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戦争 兵器3

116WS:2025/06/24(火) 12:24:26
まさかのハフニウム爆弾 懲りないトンデモ科学新兵器
https://www.nikkei-science.com/?p=17855
 例えばいわゆるハフニウム爆弾(アイソマー爆弾,異性核爆弾ともいう)だ。この未来の兵器は「異性核(核異性体)」として知られる原子核が持つ莫大なエネルギーを利用し,手榴弾サイズでTNT火薬キロトン級の爆発力を生むそうな。また,異性核を利用すれば強力なレーザーができるという者もいる。
 異性核を使う兵器のアイデアは数十年前から存在する。基本的な考えは,核異性体(励起状態の陽子を含む原子核)を作り,その崩壊に伴って放出されるエネルギーによって,他の原子の核融合を引き起こせるだろうというもの。長らく注目されなかったが,1998年,ある有力な支持者が歯科用X線装置を使ってハフニウムの異性核からエネルギーを「引き出した」と主張した。
 研究者たちはこれを疑わしい,不完全である,さらにはあり得ないなどと散々に非難した。何しろ,はるかに強力なレーザーを使っても結果を再現できなかったのだ。また,仮にエネルギー放出を誘導できたとしても,ハフニウムは兵器にならないだろうと批判された。放射性物質をまき散らすダーティーボム(汚い爆弾)ができるのがせいぜいだ。しかし,軍部は諦めずにこのアイデアを真面目に検討し続けた。米国防総省はこれまでにハフニウム爆弾だけで1000万ドル以上を投じている。
 ベテランの防衛問題レポーターであるワインバーガー(Sharon Weinberger)は,こうした兵器の開発を追跡調査し,6月に『妄想の兵器:ペンタゴンのエセ科学を見る』という著書を発行した。彼女はハフニウム爆弾に関する軍の営み(現在も続いている)を,「ありもしない脅威の存在を信じたいと思う官僚の願望と深い自己欺瞞の物語」と表現している。存在しない脅威を迎え撃つための空想的な兵器というわけだ。


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