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チラシの裏 3枚目
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「………まだか、ゼロは。」
「見損なったぞ、カーネル!」
ホールの上部入り口から、ステージ中央のカーネルに呼びかけるはゼロ。
有無を言わさずカーネルに切りかかる。
「今からでも遅くない!クーデターを中止しろ!」
だがカーネル相手には流石に本気にはなれない。
「…断る。」
「そうか…!」
その言葉を合図にカーネルに向かい斬りかかる。
思えば、カーネルがスカイラグーン事件のときに大人しく武器を捨てていれば今頃は…。
自らが斬り捨てたスパイダス。
そしてあの日あの場に倒れていた傷だらけのアイリスの姿。
それを思うとセイバーを握る手にも力が篭る。
「ぬ…!」
「ぐう……!」
レプリフォース最強とイレギュラーハンター最強である両者の力は伯仲…。
交わる二本の剣が悲鳴を上げる。
その時である。
「やめて!!兄さんやめて、ゼロは私の命を助けてくれたのよ!」
兄と、仲間。二人ともアイリスに割り入られては戦いを続けることはできない。
「ここは引こう。だが…次は容赦しない!」
カーネルは去り、ゼロもそれを追うことはしなかった。
「ゼロもお願い!兄さんと戦わないで!二人が戦えば、どちらかが…!」
だが…勿論それをゼロは最早聞くつもりはない。
「…だが。誰かがレプリフォースを止めなければならない。止めなければ行けないんだ。」
ホールの外に向かい、ゼロは歩いていった。…たった一人で。
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