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リョナ的ビフォーアフター
313
:
名無しさん
:2020/04/26(日) 13:02:16 ID:???
サムライスピリッツのレラ
【before】
「ナコルル、あなたではこれから先生き残れない」
地に伏して気を失っている幼い少女に、もう一人の凜とした少女は語りかける。
ナコルルのもう一つの存在「レラ」の信念は揺るがない。
「急がないと・・・行こうシクルゥ」
大自然の危機を救うため、相棒の狼「シクルゥ」と共にレラは日輪國に向かう。
【after】
「シクルウッ!!!」
バンッと何かが爆発したような音の直後、シクルゥの脳天から血が噴き出した。
「お、当たったぁ! まずは畜生1匹っとぉ」
下卑た声の主はこれまた下卑た薄ら笑いを浮かべながら草むらから出てきた。
「主君のことをコソコソ嗅ぎ回っている女狐ってのはてめえだな」
「ツッ!貴様ぁっ!」
シクルゥを殺され普段出さない感情が表に出つつも、レラは冷静に現状仕留めるべき敵を認識した。
(あの飛び道具は厄介だけど動きは鈍い。常に射線をずらしていれば怖くは…)
『三九六様っ!!今ですっ!!』
突如レラの背後から3人の人影が現れ、レラを羽交い締めにした。
「なッ!?離せっ!卑怯者っ!」
普段のレラなら容易に察知できたはずだが、先刻のシクルゥでその余裕を無くしていた。
「ああそうだ、俺らは盗賊だからな!。おとなしくしてりゃ女郎屋に売り飛ばしてやってもいいぜ」
男はそう言うとレラの装束に手をかけ、なめ回すように体を品定めした。レラはこれ以上無い恥辱に震え、
「下衆が、貴様等はここで死nンア"ッッ"!」
「あぁ、やっぱてめえみてえなションベン臭えガキは売れねえわ」
次の瞬間にはレラの脳天にはシクルゥと同じ穴が開き、そこから白い肌を赤く鮮やかに染め上げていた。
「オイおまえら!金になりそうなもんは全部剥いどけ!あとは獣の餌にでもしろ」
旅にして十日余り。そこには凜としたかつてのレラの姿はなく、侍の魂を穢された裸の少女の亡骸だけがあった。
・・・時同じくして
故郷にて床に伏せていたナコルルも突然ビクンッと体を震わせたかと思うと、次の瞬間にはもう息がなかった。
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