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SSの実力向上を目指すスレ 第8話
5
:
名前が無い程度の能力
:2013/05/09(木) 00:06:38 ID:yOoJUqNo0
>>2
荒削りだけど、仕事人の時にはなかったセンスと個性を感じた
欠陥を指摘するなら、ラストの「散々ひっぱってたけど、これが結論って、だらかどうしたの」感が強いなという点
これが結構重大で、ここだけで台無しになってるわけじゃないけど、本来は作品の価値をズバッと高めるポイントなのにそうなってないのが惜しい
あとは重大ではないけど、欠陥と呼べるのは、冒頭の助走が惜しいのと、文量を贅沢に使いすぎてないかなーっていう点
これら三つについて順番に解決法を語っていきたいとおもいます
ラストの天子がいきついた答えに、「だからどうしたの」感が付きまとう原因は
その答えに行き着くことに意義付けが為されてないから
天子がその答えに行き着いくことに、どんな意味があるのかが、予めお膳立てされてないと
天子が答えに行き着いても、強い感慨が発生せず、作品のテーマとしての〆になりきれない
『青い鳥』なんかを思い出してほしいんだけど
あれも主人公たちが探し求める答えは物凄く身も蓋もなくて、「幸せって身近なところにこそあるよね」っていう「だからどうしたの?」的なものなんだけど
幸せをなんとしてでも探さなきゃいけない、という恐ろしくわかりやすい動機付け
幸せになりたくない人なんているわけないじゃん、幸せにみんななりたいんだよ、という恐ろしくわかりやすい意義付けと、
エピソード的にも、あちこちを探し回ったあげくにやっと見つけるという、答えを見つけられたときのカタルシスをお膳立てをちゃんとしてあるから
青い鳥を家で見つけたときに、エンターテイメント的に強い感慨を発生させて、テーマ的にもストンと綺麗におちる
そういう点から『〜見届ける会』を見返してもらえば分かるとおり
不変のものを探す動機・意義が弱くて、そもそも不変の物を探すという行為が曖昧でわかりにくい
その上、物語進行上のエピソードで、必ずしも不変の物を探すというテーマがわかりやすく追われているかというと、そうでもない
だから天子の弱い動機で追ってるテーマが、ずーっとぼやけてて、ラストでいきなりズバッと見せられても、強い効果は発生させられない
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