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こういうのが好き(リョナ)

90名無しさん:2021/10/04(月) 16:39:23 ID:5LgG44pc
しかし腕が済めば今度は足の番だ。二人は再びあの鉄槌を手にして小百合の背後に回るとおもむろにそれを振り上げ、ちょうど下に鉄格子に当たっている脛の真ん中あたりを狙って、一度にその脹ら脛に向かって叩き付けてしまう。もちろん最初だからそれほどの力はかかっておらず、ふくらはぎそのものは激しい内出血が起って僅かばかり肌が裂けた程度、大したダメージがあるようには見えない。しかし場所は人間の急所の一つの向こう脛、それに先日ワイン絞りに掛けられた時に腕のように砕けぬまでもひびくらいは入っているし、さらに無数の刺の突き出ている格子に激しく叩き付けられるだから大変だ。骨くらいはさらに残酷に圧し折られてしまったに相違ない。
 「ハガギャアアアーアッ…ギャギャアアアーアッ…わがああっ…グァウギイイイィーイッ…痛いーっ…痛い…ギギャアアアーアッ…死んでしまう…いやぁーっ…いやぁーっ。」鉄格子に新たな鮮血が飛び散り、残酷に苛まれる美少女の凄絶な絶叫が辺りの空気まで震わせるようだ。もちろんその激痛は心臓が止まってしまうかと思えるほどだ。きっと次の一撃でも食らえば、この少女の足は一体どうなってしまうか知れない。そしてそのことがいよいよ小百合を怯えさせるのだろう。「お許し下さい…ヒイイイィーイッ…ヒイイイィーイッ…ヒイイイィーイッ…あんまりです…があうっ…アガギイイイィーイッ…お許し下さい…いやぁーっ。」いよいよ必死の哀願がその場の凄惨な雰囲気をさらに盛り上げる。
 「ほほっ、ほほほっ、どうせ足首から下がこんなんじゃ、お前はもう二度と立って歩くことなんかできないんだ。だからこんな処少々どうなったって平気だよ。」と甲がそんな小百合に面白そうに言った時、振り下ろされた二打目の鉄槌が両足の脛に叩き付けられるから、その膝から下が粉々に吹き飛ばされるかと言うほどの凄絶な激痛に、「グゥギャアアアーアッ…グギャアアアーアッ…ヒャギャアアアーアッ…あんまりです…痛いーっ…ギヒャギイイイィーイッ…痛いーっ…助けて…神様助けてぇーっ。」と、小百合は声を限りに泣き狂いる。まだ砕けるにはいたりはないが、当然ひびはいよいよおおきくなっているだろうし、実際見てさえ奇妙に捻じ曲がっている。これでは砕けてしまうのも時間の問題だろう。
 その時だ。「ふふ、本当によい声で泣く雌豚だこと。斯様な豚は都にもおるまい。」と育子はやっとほっと息をつくように甲に話し掛けると、甲の顔にも気に入っていただいて何よりとでも言いたそうな、満足そうな笑みが浮かぶ。しかし育子は口調を変えて、「しかし此れ程まで責めて大丈夫であろうの。手足を毟り取るはよいとして、わらわらは犬のようになったこやつをまたいたぶりたいのじゃ。それで死んでしまってはやや詰まらぬぞ。」と問いるが、甲はいよいよ満足そうに、「ふほほ、そこの処は抜かりはないよ。たっぷり休息は与えてある上に、今までこいつの食事には特殊な麻の油より取った薬が入れてあって、ちっとやそっとでは死なぬようになっているからね。」と言えば、その横柄な口ぶりにもかかわらず、権勢な育子の顔にも笑みが浮かぶ。
 それを聞いた安威が、「やれやれ可哀相に。こんな目に遭ってるのに、死ぬこともできないなんてさ。もっともこちらはそれが面白いんだけれどもさ。」と目を輝かせながら言い、もしこれが聞こえたならば死の恐怖にさえ苛まれている一方、殺して欲しいと言う思いと死にたくないという本能の間で揺れ動いている百合には多少なりとも安堵はしたかもしれないが、しかし激痛と恐怖に揉みくちゃにされている小百合に生憎そんな余裕などある訳がない


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