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学園くノ一リョナスレ
150
:
名無しさん
:2018/07/06(金) 07:12:30 ID:???
くの一同士の戦闘許可を頂いた直後に丁度トラブルメーカーっぽい娘が投稿されたのでちょっと拝借
以前
>>96
で書かせてもらった城戸昴vsエリザベス・ホワイト
>>141
です
相変わらずソフトめですがよければどうぞー
縄張り争いというのは何処にでも存在する。
子供の遊び場から仕事の管轄、果ては国家間の領土問題まで、争いは絶えない。
そしてここにも、そんなトラブル真っ最中の少女が二人。
「Hey,ガール!ここはワタシ達のシマデース!勝手に妖魔を狩るのはゴハットネ!」
人通りの無い深夜の公園に一際目立つブロンドヘアをなびかせ、エリザベスは目前の幼い少女を糾弾する。
「ゴハット…御法度?なにそれ、くノ一の縄張り争いなんて聞いたことないよ。というかここ僕たちの学区だし」
澄まし顔でつい今しがた妖魔を屠った右手を払う昴。大分年上に見える相手だが、全く物怖じしていない。
「Shut up!これは決定事項なのデス!ワタシの部隊がサンプルを入手するまで、大人しくしてもらいマース!」
どうやら随分と面倒な相手に捕まったようだ。
同業者なのは最早明確だが、その出で立ちはビキニにブーツ、マフラー姿。率直に言って怪しすぎる。
ブルマに道着姿の昴も大概なのだが、既に脳内でエリザベスは小学校で教わった「典型的ついて行ってはいけない人」にカテゴライズされていた。
無理に張り合うこともない。戦意は無いことを伝え早々に立ち去ろうとした矢先、
「ま、でも妖魔は年頃のナイスバディな女性が好きデスから、オマエみたいなヒンソーな子供は見逃してもいいヨ」
「―――いいね。その喧嘩、買うよ」
沸点の低さはまだまだ年相応であった。
明滅を繰り返す老朽化した街灯の下、互いに構え睨み合う。
「手加減はしてあげるから安心するネ!」
「いらない。こっちも全力で行くから」
ホルスターにハンドガンが見えるが抜かせる気など毛頭無い。一足で間合いを詰め、最速の中段突きを繰り出す。
が、エリザベスはそれを軽々と受けきると、勢いそのまま投げ飛ばした。
「っ!?」
想像より遥かに素早い身のこなし。おちゃらけたように見えるが、間違いなく格闘技を学んだ動きだ。
「本場仕込みのmartial arts!見せてあげマース!」
鮮やかな打撃のコンビネーション。所謂総合格闘技だろう。
しかしただ熟練者程度の動きでは、昴を捉えることなどできはしない。
先程のお返しとばかりに受けることすらなく全て躱しきる。
「Wow!なかなかやるネ!オマエ、名前は?」
「…昴。城戸 昴だよ。」
安易に名乗ってしまったのは少し迂闊だっただろうか。
くノ一であると同時に武闘家でもある昴は、名乗り合いに対する抵抗があまり無い。
一方昴の懸念とは裏腹に、名前を聞いたエリザベスは妙な顔をしている。
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