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臭いフェチなリョナ

1名無しさん:2016/09/16(金) 17:30:14 ID:???
肉体的、或いは精神的ダメージを原因とした苦痛、緊張、恐怖、羞恥、屈辱、焦燥などによる発汗、
それに伴う局部の蒸れ、或いは失禁、脱糞、嘔吐などを原因とする悪臭の発生をテーマに語りましょう。
臭いフェチとリョナの親和性について語るもよし。他のスレでは書きにくい妄想を吐き出すもよし。おすすめの作品を紹介するもよし。
リョナられて臭くなっちゃう美女、美少女に萌える同士よ集まれ。

2名無しさん:2016/09/17(土) 00:13:36 ID:???
臭いフェチリョナラーだけど、いかんせんネタが少なすぎてな
アニメや漫画じゃ臭い表現難しいし

3名無しさん:2016/09/17(土) 00:33:29 ID:???
つまり臭い女の子をリョナるスレか
こんなスレを探してたんだ

4名無しさん:2016/09/17(土) 00:39:55 ID:???
ピッチリスーツ女性エージェントがスーツ内に限界脱糞
外に臭いは漏れないものの自分由来の悪臭に耐えながら任務続行みたいなシチュエーション大好きです

5名無しさん:2016/09/17(土) 12:40:52 ID:???
>>4
ピッチリスーツ蒸れそうでいいよね!
あんな通気性の悪そうな肌に密着する服着て極限の緊張状態とか絶対臭くなるだろ

6名無しさん:2016/09/17(土) 14:12:02 ID:???
ここは想像力が試されるインターネットですね

7名無しさん:2016/09/17(土) 15:05:25 ID:???
ええそうですゆ!

8名無しさん:2016/09/17(土) 16:05:10 ID:???
多くの生徒に慕われてる正義のヒロインが屈辱的な苦戦の果て敵を倒すも
駆け寄って来た生徒たちは彼女の夥しい脇汗とその臭いに苦笑い
ヒロインも自分のその臭いを気にして一人になりたがるが、死闘のために体力を使い果たして間も無く気絶
汗だくのその体は彼女を慕う女子生徒によって医務室に運ばれるが
ヒロインが履いているブーツを脱がす際、強烈な足の臭いが彼女らを襲い、思わず顔をしかめてしまう

こんな妄想をよくする

9名無しさん:2016/09/18(日) 10:09:30 ID:???
格闘一本で生きてきた、格闘を失えば何も残らない男勝りな少女が
趣味で格闘技に手を出したクラスメートのお嬢様と試合することになる
学業、知力、容姿、財力では敵うべくもないので格闘でだけは負けないと意気込んで試合に臨む少女
しかしお嬢様の圧倒的なセンスにより少女は段々と劣勢に
体中汗みどろ、口はからからで荒い息をする少女を見下すお嬢様
退屈を紛らわすために心無い言葉で少女を蔑む
「やだ、下民の汗ってこんなに臭いのね……きゃっ、手についちゃった!」
「そんなに足が太くなって日焼けするまで練習してるのに、なんでこんなに弱いのよ?」
「あなたちゃんと歯磨きしてるの? 息が下水みたいに臭ってるわよ? あーくっさいくっさい……」
舌戦でも少女は相手にならず、半ば破れかぶれになってお嬢様に突っ込む少女
しかし動きを完全に見切られ、腹に強烈なカウンターを喰らう
身体を折り曲げ、床に反吐をぶちまける少女
「きゃはは、あなたみたいな下等生物にはお似合いの姿ね……まあ、酷い臭い。処理は自分でなさい?」
少女の頭を踏みつけ、反吐の海に押し付けるお嬢様
涙と鼻水、涎と吐瀉物に塗れてぐちゃぐちゃの少女の顔を写真に収めると、彼女は満足げにその場を後にした

というシチュエーションはどうでしょう

10名無しさん:2016/09/18(日) 11:17:33 ID:???
動揺と緊張は臭い汗を誘うし口もカラッカラで口くっさ〜だし

美女が格下の雑魚相手や絶対に負けるはずないと踏んで挑んだ年端もいかぬ美少女に大苦戦。屈辱と焦燥で見た目からは想像もつかないほどの悪臭を放つ。渾身の攻撃を無力化され「臭いが一番強烈な攻撃w」とバカにされる。

心身ともにボロボロの美女。みたいな妄想する

11名無しさん:2016/09/18(日) 19:16:01 ID:???
それなりに仲間がいるようでよかった
臭い要素って同じリョナラーでも人によっては拒絶反応出るけどリョナとは切っても切れないと思うんだよね
痛みや精神的ダメージで汗や尿が出るのは人間なら当然
そして臭くなってしまい恥ずかしがる女の子達の惨めさもまた嗜虐心を擽る

12名無しさん:2016/09/18(日) 19:24:43 ID:???
敵に倒された後コスチュームを脱がされて下着の悪臭や汚れを指摘されて辱められるのいいよね

13名無しさん:2016/09/18(日) 22:34:02 ID:???
腹パンなり感電なりで失禁した後何事もないように話が進む作品が多いけど、失禁後って臭いの他に自分で不快に感じる筈だよね?


アラクニドでもディノポの激痛の毒針で主人公が何カ所も貫かれた時失禁したのに、満足に動けない主人公を何事もないように兜が担いでるけど、絶対臭ってるはず

14名無しさん:2016/09/19(月) 10:24:21 ID:???
あれは汗の臭いもしたはず
臭いに言及する作品ってほとんどないなあ
それやると特に女の場合は尊厳傷つけ過ぎるから難しいのかな
増してヒロインともなれば

15名無しさん:2016/09/19(月) 19:12:44 ID:???
姉妹ヒロインの妹が一人の時に襲撃されてボッコボコにされて失禁敗北そのまま拉致
姉も誘い出して罠にはめる為におしっこ臭い失禁パンツを送りつけらる

16名無しさん:2016/09/19(月) 20:55:44 ID:???
漏らしてしまった後も戦いを余儀なくされるシチュエーションいいよね
尿でぐしょぐしょになったパンツや靴からアンモニア臭を撒き散らしながら蹴り繰り出す美女とか堪らん

17名無しさん:2016/09/20(火) 00:33:01 ID:???
戦う制服ヒロインがズタボロになりながらも強敵を退ける
汗だく血みどろの状態で肩で息をしながら帰路につくも、伏兵がまだいてそいつにボコられる
徹底的な責めによって反吐を吐き散らし、失禁脱糞の上に気を失うまで殴られるヒロイン
敵は満足しヒロインを路地裏に放置していく
翌日ヒロインが目を覚ました時には、発酵した汗や吐瀉物、衣服に染みた汚物の臭いによって蠅が集るほどの悪臭を発していた
ドブのような臭いを放つ自らの口に辟易しながらも人目を忍んで本拠地への帰投を目指すヒロイン
というのはどうでしょうか

18名無しさん:2016/09/21(水) 19:40:28 ID:???
俺は漏らしてノーパンになって行動するヒロイン派だったんだけど漏らした状態のままっていうのもいいな…
クールな美女がピッチリした革ズボンのケツもんまりさせたままスキーニングミッションとか捗るわ

19名無しさん:2016/09/24(土) 18:08:06 ID:???
>>17
イイネ!

20名無しさん:2016/09/25(日) 01:12:48 ID:???
リョナラーで臭いフェチだといろいろ難儀するんだよなぁ……
両方の要素を併せ持ったSSを書こうとしても結局どっちかに振り切れちゃって加減が難しい

21名無しさん:2016/09/25(日) 02:37:07 ID:???
>>20
臭い描写は文章の方が有利かもね
どんなSS書こうとしたのか興味ある

22名無しさん:2016/09/25(日) 11:32:19 ID:???
>>21
山育ちの粗野な女の子がきちんと教育を受けて洗練された剣術を使う女騎士に臭いをバカにされながらボコられる
って内容なんだけどそもそも需要あったかな

23名無しさん:2016/09/25(日) 20:21:44 ID:???
>>18
穿いたまま行動すると自身で臭いと不快感を味わう事になり
脱ぎ捨てると今度は他人に臭いを嗅がれまくる恐れがあるんだな
自分なら小だったら穿いたままで大の方だったら脱ぎ捨てるかも

24名無しさん:2016/09/25(日) 20:41:41 ID:???
ハイキックの度に不快な便臭を振り撒くヒロインとか最悪すぎるw
脱ぎ捨てた下着orズボンを敵に発見されて臭い臭い煽られまくるのもいいよね

25名無しさん:2016/09/25(日) 20:42:49 ID:???
臭いフェチのリョナラー作家と言うとonzouさんがそうだな

26名無しさん:2016/09/26(月) 00:46:05 ID:???
>>22
なんとも理不尽(褒め言葉)な内容ですなw
それらそれで良いと思うけど個人的には不潔だから臭いと言うよりリョナられたから不可抗力で臭くなってしまう方が萌えるかな

27名無しさん:2016/09/26(月) 12:06:13 ID:???
>>26
そうだね。いつもは清潔or臭いに気を使ってる女がリョナられて…ってのが理想。

28名無しさん:2016/09/27(火) 16:10:33 ID:yEJqgc0Q
セクシーな衣装をまとって優雅に立ち振る舞ってる格闘女王とかをボコボコにして
更に臭いを指摘して肉体ダメージと同時に負けた悔しさと更に羞恥を植え付ける
こんな感じが一番好き

29名無しさん:2016/09/27(火) 17:13:27 ID:???
>>25
主人公が臭いフェチでヒロインが多汗症とか
痔とワキガに悩むエージェントのお姉さんとか
間違いないよね

30名無しさん:2016/09/27(火) 23:42:55 ID:???
皇藍華みたいに素足でパンプス履いてる女がリョナられると足臭くなってそうと思ってしまう俺は末期

31名無しさん:2016/09/27(火) 23:49:48 ID:???
>>28
そんな完璧な女王が年端もいかない小娘にまさかの大苦戦。屈辱と動揺、羞恥の感情がカラダを蒸らし もはや最初に漂わせていた甘いフレグランスの香りは悪臭に侵され真っ赤で麗しい唇の奥からは美貌から想像できない程の口臭が荒い呼吸の度撒き散らされる。

32名無しさん:2016/09/28(水) 16:19:27 ID:???
スレの内容を参考にしてちょっとしたダイジェスト形式のSSを書いてみたので投下いたします。風紀委員長系女子がボコボコにされて醜態を晒す内容です。



「すんすん、これで大丈夫でしょうか……」
 園島ミリアは両腕を上げると、腋に鼻を埋めるようにして臭いをチェックした。間違いなく香水の芳香だ。ここは問題ない。
「はあーっ……」
 次に彼女は口を手で覆って息を吐いた。バッチリだ。歯磨き粉のミントの香りが鼻をくすぐる。
「……さて、これで身嗜みには問題ありませんね……」
 ミリアは任務時に着用する、高校の学生服を身につけた。傍目には普遍的な制服となんら違いはない。しかし、特殊繊維で編まれたミリアの学生服は防弾・防刃性に優れる、戦闘にはもってこいの優れものだ。非常に高いミリアの運動能力を阻害することもない。
 ミリアはとある公立高校の風紀委員を担当している、いわゆる委員長気質の少女だ。セミロングの黒髪を後頭部で纏め、どことなく冷厳さを感じさせる切れ長の瞳。すらりとした長身。しかし外見とは裏腹に、誰に対しても温和かつ折り目正しい態度で接するため、ミリアを慕うものは多い。
 壁に立てかけていた日本刀の鞘を掴むと、腰に括り付けた。
 ミリアはさるやんごとなき方の令嬢を救い出すため、独自に動くつもりだった。まだ7歳とちょっとのその少女は、数日前に拐かされていた。犯行声明文が公表されたのがつい先ほどのこと。
 決して許すことのできない犯罪だった。年端もいかない無辜の少女をくだらない目的のために危険に晒すとは。
「大丈夫ですよ……わたしが絶対に助け出します」
 誰ともなしに呟くと、ミリアは唇を噛み、満月が照らす夜空のもとを駆けた。

33名無しさん:2016/09/28(水) 16:21:12 ID:???

 郊外の廃工場。
「ぐあああぁぁぁっ!!?」
 ミリアの背に、またしても一条の切創が刻まれた。特別製の制服が裂け、皮膚に牽引されてばっくりと開いた裂傷から紅い血が溢れる。
 足元がふらつき、体勢を保つことができずにミリアはうつぶせにくずおれた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……!!」
 張り裂けそうな心臓に、焼け付きそうな肺腑。ミリアの身体は限界に近づいていた。酸素をいくら取り入れたところで間に合わず、全身の毛穴が開いて汗が噴出していた。
 刀を床面に突き立て、それをたよりに立ち上がろうとあがくミリア。しかし、片膝をついたところで髪を掴まれ、無理やり引き立たされた。
「あれれぇ、お姉ちゃんもう疲れちゃったのぉ〜?」
 無邪気な少女の声が聞こえたと思うと、腹部にかなりの衝撃を感じた。
「うぶゔゔゔゔゔッ!?」
 喉の奥からなにかがせり上がってくる。酸味と苦味を感じた。吐瀉物だ。考える間もなく、再び腹を責め立てられる。今度は堪えきれなかった。ミリアは盛大に吐き散らし、彼女の顔面の下半分を流動物が汚した。顎や首筋を伝い流れたそれが、制服の衿に染み込んでいく。
「うわあぁ、汚いよぉ……うわっ、くさい!」
 見誤った。まさか、ここまで厳重な警備が敷かれているとは。それに、今ミリアを責めているこの少女……この少女は、強すぎる。まともにやり合えば、ミリアには万に一つの勝機もないだろう。フリルに装飾されたゴシックロリータファッションを身に纏い、あどけない笑顔を浮かべている。外見に惑わされてはならない、と常日頃から自らに言い聞かせているのに。
 ……油断したか。いや、違うだろう。たとえミリアが万全だったとして、勝てるという気は欠片も起きない。
 ふわり、と身体が宙に浮いたかと思うと、次の瞬間には腹に少女の膝が炸裂していた。ミリアはほとんど未消化物の混ざっていない胃液を口から溢れさせ、己の吐瀉物に覆われた床面に倒れ伏した。
「あ゙……が…………ぐ、ぁ……」
 弱々しく埃まみれの床を掻くミリアの腕を、少女が踏みつけた。
(だ、ダメです……諦めては……どこかに、必ず勝機が……)
 顎を思い切り蹴り上げられ、ミリアの思考は吹き飛んだ。舌を思い切り噛んでしまった。口の中で鉄の臭いが広がった。続けざまに横面を蹴られ、
「げはっ!」
 吐いた唾液の塊には薄く血液が混じっていた。唇の端から仄赤い唾液が糸を引いて垂れる。
「うわぁ、お姉ちゃん汗だくだね……なんか汗臭い……」
 無垢ゆえに憚りを知らない少女の言葉が、ミリアの脳裡で響き渡る。
(汗臭い……わたしが……?)
 しかし、ミリアの思考を断ち切るようにして耳許でスパーク音が断続的に鳴った。……これはスタンガンだ。
「んふふ、汗くっさいお姉ちゃんにはお仕置きだよぉ〜♪」
 少女はミリアの首筋に電極を押し付けた。ミリアの背筋がぞくりとする。少女はスタンガンのスイッチを入れた。
「があ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
 身体中を走り抜けた電流は、激痛となって針のようにミリアの神経を責め苛んだ。明らかに市販のスタンガンの威力ではない。何かしら違法な改造が施されている。
「あはははは!! お姉ちゃんの声おもしろ〜い!」
 残酷に哄笑しながら、少女はなおもミリアの身体に電流を流し続ける。獣の断末魔のようなミリアの絶叫はますます喧しくなる。
「ぅ゙……ぁ゙……ぁ゙……」
 少女の気まぐれにより、束の間ミリアは電流責めから解放された。電極を押し付けられていた部位には痛々しい火傷が生まれていた。
 不意に、股間のあたりでなにかが弛緩したような感覚を覚えた。まずい、と思うこと暇すらなく、熱いほどに温かい液体がミリアの股間から染み出してきた。
「きゃああぁ!! お姉ちゃんおしっこ漏らしてるぅー!! いやだぁ! きたない! きたないよぉ!」
「ぅ゙……ゔぅ……」
 反駁することもできず、力の入らない指先で必死に地面を掴もうとするミリア。まだ立ち上がろうと足掻いているのだ。
「そんなきたないお姉ちゃんにはきたないきたないのお仕置きタァーイム!」
 スタンガンが太腿に押し付けられた。
「ぎあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
 窓からは月光が射し込んでいる。ミリアはこれから、少女との文字通りの死闘を繰り広げるのだった……

34名無しさん:2016/09/28(水) 16:22:42 ID:???

 薄暗い部屋を朝日が照らし、鳥達の鳴き声が壁を隔てて聞こえてきた。
「……はぁっ! ……はぁっ! ……はぁっ! ……はぁっ!」
 ミリアは令嬢の監禁されている部屋の扉をノックし、
「だ……大丈夫……ですか……? 助けに……はぁ、はぁ、……助けにきました」
 どうやら鍵は掛けられてはいないらしい。そもそも備え付けられていない。とすれば、たぶん交代で彼女のことを見張っていたのだろう。それはともかくとして、ミリアはノブを回して扉を開いた。
 部屋の片隅で、幼げな少女が膝を抱きかかえてうずくまっていた。
「お待たせしました……わたし、園島ミリアと申します」息を切らしながら、一度深く呼吸をして続ける。「お嬢さまを助けに参りました」
 少女が顔を上げてミリアを見た。随分と落ち着いた、大人びた顔立ちをしている。監禁という異常状況下にあったにも拘わらず、憔悴しているようにも見えない。その瞳に動揺の色がよぎったのは、ミリアの顔を認めた時だった。
 ミリアは顔のみならず全身を酷く痛めつけられていた。痣や傷を無数にこしらえ、皮膚は廃工場に積もった煤埃のため黒ずんだように汚れている。制服も上下ボロボロで、破れたところから全身に刻まれた切創や擦過傷が覗いている。
 己のそんな風体を顧みず、ミリアは少女に歩み寄っていった。身体の至る所が灼けつくように痛むが、少女の無傷を確認すると、そんなもの吹き飛んでしまうような心地になった。
 肩で息をしながらも、ミリアはかがみこんで少女に手を差し出した。
「……さあ、帰りましょう」
 しかし、少女は難しい顔を崩さない。どこか機嫌を損ねてしまったのだろうか? ミリアは心中穏やかではなくなった。
「ど、どうしたんですか? どこか悪いんですか?」
 あたふたと訊ねるミリアを、少女は憮然とした表情で見返した。
「だって、お姉さん臭いんだもん……なんか凄い酸っぱい臭いするよ……もしかしてお姉さんってワキガ?」
「んなっ!?」
 ミリアは自分の身体を見下ろした。考えてみれば当然である。交戦したあの少女にも「汗臭い」と罵られたし、あれからかなり時間が経っている。汗が発酵してひどい臭いになってしまったらしい。……しかしワキガはないだろう。
「……それに」
 少女がつけ加える。
「汗だけじゃなくて、お姉さん口も臭いし……なんかドブみたいな臭いしてるよ」
 ミリアが口を押さえた。
「えっ、そ、そんな……」
 追い討ちをかけるべく少女が続けた。
「なんか体中から血とかゲロとかの臭いもするし……おしっこの臭いもする」
「えぅ……」
「あと、言いにくいんだけど……」
 少女は目を眇めた。
「もしかしてお姉さん……うんち漏らしてない?」
「えっ?」咄嗟に尻に手を当てるミリア。むにゅ、と生温かい感触があった。「うっ、嘘!? なんで!? いつの間に!?」手を見ると、茶色いものがうっすらと付着していた。そこから汚臭が立ち上ってくる。
 あの幼女をどうにか退けた後、しばらくミリアは気を失っていた。それまでに飽きるほど浴びせられた電流や雨霰と降り注いだ殴打のため、ついに気が緩んで脱糞してしまったのだろう。そこまでは思い至らず、ミリアは狼狽していた。
 その光景を少女は冷ややかな眼差しで見ていた。やがてため息をついてミリアにこう言った。
「……誰か他の人を救助に呼んでくれない? あたし、お姉さんみたいな臭い人に助けられたくないから」
「そんな……」
 双眸に涙を浮かべ、ミリアは何か言おうとした。誰のためにこうなったと思うんだ、わたしはあなたのためにここまでしたんですよ、などという言葉が次々と浮かび上がってくる。
 しかし、ミリアは唇を噛んでそれを飲み込んだ。もしかしたら、監禁のストレスのせいで心神喪失に陥っているのではないか。面持ちには表れなくとも、それは充分にあり得ることだ。それに自分はたぶん事実臭っているだろうし、相手はまだ7歳の少女なのだ。言葉をオブラートに包めなくても仕方がない。
「わかりました……それでは誰か他の人を呼びます」
「そうしてね、なるべく早くに。お姉さんと一緒にいると公衆便所にいるみたいな気分になるから」
 血が出そうになるほど唇を噛み締め、ミリアは少女に従った。

35名無しさん:2016/09/28(水) 16:33:26 ID:???

「大丈夫ですかっ! ミリア先輩!」
 奇しくも、ミリアの連絡を受けて駆けつけたのは彼女を慕う後輩の女の子だった。後輩は地面に仰向けになって喘ぐミリアの変わり果てた姿に目を剥いた。
「先輩っ! うわっ、酷い怪我……!」
「気遣いは無用です、後輩さん……それよりも……」
 後輩はミリアを助け起こした。ようやく任務を全うできたという安堵感のためか、ミリアの全身が脈打つようにして再び痛み始めた。肩を貸してくれた後輩に身体を預け、ミリアは他の隊員に指示を送る。
「わたしは、大丈夫です……あの女の子を早く……」
 意識に霞がかかりつつあった。自分でも気がつかない内に、かなりの量の血液を失っていたらしい。
「早く、お家に帰してあげてください……」
 そこまで言い終えると、ミリアはがっくりとうなだれた。後輩が慌てて耳をそばだてると、微かな呼吸音が聞こえてきたので気絶しただけだとわかった。
 辺りをきょろきょろと見回し、後輩はほくそ笑んだ。少女を鄭重に抱き上げて部屋を出て行こうとする隊員に声をかける。
「救急箱を置いてってもらえませんか? あたしが先輩の応急手当をします」
「はあ……でも、一刻も早く救急車に担ぎ込んだほうが……」
「実は、先輩がさっきあたしと二人きりで今すぐ話したいことがあるって仰ってて……終わったらすぐに連れてきますから」
「はあ、そういうことなら……でも気を失ってるように見えますけどね、ミリアさん……」
 後輩はばたんと扉を閉め、部屋を見回した。中央にミリアが寝かされている以外、誰もいない。文字通りに二人だけの空間だ。
「んんん〜……先輩……大好き……」
 密かに、後輩はミリアに恋慕の情を抱いていた。いけないことだというのは重々承知だ。そもそも同性だし、ミリアがこのことを知ったら気持ち悪がるかもしれない。ミリアの性格上考えにくいことではあるが。
「んはぁ〜っ……」
 ミリアの身体から立ち上る臭いを吸い込む。汗の酸っぱい臭いだったが、これくらいなら気にならない。
(先輩でも汗かくと臭うんだな……)
 と思ったくらいだ。
 しかし。
(ん……?)
 後輩はミリアの下半身から嫌な臭いがすることに気付いた。そちらに鼻を寄せて、その臭いを吸い込む。
(うッ……!? こ、これは……!?)
 大便の臭いだった。
(まさかミリア先輩がお漏らしをするだなんて……)
 ショックだった。がっかりした。幻滅した。ミリアは常に気高く超然とした女性、と後輩は己の中で勝手に定めていた。そのイメージが、一瞬にして裏切られた。
(うぅ……まぁ、でも先輩も人間、ってことだよね……それにこれはこれで……)
 ミリアへの好意が揺らぐことはなかった。しかし、後輩の中でのミリアの立ち位置が若干下方修正されたことは言うまでもない。
「うぅ……あ、後輩さん……」
 ミリアが不意に薄目を開けた。
「先輩! 大丈夫ですか!!」
「だ、大丈夫です……」
「ところで先輩、うんち臭いですねっ!」
「うっ、い、言わないで……」
 ミリアはそれまでの人生でかつて無いほどに赤面した。

36名無しさん:2016/09/28(水) 16:35:54 ID:???
以上です。どこまで描写するべきか悩みましたが、とりあえず脱糞までさせてみました。楽しんで頂けたならば幸いです。

37名無しさん:2016/09/28(水) 20:02:36 ID:???
乙!
冒頭の良い香りのする描写と後半の落差が素晴らしい

38名無しさん:2016/10/01(土) 18:07:33 ID:???
ロリ変身ヒロインが実は性に早熟で人知れずオナニーしていて
嗅覚が鋭い敵に身体に残る人間には分からない程の微かな雌の匂いを嗅ぎ取られ
昨晩のオナニーを暴露され動揺して大ピンチになっちゃうのが良い

39名無しさん:2016/10/05(水) 01:07:59 ID:???
レズっ気サドっ気のある敵女に汗や口の臭いを指摘されて罵られる女の子みたいなのがすき

40名無しさん:2016/10/15(土) 21:20:38 ID:???
臭いを感じるキャラをリョナりたい
春麗とか

41名無しさん:2016/10/16(日) 00:37:46 ID:???
長身で筋肉質で色黒で胸が洗濯板で傷痕があったりする歴戦の女戦士みたいな感じのキャラは臭そうで好き
小柄で華奢で色白なドSロリに臭いを指摘されたりボコボコにされたりしてほしい

42名無しさん:2016/11/20(日) 17:14:25 ID:???
過疎だなあ
なんかいいネタないかなぁ

43名無しさん:2016/11/26(土) 02:17:35 ID:???
ニッチなジャンルのさらにニッチなアレですからね……
なにかSSのリクエストとかあれば書かせてもらってもいいですかね……かなり時間かかると思いますが

44名無しさん:2016/12/04(日) 18:27:25 ID:wLLxSaU2
>>43
個人的には失禁脱糞とかより足や腋の汗の臭いが好きなんですが、こういうのってやっぱりリョナに絡めにくいですよね……

45名無しさん:2016/12/06(火) 00:04:30 ID:???
>>44
ですね……
それらを両立させようと思ったらかなり無茶な展開にせざるを得ないw

46名無しさん:2016/12/06(火) 01:34:05 ID:???
薬品用いて徐々に体の臭いが強くなる恐怖味わせたり、催眠で潔癖症から臭い好みになるけど笑顔で涙流したり...?

47名無しさん:2016/12/21(水) 20:38:22 ID:???
地味だけどおならの臭いを嗅がれてしまう展開とか好き
クール系とかミスリアスな感じのヒロインがそれとなく仲間達とは少し離れた場所に移動して
何食わぬ顔で密かにスカしたら忍び寄って来ていた敵におならの充満したスカートの中を
クンカクンカされてしまい顔に似合わず臭いと煽られ当然仲間達にも盛大に暴露されて大恥掻いてしまうという


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