レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
チラシの裏 3枚目
-
目の前に…崖の先の、空中に突然何者かが現れた。
エプロン姿にフライパンを持った、
髪を後ろで纏めた茶髪の女性。
「……何なの、このオバサン…」
ドリルを庇うように前に立つ。これまでに何度か強者とは戦っている。
例え地に脚をつけていたとしても、只者でないことは一目瞭然。
纏う空気が違う。
「いやどう見ても私16歳だから。」
「ねぇゆっきー。
あなた、自分に力がないと悲観してない?
強くなりたいと、力が欲しいと…」
ドリルへの言葉だった。
「…はい
ひとつ、お尋ね致します」
「…」
「…あなたは、人間ではありませんね
世に名高き召喚獣…『雷帝マイ』では…?」
そう言うと…
強烈な光と共に、マイは姿を変えた。
ひらひらとした衣装を身に纏った、雷帝の姿に。
「いかにも」
「…力が欲しいなら、私のレッスンを勝ち抜いてみせることね」
「如何なる内容ですか」
その目に迷いはない。
「今から、ピナックルロックスの各地に私の分身を置いておくわ
5人それぞれに会うと物語を聞くことが出来ている。
ただし1つはニセモノ
正しい4つを選び、繋げて私に聞かせなさい」
そう言うと、雷帝マイは姿を消した。
「いい? 1つは偽りだからね」
ピナックルロックスを駆ける。
ザグナルなどのモンスターと戦いながら、あちこちを探し回る。
…つもりだったが。
「センパーーーーーイ!」
「ゆきほセンパーーーーイ!」
「こっちでーーーーーす!」
「はやくーーーーー!!」
マイの分身は声が大きい。
自分から存在を主張してきた。
というより…ドリルがよく笛で呼びつけているあのモーグリだった。
ドリルは気絶寸前。
だが召喚魔法を手に入れるため…
必死で、分身したモーグリのアイ達の話を聞く。
「それじゃー話しますね!」
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板