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臭いフェチなリョナ
32
:
名無しさん
:2016/09/28(水) 16:19:27 ID:???
スレの内容を参考にしてちょっとしたダイジェスト形式のSSを書いてみたので投下いたします。風紀委員長系女子がボコボコにされて醜態を晒す内容です。
「すんすん、これで大丈夫でしょうか……」
園島ミリアは両腕を上げると、腋に鼻を埋めるようにして臭いをチェックした。間違いなく香水の芳香だ。ここは問題ない。
「はあーっ……」
次に彼女は口を手で覆って息を吐いた。バッチリだ。歯磨き粉のミントの香りが鼻をくすぐる。
「……さて、これで身嗜みには問題ありませんね……」
ミリアは任務時に着用する、高校の学生服を身につけた。傍目には普遍的な制服となんら違いはない。しかし、特殊繊維で編まれたミリアの学生服は防弾・防刃性に優れる、戦闘にはもってこいの優れものだ。非常に高いミリアの運動能力を阻害することもない。
ミリアはとある公立高校の風紀委員を担当している、いわゆる委員長気質の少女だ。セミロングの黒髪を後頭部で纏め、どことなく冷厳さを感じさせる切れ長の瞳。すらりとした長身。しかし外見とは裏腹に、誰に対しても温和かつ折り目正しい態度で接するため、ミリアを慕うものは多い。
壁に立てかけていた日本刀の鞘を掴むと、腰に括り付けた。
ミリアはさるやんごとなき方の令嬢を救い出すため、独自に動くつもりだった。まだ7歳とちょっとのその少女は、数日前に拐かされていた。犯行声明文が公表されたのがつい先ほどのこと。
決して許すことのできない犯罪だった。年端もいかない無辜の少女をくだらない目的のために危険に晒すとは。
「大丈夫ですよ……わたしが絶対に助け出します」
誰ともなしに呟くと、ミリアは唇を噛み、満月が照らす夜空のもとを駆けた。
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