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投稿するまでもないSSスレ 7/7
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「どうもこんにちはリグルさん、毎度おなじみ射命丸です」
「こんにちは射命丸。どうぞ妖怪の山にお帰りください」
「いきなりご挨拶ですね」
「いきなり突風と共に現れられたら不機嫌にもなるよ。ああもうマントが変にねじれちゃって……」
「あ、それマントだったんですか。風呂敷だと思ってました」
「殴るよ?」
「殴れるものならどうぞどうぞ」
「くっ」
「諦めてくれたようで何よりです。それはそれとして、今日は取材で伺ったわけですが」
「基本的に文が私を尋ねてくるときって、取材以外には用事は無いはずだよね」
「そんなこと無いですよ、ちょっとちょっかい出したかったり、からかいたかったりする時にも声をかけます」
「割と最悪だね」
「で、取材ですが」
「はいはい、どうせ逃げられないんだし、喜んでお答えしますよ」
「リグルさんはスカートはいてみる気とかないですか?」
「藪から棒に何を言い出すかと思えば……ていうかそれ取材なの?」
「れっきとした取材ですよ。お友達はみんなスカートなのに、なんであなたはスカートはかないんですか?」
「いや、別に理由は無いけど……何ていうか、動きにくそうに見えたり」
「チルノさんや橙さんが動きにくそうにしているところ、見たことありますか?」
「いや、まあ……橙は結構そういう隙を見せないし、チルノのほうは、あんまり気にしてないっていうか」
「何をですか?」
「いやだから、スカートの中が、その」
「ああなるほど、つまりリグルさんは、スカートをはくことで、中身を見られるのが恥ずかしいんですね?」
「いちいち口に出して確認しないでよそんなこと!?」
「いいですねその赤面顔。ぱしゃり」
「撮らないでよわざわざ!? や、やめて、やめなさい」
「風呂敷便利ですよねやっぱり。カメラが丸ごとすっぽり。でもカメラはあげませんよ」
「いらないよ。あと風呂敷違う、マントね」
「まあそれはともかく。スカートはかないんですか?」
「いや、さっき理由言ったよね?」
「ぱんつ見られるのが恥ずかしいんですよね?」
「だから口に出すな」
「ぱんつが駄目ならドロワをはけばいいじゃない」
「ああ、ドロワーズね……うーん、その、しっくりこないっていうか、
スカートをはくためにわざわざ買うのも勿体無いっていうか」
「…………ほう」
「何?」
「リグルさんあなた、ドロワ持ってないと」
「う、うん」
「つまり今あなたはドロワはいてないと。はいてない、と」
「そこ強調しないで!? 違うよ、ドロワをはいてないだけであって、パンツはちゃんと」
「柄は何ですか」
「し、あ、いや」
「白ですか。王道ですね。実にいい」
「黙秘権行使していい?」
「そうしたら私も黙って実力行使で中身を確認します」
「まあ私の下着の色なんて些細なことだから置いといて」
「まあ白なのは確定なのでとりあえずその強引な話題の転換に乗ることにしましょう」
「私はスカートをはく気は無い。それでいい? 用はもう済んだ?」
「済んでません。むしろこれからです」
「えー」
「スカート持ってないならスカート貸しましょうか?」
「貸しましょうか、じゃなくて。元々はく気無いんだから貸してもらう気も無いよ」
「なんでですか。私のですよ? 私のスカートですよ? 本当に借りたくないですか?」
「無いよ。ていうか自分のだって強調する意味がわかんないよ。なんで文のスカートならはきたくなるみたいな言い方になってるのさ」
「だって、ねえ」
「ねえも何も無い」
「ドロワも貸しますよ? 私の」
「いらないよ……え、文もドロワ持ってるの?」
「持ってますよ? 何なら見せましょうか、今」
「いいから。見せなくていいから。だからスカートを掴んだ手を引っ込めて、お願いだから」
「ちぇー」
「なんで残念そうなのさ……」
「ところで私がドロワ持ってるって言ったら意外そうにしてませんでした?」
「あ、それはまあ」
「またどうして?」
「だって、そんな、短いスカートだから、てっきり」
「ははぁ。私の太ももがちらちらするたびに、ぱんつが見えやしないかとはらはらしてたと」
「だって、その……し、しょうがないじゃない」
「訂正。ショーツがいつ見えるか今見えるか何時か見てやろうととムラムラしていたと」
「そこは訂正しなくていいから!?」
「でもちょっとは気になってましたよね? スカートの中」
「…………いや、その」
「リグルさんのえっち」
「違うってば!?」
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