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チラシの裏 3枚目

99俺的アレンジの入ったロックマンX4 4話後半:2009/04/09(木) 01:29:26
「………まだか、ゼロは。」
「見損なったぞ、カーネル!」

ホールの上部入り口から、ステージ中央のカーネルに呼びかけるはゼロ。
有無を言わさずカーネルに切りかかる。

「今からでも遅くない!クーデターを中止しろ!」
だがカーネル相手には流石に本気にはなれない。

「…断る。」
「そうか…!」

その言葉を合図にカーネルに向かい斬りかかる。
思えば、カーネルがスカイラグーン事件のときに大人しく武器を捨てていれば今頃は…。

自らが斬り捨てたスパイダス。
そしてあの日あの場に倒れていた傷だらけのアイリスの姿。
それを思うとセイバーを握る手にも力が篭る。

「ぬ…!」
「ぐう……!」

レプリフォース最強とイレギュラーハンター最強である両者の力は伯仲…。
交わる二本の剣が悲鳴を上げる。

その時である。
「やめて!!兄さんやめて、ゼロは私の命を助けてくれたのよ!」

兄と、仲間。二人ともアイリスに割り入られては戦いを続けることはできない。
「ここは引こう。だが…次は容赦しない!」
カーネルは去り、ゼロもそれを追うことはしなかった。

「ゼロもお願い!兄さんと戦わないで!二人が戦えば、どちらかが…!」

だが…勿論それをゼロは最早聞くつもりはない。
「…だが。誰かがレプリフォースを止めなければならない。止めなければ行けないんだ。」

ホールの外に向かい、ゼロは歩いていった。…たった一人で。




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