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こういうのが好き(リョナ)
75
:
名無しさん
:2019/12/11(水) 17:44:37 ID:dcu/0TtY
彼らが次に持ち出したのは木工用の電動ドリルだった。それを手にした男は面白そうにスイッチを入れると、まず磔になっている右の肘の内側にその高速で回転する先端を押し当てる。「ぎあああっ…痛いーっ…痛いーっ…グガギャアアアーアッ…グギャアアアーアッ…グヒャアアアーアッ…お願い許して…ぐあう…助けてぇーっ。」体に小さいが深い穴を穿たれる凄絶な激痛に、栄美子の口から獣のような絶叫が迸る。「ふふ、ちょっと小さな穴を空けるだけなのに、うひひ、大げさな女の子だな。」しかしその男は事も無げに言うと左肘にも同様の穴をうがって無残な絶叫をこの可愛らしい生贄の口からほとばしらさせ、そしていよいよ期待に満ちた目を輝かせながら右の膝に取り掛かる。
「痛いーっ…痛い…お願い許して…グアギャアアアーアッ…ヒャギャアアアーアッ…ギヒャアアアーアッ…ぐあうう…ギャアアアーアッ…助けて…ギャアアアーアッ…お願い許して…助けてぇーっ。」肘などと比較にならない恐ろしい激痛に、栄美子は美しい目を大きく見開いてありったけの声で絶叫する。しかしドリルは小さな血煙を上げ肉などたちまち引き裂いて骨を穿ち、外見はたいしたものではないがその激痛は想像に余りある深々とした穴を抉っていく。「ここはしかし一つだけでは足りないかもしれないな。」しかし男はドリルの付け根まで達する穴からドリルを引き抜いてしばらく考えていたが、すぐに二つ目の穴を穿ち、哀れな少女の口からさらに凄絶な絶叫を搾り出させる。
「痛いーっ…痛いーっ…ギヒイイイぃーイッ…ぐああっ…グギャアアアーアッ…許して下さい…いやぁーっ…ヒイイイィーイッ…どうしてなの…どうして私たちこんな目に…。」さらに左の膝にも二つの穴が穿たれ、逆さ土の字に磔になっている栄美子は激痛に打ちのめされたようにぐったりとなってなき狂い哀願を繰り返していた。立て続けに加えられる責めは互いに互いを増幅しあうようで、もう何がどうなっているのかも分らない。しかしこれですら次の処刑のための下準備に過ぎなかったのだ。雇用人たちは手足の関節に開けられた穴に深々と、さっき明子と言う少女を爆殺するのに使った二回りも太い爆竹のようなものを押し込んでいく。抉られた穴にそんなものを押し込まれるのだから、本来ならもっと泣き叫ぶはずだが、今の彼女にはその気力もないらしい。
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