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【お題で嫁を】お題で簡単にSSを作ってみようか【自慢するスレ】
183
:
名前が無い程度の能力
:2010/03/21(日) 03:54:09 ID:DbKClbFAO
>>182
続き物になりそうな予感だねぇ
さてさて、俺も一つ
「私の御柱が神隠しにあったァー!」
神奈子がこう叫ぶと同時に早苗は驚きながら彼女を見た
「早苗ッ!早苗ッ!私の御柱が…私の御柱がァー!」
「お、落ち着いてください!神奈子様!」
「誰かが盗んだんだ!誰かが盗んだんだァー!」
「あんな大きい物誰も盗みませんって!」
事は昼過ぎ。暇つぶしに諏訪子と弾幕ごっこをしようと御柱を探したら、いつもおいてある場所に無かったそうな
「絶対盗まれたのよ!あれは大切なのにぃ!」
神奈子はいつもにあらぬ狼狽え方で箪笥から何からひっくり返していた
「なんであんな大きな物を無くすんですか?第一盗みませんよ」
「盗まれてないなら神隠しにあったんだよ!神隠しに!私を妬んだから!」
「まぁ、物を無くすのは神隠しとは言えない事もないですけど」
「なんでぇ?なんでないのよぉ!」
瞳からぼろぼろと大粒の涙を溢しながら箪笥の最後の段を開けていた
「困りましたねぇ…。確かにあれがないと信仰に関わってきますし」
その反面早苗は半ば呆れ眼で、部屋の隅という隅を探していた
「どっかに置いたとかじゃないんですか?」
「そんなわけないじゃない!あんなに大切なもの!嫌だぁ…そんなの嫌だぁ…」
「大切なものならなんで大切にしないんですか」
「大切にしてたわよ!あの御柱は信仰する人の血や汗が含まれてるのよ!」
「それはわかりますけど」
「あれが無くなったら私は信仰してる人にどうやって顔向けしたらいいのよ!」
早苗はこの時、ただただ信仰を集めるだけに興味があるだけと思っていた神奈子が
こんなに信仰する人々を大切にしていたことに、少しだけ見直した
だが目の前にいるのは、其処らにいる少女と変わらぬ神様である
しかも神様の癖に自分の無くし物を神隠しで済まそうとしている
「おい。神奈子なにやってるんだい」
すると神奈子の部屋の入口から諏訪子が入ってきた
「もう待ちくたびれたよ私」
「その…私の御柱が…」
「アンタ今日の朝弾幕ごっこするから万全にするため外に干しておくっていってたじゃないか」
「!!」
「えっ…?神奈子…様…?」
「……あ…あはは」
「…何が神隠しですか…」
「そ、それじゃ弾幕ごっこしてくるわ」
「あ…こら神奈子様っ!!」
幽霊の正体見たり枯れ尾花とはよく言ったものである
<了>
レス一つで書くのは無理があるかしら…「消費お題:神隠し」
お題:珍味
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