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戦場スレpart2

526次元刑事ブライン ◆Iny/TRXDyU:2013/02/18(月) 07:37:53 ID:0jJR..xE
>>523
「…失礼します」

会議室の扉を開けて入った人物
その人物は、おそらく皆の不信を煽るであろう奇抜な格好をしていた

簡単に言おう、『一昔前の特撮ヒーロー』であった
色合いも微妙で、見た目に不完全な印象な拭えない

「…私の所属する組織名は次元警察組織、まぁ次元ポリスなど、省略してもかまわない。
もう既に知っていると思われるが、私の名前はブライン、この組織からここに派遣されてきた、『刑事(デカ)』です。
ただ知ってほしいのは、警察とは言っても、皆さんとは少し違うかもしれない、そこは後で言います」

と、言って一礼する、見た目はともかく、動作等は自然だ。
ハッキリとした声で信憑性も高いだろう。

「…、私の言っていることを信じられるかどうか、口で言うよりも見た方が早いでしょう、これを」

右腕のブレスレットらしきものの横にあるねじりを捻ると、ブレスレットが淡い光をだす。
するとそこから大画面のモニターらしきものを出す。
触れることができず、明らかにこちらとは違う技術だというのが分かる。

「…、さて、ではまず、我々の存在についての事を伝えます」

と、言うと、一度深呼吸をする

「我々はいわゆる、出身を失った者、つまり宇宙から放り出された存在です。
私の中身はあなた方のように人型ですが、我々の組織では貴方達が思い描くような…,まぁ人それぞれですが、足が触手、上半身が馬の様な方もいます。
そしてほとんどの組員が、自分の世界を持ってはいません。
私も、あるとき、自分の出身していた宇宙を破壊されてしまいましてね。
…、話を戻したましょう、宇宙の外側には次元があります。
これを見てください」

と、言うと剣を取り出す。

「フゥ〜ッ…、セイッ!」

と、言うと掛け声とともに空中に向けて振る、すると『空間が裂けた』
中からは…、なんともいえない、不安定なナニカが見える。

ブラインは手でその裂け目を広げる。

「見えますか?、これが宇宙の外側です」

と、言うとその裂け目を閉じる。

「次元の中は、どんな生物だろうが生きられます。
息も必要ない、重力も何故かその体に最適な重力を与え、足場もないのに歩くこともできます。
…、まぁ、基本はなにもないですが」

と、少々声を暗くすると

「さて、まず知ってほしいのは我々は『警察』と、名乗っているが実際には貴方がたで言うところの『軍隊』にひとしい。
私の世界では『ここでの』軍隊は、『私の世界では』警察と呼ばれて、逆に『ここでの』警察は『私の世界では』軍隊と呼ばれていました。
…、ここまでに何か質問等はありますか?、わかる範囲なら教えます、次元に関しては我々もまだ知らないことが多いので申し訳ありませんがご控えください」


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