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汎用スレpart1

139 ◆Tg./UqnJ52:2013/04/07(日) 20:27:11 ID:MXPK2yY6
>>138
大型水陸両用強甲戦艦「ヴィグリーズ」。
空母を四隅に配置し、その中央に巨大な砲台をはめ込んだようなその威容は、全長847mにも及ぶ。それが海上に浮かぶ様は、まさに水の要塞の如きものであった。
前部と後部に2連装衝撃砲が3門設置されているのを始めとして、副砲塔やCIWS類も充実しており、何より中央ブロックの頂点にその巨体を晒している、
巨大すぎるその特装砲が、この戦艦の火力の、異常なまでの高さを容易に想起させた。
知識の有る者が見れば、その特装砲が重金属粒子砲「メタルジェノサイダー」であることが解るだろう。
月をバックにした狼のシルエットというデザインのエンブレムを頂く、その恐るべき艦は一種の威圧を放っていたが、今回、この艦はレイナたちの敵ではない。
その証拠にそれらの砲はアルプ・トラウムが接近してきても沈黙を守っている。

『到着したか。では艦尾側にまわってくれ。そこに物資の用意をさせてある。……ああ、艦の形が対称的だから混乱するかな?
天辺の砲が向いていない方が艦尾だ。
あと、可能ならばこちらに乗艦してきてくれ。物資の搬入に時間がかかるだろうし、茶の一杯でもご馳走しよう。「お話」もあることだしな。
護衛の類を連れてくるのも構わんぞ。それくらいで臍を曲げるような器の小ささではないつもりだ』

アルプ・トラウムが静止したのとほぼ同時に、ヴィグリーズの統久から通信が入る。
どうやら物資の搬入の間に茶でも飲みながら話をしようということのようであるが、今の統久はただの取引相手に過ぎない。
相手の悪意を警戒してこの話を断るか、相手の善意を信じて話に乗るかはレイナの自由であるが……。


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