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SSの実力向上を目指すスレ 第8話
201
:
名前が無い程度の能力
:2014/07/06(日) 13:05:32 ID:PyuBwfe20
>>200
:コンセプトが実現できてるかどうか
主人公を縛る姉という存在が、客観的に説明、あるいは間接的に表現されているが
読者へ実感を伴わせるようなエピソードがないため、感情的にはついていきにくい
「姉がむかつく奴」なのか、と読者は頭で理解できても、
感情的に、「こいつ殺してえ」みたいな感情や、
「あ、これなら殺されてもしょうがない」的な感情はおこらないってことです
主人公の感情にフォーカスした物語だけに、この部分を感情レベルではっきり読者へ伝えられてないと、中途はんぱすぎるかなあ、といった印象
姉への憎悪が、読者にとって頭でしか理解できてないとどうなってるかっていうと
後半で、その憎悪を下地にして描かれる主人公が姉へ対する複雑な感情を出したとしても、やはり読者にとって実感が薄い、ということになってしまう。
コンセプトとして成功してる思う部分は、文章とのマッチング。
ドライな雰囲気の文章を、本来はじめじめしたお話に組み合わせることで、おどろおどろしさを浮き彫りにしてる印象。
副次的な作用として、気味が悪くどろどろしすぎそうな内容に、ほどよく読みやすさを与えてる。
:姉を殺す直前の葛藤と達成感、寂寥感
主人公の憎悪ってのが、前記の通りに読者にとって実感薄くて、想像するしかない感じだから
その憎悪を下地にして描かれる葛藤や達成感というのも、なんだかふわふわしちゃってるね
静寂感、という点に関しては
この演出の意図としては、葛藤している主人公が、葛藤に行動を遮られる自分を振り切るために
心を冷やす
この心を冷やすという主人公の心情を、強調して演出するためのものだと思うんだけど
やっぱりこれ、主人公の憎悪が下地になってるものだから
そもそも、主人公の憎悪に実感がないと、やはり空振りしてしまう感じではある
だが、演出の方針自体は間違ってなくて、主人公の憎悪に実感が伴っていない、という部分で残念になってしまってるだけ
:フランの魅力の発掘
東方キャラの中でも、フランほど印象の強い設定を持つキャラは珍しく
また、フランほどキャライメージが、人によってばらばらなキャラも珍しい
つまりは、読者にとって、「フランのここが好き」って言う部分が、おそろしいほどに魅力のベクトルがバラバラなんです
だから、それのどこを強調するかの取捨選択が難しく、選択したとしても、多くの読者にとって「これ俺のフランと違う」となってしまう
個人的に、物語の核心を左右するサブキャラとして書くのが、一番めんどくさいキャラだと思ってる
というのも、このくらいのコンパクトな文量だと
メインじゃないサブキャラとして登場させた上で「俺の思ってるフランと違う」感じのフランに説得力を持たせて読者に提示するのが難しい
ましてや物語の核心に触れる行動さるて「俺の思ってるフランと違う」となってしまうと、メインストーリー自体が説得力なくなってきたりもする
だから、もしほんとにフランの魅力っていうものにもフォーカスするつもりだったなら
フランの役回りを、主人公の姉への憎悪に、共感するものとしての存在として、主人公の憎悪に実感をだす大黒柱として使いつつ
主人公と仲良くなることや、主人公に協力する動機についてなんかで、フランを掘り下げて、キャラをしっかり確立させるとよかったんじゃないかなと
「このフランはこう言うフランです!」っていう部分に説得力もたせるかんじ
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