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チラシの裏 3枚目

938im@s fantasy9 第一章 第二十一話 2/4:2009/11/30(月) 02:01:32 ID:3aOh9EfA0
体を切断されたもの、体を焼かれたもの、氷の塊で頭を潰されたもの、
全身を雷で内部からボロボロにされたもの…
様々な死体が存在する。

「…女兵の姿が見えないね」
「不謹慎な言葉は慎みなさい、美希ちゃん。」
「そうじゃないよ。
 …見てきたけど、アレクサンドリアは大多数が女性兵で構成された珍しい国だよ
 一般兵が全くいないなんて、何かおかしいよ」

黒魔道士が彼女らを察知しそこかしこから現れる。
「わっほ」
「サンダー!!」
先手を打ち、広範囲化したサンダーで黒魔道士を倒すビビ。

「きへへへへへ…!!」
トカゲのような亜人盗賊・マジックヴァイスも現れる。

「…盗賊!?この事態の中、盗みを働こうというの」
「違うよあずさ…これはアレクサンドリアが雇ってるんだよ!
 ダリに似たようなモンスターがいたよ」
ポーションを盗もうとするマジックヴァイスをオーガニクスで一撃。

「ギュルルルル」
続いて現れるのは大きなトカゲのモンスター、『バジリスク』
「アレクサンドリアが放ったものね…」

敵を見据えたときには、すでにあずさの足元は変化していた。
「!?」
「石化だよ!! …早く倒さないと!」
バジリスク自体を倒さなければ術は解けない。
ビビがブリザドを唱え、バジリスクを倒す。


「…一通り倒したけど…まだまだいるよ」

「大人しくアイテムを置いていきな…」
民家の窓から。
「ブルメシア兵にも活きのいいのがいたもんだ」
路地裏から。
「アレクサンドリアの裏切り者がこんなところにいるとはね」
噴水の影から。

マジックヴァイスたちが現れ、黒魔道士を呼び寄せ美希たちの周囲を取り囲む。
「…ビビの魔法でも全員は倒せないね…」
「俺達は魔法を封じるために雇われたのさ やっちまえ!!」

マジックヴァイスが魔法を唱えると、ビビの頭上に巨大なハンマーが。
「逃げてビビちゃん!」
「わ…」
ハンマーから逃げるが…
もう一つ現れたハンマーがビビに当たる。
「……う…」
痛くはないが…魔力を吸い取られる。

「『マジックハンマー』! あれに当たると魔力を吸われるよ、『とんずら』するよ!!」
美希は爆薬を撒き散らし、強行突破。
民家の中へ進む。


「あ。宝箱!」
しかし…
「ケタケタケタケタ!!」
宝箱が突然、ガバッと口を開け襲ってきた。
「ミミック…アレクサンドリアは略奪した上にこんなものを!」
ミミックの口に槍を突き刺し、窓から投げ捨てて撃退。




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