[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
ジェネラル石井総統閣下ログ保管庫
49
:
tensai
:2003/12/06(土) 22:05
33 :marine :03/08/27 02:09
ぞくり。
灼熱地獄と化した邸内に、凍えるような冷気が満ちる。
悪鬼外道が跋扈する裏社会において、恐怖とともに呼ばれる二つ名、『鬼畜魔人』。
まさにそれに相応しい、深く、冷たい気配が満ちる。
「―――貴様は、かえるが……」
「鬼畜魔人。かえるの穴兄弟として一つ言いたいことがあった」
その冷たい怒気すら、ジェネラル石井は笑って流す。
「漢が、つまらぬ事をぐだぐだと抜かすな。――――男にもてんぞ?」
それは言葉の駆け引きであった。
もちろん、鬼畜魔人と呼ばれる者。そんな事は百も解っていた。
解った上で激昂した。
それは、邪悪神父の逆鱗だった。
「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
双つの肉棒が交錯する。
一つは血塗りの肉棒。
神技超常を秘めたるその肉棒は、音の壁すら越え、六つの流星となって中空を翔る。
一つは純白のセラミック肉棒。
鋼の股間から伸び出たその肉棒は、魂持たぬまま、同じく六つの軌跡を描いて流星を迎え撃った。
――――ィィィィィィ ッッッ
音にならない衝撃。
交錯したその瞬間、砕け散ったのはセラミックの肉棒だった。
同じく絶技をトレースしてなお、金剛石に勝る硬度を有してなお、唯の肉の塊に、白い肉棒は六つに分断されて砕け散った。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板