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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

1健二:2005/04/04(月) 17:31:05 ID:Y.fkKfAQ
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/772/1101664264/l100

32420:2005/05/01(日) 01:53:36 ID:4aMkjADU
>>283
GJ!ループ・ザ・ループ抜け・・・凄ェ。
あれはCPUだけに許された技だと思っていたのに・・・w
=======================================================================
前回は >>320-321 ですザトー様。フォォォ…。

-大会終了後、ゲーセン前アイスクリーム屋-

「しっかし・・・、あのチーム強かったよなぁ・・・。バニラ下さい」
「結局準優勝か、残念だったわね、、ミント下さい。」
「息抜きになったし、丁度いいんじゃないですか?バナナチョコチップ2段重ねにナッツのトッピング下さい。」

結局準優勝という結果に終わってしまったわけだが、
どうせ気分転換、ということで来ていたので大してショックは受けていない。
ちなみに、商品として持ちキャラのキーホルダーを貰ったりもした。
さらにこのキーホルダー、どういうわけかヴェノムはザトー人形を抱いているという凝(狂)った作りになっている。

「あれ?あの人ってさっきの・・・?」

ふと、一二三が何かに気づく。
樹と愛が一二三のいう方向を向くと、そこには決勝で戦った二人がいた。

男の方は相変わらず微笑を湛えている。どこか包容力のある人物だ。
一方女の方は、男に隠れるような角度からこちらを見ている。

「どうも、改めて自己紹介しようと思いまして。
 私、直下 吸(なおした きゅう)と申します。スレイヤー使いです。以後お見知りおきを。」


丁寧な口調で直下が自己紹介をする。
つられて三人もばらばらに自己紹介をしていく。

「あ、五所川原樹です。こちらこそよろしく・・・。」
「佐藤愛。先鋒戦で戦ったな。モビを吸血したのなんかアンタが始めてだぜ?」
「私は一二三・エア・プロヴォークです。えっとえっと、とりあえず宜しくお願いします。」



ボタッ


一二三がお辞儀をした反動で二段重ねのアイスクリームが地に這い蹲る。
食べ始める前に2人に気づいたので、一口も口をつけていないまま地面に落としたことになる。

「うぁ!私のバナナチョコチップ2段重ね+ナッツトッピングがぁぁ!!」
「・・・何やってんだよ間抜け〜。」

既に一二三のアイスには蟻さん達がわらわらと群がっている。
もしこれを食べた場合、蟻と大量の雑菌を一緒に腹の中へ運ぶことになる。そこまで赤貧してはいない。

「おや、いけない・・・。それ、いくらでしたか?」
「・・・350円です。」

聞くや否や、直下はサッサとカウンターの方へ歩いていって注文をしている。
しかも、見たところ、代金もしっかり払ってしまったようだ。

「はい、どうぞ。」
「えっ、、そんな悪いですよ・・・。」
「気にしないで下さい、元は私達が話しかけたことが原因ですから。」

そう言って半ば無理矢理アイスを一二三の手に持たせる。

32520:2005/05/01(日) 01:54:08 ID:4aMkjADU

「そういえば、さっきから気になってんだけど。」
「何でしょうか?」
「そっちの女は自己紹介しないの?」

 "女" その言葉に反応したかのように、その女の子が前にでてくる。

「墓堀 魔夢(ぼほり まむ)。テスタ使いです。」

こざっぱりとした自己紹介をする。
だが、決して「ぶっきらぼう」な印象は受けない。

「あ、それじゃ『まむちゃん』て呼んでいいですか?」
「・・・俺は男だよ。」
「・・・またですか。」
「?」


喜び勇んで早速"ちゃん"付けで呼んでやろうと思った一二三だったが、
どこか、前にも聞いたことがあるような、そんな返事が魔夢からは帰ってきた。

どうやら愛と同じく、見た目女の子中身男の子らしい。
わかりやすく言うのであれば、そう『リアル鰤』だ。
愛はどちらかというと美人形だが、魔夢はどちらかというと可愛い形だ。

「なんだ、お前男か、それならそうと早く言えよ。」
「あんたに言われたくないね。」
「ヌガッ、ぬかしやがったな・・・。」


愛と魔夢が早速同じ『鰤属性』同士でなにか言い争いを始めている。
傍から見てると、まるで姉妹が喧嘩でもしているかのようだ。・・・微笑ましい。


「つかぬ事お聞きしますが、先ほど対戦していて思ったんですけど、、貴方達もギル高生では?」
「それじゃあ、そちらも?」
「えぇ、名乗るなら堂々と名乗ろうと思いまして。」
「あたし達、三人とも一年E組なんですけど、お2人は?」
「おや、奇遇ですね。私達も一年ですよ、クラスはGですけどね。」


やはり、この2人もれっきとしたギル高生らしい。
クラスは一年G組、一二三達の二つ隣に位置する教室だ。
という事は、地方ゲーセンの優勝をギル高生が奪い合うという地元人泣かせの展開だったというわけか。

「なんだってんだよ、鰤みてぇな顔しやがって!」
「あんた、もう少し御しとやかにしてみたら?男にモテるんじゃない?」
「お前も修道女が着るローブ着てみろ、膝上高いヤツをよ!」
「だったらあんたは膝辺りまで隠れるTシャツ着るかい?」
「ウググ・・・。」


言い争いはどうやら魔夢有利に進んでいるらしい。
まるでことごとく牽制をウォレントでとられているようにも見える。

「それでは、私達はこの辺でお暇します。魔夢、行きましょう。」
「わかった、じゃあまたな、愛 ち ゃ ん 。」
「二度と現れんな!!」


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