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学園くノ一リョナスレ

1名無しさん:2018/04/04(水) 13:44:43 ID:???
このスレは小中高一貫の学園を舞台に人々を襲う魔物や妖怪、それらと戦う為に生徒や教師として入り込んだくノ一達を皆様で作ったり、短編SSとしてリョナったりする企画です。

こちらの19からの設定を元にさせて頂きました。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/37271/1519152498/

95名無しさん:2018/04/28(土) 02:55:22 ID:???
突発的にリビドーが迸って書きなぐりました。
めっちゃソフトな上にエロ寄りなのはご勘弁を!投下!

96名無しさん:2018/04/28(土) 02:57:03 ID:???
とっぷりと日が暮れた学園の体育館裏。僅かに届く照明に映し出された二つの影が対峙していた。
一つはのっぺりとした影がそのまま立ち上がったかのようなシルエットに、顔と思しき部分に妖しく輝く目だけが浮かんでいる異形の者。
そしてその2メートルはあろうかという影に対峙するのは、身長150センチにも満たない小柄な少女だ。

静かながらも激しい闘志を燃え上がらせて立ち尽くす少女の名は、城戸 昴という。
体操服とブルマの上から空手道着の上衣だけを羽織り、黒帯を締めた立ち姿。
短く切り揃えられた髪と気の強そうなツリ目からも、ボーイッシュな道場帰りの空手少女、といった印象を受ける。
しかしこれでも彼女は一人前の「くの一」。小学部6年にして命を賭して鬼と戦う資格を得た、生粋の天才少女だ。

「…その姿、間違いない。今日こそお前を倒して、僕は過去の汚名を雪ぐ…!」

そう、昴はこの鬼と面識があった。
ブルマからすらりと伸びた瑞々しい太ももの内側の付け根に、何かの模様のような痣がある。

―――刻印。
それはまだ小学部に入りたての昴が、後方支援として討伐任務に少しづつ加わり始めていた頃。
前衛部隊が全滅し、昴達も鬼の毒牙にかかったのだ。
実体も定かでない影のような化け物に精気を吸い尽くされ、数日間意識不明の重体だったという。
その時に昴の体に刻まれたのがこの刻印であり、恐らく獣が行うマーキングのようなものだろうと考えられている。

こんな屈辱があるだろうか。
鬼を狩るべきくノ一でありながら、鬼から獲物として目印を付けられているというのだ。
黙々と修行に励み小学部にして一人前と認められても、その負い目は消えることは無かった。
それが何より悔しく、誰にも負けないよう修行に励み、いつか再び対峙する日に備えていたのだ。


「フン、そんな動きで僕は捕らえられない…!」

鬼が昴を拘束しようと伸ばしてくる影の腕を悉く躱し、一足で懐に飛び込む。
忍具を使わず体術のみで戦う昴の流派は、水月の如き形の無いものをも砕くことを旨とする。

「セイッ!!」

裂帛の気合と共に放たれた正拳突きを受け、影のような鬼の体は一瞬にして霧散した。
静まり返る周囲を油断なく見渡す昴。

「これで終わりとは思えないけど…んぁあ!?」

ビクンと痙攣し、小学生らしからぬ色を含んだ喘ぎ声を漏らしてしまう昴。
頬を火照らせ視線を下へ向けると、蛇のような影がブルマの股間に吸い付いていた。
同時に急激な脱力感が全身を襲い、思わず両膝を着いてしまう。
以前にも味わった精気を吸収される感覚に、やはり先程まで対峙していた鬼だと察するも時既に遅し。

「…やめ、ろぉ…。はなれ…ぁああっ!!」

吸い付いた蛇を弱々しく引きはがそうとするも全く叶わず、逆に一層強く吸い付かれ顎を反らして天を仰ぐ。
そのままゆっくりと前のめりに倒れ込むと、お尻を突き上げるような姿勢で屈辱的なダウンを喫してしまった。

97名無しさん:2018/04/28(土) 02:58:53 ID:???
(つづき)
内側から大事なものが奪い取られていく感覚と、何故かそれに反し火照ってしまう躰。
未知の感覚に戸惑いながら、それでも何とか窮地を脱しようと足掻く昴の視界に、四方八方からにじり寄ってくる同様の蛇達が映り込む。
敵は1体では無かった。或いは先程の鬼が多数の蛇に分裂したのか。
いずれにせよ無数の蛇達に群がられる己の姿を想像し、さしもの昴も顔が青ざめる。

「ひっ…!くるな、やめろ…やめ、てぇ…」

昴の哀願も空しく、一斉に鎌首をもたげる蛇達。
そして一気に少女の肢体に絡みつくと、手当たり次第に精気を吸い取り始めた。

「ぁあぁあぁああああああああああっっ!!!」

気の狂うような脱力感と快感の嵐に絶叫を上げのたうち回る昴。
蛇達は道着の中にするりと潜り込み、首、脇、臍、そして未だ発育途上の控えめな両胸の先端など次々に責めたてる。
またブルマにも殺到し、鍛えられ肉付きの良い尻へ次々にむしゃぶりついていく。
ビクビクと全身を痙攣させながら転がりまわっても蛇達は離れず、敗者は衣服をはだけさせながら嬲り者にされるのみ。

「…っ!!…ぁ"っ、かはっ…!」

次々と押し寄せる感覚の波に翻弄され意識を明滅させながら、昴は心のどこかで自分はここで死ぬのだろうと理解した。

(あぁ…何年も頑張って修行したのに、結局手も足もでなかったな…)

何度果てても責めが収まる事は無く、まだまだ搾り取れるだろうと言わんばかりに吸収は強まっていく。
胸と股間を抑えながら涎を垂らし、蕩けきった表情で為されるがままに最後の瞬間を待っていることしかできない昴。

が、生命の最後の一滴まで奪われるのが先か、それとも気が狂うのが先かと思われたその時、突如ピタリと蛇達の動きが止まった。

「…っハァ、ハァ、ハァ…っ、どう…し…て…?」

最早指一本動かせずぐったりと横たわったまま蛇達を伺うと、一匹、また一匹と夜の闇の中へ溶けるように消えていく。
助かったのかと自問するが理由がわからない。と、最後まで股間に吸い付いていた一匹が内ももの刻印をチロリと舐め離れる。
―――刻印が、一回り大きくなっていた。

(…あぁ、そうか)

虚ろな意識で昴は理解した。要は、自分はまだ餌として価値があるということなのだ。
放牧と同じ。恐らくまた数年後に奴はやってきて、自分はまた辱めを受けるのだろう。

次こそは勝つ、という思考に至らず既に敗北を受け入れてしまっている己に昴は気付いていない。
既に心の深い部分が折れてしまった彼女は、表向きくノ一として再起できたとしても、また宿敵と出会えば何もできない無力な牝に成り下がるだろう。
暗い絶望感に身を浸したまま、少女は意識を手放した。

986:2018/04/28(土) 22:52:20 ID:???
乙です
ちょっとこの小6エロ過ぎない?
小学生にして自分が餌であると知らされた昴ちゃんの今後のくノ一人生が楽しみですね

99名無しさん:2018/04/29(日) 00:08:32 ID:???
四十九院禊が行方不明となり数ヶ月
彼女の目撃情報は日に日に増えていた
あるものは校内で、またあるものは夜の街で
いずれもすぐに姿を消してしまったとの事だ

「先輩、何処に行っちゃったんすかねぇ」
「無駄口は控えなさい、任務中です」
夜の学校、廊下を二人の少女が歩みを進める
いずれもレオタード状のスーツの上に軍服型のジャケットを着用した巫女忍だ
「けどけどぉ金鷺ちゃん?気になりませんかぁ、禊の幽霊の話ぃ?」
赤毛の髪を肩で揃えた小柄な少女、日角が無邪気にもう1人の頬をつつく
「はぁ...全く、いいかげんになさい日角さん」
頬をつつかれたサイドテールの少女、金鷺は呆れた様子で返す
「第一、幽霊も何も禊さんが亡くなったとは決まった訳ではありませんでしょうに...」
「あはは....まぁ、そうだよねぇ....ま、ちゃちゃっとお仕事済ませて帰ろうよ」
日角は舌を出し、ウィンクをした

100名無しさん:2018/04/29(日) 00:09:46 ID:???
「五匹目っ!!」
日角が手にした槍で蝙蝠型の妖魔を串刺しにする
「気を抜いてはいけません!!」
背後に迫っていた鉄鼠の頭が吹き飛ぶ
金鷺が脇に迫る鉄鼠をショットガンで殴り飛ばし次弾を装填する
「....っ!多くないかな!!」
「全く、どうしてこんなにっ」
体育館、背中合わせで立つ二人の回りには種類も大きさも様々な妖魔が並ぶ
槍に刺さった妖魔を払い落とし、小鬼の胴を二つに切り裂く
ショットガンで犬型の頭を撃ち抜き、飛んできた小鬼の上半身を打ち飛ばし鳥型に貫通させる
「まだまだぁ!!!」


妖魔の群れを相手取り、どれ程の時間が経過したか
槍は折れ、弾数も残り少ない
折れた槍を両手に構え大鬼に飛び付き、頭に突き立てる
「金鷺ちゃん!!」
叫びをあげる鬼の口にショットガンを突き入れ引き金を引く
巨体が倒れ、二人はその場で膝をついた
「やっと....終わった....かな....?」
「はぁ....さすがに堪えましたね....」
周りには妖魔達の山
血と汚物の臭いが広がっている
「はぁ....通信は、回復した....?」
ポーチからスポーツドリンクを取り出し、喉を鳴らしながら飲み込む
「まだですね....けど、何故でしょうか....」
ヘッドセットに声をかけるが反応は帰ってこない
明らかに大量の妖魔、そして繋がらない通信、何かがおかしい
「とりあえずここから離れましょう、死臭に集まって来るかもしれませんしね」
「そうだね....早く帰って寝たいよ....」
立ち上がり、背伸びをした時だ
「お久しぶり」
背後より声が聞こえた
「「!!」」
二人は同時に振り返り得物を構える
そこにいたのは灰色のコートを纏った1人の少女....行方不明となったはずの四十九院禊であった

101名無しさん:2018/04/29(日) 00:11:22 ID:???
「禊...先輩?」
日角は目を丸くし、二本となった槍を落とす
「ええ、久しぶりね....日角、金鷺」
優しい笑みを浮かべる禊
「無事....でしたんですね...」
金鷺は安堵の息をつき、ショットガンの銃口を下げた
「ええ、そう、無事、無事よ、私は、そう、無事」
優しげながら何処か違和感のある表情
禊はゆっくりと歩みながら、コートのボタンを外していく
「禊さん....?」
金鷺はとっさに銃口を向ける
「無事、無事、無事、私は、私、無事」
不気味な笑顔でコートを開く
そこあったのは大量の触手のようなものが巻き付いた裸体
「っ!!」
反射的に引き金を引く
「ギシィィィィィ!!!」
触手の先が一斉に開き、傘状の盾となると弾丸を防ぐ
「日角さんっ!!」
気を取られたものの、日角が傘の中心に向かい槍を突き立てるが、瞬時に傘が閉じ、槍の先を飲み込む
「な、何なのさコイツ!!」
「ひとまず退きましょう!」
触手が咀嚼していた槍を吐き捨て、不快な雄叫びをあげる
二人は左右に飛び、そのまま体育館の出口に向かう

扉に辿り着く瞬間だった
「ギシィィィィィ!!!」
「うわっ!?」
日角が突然バランスを崩し、床に叩き付けられる
足には禊の体から伸びた触手が巻き付いている
「この、クソッ!気持ち悪いなっ!!」
反対の足で何度も蹴りをいれるが触手はびくともせず、そのまま後ろに引き摺られていく
「日角さんっ!!」
「先に逃げて!!僕は後で追い付くから!!皆に伝えるんだ!!」
引き摺られながら日角が叫ぶ
金鷺は唇を噛み、言葉を飲み込む
「っ....!!絶対に!絶対に助けにきますからね!!」
そして金鷺は扉を蹴り開け、そのまま駆け抜けていく

102名無しさん:2018/04/29(日) 00:12:23 ID:???
「クソッ....バケモノめ....」
抵抗しながらも引き摺られ、禊の目の前で止まる
改めて彼女の姿を確認する
ニヤニヤとした不気味な笑み、グラマスな裸体に絡み付く灰色の触手達
槍は手放してしまい、残るのは腰に着いた非常用のナイフのみ
触手達は開いた口から気味の悪い音を立て此方を向いている
(隙を見て切り落として逃げるしか....)
そう思った時だった
片足に絡み付いた触手に力が入り、締め付けを強くしていく
「ぎっ....!?」
ミシミシと音を立てて骨を軋ませ、触手が肉に食い込んでいく
歯を食い縛り、抜いたナイフを触手に突き立てるが、柔らかそうな外見に反し、ナイフは突き刺さらない
「ウソッ!?いやだいやだいやだいやだっあ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
メキメキと音を立て、触手が巻き付いていた足をへし折り、グチャグチャと潰していく
「あっ、いだっ!?ぐぅぅぅぅぅぅ?!!?!?!」
悲鳴をあげ、ナイフを落とす
骨が飛び出し、血塗れの肉塊となった足
修復も不可能だろう、様々な思いが頭を駆け巡る
「おぇ....うぅぅ....」
戦意を失い、胃の中身を吐き出す
床には血と吐瀉物、いつの間にか漏れだした尿が広がる

103名無しさん:2018/04/29(日) 00:13:25 ID:???
「ひぐっ、えぐっ...ぅぁぁぁ....」
子供のように嗚咽を漏らし、肉塊となった足を見つめる
触手はまるで嘲笑うかのように吐瀉物を混ぜ、禊はニタニタと笑っている
「逃げなきゃ....逃げなきゃ...」
焦点の会わない瞳を扉に向け、目の前の敵の事など忘れたかのように這い進む
遅れて激痛を感じ始めるがもはや気にしない
「逃げなきゃ....逃げなくちゃ....やだ、死にたくない、死にたくない死にたくない....」
うわ言のように呟き血まみれで這う
触手達は追ってはこず、先程の吐瀉をかき回している

「あは、ははは....やった、やった....」
まるで永遠に感じるような時間、日角は扉の前に辿り着く
触手が追ってこない事に疑問など微塵も感じず、ただただ生き延びる為だけに這い進んだ
もはや巫女忍としての誇りも何もない
半分に開いた扉の向こう、薄暗い廊下の先を見る
きっと金鷲が仲間を連れてきてくれている
皆がいれば、こんな奴ら
そう思った時、廊下に何かが居るのが見えた

104名無しさん:2018/04/29(日) 00:14:46 ID:???
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!ひぎっ、ふぅ、んんんん!!!!!何なのですの!?何でこんな、はひっ!?」
金鷲は叫び声をあげ、狂ったように廊下を転げている
頬は赤く染まり、両手はさらけ出された自身の秘所を無茶苦茶に掻き回している
「あっ、あっ、とまらな、とまらにゃい!?何で?!?!?何で?!?!?ひっぎぃ、ひっ、んんんん!?!?!?」
腰を浮かせ、大きな艶声を上げる口かはだらしなく涎を振り撒き、血が出るほど掻き回された秘所からはまるで壊れた蛇口のように愛液と尿を垂れ流している
「おほっ、いぐっ!?またイグッ!!??あぁぁぁぁぁぁぁ!?!????!!!」
歯を食い縛り、情けない表情を浮かべながら大量の愛液を吹き出す
それでも手は止まらず、クリと秘所を掻き回し続ける


数分前
体育館より飛び出した金鷺の目の前に人影が現れた
「っ!?」
弾切れのショットガンを接近用に構える
人影は被っていた灰色のローブを脱ぎ捨てた
「っ!?....何故....禊さん....」
ローブの下の顔は先程と同じ笑みを浮かべた禊
いつの間に回り込まれたのか、それとも偽物なのか
しかし考えている暇はなく、金鷺はショットガンを上段に構え殴り掛かろうとした、その時だった
「ィィィィィィ!!!!」
禊の口から突如二本の触手が現れたかと思うと、それは突然金鷺の顔面に何かを吹き掛けた
「!?」
霧状の毒、一瞬で視界を封じられ、尻餅をつく金鷺
「来るな!!この!!」
片手で眼を擦りながらもショットガンを振り回す
しかし、突如金鷺は体に異変を感じ取った
「な、何、これ....」
突如体を駆け巡る熱いモノ
無意識のうちに指は伸び、スーツの上から秘所を撫でる
「あひっ!?」
まるで電撃のように全身に快感が走る
「な、あ、なっ、ま、まさか....」
頭では拒否するが体は止まらず、秘所を掻く
こんなことをしている場合ではない....早く助けに行かないと
そう思うも指は止まらず口からは甘い声を漏らす
「あ、だめだめだめだめ....いや、いや、だめ、止まって、止まってぇぇぇぇぇ!!!」
叫びをあげ、必死に立ち上がろうとするも指が止まらない
爪を立て、スーツの上から擦るも快感が足らず、破ろうともがく
股関は愛液で染みを広げていく
やがて頭からは日向の事は消え失せ、ひたすらに秘所をかき回し続けた

105名無しさん:2018/04/29(日) 00:16:12 ID:???
「何で....何でさ....」
思わず声が漏れる
必死に這い進み、たどり着いた先
そこで見た予想すらできような状況
「くふ、ふふ....」
完全に何かが折れた
いつの間にか片足に触手が巻き付き、日角の体を再び体育館にと引きずり込んでいく
「ははっ....もう、ダメだ....」
虚ろな瞳でイキ狂う金鷺を見つめる
触手が足から離れ、日角は後ろの禊の方を向く
ニヤニヤとした嫌らしい笑みを浮かべる裸の禊
ふと彼女の腹部を見ると横に線が入る
そしてそこが開き、大きな口が現れた
口の内部では触手が無数に蠢き、伸びた数本が日向に絡み付いてくる
「ひひっ....」
絡み付いた触手が腕を締め上げ、メキメキと音を立てる
ふと、二本の触手が耳元に伸びると一瞬にして細長く変形し、耳孔にと侵入を行う
「へひっ!?」
鼓膜を突き破り、脳に触手の針が深く突き刺さる
「あべっ、おっ?、おっ!?」
瞳が上を向き、鼻からは血が垂れて行く
「はっ、あは、はは、」
目が回る、脳ミソがぐちぐちと触られている感触が全身に伝わる
「へべ、ほ、ぉうぐぅ?!??」
口からは意味不明な声が漏れる
徐々に意識が薄れていく
「やらぁ....ひにたく、な......」
そこで日角の意識は消えた

106名無しさん:2018/04/29(日) 00:17:14 ID:???
廊下は進むと目の前に裸体にコートを羽織った姿の少女が現れる
美しい金髪に青い瞳
一見すると美しいが、開いた口からは二本の触手が伸び、まるで獣のように四足で歩いている
『いたぞ』
「......見えてる」
ボロ布のようなマントを羽織り、顔をゴーグルとスカーフで隠したボサボサの黒髪の少女
目の前に立つ異様な少女をゴーグルの向こうから睨み付ける
「ヒヒィ!!」
四足の少女が奇声をあげ黒い少女に飛び掛かる、が
「はべっ!?」
一瞬にして金髪少女の頭が吹き飛んだ
黒い少女が手にしているのはソウドオフタイプの水平二連ショットガン
頭が吹き飛んだ少女は首から無数の触手を蠢かせながらジタバタともがいている
「....」
黒い少女は無言のまま、その胸にショットガンを撃つ

『活動停止を確認、気を抜くなまだいるぞ』
「知ってる」
何処からか響く男性のような低い声
少女は抑揚のない声で答え廊下を進む

体育館前の廊下には白眼を向き、口から泡を垂らした少女が倒れていた
黒い少女は歩みより、首に手を当てる
『まだ死んではいない、気を失っているだけだろう....連続絶頂による気絶の様子』
「....悪趣味な奴」
『悪趣味?いやキミも自慰行為による絶頂位経験はあるだろう、悪趣味なこたぁなぶげっ!?』
少女が自分の左のこめかみを勢いよく叩くと声が止まった
『失言失言、すまないな』
「黙ってろ変態、今度私のプライベートに触れたら追い出すからな」
少女は舌打ちをし、体育館の扉を開けた






とりあえずここまでで
続きは気分次第で後程

1071:2018/04/30(月) 01:38:17 ID:???
お二人とも乙です。私もこの連休中にSSを投下したいところです。
>>97
色んな意味で鬼に舐められてる小6僕っ子空手くの一昴ちゃんご馳走さまです!
>>106
触手脳姦、強制絶頂、素晴らしいエログロです。続きを是非ともお待ちしております!

108名無しさん:2018/05/13(日) 23:23:10 ID:???
〜完〜

1091:2018/05/13(日) 23:45:26 ID:???
申し訳ない、言い訳にしかなりませんがリアルと別件でこちらには書けずじまい。
まだ見てくださってる人がいらっしゃいましたら、簡単な短編での参加や、提案だけの参加でも歓迎します。

110名無しさん:2018/05/17(木) 02:29:18 ID:???
女忍者たちは最初に固定メンバーが決まってそこからどんどん数が減らされないと悲壮感出ないよね
エイトドッグスみたいに戦いで少しずつ殺される
やられる場面だけを描かれてもどうかなので
ずっと生きてきた人間がここで殺されたって部分を描けないとね

111名無しさん:2018/05/17(木) 02:53:02 ID:???
>>110
いや、そういうのが見たいなら自分で書けよ、と

112名無しさん:2018/05/17(木) 03:04:34 ID:???
>>110
このスレが過疎ってるのは事実だけどお前が短編嫌いなだけじゃねえか

113名無しさん:2018/05/18(金) 01:52:10 ID:???
1じゃないけどちゃんと見てる人はまだいるんだなーってちょっと嬉しい
文章書くのって大変だし「くの一」ってテーマもある程度絞ってる以上、供給がそこまで多くないのは仕方ないと思う
まったり待つし、キャラとかリョナネタでいいのが思いついたらそれだけ投稿するかもしれん

1146:2018/05/20(日) 00:55:57 ID:???
性懲りもなく投稿します。
最近くノ一責めるよりリョナモンスター作る方が楽しいみたいのある



 「はっ!!たぁぁっ!!」
 おぼろげな月明かりの下に裂帛の気勢が響く。
 人気の絶えて久しい古い校舎を背に薄紅の影が舞い、その周囲の白い影を蹴散らしていく。
 白い影は無数に現れては薄紅を捕えようと襲い掛かり、その度に薄紅の手の中で生き物のように暴れ回る棒によって叩き伏せられてはじけ飛ぶ。

 「ヒヒヒ……ヒヒヒ……ヒィィーッ!!」
 白い影から漏れるすすり泣くような声。だがそれは悲しんでいる訳ではない。
 それは声。それも、恨みや怒りや悪意のこもった。
 その証拠に、その白い影の手――正確にはそう見える部分――は長い刺身包丁のような刃物が逆手に握られたような形を取り、
振り上げたそれを薄紅の頭に振り下ろそうと突進していく。


 白い影=亡霊。


 人間の女のように見えなくもないシルエットをしたその魔物は、正真正銘人間の女に襲い掛かり、そして消し飛ばされている。
 「ヒヒッ、ヒヒィッー!!」
 「たああっ!!」
 薄紅の影=くノ一に。

 薄紅の影――すらりと伸びた手足をその色の忍び装束に包み、手にした自らの身長を優に超えるほどの棒を巧みに操り、群がる亡霊たちを次々に打ち倒していく若きくノ一。
 名を楠木涼(くすのき すず)と言う。

 「はっ!!」
 「ヒィッ!?」
 最後の亡霊を倒した彼女は、小さく息を突きながらその名の示す通りの涼やかな顔の汗をぬぐった。

 「さて、今ので最後ね」
 それまで複数の亡霊と戦っていた校庭から、背後の廃れた校舎に向かって踵を返す。
 学園の敷地ではあるものの、二十年以上前に放棄された旧校舎。
 今や生徒もいなくなったその廃墟の、かつてはごった返していた昇降口に足を踏み入れると、まだあどけない少女が二人身を寄せ合って震えていた。

1156:2018/05/20(日) 00:58:58 ID:???
 「もう大丈夫よ。二人とも怪我はない?」
 少女たちの方に歩み寄り問いかける涼。その声も表情も、それまでのものとは異なり優しく穏やかだった。

 「すずせんせぇ……」
 少女の一人が、彼女の方に顔を上げ、震える声でそう呼んだ。

 それが最後だった。
 異形の怪物に震えていた二人は、その安心に遂に決壊した。

 「よしよし、もう大丈夫。ねっ、大丈夫だから」
 泣きじゃくる二人をしっかりと抱きとめる涼。
 棒術の達人であるくノ一は、同時にこの少女たちの学校の教師でもあった。
 戦闘に際しては勇猛かつ冷静沈着なくノ一として、そして普段は快活で面倒見のいい教師として他のくノ一にも候補生の生徒にも信頼されている。

 その彼女が亡霊の群れに襲われている二人の少女を発見したのは、二人にとってはこの上ない幸運であった。
 逃げ込んだ旧校舎で、こうして生還の喜びにむせび泣いている事からも明らかなように。

 (おかしい……、電波が回復していない?)
 だがその中にあって、涼本人は違和感を覚えていた。
 亡霊の出現と同時に一切の通信機器がノイズを拾い役に立たなくなった。
 恐らくはジャミング――そう思っていたのだが、発生源の筈の亡霊たちを片づけても一向に回復する様子がない。

 (まだどこかに……?)
 神経を研ぎ澄ませ、辺りに集中するがその様子はどこにもない。
 簡易的にとは言え昇降口周辺には結界が張られている。何かが近づけばすぐに分かるはずだ。それに反応がないという事は、校舎内ではない。

 「先生……?」
 落ち着きを取り戻し、それから警戒を解いていない涼に不安げに呼びかける少女。
 「……ううん、何でもないわ」
 咄嗟にそう答えたが、何もない筈がない。
 涼は一度二人を放すと、脇に置いていた棒を拾い上げ、再度校庭の方に向き直る。
 中でないのなら、外しかいない。

 「もうちょっとだけ、ここで待っててね。出来るよね?」
 振り向いた先で、二人の少女は青ざめながら小さく首を縦に振った。
 その細い脚は震えていた。

 「すぐに終わるからね」
 涼は二人ににっこりと笑うと、もう一度校庭に出る。
 生温い風が、耳にかかっている黒いショートヘアを揺らした。

1166:2018/05/20(日) 01:02:54 ID:???
 (どこだ……?)
 棒を構え、神経を集中する。
 彼女の体には、亡霊の特徴はしっかりと刻まれている。

 亡霊は決して強い魔物ではない。
 邪鬼と並び、一般的なくノ一であれば特に戦闘を得意とする者でなくても苦も無く対処できる存在だ。

 潜伏時は姿を消すことができるが、行動に移るとその間は先程の様に白い姿を晒してしまう上に、行動半径は邪鬼よりも狭く、ごく短距離での移動しか出来ない。
 更に動きは邪鬼以上に緩慢であるため、くノ一との戦闘と言うよりも予め複数で潜伏し、その中に候補生をおびき寄せて襲撃するのが主な役割となる。

 じりじりと、十分に棒が使えるよう校舎から距離を取る涼。もし亡霊がまだいれば、単純な相手である。先程の様に単調に突進――それも緩慢な――を試みるだろう。

 「どこだ……?」
 来ない。
 涼が思わずつぶやき、更に一歩進んだ瞬間、彼女の背中に冷たいものが駆け抜けた。

 「くっ!?」
 直感的に右に跳んだ涼。
 直後、彼女のいた空間に白く長い腕が殺到する。
 空を切る四本の腕。全て涼の胸の位置――心臓を抉り出すような突き。

 (消えたまま攻撃!?そんな……っ)
 驚きを隠せない涼。従来の亡霊では考えられない能力だ。
 「ヒヒ、ヒヒヒ……」
 だが、驚くのはそれだけではないという事を彼女は思い知る。

 攻撃の後に姿を現した亡霊。その姿は、つい先ほどまで彼女が相手にしていたものより一回り以上大きかった。
 人間であれば、力士やレスラーと言っても通用するような巨体。
 だが、それも他の特徴に比べればあまりにも平凡だ。

 「ヒヒヒヒヒ……」
 不気味な声を上げながら亡霊は涼の方に向き直る。
 その腕は通常の三倍は長く、そして通常の倍の本数だった。
 「こいつ、一体……?」
 そしてその四本の腕に抱きかかえられるように、頭の後ろから垂れ下がるサソリのそれのような尻尾。
 そして一段と目を引く、その濃霧のような真っ白い体の中にかすかに見える、ミイラのような小さなもの。

 明らかにこれまでの亡霊とは異なる。

1176:2018/05/20(日) 01:07:24 ID:???
 「ヒヒィッ!!」
 「くっ!」
 正体を掴みかねた涼に、その巨大亡霊が襲い掛かる。

 (重い、今までの奴の比じゃないぐらい……っ!)
 殺到する二本の腕。先端が刃となっているそれを辛うじて棒で受け流すが、反撃に転じる事が出来ない。
 従来の亡霊とはけた違いの力。167cmと、女性としては大柄な涼の無駄なく引き締まったその体が押し戻されるほどの。

 「ヒィィッ!!」
 勢いづいた巨大亡霊は、両腕と尻尾とで一気に涼を追いつめていく。
 「く、くうっ……!!」
 類まれなる運動神経で絶え間なく襲い来る五本の凶器を紙一重に躱すが、波状攻撃の前に反撃に転ずることが出来ない涼。じりじりと昇降口の前から離れていく。

 「――ヒィッ、ヒヒヒ」
 唐突に攻撃が止む。それに涼が気付いた瞬間、巨大な亡霊は昇降口の方に向き直った。
 
 直感が告げる――候補生たちを狙う気だ。

 「させないっ!!」
 反射的に涼は飛び出した。
 四本の腕の一つが迎撃に振り下ろされるが、それを紙一重で躱して懐に飛び込む。

 「ヒィ!?」
 相手が飛び込んできたという事に気付いたのか、亡霊が上ずった声を上げるが、その時には既に迎撃は不可能となっていた。
 「たあああっ!!」
 鋭い気勢と共に、涼の棒が亡霊の体内に食い込む。
 普通の亡霊なら背後まで打ち抜かれるような強烈な突き。流石に動きが止まる巨大亡霊。

 「いやあっ!!」
 だが涼は止まらない。即座に得物を引き抜くと、風車のように回転したそれが人間で言えばこめかみに当たる部分を吹き飛ばす。
 「ヒギィッ!?」
 大きく左に傾く巨体。
 蠢くそれを蹴りはがして距離を取ると、涼は更に神速の棒術を叩き込む。

 「はぁっ!」
 目にもとまらぬ四連撃。一発ずつが亡霊に対しては一撃必殺の威力を持っている。
 

 だが、それでも巨体は倒れない。


 「くっ、まだなの……!?」
 校舎と巨体の間に割って入りながら更に攻撃を叩き込む涼。再び亡霊の体内深くに棒が突き立てられる。
 だがそれでも、亡霊は悲鳴を上げながらも立ちつづける――尋常ではない耐久性。

1186:2018/05/20(日) 01:12:11 ID:???
 「なら――っ!!」
 なら、倒れるまで叩くだけ――涼がその意思を行動に移そうとしたその瞬間だった。真っ白い塊が、彼女に叩きつけられたのは。


 「うあっ!?」
 思わず声を上げてしまう。
 体に纏わりつく白――尻尾から放たれたそれは、涼の体に纏わりついてほんの一瞬だが動きを止めた。

 そして、そのほんの一瞬が致命的な時間となった。

 「しまっ――」
 鞭のようにしなる四本の腕が、その鋭い先端を突き立てた。
 受け止められたのは振り下ろされた二本だけ。
 両足の太ももに激痛が走った。

 「うああっ!?」
 絶叫が響く。
 真っ白い刃が突き立てられた両足から噴き出た赤黒い血が、薄紅の装束を染め上げていく。

 そして足を傷つけられたという事は、つまり踏ん張りが利かなくなることも意味していた。

 振り下ろされた刃を辛うじて受け止めていた棒の、それを支える両手の間に尻尾が叩きつけられる。
 「ぐぅっ!」
 既に両膝を着いてしまっていた涼に耐えられるはずもない。
 カランと音を立てて、彼女の前にその得物が落ちる。

 最早万事休す――だがそれで終わるはずもない。

 遮るもののなくなった二本の腕は、いつの間にかその先端を刃から普通の手に形を変え、目の前で崩れ落ちている獲物の首を乱暴に掴み上げた。
 「うあ……っ!あっ、ぐ……っ!」
 超人的な力で締め上げられる涼。
 絞首刑の様に高々と持ち上げられ、抗おうにも先程の一撃で痺れてしまった両腕には全く力が入らない。

 「か、かは……」
 呼吸が完全に止まる苦しみに、彼女の本能は何とか状況を打開しようと手足をばたつかせるが、実際には全く動かない。
 腕も足も、最早そんな事を出来る力など残ってはいない。

 「く、あ……、あぁ……」
 苦しみは全く変わらないまま、体中の力が抜けていく。
 だらんと涼の腕が垂れさがる。

 そしてその力の抜けた彼女の腹を突き破るように拳が突き立てられた。

 「がはっ!?」
 絞め落とされて失った意識は子宮を叩き潰される激痛で無理矢理戻された。
 四本の腕がいつの間にか全て普通の手に戻っていることなど、今の涼に気にする余裕などない。
 身悶える時間すら与えず、もう一本の腕が鳩尾に、更に三発目がまた子宮に、四発目は胃を押し潰しに――と、次々と涼の体を破壊していく。

 「あぐっ!!うあっ!!!かはっ……、いぎっ!?」
 巨大亡霊は少しだけ首を緩め彼女に悲鳴を上げさせている――獲物のそれを楽しむように。或いはその後ろで震えている二人の少女に聞かせるように。

1196:2018/05/20(日) 01:17:04 ID:???
 「ヒヒヒヒヒ……」
 せせら笑うような声が、湿った音に混ざって響く。
 ボロボロになった薄紅の装束の下から露出した腹部は既に全体が紫色に変色していた。
 そしてそれでも尚も手は止まらず、拳は徹底的に涼を破壊していく。

 「ごぶっ……、うぁ……、ごぼっ」
 胃を潰され、涼の口から胃液と血の塊が吐き出される。
 びちゃびちゃと音を立てたそれが背後で少女たちを更に怯えさせている事を知っても、今の彼女にはもうどうする事も出来ない。

 「あぁ……、だ、駄目……逃げ――かはっ!!」
 くノ一としての責務か、或いは教師としてのか、或いは他の感情からか、朦朧とする中で何とか発した言葉はしかし、
少女たちに届くことなく、もう何度目か分からない鳩尾の激痛で掻き消されてしまう。

 「ぐ……、あ……、あぁ……」
 そしてその一撃が、彼女の限界を超えた。
 ぐったりと頭を垂れ、動かなくなった涼。時折ピクピクと痙攣するだけになった彼女の顎を、一本の腕が掴んで上げさせる。
 「ヒヒヒヒ――」
 「な、何を……、何をする、つもり――」
 第六感で相手の害意を読み取った涼だったが、それが具体的に何なのか察する事も、またそれから逃れる術も最早なかった。

 「ヒヒヒ……、ヒャァアアアッ!!」
 「!?」
 変化は一瞬だった。
 濃霧が人の形を取ったような巨大な亡霊は、人間で言えば喉から臍に掛けて大きく腹を開いた――より正確に言えば開いたように左右に大きく広がった。

 そして、二本の腕に吊るされた哀れなくノ一を一口で自らの体内に取り込んだ。

 「んむっ!?」
 全身を包み込む泥に似た感覚に戸惑う涼。
 しかしそれが何を意味するのかはすぐに教えられることとなった――目の前に浮かんでいる小さなミイラによって。

 そのミイラは異様に小さかった。
 手足は不自然な程にやせ細り、体もまた――ミイラなので当然なのだが――骨と皮だけになっていた。

 しかし一番の異常さは、その状態で涼に話しかけた事だ。

 「コロシテ……モウコロシテ……」
 「なっ、何を――」
 言いかけたところで彼女は理解した。彼女の股間には周囲の濃霧が固体のようにさし込まれている事を。
 無数の濃霧の触手が彼女の体を縛り、体内に潜り込んでいる事を。
――そして、自分の股の下でも何かが蠢いている事を。

 「ひっ」
 思わずうわずった声を上げる。
 自分が何をされるのか、女の部分が直感で理解する。

 そしてその直感通り、泥は岩となって彼女の秘部を最奥まで一気に貫いた。

 「いぎいいいっがっがあがあああああっ!!!」
 絶叫。
 噴水のように噴き出した血が濃霧の中に流れるが、外からはその様子は全く分からない。

1206:2018/05/20(日) 01:20:23 ID:???
 「ぎひっ、ぎひいいいああっ、ああがいいああああああっ!!」
 激痛と恐怖にパニックを起こすが、包み込んだ濃霧は彼女をしっかりと抑え込み、突き立てられたそれは杭の様に深く彼女の中に沈み込むと、
気が狂わん程の激痛に意識を失った彼女の体中に細い根を通し始める。

 「――……っ!?がうっ!うぐううっっ!?」
 内臓を引きずり出される錯覚に覚醒させられる涼。そして戻った意識を再び飛ばそうとする激痛と、その中でもわかる、全身から力が抜けていく感覚。

 (れ、霊力が……抜かれて……)

 候補生や彼女達くノ一が修行の末に手に入れる霊力。魔物を打ち倒す力となり、そしてまた彼女達の活力にもなるそれは同時に、
魔物にとっても同じ効果をもたらす。

 「ぎひいっ!いっ!!いぎいいいっっ!!」
 激痛と恐怖。その中で彼女はある事実を理解した。
 自分は食べられたのだ。この亡霊の糧として。尽き果てるまで霊力を貪られ続けるのだ――目の前のミイラの様に干からびるまで。
 そして、霊力は死体からは奪えない。ならば――?

 「ぐあああああああああっっ!!うっ、うぐぎいいいああああっ!!」
 彼女は理解した。体中を貪られる激痛。このままこの責め苦が永遠に続く事を。
 確実に最後の一滴まで搾り取るために、自害も、気絶も、発狂すらこの魔物は許してくれないという事を。



 既に廃墟となった旧校舎。平素は誰もよりつかないそこにはある噂がある。
 深夜。誰もいない筈の昇降口前で、声が聞こえてくるのだ。「モウコロシテ」と。

 その声は、かつてそこで得物を残して行方不明になったくノ一の物によく似ているらしいのだが、真相は未だ不明のままだ。


終わり

1216:2018/05/20(日) 01:26:13 ID:???
以上スレ汚し失礼しました。
設定だけでもSSでもなんでも皆さんどんどん投下してってくださいおながいします!

また、以下に今回の三人(一人と二匹?)の設定置いておきます。スレ内でお使いになられる方いましたらご自由に。



【名前】楠木涼(くすのき すず)
【性別】女性
【年齢】25歳
【身長と体重】167cm54kg

【特徴】身体能力に優れたくノ一。棒術の達人でもあり、戦闘においてもそれを用いる。
表向きは中等部の教師として勤務している。快活で面倒見のいい性格であり、同僚のくノ一だけでなく生徒や保護者からの人気も高い。
耳にかかる黒いショートヘアーと薄紅色の装束がトレードマーク、この装束は闇夜での視認性を上げるというくノ一の装束としては欠点を抱えているが、
味方、特に襲われている候補生への安心感と候補生に向けられる敵の注目を自分を囮にして軽減するという狙いがあり、
付近に候補生が存在しない状況ではリバーシブルによって夜間迷彩にも対応できる。

1226:2018/05/20(日) 01:30:02 ID:???
続いて二匹の方も



【名前】亡霊
【種族】魔物

【特徴】人間の女性のようなシルエットをした魔物。潜伏中は姿を消して待機し、獲物が近づいたところで襲撃する戦法を得意とする。
手首から先を刃物状に変質させることが可能で、戦闘時には主にこれを使用する。

単体の戦闘能力は低く、姿を消すという能力も待機中のみであり行動を起こすと解除される。
行動半径が狭く動きも遅いため、包囲していない、もしくは高速で移動する相手には対処できないなど欠点も多い。
このため、くノ一の相手をするには力不足であり、専らおびき出した候補生を集団で襲撃するのが主な任務となる。

「ヒヒヒヒ……」と泣いているような声を出すが、多くは威嚇のため。




【名前】巨大亡霊(仮称)
【種族】魔物

【特徴】通常の亡霊を古来からの呪術や西洋の屍霊術などで強化したもの。強化に伴い大型化し、腕が一対増えて四本。背面にサソリのような尻尾が生えている。
従来の亡霊の弱点であった行動半径の狭さ、行動の遅さを候補生やくノ一を体内に取り込み、霊力を吸い上げて自らの動力にすることで解決を図った。
尚、吸い尽くしたものに関しては体内での溶解も排出も可能。

戦法は通常の亡霊同様に待ち伏せが主となるが、四本の腕は全てが通常の亡霊と同様の機能を有しており、刃物形態と通常形態を個別に切り替え可能。
またその力は体格に相応しく強化されている。

耐久力も著しく向上し、通常の亡霊では致命傷になり得る攻撃を受けても体内から供給される霊力が尽きない限り戦闘を続行できる。
尻尾は突き刺す以外にも針を粘着弾として変質させ発射する事が可能であり、有効射程は短いものの、相手の動きを封じるのには有効。

その性質上、候補生やくノ一に対しては殺害より捕獲を優先する傾向がある。

1231:2018/05/21(月) 00:01:13 ID:???
乙でしたー。
永遠に亡霊さんの燃料になった凉さん悲惨で素敵!

124名無しさん:2018/05/23(水) 18:57:37 ID:QlhzP9p2
くノ一を捕まえたい。
徐々に体を乗っ取っていく系の寄生虫とか埋め込みたい。
自分が自分でなくなっていくことで発狂していくくノ一を見ていたい。
それで完全に虫の操り人形になった所で仲間の所に返してあげたい。



書けないけど

125名無しさん:2018/05/30(水) 02:09:03 ID:???
何だかんだで100レスを超え
せっかくのキャラ設定が埋もれてしまいそうなので
今までのキャラ設定のレスを簡単にまとめました


・くノ一キャラ

「水無月 空」
>>36

「百瀬 美智子」
>>82

「園宮 風花」
>>87

「鳳仙 歌留多」
>>89

「黒坂 綾凪」
>>92

「楠木 涼」
>>121



・敵キャラ

「雑鬼」
>>37

「黒木 海」(白木 美羽)
>>78

「鉄鼠」
>>83

「新種(仮)」
>>83

「亡霊」
>>122

「巨大亡霊(仮称)」
>>122

126名無しさん:2018/05/31(木) 00:27:48 ID:???
>>125
まとめ乙です。
くノ一も敵も増えてきたしクロスオーバーとか見たいなー(チラッチラッ

1271:2018/05/31(木) 01:44:05 ID:???
>>125
ありがとうございます、まとめ助かります。
ほったらかしのスレ主ですみませんが、一応SSもちまちま進めてますので気長にお待ちください

128名無しさん:2018/06/20(水) 02:14:46 ID:???
【名前】浦田朱鳥 
【性別】女性
【年齢】16歳
【身長と体重】167cm55kg

【特徴】
・女子高生でチャラチャラした性格
・多重人格で誘霧というシノビの人格を宿している
・当人は別の人格の存在に気付いていない

朱鳥を守るためたびたび人格交代をする
誘霧が表に出ている時はすぐれた身体能力
言葉巧みに敵を誘惑するのが得意

1291:2018/06/20(水) 03:10:42 ID:???
>>128
おお、こんな放置スレに新しいキャラをありがとうございます。
二重人格キャラは面白そうですね。

130名無しさん:2018/06/21(木) 00:45:21 ID:QlhzP9p2
まだ人いたのかこのスレ(>>1含めて)

1311:2018/06/21(木) 01:36:16 ID:???
>>130
少なくとも私はいますので気が向いたら簡単な妄想でもなんでも書いて下さると嬉しいです。
信用無いでしょうがSSもできれば書き終えたい所です

132名無しさん:2018/06/21(木) 08:15:41 ID:???
今、何割ぐらい書き終わってる?

1331:2018/06/22(金) 22:23:52 ID:???
>>132
大体四割ではありますが、鈍筆なのと他のもやってるので、気長にお待ちいただければ、と。

134名無しさん:2018/06/28(木) 21:16:34 ID:???
分身術ってくノ一っぽいなと思ってキャラを作ってみましたが色々盛り込みすぎましたw
NGはありません
BBA瀬那さんもロリ瀬那ちゃんも可愛がってください


名前:朝藤 瀬那(あさふじ せな)
職業:学校の教師
年齢:36歳
体格:164センチ 56キロ
容姿:緩くカールした髪を肩先まで伸ばした美人教師。普段は優しいがもし怒らせたりすると怖いタイプ
年齢よりは若々しい顔立ちで、生徒の年齢で中高生からは綺麗なお姉さん、小学生からは綺麗なお母さんみたいに親しまれている先生
教師としての服装はシックなスカートスーツであることが多い
設定:小学校から高校までの教員免許を持つ才媛
その正体は潜入タイプのくノ一。魔物の出現の恐れがある学校に派遣されたり、調査のために送り込まれる役目を負う
単独で危険な魔物も倒すことが出来、鬼道衆の中でも熟練の強さを持つくノ一
潜入タイプなのでくノ一らしい黒装束の他に、常に戦闘に突入しても対処できるよう普段来ている服にも短刀や苦無、爆裂弾といった
暗器が仕込まれ、服自体も強化繊維で編まれてある程度の防御力を持っている

瀬那は潜入に特化した忍術を2つ身につけている
・1つ目は「紗幕刷染(しゃまくさっせん)の術」
自分の身体に透明な忍術の幕をかけ、その姿を見せるだけで偽の記憶を相手の脳に刷り込ませることが出来る忍術
これを用いて潜入先の学校の教師や生徒に自分を前からいた学校の教師と思い込ませる事が出来る
10日間自分の姿を見せないと自動的に偽の記憶は消されるので任務終了後の解除も簡単

・2つ目は「分身割生(ぶんしんかっせい)の術」
いわゆる「分身の術」だが、幻影ではなく実体を持った分身の術
さらに今と同じ姿の分身ではなく、36歳の瀬那の人生の長さを割ることで分身が生み出される
例えば24歳の瀬那と12歳の瀬那への分身、18歳の瀬那2人への分身、12歳の瀬那3人への分身、9歳の瀬那4人への分身というようにである

分身できる人数の上限は4人、分身で生み出せる最年少は9歳
この術により27歳の瀬那は教師として忍び込み、9歳の瀬那は生徒として忍び込むなど単身で多角的な潜入が可能となる
便宜上、分身体は「伊茅那(イチナ)」、「仁那(ニナ)」、「咲那(サナ)」、「夜那(ヨナ)」と名乗っている
名字は場合によっては分身体同士で姉妹という設定で同じ名字にすることもあるし、他人として別々の偽名を名乗ることもある
姿形は「紗幕刷染の術」で同年齢でも全く似ていない別人と周囲に思い込ませることも可能

分身体は記憶は本来の瀬那のものを引き継いでいるが、精神力や体力、忍術の力はその年齢の時の瀬那の力しか持っていない
なので若い分身体ほど弱く、36歳の瀬那自身の強さと比較し、20代後半は8割、20代前半は7割、高校生は6割、
中学生は5割、小学生は4割、9歳だと3割程度の戦闘力しか持っていない
だが例えば9歳の瀬那4人だと1.2と本来の瀬那より合計すると戦闘力が高くなるので、チーム戦の場合は有利になる
分身体は互いの現在位置を知ることが出来、1キロ以内だと異空間の中にいてもテレパシーで交信できるので協同作戦にも向いている

「分身割生の術」は発動に3時間程度の時間を要するので咄嗟の分身は不可能
また、もし分身体の一体が敵に殺害されたりすると術が強制解除され、生きている分身体に合流する形で36歳の瀬那に戻る
通常解除ではなく強制解除だと本来の瀬那の身体にもダメージが大きく、数ヶ月程度は多少体を鍛えている普通の
女性程度の戦闘力しか発揮出来ずくノ一としては戦えなくなる
また「自分が殺された感覚」も生で味わうので精神的にも衝撃が大きい

1356:2018/06/30(土) 00:43:22 ID:???
乙です。
一粒で何度でも美味しい設定ですね

死の恐怖に怯えながら体も自由に動かない+10日以内に戻らないと記憶から消えてしまう
で逃げたくても逃げられないとか妄想が膨らみます

136名無しさん:2018/07/01(日) 09:50:20 ID:QlhzP9p2
>>134

景気づけにage

137名無しさん:2018/07/02(月) 04:17:53 ID:???
名前:内藤 由綺
職業:学園理事長の秘書
年齢:23歳
体格:166cm 57kg
容姿:本田 翼に似てる

忍び込んでの情報収集が役目
普段から理事長の命令で黒装束に身を包んでは人知れず様々な場所に忍び込み情報収集している
様々な場所に身を隠して気配を殺して、人の話を盗み聞いたり、物品を盗み出す訓練を幼少期から受けて育てられた
戦闘行為はこなさない
戦闘能力は無いか低いので見つかって仲間を呼ばれたら敵に囲まれて一巻の終り
多少は持っている短刀で抵抗する事ぐらいはできる

普段は明るい性格で学園では生徒たちと話したりもする

138名無しさん:2018/07/03(火) 20:41:49 ID:???
>>137
乙!
偉い人に仕える情報収集型のくノ一だと
逆に色々情報を知っているから敵に狙われたら大変なことになりそう

139名無しさん:2018/07/03(火) 22:49:51 ID:???
上でちょっとクロスオーバーなんて話もあったけど、
模擬戦的なり敵対なりでくノ一同士を戦わせるのもありかな?

1401:2018/07/04(水) 09:12:58 ID:???
>>139
全然有りでしょう。
理由が思い浮かばないなら戦闘シーンだけでも大丈夫だと思いますよ。

141名無しさん:2018/07/05(木) 03:55:06 ID:???
【名前】 エリザベス・ホワイト
【性別】 女性
【年齢】 18歳
【身長】 165cm
【体重】 57kg
【体型】 B93W58H85
【容姿】 ウェーブのかかったブロンドのロングポニテ。青目。
【衣装】 星条旗ビキニに黒長手袋・黒ニーソックス・黒マフラー・編み上げブーツを着用。頭にサングラスを掛けている。
【口調】 日本語の際は語尾に「〜デース!」・「〜ネ!」と付ける陽気なしゃべり方。仲間内での母国語の際は真面目な軍人口調。
【設定】 
妖魔を捕獲して軍事転用を目論んでいる某国特殊部隊のクノイチ。
幼い頃にコミックで読んだ少し間違ったニンジャ像に憧れている為、クノイチ装束も少し勘違いした物になっている。
戦闘では片手銃とロングナイフを同時に駆使した「ハンドガン&ナイフ」スタイルを用いる。また身体能力も高く素手での格闘術にも優れている。
忍術等は使えないがロングマフラー内に手榴弾やスタングレネードを隠し持っており攻撃・撹乱に用いる。
普段頭に掛けているサングラスは暗視機能や敵データ解析機能を備えた最先端のハイテク装備。
自信家で日本のくノ一のことは少々見下し気味。日本語時の口調も相まって一見ふざけたキャラクターに見えるが部隊内では規律を重んじ任務には忠実である。
妖魔の捕獲を優先している為、他のくノ一達とは目的が食い違い衝突することも少なくない。
運よく中級以下の妖魔としか当たったことが無く、“今のところは”任務成功率100%を誇る。

142名無しさん:2018/07/05(木) 23:22:00 ID:???
>>36のキャラ使わせていただきます
分岐形式となっております

[1]

(まずい……まさか、こんな時に魔物に襲われるなんて。あの二人、無事に逃げてればいいけど……)
抜け忍の少女、水無月空。
彼女が『佐藤茜』の仮名を使って忍城学園に編入してきて間もないある日。
「歓迎会」と称してクラスメートに半ば無理やり連れてこられた繁華街の裏通りで、運悪く『魔物』と遭遇してしまった。

「……ははははっ!!美味しそうな子猫ちゃん、みーっけ!」
空を廃ビルの中へと追い込んだその魔物は、人語を操り、見た目は人間の女性に近い姿をしていた。
だがその両脚は異様なまでに長く、甲殻類の鋏を思わせる巨大な刃の付いた赤褐色の装甲で覆われている。

(ザシュッ!! ザクッ!! )
「ほらほらぁ!早く逃げないと捕まえちゃうよおー!?」
その切れ味は鋭く、コンクリートの壁すら易々と両断する!

(とにかく、コイツをなんとかしないと……!)
「……はあああっ!!」
逃げる道すがら見つけた鉄パイプを拾い上げ、反撃の糸口を探す空。
ブレイクダンスじみた動きで次々繰り出される斬撃の嵐を掻い潜りながら、ビルの壁を蹴って跳び上がる。

(ガキィィン!!)
……だが、脳天を狙った一撃は、魔物が手に持った異形の槍によって防がれてしまった。
「あはははっ……ハイ、ざーんねん。じゃあ今度は……こっちからいくよー!」
魔物は槍を片手でぶんぶんと振り回すと、凄まじい速度の突きを繰り出す。

◆その一撃を、空は……

 鉄パイプを横に構え、受け止める。 ……[2]へ

 咄嗟に身を捩って回避する。 ……[3]へ

143名無しさん:2018/07/05(木) 23:23:33 ID:???
[2]

(……ズドッ!!)
「あっ……ぐ……!?」

槍を受け止めた鉄パイプは一瞬にして『溶かされ』、半ばから折れた。
鋭い槍の穂先は、そのまま空の下腹を直撃。一瞬にして串刺しにしてしまう。

「ふふふふ……バカだねー。そんなちゃっちい棒で、あたしの『毒針』を防げるわけないじゃん」
「っご……は……ぁ……!!」
空は血の塊を吐き出し、その場に崩れ落ちる。
(ごぽっ ……ぐちゅん……どぷっ)
巨大な槍から注ぎ込まれる猛毒液で、全身の感覚が急速に失われていく。
身体を串刺しにされた、その痛みさえも。

(ゴポッ……!!)
「ふふふ……一丁上がり。思ったよりあっけなかったねぇ?」
「う……ぁ……!!」
……魔物は空の体から槍を引き抜き、再び両脚の鋏で襲い掛かった。

(ブシュッ!! ドシュッ!! ズチュッ!!)
「……あ、う…!!…、ひ……、ぐ!!………く、あぁあああッッ!!!」
異形の鋏は、空の全身を少しずつ、少しずつ斬り刻んでいく。
それをかわす余力が、今の空に残っている筈もない。だが魔物は決して一息で止めを刺さそうとはしない……

(ザシュッ!! ……ズブッ……ぐちゅ………)
「っ……おご、お…!!……い、あっ……も、……やめ、……て……っいぎ、ああぁぁあああ!!!」
「ほらほらぁ。……もっと、いい声で鳴いてくれなきゃ、つまんないよー?」
毒液混じりの血だまりの中、空は息絶えるまで「蠍」の魔物に嬲られ続けた………

── END ──

144名無しさん:2018/07/05(木) 23:25:04 ID:???
[3]

(カニみたいな鋏に、槍……?……まさか…!)
鉄パイプを構え、敵の攻撃を受けようとした空だが、寸前で嫌な予感がして咄嗟に身を捩った。

「くっ……!!」
(ドチュッ……!!)
巨大な槍が空の身体のすぐ脇を通り過ぎ、槍の穂先から飛び散る紫色の液体の飛沫が飛ぶ。

(ジュウゥゥ……!!)
「つ、うぅ…!………このっ!」
酸性の毒液に焼かれてセーラー服の裾とスカートに焦げ穴が開き、太ももには差すような激痛が走った。
空は蠍の魔物にカウンターで蹴りを叩き込みつつ、連続バックフリップで間合いを離す。

「ん、ん〜……イキのいい子猫ちゃんだこと…」
(ぐっ……少しかかっただけなのに、脚が……!!……こんなの、モロに喰らったら……)
魔物は顔面を蹴られてもまるで答えた様子がない。
この分だと鉄パイプで殴っても有効打が与えられるかどうか怪しい所だ。

◆ならば、どうするか……

 これでは打つ手がない。ひとまず逃げ回って、勝機を探る。 ……[4]へ

 このままではジリ貧だ。弱点を見極め、一気に決める! ……[5]へ

145名無しさん:2018/07/05(木) 23:26:26 ID:???
[4]

(ドカッ!!……ゴスッ!!)
「ふふふ………逃げ回ってるだけじゃ、アタシは倒せないよぉ?」
「はぁっ……!…はぁっ……っうう……!!」
巨大鋏は壁や柱を易々と両断し、槍の毒液はコンクリートをバターの様に溶かしてしまう。
反撃の糸口すら見えない絶望的な戦況の中、空は驚異的な体術で魔物の乱撃をかわし続けた。

だがいかに優れた忍びと言えども、敵の攻撃を永遠に避け続ける事は出来ない。
猛毒液の滴る巨大槍はかすっただけでも致命傷になる。槍に気を取られれば巨大鋏への対応はどうしても遅れる。
魔物の斬撃は徐々に標的を捉え始め、空の背中や二の腕などには、決して浅くない切り傷が刻みつけられていた。

「さーて……そろそろ、オニごっこはおしまいかなー?」
……そして、今。空は魔物によって追い詰められていた。
切り倒された柱や壁に退路を断たれ、唯一の脱出経路は敵の後ろのガラス窓。
今いる場所はビルの三階。普段なら飛び降りられる高さだが、重傷を負った今はどうだろうか……

「……そう、ね………そろそろ、限界みたい……」
空は抵抗をやめるそぶりを見せたが……魔物が油断した一瞬をつき、履いていたローファーを脱いで投げつける。
と同時に、魔物に向かって駆け出した!

(ザシュ!!)
「っはははは!!だったらさっさと、アタシに食べられちゃいなさ……」
魔物はそのローファーを、脚の鋏であっさりと両断する。
(……ザクッ!!)
「………っぎゃぅ!?」
……だが、その直後。ローファーと同時に投げていた、即席手裏剣……砕けたガラス片が、狙い過たず魔物の右目を射貫いた。

抜け忍である空は、鬼道衆の忍びなどとは違い対魔物用に誂えられた武器の類は持っていない。
代わりにその場に転がっている物や道具等、あらゆる物を武器として利用するのだ!

「勘違いしないで……限界なのは、私じゃない」
「なっ………」
(ゴゴゴゴゴゴ…………)
……そう、あらゆる物を。怯んだ魔物の脇を駆け抜け、窓ガラスを割って外に飛び出した空の背後で……

「………この、ビルよ」
(……ドガガガガガガガッ!!!)
「…………ッゴオアアアアアッッ!!」
壁や柱のほとんどを斬り折られ、構造を維持できなくなったビルが、凄まじい轟音を立てて崩れ落ちた。

◆[6]へ

146名無しさん:2018/07/05(木) 23:29:31 ID:???
[5]

「たぁああああっ!!」
空は打ち捨てられていたバールを拾い上げると、毒針と鋏の連撃をかいくぐりながら前に出る!

(ザクッ!!ザシュッ!!)
(5メートル……4……)
連続して襲い掛かる二枚の鋏を、前方への回転跳躍で回避。死の刃が頭の数ミリ上と脚のすぐ下を通り過ぎた。

(……ガゴンッ!!)
(3……っ!!……2……!)
続いて上空から降ってきた巨大毒槍をスライディングで潜り抜ける。飛び散った毒飛沫が背中を焼き、金属製のバールの先端がぐにゃりと変形した。そして……

(1……ゼロっ!!)
「……はあっ!!」
(ドスッ!!)
「……っグ…!!」
溶けて捩じれて先端が螺旋状になったバールのようなものを、魔物の胸に思い切り突き刺す!
更にそれを足掛かりにして、空は魔物の体を素早くよじ登った。両膝で魔物の頭部を挟みこみ……

「奥義……羅刹堕とし!」
……身体ごと回転させて、捩じる!!
(ベキベキベキッ!!)
「………ゴア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァァァ!!」
(……ドゴッ!!)
心臓をバールで貫き、更に首を2回転。そして、後頭部をコンクリートの床に勢いよく叩き付けた。
間違いなく即死だろう。……ただし。

「んっふふふふふ……楽しませてくれるじゃなぁい。もう少しで……キモチよすぎて、イっちゃうトコだったわぁ…!!」
「!!……くっ………う、っあああああっ!!」
……それは相手が普通の人間なら、の話である。

仰向けに倒された魔物は、鋏状の足先を地面に突き立てて、ゆっくりと体を起こしていく。
空は飛び退こうとしたが、出来なかった。魔物は大きく口を開け、空の太ももにかぶりついている!!

「ぐっ……このっ……!!……放せっ!!」
魔物の頭に必死に肘や拳を打ち付ける空。だが、それが無駄な抵抗に過ぎない事を、他ならぬ空自身もよくわかっていた。
相手は魔物。生身の人間の打撃が通用するような相手ではないのだ。

「ん、んんん……もうちょっとだけ……ふふっ」
(じゅるるるるるっ……!!)
「ひあ!?……うっ……ん、くぁっ!!」
魔物は空の太股から、大量の血液を音を立てて吸い上げ……

「せーのっ。ぐるぐるぐる……どっかーん!!」
(………ドガッ!!)
「っぐあ………!!」
更に、先程捩じられたのとは逆方向に、首を勢いよく3回転半させながら、逆に空を床に叩きつける。

「っふっふふふ………オンナノコの血って、どうしてこんなに甘くてオイシイのか、な……ッ!!!」
(……ブチブチブチィィッ!!)
「んっ、…ああああああッッ!!」
そして離れ際に、太ももの肉を喰いちぎった。

「あっ………ぅ、う………」
ごっそりと削がれた傷は動脈にまで達しており、鮮血が止めどなく噴き出す。戦闘はおろか、立ち上がる事も不可能だった。

「クスクスクス……泣き声も、とってもカワイイ………お礼に、今度はワタシが、足で、アタマ、ハサんであげる……!」
「い……嫌……だ………は、な…し……」
巨大な鋏状の脚が空の細い首を捉える。振りほどく事など、出来るはずもなかった。
美しい女の上半身を持つ異形の魔物は、恍惚の笑みを浮かべながら、その巨大な刃を少しずつ、少しずつ、ゆっくりと閉じていった──

── END ──

147名無しさん:2018/07/05(木) 23:35:35 ID:???
[6]

「はぁっ………はぁっ………た、倒した……?」
瓦礫と化したビルの前で、空は荒い息を吐いた。あれほどの大質量に圧し潰されれば、いかに魔物と言えど無事では済まないはずだ。
緊張の糸が切れたと同時に、全身の傷や毒液を浴びた箇所の火傷が激しく痛みだし、空はガクリとその場に崩れ落ちてしまった。
だが………

「ふ、ふふふふ……」
「……!!……う、そでしょ……!?」
片目が潰れ、脚がねじ曲がり、全身からどす黒い血を流しながら………
「すご、かった……アナタ、イイわ……最、高……!」
異形の怪物が、再び瓦礫の中から這い出してきた。

…………。

(ぐちゅっ……ぎちっ!!……)
「………早く早くハヤクハヤク!!アナタの中にブチ込ませて!!もう漲っちゃって、滾っちゃって、オカシクなりそう!!」
「い、嫌っ……ぅぐ、ああっ!!」
瀕死の魔物は、槍の柄にしがみいてポールダンスを踊るように艶めかしい動きで、毒液の滴る槍を空の股間に突き入れようとする。
むろん空は必死に押し留めるが、ただの人間が膂力で魔物に勝てる筈もない。

(どびゅっ!!……ぶぴゅ!!……どばっ!!)
「……い…やぁあああぁあ"あ"あ"あ"あ"ぁっ!!!」
槍の先端が空のスカートの中に潜り込み、魔物が辛抱しきれず毒液を大量にまき散らす度、
空は悲鳴とも絶叫ともつかぬ獣じみた咆哮と共に、全身を狂ったように暴れさせた。
このまま少女の最も大切な場所を貫かれ、『中』に猛毒液を大量にぶちまけられれば、その苦痛はこんな物では済まないだろう。

だから、両手が大量の毒液に穢されようと、背中の傷が毒で焼け爛れようと、歪んだ巨大鋏で全身を抑えつけられ、それが新たな傷を刻もうとも……空は死に物狂いで抵抗し続けた。
しかし、それももう『限界』だ。飾り気のないショーツが毒液に溶かされ、使い込まれていない秘所が露わになる。

体力も気力も、武器も残っていない。かつては天才と謳われた抜け忍・水無月空に、この状況を覆せる術は何もなかった。
できるのは、普通のか弱き少女が魔物に襲われた時にするのと同じように、許しを乞いながら泣き叫ぶのみ。
──破滅の刻が、迫ろうとしていた。

── END? ──

148名無しさん:2018/07/05(木) 23:38:25 ID:fWUEk4FI
以上になります バッドエンドいっぱい書きたかったから分岐形式にしてみました
分岐物なら最後は生存エンドになるだろうってふつう思うじゃん?

書いてる途中で欠損グロNGの注意書きに気付いて「ヤッベ敵がモロ斬撃系だった」
ってなったけど表現的にギリギリセーフだと信じたい

149名無しさん:2018/07/06(金) 07:07:02 ID:???
>>142-148
大作乙です!
一作でいろんなヤラレっぷりが堪能出来てお得感満載ですね。
特に最後、天才くノ一が許しを乞いながら泣き叫ぶってシチュにグッときました。

150名無しさん:2018/07/06(金) 07:12:30 ID:???
くの一同士の戦闘許可を頂いた直後に丁度トラブルメーカーっぽい娘が投稿されたのでちょっと拝借
以前>>96で書かせてもらった城戸昴vsエリザベス・ホワイト>>141です
相変わらずソフトめですがよければどうぞー



縄張り争いというのは何処にでも存在する。
子供の遊び場から仕事の管轄、果ては国家間の領土問題まで、争いは絶えない。
そしてここにも、そんなトラブル真っ最中の少女が二人。

「Hey,ガール!ここはワタシ達のシマデース!勝手に妖魔を狩るのはゴハットネ!」

人通りの無い深夜の公園に一際目立つブロンドヘアをなびかせ、エリザベスは目前の幼い少女を糾弾する。

「ゴハット…御法度?なにそれ、くノ一の縄張り争いなんて聞いたことないよ。というかここ僕たちの学区だし」

澄まし顔でつい今しがた妖魔を屠った右手を払う昴。大分年上に見える相手だが、全く物怖じしていない。

「Shut up!これは決定事項なのデス!ワタシの部隊がサンプルを入手するまで、大人しくしてもらいマース!」

どうやら随分と面倒な相手に捕まったようだ。
同業者なのは最早明確だが、その出で立ちはビキニにブーツ、マフラー姿。率直に言って怪しすぎる。
ブルマに道着姿の昴も大概なのだが、既に脳内でエリザベスは小学校で教わった「典型的ついて行ってはいけない人」にカテゴライズされていた。
無理に張り合うこともない。戦意は無いことを伝え早々に立ち去ろうとした矢先、

「ま、でも妖魔は年頃のナイスバディな女性が好きデスから、オマエみたいなヒンソーな子供は見逃してもいいヨ」
「―――いいね。その喧嘩、買うよ」

沸点の低さはまだまだ年相応であった。



明滅を繰り返す老朽化した街灯の下、互いに構え睨み合う。

「手加減はしてあげるから安心するネ!」
「いらない。こっちも全力で行くから」

ホルスターにハンドガンが見えるが抜かせる気など毛頭無い。一足で間合いを詰め、最速の中段突きを繰り出す。
が、エリザベスはそれを軽々と受けきると、勢いそのまま投げ飛ばした。

「っ!?」

想像より遥かに素早い身のこなし。おちゃらけたように見えるが、間違いなく格闘技を学んだ動きだ。

「本場仕込みのmartial arts!見せてあげマース!」

鮮やかな打撃のコンビネーション。所謂総合格闘技だろう。
しかしただ熟練者程度の動きでは、昴を捉えることなどできはしない。
先程のお返しとばかりに受けることすらなく全て躱しきる。

「Wow!なかなかやるネ!オマエ、名前は?」
「…昴。城戸 昴だよ。」

安易に名乗ってしまったのは少し迂闊だっただろうか。
くノ一であると同時に武闘家でもある昴は、名乗り合いに対する抵抗があまり無い。
一方昴の懸念とは裏腹に、名前を聞いたエリザベスは妙な顔をしている。

151名無しさん:2018/07/06(金) 07:14:06 ID:???
つづき


「スバル?キドスバル―――あぁ、データにあった妖魔にマーキングされた奴ネ!」

一瞬、昴の表情が凍り付く。
そんな彼女の変化に気付くことなく、エリザベスは面白そうにまくし立てる。

「Oh,よく見たら太ももにマークがあるネ!これはツイてマース!
 レアな術を使える奴やオマエみたいな珍しい奴も研究対象なのデース!」
「―――うるさい」

底冷えのする声、震える拳にエリザベスは気付かない。

「それではちょっと気絶してもらって、ワタシ達のところにご招た―――ぐぉえっ!!?」

露出した腹部に深々と突き刺さる昴の拳。
エリザベスとてプロ。そこまで気を抜いていた訳ではない。
ただ先刻の初撃に比べ、その一撃は比較にならない速さだった。

「少しだまってて」

言うと涎を垂らし悶絶する彼女の眉間・鳩尾・下腹部へと目にも止まらぬ3連撃を叩き込む。

「が…は…っ!!」

吹き飛ばされ転がるエリザベス。
ヨロヨロと立ち上がるものの明らかに足に力が入っていない。

「ハァっ…ハァっ…は、はや、い…っ!」

手加減をしている場合では無いと悟ったのだろう。
脂汗を流しながらハンドガンとナイフが刺さったホルスターへ手を伸ばすが、時既に遅し。
踏み込んでの前蹴りが股間に決まると、武器を取り落としてしまった。

「んはぁああああああああっ!!」
「遅すぎだよ。こんな大きいの二つもつけてるからじゃないの?」

ふるふると揺れる両の乳房へ、腰の入った諸手突きがめり込む。

「ぁ……あっ……ぉ……」

まるで金魚のように口をパクパクさせ、焦点の定まらない瞳で自らの胸に突き刺さった拳を見下ろす。
昴は両腕を交差させてビキニの襟元を掴むと、十字締めの要領で頸動脈を一気に圧迫した。

「んぉ˝っ……」

白目を剥き失神するエリザベス。
昴は膝から崩れ落ちようとする彼女に向かい最後の構えを取ると、必殺の一撃を繰り出す。

「これで終わり。瞬速―――双掌打!!」

全身のバネを使い繰り出す正中線を狙った上下の諸手突きだ。
脱力しきった体は容易く吹き飛ばされると、樹木に叩きつけられそのままズルズルとへたり込む。
顔は汗と涙、涎でベトベト。衝撃で千切れたビキニがはらりと地に落ちた。

「ん―――っ、と。少しやりすぎたかな…」

ブルマの食い込みを直すとグッと伸びをする昴。

「でもこの刻印をつけた奴を倒すまで、こんなやつに負けてなんかいられないんだ」

あの口ぶりからするに比較的近くに仲間がいるのだろう。放っておいても救出されるはずだ。
昴は踵を返すと、見つかる前に夜の闇へ溶けていった。
―――彼女が宿敵の妖魔と出会うのは、それから暫く後のことだった。

152名無しさん:2018/07/06(金) 07:15:26 ID:???
以上です。自キャラの強い所も書いてあげたくてつい…
前回文章だけだったので、設定も投下

名前:城戸 昴
年齢:12歳(小学6年生)
身長:142cm
容姿:黒髪ショートカット、ツリ目のボーイッシュな印象
服装:上衣は空手道着に黒帯、下は紺のブルマ
戦闘スタイル:古武術・空手。「気」を練ることで打撃でも形の無い妖魔に有効な一撃を与えられる。
設定:幼少時に妖魔に襲われ、右太ももの付け根に「刻印」を植え付けられている。
   現状これ自体に特殊な効果は見られず、妖魔から見た目印、人が実験動物につけるタグのようなものと考えられている。
   元の妖魔を倒すことで消滅する可能性が高い為、くノ一としての活動の中で探し回っている。
   なお性徴期で下半身の肉付きが良くなってきた半面、胸の成長が中々見られないのが目下の悩み。

>>142
まさかの分岐シナリオで凄まじいボリューム…
一粒で何度も美味しい、楽しませてもらいましたー

153名無しさん:2018/07/06(金) 08:18:08 ID:???
>>150-152
乙です!
昴ちゃん実はメチャ強キャラだった!
そして見下していた自分よりだいぶ年下の小学生相手に手も足も出ず完敗する自信家キャラ、設定上おそらくそれが初めての挫折…
すっごくイイ!

1541:2018/07/07(土) 02:45:44 ID:???
お二人共乙です。
立て続けの新作、とても嬉しいです。
感想は大体同じ事を先に言ってくれたので省きますがどちらも楽しく読ませて頂きました!

155名無しさん:2018/07/07(土) 04:08:55 ID:???
名前:紅傘のお近
年齢:18歳
身長:163cm
設定:
寺子屋で子供たちの面倒を見ている女中
子捨て里出身の忍



名前:駒滝のお光
年齢:22歳
身長:166cm



名前:白手のお千
年齢:25歳
身長:158cm



名前:加藤壮兵衛
別名:八代目 浦尾謙造
別名:鬼道斎
年齢:36歳
身長:172cm
設定:
寺子屋で子供たちに学問を教えている感じの良い医者
子捨て里出身の忍一族の頭領
人外の存在に気付き多数の人外を一刀のもとに切り捨てた
その余りの強さに鬼道斎と呼ばれている
鬼道衆のもととなる忍者集団を作り上げた



名前:鹿藤罵前守忠盛
年齢:46歳
身長:180cm
設定:
菖蒲という美女にたぶらかされ圧政を強いている

156名無しさん:2018/07/08(日) 23:27:59 ID:GCKhIpNg
おお、こんな面白そうなスレがあったんですね。
なにかキャラ投稿してみようかな……

157名無しさん:2018/07/09(月) 08:18:00 ID:???
>>150
・年の差対決で上から目線の年上が敗北
・股間蹴りに巨乳責め
・すでに失神してる相手に最強の一撃で容赦ない死体蹴り
・人には見せられない最高に惨めな敗北姿
・「少しやりすぎたかな」と言いつつあまり気にして無さそう&雑魚扱い
と個人的なツボを完璧なまでに刺激しまくりでした!
「また会いましたネ!この前のリベンジデース!今回は初めから本気でイクヨ!」と昴ちゃんに再戦を挑むも返り討ちにあうエリザベスさんとか
昴ちゃんのピンチに「ワタシに拉致されるまで勝手にヤラレてはこまりマース!」とツンデレライバルのごとく颯爽と登場して一緒にピンチに陥る展開とか続きをいろいろと妄想しちゃいます。

158名無しさん:2018/07/22(日) 06:39:40 ID:???
>>36>>141です。
立て続けにキャラ設定を拾っていただいて本当にありがとうございます!
遅レスどころの話ではないですがお礼と感想を…


>>148さんありがとうございます。
分岐物で色々なシチュエーションが味わえてまさに眼福ものでした!
建造物自体を武器にするアイデア、素晴らしいです。
それでも及ばない絶望感…本当に最高でした!
NGはスレの趣旨を掴んでいないときに設定しちゃった物なので気にされなくて大丈夫です。

>>152さんありがとうございます。
年下相手、それも小学生にボッコボコ…凄く興奮しました!
なにか新しい性癖に目覚めそうです(笑)
腹パン、股間責め、胸責めと好物のオンパレードでした。

159名無しさん:2018/07/23(月) 00:05:55 ID:???
昴vsエリザベス戦の感想ありがとうございます。
語彙も展開も引き出しが乏しいものでそんな頻繁には投稿できないのですが、またネタが浮かんだら書き込ませていただきます
未使用投稿キャラもいいですが、>>157さんの一緒にピンチシチュも面白そうですね…

160名無しさん:2021/08/16(月) 09:27:34 ID:???
こんなスレあったんだーと思ってとりあえずキャラ一覧見てみたけど
みんな黒ショート好きすぎだろ!w

161名無しさん:2021/10/12(火) 00:03:22 ID:JFJI/alc
くの一といえば黒髪。ショートだったりボブだったりはたまたシャギーかもしれない
久々覗いたので気まぐれage

162名無しさん:2021/10/12(火) 03:58:10 ID:???
加えて学生なのもあるから自然と短髪になる所もあるのだろう。
探せば金髪やらツインテールやらもいたからそうでもないようだし

163名無しさん:2021/10/12(火) 22:26:11 ID:???
黒髪ポニテはどう?

164名無しさん:2021/10/13(水) 00:56:37 ID:???
一本結びとか銀髪セミロングとかも

165名無しさん:2021/10/13(水) 01:51:04 ID:???
>>163
>>164
お前いつものたて逃げ荒らしだろ
ageたから無条件に反応したな?

166名無しさん:2021/10/13(水) 18:14:35 ID:???
SSだと初期の四十九院禊篇が好き
だけど巫女忍と名乗る割に巫女とも忍とも関係ないコスなのがちょっと笑える

167名無しさん:2021/10/14(木) 00:18:47 ID:c6A2Ye/c
上がってはじめてこのスレの存在を知ったけど好きな設定。世界観の基本は
>>46のようにくノ一、魔物、学園、を満たしてればあとは全部自由で、
大まかなものは>>3>>11とかをはじめとして好きなのを採用すればいいという感じなのかな

候補生(?)のような存在を自分を犠牲にして守ろうとする(守れない)という設定がリョナ的においしくてかなり好き

168名無しさん:2021/10/15(金) 01:09:04 ID:???
先輩と後輩で?

169名無しさん:2021/10/15(金) 01:40:21 ID:???
教師と生徒でもいいぞ
そういう話いくつかあった気がするいいよね

170名無しさん:2021/10/15(金) 22:42:52 ID:???
小中高一貫だと小等の頃からずっと護衛についてくれてて親友の関係だったくノ一が、

1.中等部に入って淡い感情を持ちはじめた頃に任務で死ぬ
2.高校課程に入ってはっきり恋愛感情を認識した頃に任務で死ぬ(場合によっては気持ちを伝えた矢先)

みたいな時系列での関係の変化が妄想できてよい

171名無しさん:2021/10/17(日) 00:49:54 ID:???
2018年メンバーって誰か残ってる?

172名無しさん:2021/10/17(日) 00:59:12 ID:???
残ってます!!

173名無しさん:2021/10/18(月) 00:13:10 ID:???
>>170
守られる側の方が地位が高いっていうのが好き
守られてる側は頭上がらないけど、守ってる側も目上扱い

174名無しさん:2021/10/19(火) 00:40:27 ID:???
小さい頃からの護衛だと守られる側が地位高くて守る側は家ぐるみで代々仕えてるとか
逆に力を見いだされて高校編入みたいな設定だと守る側の方が由緒ある出身だったりするイメージ

175名無しさん:2021/10/19(火) 19:49:49 ID:???
守る側の方も姫様かなんかだけど、守られる側の方がもっと地位高いっていうのはどうかな?
地位の高いキャラが下手に出てたり頭を下げるみたいなのっていいよね

176名無しさん:2021/10/19(火) 23:13:17 ID:???
大抵の教師くノ一よりも位が高くて、生まれてから両親と護衛対象の御子以外に頭を下げたことのなかった姫忍が
地面にこすり付けるようにして下賤な下等妖怪にひれ伏すみたいなシチュ

177名無しさん:2021/10/22(金) 01:29:01 ID:c6A2Ye/c
くノ一同士の抗争リョナもっとみたいな。派閥争いみたいなの

178名無しさん:2021/10/22(金) 02:55:36 ID:???
なんとか学園となんとか学園の争いみたいな?
どちらもくノ一だけの学校みたいな

179名無しさん:2021/10/22(金) 08:05:15 ID:???
それなんて閃乱カグラSV。

180名無しさん:2021/10/22(金) 14:39:06 ID:???
先生と生徒の抗争は?

181名無しさん:2021/10/22(金) 16:06:14 ID:???
くノ一の場合だと抗争になったら直接戦闘より汚い手が使われまくりそうなのがいいね

182名無しさん:2021/10/22(金) 19:34:16 ID:???
汚い手ってなんだろう?

密会とかを盗み聞きするとか?

裏切り者とかもいそうだね
スパイ

183名無しさん:2021/10/23(土) 22:38:38 ID:???
魔物との戦いネタで、小さい虫に寄生された事に気づかずに戦いを終えて
日常の学園生活のなかで突然成長した蟲を排泄しながら絶頂したりハードリョナだったら臓物ごと這い出されたり
しながらガクビク痙攣して教室とか中庭を騒然とさせてほしい
できれば護衛対象とかお仕えしている相手が隣にいるような時に蟲が発動して
出てきた蟲が危害を加えないようにしないとという意識はあるけど快楽や苦痛で何もできずに
大切な人を守れない上に異形出産を見せつけながら死ぬという最期の姿として記憶に刻みつけてしまう

みたいな妄想してたけど、これが普通に魔物との戦いじゃなくて別のくノ一や忍者の細工で仕込まれたものだったり

184名無しさん:2021/10/24(日) 16:30:36 ID:???
食べ物飲み物に毒やなんかを仕込んで戦闘力を奪うのはむしろ忍者の本道ともいえるな
普通に戦えば強い戦闘系くノ一が搦め手系のくノ一に翻弄される展開もありそうだ

185名無しさん:2021/10/24(日) 18:42:59 ID:???
今まで普通にしてたのにナンバー2ぐらいの美少女(モブではないキャラ)の首を、仲間のくノ一が突然はねて
その後、首を落とされた美少女の体を破って蟲が出て来るっていうのは?

186名無しさん:2021/10/24(日) 19:06:25 ID:???
蜂みたいなモンスターに卵を産み付けられる忍者衣装の少女

187名無しさん:2021/10/24(日) 19:09:25 ID:???
蜂は人の身の丈程の巨大なの
お尻の針の部分が産卵管

188名無しさん:2021/10/24(日) 19:40:22 ID:???
捕らえられて空中で足掻いてるのも、麻痺させられて地べたで這いつくばってるのも両方趣があって好き

189名無しさん:2021/10/24(日) 20:39:42 ID:???
忍者学園VS蟲

190名無しさん:2021/10/24(日) 20:53:16 ID:???
>>185
蟲に操られてる子が正常な子を斬るんじゃなくて、蟲を孕んでる子を察知して斬るんだからまだ救いがあるな

寄生されてる子と仲がいい子がそれに絶望してるとなおよい

191名無しさん:2021/10/24(日) 21:15:33 ID:???
最近の寄生虫学の研究では生物種の4割は寄生性質の生き物であり、自然界の野生動物のほぼ全てが寄生虫を宿し
その行動様式は従来の想像以上に寄生虫の操作に規定されている
らしい

小規模な学校なら学校ごと蟲の巣にされてくノ一全員が虫の支配下なんてのもわりとあるかもしれないね

192名無しさん:2021/10/24(日) 21:24:04 ID:???
任務かなんかで外から帰って来たら学校全体が寄生されてたとか
その逆の、帰って来た子たちの方が寄生されてて学校に寄生虫を持ち込んで来るとか

193名無しさん:2021/10/24(日) 21:28:40 ID:???
先生が生徒で実験してるって説はどうだろう

194名無しさん:2021/10/24(日) 21:29:57 ID:???
寄生して繁殖するうちにくノ一の特殊能力取り込んでどんどん手の付けられない敵に進化していくとかね


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