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チラシの裏 3枚目

96俺的アレンジの入ったロックマンX4 3話前半:2009/04/09(木) 00:30:37
「やっと会えたか、エックス。
 ここではお前を更に覚醒させるフットパーツを授けよう」
いつものようにライト博士がエックスに遺したメッセージを再生する。

「それにしても、戦いがとうとうまた始まってしまったな…
 この戦いは、起こってはいけない戦いだ…早く終わらせるべきだ。」
……何かがおかしい。
ライト博士のホログラフィが…現状を知っている?
「………どうした、元気がなさそうじゃなエックス」

その時に気付いた。
「………ま、まさか!! …博士、博士ですか!!」
「…おお。やっと言葉を返してくれたか、エックス。」

初めて実現した、自分の生みの親との対話。
エックスはまずはその疑問を彼にぶつけた。
「…しかしどうして博士は俺の目の前に現れるように?」
「……うむ。それなんじゃがな」

博士は重い口を開いた。
「……お前は私の設置したカプセルをほとんど訪れてくれていたが…
 過去2箇所、お前が訪れなかったカプセルがあったのじゃ。
 アルマージの居た鉱山と…カウンターハンターのアジト、北極点じゃ」

…なんだってそんな所に。
「修行を積んだお前のためにと、厳しい条件を課した上で現れるよう細工をしておいたんじゃ。
 …じゃが。…居るものなんじゃな、それをこなす者がこの世にお前以外に。」
ライト博士の口から驚くべき言葉が。
「待ってください。それじゃあ…つまり、俺以外の誰かが修行を積みカプセルを開け…パーツを手に入れたと」
「いや違う…私がそのカプセルでお前に渡そうとしていたのは知識じゃ。
 私からお前に、ある技のヒントをな。…つまり、ワシの技を覚えた者が二人、世界のどこかにいるということになる。」

「二人…」
「だから私は、こうしてお前の顔を直接見てパーツを渡すことに決めたんじゃ。
 …お前とはそろそろ話をする頃と思っておったしな」
「……お会いできてよかった。」
「また、会えるじゃろ。この話はここまでじゃ…パーツを受け取るがよい」
エックスは新たな力を得て次のミッションへと進む。


「兵器製造はここでも行われていたか………。
 すまないな、バッファリオ。戦いは…まだ終わりそうもない」

極寒の中、自らが氷像となったバッファリオのスクラップを見上げて呟く。
そう、彼はレプリフォースが引き取り、こういう形で墓標としたのだった。
イエティ型レプリロイドの警備を強引に突破し、吹雪の森の中を進んでいく。
すぐに崩れる氷の橋を走り渡り…

たどり着いた場所は氷の洞窟。
「これは長丁場になりそうだな………」
レプリフォース基地の入り口を守る大きな一つ目のメカニロイドは氷を纏って攻撃してくる。
ツララを落としたり、氷を飛ばしてきたり、爪の形になり刺そうとしてきたり。

長い戦いの末それを撃破したエックスは、基地内へと入る。



基地の中は人工氷のバリケードで来訪者を阻んでいた。
懐かしきメットールなども蹴散らしつつ、切り崩し先へと進んでいく。

開けた通路に出たが…何かが怪しい。
「?」
ふと見るとそこには鳥型メカニロイドが飛来してきて…何かエネルギーを溜め始めている。
「まさか…!!!」

そのまさかだった。鳥は冷気を放ち、一瞬にして部屋を凍らせ、戦いづらい環境へと作り変えてしまうのだ。
とはいっても範囲は割りと狭く、一度に全てを凍らせることはできない。
鳥型メカニロイドを優先的に倒しながら先へと進んでいくと…

冷気から発せられた霧が床に溜まった開発室で待っていたのは以前出会ったレプリフォースのレプリロイドだった。
「…キバトドス。勝負だ」

「ヘッ、あのときのガキか!根性叩きなおしてやるぜぇ!!」
冷気を吐き、左右の拳を突き合わせ、自分のパワーをアピールする。



事件はレプリフォース関連のみでは決してない。
バイオ研究所でのイレギュラーの暴走鎮圧を担当したのはゼロだった。
「長い螺旋階段だな…」
「今日は月が綺麗って聞いたわ。」
「…それが、どうかしたか」
「そう言えば…ゼロも上のフロアまで行く気になるかなと思ったんだけど…ダメだったかな」

「…いや、意図があってのことなら俺は咎めん。進むぞ」
階段の上を転げ落ちてくるイレギュラー達、壁や天井を容赦なく破壊する、暴走した装置たち。

「床の下にイレギュラー反応が!」
外部通路で蛍型大型メカニロイドを切り捨てて、隣の棟へ。
同じことを繰り返し、巨大エレベーターで暴走する植物ユニットを破壊してバルコニーへ上がると…




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