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戦場スレpart2

566 ◆zv577ZusFQ:2013/03/15(金) 04:54:33 ID:atCdAxTY
>>565
【「なに、お前が案ずるには及ばん。何故ならば…」】

「何故ならば?」

【「彼らも、また選ばれし者達であるからな!フッフッフッ…ふはははははは!!!」】
「あの。あまり意味が……」

そう言われても、やはりまるで意味が解らんのだが……。
耳に響くやかましい高笑いが何だか妙にウザったい。
あんまり五月蝿くしているとメガビーム・ランチャーと共に恐ろし罵声を浴びせられやしないか心配になってくる。

【「ふん。実の所、此処へ来る際に秘策を授けられてな」】

「秘策……ですか。もしかしてですが、フリードリヒ様が」

アルバトロス中佐はライトに手紙をちらちら見せびらかしている。
いったい中身は何なのだろうか?
ユウセイ達への正式な異動通知とかなのだろうか?

【「ユウセイ・ハヤミについては兎も角、ヒツジなんちゃらは確かに疑問ではあるが、もののついでだ。
それから協調性についても何ら問題にはなるまいよ
一流の教育が彼らを変えてくれるであろう」】

「ヒツギ・ハヤセ少尉です、中佐。(ハヤセさん……カーマイン邸を抑える際に面倒な事にならなければ良いけれど)」

アルバトロス中佐が言い間違えたのをほぼノータイムで訂正した。
確かにヒツギは尉官とは言え、軍属とは言えないイレギュラーな扱いだ。
彼とバルクレイスの手綱は未だにレイナ・カーマインが握っている状態であり、レイナを通してバルクレイスの専属テストパイロットとして連邦軍に協力しているに過ぎない。

「…俺の様にな!ふはははははは…フッ…俺には及ばんか
まぁ貴様は吉報を待っているが良い」】

「はっ。了解致しました。(…しかし、単なる親の七光りが何を)」

結局、見せびらかしただけで手紙の内容は教えてくれはしなかった様だ。

ライトはきびきびとした敬礼でアルバトロスとその護衛達を見送るも、内心ではとても酷い事を思っていた。
まぁ、秘策を授けられ、有頂天となっている今のあほ(アルバトロス中佐)はそんな事とは気付けもしないだろう。


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