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「Sammy社立ギルティ専門高等学校5時限目」

1スレ建て記者θ四国スレ:2006/06/19(月) 10:09:55 ID:CJmM/KN6
「ォゥァー!」
「イタダキー!」
 さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。
 右渡様のお庭に集うギルオタたちが、今日も機械のような正確な動きで、
教室の筐体にコマンドを入力していく。
 1ドットでも諦めを知らない心身を包むのは、深い色の制服。
 キャラ別コンボの精度を乱さないように、リバサヴォルカはスカらせないように、
ゆっくりとコマンド入力するのがここでのたしなみ。
 もちろん、タイムアップギリギリでドラゴンインストールするなどといった、
はしたない生徒など存在していようはずもない。
 社立ギルオタ学園。
 平成四年創立のこの学園は、もとは初代GGプレイヤーのためにつくられたという、
伝統あるギルティ系オタク学校である。

・ここはssを楽しむスレです。マターリ進行で職人にねぎらいのGJを忘れずに。

前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1131226354/

1スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/game/772/storage/1101664264.html

2スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1112603465/l100

3スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1119648953/


まとめサイト
http://kage.zombie.jp/ggxx_shool/index.htm

385名無しさん@2周年半:2007/01/18(木) 00:40:15 ID:rPPs2yWs
64氏にも来てほしいな。
俺の嫁の聖を活躍させてくれ

386名無しさん@2周年半:2007/01/18(木) 04:49:21 ID:f/qDbwOQ
64氏は忙しいんだ
待とうじゃないか

387名無しさん@2周年半:2007/01/19(金) 00:54:45 ID:QC0wSAKs
>>385
どうやら貴様と俺は戦わなければならないようだな。

388名無しさん@2周年半:2007/01/19(金) 06:50:52 ID:MQt4zy32
おまいらだけの戦いだと思ったら大間違いだ

389名無しさん@2周年半:2007/01/19(金) 10:49:20 ID:MQt4zy32
俺漏れも

390名無しさん@2周年半:2007/01/20(土) 03:13:44 ID:PXO5y0OE
文字通り
『聖戦』が始まる

391名無しさん@2周年半:2007/01/20(土) 16:20:05 ID:VYH9AqIg
誰が上手いこと言えとw

392元463:2007/01/20(土) 16:23:28 ID:KLcbc2yU
話をぶった切ってもうしわけありません、2スレ目で463を名乗っていた者です。
最近過疎りまくってるこの板を、まったりでもいいんでもう一度復活させたいと思い、またSSを投下しようと思います。

拙い文章な上、舞台がACなので間違いやコンボミスだらけだと思います。
でも、そういうことも含めて見守ってやって下さい。
ていうか突っ込んでくれるとリアルの方でも大助かりなんでつっこんでやって下さい。

あと、基本的に遅筆なんで更新は1週間に1度程度だと思って下さい。期待なんか無いと思いますが
では、細々と頑張って行きましょう。

393元463:2007/01/20(土) 16:33:03 ID:KLcbc2yU
前回は忘れた

――――――――――――――――――――――――――――――――――

「今日も負け越しか…」

寒い冬の空の下、白い息を吐きながら自転車に乗る男は一人ぼやく。

「あそこで空ミサさえガードしてくれてたらなぁ…あと、昇竜割り込みできる時が何回もあったし…」

彼は最近、ゲーセンからの帰り道にこうして一人反省会をするのが日課になっている。
名前は一三階 団(じゅうさんかい だん)。ギルティギア専門高等学校に通っている2年生で、
定期テストではいつも成績を残せずにランク「2」をつけられている底辺組の一人でもある。
クラスの中でも1番実力が無く、/からの彼の持ちキャラであるロボカイの特徴から、周りからは「ポンコツ」とまで呼ばれていた。

ACに変わって、ロボカイもその性能を大きく向上させたのだが人間性能がついていかず、屈辱的なあだ名は消えないまま毎日を過ごしている。

「何がいけないんだろう。 やっぱり、僕にはこのゲームは…」

向いてないんだろうか。という言葉を飲み込み、大きく頭を振る。
(いけない。弱音を吐いていたらまた皆にバカにされr)
と、頭を振りすぎて交差点に現れた人影に反応できず、とっさにハンドルを切った先にあった電信柱に自転車は

「うわわわぁ!?」
「ギャーーー!!?」

ガシャーン!

派手にぶつかって、転んだ。


「いったた…」
「あ、えっと。大丈夫ぅ?」
「あ、え!?うん!僕はだいジョブだよ。…君は大丈夫だった?」

急に目の前に現れた同年代程度の少女に、びっくりして飛び起きる。
立つ時に噛んでしまったそのせいか少し恥ずかしい。その少女は少し驚いた顔をし、くすくすと笑い出した。

「あの、笑われると恥ずかしいんだけど…」
「ああ、ごめんなぁ。自分が勘違いしてるみたいやったから」
「勘違い?」

(やから?ああ、関西の人かな? というか、改めて見るとこの子…)

「っていうか、はよこっちにも謝りが欲しいんやけどまだでっか?」
「うわぁ!?」

急に後ろから話しかけられ、団は驚いてその場から飛びのく。
そこには、同じく自分と同年代・同身長くらいの男がこちらを見据えて立っていた。

「いやぁ、そんなビックリせんでもええやん。ワシはぶつかりそうになったのを謝って欲しいだけやで」
「あ、あれ?ってことは…」

隣の少女がコクン、と頷き、おっとりとした独特の口調で話し出す。

「ぶつかりそうになったんは私やなくて、そっちやから私には謝らんでええねんぇ」
「勘違いってそういうことか…」

「うい、そういうことやからまあいっちょワシにも謝ってぇな。地面に頭つけるだけでええから」
「じ…!」
「ちょい天乃。避けてもらって土下座させるってあかんぇ?」
「知らんがな!あっちが突っ込んできたんやから避けるんは当然、謝るんも当然やろ?」
「それやったら、私があれほど交差点は気をつけてって言ってるのに先々歩いてったのはあんたやで?」
「…あっれぇ?そうやったけ〜?昔のことは覚えてないわ。ごめんなぁ」
「あら、それやったらこの人とぶつかりかけたことも忘れてもうたんやろうなぁ。謝る必要は無くなったぇ?」
「……いや、それとこれとは話が…」
「別じゃないぇ?もしかして、その頭は自分で言ったことも忘れるん?」
「……あー…」

劇終。男はあっけなく沈没した。

「ごめんなぁ、昔からわがままで調子乗りやねん」
「あ、ああ。別にいいよ。気にしてないし」
「じゃあ謝れー」
「いい加減にせえへんと怒るぇ?」
「…すみませんでした〜」

男がふざけたように地面に頭をこすりつける。一体この人は何がしたいのだろうか。

394元463:2007/01/20(土) 16:34:05 ID:KLcbc2yU
続き


「じ、じゃあ僕はこれで…」
「あーちょっと待ったって」
「?」
「まあまあ、そんな顔せんといてぇな。…ちょっと謝りついでに頼みたいことあんねんけどな」
「天乃、これ以上人様に迷惑かけたら…」
「わーってるって!そんなんちゃうわ! でな?自分今から暇?頼みたいことあんねんけどな〜」

そこまで男が言うと、隣の少女は「あっ」という顔をする。どうやら何か目的があってきたようだ。と団は推測する。

「……」
「いやぁ、そんな怪しい物じゃないっすよ〜。ちょっとした道案内ってやつ?」
「道案内?」
「そうそう」
「えっとなぁ、うちら、最近こっちに引っ越してきたばっかりで地理とかわからんねんやんか。でもいかなあかんとこがあって時間に遅れそうやねん」

だから。と少女が要点を得ない男の会話に付け加えてくれる。

「そういうこっちゃ。ここらへんのはずやねんけど道に迷ってな。悪いけど頼まれてくれへん?」
「…まあ、あんまり詳しいわけじゃないけど、わかる所なら案内するよ?僕もぶつかったの、悪いと思ってるし」

おお、という反応が2つ。どうやら素直によろこんでいるようだ。

「じゃあ決まりやね。ほんまごめんなぁ」
「ほな案内してーな。行き先は『Sammy社立ギルティ専門高等学校』まで!」




これが、僕と、関西から来た不思議な二人のプレイヤーとの出会い。
この二人が僕の日常を壊していくことを、このとき僕はまだ知らない。

395名無しさん@2周年半:2007/01/21(日) 21:43:08 ID:0HEegL3.
久々のGJ!

396名無しさん@2周年半:2007/01/22(月) 03:25:03 ID:nETM31ek
gj!

397名無しさん@2周年半:2007/01/23(火) 21:18:48 ID:7wqripkA
過疎だな

398名無しさん@2周年半:2007/01/24(水) 00:00:29 ID:BXSi6nhU
俺はいつも居るぜ。

399名無しさん@2周年半:2007/01/24(水) 04:08:10 ID:PDVrNzxk
ニートか?

400名無しさん@2周年半:2007/01/24(水) 08:43:53 ID:XCf5l3zU
保守
ついでに400

401名無しさん@2周年半:2007/01/24(水) 20:50:55 ID:j4zGyLhI
GJ!

402名無しさん@2周年半:2007/01/25(木) 02:43:35 ID:tUFjeXYY
俺も一応毎日覗いてる

403名無しさん@2周年半:2007/01/25(木) 07:01:18 ID:fBm8kzW6
田代か?

404元566の795:2007/01/25(木) 22:40:52 ID:kA8Tm09Y
>>2スレ目463氏
おひさしぶりです!そしてぐっじょぶ!
自分もROMばっかになってるけれど、見ている人間はいますよって意味を込めて。
次のSS期待してます!

405元463:2007/01/27(土) 17:41:01 ID:zG33aZ.c
こんにちわ。ただ今バトルシーンを執筆中、元463です。

ACになってセリフ変わったからわかんNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!11!!
誰かセリフをまとめてる人っていません?
いませんよね、そんな酔狂な人…

>>395
>>396
>>401
GJありがとうございます。やっぱり読み手は死んでないですよね。ちょっと安心

>>397
これから盛り上げていきましょう。

>>398
凄いですね…時間が欲しいので少し羨ましいです。

>>399
俺の立場が危ないんでその単語は使わないで下さい。

>>400
保守ありがとうございます。しかし
つ【移行中に伴い現在こちらの掲示板にあるスレは強制sage指定をかけさせていただいてます。


>>402
几帳面なんですね。俺も見習いたいものです…

>>403
俺の立場が危ないんでその単語は使わないで下さい。

>>元566の715氏
GJありがとう&お久しぶりです。
期待してくださってああありがとうございまギギギ
ところで、566氏はもうSSは書かないんでしょうか?

406元463:2007/01/27(土) 17:43:13 ID:zG33aZ.c
長くなったんで一回切り

前回は>>394



「いやー、しっかし偶然ってあるもんやねんな〜」
「天乃、その話何回目?もう聞き飽きたんやけど」
「いやだって、こんな偶然めったに無いで!?言うたら吸血ループミスってHJSが出るくらい珍しいで?」
「なんでそんな微妙なところをもってくんねん…大体、もう吸血ループないぇ?」
「はは、まあ確かに珍しいよね。最初聞いた時、僕もびっくりしちゃったもん」
「やろ!?」

ギル高へ続く、まだ花の咲いていない桜並木を賑やかそうに3人が歩く。
半壊した自転車押しながら歩く団は、二人のやり取りを見て笑う。

「まあ速効ギル高の関係者と知り合えたんはラッキーやったわ。学年も一緒やし、同じクラスになったらええのにな?」

団の隣でそう言う騒がしい男は、天乃 床身(てんの とこみ)。
アクセル使いの関西勢で、最近こっちに引っ越してきたばかりという。
とにかく騒がしくて、一緒にいて飽きない。関西でも身内は多かったらしいから、やっぱりいつも明るい性格なんだろう。

「うちも一緒になれたらええな。そん時はよろしくな。団ちゃん」

天乃の隣で歩く少女は、同じく関西勢の鳳凰院 翔(ほうおういん しょう)。
ジャム使いで、とてもおっとりした口調で話す。関西といっても京都弁に近い感じだ。
なんかごっつい名前だが、実家はお寺らしいのでそのゆかりらしい。

「団ちゃん」という呼称は、「一三階」という名前が呼びにくいために二人に決められたあだ名だ。


(あだ名か…ポンコツとかじゃなくてよかったな)
「さ、着いたよ。ここがギル高、僕らが通ってる学校だ」

校門前で足を止める。目の前には、ギル高の校舎が彼らを歓迎するかのように高くそびえ立っていた。
その大きい校舎を前に、二人は「へぇ〜」やら「ほぉ〜」やらで感想を表している。

「…とりあえず立っててもなんだし、職員室に行こっか。中は広くても職員室はわかりやすい位置にあるから覚えやすいよ。
 まあ今日は休みだから、人はそんなにいないと思うけどね」
「よっしゃ!ほないこか!」
「あい♪」



「おやおや、来るのが遅いと思ったら…ポンコツがついていましたか」
「!?」

407元463:2007/01/27(土) 17:45:57 ID:zG33aZ.c
>>406の続き



校門をくぐろうと足を進めた瞬間、見知った声が校門脇から聞こえてきた。
慌ててそちらに向きなおすと、そこには団が予想した通りの人物が物憂げそうに校門にもたれかかっていた。

彼の名前は十字 残(じゅうじ のこる)。
もう何年もギル高で仕事をしているベテランの教師で、学校内でも彼に逆らえる者はほとんどいない。
かなりギルティが強いのだが、嫌味な発言が多いため生徒からの人気は少ない。
団もその例に漏れず、彼のことは心底から嫌いだった。
なにより、団は彼に目をつけられているのだ。

「君たち、今日編入試験を受ける予定だった……あーえっと…」
「天乃 床身です」
「鳳凰院 翔です」
「あー、そうそう。その二人だ。……」

そこまで言うと、彼は左腕の袖をまくり、小さな腕時計で時間を確認する。

「8時35分……君たち、5分の遅刻だ。時間はわかっていたんだろう?」
「す、すんません。ちょっと道に迷って…この子に今送ってもらったとこなんスよ」
「遅れて、申し訳ございません」

二人が、それぞれに遅刻したことを謝る。
自分だけ謝ってないからか、変な罪悪感が団の中に生まれる。

「まあいいです。それより、試験室に案内するからついて来なさい」
「「はい」」

「あ、それとポn……一三階君」
「え?あ、はい」
「頼みたいことがあるから、その自転車を置いたら試験室まで来なさい。補習室の隣だ。わかるでしょう?」
「は、はい」
「この二人の準備を済ませるまでに来なさい。ノロマなお前のことだ。走ってこなければ追いつけませんよ」
「…はい」

では行こうか、と二人に言い、十字は歩き出す。
二人は緊張した面持ちのまま十字の後について校舎の中へと消えていった。


(頼みたいこと…嫌なことじゃなかったらいいな…)
そう思いながら、急いで自転車を置きにいく。
少し遅れようものなら常のように小言が待っている。そう思うからか、自然と団の足は早歩きになっていた。

408元566の795:2007/01/29(月) 15:16:42 ID:mzgtaxK6
先生ヤなキャラしてますねぇー。ギル校には珍しい超クールなキャラ誕生?

>吸血ミスって
あるあるwww
JHSならまだしもそっちが出るとやられてる方も笑っちゃいますよねw

>SS
わかんないですねー。まぁ書くとしてもリロかスラです、ACはまだ全然、自キャラすら似詰まってない。
伊津とか旋風のほうはもしかしたらいつの間にかACになって復活するかも、ですけどね。
キャラ順位がいい感じにリロに近いので。

409670:2007/01/30(火) 01:36:54 ID:DHJQZteM
壁|д゚)

壁|д゚)ノシ

壁|≡3

410名無しさん@2周年半:2007/01/30(火) 03:46:35 ID://BG4l3A
帰っちゃヤダお

411名無しさん@2周年半:2007/01/30(火) 10:57:24 ID:w9Ri7YzY
>>670氏居たwwwwww

ほらほらーおじさんがお菓子あげるから出ておいてーお嬢ちゃーん(´∀`*)

412295:2007/01/30(火) 21:40:01 ID:bFzcKTwo
過疎の中に投稿するのが怖かった小心者が再開します。
まだしばらくスラでいきます。

413295:2007/01/30(火) 21:41:47 ID:bFzcKTwo
sage忘れた・・・orz

414295:2007/01/30(火) 23:06:21 ID:bFzcKTwo
前回は>>373

「さて、帰るか。」
峠は口調を元に戻しながら言った
まだ夕方だが、明日は学校だ。
早めに寝た方がいいだろう。
「ただいま帰りました、っと。」
「よお、お早いお帰りだな。」
色々事情があって、今は交番に住んでいる。
事情というのは、身体的問題で住居がなく、公園で寝てたところを保護されて以後、
親代わりの存在となった警察官がいるからだ。
「今日は早めに寝るんで、お休み〜。」
「おう、わかった。風呂は入っとけよ。」
「ああ、分かってるよ。」
交番を出て銭湯に向かう。
準備中だが問題はないだろう
ガララッ
「どうも〜。」
「応、もう準備はできている。風呂に入るんだろう?」
「サンキュー。」
ガララッ
体を洗って風呂に入ってあがる間での時間、3分。
(体を清めるには、これで十分だろう。)
「ありがとさん。」
「応、またいつでも来いよ。」
銭湯を後にして公園へ。
木の上で目を閉じて、今日の復習と明日の予習をする。
今日は、あの先生が弱かったからよかったが
今の俺ではおそらくあの高校の生徒の4分の1にも勝てないだろう。
「早く回復しねぇかなぁ。この体。」

つづく

415295:2007/01/30(火) 23:22:36 ID:bFzcKTwo
前回は>>414

俺は生まれつき奇形児だったから、
脳からの電気信号が混ざりあってしまうので、
それを防ぐために体が勝手に、
同時に右半身と左半身どちらかしか動かせなくしてしまったのだ。
今はほとんど治っていて、手足の指以外は自由に動かせるようになったが、
指が両方同時に動かないとギルティの青キャンだってできないし
ガトリングも一本指じゃ厳しいので早く治したい所だ。
「明日は早めに起きていくか。」
そうつぶやくと、俺は意識を手放した。

まだまだスラッシュでいくんでよろしくお願いします。

416名無しさん@2周年半:2007/01/30(火) 23:36:36 ID:Cx0WOhCE
今は「sage」ても「age」ても動かないぜ!

417元463:2007/01/31(水) 00:22:41 ID:mnSVkzxQ
>>元566の795氏
そうですか、では期待しながらSS投下お待ちしておりますね

>>670
おー、おかえりなs…っておーい!!ww

>>295
おかえりなさい( ´∀`)
職人が増えれば読み手も増えるはず!これからどんどん盛り上げていきましょう!

418670:2007/01/31(水) 07:06:21 ID:MtyL28NY
前回は>>370


『ザ・ドリルデンjy』ロマァンティーック『そらよ…!!』
クレープの端っこを口に含んで、黙々とEX・Kカラーのジョニーを操る少女が一人。
「ゔぁぁ、それ見えないからぁーっ!!」
台の向こうから聞こえる声に、
(…あたしだって見えてないもん)
と独り呟く。
投げ>JP>JD(RC)>空ダ>JHS>空中キラー(FRC)>JS(jc)>JS>JD>燕穿牙
という非常にゲージが無駄な魅せコンをさらりと決め、
『SLASH──!!』
『ノリが悪かったな…』
クレープが小さな唇の奥に消えた時、少女──夕暮 小豆──は目を細めた。
(何なんだろ、このキャラ)
全く分からない。私はどうやって勝ったんだろう。

419670:2007/01/31(水) 07:48:32 ID:Sa65q0U2
やべ、みじけーorz
気付いたら朝だし……俺もそろそろ引退かな…

前回>>418



対戦した友達に別れを告げ、独り自転車で帰路に着く。
やっぱり分からない。私は何をやったんだろう。
私はジョニーを使えない。使えないはずなのに。


元々、メインとかサブとかそういうのがいたわけじゃなかった。
だけど、ただ何となく…使いにくそうだから、という理由だけで使わないキャラはいた。
分身を使うエディとか、霊を操るザッパとか、動かしにくいポチョムキンとか。
もちろん、ジョニーもその中にいた。ステップという特殊な移動方法は、自分には到底使いこなせないと思ったからだ。
ところが、だ。
(…6KってFRCあったんだ)
ネタどころか技すら知らないのに、指だけは勝手に動く。狂戦士とでも言うのだろうか。
身体がジョニーに反応して、自我を持って行動する。
まるで脳だけを残してゾンビになった気分だ。
(………何で私、ジョニーを動かせるんだろ)
何度となく浮かんでは答えを見出だせずに靄となる問題。
素人のはずなのに、プロ並の動きをする。
私は、私が信じられない。私を信じることが出来ない。誰かに操られてるんじゃないのか、とさえ思う時もある。


そうして小豆は緩慢な動作で、自宅の前で自転車を止めた。
倦怠感すら感じる。今日はお風呂に入って寝てしまおう。
課題は?
………明日でいいや、どうせ明日も休みなんだから。

420名無しさん@2周年半:2007/01/31(水) 08:50:25 ID:4eArCJoo
引退するなら弟子を作ればいいと思うよ

421名無しさん@2周年半:2007/02/06(火) 17:31:03 ID:S9IE7a1M
それにしても過疎ってるな……>>670=ザ・ワールドの使い手という認識でおkですか?w
何回流れを止めたことか…

>>420
わざわざ弟子になりたい人なんかいないでしょ

422名無しさん@2周年半:2007/02/06(火) 20:58:57 ID:HvHXUoYA
おいおい、いくら過疎ってるからってそれは無いだろ。

423名無しさん@2周年半:2007/02/07(水) 02:48:11 ID:wYphfcdo
ゆとり

424元463:2007/02/07(水) 17:28:33 ID:ikwv8/Mk
ごめんなさい、遅れました。

>>670氏GJ!そしてお帰りなさい!
話は新章ですかね?続きに期待です


前回は>>407


「はぁ、はぁ」

空気の冷たい廊下を、一人団は走る。
乾燥した冬の空気は冷たかったが、

「3階の…あそこだ、しけん、ハッ、室」

階段を駆け上がってきたので、体は暖まっている。


「待ってたぞ、ポンコツ。少し遅れたが、まあ走ってきたので良しとしよう」
「はっ、はっ…ありがと、ございます」
「そんなにしんどかったのか?」

ふん、と鼻を鳴らして息切れする団を見下ろす。その目は、いつも通りの団を小ばかにする目だ。
団はこの男が嫌いだった。
いつもいつもこの目で自分のことをみて、事あるごとに嫌味を言ってくるこの教師が。
こんな奴が自分の担任だと思うと、学校にいくのを少し躊躇ってしまうこともあるほどだ。

「まあいいです。二人の準備もそろそろ言い頃合でしょうから、試験にしますか。一緒に来てください。」
「は、はい」

何をさせられるかは分からなかったが、反論すると余計嫌な目に会うということはわかっていたので、団は黙って後についていった。

ガララ…

『食らいな!死角はないってな!』
『無駄ネ! バシュウッ 逆鱗!』

扉を開けて室内に入る。中では、二人が筐体に座って既に対戦をしていた。
(準備って、対戦させて指を暖めることだったのか。身内で対戦できて緊張もほぐれるし…ちゃんと考えてるんだ)
教室内は暖房をフルにかけていて、走ってきた団にとっては暑いくらいだった。

「やってますね。そろそろ指もあったまってきた頃ですか?」
「ああ、先生!ワシはいつでもいけますで!」
「うちも準備おっけーです」
「筐体にも何も問題はありませんね?」
「「はい!」」

どうやらその効果はてきめんだったようで、二人は先程の緊張した面持ちから、一緒に学校まで歩いてきた時の顔に戻っていた。

「うむ、ではこれから君たち二人の編入試験を始める。試験方法は…こいつとの対戦だ」

425元463:2007/02/07(水) 17:30:00 ID:ikwv8/Mk
>>424の続き


「試験方法は…こいつとの対戦だ」
「え!?」

そう言って、十字は団の肩にポンと手を乗せる。
今まで十字が対戦するものだと思っていた団は、その意外な試験内容と、自分が抜擢されたことに驚いて素っ頓狂な声を上げた。

「先生、さっきの頼みたいことって…」
「そう、これのことだ。走ってきたからお前は暖まっているでしょう?私はお前らを待っていて手がかじかんでいるんですよ」
「あっれ、団ちゃんが相手か。ワシはてっきり先生とやれるんかと…」
「こいつでは不服ですか?天乃君」
「あ、いや!そういうわけではないんですけど!まあ、なんというか意外やったもんで」
「でも、団ちゃんやったら気楽にできるわ。よろしくな、団ちゃん」
「あ、うん」

もう全員やる気だ。こうなるともうやるしかないと団は腹をくくり、流れに身を任せた。

「さぁ、無駄話はここまでですよ。早速始めましょうか。…鳳凰院さん、相手が誰であれ、『気楽にプレイ』するなどとは思わないで下さい。
 それは相手を侮辱する行為ですよ」
「あ…す、すみません」

恐縮して鳳凰院が謝る。こういう小さい所にも釘を刺すやり方が団は気に食わなかった。

「まあいいでしょう。対戦方式は1本先取。一三階君が1P側、あなた達二人は2P側です。私は1P側で採点をします。
どちらかが対戦している時、もう片方は後ろの椅子で待機しておいて下さい。荷物もそこに置いておくこと。
尚、試験中の私語は慎むこと。連絡を取り合う行為、またはそれに見合う行為をした場合、カンニングとして試験は両方共に不合格とします」
「「はい」」
「では、移動してください。」

二人が荷物を持って2P側へ移動する。団は筐体に座り、試験に備えて持参のカイロで手を暖めていた。
採点するための用紙とバインダーを持ちながら、十字は空調のリモコンを操作して暖めすぎた部屋の温度を常温に戻していた。
操作が終わり、全員の準備が終わったことを確認してから、十字は試験開始の合図を出した。

「では、試験開始!1試験目は天乃 床身!」

『プリーズセレクトユァキャラクター!』

それまで静かだった教室に、筐体から派手なBGMが流れ出す。まるでこれからの対戦を早く早くと促すように。
ACになり、キャラ選択画面が変わったことでついついいつも自キャラがどこにいるのか迷ってしまう。
それを確認した後、ゆっくりとロボカイにカーソルを合わせる。カーソルを合わせてから数秒精神統一するのが団の癖で、今回もそうした。
相手はアクセル。長い鎖鎌により牽制戦ではトップクラスを誇る上に、コンボダメも低くはない。ペースを握られたらそうひっくり返すことのできない厄介な相手だ。

「はぁー…ふぅー…」

一度の深呼吸。呼吸を整え、ロボカイを選択する。
(距離を取られたら負ける…ならこっちは電力を無視して殴りに行く!)

ジャコーン!!





「そうそう、この試験、負けたら君留年にしますからそのつもりで」
「……………………………え?」

試験が始まる。

426名無しさん@2周年半:2007/02/09(金) 08:38:49 ID:qFvTk.Ug
二人ともGJ!

427名無しさん@2周年半:2007/02/11(日) 16:07:58 ID:W/18zjmg
新板に以降しね?

428元463:2007/02/14(水) 00:01:46 ID:vLclXXEE
なんか書くペースが遅れてるような…
ここから戦闘パートです。どうかご容赦をw

>>426
GJありがとうございます
>>427
以降するとしたらどこでしょう?
キャラ板の方はchara攻略専用ですし、やっぱりtalk板?ネタスレだからvipかなw

前回は>>425


『ヘブンオアヘール デュアルワン! レッツロック!』

(え?え?留年?え、でも試験が…負けたら…あれ?)
「ほら、始まってますよ」
「え、あ」

『食らいな!』『アアアー』
(やっちゃった!混乱してて…落ち着け。距離は離れてるけどまだ始まったばかりだ)
『休ム』
とりあえず、と座談を引いて落ち着く。
状況はアクセルの5Pがギリギリ届かない程度の遠距離、ダメはレンセン一発分。
相手は距離を保ちつつうろうろしながらこちらの出方を伺っている。開幕になにもしてこなかったのを不審に思ったのだろうか。
(殴りにはいけなかったけど、このまま電力を溜めて空ミサ特攻で距離を詰めて…)

『食らいな!』ガガガッ
『休ム』

電力溜めに徹したとわかるやいなや牽制をとばしてくるようになった。
錬閃撃で座談から追い出されるが、その後もう一度敷き直して充電モードに入る。

『ヒュゥ! ヒュゥ! 食らいな!』
『休ム、休ム』

鎖鎌で牽制してくる。
焦って座談を2回敷いてしまうが問題無く電力は着々と溜まっていった。
アクセルが忙しく牽制してくる中、団は悠然と電力を溜め続ける。
(向こうから距離を縮めないってことは、天乃君はどうやら牽制でアドバンテージを得る防御型のアクセル…かな?まあここは予定通りに)
電力ゲージが5メモリを超えようとしていたその時、団は覚悟を決めて指を動かした。

『みs…『ヒュゥ!食らいな!死角は無いってな!』
(空ミサに5P…!?えっと、名前忘れた…レンセン派生!受身取れるからそこから〜)

『ワリトキイタみさいる発射みs』 カウンタッ!
(え!?な、何で?)
復帰即レベル3空ミサ×2を2Sで刈り取られてしまう。
その後は分裂した小型ミサイルが守ってくれたため追撃は免れる。ミサイルの消えない/性能のままだと確実に何割かは消し飛んでいたところだ。
そんなことを考えると、団はすっかり戦々恐々していた。
(く、空中はダメだ。地上から攻めないと…!)

タタッ『邪魔ダ』ギィン!
(痛快をガードさせて…2Kから…P、K…よし、これで攻守交替!)
順調に固め続ける団。妙に直ガが多いのは何故かわからないが、ガードゲージがモリモリと溜まっていく

『ばか ばか食ラットケ 休ム ば、ばか』
「…直ガ精度を魅せているのでしょうが…アクセル使いにはこれといって必要の無い技術のようにも…」

隣で見ている十字がそう呟く。こちらに聞こえるギリギリの声で喋ったのはテスト中だからかただの独り言なのか。
どちらにせよ、僕に出来ることはひとつだ。と思い、光り始めたGBを見て地ミサのコマンドを入力する。
(ここからが勝負だよ、天乃君!)

『食ラットケ』
『ダ、ダメだこrダメだこりゃ』
アクセルにダメだしを出されつつも、レベル3地ミサをガードしているところに飛び掛る。ここから3択をせまるのがロボの定石だ。

バシュウ! 『コノかすガ!』
『ダメだこりゃ』
(ここはきっちりガード…なら食らえ!ロボの新ネタ!)
キュピーン! 『コノかすガ!』
『ダメだこりゃ』
(あれ?ガ、ガードされた…?)
そんなバカな、と団は顔面蒼白になる。
団が仕掛けたのは空ダからの中段。しかしこれは布石で、その後に解散からもう一度中段をお見舞いしてやったのだ。
初見ではまず見えないはずのこのネタ。それにも関わらず、天乃はそれをガードしてみせた。
読んでいたのか、何も考えていなかったのか。

429元463:2007/02/14(水) 00:02:59 ID:vLclXXEE
>>428の続き

『お…もいな、アンタ 隠し技だぜ 決まった!』
(あれ?安い…)

意外にも、画面端に投げたアクセルは安定コンボを入れて歩きながら起き攻めに入る。
それを見て十字が何か書き込んでいるのが見えた。
しかし投げからで2割。投げ追撃にTG25%が必要なロボに比べれば、このリターンの差は大きいところだろう。
そうしてるうちにアクセルはダッシュから起き上がりに重なるように跳躍する。
挑発なのかアピールなのかわからないが、さっきロボにやられたことをそのまま返してきていた。
だが、留年によるプレッシャーで慎重になった団はそんな挑発に乗らず、大人しくガードすることにした。

『ハァ!』
天乃が選らんだのは詐欺飛び。あのまま挑発に乗って昇竜でも振っていたらやばいことになっていただろう。と団は思った。
誘いは回避したが、今度はそのまま固められる側になってしまう。
もう始まって30カウント程度、未だに1割程度しか食らわしていないという事実が団を焦らせていた。
(固めの間にHS青で暴れよう…)

『ヒュゥ! ハァ!ハァ! 食らいな!ロマンティーック ヒュゥ!』
(ここだ!)

『コノかすガ!ロマンティーック』 カウンタッ!
(きた!6HSにHS空中カウンター!ここから逆転して…)
『痛いっつ〜の!』
(ああ〜!バースト!えっと、そうだ復帰して!)

『ワリトキイタ バシュゥ! お…もいな、アンタ』
(空ダ投げられた〜!しかも画面端…)

画面端への空中投げで再度起き攻めを食らってしまう。
体力は残り5割を切った。相手はテンションも温存しており、状況を見てロボ側が有利なのはバーストが残っていることだけ。

「ほ〜ら、だんだんと留年が近づいて来ましたよ」
「く…う〜…」

『ど〜こみてんのさ?』
「あっ!中段!」
しかもめくりの持続当て。端への空中投げからのS雷影はめくり中段になる。
以前筆記テストにも出たことがあるネタだった。
『食らいな!ロマーンティーック バシュウ!イヤッホーゥ!キュピーン決まt『塗装ガ剥ガレルダロ!』カウンタッ

なんとかバーストでその場をしのぐ。
(残り4割弱!これで一旦距離を離して…)

『こっちだぜ! バシュウッ ハァ!ハァ!食らいな!ロマンティーック』
「あ」
『ハァ!あらよ!決まったァ!』
「ああ…」
『ハァ!あらよ!決まったァ! ハァ!あらよ!決まったァ!』
『コノ不良ボデーメ』

 S L A S H 
「あああ〜〜!!?」
復帰空ダからの新爆コン。JHS>5K>足>レンセン青>S2S>JD>新爆>S2S>JD>新爆>S2S>JD>新爆(黒ビ)
(く…黒い…黒い……最後復帰できたのに…)

『さっすが俺様!』



「まずは一戦目、天乃君の勝ちですね。」
「あ…あ…」
十字が横からそう語りかけてくる。

「留年…といいたいところですが、あと1戦あります。そちらの勝敗で決めましょうか?」
「あ…はい、お願いします…」

なんとか首の皮1枚残った思いで筐体に向きなおし、タイトル画面に戻るのを待って、スタートボタンを押す。
深呼吸一回、どうにか頭の中を空っぽにしようとする。
(落ち着け…次があるんだ、大丈夫。勝てると思ったら勝てる。ダストも見えるめくりも見える)
なんとか落ち着こうとするが、周りから見て可哀想なくらい団は動揺しまくっていた。もちろん本人は気付いていないが。


「さあ、次は鳳凰院さんです。筐体へどうぞ」
「はい」

430名無しさん@2周年半:2007/02/15(木) 05:08:53 ID:Uguc0DVY
グッジョブ!

431名無しさん@2周年半:2007/02/15(木) 23:29:05 ID:c6BIuCoc
GJ!

人少ないし、やっぱtalk板あたりに引っ越すのもいいかもねー。

432名無しさん@2周年半:2007/02/16(金) 00:32:08 ID:Rd.OnbW.
とりあえずageてみようか

433名無しさん@2周年半:2007/02/16(金) 19:22:05 ID:CE/olLlw
確かにそろそろ新板に行ったほうがいいかもね
人が増えるかもしれないし

434名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 00:20:33 ID:layuDPBU
じゃあ新板に立ててきてもいい?

435名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 02:04:35 ID:0eomL5M6
現状を見る限りでは新板に立てても来ないと思うけど

436名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 02:36:05 ID:end.n5XA
僕には帰れる場所が無くなるのか…
こんなに悲しいことはない

それに新板いって荒らされるのとかイヤだし
ここじゃ駄目なの?

437名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 14:42:12 ID:WrYt7XMY
確かに新板行ったら荒らされそう

438名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 20:43:05 ID:layuDPBU
だがしかし、この過疎状態じゃ・・・。


64氏を含めた作者さん達が帰ってくれば盛り上がるかもしれんが・・・。

439名無しさん@2周年半:2007/02/19(月) 19:53:59 ID:y7rjBq32
>>438
その姿勢がいけないんじゃないかな…
"誰かが書いてくれる"ことが当たり前になり過ぎてるとは思わない…?
そういう当たり前を崩していかなきゃ、いつか誰も書かないスレになるよ

440名無しさん@2周年半:2007/02/21(水) 00:12:38 ID:YRYhdPIc
聖様かっこいいよ聖様

しかし、この状況下でSS書けってのはかなりキツイものがあると思うぞ。
670氏が始めて来た時のような衝撃が無いとwww
やっぱ心機一転って事で新板に行くのもありかもね、初心に帰って各キャラ使いの時間割とか考えて見るかw

聖様かわいいよ聖様

44120:2007/02/21(水) 23:50:55 ID:1C/iuKdo
雰囲気的に書き込もうか書き込むまいか悩んでたんだけど、ちょっとがんばってみた。
SSなんてもう久しぶりで久しぶりだからかなり鈍ってるわぁorz



…とか言いながら>>300で北斗がどーのこーの書いたの実は俺です。

44220:2007/02/21(水) 23:51:32 ID:1C/iuKdo

-はじめてのAC-

ここはギル高から徒歩何分と掛からないゲームセンター『ZEPPS』。
その身近さのお陰で、常に客足は絶えず。
ギル高生はもちろん、それに匹敵する校外の人々が文字通り切磋琢磨する場所なのだ。
一身上の都合(=作者不在)で、GGXXをプレイできなかった三人は、久しぶりにこの店に足を踏み入れたのだった。


一二三・エア・プロヴォーク。
生粋のチップ使いである彼女は、日系とドイツ系の血を引くハーフである。
ギル高入学以前をアメリカで過ごした。アメリカ生まれアメリカ育ち日本好き。
そこいらのプレイヤーに引けを取らない腕前をもっている彼女は、背が低い。

五所川原 樹
あまり考えてないプレイスタイルのメイ使いである彼女は、フツーの日本人である。
彼女の高い身長から繰り出される脅威の前Pは、当たれば強い。
さらに、その長い黒髪とは関係ないが、可愛いもの好きだ。

佐藤 愛
フォモ使いである彼は、女子としか見られない容姿を持って生まれた男である。


こんな姦し三人娘(違)が織り成すSSだったのを覚えてくれている人がいるかどうが心配なのが、作者である。

44320:2007/02/21(水) 23:53:06 ID:1C/iuKdo

繰り返すが、ここはゲームセンター『ZEPPS』
ギルヲタ第二の聖地と呼ばれても不思議ではない場所。

「あっ。ありましたよ〜、新作。」

真っ先に店に駆け込んだ一二三が、声を上げて後ろの二人に知らせる。
後ろからノソノソついて来た二人にしてみれば「そりゃあら〜な」とか「無きゃ困る」といった所だが。

彼女らの目的は一ヶ月以上も前に稼動した新作「アクセントコア」
限りなく崩壊したアッパー調整と、それに乗り遅れたキャラたちが可愛そうだとか言われてるゲームである。
そのゲームバランスは、熟練された北斗プレイヤーでもなければ耐えられないと言う…妙な噂を聞いた。


『PLEASE SELECT YOUR CHARACTER!!』


一二三は、早くも硬貨を投入して椅子についていた。
配置が換わった選択画面でチップを探しながらも「グレッグさんじゃな〜い。あははー。」と、えらくご機嫌。

「樹、お前先に行く?」
「ん?、、ん〜、両替してからやるわ。愛が先にやってて。」
「あ、そ。んじゃ遠慮なく。」

大体この三人でゲーセンに来ると、一二三が一番乗りで筐体の前に座り、残った二人が一応の順番を決めることになる。
適当な相談の結果、樹の財布が小銭切れ、という「貴様ギル高生とは到底思えんぜ」な状態らしい。

…と、言うわけで。
おじいさん(愛)は一二三とゲームをしに、おばあさん(樹)は諭吉を両替しに出かけていきました。



両替機に向かう途中。
樹は、ざーっと並んだ新作の筐体を見渡しながら歩いていた。

筐体から響いてくるのはキャラクターたちの新録された声。

新鮮だなと思いつつも、無意識にその声に耳を傾けてしまうのはちょっと悲しい性だなと思っていたという。


『百歩百歩百歩千里百歩百歩しんしょーー!!』
『シッショーー!』



…本当に哀しいと思っていたという。

444名無しさん@2周年半:2007/02/22(木) 15:34:15 ID:bSl8.zbs
おかえりなさい
GJ!!

445名無しさん@2周年半:2007/02/22(木) 15:56:14 ID:cMOR9iKE
GJ!

446名無しさん@2周年半:2007/02/24(土) 18:42:05 ID:khrPaQts
ところで、新板に移行しないか?
新板見てきたけど、なりきりとかもいっぱいあるしこのスレ荒らされることはないと思うんだけど…。
活性化を祈って。

447名無しさん@2周年半:2007/02/25(日) 09:58:01 ID:vIHv8DvI
>>20
久々GJ!
>>446
確かに荒らされるような空気では無さそうだね
大丈夫かな

448名無しさん@2周年半:2007/02/25(日) 17:49:58 ID:BRnkJOGM
人がいなさすぎて話し合いにならないw
やっぱ新板かな?

449名無しさん@2周年半:2007/02/25(日) 23:29:28 ID:vZRSe1Vs
新板に立ててもすぐには人増えないだろうけどな。
このまま細々とやってくのも有りかもよ。

職人さんが来るのが前提ならなッ!64氏まだかな。

450名無しさん@2周年半:2007/02/26(月) 20:10:35 ID:Ygmea24w
新板に行くにしても、とりあえず職人方の意見を聞きたいな。
やっぱ書く人の意見って大事だし。

451名無しさん@2周年半:2007/02/26(月) 22:59:41 ID:fOlPqyO6
一応、下手くそだけど書き手だった人からの意見





こうやってる燻っている時間が一番人が来ない

45220:2007/02/27(火) 00:37:54 ID:8VBrwzvE
別に今のままでも良いんじゃないかな。
もし1000まで埋まったら新板にPart6を建てれば良いのでは?

それより問題なのは、続きを書こうと思ったら、まるで戦闘シーンが書けなくなっていたということ。
受験だったからくらいしか言い訳が無いけど、ACの変更点、全然知らない…。むぅ、、

453名無しさん@2周年半:2007/02/27(火) 01:44:36 ID:UbAIZ82w
だれか!!職人さんのために全キャラの変更点、現状の立ちまわり、基本コンボを調べて来い!!

(´・ω・`)無理っすよね

454名無しさん@2周年半:2007/02/27(火) 06:13:15 ID:3Hf/0VFA
ムック買った奴に期待

45520:2007/02/28(水) 00:15:47 ID:wNdGp93g
とりあえず悩んでも埒があかないので、妥協しました。

あと昔の話になっちゃいますけど、2スレ目61氏へ
借りていたキャラをもう一度使わせていただきます。もし見てたら何か言ってください〜。

45620:2007/02/28(水) 00:16:29 ID:wNdGp93g

『SLASH!!』

「だぁー!負けたぁーー!!」

樹がFB百歩のトンデモ性能を目の当たりにしてから少し後。
一二三と愛の勝負は、危なげの無い一二三のストレート勝ちで幕を下ろしていた。

そもそも、声と一緒にボール配置までいじられたヴェノムを始めて触った人間が、荒らし上手なチップに勝てるはずも無

く…。
大まかなボール配置を把握しようと生成してみたら『ショーッグン!!』
ボール弾こうとしたら攻撃が空振りして、その隙に『ショーッグン!!』
新バーストは受身取れることを忘れて安心してたら『ショーッグン!!』

「…しばらくは、まともに対戦出来そうにないかもな。」

ポリポリと頭を掻きながら台の向こう側に回って、情け容赦ない『ショーッグン!!』に話しかける。

「一二三ぃ、、少しは様子見してくれよ〜。配置分からないと戦いにならないって…。」
「え?はい、ヴェノムの声カッコよくなりましたね〜。」
「…聞いちゃいねー。」

ポケットから財布を取り出しながらしばし黙考。
このまま再乱入してもボコされて逆シショーするのは目に見えてる、、でもやらないと強くなれない。
だからってこのまま連コし続けて、それで五分れるくらいになったとして…、、それまでにいくら使うんだろう?

「うー…ん。」

渋る。一二三は新作に夢中だ。
気づかないなら、樹が帰ってくるまでブラブラしようかなっとか考えて、愛は顔を上げた。

――そしてふと、目が合った。


小柄な、女の子。
いや、違う。あいつは男だ。俺はあいつを知っているじゃないか。
樹だって知ってる。もちろん、一二三も知ってる。

そうだ、ここしばらく会ってなかったが、間違いない。アイツは―――。


「まm「あっ!魔夢ちゃんだーー!!」

新作に夢中だったはずの一二三に先を越された。
相手も気づいていたらしく、ズカズカとこっちに近づいてくると、顔を真っ赤にして

「魔夢ちゃん言うなァー!!」

…と、叫んだ。

45720:2007/02/28(水) 00:17:03 ID:wNdGp93g

この可愛い彼、ヒッジョーーーーーに久しぶりにこのスレに登場するので解説させて頂く。

・墓堀 魔夢(ぼほり まむ) テスタ使い。
 女のような可愛い外見ではあるが、口を開けば出るのは強気で反抗的な言葉言葉言葉…。
 戦闘スタイルは罠を張り巡らせて、相手を観察。癖やら何やらを見切って倒していくスタイル。
 ちなみに、彼は作者が考えたキャラではなく、かれこれ二年近く前に61氏から継いだキャラの一人である。


「なんだよ変わらないねぇ、お前ら。ひさしぶりに会ったから、少しは大人になってると思ったのによ。」
「お前がそれを言うなっての…。お前こそ、少しは大人になれってんだ、この鰤もどき。」
「そーかい?じゃあお互い様だね。このフォもどき。」

『フォモ』というのは、愛をからかう上での核兵器とも言える単語である。
紆余曲折らしい紆余曲折は無いが、フォモしか使えない愛にとって、この言葉は自分の名前と併せて相当辛いものなのだ。

魔夢と愛はよく口論(のようなもの)になるが、このツボを抑えている魔夢に、愛は一度も買った試しがない。

「フォモって言うんじゃねぇぇぇぇ!!!長きにわたる辛い思い出が浮かんでくるからヤメロ!!」

…そして、言われるとこのようになる。

「魔夢ちゃん、ダメですよ。愛ちゃんはもどきなんかじゃありませんよ?」
「そうそう、コイツはホンモノよ。寝ても醒めてもザトー様。夜と画面端のお供はザトー様、だから。」

両替から帰ってきた樹も揃って、有ること無いこと(無い事だらけだが)囃し立てる。
一二三のフォローだった気がしないでもない言葉は、樹の舌によって完全に裏目になっていた。


「クソっ!おい魔夢、台につきやがれ!新作でケリをつけてやる!!」
「えぇ…っ、でも愛ちゃんのヴェノムはまだ全然…。」


一二三、聞いちゃいねーようで実は聞こえていた。
手合わせした者としては、今の愛はとてもとても対人戦で戦えるようなレベルでないことは分かっていた。

「いや、一二三…。男にはな、意地ってもんがあるんだよ。」

背中越しに語りかけるその姿…、その背中に、彼女らは男を見――――

「やっぱ女ねぇ…。」「黙れよチクショウ」




―――そして、彼のヴェノムは華麗に舞った。

458名無しさん@2周年半:2007/02/28(水) 01:03:10 ID:8FebKWpo
カレーにGJ!

459名無しさん@2周年半:2007/02/28(水) 11:12:37 ID:/N5iCEhs
くすぶっていた炎が燃えた>>20氏GJ!

460名無しさん@2周年半:2007/03/01(木) 13:28:39 ID:w1SCFiMY
お久しぶりです、GJ!

461名無しさん@2周年半:2007/03/02(金) 01:47:36 ID:uXw32iJo
20氏のせいで書きたくなってきた件について。



………携帯だけど頑張ろうかしら。

462名無しさん@2周年半:2007/03/02(金) 03:45:23 ID:AI0m/ZEA
>>461
がんばれ、超がんばれ

463名無しさん@2周年半:2007/03/02(金) 22:47:36 ID:CR3dfZs2
>>461
せっかくだから俺はお前を応援するぜ!

464名無しさん@2周年半:2007/03/03(土) 00:50:40 ID:vh2PT8Gg
>>461
応援させろい

465名無しさん@2周年半:2007/03/03(土) 08:43:01 ID:GdXtxDyo
漏れも書きたいけど読切りにもできないくらいにしかまとまってない(´;ω;`)
この気持ち悪い感じどうにかして欲しい

466461:2007/03/03(土) 14:26:49 ID:mKKacrr.
こんなに反応が来るとは予想GAYwww

わかった、なら期待にそえられるよう努力するよ。上手くいけば今日中にでも。


主人公の持ちキャラがチップで20氏と被るけど。
仕方ないじゃないか、チップしかまともに使ったことないんだ。

46720:2007/03/03(土) 21:40:58 ID:6JCl47Dg
>>461
俺も応援するぜ!!キャラが被るとかは気にしない方向で。

そして景気付けに投下。

46820:2007/03/03(土) 21:41:42 ID:6JCl47Dg

「っくしょー。今回のテスタ…、強いぜ。」

派手に、そして華麗に踊らされた愛(本日0勝2敗)がぼやく。
なるほど、確かに彼の言うとおり。
試合の一部始終を見守っていた一二三と樹も、今回のテスタの性能については同意といった感じだ。

―――でもそれはそれ、これはこれ。ギル高女子生徒様の見る目は厳しいのだった。

「…なんだよ、意味有りげな眼つきして。」
「うん…。今のは、そうね、、あんたが弱すぎたって言うほうが正しいような…。」
「…ぅが…ッ。そ、そうか?」
「そうよ、手も足もキューも出てないじゃないのよ。あとボールも。」

まぁ、事実である。
牽制もらってエグゼ出されてあれよあれよと画面端ぃ。
軽く崩され倒されて、暴れを狩られて『華麗に踊れ!!』

んでSLASH!!×2
聞くも涙、語るも涙の悲しい負けっぷりである。この試合のすべてである。


「なんだよ、自分から吹っかけておいて手加減でもしてるの?」
「………。」
「それとも、舐められてんの?俺。」
「………すいませんでした。」
「そうそう、いつもそんくらい素直にしてりゃいーんだよ。」


はっはっはー、と満足げな魔夢。
謝ったは良いが、いまいち納得いかなげな愛。

―――そして、



「そうだな、では人を待たせたことに対する素直な謝罪を貰おうか。」



魔夢の後ろから突然声が掛かる。と同時に、魔夢の表情が凍りついた。

46920:2007/03/03(土) 21:43:46 ID:6JCl47Dg

「あっ、は、はろー。じゃなくてそのえっとだからこれにはあのーワケってゆーか…。」
「………私がそれを聞くとでも?」
「あーー、うぅ……。」

背後からの乱入者にアカラサマにしどろもどろになる。
人間、ここまで不自然な対応をするのは、よほど後ろめたい事がある時くらいである。


―――対して一二三たち三人。

「…誰だっけ、あの人。」
「さぁ…?あんな美人知り合いにいたかしら…一二三知ってる?」
「えっ…うーん…、、誰でしょう?」

魔夢達の切迫っぷりに比べて、まったく呑気なもんですこと。

もはや会話なんて生ぬるい物が成立しない状態な二人。
長引きそうなので、終わるまで軽い昔話をば…。

1996年、KOT症候群という病がヨーロッパ中に蔓延していた。
10年前、コンバット越前はマルマラ軍の傭兵として、戦場を駆け巡っていた。
越前は戦友のダニー・グレッグと共に遺跡を見つけ、中にあった宝石、古文書、銃を入手、その知恵と力と資金によって

脱出した。
KOTの流行に10年前の記憶から、突き動かされるものを感じ、そn

……おっと、終わったようです。

「わかったぁ!あの子焔よ。鎖蜂焔。ね。そうでしょ?」
「ん…?なんだ、まさか今頃気づいたのか?」
「仕方ないでしょ、髪は上げてるし、お化粧なんかしちゃって、んもーカワイイんだからー。デートぉ?」


、、そして樹始まったな…とそんな事は些細なことなので置いておいて。紹介しよう。

・鎖蜂 焔(さばち ほむら) アクセル使い。
 クールとビューティを地で良くカッコいいギル高の女子生徒。
 長身で、長いブロンドの髪はアクセルを彷彿とさせるが、本人の性格はその真逆。
 相手を誘い込んで、華麗に当身を取るスタイル。まさに十中八九、手のひらの中の出来事である。


「ふぅ…。怒るのも馬鹿らしくなってきた。吸の奴はもう帰った、私も帰る。」

再会の挨拶もほとんど無しで、スタスタとゲーセンを後にしてしまう焔。
完全に取り残された魔夢に事の顛末を聞いてみたところ、つまり自分で誘っておいて自分がすっぽかしたとの事。

愛の3倍は落ち込んで、魔夢はゲーセンを後にしたんだとか。。


「せっかくだから、私はこの赤のチップを選びます!!」
「自分の血かしら?」

470461:2007/03/03(土) 22:25:00 ID:46IIPBwA
携帯だが負けずに投下。>>20氏も応援感謝!!


暇とは人生の敵である。とはどこかの偉い人が言っていたような気がするが、まさにその通りだ。
人生が暇だったら生きる価値なんてない。きっとみんな樹海に終学旅行だ。集団自殺だ。
「暁の〜闇を切り裂く〜」
そんなくだらないことを考えながら、お気に入りのSuck a Sageを口ずさむ。俺こと三角 飛(ミスミ トビ)のいつもの通学風景だ。
しかし暇は人生の敵というのは俺の人生観でもある。暇でいたくなかったからこそ、俺はこの学校に入ったのだ。
「Sammy社立、ギルティギア学園」
ギルティは無趣味な俺が唯一熱中したもの。それを授業として受けられるなら、こんな楽しいことはない。
退屈な学校生活なんてまっぴらだ。俺は充実した毎日を送りたいんだ。
「でもちょっと早く来すぎたかな」
今日はその学園生活初日。そう、俺はいわゆる転校生なのだ。
だが、教師の指定した時間まで小一時間ある。転校初日だからっていって浮かれ過ぎたか……。
「しょうがない。確か学校案内に書いてあったあそこにでも行くか」
時間を無為に過ごすことはない。俺は暇を潰すためある教室に向かった。

471461:2007/03/03(土) 22:45:06 ID:14KZ1Izk
「あったあった。ここだ」
フリープレイルーム。そう書かれた教室。中には何台ものギルティギアACの筐台が置かれている。学年関係無く生徒達が対戦、練習出来るように設けられた教室だ。対戦台と練習台がそれぞれ設置されていて、自由にプレイ出来ると学校案内に書いてあった。
「やっぱ早いから誰もいないか」
どれだけ強い奴がいるのか、少し試してみたかったが仕方ない。しかし、強い奴と戦えると思うと……。
「オラ、ワクワクしてきたぞ」
この楽しみは後にとっておこう。今は練習だ。練習。

――プリーズユアセレクトキャラクター

スタートボタンを押して椅子に座る。にしても、なんで声を変えたんだ。未だに謎だ。
そんなことはさて置き、持ちキャラであるチップにカーソルを合わせ、スタートを押しながらSを押す。
「シッショーのことかぁ……なんてな」
サイヤ人カラーは俺のお気に入りカラーだ。選ぶ度にこう言ってしまいたくなるのもきっと仕方ないさ。
「さて、先ずは起き攻めとコンボの練習でも……」

――ガラッ。ユーハンハベジタボー

ステージが始まったと同時に扉の開く音。そして響くあの声。乱入、か。面白い……。やってやる。

472461:2007/03/03(土) 22:47:40 ID:mKKacrr.
とりあえずここまで。

>>20氏GJ〜。やっぱ一二三いいよ一二三。

473名無しさん@2周年半:2007/03/04(日) 01:34:54 ID:re.VNzgw
αβγグッジョブ。

474名無しさん@2周年半:2007/03/06(火) 01:04:49 ID:R0jlxvVI
>>461氏 「シッショーのことか・・・」
うはwww俺もそういう独り言言っちゃう時あるwwwwwwww

>>20
おぉおぉおおぉぉぉぉぉぉぉおかえりなさい!!!!!!!!!!!!
そうか、そうだよね受験終わったっていうか卒業してるかもう!!

一二三が相変わらずマイペースで良かったw安心した!
「せっかくだから」って普通に一二三の口調だから妙にしっくりくるwwww

475名無しさん@2周年半:2007/03/08(木) 01:15:54 ID:WC7oeNJk
>>474
お前さん偉くテンション高いなw
新規の461氏と復活の20氏のこれからの展開に期待

476名無しさん@2周年半:2007/03/13(火) 03:09:44 ID:1/bQo03E
春の陽気も麗らかな四月、都会の喧騒からは離れていなく、かと言って都市の中心に迷惑に立っている、なんだか曰くのありそうな木が撤去するだかしないとか、そんなことも全く関係なし。
別にわたしを中心に世界は回ってはいなく、主人公というのはもっと素敵で、何かしらの才能イコールギフトでも持っていることか、何かしらの特別な要素が必要なので、
わたしにはこれまた関係ないように思いながら、ギル校の入学式のミギーの話をわたしの脳はどれだけ覚えているのだろうか。
いや。そんなのは聞くに及ばずである。


要するに現在の状況が全く掴めないでいる。


やけに広い体育館から追い出された我々新入生一同は何故か素体の前にならんでいる。

通常は入学式が終わったら教室へ行き、然るべき事が行われるはずなのだが、
流石というかなんというか、これは肉体言語か?つまり試合をして語りあえというのか?

試合なら入試で散々やっただろうに、血気盛んな時期とは言え、個人差も考えてほしい。
個人的な悩みだが、こっちは病み上がりなのだ。
今日もさっさと帰ってネトゲでもする予定だったのに。


そんなことを考えているとわたしの番が回ってきた、教官らしき人物が席を指差して「ハリーハリー」と目が言っている。

どうやら対戦の組み合わせはランダムらしい。
一回対戦したら終了。
まぁわたしもひさびさにギルティが出来るので嫌ではないのだが、最大の問題がある。

いまわたしがやろうとしているのはアクセントコア。
当然入試に使われたのもこれなのだが、
生憎わたしはACが初プレイである。

何故かって?

それはわたしが新入生の大多数よりも一個歳が上だからだよ。

あー、これは直接関係ないな。
わたしは去年の入試になんとか合格したが、その後すぐに事故にあい、約10ヶ月意識不明。
その後はリハビリでそれどころではなかったからである。

つまるところ、スラッシュまでの知識と経験で、この対戦を乗り切るしかないわけで・・・。


負けてもいいよね?






続くかも。

477名無しさん@2周年半:2007/03/13(火) 08:57:42 ID:jRiYnWzo
続けて欲しい

478名無しさん@2周年半:2007/03/13(火) 14:22:51 ID:IZPcKBCk
色々とドキドキするじゃないか!
足りない知識を直感でカバーしながら戦うのも楽しいよなあ!!

>主人公っていうのは〜〜
と言われると某フォモまエディ使いを思い出す
実力があまりに高いのもさることながら、いきなり同性に惚れはじめるアクの強さといい
何故か気の強い女の子に惚れられてぐいぐい引っ張られる環境といい
超羨まSIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII!!!!!!!!!!


・・・すみません、取り乱しました。

479476:2007/03/13(火) 22:57:17 ID:hoGwFDFs
夏といえば、と聞かれると誰かは必ずスイカと答えるが、わたしはスイカはあまり好きではない。
何より種を取る作業がまどろっこしくて大嫌いである。

まぁ夏の予定なんていうのは、今のわたしにはどーでもよく、現状の事情の解決が第一であるのは言うまでもない。


とりあえずわかったことは、キャラの絵が変わったんだなーということと、ナレーションボイスが変更になったんだなーということだけである。

相手のかたは肉の塊をすぐに選びやがりましたが、わかしは自分の使おうとしてるキャラをカーソルを動かしなが探している真っ最中である。

決してじらし戦法なんかではない。

画面の右の方にようやく自キャラを見つけた時には残りカウントが8・7・6・5・4・・・と、焦らせてくれやがるために急いでPを押した訳で。
ちなみにキャラは鰤である。

おー。キャラセレ絵かわいいなー、でも絵の質がいきなり変わられると困るわけではないのだが、某週刊誌の某漫画がいきなり漫画の途中からネーム段階の絵に変わり、そのまま連載されたのは非常に驚いた訳で。いつの間にか月一になり、現在は休載中である。

へぶなへーる

気の抜ける・・・。

れっつろっく

開幕はバックJP。
大昔からの対肉への安定行動。
安定なんだが・・・。

結果から言うと何故かポチョバスを喰らった。

どうやら戦闘開始のタイミングか変わったようで、開幕に何も出来ないでいたが、後ろは押せていたようで、2Sはガードしたが、その後の謎の引き寄せからのブレーキPバスを貰ってしまった。

そこから起き攻めされる訳だが、相手の6HSに伝家の宝刀スターシップを合わせる我等がブリジッテだったが何故か相撃ちでカウンターを貰い
設置するも目の前でヨーヨーは止まるはスライドから拾われヒートに繋がれガイガンをガードして・・・。

「はぁ・・・」
これはわたしの溜め息ではない。

先程の試合は一方的なレイプだったが、わたしは「まぁーこんなもんだろー」と楽観してたし、初プレイだしー。という自分への言い訳も完備していたため、ここで溜め息をつくのはあってはならないことなのである。


では先程の溜め息の主を紹介しよう。

相生珠理
アイオ ジュリ

わたしの前の席のおなごである。
何故彼女が溜め息をついたのかというと、自己紹介の時に盛大にかんでしまったのである。
出席番号のトップであるのだから最初に自己紹介をしたわけだが、しょっぱなにミスって笑われた彼女を哀れむ一方で、その笑いが残る中で自己紹介をしたわたしのことを一体何人が覚えているかなんてのはこれまた疑問である。

そのかんだ内容を赤裸々に綴ってやりたいのだが、慈悲ってもんかなー。
とりあえず保留ということで。

終始眠かったわたしにはクラスの面々の名前等覚える余裕はなく、
担任の名前も覚えられていないのだから救いようがない。

確かポチョ使いでガイガンターだっけ?なんとか田ってのは確かだ。
それで過去に自分が受け持ったクラスが闘劇枠を賭けた3on3での成績がどーだとか、昔にハーフの子がいてどーだとか、クラスで喧嘩があって脳震盪を起こして救急車で運ばれたからそーゆーことはするなとか、まぁー色々宣ってたらしいが、わたしの脳の回線は夢の世界方向に向かっていたため、ほとんど聞けなかったが。


そんな感じで第一日目が幕を閉じた。





続けたらなー。

480名無しさん@2周年半:2007/03/14(水) 05:01:34 ID:xiXGHtO2
秋の魚といえば秋刀魚(さんま)であるが「鰍」とはなんと読むかご存知だろうか?
わたしは昔、漢字の読み書き勝負(昼休み)で友人と切磋琢磨したので、色々変な漢字も知っているというのは蛇足ながら記載しておこう。
ちなみに答えはカジカ。
よかったな。これで一つ賢くなった。


さてさて、終始眠かった入学式から明けて二日目。
今日の授業は最初ということで簡単なものだったが、わたしはアクセントコアのシステムをどうにか理解できたであろう。
いや、どうだろ。

一年のハンデは予想以上に大きく、指が動くだけでも奇跡なのではなかろうか。
そんな感じでいろいろカルチャーショックだかジェネレーションギャップだかについて脳内会議を開こうとした時に

「眠そうだね。ブリ子」

お声がかかった。
声の主は相生。
わたしは珠理と呼んでいる。
「珠理よ。その間抜けはニックネームはよしてくれ。いくらクラスに鰤使いがわたししかいなかったとはいえ、それはなかろうに。」
「まぁー、ブリ子の自己紹介があまりに簡潔だったもんだからねー。ブリ子に声をかけようとした子が、ブリ子の名前がわからずに、『鰤使いさん。』と声をかけても起きないほうが悪いよー。あそこで起きて自己紹介しなおせばこんなことにはならなかったと思うよ?」
ブリブリ言うな。なんか汚い。
「だからってそこで珠理が『ブリ子』と呼びながら起こすのはどうよ?それが一瞬で浸透したこのクラスもどうよ?」
あだ名というのはほんの些細なことから決定し、一瞬で広まるから困ったもんだ。
「まぁそれはいいんだよ。」
よくないがな。
「とりあえずさ、入学式に言ってたこと確かめにいかない?」
「何をだ?」
「ほらー。担任の・・・」「肉田」
「え?」
「ポチョ使いはとりあえず肉ってつければいいんだよ。」
わたしが名前を覚えていないからである。
「何その超理論w まぁいいや、とりあえずいままでの学内大会の成績を見に行きたいの!これで誇張表現されてればいいネタになるじゃん!要約すると!」
なぜに倒置法。そして要約なのか?それは。
「学内大会の成績に興味はないけど、席が近いよしみで付き合ってやるよ。暇だし。」
事実今日は予定はない。




放課後。
「で、どこに行くんだ?」
これはわたし。
「図書室!」
で、こっちは珠理。
あー桜が綺麗だ。キレ畳?
「今は桜よりも図書室ねー。」
「で、図書室はどこ?」
「・・・。」
この三点リーダーは二人分
「知らないのか・・・。」
「あ!」
「どうした。」
「校内案内発見!」
「そうか・・・。」
疲れた・・・。あー廊下は走るなー。
「ふむふむ。こっちだってー。」
だから走るな。



続く。

481476:2007/03/14(水) 05:08:28 ID:HARbHdLI
冬の雪が降るのはその地方の人にとっては当然のことが、降らない地域の人が降る地域に越して来ると、雪はいい!とか言い出すから困ったものである。君らはマンションやら寮やらに住んでるからいいものの、あの寒さ、雪掻き、バスは平気な顔して一時間近く遅れるわ・・・。


そんな昨日ネット上で会話した九州人にわたしの本心を脳内でつらつら言っていると目的地に到着した。

図書室に着いた我々調査員二名は歴代学内大会の成績が書かれた書物を30分くらい発見出来ず、図書室の貸し出しのとこに居た生徒にブツの在りかを聞いて、走りだした。
珠理が。
だから走るな。

「おー。歴代成績発見。結構細かく載ってるねー。」
「これは結構見てて面白いなー。で、肉田が言ってたのはあったか?」
「それが・・・。」
「ん?」
「読めない。」
・・・そうかそうかとりあえず小学校からやり直そうな。
「窓に張り付いて死んで干からびた虫を見るような目で見ないでよー。」
そんな目をした覚えはないのだが。
「ほらここ。ここから先が読めないの。」
「んな馬鹿な。」

結論から言おう。
読めなかった。

何故かある一部から先が読めなかった。
なんというか『認識』出来なかった。
文字があるのはわかるのだが、それに意味を持たせ、理解することが出来なかった。
具体的にはソル対ヴェノム戦の途中からである。


「それ」


これはわたしでも珠理でもない。
やけに感情のない声が降ってきた。

「それはまだ誰にも読めない。」

それだけ言って眼鏡君は去ってしまったのである。
わたしの予想だと彼は影か玉使いであろう。どうでもいいが。

それから我々調査員は遊び人になり、近くのゲーセンで珠理にボコられ、昨日から全く進歩しない自分にはあまり嫌気はささなかった。
まぁ一日で劇的に変化できたら苦労はしないわな。

閑話休題
わたしの身の上話はまだ珠理にはしていない。
過年度生だということね。その話はまだする必要もないだろう。



珠理はいい子だ。





続いたらなー。

482461:2007/03/14(水) 12:02:11 ID:Gju3qmSc
>>476
普通に面白いですよ。続きwktk



俺も続き書かな…。

483名無しさん@2周年半:2007/03/14(水) 13:53:33 ID:iIzA5Jug
>具体的にはソル対ヴェノム戦の途中からである。

具体的じゃねぇwwwwwwGJwwww

484476:2007/03/15(木) 03:33:20 ID:0IiVeneE
一日の始まりはSimple lifeである。ここで綴りに自信が持てないのはわたしの英語がどれだけ未熟かということであるが、
とにかく目覚ましの曲はこれである。当然ながらこんな眠くなりそうな曲じゃ、わたしを目覚めさせることなど不可能に近いので、
この後にもう一曲スタンバイさせてある。


♪〜♪〜ガシっ!ポチ。


「あぶな・・・。」
曲が流れる前に止めなければ恥ずかしくて死んでしまうような曲。
そーゆー曲を目覚ましにすると嫌でも起きるものである。

それでも時間ギリギリの為、朝にゆっくりする時間などないのである。
早く起きればいいのだが、朝5分長く眠れるだけで大分違うのだよ。ね?



今日も一日が始まり、そして終わった。

今日はキャラ別クラスでは起きていられた。
つまり他の授業は・・・ははっ聞くまでもない。

受講生の数が少なかった。
よもやとは思ったが、やはり鰤は今作ではなかなかに不遇らしい。
星船の弱体化が最たるものだが、まわりの強化に遅れを取っている。

・・・ということを講師が言ってたっけ・・・。

まぁアクセントコアに合わせた戦いをするだけさ。
とりあえず変更点覚えないと・・・。
あー。家でそーゆーこと調べないあたり末期かな?こりゃ。



いや、



まだ数日しかたってないじゃないか。
諦めるにはまだ早い。


とか考えていたら肉田がなんか言っている。
もう肉田でいいよね?

「あー。いきなりだが、明日にちょっとしたテストを行う。」

は?まだ三日目だぞー。

「テストと言ってもそんな難しい話じゃないし、これは成績には『直接』は響かないから安心しろ。」

教室が多少ざわめく。
なんで私語が発生するのか疑問だ。黙って聞けとか思ってたら。


「・・・♪」


珠理がこっちをみていた。
あー。とりあえず前向こうな?

「ルール等は明日発表する。では帰っていいぞ。」



昨日知った話だが、珠理はギル校の学生寮に済んでいるらしい。
学校から近いにはいいことだ。
明日のことを多少話して珠理と別れ帰路に着く。




住宅街にある普通の一軒家。
これが わたし の家である。

ガチャ。

誰もいないのだ、ただいまを言う相手が。

いつもの動作でパソコンに電源を・・・。
の前にプレステ2を稼働させた。
スラッシュしかないが、触っておかないとという、なんだろう。
テスト前にとりあえず教科書読むみたいな。
ろくに勉強もしてないのに。
そんな感じである。

30分ほどトレーニングをしたら飽きてしまった。
「まぁ、なんとかなるんじゃない?」

なんとなく、呟いた。



続け。


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