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リョナ的ビフォーアフター

281名無しさん:2019/08/02(金) 00:08:23 ID:???
スタグラのジューン
【Before】
「はっ!やぁあっ!」
凛とした声が戦場に響く。
掛け声とともにジューンの身体が躍動し、プラズマの刃が、敵の肉体を焼き切った。
「おのれぇ!!」
大声を上げながら、帝国の軍人が背後より迫る。
放たれた大振りの縦切りを、ジューンは身を捻りながらの横ステップによって躱す。
続けざまに放たれた横一文字の斬撃も、同じく空を切るばかり。
「な…!?」
軍人は驚愕した。
ジューンは、地に付けた足をそのまま開脚し、姿勢を低くすることで横薙ぎを躱したのである。
ジューンの持ちうる恐るべき柔軟性としなやかさが成せる技であった。
次の瞬間、軍人が再度動き出すより早く、体制を立て直したジューンの、肉付きの良い脚から放たれる蹴りが軍人の顎を砕いた。
「……こんなところで立ち止まってられないわ。早くビルシュタインの元に辿り着かないと……」
戦いを制してなお、その瞳に油断はない。決意を秘めた表情を携え、ジューンは走り出した。

【After】
ジューンが最初に感じたのは、強い衝撃。次いで感じたのは、肉の焦げるような匂いだった。
「……うそ」
自分の身に何が起こったのか、一瞬の間をおいて、ジューンはそれを理解した。
プラズマソードで胸を貫かれたのだ。
次の瞬間、ジューンの表情が見る見るうちに絶望に染まり始めた。
「……うそ、うそよ。うそうそうそ!!こんな!こんな……ッ…ぐっ……げほっ……ァああ…!」
体中が、焼けるように熱い。体の中から、敵を倒す時に何度も感じてきた、肉が焦げる匂いがする。
自分は死ぬのだという確信を抱くには、充分すぎるほどであった。
「ぁ゛…ごぽっ……」
口から吐き出される血が熱い。黒い煙が、口から漏れ出す。
身体の中を焼かれる痛みに、ジューンは泣き叫びながら悶え苦しむ
「いたい……いたいっ…!ぐるじ…っ…!たすけてぇ!!!ハヤト…!はやとぉ!!」
退行しながら愛する人の名を呼ぶジューンに、先ほどまでの凛とした気配はない。
凹凸の激しい身体がびくんと痙攣し、仰け反った反動で激しく胸が揺れる。
「やだ…しにたくない…とうさん…たす……け…」
小さく喘ぎながら、ジューンは地を這い、何とか立ち上がろうとする。
だが、次の瞬間放たれたプラズマの銃がジューンの頭を貫通し、最後の意識を無理矢理刈り取った。
「ぁえ」
素っ頓狂な声を上げて、ジューンは俯せに倒れ込む。尻を突き出した、情けない死に様であった。
年齢不相応に色気のある身体を無様に投げ出したその姿を見て、ジューンを仕留めた兵士たちは下衆な笑顔を浮かべた。

――数時間後、同時突入したスターグラディエイター隊の一舞台によって、ジューンの遺体が回収された。
彼女の名誉のため、そして他の隊員への士気への影響を鑑みて、遺体の状況は公にされず、遺体そのものも回収に立ち会った隊員たちによってひっそりと処理されたという。

「酷い状況だった。全身が精液でぐちゃぐちゃだった。尻の穴や性器なんかもプラズマで焼かれててさ。服だって焼き切られてたよ。
あれだったら、まだ原型が残らないくらいバラバラにされてた方がよかったかもしれない。…あんなジューン、ハヤトには見せられないよ」
――とあるスターグラディエイター隊員の証言

-ジューン・リン・ミリアム 享年17歳 惑星ゼータにて戦死-
Game Over


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