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SSの実力向上を目指すスレ 第8話

408:2013/05/16(木) 00:33:09 ID:i3i3YSrk0
>>37
パーティーのとこ見直して貰えばわかると思うんだけど
魔理沙の子供やフランドールの変化が、妹紅が死ぬための大きな動機の一つ(物語が動くきっかけ)になってるわりに、
魔理沙も子供にしても、フランドールにしても極めて間接的にしか、見届ける会に関わってきてないことに気付くと思う
で、見届ける会に関わってきてないということは、ここまでで魔理沙の子供も、フランドールも、読者にとってその生き様が、あまり重要な意味を持っていないということでもある

で、この二人がいきなりポンとパーティーのシーンで出て来て、
妹紅に『変わりゆく物の中でも素晴らしい事』っていうテーマの一つを覚らせちゃったりすると、どうなるかっていうと
ポッと出の大して重要じゃないキャラの描写のみで、妹紅の気持ちが、ひいては物語りが大きく動くことになっちゃうみたいな感じになるから
『変わりゆく物の中でも素晴らしい事』っていうテーマ自体が、すごく軽い印象になっちゃうんだよね

そういう意味でも、妹紅が死ぬ理由の一つの演出として、魔理沙の子供のスペルカードエピソードなんかを使うのを、とってつけた、と言わずしてなんと言うべきか、みたいななんだけど
仕事人の時もそうだったけど、メインキャラを動かす動機を作るエピソードの配置が、悪い意味で無機的というのか
とりあえず必要だから、エピソード置いておけばいいんだろ?的な、ずさんな感じになる悪い癖があると思うんだけど、いかがか


じゃあ、どうやったら、『変わりゆく物の中でも素晴らしい事』を重く出来るかっていうと
妹紅が死ぬ理由の一つとして、魔理沙の子供のエピソードを使うなら
魔理沙の子供が、『変わる物の象徴』として魔理沙のスペルカードを使うと言うことが、妹紅(そして読者)にとって、どれほど重要なことなのかを、予めお膳立てできるエピソードをやっておくこと
そうすることで、魔理沙の子供が、魔理沙のスペルカードを使えるようになったときに、妹紅(そして読者)に感動を覚えさせることで、
同じ地上人である読者に、「生きて、そして死ぬのってのは上等なことだ」と思わせられれば
『変わりゆく物の中でも素晴らしい事』を印象強く・重く表現できるようになったんじゃないかなと、

んで、ここで気付くかもしれないけど、
本作品でこういった『変わる物の象徴』としてのお膳立てがされてたのは、魔理沙じゃなくて、むしろ慧音の方で
慧音の人生が妹紅にとっては物凄く重大なことだというのが、とっても丁寧に書かれてる
だから、自分が最初、この作品を読ませてもらったときは
慧音が死んだあとは、寺小屋を継ぐ誰かのエピソードがメインの流れになって、変わる物の中でも素晴らしものを見つける的流れにくるのかなー、などと期待しつつ読んでました
魔理沙が結婚するエピソードとかあったし、魔理沙の子孫が慧音のあとをついじゃったりするんだろうか、なんて妄想しながらね


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