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【場所】『小道』
102
:
『我々は皆運命に選ばれた兵士』
:2006/10/24(火) 08:12:45
102 燐 2006/06/15(Thu) 23:38
>>101
「………九角………。」
九角さんの泣き声を聞いた燐は、そっと九角さんの体を抱き締めた。
燐の体の柔らかくて温かい感触が、九角さんの体を優しく包み込む。
胸元が湿りだしたのに気付くと、燐は困った様に笑って九角さんから目を逸らした。
「…………そうだな。
九角を助けてくれなかった神とか仏とかは信じてないが、
お前がその『輪廻』って奴を信じているのなら………俺も信じるとしよう。」
母親の様な表情で真っ直ぐ前を見た燐は、頑張って九角さんに向けて優しく微笑んだ。
涙を見せない様に堪えながら、九角さんと一緒に燐は寝室から玄関へと歩いて行く。
「分かった……それじゃあ……『またな』、九角。」
玄関で指切りをした後、燐は『さよなら』とは言わずに九角さんの前から立ち去って行く。
風に靡く長い後ろ髪が引かれている様な感覚を振り切り、
九角さんと交わした最後の約束の通りに燐は一度も振り返る事無く小道を駆ける。
…………何時かまた何処かで、九角さんと会える事を信じながら。
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