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シナリオ関連

364しの:2005/11/23(水) 19:56:34
モット、モット。
……むぅ、一番最初の赤服怪談の気になる部分なのですよ。
普通に考えれば被害者をモットモットなんだろうけれど、
あの時点ではモット痛くして〜みたいな感じがしちゃうのですよ。
後日の悪霊化した時の遭遇談ならこの台詞でもいいだろうけれど。
ケタケタ笑いながら、空っぽの頭を振り乱して、血塗れの赤い制服で、雨の日の学校に出現する、とか?
死体が隠匿された筈なのに、彷徨ってるのが目撃されてる〜みたいな方が自然な感じかも。

この『怪談』が鍵だと思うのですよ。
赤服さんは『惨めな死骸を見られたくない』『他人を自分みたく不幸に巻き込みたい』と思ってるけど、
『自分の存在と真実を知らしめて解放されたい』気持ちも絶対にある筈なのです。
だから、怪談と雨の日の両方の条件が異界を招く鍵になるし、
それは同時に赤服さんの示威行為によって怪談が存続している、と。
向こうから出て来て現界で目撃される事や、あるいは……故意に逃がされた誰かによって?
完全に善悪に分かれる以前の葛藤のある赤服さんなら有り得るかも。
『じゃあ、この怪談を流布したのは誰?』っていうあゆみの最後の謎が気になってたのですよ。
或いは犠牲者を増やす為に赤魂が、或いは減らす為に青魂がかも知れない。
もしくは、霊の悪戯で手紙の名前が篠崎になってたけど、
事実として赤服さんが『篠崎』だとしたら?
ボクは少し恐い想像で、全員生還のエンディングの『あゆみ』が『本当は存在しない生徒=赤服さん』だったらやだなぁと思ったのですよ。
いや、赤服さんじゃない本来の怪談で語られてる『女生徒』と言うべきか。
彼女は自分の物語を知らしめる為に、『クラスメートの良く知っている篠崎さん』として突如存在し、でも級友として認識され、恋すらされる関係性を持って怪談をする。
その怪談は彼女自身の意識していない彼女自身の物語で、『仲間』達を異世界に引き込む。
本当の目的は怨恨の八つ当たりでさえなく、知らしめる事そのものであり、悼まれることそのものであり、
青魂とは異なる『本当の』被害者は『戻るべくして戻り、その物語を一生心に刻まざるをえない』。
……いや、別に同じ篠崎に発生する同調とかでもいいんだけど。
『何故か聞いた事が無いのに知っている怪談』『誰も知らないはずなのに存在する噂』。
語り手は『本人』か『本人から聞かされた誰か』としか考えられないもの。
或いは……噂の恒である種の曲解を含みながらも漏れ出たのかも知れないけれど。
それは渡り廊下に関する学校の七不思議として。
血が流れるトイレや理科室の模型、長さの変わる廊下や焼却炉の地下室などと一緒に。事実よりも軽い扱いで。
だとすると、七不思議の中には現世に(異世界に)繋がる何処かのお話だってあるかも知れない。
帰り道として認識されているその教室(2-9)は、多分、篠崎(仮)さんの教室だった筈の場所であり、実は逆に『あっちに引き込まれやすい場所』でもあったり?
怪談と雨の日と教室と、あと一つ気になるのがオルガン(ピアノの間違い?音楽室にはピアノしか無いし)の音色。
赤服さんは音楽室には干渉してないっぽいし、それはつまり、異界の血肉腐臭の音楽室の側の音色がたまたま届いたって事で、異世界への経路が開いた瞬間の偶然の告知なのか。
ボクは以前、ピアノ横の無言霊が妹さんで、現世で姉様が鎮魂歌を弾いてるって展開も考えたけれど。
いや、向こうのピアノは(偶然?或いは封印の悪意を以って?)施錠されていたから、そう考えたならば現世での音色の方が自然ではあるけれど。
向こう側の青い霊達は『その音色による解放の予感』から其処に自縛され、集合し、でも為されなかったと考えた方が自然な気もするし。
姉様が送り手がわに参加してたとしたら厭かも。妹の世界に人間を送って、寂しさを紛らわせる為?事件を終わらせる為?語り部を絶やさない為?
意識せずにピアノの音に因って向こうへの経路を開いた可能性とかもあるかもだけど。


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