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チラシの裏 3枚目
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激痛とともにバランスを崩し階段から転げ落ちたところを黒魔道士が焼き払う。
「ああ、ああああああああ………ああああああああああ!!!!」
のた打ち回り炭になる女性。
「……!!」
オーガニクスを振り回し二人を吹き飛ばす。
「おかーーさ…!!」
親を戦火の中探しに来た子供のあどけない顔を刃が貫通…目を伏せる。
「あなたたち…!!」
あずさは槍を投げて女兵の心臓を刺す。
「………わ、私たちは一体どうすれば…!」
上っていくとまた民間人の女性二人。
「わっほい」
「わっほい」
下からは黒魔道士。
「いたぞ!!」
上からはアレクサンドリア兵。
「右へ行って!!」
「はい!!」
つり橋を渡り向こうへ走っていく。
「……危ない!!」
「わっほい」
黒魔道士のファイラが橋を焼き切る。
「きゃああああああああああ!!」
一人は対岸に掴まったものの、もう一人は転落…
「ぎぇあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
落ちた先は…血まみれの兵士たちの群れ。
ぐしゃり、ずしゃり、ざくりという背後の音…
意識が途切れることすら許されずばらばらにされていったのだった。
「…あ、あああ…」
「楽になるがいい!」
女兵が剣を取り出し、女性の手の甲に刺す。
「やあああああああああああああああああああああああああ!!!」
「やめて!!」
美希は飛び出し、尻尾をぶら下がる橋の跡に引っ掛け、もう片方の手で女性の手をつかむ。
「よいしょっと…!」
持ち上げ、壁を連続で蹴り女兵を攻撃。
「上へ…上へ!!行かなくちゃ…!!」
こうして、逃げる人々を保護しながら敵を倒し、安全場所である聖堂へと向かったが…
助けられたのは結局女性一人と子供達だけ。ひとまずは聖堂へ連れて行く。
「さぁ、早く!!走って!」
入り口までは来た。だが
「わっほい」
「わっほい」
「わっほい」
聖堂を取り囲むように空から飛来してきたのは黒魔道士達。
「きゃあ!!」
前からも、右からも、下からの階段も黒魔道士。
魔法を放つと…
「わああああん!!!」
子供の体が一瞬にして焼かれ
「いやぁぁぁあ!!」
女性の体を氷がグサリと貫通
「ああああああああああああ…!!」
子供は放り投げられ、クレイラの空へとまっさかさま。
「………」
残った子供は一人。
このまま、誰も救えないのか…?
そう思われたとき。
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