したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

SSの実力向上を目指すスレ 第8話

111名前が無い程度の能力:2013/07/18(木) 18:00:44 ID:P8kRNwFY0
>>105
④無駄なところをわかりにくくするな
たとえば
>蓮子は目を逸らした。光の中にいるためか影が全く生じていない少女、透き通る光のみを纏うメリーを、彼女が見つめるなどできようか

なんで蓮子がメリーを見つめることができないのか、その理由がパッとわからない
恥ずかしがってるのか、それともまぶしいだけなのか
こういうのって、あいまいにしておく事に何か意味があれば良いんだけど、特に意味ないよねここ?
こういう無駄な部分で読者の脳を使わせてしまうと、ただ可読性を下げてるだけの意味しか無いので損


⑤秘封みたいな、一人称や口調が似てるキャラ二人の掛け合いメインな場合は、誰が喋ってるかわかりやすくすべし
東方って原作に口調を似せれば似せるほど、誰が喋ってるのかわかんなくなり没個性化するという宿命を背負ったジャンル
これの対策としては、

Ⅰ地の文で誰が喋ってるかを補足 
 デメリットは文量が嵩み、テンポが重くなること
 だが逆に言えば、テンポを重くしたり、リズムを変調したいときはわざと使うのもアリ

Ⅱ舞台演劇脚本みたいに、誰が誰に喋ってるかをわかりやすくするために相手の名前を呼ぶ
 Ⅰよりテンポは良くなるが、小説の台詞でこれが連発だとうざく見えるので、多用は出来ない

Ⅲミクロな構成を工夫
 話しの流れによって、誰が喋ってるかを自然に把握できるようにする
 もっとも理想的なのはこのやり方だが、これに拘るあまり、文量が無駄にかさんでしまったりすると本末転倒
 あくまで文量コストパフォーマンスに気を配りつつやること

Ⅳキャラの一人称や口調を差別化する(変えてしまう)
 一次創作、特に小説なら当たり前の可読性の向上手段であり、ユーザーフレンドリーの証し、キャラの差別化手段でもあるんだけど
 二次創作の宿命として、キャラの一人称や口調を変更するのは、
 それなりのお膳立てや筆力が必要になる上に、どうしても受け入れられない読者も一定数いる
 
なので基本はⅠ〜Ⅲを適材適所で使い分けていく
Ⅲをできるだけメインでやって、ⅠとⅡは出来るだけつかわない
ただし、Ⅲを重視しすぎて、文量を無駄に増やしたりするくらいなら、
迷わずⅠかⅡを使って、誰が喋ってるかを最小限の文量で把握しやすくしてから、Ⅲの流れにもどす



>作品全体のバランス

ストーリーの把握については、コンパクトでシンプルだから、誰でも理解できると思われる
で、ポイントは微妙な心理の起伏なんかがメインの見所になる作品なんで
例えば上記④みたいな部分のキャラの心理の動きなんかに、関わる部分はもっと明確に理解できるように書いちゃっていいとおもう
身もふたもなくストレートに表現しろというわけではなく、曖昧にしておくことで面白さを生まないようなところは
読者が見所である二人の心の動きを邪魔されず追えるよう、へんなとこで集中を妨げないようにしとくべし

>場面のボリューム
ボリュームってあればいいってもんじゃなくて
要求された完成度を満たせているならば、文量は少なければ少ないほどいい
問題は、要求される完成度ってどこなんだろうってことなんだけど
この作品の場合、不思議空間で酒飲みながら嘘ついてる吐いてないで痴話げんかして仲直りチュッチュ、っていうのだけを書く事に完成度が求められてるから
これ無駄にボリュームまして引き延ばしても、わりとしょーもない
もし、これでボリュームが足りないと思うなら、それは文量じゃなくて、中身にものたらなさを感じてるだけと思われる

なのでもしここを改善したいなら、文量をただ増やすんじゃ無くて、痴話げんかの内容を捻って見所化してみるとか
そういう方向性で考えたほうがいいはず


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板