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チラシの裏 3枚目
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「美希さん……あの…いきなり見たことのないモンスターが出ちゃいました…」
「逃げるしかないの!!」
気を失ったドリルをおぶり、美希は逃げる。
「あ、あわわわ…」
全速力でビビも逃げる。
「……う、あ… はっ!?」
ドリルが目を覚ます。
「ご、ごめん…!」
美希の腕から飛び降り、4人で走り出す。
激しく…脆く。橋が…崩れていく。
後戻りが利かなくなってしまった。
「確かこの前方は…」
駆け下りていくと…
「と、とまってください!!」
止まらざるを得ない。
…そこには、ぐるんぐるんと左右に揺れる錆び付いた鎌があったのだから。
だが、立ち止まったせいで…
「!!」
「ビビ!!」
アーモデュラハンに追いつかれた。
ビビを串刺しにしようと槍を振るうが…
美希は握ったビビの腕を振り上げ、後方に放り投げる。
ビビは着地。
戦闘が始まる。
アーモデュラハンはまず手始めに『サンダラ』を唱えた。
美希たちめがけ貫くような雷が降り注ぎ、辺りを雷撃の海に変える。
「う…!!」
高い魔力の生み出す威力は大きい。
「このっ…!」
美希は怯まず、縦に回転しアーモデュラハンの馬車を斬りあげる『ヴォルテックス』で攻撃。
「この魔力に対抗しないと…!」
ビビは魔力を『溜める』。
「こんな所で負けてられません!!」
やよいはフォークでアーモデュラハンの馬車を一突き。
しかしアーモデュラハンも黙ってはいない。
「…え!?」
盾を掲げたと思ったら、何と4人の足元に闇が出現…
「クカカカカカカカカ」
鎌を振り下ろした。
美希に…すり抜ける。
ビビに…すり抜ける。
やよいに…すり抜ける。
ドリルは…
「………!!」
すり抜ける。しかし…
何かを取られた。ぐわりと喉元から心臓部までをすり抜けながら刈り取られ…
突如として倒れる。
「……!!!」
全体に対し、ある種の生物的条件により死を与える『デス』の特殊版のようだ。
専門的には『レベル5デス』と区別される。
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