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チラシの裏 3枚目

946im@s fantasy9 第二章 第二十三話 3/3:2009/12/01(火) 02:42:53 ID:ytoRB6A60
黒のワルツ3号との2度目の戦闘。


「…哀れなヤツだ…!!」
走り、3号に向かい剣撃を見舞う真。

「ヒギュ…!!ふぁイあ!!」
まだ戦闘能力は残っているようだ。

3号はファイアで真に反撃。
「う…」
「ぶリザど!」
続いて杖の先から放つブリザドでうさちゃんを攻撃。
「うあぁあ…!!」


「……ぶ、ブ……『ぶレいズ』!!」
杖に魔力を集中させるとその杖を地に突き刺す。
すると…

「うわ…!!」
強烈な冷気が放たれ……
真を氷漬けにしてしまう。


「ヒぎゅ……!」
そしてそのまま杖で氷漬けになった真を攻撃。
「…!!」

氷を粉砕すると同時に、真はそのまま倒れてしまう。
「真ちゃん!!」
うさちゃんは次にブレイズが来る前にと攻撃。
「ギュオ…」

そして、3号の懐から赤い杖を盗む。
「…かエセ…!!」
杖で殴りかかってくるが、うさちゃんは防御。

「はぁぁああああ!!」
ドリルは手にしていたラケットで魔力を飛ばし、3号の動きを止める。
「グォオオオオオオオ!!!」


「今だ!!」
そこにうさちゃんは3号が持っていた杖を盗むことに成功。


「これを!!中にどんな魔法が込められているか解らないけど!」
修復しなければ十分な威力が出せそうにない杖でなく、
赤い杖を渡す。


「ううん!その杖のことは城の文献に載っていました!」
赤い杖を手にしたドリルは…

「『ファイラ』!!」
杖を3号へ向ける。


「ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
3号の周囲に炎の嵐が吹き荒れ…
「オオオオオオオオ……オうジょ……だッかン…お…う…じョ…ニン…む……」
灼熱の火の中へと溶かしていったのだった。




「……どうして、そんなにまでして…」
「…ブルメシアを襲ったの、こんな感じの風貌の魔道士だったって聞くよ」

「一体どんなヤツがブルメシアを襲ったっていうんだ…!!」
「…本気で言ってるの!?」
「どういう意味だよ!」


「…やめて。…もう、解ってる。…解ってるから」



そして一行は列車の中へ。
うさちゃんは言葉を切り出す。
「……アレクサンドリアがブルメシアに侵攻していたこと、知ってたんだね」
「うん。…真ちゃんとは違うもん」


「…何だか、変わったね姫様」
「…それは私がかな?それとも…言葉遣い?」
「色々かなー」

「…そう。」
「変わったといえば、私少しは強くなったでしょ?
 もう戦いでも足手まといにはならないから…白金の針、私にも探させて?
 トレノに一緒に行こうよ!!」

「…仕方ないですね。」


そして3人は分岐でダリの反対側を選び…眠らない都、トレノへ。




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