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戦場スレpart2

539次元刑事ブライン ◆Iny/TRXDyU:2013/02/25(月) 22:09:35 ID:WqG0I.TM
>>530
>「アスト•カーマインです。少し質問。しても宜しいですか?」

(……幼い…いや、こういう風な技術がこの世界にあるのかもしれないな)

「どうぞ」

>「ブラインさんは、この世界に攻撃しない。つまり介入しないと、言うことで良いんですね。それと」

「このさいハッキリ言いましょう。
その通りです」

>「ゲルシャドー以外のアンノウンはどう対処するのですか?」

「…すべての世界には歴史があります。
後世では書きかえられていても、その歴史があった場所を書き換えること自体は不可能です。
…そのアンノウンが、次元を通って出てきた、もしくは、我々がなんらかの原因で出てきた場合。
…我々が駆除しましょう、必ず」

自信を持ってブラインは応える。

「さて、では次は『ゲルシャドー』ですね。
まずこれは言っておきましょう、…我々がゲルシャドーと呼ぶ理由。
それは簡単です…奴らは必ず、必ず、その次元を滅ぼす際に名乗っていくからです。
…なにを、とはこれを見てください、…我々が、救うことができなかった次元の消滅間際の映像です」

と、言うと先ほどブラインが見せたホログラムから、映像が浮かび上がる
そこには割れている空、もはや言うのすら拒まれるほどの死体の数々。
そして見えるあのついさっき戦った怪物の大群、軽くこの星を覆い尽くせるほどの物量。

よく見ると、核兵器らしき跡を幾つもあるのが分かる
そして目の前にいるのは翼をはやした、…人型の怪物。
しかも赤い服らしきものまで着ている。

『私達は次元犯罪組織、ゲルシャドー、私達の目的は単〜純、目に入った次元をかたっぱしから破滅していくこと〜』

物凄く不快な声が耳に入る、だが聞かなければならない。

『今回で200個めね、おめでとう、ちょうどいい数だから〜ん、さっさと壊してあげるわ』

…その怪物の口調、見た目、何もかもが不快に感じる、今すぐにでも殴り殺したいくらいに。
しかもやけに耳に残る。
そして映像が終わる。

「……短いでしょうが、わかったでしょう。
…奴らは、『自ら』そう呼んでいるのですからね…。
…因みにいまの映像で喋っていた奴は、階級があるかどうかわかりませんが、いわゆる幹部…みたいな奴だと我々は思っています」

心理学等を学んだり、それなりの経験者ならわかるだろう。
例え、そういったものがなくとも、雰囲気で分かるものもいるだろう。

…ブラインが、怒っていることに、憎しみを抱いていることに。
それを無理やり抑えているのが、…深い、深い、その辺に転がっている憎しみで動く復讐者達がもっている憎悪も
今ブラインが持っている憎悪の方が数倍上であったことに。
ブラインは、それを我慢していることに。

「…この映像は、私が次元ポリスに入る、本部での時間で、2年前の物…です。
…申し訳ないとは思いますが、なにか壊していいものはないですか?、できればとても硬いものを」


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