起こって良いのか……
 性癖によって生み出されたものが、新たに同等以上の性癖のエネルギーを生み出すなど。
 エントロピーの法則を無視しておるぞ……!!】

「ええ……だからこその『ミレニアムスープ』よ」

横に立つ慈衛が、彼女の疑問に答えを返す。

「無限に循環し、その度に力を増す性癖なんて……
 本来はエントロピー的にあり得ない。
 けれど例外的にそれを凌駕する存在がある。それは!
 幼い少女の性感エネルギーの相転移よ!!」

【何ィッ!!】

「分かりやすくフローチャートで説明するわ!!
 ――つまりこういう事よ!!」

・性癖がレイプされる→変な触手が喘ぐ→気持ち悪いので更に萎え萎え
・性癖がレイプされる→美幼女が悶える→素晴らしい光景に股間復活

「女子高生フェチの私でも分かるくらい明らかな理論ッ!
 萎えた触手より、美少女が悶える方が興奮する……!!
 あなたはその姿になったことで、無限エネルギーの原動力と化したのよ!」

「そう――そして私は、その理論を元に『ミレニアムスープ』のレシピを考案した。
 結果は……成功だったね」

【……そうか……妾は性癖や萌えをレイプするつもりが……
 今はむしろ、新たな萌えを生み出す存在となっていたのか……!
 ふふ、はははははははは……はははははっ……!!】

「もうあなたも私のメニューの一つ……
 皆と同じ、仲間なんだよ」

――完全なる不能だったはずの『萎』が、新たな性癖を生み出した。
最初から彼女達は、自分を倒すのではなく……
変態の天敵のはずのトットちゃんでも、変態として受け入れられるように『調教』していたのだろう。
そうだ……この感覚、どこかで――

281たびびと@GK:2011/04/21(木) 22:22:17
――それが、アンタの新しいプレイスタイルなんッスね――

お腹の中から声が聞こえる。
子供の声ではない。聞こえているのは胃袋からだ。
ライトウィングの手羽先の味を、トットちゃんは思い出していた。

――見届けたッスよ、アンタの……トランセンドサッカー ――

(そうだ……あの公園での出来事を……今思い出した。
 SASUKE、パンツ……そして鏡子。
 あの時から織原夕美子は……慈衛恵は、妾に関わっていたのか……
 ……………そしてリヒト・ダンケルハイト。
 おぬしは本当に、一人ひとりが持ち味を活かして輝く――
 変態(じゆう)な調教(プレイ)を愛していたのだなあ……)

自然に浮かんでしまった微笑を隠すように目を閉じ、
そして最後に……もう一口、皿に残っていたライトウィングの唐揚げを口に含む。
美味い。それぞれの素材の味が引き立って、
個性を主張しながらも互いを殺すことのない、トランセンドサッカー。

【……負けだ】

「トットちゃん……」

【ふ、ふ……皆を萎えさせるはずの妖怪が、
 逆に見るものを興奮させてしまっては、世話がなかろう。
 それに、織原夕美子】

【おぬしの料理は、なかなか美味かったぞ】

人肉料理による、変態対『萎』の頂上決戦。
負けを認め、先に席を立ったのは、トットちゃんだった。
最高の料理を食べた客だけが見せる、最高の笑顔を浮かべて……

「……これからどうするの?」

【さあな……もう妾もこの街にはいられぬだろう。
 しかし、この世界に必要とされていないわけでもあるまい。
 この寺院――聞いた話ではかつてはとある宗派の寺だったそうだな。
 この地で煩悩を断つ事はできず、皆逃げ出してしまったと……】

開け放たれた本堂の扉の外に目をやる。
白い朝日はもう空全体に広がって、爽やかな風が吹き込んでいる。

【それと同じように、望まぬ変態性癖を持つものもいるだろう。
 性欲を禁じられた場で、それでも性を求める心が……
 まだ妾が見たこともない変態性癖を生むかもしれぬ】

「なるほど。セックス禁止の仏教徒の中には、
 自分の陰茎をアナルに入れた人もいるらしいしね」

「……それって本当なんですか慈衛先輩?(※)」

※ 参考文献:もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら

【逆に、刑事として変態犯罪者を取り締まるのも面白かろうな……
 ふっ、しかしこんな変態的な触手幼女を迎え入れる部署などあるわけがないか。
 もしそんなものが存在したら、この国はどうしようもないな……】

「トットちゃん。いつでも帰ってきて」

【……】

「この戦いで分かったわ……
 変態が丘(じゆうがおか)はどんな変態でも、受け入れてくれる街だもの。
 私のような人肉中毒者でも……慈衛先輩みたいな女子高生フェチでも」

【妾のような、性癖レイパーでもか……
 ふふふ。そうだ。それでいい。
 人間達の世界があるのならば、変態達のためだけの世界があっても良い。
 1000年間も封印されていて、その事に気付かぬとはな――】

――変態が丘(じゆうがおか)には、異様な瘴気が立ち込めるという。
人間が踏み入れれば媚薬を飲まされたかのようにエロくなり、
性癖を解き放つというこの街独特の空気……

それは1000年前に変態達の性欲と性癖を吸い取った『萎』が……
無意識のうちにそれらを少しずつ空気中に解き放っていたためだろうか。


トットちゃん……『萎』は、
傷ついたリヒトと共に変態が丘(じゆうがおか)を去った。
しかし変態達は変わらないだろう。
『萎』が存在しようと、風紀委員に取り締まられようと……

「夕美子さん、帰って、皆と一緒に出来上がったミレニアムスープを飲みましょう」

「ええ、そうしましょう。この前みたいに、人肉のベーコンパンも作ってあげますからね」

「やったー! 
 ねえ、今度こそ女子高生乱交儀式をやろうと思うんだけど、夕美子さんも……」


何も変わらず――変態(じゆう)に生きていくだけだ。


             ダンゲロスアブノーマル 織原夕美子シナリオ 今度こそ おわり

282たびびと@GK:2011/04/22(金) 00:33:56
【EXターン 調教パート】

子虎の調教64% →93失敗
織原の調教78% →61成功
しんのすけの調教56% →25成功
錐の調教78% →54成功
白刃の調教65% →46成功
絵夢の調教80% →18成功

☆転生の『萎床』トットちゃん 撃破!

283たびびと@GK:2011/04/22(金) 01:36:02
【ターン終了時処理】
調教したトットちゃんを飲み込まんとする二幼神脣之介!
60% →99失敗
残念でした。

284たびびと@GK:2011/04/22(金) 20:56:35
【おまけ】EXターンで順番が回らなかったシチュの感想

・オッペケペ梅子
(さ、最後にオカマを捨てよったーー!! それで良いんですかぽこぺんさんww)

・霧咲 想二
(なんか突然中二的になったー! むしろ正しいほうのダンゲロスじゃないですかコレ。
 そんでドコの安心院さんだww 地球上に1京もの性癖が存在するのか……? いや、あるかもしんない)

・埴井ホーネット
(超大作ww いやすげー面白いですホント。相変わらずロットマスターとか、単語センスも
 キレてるし……触手愛を感じる展開といい、大変ごちそうさまでした。Perfect。)

・霧咲紅刃
(なんというギリギリのパーティだ……乙杯雅とか、いつ殺されてもおかしくないじゃねえか……)

・端道賢午
(兵器で倒しよったー! ひでー! でも「俺の愛を、骨の髄まで叩き込んでやる」は
 最後にふさわしい名セリフだと思いました)

・蘭崎青花
(永久機関による萎攻略は多くありましたが、この能力もまさにソレ向きですね。
 受精卵を孕ませ直すだって……? そんなのあるんですか!?)

・亀井雷華
(出番のなかった風紀委員がちょっと頑張ってるww そして本当にソードブレイカー
 してくるとは……。萎に愛を説くって、実はすげえ効果ありそう。)

・新島ウロボロス
(終始実にマイペースなキャラクターでしたねえ。こいつも萎に吸い取られるようなモノが
 あるのかと言われたら、ちょっと怪しい。)

285祥子:2011/07/16(土) 16:28:26
他人のおち○ちんが大好きな、変態便器妻です…。
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286時計 スーパーコピー 買ってみた:2019/12/29(日) 23:17:04
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