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ダンゲロス・アブノーマル 行動処理スレ
247
:
たびびと@GK
:2011/04/21(木) 02:58:51
>>246
続き
無限の精液と女子高生に囲まれたまま、絵夢は苗床の少女に相対する。
――1つわかった事がある。
絵夢は覚悟を決めて、彼女の前に立った。
「……そろそろやめようと思います」
【あなたそうねあまり面白くないと思いますよ変態行為っていうのは人に迷惑かけるんじゃございませんこと】
絵夢の言葉に鉄子は二倍速のような早口でまくしたてる。
「……そうですね。本当、迷惑ですよ」
絵夢は自分の普段の口調で……男性の口調で、鉄子の言葉に答えた。
「誰にだって大なり小なり性癖はあるもんですけど、変態ってのはつまりそれを抑えきれないんですよね。僕みたく。本当自己嫌悪しちゃいますよ。みんな我慢してるのに」
絵夢は溜息を吐く。
「でも我慢できない人もいて、でも誰にも相談できなくて、だから結局心が折れちゃって……。まあ、きっと僕もそうなってたでしょうね」
絵夢は自分の上着の袖を捲る。その肌には多くの赤黒い直線が入っていた。
「僕が萎を退治できたら、電波さんには『永遠に醒めない夢』を見せてもらおうと思ってました。だって辛いですもん、現実の世界」
絵夢はその傷が見えないように袖を直し、鉄子に笑顔を向けた。
「『絵夢』は別に人格って程でもない僕のキャラクターですけど、凄く楽なんですよ。何も考えずにバカやってられる。今ではそっちが本当の自分だとも思ってます」
絵夢はスカートの裾を掴む。
「だからこそ、萎さんには頑張ってもらっちゃ困るんです。……『僕』は、『ボク』が――大好きだから!」
絵夢が言葉と共に静かに股間を露出する。
【あなたもいつまでもそんな事言ってないで現実を見つめないといけないんじゃございませんこと】
対する萎も、同時に九本の触手をくねらせて絵夢の性癖を凌辱しに迫る。
瞬時に迫った萎の触手が、絵夢の性欲をどんどんと減退させていく。しかし。
「女子高生! 女子高生!」
絵夢はその場で跳ねまわりながら、狂ったようにそう叫んだ。
すると不思議と眼の前の全ての概念が女子高生として認識できるようになる。
つまり絵夢に迫るのは触手という名の女子高生。女子高生に性癖をレイプされている……女子高生にレイプされている!
【あらあらこんな状況で興奮するっていうのは人として如何なものじゃありませんか】
絵夢の性欲はどんどんと高まっていく。女子高生にレイプされているのだから当然だ。
そして更に絵夢の股間はどんどんと勃起していく。
先程ビッチに愛撫された感触と、前立腺にツッコミを入れられた感触。双方からの感覚はまだ絵夢の中に残っていた。
【まあまだ御抵抗なさるおつもりでございますか】
しかし萎の苗床となった鉄子もその力を緩めない。元々風紀委員としても最強の一角と言われていた存在だ。萎の妖力を操り、九本の触手をまるで数百の触手のように高速で伸ばして絵夢へと襲い掛かる。
全長数百メートルの触手の波。その波にさらわれるように絵夢は身体を包まれる。
【こうも周りを覆われていては御自慢の露出趣味もだせなくなるんじゃありませんこと】
絵夢は必死にもがき触手から逃げようとするが、がっちりと包まれていて抜けだす事ができない。
【このままあなたの性癖も性欲も根こそぎ奪わせてもらいますから、きっちり更生するんですのよ】
触手の力技に絵夢のリビドーが失われ、女子高生に対する興奮も薄れる。
絵夢が触手の濁流に流されその意識を失いかけたその時――。
「――ガオオオオオォォォン!」
咆哮。
そしてまるで海が割られたように、触手がその音に退けられる。
「……竜子、さ……ん……」
「絵夢っ!」
触手の間を走り、竜子は絵夢に駆け寄る。
「大丈夫!?」
「……竜子さん……あそこへ……あそこへ連れて行ってください」
竜子は絵夢が指差す方向を見て、そこにある物を確認した。
そしてそれと同時に再び勢いを取り戻して迫る触手の群れ。
竜子は絵夢の膝と背中に手を回してその身体を抱えると、そのままSASUKEステージを飛び降りた。
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