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戦場スレpart2

637 ◆zwG.6Bg2jY:2013/03/20(水) 18:08:15 ID:mGUEQ9JA
>>635
>「っあ、あはぁぁぅっ!!」

「あぁ良かった、ちゃんと生きてて」

ハーゲンは胸を撫で下ろす、それはつばめの命を心配してのことではない
自身が取った『殺さない』という行動が、きちんと成功していたことに対する物だ。

>「や……やめて! もうやめてください!
>後生ですから! 私が代わりになりますから、どうか……!!」

目の前で行われた凶行に完全に戦意を喪失し、縋る様に声をかける静香をインセイオンはその100を超えた眼でギョロリと一斉に見下ろす。
口のように見える頭部の露出したフレームが、さらに釣り上がりにやけ笑っているかのようにすら見えた。

「何を言ってるんだい、身代わりなんて」

ハーゲンの声からは呆れが感じ取れた、まるで的外れな事を言っていると言う風な。
静香を身代わりにする提案など受けるわけが無い、そう予想するものも居た筈だ
だが彼がそう言った様に『上手くはいかない』のだ、彼女が想像しているよりも酷な言葉がその口から放たれる

「ハァ・・・自分がまるで当事者じゃないように
 僕は君を休ませる気しか無かったからね、見逃すなんて一言も言っちゃぁいないんだよねぇ・・!」

それは頼まれずとも最初から静香も同様の状態に至らしめるつもりだった事を意味する。
つまり交渉という土俵に上がる以前の問題だったのだ、ハーゲンにとっては

右手に持っていたものを軽く後方に払い捨てると同時に
薙刀と受け止めていた左腕が素早く風姫の腕を握り潰す・・・否、掴みかからんと動いた


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