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戦場スレpart2

604 ◆h9Hr5c.eFE:2013/03/18(月) 22:43:31 ID:NgQeLKcs
>>594
フェザー・バレットが軽快な発射音と共に降り注ぐ。
風姫と雷姫は素早く左右に散開してそれを回避した。
「…エクリプスさん達が退路を確保するまで、あの機体は私達が抑えましょう!」
「はい、姉さま!」
インセイオンが降下してくるポイントに向けて駆け出す両者。
「スラッシュリッパー、発射!」
風姫のスカートアーマーから、四基の手裏剣状の攻撃端末が撃ち出され、
四方からインセイオンに襲いかかる。

>>601
「何が我が家よ! ニヤニヤしてんじゃないわよ、この戦闘狂!!」
状況が状況だけに、ゼハスチャンの朗らかな態度はマヤの気に障った。
苛立ちながらもドロワナの様子を見やれば、やはりアームファランクスでは大した被害を与えられていなかった。
(…このまま遠距離戦を続けるのは不味い…だったら!)
こういうときに決断を迷わないことこそがマヤの長所であり、強みである。
すぐさま焔姫のブーストを最大にし、向かい来る弾頭を掻い潜るようにしてドロワナへと真っ直ぐに接近していく。
ロケット弾のうち一発が、焔姫の胴へと直撃するかに思われた瞬間、マヤは背に負ったブルーティッシュ・ブレードを勢いよく抜刀した。
「せぇっ!!」
そしてその切っ先を、なんと地面目掛けて突き刺し、自身は高々と跳躍した。
さながら棒高跳びの要領。ロケット弾は焔姫の足元をすり抜け、遥か後方へと飛んでいった。
その勢いのまま剣を引き抜き、前方のドロワナへと突撃する焔姫。
「もらったぁぁ!!」
ブレードの峰に並んだスラスターが点火するや、その機体は一気に加速。
踏み込みと共に、横薙ぎの斬撃を浴びせにかかる。


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