[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
汎用スレpart1
1
:
◆vzVlxBPoGo
:2011/09/26(月) 01:39:54 ID:lt3Zpmxg
スーパーロボット大戦世界の汎用スレです。
多様な場面のロールにお使い下さい
尚、戦闘は戦場スレでお願いします。
2
:
ミカ
◆ZcWWqEU16Q
:2011/09/26(月) 22:44:26 ID:faF3kno2
【プロローグ『彼女の旅立ち』】
『…………よし、テストは終わりだ。なかなか、いい操縦だな……ミカ・フランクリン准尉。』
コロニー周辺の宙域に、一隻の小型艇と白い機動兵器『パーソナル・トルーパー(通称PT)』がいた。そのPTのパイロットに向けて小型艇に乗っている軍需メーカーの社員が試運転の終了を告げる通信を入れた。
「……ハァ……ハァ…………っと、了解です!ミカ・フランクリン、帰投します。」
連邦宇宙軍のパイロットスーツに身を包んだ少女は通信に対して返答をし、機体を小型艇に向けて走らせた。
それから彼女のPTは無事に着艦し、即座に機体から降りてメーンブリッジに向かった。
「……おかえり、准尉。アルヴァローのテストはこれで全て完了した。貴官は予定通り、連邦宇宙軍独立遊撃部隊旗艦『シュタール』に転属となる。
そして、同時に連邦宇宙軍PTパイロットスクールの飛び級卒業だ。おめでとう……」
ブリッジには軍需メーカーのスタッフだけでなく、彼女が通っていた連邦宇宙軍のパイロットスクールの教官も同席していた。彼女はスクールで好成績を出しており、そこに目を付けたを『シュタール』のメンバーがスカウトしていたのだった。
それに伴い、連邦宇宙軍の主要軍需メーカーの新型量産機の先行量産型の一機が彼女にプレゼントされたのである。
「これで、晴れてアルヴァローが実戦に出せる…………いい戦闘データ、期待しているよ。」
「は……はいっ、ありがとうございます!!」
教官にメーカー社員にと、様々な人々から祝福と期待の眼差しを浴びる彼女は、少し照れながらも軍人としてシャキッと敬礼で返す。
そんなやり取りをしながら、小型艇はコロニーに戻ってゆく。
「准尉、アルヴァローはこちらでシュタールへ搬送しておく。貴官は指定時間までに乗船すればいい。
…………あそこのハドウ艦長は前大戦でも活躍をなされた信頼のおける方だ。くれぐれも無礼のないようにな。」
「はいっ、教官!今までお世話になりました!!
……ミカ・フランクリン准尉、いってまいります!!!」
宇宙港で教官に最後の挨拶を済ませ、ミカはザックを背負って買い物のためコロニーの市街地へと向かう。
3
:
ヒカル
◆vzVlxBPoGo
:2011/09/26(月) 23:44:30 ID:1lz8OqlQ
『プロローグ【勇者守護神】』
少年は夜空を見上げた
地球から遠く離れた、このコロニーでも
夜空と星は見える、誰も居ない自宅
両親は他界、少年は一人でこの家に住んでいる。
少年は星を眺めるのが好きだった……この間は何も考えなくてもいいから
――コロニー内研究所
「OS最終テストクリア!!」
「反応オールグリーン……っと所長やりましたね、おめでとうございます」
それなりに大きな規模の研究所だった。
格納庫らしき所に居るのは、所員兼秘書のまだ若い男性と
初老の男性の二人だけだった。
研究所の広さも研究員がこの二人だけなのも
ましてこの二人の組み合わせも聊か、不釣合いに見える。
二人の前には。
パトカーとそれを中心に巨大なトレーラーらしき乗り物と
鋭敏なフォルムの電車(新幹線と言うものだろう)
男二人で熱心に研究、開発するにはどうにも歪な物だ。
だが老人と男性は満足げに
「これが、新たな脅威から人類を守る盾」
「そして……脅威に牙を突き立てる、剣じゃ」
見れば二人の傍のモニターには、乗り物ではない別の姿。
そう、巨大なロボットの姿が映し出されている。
……まるで、この三機の乗り物が変形し合体したようなデザインだ。
「行けるんですか?月面帝国でしたっけ?あの連中に……パイロットもいないのに」
「戦わねばならんよ、これは……ウィンガードはそのための物じゃ、それにパイロットは何れ連邦軍に協力を仰いで見つけるさ」
「連邦軍に……我々は連邦の窓際族、所員二人の軍の場末の研究機関、話なんて聞いてくれますかね?」
「大丈夫じゃ、近々ハドウ大佐率いるシュタールって万能母艦がこのコロニーに寄航する、何でも戦力を集めているそうじゃ……月面帝国と本気でやり合うらしい」
「そりゃまた……偉い事で、じゃあもう連絡済みって事ですね〜」
二人は改めて、その乗り物達を見つめた。
新たな人類の脅威、それに立ち向かうべく作られた
その姿を、名前の通り人類の勇者と守護神となる事を願って……。
――????宅
少年はふと、その星に気が付いた
流れ星か?いや、違う
妙に数が多い、動きもおかしい、何だろう?
そんな思索に耽っていると
ふと気が付く
もうベランダに出て2時間は経っている。
少年は慌てて自分の部屋に戻る。
まだ中学生だ、明日には学校もある遅くまでは起きていられない。
部屋のライトを消す。
少年の名はヒカル・アマデラ
これから自分の身に起こる運命を
自分が辿る事になる道筋を、まだ知らない……。
4
:
◆XBXunO3VT6
:2011/09/27(火) 08:10:47 ID:o5fIw126
【プロローグ『黒の復讐者』】
「っ……ぐす。…み…んな!みんなどこぉぉ!?」
とあるコロニーの市街部は鳥獣を模した機体を筆頭にした数体の機動兵器の攻撃を受け真っ赤に炎上していた。月の強硬派による血の粛清が行われたのだ。
人々の冨の象徴である建物は高級な物から安価そうな家屋も何の関係も無く無惨に崩れ落ち、同じような瓦礫となってしまっている。
そんな灼熱地獄と化した街並みを黒髪の少女がよろめきながら歩いている。足を負傷している様で、今は走る事など到底出来はしない状態だろう。
少女は避難する途中で軽い爆発に巻き込まれ、たった今まで瓦礫に埋まって意識を失っていたのだ。
その結果、少女は偶然にも月の機動兵器による粛清をやり過ごした。
少女が歩いていくその周りには必ず幾つかの死体が転がって居た。部位の欠損した物、焼き払われ、思わず目を背けたくなる様な醜い屍となった物も沢山有った。
「ううう!……いやだよぉ。……どうして?……どうしてこんなこと」
少女は涙で顔をぐちゃぐちゃにしながらそれでも歩く。もしかしたら自分の家族達は生き残っているかも知れないと言う一筋の希望を信じて。
だが、すぐに少女は見てはいけない物を見つけてしまう。既に事切れている家族を発見してしまったのだ。それも先程見た身元判別すら不可能な醜悪な焼死体の様なものでは無く、致死量の出血をしているものも比較的綺麗な状態で転がっていた。それが家族の死をより決定づかせ、彼女の希望は完膚無きまでに打ち砕かれてしまった。
「あ……ああああ……あ!!!!いやああああ!……お母さんっ!!…お父さん!!ダイチ!!……レミも!!……みんな!みんな!なんで死ななきゃならないの!?わたし、もう独りじゃない!!」
少女はただ家族の死体にすがりながら泣きわめくしか出来ない弱い人間だ。むしろそれでいいと思っていた。
だが、泣き続け涙も枯れ果てようとした頃、ふと頭にはコロニーを襲った火の鳥の様な機動兵器達がフラッシュバックし、何やらドス黒い感情が彼女を支配する。
「……ユルサナイ。……殺してやる」
その日から少女は復讐者となった。
―――――――――――――――――
「!?!?……ぅぅ?夢?」
ビクッと飛び起きる。
ここはアメリカから宇宙へ出発したシャトルの中である。上記のコロニーの話はどうやら彼女の見た夢だった様だ。
「ほんと……最低の目覚め」
頭でも痛むのか、こめかみを押さえ、しかめっ面をしているツーサイドアップの黒い髪の少女。彼女の名前はツバサ=センリ。民間企業ブラック・ワークスの社員でありテストパイロットを兼任している。
現在、連邦軍の独立遊撃部隊との合流予定ポイントへ向かっている最中である。
(軍の最前線部隊。そこでなら私の復讐を……ね)
彼女の目的はただ復讐する事だけである。その為だけに今の自分はある。そう考えている。
5
:
妃碼嘩
◆ZcWWqEU16Q
:2011/09/27(火) 13:15:48 ID:lSVXycco
【プロローグ『煉獄の魔女』/前】
…………眼前には、無惨にも焼けてゆく街。爆音をあげて、立派だったビルは瓦礫となり、穏やかに育った樹木は灰に帰し、無力なる市民は焼け爛れて“ヒトであったもの”へとなり果ててゆく。
一言で喩えるならば、その光景は『煉獄』。炎に包まれた地獄である。
……………………どうしてこうなったのか。何故、宇宙に浮かぶ人口居住区『コロニー』が焼け野原にならねばならないのか。
「フフフ…………ガイアの子らも、この程度か。奴等の粛正とやらに付き合ってみたものだが…………これは呆気ない。少しは愉しめるものだと思っていたが、……………………厭きたわ。」
灼熱の業火の渦の中心で一機、滞空していたモノがいた。それは火の鳥、朱雀、鳳凰、不死鳥、そのどれをも思わせるアカの鳥獣。それはとても地球のモノとは思えない雰囲気を醸し出していた。
現に鳥獣と共にこの粛正を行った月面帝国のパイロットは味方ながらも恐怖していた。或る者は操縦桿を握る手が震え、また或る者は熱気の中にいながら寒気を感じ、他にも“ヒトであったもの”を目の当たりにして嘔吐する者もいた。
…………これはやり過ぎだ。余りにも酷い……………………
多くの月面帝国兵はそう感じていた。……………………ただ、朱い鳥獣に乗る彼女を除いて。
「フフフ…………アハハハ…………」
全てが灰へと変わりゆくコロニーの中で一人、愉快にから嗤う魔女。無下に焼けゆく人々の悲鳴や嗚咽、そして彼らの恐れを、彼女は己の悦びとした。
……………………魔女はただ、虐殺を愉しんでいた
「…………何か、もっと私を昂らせるモノは……………………そうだな、アレが丁度良さそうだな。」
退屈凌ぎと彼女がたまたま見つけたモノは燃え盛る街で逃げ惑う少女とそれを懸命の探しているだろう家族であった。
…………あと少し、あと少しだけ走れば少女は家族と再会出来る。そんな僅かな距離であった
。
「フフフ…………お前に“所以”をやろう。生きる所以、闘う所以…………さぁ、絶望に抱かれるがよい。」
魔女は迷いもなく、ただ鳥獣の右手にある火炎砲の引き鉄をひく。ただ一点、少女を探す家族の居る場所に向けて………
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板