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静止画・動画実況専用スレ2
369
:
森よ白く染まれ2
:2015/09/11(金) 18:28:48 ID:h82yrcRw
山小屋の調査を終えたラーデック・グリズリーズは更に森の奥に向かった。
藪を払い、道を見つけたアラン・スミシーは背筋にぞわりと悪寒を感じた。冒険者の勘がこの先に元凶がいると訴えている!
周囲に気を配り、草を払い、木々の間を進む。瘴気は霧を呼び込み視界を白く染め上げ、いつしか白い花の群生している場所に出た。
中央に一際妖しく咲く白い花。その花から溢れんばかりの妖気に警戒した一行が武器を構えると花が襲い掛かって来た!
アラン・スミシー「妖気で集まってくるウィスプは無視して中央の花だけを攻撃してくれ!」
弓矢「分かった!」
キース・ロウ「白い花…山小屋からいなくなった住人…そして日記…、もしかして!」
キース・ロウは懐から指輪を取り出すと花に向かって翳した!すると花は指輪に魅入ったかのようにその動きを止めた。
白い花「指輪…あの人との思い出…私は一体どこで間違えたんだろう?なんでこんな事になったんだろう。ありがとう…そして迷惑を掛けて御免なさい。」
花に憑いていた亡霊が消え去ると同時に、辺りを包んでいた瘴気も森の底へと消えていった…。
ただの花に戻った白い花の下から花に負けないほどの真っ白な骨が埋まっていた。
一行は依頼人の老人に仕事が終わった旨と人骨の件を説明すると依頼人の計らいにより、遺骨は村の共同墓地に埋葬されることになった。
老人「…あの森で一人、彼女は何を思って生きていたのでしょう。推測することは出来ても確認することはもう出来ない…孤独な死とは虚しいものです。」
アラン・スミシーは墓に白い花を沿え、キース・ロウは指輪を置いてその場から離れた。
弓矢は立ち去らずに柄にも無く長い間墓の前で感慨に耽っていた。
ttp://download5.getuploader.com/g/9|zikkyou/3070/3_02_3.png
一つ、溜息を吐く。全てはもう終わった事なのだ。彼女の死についてさまざまな思いが込み上げたが…それを吹っ切ると弓矢は皆の後を追った。
〜内訳〜
報酬:600sp+50sp(埋葬代)↓
所持金:2,350sp
喪失物:サカナ、キノコ
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