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こういうのが好き(リョナ)
56
:
名無しさん
:2019/12/11(水) 16:21:29 ID:dcu/0TtY
「こんなに煮込んじゃったんだからきっともう出し殻だろうと思っていたけど、こうしてみたら中々美味しそうじゃない。それに肉だってちょっと触れただけで外れそうになっているし…。ふふっ、ちょっと食べ方を検討してあげるから。それからどうせ殺されるからとお前は思っているかもしれないけど、口の利き方に気を付けないと、それだけ可愛い妹が惨い事になるからね。」
そんな美澄に向っていよいよ面白そうに言い放ち、ついでに呼び捨てにする事にも釘をさして美澄の美しい顔が無惨に歪むのを楽しんでいるが、しかし足首などおやつにもならない。それにまだまだ責めるところはいくらでってある。
「出し殻と言えばここなんていよいよ出し殻だろう。それにこの様じゃこれ以上いたぶったってしかたがないしだったらいっそのこと。」
力自慢のルイがやっぱり力なく垂れている右足の脛を指先でつつきながら、いよいよ面白そうに話していたが、やがてその砕いている膝から捻じりあげるようにして毟り取り始める。とは言え膝は半ばから上が鍋から出ていたからその神経はまだ立派に生きている。
しかも腱だって熱で幾分かは弱くはなっていると言っても、まだその本来の強靭さは十分に残しているから足首のように簡単に外れるどころか、砕けている関節がさらに残酷に苛まれる事に他ならないのだ。心臓が爆発しそうな激痛が、美澄の全身を電撃のように貫く。
「ヒャギギャアアアアーアッ…ギャアアアーアッ…ギャアアアーアッ…お願い助けて…やめて…ぎゃうあっ…ウギャアアアーアッ…ルイ…ルイ様やめて…痛いよーっ…痛いよーっ…ギャヒャアアアーアッ…ヒイイイィーイッ…いやだぁーっ。」
そして美澄は再び無残にのた打ち回りながら、恐ろしい声で絶叫しつづけるがもちろん容赦はない。ルイはその右足の腿を脇に抱えるようにして、渾身の力を込めて左足を捻じりあげ折り曲げて、そのため彼女の右足は膝のところで真横を向いてしまい、しかも百八十度捻じりあげられて反対側を向いてしまっている。
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