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戦場スレpart2

70レイナ&ライト ◆zv577ZusFQ:2012/08/23(木) 12:50:49 ID:y7I7qMsg
>>66>>69

「……あれは……そんな馬鹿な。元はただのASなのでしょ?」

目の前でコードを露出させ蠢くASSSであったモノ。
それはもはや人の手に負える代物では無くなりつつあるのだろうか?あれではまるで本物の化け物である。

今まさに行われている異常な光景に明智ライトはキッと表情を強ばらせるも、それも只の虚勢である。
事態は完全に彼女のキャパシティを越えかけ始め、戦慄しているのが事実。1歩も動けていなかった。

「起きろ明智ライト!!ユウセイ曹長のゲシュペンストを今すぐ戻すの。はやく!?なにやってるのよ!?」

対してレイナはすぐにでもユウセイ曹長の危険を察知し、〆の一撃の役割を放棄してでもすぐに駆け出した。

「腕、落とすわ!」

ウィルス類はASSSとの接触面。打ち込んだステークを通してゲシュペンストを蝕んでいる。レイナはその危険を今まさに察知した所で有った。

至近距離までリスクを省みず出ていったアイゼルネ・ブルートはステークを起点にASSSに蝕まれ既に変質を始めているゲシュペンストの腕を根元から切断する。
先程、手に持ったハープーンによる苦肉の一撃であった。

そしてもう一撃

「下がりなさい。明智、彼を頼むわ」

「……え……あ」

患部の腕を切り落としたユウセイ曹長のゲシュペンストを伸縮する左腕で直ぐ様ホールド。
そのまま後方に控え、戦意を萎えさせているライトの操るガブリエルのもとへと投げ飛ばした。

「…そう。もう誰にも頼らない」

ついには化け物と化したASSSとガチで合間見えるのはアイゼルネ・ブルート一体だけとなった。
だがそれで良い。これ以上の犠牲はレイナとしても遠慮願いたかった。
化け物の相手は悪魔にこそ相応しい。


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