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チラシの裏 3枚目

967im@s fantasy9 第二章 第三十話 2/2:2009/12/11(金) 03:33:39 ID:NDy/TuCA0
「うぉおおおおおおおお!!何でボク達が
 アレクサンドリア兵に追われなきゃならないんだあああ!!」
「それはこっちの台詞!
 伊織ちゃん助けるつもりが何で協力した隊長さんのせいで捕まることに…」
「リンドブルム公の命令とは言えお前達はれっきとしたアレクサンドリアの犯罪者なんだよ!
 ボクは何もしてないいいいい!!」

女兵達から追われ、塔を駆け登るは脱走者・真。
アレクサンドリアに着いたものの、ののとワーに捕まり空中独房に閉じ込められていたのだ。

「…わ!?」
抜け出したところで光の玉が飛来。
「ひゃ…?」
「きゃ!」
「うわあ!」
美希、あずさ、ビビの3人が現れる。

「美希ちゃん!」
「美希!?」

「まこっさん!」

「…お前達、どうしてここにいる!さては…」
「言ってる場合じゃないの!! ここはアレクサンドリア城だよね!?」
「え?ああ…そうだけど」
「早くしないと…!急がないとならないの!」

「美希ちゃん、一体何があったの?」
「どうしてうさちゃんがいるのか解らないけど…とにかく!この城中をくまなく探さなきゃ…
 ドリルが殺されちゃうんだよ!」


「!? 雪歩様が…? ば、バカな…そんなことが」
掴み掛かる。
「この目を見ても嘘だって思う!?
 早くして!!『雪歩王女』が死んじゃってもいいの!」
「でも……誰にだよ」
「時間がないの!早く!」


真の手を取り、美希は走り出す。
「いたぞ!!脱走者の真隊長だ!」
十字通路。うさちゃんは通路を走ってくる兵士達を鉄格子で塞ぐ。

「それじゃ!美希ちゃん、
 ボクは伊織ちゃんを助けに行って来るから!」
「え?えー…うん!ありがとう!」
走り出す。
「一体あれから何があったんだ…?」
「脱走者ってことは捕まってたんだよね 何か解らない?」
「何が…」

城内を探索しながらあれこれと探す。
「ドリルの言ってたことはホントだったってこと。…千早将軍とも二度戦ったよ」
「千早と!?生きて帰れるわけが…」
「でも倒してもいないよ 見逃したんだと思う…今の所2回も負けてるの。何か方法ない?」

城の上層部に潜入。
「千早を倒す方法?」
「うん」

「それなら任せろよ!ボク千早を倒したことがあるんだから!…昔」
「!? …でも昔だよね」


「けど千早のことは大体解ってる。倒す方法もおおよそ見当がつくよ …道具を使うんだ」
「この中にある道具で何とかなる?」
戦闘用にはおおよそ使えないものばかりが入った道具を見せる。

「……これだな!これがあれば倒せるはずだ」
取り出したものは。




それから10分後。地下室にて、眠り続けるドリルの体の左右でへたりこむののとワー。

「ふう、召喚獣取り出しは疲れたデスよ」
「長い長い…どれだけ召喚獣を持ってたですカ」
「でもこれで、全部終了。 陛下の喜ぶ顔が待ち遠しいデスよー」
「…ののー、誰か来たですヨ?」
「デス?」


「ドリルーーーーーーーーーー!」
「雪歩さまああああ!」
「雪歩お姉ちゃん!」

地下の螺旋階段の下…秘密の部屋に、彼らは到達した。
「誰デス(です)かー(カー)!?」




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