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SSの実力向上を目指すスレ 第8話
18
:
名前が無い程度の能力
:2013/05/13(月) 01:00:49 ID:IBd/Y.D60
>>13
小説の個性を定義しようとすると難しいよね
でも、個性と感じるものが何から生まれて来るかは案外明白
それは要するに作者が何かを描こうとする時にチョイスする方法論とでも言うべきもの
マクロな企画の段階から、ミクロな文章まで含めて、同じテーマを描くにしても、人それぞれアプローチが違う
そのアプローチの仕方が魅力的な場合は個性と呼ばれ、魅力的ではない場合は没個性と呼ばれる
という原理的な話しはとりあえず置いておいて
一般的に個性がないと評されそうな作品が持ってる特徴を、当作品も持っている点に注目
①各エピソードが淡すぎ無難すぎで印象に残らない
②特に悪い作品でもないが、見所らしい見所が挙げにくい
つまりは>・面白いかどうか
ここにも掛かってくる話しなんだけど、
この作品って、大チルがこれまで百回くらいは各種SSで見かけたような、ガチ無難なエピソードで緩く百合ってるだけだから
大チルに興味ある人以外には、面白い要素ってあんまりない
恋愛物としては楽しめず、“カップリング物”として需要がある、と言い換えてもいい
だからもし恋愛物としても、楽しめるようにしつつ、個性っぽいものを醸し出すなら
①②を改善するのは特に重要
妖精同士のソフトな淡い百合が書きたいものを見所とするならば
淡さを強調できるエピソードが必要になるし、その強調をどう演出するかが個性になる
今現在の淡さというのは、味になってなくてただの演出不足で止まってしまってる
ただ心理描写などで淡さを強調するのではなく、シナリオ自体を淡くする
大妖精のチルノに対する好意の発生、葛藤から離反、仲直りまで
淡さというキーワードを強調できるエピソードを考えて見てはどうだろう
例えば、好意に気付いたあとの葛藤パートでの大妖精の態度なんかが、味付けのキーポイントになると思うんだけど
ここをただ自責の念によて家に閉じこもってチルノをほっとくだけじゃなくて、
『何かしらの重要なイベントに二人で挑戦するときに、大妖精がチルノとの関係を崩したくないと大切に思う余り、手を繋いだりといった体の接触を拒絶することが原因で大失敗。これが原因でチルノが傷つき疎遠』
みたいな大妖精の淡い思いが暴走しちゃうエピソードを入れてみて
仲直りパートでも、大妖精の淡い思いがまたまた暴走し、仲直りに何度も失敗して、もうチルノとの関係は絶望的ってところで
淡い思いの暴走が一周して逆に奇蹟の大逆転満塁サヨナラ仲直り、みたいな
要するに、伝えたいモノである『淡い思い』が原因で事件が発生→『淡い思い』によって解決みたいな流れにする
こんな風にすれば、大妖精の淡い思いという見所が、ひたすら前面で強調されることになるから、作品の特色というものが嫌でもでてくる
といった感じで
伝えたいものを、いかに強調して伝えるか、の方法論の航跡が個性と言われるものの正体だと思うので
伝いたい物を出来るだけ伝わりやすい形に置き換えていく、という部分で妥協しないことが、個性を出すという点では大事だと思います
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