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戦場スレpart2

548次元刑事ブライン ◆Iny/TRXDyU:2013/03/05(火) 19:02:45 ID:9gFV9Wik
>>545>>546
「えと…その…」

言葉に詰まる。
協力関係にしようとした途端にこちらが下側扱いになるような要求を受けてしまったのだ。
こうもなるのは当然である

(俺のバカ…ちくしょう)

>>547
>「では、紹介しよう。
 私が先日まで籍を置いていたローランド社が子会社の一つであるAn.i.e社と共同開発した、Type-401スニーキングスーツだ。
 パイロットスーツとしても使えるし、パワーアシストもしてくれる。軍の特殊部隊にも配備が始まっているな」

「…!」

これは…、と健二は考える。
性能等は間違いなくこちらに劣るが、しかし、これほどまでに
”完成”されたスーツは作られていない

「…、申し訳ありませんが、それは私の一存では決められません」

と、グッと言いたい言葉を心の中にしまう。
そして装甲を受け取る。

>「想像通りかよ、と言うかそこはとても重要だよ。
 いいかね、時間軸の概念を破壊するという事は、その“次元”即ち存在する可能性を破壊し、“始めから無かった事にする”という事だ。
 君たちは、“どうやって”惨劇を認識し、その記憶を保持出来るのだね?
……だから、哲学戦闘をさせるなと」

「…」

雰囲気が…変わる。
まるで時間が凍ったような感覚がする

「…私の組織にね、そのように疑問に感じた人がすくなからずいたんです」

”いた”、つまり過去形である

「しかしね…その人たちは、そのことについて疑問を感じて独自にそのことについて研究を始めたんです。
数日後、どうなったと思います?」

白い、白い、この言葉を聞くたびに心が凍るような感覚を受ける。

「…全員、発狂しました。
そのことについて疑問を感じたものは、一人残らず…ね」

「忠告しておきましょう。
これを疑問に思い、答えを見つけようとしてはいけません。
…絶対に、ね。
でないと…”帰ってこられなく”なりますよ…」

低い、今度はドス黒い物が心に覆われたような、そして、とても気分が悪く感じただろう。

「…スゥー」

息を吸いながら右腕を覆うスーツの部分が素肌になる。
肌色で5本指、そして手を握りしめている。

「…せぇいっ!!」

その装甲を空中に放り投げ、その装甲に向けて一発、右腕でせいけん突きを入れる。

パァン!!

という音がして、装甲がはじけ飛んだ
スーツに何か機能があるならわかる、スーツを覆っていればまだ理解はできた。

しかし、”素手”で彼はその装甲を粉みじんに破壊した…それもたった一発で

「…フゥ、装甲、ありがとうございます」


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