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戦場スレpart2

43ヒルギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/08/12(日) 08:47:46 ID:FWlO6iRk
>>40
どうやらユウセイが離脱できるだけの時間は生み出したらしい
間に合っていなかったらどうなっていたか分かったものではない、ほっと胸を撫で下ろした

>「…死にに戻って来てくれたのか?オヒトヨシ?」
「あぁお人よしで何が悪い、死にはしないけどな・・・!」
悪態に対して悪態を返す、確かに満身創痍といえる状態であるが
両手を切り落とされたストライクストームよりは遥かに戦闘力が勝る。

現在甲斐はただでさえパニック状態、この2機を近づけさせるわけには行かない。

(・・・ここで俺が落とす!)

>一機が正面から、その首を狙うべく剣を払い抜けようとし
>二機目が背後から右腕と右足を奪うべく、急降下、兜割りを繰り出した

来た、どちらも射撃ではなく近接攻撃という選択肢。
先ほどまでのバルクレイスとヒツギだったらこの攻撃を避けきることは難しかっただろう

だが今は違う、この2人を文字通りつなぐSCIはその能力を取り戻した。
そしてヒツギの持ち前の底力もこの土壇場になって働き始める
戦況は不利になったのではない、背水となったことで有利になったのだ。

ここで重要なのはシャドウストライカー2機がどういった攻撃を取ったかである。
近接攻撃であるのはもちろんだ、しかしどちらも近接攻撃以外の共通点が存在している
刃物を使うというのもそう、だがもっと根本的に――― どちらも『上』からなのだ

前方の一機は首を狙う、つまり標的がまず『上』である
後方の一機は狙いこそ右腕右足だが兜割り、つまり『上』からの振り下ろしだ。

必然的にその攻撃の入りはどちらも類似した位置となる。
それを見逃すようなヒツギではない、いやそれを見逃すようなヒツギではなくなった

接近する2機をギリギリまでひきつけ、機体を屈ませながらすばやく下方向へと逃がす。
空間戦闘を苦手としている彼が土壇場でやってのけた陸地がないからこそできる動き
これだけの動作ではあるがヒツギの読みが正しいならば十分間に合うはず

「さっきのお返しをしてやらないとな!!」

その状態で体を翻し、上から落ちてくるという兜割りの動きを逆手に取った
後方のシャドウストライカーに対しての下からめくり上げるようなほぼ垂直の蹴り上げ角度を持つ端脚
当たればステークによって当然その身を打ち貫くだろう

だがこれで終わりではない、前方の一機に対しては肘を使う。
ほぼ当身に近い肘うちだがこちらは高周波ブレードを肘から先、後方に向けた状態での攻撃
すなわち殴打としてではなく刺突としての効果を持った肘うちだ
こちらも首を狙う、つまりほぼ直進してくるという軌道を読んでの技。

この二つとも敵の攻撃から打ち出すカウンター、つまり相手が攻めてくる一瞬を縫って2機同時にダメージを与えるつもりなのだ


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