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SSの実力向上を目指すスレ 第8話

190189:2013/11/25(月) 21:10:35 ID:fN9KhW1A0
と、一般論的すぎて即応的な有用性にはやや欠けますが、
上で挙げたようなものが、一人称を書く上での基本的な要素の一片であると思います。

雲を掴んでいるような感覚、とのことですが、

 ・作者自身と対象者の性格の差が激しく、シミュレートに自信が持てない
  →その時その時で最善を尽くせばおk

 ・作者自身がふわっとしたニュートラルな性格の持ち主であり、ゆるふわがデフォルトである
  →そういうもんです

 ・対象者が雲山である
  →コレデヨイ

 ・対象者が掴み所のない人物であり、シミュレートの精度が高すぎた結果作者自身が雲山と化した
  →書き上げれば元に戻るかもしれないので無問題

 ・単に自分に自信がない
  →修造

ざっと思いつくのはこんなところかなあ。
これらの中に正解があるかは分かりませんが、
共通して言えることは、「自信なんてのは続けていく中で自然に身につくもの」 ってな辺りでしょうか。

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ご依頼の点からは離れますが、作品の内容そのものについてもう少し意見を言っておくのであれば、

 ・依頼主の元少女
 ・紫さん
 ・すんなり飼われただけで終わった文鳥

これらの要素がやや消化不良、というか活用しきれていないまま尻切れてしまった感があるので、

例えば元少女にちょっとした病の波が訪れて、それをきっかけにして霖之助の心にも小さな波が立ったり、
文鳥が逃げたり逃げなかったりしてそれがまた霖之助の想像や考察や侘び寂びの心情を刺激したり、
それに合わせて紫さんがちょっと小粋なエッセンスを読者の心に残していったり、

というような形で、作品にもう一段二段の深みと情感を与えることのできる余地があったかなと思います。

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ともあれ、全体として作者の地力の感じられる良質な一作であったと思います。
迷わず書けよ書けば分かるさ、の精神でこれからもガシガシやっていきましょう。


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