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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

32420:2005/05/01(日) 01:53:36 ID:4aMkjADU
>>283
GJ!ループ・ザ・ループ抜け・・・凄ェ。
あれはCPUだけに許された技だと思っていたのに・・・w
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前回は >>320-321 ですザトー様。フォォォ…。

-大会終了後、ゲーセン前アイスクリーム屋-

「しっかし・・・、あのチーム強かったよなぁ・・・。バニラ下さい」
「結局準優勝か、残念だったわね、、ミント下さい。」
「息抜きになったし、丁度いいんじゃないですか?バナナチョコチップ2段重ねにナッツのトッピング下さい。」

結局準優勝という結果に終わってしまったわけだが、
どうせ気分転換、ということで来ていたので大してショックは受けていない。
ちなみに、商品として持ちキャラのキーホルダーを貰ったりもした。
さらにこのキーホルダー、どういうわけかヴェノムはザトー人形を抱いているという凝(狂)った作りになっている。

「あれ?あの人ってさっきの・・・?」

ふと、一二三が何かに気づく。
樹と愛が一二三のいう方向を向くと、そこには決勝で戦った二人がいた。

男の方は相変わらず微笑を湛えている。どこか包容力のある人物だ。
一方女の方は、男に隠れるような角度からこちらを見ている。

「どうも、改めて自己紹介しようと思いまして。
 私、直下 吸(なおした きゅう)と申します。スレイヤー使いです。以後お見知りおきを。」


丁寧な口調で直下が自己紹介をする。
つられて三人もばらばらに自己紹介をしていく。

「あ、五所川原樹です。こちらこそよろしく・・・。」
「佐藤愛。先鋒戦で戦ったな。モビを吸血したのなんかアンタが始めてだぜ?」
「私は一二三・エア・プロヴォークです。えっとえっと、とりあえず宜しくお願いします。」



ボタッ


一二三がお辞儀をした反動で二段重ねのアイスクリームが地に這い蹲る。
食べ始める前に2人に気づいたので、一口も口をつけていないまま地面に落としたことになる。

「うぁ!私のバナナチョコチップ2段重ね+ナッツトッピングがぁぁ!!」
「・・・何やってんだよ間抜け〜。」

既に一二三のアイスには蟻さん達がわらわらと群がっている。
もしこれを食べた場合、蟻と大量の雑菌を一緒に腹の中へ運ぶことになる。そこまで赤貧してはいない。

「おや、いけない・・・。それ、いくらでしたか?」
「・・・350円です。」

聞くや否や、直下はサッサとカウンターの方へ歩いていって注文をしている。
しかも、見たところ、代金もしっかり払ってしまったようだ。

「はい、どうぞ。」
「えっ、、そんな悪いですよ・・・。」
「気にしないで下さい、元は私達が話しかけたことが原因ですから。」

そう言って半ば無理矢理アイスを一二三の手に持たせる。


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