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戦場スレpart2

295ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/09/23(日) 23:45:53 ID:t/QBeAnE
>>294
ゲシュペンストの右足を根元から見落としていけば、刃が先端に向かうにつれ細くなりそれに反するように途中から太くなる。
なぜそんなことになっているのか・・・それは互いの切っ先同士が触れ合っているからだ
ゲシュペンストが打ち出した刃は相手の刃によって押さえつけられた

「なんだと!?だが押し合いなら・・・!!」

押し返してやろうとスラスターを全開にするが、目の前の青い騎士を一歩も動かせない
この状態は勢いを殺されたからだけでは説明がつかない、純粋にパワーで抑えられているのだ
互いの刃が弾き合い、ゲシュペンストは跳ね飛ばされた

>そして、手にした光の槍を横一文字に凪ぎ払い、一撃のもとに両機を切り裂かんとする。

「クッ!」

ヒツギはブレードを畳むとすぐさま機体の体勢を空中で整え、くるりと機体をバック転かのように回転させた
それでも着地する地点は振りぬかれた槍の間合い、後方へとさらにステップを踏み紙一重で回避を試みる


――――― 白刃の一閃


ゲシュペンストの赤く美しい装甲に一閃の名の下に大きく線が引かれる。
紙一重どころかその胸部へと生々しい切断痕が残されてしまったのだ
内部のブラスターキャノンの銃口が隙間から垣間見えるほど深く、内部の回路がスパークしている様すら確認できようか

「ぐぅ・・・っ!!」

ただ切り裂かれただけではない。
その一撃の剣圧によってゲシュペンストはよろけた
一太刀を交えただけで感じる力の差・・・なんとか膝を付くまいと持ち直して構えなおす

(コイツを抑えられるか・・・!?)


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