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Ryu-na BBS
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手戻りを撲滅する!超・実践的3次元CAD活用ノウハウ (内容紹介)
第2章 3DCADを活用した設計検証
本章では、樹系図や3DCADを活用した機械や製品全体の設計検証について、第1章で紹介した
「2足歩行ロボット」を例に説明する。少ない手数で早く問題点を見つけるために、下記の手
順に従って検証作業を進める。モデリングやアセンブリだけでなく、図面(検討図)の使い方
にも工夫が必要だ。
Step-0 共同作業の設定
Step-1 空ファイルの作成
Step-2 空ファイルのアセンブリ
Step-3 1FT目・ベースソリッドの作成
Step-4 アセンブリのレイアウト調整
Step-5 質量特性の検証
Step-6 干渉チェックとCAEによる解析
2.1 ファイルの準備
設計検証では、部品のモデリングを始める前に、機械や製品全体を管理できる仕組みを準備
しておくのが基本だ。最初に、必要なファイル(部品・アセンブリ・図面)を空の状態で作成
し、それらでアセンブリを構築する。アセンブリのデータ構造は、構想設計で作成した樹系図
のツリー構成をそのまま利用すればよい。部品をモデリングしてからアセンブリに組み付ける
のではなく、先にアセンブリの枠組みを準備してから部品のモデリングを始める、という手順
で進めてほしい。
3DCADを使う際にありがちな、先に3Dモデルだけを完成させてから、最後にまとめて図面を
作成するような使い方をしてはいけない。図面はモデリング途中の形状・寸法をチェクした結
果を都度記載するための便利なツールである。効率的に使うため、3Dモデルと図面は同時に作
成していくのがよい。そうしないと、自分自身でさえ(他人ならばなおさら)モデリング途中
の形状・寸法を検証できないはずだ。
以降は本書で…
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